JP4198842B2 - Composition for treating licorice, and licorice product treated with the composition - Google Patents

Description

（式中、Ｒ ₁ 、Ｒ ₂ 、Ｒ ₃ 、Ｒ ₄ は、各々独立に、アルキル基またはアルケニル基を表し、Ｒ ₁ 〜Ｒ ₄ のうちの１つ又は２つが炭素数８〜２０個の基であり、その他が炭素数１〜３個の基である。Ｘ ^n- はリンゴ酸、コハク酸、クエン酸、マレイン酸、フマル酸、硫酸，リン酸、ピロリン酸、乳酸あるいは酢酸の陰イオン、又はヒドロキサイドイオンを表す。ｎ、ｍは、１〜４の整数を表す。）
（２）前記（１）記載の藺草処理用組成物により処理したことを特徴とする藺草製品。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明の藺草処理用組成物は、藺草処理用薬剤をシリコーンオイル及び／又は有機溶媒に溶解させ、酢酸ビニル系樹脂及び／又はアクリル酸エステル樹脂（以下、「樹脂」ともいう）を混合し、その混合物に水を適量加えることによって調製される。この他にも上記の各物質を一度に混合してもよく、本発明の藺草処理用組成物が得られる限りその調製手段については制限されるものではない。
本発明において藺草処理用の薬剤としては、防黴剤、防ダニ剤等が挙げられ、防黴剤としては、３−ヨード−２−プロパギルアルキルカーバメイト（アルキルが炭素数２〜１２のもの）が挙げられ、中でも炭素数が４からなる３−ヨード−２−プロパギルブチルカーバメイト（以下、「ＩＰＢＣ」ともいう）が好ましい。
【０００６】
また防ダニ剤としては、第４級アンモニウム塩、イソボルニルチオシアノアセテート（以下、「ＩＢＴＡ」ともいう）、イソボルニルチオエチルエーテル類が挙げられ、第４級アンモニウムとしては、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化オクチルドデシルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
上記薬剤は、組成物全量に対して０．０１〜１０重量％、好ましくは０．１〜１重量％となるように配合すればよい。
また防黴剤と防ダニ剤とを併用する場合には、重量比で防黴剤１に対して防ダニ剤１〜１０とするのがよい。その場合の配合量は、両者の合計が上記の配合量となるようにすればよい。
【０００７】
酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニル樹脂の他にも酢酸ビニル樹脂にエチレン、プロピレン、スチレン、イソプレン、ブタジエン、アクリル、塩化ビニル、ビニルピロリドン等のいずれか１種以上に酢酸ビニルを１０％以上の割合で共重合している樹脂であるものも含み、その共重合樹脂の中でもエチレン酢酸ビニル共重合体が好ましい。
またアクリル酸エステル樹脂としては、エチル、ブチル、メチル、プロピルなどの基を５０％以上含むものであって、その中でもエチルメタアクリネート系樹脂が好ましい。
これら樹脂の組成物中での配合量は、重量比で薬剤１に対して０．５〜２０、好ましくは２〜５とするのがよい。
【０００８】
また有機溶媒としては、例えば、イソプロパノール、ブタノール、オクタメチルシクロテトラシロキサン、フェノキシエタノール、ブチレングリコール、エタノール、イソプロテレノール等が挙げられる。
これらシリコーンオイル、有機溶媒は、薬剤と樹脂とを均一に混合させたり、その混合物の粘度を低下させ取扱いを容易とする作用があることから、適宜必要量を配合すればよく、重量比で薬剤１に対して０．１〜１００、好ましくは１〜５とすればよい。
【０００９】
前記薬剤を溶媒中に溶解又は可溶化するために界面活性剤を含有させることができる。前記有機溶媒を使用した場合には前記薬剤は有機溶媒に溶解するため、界面活性剤を使用しなくてもよいが、前記有機溶媒を使用しない場合には、前記薬剤を溶媒中に可溶化するために界面活性剤を使用することが必要である。界面活性剤としては可溶化の作用から非イオン系界面活性剤が好ましい。
非イオン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル、ソルビタンアルキルエステル、脂肪酸モノグリセリドなどが挙げられる。
