JP4199752B2 - 移動通信網の重複位置エリア区分方法 - Google Patents

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Description

本発明は移動通信網のネットワークプランニング(network planning)方法に関し、特に移動通信網の重複位置エリア(overlapping location area)区分方法に関する。
マルチセル(multi-cell)移動通信網において、例えばGSMシステムはそれぞれのセルはその内部の基地局の信号カバー範囲を表す。移動ユニットはセル間を移動する。1つまたは複数のセルが位置エリア(location area)を形成する。位置エリア内のそれぞれのセルには位置エリアコード(location area code:LAC)が付与される。網はそれぞれの移動ユニット(例えば携帯電話)にレジスタを提供し、現在いる位置エリアの位置エリアコードを記録する。移動ユニットがある位置エリアから他の位置エリアに移動したとき、位置更新(location update)を行い、新しい位置エリアの位置エリアコードに更新される。その他、ある移動ユニットを呼出すとき(例えば電話を掛ける)、網はその移動ユニットが最後に更新した位置エリアコードに基づき、対応する位置エリア内のすべての移動ユニットに対してページング(paging)を行う。各移動ユニットの現在の位置エリアを記録することによって、網はある移動ユニットを呼出すとき、網のすべての移動ユニットに対してページングを行う必要はない。
しかし、ある状況の下では、網の位置更新負荷が重くなり過ぎ、網の機能が損失を受ける。例えば、移動ユニットが二つの位置エリア間を往復移動する場合、多くの不必要な位置更新動作がなされる。この種の現象はピンポン効果と呼ばれ、大幅に位置更新負荷が重くなる。
そこで、網の位置更新負荷を軽くするための重複位置エリアアーキテクチャが案出された。このアーキテクチャにおいて、1つのセルは同時に二つまたはそれ以上の位置エリアに帰属することができる。それぞれのセルは図1に示すように、対応する位置エリアコード表(LAC list)を有する。位置エリアコード表内の第1の項は登録エリアコード(registration area code:RAC)と呼ばれ、その他の項は重複位置エリアコード(overlapping location code:OLAC)と呼ばれる。移動ユニットがあるセルに移動したとき、もし移動ユニットの現在有する位置エリアコードとそのセルの位置エリアコード表中の任意位置エリアコード(登録エリアコードであれ、重複位置エリアコードであれ)とが同一である場合、位置更新を行う必要はない。そうでない場合、移動ユニットは位置更新を行い、その位置エリアコードは前述のセルの位置エリアコード表中の登録エリアコードに変更される。
重複位置エリアコードを一セルの位置エリアコード表に加えるとき、セル内のそれぞれ個別の位置エリアコードを有する移動ユニットの分布状況(本明細書においては位置エリアコード分布(LAC distribution)と呼ばれる)は変更される。さらに、前述のセルに移動するすべての移動ユニットが位置更新を行うわけではないので、前述のセルの位置更新負荷も変更される。図2、3はそれぞれ重複位置エリアコードを位置エリアコード表に加える前および加えた後の状態を示す模式図である。図2中の太線は位置エリア1と位置エリア2の境界を表し、セルiとセルjはそれぞれ位置エリア1と位置エリア2に属する。セルi中のすべての移動ユニットは位置エリアコード1を有し、セルj中のすべての移動ユニットは位置エリアコード2を有する。セルiの位置更新負荷は移動ユニットがセルjからセルiに移動する回数によって決定される。しかし、位置エリアコード2がセルiに加わった後、位置エリア2の境界は位置エリア1と重複する(図3中の破線)。セルi中の移動ユニットは恐らく位置エリアコード1または位置エリアコード2を有するので、セルiの位置エリアコード分布も変更される。このとき、セルjからセルiに移動するすべての移動ユニットが位置更新を行うわけではないので、セルiの位置変更負荷も変更される。
この種の重複位置エリアアーキテクチャは網の位置更新負荷を低減できるが、ページング負荷が増加してしまい、網全体の負荷が低減されるとは限らない。
本発明の目的は、移動通信網の重複位置エリア区分方法を提供することにあり、好適な重複位置エリア区分を提供することにより、網の性能を高める。
