JP4181704B2

JP4181704B2 - Locking device

Info

Publication number: JP4181704B2
Application number: JP25761999A
Authority: JP
Inventors: 琢生木下
Original assignee: 美和ロック株式会社
Priority date: 1999-09-10
Filing date: 1999-09-10
Publication date: 2008-11-19
Anticipated expiration: 2019-09-10
Also published as: JP2001082012A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本締錠としてのデッドボルトを錠箱に備えた施錠装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、扉に用いられる施錠装置は、単にデッドボルトで施錠を行うものが一般的であった。
すなわち、扉の吊り元側と反対の側部には錠箱が内蔵され、錠箱からは扉の表面にシリンダ錠、裏面にサムターンが露出される。錠箱にはデッドボルトが内蔵され、デッドボルトはシリンダ錠又はサムターンのいずれか一方の回転で扉の端面から水平に突出するようになっている。一方、扉枠には錠箱と対向する位置にストライクが設けられ、ストライクは扉の端面から突出したデッドボルトを受け入れるようになっている。
【０００３】
従って、このような従来の施錠装置では、扉の閉鎖状態で、シリンダ錠又はサムターンが回転されると、デッドボルトが扉の端面から突出し、ストライクの受穴へ進入する。これにより、デッドボルトと受穴とが係合し、扉枠に対する扉の開動が阻止され、扉を施錠状態にすることができた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した単にデッドボルトのみで施錠を行う従来の施錠装置は、デッドボルトが扉の端面から水平に突出して、扉枠に設けられたストライクの受穴へ進入するため、扉の端面と、扉枠との間隙にバール等を差し入れ、ストライクとデッドボルトが離反する方向となる破壊が行われると、デッドボルトと受穴との係合が解除され、不正解錠される虞れがあった。
また、別体の補助錠を扉に設ければ、施錠操作が煩雑になるとともに、コストの増大する問題があった。
【０００５】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、別体の補助錠を必要とせずに簡単かつ安価な構造で、高い施錠信頼性が得られる施錠装置を提供し、防犯性の向上を図ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項１に係る施錠装置１は、上方及び先端縁が開口した略コ字状に形成され、扉７５に配設される錠箱９に対しスライド移動自在に設けられ、回転操作されるシリンダ錠又はサムターンにより、前記錠箱９のフロント板１１より進退するデッドボルト３５と、
前記フロント板１１に対向する扉枠に設けられ、前記デッドボルト３５が進入する受穴４５を有したストライク４と、
長手方向が前記扉７５の上下方向となるように前記扉７５に内設されるとともに、基部５３が前記錠箱９に挿入されて前記デッドボルト３５の傾斜溝３５ｄに連結され、回転操作されるシリンダ錠又はサムターンにより、前記デッドボルト３５の進退と共に先端（ロック杆７３）が前記扉７５の上端面又は下端面から進退されるロッド７と、
前記デッドボルト３５の先端部分の中空部分に位置されて連結ピン５１にて連結され前記デッドボルト３５の進退に従動して揺動自在に支持軸４９を介して前記錠箱９に設けられ、前記デッドボルト３５の突出に伴って揺動して鉤状先端部４７ｂが突出し、該鉤状先端部４７ｂが前記受穴４５を貫通し前記受穴４５の周囲における裏側面に掛止するカマデッド４７と、
前記ストライク４に回転自在となって基端が設けられ、該基端に対し先端側が伸縮自在とされて該先端に環状先端部６ａを備えたガードアーム６と、
前記デッドボルト３５に並設され該デッドボルト３５と略平行に進退自在に前記錠箱９に設けられ、前記シリンダ錠又はサムターンの操作により前記錠箱９より進出した際に、前記ガードアーム６の環状先端部６ａに掛かるガードボルト２７と、
を具備するとともに、
