JP4189231B2 - Recording / playback device for monitoring - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施設内などの監視を行なうビデオカメラ(監視カメラ)からの映像情報を記録し、再生する監視カメラ用記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
施設内の監視装置として、ビデオカメラを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この監視装置は、複数台のカメラやセンサ,モニタ,記憶装置などによって構成されており、複数台のカメラやセンサを監視する所定の場所に配置されている。通常、これらカメラのうちのセレクタで選択されたカメラの画像がモニタで表示されている。センサが異常を検出すると、この異常が発生した場所に設置されているカメラが撮像する映像がセレクタで選択され、モニタに供給されるとともに記憶手段に記憶される。この記憶手段に記憶された映像は、ユーザの操作により、再生したり、編集したりすることができる。
【0004】
このように、映像を記録再生する装置では、ユーザが操作するために、各種の操作ボタンが使用可能に設けられている。その一例として、録画した映像の内容を短時間で正しく確認し、即座に必要な映像の再生を可能とした映像録画装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
これは、ナビボタンを設け、これを操作することにより、録画されている各映像の代表画面の一覧を表示するようにしたものであり、この一覧の中の所望とする代表画面を選択すると、この代表画面で代表される映像が再生されるものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2001ー14801号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平10ー79916号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載の技術に特許文献2に記載のナビボタンとその機能動作を付加することにより、記憶手段に記憶された異常検出時の映像の中から所望とする映像を短時間で確認でき、必要な映像を即座に再生することができるものである。
【0009】
しかしながら、監視装置の記録再生装置としては、映像の記録再生ばかりでなく、監視装置の各部の設定や異常が検出された場合の処置のための操作など、種々の操作が必要であるし、また、発生した異常の種類に応じても、それに対する操作が異なる場合がある。このようなことにユーザ(監視者)が対応できるためには、ある程度の熟練が必要となるし、また、異常発生に対して緊急を要する場合には、取り扱い説明書をみて操作手順などを探すなどの作業が強いられる場合もある。
【0010】
本発明の目的は、かかる問題を解消し、センサの検出結果に応じて表示画面を異ならせ、操作画面に有効な操作ボタンを容易に知ることができるようにして、画面操作の操作性を高める監視用記録再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、センサと監視カメラとディスプレイ装置が接続され、監視カメラからの映像情報を該ディスプレイ装置に表示させるとともに、センサの異常検出に伴って監視カメラからの映像情報を内蔵の記録装置に記録する監視用記録再生装置であって、センサが検知する状況に応じた選択項目を有する選択画面をディスプレイ装置に表示させる操作ボタンを設けたものである。
【0012】
また、センサが異常な状況を検出したときには、ディスプレイ装置の表示状態に拘らず、検出される異常な状況に応じた選択項目を有する選択画面をディスプレイ装置に表示させる機能を操作ボタンに付与する手段を有するものである。
【0013】
さらに、選択画面に操作ボタン画像表示領域が設けられ、この操作ボタン画像表示領域に選択画面での操作に必要な操作ボタンを表わす操作ボタン画像を表示するようにしたものである。
【0014】
さらに、ディスプレイ装置に選択画面が表示されるときには、この選択画面での選択項目を選択する操作機能が付与され、ディスプレイ装置に記録装置から再生される映像情報を表わす再生画面が表示されるときには、この映像情報の再生モードを異ならせる機能が付与されるシャトルとジョグとが設けられており、選択画面の操作ボタン画像表示領域にシャトルとジョグとの画像が表示されるとともに、再生画面では、シャトルとジョグとの画像が表わされた操作ボタン画像表示領域が表示されるものである。
【0015】
さらに、選択画面と再生画面とで、操作ボタン画像表示領域でのシャトル及びジョグの画像の表示形態を異ならせるようにしたものである。
【0016】
さらに、選択画面では、シャトルに選択画面に設けられた各選択項目を選択するための操作機能が付与され、ジョグにシャトルも操作によって選択された選択項目の内容を変化させる操作機能が付与されるようにしたものである。
【0017】
さらに、シャトルの操作によってカーソルが移動して2以上の選択項目を順次選択した状態とし、ジョグの操作によって内容が変化する選択項目とこれ以外の選択項目とでカーソルの表示形態が異なるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明による監視用記録再生装置の一実施形態を示す外観図であって、1は監視用記録再生装置の装置本体、1aは前面部、1bは背面部、2はシャトル、3はジョグ、4は「ナビ」ボタン、5は「検索」ボタン、6は「戻る」ボタン、7は「決定」ボタン、8は「メニュー」ボタン、9は「再生」ボタン、10は「一時停止」ボタン、11は「録画」ボタン、12は「停止」ボタン、13〜16は「カメラ」ボタン、17は「フル/マルチ」切替ボタン、18は「画面表示自動切替」ボタン、19はカード取出ボタン、20はカードスロット、21は表示部、21aはアラーム用LED(Light Emitting Diode)、22はハードディスク挿入口、23は映像/音声端子である。
【0019】
同図において、装置本体1の前面部1aには、各種操作ボタンからなる操作部などが設けられている。即ち、この前面部1aの右端部に回転操作がなされるシャトル2とジョグ3とが同軸状に設けられており、その周りに「ナビ」ボタン4や「検索」ボタン5,「戻る」ボタン6,「決定」ボタン7,「メニュー」ボタン8が配置されている。これら操作ボタン2〜8の機能については、後に説明する。これら操作ボタン2〜8の左側に縦列に、内蔵の記録部を操作するための「再生」ボタン9,「一時停止」ボタン10,「録画」ボタン11及び「停止」ボタン12が設けられている。
【0020】
また、前面部1aの上辺側の操作ボタン9〜12の左側に、この装置本体1に接続される監視用カメラ(図示せず)の後述するフルモードでのオン,オフ操作のための4個の「カメラ」ボタン13〜16と、この装置本体1に接続されるディスプレイ装置(図示せず)での記録映像の表示方法を切り替えるための「フル/マルチ」切替ボタン17と、上記監視用カメラの映像を上記ディスプレイ装置で自動的に順次切り替え表示させるための画面表示自動切替ボタン18と、PCカードや通信カードなどのカードを挿入するためのカードスロット20と、このカードスロット20からカードを取り出すためのカード取出ボタン19とが前面部1aの上辺に沿って横列に配置されている。
【0021】
さらに、これら操作ボタン13〜19やカードスロット20の下側に、ハードディスク(図示せず)の出し入れを行なうためのハードディスク挿入口22や、VTR(ビデオテープレコーダ)やディスプレイ装置,カメラといった機器を接続できる映像/音声端子23が設けられている。
【0022】
さらに、図示しないが、装置本体1の背面部1bには、複数台の監視カメラ用の接続端子(映像/音声端子)やディスプレイ装置用の接続端子(映像/音声端子),マイクロホン用の接続端子,センサ用の接続端子とが設けられており、これらにより、装置本体1に複数台(以下では、4台として説明するが、これに限るものではない)の監視用カメラとディスプレイ装置とマイクロホンとセンサとが接続されている。
【0023】
図2は図1に示す装置本体1内の回路構成を概略的に示すブロック図であって、24はCPU(Central Processing Unit)、25は入力部、26は内蔵メモリ、27は信号入出力部、28はスピーカ、29はハードディスク装置であり、図1に対応する部分には同一符号をつけている。
【0024】
同図において、入力部25は図1における各操作ボタンからなるものである。CPU24は、この入力部25からの入力に基づいて、各部の制御を行なう。信号入出力部27は装置本体1の夫々の接続端子を備えたものであって、これに監視用カメラやディスプレイ装置,マイクロホン,センサなどが接続される。ハードディスク装置29は信号入出力部27に接続された監視用カメラからの映像信号やマイクロホンからの音声信号を夫々映像/音声情報として記録するものであって、ここでは、これら信号を処理する信号処理部を省略している。スピーカ28は監視用のブザーとして機能するものであり、信号入出力部27に接続されたセンサからの異常検出出力に応じて作動する。ハードディスク装置29に記録された映像/音声情報は、入力部25の操作に応じて、読み出され、カードスロット20に装着されているPCカードに転写することができる。
【0025】
なお、さらに、通信手段を設けることもでき、カードスロット20に通信カードを装着し、入力部で所定の操作をすることにより、外部の図示しない装置との間で通信を行なうようにすることもできる。これにより、ハードディスク装置29に記録されている映像/音声情報をかかる装置に伝送することができる。
【0026】
図3は図1に示す記録再生装置を用いた監視装置の一具体例を示す構成図であり、30〜33は監視カメラ、34はディスプレイ装置、35はセンサである。
【0027】
同図において、装置本体1に4台の監視カメラ30〜33,ディスプレイ装置34及びセンサ35を取り付けることにより、監視装置が構成される。これら監視カメラ30〜33は、装置本体1の電源ボタン(図示せず)がオンされるとともに、撮影動作を開始する。また、これら監視カメラ30〜33は夫々、装置本体1の「カメラ」ボタン13〜16に一対一で対応しており、「カメラ」ボタン13〜16は、後述するフルモードが設定されているとき、その1つをオンすると(これにより、これまでオンであった「カメラ」ボタンはオフになる)、これに対応する監視カメラの映像がディスプレイ装置34で表示される。
【0028】
装置本体1は監視室(図示せず)に配置され、監視カメラ30〜33やセンサ35は監視対象が存在する場所に設置される。例えば、ドアの開閉を監視する場合には、これら監視カメラ30〜33がこのドアの周りに設置され、このドアの領域(監視対象領域)を異なる方向から監視する。センサ35は、このドアが不当に(例えば、時間外に)開けられると、これを異常として検出し、その検出結果を装置本体1に送る(これを、以下、アラーム入力という)。装置本体1は、この検出結果を受けると、監視カメラ30〜33を起動させ、これらが監視対象領域を撮影開始する。これら監視カメラ30〜33からの撮影による映像信号は装置本体1に供給され、所定の処理がなされてハードディスク装置29(図2)に記録される。各監視カメラ30〜33からの映像信号は、例えば、複数フィールド(フレームであってもよい。以下同様)毎に1フィールドずつ抽出されて記録されるスキップ記録が行なわれる。また、この際、CPU24(図2)は、スピーカ28(図2)を稼働させてブザー音を発生させるとともに、LED21a(図1)も点滅させる。
【0029】
なお、各監視カメラ30〜33からの映像信号は、例えば、デジタル信号に変換された後にMPEG(Motion Picture Expert Group)規格に基づいて圧縮され、多重されてハードディスク装置29に記録される。また、操作部25(図2)の「再生」ボタン9(図1)の操作により、ハードディスク装置29からかかる映像信号が再生され、MPEG規格に基づいて伸長処理などの処理がなされてディスプレイ装置34に供給され、画像表示される。
【0030】
