JP4199447B2 - Method and apparatus for forming rubber canvas - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基布の表面に未加硫ゴムを糊付けするカレンダーロール機、更に詳しくは、未加硫ゴムの薄層を基布面に圧着する作業、又は擦り込む作業等の糊付け作業に使用されるカレンダーロール機に関するに基布を挿入するときに基布の幅方向に掛かる張力を一定に保つ為の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スダレ状又は織布状の基布の両面に未加硫ゴムの薄層を圧着する作業(以下、コーティングと呼ぶ)等の糊付け作業をカレンダーロール機を用いて行うには、先ず基布の一側面に未加硫ゴムを糊付けした後、一旦巻き取り、次いで同工程を繰り返して基布の他側面に未加硫ゴムを糊付けして被着一体化させる手段が広く採用されている。
【0003】
例えば、図1に例示するように、3本のロール群を垂直方向に配したカレンダーロール機1にて基布面に未加硫ゴムをフリクションする場合には、上下各ロール間に細い間隙を設けて配置した3本ロール、即ちトップロール2、センターロール3、ボトムロール4のうち、トップロール2とセンターロール3との間にて未加硫ゴムを貯め、センターロール3の回転に伴い、センターロール3表面に沿って未加硫ゴムの薄層10を形成し、該未加硫ゴム薄層をセンターロール3、ボトムロール4間に引き出し、同時にセンターロール3とボトムロール4間に基布供給ロール7から引き出した基布9を所定の張力をかけながら通過させ、ボトムロール4上にて、基布9の一側面上に未加硫ゴムの薄層10をフリクションした後、一旦図示しない巻き取りロールで巻き取り、次いで同じ作業を繰り返して、基布の他側面に未加硫ゴムをフリクションして、これを冷却し、未加硫ゴムの基布面への被着一体化が実行されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来のコーティング方法では、基布9から固定式ロール等を通さずにセンターロール3とボトムロール4の間を通す為、前記基布9を支える軸13のみでブレーキを掛けていた。しかしこのブレーキ方式では前記軸13によるブレーキ力を大きくする必要が有り、コーティング時に基布の巻きの中心と最も外側では基布に掛かる張力が異なり、このことにより、基布の縦糸張力を不均一化させるために、結果として縦糸の収縮応力の不均一及び横糸にうねりを発生させる原因となり、製品となったときに製品のスラスト力が大きくなる原因となっていた。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑み、基布をカレンダーロールに挿入させる際に、基布の幅方向にかかる張力及び巻き径による張力差がないゴム付帆布の成形方法及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基布供給ロールから少なくとも二つのガイドロールを通してカレンダーロールに基布を供給するとともに、基布に未加硫ゴムを糊付けするゴム付帆布の成形方法において、前記ガイドロールのうち一方のガイドロールを基布のカレンダーロール機への進入方向と平行に移動させることによって、他方のガイドロールへの基布巻き付け角度を変量することで前記基布とガイドロールとの摩擦力によってカレンダーロールへ供給時の基布に掛かる張力を調整するゴム付帆布の成形方法にある。
【0007】
請求項1に記載の発明によると、前記ガイドロールのうち一方のガイドロールを基布のカレンダーロール機への進入方向と平行に移動させることによって、他方のガイドロールへの基布巻き付け角度を変量することで前記基布とガイドロールとの摩擦力によってカレンダーロールへ供給時の基布に掛かる張力を調整するゴム付帆布の成形方法とすることによって、基布の幅方向の張力差、及び基布の巻き径による張力差が生ずることがない。
【0008】
請求項2に記載の発明は、基布供給ロールには最小限のブレーキ力を付加した請求項1に記載のゴム付帆布の成形方法にある。
【0009】
請求項2に記載の発明によると、基布供給ロールには最小限のブレーキ力を付加した請求項1に記載のゴム付帆布の成形方法にあることにより、基布供給ロールには力が掛からないことから、巻き径による張力のバラツキや、帆布の幅方向の張力の差は極力小さくできる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、基布供給ロールから少なくとも二つのガイドロールを通してカレンダーロールに基布を供給するとともに、基布に未加硫ゴムを糊付けするゴム付帆布の成形装置において、一方のガイドロールの位置を基布のカレンダーロール機への進入方向と平行に移動させることによって、他方のガイドロールに巻き付く基布の巻き付け角度を調整することで、前記基布とガイドロールとの摩擦力によってカレンダーロールへ供給時の基布に掛かる張力を調整できるゴム付帆布の成形装置にある。