前記シリンダ錠又はサムターンに連結されて前記錠箱９内にて回動自在とされ、回転中心から半径方向外側に突出するバネ摺接部１３ａとガードボルト係合部１３ｂとデッドボルト係合部１３ｃとを有した軸部１３を具備し、
該軸部１３は、前記バネ摺接部１３ａによって、３つの位置に回転位置を停止され、前記ガードボルト係合部１３ｂとデッドボルト係合部１３ｃの各回転位置を３つのポジションａ，ｂ，ｃとし、
ポジションａの解錠状態では、前記デッドボルト係合部１３ｃが前記デッドボルト３５の突出を規制するとともに、前記ガードボルト係合部１３ｂが前記ガードボルト２７の突出を規制し、
ポジションｂのガード状態では、前記ガードボルト係合部１３ｂが前記ガードボルト２７のみを突出させ、前記ガードアーム６の環状先端部６ａへ進入させ係合させて、前記扉７５の開放角度を規制し、
ポジションｃの施錠状態では、前記デッドボルト係合部１３ｃが前記デッドボルト３５を進出させ、該デッドボルト３５を前記ストライク４の受穴４５に進入させるとともに、前記カマデッド４７を揺動して突出させ、前記受穴４５の周囲における裏側面に掛止させ、同時に前記ガードボルト係合部１３ｂが前記ロッド６の基部を押圧し、該ロッド６を進出させて前記扉枠に係止して本締とすることを特徴とする。
【０００７】
この施錠装置１では、シリンダ錠又はサムターンが回転操作され、デッドボルト３５が突出すると、同時にロッド７の先端が扉の上端面又は下端面から突出され、このロッド７の先端が扉枠に係合して、デッドボルト３５による本締めと、ロッド７による扉枠へのロックとが同時になされることになる。すなわち、簡単な構造で二重の施錠状態となって防犯性が向上する。また、ロッド７は、シリンダ錠又はサムターンの回転により操作されるため、他の構造の補助錠等が不要となる。
【０００８】
また、この施錠装置１は、ガードボルト２７のみを軸部１３によって進出させることが可能となっており、進出したガードボルト２７がガードアーム６の環状先端部６ａに進入して掛かることで、扉７５の開放角度を規制し、このことから、来訪者の確認等を安全に行うことができる。
また、この施錠装置１の軸部１３によって、解錠状態，ガード状態，施錠状態の３つの状態を３つのポジションａ，ｂ，ｃで選択操作でき、各状態を得るガードボルト２７、デッドボルト３５、カマデッド４７、ロッド７のそれぞれが、一か所の軸部１３で操作でき、操作性を高められる。
【０００９】
さらに、この施錠装置１では、デッドボルト３５の突出に伴ってカマデッド４７が揺動され、デッドボルト３５の受穴４５への進入に加えて、カマデッド４７の鉤状先端部４７ｂが受穴４５の裏側面にも掛止するようになる。これにより、単にデッドボルト３５が受穴４５に進入する施錠では防ぐことのできなかったストライク４とデッドボルト３５の離反方向の破壊による不正な施錠解除が防止可能になる。
【００１０】
請求項２に係る施錠装置１は、前記ロッド７が、
本体５５と、前記基部５３との別体で形成され、
該本体５５と該基部５３とは、軸線回りの所定の相対回転角度で軸線方向の離反が規制される係合手段８１により連結され、
該係合手段８１を介して連結された前記本体５５の軸線回りの回転を規制する回転規制部材８３が前記扉７５に着脱自在に設けられたことを特徴とする。
【００１１】
この施錠装置１では、回転規制部材８３の未装着状態でロッド７を基部５３に連結した後、回転規制部材８３を扉７５に装着するこで、ロッド７が基部５３に対して所定の相対回転角度となった状態で回転規制され、これにより、基部５３からの本体５５の離反が係合手段８１によって規制され、本体５５が脱落不能に扉７５に取り付けられる。すなわち、ロッド７の容易な取り付け及び脱落防止が、係合手段８１と回転規制部材８３のみの簡単な構造で実現可能になる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る施錠装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図１は本発明に係る施錠装置を、錠箱を切り欠いて示した側面図、図２は図１の施錠装置の分解斜視図、図３は錠箱の斜視図、図４は軸部の斜視図、図５は板バネ及び捩じりコイルバネの斜視図、図６はスライド板及びガードボルトの斜視図、図７はデッドボルト及びカマデッドの斜視図、図８は錠箱の一部と、扉枠に設けられたストライクとを表した側面図、図９は扉枠に設けられたガードアームの斜視図、図１０はロッドの分解斜視図、図１１はロッドの基部と本体との取り付け方法を（ａ）〜（ｃ）の手順で表した説明図である。
【００１３】
