JP4187597B2

JP4187597B2 - Clothesline

Info

Publication number: JP4187597B2
Application number: JP2003183202A
Authority: JP
Inventors: 一誠豊沢; 章二廣島
Original assignee: 株式会社ダイヤコーポレーション
Priority date: 2003-06-26
Filing date: 2003-06-26
Publication date: 2008-11-26
Anticipated expiration: 2023-06-26
Also published as: JP2005013507A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物干し具に関する。特に、フレームに対し吊り部材を介してピンチを吊り下げた物干し具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の物干し具として、フレームに対し吊り部材を介してピンチを吊り下げた物干し具が知られている（例えば、特許文献１〜４参照）。
【０００３】
【特許文献１】
実開平３−１０８９０号公報（第１〜４図）
【特許文献２】
実開平５−９４９０号公報（図４）
【特許文献３】
実開平５−３９４９４号公報（図１，４）
【特許文献４】
実開平６−３８９号公報（図４，５）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１のものは、吊り部材（１）がフレーム（６）に対して回動（鉛直軸回りの回動、この項において以下同じ）し得ないのでピンチ（３）の回動範囲にも限界があり、ピンチで洗濯物を挟んで干そうとする際の使い勝手がよくない。特許文献２のものは、吊り部材（５）がフレーム（１）に対して密着しているので回動しにくく、ピンチの回動範囲にも限界があるのでやはり対勝手はよくない。また、このものは、吊り部材５がフレーム（１）のスリット（４）から抜けてしまうおそれもある。
特許文献３のものは、吊り部材（７）がフレーム（８）に対して回動不能に係合しているのでピンチ（２）の回動範囲にも限界があり、ピンチで洗濯物を挟んで干そうとする際の使い勝手がよくない。
特許文献４のものは、吊り部材（３）がフレーム（１）に対して水平軸回りには回動し得るが鉛直軸回りには回動不能であるためやはり使い勝手がよくない。
【０００５】
この発明の目的は、以上のような問題を解決し、ピンチの回動範囲に限界がなくて使い勝手がよく、かつ、吊り部材がフレームから外れにくい物干し具を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項１記載の物干し具は、フレームに対し吊り部材を介してピンチを吊り下げた物干し具であって、
前記フレームを、穴を有する金属製フレームで構成するとともに、前記吊り部材を一本の金属バネ部材からなる吊り金具で構成し、
かつ、この吊り金具は、その下部に形成され、前記ピンチとの連結部となる正面視閉ループ状のリング部と、このリング部から上方に向かって前記フレームの共通の穴の上方へ，鉛直軸回りに回転自在に挿入され得る一対の鉛直部と、この一対の鉛直部からそれぞれＵターンして下方に向かい、前記フレームと係合する一対の係合部とを有し、さらに、この係合部の下端が前記穴を形成するフレームの上面から外れない範囲内において、前記一対の鉛直部と係合部の軸線同士が平行に構成されていて，該吊り金具が正面視で左右対称に構成されていることを特徴とする。
また，上記目的を達成するために請求項２記載の物干し具は、フレームに対し吊り部材を介してピンチを吊り下げた物干し具であって、
前記フレームを、穴を有する金属製フレームで構成するとともに、前記吊り部材を一本の金属バネ部材からなる吊り金具で構成し、
かつ、この吊り金具は、その下部に形成され、前記ピンチとの連結部となる正面視閉ループ状のリング部と、このリング部から上方に向かって前記フレームの共通の穴の上方へ，鉛直軸回りに回転自在に挿入され得る一対の鉛直部と、この一対の鉛直部からそれぞれＵターンして下方に向かい、前記フレームと係合する一対の係合部とを有し、さらに、この係合部の下端が前記穴を形成するフレームの上面から外れない範囲内において、前記一対の鉛直部と係合部の軸線同士が，係合部が下方に向かうにつれて鉛直部との間隔が狭まるように構成されていて，該吊り金具が正面視で左右対称に構成されていることを特徴とする。
【０００７】
【作用効果】
この発明に係る物干し具は、フレームに対し吊り部材を介してピンチを吊り下げた物干し具であって、前記フレームを、穴を有する金属製フレームで構成するとともに、前記吊り部材を一本の金属バネ部材からなる吊り金具で構成し、かつ、この吊り金具は、その下部に形成され、前記ピンチとの連結部となる正面視閉ループ状のリング部と、このリング部から上方に向かって前記フレームの共通の穴の上方へ，鉛直軸回りに回転自在に挿入され得る一対の鉛直部と、この一対の鉛直部からそれぞれＵターンして下方に向かい、前記フレームと係合する一対の係合部とを有し、さらに、この係合部の下端が前記穴を形成するフレームの上面から外れない範囲内において、前記一対の鉛直部と係合部の軸線同士が平行ないし、係合部が下方に向かうにつれて鉛直部との間隔が狭まるように構成されていて，該吊り金具が正面視で左右対称に構成されているので、この物干し具によれば次のような作用効果が得られる。
すなわち、一本の金属バネ部材からなる吊り金具が、その下部に形成され、前記ピンチとの連結部となる正面視閉ループ状のリング部と、このリング部から上方に向かって前記フレームの穴の上方へ挿入され得る一対の鉛直部と、この一対の鉛直部からそれぞれＵターンして下方に向かい、前記フレームと係合する一対の係合部とを有しているので、この吊り金具は、そのバネ性を利用し、上記一対の係合部同士の幅を狭めるようにして上記穴に挿入することによりフレームに取り付けることができ、そのリング部にはピンチを連結（直接的連結、連結部材を介しての連結を含む）することができる。
前記一対の鉛直部と係合部の軸線同士は平行ないし、係合部が下方に向かうにつれて鉛直部との間隔が狭まるように構成されていて，該吊り金具が正面視で左右対称に構成されているので、吊り金具がフレームに取り付けられた状態で上記ピンチに洗濯物が吊されることにより、上記係合部に力が作用したとしても、その力は係合部の軸線方向へ向かい、あるいは係合部を鉛直部に向けて閉じる方向へ作用することとなる。したがって、この力は係合部を広げる方向へとは作用せず、結果として、吊り金具がフレームから外れてしまうという事態が生じなくなる（少なくとも著しく生じにくくなる）。
しかも、吊り金具は、その係合部がフレームの穴に挿入されているだけであり、かつ、フレームも吊り金具も金属同士であるので、鉛直軸回りに円滑かつ自由に回転し得る。したがって、ピンチも自由に回転させることができ、ピンチで洗濯物を挟んで干そうとする際の使い勝手が著しく向上する。
以上のように、この物干し具によれば、ピンチの回動範囲に限界がなくて使い勝手がよくなり、かつ、吊り部材がフレームから外れにくくなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図１は本発明に係る物干し具の一実施の形態を示す概略斜視図、図２はフレームを示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は右側面図、（ｄ）は折り畳んだ状態の正面図、図３はフレームの底面図である。
これらの図に示すように、この物干し具は、メインフレーム（請求項でいうフレーム）１０と、このメインフレーム１０の下部に連結された複数のピンチ２０と、前記メインフレーム１０を吊す吊りフレーム３０とを備えている。メインフレーム１０と吊りフレーム３０とは、連結部４０、４０で連結されている。
メインフレーム１０は、少なくとも一対の対向フレーム部１１，１１を有していて、全体として平面視略矩形のフレームであり、前記吊りフレーム３０は、対向フレーム部１１，１１間に架け渡されていて前記メインフレーム１０を吊すようになっている。吊りフレーム３０の頂部にブロック５０を介してフック６０が回転可能に設けられており、このフック６０で物干し具を物干し竿等（図示せず）に掛けて吊すことができる。
【０００９】
図４はメインフレーム１０を構成するパイプを示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は底面図、（ｃ）は（ａ）を正面としたときの左側面図である。図５は図４（ａ）におけるＶ−Ｖ拡大断面図で、吊り金具が取り付けられた状態を示している。
メインフレーム１０は、図４に示すような平面視コの字型のパイプ１２を２本上記連結部４０で後述するように連結することで構成されている。このパイプ１２は、金属製のパイプ（例えばステンレスパイプ）であり、例えば、外径１２ｍｍ、肉厚０．３ｍｍである。
パイプ１２の底部には、吊り金具７０を連結するための穴１３が複数個設けられており、これらの穴１３それぞれに、図５に示すように、吊り金具７０が取り付けられる。
【００１０】
図６は吊り金具７０を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。
図７は吊り金具７０とピンチ２０とを連結する連結部材を示す図で、（ａ）は連結部材の第１例の正面図、（ｂ）は縦断面図（図（ａ）におけるｂ−ｂ断面図）である。（ｃ）は第２例の正面図、（ｄ）は左側面図、（ｅ）は右側面図である。
図６に示すように、吊り金具７０は１本のバネ部材で構成されており、略リング状の部分（以下、リング部という）７１と、その上部にあってパイプ１２に掛けるためのフック部７２とを有している。
リング部７１に連結部材８０を介してピンチ２０が吊り下げられる（図１参照）。
連結部材８０としては、図７（ａ）（ｂ）に示すような公知の金属製リング８０’を用いることもできるし、図７（ｃ）（ｄ）（ｅ）に示すような合成樹脂製の連結部材８０を用いることもできる。