【0011】
請求項3に記載の発明によると、一方のガイドロールの位置を基布のカレンダーロール機への進入方向と平行に移動させることによって、他方のガイドロールに巻き付く基布の巻き付け角度を調整することで、前記基布とガイドロールとの摩擦力によってカレンダーロールへ供給時の基布に掛かる張力を調整できるゴム付帆布の成形装置とすることによって、容易に基布の張力を調整でき、さらに基布の幅方向の張力差、及び基布の巻き径による張力差を生じることがない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は3本のロールを垂直方向に配してなるカレンダーロール機を使って基布に未加硫ゴムをフリクションする場合のカレンダー装置の概略正面図で、カレンダーロール機1を構成する3本のロールは垂直方向にて、各ロール間に平行状態にある間隔を保って配設され、即ちトップロール2とセンターロール3の間には、本図面上では図示を省略された装置をもって、予め材料の配合、混練かつ加熱処理された未加硫ゴム6が、両ロール2、3の食い込み方向側へと供給され、両ロール2、3間にて一時的に、貯まった未加硫ゴム6は、両ロールの回転に伴い延転しつつ、センターロール3表面に沿ってセンターロール3を略半巻きした未加硫ゴムの薄層10となってセンターロール3とボトムロール4間に引き出される。一方センターロール3とボトムロール4間には基布供給ロール7から引き出された基布9が第1のガイドロール11及び第2のガイドロール12を介して低張力下にて供給され、センターロール3とボトムロール4間にて、該部を通過する基布9の一側面に前記未加硫ゴムの薄層10を擦り込み付着させた後、図示しないガイドローラを介して、巻き取りロールに一旦巻き取る。尚基布9面に付着せず余った未加硫ゴムの一部はセンターロール3の表面に付着して還流する。次いで同じ作業を繰り返して、基布9の他側面にも未加硫ゴムを擦り込み、これを冷却し、未加硫ゴムを基布の両面に付着一体化した糊付反を得る。
【0015】
ここで前記基布9は基布供給ロール7から少なくとも2つのガイドロールを通してカレンダーロール機1に供給されるが、図1に示すように、基布供給ロールから供給された基布9は、第1のガイドロール11に巻き掛けられた後、第2のガイドロール12に巻き掛けられそして、カレンダーロール機1に挿入される。
【0016】
ここで、第2のガイドロール12を基布9のカレンダーロール機1への進入方向と平行に移動させることによって、第1のガイドロール11への基布9の巻き付け角度が変量でき、それに伴い、第1のガイドロール11と基布9との摩擦力も変ることで、第1のガイドロール11の基布9への摩擦力が基布9へのブレーキとなる。
【0017】
そうすることによって、基布供給ロール7に掛けるブレーキは最小限の力で良く、基布9の幅方向に掛かる張力及び巻き径による張力差を無くすことができる。
【0018】
【実施例】
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例)
基布供給ロール7から基布9を第1のガイドロール11へ供給した。このときの第1のガイドロール11上での基布9の巻き付け角度αは155度であった。次に第2のガイドロール12に基布9を供給した後にカレンダーロール機1に基布9を供給するものであった。ここで、基布供給ロール7と第1のガイドロール11との間でベルト幅のそれぞれの位置で基布の収縮応力を測定した。条件としては、4%基布が伸張したときの収縮応力を測定した。基布の幅方向での中央部の収縮応力は0.1KNであった。それぞれの位置で中央部を100とした結果を図2に示す。
【0019】
そして、前記基布9をカレンダーロール機1にてフリクション及びコーティングを行い、そして、そのゴム糊をコーティングした帆布を用いてベルトスリーブを成形、加硫、及び所定幅に切断して歯付ベルト106MY25を得た。
【0020】
上記歯付ベルトにて横振れの試験を行った。24歯の駆動側プーリと平プーリの従動側プーリの間に懸架し、従動側プーリに荷重350Nを掛け、ベルトを2回転させ、その後ベルト1回転中のベルトの幅方向への移動量を測定した。このとき、ベルトが0.6mm移動すると不良とした。実施例における月毎の不良率は図4に示すように、約0.2%と安定していた。
【0021】
(従来例)
基布9を基布供給ロール7から直接カレンダーロール機1に供給した。このとき基布供給ロール7に掛かっているトルクは5KNであった。そして、このときにカレンダーロール機1と基布供給ロール7間での基布9の幅方向での中央で基布の収縮応力を測定したところ4%伸張時の収縮応力が0.1KNであった。そして、基布9の幅方向における任意の位置で収縮応力を測定したところ、中央部を100とすれば図3のような結果となり、基布の幅方向で端になる程収縮応力が増加していることがわかる。