本実施形態による施錠装置１は、図示しない扉に取り付けられるカマ式ガードアーム錠３と、図示しない扉枠に取り付けられるストライク４（図８参照）と、このストライク４に基端部が回転自在に固定されるガードアーム６と、カマ式ガードアーム錠３に連動するロッド７とから大略構成される。
【００１４】
施錠装置１の主要構成部分であるカマ式ガードアーム錠３は、図３に示す錠箱９が例えば扉の端部に内蔵され、錠箱９に固定されたフロント板１１が扉の木口に露出して取り付けられる。
【００１５】
錠箱９には図３に示す軸穴１０が穿設され、軸穴１０は軸部１３の端部を支持している。この軸部１３には、屋外側にシリンダ錠の鍵穴が配置され、屋内側にはサムターンが配置されて連結され、これらシリンダ錠又はサムターンによる操作で回動自在となるように設けられている。
【００１６】
この軸部１３は回転中心から半径方向外側へ突出する三つの突起部であるバネ摺接部１３ａ、ガードボルト係合部１３ｂ、デッドボルト係合部１３ｃを有している。
【００１７】
バネ摺接部１３ａは、軸部１３の軸線に対して直交する方向に先端が突出する略三角形状に形成されており、錠箱９内に設けられた図５に示す凹部１５ａを有する板バネ１５に接触して配置される。
【００１８】
バネ摺接部１３ａは、軸部２９が正逆回転されることにより、板バネ１５及び捩じりコイルバネ１７から付勢力を受けながら、凹部１５ａに嵌入する位置（ポジションｂ）と、この凹部１５ａを挟む左右の位置（ポジションａ、ポジションｃ）の合計３つの位置（ポジションａ、ｂ、ｃ）に配置されるようになっている。
【００１９】
ガードボルト係合部１３ｂの基部には曲溝状のピン係合部１３ｄが形成され、ピン係合部１３ｄは軸部１３が図１の時計回りで回転され、バネ摺接部１３ａがポジションｃに達した時に、錠箱９内に突設された一対のピン１９ａ、１９ｂのうち、一方の１９ａに係合して、軸部１３のそれ以上の回転を規制する。
【００２０】
ガードボルト係合部１３ｂは、錠箱９内に設けられた図６に示すスライド板２１に摺接する。
このスライド板２１は、錠箱９に固設された支持ピン２３に、スライド板２１の板面に設けられている長穴２５が係合され、さらに錠箱９に穿設された図３に示す長穴２８に図１に示す固定ピン３０、３０が係合されることで、図１中左右方向にスライド自在となって取り付けられる。
【００２１】
スライド板２１には図６に示すガードボルト２７が固定されている。また、スライド板２１には、ガードボルト係合部１３ｂに摺接する曲面部２９と、このガードボルト係合部１３ｂが嵌入する凹部３１が形成されている。
【００２２】
スライド板２１は、軸部１３がポジションｃに回転されると、ガードボルト係合部１３ｂによって曲面部２９が押圧されて、図１中左側にスライドされる。
また、スライド板２１は、軸部１３がポジションａに回転されると、ガードボルト係合部１３ｂと凹部３１とが係合して図１中右側にスライドされる。
【００２３】
ガードボルト２７は、スライド板２１が図１の左側にスライドされると、図３に示したフロント板１１のガードボルト穴３３から外部へ突出されるようになっている。
ガードボルト２７は、軸部１３がポジションｂに配置されても、ガードボルト係合部１３ｂが曲面部２９に接触したままの状態を維持し、フロント板１１から突出されたままとなる。
【００２４】
一方、軸部１３がポジションａに配置されると、ガードボルト係合部１３ｂが凹部３１を介して、スライド板２１を図１中右側にスライドするので、ガードボルト２７は錠箱９内へ後退することになる。
つまり、軸部１３は、回転操作されることでフロント板１１からガードボルト２７を出し入れ可能にしている。
【００２５】
デッドボルト係合部１３ｃは、先端が、錠箱９内に設けられた図７に示すデッドボルト３５の凹部３５ａに当接される。デッドボルト３５は、自身に固設された図１に示す支持ピン３５ｂを、錠箱９に穿設された図２に示す長穴３７に挿入することで、図１中左右方向にスライド自在になっている。
【００２６】
また、錠箱９内には図７に示すバネ３９の一端３９ａが固定され、バネ３９は他端３９ｂがデッドボルト３５の支持ピン３５ｂに固定されている。バネ３９は、デッドボルト３５に付勢力を付与し、デッドボルト３５を図１中左側である錠箱９から突出させる方向に付勢している。
【００２７】
このデッドボルト３５は、軸部１３のバネ摺接部１３ａがポジションａ及びｂの時、凹部３５ａ及び凸部３５ｃと、デッドボルト係合部１３ｃとが干渉状態となり、バネ３９の付勢力に抗して、図１中右側に配置される。
【００２８】