本発明の第2の目的は、移動通信網中のセルの位置エリアコード表を決定する方法を提供することにあり、それによって網の位置更新負荷を低減し、網をページング負荷限度(paging load limit)以下に維持する。
本発明の第3の目的は、重複位置エリアを有する移動通信網中における、セルの位置エリアコード分布を予測する方法を提供することにあり、それによってセルの位置エリアコード分布をシステム的に正確に予測する。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明は、移動通信網における第1のセルの一位置エリアコード(LAC)表を決定する方法であって、第1のセルの少なくとも一つの可能な位置エリアコード演算を探索するステップと、それぞれの位置エリアコード演算の対応する個々の利得を決定するステップと、個々の利得に基づき、その中の一位置エリアコード演算を選出するステップと、選出した位置エリアコード演算に基づき、位置エリアコード表を調整するステップとを含むことを特徴とする方法である。
請求項2の発明は、探索するステップの前に、網区分アルゴリズムを前記移動通信網に適用するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法である。
請求項3の発明は、位置エリアコード演算は、増加演算、置換演算、交換演算または除去演算であることを特徴とする請求項1記載の方法である。
請求項4の発明は、位置エリアコード演算は、位置エリアコード表の可能な一配列に基づいて探索されることを特徴とする請求項1記載の方法である。
請求項5の発明は、個々の利得は移動通信網の少なくとも第1の部分に対応しており、個々の利得は第1の部分が第1のセルに対して行う対応位置エリアコード演算の前と後の位置更新(location update)負荷の比較によって決定されることを特徴とする請求項1記載の方法である。
請求項6の発明は、調整するステップの後に、移動通信網の少なくとも第2の部分がページング過負荷(paging-overloaded)ではないか判断するステップと、第2の部分がページング過負荷の場合、位置エリアコード表を調整前の状態に回復するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法である。
請求項7の発明は、第1のセルのページング負荷は、位置エリアコード表のそれぞれの位置エリアコードの総ページング量に基づいて推定され、それぞれの位置エリアコードの総ページング量は、位置エリアコードを有する一位置エリア内のそれぞれのセルが提供する位置エリアコードの一位置エリアコード寄与量に基づいて生成されることを特徴とする請求項1記載の方法である。
請求項8の発明は、移動通信網における第1のセルの一位置エリア分布(LAC distribution)を予測する方法であって、(a)第1のセルの一近隣のセルから第1のセルへの信号移動量および近隣のセルの一初期位置エリアコード分布に基づき、近隣のセルが第1のセルのそれぞれの位置エリアコードに対して提供する個々の寄与量を決定するステップと、(b)第1のセルのその他の近隣のセルそれぞれに対してステップ(a)を繰り返すステップと、(c)第1のセルの近隣のセルが提供する個々の寄与量に基づき、第1のセルの位置エリアコード分布を予測するステップとを含むことを特徴とする方法である。
請求項9の発明は、ステップ(a)は、近隣のセルの一位置エリアコードも第1のセルに付与されている場合、近隣のセルが第1のセルの位置エリアコードに対して提供する個々の寄与量は、近隣のセルから第1のセルへの信号移動量と位置エリアコードの初期エリアコード分布における分布値との積を含むことと、近隣のセルの一位置エリアコードが第1のセルに付与されていない場合、近隣のセルが第1のセルの予め設けられた一位置エリアコードに対して提供する個々の寄与量は、近隣のセルから第1のセルへの信号移動量と位置エリアコードの初期エリアコード分布における一分布値との積を含むこととをさらに含むことを特徴とする請求項8記載の方法である。
請求項10の発明は、ステップ(c)において、第1のセルの位置エリアコード分布において、一位置エリアコードの一分布値は近隣のセルが位置エリアコードに対して提供する個々の寄与量の総和によって決定されることを特徴とする請求項8記載の方法である。