この合成樹脂製の連結部材８０は、ピンチ２０との連結部８１と吊り金具７０のリング部７１との連結部８２とを有している。この連結部８２の先端には内側に折り返された舌片８３が形成されている。したがって連結部８２と吊り金具７０のリング部７１との連結は、連結部８２の口部８４から舌片８３の弾性を利用してリング部７１を入れ込むようにして行うことができる。連結された後は、連結部８２から抜けようとするリング部７１に対して上記舌片８３が邪魔となるのでリング部７１はフック部７２から抜けにくくなる。
【００１１】
図５，図６に示すように、吊り金具７０のフック部７２は、リング部７１から上方に向かう鉛直部７３と、この鉛直部７３からＵターンして下方に向かう係合部７４とを有している。鉛直部７３および係合部７４は鉛直方向に伸びており、かつ鉛直部７３と係合部７４の軸線同士は平行になるように構成されている。
吊り金具７０は、図５（ｂ）において吊り金具７０を左右から把持するのに適したジグＪを用いて同図に示すようにフック部７２（係合部７４同士）の幅を狭めるようにして係合部７４を穴１３に挿入することによって図５（ａ）に示すようにパイプ１２に取り付けられる。
連結部材８０として図７（ａ）（ｂ）に示したような公知の金属製リング８０’を用いた場合、吊り金具７０をパイプ１２に取り付ける際には、吊り金具７０に予め連結部材８０’およびピンチ２０を連結しておくことが望ましい。パイプ１２に吊り金具７０を取り付けた後に、そのリング部７１に対して、金属製リング８０’を連結するには、図７（ａ）に仮想線で示すように金属製リング８０’を変形させて開口８５を形成し、この開口８５からリング部７１を入れた後、再び金属製リング８０’を実線で示すように変形させて（元の形状に戻して）開口８５を閉じる必要があり、その作業が煩雑になるからである。この煩雑さは、金属製リング８０’に予めピンチ２０を連結させていた場合でも変わらない。
しかしながら、吊り金具７０をパイプ１２に取り付ける際に予め吊り金具７０に連結部材８０’およびピンチ２０を連結しておくと、今度は、ジグＪで吊り金具７０を把持してこれをパイプ１２に取り付ける際に連結部材８０’およびピンチ２０が邪魔になってやはり作業性が低下するおそれがある。
これに対し、図７（ｃ）（ｄ）（ｅ）に示したような合成樹脂製の連結部材８０を用いると、吊り金具７０をパイプ１２に取り付けた後に、上述したようにして連結部材８０（望ましくはピンチ２０を予め連結した連結部材８０）を吊り金具７０のリング部７１に連結することができるので、作業性が向上する。
【００１２】
パイプ１２に取り付けられた吊り金具７０は、そのバネ性によって図５（ａ）に示すように原形状に復帰する。パイプ１２に取り付けられた吊り金具７０は、その鉛直部７３が図８（ａ）に示すようにパイプ１２の穴１３の縁部に当接する範囲内において左右に移動し得るが、その場合でも係合部７４がパイプ１２の内面（穴を形成するフレームの上面）から外れることはなく、したがって吊り金具７０はパイプ１２から外れない。また、パイプ１２に取り付けられた吊り金具７０は、その鉛直部７３が図８（ａ）に示すようにパイプ１２の穴１３の縁部に当接しあるいは係合部７４がパイプ１２の内面１２ａと当接する範囲内において揺動し得るが、その場合でも係合部７４がパイプ１２の内面１２ａから外れることはなく、したがって吊り金具７０はパイプ１２から外れない。
【００１３】
図９（ａ）（ｂ）は吊り金具７０の比較例７０’を示す図である。
本願発明者は、吊り金具７０の形状を、図５（ａ）に示した形状とする前に、図９（ａ）に示すように、フック部７２’の形状を逆Ｗ字型とした。
フック部７２’の形状を逆Ｗ字型にすると、フック部７２’がパイプ１２の穴１３からより確実に抜けにくくなるのではないかと考えたからである。
しかしながら、フック部７２’の形状を逆Ｗ字型にすると、ピンチ２０（図１参照）に重い洗濯物が吊されて吊り金具７０’に大きな力Ｆが作用し、したがって係合部７４’にも比較的大きな力（Ｆ／２）が作用した際に、この力（Ｆ／２）が係合部７４’を開く方向に作用してしまい、結果として図９（ｂ）に示すように係合部７４’がＹ字型に変形して吊り金具７０’がパイプ１２から外れてしまうことがあるということが分かった。
【００１４】
これに対し、この実施の形態の吊り金具７０は、上述したように、鉛直部７３および係合部７４が鉛直方向に伸びていて、かつ鉛直部７３と係合部７４の軸線同士が平行となっているので、図５（ａ）に示すように、吊り金具７０に大きな力Ｆが作用し、したがって係合部７４に比較的大きな力（Ｆ／２）が作用したとしても、この力（Ｆ／２）は係合部７４の軸線方向へ向かうこととなる。したがって、この力（Ｆ／２）は基本的には係合部７４を広げる方向へは作用しない。結果として、この実施の形態の吊り金具７０によれば、これがパイプ１２から外れてしまうという事態が生じなくなる（少なくとも著しく生じにくくなる）。
また、図６（ｃ）に示すように、係合部７４の下端がパイプ１２の内面１２ａから外れない範囲内で、係合部７４が下方に向かうにつれて鉛直部７３との間隔が狭まるように構成することによっても、上記力（Ｆ／２）が作用したときの係合部７４の開きを防止することができる。
【００１５】
図１０は吊りフレーム３０を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は左半分を省略した左側面図、（ｃ）は図（ｂ）の平面図、（ｄ）は図（ｃ）におけるｄ−ｄ端面図、（ｅ）は全体形状を示す側面図である。
吊りフレーム３０は、金属棒（例えば直径４ｍｍ程度の針金状のステンレス棒）で構成され、図（ａ）に示すように正面視Ｕ字型、図（ｅ）に示すように側面視アーチ形となっている。すなわち、吊りフレーム３０は、金属棒からなりかつ少なくとも下端部がＵ字型となっている。なお、「金属棒」にはパイプ状の棒も含まれる。
このような吊りフレーム３０は、例えば、図（ｂ）（ｃ）に示すような部材を一対用意し、これら一対の部材を図（ｅ）に示すように対向させて、その対向面３１、３１同士（図（ｂ）（ｃ）参照）を溶接することにより、図（ｅ）に示すように全体として側面視アーチ型のフレームとして構成することができる。
【００１６】
吊りフレーム３０の頂部（側面視で中央部）３０ａには、図１１に示すようなブロック５０が取り付けられる（図１，図２参照）。
図１１は吊りフレーム３０へのブロック５０の取り付け状態を示す図で、（ａ）は部分省略平面図、（ｂ）は図（ａ）におけるｂ−ｂ断面図である。
ブロック５０は、上部材５１と、下部材５２と、これら上部材５１と下部材５２の両端部分を結合する結合部材５３，５３とを備えている。
図１２は上部材５１を示す図で、（ａ）は左半分切断正面図、（ｂ）は左半分に底面を右半分に平面を示した図、（ｃ）は図（ａ）におけるｃ−ｃ断面図、（ｄ）は図（ａ）におけるｄ−ｄ断面図、（ｅ）は図（ａ）におけるｅ−ｅ断面図である。
図１３は下部材５２を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は部分切断正面図、（ｃ）は左側面図、（ｄ）は図（ｂ）におけるｄ−ｄ断面図、（ｅ）は図（ｂ）におけるｅ−ｅ端面図である。
図１４は結合部材５３を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は右半分切断平面図、（ｄ）は右半分切断底面図、（ｅ）は図（ａ）におけるｅ−ｅ断面図、（ｆ）は図（ｅ）におけるｆ−ｆ断面図である。
【００１７】
図１１〜図１３に示すように、上部材５１はその中央に設けられた穴５１ａと、この穴５１ａと同芯状に下面に設けられた筒部５１ｂとを有している。この筒部５１ｂは、左右２つスリット５１ｃによって２分割にされている。上部材５１は、その左右に係止片５１ｄ、５１ｄを有しており、この係止片５１ｄの両側には、前記吊りフレーム３０を通すための穴５１ｅ、５１ｅが設けられている。また、中央よりにも、吊りフレーム３０を通すための穴５１ｆ、５１ｆが設けられている。
一方、下部材５２は、その中央に設けられた穴５２ａと、この穴５２ａと同芯状に上面に設けられ、上記上部材５１の筒部５１ｂの内側に嵌り込む筒部５２ｂと、上記上部材５１の係止片５１に下方から当接する当接片５２ｄ、５２ｄとを有している。この当接片５２ｄの下部には係止爪５２ｅが形成されている。また、下部材５２の下面には、把持部兼フック５２ｆが設けられている。このため、下部材５２には、その構造を補強するためのリブ５２ｇが設けられている。
結合部材５３は、全体として扁平な筒状体であり、その外端部中央上下に、係止溝５３ａ、５３ｂが設けられている。後述するように、係止溝５３ａには上記上部材５１の係止片５１ｄが係合し、係止溝５３ｂには上記下部材５２の係止爪５２ｅが係合する。
【００１８】
以上のような各部材５１〜５３は次のようにして吊りフレーム３０に取り付けられてブロック５０を構成する。
先ず、吊りフレーム３０の頂部３０ａを挟むようにして上下から上部材５１と下部材５２とを接合させる。この際、図１１に示すように、上部材５１の筒部５１ｂと下部材５２の筒部５２ｂとを嵌め合わせる。この際、一方の筒部５１ｂはスリット５１ｃで分割されているので、筒部５１ｂの弾性を利用して両筒部５１ｂ、５２ｂを良好に嵌め合わせることができる。また、上部材５１，下部材５２の接合は上部材５１の穴５１ｅ、５１ｅ、５１ｆ、５１ｆに吊りフレーム３０の平行部分（相平行する金属棒）３２，３２（図１０（ｃ）参照）をそれぞれ嵌め込むようにして行う。上部材５１と下部材５２を接合すると、上部材５１の係止片５１ｄの下面５１ｄ１（図１２（ａ）（ｄ）参照）と下部材５２の当接片５２ｄの上面５２ｄ１（図１３（ａ）（ｂ）参照）とが弾性的に当接し合う。
【００１９】
次いで、吊りフレーム３０の両端（下部）からそれぞれ結合部材５３を、これに吊りフレーム３０を通すようにして上部材５１，下部材５２の両端部分に嵌め合わせる（図１１参照）。図１１に示すように結合部材５３、５３を上部材５１，下部材５２の両端部分に装着すると、結合部材５３の係止溝５３ａに上部材５１の係止片５１ｄが係合し、係止溝５３ｂに下部材５２の係止爪５２ｅが係合することによって、結合部材５３の抜けが防止される。
また、結合部材５３が上部材５１，下部材５２の両端部を締め付けるようにして装着されることによって、これら３つの部材はあたかも一体のようになってブロック５０を構成する。
吊りフレーム３０の平行部分３２，３２がそれぞれ上部材５１の穴５１ｅ、５１ｆに嵌り合うことによって、平行部分３２，３２同士の間隔の変動が規制され、吊りフレーム３０およびブロック５０は強固な構造体となる。