一方、軸部１３がポジションｃに配置されると、時計回りに回転するデッドボルト係合部１３ｃが凹部３５ａを押圧するとともに、バネ３９の付勢力によって、デッドボルト３５が図１中左側へスライドされる。
デッドボルト３５は、この状態で、フロント板１１に穿設された図３に示すデッドボルト穴４１から先端を突出させる。
つまり、デッドボルト３５は、ガードボルト２７が突出した後に、軸部１３がさらに同方向に回転操作されることでフロント板１１から突出されるようになっている。
【００２９】
扉の木口に対向する扉枠には、ガードボルト２７が進入する図８に示す切欠４３及びデッドボルト３５が進入する受穴４５を有したストライク４が設けられている。
このストライク４には、全長が伸縮自在に構成され、かつ、伸長状態の長さが所定の長さに設定されたガードアーム６の基端部が上方に位置し吊下状態となって回転自在に軸支されている。
【００３０】
ガードアーム６の下端となる先端には、図９に示す環状先端部６ａが設けられ、環状先端部６ａは切欠４３に配置される。ガードアーム６は、付勢手段としての引張コイルばねなどが内蔵されて常に伸長しないように構成されているのが好ましい。
【００３１】
この環状先端部６ａには、ガードボルト２７先端の図６に示す括れ部２７ａが挿入されるようになっている。
環状先端部６ａに挿通されて切欠４３に進入したガードボルト２７は、扉の開動に伴って切欠４３の側面開口部から脱出可能になっている。
【００３２】
このガードボルト２７は、扉閉鎖時に、軸部１３が回転操作されて、フロント板１１から突出すると、括れ部２７ａが環状先端部６ａを貫通して切欠４３に進入する。
この状態で、扉が開放されると、環状先端部６ａに括れ部２７ａが掛止した状態になり、ガードアーム６は基端部を中心に回転しながら伸長する。
【００３３】
ガードアーム６が伸長限度に達すると、扉がガードアーム６を介して扉枠側に固定される。
これにより、扉の開放角度が規制され、来訪者の確認等を安全に行うことができるようになっている。
なお、本発明に係る施錠装置１は、上記したガードアーム６及びガードボルト２７を設けない構成としても勿論よい。
【００３４】
錠箱９内には、図７に示す略Ｌ字形状のカマデッド４７が、図１に示す支持軸４９を回動中心に揺動自在に固定されている。
カマデッド４７には中途に長穴４７ａが穿設され、この長穴４７ａはデッドボルト３５の支持穴３５ｅに固設された図１に示す連結ピン５１に係合している。つまり、カマデッド４７は、デッドボルト３５の進退に従動して揺動自在となっている。
【００３５】
そして、カマデッド４７は、デッドボルト３５の突出に伴って揺動し、鉤状先端部４７ｂがフロント板１１より進出し、ストライク４に穿設された受穴４５の周囲におけるストライク４の裏側面に掛止するようになっている。
【００３６】
なお、本実施の形態では、図７に示すように、デッドボルト３５の先端が、上方及び先端縁が開口した略コ字状に形成され、この先端部分の中空部分にカマデッド４７が位置するよう構成され、また、このカマデッド４７は、やや厚みのある板材より構成される。
【００３７】
ロッド７は、図１０に示すように、錠箱９に内蔵される基部５３と、本体５５とからなる。基部５３の下端には水平方向の摺動軸５７が突設され、摺動軸５７は錠箱９の側面に穿設された上下方向に長い図３に示す長穴５９に係合される。基部５３は、摺動軸５７が長穴５９に沿って移動することで、錠箱９内で上下動可能になっている。
なお、摺動軸５７の一端は、デッドボルト３５に穿設された傾斜溝３５ｄを貫通して（図７参照）、錠箱９に穿設された反対側の長穴５９に係合されるようになっている。
【００３８】
基部５３の上下方向略中間部には下向きの押上面６１が形成され、押上面６１は所定の角度で回転されたガードボルト係合部１３ｂに下方より押圧されるようになっている。
すなわち、基部５３は、押上面６１がガードボルト係合部１３ｂに押圧されることで、錠箱９内を上方へ移動されるようになっている。
【００３９】
基部５３の上端には上面の開口した筒部６３が立設されている。筒部６３は略円筒形状に形成され、この筒部６３には上端から軸線方向下方へ切り込まれた挿入溝６５が形成され、挿入溝６５の下端はさらに筒部６３の円周方向に切り込まれた係合溝６７に連続している。
この筒部６３は、錠箱９の上端面に穿設された図３に示す貫通穴６９を介して、錠箱９から進退自在となる。貫通穴６９の内周にはグロメット７１が装着され、グロメット７１は筒部６３の摺動をスムースにしている。なお、グロメット７１は、図３に示すグロメット押さえ板７２によって挟持され、貫通穴６９に確実に保持されるようになっている。