なお、この場合、ハードディスク装置29には、映像信号がスキップ記録されているので、これを利用して、実際に記録された各フィールドの画像を続けて順番に再生するようにする(連続再生)こともできるし、また、記録時に除かれた各フィールドの期間を実際に記録されたフィールドの映像で繰り返し補充して再生する(実時間再生)ようにすることもできる。さらに、実時間再生方法と連続再生方法との間の再生方法として、実際に記録されたフィールドの映像で補充されるフィールドの数を記録時に除かれたフィールドの数と異ならせることにより、実時間再生とは異なる速度で画像再生(高速再生。補充されるフィールドの数を可変とすると、可変速再生となる)を行なうようにすることもできるし、さらには、手動操作により、ハードディスク装置29から1フィールドずつ映像を再生してディスプレイ装置34で表示させるコマ送り再生を行なわせることもできるし、その再生方向を過去の方向に向かわせる逆コマ送り再生を行なわせることもできる。
【0031】
監視カメラ30〜33からの映像信号は、また、ディスプレイ装置34にも供給させることができ、これにより、監視対象領域の映像がディスプレイ装置34に表示される。この場合、「フル/マルチ」切替ボタン17を操作することにより、マルチモードが設定されると、図4(a)に示すように、ディスプレイ装置34の表示画面が4等分され、これによる領域36aに監視カメラ30による映像が、領域36bに監視カメラ31による映像が、領域36cに監視カメラ32による映像が、領域36dに監視カメラ33による映像が夫々表示される。また、フルモードが設定されたときには、図4(b)に示すように、ディスプレイ装置34の表示画面全体に監視カメラ30〜33のうちの選択された監視カメラからの映像が表示される。この監視カメラ30〜33のかかる選択は、装置本体1での「カメラ」ボタン13〜16によって行なわれる。従って、「カメラ」ボタン13〜16を操作することにより、所望とする監視カメラの映像がディスプレイ装置34で表示される。さらに、装置本体1での画面表示自動切替ボタン18(図1)をオン操作すると、監視カメラ30〜33の映像が所定の期間毎に切り替わってディスプレイ装置34に表示され、かかる表示が繰り返される。このことは、ハードディスク装置から再生する場合も同様であり、また、カードスロット20(図1,図2)に装着されたPCカードからも、これに記録されている映像/音声情報を再生することができるが、この場合も同様である。
【0032】
なお、装置本体1における操作ボタン9〜12は、ハードディスク装置29に対して録画/再生操作されるものであるが、カードスロット20にPCカードが装着されているときには、後述する所定の操作により、このPCカードの記録,再生にも機能する。
【0033】
次に、この実施形態の動作について説明する。
【0034】
図5はこの動作の一具体例を示すフローチャートである。また、図6はかかる動作の過程でディスプレイ装置34に表示される画面の一具体例を示すものである。
【0035】
監視装置(図3)が動作し、異常が発生しない通常の状態では、図6(a)に示すように、ディスプレイ装置34に監視カメラ30〜33からの映像の映像画面37が表示される。ここでは、「フル/マルチ」切替ボタン17によってマルチモードが設定されているものとしており、映像画面37には、図4(a)に示すように、監視カメラ30〜33全ての映像が分割領域37a〜37d毎に別々に表示されている。勿論、「フル/マルチ」切替ボタン17によってフルモードが設定されているときには、図4(b)に示すように、監視カメラ30〜33(図3)のうちの「カメラ」ボタン13〜16(図1)のいずれかで選択されている監視カメラからの映像が映像画面37に表示されることになる。
【0036】
この状態で「メニュー」ボタン8(図1)が操作されると、図6(b)に示すようなメニュー画面38がディスプレイ装置34に表示される。このメニュー画面38は、例えば、「一般設定」,「アラーム設定」,「ハードディスク」,「PCカード」,「モードロック/解除」などの選択項目が設けられた選択画面である。かかる項目の選択決定は、シャトル2もしくはジョグ3と「決定」ボタン7(図1)との操作によって行なわれる。内容が判らない項目がある場合には、「ナビ」ボタン4(図1)を操作することにより、図6(d)に示すようなヘルプ画面41がディスプレイ装置34で表示され、このヘルプ画面41で各項目の内容を知ることができる。判らなかった項目の内容が判って「戻る」ボタン6を操作すると、図6(b)に示すメニュー画面38に戻る。
【0037】
また、メニュー画面38やヘルプ画面41には、それらの下辺部側に操作ボタン画像表示領域39が設けられており、この操作ボタン画像表示領域39にシャトル2や「決定」ボタン7などのメニュー画面38やヘルプ画面41で操作に必要な図1に示す操作ボタンの画像(図示せず)が表示されている。このため、操作者はこの操作ボタン画像表示領域39での表示内容からこのメニュー画面38やヘルプ画面41で使用できる操作ボタンを知ることができるし、実行したい画面操作のための操作ボタンを容易に判断でき、装置本体1の操作部から希望する操作ボタンを探し出すことができる。
【0038】
図6(a)に示す映像画面37の表示状態で「ナビ」ボタン4(図1)が操作されると、ハードディスク装置29(図2)での記録情報のサーチ方法を決めるための図6(c)に示すようなサーチ方法選択画面40がディスプレイ装置34に表示される。このサーチ方法選択画面40は、例えば、「日時入力サーチ」,「時分割サーチ」,「アラームサーチ」などの選択項目が設けられた選択画面である。かかる項目の選択決定も、シャトル2もしくはジョグ3と「決定」ボタン7(図1)との操作によって行なわれる。内容が判らない項目がある場合には、さらに「ナビ」ボタン4(図1)を操作することにより、図6(d)に示すようなヘルプ画面41がディスプレイ装置34で表示され、このヘルプ画面41で各項目の内容を知ることができる。判らなかった項目の内容が判って「戻る」ボタン6を操作すると、図6(c)に示すサーチ方法選択画面40に戻る。
【0039】
また、サーチ方法選択画面40には、その下辺部側に操作ボタン画像表示領域39が設けられており、この操作ボタン画像表示領域39にシャトル2や「決定」ボタン7などのこのサーチ方法選択画面40で操作に必要な図1に示す操作ボタンの画像(図示せず)が表示されている。このため、操作者はこの操作ボタン画像表示領域39での表示内容からこのサーチ方法選択画面40で使用できる操作ボタンを知ることができるし、実行したい画面操作のための操作ボタンを容易に判断でき、装置本体1の操作部から希望する操作ボタンを探し出すことができる。
【0040】
一方、図5において、センサ35は監視対象領域を監視しており(ステップ100)、センサ35が異常を検出しないときには、図6(a)〜(d)で説明した表示がディスプレイ装置34で行なわれる。その後、センサ35が異常を検出してCPU24(図2)にアラーム入力があると(ステップ100)、監視カメラ30〜33(図3)からの映像信号がこのアラーム入力時の日時情報とともにハードディスク装置29(図2)へ記録され始め、スピーカ28(図2)がブザー音を発生するとともに、LED21aが点滅する(ステップ101)。
【0041】
ここで、ハードディスク装置29は、アラーム入力があると、CPU24の制御の下に、監視カメラ30〜33からの映像情報を記録開始する。あるいはまた、このアラーム入力の時点よりも前からかかる映像信号を記録するようにしてもよい。この場合には、後述するように設定された記録時間tRよりも若干長い時間(tR+Δt)、記録領域のうちのこの時間(tR+Δt)に相当する容量の記録領域で常時監視カメラ30〜33からの映像情報の記録を繰り返しており、CPU24は、アラーム入力を受けると、この時点からこの設定記録時間tRの経過後記録停止信号を発生するようにし、この記録停止信号によってハードディスク装置がこの記録領域での記録を中止し、次の記録領域での記録に移るようにする。これにより、アラーム入力よりも時間Δt前からの記録がハードディスク装置29に残ることになる。
【0042】
そこで、監視者が「ナビ」ボタン4を操作すると(ステップ102)、CPU24はこの「ナビ」ボタン4が操作された時点での状態を判断し(ステップ103)、この判断結果に応じた選択項目を備えた選択画面を検索する(ステップ104)。この場合の判断される状態としては、ここでは、監視対象領域でドアが開けられる(監視中であるので、ドアが開けられるのは異常である)などして実際に異常が検出された状態と停電となったこととする(故意に電源が切られた場合も想定される。停電となったときには、停電が解除されたときにCPU24がセンサ35の検出結果から異常が発生したと認識し、LED21aやスピーカ28を動作させる)。
【0043】
センサ35の異常検出によってCPU24にアラーム入力があった場合には、CPU24は、ステップ104の検索により、ディスプレイ装置34での表示を図6(e)に示すようなアラーム画面42に切り替える(ステップ105)。このアラーム画面42は、ブザー音を停めるための「ブザー停止」,LED21aを消すための「LED消灯」,ハードディスク装置29に記録されている今回のアラーム入力に伴う記録情報を再生するための「アラームサーチ」及びアラーム入力時でのディスプレイ装置34での画面表示を監視カメラ30〜33からの映像を自動的に順次切り替え表示するモードを設定可能とした「アラーム保留入/切」などの選択項目が設けられた選択画面である。
【0044】
かかる項目の選択はシャトル2(図1)の操作によって行なわれ、この操作で図示しないカーソルを「ブザー停止」の項目に合わせることによってこの項目が選択され、次いで、「決定」ボタン7を操作することにより、スピーカ28(図2)からのブザー音の発生が停止する。同様にして、シャトル2の操作でカーソルを「LED消灯」の項目に一致させることによってこの項目を選択し、次いで、「決定」ボタン7を操作することにより、LED21a(図1)の点滅が停止する。なお、アラーム入力時にブザー音を発生させたり、LED21aを点滅させたりするモードは、図6(b)に示すメニュー画面38での「アラーム設定」の項目によって設定されるものであり、この設定が解除されない限り、アラーム画面42(図6(f)に示すアラーム画面43についても同様)でブザー停止,LED21aの消灯が設定されても、次のアラーム入力では、ブザー音が発生し、LED21aが点滅して警報を発する。
【0045】
また、アラーム入力時の監視カメラ30〜33からの映像の表示方法を自動切替にするか、1つの監視カメラからの映像を表示させるようにするかの選択は、カーソルを「アラーム保留入/切」の項目に合わせ、「決定」ボタン7を操作することによって可能である。かかる選択決定により、現時点で自動切替のモードにあれば、1つの監視カメラからの映像を表示させるモードに切り替わり、現時点で1つの監視カメラからの映像を表示させるモードにあれば、自動切替のモードに切り替わる。
【0046】
ディスプレイ装置29での表示を監視カメラ30〜33からの映像の表示(即ち、映像画面37)に切り替えるためには、「戻る」ボタン6(図1)を操作すればよい。これにより、「戻る」ボタン6を操作する前であれば、同じアラーム画面42上でブザーの停止とLED21aの消灯と監視カメラの自動切替の設定とを行なわせることができる。
【0047】
また、アラーム画面42において、シャトル2を操作してカーソルを「アラームサーチ」の項目に一致させることによってこの項目を選択し、「決定」ボタン7を操作すると、ハードディスク装置29から今回のアラーム入力による記録情報が再生される。この「アラームサーチ」の項目のかかる選択決定がなされたときには、自動的にディスプレイ装置34での表示がハードディスク装置29からのかかる再生映像の表示に切り替わる。
【0048】
なお、アラーム画面42には、その下辺部側に操作ボタン画像表示領域39が設けられており、この操作ボタン画像表示領域39にこのアラーム画面42で操作に必要な図1に示す操作ボタンの画像(図示せず)が表示されている。このため、操作者はこの操作ボタン画像表示領域39での表示内容からこのアラーム画面42で使用できる操作ボタンを知ることができるし、実行したい画面操作のための操作ボタンを容易に判断でき、装置本体1の操作部から希望する操作ボタンを探し出すことができる。
【0049】