平行部分３２、３２には、膨出部（潰し部）３３が形成されているとともに、上部材５１にはこの膨出部３３と当接するストッパ（上記穴５１ｆを形成している壁面）５１ｇ（図１２（ａ）（ｂ）（ｅ）参照）が設けられている。
したがって、ブロック５０は平行部分３２の軸線方向（図１１において左右）へは移動しない。
ブロック５０の穴５１ａ、５２ａには、フック６０（図１参照）の下部にある軸（図示せず）上方から挿入される。これによりフック６０はその軸回りに回転可能にブロック５０に取り付けられる。
【００２０】
図１５は連結部４０を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は右側面図である。図１６は図１５（ｂ）におけるＸＶＩ−ＸＶＩ断面図、図１７は、図１６におけるＸＶＩＩ−ＸＶＩＩ視図である。
図１５，図１６に示すように、連結部４０は、第１ジョイント部材４１と、第２ジョイント部材４２と、これら第１、第２ジョイント部材４１，４２を連結する第１軸部材４３および第２軸部材４４とを備えている。
全体的にいえば、連結部４０は第１ジョイント部材４１と第２ジョイント部材４２とを重ね合わせ、これらに対して背面側から第１軸部材４３を、正面側から第２軸部材４４を挿入し、かつ第２ジョイント部材４２と第１軸部材４３とで吊りフレーム３０の下端部分を挟み込むことにより構成されている。
図２（ａ）に示されるように、右側メインフレーム１０の下端（同図において下端）と左側メインフレーム１０の上端に第１ジョイント部材４１が連結されている一方、左側メインフレーム１０の下端と右側メインフレーム１０の上端に第２ジョイント部材４２が連結されていることから、図２（ａ）において両連結部４０は点対称状に構成されている。
したがって、以下、手前側の連結部４０について説明する。
【００２１】
図１８は第１ジョイント部材４１を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は底面図、（ｄ）は右側面図、（ｅ）は左側面図、（ｆ）は背面図、（ｇ）は図（ｆ）におけるｇ−ｇ断面図である。
図１９は第２ジョイント部材４２を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は底面図、（ｄ）は右側面図、（ｅ）は左側面図、（ｆ）は背面図、（ｇ）は図（ａ）における部分省略ｇ−ｇ断面図である。
図２０は第１軸部材４３を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は図（ａ）におけるｃ−ｃ断面図、（ｄ）は右側面図、（ｅ）は背面図、（ｆ）は図（ａ）におけるｆ−ｆ断面図である。
図２１は第２軸部材４４を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は背面図である。
【００２２】
図１５および図１８に示すように、第１ジョイント部材４１は、円板部４１ａと、これに一体の円筒部４１ｂとを有しており、円筒部４１ｂにメインフレーム１０の一端が差し込まれることでメインフレーム１０と連結される。図１８（ｃ）（ｆ）において４１ｃは円筒部４１ｂとメインフレーム１０の一端とをネジ１４（図３参照）で止めるための穴であり、図４において１５がメインフレーム１０に設けられたネジ穴である。
円板部４１ａには第１軸部材４３の後述する軸部（図２２（ａ）参照）が挿通される穴４１ｄが開けられており、その縁部に、第１軸部材４３の扁平軸部４３ｂに対して略点対称状に当接する当接部４１ｅ、４１ｆ（図２２（ａ）参照）が形成されている。
図１５および図１９に示すように、第２ジョイント部材４２は、円板部４２ａと、これに一体の円筒部４２ｂとを有しており、円筒部４２ｂにメインフレーム１０の他端が差し込まれることでメインフレーム１０と連結される。図１９（ａ）（ｂ）において４２ｃは円筒部４２ｂとメインフレーム１０の他端とをネジ１４（図３参照）で止めるための穴であり、図４において１５がメインフレーム１０に設けられたネジ穴である。
円板部４２ａには第１軸部材４３の軸部（図２２（ｂ）参照）が挿通される穴４２ｄが開けられており、その縁部に、第１軸部材４３の扁平軸部４３ｂに対して略点対称状に当接する当接部４２ｅ、４２ｆ（図２２（ｂ）参照）が形成されている。
【００２３】
図１６，図１７，図２０に示すように、第１軸部材４３は、キャップ部４３ｃと、このキャップ部４３ｃの内面側に一体的に設けられた筒状部４３ａと、この筒状部４３ａの上下に鉛直方向に設けられた上記扁平軸部４３ｂと、上記吊りフレーム３０のＵ字形の下端部３４（図１０参照）を入れるためにキャップ部４３ｃの上部に設けられた穴４３ｄ、４３ｄと、扁平軸部４３ｂの下端４３ｈとの間に吊りフレーム３０の下端部３４の水平部（この水平部は吊りフレーム３０の最下端部であり円弧状に形成されてもよい）３５を挟み込む支持部４３ｅ、４３ｅと、吊りフレーム３０の下端部３４の垂直部３６の内側部と当接可能な垂直壁４３ｆ、４３ｆとを有している。
図１６および図２１に示すように、第２軸部材４４は、キャップ部４４ｃと、このキャップ部４４ｃの内面側に設けられていて、上記第１軸部材４３の筒状部４３ａに挿入される割ピン状の軸４４ａと、この軸４４ａの先端に設けられていて、上記第１軸部材４３の筒状部４３ａを貫通したとき第１軸部材４３のキャップ部４３ｃの外面４３ｇ（図２０（ｅ）（ｆ）参照）と係合する爪部４４ｂとを有している。
【００２４】
したがって、連結部４０は、図１５および図１６に示すように、右側メインフレーム１０の一端に取り付けられた第１ジョイント部材４１の円板部４１ａと、左側メインフレーム１０の他端部に取り付けられた第２ジョイント部材４２の円板部４２ａとを重ね合わせ、吊りフレーム３０の下端部３４を図１７に示すように嵌め込んだ第１軸部材４３の筒状部４３ａおよび扁平軸部４３ｂを上記第１，第２ジョイント部材の円板部の穴４１ｄ、４２ｄに内側から挿入するとともに、第２軸部材４４の軸４４ａを第１軸部材４３の筒状部４３ａに外側から挿入してその爪部４４ｂを第１軸部材４３の外面４３ｇに係合させることにより構成される。
【００２５】
このようにして連結部４０が構成された状態では、吊りフレーム３０の下端部３４は、第２ジョイント部材４２と第１軸部材４３との間に保持されるとともに、その水平部ないし最下端部３５が第１軸部材４３における扁平軸部４３ｂの下端４３ｈと支持部４３ｅ、４３ｅとで挟まれるようにして保持され、その垂直部３６が第１軸部材４３の穴４３ｄ、４３ｄと垂直壁４３ｆ、４３ｆとで保持される。
また、左右のメインフレーム１０は、第１ジョイント部材４１，第２ジョイント部材４２が第１軸部材４３の扁平軸部４３ｂ回りに回動し得る範囲内において回動可能であり、物干し具の不使用時には、図２（ｄ）に示すように折り畳んだ状態として把持部兼フック５２ｆを用いて適所に掛ける等して収納可能であり、使用時には、左右のメインフレーム１０を図１および図２（ａ）〜（ｃ）に示すように開いた状態としてフック６０にて物干し竿等に掛け、ピンチ２０で洗濯物を吊して干すことができる。
左右のメインフレーム１０を開いて使用するとき、図２２（ａ）に示すように、第１ジョイント部材４１の当接部４１ｅが扁平軸部４３ｂの下部に対して右側から当接すると同時に当接部４１ｆが扁平軸部４３ｂの上部に対して左側から当接する一方、図２２（ｂ）に示すように、第２ジョイント部材４２の当接部４２ｅが扁平軸部４３ｂの下部に対して左側から当接すると同時に当接部４２ｆが扁平軸部４３ｂの上部に対して右側から当接する状態となる（別言すれば扁平軸部４３ｂは、その下部が当接部４１ｅ、４２ｅで挟み込まれた状態になると同時に、その上部が当接部４１ｆ、４２ｆで挟み込まれた状態になる）。
このため、扁平軸部４３ｂに対するその軸回りのモーメントが相殺された状態となり、扁平軸部４３ｂにはモーメントによるストレスが生じなくなる。結果として第１軸部材４３が破損しにくくなる。
【００２６】
以上のような物干し具によれば、次のような作用効果が得られる。
（ａ）この物干し具は、フレーム１０に対し吊り部材（７０）を介してピンチ２０を吊り下げた物干し具であって、フレーム１０を、穴１３を有する金属製フレーム１２で構成するとともに、吊り部材を一本の金属バネ部材からなる吊り金具７０で構成し、かつ、この吊り金具７０は、その下部に形成され、ピンチ２０との連結部となるリング部７１と、このリング部７１から上方に向かって前記フレームの穴の上方へ挿入され得る一対の鉛直部７３と、この鉛直部７３からそれぞれＵターンして下方に向かい、フレーム１２と係合する一対の係合部７４とを有し、さらに、この係合部７４の下端が穴１３を形成するフレームの上面１２ａから外れない範囲内において、鉛直部７３と係合部７４の軸線同士が平行ないし、係合部７４が下方に向かうにつれて鉛直部７３との間隔が狭まるように構成されているので、この物干し具によれば次のような作用効果が得られる。
すなわち、一本の金属バネ部材からなる吊り金具７０が、その下部に形成され、ピンチ２０との連結部となるリング部７１と、このリング部７１から上方に向かってフレームの穴１３の上方へ挿入され得る一対の鉛直部７３と、この鉛直部７３からそれぞれＵターンして下方に向かい、フレーム１２と係合する一対の係合部７４とを有しているので、この吊り金具７０は、そのバネ性を利用し、上記一対の係合部７４同士の幅を狭めるようにして上記穴１３に挿入することによりフレーム１２に取り付けることができ、そのリング部７１にはピンチ２０を連結（この実施の形態では連結部材８０を介して連結）することができる。
鉛直部７３と係合部７４の軸線同士は平行ないし、係合部７４が下方に向かうにつれて鉛直部７３との間隔が狭まるように構成されているので、吊り金具７０がフレーム１２に取り付けられた状態で上記ピンチ２０に洗濯物が吊されることにより、上記係合部７４に力（Ｆ／２）が作用したとしても、その力は係合部７４の軸線方向へ向かい、あるいは係合部７４を鉛直部に向けて閉じる方向へ作用することとなる。したがって、この力は係合部７４を広げる方向へとは作用せず、結果として、吊り金具７０がフレーム１２から外れてしまうという事態が生じなくなる（少なくとも著しく生じにくくなる）。