【００４０】
一方、ロッド７の本体５５は、棒状に形成され、少なくとも下端が筒部６３に挿入可能となっている。また、本体５５は、錠箱９と、扉の上端面との間の距離と略同一の長さを有して、扉の内部に内蔵される。本体５５の上端にはロッド７の先端であるロック杆７３が装着され、ロック杆７３は図１１に示す扉７５の上端面に形成された突出穴７７に配置される。
【００４１】
本体５５の下端には軸芯に直交方向の係合ピン７９が挿着され、係合ピン７９は筒部６３の挿入溝６５に挿入可能となっている。この係合ピン７９と、上述の挿入溝６５及び係合溝６７とは、係合手段８１を構成している。また、ロック杆７３の側面には一対の平坦面７３ａが形成される。
【００４２】
扉７５の上端には突出穴７７に一致して板状の回転規制部材８３が着脱自在に取り付けられ、回転規制部材８３はロック杆７３の軸線直交方向の断面形状と一致した挿通穴８３ａを有し、この挿通穴８３ａに対してロック杆７３が回転不可能になっている。
【００４３】
ここで、本体５５の扉７５への取り付け手順を説明する。
ロッド７の本体５５を扉７５に取り付けるには、図１１（ａ）に示すように、突出穴７７から本体５５の下端を差し入れる。この際、本体５５の下端には係合ピン７９を予め挿着しておく。
【００４４】
次いで、図１１（ｂ）に示すように、係合ピン７９を挿入溝６５に挿入しながら、本体５５の下端を筒部６３に挿入する。係合ピン７９が挿入溝６５の下端に達したなら、本体５５を軸線回りに回転する。
これにより、挿入溝６５に配置された係合ピン７９が、係合溝６７へと進入し、筒部６３、すなわち、基部５３からの本体５５の抜脱が規制される。
【００４５】
この状態で、図１１（ｃ）に示すように、扉７５の上端に回転規制部材８３を取り付ける。回転規制部材８３が取り付けられることで、ロック杆７３が回転規制部材８３の挿通穴８３ａに挿入され、本体５５の軸線回りの回動が規制される。
すなわち、これにより、係合ピン７９が係合溝６７から離脱しなくなり、基部５３と本体５５との抜けが確実に不能となって、ロッド７が扉７５に取り付けられることになる。
【００４６】
なお、本実施の形態では、ロッド７が扉７５の上端から突出する場合を例に説明するが、ロッド７は扉７５の下端から突出するように、或いは扉の上下端の両方から突出するように設けられるものであってもよい。
【００４７】
次に、上記のように構成された施錠装置１の作用を説明する。
図１２は本発明に係る施錠装置の解錠状態を示した側面図、図１３は本発明に係る施錠装置のガード状態を示した側面図、図１４は本発明に係る施錠装置の施錠状態を示した側面図である。
【００４８】
扉７５が閉鎖されかつ施錠装置１が解錠されている状態（図１２の状態）では、デッドボルト係合部１３ｃがデッドボルト３５の凸部３５ｃに当接し、デッドボルト３５の突出を規制している。
また、ガードボルト係合部１３ｂがスライド板２１の凹部３１と係合し、ガードボルト２７の突出を規制している。
【００４９】
図１２の状態において、軸部１３が図中時計回り方向に回転（本実施の形態では４５°回転）され、図１３に示すように、軸部１３のバネ摺接部１３ａがポジションｂになると、軸部１３のガードボルト係合部１３ｂが、曲面部２９を押圧して、スライド板２１が押圧されて、ガードボルト２７がフロント板１１から突出される。
【００５０】
ガードボルト２７が突出すると、ガードボルト２７の先端が図８に示す環状先端部６ａを貫通して切欠４３に進入する。
この状態で、扉が開放されると、環状先端部６ａにガードボルト２７の括れ部２７ａが掛止した状態になり、ガードアーム６は上方の基端部を中心に揺動しながら伸長する。ガードアーム６が伸長限度に達すると、扉７５がガードアーム６を介して扉枠側に固定される。
これにより、扉７５の開放角度が規制される。
【００５１】
このガードボルト２７が突出した状態で、扉７５が閉められ、軸部１３がさらに図中時計回り方向に回転（本実施の形態ではさらに４５°回転）されて、図１４に示すように、バネ摺接部１３ａがポジションｃになると、軸部１３のデッドボルト係合部１３ｃが、デッドボルト３５の凹部３５ａを押圧し、デッドボルト３５をフロント板１１から突出させる。フロント板１１から突出したデッドボルト３５は、先端が図８に示すストライク４の受穴４５に進入し施錠装置１を本締状態とする。
【００５２】
この際、同時にカマデッド４７がデッドボルト３５の突出に伴って揺動し、デッドボルト穴４１から円弧状の軌跡を描いて突出することになる。
