JP4181889B2 - 映像コンテンツ受信再生装置、映像コンテンツ再生システム、および方法 - Google Patents

映像コンテンツ受信再生装置、映像コンテンツ再生システム、および方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば映像コンテンツを格納したサーバからその映像コンテンツを受信して再生するプロジェクタなど、外部から受信した映像コンテンツを再生する映像コンテンツ受信再生装置、映像コンテンツ再生システム、および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の映像コンテンツ再生システムは、図8に示すように、プロジェクタ8が映像コンテンツサーバ9に接続されて構成される。
映像コンテンツサーバ9は、映像コンテンツAを記憶手段92に格納し、その映像コンテンツAを信号送出手段91がプロジェクタ8に送出する。プロジェクタ8は、送出された映像コンテンツAを受信再生手段82により再生する。
【0003】
映像コンテンツサーバ9は、映像コンテンツAを、暗号化によりそのままでは再生不能な映像信号として格納している。また、当該映像コンテンツサーバ9から映像コンテンツAのデータ(映像信号)が不正に取り出されることのないようにセキュリティ対策がなされている。
【0004】
また、特開平11−27647号公報(特許文献1)の「映像信号受信再生装置」がある。このものは、送信局から暗号化された映画データを受信し、復号化して再生する装置であり、コントローラがその送信局から装置開封許可データを受けてから筐体を開封する所定の手続きによってしか装置を開封できないように構成され、無理に開封されると、コントローラが各構成機器の機能が正しく動作しなくなるようにするものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−27647号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8を参照して上述した従来の映像コンテンツ再生システムでは、映像コンテンツサーバ9における映像コンテンツAの暗号化された映像信号を、プロジェクタ8が復号化して再生可能な映像信号とすることで再生するため、所要の知識を有する者がセットカバー81を開けて受信再生手段82における再生可能な映像信号が流れる部分に対して、基板や配線などに何らかの細工を行うと、映像コンテンツAをその再生可能な映像信号により不正に盗難されてしまう虞があった。
【0007】
また、上述した特許文献1のものは、映画データへの不正行為に対して、上記した所定の手続き以外により筐体が開封された場合に装置本体における復号化などの機能を止めるものであり、映画データの送信局に対して送信を停止させることまで考慮したものではない。
また、送信局との通信により装置開封許可データを受けた場合のみ装置を開封可能にするなど、構成が複雑化してしまうことによりコストがかかってしまう問題があった。
【0008】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、コストの増大をほとんどもたらすことなく、映像コンテンツの不正な盗難に対して、映像コンテンツの送出元も含めて確実に防止することができる映像コンテンツ受信再生装置、映像コンテンツ再生システム、および方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
請求項1記載の発明は、外部から映像コンテンツを受信して該映像コンテンツを再生する受信再生手段を備えた映像コンテンツ受信再生装置であって、受信再生手段における少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分を閉状態で露出不能にさせるよう開閉可能に設けられた保護カバーと、保護カバーの開閉を検知する開閉検知手段と、開閉検知手段により保護カバーが閉状態でないことが検知されると、映像コンテンツの送出を停止させる停止要求信号をコンテンツ送出元に通知する通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明は、上記した開閉検知手段により保護カバーが閉状態でないことが検知されると、装置本体の電源をOFFにする電源切断手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、上記した保護カバーが、装置本体に回動可能に設けられ、上記の開閉検知手段は、該保護カバーが閉状態とされているか否かにより出力信号が切り替えられるスイッチであることを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、上記した開閉検知手段が、保護カバーが閉状態であるか否かにより出力信号が切り替えられる光学センサであることを特徴とする。