図5において、停電があった場合も、この停電が解除されると、これをセンサ35(図3)が検知し、CPU24(図2)にアラーム入力がある(ステップ100)。これにより、CPU24はスピーカ28(図2)からブザー音を発生させ、LED21a(図1)を点滅させる(ステップ101)。かかる状態で操作者が「ナビ」ボタン4を操作すると(ステップ102)、CPU24は現時点の状態が停電によってアラーム入力があった状態と判断して(ステップ103)、これに対応する選択画面を検索し(ステップ104)、ディスプレイ装置34に図6(f)に示すようなアラーム画面43を表示させる(ステップ105)。このアラーム画面43は、「ブサー停止」と「LED消灯」の選択項目が設けられた選択画面であり、図6(e)に示したアラーム画面42と同様に、スピーカ28からのブザー音の発生を停止させたり、LED21aを消灯させることができる。この場合も、「戻る」ボタン6を操作することにより、図6(a)に示すような監視カメラ30〜33からの映像の表示状態に切り替えることができる。
【0050】
「ナビ」ボタン4の押下により、センサ35が検出する状況に応じた選択項目を表わす選択画面を表示することにより、操作者は異常発生時や緊急時などの操作方法を容易に把握することができ、適切な処理を素早くかつ確実に行なうことができる。
【0051】
なお、このアラーム画面43には、その下辺部側に操作ボタン画像表示領域39が設けられており、この操作ボタン画像表示領域39にこのアラーム画面43で操作に必要な図1に示す操作ボタンの画像(図示せず)が表示されている。このため、操作者はこの操作ボタン画像表示領域39での表示内容からこのアラーム画面43で使用できる操作ボタンを知ることができるし、実行したい画面操作のための操作ボタンを容易に判断でき、装置本体1の操作部から希望する操作ボタンを探し出すことができる。
【0052】
また、アラーム画面42,43の表示状態で再度「ナビ」ボタン4を操作すると、図6(d)で示すようなこれらアラーム画面42,43の夫々の項目を説明したヘルブ画面が表示され、「戻る」ボタン6を操作することにより、アラーム画面42,43の表示状態に戻る。
【0053】
装置本体1の前面部1aの操作部(図1)の操作により、以上の動作が行なわれるものであるが、この操作をより容易にするために、この実施形態では、ディスプレイ装置34において、上記のように、現時点で表示されている図6に示すような画面やその他の画面に対して使用される操作ボタン(シャトル2やジョグ3も含む。以下、同様)を指示する画像を表示した操作ボタン画像表示領域39が設けられるが、以下、この点について説明する。
【0054】
図7(a)は図6(b)に示すメニュー画面38であって、これに設けられた項目、即ち、「一般設定」,「アラーム設定」,「ハードディスク」,「PCカード」,「モードロック/解除」の各項目のうちのいずれが1つにカーソル44aが合わされており、これが選択された状態にある。このカーソル44aは黒ベタのカーソルであって、項目が白抜きで表示される。デフォルトとして、このカーソル44aは先頭の項目(ここでは、「一般設定」の項目)に合わされており、図7(a)はこの状態を示している。
【0055】
かかるメニュー画面38での操作には、カーソル44aを移動させるためのシャトル2と、選択された項目の決定を行なうための「決定」ボタン7と、画面を1つ前に戻す(この場合には、図6(a)に示す映像画面37に戻すことになる)ための「戻る」ボタン6と、メニュー画面38を終了させるための「メニュー」ボタン8と、ヘルプ画面41(図6(d))を表示させるための「ナビ」ボタン4が使用可能となるものであるが、これに使用可能なかかる操作ボタンの画像がメニュー画面38の、例えば、下辺部に設けられた操作ボタン画像表示領域39に表示される。即ち、図示するように、シャトル画像2aと「決定」ボタン画像7aと「戻る」ボタン画像6aと「メニュー」ボタン画像8aと「ナビ」ボタン画像4aとが表示される。
【0056】
そして、「決定」ボタン画像7aと「戻る」ボタン画像6aと「メニュー」ボタン画像8aと「ナビ」ボタン画像4aとの夫々は、「決定」ボタン7,「戻る」ボタン6,「メニュー」ボタン8,「ナビ」ボタン4の構造,形状を表わす画像であって、これにボタンの名称「決定」,「戻る」,「メニュー」,「ナビ」もしくはボタンにあらわされているマークなどとともに、ボタン表示の右側に夫々に付与されている機能も併記されている。例えば、「決定」ボタン7に対しては、そのボタン表示内にボタン名称の「決定」もしくは「決定」ボタン7に表記されているマークなどが表示されて「決定」ボタン7に対する画像であることが示され、さらに、「決定」ボタン画像7aの右側に付与された機能を表わす「決定」という文字が表示されることにより、このときの「決定」ボタン7は決定機能を有していることが示される。
【0057】
また、シャトル画像2aはシャトル2の形状,構造を表わす画像として拡大して表示され、これにこのシャトル2で付加されている機能「選択」も、回転する方向を示す矢印とともに、表示されている。この「選択」はメニュー画面38に設けれた項目を選択する機能、即ち、カーソル44aを上下に移動させる機能を表わすものであって、かかるシャトル画像2aの表示からカーソル44aを移動させるには、シャトル2を回転操作すればよいことが明らかとなる。
【0058】
このように表示される操作ボタン画像(シャトル画像2aやジョグ画像3aも含む。以下同様)は、このメニュー画面38で機能付けられて使用可能な操作ボタンに対する画像であり、これら表示される画像に対する操作ボタン以外の操作ボタンは、このメニュー画面38に対して機能が付与されておらず、従って、このメニュー画面38の操作に使用することができない。
【0059】
なお、シャトル2の内側にジョグ3が設けられているが、メニュー画面38でのシャトル画像2aの内側にはなにも表示されていないから、このメニュー画面38の操作には、ジョグ3は使用できないことになる。
【0060】
図7(a)に示す状態で、シャトル画像2aを基にシャトル2を回転する操作をすると、図7(b)に示すように、カーソル44aが次の項目に移り、「アラーム設定」の項目が選択された状態となる。さらに、シャトル2を回転操作すると、カーソル44aが移動して「ハードディスク」→「PCカード」→「モードロック解除」と順に項目が選択されていく。
【0061】
図8(a)に示すメニュー画面38(これは、図7(a)に示すメニュー画面38と同じ)で「決定」ボタン7(図1)を操作すると、「一般設定」の項目が選択決定され、図8(b)に示す一般設定画面45がディスプレイ装置34(図3)に表示される。この一般設定画面45では、この「一般設定」の下位項目、例えば、アラーム入力があってからのハードディスク装置29(図2)への記録時間を設定するための「記録時間」,記録する映像の「画質」を、例えば、標準,高画質などというように変更可能とする「画質」,マイクロホンからの音声信号も映像とともに記録するか否かを決めるための「音声」,ハードディスク装置29での記録可能な残量がどの程度になると、警告を発するかを決定するための「残量警告」といったような選択項目が設けられている。
【0062】
このため、これら「記録時間」,「画質」,「音声」,「残量警告」の項目では、その設定される内容をジョグ3の操作によって変更することができる。「記録時間」,「画質」,「音声」,「残量警告」の項目の現在表示されている内容は現在設定されているものであり、例えば、アラーム入力に対するハードディスク装置29への映像情報の記録は、0時間3分、即ち、3分間に設定されている。所定の項目の内容を変更したい場合には、シャトル2を操作してこの所定の項目にカーソル44bを合わせてこの項目の選択を行なう。このときのカーソル44bは枠状のカーソルであって、内容の変更が行なわれる項目に合わせた場合、カーソルはかかる枠状のカーソル44bに変更される。これとともに、ジョグ3にこの項目の内容変更の機能が付与される。一般設定画面45の操作ボタン画像表示領域39には、シャトル画像2aの内側にジョグ3に付与された機能「変更」が表記され、これにより、このジョグ3に対するジョグ画像3aがシャトル画像2aの内側に表示されることになる。
【0063】
シャトル2の操作により、例えば、カーソル44bを「画質」の項目に移動させてこの項目を選択すると、この枠状のカーソル44bの内側にこの項目の内容が表示される。そして、ジョグ3を回転操作すると、その内容が現在設定されている、例えば、「STANDERD(標準)」から高画質,……などへと順番に変更され、必要な内容が表示された状態で「決定」ボタン7を操作すると、これが選択決定されてこの内容の画質が設定されることになる。このように、一般設定画面45では、ジョグ3にその回転によって選択項目の内容を変更する機能が付与されているため、ジョグ画像3aには、その機能を表わす「変更」という表記がなされ、かつジョグ3の操作の仕方(即ち、回転操作方向)を示す矢印が示されている。
【0064】
この一般設定画面45の操作ボタン画像表示領域39では、図8(a)に示すメニュー画面38で表示されるのと同様のボタン画像2a,7a,6a,8a,4aが表示されるとともに、内容変更がなされる項目が選択されたとき(このとき、カーソルは枠状のカーソル44bとなる)、シャトル画像2aの内側にジョグ画像3aが表示される。
【0065】
以上のように、下位に異なる項目が展開されるようなツリー構造の階層関係にある上位の項目に対しては、これを選択すると、カーソルは、図8(a)に示すように、ベタ黒のカーソル44aとなって、ジョグ画像3aは表示されず、また、その内容が展開されていてその1つが選択できるようにした項目に対しては、カーソルは、図8(b)に示すように、枠状のカーソル44bとなって、ジョグ画像3aが表示される。
【0066】
なお、図8(a)に示すメニュー画面38においても、内容を選択する項目が含まれ、これが選択された場合には、枠状のカーソル44bが表示されてシャトル画像2aの内側にジョグ画像3aが表示されることになり、また、図8(b)に示す一般設定画面45において、下位の項目が展開されている項目が含まれ、これが選択された場合には、ベタ黒のカーソル44aが表示されてジョグ画像3aは表示されないことになる。
【0067】
また、以上のメニュー画面38や一般設定画面45では、項目の選択や項目の内容変更の操作を間違いなく、速やかに行なうことができるようにするために、シャトル画像2aやジョグ画像3aを拡大して表示することにより、かかる操作をするボタンが即座に判るようにしている。
【0068】
図9はメニュー画面38での他の操作例として、「PCカード」の項目を選択決定する場合を示している。
【0069】
即ち、アラーム入力に伴う映像情報やその他の映像情報が記録されたPCカードをカードスロット20(図2)に装着し、図9(a)に示すメニュー画面38をディスプレイ装置34に表示させて、シャトル画像2aを基にシャトル2(図1)を操作してカーソル44aを「PCカード」の項目に合わせ、次いで、「決定」ボタン画像7aを基に「決定」ボタン7(図1)を操作すると、PCカードから映像情報が読み出され、図9(b)に示すPCカード再生画面46がディスプレイ装置34に表示される。
【0070】
ここで、PCカードには、ハードディスク装置29から読み出されたアラーム入力毎の映像情報や他の装置から取り込んだ映像情報が記録されており、図9(a)に示すメニュー画面38で「PCカード」の項目が選択決定されると、このPCカードに記録されている最初の映像情報(例えば、最も新しく記録された映像情報)の特定の1フィールド(または、1フレーム)の画像が代表画像として読み出され、ディスプレイ装置34に表示される。図9(b)はその状態を示している。
【0071】
また、このPCカード再生画面46では、その下辺側に設けられた操作ボタン画像表示領域39にシャトル画像2aと「決定」ボタン画像7aと「戻る」ボタン画像6aとが表示され、このときには、シャトル2と「決定」ボタン7と「戻る」ボタン6とが有効であることを示している。そして、シャトル2はPCカードに記録されている映像情報の選択機能が付与されるものであり、このために、シャトル画像2aの右側に「選択」の表記がなされている。また、「決定」ボタン7は映像の再生機能が付与されるものであり、このため、「決定」ボタン画像7aの右側に「再生」の表記がなされ、「戻る」ボタン6は再生の中止機能が付与されるものであり、このため、「戻る」ボタン画像6aの右側に「中止」の表記がなされている。また、PCカードからの再生映像の表示領域をできる限り大きくするために、これらシャトル画像2aと「決定」ボタン画像7aと「戻る」ボタン画像6aとは、見るのに支障を来さない程度に小さくして操作ボタン画像表示領域39の高さ幅を小さくしている。なお、シャトル画像2aでの中心部の黒丸は、ジョグ3が機能していないことを示している。
