JP4185350B2

JP4185350B2 - Ultrasonic endoscope balloon mounting jig

Info

Publication number: JP4185350B2
Application number: JP2002318381A
Authority: JP
Inventors: 哲也樽本; 健一大原
Original assignee: Hoya Corp
Current assignee: Hoya Corp
Priority date: 2002-10-31
Filing date: 2002-10-31
Publication date: 2008-11-26
Anticipated expiration: 2022-10-31
Also published as: JP2004147972A

Description

【０００１】
【技術分野】
本発明は、超音波内視鏡の先端にバルーンを装着するときに用いるバルーン装着治具に関する。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】
本出願人は、超音波内視鏡の挿入部先端の表裏に、超音波を発する超音波プローブと、該挿入部先端に超音波プローブを囲むように装着したバルーンを保持する保持溝とを形成し、この保持溝内に該バルーンの外側から保持溝の開口幅より大きい径を有する支持棒を挿入して該バルーンの膨らみを抑制する超音波内視鏡を提案した（特願２００１‐３７２４４０号）。
【０００３】
この超音波内視鏡によると、本来何の役もしない超音波プローブの反対側のバルーンの膨らみを抑制し、余分な脱気水を不要とすることができる。しかし、バルーンの外側から保持棒を保持溝内に挿入するのが難しいという指摘を受けた。
【０００４】
【発明の目的】
本発明は、超音波内視鏡の挿入部先端へバルーンを装着する際に、保持棒を保持溝に容易に挿入できるようにしたバルーン装着治具を提供することを目的とする。
【０００５】
【発明の概要】
本発明の超音波内視鏡のバルーン装着治具は、挿入部先端の表裏に、超音波を発する超音波プローブと、該挿入部先端に超音波プローブを囲むように装着したバルーンを保持する保持溝とを有する超音波内視鏡；及びこの超音波内視鏡の上記保持溝内に該バルーンの外側から挿入されて該バルーンの膨らみを抑制する、該保持溝の開口幅より大きい径を有する保持棒；を有する超音波内視鏡に用いる治具であって、断面略Ｌ字状をなす二面を有し、その二面がなす角度の小さい内面を操作者の指を当てる指当面とし、角度の大きい外面を上記保持溝に保持棒を挿入する際に該保持棒に当接させる押込面としたことを特徴としている。
【０００６】
上記指当面には、上記二面のうちの一面に、指を挿入する指包囲部を形成するのが好ましい。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第１の実施形態について、図１乃至図１４を参照しながら説明する。
図１に示す超音波内視鏡１０は、操作部１１と挿入部１２を有し、挿入部１２の先端部１２ａは、操作部１１に設けた湾曲操作装置１３の操作に応じて上下及び左右方向に湾曲される。
先端部１２ａ先端には、図示しない観察窓（対物窓）と照明光学系とが設けられている。上記観察窓を介して得られる画像は操作部１１近傍に設けた接眼部１４から観察することができる。
【０００８】
超音波内視鏡１０の操作部１１と挿入部１２の内部には、導光部材としてのファイババンドル（図示略）が挿通されている。ファイババンドルは、操作部１１に接続されたライトガイド可撓管１５の内部を通って、光源装置１６に接続しており、その入射端面は、光源装置１６内に配設された光源ランプ（図示略）と対向している。一方、ファイババンドルの先端に形成された出射端面は、挿入部１２の先端部１２ａの内部において上記照明光学系と対向しており、照明光学系に、光源装置１６からの照明用光が与えられる。
【０００９】
また、操作部１１は、ライトガイド可撓管１５の内部に配設された送水管（図示略）を介して脱気水を貯留する送水タンク１８と接続されており、操作部１１と挿入部１２の内部には、送水路（図示略）が形成されている。この送水路の入口側端部は送水管に接続しており、出口側端部は、先端部１２ａの端面の送水口（図示略）に開口している。そして、操作部１１に設けられた送水スイッチ（図示略）を押すと、送水口から脱気水が排出され、操作部１１に設けられた吸引スイッチ（図示略）を押すと、送水口から脱気水を吸引できる。
【００１０】
さらに、図２、図１３に示すように挿入部１２の先端部１２ａには、側面視で略円弧状をなす超音波プローブ１９が設けられている。この超音波プローブ１９は、操作部１１に接続された処理回路（図示略）により電気的処理が行われ、操作部１１に設けられた超音波スイッチ（図示略）を押すと、その表面から被検部に向けて超音波を発信し、さらに被検部によって反射された超音波を受信するものである。なお、操作部１１には、超音波断層像を表示するためのＣＲＴモニタ（図示略）が接続されている。