藺草製品は人の肌と接することが多いことから、ｐＨが中性である非イオン界面活性剤がよく、その中でもポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。
さらに、水を多く含む場合（例えば２０重量％以上）には非イオン界面活性剤を乳化剤として含有させることがよい。
【００１０】
水は、これを添加することにより、本発明の藺草処理用組成物の粘度を低下させることができる。そのため、その添加量は全体の５〜３０％（重量）とすることができる。
藺草処理用組成物の粘度が高い場合には、その組成物をゴザに吹きつけて乾燥した時に、樹脂が剥がれやすくなり、また機械のあらゆる部分に粘着物が付着して機械の寿命が短くなり、機械の整備が面倒となる。
【００１１】
藺草処理用組成物には、樹脂に加えてシリコーンオイルを加えてもよい。
シリコーンオイルとしては、例えば、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、メチルフェニルポリシロキサン、アルキル変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルキル・アラキル・ポリエーテル変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、シリコーンリン酸エステル、反応性シリコーンオイル（例えば、メチルハイドロジェンポリシロキサン、アミノ変性シリコーンオイル、エポキシポリエーテル変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイル、カルボキシポリエーテル変性シリコーンオイル、アルコール変性シリコーンオイル、フェノール変性シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル、カルビノール変性シリコーンオイル等）、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルシクロヘキサンシロキサン等が挙げられる。
【００１２】
このようにして得られる本発明の藺草処理用組成物は、畳、ゴザ等の藺草製品を処理することにより、これらに長時間にわたる防黴効果等を付与することができ、保存安定性に優れたものが得られる。もちろん、藺草自体に処理しても同様の防黴効果等が得られる。
藺草、藺草製品に対する藺草処理用組成物を用いる処理方法としては特に制限されないが、噴霧処理したり、塗布処理したり、含浸処理したりする方法が挙げられるが、噴霧処理が好ましい。
この場合の処理量としては、畳、ゴザの場合にはその表面において、例えば、１０ｍｌ／ｍ² 〜２００ｍｌ／ｍ² とすればよい。
この際に薬剤の処理量が０．０１ｇ／ｍ² 〜１０ｇ／ｍ² 、好ましくは０．１ｇ／ｍ² 〜０．６ｇ／ｍ² となることが適当である。
上記の薬剤の他に、公知の殺虫剤、忌避剤、殺菌剤、芳香剤、消臭剤等を併用してもよく、特に殺菌剤として長期間その作用を有するものを使用するときには、抗菌性を付与することができ、抗菌製品として実用性を高めることができる。抗菌性を付与するための殺菌剤としては、例えばアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩（商品名サラボン５０）などが有用である。
【００１３】
【実施例】
以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【００１４】
実施例１
（１）防黴試験
防黴剤として３−ヨード−２−プロパギルブチルカーバメイト（「ＩＰＢＣ」）、防ダニ剤としてイソボルニルチオシアノアセテート（「ＩＢＴＡ」）を用いて、第１表に記載の藺草処理用組成物（試料Ｎｏ．１〜９）を調製し、これらを藺草製ゴザ表裏（１０ｃｍ×１０ｃｍ、重量７〜８ｇ、以下の実施例でも同じものを用いた）に両面に７６ｇ／ｍ² （片面３８ｇ／ｍ² ）となる量を噴霧し、乾燥させた後、そのゴザの防黴効果の持続性能について検討した。
試験方法は、カビ抵抗性試験方法「ＪＩＳ Ｚ ２９１１−１９９２」の繊維製品の試験の乾式法に準じて行い、処理直後のものの防黴効果と５０℃、湿度７５％で２ケ月保存した際の防黴効果を確認した。
【００１５】
【表１】