【0022】
さらに、実施例と同じ条件で従来の装置で製造したベルトを用いて横振れの測定を行った。このときの結果を図4に示す。従来例は実施例と比べると横振れ不良率が5倍以上あることがわかる。
【0023】
【発明の効果】
上記のように、本発明は、前記ガイドロールのうちひとつのロールへ巻き付く基布の巻き付け角度を調整することで前記基布とロールとの摩擦力によってカレンダーロールへ供給時の基布に掛かる張力を調整することを特徴とするゴム付帆布の成形方法とすることによって、基布の幅方向の張力差、及び基布の巻き径による張力差が生ずることがないという効果が有る。
【0024】
請求項2に記載の発明によると、前記ガイドロールのうち他方のロールを基布がカレンダーロールへの進入方向への移動を可能とすることによって、前記ひとつのガイドロールへの基布の巻き付け角度を変量することから、確実に基布に掛かる摩擦力を調整できるという効果が有る。
【0025】
請求項3に記載の発明によると、基布供給ロールには最小限のブレーキ力を付加した請求項1又は2に記載のゴム付帆布の成形方法とすることにより、基布供給ロールには力が掛からないことから、巻き径による張力のバラツキや、帆布の幅方向の張力の差は極力小さくできるという効果が有る。
【0026】
請求項4に記載の発明によると、一方のガイドロールの位置を可変とすることによって他方のガイドロールに巻き付く基布の巻き付け角度を調整することで、前記基布とガイドロールとの摩擦力によってカレンダーロールへ供給時の基布に掛かる張力を調整できるゴム付帆布の成形装置であることから、容易に基布の張力を調整でき、さらに基布の幅方向の張力差、及び基布の巻き径による張力差を生じることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカレンダー装置の概略正面図である。
【図2】本発明の成形方法における基布の幅方向での位置における収縮応力を示した図である。(基布中央を100とした)
【図3】従来の成形方法における基布の幅方向での位置における収縮応力を示した図である。(基布中央を100とした)
【図4】本発明方法で成形したベルトの横振れ不良率を経時によって調査したグラフである。
【図5】従来の方法で成形したベルトの横振れ不良率を経時によって調査したグラフである。
【符号の説明】
1 カレンダーロール機
2 トップロール
3 センターロール
4 ボトムロール
6 未加硫ゴム
9 基布
10 未加硫ゴムの薄層
11 第1のガイドロール
12 第2のガイドロール
13 軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a calender roll machine for gluing unvulcanized rubber to the surface of a base fabric, and more specifically, used for gluing work such as crimping or rubbing a thin layer of unvulcanized rubber to the base fabric surface. The present invention relates to a method for keeping constant the tension applied in the width direction of the base fabric when the base fabric is inserted.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to perform a gluing operation such as an operation of pressing a thin layer of unvulcanized rubber on both sides of a suede or woven fabric base fabric (hereinafter referred to as coating) using a calendar roll machine, first, the base fabric Widely adopted is a means of gluing unvulcanized rubber on one side and then winding it up once, and then repeating the same process to glue the unvulcanized rubber on the other side of the base fabric to adhere and integrate.