【0072】
そこで、シャトル画像2aを基にシャトル2を回転操作すると、PCカードから一連の映像情報の代表画面が順番に読み出されてPCカード再生画面46で表示され、これにより、再生したい映像情報を選択することができる。この読み出し順序は、シャトル2の回転方向によって切り替えることができる。希望する映像情報が見つかり、「決定」ボタン画像7aを基に「決定」ボタン7(図1)を操作すると、この希望する映像情報のPCカードからの読み出しが開始され、これがPCカード再生画面46で表示される。そして、この再生中「戻る」ボタン画像6aに基づいて「戻る」ボタン6を操作すると、PCカードからの再生が中止して図9(a)に示すメニュー画面38に戻る。あるいはまた、「戻る」ボタン6を操作すると、次の映像情報の代表画像が表示された状態となり、シャトル2の操作によって次の映像情報の検索をすることができるようにすることもできる。この場合、図9(a)に示すメニュー画面38に戻すためには、「戻る」ボタン6を再度操作すればよい。
【0073】
ここで、ハードディスク装置29について説明する。
【0074】
上記のように、センサ35(図3)が異常を検出してCPU24(図2)にアラーム入力があると、CPU24はハードディスク装置29に監視カメラ30〜33からの映像情報の記録を行なわせるが、また、装置本体1の「録画」ボタン11の操作によっても、記録を行なわせる。従って、任意のタイミングでハードディスク装置29に記録を行なわせることができる。また、「再生」ボタン9を操作することにより、ハードディスク装置29の再生を行なわせることができるし、「一時停止」ボタン10を操作することにより、録画や再生の一時停止をさせることができ、「停止」ボタン12を操作することにより、録画や再生を停止させることができる。
【0075】
また、再生に際しては、例えば、図7(a)に示されるようなメニュー画面38で「ハードディスク」の項目を選択決定することにより、加減速再生やコマ送り再生の機能も実現することができる。以下、この点について説明する。
【0076】
図10はメニュー画面38で「ハードディスク」の項目を選択決定したときのハードディスク再生画面47の一具体例を示すものであって、ハードディスク装置29からの再生映像に操作ボタン画像表示領域39が付加されたものである。
【0077】
かかるハードディスク画面47は、上記の「再生」ボタン9を操作する前にメニュー画面38で「ハードディスク」の項目を選択決定しても、「再生」ボタン9を操作するとともにディスプレイ装置34で表示されるし、また、既に「再生」ボタン9が操作されて再生表示がなされているときに(このときには、ハードディスク装置29からの再生映像のみが表示されている)、メニュー画面38を表示させて「ハードディスク」の項目を選択しても、表示される。
【0078】
このハードディスク再生画面47では、ハードディスク装置29からの再生画像が表示されるとともに、この画面46の下辺側にシャトル画像2aとジョグ画像3aとが表示された操作ボタン画像表示領域39が設けられる。ここでは、この再生画像の表示領域を大きくするために、これらシャトル画像2a及びジョグ画像3aを小さく表示して操作ボタン画像表示領域39を狭く表示しており、かつジョグ画像3bも見易くするために、シャトル画像2aとは別に表示している。さらに、シャトル画像2aとジョグ画像3aとを明確に区別できるようにするために、シャトル2とジョグ3との配置関係から、シャトル画像2aをその内側のジョブ3に対応する部分を黒く塗りつぶした表現とし、また、ジョブ画像3aをその外側のシャトル2に対応する部分を黒く塗りつぶした表現としている。
【0079】
また、このハードディスク再生画面47の場合のシャトル2には、加減速再生の機能が付加されており、ジョブ3には、コマ送り/コマ戻しの機能が付加されている。従って、シャトル画像2aの右側には、その機能「加減速再生」が併記されており、ジョブ画像3aの右側には、その機能「コマ送り/戻し」が併記されている。
【0080】
なお、上記のように、ハードディスク装置29には、上記のように、監視カメラ30〜33(図3)からの映像信号がスキップ記録されているが、加減速再生とは、ハードディスク装置29での再生速度を可変とするとともに、これから実際に再生されるフィールド(または、フレーム)間に補充する画像数(フィールドもしくはフレーム数)をこの再生速度に応じて変化させることにより、ハードディスク再生画面47に表示される画像の時間的変化(動き)の速さを変化させるものである。再生方向(即ち、通常再生と逆転再生)は、シャトル2の回転方向によって切り替えることができる。また、コマ送りはジョグ3の所定角度の回転毎にハードディスク装置29から1画像(即ち、1フィールドまたは1フレーム)ずつ再生してハードディスク再生画面47に静止画として表示させるものである。従って、ある静止画が表示されていて次の静止画を見たい場合には、ジョグ3を所定角度さらに回転させることにより、ハードディスク装置29から次の画像が読み出されてハードディスク再生画面47に表示される。勿論、ジョグ3の回転方向に応じて、コマ送りとコマ戻しとが切り替えられる。
【0081】
なお、図10は、ハードディスク再生画面47に1つの映像情報だけが表示されるフルモードの場合を示している。フルモードでは、このように、監視カメラ30〜33のうちの特定の監視カメラからの映像情報を再生して表示するようにしてもよい。ハードディスク装置29からの再生に際しても、「フル/マルチ」切替ボタン17(図1)の操作により、マルチモードを設定することもでき、この場合には、図7に示す映像画面37のように、各監視カメラ30〜33からの映像情報を同時に表示させるようにすることができる。
【0082】
このようにして、シャトル2やジョグ3に再生に用いる機能を付加するものであって、これにより、ハードディスク装置29の操作のためのハードボタンの設置数を低減することができ、操作ボタンを余裕をもって配置することができて操作がし易くなるし、また、装置本体1の小型化,低コスト化も図れる。
【0083】
なお、以上の各画面において、操作ボタン画像表示領域39をその画面の下辺側に設けるようにしたが、これに限るものではなく、例えば、右辺側など他の場所に設定されるようにしてもよいことはいうまでもない。
【0084】
このようにして、この実施形態では、現時点で表示される画面で操作を必要とする操作ボタンのみに対し、その操作ボタンの名称やマークなどとこれに付与されている機能とが併記されたボタン画像が表示されるので、そのとき機能しない操作ボタンの無駄な操作をなくすことができるし、どの操作ボタンを操作すれば、どのような機能が得られるかを数少ない限られたボタン画像から知ることができて、使用すべき操作ボタンを容易に見つけ出すことができる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、センサが検出する状況に応じた選択項目を表わす選択画面を表示させる操作ボタンを設けることにより、操作者は異常発生時や緊急時などの操作方法を容易に把握することができ、適切な処理を素早くかつ確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による監視用記録再生装置の一実施形態の装置本体を示す外観図である。
【図2】図1に示す実施形態の回路構成の要部を示すブロック図である。
【図3】図1に示す実施形態を用いた監視装置の一具体例を示す構成図である。
【図4】図3に示す監視装置での監視カメラからの映像の表示状態を示す図である。
【図5】図1に示す装置本体の動作の一具体例を示すフローチャートである。
【図6】図5に示す動作の過程で図3におけるディスプレイ装置で表示される画面の一具体例を示す図である。
【図7】図6に示すメニュー画面での項目の選択操作の一具体例を示す図である。
【図8】図6に示すメニュー画面での項目の選択決定操作の一具体例を示す図である。
【図9】図6におけるメニュー画面での項目の選択決定操作の他の具体例を示す図である。
【図10】図6におけるメニュー画面での項目の選択決定操作のさらに他の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 監視用記録再生装置の装置本体
1a 前面部
1b 背面部
2 シャトル
2a シャトル画像
3 ジョグ
3a ジョグ画像
4 「ナビ」ボタン
4a 「ナビ」ボタン画像
5 「検索」ボタン
6 「戻る」ボタン
6a 「戻る」ボタン画像
7 「決定」ボタン
7a 「決定」ボタン画像
8 「メニュー」ボタン
8a メニューボタン画像
9 「再生」ボタン
10 「一時停止」ボタン
11 「録画」ボタン
12 「停止」ボタン
13〜16 「カメラ」ボタン
17 「フル/マルチ」切替ボタン
18 「画面表示自動切替」ボタン
19 カード取出ボタン
20 カードスロット
23 映像/音声端子
24 CPU
25 入力部
27 信号入出力部
29 ハードディスク装置
30〜33 監視カメラ
34 ディスプレイ装置
35 センサ
37 映像画面
38 メニュー画面
39 操作ボタン画像表示領域
40 サーチ方法選択画面
41 ヘルプ画面
42,43 アラーム画面
44a,44b カーソル
45 一般設定画面
46 PCカード再生画面
47 再生画面
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a recording / reproducing apparatus for a surveillance camera that records and reproduces video information from a video camera (surveillance camera) that monitors a facility or the like.
[0002]
[Prior art]
As a monitoring device in a facility, one using a video camera is known (for example, see Patent Document 1).
[0003]
This monitoring device is composed of a plurality of cameras, sensors, monitors, storage devices, and the like, and is arranged at a predetermined location for monitoring the plurality of cameras and sensors. Usually, the image of the camera selected by the selector of these cameras is displayed on the monitor. When the sensor detects an abnormality, an image captured by a camera installed at the place where the abnormality has occurred is selected by the selector, supplied to the monitor, and stored in the storage means. The video stored in the storage means can be played back or edited by a user operation.
[0004]
As described above, in the apparatus for recording and reproducing the video, various operation buttons are provided so as to be usable for the user to operate. As an example, there has been proposed a video recording apparatus that can correctly check the content of a recorded video in a short time and can immediately reproduce the necessary video (see, for example, Patent Document 2).