これにより、カマデッド４７は、鉤状先端部４７ｂが図８に示す受穴４５の周囲におけるストライク４の裏側面に掛止する。
【００５３】
さらに、この際同時に、ガードボルト係合部１３ｂが、ロッド７の基部５３の押上面６１を上方向へ押圧する。これにより、ロッド７は、本体５５の上端に設けた図１１に示すロック杆７３が、突出穴７７から突出され、図示しない扉枠の係止穴などに係合する。
【００５４】
この状態で、ロッド７の基部５３は、押上面６１がガードボルト係合部１３ｂに当接して、下降が規制される。また、デッドボルト３５は、バネ３９によってフロント板１１から突出方向に付勢されるとともに、デッドボルト係合部１３ｃが凹部３５ａに当接して後退が規制される。また、ガードボルト２７は、スライド板２１の曲面部２９がガードボルト係合部１３ｂに当接されることで、後退が規制される。
【００５５】
なお、上述と逆の動作でポジションｃの位置の軸部１３が、ポジションｂ、ポジションａの順で回転操作されれば、先ず、デッドボルト３５とカマデッド４７とが後退されるとともに、ロッド７が下降され、次いでガードボルト２７が後退されて、再び、図１２に示した状態となり、解錠状態となる。
【００５６】
このように、上述の施錠装置１によれば、一つの軸部１３を、先ず、所定回転角度回転操作すると、最初に、ガードボルト２７が突出される。
これにより、伸縮自在に構成されたガードアーム６に、ガードボルト２７の先端が掛止し、扉の開放角度が規制される。
【００５７】
また、本締の際には、扉７５を閉鎖状態として、ガードボルト２７が突出された状態からさらに軸部１３を同方向に回転操作することで、デッドボルト３５及びカマデッド４７が突出され、ストライク４の受穴４５に進入するとともに、ロッド７が扉７５の上端面から突出して扉枠と係止して本締状態となる。
【００５８】
従って、デッドボルト３５の突出に伴ってカマデッド４７が揺動され、デッドボルト３５の受穴４５への進入に加えて、カマデッド４７の鉤状先端部４７ｂが受穴４５の裏側面にも掛止するので、単にデッドボルト３５が受穴４５に進入する施錠では防ぐことのできなかったストライク４とデッドボルト３５の離反方向の破壊による施錠解除も防止することができる。
【００５９】
また、デッドボルト３５とカマデッド４７による係止に加えて、ロッド７を扉７５の上端面から突出して扉枠にロックできるので、別途の補助錠を設けずに、複数箇所でのロックを可能にすることができ、施錠信頼性をさらに向上させることができる。
【００６０】
そして、ガードボルト２７、デッドボルト３５、カマデッド４７、ロッド７のそれぞれが一か所の軸部１３によって操作できるので、施解錠の操作性も高めることができる。
【００６１】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る施錠装置によれば、シリンダ錠又はサムターンの回転操作で連動して先端が扉の上端面又は下端面から進退されるロッドを設けたので、デッドボルトによる本締めと同時に、ロッドの先端を扉枠に係合させてロックが行え、防犯性を向上させることができる効果がある。
【００６２】
また、シリンダ錠又はサムターンにてデッドボルトによる施錠と、ロッドによるロックとが同時に行えるので、他の構成の補助錠などが不要となり、これにより施錠装置を安価に構成できるとともに、施解錠の操作性も向上させることができる。
さらに、この施錠装置は、ガードボルトのみを軸部によって進出させることが可能となっており、進出したガードボルトがガードアームの環状先端部に進入して掛かることで、扉の開放角度を規制し、このことから、来訪者の確認等を安全に行うことができる。
また、この施錠装置の軸部によって、解錠状態，ガード状態，施錠状態の３つの状態を３つのポジションａ，ｂ，ｃで選択操作でき、各状態を得るガードボルト、デッドボルト、カマデッド、ロッドのそれぞれが、一か所の軸部で操作でき、操作性を高められる。
【００６３】
さらに、デッドボルトの突出に伴って鉤状先端部が受穴の周囲におけるストライクの裏側面に掛止するカマデッドを設けたので、デッドボルトのみによる施錠では防ぐことのできなかった、ストライクとデッドボルトの離反方向の破壊による不正な施錠解除も防止することができるようになり、施錠装置の施錠信頼性をより高めることができる。
【００６４】
