JP4185656B2 - Small hydroelectric generator - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、蛇口を通過する水の流れによって発生する水力を利用した小型水力発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蛇口の下側に手を差し出すことによってこれをセンサーが感知し、このセンサー感知をもとに蛇口から水を流す自動水栓装置が広く知られている。また、近年においては、このような自動水栓装置の流体流路に小型発電装置を配設し、この小型発電装置で得られた電力を蓄電しておき、上述のセンサー等の回路の消費電力を補う装置等も提案されている(実開平2−65775号参照)。
【0003】
上述の小型発電装置の構成を簡単に述べると以下のようになる。流水の通路となる流体通路に水車が配設され、流水の水力を受けてこの水車が回転する。水車の回転軸には一体的に固定された回転体が設けられている。この回転体の外周面は、着磁されたロータマグネットとなっており、このロータマグネットが非磁性部材の壁を隔ててステータ極に対向配置されている。また、このステータ極を通過する磁束と鎖交するようにステータコイルが設けられている。そして、上述の水車が流水の水力を受けて回転することによりロータマグネットがステータ極に対して相対回転する。ロータが多極に着磁されているため、ステータ極に流れる磁束の流れに変化が生じる。この結果、ステータコイルにはこの磁束の流れの変化を妨げる方向に起電力が発生し、この起電力は整流された後、蓄電池に蓄えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような小型発電装置は、水車の周囲を壁で囲繞し、この壁に水車の羽根部分に水を射出するための射出孔を備えた構成を有している。この射出孔は、入路から浸入してきた水の流量を適量に絞ることにより、水車を効率よく回転させるためのものとなっている。水車の回転効率を向上することは、発電装置の発電効率を向上することに結びつくため重要である。より水の射出効率をよくするためには、射出孔と水車の羽根部分との位置精度及び水車に対する角度やその孔径、加えて射出孔を備える壁の形状や、壁の外周側における流路の形状等をより精密に計算し、高度な加工を行う必要がある。
【0005】
なお、水車の回転効率を考慮すると、上述の射出孔は3つもしくは4つあるいはそれ以上とすることが好ましい。加えて、射出孔が、水車の羽根に対して直角に対向していることも水車の回転効率の向上に寄与する。しかし、射出孔の数を3つ以上としたり、射出孔を中心軸方向に対向させるのではなく羽根に対して直角に対峙させるようにすると、加工は非常に複雑で高価なものとなる。すなわち、射出孔の数やその向き(角度)に応じて壁の加工時における成形用の型を増やしたりあるいは型を抜く際に回し抜きする必要が生じるからである。
【0006】
したがって、従来は、成形コストの安価な、2分割でしかも単純に2方向への抜き型で形成できるように、上述の射出孔の数を2つもしくは1つとし、かつ各射出孔の水車に対する角度も単純な2方向への抜き型で加工可能な範囲にする場合が多い。すなわち、従来の小型発電装置は、水車の周囲の壁に形成される射出孔の数を2つ程度とし、かつ水車に対する角度もそれ程工夫が見られないものが一般的である。このため、水車の回転効率は低く、発電効率も低い。
【0007】
本発明は、上述した問題に鑑み、多数の割型および回し抜き等の複雑な加工方法を用いることなく、水車に効率よく水を射出する射出孔を形成できる構造を備えた小型水力発電装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、流体通路を備えた本体ケースと、流体通路に配設され所定流量の流体通過に伴って回転する水車を備えると共に、この水車に連結され水車と共に回転する回転体をステータ部に対向配置させたロータ部とし、このロータ部を流体の通過に伴ってステータ部に対して相対回転させることにより電力を発生させる小型水力発電装置において、本体ケースには水車の回転を支持する軸の一端を保持する支持部が設けられていると共に、流体通路には上記水車の羽根部分に流量を絞って流体を吹き付ける射出孔を有する注水部を備え、注水部は、本体ケースに一体的に形成され水車の外側全体を囲繞する複数の注水用壁とこの注水用壁の先端側に被せられるカバーとから構成されていると共に、注水部に形成された射出孔は回転体を回転自在に支持する軸の軸方向に開放された凹部として構成され、この開放部分にカバーを被せることにより形成されるものとなっていることを特徴としている。
【0009】
上記発明によれば、水車の羽根部分に流体を吹き付けると共に水車を囲繞する注水部を本体ケースに一体的に形成していると共に、本体ケースに水車の回転を支持する軸の一端を保持する支持部が設けられている。このため、水車を囲繞する注水部及び注水部に形成された射出孔と水車の回転を支持する軸の位置精度が良好なものとなる。したがって、水車の注水部に対する回転精度が良好なものとなり、水車の外周端と注水部の内壁との距離(隙間)を狭めることが可能となる。この結果、射出孔から吹き付ける流体をより効率よく水車にぶつけることができ、水車を効率的に回転させることが可能となる。また、注水部は本体ケースに一体的に形成された複数の注水用壁とこの注水用壁の先端側に被せられるカバーとから構成されていると共に、射出孔はカバー側に開放され、このカバーを被せることによって形成されるものとなっている。したがって、注水部の射出孔を3つあるいは4つ以上としかつ射出孔を水車の羽根部分に直角に対峙するようにし水車の回転効率を高める構成の注水部を有する小型水力発電装置をより安価なコストで製造できる。また、このような構成を有する注水部を単純な2方向の割型で形成することができる。
【0013】
また、他の発明は、上述の各小型水力発電装置において、射出孔は周方向に複数略均等に配置され、かつ注水部の外周側部分には、流体通路の入路側から各射出孔に向けて流量を適量に分配するための勾配が形成されている。そのため、各射出孔から水車の羽根部分に射出される水が均等にしかも適量なものとなり、水車の回転効率がさらに向上する。
【0014】
また、他の発明は、上述の各小型水力発電装置において、本体ケースにカップ状ケースをはめ合わせることにより内部空間を形成しこの内部空間に回転体を配置すると共にこの内部空間とステータ部とを隔絶する構成とし、本体ケースのカップ状ケースとのはめ合わせ部には凹部が設けられ、カップ状ケースの本体ケースとのはめ合わせ部には凹部の内壁に対向する対向壁が設けられ、カップ状ケースを本体ケースに押圧しながらはめ込む際にそのはめ込み方向に対して直交する方向で対向壁と凹部の内壁との間に挟持されるリング状の弾性シール部材を有し、かつ本体ケース及びカップ状ケースには、それぞれ回転体を支承する軸の両端をそれぞれ支持する支持部が設けられている。
【0015】