【0013】
請求項5記載の発明は、映像コンテンツを再生不能な状態で格納した映像コンテンツサーバと、該映像コンテンツサーバに接続され、受信した映像コンテンツを再生可能な状態に変換して再生する受信再生手段を具備した映像コンテンツ受信再生装置と、を備えてなる映像コンテンツ再生システムであって、映像コンテンツサーバは、映像コンテンツの再生不能な状態である映像信号を映像コンテンツ受信再生装置に送出する信号送出手段を具備し、映像コンテンツ受信再生装置は、受信再生手段における少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分を閉状態で露出不能にさせるよう開閉可能に設けられた保護カバーと、保護カバーの開閉を検知する開閉検知手段と、開閉検知手段により保護カバーが閉状態でないことが検知されると、信号送出手段に映像コンテンツの映像信号の送出を停止させる停止要求信号を映像コンテンツサーバに通知する通知手段と、を具備したことを特徴とする。
【0014】
請求項6記載の発明は、映像コンテンツ受信再生装置が、上記した開閉検知手段により保護カバーが閉状態でないことが検知されると、装置本体の電源をOFFにする電源切断手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項7記載の発明は、上記した保護カバーが、装置本体に回動可能に設けられ、上記の開閉検知手段は、該保護カバーが閉状態とされているか否かにより出力信号が切り替えられるスイッチであることを特徴とする。
【0016】
請求項8記載の発明は、上記した開閉検知手段が、保護カバーが閉状態であるか否かにより出力信号が切り替えられる光学センサであることを特徴とする。
【0017】
請求項9記載の発明は、上記の映像コンテンツサーバの複数が、ハブを介して映像コンテンツ受信再生装置に接続され、要求を受けた映像コンテンツサーバの信号送出手段は、映像コンテンツの映像信号を映像コンテンツ受信再生装置のアドレス情報を指定して送出し、上記した通知手段は、映像コンテンツサーバのアドレス情報を指定して停止要求信号を送出することを特徴とする。
【0018】
請求項10記載の発明は、映像コンテンツを再生不能な状態で格納した映像コンテンツサーバと、映像コンテンツを再生可能な状態に変換して再生する受信再生手段を具備した映像コンテンツ受信再生装置と、を備えてなる映像コンテンツ再生システムにおける映像コンテンツ再生方法であって、受信再生手段における少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分を閉状態で露出不能にさせるよう開閉可能に設けられた保護カバーが閉状態であるか否かを検知する開閉検知工程と、開閉検知工程で保護カバーが閉状態でないことが検知されると、映像コンテンツサーバに映像コンテンツの映像信号の送出を停止させる停止要求信号を該映像コンテンツサーバに通知する通知工程と、を備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項11記載の発明は、上記した開閉検知工程で保護カバーが閉状態でないことが検知されると、装置本体の電源をOFFにする電源切断工程を備えたことを特徴とする。
【0020】
なお、上記した再生可能な映像信号とは、一般の機器に備えられた通常の再生手段のみで(専用の変換回路などを必要とせずに)再生することが可能な信号であり、例えば映像コンテンツサーバに格納された映像コンテンツが何らかの方式で暗号化されて不正アクセスが防止されている場合、その暗号が復号化された映像信号のことである。
また、上記した再生不能な状態とは、一般の機器に備えられた通常の再生手段のみで(専用の変換回路などを必要とせずに)再生することが不可能な状態であり、例えば暗号化などがなされた状態である。
また、上記した露出不能にさせることとは、上記の少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分に、上記した保護カバーの閉状態で手を触れることができなくすることである。すなわち、上記した少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分に何らかの方法で手を加えて信号を取り出すことをできなくさせることである。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る映像コンテンツ受信再生装置、映像コンテンツ再生システム、および方法について、本発明に係る映像コンテンツ受信再生装置をプロジェクタに適用した場合の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
【0022】
本実施形態としての映像コンテンツ再生システムは、図1に示すように、プロジェクタ1と映像コンテンツサーバ2とが、映像信号の送信用ケーブルとイーサネット(登録商標)とにより接続されて構成される。