しかも、吊り金具７０は、その係合部７４がフレーム１２の穴１３に挿入されているだけであり、かつ、フレーム１２も吊り金具７０も金属同士であるので、鉛直軸回りにカラカラと円滑かつ自由に回転し得る。したがって、ピンチ２０も自由に回転させることができ、ピンチ２０で洗濯物を挟んで干そうとする際の使い勝手が著しく向上する。
以上のように、この物干し具によれば、ピンチの回動範囲に限界がなくて使い勝手がよくなり、かつ、吊り部材７０がフレーム１２から外れにくくなる。
（ｂ）この実施の形態の物干し具は、メインフレーム１０と、このメインフレーム１０の下部に連結された複数のピンチ２０と、メインフレーム１０を吊す吊りフレーム３０とを備え、吊りフレーム３０が、金属棒からなりかつ少なくとも下端部がＵ字型のフレームで構成されているとともに、メインフレーム１０には、吊りフレーム下端部３４の両垂直部３６および水平部ないし最下端部３５と係合して連結される係合連結部（扁平軸部４３ｂの下端部４３ｈ，支持部４３ｅ、穴４３ｄおよび垂直壁４３ｆ）が設けられているので、この物干し具によれば、次のような作用効果が得られる。
すなわち、メインフレーム１０の係合連結部に対し、吊りフレーム３０におけるＵ字型下端部３４の両垂直部３６と水平部（あるいは最下端部）３５とが係合して連結されるので、当該連結部４０における応力集中が緩和され、吊りフレーム３０が金属棒で構成されているにも拘わらず前記連結部４０が破損しにくくなる。
また、吊りフレーム３０の少なくとも下端部３４がＵ字形（中抜き状となっている）となっているのでその分軽量化が図られ、さらに、メインフレーム１０が金属パイプ１２で構成されているので、一層強度が向上すると同時に軽量化も図られる。
このように、吊りフレーム３０が金属棒で構成されていてそれ自身の強度が強い上に、メインフレーム１０との連結部４０における破損も生じにくいことから、この物干し具によれば、メインフレーム１０の下部に連結された複数のピンチ２０で、多数の洗濯物や重い洗濯物を吊した場合でも、破損が生じにくくなる。しかも、メインフレーム１０の係合連結部に対し、金属棒からなる吊りフレーム３０におけるＵ字型下端部３４の両垂直部３６と水平部（あるいは最下端部）３５とが係合して連結されていることにより、メインフレーム１０と吊りフレーム３０との水平方向における相対的な回動が抑制され、その分使い勝手が向上する。
（ｃ）この物干し具は、少なくとも一対の対向フレーム部１１を有するメインフレーム１０と、このメインフレーム１０の下部に連結された複数のピンチ２０と、メインフレーム１０の対向フレーム１１間に架け渡されてメインフレーム１０を吊す吊りフレーム３０とを備え、吊りフレーム３０が、金属棒からなりかつ正面視Ｕ字型、側面視アーチ形のフレームで構成されているとともに、メインフレーム１０には、吊りフレーム下端部３４の両垂直部３６および水平部ないし最下端部３５と係合して連結される係合連結部が設けられており、吊りフレーム３０に、これを吊すフック６０が連結されているので、この物干し具によれば、次のような作用効果が得られる。
すなわち、メインフレーム１０の係合連結部に対し、吊りフレーム両端におけるＵ字型下端部３４の両垂直部２６と水平部（あるいは最下端部）３５とが係合して連結されるので、当該連結部における応力集中が緩和され、吊りフレーム３０が金属棒で構成されているにも拘わらず前記連結部４０が破損しにくくなる。また、吊りフレーム３０の少なくとも下端部３４がＵ字形（中抜き状となっている）となっているのでその分軽量化が図られ、さらに、メインフレーム１０が金属パイプ１２で構成されているので、一層強度が向上すると同時に軽量化も図られる。
吊りフレーム３０が金属棒で側面視アーチ形に構成されていてそれ自身の強度が強い上に、この吊りフレーム３０がメインフレーム１０における一対の対向フレーム部１１間に架け渡されていてかつその連結部４０における破損も生じにくいことから、この物干し具によれば、メインフレーム１０の下部に連結された複数のピンチ２０で、多数の洗濯物や重い洗濯物を吊した場合でも、破損が生じにくくなる。
しかも、メインフレーム１０の係合連結部に対し、アーチ形の金属棒からなる吊りフレーム３０におけるＵ字型下端部３４の両垂直部３６と水平部（あるいは最下端部）３５とが係合して連結されていることにより、メインフレーム１０と吊りフレーム３０との間のねじれや、水平方向における相対的な回動が抑制され、その分使い勝手が向上する。
（ｄ）吊りフレーム３０には、その相平行する金属棒３２同士を連結するブロック５０が設けられており、このブロック５０にフック６０が設けられているので、吊りフレーム３０とフック６０とが強固に連結されて、両者の間のねじれや不適切な相対的回動等が生じにくくなるため、使い勝手が一層向上する。
【００２７】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば図２３に示すように、メインフレーム１０には、同図（ｂ）〜（ｅ）に示すようなＴ型ジョイント部材９０を用いて横架パイプ１６を設けてもよい。このように構成すると、メインフレーム１０全体の強度が向上するとともに、吊り金具７０の吊り穴１３の数も増えてより多くの洗濯物を干すことができる。
なお、図２３（ａ）は横架パイプ１６が取り付けられたメインフレーム１０の底面図、（ｂ）はＴ型ジョイント部材９０の底面図、（ｃ）は図（ｂ）の側面図、（ｄ）は図（ｂ）の底面図、（ｅ）は図（ｂ）におけるｅ−ｅ断面図である。符号９１は、Ｔ型ジョイント部材９０をメインフレーム１０に固定するネジのための穴である。
【００２８】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る物干し具の一実施の形態を示す概略斜視図。
【図２】フレームを示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は右側面図、（ｄ）は折り畳んだ状態の正面図。
【図３】フレームの底面図。
【図４】メインフレーム１０を構成するパイプを示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は底面図、（ｃ）は（ａ）を正面としたときの左側面図。
【図５】図４（ａ）におけるＶ−Ｖ拡大断面図で、吊り金具が取り付けられた状態を示している図。
【図６】吊り金具７０を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は変形例を示す図。
【図７】吊り金具７０とピンチ２０とを連結する連結部材を示す図で、（ａ）は連結部材の第１例の正面図、（ｂ）は縦断面図（図（ａ）におけるｂ−ｂ断面図）、（ｃ）は第２例の正面図、（ｄ）は左側面図、（ｅ）は右側面図。
【図８】（ａ）（ｂ）はそれぞれパイプ１２と吊り金具７０との関係を示す図。
【図９】（ａ）（ｂ）はそれぞれパイプ１２と吊り金具の比較例との関係を示す図。
【図１０】吊りフレーム３０を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は左半分を省略した左側面図、（ｃ）は図（ｂ）の平面図、（ｄ）は図（ｃ）におけるｄ−ｄ端面図、（ｅ）は全体形状を示す側面図。
【図１１】吊りフレーム３０へのブロック５０の取り付け状態を示す図で、（ａ）は部分省略平面図、（ｂ）は図（ａ）におけるｂ−ｂ断面図。
【図１２】上部材５１を示す図で、（ａ）は左半分切断正面図、（ｂ）は左半分に底面を右半分に平面を示した図、（ｃ）は図（ａ）におけるｃ−ｃ断面図、（ｄ）は図（ａ）におけるｄ−ｄ断面図、（ｅ）は図（ａ）におけるｅ−ｅ断面図。
【図１３】下部材５２を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は部分切断正面図、（ｃ）は左側面図、（ｄ）は図（ｂ）におけるｄ−ｄ断面図、（ｅ）は図（ｂ）におけるｅ−ｅ端面図。
【図１４】結合部材５３を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は右半分切断平面図、（ｄ）は右半分切断底面図、（ｅ）は図（ａ）におけるｅ−ｅ断面図、（ｆ）は図（ｅ）におけるｆ−ｆ断面図。
【図１５】連結部４０を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は右側面図。
【図１６】図１５（ｂ）におけるＸＶＩ−ＸＶＩ断面図。
【図１７】図１６におけるＸＶＩＩ−ＸＶＩＩ視図。
【図１８】第１ジョイント部材４１を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は底面図、（ｄ）は右側面図、（ｅ）は左側面図、（ｆ）は背面図、（ｇ）は図（ｆ）におけるｇ−ｇ断面図。
【図１９】第２ジョイント部材４２を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は底面図、（ｄ）は右側面図、（ｅ）は左側面図、（ｆ）は背面図、（ｇ）は図（ａ）における部分省略ｇ−ｇ断面図。
【図２０】第１軸部材４３を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は図（ａ）におけるｃ−ｃ断面図、（ｄ）は右側面図、（ｅ）は背面図、（ｆ）は図（ａ）におけるｆ−ｆ断面図。
【図２１】第２軸部材４４を示す図で、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は背面図。
【図２２】（ａ）は第１軸部材４３の扁平軸部４３ｂと第１ジョイント部材４１との関係を示す図、（ｂ）は第１軸部材４３の扁平軸部４３ｂと第２ジョイント部材４２との関係を示す図。
【図２３】（ａ）はメインフレーム１０の変形例を示す底面図、（ｂ）はＴ型ジョイント部材９０の底面図、（ｃ）は図（ｂ）の側面図、（ｄ）は図（ｂ）の底面図、（ｅ）は図（ｂ）におけるｅ−ｅ断面図。
【符号の説明】
１０メインフレーム（金属製フレーム）
１３穴
２０ピンチ
７０吊り金具
７１リング部
７３鉛直部
７４係合部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a clothesline. In particular, the present invention relates to a clothes drying tool in which a pinch is suspended from a frame via a suspension member.