請求項11の発明は、(d)ステップ(c)で予測した第1のセルの位置エリアコード分布に基づき、それぞれの近隣のセルに対してステップ(a)から(c)を繰り返し、それぞれの近隣のセルの一更新位置エリアコード分布を予測するステップと、(e)それぞれの近隣のセルの更新位置エリアコード分布に基づき、第1のセルに対してステップ(a)から(c)を繰り返し、第1のセルの一更新位置エリアコード分布を予測するステップと、(f)第1のセルと近隣のセルの位置エリアコード分布が安定状態になるまでステップ(d)と(e)とを繰り返すステップとをさらに含むことを特徴とする請求項8記載の方法である。
請求項12の発明は、移動通信網の重複位置エリア(overlapping location area)区分方法であって、請求項1の方法を含み、請求項1の方法は移動通信網のそれぞれのセルに適用されることを特徴とする方法である。
網内のそれぞれのセルの少なくとも一つの可能な位置エリアコード演算を探索するステップと、それぞれの位置エリアコード演算の個々の利得を決定するステップと、個々の利得に基づき、その中の一位置エリアコード演算を選出するステップと、選出した位置エリアコード演算に基づき、位置エリアコード表を調整するステップとを含む移動通信網の重複位置エリア区分方法によって好適な重複位置区分を行い、網の性能を高めることができた。
本発明の一実施形態によると、移動通信網中の位置エリアコードを決定する方法は次のステップを含む。一セルの少なくとも一つの可能な位置エリアコード演算を探索するステップ。それぞれの位置エリアコード演算の個々の利得を決定するステップ。前述の個々の利得に基づき、その中の一位置エリアコード演算を選出するステップ。選出した位置エリアコード演算に基づき、前述のセルの位置エリアコード表を調整するステップ。
本発明のもう1つの実施形態によると、移動通信網の重複位置エリア区分方法は、前述の網のセルの位置エリアコード表を決定する方法を網のそれぞれのセルに適用することである。
本発明のさらにもう1つの実施形態によると、セルの位置エリアコード分布を予測する方法は次のステップを含む。(a)一セルの一近隣のセルから前述のセルへの信号移動量および前述の近隣のセルの初期位置エリアコード分布に基づき、前述の近隣のセルが前述のセルのそれぞれの位置エリアコードに対して提供する個々の寄与量を決定するステップと、(b)前述のセルのその他の近隣のセルそれぞれに対してステップ(a)を繰り返すステップと、(c)前述のセルの近隣のセルが提供する個々の寄与量に基づき、前述のセルの位置エリアコード分布を予測するステップ。
位置エリアという用語はGSM網において使用される。その他の異なる移動通信網においては、ページングエリア(paging area)、ルーティングエリア(routing area)または登録エリア(registration area)などの語が使用される。例えばルーティングエリアは通常GPRS網において使用される。これらの用語は異なるが、本技術領域に熟知する者であれば実質的に同一の意味であることは理解されている。移動ユニットが位置エリア(またはルーティングエリア、登録エリア)の境界を越えたとき、更新動作が必要であり、ページングを行うとき、同一位置エリア(またはルーティングエリア、登録エリア)のすべての移動ユニットが対象となる。同様に、位置エリアコードという用語もGSM網で使用され、本技術領域に熟知するものであればその他の移動通信網で使用される類似用語と同一であることは理解されている。本明細書においてはGSM網を例に説明を行うが、本発明の範囲はこれに限らない。
図4は本発明の一実施形態に基づき、移動通信網の重複位置エリア区分方法の流れ図を示す。本実施形態においては移動通信網はGSM網であり、重複位置エリア区分は網中のそれぞれのセルの位置エリアコード表を決定することである。この位置エリアコード表は少なくとも一つの登録エリアコード(RAC)を含み、さらに、恐らく一つまたは複数の重複位置エリアコード(OLAC)を含む。図4の流れ図はそれぞれのセル(例えばセルi)に対して下記のステップを行う。
ステップ21:セルiのすべての可能な位置エリアコード演算(LAC labeling operation)を探索する。
ステップ22:それぞれの位置エリアコード演算の個々の利得を決定する。
ステップ23:個々の利得に基づき、その中の一位置エリアコード演算を選出する。
ステップ24:選出した位置エリアコード演算に基づき、セルiの位置エリアコード表を調整する。