さらに、先端部１２ａの超音波プローブ１９と反対側の面（以下、裏面１２ａ１と呼ぶ）には、略円柱状の保持溝２０が設けられている。この保持溝２０は、裏面１２ａ１と平行な軸線を先端部１２ａの長さ方向に向けて形成されており、最大径部分より小径な一様開口２０ａを有している。すなわち、保持溝２０の軸線と直交する断面形状は、半円形より大きい不完全円形をなしている。
【００１１】
操作部１１と挿入部１２の間には、処置具を挿入するための鉗子口２１が設けられており、この鉗子口２１は、挿入部１２を貫通する鉗子チャンネル（図示略）の入口側端部となっている。鉗子チャンネルの出口側端部（図示略）は、先端部１２ａの先端面において開口している。
【００１２】
次に、超音波内視鏡１０の先端部１２ａにゴム製の指サック状のバルーンＢを装着する要領について説明する。
【００１３】
まず、バルーンＢを先端部１２ａに装着した後に用いる、保持棒２２とバルーン装着治具２３の構成について説明する。
保持棒２２は円柱形状をなす硬質ゴム製のものであり、その断面径は保持溝２０の内径に対応し、保持溝２０の開口２０ａの幅より大きい。
図３乃至図５に示すバルーン装着治具２３は、断面略Ｌ字状をなす板状部材であり、一つの平面部２４と、この平面部２４に対して傾斜する別の平面部２５とを具備している。そして、これら両平面部２４、２５がなす角度の小さい内面が、操作者の指を当てる指当面２３ａとなっており、角度の大きい外面が、上記保持溝２０に保持棒２２を挿入する際に保持棒２２に当接させる押込面２３ｂとなっている。さらに、両平面部２４と２５とはＲ面部２３ｃにはよって接続されている。
【００１４】
ゴム製の指サック状バルーンＢを先端部１２ａに装着するには、まず、挿入部１２の先端部１２ａにバルーンＢを被せ、バルーンＢの内面を先端部１２ａに密着させ、術者の例えば左手Ｌで先端部１２ａ付近を支持する。次に、図８に示すように、先端部１２ａの裏面１２ａ１が上側を向くように先端部１２ａの向きを調整し、バルーンＢの保持溝２０と対応する箇所に保持棒２２を載置し、左手Ｌで保持棒２２が保持溝２０から外れないようにする。次いで、図９に示すように、右手Ｒでバルーン装着治具２３を支持し、バルーン装着治具２３の押込面２３ｂ側のＲ面部２３ｃを保持棒２２の先端部（図９の右上側の端部）の上面に当接させ、さらに、指当面２３ａに親指Ｒ１を当てて、親指Ｒ１でバルーン装着治具２３を裏面１２ａ１側に押圧して、保持棒２２の先端部を弾性変形させながら保持溝２０内に挿入させる。さらに、図１０、図１１に示すように、押込面２３ｂ側のＲ面部２３ｃを裏面１２ａ１側に押圧したまま、バルーン装着治具２３を保持溝２０に沿って挿入部１２の基端部側にゆっくり移動させ、保持棒２２をその先端部側から終端部側にかけて徐々に保持溝２０内に挿入させる。そして、バルーン装着治具２３の端部が、保持溝２０の終端部と対応する位置に達すると、図１２に示すように、保持棒２２全体が保持溝２０内に挿入するようになる。
最後に、図６、図１３に示すＯリングＡにより、バルーンＢの口元を先端部１２ａのネック部１２ｎに密着させ、バルーンＢにより先端部１２ａの周囲に水密空間を構成する。
【００１５】
このようにしてバルーンＢを先端部１２ａに装着したら、接眼部１４を覗きながら挿入部１２を体腔内に挿入し、先端部１２ａを被検部に接近させる。
次いで、操作部１１に設けられた送水スイッチを押して、先端部１２ａの送水口から、バルーンＢの内面と先端部１２ａの水密空間に脱気水を送る。バルーンＢの裏面１２ａ１側部分が保持溝２０と保持棒２２の間に挟まれているので、裏面１２ａ１とバルーンＢの間に流入する脱気水は少量であり、脱気水の大部分は超音波プローブ１９とバルーンＢの間に流れ、バルーンＢは図１３、図１４に示すような状態で膨らむ。
このようにバルーンＢが膨らんだら、バルーンＢを被検部に接触させ、さらに、超音波スイッチを押して、超音波プローブ１９から超音波を発信し、被検部の状態を調べる。
【００１６】
バルーンＢは、ディスポーザル材料であり、検査毎に以上のバルーンＢの装着取り外しを行わなければならない。このような検査毎のバルーンＢの交換作業に際し、本実施形態によれば、バルーン装着治具２３を用いることにより、保持棒２２を保持溝２０に簡単に挿入できるようになるので、超音波内視鏡１０を用いた検査効率を向上させることができる。
さらに、本実施形態のバルーン装着治具２３は、その断面形状を略Ｌ字状として成形してあるので、断面形状を直線状として成形した場合に比べて、術者が持ちやすくなっている。
【００１７】
なお、バルーン装着治具２３を水に濡らしておけば、バルーン装着治具２３が保持棒２２に対して滑り易くなるので、バルーン装着治具２３の操作性が向上する。