[0002]
[Prior art]
As a conventional clothes drying tool, there is known a clothes drying tool in which a pinch is suspended from a frame via a suspension member (for example, see Patent Documents 1 to 4).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 3-10890 (FIGS. 1-4)
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 5-9490 (FIG. 4)
[Patent Document 3]
Japanese Utility Model Publication No. 5-39494 (FIGS. 1 and 4)
[Patent Document 4]
Japanese Utility Model Publication No. 6-389 (FIGS. 4 and 5)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Since the suspension member (1) cannot rotate with respect to the frame (6) (rotation around the vertical axis, the same applies hereinafter in this section), the one in Patent Document 1 is also in the rotation range of the pinch (3). There is a limit and it is not easy to use when pinching the laundry with a pinch. In Patent Document 2, the suspension member (5) is in close contact with the frame (1), so that it is difficult to rotate, and the rotation range of the pinch is also limited, so that it is not good. Moreover, this thing also has a possibility that the suspending member 5 may come off from the slit (4) of the frame (1).
In Patent Document 3, since the suspension member (7) is non-rotatably engaged with the frame (8), the rotation range of the pinch (2) is limited, and the laundry is pinched by the pinch. Convenience is not good when trying to dry in.
Although the suspension member (3) can rotate around the horizontal axis with respect to the frame (1), it is not convenient to use since the suspension member (3) cannot rotate around the vertical axis.
[0005]
An object of the present invention is to solve the above-described problems, to provide a clothes drying tool that is easy to use because there is no limit to the pivoting range of the pinch, and in which the suspension member is not easily detached from the frame.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the clothes drying tool according to claim 1 is a clothes drying tool in which a pinch is suspended from a frame via a suspension member,
The frame is composed of a metal frame having a hole, and the suspension member is composed of a suspension fitting made of a single metal spring member,
The hanging bracket is formed in a lower part of the ring and has a closed loop-shaped ring portion as a connection portion with the pinch, and a vertical axis extending upward from the common hole of the frame upward from the ring portion. A pair of vertical portions that can be rotatably inserted around, and a pair of engaging portions that are U-turned downward from each of the pair of vertical portions and engage with the frame. The axis of the pair of vertical portions and the engaging portion are configured in parallel within a range in which the lower end of the portion does not deviate from the upper surface of the frame forming the hole, and the hanging bracket is configured symmetrically in front view It has been characterized by Rukoto.
Moreover, in order to achieve the said objective, the clothes drying tool of Claim 2 is a clothes drying tool which suspended the pinch via the suspension member with respect to the flame | frame,
The frame is composed of a metal frame having a hole, and the suspension member is composed of a suspension fitting made of a single metal spring member,
The hanging bracket is formed in a lower part of the ring and has a closed loop-shaped ring portion as a connection portion with the pinch, and a vertical axis extending upward from the common hole of the frame upward from the ring portion. A pair of vertical portions that can be rotatably inserted around, and a pair of engaging portions that are U-turned downward from each of the pair of vertical portions and engage with the frame. As long as the lower end of the part does not deviate from the upper surface of the frame forming the hole, the distance between the pair of vertical parts and the axis of the engaging part becomes narrower as the engaging part goes downward. be configured,該吊Ri fitting is characterized that you have configured symmetrically in a front view.
[0007]
[Function and effect]
The clothes-drying tool according to the present invention is a clothes-drying tool in which a pinch is suspended from a frame via a suspension member, wherein the frame is constituted by a metal frame having a hole, and the suspension member is a single metal. The suspension bracket is made of a spring member, and the suspension bracket is formed in a lower portion of the suspension bracket. The ring portion has a closed loop shape when viewed from the front and serves as a connection portion with the pinch, and the frame is directed upward from the ring portion. A pair of vertical portions that can be inserted to be rotatable about the vertical axis above the common hole, and a pair of engaging portions that are U-turned downward from the pair of vertical portions and engage with the frame. Furthermore, within a range in which the lower end of the engaging portion does not deviate from the upper surface of the frame forming the hole, the axes of the pair of vertical portions and the engaging portion are parallel to each other, and the engaging portion is below For Cormorant as be configured to narrow the distance between the vertical portion, Runode 該吊Ri fitting is configured symmetrically in a front view, the following effects are obtained according to the clothestool.
That is, a suspension metal fitting made of a single metal spring member is formed in the lower part thereof, and a ring portion having a closed loop shape as viewed from the front that serves as a connection portion with the pinch, and a hole in the frame upward from the ring portion. Since it has a pair of vertical parts that can be inserted upward, and a pair of engaging parts that U-turns downward from the pair of vertical parts and engages with the frame, Utilizing its spring property, it can be attached to the frame by inserting into the hole so as to narrow the width of the pair of engaging parts, and a pinch is connected to the ring part (direct connection, connecting member) Including the connection via
It axes each other not in parallel of the pair of vertical portions and the engaging portion, the engaging portion is be configured to narrow the distance between the vertical portion toward downward,該吊Ri fitting is configured symmetrically in the front view Tei Runode, by laundry to the pinch is suspended in a state where the hanger is attached to the frame, even a force to the engagement portion is applied, the force is directed in the axial direction of the engaging portion, Or it will act in the direction which closes an engaging part toward a vertical part. Therefore, this force does not act in the direction of expanding the engaging portion, and as a result, a situation in which the hanging bracket is detached from the frame does not occur (at least significantly less likely).
In addition, since the engaging part of the suspension fitting is merely inserted into the hole of the frame, and the frame and the suspension fitting are made of metal, they can rotate smoothly and freely around the vertical axis. Therefore, the pinch can also be freely rotated, and the usability when trying to dry the laundry with the pinch is remarkably improved.
As described above, according to this clothesliner, there is no limit to the range of rotation of the pinch, the usability is improved, and the suspension member is not easily detached from the frame.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic perspective view showing an embodiment of a clothes drying tool according to the present invention, FIG. 2 is a view showing a frame, (a) is a plan view, (b) is a front view, and (c) is a right side view. , (D) is a front view of the folded state, and FIG. 3 is a bottom view of the frame.
As shown in these drawings, the clothesliner includes a main frame (frame in claims) 10, a plurality of pinches 20 connected to a lower portion of the main frame 10, and a suspension frame 30 that suspends the main frame 10. And. The main frame 10 and the suspension frame 30 are connected by connecting portions 40 and 40.
The main frame 10 has at least a pair of opposed frame portions 11 and 11 and is a frame having a substantially rectangular shape in plan view as a whole, and the suspension frame 30 is spanned between the opposed frame portions 11 and 11. The main frame 10 is suspended. A hook 60 is rotatably provided on the top of the suspension frame 30 via a block 50, and a clothes drying tool can be hung on a clothes basket or the like (not shown) with the hook 60.
[0009]
4A and 4B are views showing the pipes constituting the main frame 10, wherein FIG. 4A is a plan view, FIG. 4B is a bottom view, and FIG. 4C is a left side view when FIG. FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view taken along the line V-V in FIG. 4A and shows a state in which a hanging bracket is attached.
The main frame 10 is configured by connecting two U-shaped pipes 12 in plan view as shown in FIG. The pipe 12 is a metal pipe (for example, a stainless steel pipe), and has an outer diameter of 12 mm and a wall thickness of 0.3 mm, for example.
A plurality of holes 13 for connecting the hanging metal fittings 70 are provided in the bottom of the pipe 12, and the hanging metal fittings 70 are attached to the respective holes 13 as shown in FIG. 5.
[0010]
6A and 6B are diagrams showing the hanging metal fitting 70, where FIG. 6A is a plan view and FIG. 6B is a front view.
7A and 7B are views showing a connecting member that connects the hanging metal fitting 70 and the pinch 20, wherein FIG. 7A is a front view of a first example of the connecting member, and FIG. 7B is a longitudinal sectional view (bb in FIG. FIG. (C) is a front view of the second example, (d) is a left side view, and (e) is a right side view.
As shown in FIG. 6, the hanging metal fitting 70 is composed of a single spring member, and has a substantially ring-shaped part (hereinafter referred to as a ring part) 71 and a hook part on the upper part thereof for hanging on the pipe 12. 72.
The pinch 20 is suspended from the ring portion 71 via the connecting member 80 (see FIG. 1).
As the connecting member 80, a known metal ring 80 ′ as shown in FIGS. 7A and 7B can be used, or a synthetic resin as shown in FIGS. 7C, 7D and 7E can be used. The connecting member 80 can also be used.
The connecting member 80 made of synthetic resin has a connecting portion 81 with the pinch 20 and a connecting portion 82 with the ring portion 71 of the hanging metal fitting 70. A tongue piece 83 that is folded inward is formed at the tip of the connecting portion 82. Accordingly, the connection between the connecting portion 82 and the ring portion 71 of the hanging metal fitting 70 can be performed by inserting the ring portion 71 from the mouth portion 84 of the connecting portion 82 using the elasticity of the tongue piece 83. After the connection, the tongue piece 83 interferes with the ring portion 71 that is about to come out of the connection portion 82, so that the ring portion 71 is difficult to come off from the hook portion 72.
[0011]
As shown in FIGS. 5 and 6, the hook portion 72 of the hanging metal fitting 70 has a vertical portion 73 that goes upward from the ring portion 71 and an engaging portion 74 that makes a U-turn from the vertical portion 73 and goes downward. is doing. The vertical portion 73 and the engaging portion 74 are configured to extend in the vertical direction, and the axes of the vertical portion 73 and the engaging portion 74 are parallel to each other.
As shown in FIG. 5 (b), the hanging bracket 70 uses a jig J suitable for gripping the hanging bracket 70 from the left and right so as to narrow the width of the hook portion 72 (engagement portions 74). Then, the engaging portion 74 is inserted into the hole 13 and attached to the pipe 12 as shown in FIG.
When a known metal ring 80 ′ as shown in FIGS. 7A and 7B is used as the connecting member 80, the connecting member 80 ′ is previously attached to the hanging metal fitting 70 when the hanging metal fitting 70 is attached to the pipe 12. And it is desirable to connect the pinch 20 in advance. In order to connect the metal ring 80 ′ to the ring portion 71 after the hanging metal fitting 70 is attached to the pipe 12, the metal ring 80 ′ is deformed as shown by an imaginary line in FIG. After forming the opening 85 and inserting the ring portion 71 from this opening 85, it is necessary to deform the metal ring 80 ′ again as indicated by the solid line (return to the original shape) and close the opening 85, This is because the work becomes complicated. This complexity does not change even when the pinch 20 is connected to the metal ring 80 ′ in advance.
