JP4197988B2 - Audio playback device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された信号をディジタル増幅するディジタルアンプ、及びこれを用いたオーディオ再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、変復調技術の進歩やパワー素子の応答性改善等を背景として、アナログアンプ(A級アンプ等)より電力効率の高いディジタルアンプ(D級アンプ等)がオーディオ再生装置に搭載され始めている。特に、本願出願人は、アナログオーディオ信号や多ビットディジタルオーディオ信号を1ビットディジタルオーディオ信号に変換するΔΣ変換部と、該1ビットディジタルオーディオ信号を電力増幅(振幅変換)するスイッチング増幅部と、増幅された1ビットディジタルオーディオ信号をアナログ変換するディジタル/アナログ変換部と、を有して成る1ビットディジタルアンプを開示・提案するとともに(例えば、特許文献1を参照)、該アンプを搭載したオーディオ再生装置の実用化を果たしている。
【0003】
なお、上記の1ビットディジタルアンプは、可聴帯域のS/Nを向上する手段(可聴帯域ノイズを低減する手段)としてΔΣ変調方式を用いており、1ビット信号生成側のノイズシェーピング作用によって、ノイズフロア(信号レベルの下部付近に存在するノイズ層)の可聴帯域ノイズを高帯域側に移動させることで、可聴帯域ノイズを低減している。従って、ΔΣ変調方式の次数を上げれば、可聴帯域ノイズの低減効果を高めることが可能であり、また、ΔΣ変調方式のサンプリング周波数を上げれば、ノイズ低減効果の及ぶ周波数帯域を広げることが可能であった(図2(a)、(b)を参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−246852号公報
【特許文献2】
特開2003−37481号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
確かに、上記構成から成る1ビットディジタルアンプであれば、アナログアンプや多ビットディジタルアンプよりも原音を忠実に再生することができる上、消費電力の低減を実現することも可能となる。
【0006】
しかしながら、従来の1ビットディジタルアンプでは、図2(a)に示すように、ΔΣ変調方式を用いることで可聴帯域(一般的には〜20[kHz])のノイズレベルが低減される反面、チューナの受信周波数帯域である高帯域(例えば500[kHz]〜数[MHz])のノイズ急増が招かれていた。特に、可聴帯域の高S/Nが指向されるハイファイオーディオに対応するためにΔΣ変調方式の次数を上げると、上記の高帯域ノイズがさらに増大される結果となっていた。また、幅広い再生帯域(例えば〜100[kHz])が指向されるハイファイオーディオに対応するためにΔΣ変調方式のサンプリング周波数を上げた場合も、図2(b)に示すように、ノイズフロアのピーク周波数が高域側に移動して、前記高帯域ノイズが増大される結果となっていた。
【0007】
このように、チューナの受信周波数帯域におけるノイズレベルが増大すると、該高帯域ノイズがチューナのアンテナに輻射して、受信周波数帯域のS/Nが悪化し、受信精度低下等の不具合を生じるおそれがあった。特に、オートチューニング機能(アンテナで得られる高周波信号の周波数を掃引して受信可能なチャンネル信号を自動検索する機能)を備えたオーディオ再生装置(例えば特許文献2を参照)に従来の1ビットディジタルアンプをそのまま搭載すると、そのオートチューニング動作に際して、アンテナに輻射された前記高帯域ノイズを受信可能なチャンネル信号であると誤認するおそれがあった。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑み、状況に応じて最適な周波数帯域のノイズ低減を行うことが可能なディジタルアンプ、及びこれを用いたオーディオ再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るディジタルアンプは、ΔΣ変調方式を用いてアナログ信号や多ビットディジタル信号を1ビットディジタル信号に変換する1ビット変換部と、該1ビットディジタル信号を電力増幅する増幅部と、増幅された1ビットディジタル信号をアナログ変換するディジタル/アナログ変換部と、を有して成るディジタルアンプであって、前記ΔΣ変調方式の次数、または、次数及びサンプリング周波数は、所定の制御信号に応じて可変制御される構成としている。このような構成とすることにより、状況に応じて最適な周波数帯域のノイズ低減を行うことが可能となる。