【００１８】
次に、本発明の第２の実施形態について図１５乃至図１７を参照しながら説明する。
なお、第１の実施形態と同じ部材には同じ符号を付すに止めて、詳細な説明は省略する。
【００１９】
本実施形態のバルーン装着治具２６の平面部２４の両側部には、弾性変形可能な一対の指包囲部２７が設けられている。
そして、図１６、図１７に示すように、指当面２３ａに載せた親指Ｒ１の周囲を指包囲部２７で囲むことにより、親指Ｒ１にバルーン装着治具２６を簡単かつ確実に装着できる。
その結果、バルーン装着治具２６の使い勝手が向上し、保持棒２２を保持溝２０により簡単に挿入できるようになる。
【００２０】
【発明の効果】
本発明によれば、超音波内視鏡の挿入部先端へバルーンを装着し定着させる際に、保持棒を保持溝に容易に挿入できるようになる。さらに、バルーン装着治具の断面形状を略Ｌ字状として成形したので、断面状を直線状として成形した場合に比べて、術者が持ちやすくなっている
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態の全体構造を示す外観図である。
【図２】超音波内視鏡の挿入部の先端部付近の、一部を破断した斜視図である。
【図３】バルーン装着治具の斜視図である。
【図４】バルーン装着治具の側面図である。
【図５】バルーン装着治具の平面図である。
【図６】超音波内視鏡の先端部の、保持棒を保持溝へ装着する直前の状態の側面図である。
【図７】超音波内視鏡の先端部の、保持棒を保持溝へ装着する直前の状態の正面図である。
【図８】超音波内視鏡の先端部の、保持棒を保持溝に挿入する直前の状態の斜視図である。
【図９】超音波内視鏡の先端部の、バルーン装着治具を用いて保持棒を保持溝に挿入する状態の斜視図である。
【図１０】超音波内視鏡の先端部の、バルーン装着治具を用いて保持棒を保持溝に挿入する状態の斜視図である。
【図１１】超音波内視鏡の先端部の、バルーン装着治具を用いて保持棒を保持溝に挿入する状態の斜視図である。
【図１２】超音波内視鏡の先端部の、保持棒の保持溝への装着を完了した状態の斜視図である。
【図１３】超音波内視鏡の先端部の、保持棒を保持溝へ装着した状態の側面図である。
【図１４】超音波内視鏡の先端部の、保持棒を保持溝へ装着した状態の正面図である。
【図１５】本発明の第２の実施の形態のバルーン装着治具の斜視図である。
【図１６】バルーン装着治具の側面図である。
【図１７】バルーン装着治具の平面図である。
【符号の説明】
１０超音波内視鏡
１１操作部
１２挿入部
１２ａ先端部
１２ａ１裏面
１２ｂ傾斜面
１３湾曲操作装置
１４接眼部
１５ライトガイド可撓管
１６光源装置
１８送水タンク
１９超音波プローブ
２０保持溝
２１鉗子口
２２保持棒
２３バルーン装着治具
２３ａ指当面
２３ｂ押込面
２３ｃＲ面部
２４２５平面部
２６バルーン装着治具
２７指包囲部
Ｂバルーン
Ｌ左手
Ｒ右手
Ｒ１親指[0001]
【Technical field】
The present invention relates to a balloon mounting jig used when mounting a balloon on the tip of an ultrasonic endoscope.
[0002]
[Prior art and its problems]
The present applicant forms an ultrasonic probe that emits ultrasonic waves on the front and back of the distal end of the insertion portion of the ultrasonic endoscope, and a holding groove that holds a balloon attached to surround the ultrasonic probe at the distal end of the insertion portion. Then, an ultrasonic endoscope that suppresses the swelling of the balloon by inserting a support rod having a diameter larger than the opening width of the holding groove into the holding groove from the outside of the balloon has been proposed (Japanese Patent Application No. 2001-372440). ).
[0003]