この映像信号の送信用ケーブルは、送信される映像信号の規格に応じた各種のものであってよい。また、イーサネット(登録商標)による接続は、制御命令などの伝達に用いられる。
【0023】
プロジェクタ1は、セットカバー(保護カバー)11の開閉部にセンサ(開閉検知手段)12を備えると共に、受信再生手段13と、通知手段14と、電源切断手段15とを、セットカバー11により外部に露出しないよう備えている。すなわち、セットカバー11が閉じられた状態(以下、閉状態)では、受信再生手段13などにおける少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分が、外部に露出することのないように構成されている。
【0024】
セットカバー11は、プロジェクタ1の装置本体に、蝶番により開閉可能に設けられ、閉状態でネジにより装置本体に固定することができ、上述のように内部回路が露出しないよう保護している。すなわち、このセットカバー11を開けなければ、受信再生手段13などの内部回路に手を触れることができないようになっている。
センサ12は、セットカバー11が閉状態であるか否かによりON/OFFを切り替えるスイッチである。
受信再生手段13は、映像コンテンツサーバ2から送られる映像コンテンツAの映像信号を受信し、その映像信号を再生可能な信号に変換して再生する。
【0025】
通知手段14は、センサ12によりセットカバー11が閉状態でないことが検知されると、映像コンテンツサーバ2に対して、映像コンテンツAの送出を停止させる停止要求信号をイーサネット(登録商標)を介して送出し、その閉状態でない旨を通知する。
電源切断手段15は、センサ12によりセットカバー11が閉状態でないことが検知されると、プロジェクタ1の電源をOFFにする。
【0026】
映像コンテンツサーバ2は、信号送出手段21と、映像コンテンツAなどを格納した記憶手段22とを備え、ユーザの要求に応じてその映像コンテンツAをプロジェクタ1に送出する。
この映像コンテンツAのデータ(映像信号)は、暗号化などにより、そのままでは一般の機器による再生ができない状態(再生不能な状態)で格納されている。また、映像コンテンツサーバ2は、この映像コンテンツAのデータが不正に取り出されることのないよう、セキュリティ対策がなされている。このセキュリティ対策は、例えばパスワードによるアクセス権限の管理など、各種のものであってよい。
【0027】
信号送出手段21は、ユーザから要求を受けると、映像信号の送信用ケーブルを介して映像コンテンツAの映像信号をプロジェクタ1に送出する。このユーザによる要求の入力は、映像コンテンツサーバ2の入力手段(キーボードやマウスなど;不図示)からなされてもよく、プロジェクタ1の操作部(不図示)からなされてもよい。
また、信号送出手段21は、プロジェクタ1の通知手段14から上記した停止要求信号を受けると、プロジェクタ1に対する映像信号の送出を停止する。
【0028】
以上のように、本実施形態としての映像コンテンツ再生システムは、プロジェクタ1におけるセットカバー11の開閉部分にセンサ12を設けたことを特徴としたものである。
このセンサ12はプロジェクタ1のセットカバー11が開くと、プロジェクタ本体(マイコン)にその状態を通知する。プロジェクタ本体は、イーサネット(登録商標)経由で映像コンテンツサーバ2に映像データの送出を止める指示を出すと共に、プロジェクタ1のメイン電源を切断する。映像コンテンツサーバ2は、映像データの送出を止めるという動作を実行する。
従って、本発明によれば、プロジェクタ1より映像コンテンツが盗難されることを防止でき、プロジェクタの映像コンテンツセキュリティ方式を実現できるという効果が得られる。
【0029】
図2に、本実施形態としての映像コンテンツ再生システムの物理的構成の概要を示す。
プロジェクタ1は、セットカバー11の開閉部分にセンサ12を有する。このセンサ12からの信号はプロジェクタ1のマイコンに供給され、処理される。このセンサ12からの信号として、セットカバー11が閉状態でない旨を示す信号が供給されると、プロジェクタ1のマイコンは、映像コンテンツサーバ2に対し、イーサネット(登録商標)を通じて映像信号の停止指示(停止要求信号)を出し、プロジェクタ1のメイン電源の切断を行う。
すなわち、このプロジェクタ1のマイコンは、上述した受信再生手段13と、通知手段14と、電源切断手段15として機能する。
【0030】
映像コンテンツサーバ2は、マイコンから停止要求信号を受けると、プロジェクタ1への映像信号の送出を停止する。こうした映像コンテンツサーバ2の動作は、CPUなどの主制御部が、記憶手段に格納されたプログラムにより動作することで実現される。
【0031】