However, if the connecting member 80 ′ and the pinch 20 are connected to the suspension fitting 70 in advance when attaching the suspension fitting 70 to the pipe 12, this time, the suspension fitting 70 is gripped by the jig J and attached to the pipe 12. At this time, the connecting member 80 ′ and the pinch 20 may get in the way, and the workability may be lowered.
On the other hand, when a connecting member 80 made of synthetic resin as shown in FIGS. 7C, 7D, and 7E is used, the connecting member 80 is attached as described above after the suspension fitting 70 is attached to the pipe 12. Since (desirably, the connecting member 80 in which the pinch 20 is connected in advance) can be connected to the ring portion 71 of the hanging metal fitting 70, workability is improved.
[0012]
The suspension fitting 70 attached to the pipe 12 returns to the original shape as shown in FIG. The hanging metal fitting 70 attached to the pipe 12 can move to the left and right within the range where the vertical portion 73 abuts against the edge of the hole 13 of the pipe 12 as shown in FIG. The joining portion 74 does not come off from the inner surface of the pipe 12 (the upper surface of the frame forming the hole), and therefore the suspension fitting 70 does not come off from the pipe 12. Further, the hanging metal fitting 70 attached to the pipe 12 has its vertical portion 73 abutting against the edge of the hole 13 of the pipe 12 as shown in FIG. 8A, or the engaging portion 74 is connected to the inner surface 12a of the pipe 12. Although it can swing within the abutting range, even in that case, the engaging portion 74 does not come off from the inner surface 12a of the pipe 12, so that the hanging fitting 70 does not come off from the pipe 12.
[0013]
FIGS. 9A and 9B are views showing a comparative example 70 ′ of the hanging metal fitting 70.
The inventor of the present application changed the shape of the hook portion 72 ′ to an inverted W shape as shown in FIG. 9A before the shape of the hanging metal fitting 70 was changed to the shape shown in FIG.
This is because if the hook portion 72 ′ has an inverted W shape, the hook portion 72 ′ is more likely to be more securely removed from the hole 13 of the pipe 12.
However, if the shape of the hook portion 72 ′ is an inverted W shape, a heavy laundry is suspended from the pinch 20 (see FIG. 1), and a large force F acts on the hanging metal fitting 70 ′. However, when a relatively large force (F / 2) is applied, this force (F / 2) acts in a direction to open the engaging portion 74 ′, and as a result, as shown in FIG. It has been found that the joint portion 74 ′ may be deformed into a Y shape and the hanging metal fitting 70 ′ may be detached from the pipe 12.
[0014]
On the other hand, in the hanging metal fitting 70 of this embodiment, as described above, the vertical portion 73 and the engaging portion 74 extend in the vertical direction, and the axes of the vertical portion 73 and the engaging portion 74 are parallel to each other. Therefore, as shown in FIG. 5A, even if a large force F acts on the suspension fitting 70 and a relatively large force (F / 2) acts on the engaging portion 74, this force ( F / 2) is directed in the axial direction of the engaging portion 74. Therefore, this force (F / 2) basically does not act in the direction of expanding the engaging portion 74. As a result, according to the hanging metal fitting 70 of this embodiment, a situation in which it is detached from the pipe 12 does not occur (at least significantly less likely to occur).
Further, as shown in FIG. 6C, the interval between the lower end of the engaging portion 74 and the vertical portion 73 becomes narrower as the engaging portion 74 moves downward within a range where the lower end of the engaging portion 74 does not come off from the inner surface 12a of the pipe 12. Also by configuring, the engagement portion 74 can be prevented from opening when the force (F / 2) is applied.
[0015]
10A and 10B are diagrams showing the suspension frame 30, where FIG. 10A is a front view, FIG. 10B is a left side view with the left half omitted, FIG. 10C is a plan view of FIG. (D) is a side view showing the overall shape.
The hanging frame 30 is composed of a metal rod (for example, a wire-like stainless steel rod having a diameter of about 4 mm), and is U-shaped when viewed from the front as shown in FIG. It has become. That is, the suspension frame 30 is made of a metal rod and has at least a lower end portion that is U-shaped. The “metal bar” includes a pipe-shaped bar.
For example, the suspension frame 30 includes a pair of members as shown in FIGS. 2B and 2C, and the pair of members are opposed to each other as shown in FIG. By welding the members together (see FIGS. (B) and (c)), as shown in FIG.
[0016]
A block 50 as shown in FIG. 11 is attached to the top (center portion in side view) 30a of the suspension frame 30 (see FIGS. 1 and 2).
FIGS. 11A and 11B are views showing a state in which the block 50 is attached to the suspension frame 30. FIG. 11A is a partially omitted plan view, and FIG. 11B is a cross-sectional view taken along line bb in FIG.
The block 50 includes an upper member 51, a lower member 52, and coupling members 53 and 53 that couple both end portions of the upper member 51 and the lower member 52.
12A and 12B are diagrams showing the upper member 51, where FIG. 12A is a front view cut along the left half, FIG. 12B is a diagram showing a bottom surface on the left half, and a plan view on the right half, and FIG. FIG. 4C is a cross-sectional view taken along line c, FIG. 4D is a cross-sectional view taken along line dd in FIG. 1A, and FIG.
13A and 13B are views showing the lower member 52, where FIG. 13A is a plan view, FIG. 13B is a partially cut front view, FIG. 13C is a left side view, and FIG. 13D is a sectional view taken along line dd in FIG. (E) is an ee end elevation in FIG.
14A and 14B are views showing the coupling member 53, where FIG. 14A is a front view, FIG. 14B is a side view, FIG. 14C is a right half cut plan view, FIG. 14D is a right half cut bottom view, and FIG. (A) ee sectional drawing, (f) is ff sectional drawing in FIG. (E).
[0017]
As shown in FIGS. 11 to 13, the upper member 51 has a hole 51 a provided at the center thereof, and a cylindrical part 51 b provided concentrically with the hole 51 a and provided on the lower surface. The cylindrical portion 51b is divided into two by two left and right slits 51c. The upper member 51 has locking pieces 51d and 51d on the left and right sides thereof, and holes 51e and 51e for passing the suspension frame 30 are provided on both sides of the locking piece 51d. Further, holes 51f and 51f for allowing the suspension frame 30 to pass therethrough are provided at the center.
On the other hand, the lower member 52 has a hole 52a provided in the center thereof, a cylindrical part 52b provided on the upper surface concentrically with the hole 52a, and fitted inside the cylindrical part 51b of the upper member 51; It has contact pieces 52d and 52d that contact the locking piece 51 of the member 51 from below. A locking claw 52e is formed below the contact piece 52d. Further, on the lower surface of the lower member 52, a gripping part / hook 52f is provided. For this reason, the lower member 52 is provided with ribs 52g for reinforcing the structure.
The coupling member 53 is a flat cylindrical body as a whole, and locking grooves 53a and 53b are provided above and below the center of the outer end portion. As will be described later, the locking piece 51d of the upper member 51 is engaged with the locking groove 53a, and the locking claw 52e of the lower member 52 is engaged with the locking groove 53b.
[0018]
The members 51 to 53 as described above are attached to the suspension frame 30 as follows to constitute the block 50.
First, the upper member 51 and the lower member 52 are joined from above and below so as to sandwich the top 30a of the suspension frame 30. At this time, as shown in FIG. 11, the cylindrical portion 51 b of the upper member 51 and the cylindrical portion 52 b of the lower member 52 are fitted together. At this time, since one cylindrical portion 51b is divided by the slit 51c, both the cylindrical portions 51b and 52b can be satisfactorily fitted using the elasticity of the cylindrical portion 51b. Further, the upper member 51 and the lower member 52 are joined to the holes 51e, 51e, 51f, 51f of the upper member 51 by parallel portions (metal bars parallel to each other) 32, 32 of the suspension frame 30 (see FIG. 10C). Each is done by fitting. When the upper member 51 and the lower member 52 are joined, the lower surface 51d1 (see FIGS. 12A and 12D) of the locking piece 51d of the upper member 51 and the upper surface 52d1 of the contact piece 52d of the lower member 52 (FIG. 13A). (See (b)) elastically contact each other.
[0019]
Next, the coupling members 53 are fitted into both end portions of the upper member 51 and the lower member 52 so as to pass the suspension frame 30 from both ends (lower portions) of the suspension frame 30 (see FIG. 11). As shown in FIG. 11, when the coupling members 53, 53 are attached to both end portions of the upper member 51 and the lower member 52, the locking pieces 51 d of the upper member 51 are engaged with the locking grooves 53 a of the coupling member 53, The engagement of the locking claw 52e of the lower member 52 with the groove 53b prevents the coupling member 53 from coming off.
Further, the coupling member 53 is mounted so as to tighten both ends of the upper member 51 and the lower member 52, so that these three members are integrated to form the block 50.
The parallel portions 32 and 32 of the suspension frame 30 are fitted into the holes 51e and 51f of the upper member 51, respectively, so that fluctuations in the interval between the parallel portions 32 and 32 are restricted, and the suspension frame 30 and the block 50 are strong structures. It becomes.
The parallel parts 32, 32 are formed with a bulging part (squeezed part) 33, and the upper member 51 is provided with a stopper (a wall surface forming the hole 51f) 51g (contact with the bulging part 33). 12 (a), (b), and (e) are provided.
Therefore, the block 50 does not move in the axial direction of the parallel portion 32 (left and right in FIG. 11).
The holes 51a and 52a of the block 50 are inserted from above the shaft (not shown) at the lower part of the hook 60 (see FIG. 1). Thereby, the hook 60 is attached to the block 50 so as to be rotatable around its axis.
[0020]
15A and 15B are diagrams showing the connecting portion 40, where FIG. 15A is a plan view, FIG. 15B is a front view, and FIG. 15C is a right side view. 16 is a sectional view taken along line XVI-XVI in FIG. 15B, and FIG. 17 is a view taken along line XVII-XVII in FIG.
As shown in FIGS. 15 and 16, the connecting portion 40 includes a first joint member 41, a second joint member 42, a first shaft member 43 and a first shaft member 43 that connect the first and second joint members 41, 42. And a biaxial member 44.