According to this ultrasonic endoscope, it is possible to suppress bulging of the balloon on the opposite side of the ultrasonic probe, which originally does nothing, and to eliminate the need for extra deaerated water. However, it was pointed out that it was difficult to insert the holding rod into the holding groove from the outside of the balloon.
[0004]
OBJECT OF THE INVENTION
An object of the present invention is to provide a balloon mounting jig in which a holding rod can be easily inserted into a holding groove when a balloon is mounted on the distal end of an insertion portion of an ultrasonic endoscope.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION
The balloon mounting jig of the ultrasonic endoscope according to the present invention holds an ultrasonic probe that emits ultrasonic waves on the front and back of the distal end of the insertion portion, and a balloon that is mounted on the distal end of the insertion portion so as to surround the ultrasonic probe. An ultrasonic endoscope having a groove; and a diameter larger than the opening width of the holding groove, which is inserted into the holding groove of the ultrasonic endoscope from the outside of the balloon to suppress swelling of the balloon A jig used for an ultrasonic endoscope having a holding rod, and having two surfaces having a substantially L-shaped cross section, and an inner surface with a small angle formed by the two surfaces is used as a finger contact surface against which an operator's finger is applied. The outer surface having a large angle is a pushing surface that comes into contact with the holding rod when the holding rod is inserted into the holding groove.
[0006]
It is preferable that a finger surrounding portion for inserting a finger is formed on one of the two surfaces on the finger contact surface.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
An ultrasonic endoscope 10 shown in FIG. 1 includes an operation unit 11 and an insertion unit 12, and a distal end portion 12 a of the insertion unit 12 is vertically and horizontally and according to an operation of a bending operation device 13 provided in the operation unit 11. Curved in the direction.