【００１６】
（２）試験結果
第２表に示すとおり、本発明の藺草処理用組成物（試料Ｎｏ．１〜６）を処理したゴザは、比較（試料Ｎｏ．７〜９）のゴザに比べて、防黴効果の持続効果に優れていることが確認された。なお防黴効果は次の基準で判定した。
＋＋：ゴザの表裏において菌糸の発育が認められない。
＋ ：ゴザの表裏において菌糸の発育がほとんど認められない。
± ：ゴザの表裏において菌糸の発育が認められ、その部位がゴザ総面積の３分の１未満である。
− ：ゴザの表裏において菌糸の発育が認められ、その部位がゴザ総面積の３分の１を越える。
【００１７】
【表２】

【００１８】
実施例２
（１）防ダニ試験
第３表に記載の藺草処理用組成物（試料Ｎｏ．１０〜１１）を調製し、これらを藺草製ゴザ表裏（１０ｃｍ×１０ｃｍ）に両面に７６ｇ／ｍ² （片面３８ｇ／ｍ² ）となる量を噴霧し乾燥させた後、そのゴザを送風定温恒温器内（８１℃）に５２時間放置した。その後、５ｃｍ×５ｃｍにカットしてポリエチレン袋（大きさ８５ｃｍ×６０ｃｍ）内にヤケヒョウヒダニ（約１０００匹）と共に封入して４日間放置した。そしてゴザにいるヤケヒョウヒダニの数を計数して、防ダニ効果を算出した。
なお上記試験方法は、防ダニ加工製品協議会で規定している経時変化条件（３年相当）を使用したものである。
【００１９】
【表３】

【００２０】
（２）試験結果
第４表に示したとおり、本発明の藺草処理用組成物（試料Ｎｏ．１０〜１１）は、高い防ダニ効果が得られ、効果の持続性があり、保存安定性に優れていることがわかった。
【００２１】
【表４】

【００２２】
実施例３
（１）水拭き試験
第３表記載の藺草処理用組成物試料Ｎｏ．１０〜１１を用い、これらを藺草製ゴザ表裏（１０ｃｍ×１０ｃｍ）に両面に７６ｇ／ｍ² （片面３８ｇ／ｍ² ）となる量を噴霧し乾燥させた後、水で３回ずつゴザ表裏を拭いた。その後、ゴザをポリエチレン袋（大きさ８５ｃｍ×６０ｃｍ）内に入れ、黒カビ、白カビの菌糸を封入し、２５℃、湿度９５％で１ケ月間放置した後、黴の発生状況を目視にて確認した。比較として水を処理したものを用いた。
（２）試験結果
本発明の藺草処理用組成物（試料Ｎｏ．１０〜１１）は、水拭きをしても１ケ月間は全く黴の発生が見られなかった。
【００２３】
【発明の効果】
本発明の藺草処理用組成物は、畳、ゴザ等の藺草製品に長時間にわたり防黴効果や防ダニ効果等を付与することができ、保存安定性に優れる。また処理面を水拭きしても防黴効果や防ダニ効果等が消失することがなく、効果の耐久性がある。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a composition for treating licorice that can impart an antifungal effect or the like to licorice for a long period of time and to provide excellent storage stability, and to a licorice product treated with the composition.
[0002]
[Prior art]
In addition, cocoon products such as tatami mats and goza are prone to wrinkles, which leads to deterioration of quality such as discoloration, and there are problems with hygiene.
In order to prevent such problems, it has been conventionally studied to treat an antifungal agent on a licorice product. For example, a method of treating dehydroacetic acid with a protective material for an upper layer of a tatami floor, containing an imidazole compound and dehydroacetic acid A method of treating an antifungal agent is known.
However, even if these hay products are treated with an antifungal agent, there is a problem that the active ingredient disappears and the antifungal effect is not maintained, and a solution to the problem is desired.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves the above-mentioned problems, and can provide a processing effect such as a fungicide effect for a long time to cocoon grass, which gives excellent storage stability, and is treated with the composition. The issue is to provide cocoon products.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The inventors of the present invention, while considering the application of agents such as antifungal agents to licorice, can be used to combine a specific resin or the like to impart an antifungal effect or the like over a long period of time, The present inventors have found a composition for treating hay that provides excellent storage stability, and has reached the present invention.
That is, the present invention has achieved the above-described problem by the following means.
(1) selected from the group consisting of an antifungal or acaricidal agent (excluding the quaternary ammonium salt type compound represented by the general formula (I)) , vinyl acetate resin and acrylate resin. A composition for treating hay, comprising at least one resin, an organic solvent and / or a surfactant, and water.
[Chemical 2]