ステップ25:第2の部分はページング過負荷(paging-overloaded)ではないかを判断し、過負荷であればステップ21に戻り、過負荷でなければステップ26を行う。
ステップ26:セルiの位置エリアコード表を調整前の状態に回復する。
ステップ21において、可能な位置エリア演算は四種類あり、増加(Add)演算、置換(Replace)演算、交換(Swap)演算および除去(Remove)演算である。これらの演算は表1のように位置エリアコード表の調整に使用される。増加演算は一重複位置エリアコードを位置エリアコード表に加え、除去演算は位置エリアコード表内の一重複位置エリアコードを除去する。置換演算は位置エリアコード表内の本来の登録エリアコードを任意の一近隣のセルの登録エリアコードに置換する。交換演算は位置エリアコード表内の本来の登録エリアコードを任意の一近隣のセルの登録エリアコードに置換する以外に本来の登録エリアコードを重複位置エリアコードに転換し、位置エリアコード表内に残す。置換演算と交換演算は主に位置エリアコード表の登録エリアコードの改正に使用される。
Figure 0004199752
セルiおよびその他すべての近隣のセルの現在の位置エリアコード表に基づき、可能な位置エリアコード演算を探し出すことができる。任意の一近隣のセルの位置エリアコード表中の任意の一位置エリアコード(RACおよびOLACを含む)はセルiの位置エリアコード表中になければ、セルiの位置エリアコード表に加わる資格を得る。セルiの位置エリアコード表中のそれぞれのOLACは除去できる。任意の一近隣のセルの登録エリアコードは仮にセルiの登録エリアコードと異なれば、交換または置換の資格を得る。前述の方式によって、ステップ21はセルiのすべての可能な位置エリアコード演算を探し出すことができる。
その他の実施形態において、ステップ21はセルiの位置エリアコード表の任意の可能な配列に基づいて、可能な位置エリアコード演算を探し出すことができる。即ち、それぞれの可能な配列にとって、一つの対応する位置エリアコード演算があれば位置エリアコード表を前述の可能な配列に調整できる。任意の一可能な配列中の位置エリアコード(RACおよびOLACを含む)はセルiおよびすべての近隣のセルの現在の位置エリアコード表から選出される。
セルiのすべての可能な位置エリアコード演算を探し出した後、ステップ22を行い、それぞれの位置エリアコード演算の個々の利得を決定する。この個々の利得はセルiに対して行う対応する位置エリアコード演算の利得を表す。異なる演算は異なる利得値を生成することができる。図4の実施形態において、網の特定部分(第1の部分と呼ぶ)がセルiに対して行う一位置エリアコード演算の前と後の位置更新負荷の比較によって位置エリアコード演算の対応する利得値が決定される。第1の部分の範囲(セルiを含むことができる)は網の実際の状況に基づいて調整される。その他の実施形態においては、網全体がセルiに対して行う位置エリアコード演算の前と後の位置更新負荷の比較によって位置エリアコード演算の対応する利得値が決定される。
第1の部分の位置更新負荷は第1の部分内のそれぞれのセルの個々の位置更新負荷の総和によって計算される。あるセルの位置更新負荷を計算する場合、そのセルと近隣のセルとの間の信号移動量およびそのセルと近隣のセルの現在の位置エリアコード分布に基づく。あるセルから近隣のセルの信号移動とは移動ユニットが前述のセルから近隣のセルへ移動することまたは移動ユニットと網との間の連結が前述のセルを経由することから近隣のセルを経由することに変更することを指す。図5はセルiに対して一位置エリアコード演算を行う前の状態を示し、セルiとその近隣のセルj、k、l、mの位置エリアコード分布を示す。図において、S(j、i)はセルjからセルiへの信号移動量を表し、{0.6/1、0.3/2、0.1/3}はセルjの位置エリアコード分布を表す。その中で、0.6/1はセルj内の移動ユニットが位置エリアコード1を持つ確率を表し、0.6は位置エリアコード1の分布値と呼ばれる。セルjからセルiへの位置更新量はS(j、i)×P(j、i)と表され、その中で、P(j、i)はセルjからセルiへの信号移動量中に発生する位置更新の確率である。セルjおよびセルiの位置エリア分布に基づき、P(j、i)の値0.7が算出され、セルjの位置エリアコード分布中における、位置エリアコード1の分布値0.6と位置エリアコード3の分布値0.1との和によって得られる。これはセルjからセルiの信号移動量中において、70%の割合で位置更新が発生することを表す。その他の近隣のセルからセルiの移動更新量もまた上述の方式によって求められる。次に、すべての近隣のセルのセルiへの位置更新量を総和すると、セルiの位置更新負荷(B(i)と表す)を求め出すことができる。最後に、第1の部分内のそれぞれのセルの位置更新負荷を総和すると、第1の部分の総位置更新負荷(Bと表す)を算出することができる。