An observation window (object window) and an illumination optical system (not shown) are provided at the distal end of the distal end portion 12a. An image obtained through the observation window can be observed from an eyepiece unit 14 provided in the vicinity of the operation unit 11.
[0008]
A fiber bundle (not shown) as a light guide member is inserted through the operation unit 11 and the insertion unit 12 of the ultrasonic endoscope 10. The fiber bundle passes through the inside of the light guide flexible tube 15 connected to the operation unit 11 and is connected to the light source device 16, and an incident end surface thereof is a light source lamp (illustrated) disposed in the light source device 16. (Omitted). On the other hand, the emission end face formed at the tip of the fiber bundle faces the illumination optical system inside the tip 12a of the insertion portion 12, and illumination light from the light source device 16 is given to the illumination optical system. .
[0009]
The operation unit 11 is connected to a water supply tank 18 that stores deaerated water via a water supply pipe (not shown) disposed inside the light guide flexible tube 15. A water passage (not shown) is formed in the interior of 12. The inlet side end of this water supply channel is connected to a water supply pipe, and the outlet side end is open to a water supply port (not shown) on the end face of the tip 12a. When a water supply switch (not shown) provided in the operation unit 11 is pressed, deaerated water is discharged from the water supply port, and when a suction switch (not shown) provided in the operation unit 11 is pressed, the water supply port is disconnected. Can breathe air.
[0010]
Further, as shown in FIGS. 2 and 13, the distal end portion 12 a of the insertion portion 12 is provided with an ultrasonic probe 19 having a substantially arc shape in a side view. The ultrasonic probe 19 is electrically processed by a processing circuit (not shown) connected to the operation unit 11, and when an ultrasonic switch (not shown) provided on the operation unit 11 is pressed, the ultrasonic probe 19 is exposed from the surface. An ultrasonic wave is transmitted toward the inspection part, and an ultrasonic wave reflected by the inspection part is received. The operation unit 11 is connected to a CRT monitor (not shown) for displaying an ultrasonic tomogram.
Furthermore, a substantially cylindrical holding groove 20 is provided on the surface of the distal end portion 12a opposite to the ultrasonic probe 19 (hereinafter referred to as the back surface 12a1). The holding groove 20 is formed with an axis parallel to the back surface 12a1 oriented in the length direction of the tip portion 12a, and has a uniform opening 20a having a smaller diameter than the maximum diameter portion. That is, the cross-sectional shape orthogonal to the axis of the holding groove 20 forms an incomplete circle that is larger than the semicircle.
[0011]
A forceps port 21 for inserting a treatment instrument is provided between the operation unit 11 and the insertion unit 12, and the forceps port 21 is an inlet side end of a forceps channel (not shown) penetrating the insertion unit 12. Has become a department. The outlet side end portion (not shown) of the forceps channel is open at the distal end surface of the distal end portion 12a.
[0012]
Next, a procedure for mounting the rubber finger sac-like balloon B on the distal end portion 12a of the ultrasonic endoscope 10 will be described.
[0013]
First, the configuration of the holding rod 22 and the balloon mounting jig 23 used after the balloon B is mounted on the distal end portion 12a will be described.
The holding rod 22 is made of a hard rubber having a cylindrical shape, and the cross-sectional diameter thereof corresponds to the inner diameter of the holding groove 20 and is larger than the width of the opening 20 a of the holding groove 20.
The balloon mounting jig 23 shown in FIGS. 3 to 5 is a plate-like member having a substantially L-shaped cross section, and includes one plane portion 24 and another plane portion 25 inclined with respect to the plane portion 24. It has. And the inner surface with a small angle formed by these flat portions 24 and 25 is a finger contact surface 23a against which the operator's finger is applied, and when the outer surface with a large angle is inserted into the holding groove 20, the holding bar 22 is inserted. A pressing surface 23 b is provided to be brought into contact with the holding rod 22. Further, both flat portions 24 and 25 are connected to each other by the R surface portion 23c.