Generally speaking, the connecting portion 40 overlaps the first joint member 41 and the second joint member 42 and inserts the first shaft member 43 from the back side and the second shaft member 44 from the front side. The second joint member 42 and the first shaft member 43 sandwich the lower end portion of the suspension frame 30.
As shown in FIG. 2A, a first joint member 41 is connected to the lower end of the right main frame 10 (the lower end in the figure) and the upper end of the left main frame 10, while the lower end of the left main frame 10 is Since the second joint member 42 is connected to the upper end of the right main frame 10, both connecting portions 40 are configured to be point-symmetric in FIG.
Therefore, the front side connecting portion 40 will be described below.
[0021]
18A and 18B are views showing the first joint member 41, where FIG. 18A is a front view, FIG. 18B is a plan view, FIG. 18C is a bottom view, FIG. 18D is a right side view, and FIG. (F) is a rear view, (g) is a gg cross-sectional view in FIG.
19A and 19B are views showing the second joint member 42, where FIG. 19A is a front view, FIG. 19B is a plan view, FIG. 19C is a bottom view, FIG. 19D is a right side view, and FIG. (F) is a rear view, (g) is a partially omitted gg cross-sectional view in FIG.
20A and 20B are views showing the first shaft member 43, where FIG. 20A is a front view, FIG. 20B is a plan view, FIG. 20C is a cross-sectional view taken along the line cc in FIG. (E) is a rear view, (f) is a sectional view taken along line ff in FIG.
21A and 21B are views showing the second shaft member 44, where FIG. 21A is a front view, FIG. 21B is a plan view, and FIG. 21C is a rear view.
[0022]
As shown in FIGS. 15 and 18, the first joint member 41 has a disc part 41 a and a cylindrical part 41 b integrated therewith, and one end of the main frame 10 is inserted into the cylindrical part 41 b. To be connected to the main frame 10. 18 (c) and 18 (f), 41c is a hole for fastening the cylindrical portion 41b and one end of the main frame 10 with a screw 14 (see FIG. 3). In FIG. 4, 15 is a screw provided on the main frame 10. It is a hole.
A hole 41d through which a shaft portion (see FIG. 22A) described later of the first shaft member 43 is inserted is formed in the disc portion 41a, and a flat shaft portion of the first shaft member 43 is formed at an edge thereof. Contact portions 41e and 41f (see FIG. 22 (a)) that contact substantially symmetrically with respect to 43b are formed.
As shown in FIGS. 15 and 19, the second joint member 42 has a disc part 42 a and a cylindrical part 42 b integrated with the disk part 42 a, and the other end of the main frame 10 is inserted into the cylindrical part 42 b. Thus, the main frame 10 is connected. 19 (a) and 19 (b), 42c is a hole for fixing the cylindrical portion 42b and the other end of the main frame 10 with a screw 14 (see FIG. 3), and 15 is provided in the main frame 10 in FIG. It is a screw hole.
A hole 42d through which the shaft portion (see FIG. 22B) of the first shaft member 43 is inserted is formed in the disc portion 42a, and the flat shaft portion 43b of the first shaft member 43 is formed at the edge thereof. On the other hand, contact portions 42e and 42f (see FIG. 22B) that contact substantially symmetrically with the point are formed.
[0023]
As shown in FIGS. 16, 17, and 20, the first shaft member 43 includes a cap portion 43c, a cylindrical portion 43a integrally provided on the inner surface side of the cap portion 43c, and the cylindrical portion 43a. The flat shaft portion 43b provided vertically above and below the holes 43d and 43d provided in the upper portion of the cap portion 43c for inserting the U-shaped lower end portion 34 (see FIG. 10) of the suspension frame 30; A support portion that sandwiches a horizontal portion 35 of the lower end portion 34 of the suspension frame 30 (this horizontal portion is the lowest end portion of the suspension frame 30 and may be formed in an arc shape) between the lower end 43h of the flat shaft portion 43b. 43e, 43e, and vertical walls 43f, 43f that can come into contact with the inner side of the vertical portion 36 of the lower end 34 of the suspension frame 30.
As shown in FIGS. 16 and 21, the second shaft member 44 is provided on the cap portion 44 c and the inner surface side of the cap portion 44 c and is inserted into the tubular portion 43 a of the first shaft member 43. A split pin-shaped shaft 44a and an outer surface 43g of the cap portion 43c of the first shaft member 43 (see FIG. 20 (FIG. 20 (A)) when the shaft 44a is provided at the tip of the shaft 44a and penetrates the cylindrical portion 43a of the first shaft member 43. e) (see f)) and a claw portion 44b that engages.
[0024]
Accordingly, as shown in FIGS. 15 and 16, the connecting portion 40 is attached to the disc portion 41 a of the first joint member 41 attached to one end of the right main frame 10 and the other end portion of the left main frame 10. The cylindrical portion 43a and the flat shaft portion 43b of the first shaft member 43 in which the lower end portion 34 of the suspension frame 30 is fitted as shown in FIG. The first and second joint members are inserted into the holes 41d and 42d of the disk portion from the inside, and the shaft 44a of the second shaft member 44 is inserted into the cylindrical portion 43a of the first shaft member 43 from the outside, and the claws thereof. It is configured by engaging the portion 44 b with the outer surface 43 g of the first shaft member 43.
[0025]
In the state in which the connecting portion 40 is configured in this manner, the lower end portion 34 of the suspension frame 30 is held between the second joint member 42 and the first shaft member 43, and the horizontal portion or the lowermost end portion thereof. 35 is held between the lower end 43h of the flat shaft portion 43b of the first shaft member 43 and the support portions 43e and 43e, and the vertical portion 36 of the first shaft member 43 has the holes 43d and 43d and the vertical wall 43f. , 43f.
Further, the left and right main frames 10 can be rotated within a range in which the first joint member 41 and the second joint member 42 can rotate around the flat shaft portion 43b of the first shaft member 43. At the time of use, as shown in FIG. 2 (d), it can be stored in a folded state by using a gripping part / hook 52f or the like, and at the time of use, the left and right main frames 10 can be stored in FIGS. As shown in a) to (c), the hook 60 can be hung on a clothesline or the like, and the pinch 20 can be used to hang the laundry.
When the left and right main frames 10 are opened and used, as shown in FIG. 22A, the contact portion 41e of the first joint member 41 contacts the lower portion of the flat shaft portion 43b from the right side at the same time. While the portion 41f comes into contact with the upper portion of the flat shaft portion 43b from the left side, as shown in FIG. 22B, the contact portion 42e of the second joint member 42 comes into contact with the lower portion of the flat shaft portion 43b from the left side. Simultaneously with the contact, the contact portion 42f comes into contact with the upper portion of the flat shaft portion 43b from the right side (in other words, the flat shaft portion 43b has a lower portion sandwiched between the contact portions 41e and 42e. At the same time, the upper part is sandwiched between the contact parts 41f and 42f).
For this reason, the moment about the axis with respect to the flat shaft portion 43b is canceled, and stress due to the moment does not occur in the flat shaft portion 43b. As a result, the first shaft member 43 is difficult to break.
[0026]
According to the clothes drying tool as described above, the following effects can be obtained.
(A) This clothes drying tool is a clothes drying tool in which a pinch 20 is suspended from a frame 10 via a suspension member (70). The frame 10 is constituted by a metal frame 12 having holes 13, and is suspended. The member is composed of a hanging metal fitting 70 made of a single metal spring member, and this hanging metal fitting 70 is formed at a lower portion thereof, and a ring portion 71 serving as a connecting portion with the pinch 20 and an upper portion from the ring portion 71 A pair of vertical portions 73 that can be inserted above the holes of the frame toward the upper side, and a pair of engaging portions 74 that engage with the frame 12 by making U-turns downward from the vertical portions 73 respectively. Further, within the range in which the lower end of the engaging portion 74 does not deviate from the upper surface 12a of the frame forming the hole 13, the axes of the vertical portion 73 and the engaging portion 74 are parallel to each other, and the engaging portion 74 is downward. It is configured so as narrowed gap between the vertical portion 73 as buy, the following effects are obtained according to the clothestool.
That is, a hanging metal fitting 70 made of a single metal spring member is formed at the lower portion thereof, and a ring portion 71 serving as a connecting portion with the pinch 20, and upward from the ring portion 71 above the hole 13 of the frame. Since there are a pair of vertical portions 73 that can be inserted and a pair of engaging portions 74 that U-turns downward from each of the vertical portions 73 and engages with the frame 12, By utilizing the spring property, the pair of engaging portions 74 can be attached to the frame 12 by being inserted into the hole 13 so as to narrow the width between them, and the pinch 20 is connected to the ring portion 71 (this In the embodiment, they can be connected via a connecting member 80.
The axes of the vertical portion 73 and the engaging portion 74 are parallel to each other, or the interval between the vertical portion 73 and the engaging portion 74 is lowered as the engaging portion 74 moves downward. Therefore, the hanging bracket 70 is attached to the frame 12. Even if a force (F / 2) is applied to the engaging portion 74 by hanging the laundry on the pinch 20 in a state, the force is directed in the axial direction of the engaging portion 74 or the engaging portion. It will act in the direction which closes 74 toward a perpendicular part. Therefore, this force does not act in the direction of expanding the engaging portion 74, and as a result, a situation in which the hanging metal fitting 70 is detached from the frame 12 does not occur (at least significantly less likely).
Moreover, the suspension metal fitting 70 has only its engaging portion 74 inserted into the hole 13 of the frame 12, and the frame 12 and the suspension metal fitting 70 are made of metal. Can rotate freely. Therefore, the pinch 20 can also be freely rotated, and the usability when trying to dry the laundry with the pinch 20 is remarkably improved.
As described above, according to this clothesliner, the rotation range of the pinch is not limited, the usability is improved, and the suspension member 70 is not easily detached from the frame 12.
(B) The clothesline of this embodiment includes a main frame 10, a plurality of pinches 20 connected to the lower part of the main frame 10, and a hanging frame 30 that suspends the main frame 10. The main frame 10 is made of a metal rod and has a U-shaped frame at least at the lower end. The main frame 10 is engaged with both vertical portions 36 and the horizontal or lowermost end 35 of the suspension frame lower end 34. Since the engagement connecting portion (the lower end portion 43h of the flat shaft portion 43b, the support portion 43e, the hole 43d, and the vertical wall 43f) to be connected is provided, the following effects can be obtained with this clothesliner. It is done.