[0005]
This is to provide a navigation button and operate it to display a list of representative screens of each recorded video. When a desired representative screen in this list is selected, The video represented by this representative screen is reproduced.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-14801
[0007]
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-79916
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
By adding the navigation button described in Patent Document 2 and its functional operation to the technology described in Patent Document 1, the desired image can be confirmed in a short time from the images detected at the time of abnormality stored in the storage means. The necessary video can be reproduced immediately.
[0009]
However, the recording / reproducing apparatus of the monitoring apparatus requires not only recording / reproducing of the video, but also various operations such as setting of each part of the monitoring apparatus and an operation for treatment when an abnormality is detected. Depending on the type of abnormality that has occurred, the operation may differ. In order for the user (monitor) to be able to cope with such a situation, a certain level of skill is required, and when an emergency is required for the occurrence of an abnormality, look for the operation procedure etc. by looking at the instruction manual There are cases where such work is forced.
[0010]
The object of the present invention is to improve the operability of the screen operation by solving such problems, changing the display screen according to the detection result of the sensor, and easily knowing the effective operation buttons on the operation screen. An object is to provide a monitoring recording / reproducing apparatus.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a sensor, a monitoring camera, and a display device connected to display video information from the monitoring camera on the display device, and an image from the monitoring camera when an abnormality of the sensor is detected. The monitoring recording / reproducing apparatus records information in a built-in recording apparatus, and is provided with an operation button for causing a display screen to display a selection screen having selection items corresponding to a situation detected by a sensor.
[0012]
In addition, when the sensor detects an abnormal condition, the operation button has a function of causing the display device to display a selection screen having a selection item corresponding to the detected abnormal condition regardless of the display state of the display device. It is what has.
[0013]
Further, an operation button image display area is provided on the selection screen, and an operation button image representing an operation button necessary for an operation on the selection screen is displayed in the operation button image display area.
[0014]
Further, when a selection screen is displayed on the display device, an operation function for selecting a selection item on the selection screen is given, and when a reproduction screen representing video information reproduced from the recording device is displayed on the display device, Shuttles and jogs that are provided with a function for changing the playback mode of the video information are provided. Shuttle and jog images are displayed in the operation button image display area of the selection screen. And an operation button image display area in which images of jogs are displayed.
[0015]
Further, the display mode of the shuttle and jog images in the operation button image display area is different between the selection screen and the playback screen.
[0016]
Further, on the selection screen, an operation function for selecting each selection item provided on the selection screen is given to the shuttle, and an operation function for changing the contents of the selection item selected by the shuttle is also given to the jog. It is what I did.
[0017]
Further, the cursor is moved by the shuttle operation and two or more selection items are sequentially selected, and the display form of the cursor is different between the selection item whose contents are changed by the jog operation and the other selection items. .
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an external view showing an embodiment of a recording / reproducing apparatus for monitoring according to the present invention, wherein 1 is a main body of the recording / reproducing apparatus for monitoring, 1a is a front part, 1b is a rear part, 2 is a shuttle, Jog, 4 is a “navigation” button, 5 is a “search” button, 6 is a “return” button, 7 is a “decision” button, 8 is a “menu” button, 9 is a “play” button, and 10 is “pause” 11, “Record” button, 12 “Stop” button, 13 to 16 “Camera” button, 17 “Full / multi” switch button, 18 “Automatic screen display switch” button, 19 Card eject button , 20 is a card slot, 21 is a display unit, 21a is an alarm LED (Light Emitting Diode), 22 is a hard disk insertion slot, and 23 is a video / audio terminal.
[0019]
In the figure, the front surface portion 1a of the apparatus main body 1 is provided with an operation portion including various operation buttons. That is, a shuttle 2 and a jog 3 that are rotated at the right end portion of the front surface portion 1a are coaxially provided, and a “navi” button 4, a “search” button 5, and a “return” button 6 are provided around the shuttle 2 and the jog 3. , “OK” button 7 and “MENU” button 8 are arranged. The functions of these operation buttons 2 to 8 will be described later. A “play” button 9, a “pause” button 10, a “record” button 11, and a “stop” button 12 for operating a built-in recording unit are provided on the left side of these operation buttons 2 to 8. .
[0020]
In addition, on the left side of the operation buttons 9 to 12 on the upper side of the front surface portion 1a, there are four for on / off operations in a full mode, which will be described later, of a surveillance camera (not shown) connected to the apparatus body 1. “Camera” buttons 13 to 16, a “full / multi” switch button 17 for switching a display method of a recorded image on a display device (not shown) connected to the apparatus body 1, and the monitoring camera Screen display automatic switching button 18 for automatically and sequentially switching and displaying the video image on the display device, a card slot 20 for inserting a card such as a PC card or a communication card, and taking out the card from the card slot 20 Card take-out buttons 19 are arranged in a row along the upper side of the front portion 1a.
[0021]
Furthermore, a hard disk insertion slot 22 for inserting and removing a hard disk (not shown), a VTR (video tape recorder), a display device, a camera, and the like are connected to the lower side of these operation buttons 13 to 19 and the card slot 20. A video / audio terminal 23 is provided.
[0022]
Further, although not shown in the figure, the rear surface 1b of the apparatus main body 1 has a plurality of surveillance camera connection terminals (video / audio terminals), a display apparatus connection terminal (video / audio terminals), and a microphone connection terminal. , A connection terminal for the sensor, and thereby, a plurality of monitoring cameras, a display device, and a microphone are provided in the apparatus body 1 (which will be described below as four, but not limited thereto). The sensor is connected.
[0023]
FIG. 2 is a block diagram schematically showing a circuit configuration in the apparatus main body 1 shown in FIG. 1, in which 24 is a CPU (Central Processing Unit), 25 is an input unit, 26 is a built-in memory, and 27 is a signal input / output unit. , 28 are speakers, and 29 is a hard disk drive, and parts corresponding to those in FIG.
[0024]
In the figure, an input unit 25 is composed of the operation buttons in FIG. The CPU 24 controls each unit based on the input from the input unit 25. The signal input / output unit 27 is provided with each connection terminal of the apparatus main body 1, and a monitoring camera, a display device, a microphone, a sensor, and the like are connected to the connection terminal. The hard disk device 29 records a video signal from a monitoring camera connected to the signal input / output unit 27 and an audio signal from a microphone as video / audio information, and here, signal processing for processing these signals. The part is omitted. The speaker 28 functions as a monitoring buzzer and operates according to an abnormality detection output from a sensor connected to the signal input / output unit 27. The video / audio information recorded in the hard disk device 29 can be read out and transferred to a PC card installed in the card slot 20 in accordance with an operation of the input unit 25.
[0025]
Further, a communication means can be provided, and it is possible to perform communication with an external device (not shown) by installing a communication card in the card slot 20 and performing a predetermined operation at the input unit. it can. Thereby, the video / audio information recorded on the hard disk device 29 can be transmitted to the device.
[0026]
FIG. 3 is a block diagram showing a specific example of a monitoring apparatus using the recording / reproducing apparatus shown in FIG. 1, in which 30 to 33 are monitoring cameras, 34 is a display device, and 35 is a sensor.
[0027]
In the figure, a monitoring device is configured by attaching four monitoring cameras 30 to 33, a display device 34, and a sensor 35 to the device main body 1. These monitoring cameras 30 to 33 start a photographing operation while a power button (not shown) of the apparatus main body 1 is turned on. The monitoring cameras 30 to 33 correspond one-to-one to the “camera” buttons 13 to 16 of the apparatus main body 1, and the “camera” buttons 13 to 16 are set when a full mode to be described later is set. When one of them is turned on (this turns off the “camera” button that has been turned on so far), the video of the corresponding monitoring camera is displayed on the display device 34.
[0028]
The apparatus main body 1 is arranged in a monitoring room (not shown), and the monitoring cameras 30 to 33 and the sensor 35 are installed in a place where a monitoring target exists. For example, when monitoring the opening and closing of a door, these monitoring cameras 30 to 33 are installed around the door and monitor the area of the door (monitoring target area) from different directions. When the door is opened improperly (for example, outside the time), the sensor 35 detects this as an abnormality and sends the detection result to the apparatus main body 1 (hereinafter referred to as an alarm input). Upon receiving this detection result, the apparatus main body 1 activates the monitoring cameras 30 to 33, which start imaging the monitoring target area. Video signals obtained by photographing from the monitoring cameras 30 to 33 are supplied to the apparatus main body 1, subjected to predetermined processing, and recorded in the hard disk device 29 (FIG. 2). For example, the video signals from the surveillance cameras 30 to 33 are subjected to skip recording in which one field is extracted and recorded for each of a plurality of fields (which may be frames, and the same applies hereinafter). At this time, the CPU 24 (FIG. 2) operates the speaker 28 (FIG. 2) to generate a buzzer sound, and also causes the LED 21a (FIG. 1) to blink.
[0029]
Note that the video signals from the respective monitoring cameras 30 to 33 are converted into digital signals, compressed based on the MPEG (Motion Picture Expert Group) standard, multiplexed, and recorded on the hard disk device 29, for example. In addition, by operating the “play” button 9 (FIG. 1) of the operation unit 25 (FIG. 2), the video signal is reproduced from the hard disk device 29 and subjected to processing such as expansion processing based on the MPEG standard, and the display device 34. The image is displayed.
[0030]
In this case, since the video signal is skip-recorded in the hard disk device 29, the recorded image of each field is continuously played back in sequence using this (continuous playback). In addition, it is possible to reproduce the period of each field removed at the time of recording by repeatedly supplementing with the video of the actually recorded field (real time reproduction). Further, as a playback method between the real time playback method and the continuous playback method, the number of fields supplemented with the video of the actually recorded field is made different from the number of fields removed at the time of recording. Image reproduction (high-speed reproduction; variable-speed reproduction when the number of supplemented fields is variable) can be performed at a speed different from that of reproduction, and further, the hard disk device 29 can be manually operated. It is possible to perform frame-by-frame playback that reproduces video one field at a time and displays it on the display device 34, or reverse frame-by-frame playback that directs the playback direction toward the past.
[0031]
The video signals from the monitoring cameras 30 to 33 can also be supplied to the display device 34, whereby the video of the monitoring target area is displayed on the display device 34. In this case, when the multi mode is set by operating the “full / multi” switching button 17, the display screen of the display device 34 is divided into four equal parts as shown in FIG. The image by the monitoring camera 30 is displayed in 36a, the image by the monitoring camera 31 is displayed in the region 36b, the image by the monitoring camera 32 is displayed in the region 36c, and the image by the monitoring camera 33 is displayed in the region 36d. When the full mode is set, as shown in FIG. 4B, the video from the monitoring camera selected from the monitoring cameras 30 to 33 is displayed on the entire display screen of the display device 34. Such selection of the monitoring cameras 30 to 33 is performed by “camera” buttons 13 to 16 in the apparatus main body 1. Accordingly, by operating the “camera” buttons 13 to 16, the video of the desired surveillance camera is displayed on the display device 34. Furthermore, when the screen display automatic switching button 18 (FIG. 1) is turned on in the apparatus main body 1, the images of the monitoring cameras 30 to 33 are switched every predetermined period and displayed on the display device 34, and such display is repeated. This is the same when reproducing from the hard disk device, and the video / audio information recorded on the PC card mounted in the card slot 20 (FIGS. 1 and 2) is reproduced. In this case, the same applies.