上述の発明によれば、本体ケースとカップ状ケースとを一体化させた後において、はめ込み方向では弾性シール部材が押圧されず、はめ込み方向と直交する方向に弾性シール部材が両ケースから押圧力を受けるようになっている。そのため、両ケースは、弾性シール部材の弾性反発力によって浮きが生じてはめ込み方向における位置関係が経時変化を起こす等の不具合が生じない。したがって、両ケースにそれぞれ設けられた軸支持部を位置関係はさらに良好なものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態となる小型水力発電装置について、図1から図6を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態となる小型水力発電装置の縦断面図を示している。また、図2は、図1を矢示II方向から見た側面図である。
【0017】
図1に示すように、本実施の形態の小型水力発電装置は、流体通路の入路12及び出路13を備えた本体ケース1と、本体ケース1内に設けられ流体通路の一部となっている注水部2と、注水部2の内周側に配置され所定流量の流体通過に伴って回転する水車3と、水車3に連結され水車3と共に回転する回転体4と、回転体4の外周側に配置されたステンレス製のカップ状ケース5と、このカップ状ケース5のさらに外側に配置されたステータ部6とを備えている。そして、本体ケース1に対してカップ状ケース5を図1において矢示X1方向に押し込んではめ込むことにより、両ケース1,5は一連の内部空間を形成する構造となっており、この内部空間とステータ部6が隔絶される。
【0018】
図1及び図2に示すように、本体ケース1は、本体部11と、この本体部11の外側に突出している筒状の入路12及び出路13を備えている。本体部11は、水車3の外側を囲繞する注水部2と、上述のカップ状ケース5をはめ合わせるためのはめ合わせ部11aを備えている。また、本体部11の内側には、回転体4を支承する軸7の一端をはめ込んで保持する軸受け孔11bが設けられている。
【0019】
注水部2は、入路12から浸入してきた水の流路を絞り、水の勢いを強くして水車3の羽根部材31に吹き付けてぶつけ、かつ羽根部材31にぶつかった後の水を出路13へ導くためのものである。この注水部2は、本体ケース1に一体的に形成された5つの注水用壁20a,20b,20c,20d,20e(図3参照)と、この注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの先端側に配置された孔に被せられるカバー15から構成される。
【0020】
そして、本体ケース1の5つの注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの先端側にカバー15を被せることにより、その周壁には水車3の羽根部分31に流量を絞って流体を吹き付ける複数(本実施の形態では4つ)の射出孔22a,22b,22c,22dが形成される。注水部2は、このようにその一側となる5つの注水用壁20a,20b,20c,20d,20eが本体ケース1に一体的に形成される。また、その他側となるカバー15は、後述するように本体ケース1に対して位置決めされる。
【0021】
したがって、後述するように、本体ケース1に形成された、水車3の回転を支持する軸7の一端を支持する支持部となる軸受け孔11bと、両者によって形成される射出孔22a,22b,22c,22dとの位置精度、及び水車3を囲繞するその内壁の水車3に対する位置精度は、共に良好なものとなる。なお、この注水部2の詳細な構成については後述する。
【0022】
本体ケース1のはめ合わせ部11aには、カップ状ケース5及びカップ状ケース5の外側に密着固定されたステータ部6の軸方向一端側をはめ込むための構造を有する凹部14が設けられている。凹部14の底面14aは、本体ケース1とカップ状ケース5との間に配置されるドーナツ形状のカバー15の平面部15aを載置するための部位となっている。この底面14aの中心部位は、本体ケース1側の流体通路とカップ状ケース5の内部空間とを連通するために孔となっており、この孔によってカップ状ケース5の内部空間が流体通路の入路12及び出路13と連通されている。
【0023】
なお、上述の凹部14の内壁は、回転体4を支承する軸7と平行であって、上述したカップ状ケース5のはめ込み方向(矢示X1方向)と一致する。また、凹部14の内壁には、周方向全周に段部14bが形成されている。段部14bは、ステータ部6の一端側部分の径方向外側に重合配置され、この段部14bにはリング状の弾性シール部材としてOリング8が載置される。このため、Oリング8は、カップ状ケース5のはめ込み方向に直交する方向(すなわち、径方向)において、ステータ部6の一部と重なるように配置されている。この構造により、本装置の軸方向におけるコンパクト化がなされると共に、このシール部からの水漏れをより確実に防止できる。
【0024】
なお、Oリング8はカップ状ケース5の対向壁5aの外周面にはめ込まれ、この状態で上述の段部14bにカップ状ケース5を押し込んで凹部14内に圧入する。これにより、カップ状ケース5の対向壁5aが、段部14bから見て径方向内側に形成される内径の小さい内壁に当接し(図1において当接部位をYで示す)、カップ状ケース5が本体ケース1に対して径方向に位置決めされる。このように、本体ケース1の段部14bから見て内側の内壁は、カップ状ケース5のはめ込み方向に直交する方向にカップ状ケース5を位置決めする位置決め部となっている。
【0025】
Oリング8の径方向の幅は、対向壁5aと段部14bの内壁とで形成される段部14b上の隙間より若干大きいため、Oリング8はカップ状部材5の対向壁5aによって径方向外側へ押圧される。そのため、Oリング8は、凹部14の内壁とカップ状ケース5の対向壁5aとの間にOリング8が挟持される。なお、凹部14の内壁と対向壁5aとは、カップ状ケース5のはめ込み方向に直交する方向で対向している。そのため、Oリング8は、カップ状ケース5のはめ込み方向で押しつぶされず、押し込み方向に直交する方向、すなわち径方向にて挟持される。したがって、Oリング8の弾性反発力が、カップ状ケース5の押し込み方向への力に対抗する構成にはなっていない。このため、両ケース1,5には、はめ込み方向において、弾性力を有するOリング8の押しつぶし後の反発力による歪みが生じない。したがって、歪みを原因とする軸精度悪化や部材の浮き上がり等の不具合が生じにくい。
【0026】
なお、本実施の形態のように、Oリング8を径方向で押圧するようにしても、このシール部におけるシール効果は軸方向に押圧する場合と特に変わらない。すなわち、はめ込み方向と直交する方向でOリング8を押圧しても、このOリング8を境にして両ケース1,5によって形成される内部空間側と外部とは隔絶されるため、この部位でシールされることとなる。
【0027】