That is, the vertical connecting portion 36 and the horizontal portion (or the lowermost end portion) 35 of the U-shaped lower end 34 of the suspension frame 30 are engaged with and connected to the engaging connecting portion of the main frame 10. Stress concentration in the connecting portion 40 is alleviated, and the connecting portion 40 is less likely to be damaged despite the suspension frame 30 being made of a metal rod.
Further, since at least the lower end portion 34 of the suspension frame 30 is U-shaped (having a hollow shape), the weight can be reduced by that amount, and the main frame 10 is composed of the metal pipe 12. Further, the strength is further improved and the weight is reduced.
Thus, since the suspension frame 30 is made of a metal rod and has a high strength, the connecting portion 40 with the main frame 10 is not easily damaged. Even when a large number of laundry items or heavy laundry items are suspended by the plurality of pinches 20 connected to the lower part of the item, breakage hardly occurs. In addition, both the vertical portions 36 of the U-shaped lower end portion 34 and the horizontal portion (or the lowermost end portion) 35 of the suspension frame 30 made of a metal rod are engaged and connected to the engagement connecting portion of the main frame 10. Accordingly, the relative rotation in the horizontal direction between the main frame 10 and the suspension frame 30 is suppressed, and the usability is improved accordingly.
(C) The clothesline is bridged between the main frame 10 having at least a pair of opposed frame portions 11, a plurality of pinches 20 connected to the lower portion of the main frame 10, and the opposed frames 11 of the main frame 10. A suspension frame 30 that suspends the main frame 10, and the suspension frame 30 is made of a metal rod and is configured as a U-shaped frame in front view and an arched frame in side view. An engaging connecting portion that is engaged with and connected to both vertical portions 36 of the lower end portion 34 and the horizontal portion or the lowermost end portion 35 is provided, and a hook 60 that suspends the connecting portion is connected to the hanging frame 30. According to this clothes drying tool, the following effects can be obtained.
That is, since the vertical portion 26 and the horizontal portion (or the lowermost end portion) 35 of the U-shaped lower end 34 at both ends of the suspension frame are engaged and connected to the engagement connecting portion of the main frame 10, Stress concentration at the connecting portion is alleviated, and the connecting portion 40 is less likely to be damaged despite the suspension frame 30 being made of a metal rod. Further, since at least the lower end portion 34 of the suspension frame 30 is U-shaped (having a hollow shape), the weight can be reduced by that amount, and the main frame 10 is composed of the metal pipe 12. Further, the strength is further improved and the weight is reduced.
The suspension frame 30 is made of a metal rod and has an arch shape when viewed from the side, and the strength of the suspension frame 30 is strong. In addition, the suspension frame 30 is bridged between a pair of opposed frame portions 11 in the main frame 10 and is connected to the suspension frame 30. Since the portion 40 is less likely to be damaged, the clothes drying tool is less likely to be damaged even when a large number of laundry or heavy laundry is suspended by the plurality of pinches 20 connected to the lower portion of the main frame 10. Become.
Moreover, the vertical portion 36 and the horizontal portion (or the lowermost end portion) 35 of the U-shaped lower end portion 34 of the suspension frame 30 made of an arch-shaped metal rod engage with the engaging connection portion of the main frame 10. Thus, the twist between the main frame 10 and the suspension frame 30 and the relative rotation in the horizontal direction are suppressed, and the usability is improved accordingly.
(D) The suspension frame 30 is provided with a block 50 for connecting the parallel metal bars 32 to each other. Since the hook 50 is provided on the block 50, the suspension frame 30 and the hook 60 are strong. Since it is difficult to cause twisting or inappropriate relative rotation between the two, the usability is further improved.
[0027]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately modified within the scope of the gist of the present invention.
For example, as shown in FIG. 23, the horizontal pipe 16 may be provided on the main frame 10 using a T-shaped joint member 90 as shown in FIGS. If comprised in this way, while the intensity | strength of the main frame 10 whole improves, the number of the suspension holes 13 of the suspension metal fitting 70 will also increase, and more laundry can be dried.
23A is a bottom view of the main frame 10 to which the horizontal pipe 16 is attached, FIG. 23B is a bottom view of the T-shaped joint member 90, FIG. 23C is a side view of FIG. ) Is a bottom view of FIG. (B), and (e) is an ee cross-sectional view of FIG. Reference numeral 91 is a hole for a screw for fixing the T-shaped joint member 90 to the main frame 10.
[0028]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing an embodiment of a clothesline according to the present invention.
2A and 2B are diagrams showing a frame, in which FIG. 2A is a plan view, FIG. 2B is a front view, FIG. 2C is a right side view, and FIG.
FIG. 3 is a bottom view of the frame.
4A and 4B are views showing pipes constituting the main frame 10, wherein FIG. 4A is a plan view, FIG. 4B is a bottom view, and FIG. 4C is a left side view when FIG.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view taken along line VV in FIG. 4A, showing a state in which a hanging bracket is attached.
6A and 6B are diagrams showing a hanging metal fitting 70, in which FIG. 6A is a plan view, FIG. 6B is a front view, and FIG.
7A and 7B are views showing a connecting member that connects the hanging metal fitting 70 and the pinch 20, wherein FIG. 7A is a front view of a first example of the connecting member, and FIG. 7B is a longitudinal sectional view (b− in FIG. (b sectional view), (c) is a front view of the second example, (d) is a left side view, and (e) is a right side view.
FIGS. 8A and 8B are views showing the relationship between a pipe 12 and a hanging metal fitting 70, respectively.
FIGS. 9A and 9B are views showing a relationship between a pipe 12 and a comparative example of a hanging metal fitting, respectively.
10A is a front view, FIG. 10B is a left side view with the left half omitted, FIG. 10C is a plan view of FIG. The dd end view in c), (e) is a side view which shows the whole shape.
11A and 11B are views showing a state in which the block 50 is attached to the suspension frame 30. FIG. 11A is a partially omitted plan view, and FIG. 11B is a cross-sectional view taken along line bb in FIG.
12A and 12B are views showing the upper member 51, in which FIG. 12A is a front view of the left half cut, FIG. 12B is a view showing a bottom surface on the left half, and a plan view on the right half, and FIG. -C sectional drawing, (d) is dd sectional drawing in figure (a), (e) is ee sectional drawing in figure (a).
13A and 13B are views showing the lower member 52, where FIG. 13A is a plan view, FIG. 13B is a partially cut front view, FIG. 13C is a left side view, and FIG. 13D is a sectional view taken along line dd in FIG. (E) is an ee end elevation in Drawing (b).
14A and 14B are views showing a coupling member 53, where FIG. 14A is a front view, FIG. 14B is a side view, FIG. 14C is a right half cut plan view, FIG. 14D is a right half cut bottom view, and FIG. Ef sectional drawing in figure (a), (f) is ff sectional drawing in figure (e).
FIGS. 15A and 15B are views showing the connecting portion 40, where FIG. 15A is a plan view, FIG. 15B is a front view, and FIG. 15C is a right side view;
16 is a cross-sectional view taken along XVI-XVI in FIG.
17 is a view taken along line XVII-XVII in FIG.
18A and 18B are views showing the first joint member 41, where FIG. 18A is a front view, FIG. 18B is a plan view, FIG. 18C is a bottom view, FIG. 18D is a right side view, and FIG. , (F) is a rear view, (g) is a gg cross-sectional view in FIG.
19A and 19B are views showing the second joint member 42, where FIG. 19A is a front view, FIG. 19B is a plan view, FIG. 19C is a bottom view, FIG. 19D is a right side view, and FIG. , (F) is a rear view, (g) is a partially omitted gg cross-sectional view in FIG.
20A and 20B are views showing the first shaft member 43, where FIG. 20A is a front view, FIG. 20B is a plan view, FIG. 20C is a cross-sectional view taken along the line cc in FIG. (E) is a rear view, (f) is ff sectional drawing in Fig. (A).
21A and 21B are views showing the second shaft member 44, where FIG. 21A is a front view, FIG. 21B is a plan view, and FIG. 21C is a rear view.
22A is a view showing the relationship between the flat shaft portion 43b of the first shaft member 43 and the first joint member 41, and FIG. 22B is a view showing the flat shaft portion 43b of the first shaft member 43 and the second joint member. FIG.
23A is a bottom view showing a modified example of the main frame 10, FIG. 23B is a bottom view of the T-shaped joint member 90, FIG. 23C is a side view of FIG. The bottom view of b), (e) is ee sectional drawing in FIG.
[Explanation of symbols]
10 Main frame (metal frame)
13 hole 20 pinch 70 suspension fitting 71 ring part 73 vertical part 74 engaging part

Claims

A clothesline with a pinch suspended from a frame via a suspension member,
The frame is composed of a metal frame having a hole, and the suspension member is composed of a suspension fitting made of a single metal spring member,
The hanging bracket is formed in a lower part of the ring and has a closed loop-shaped ring portion as a connection portion with the pinch, and a vertical axis extending upward from the common hole of the frame upward from the ring portion. A pair of vertical portions that can be rotatably inserted around, and a pair of engaging portions that are U-turned downward from each of the pair of vertical portions and engage with the frame. The axis of the pair of vertical portions and the engaging portion are configured in parallel within a range in which the lower end of the portion does not deviate from the upper surface of the frame forming the hole, and the hanging bracket is configured symmetrically in front view clothestool characterized that you have been.

A clothesline with a pinch suspended from a frame via a suspension member,
The frame is composed of a metal frame having a hole, and the suspension member is composed of a suspension fitting made of a single metal spring member,
The hanging bracket is formed in a lower part of the ring and has a closed loop-shaped ring portion as a connection portion with the pinch, and a vertical axis extending upward from the common hole of the frame upward from the ring portion. A pair of vertical portions that can be rotatably inserted around, and a pair of engaging portions that are U-turned downward from each of the pair of vertical portions and engage with the frame. As long as the lower end of the part does not deviate from the upper surface of the frame forming the hole, the distance between the pair of vertical parts and the axis of the engaging part becomes narrower as the engaging part goes downward. be configured, clothestool which該吊Ri fitting is characterized that you have configured symmetrically in a front view.