[0003]
For example, as illustrated in FIG. 1, when uncured rubber is frictioned on the base fabric surface by a calendar roll machine 1 in which three roll groups are arranged in the vertical direction, a narrow gap is formed between the upper and lower rolls. Among the three rolls arranged and arranged, that is, the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional coating method, since the center cloth 3 and the bottom roll 4 are passed from the base cloth 9 without passing the fixed roll or the like, the brake is applied only by the
[0005]
In view of the above-mentioned points, the present invention provides a method for forming a rubber canvas with no tension difference due to the tension in the width direction of the base fabric and the winding diameter when the base fabric is inserted into a calendar roll, and an apparatus therefor. It is intended.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a method for forming a canvas with rubber, in which a base cloth is supplied from a base cloth supply roll to a calendar roll through at least two guide rolls, and unvulcanized rubber is glued to the base cloth . By moving the guide roll in parallel with the direction of entry of the base fabric into the calendar roll machine, the angle of the base fabric wrapping around the other guide roll is varied, so that the friction force between the base fabric and the guide roll is applied to the calendar roll. There is a method of forming a canvas with rubber that adjusts the tension applied to the base fabric during supply.
[0007]
According to the first aspect of the present invention, by moving one of the guide rolls in parallel with the direction in which the base cloth enters the calendar roll machine, the angle of wrapping the base cloth around the other guide roll is varied. Thus, a method for forming a canvas with rubber that adjusts the tension applied to the base cloth when it is supplied to the calendar roll by the frictional force between the base cloth and the guide roll, and the difference in tension in the width direction of the base cloth, and the base There is no difference in tension due to the winding diameter of the fabric.
[0008]
The invention according to
[0009]
According to the second aspect of the present invention, the base cloth supply roll is applied with a minimum braking force, so that the base cloth supply roll is not subjected to any force. Because there is no tension, the variation in tension due to the winding diameter and the difference in tension in the width direction of the canvas can be minimized.
[0010]
The invention according to claim 3 is an apparatus for forming a canvas with rubber, in which the base fabric is supplied from the base fabric supply roll to the calendar roll through at least two guide rolls, and the unvulcanized rubber is glued to the base fabric. By moving the position of the guide roll parallel to the direction in which the base cloth enters the calender roll machine, the friction between the base cloth and the guide roll is adjusted by adjusting the winding angle of the base cloth wound around the other guide roll. There is a rubber-equipped canvas molding device that can adjust the tension applied to the base fabric when it is fed to the calendar roll.
[0011]
According to invention of Claim 3, the winding angle of the base fabric wound around the other guide roll is adjusted by moving the position of one guide roll in parallel with the approach direction to the calender roll machine of a base fabric. Thus, by using a rubberized canvas molding apparatus that can adjust the tension applied to the base fabric when fed to the calendar roll by the frictional force between the base fabric and the guide roll, the tension of the base fabric can be easily adjusted, The tension difference in the width direction of the base fabric and the tension difference due to the winding diameter of the base fabric do not occur.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
FIG. 1 is a schematic front view of a calender device in the case of friction of unvulcanized rubber on a base fabric using a calender roll machine in which three rolls are arranged in the vertical direction. In the vertical direction, the rolls are arranged in parallel between the rolls, that is, between the
[0015]
Here, the base fabric 9 is supplied from the base fabric supply roll 7 to the calender roll machine 1 through at least two guide rolls. However, as shown in FIG. After being wound around one guide roll 11, it is wound around a
[0016]
Here, by moving the second guide roll 12 parallel to the direction in which the base cloth 9 enters the calender roll machine 1, the winding angle of the base cloth 9 around the first guide roll 11 can be varied, and accordingly. Since the frictional force between the first guide roll 11 and the base cloth 9 also changes, the frictional force of the first guide roll 11 on the base cloth 9 serves as a brake to the base cloth 9.