なお、上述した凹部14の入り口部分には、この凹部14より半径の大きくかつ深さが非常に浅い段部16が形成されている。この段部16は、カップ状ケース5の最外周部となる鍔部5bが載置されると共に、この鍔部5bのさらに外側に樹脂ケース9の突起9aがはまり込む部位となっている。そして、樹脂ケース9は、突起9aの径方向外側部分を、段部16から見て外側の内壁に当接させることにより、本体ケース1に対して径方向に位置決めされる。また、鍔部5bを段部16に直接的に載置することにより、カップ状ケース5の本体ケース1に対するはめ込み方向(軸方向)の位置決めが行われる。
【0028】
なお、上述したように、カップ状ケース5を本体ケース1にはめ込み、その外側にステータ部6を配置した後は、カップ状ケース5及びステータ部6を覆うように樹脂ケース9が被せられる。この樹脂ケース9には、図1及び図2に示すように、ステータ部6から半径方向外側に突出するように設けられた端子部6aを覆うフード部9bが設けられている。そして、このフード部9bには、端子部6aに一端が接続されたリード線6bの他端側を外部へ引き出すための引き出し部9cが設けられている。この引き出し部9cには、外部とステータ部6とを封止するシール剤(図示省略)が充填され、外部から引き出し部9cを通ってステータ部6へ水が浸入するのを防止する構造となる。
【0029】
なお、この樹脂ケース9は、上述したように、径方向において本体ケース1に対して位置決めされる。そして、4つのネジ10(図2では2つのみ図示)を樹脂ケース9及び本体ケース1に各々形成されたネジ孔に挿入し、本体ケース1側に突出したネジ10の先端部分にナット10aを螺合することによって、樹脂ケース9は本体ケース1の本体部11に対してネジ止め固定されている。この構成は、カップ状ケース5及びステータ部6の本体ケース1からの脱落や固定状態からの位置ズレ等を防止するためのものとなっている。
【0030】
カップ状ケース5は、非磁性のステンレス製部材で形成されており、絞り加工によって最外周部となる鍔部5bと、鍔部5bに連続し外側に配置される円筒状部となる対向壁5aと、この対向壁5aの内側に配置され水が浸入する内部空間とステータ部6とを隔絶する隔壁部5cと、対向壁5aと隔壁部5cとを連結する連結面部5dと、底部5eとが形成されたものとなっている。
【0031】
そして、このように構成されたカップ状ケース5は、上述したはめ込み部の凹部14内に、カバー15の平面部15aを挟み込みながらはめ込まれる。凹部14の内壁は、カバー15を本体ケース1にはめ込む際の径方向及び軸方向における位置決め部となっている。
【0032】
なお、上述したように、対向壁5aの外側には、Oリング8が配置される。Oリング8は、この対向壁5aによって径方向外側に押圧を受けながら、この対向壁5aと凹部14の内壁とによって挟持される。底部5eには、水車3及び回転体4を支承する軸7の他端をはめ込む軸受け孔5fが形成されている。このカップ状ケース5は、本体ケース1内を通過する水からステータ部6を隔離すると共に、本体ケース1外への水の流出を防止するためのものとなっている。
【0033】
なお、本体ケース1に形成された入路12、出路13及びこれらを連結する本体部11は、蛇口やバルブ等から構成される水栓装置(図示省略)の流体通路の一部に配設されるものとなっており、流体源から入路12へ入り込んできた流体が本体部11の内部に配置された注水部2を通過して出路13から吐出されるようになっている。なお、流体は、この通過の際に水車3に回転力を与える。この部位における詳細な説明は後述する。
【0034】
本体部11内には、水車3及び回転体4の回転を支承する軸7の一端が配置している。この軸7は、一端が本体ケース1内に形成された軸受け孔11bにはめ込まれ、他端側が上述のカバー15の孔15c(図5参照)を通過しその先端がカップ状部材5内に設けられた軸受け孔5fにはめ込まれている。これにより、軸7は、両ケース1,5に協働して保持される。なお、本実施の形態の小型水力発電装置では、上述したように、弾性シール部材であるOリング8の弾性反発力の影響を受けることなく、両ケース1,5が軸方向及び径方向において位置決めされる。したがって、各部品の寸法精度が良好であれば、組み立て精度も良好となり、両端をそれぞれ別部品である両ケース1,5によって支持される軸7の軸精度も良好なものとなる。このため、水車3及び回転体4の回転位置精度も良好なものとすることができる。
【0035】
次に、注水部2について図3及び図4を用いて詳細に説明する。なお、図3は、ステータ部、カップ状ケース及びカバーを取り外した状態で、図1の矢示III方向から見た平面図である。また、図4は、図3中の矢示IVで示した2点鎖線部分の断面図である。
【0036】
上述したように、本体ケース1の本体部11の内側には、注水部2が設けられている。この注水部2は、図3に示すように、本体ケース1に一体的に立設された5つの注水用壁20a,20b,20c,20d,20eと、本体ケース1とカップ状ケース5との境目の部分に配置されるカバー15(図1及び図5参照)から構成されている。これら5つの注水用壁20a,20b,20c,20d,20eは、水車3の羽根部分31(図3中では省略。図1参照)の外周を囲繞するように分割配置されており、各注水用壁の間の隙間を水車3の羽根部分31に水を吹き付けるための4つの射出孔22a,22b,22c,22dとしている。
【0037】
そして、各注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの先端部分には凹部20fが形成され、この凹部20f内にカバー15に形成された凸部15fがはめ込まれることにより、カバー15と各注水用壁20a,20b,20c,20d,20eとが一体となる。なお、このように形成された各注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの先端部分は、上述した段部14bに連続した同じ平面上に形成されている。
【0038】
また、本体ケース1の本体部11の内側であって、これら5つの注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの径方向外側部分は、入路12から浸入してきた水が移動可能な溝状の周回通路21となっている。なお、この周回通路21には、流体通路の入路12側から各射出孔22a,22b,22c,22dに圧力損失が少なくなるように流量を適度に分配するための所定の勾配が形成されている(図1中の矢示R1及び図4中の矢示G参照)。図4は、周回通路21における入り口側(入路13側の注水用壁の外周面近傍(一部周回通路21でない部分も含む)の勾配を示すものである。
【0039】
なお、第1の注水用壁20aは、入路12側に設けられており、入路12から本体部11へ直線的に浸入してきた水は、まず第1の注水用壁20aの外周面にぶつかる。そして、ぶつかった水はこの第1の注水用壁20aで分流し、上述の周回通路21を反時計回りに移動して第2,第3の注水用壁20b,20c側へ流れると共に、時計回りに移動して第4,第5の注水用壁20d,20e側へ流れる。