[0014]
To attach the rubber finger sac-shaped balloon B to the distal end portion 12a, first, the balloon B is put on the distal end portion 12a of the insertion portion 12, and the inner surface of the balloon B is brought into close contact with the distal end portion 12a. L supports the vicinity of the tip 12a. Next, as shown in FIG. 8, the orientation of the tip portion 12a is adjusted so that the back surface 12a1 of the tip portion 12a faces upward, and the holding rod 22 is placed at a location corresponding to the holding groove 20 of the balloon B, The holding bar 22 is prevented from being detached from the holding groove 20 with the left hand L. Next, as shown in FIG. 9, the balloon mounting jig 23 is supported by the right hand R, and the R surface portion 23 c on the pushing surface 23 b side of the balloon mounting jig 23 is moved to the tip of the holding rod 22 (the end on the upper right side in FIG. 9). Further, the thumb R1 is applied to the finger contact surface 23a, and the balloon mounting jig 23 is pressed against the back surface 12a1 with the thumb R1 to hold the tip of the holding rod 22 while being elastically deformed. Insert into the groove 20. Further, as shown in FIGS. 10 and 11, the balloon mounting jig 23 is moved along the holding groove 20 toward the proximal end side of the insertion portion 12 while the R surface portion 23 c on the pushing surface 23 b side is pressed toward the back surface 12 a 1 side. The holding rod 22 is slowly moved so that the holding rod 22 is gradually inserted into the holding groove 20 from the tip end side to the terminal end side. When the end of the balloon mounting jig 23 reaches a position corresponding to the terminal end of the holding groove 20, the entire holding rod 22 is inserted into the holding groove 20 as shown in FIG. 12.
Finally, the mouth of the balloon B is brought into close contact with the neck portion 12n of the distal end portion 12a by the O-ring A shown in FIGS. 6 and 13, and the water tight space is formed around the distal end portion 12a by the balloon B.
[0015]
When the balloon B is thus attached to the distal end portion 12a, the insertion portion 12 is inserted into the body cavity while looking through the eyepiece portion 14, and the distal end portion 12a is brought closer to the test portion.
Next, a water supply switch provided in the operation unit 11 is pressed to send deaerated water from the water supply port of the tip 12a to the inner surface of the balloon B and the watertight space of the tip 12a. Since the back surface 12a1 side portion of the balloon B is sandwiched between the holding groove 20 and the holding rod 22, the amount of deaerated water flowing between the back surface 12a1 and the balloon B is small, and most of the deaerated water is super It flows between the sonic probe 19 and the balloon B, and the balloon B expands in a state as shown in FIGS.
When the balloon B is inflated in this way, the balloon B is brought into contact with the test part, and further, an ultrasonic switch is pressed to transmit an ultrasonic wave from the ultrasonic probe 19 to check the state of the test part.
[0016]
The balloon B is a disposal material, and the above-described attachment / detachment of the balloon B must be performed for each inspection. In such an exchange operation of the balloon B for each inspection, according to the present embodiment, the holding rod 22 can be easily inserted into the holding groove 20 by using the balloon mounting jig 23. Inspection efficiency using the endoscope 10 can be improved.
Furthermore, since the balloon mounting jig 23 of the present embodiment is formed with a substantially L-shaped cross-sectional shape, it is easier for the operator to hold than when the cross-sectional shape is formed into a linear shape.
[0017]
In addition, if the balloon mounting jig 23 is wetted with water, the balloon mounting jig 23 is easily slidable with respect to the holding rod 22, so that the operability of the balloon mounting jig 23 is improved.
[0018]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
Note that the same members as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0019]
A pair of finger surrounding portions 27 that can be elastically deformed are provided on both sides of the plane portion 24 of the balloon mounting jig 26 of the present embodiment.
16 and 17, the balloon mounting jig 26 can be easily and reliably mounted on the thumb R1 by surrounding the thumb R1 placed on the finger contact surface 23a with the finger surrounding portion 27.