プロジェクタ1のセンサ12は、図3に示すように、セットカバー11における蝶番と反対側の回動部分が閉状態で装置本体に圧接される場所(開閉部分)に配設される。このことにより、セットカバー11が開閉されるのに連動して、センサ12のON/OFFが切り替えられ、センサ12による出力レベルが変化する。
このセンサ12による出力レベルの変化は、図4に示すように、セットカバー11が閉状態であれば出力レベルが‘L’であり、セットカバー11が閉状態から少しでも開かれた状態では出力レベルが‘H’となるものである。
この出力変化により、センサ12がセットカバー11の開閉検知手段として機能し、マイコンは上述した処理を実行する。
【0032】
次に、本実施形態としての映像コンテンツ再生システムにおけるセットカバー11が開かれた際の動作について説明する。このセットカバーが開かれた際の本発明による動作は、映像信号を受信中である場合の動作であり、受信中でない場合については必ずしも以下の動作を行わないこととしてよい。
この映像信号の受信は、映像コンテンツサーバ2の入力手段(不図示)や、プロジェクタ1の操作部(不図示)などから、映像コンテンツAの再生要求が入力されることで開始される。信号送出手段21から送出された映像コンテンツAの映像信号を受信再生手段13が受信すると、この受信再生手段13が、プロジェクタとしての映写処理など、受信した映像信号の再生を行う。
【0033】
プロジェクタ1のセットカバー11が開かれると(ステップS1;Yes)、センサ12は‘H’レベルの信号を出力し(ステップS2)、プロジェクタ本体のマイコンがこの信号を検出する(ステップS3)。マイコンの通知手段14はイーサネット(登録商標)を介して、映像コンテンツサーバ2に映像信号の送出を停止するように通知し(ステップS4)、電源切断手段15は、プロジェクタ1のメイン電源を切断する(ステップS5)。映像コンテンツサーバ2の信号送出手段21は、プロジェクタ1からの停止要求信号を受けると、映像信号の送出を停止する(ステップS6)。
【0034】
このように、映像コンテンツサーバ2の停止、プロジェクタ1のメイン電源切断により、本実施形態としての映像コンテンツ再生システムによれば、プロジェクタ1におけるセットカバー11の開閉部分にセンサ12を配設するという簡単な構成で、コストの増大をほとんどもたらすことなく、プロジェクタ本体より映像コンテンツが盗難されることを防止することができる。
【0035】
本発明の他の実施例として、図6に示すように、HUB5を用いてプロジェクタ3を複数の映像コンテンツサーバ4(4a、4b、4c)と接続することとしてもよい。
この図6では、上述した実施形態におけるイーサネット(登録商標)による接続のみを図示し、映像信号の送信用ケーブルによる接続を省略している。また、上述した実施形態と同様のものについては同じ符号とし、その説明を省略する。
【0036】
通知手段34は、センサ12によりセットカバー11が閉状態でないことが検知されると、その時点で映像コンテンツの送信を受けている映像コンテンツサーバ4に対して、当該映像コンテンツサーバのアドレス情報を指定して、その送出中である映像コンテンツの送出を停止させる停止要求信号をイーサネット(登録商標)を介して送出し、その閉状態でない旨を通知する。
信号送出手段41は、ユーザから要求を受けると、映像信号の送信用ケーブル(不図示)を介して、要求された映像コンテンツの映像信号をプロジェクタ3のアドレス情報を指定して送出する。また、送出先のプロジェクタ3から停止要求信号を受けると、そのプロジェクタ3に対する映像信号の送出を停止する。
【0037】
センサ32は、図7に示すように、上述した実施形態における押下型センサに替えてフォトセンサ(光学センサ)としている。このフォトセンサは、LEDと、そのLEDからの光を受光するフォトMOSと、その受光を遮る可動式のセンサシャッターとが1つのユニットとして構成されたものである。
図7に示す例では、セットカバー11が閉状態であるとセンサシャッターが開かれ、センサ32による出力信号が‘L’となっている。また、セットカバー11が閉状態でなくなるとセンサシャッターが閉じられ、センサ32による出力信号が‘H’となっている。こうしてセットカバー11が閉状態であるか否かにより出力信号が切り替えられることで、セットカバー11の開閉検知手段として機能する。
【0038】
上述した他の実施形態によれば、イーサネット(登録商標)接続にHUB5を介して複数個の映像コンテンツサーバ4を接続する構成とすることで、それぞれの映像コンテンツサーバ4の映像コンテンツに対して盗難防止という効果が得られる。
また、センサにフォトセンサを用いることにより、スイッチの接触不良による誤動作チャタリングを防止することができる。
【0039】