【0040】
第1の注水用壁20aの反時計回り側には第2の注水用壁20bが隣接している。そして、第1の注水用壁20aと第2の注水用壁20bとの隣接する端部同士は、略平行に形成されている。この隙間部分は、周回通路21からその内周に配置される水車3の羽根部分31に水を射出するための第1の射出孔22aとなる。なお、この第1の射出孔22aは、上述のカバー15をはめ込むことによりこのカバー15の平面部15aが第1及び第2の注水用壁20a,20bとの間部分に被さって形成された矩形状の孔である。
【0041】
、第2の注水用壁20bの反時計回り側には、第3の注水用壁20cが隣接配置されている。第2の注水用壁20b及び第3の注水用壁20cの隣接する端部同士も、略平行に形成されており、この隙間部分が第2の射出孔22bとなる。また、また、第1の注水用壁20aの時計回り側には第4の注水用壁20dが隣接配置されており、第1の注水用壁20a及び第4の注水用壁20dの隣接する端部同士も略平行に形成されていて、この隙間部分が第3の射出孔22cとなる。さらに、第4の注水用壁20dの時計回り側には第5の注水用壁20eが隣接配置されており、、第4の注水用壁20d及び第5の注水用壁20eの隣接する端部同士も略平行に形成されていて、この隙間部分が第4の射出孔22dとなる。このように形成された4つの射出孔22の2つの内壁(各注水用壁の隣接し対面する端面)は、回転中心位置o1に向かって直線的に形成されているのではなく、水車3の羽根部分31に垂直に対向するように角度を持って形成されている。
【0042】
なお、第2の注水用壁20bの第1の注水用壁20a側の外周側端部には、周回通路21側に延出された延出部21aを有している。この延出部21aは、第1の注水用壁20aにぶつかって反時計方向に移動してきた水がぶつかる部分となっている。このように延出部21aにぶつかった水の一部は、上述の第1の射出孔22aを通って水車3側に射出される。
【0043】
なお、第4の注水用壁20dの第1の注水用壁20a側の外周側端部にも、上述した延出部21aと同様の効果を奏する延出部21bが形成されている。すなわち、この延出部21bは、第1の注水用壁20aにぶつかって時計方向に移動してきた水がぶつかる部分となっており、延出部21aにぶつかった水の一部は上述の第3の射出孔22cを通って水車3側に射出される。
【0044】
なお、上述の実施の形態では、各射出孔22a,22b,22c,22dの軸方向における一側(カバー15側)が開放された構成となっているため、本体ケース1を成型する際、本体ケース1は軸方向両側(図1において上下方向)に2分割される割型で形成することができる。しかも、本体ケース1の各注水用壁20a,20b,20c,20d,20eが形成された側には、水車3に対して4つの射出孔22a,22b,22c,22dから均等にかつ効率よく水を射出できるように配を有する周回通路21が形成されているが、これは簡単な割型で構成されることとなる。したがって、本実施の形態では、水車3を効率良く回転させる注水部2を簡単な割型で容易に成形することができる構成となっている。
【0045】
なお、上述した各射出孔22a,22b,22c,22dの軸方向一側を開放し、この開放部分に他部材を被せる構成は、それのみで単純な2方向への割型で複雑な形状の注水部2を形成できるという効果を奏することとなる。
【0046】
すなわち、この構成は、射出孔22a,22b,22c,22d及び注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの内壁と、水車3の回転を支持する軸7との位置関係を精度良くするために、軸7の一端を支持する軸受け孔11bを有する本体ケース1に注水用壁20a,20b,20c,20d,20eを一体成型するという構成とは別に、独立した効果を奏する。この場合は、注水部2は本体ケース1と別体となっていても良い。
【0047】
なお、上述した第3の注水用壁20cと、第5の注水用壁20eとの間には、内周側において約60°離れた隙間28が形成される。この隙間28は、第3の注水用壁20c及び第5の注水用壁20eとの対向する平行な端面間となっており、上述した出路13と回転中心位置o1との間に配置される。
【0048】
また、上述したように構成された各注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの先端側に配置され、本体ケース1の段部16に載置されるカバー15は、図5(A)及び(B)に示すように、中心部に孔15cを有するドーナツ形状の平面部15aと、この平面部15aの一側の面に立設された凸壁15b及び凸部15fと、この平面部15aの他側の面に立設されたリブ15dから構成されている。そして、凸壁15bは、上述した第3の注水用壁20cと第5の注水用壁20eとの間の隙間28の一部に入り込むように配置される。そして、この隙間28と隙間28内の凸壁15bとによって形成される矩形状の孔は、各注水用壁20a,20b,20c,20d,20eに囲まれた部位と出路13とを連通するためのものとなっている。なお、凸部15fは、上述したように、各注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの凹部20fにはまり込むようになっている。また、リブ15dは、カップ状ケース5の連結面部5dに当接するようになっている。
【0049】
上述したように構成された注水部2の5つの注水用壁20a,20b,20c,20d,20eの内側に配置された水車3は、所定流量の流体通過に伴って回転するものとなっている。
【0050】
図6に示すように、水車3は、上述の軸7に挿通された回転中心部33と、この回転中心部33に内周端部が接続された羽根部材31とから構成されている。なお、図6は、水車3及び回転体4を示す図で、(A)が正面図、(B)が(A)を矢示Bから見た平面図、(C)が(A)を矢示Cから見た底面図である。
【0051】
羽根部分31は、各射出孔22a,22b,22c,22dから射出される水の圧力を受けやすいように途中部分が湾曲している。このため、水車3は、入路12に入り込み各射出孔22a,22b,22c,22dで絞られて圧力を高められた流体が羽根部分31に勢い良くぶつかり、その水力で軸7を回転中心として回転するようになっている。なお、羽根部分31にぶつけられた水は、上述したように空間内で循環し、さらに上述した隙間28と凸壁15bによって形成された孔を通って出路13側へ移動する。
【0052】
回転中心部33は、軸7に摺動回転する円筒状の小筒部33aと、この小筒部33aより径の大きい大筒部33bと、両筒部33a,33bを軸方向における両端部分でそれぞれ連結した複数の骨部33cから形成されている。なお、両筒部33a,33bの間は軸方向に貫通された中空となっており、水車3側の各骨部33c間の隙間を入り口とし、回転体4側の各骨部33c間の隙間を出口とした貫通空部33dとなっている。この貫通空部33dは、水車3に射出される水を上述の入り口から入れて出口から出すことにより、水車3及び水車3に連結されている回転体4が配置されている空間内に循環させ、水車3及び回転体4の回転を滑らかにする。回転体4は、水車3と一体的に形成されており、水車3と同軸上に配置されている。このため、回転体4は水車3が水力によって回転すると、水車3と一体的に軸7を回転中心として回転する。