そして、ロッドは、本体と基部とを別体で形成し、この本体と基部とを所定の相対回転角度で離反が規制される係合手段により連結し、この本体の回転を規制する回転規制部材を扉に着脱自在に設けたので、回転規制部材の未装着状態でロッドを基部に連結した後、回転規制部材を扉に装着するこで、ロッドを脱落不能に扉に取り付けることができ、ロッドの容易な取り付け及び脱落防止を簡単な構造で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る施錠装置を、錠箱を切り欠いて示した側面図である。
【図２】図１の施錠装置の分解斜視図である。
【図３】錠箱の斜視図である。
【図４】軸部の斜視図である。
【図５】板バネ及び捩じりコイルバネの斜視図である。
【図６】スライド板及びガードボルトの斜視図である。
【図７】デッドボルト及びカマデッドの斜視図である。
【図８】錠箱の一部と、扉枠に設けられたストライクとを表した側面図である。
【図９】扉枠に設けられたガードアームの斜視図である。
【図１０】ロッドの分解斜視図である。
【図１１】ロッドの基部と本体との取り付け方法を（ａ）〜（ｃ）の手順で表した説明図である。
【図１２】本発明に係る施錠装置の解錠状態を示した側面図である。
【図１３】本発明に係る施錠装置のガード状態を示した側面図である。
【図１４】本発明に係る施錠装置の施錠状態を示した側面図である。
【符号の説明】
１…施錠装置
４…ストライク
７…ロッド
９…錠箱
１１…フロント板
３５…デッドボルト
４５…受穴
４７…カマデッド
４７ｂ…鉤状先端部
５３…基部
５５…本体
７３…ロック杆（先端）
７５…扉
８１…係合手段
８３…回転規制部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a locking device provided with a dead bolt as a final lock in a lock box.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a locking device used for a door is generally one that simply locks with a dead bolt.
That is, a lock box is built in the side opposite to the suspending side of the door, and the cylinder lock is exposed on the front surface of the door and the thumb turn is exposed on the back surface. A dead bolt is built in the lock box, and the dead bolt protrudes horizontally from the end face of the door by the rotation of either the cylinder lock or the thumb turn. On the other hand, the door frame is provided with a strike at a position facing the lock box, and the strike receives a dead bolt protruding from the end face of the door.
[0003]
Therefore, in such a conventional locking device, when the cylinder lock or thumb turn is rotated with the door closed, the dead bolt protrudes from the end face of the door and enters the strike receiving hole. As a result, the dead bolt and the receiving hole are engaged with each other, the opening of the door with respect to the door frame is prevented, and the door can be locked.