前述のように、一セルに対して一位置エリアコード演算を行うと、セルの位置コード分布が変更され、その近隣のセルの位置エリアコード分布もまた変更される。前述のセルの新しい位置エリアコード分布を予測する方法は後ほど詳しく述べる。図6はセルiに対して一位置エリアコード演算(即ち重複位置エリアコード1をセルiに加える)の後のセルiとその近隣のセルの位置エリアコード分布を表す。セルiとその近隣のセルの位置エリアコード分布はすでに変更(セルiとその近隣のセルとの間の信号移動量は変わっていない)されているので、図6に示すように、セルiの位置更新負荷は前述の方式による計算をもう一度行う必要がある。そのため、セルiの新しい位置更新負荷(A(i)と表す)はすべての近隣のセルのセルiへの新しい位置更新量の和である。同様に、第1の部分内のそれぞれのセルの新しい位置更新負荷を総和すると、第1の部分の新しい位置更新負荷(Aと表す)を算出することができる。
それによって、B−Aの計算によって、図6の位置エリアコード演算の対応する利得を求め出すことができ、即ちそれがセルiに対して前述の位置エリアコード演算を行った後の第1の部分の位置更新負荷の減少量となる。
ステップ22によってセルiのそれぞれの可能な位置エリアコード演算の個々の利得が決定された後、ステップ23によってその中の最大の演算を選出し、ステップ24によって選出された演算を行い、セルiの位置エリアコード表を調整する。その他の実施形態において、ステップ23は予め設定された臨界値より大きい演算を選出する。これは利得値が低い(例えばマイナス値)演算が選出されないことを表す。
しかし、位置エリアコード表の調整は網のページング過負荷を引起してはならない。そのため、ステップ25によって網の特定部分(第2の部分と呼ぶ)がページング過負荷でないかの検査を行う。一実施形態において、第2の部分は前述の第1の部分に対応している。その他の実施形態において、ステップ25は網全体がページング過負荷でないかを検査する。もし第2の部分(または網全体)内のどこかのセルまたは位置エリアでページング過負荷(即ちページング負荷限度を超過)が発生した場合、第2の部分(または網全体)はページング負荷であると認定される。次に、もし第2の部分(または網全体)がページング過負荷である場合、ステップ24で行った調整が不適当であることを示し、ステップ26によってセルiの位置エリアコード表をステップ24を行う前の状態(即ち調整前の状態)に回復する。もし第2の部分(または網全体)がページング過負荷でない場合、ステップ21に戻り、継続して次の調整を行う。この工程は繰り返し行われ、選出できる合格位置エリアコードがなくなるまで行われる。
注意すべきことは、一セルが提供するページング寄与量であり、それは一定時間内において、そのセル内の移動ユニットによって引起されるページング回数を指す。このページング寄与量は前述のセルの位置エリアコード分布に基づき、複数の位置エリアコードページング寄与量に分割できる。図4はセルiのそれぞれの位置エリアコードページング寄与量の計算を示す図である。図中、セルiの位置エリアコード分布は{0.6/1、0.3/2、0.1/3}であり、セルi内の60%の移動ユニットが位置エリアコード1を有し、30%の移動ユニットが位置エリアコード2を有し、10%の移動ユニットが位置エリアコード3を有することを指す。そのため、もしセルiが提供するページング寄与量を100とすると、位置エリアコード1、2、3の位置エリアコードページング寄与量はそれぞれ60(即ち100×0.6)、30(即ち100×0.3)、10(即ち100×0.1)である。これによって、一セルのページング負荷を推定できる。前述のセルのそれぞれの位置エリアコードにとって、その位置エリアコードを有する位置エリア内のそれぞれのセルが提供する位置エリアコードページング寄与量を総和することによって、その位置エリアコードの総ページング量を求め出すことができる。次に、前述のセルのそれぞれの位置エリアコードの総ページング量を総和することによって、前述のセルのページング負荷が推定できる。例えば、図7において、セルiのページング負荷は位置エリアコード1、2および3の総ページング量の和である。