Wherein R ₁ , R ₂ , R ₃ and R ₄ each independently represents an alkyl group or an alkenyl group, and one or two of R _{1 to} R ₄ are groups having 8 to 20 carbon atoms. And the others are groups having 1 to 3 carbon atoms, where X ^n- is an anion of malic acid, succinic acid, citric acid, maleic acid, fumaric acid, sulfuric acid, phosphoric acid, pyrophosphoric acid, lactic acid or acetic acid, Or n represents an integer of 1 to 4;
(2) A licorice product characterized by being treated with the licorice treatment composition as described in (1) above.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The composition for treating hay in the present invention is prepared by dissolving a remedy for treating hay in silicone oil and / or an organic solvent, and mixing a vinyl acetate resin and / or an acrylate resin (hereinafter also referred to as “resin”). Prepared by adding appropriate amount of water to the mixture. In addition, the above-mentioned substances may be mixed at one time, and the preparation means is not limited as long as the composition for treating hay of the present invention is obtained.
In the present invention, examples of the agent for treating hay include an antifungal agent, an acaricide, and the like, and examples of the antifungal agent include 3-iodo-2-propargyl alkyl carbamate (having alkyl having 2 to 12 carbon atoms). Among them, 3-iodo-2-propargyl butyl carbamate (hereinafter, also referred to as “IPBC”) having 4 carbon atoms is preferable.
[0006]
Examples of the acaricide include quaternary ammonium salts, isobornyl thiocyanoacetate (hereinafter also referred to as “IBTA”), and isobornyl thioethyl ethers. Examples of quaternary ammonium include didecyl chloride. Examples thereof include dimethylammonium, dicocoyldimethylammonium chloride, and octyldodecyldimethylammonium chloride.
What is necessary is just to mix | blend the said chemical | medical agent so that it may become 0.01 to 10 weight% with respect to the composition whole quantity, Preferably it is 0.1 to 1 weight%.
Moreover, when using an antifungal agent and an acaricide together, it is good to set it as the anti-mite agent 1-10 with respect to the antifungal agent 1 by weight ratio. The blending amount in that case may be such that the sum of both is the above blending amount.
[0007]
As vinyl acetate resin, in addition to vinyl acetate resin, vinyl acetate resin contains ethylene acetate, propylene, styrene, isoprene, butadiene, acrylic, vinyl chloride, vinyl pyrrolidone, etc. at least 10% vinyl acetate. Including those that are resins copolymerized in proportion, ethylene vinyl acetate copolymer is preferred among the copolymer resins.
The acrylic ester resin contains 50% or more of groups such as ethyl, butyl, methyl, and propyl, and among them, ethyl methacrylate resin is preferred.
The blending amount of these resins in the composition is 0.5 to 20, preferably 2 to 5, with respect to the drug 1 by weight.
[0008]
Examples of the organic solvent include isopropanol, butanol, octamethylcyclotetrasiloxane, phenoxyethanol, butylene glycol, ethanol, isoproterenol and the like.
These silicone oils and organic solvents have the effect of mixing the drug and resin uniformly, or reducing the viscosity of the mixture to facilitate handling. 0.1 to 100, preferably 1 to 5, with respect to 1.
[0009]
A surfactant can be included in order to dissolve or solubilize the drug in a solvent. When the organic solvent is used, the chemical agent is dissolved in the organic solvent, so that it is not necessary to use a surfactant. However, when the organic solvent is not used, the chemical agent is solubilized in the solvent. Therefore, it is necessary to use a surfactant. As the surfactant, a nonionic surfactant is preferable from the viewpoint of solubilization.
Examples of the nonionic surfactant include polyoxyethylene alkyl ether, polyoxyethylene alkyl ester, polyoxyethylene sorbitan alkyl ester, sorbitan alkyl ester, and fatty acid monoglyceride.