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、センサ(12、32)は上述したものに限定されず、セットカバー11が閉状態であるか否かを検知することが可能なものであれば、どのようなものを用いてもよい。また、その閉状態であるか否かを検知することによる出力信号の切り替えは、マイコン(通知手段と電源切断手段)が認識可能であれば、閉状態における出力信号が‘H’であっても‘L’であってもよい。
【0040】
また、各実施形態におけるセットカバーは、受信再生手段における少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分を、閉状態で手を触れられない状態にすることができれば、どういった形状であってもよい。
また、上述した蝶番とネジによりプロジェクタの装置本体に取り付けられることに限定されず、例えば、着脱式のふたであってもよい。また、閉状態での固定方式はネジ止めに限定されず、例えばはめ込み式による固定であってもよい。
【0041】
また、上述した各実施形態では、映像コンテンツは、1つの映像コンテンツサーバに複数格納されていてもよい。この場合、再生する映像コンテンツのユーザによる指定は、プロジェクタからイーサネット(登録商標)を介して行われてもよく、再生を要求する映像コンテンツが格納された映像コンテンツサーバで行われてもよい。
【0042】
また、上述した各実施形態では、プロジェクタと映像コンテンツサーバとの間は、映像信号を伝送するための接続と、制御信号をやりとりするためのイーサネット(登録商標)の接続とがなされているが、通信可能に接続されていればこのことに限定されず、例えば上記した2つの接続に替えて光通信ケーブルなどの1つの接続であってもよい。また、上記したイーサネット(登録商標)による接続は、制御信号のやりとりを行う制御信号接続であればこれに限定されず、例えば、RS−232C、USB、IEEE1394などによる接続であってもよい。また、上記した2つの接続は、ケーブルによる接続に限定されず、無線通信であってもよい。
【0043】
また、以上に、本発明に係る映像コンテンツ受信再生装置をプロジェクタに適用した場合の実施形態について説明したが、このものに限定されず、外部からの映像コンテンツを受信して再生することができるものであれば、例えばディスプレイ装置に再生する受信再生装置などに対しても、同様に適用することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明の映像コンテンツ受信再生装置によれば、少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分を保護カバーが露出不能にさせ、その保護カバーが閉状態でないことを開閉検知手段が検知すると、停止要求信号がコンテンツ送出元に通知される。
このことにより、簡単な構成で、コストの増大をほとんどもたらすことなく、映像コンテンツの不正な盗難に対して、映像コンテンツの送出元も含めて確実に防止することができる。
【0045】
また、上記開閉検知手段により保護カバーが閉状態でないことが検知されると、電源切断手段が装置本体の電源をOFFにする。
このことにより、簡単な構成で、コストの増大をほとんどもたらすことなく、映像コンテンツの不正な盗難に対して、映像コンテンツの送出元も含めて確実に防止することができる。
【0046】
また、本発明の各映像コンテンツ再生システム、および各映像コンテンツ再生方法によっても、上記した本発明の各映像コンテンツ受信再生装置の効果と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての映像コンテンツ再生システムの構成の概要を示すブロック図である。
【図2】該映像コンテンツ再生システムの物理的構成の概要を示すブロック図である。
【図3】本実施形態におけるプロジェクタを開状態で上から見た概要を示す平面図である。
【図4】センサの状態と、センサからの出力信号との関係を示すタイミング図である。
【図5】セットカバーが開かれた際の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施形態としての映像コンテンツ再生システムの構成の概要を示すブロック図である。
【図7】他の実施形態におけるセットカバーの状態と、センサの反応との関係を示す図である。
【図8】従来の映像コンテンツ再生システムの構成の概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、3 プロジェクタ(映像コンテンツ受信再生装置)
11 セットカバー(保護カバー)
12、32 センサ(開閉検知手段)
13 受信再生手段
14、34 通知手段
15 電源切断手段
2、4(4a、4b、4c) 映像コンテンツサーバ
21、41(41a、41b、41c) 信号送出手段
22 記憶手段
5 HUB(ハブ)
A、B、C 映像コンテンツ

Claims (11)

  1. 外部から映像コンテンツを受信して該映像コンテンツを再生する受信再生手段を備えた映像コンテンツ受信再生装置であって、