[0032]
The operation buttons 9 to 12 on the apparatus main body 1 are used for recording / playback operations on the hard disk device 29, but when a PC card is inserted in the card slot 20, a predetermined operation described later is performed. It also functions for recording and playback of this PC card.
[0033]
Next, the operation of this embodiment will be described.
[0034]
FIG. 5 is a flowchart showing a specific example of this operation. FIG. 6 shows a specific example of a screen displayed on the display device 34 in the course of such an operation.
[0035]
In a normal state where the monitoring device (FIG. 3) operates and no abnormality occurs, a video screen 37 of the video from the monitoring cameras 30 to 33 is displayed on the display device 34 as shown in FIG. Here, it is assumed that the multi mode is set by the “full / multi” switching button 17, and the video images of all the surveillance cameras 30 to 33 are displayed on the video screen 37 as shown in FIG. It is displayed separately for each of 37a to 37d. Of course, when the full mode is set by the “full / multi” switching button 17, as shown in FIG. 4B, the “camera” buttons 13 to 16 (see FIG. 3) of the surveillance cameras 30 to 33 (FIG. 3). The video from the surveillance camera selected in any one of FIG. 1) is displayed on the video screen 37.
[0036]
When the “menu” button 8 (FIG. 1) is operated in this state, a menu screen 38 as shown in FIG. 6B is displayed on the display device 34. The menu screen 38 is a selection screen provided with selection items such as “general setting”, “alarm setting”, “hard disk”, “PC card”, “mode lock / release”, for example. The selection of the item is determined by operating the shuttle 2 or jog 3 and the “OK” button 7 (FIG. 1). If there is an item whose contents are not known, a help screen 41 as shown in FIG. 6D is displayed on the display device 34 by operating the “navigation” button 4 (FIG. 1). You can know the contents of each item. When the contents of the items that have not been understood are known and the “return” button 6 is operated, the screen returns to the menu screen 38 shown in FIG.
[0037]
The menu screen 38 and the help screen 41 are provided with an operation button image display area 39 on the lower side thereof, and the operation button image display area 39 includes menu screens such as the shuttle 2 and the “OK” button 7. 38 and the help screen 41 are displayed with images (not shown) of the operation buttons shown in FIG. Therefore, the operator can know the operation buttons that can be used on the menu screen 38 and the help screen 41 from the display contents in the operation button image display area 39, and can easily select the operation button for the screen operation to be executed. The desired operation button can be found from the operation unit of the apparatus main body 1.
[0038]
When the “navigation” button 4 (FIG. 1) is operated in the display state of the video screen 37 shown in FIG. 6A, FIG. 6 (FIG. 6) for determining a recording information search method in the hard disk device 29 (FIG. 2). A search method selection screen 40 as shown in c) is displayed on the display device 34. The search method selection screen 40 is a selection screen provided with selection items such as “date and time input search”, “time division search”, and “alarm search”, for example. Such item selection is also determined by operating the shuttle 2 or jog 3 and the “OK” button 7 (FIG. 1). If there is an item whose contents are not known, the help screen 41 as shown in FIG. 6D is displayed on the display device 34 by further operating the “navigation” button 4 (FIG. 1). In 41, the contents of each item can be known. When the contents of the items that were not understood are known and the “return” button 6 is operated, the screen returns to the search method selection screen 40 shown in FIG.
[0039]
Further, the search method selection screen 40 is provided with an operation button image display area 39 on the lower side thereof, and the search method selection screen such as the shuttle 2 and the “OK” button 7 is provided in the operation button image display area 39. An image (not shown) of the operation buttons shown in FIG. Therefore, the operator can know the operation buttons that can be used on the search method selection screen 40 from the display contents in the operation button image display area 39, and can easily determine the operation button for the screen operation to be executed. The desired operation button can be found from the operation unit of the apparatus main body 1.
[0040]
On the other hand, in FIG. 5, the sensor 35 is monitoring the monitoring target region (step 100), and when the sensor 35 does not detect an abnormality, the display described in FIGS. 6A to 6D is performed on the display device 34. It is. Thereafter, when the sensor 35 detects an abnormality and there is an alarm input to the CPU 24 (FIG. 2) (step 100), the video signal from the surveillance cameras 30 to 33 (FIG. 3) together with the date / time information at the time of the alarm input 29 (FIG. 2) starts to be recorded, the speaker 28 (FIG. 2) generates a buzzer sound, and the LED 21a blinks (step 101).
[0041]
Here, when there is an alarm input, the hard disk device 29 starts recording video information from the monitoring cameras 30 to 33 under the control of the CPU 24. Alternatively, such a video signal may be recorded before the time of the alarm input. In this case, the recording time t set as will be described later. R Slightly longer than (t R + Δt), this time in the recording area (t R Recording of video information from the surveillance cameras 30 to 33 is constantly repeated in a recording area having a capacity corresponding to + Δt), and when the CPU 24 receives an alarm input, this set recording time t R After the elapse of time, a recording stop signal is generated, and the hard disk device stops recording in this recording area by this recording stop signal, and moves to recording in the next recording area. As a result, the recording from the time Δt before the alarm input remains in the hard disk device 29.
[0042]
Therefore, when the supervisor operates the “navigation” button 4 (step 102), the CPU 24 determines the state at the time when the “navigation” button 4 is operated (step 103), and the selection item according to the determination result. The selection screen provided with is searched (step 104). In this case, the state to be judged is a state where an abnormality is actually detected by opening a door in the monitoring target area (because monitoring is in progress, it is abnormal to open the door). It is assumed that a power failure occurred (the power is intentionally turned off. When a power failure occurs, the CPU 24 recognizes that an abnormality has occurred from the detection result of the sensor 35 when the power failure is canceled, LED 21a and speaker 28 are operated).
[0043]
When an alarm is input to the CPU 24 due to the abnormality detection of the sensor 35, the CPU 24 switches the display on the display device 34 to the alarm screen 42 as shown in FIG. ). This alarm screen 42 is “buzzer stop” for stopping the buzzer sound, “LED off” for turning off the LED 21 a, and “alarm” for reproducing recorded information accompanying the current alarm input recorded in the hard disk device 29. Selection items such as “search” and “alarm hold on / off” which can set a mode for automatically switching and displaying images from the monitoring cameras 30 to 33 on the display device 34 when an alarm is input are displayed. It is a selection screen provided.
[0044]
Selection of such an item is performed by operating the shuttle 2 (FIG. 1). By this operation, a cursor (not shown) is set to an item “stop buzzer”, and then this item is selected, and then the “OK” button 7 is operated. As a result, the generation of the buzzer sound from the speaker 28 (FIG. 2) is stopped. Similarly, this item is selected by matching the cursor with the item “LED OFF” by operating the shuttle 2, and then the “OK” button 7 is operated to stop the blinking of the LED 21a (FIG. 1). To do. The mode for generating a buzzer sound or blinking the LED 21a when an alarm is input is set by the item “Alarm setting” on the menu screen 38 shown in FIG. 6B. Unless it is canceled, even if the buzzer stop and the LED 21a are turned off are set on the alarm screen 42 (same for the alarm screen 43 shown in FIG. 6 (f)), the buzzer sound will be generated and the LED 21a will blink at the next alarm input. And issue an alarm.
[0045]
In addition, the selection of whether to automatically switch the display method of the video from the monitoring cameras 30 to 33 at the time of an alarm input or to display the video from one monitoring camera can be made by moving the cursor to “Alarm hold on / off”. This is possible by operating the “OK” button 7 according to the item “”. As a result of such selection, if the current mode is the automatic switching mode, the mode is switched to the mode for displaying video from one surveillance camera, and the current mode is the mode for displaying the video from one surveillance camera. Switch to
[0046]
In order to switch the display on the display device 29 to the display of video from the monitoring cameras 30 to 33 (that is, the video screen 37), the “return” button 6 (FIG. 1) may be operated. Thus, before the “return” button 6 is operated, the buzzer can be stopped, the LED 21a can be turned off, and the monitoring camera can be automatically switched on the same alarm screen 42.
[0047]
On the alarm screen 42, when the shuttle 2 is operated to select the item by matching the cursor with the item “alarm search” and the “decision” button 7 is operated, the current alarm input from the hard disk device 29 is performed. Recorded information is played back. When such selection and determination of the “alarm search” item is made, the display on the display device 34 is automatically switched to the display of the reproduced video from the hard disk device 29.
[0048]
The alarm screen 42 is provided with an operation button image display area 39 on the lower side thereof. The operation button image shown in FIG. 1 required for operation on the alarm screen 42 is displayed in the operation button image display area 39. (Not shown) is displayed. Therefore, the operator can know the operation buttons that can be used on the alarm screen 42 from the display contents in the operation button image display area 39, and can easily determine the operation buttons for the screen operation to be executed. A desired operation button can be found from the operation unit of the main body 1.
[0049]
In FIG. 5, even when a power failure occurs, when this power failure is canceled, this is detected by the sensor 35 (FIG. 3), and an alarm is input to the CPU 24 (FIG. 2) (step 100). Thereby, the CPU 24 generates a buzzer sound from the speaker 28 (FIG. 2), and blinks the LED 21a (FIG. 1) (step 101). When the operator operates the “navi” button 4 in such a state (step 102), the CPU 24 determines that the current state is an alarm input due to a power failure (step 103), and searches for a selection screen corresponding to this. Then, the alarm screen 43 as shown in FIG. 6F is displayed on the display device 34 (step 105). This alarm screen 43 is a selection screen provided with selection items of “stop buzzer” and “LED off”. Similarly to the alarm screen 42 shown in FIG. Can be stopped or the LED 21a can be turned off. Also in this case, by operating the “return” button 6, it is possible to switch to the display state of the video from the monitoring cameras 30 to 33 as shown in FIG.
[0050]
By pressing the “navigation” button 4, a selection screen representing selection items corresponding to the situation detected by the sensor 35 is displayed, so that the operator can easily grasp the operation method in the event of an abnormality or emergency. And appropriate processing can be performed quickly and reliably.
[0051]
The alarm screen 43 is provided with an operation button image display area 39 on the lower side thereof. The operation button image display area 39 includes the operation buttons shown in FIG. An image (not shown) is displayed. Therefore, the operator can know the operation buttons that can be used on the alarm screen 43 from the display contents in the operation button image display area 39, and can easily determine the operation buttons for the screen operation to be executed. A desired operation button can be found from the operation unit of the main body 1.
[0052]
Further, when the “navigation” button 4 is operated again in the display state of the alarm screens 42 and 43, a help screen explaining the respective items of the alarm screens 42 and 43 as shown in FIG. By operating the “return” button 6, the display state of the alarm screens 42 and 43 is restored.