本発明の区分方法のその他の実施形態において、ステップ21の前にGSM網に対して網区分アルゴリズム(network partitioning algorithm)を行い、複数の非重複位置エリア(non-overlapping location area)を生成する。本実施形態においては網区分アルゴリズムによって先ずそれぞれの非重複位置エリアの登録エリアコードを決定し、その後、図4の工程を行い、重複エリアコードを加え(または除去)、優れた重複位置エリアを生成する。そのため、ステップ21において、増加演算および除去演算のみが考慮される。
適用可能な網区分アルゴリズムは、K‐L(Kernighan-Lin)アルゴリズム、欲張りアルゴリズム(greedy algorithm)、F‐M(Fiduccia-Mattheyses)アルゴリズム、遺伝的アルゴリズム(genetic algorithm)、シュミレーティッド・アニーリングアルゴリズム(simulated annealing algorithm)などであるが、これらに限らない。K‐Lアルゴリズムに関しては、“An Efficient Heuristic Procedure for Partitioning Graphs”(The Bell system technical journal,49(1):291-307,1970)を参照。欲張りアルゴリズムに関しては、“Introduction to Algorithms: A Creative Approach, chapter 7”(pp.210.about.pp.211,Addison-Wesley Publishing Company,1989)を参照。F‐Mアルゴリズムに関しては、“A Linear-Time Heuristic for Improving Network Partitions”(Proc.of DAC,1982)を参照。遺伝的アルゴリズムに関しては、“A Genetic Algorithm For Optimizing Multiple Part Placement To Reduce Build Time”(Proceedings of the Fifth International Conference on Rapid Prototyping,Dayton,Ohio,June 1994)を参照。シュミレーティッド・アニーリングアルゴリズムに関しては、“Location Area Planning in Cellular Networks Using Simulated Annealing”(Proceedings of IEEE Infocom,The Conference on Computer Communications 2001,Anchorage,Ak.,Apr.22-26,2001)を参照。上述の文献は本明細書の参考文献とする。
上述のように、一セルに対して位置エリアコード演算を行った後、そのセルの新しい位置更新負荷の計算に便利なように、そのセルの位置エリアコード分布を再び推定する必要がある。図8は本発明の好適な実施形態による、セルの位置エリアコード分布の予測方法を示す流れ図である。本工程はセルiに対して位置エリアコード演算を行った後で行われる。図8に示すように、本工程は下記のステップを含む。
ステップ51:セルiの一近隣のセルからセルiへの信号移動量および前述の近隣のセルの初期位置エリアコード分布に基づき、近隣のセルがセルiのそれぞれの位置エリアコードに対して提供する個々の寄与量を決定するステップ。
ステップ52:その他の近隣のセルそれぞれに対してステップ51を繰り返すステップ。
ステップ53:近隣のセルが提供する個々の寄与量に基づき、セルiの位置エリアコード分布を予測するステップ。
ステップ54:ステップ53で予測したセルiの位置エリアコード分布に基づき、それぞれの近隣のセルに対してステップ51から53を繰り返し、それぞれの近隣のセルの更新位置エリアコード分布を予測するステップ。
ステップ55:それぞれの近隣のセルの更新位置エリアコード分布に基づき、セルiに対してステップ51から53を繰り返し、セルiの更新位置エリアコード分布を予測するステップ。