【0010】
また、本発明に係るオーディオ再生装置は、入力信号から所望チャンネル信号を検波するチューナと、検波されたチャンネル信号をディジタル増幅するディジタルアンプと、を有して成るオーディオ再生装置であって、前記ディジタルアンプは、ΔΣ変調方式を用いて前記チャンネル信号を1ビットディジタル信号に変換する1ビット変換部と、該1ビットディジタル信号を電力増幅する増幅部と、増幅された1ビットディジタル信号をアナログ変換するディジタル/アナログ変換部と、を有して成り、前記ΔΣ変調方式の次数、または、次数及びサンプリング周波数は、前記チューナからの制御信号に応じて可変制御される構成としている。
【0011】
具体的に述べると、前記制御信号は、前記入力信号の検出判定信号であり、前記ΔΣ変調方式の次数、または、次数及びサンプリング周波数は、前記入力信号があるときは高くなるように、前記入力信号がないときは低くなるように、前記制御信号に応じて可変制御される構成としている。
【0012】
より具体的に述べると、前記チューナは、前記入力信号の通常受信機能に加えて、前記入力信号の周波数を掃引して受信可能なチャンネル信号を自動検索するオートチューニング機能を備えたシンセチューナであり、前記ΔΣ変調方式の次数、または、次数及びサンプリング周波数は、前記入力信号の通常受信時は高くなるように、オートチューニング動作時は低くなるように、前記制御信号に応じて可変制御される構成としている。
【0013】
このような構成とすることにより、前記ディジタルアンプでは、前記入力信号の通常受信時は、ΔΣ変調方式の次数、または、次数及びサンプリング周波数を上げて可聴帯域の高S/N化や再生帯域の広域化を優先し、オートチューニング動作時は、ΔΣ変調方式の次数、または、次数及びサンプリング周波数を下げてオートチューニング動作の精度向上(受信周波数帯域のノイズ低減)を優先する、といった具合に、状況に応じて最適な周波数帯域のノイズ低減を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る1ビットディジタルアンプを搭載したオーディオ再生装置の一実施形態を示すブロック図である。本図に示すように、本実施形態のオーディオ再生装置は、シンセチューナ1と、ボリュームコントローラ2と、1ビットディジタルアンプ3と、コントロールマイコン4と、を有して成る。
【0015】
シンセチューナ1は、アンテナ11と、高周波信号増幅回路12(以下、RF[Radio Frequency]回路12と呼ぶ)と、中間周波数信号変換回路13(以下IF[Intermediate Frequency]回路13と呼ぶ)と、検波回路14と、チューニングインジケータ15と、を有して成り、アンテナ11で得られるRF信号から、コントロールマイコン4の制御信号に応じたチャンネル信号(本実施形態ではアナログオーディオ信号)を検波して、次段のボリュームコントローラ2に送出する。また、本実施形態のシンセチューナ1は、前記RF信号の通常受信機能に加えて、該RF信号の周波数を掃引して受信可能なチャンネル信号を自動検索するオートチューニング機能を備えている。
【0016】
上記構成から成るシンセチューナ1において、IF回路13のチューニング検出端子13aから出力されるチューニング検出信号は、前記RF信号の検出判定信号であり、シンセチューナ1の受信周波数帯域(例えば、500[kHz]〜数[MHz])に所定レベル以上の信号入力があればローレベル、なければハイレベルとなる。なお、チューニング検出信号に基づく前記RF信号の検出判定結果は、チューニングインジケータ15によって報知される。
【0017】
ボリュームコントローラ2は、シンセチューナ1で検波された所望のチャンネル信号をアナログ増幅して、後段の1ビットディジタルアンプ3に送出する。
【0018】
1ビットディジタルアンプ3は、ΔΣ変調方式を用いて上記のアナログオーディオ信号を1ビットディジタルオーディオ信号に変換するΔΣ変調1ビット信号発生回路31と、該1ビットディジタルオーディオ信号を電力増幅する増幅回路32(一般的にはブリッジ型電力増幅回路)と、増幅された1ビットディジタルオーディオ信号をアナログ変換するディジタル/アナログ変換回路33(以下、D/A[Digital/Analog]変換回路33と呼ぶ)と、を有して成り、ボリュームコントローラ2からのアナログオーディオ信号をディジタル増幅した後、再びアナログ出力として後段に接続される負荷(スピーカ等)へ送出する。