    前記受信再生手段における少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分を閉状態で露出不能にさせるよう開閉可能に設けられた保護カバーと、
    前記保護カバーの開閉を検知する開閉検知手段と、
    前記開閉検知手段により前記保護カバーが閉状態でないことが検知されると、前記映像コンテンツの送出を停止させる停止要求信号をコンテンツ送出元に通知する通知手段と、を備えたことを特徴とする映像コンテンツ受信再生装置。
  2. 前記開閉検知手段により前記保護カバーが閉状態でないことが検知されると、装置本体の電源をOFFにする電源切断手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の映像コンテンツ受信再生装置。
  3. 前記保護カバーは、装置本体に回動可能に設けられ、
    前記開閉検知手段は、該保護カバーが閉状態とされているか否かにより出力信号が切り替えられるスイッチであることを特徴とする請求項1または2記載の映像コンテンツ受信再生装置。
  4. 前記開閉検知手段は、前記保護カバーが閉状態であるか否かにより出力信号が切り替えられる光学センサであることを特徴とする請求項1または2記載の映像コンテンツ受信再生装置。
  5. 映像コンテンツを再生不能な状態で格納した映像コンテンツサーバと、該映像コンテンツサーバに接続され、受信した前記映像コンテンツを再生可能な状態に変換して再生する受信再生手段を具備した映像コンテンツ受信再生装置と、を備えてなる映像コンテンツ再生システムであって、
    前記映像コンテンツサーバは、映像コンテンツの再生不能な状態である映像信号を前記映像コンテンツ受信再生装置に送出する信号送出手段を具備し、
    前記映像コンテンツ受信再生装置は、
    前記受信再生手段における少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分を閉状態で露出不能にさせるよう開閉可能に設けられた保護カバーと、
    前記保護カバーの開閉を検知する開閉検知手段と、
    前記開閉検知手段により前記保護カバーが閉状態でないことが検知されると、前記信号送出手段に前記映像コンテンツの映像信号の送出を停止させる停止要求信号を前記映像コンテンツサーバに通知する通知手段と、を具備したことを特徴とする映像コンテンツ再生システム。
  6. 前記映像コンテンツ受信再生装置は、前記開閉検知手段により前記保護カバーが閉状態でないことが検知されると、装置本体の電源をOFFにする電源切断手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の映像コンテンツ再生システム。
  7. 前記保護カバーは、装置本体に回動可能に設けられ、
    前記開閉検知手段は、該保護カバーが閉状態とされているか否かにより出力信号が切り替えられるスイッチであることを特徴とする請求項5または6記載の映像コンテンツ再生システム。
  8. 前記開閉検知手段は、前記保護カバーが閉状態であるか否かにより出力信号が切り替えられる光学センサであることを特徴とする請求項5または6記載の映像コンテンツ再生システム。
  9. 前記映像コンテンツサーバの複数が、ハブを介して前記映像コンテンツ受信再生装置に接続され、
    要求を受けた映像コンテンツサーバの前記信号送出手段は、前記映像コンテンツの映像信号を前記映像コンテンツ受信再生装置のアドレス情報を指定して送出し、
    前記通知手段は、前記映像コンテンツサーバのアドレス情報を指定して前記停止要求信号を送出することを特徴とする請求項5から8の何れか1項に記載の映像コンテンツ再生システム。
  10. 映像コンテンツを再生不能な状態で格納した映像コンテンツサーバと、前記映像コンテンツを再生可能な状態に変換して再生する受信再生手段を具備した映像コンテンツ受信再生装置と、を備えてなる映像コンテンツ再生システムにおける映像コンテンツ再生方法であって、
    前記受信再生手段における少なくとも再生可能な映像信号が流れる部分を閉状態で露出不能にさせるよう開閉可能に設けられた保護カバーが閉状態であるか否かを検知する開閉検知工程と、
    前記開閉検知工程で前記保護カバーが閉状態でないことが検知されると、前記映像コンテンツサーバに前記映像コンテンツの映像信号の送出を停止させる停止要求信号を該映像コンテンツサーバに通知する通知工程と、を備えたことを特徴とする映像コンテンツ再生方法。
  11. 前記開閉検知工程で前記保護カバーが閉状態でないことが検知されると、装置本体の電源をOFFにする電源切断工程を備えたことを特徴とする請求項10記載の映像コンテンツ再生方法。
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