[0053]
The above operation is performed by operating the operation unit (FIG. 1) of the front surface portion 1a of the apparatus main body 1. In order to make this operation easier, in this embodiment, the display device 34 has the above-described operation. As shown in FIG. 6, an operation displaying an image indicating operation buttons (including shuttle 2 and jog 3; the same applies hereinafter) used for the screen as shown in FIG. 6 and other screens currently displayed. A button image display area 39 is provided, which will be described below.
[0054]
FIG. 7 (a) is a menu screen 38 shown in FIG. 6 (b), and items provided on the menu screen 38, that is, “general setting”, “alarm setting”, “hard disk”, “PC card”, “mode”. The cursor 44a is set to one of the items of “lock / release”, which is in a selected state. The cursor 44a is a solid black cursor, and items are displayed in white. As a default, the cursor 44a is set to the top item (here, the item “General Settings”), and FIG. 7A shows this state.
[0055]
For the operation on the menu screen 38, the shuttle 2 for moving the cursor 44a, the “decision” button 7 for determining the selected item, and the previous screen are returned (in this case). The “return” button 6 for returning to the video screen 37 shown in FIG. 6A), the “menu” button 8 for ending the menu screen 38, and the help screen 41 (FIG. 6D). The “navigation” button 4 for displaying () is usable. An image of the operation button that can be used for the “navigation” button 4 is displayed on the menu screen 38, for example, an operation button image display area provided at the lower side. 39. That is, as shown in the figure, a shuttle image 2a, a “decision” button image 7a, a “return” button image 6a, a “menu” button image 8a, and a “navigation” button image 4a are displayed.
[0056]
The “OK” button image 7 a, “RETURN” button image 6 a, “MENU” button image 8 a, and “NAVI” button image 4 a are “SET” button 7, “RETURN” button 6, “MENU” button, respectively. 8. An image representing the structure and shape of the “navigation” button 4, including the button name “decision”, “return”, “menu”, “navigation” or a mark displayed on the button, etc. The functions given to each are also shown on the right side of the display. For example, for the “OK” button 7, a button name “OK” or a mark written on the “OK” button 7 is displayed in the button display, and the image corresponds to the “OK” button 7. Is displayed, and the character “Decision” representing the function assigned to the right side of the “Decision” button image 7a is displayed, so that the “Decision” button 7 at this time has the determination function. Is shown.
[0057]
The shuttle image 2a is enlarged and displayed as an image representing the shape and structure of the shuttle 2, and the function “selection” added to the shuttle 2 is also displayed with an arrow indicating the direction of rotation. . This “selection” represents a function of selecting an item provided on the menu screen 38, that is, a function of moving the cursor 44a up and down. In order to move the cursor 44a from the display of the shuttle image 2a, It becomes clear that the shuttle 2 may be rotated.
[0058]
The operation button images (including the shuttle image 2a and the jog image 3a. The same applies hereinafter) displayed in this way are images corresponding to the operation buttons that can be used by being functioned on the menu screen 38. The operation buttons other than the operation buttons are not given a function to the menu screen 38 and therefore cannot be used for the operation of the menu screen 38.
[0059]
The jog 3 is provided inside the shuttle 2, but nothing is displayed inside the shuttle image 2a on the menu screen 38. Therefore, the jog 3 is used for the operation of the menu screen 38. It will not be possible.
[0060]
When the shuttle 2 is rotated based on the shuttle image 2a in the state shown in FIG. 7A, the cursor 44a moves to the next item as shown in FIG. Is selected. Further, when the shuttle 2 is rotated, the cursor 44a moves and items are selected in the order of “hard disk” → “PC card” → “mode unlock”.
[0061]
When the “OK” button 7 (FIG. 1) is operated on the menu screen 38 shown in FIG. 8A (this is the same as the menu screen 38 shown in FIG. 7A), the “general setting” item is selected and determined. Then, the general setting screen 45 shown in FIG. 8B is displayed on the display device 34 (FIG. 3). In the general setting screen 45, subordinate items of the “general setting”, for example, “recording time” for setting the recording time to the hard disk device 29 (FIG. 2) after the alarm input, “Image quality” that allows the “image quality” to be changed to, for example, standard or high image quality, “audio” for determining whether or not the audio signal from the microphone is recorded together with the video, and recording in the hard disk device 29 A selection item such as a “remaining amount warning” for determining whether or not the remaining amount is possible is issued.
[0062]
For this reason, in the items of “recording time”, “image quality”, “sound”, and “remaining amount warning”, the set contents can be changed by the operation of the jog 3. The currently displayed contents of the “recording time”, “image quality”, “sound”, and “remaining amount warning” items are currently set, for example, the video information to the hard disk device 29 in response to an alarm input. The recording is set to 0 hour 3 minutes, that is, 3 minutes. When it is desired to change the content of a predetermined item, the shuttle 2 is operated to move the cursor 44b to the predetermined item and select this item. The cursor 44b at this time is a frame-like cursor, and when the cursor is matched with an item whose contents are to be changed, the cursor is changed to the frame-like cursor 44b. At the same time, the function of changing the contents of this item is given to the jog 3. In the operation button image display area 39 of the general setting screen 45, the function “change” given to the jog 3 is written inside the shuttle image 2a, so that the jog image 3a corresponding to this jog 3 is placed inside the shuttle image 2a. Will be displayed.
[0063]
By operating the shuttle 2, for example, when the cursor 44b is moved to the “image quality” item and this item is selected, the contents of this item are displayed inside the frame-like cursor 44b. Then, when the jog 3 is rotated, its contents are changed in order from “STANDERD (standard)” to high image quality,..., And the necessary contents are displayed. When the “OK” button 7 is operated, this is selected and determined, and the image quality of this content is set. As described above, in the general setting screen 45, the jog 3 is given the function of changing the content of the selected item by its rotation, and therefore, the jog image 3a is labeled “change” representing the function, and An arrow indicating how to operate the jog 3 (that is, the rotation operation direction) is shown.
[0064]
In the operation button image display area 39 of the general setting screen 45, the same button images 2a, 7a, 6a, 8a, 4a as those displayed on the menu screen 38 shown in FIG. When an item to be changed is selected (at this time, the cursor becomes a frame-like cursor 44b), the jog image 3a is displayed inside the shuttle image 2a.
[0065]
As described above, when an upper item having a tree structure hierarchical relationship in which different items are expanded below is selected, the cursor is displayed in a solid black color as shown in FIG. The cursor 44a is not displayed, and the jog image 3a is not displayed. For the item whose contents are expanded and one of the items can be selected, the cursor is as shown in FIG. The jog image 3a is displayed as a frame-like cursor 44b.
[0066]
The menu screen 38 shown in FIG. 8A also includes an item for selecting contents. When this item is selected, a frame-like cursor 44b is displayed and the jog image 3a is displayed inside the shuttle image 2a. In addition, in the general setting screen 45 shown in FIG. 8B, an item in which a lower item is expanded is included, and when this is selected, a solid black cursor 44a is displayed. Displayed, the jog image 3a is not displayed.
[0067]
In addition, in the menu screen 38 and the general setting screen 45 described above, the shuttle image 2a and the jog image 3a are enlarged in order to make it possible to perform the operation of selecting an item and changing the content of the item without fail. By displaying the button, the button for performing the operation can be immediately identified.
[0068]
FIG. 9 shows a case where the item “PC card” is selected and determined as another example of the operation on the menu screen 38.
[0069]
That is, the PC card on which the video information accompanying the alarm input and other video information is recorded is mounted in the card slot 20 (FIG. 2), and the menu screen 38 shown in FIG. The shuttle 2 (FIG. 1) is operated based on the shuttle image 2a to bring the cursor 44a to the item “PC card”, and then the “OK” button 7 (FIG. 1) is operated based on the “OK” button image 7a. Then, video information is read from the PC card, and a PC card reproduction screen 46 shown in FIG. 9B is displayed on the display device 34.
[0070]
Here, video information for each alarm input read from the hard disk device 29 and video information taken from another device are recorded in the PC card, and “PC” is displayed on the menu screen 38 shown in FIG. When the “card” item is selected and determined, an image of a specific field (or one frame) of the first video information (for example, the video information recorded most recently) recorded on the PC card is a representative image. And displayed on the display device 34. FIG. 9B shows the state.
[0071]
On the PC card playback screen 46, the shuttle image 2a, the “OK” button image 7a, and the “RETURN” button image 6a are displayed in the operation button image display area 39 provided on the lower side thereof. 2, “OK” button 7, and “RETURN” button 6 are valid. The shuttle 2 is provided with a selection function of video information recorded on the PC card. For this reason, “selection” is indicated on the right side of the shuttle image 2a. The “decision” button 7 is provided with a video playback function. For this reason, “play” is indicated on the right side of the “decision” button image 7a, and the “return” button 6 has a playback stop function. Therefore, “cancel” is written on the right side of the “return” button image 6a. Further, in order to enlarge the display area of the playback video from the PC card as much as possible, the shuttle image 2a, the “decision” button image 7a, and the “return” button image 6a do not hinder viewing. The height of the operation button image display area 39 is reduced by reducing the height. A black circle at the center of the shuttle image 2a indicates that the jog 3 is not functioning.
[0072]
Therefore, when the shuttle 2 is rotated based on the shuttle image 2a, a representative screen of a series of video information is sequentially read from the PC card and displayed on the PC card playback screen 46, thereby selecting the video information to be played back. can do. This reading order can be switched depending on the rotation direction of the shuttle 2. When the desired video information is found and the “OK” button 7 (FIG. 1) is operated based on the “OK” button image 7a, reading of the desired video information from the PC card is started. Is displayed. When the “return” button 6 is operated based on the “return” button image 6a during the reproduction, the reproduction from the PC card is stopped and the screen returns to the menu screen 38 shown in FIG. Alternatively, when the “return” button 6 is operated, a representative image of the next video information is displayed, and the next video information can be searched by operating the shuttle 2. In this case, in order to return to the menu screen 38 shown in FIG. 9A, the “return” button 6 may be operated again.
[0073]
Here, the hard disk device 29 will be described.
[0074]
As described above, when the sensor 35 (FIG. 3) detects an abnormality and the CPU 24 (FIG. 2) receives an alarm input, the CPU 24 causes the hard disk device 29 to record video information from the monitoring cameras 30 to 33. Further, recording is also performed by operating the “record” button 11 of the apparatus main body 1. Therefore, it is possible to cause the hard disk device 29 to perform recording at an arbitrary timing. Further, by operating the “play” button 9, the hard disk device 29 can be played back, and by operating the “pause” button 10, recording and playback can be paused, By operating the “stop” button 12, recording and playback can be stopped.
[0075]
In reproduction, for example, by selecting and determining the item “Hard Disk” on the menu screen 38 as shown in FIG. 7A, functions of acceleration / deceleration reproduction and frame advance reproduction can be realized. Hereinafter, this point will be described.
[0076]
FIG. 10 shows a specific example of the hard disk playback screen 47 when the item “Hard Disk” is selected and determined on the menu screen 38, and an operation button image display area 39 is added to the playback video from the hard disk device 29. It is a thing.