As a result, the usability of the balloon mounting jig 26 is improved, and the holding rod 22 can be easily inserted into the holding groove 20.
[0020]
【The invention's effect】
According to the present invention, the holding rod can be easily inserted into the holding groove when the balloon is attached and fixed to the distal end of the insertion portion of the ultrasonic endoscope. Furthermore, since the cross-sectional shape of the balloon mounting jig is formed in a substantially L-shape, it is easier for the operator to hold than in the case where the cross-sectional shape is formed as a straight line.
FIG. 1 is an external view showing an overall structure of a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view in which a part near the distal end portion of the insertion portion of the ultrasonic endoscope is broken.
FIG. 3 is a perspective view of a balloon mounting jig.
FIG. 4 is a side view of a balloon mounting jig.
FIG. 5 is a plan view of a balloon mounting jig.
FIG. 6 is a side view showing a state immediately before the holding rod is mounted in the holding groove at the distal end portion of the ultrasonic endoscope.
FIG. 7 is a front view of the distal end portion of the ultrasonic endoscope just before the holding rod is mounted in the holding groove.
FIG. 8 is a perspective view of the distal end portion of the ultrasonic endoscope just before the holding rod is inserted into the holding groove.
FIG. 9 is a perspective view of the distal end portion of the ultrasonic endoscope in a state where a holding rod is inserted into a holding groove using a balloon mounting jig.
FIG. 10 is a perspective view of a state in which a holding rod is inserted into a holding groove at a distal end portion of an ultrasonic endoscope using a balloon mounting jig.
FIG. 11 is a perspective view showing a state in which a holding rod is inserted into a holding groove at a distal end portion of an ultrasonic endoscope using a balloon mounting jig.
FIG. 12 is a perspective view showing a state in which the distal end portion of the ultrasonic endoscope is completely attached to the holding groove of the holding rod.
FIG. 13 is a side view of the distal end portion of the ultrasonic endoscope in a state where the holding rod is mounted in the holding groove.
FIG. 14 is a front view of the distal end portion of the ultrasonic endoscope in a state where the holding rod is mounted in the holding groove.
FIG. 15 is a perspective view of a balloon mounting jig according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a side view of a balloon mounting jig.
FIG. 17 is a plan view of a balloon mounting jig.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Ultrasonic endoscope 11 Operation part 12 Insertion part 12a Tip part 12a1 Back surface 12b Inclination surface 13 Bending operation apparatus 14 Eyepiece part 15 Light guide flexible tube 16 Light source apparatus 18 Water supply tank 19 Ultrasonic probe 20 Holding groove 21 Forceps mouth 22 Holding rod 23 Balloon mounting jig 23a Finger contact surface 23b Push-in surface 23c R surface portion 24 25 Plane portion 26 Balloon mounting jig 27 Finger surrounding portion B Balloon L Left hand R Right hand R1 Thumb

Claims

An ultrasonic endoscope having an ultrasonic probe that emits ultrasonic waves on the front and back of the distal end of the insertion portion, and a holding groove that holds a balloon attached to the distal end of the insertion portion so as to surround the ultrasonic probe; A holding rod having a diameter larger than the opening width of the holding groove, which is inserted from the outside of the balloon into the holding groove of the endoscope to suppress the balloon from expanding;
A jig used for an ultrasonic endoscope having
It has two surfaces having a substantially L-shaped cross section, and the inner surface formed by the two surfaces is a finger contact surface against which the operator's finger is applied, and the outer surface having the larger angle is inserted into the holding groove when the holding rod is inserted. A balloon mounting jig for an ultrasonic endoscope, characterized in that the pressing surface is brought into contact with a holding rod.

2. The ultrasonic endoscope balloon mounting jig according to claim 1, further comprising: a finger surrounding portion formed on one surface of the two surfaces on the finger contact surface. Mirror balloon mounting jig.