【0019】
また、本実施形態の1ビットディジタルアンプ3は、状況に応じて最適な周波数帯域のノイズ低減を行う手段として、ΔΣ変調方式の次数を所定値(本実施形態では3次または7次)に設定するための第1、第2次数設定信号発生器34、35と、同じくΔΣ変調方式のサンプリング周波数を所定値(本実施形態では32[fs]または64[fs]、1[fs]=44.1[kHz])に設定するための第1、第2サンプリング発振子36、37と、シンセチューナ1からのチューニング検出信号に基づいて第1、第2次数設定信号発生器34、35のいずれか一方をΔΣ変調1ビット信号発生回路31に接続する第1リレー38と、同じくシンセチューナ1からのチューニング検出信号に基づいて第1、第2サンプリング発振子36、37のいずれか一方をΔΣ変調1ビット信号発生回路31に接続する第2リレー39と、を有して成る。
【0020】
上記構成から成るオーディオ再生装置において、シンセチューナ1の受信周波数帯域に所定レベル以上の信号入力がなく、チューニング検出信号がハイレベルである場合、第1、第2リレー38、39は、第1次数設定信号発生器34及び第1サンプリング発振子36をΔΣ変調1ビット信号発生回路31に接続し、ΔΣ変調方式の次数及びサンプリング周波数を各々低い方(3次、32[fs])に設定する。一方、シンセチューナ1の受信周波数帯域に所定レベル以上の信号入力がなされ、チューニング検出信号がローレベルである場合、第1、第2リレー38、39は、第2次数設定信号発生器35及び第2サンプリング発振子37をΔΣ変調1ビット信号発生回路31に接続し、ΔΣ変調方式の次数及びサンプリング周波数を各々高い方(7次、64[fs])に設定する。
【0021】
このようなリレー制御を行うことにより、RF信号の通常受信時(シンセチューナ1の受信周波数帯域に所定レベル以上の信号入力がある状態)は、ΔΣ変調方式の次数及びサンプリング周波数を上げて可聴帯域の高S/N化や再生帯域の広域化を優先し、オートチューニング動作時(シンセチューナ1の受信周波数帯域に所定レベル以上の信号入力がない状態)は、ΔΣ変調方式の次数及びサンプリング周波数を下げてオートチューニング動作の精度向上(受信周波数帯域のノイズ低減)を優先するといった具合に、状況に応じて最適な周波数帯域のノイズ低減を行うことが可能となる。
【0022】
なお、上記の実施形態では、ΔΣ変調方式の次数とサンプリング周波数をいずれも可変制御する構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、いずれか一方のみを可変制御としても構わない。
【0023】
また、上記の実施形態では、ΔΣ変調方式の次数及びサンプリング周波数を設定する手段として、次数設定信号発生器及びサンプリング発振子を各々2個ずつ設けた構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、その個数を増加させても構わない。
【0024】
【発明の効果】
上記したように、本発明に係るディジタルアンプ、及びこれを用いたオーディオ再生装置であれば、状況に応じて最適な周波数帯域のノイズ低減を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る1ビットディジタルアンプを搭載したオーディオ再生装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】 従来のノイズフロア特性を示す図である。
【符号の説明】
1 シンセチューナ
11 アンテナ
12 高周波信号増幅回路(RF回路)
13 中間周波数信号変換回路(IF回路)
13a チューニング検出端子
14 検波回路
15 チューニングインジケータ
2 ボリュームコントローラ
3 1ビットディジタルアンプ
31 ΔΣ変調1ビット信号発生回路
32 増幅回路
33 ディジタル/アナログ変換回路(D/A変換回路)
34 第1次数設定信号発生器
35 第2次数設定信号発生器
36 第1サンプリング発振子
37 第2サンプリング発振子
38 第1リレー
39 第2リレー
4 コントロールマイコン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital amplifier that digitally amplifies an input signal and an audio reproduction apparatus using the digital amplifier.