[0077]
The hard disk screen 47 is displayed on the display device 34 while the “playback” button 9 is operated even if the “hard disk” item is selected and determined on the menu screen 38 before the “playback” button 9 is operated. When the “playback” button 9 has already been operated to display the playback (only the playback video from the hard disk device 29 is displayed at this time), the menu screen 38 is displayed and the “hard disk” is displayed. Is displayed even if the item is selected.
[0078]
On the hard disk playback screen 47, a playback image from the hard disk device 29 is displayed, and an operation button image display area 39 on which a shuttle image 2a and a jog image 3a are displayed is provided on the lower side of the screen 46. Here, in order to enlarge the display area of the reproduced image, the shuttle image 2a and the jog image 3a are displayed small, the operation button image display area 39 is displayed narrowly, and the jog image 3b is also easy to see. Are displayed separately from the shuttle image 2a. Further, in order to make it possible to clearly distinguish the shuttle image 2a and the jog image 3a, the shuttle image 2a is expressed by blackening the portion corresponding to the job 3 inside the shuttle image 2a from the positional relationship between the shuttle 2 and the jog 3. In addition, the job image 3a is represented by blackening the portion corresponding to the outer shuttle 2 on the job image 3a.
[0079]
In the case of the hard disk playback screen 47, the shuttle 2 has an acceleration / deceleration playback function, and the job 3 has a frame advance / frame return function. Accordingly, the function “acceleration / deceleration reproduction” is written on the right side of the shuttle image 2a, and the function “frame advance / return” is written on the right side of the job image 3a.
[0080]
As described above, the video signals from the monitoring cameras 30 to 33 (FIG. 3) are skip-recorded on the hard disk device 29 as described above. Displayed on the hard disk playback screen 47 by changing the playback speed and changing the number of images (number of fields or frames) to be replenished between fields (or frames) to be played back in accordance with the playback speed. The speed of the temporal change (motion) of the image to be changed is changed. The reproduction direction (that is, normal reproduction and reverse reproduction) can be switched depending on the rotation direction of the shuttle 2. Further, frame advance is to reproduce one image (that is, one field or one frame) from the hard disk device 29 every time the jog 3 rotates by a predetermined angle and display it as a still image on the hard disk reproduction screen 47. Accordingly, when a still image is displayed and it is desired to view the next still image, the next image is read from the hard disk device 29 and displayed on the hard disk playback screen 47 by further rotating the jog 3 by a predetermined angle. Is done. Of course, frame advance and frame return are switched according to the rotation direction of the jog 3.
[0081]
FIG. 10 shows a full mode in which only one piece of video information is displayed on the hard disk playback screen 47. In the full mode, as described above, video information from a specific monitoring camera among the monitoring cameras 30 to 33 may be reproduced and displayed. When reproducing from the hard disk device 29, the multi mode can be set by operating the “full / multi” switch button 17 (FIG. 1). In this case, as shown in the video screen 37 in FIG. Video information from each of the monitoring cameras 30 to 33 can be displayed simultaneously.
[0082]
In this way, a function used for playback is added to the shuttle 2 and the jog 3, which can reduce the number of hard buttons installed for operating the hard disk device 29, and spare the operation buttons. It is easy to operate and the apparatus main body 1 can be reduced in size and cost.
[0083]
In each of the above screens, the operation button image display area 39 is provided on the lower side of the screen. However, the present invention is not limited to this. For example, the operation button image display region 39 may be set to another place such as the right side. Needless to say, it is good.
[0084]
In this way, in this embodiment, only the operation button that requires an operation on the screen displayed at the present time, the button in which the name of the operation button, the mark, and the like and the function assigned thereto are written together Since the image is displayed, it is possible to eliminate useless operations of the operation buttons that do not function at that time, and know which function buttons can be obtained from a few limited button images It is possible to easily find an operation button to be used.
[0085]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by providing an operation button for displaying a selection screen that represents a selection item corresponding to a situation detected by a sensor, an operator can easily perform an operation method in the event of an abnormality or an emergency. Therefore, appropriate processing can be performed quickly and reliably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view showing an apparatus main body of an embodiment of a monitoring recording / reproducing apparatus according to the present invention.
2 is a block diagram showing a main part of the circuit configuration of the embodiment shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a configuration diagram showing a specific example of a monitoring device using the embodiment shown in FIG. 1;
4 is a diagram showing a display state of an image from a monitoring camera in the monitoring apparatus shown in FIG.
5 is a flowchart showing a specific example of the operation of the apparatus main body shown in FIG.
6 is a diagram showing a specific example of a screen displayed on the display device in FIG. 3 in the course of the operation shown in FIG.
7 is a diagram showing a specific example of an item selection operation on the menu screen shown in FIG. 6; FIG.
FIG. 8 is a diagram showing a specific example of an item selection / determination operation on the menu screen shown in FIG. 6;
FIG. 9 is a diagram showing another specific example of the item selection / determination operation on the menu screen in FIG. 6;
10 is a diagram showing still another specific example of the item selection / determination operation on the menu screen in FIG. 6. FIG.
[Explanation of symbols]
1. Main body of the recording / playback device for monitoring
1a Front part
1b Rear part
2 Shuttle
2a Shuttle image
3 Jog
3a Jog image
4 “Navigation” button
4a "Navigation" button image
5 “Search” button
6 “Back” button
6a "Back" button image
7 “OK” button
7a "OK" button image
8 “Menu” button
8a Menu button image
9 “Play” button
10 “Pause” button
11 “Record” button
12 “Stop” button
13-16 “Camera” button
17 “Full / Multi” switch button
18 “Screen display automatic switching” button
19 Card eject button
20 card slots
23 Video / Audio terminal
24 CPU
25 Input section
27 Signal input / output section
29 Hard disk devices
30-33 surveillance camera
34 Display device
35 sensors
37 Video screen
38 Menu screen
39 Operation button image display area
40 Search method selection screen
41 Help screen
42, 43 Alarm screen
44a, 44b Cursor
45 General setting screen
46 PC card playback screen
47 Playback screen

Claims (6)

センサと監視カメラとディスプレイ装置が接続され、該監視カメラからの映像情報を該ディスプレイ装置に表示させるとともに、該センサの異常検出に伴って該監視カメラからの映像情報を内蔵の記録装置に記録する監視用記録再生装置において、
入力操作を行なう入力部と、
該監視カメラからの映像情報を記録する記録装置と、
該ディスプレイ装置に表示される複数のメニュー画面の情報を格納するメモリ部と、
該入力部からの入力に基づいて制御する制御部と
を備え、
該入力部は、該センサが検知する状況に応じた選択項目を有するメニュー画面を該ディスプレイ装置に表示させる操作ボタンを含み、
該制御部は、該操作ボタンの操作に基づいて、該メモリ部から該センサが検知する状況に応じた選択項目を有する該メニュー画面を選択して該ディスプレイ装置に表示させ、
該選択されたメニュー画面は、該センサが検知する状況に対応した該選択項目を表示する選択項目表示領域と、操作ボタン画像表示領域とが設けられ、該操作ボタン画像表示領域に当該メニュー画面での操作に必要な操作ボタンを表わす操作ボタン画像を表示することを特徴とする監視用記録再生装置。
A sensor, a monitoring camera, and a display device are connected to display video information from the monitoring camera on the display device, and record video information from the monitoring camera in a built-in recording device when an abnormality is detected in the sensor. In the recording / reproducing apparatus for monitoring,
An input unit for performing an input operation;
A recording device for recording video information from the surveillance camera;
A memory unit for storing information on a plurality of menu screens displayed on the display device;
A control unit for controlling based on an input from the input unit;
With
The input unit includes an operation button for causing the display device to display a menu screen having selection items according to a situation detected by the sensor,
The control unit, based on the operation of the operation button, selects the menu screen having selection items according to the situation detected by the sensor from the memory unit, and causes the display device to display the menu screen.
The selected menu screen is provided with a selection item display area for displaying the selection item corresponding to the situation detected by the sensor, and an operation button image display area, and the operation button image display area is displayed on the menu screen. A monitoring recording / reproducing apparatus, characterized in that an operation button image representing an operation button necessary for the operation is displayed .
請求項1において、
前記センサが異常な状況を検出したときには、前記ディスプレイ装置の表示状態に拘らず、検出される該異常な状況に応じた選択項目を有する前記選択画面を前記ディスプレイ装置に表示させる機能を前記操作ボタンに付与する手段を有することを特徴とする監視用記録再生装置。
In claim 1,
When the sensor detects an abnormal situation, the operation button has a function of causing the display device to display the selection screen having a selection item corresponding to the detected abnormal situation regardless of the display state of the display device. A recording / reproducing apparatus for monitoring, characterized in that the recording / reproducing apparatus comprises:
請求項1または2において、
前記入力部は、前記ディスプレイ装置に前記メニュー画面が表示されるときには、前記メニュー画面での選択項目を選択する操作機能が付与され、前記ディスプレイ装置に前記記録装置から再生される映像情報を表わす再生画面が表示されるときには、該映像情報の再生モードを異ならせる機能が付与されるシャトルとジョグの操作装置を備え、
前記メニュー画面の前記操作ボタン画像表示領域に前記シャトルと前記ジョグの画像が表示されるとともに、前記再生画面では、前記シャトルと前記ジョグの画像が表わされた操作ボタン画像表示領域が表示されることを特徴とする監視用記録再生装置。
In claim 1 or 2,
When the menu screen is displayed on the display device, the input unit is provided with an operation function for selecting a selection item on the menu screen and reproduces video information reproduced from the recording device on the display device When the screen is displayed, it has a shuttle and jog operation device to which a function for changing the playback mode of the video information is provided,
The shuttle and jog images are displayed in the operation button image display area of the menu screen, and the operation button image display area showing the shuttle and jog images is displayed on the playback screen. A recording / reproducing apparatus for monitoring.
請求項3において、
前記メニュー画面と前記再生画面とで、前記操作ボタン画像表示領域での前記シャトル及び前記ジョグの画像の表示形態を異ならせることを特徴とする監視用記録再生装置。
In claim 3,
A monitoring recording / reproducing apparatus, wherein the menu screen and the reproduction screen have different display forms of the shuttle and jog images in the operation button image display area .
請求項3または4において、
前記メニュー画面では、前記シャトルに前記メニュー画面に設けられた各選択項目を選択するための操作機能が付与され、前記ジョグに前記シャトルの操作によって選択された前記選択項目の内容を変化させる操作機能が付与されることを特徴とする監視用記録再生装置。
In claim 3 or 4 ,
In the menu screen, an operation function for selecting each selection item provided on the menu screen is provided to the shuttle, and an operation function for changing the contents of the selection item selected by the operation of the shuttle on the jog. Is provided with a recording / reproducing apparatus for monitoring.
請求項において、
前記シャトルの操作によってカーソルが移動して2以上の前記選択項目を順次選択した状態とし、前記ジョグの操作によって内容が変化する前記選択項目とこれ以外の前記選択項目とで該カーソルの表示形態が異なることを特徴とする監視用記録再生装置。
In claim 3 ,
The cursor is moved by the operation of the shuttle so that two or more selection items are sequentially selected, and the display form of the cursor is different between the selection item whose contents change by the jog operation and the other selection items. A recording / reproducing apparatus for monitoring characterized by being different .
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