【0053】
このように水車3に連結され水車3と共に回転する回転体4は、ステータ部6に対向配置されたロータ部となっており、その面には円筒状のロータマグネットMgがはめ込まれている。このロータマグネットMgの外周面には、8極着磁がなされている。そして、この外周面が、カップ状ケース5の隔壁部5cを通してステータ部6に対向配置されている。このため、回転体4は、水車3と共に回転する場合、ステータ部6に対して相対回転するようになっている。
【0054】
ステータ部6は、軸方向に重ねて配置された2つの層6c,6dで構成されている。各層6c,6dは、それぞれ外ヨーク(重ねた状態において外側に配置されている)61と、この外ヨーク61に一体的に形成された外極歯61aと、内ヨーク(重ねた状態において内側に配置されている)62と、この内ヨーク62に一体的に形成された内極歯62aと、コイルボビンに巻回されたコイル63とを備えている。コイル63の巻き始め部分及び巻き終わり部分は、それぞれ端子部6aに接続されている。
【0055】
このように構成されたステータ部6は、カップ状ケース5の隔壁部5cの外側部分にはめ込まれている。このため、このステータ部6の各極歯61a,62aと、回転体4の着磁部との間には磁束が流れている。上述したように水車3と共に回転体4が回転すると、この磁束の流れに変化が生じ、この流れの変化を防止する方向にコイル63に誘起電圧が発生する。この誘起電圧は、端子部6aから取り出される。このような形で取り出された誘起電圧は、回路により直流に変換され、所定の回路(図示省略)を通して整流され電池に充電される。
【0056】
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施の形態の小型水力発電装置では、本体ケース1のはめ込み部11aに凹部14を設け、カップ状ケース5に凹部14の内壁と径方向で対向する対向壁5aを設け、凹部14と対向壁5aとでOリング8を径方向に挟持する構成としたが、特にこのような構成とせず、Oリング8は軸方向(図1における上下方向)で両ケース1,5に挟持されるものとしても良い。このように構成しても、上述した注水部2の一部を本体ケース1に一体的に設けた構成及び射出孔22a,22b,22c,22dの一側を軸方向一側に開放させた構成にそれぞれ奏する効果が独立して発生するからである。
【0057】
また、上述の実施の形態では、発電部となるロータ部及びステータ部6を2層式のステッピングモータ式としたが、発電部は1層式のステッピングモータ式やブラシレスモータ方式等、種々の方式でも良い。
【0058】
また、上述の実施の形態では、カップ状ケース5を本体ケース1にはめ込む際の径方向における位置決め部を、本体ケース1の凹部14内の段部14bより内側となる内壁としたが、径方向における位置決め部は他の部位としても良い。具体的には、カップ状ケース5の最外周部となる鍔部5bをさらに外側まで延出し、この鍔部5bの最外周端を凹部14の外側に形成した段部16の内壁に当接させ、この当接部位を径方向における位置決め部としても良い。
【0059】
また、上述の実施の形態では、弾性シール部材となるOリング8をステータ部6と径方向、すなわち両ケース1,5のはめ込み方向に直交する方向において重なるように配置したが、Oリング8はステータ部6と重なる位置としなくとも良い。したがって、上述の実施の形態では、カップ状ケース5の対向壁5aが、連結面部5dから見て隔壁部5cと同方向に湾曲させることにより形成されているが、これを逆方向、すなわち図1において下方向に湾曲させ、この下方向に湾曲させた対向壁5aの径方向外側に凹部14の内壁の一部が対抗し、かつ対向壁5a及び凹部14の内壁との間にOリング8が挟持されるようにしても良い。
【0060】
また、上述の実施の形態では、いわゆる水回りで使用される用途を考慮すると共にステータ部6等の脱落防止用として、樹脂ケース9をステータ部6に対して被せて本体ケース1に対してネジ止め固定した。しかし、用途によっては、ステータ部6を外部に対して防水する必要がない場合もあり、かつステータ部6等が本体ケース1から脱落しない強度が保証できる場合もあるため、そのような場合は樹脂ケース9は設けなくても良い。また、脱落防止用として樹脂ケース9を本体ケース1にネジ止め固定し、リード線引き出し部9cのシール剤充填を省くようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】
本発明の小型水力発電装置によれば、注水部の少なくとも一部を本体ケースに一体的に形成していると共に、本体ケースに水車の回転を支持する軸の一端を保持する支持部が設けられているため、注水部と水車の回転を支持する軸の位置精度を良好とし、これに伴って水車の回転精度を良好とすることができる。このため、水車の外周端と注水部の内壁との距離(隙間)を狭めることも可能となる。この結果、射出孔から吹き付ける流体をより効率よく水車にぶつけて水車を効率的に回転させ、発電効率を向上させることができる。このため、水量が小量であっても発電をさせることができる。
【0062】
また、他の発明の小型水力発電装置によれば、注水部の射出孔の軸方向における一側を開放しこの開放部分を他側から押さえ込む構成となっているため、注水部の射出孔を3つあるいは4つ以上としかつ射出孔を水車の羽根部分に直角に対峙するようにし水車の回転効率を高めるような構成を、単純な2方向への割型で形成することができる。したがって、このような複雑な内部構成を備えた回転効率の良い小型水力発電装置を低コストで製造できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の小型水力発電装置の縦断面図である。
【図2】図1を矢示II方向から見た側面図である。
【図3】カップ状ケース、樹脂ケース及びステータ部を取り外した状態で図1を矢示III方向から見た平面図である。
【図4】図3中の矢示IVで示した2点鎖線部分の断面図である。
【図5】流体通路の一部を構成するカバーを示す図で、(A)は図1の矢示V方向から平面図、(B)は(A)のA−A’断面図である。
【図6】水車及び回転体の構成を示す図で、(A)は図1と同方向から見た正面図、(B)は(A)を矢示B方向から見た平面図、(C)は(A)を矢示C方向から見た底面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 注水部
3 水車
4 回転体(ロータ部)
5 カップ状ケース(第2のケース)
5a 対向壁
5f 軸受け孔(支持部)
6 ステータ部
7 軸
8 Oリング(弾性シール部材)