ステップ56:セルiと近隣のセルすべての位置エリアコード分布が安定状態になるまでステップ54と55を繰り返すステップ。
ステップ51において、もし前述の近隣のセルの一位置エリアコードもセルiに付与されている場合、近隣のセルがセルiに対して提供する個々の寄与量は前述の近隣のセルからセルiへの信号移動量と前述の位置エリアコードの前述の初期位置エリアコード分布における分布値との積である。その他の状況として、もし前述の近隣のセルの一位置エリアコードがセルiに付与されていない場合、移動ユニットが前述の近隣のセルからセルiに移動するとき、移動ユニットが有する位置エリアコードはセルiの予め設けられた位置エリアコード(即ち登録コード)に置換される。そのため、前述の近隣のセルがセルiの登録コードに対して提供する個々の寄与量は、近隣のセルからセルiへの信号移動量と前述の位置エリアコードの初期位置エリアコード分布における分布値との積を含む。
ステップ53において、予測されたセルiの位置エリアコード分布において、任意の一位置エリアコード(登録エリアコードまたは重複位置エリアコード)の分布値は近隣のセルすべてが前述の位置エリアコードに対する個々の寄与量の総和によって決定される。
しかし、予測によって得られたセルiの位置エリアコード分布はその近隣のセルの位置エリアコード分布を変更する。そのため、予測したセルiとその近隣のセルの位置エリアコード分布が安定状態になるまでステップ54から56を繰り返し行う。ここで言う安定状態とは、今回予測された位置エリアコード分布と前回予測された位置エリアコード分布との差が臨界値より少なくなったことを表す。この臨界値は網の実際の作動状況に基づいて決定される。
図9はセルiの位置エリアコード分布計算の一範例を示す。図中、S(j、i)はセルjからセルiへの信号移動量を表し、{0.6/1、0.3/2、0.1/3}はセルjの位置エリアコード分布を表し、{?/1、?/2}は計算されるセルiの位置エリアコード分布を表す。位置エリアコード3を有する移動ユニットがセルjからセルiに移動するとき、位置エリアコード3はセルiに含まれないので、移動ユニットの位置エリアコードは位置エリアコード1に変更される。そのため、セルjがセルiの位置エリアコード2に対して提供する寄与量はS(j、i)×(0.6+0.1)である。その他、セルjがセルiの位置エリアコード2に対して提供する寄与量はS(j、i)×0.3である。近隣のすべてのセルがセルiのそれぞれの位置エリアコードに対する総寄与量に基づき、セルiの位置エリアコード分布を決定できる。例えば、近隣のすべてのセルのセルiの位置エリアコード1と位置エリアコード2に対する総寄与量がそれぞれ100と60の場合、位置エリアコード1と位置エリアコード2の分布値はそれぞれ100/(100+60)と60/(100+60)であり、即ち、セルiの位置エリアコード分布は{0.625/1、0.375/2}となる。
セルの対応位置エリアコード表を示す模式図である。 重複位置エリアコードを位置エリアコード表に加える前の状態を示す模式図である。 重複位置エリアコードを位置エリアコード表に加えた後の状態を示す模式図である。 本発明の一実施形態を示し、移動通信網の重複位置エリア区分方法を示す流れ図である。 セルiに対して位置エリアコード演算を行う前のセルiおよび近隣のセルの位置エリアコード分布を示す模式図である。 セルiに対して位置エリアコード演算を行た後のセルiおよび近隣のセルの位置エリアコード分布を示す模式図である。 セルiのそれぞれの位置エリアコードのページング寄与量の計算を示す模式図である。 本発明の一実施形態を示し、セルの位置エリアコード分布の予測方法を示す流れ図である。 セルiの位置エリアコード分布の計算の一範例を示す模式図である。

Claims (6)

  1. 移動通信網における第1のセルの一位置エリアコード(LAC)表を決定する方法であり、前記移動通信網に重複位置エリア(overlapping location areas)を含み、前記位置エリアコード表は少なくとも一位置エリアコードを含む前記方法であって、
    第1のセルの少なくとも一つの可能な位置エリアコード演算を探索し、前記位置エリアコード演算は、増加演算、置換演算、交換演算または除去演算であるステップと、
    それぞれの位置エリアコード演算の対応する個々の利得を決定し、前記個々の利得は前記移動通信網が前記第1のセルに対して行う対応位置エリアコード演算の前と後の位置更新(location update load)負荷の比較によって決定されるステップと、