[0002]
[Prior art]
In recent years, digital amplifiers (class D amplifiers, etc.) that are more power efficient than analog amplifiers (class A amplifiers, etc.) have begun to be mounted on audio playback devices against the backdrop of advances in modulation / demodulation technology and improved response of power elements. In particular, the applicant of the present application includes a ΔΣ converter that converts an analog audio signal or a multi-bit digital audio signal into a 1-bit digital audio signal, a switching amplifier that amplifies (amplifies) the 1-bit digital audio signal, and an amplification A 1-bit digital amplifier comprising a digital / analog conversion unit for converting the 1-bit digital audio signal into an analog signal is disclosed and proposed (see, for example, Patent Document 1), and an audio reproduction equipped with the amplifier is provided. The device has been put to practical use.
[0003]
The 1-bit digital amplifier uses a ΔΣ modulation method as means for improving the S / N of the audible band (means for reducing audible band noise), and noise is reduced by noise shaping on the 1-bit signal generation side. The audible band noise is reduced by moving the audible band noise on the floor (the noise layer near the lower part of the signal level) to the high band side. Therefore, if the order of the ΔΣ modulation system is increased, the audible band noise reduction effect can be increased, and if the ΔΣ modulation system sampling frequency is increased, the frequency band where the noise reduction effect can be expanded can be expanded. (See FIGS. 2 (a) and 2 (b)).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2002-246852 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2003-37481
[Problems to be solved by the invention]
Certainly, the 1-bit digital amplifier having the above-described configuration can reproduce the original sound more faithfully than an analog amplifier or a multi-bit digital amplifier, and can also reduce power consumption.
[0006]
However, in the conventional 1-bit digital amplifier, the noise level in the audible band (generally ˜20 [kHz]) is reduced by using the ΔΣ modulation method as shown in FIG. The noise suddenly increased in the high band (for example, 500 [kHz] to several [MHz]), which is the reception frequency band. In particular, when the order of the ΔΣ modulation method is increased in order to cope with high-fidelity audio directed to a high S / N in the audible band, the high-band noise is further increased. In addition, when the sampling frequency of the ΔΣ modulation method is increased in order to cope with high-fidelity audio in which a wide reproduction band (for example, ~ 100 [kHz]) is directed, as shown in FIG. As a result, the frequency moved to the high frequency side, and the high band noise was increased.
[0007]
Thus, when the noise level in the reception frequency band of the tuner increases, the high-band noise is radiated to the antenna of the tuner, the S / N of the reception frequency band is deteriorated, and there is a risk of causing problems such as a decrease in reception accuracy. there were. In particular, a conventional 1-bit digital amplifier is included in an audio reproduction apparatus (for example, see Patent Document 2) having an auto-tuning function (a function of automatically searching for a receivable channel signal by sweeping the frequency of a high-frequency signal obtained by an antenna) If it is mounted as it is, there is a possibility that the auto-tuning operation may be mistaken as a channel signal that can receive the high-band noise radiated to the antenna.
[0008]
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a digital amplifier capable of performing noise reduction in an optimum frequency band according to the situation, and an audio reproduction apparatus using the digital amplifier.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a digital amplifier according to the present invention includes a 1-bit conversion unit that converts an analog signal or a multi-bit digital signal into a 1-bit digital signal using a ΔΣ modulation method, and the 1-bit digital signal as power. An amplifier for amplifying and a digital / analog converter for analog-converting the amplified 1-bit digital signal, wherein the order of the ΔΣ modulation method , or the order and sampling frequency are: It is configured to be variably controlled according to a predetermined control signal. By adopting such a configuration, it is possible to perform noise reduction in an optimal frequency band according to the situation.