11 本体部
11a はめ合わせ部
11b 軸受け孔(支持部)
14 凹部
15 カバー
20a,20b,20c,20d,20e 注水用壁
21 周回通路
22a,22b,22c,22d 射出孔
31 羽根部分[0001]
The present invention relates to a small-sized hydroelectric power generation apparatus that uses hydraulic power generated by the flow of water passing through a faucet.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, an automatic faucet device is widely known in which a sensor senses this by placing a hand under the faucet and allows water to flow from the faucet based on the sensor sensing. Further, in recent years, a small power generator is disposed in the fluid flow path of such an automatic water faucet device, the electric power obtained by this small power generator is stored, and the power consumption of the circuit such as the sensor described above is stored. Has been proposed (see Japanese Utility Model Laid-Open No. 2-65775).
[0003]
The configuration of the above-described small power generator will be briefly described as follows. A water turbine is disposed in a fluid passage serving as a passage for flowing water, and the turbine is rotated by receiving the hydraulic power of the flowing water. A rotating body fixed integrally is provided on the rotating shaft of the water turbine. The outer peripheral surface of the rotating body is a magnetized rotor magnet, and the rotor magnet is disposed to face the stator pole with a wall of the nonmagnetic member interposed therebetween. Further, a stator coil is provided so as to interlink with the magnetic flux passing through the stator pole. And the rotor magnet rotates relative to the stator poles by rotating the above-described water wheel in response to the hydropower of flowing water. Since the rotor is magnetized in multiple poles, a change occurs in the flow of magnetic flux flowing through the stator poles. As a result, an electromotive force is generated in the stator coil in a direction that prevents the change in the flow of magnetic flux, and the electromotive force is rectified and then stored in the storage battery.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The small power generator as described above has a configuration in which the periphery of the water turbine is surrounded by a wall, and an injection hole for injecting water to the blade portion of the water turbine is provided on the wall. The injection hole is for efficiently rotating the water turbine by restricting the flow rate of the water that has entered from the entrance to an appropriate amount. Improving the rotation efficiency of the water turbine is important because it leads to improving the power generation efficiency of the power generation device. In order to improve the water injection efficiency, the positional accuracy between the injection hole and the blade portion of the water wheel, the angle with respect to the water wheel, the hole diameter, the shape of the wall including the injection hole, and the flow path on the outer peripheral side of the wall It is necessary to calculate the shape more precisely and perform advanced machining.