Since cocoon products often come into contact with human skin, nonionic surfactants having a neutral pH are preferred, and among these, polyoxyethylene alkyl ethers are preferred.
Further, when a large amount of water is contained (for example, 20% by weight or more), it is preferable to contain a nonionic surfactant as an emulsifier.
[0010]
By adding this, water can reduce the viscosity of the composition for treating hay of the present invention. Therefore, the addition amount can be 5 to 30% (weight) of the whole.
If the composition of the weed treatment is high in viscosity, when the composition is sprayed on the goza and dried, the resin will be easily peeled off, and the adhesive will adhere to all parts of the machine, reducing the life of the machine. The maintenance of the machine becomes troublesome.
[0011]
In addition to the resin, silicone oil may be added to the composition for treating hay.
Examples of silicone oils include methylpolysiloxane, highly polymerized methylpolysiloxane, trimethylsiloxysilicic acid, methylphenylpolysiloxane, alkyl-modified silicone oil, polyether-modified silicone oil, alkyl-aralkyl-polyether-modified silicone oil, and fluorine-modified. Silicone oil, silicone phosphate ester, reactive silicone oil (eg methyl hydrogen polysiloxane, amino modified silicone oil, epoxy polyether modified silicone oil, carboxyl modified silicone oil, carboxy polyether modified silicone oil, alcohol modified silicone oil, Phenol-modified silicone oil, mercapto-modified silicone oil, carbinol-modified silicone oil) Methyl trisiloxane, decamethyltetrasiloxane, octamethylcyclotetrasiloxane, decamethylcyclopentasiloxane, decamethyltetrasiloxane cyclohexane siloxane, and the like.
[0012]
The composition for treating cocoon grass according to the present invention thus obtained can give a long-lasting antifungal effect and the like by treating cocoon products such as tatami mats and goza, and has excellent storage stability. Can be obtained. Of course, the same antifungal effect and the like can be obtained even if the treatment is performed on the grass itself.
The treatment method using the composition for treating licorice for licorice and licorice products is not particularly limited, and examples thereof include spray treatment, coating treatment, and impregnation treatment, and spray treatment is preferable.
As the process amount in the case, tatami, in its surface if the mat, for example, may be set to ^{10ml / m 2 ~200ml / m 2} .
The amount of processing 0.01g / m ² ~10g / m ² drug during this, and preferably be a ^{0.1g / m 2 ~0.6g / m 2} .
In addition to the above-mentioned agents, known insecticides, repellents, bactericides, fragrances, deodorants, etc. may be used in combination. Can be added, and practicality as an antibacterial product can be enhanced. As a bactericidal agent for imparting antibacterial properties, for example, alkylpolyaminoethylglycine hydrochloride (trade name Sarabon 50) is useful.
[0013]
【Example】
EXAMPLES The present invention will be specifically described below with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
[0014]
Example 1
(1) Antifungal test listed in Table 1 using 3-iodo-2-propargyl butyl carbamate ("IPBC") as an antifungal agent and isobornyl thiocyanoacetate ("IBTA") as an acaricide The composition for the treatment of licorice (sample Nos. 1 to 9) was prepared, and these were prepared on both sides of the rosacea goza front and back (10 cm × 10 cm, weight 7 to 8 g, the same was used in the following examples) on both sides. After spraying an amount of m ² (one side of 38 g / m ² ) and drying, the durability of the anti-mold effect of the goza was examined.
The test method is performed according to the dry method of the test of the textile product of the mold resistance test method “JIS Z 2911-1992”, and the antifungal effect of the product immediately after the treatment and 50 ° C., 75% humidity when stored for 2 months The antifungal effect was confirmed.
[0015]
[Table 1]