[0017]
By doing so, the brake applied to the base fabric supply roll 7 may be a minimum force, and the tension applied in the width direction of the base fabric 9 and the tension difference due to the winding diameter can be eliminated.
[0018]
【Example】
Next, the present invention will be specifically described with reference to examples.
(Example)
The base fabric 9 was supplied from the base fabric supply roll 7 to the first guide roll 11. The winding angle α of the base fabric 9 on the first guide roll 11 at this time was 155 degrees. Next, after the base fabric 9 was supplied to the
[0019]
Then, the base fabric 9 is subjected to friction and coating with the calender roll machine 1, and a belt sleeve is formed, vulcanized and cut into a predetermined width using the canvas coated with the rubber paste, and the toothed belt 106MY25. Got.
[0020]
A lateral runout test was conducted using the above-mentioned toothed belt. Suspended between a 24-tooth drive pulley and a driven pulley of a flat pulley, applied a load of 350 N to the driven pulley, rotated the belt twice, and then measured the amount of movement of the belt in the width direction during one rotation of the belt did. At this time, if the belt moved 0.6 mm, it was regarded as defective. As shown in FIG. 4, the defective rate per month in the example was stable at about 0.2%.
[0021]
(Conventional example)
The base fabric 9 was supplied directly from the base fabric supply roll 7 to the calendar roll machine 1. At this time, the torque applied to the base fabric supply roll 7 was 5 KN. At this time, the shrinkage stress of the base fabric measured at the center in the width direction of the base fabric 9 between the calender roll machine 1 and the base fabric supply roll 7 was 0.1 KN when 4% stretched. It was. Then, when the shrinkage stress was measured at an arbitrary position in the width direction of the base fabric 9, if the central portion is set to 100, the result shown in FIG. 3 is obtained, and the shrinkage stress increases toward the end in the width direction of the base fabric. You can see that
[0022]
Further, lateral runout was measured using a belt manufactured by a conventional apparatus under the same conditions as in the example. The result at this time is shown in FIG. It can be seen that the conventional example has a lateral shake defect rate of 5 times or more as compared with the example.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is applied to the base fabric when supplied to the calendar roll by the frictional force between the base fabric and the roll by adjusting the winding angle of the base fabric wound around one of the guide rolls. By using the method for forming a canvas with rubber characterized by adjusting the tension, there is an effect that a difference in tension in the width direction of the base fabric and a difference in tension due to the winding diameter of the base fabric do not occur.
[0024]
According to the invention described in
[0025]
According to the third aspect of the present invention, the base cloth supply roll has a force applied to the base cloth supply roll by using the method for forming a rubberized canvas according to
[0026]
According to the invention described in claim 4, by adjusting the winding angle of the base fabric wound around the other guide roll by making the position of one guide roll variable, the frictional force between the base fabric and the guide roll. This is an apparatus for forming a canvas with rubber that can adjust the tension applied to the base fabric when it is fed to the calendar roll, so that the tension of the base fabric can be easily adjusted, and the tension difference in the width direction of the base fabric, There is an effect that there is no difference in tension due to the winding diameter.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view of a calendar device of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing shrinkage stress at a position in the width direction of the base fabric in the molding method of the present invention. (The center of the base fabric is 100)
FIG. 3 is a view showing shrinkage stress at a position in the width direction of a base fabric in a conventional forming method. (The center of the base fabric is 100)
FIG. 4 is a graph in which the lateral runout failure rate of a belt molded by the method of the present invention is investigated over time.
FIG. 5 is a graph in which a lateral runout failure rate of a belt formed by a conventional method is examined over time.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (3)
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