[0010]
An audio reproducing apparatus according to the present invention is an audio reproducing apparatus comprising: a tuner that detects a desired channel signal from an input signal; and a digital amplifier that digitally amplifies the detected channel signal. The amplifier uses a ΔΣ modulation method to convert the channel signal into a 1-bit digital signal, an amplifying unit for power-amplifying the 1-bit digital signal, and analog-converting the amplified 1-bit digital signal And the order of the ΔΣ modulation method , or the order and sampling frequency are variably controlled in accordance with a control signal from the tuner.
[0011]
Specifically, the control signal is a detection determination signal of the input signal, and the order of the ΔΣ modulation method , or the order and the sampling frequency are set to be high when the input signal is present. It is configured to be variably controlled according to the control signal so as to be low when there is no signal.
[0012]
More specifically, the tuner is a synthesizer having an auto-tuning function that automatically searches for a receivable channel signal by sweeping the frequency of the input signal in addition to the normal receiving function of the input signal. The order of the delta-sigma modulation method , or the order and sampling frequency are variably controlled in accordance with the control signal so as to be high during normal reception of the input signal and low during auto-tuning operation. It is said.
[0013]
By adopting such a configuration, in the digital amplifier, at the time of normal reception of the input signal, the order of the ΔΣ modulation system , or the order and the sampling frequency are increased to increase the S / N of the audible band and the reproduction band. Priority is given to wide area, and during auto-tuning operation, the order of ΔΣ modulation system , or the order and sampling frequency are lowered to give priority to improving the accuracy of auto-tuning operation (reducing noise in the reception frequency band). Accordingly, it is possible to perform noise reduction in an optimal frequency band.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of an audio reproducing apparatus equipped with a 1-bit digital amplifier according to the present invention. As shown in the figure, the audio playback apparatus of the present embodiment includes a synthesizer 1, a
[0015]
The synthesizer 1 includes an antenna 11, a high-frequency signal amplification circuit 12 (hereinafter referred to as an RF [Radio Frequency] circuit 12), an intermediate frequency signal conversion circuit 13 (hereinafter referred to as an IF [Intermediate Frequency] circuit 13), and detection. The circuit 14 and the
[0016]
In the synthesizer 1 configured as described above, the tuning detection signal output from the
[0017]
The
[0018]
The 1-bit
[0019]
Further, the 1-bit
[0020]
In the audio reproducing apparatus having the above configuration, when there is no signal input of a predetermined level or higher in the reception frequency band of the synthesizer 1 and the tuning detection signal is at the high level, the first and
[0021]
By performing such relay control, during normal reception of an RF signal (a state in which a signal input of a predetermined level or more is present in the reception frequency band of the synthesizer 1), the order of the ΔΣ modulation method and the sampling frequency are increased to an audible band. Priority is given to higher S / N and wider reproduction band, and during auto-tuning operation (when there is no signal input of a predetermined level or higher in the reception frequency band of synthesizer 1), the order and sampling frequency of the ΔΣ modulation method are set. It is possible to reduce the noise in the optimum frequency band according to the situation, such as lowering the priority and improving the accuracy of the auto-tuning operation (reducing the noise in the reception frequency band).
[0022]
In the above embodiment, the description has been given by taking as an example the configuration in which both the order of the ΔΣ modulation method and the sampling frequency are variably controlled. However, the configuration of the present invention is not limited to this, and either Only one of them may be variable control.
[0023]
Further, in the above embodiment, as a means for setting the order of the ΔΣ modulation method and the sampling frequency, a configuration in which two order setting signal generators and two sampling oscillators are provided has been described as an example. The configuration of the present invention is not limited to this, and the number thereof may be increased.
[0024]
【The invention's effect】
As described above, the digital amplifier according to the present invention and the audio reproduction apparatus using the digital amplifier can perform noise reduction in an optimum frequency band depending on the situation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of an audio reproducing apparatus equipped with a 1-bit digital amplifier according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating conventional noise floor characteristics.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Synth tuner 11
13 Intermediate frequency signal conversion circuit (IF circuit)
13a tuning detection terminal 14
34 First order setting signal generator 35 Second order setting signal generator 36 First sampling oscillator 37
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