[0005]
In consideration of the rotational efficiency of the water turbine, the number of the above-described injection holes is preferably three, four, or more. In addition, the fact that the injection hole is opposed to the blades of the water turbine at a right angle also contributes to the improvement of the rotation efficiency of the water wheel. However, if the number of injection holes is three or more, or if the injection holes are opposed to each other at right angles to the blades rather than facing the central axis direction, the processing becomes very complicated and expensive. That is, it is necessary to increase the number of molding molds during the processing of the wall according to the number of injection holes and the direction (angle) thereof, or to rotate the molds when removing the molds.
[0006]
Therefore, conventionally, the number of the injection holes is two or one, and the injection holes with respect to the water turbine are formed so as to be formed in two parts at a low molding cost and simply by punching in two directions. In many cases, the angle is set to a range that can be processed by a simple die cutting in two directions. That is, the conventional small power generator generally has about two injection holes formed in the wall around the water turbine, and the angle with respect to the water turbine is not so devised. For this reason, the rotation efficiency of the water turbine is low and the power generation efficiency is also low.
[0007]
In view of the above-described problems, the present invention provides a compact hydroelectric generator having a structure capable of forming an injection hole for efficiently injecting water into a water turbine without using a complicated processing method such as a number of split molds and unscrewing. The purpose is to provide.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a main body case provided with a fluid passage and a water turbine disposed in the fluid passage and rotating with passage of a predetermined amount of fluid, and a rotating body connected to the water turbine and rotating together with the water turbine is opposed to the stator portion. In a small hydroelectric generator that generates electric power by rotating the rotor portion relative to the stator portion with the passage of fluid, the main body case has one end of a shaft that supports the rotation of the water turbine. The fluid passage includes a water injection portion having an injection hole for reducing the flow rate and blowing the fluid to the blade portion of the water wheel, and the water injection portion is formed integrally with the main body case. The water injection wall is composed of a plurality of water injection walls that surround the entire outside of the water turbine and a cover that covers the tip of the water injection wall, and an injection hole formed in the water injection part rotates the rotating body. It is opened in the axial direction of the shaft to be supportedAs a concaveIt is comprised and it is formed by covering this open part with a cover, It is characterized by the above-mentioned.
[0009]
According to the invention, the water injection part for spraying the fluid to the blade portion of the water wheel and surrounding the water wheel is integrally formed in the main body case, and the main body case supports the one end of the shaft that supports the rotation of the water wheel. Is provided. For this reason, the positional accuracy of the water injection part which surrounds a water turbine, the injection hole formed in the water injection part, and the axis | shaft which supports rotation of a water turbine becomes favorable. Therefore, the rotation accuracy with respect to the water injection portion of the water wheel becomes favorable, and the distance (gap) between the outer peripheral end of the water wheel and the inner wall of the water injection portion can be reduced. As a result, the fluid sprayed from the injection hole can be more efficiently hit the water wheel, and the water wheel can be efficiently rotated.The water injection part is composed of a plurality of water injection walls formed integrally with the body case and a cover that covers the tip side of the water injection wall, and the injection hole is opened to the cover side. It is formed by covering. Therefore, a small hydroelectric generator having a water injection portion having a configuration in which the number of injection holes in the water injection portion is three or four or more and the injection holes are opposed to the blade portion of the water turbine to increase the rotation efficiency of the water turbine is more inexpensive. Can be manufactured at low cost. Moreover, the water injection part which has such a structure can be formed with a simple two-way split mold.
[0013]
According to another invention, in each of the small hydroelectric generators described above, a plurality of injection holes are arranged substantially evenly in the circumferential direction, and the outer peripheral side portion of the water injection part is directed from the entrance side of the fluid passage toward each injection hole. Thus, a gradient for distributing the flow rate to an appropriate amount is formed. Therefore, the water injected from each injection hole to the blade portion of the water turbine becomes even and appropriate, and the rotational efficiency of the water turbine is further improved.
[0014]
According to another invention, in each of the small hydroelectric generators described above, an internal space is formed by fitting a cup-shaped case to the main body case, a rotating body is disposed in the internal space, and the internal space and the stator portion are arranged. It is configured to be isolated, and a concave portion is provided at the fitting portion of the main body case with the cup-shaped case, and an opposing wall is provided at the fitting portion of the cup-shaped case with the main body case to face the inner wall of the concave portion. When the case is inserted into the main body case while being pressed, the case has a ring-shaped elastic seal member that is sandwiched between the opposing wall and the inner wall of the recess in a direction orthogonal to the fitting direction, and the main body case and the cup shape The case is provided with a support portion that supports both ends of a shaft that supports the rotating body.
[0015]
According to the above-described invention, after the main body case and the cup-shaped case are integrated, the elastic seal member is not pressed in the fitting direction, and the elastic seal member applies a pressing force from both cases in the direction perpendicular to the fitting direction. To receive. For this reason, both cases do not suffer from problems such as floating due to the elastic repulsive force of the elastic seal member, and causing a positional change in the fitting direction to change with time. Therefore, the positional relationship between the shaft support portions provided in both cases is further improved.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A small hydroelectric generator according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a longitudinal sectional view of a small hydroelectric generator according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a side view of FIG. 1 viewed from the direction of arrow II.
[0017]
As shown in FIG. 1, the small hydroelectric generator of the present embodiment includes a
[0018]
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the
[0019]
The water injection section 2 squeezes the flow path of the water that has entered from the
[0020]
Then, by covering the distal end side of the five
[0021]
Therefore, as will be described later, a
[0022]
The
[0023]
In addition, the inner wall of the above-mentioned recessed
[0024]
The O-
[0025]
Since the radial width of the O-
[0026]
Even if the O-
[0027]
A
[0028]
As described above, after the cup-shaped
[0029]
The resin case 9 is positioned with respect to the
[0030]
The cup-shaped
[0031]
And the cup-shaped
[0032]
As described above, the O-
[0033]
The
[0034]
One end of a shaft 7 that supports the rotation of the
[0035]
Next, the water injection part 2 is demonstrated in detail using FIG.3 and FIG.4. FIG. 3 is a plan view seen from the direction of arrow III in FIG. 1 with the stator portion, the cup-shaped case and the cover removed. FIG. 4 is a cross-sectional view of the two-dot chain line portion indicated by arrow IV in FIG.