    それぞれの位置エリアコードの対応する個々の利得の大きさに基づき、その中の一位置エリアコード演算を選出するステップと、
    選出した前記位置エリアコード演算を行い前記第1のセルの前記位置エリアコード表を調整するステップと
    前記個々の利得を決定するステップに、前記移動通信網の中のそれぞれのセルの位置更新負荷に基づき、前記移動通信網の位置更新負荷を計算し、且つ、前記セルからそれぞれの近隣のセルへの信号移動量および前記セルからそれぞれの近隣のセルへの位置エリアコード分布(LAC distribution)に基づき、前記移動通信網の中のそれぞれのセルの位置更新負荷を計算し、
    前記個々の利得を決定するステップは一手順を含み、前記第1のセルに対して行う対応位置エリアコード演算の後、前記第1のセルの位置エリアコード分布を予測する前記手順であって、
    (a)前記第1のセルの一近隣のセルに対し、前記近隣のセルから前記第1のセルへの信号移動量および前記近隣のセルの一初期位置エリアコード分布に基づき、前記近隣のセルが前記第1のセルのそれぞれの位置エリアコードに対して提供する個々の寄与量を決定するステップと、
    (b)前記第1のセルの一近隣のセルが前記第1のセルのそれぞれの位置エリアコードに対して提供する前記個々の寄与量に基づき、前記第1のセルの位置エリアコード分布を予測し、予測した前記第1のセルの位置エリアコード分布において、一位置エリアコードの一分布値は前記第1のセルの一近隣のセルが前記位置エリアコードに対して提供する個々の寄与量の総和によって決定されるを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記調整するステップの後に、前記移動通信網がページング過負荷(paging-overloaded)ではないか判断するステップと、
    前記移動通信網がページング過負荷の場合、前記位置エリアコード表を調整前の状態に回復するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第1のセルのページング負荷は、前記位置エリアコード表のそれぞれの位置エリアコードの総ページング量に基づいて推定され、それぞれの位置エリアコードの前記総ページング量は、前記位置エリアコードを有する一位置エリア内のそれぞれのセルが提供する前記位置エリアコードの一位置エリアコード寄与量に基づいて生成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記選択するステップは一最大の個々の利得に対する位置エリアコード演算を選択することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記ステップ(a)は、近隣のセルの一位置エリアコードも前記第1のセルに付与されている場合、前記近隣のセルが前記第1のセルの前記位置エリアコードに対して提供する前記個々の寄与量は、前記近隣のセルから前記第1のセルへの信号移動量と前記位置エリアコードの前記初期エリアコード分布における分布値との積を含むことと、
    近隣のセルの一位置エリアコードが前記第1のセルに付与されていない場合、前記近隣のセルが前記第1のセルの一登録エリアコード(RAC)に対して提供する前記個々の寄与量は、前記近隣のセルから前記第1のセルへの信号移動量と前記位置エリアコードの前記初期エリアコード分布における一分布値との積を含むこととをさらに含むことを特徴とする請求項記載の方法。
  6. )ステップ()で予測した前記第1のセルの位置エリアコード分布に基づき、それぞれの近隣のセルに対してステップ(a)から()を繰り返し、それぞれの近隣のセルの一更新位置エリアコード分布を予測するステップと、
    )それぞれの近隣のセルの前記更新位置エリアコード分布に基づき、前記第1のセルに対してステップ(a)から()を繰り返し、前記第1のセルの一更新位置エリアコード分布を予測するステップと、
    今回予測された前記第1のセルの位置エリアコード分布と前回予測された前記第1のセルの位置エリアコード分布との差が臨界値より少なくなったことを表すまでステップ()と()とを繰り返すステップと前記手順をさらに含むことを特徴とする請求項記載の方法。
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