[0016]
(2) Test results As shown in Table 2, goza treated with the composition for treating weeds of the present invention (sample Nos. 1 to 6) is more resistant than the goza of comparison (samples No. 7 to 9). It was confirmed that the lasting effect of the wrinkle effect is excellent. The anti-mold effect was determined according to the following criteria.
++: Mycelium growth is not observed on the front and back of goza.
+: Little growth of hyphae is observed on both sides of goza.
±: Growth of hyphae is observed on both sides of goza, and the site is less than 1/3 of the total area of goza.
-: Growth of hyphae is observed on both sides of goza, and the site exceeds one third of the total area of goza.
[0017]
[Table 2]

[0018]
Example 2
(1) A tick-proof composition (Sample Nos. 10 to 11) described in Table 3 for mite prevention test was prepared, and these were prepared on both sides of a goose-made goza front and back (10 cm × 10 cm), 76 g / m ² (38 g on one side). / M ² ) was sprayed and dried, and then the goza was allowed to stand for 52 hours in a blast and thermostat (81 ° C.). After that, it was cut into 5 cm × 5 cm, enclosed in a polyethylene bag (size 85 cm × 60 cm) together with a leopard mite (about 1000) and left for 4 days. And the number of the leopard mites in Goza was counted, and the tick prevention effect was calculated.
In addition, the said test method uses the time-dependent change conditions (equivalent to 3 years) prescribed | regulated by the tick-proof processed product meeting.
[0019]
[Table 3]

[0020]
(2) Test results As shown in Table 4, the composition for treating weeds (sample Nos. 10 to 11) of the present invention has a high mite-proofing effect, has a sustained effect, and is stable in storage. I found it excellent.
[0021]
[Table 4]

[0022]
Example 3
(1) Water wiping test Composition sample No. With 10-11, after they were sprayed in an amount of between 76 g / m ² on both sides (one side 38 g / m ²⁾ dry rush made mat sides (10 cm × 10 cm), the mat front and back three times with water Wiped. After that, put the goza in a polyethylene bag (size 85cm x 60cm), enclose the black mold and white mold mycelium, leave it at 25 ° C and 95% humidity for 1 month, and then visually check the occurrence of wrinkles did. As a comparison, water-treated one was used.
(2) Test results The composition for sample treatment (sample Nos. 10 to 11) of the present invention showed no wrinkle generation for one month even after wiping with water.
[0023]
【The invention's effect】
The composition for treating moth grasses according to the present invention can impart an antifungal effect, an anti-mite effect, etc. to cocoon products such as tatami mats and goza for a long time, and is excellent in storage stability. Further, even if the treated surface is wiped with water, the antifungal effect, the mite-proofing effect and the like are not lost, and the effect is durable.

Claims (2)

At least one selected from the group consisting of an antifungal or acaricidal agent (except for the quaternary ammonium salt type compound represented by the general formula (I)) , a vinyl acetate resin and an acrylate resin that treats hay. A composition for treating hay, comprising a seed resin, an organic solvent and / or a surfactant, and water.

Wherein R ₁ , R ₂ , R ₃ and R ₄ each independently represents an alkyl group or an alkenyl group, and one or two of R _{1 to} R ₄ are groups having 8 to 20 carbon atoms. And the others are groups having 1 to 3 carbon atoms, where X ^n- is an anion of malic acid, succinic acid, citric acid, maleic acid, fumaric acid, sulfuric acid, phosphoric acid, pyrophosphoric acid, lactic acid or acetic acid, Or n represents an integer of 1 to 4; A licorice product treated with the composition for treating licorice according to claim 1.