[0036]
As described above, the water injection part 2 is provided inside the main body part 11 of the
[0037]
And the recessed
[0038]
Further, inside the main body portion 11 of the
[0039]
In addition, the 1st
[0040]
A second
[0041]
On the counterclockwise side of the second
[0042]
In addition, it has the
[0043]
In addition, the
[0044]
In the above-described embodiment, since one side (the
[0045]
In addition, the configuration in which one side in the axial direction of each of the
[0046]
That is, this configuration is used to improve the positional relationship between the
[0047]
Note that a
[0048]
Moreover, the
[0049]
The
[0050]
As shown in FIG. 6, the
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
Thus, the rotating body 4 connected to the
[0054]
The
[0055]
The
[0056]
The above-described embodiment is an example of a preferred embodiment of the present invention, but is not limited thereto, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention. For example, in the small hydroelectric generator of the above-described embodiment, the recessed
[0057]
In the above-described embodiment, the rotor unit and the
[0058]
Further, in the above-described embodiment, the radial positioning portion when the cup-shaped
[0059]
In the above-described embodiment, the O-
[0060]
Further, in the above-described embodiment, in consideration of the application used in the so-called water environment, the resin case 9 is covered with the
[0061]
【The invention's effect】
According to the small hydroelectric generator of the present invention, at least a part of the water injection unit is formed integrally with the main body case, and the main body case is provided with a support portion that holds one end of the shaft that supports the rotation of the water turbine. Therefore, the positional accuracy of the shaft that supports the rotation of the water injection portion and the water turbine can be made good, and accordingly, the rotational accuracy of the water wheel can be made good. For this reason, it is also possible to narrow the distance (gap) between the outer peripheral end of the water wheel and the inner wall of the water injection portion. As a result, the fluid sprayed from the injection hole can be more efficiently hit the water turbine to efficiently rotate the water wheel, thereby improving the power generation efficiency. For this reason, even if the amount of water is small, power can be generated.
[0062]
Moreover, according to the small hydroelectric generator of another invention, since the one side in the axial direction of the injection hole of the water injection part is opened and this open part is pressed down from the other side, the injection hole of the water injection part is 3 It is possible to form a structure in which the number of injection holes is four or more and the injection holes are opposed to the blade portion of the water turbine at right angles to increase the rotation efficiency of the water turbine in a simple split mold in two directions. Therefore, a small hydroelectric power generation device having such a complicated internal configuration and good rotational efficiency can be manufactured at low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a small hydroelectric generator according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of FIG. 1 viewed from the direction of arrow II.
FIG. 3 is a plan view of FIG. 1 viewed from the direction of arrow III with the cup-shaped case, the resin case, and the stator portion removed.
4 is a cross-sectional view of a two-dot chain line portion indicated by an arrow IV in FIG. 3. FIG.
5A and 5B are views showing a cover constituting a part of the fluid passage, in which FIG. 5A is a plan view from the direction of arrow V in FIG. 1, and FIG. 5B is a cross-sectional view taken along line A-A ′ in FIG.
6A and 6B are diagrams showing the configuration of a water wheel and a rotating body, in which FIG. 6A is a front view seen from the same direction as FIG. 1, FIG. ) Is a bottom view of (A) viewed from the direction of arrow C. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Body case
2 Water injection part
3 waterwheel
4 Rotating body (rotor part)
5 Cup-shaped case (second case)
5a Opposite wall
5f Bearing hole (support part)
6 Stator part
7 axes
8 O-ring (elastic seal member)
11 Body
11a fitting part
11b Bearing hole (support part)
14 Recess
15 Cover
20a, 20b, 20c, 20d, 20e Water injection wall
21 Circulation passage
22a, 22b, 22c, 22d Injection hole
31 blade part
Claims (3)
上記本体ケースには上記水車の回転を支持する軸の一端を保持する支持部が設けられていると共に、上記流体通路には上記水車の羽根部分に流量を絞って流体を吹き付ける射出孔を有する注水部を備え、
上記注水部は、上記本体ケースに一体的に形成され上記水車の外側全体を囲繞する複数の注水用壁とこの注水用壁の先端側に被せられるカバーとから構成されていると共に、上記注水部に形成された上記射出孔は上記回転体を回転自在に支持する軸の軸方向に開放された凹部として構成され、この開放部分に上記カバーを被せることにより形成されるものとなっていることを特徴とする小型水力発電装置。A main body case provided with a fluid passage, and a water wheel disposed in the fluid passage and rotating with passage of a fluid at a predetermined flow rate, and a rotating body connected to the water wheel and rotating together with the water wheel are arranged to face the stator portion. In a small hydroelectric generator that generates electric power by rotating the rotor part relative to the stator part as the fluid passes through the rotor part,
The main body case is provided with a support portion that holds one end of a shaft that supports the rotation of the water turbine, and the fluid passage has an injection hole that squeezes the fluid to the blade portion of the water turbine to spray the fluid. Part
The water injection part is composed of a plurality of water injection walls that are integrally formed with the main body case and surround the entire outside of the water wheel, and a cover that covers the tip side of the water injection wall, and the water injection part The injection hole is formed as a recess opened in the axial direction of a shaft that rotatably supports the rotating body, and is formed by covering the open portion with the cover. A small-sized hydroelectric generator.
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