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional locking device that locks only with the dead bolt described above, the dead bolt protrudes horizontally from the end face of the door and enters the strike receiving hole provided in the door frame, When a bar or the like is inserted into the gap between the door frame and the strike and the dead bolt are separated, the engagement between the dead bolt and the receiving hole is released, and there is a risk of unauthorized unlocking. .
If a separate auxiliary lock is provided on the door, the locking operation becomes complicated and the cost increases.
[0005]
The present invention has been made in view of the above situation, and provides a locking device that can obtain high locking reliability with a simple and inexpensive structure without requiring a separate auxiliary lock, and to improve crime prevention. With the goal.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The locking device 1 according to the first aspect of the present invention is formed in a substantially U-shape with the upper end and the leading edge opened, and is slidably provided with respect to the lock box 9 disposed on the door 75 and is operated to rotate. A dead bolt 35 that moves forward and backward from the front plate 11 of the lock box 9 by a cylinder lock or thumb turn;
A strike 4 provided on a door frame facing the front plate 11 and having a receiving hole 45 into which the dead bolt 35 enters;
While being installed in the door 75 such that the longitudinal direction thereof is the vertical direction of the door 75, the base 53 is inserted into the lock box 9, connected to the inclined groove 35 d of the dead bolt 35, and rotated. A rod 7 whose tip (lock rod 73) is advanced and retracted from the upper end surface or lower end surface of the door 75 together with the advancement and retraction of the dead bolt 35 by a cylinder lock or thumb turn;
The dead bolt 35 is located in the hollow portion at the tip portion and is connected to the connection pin 51, and is provided in the lock box 9 via a support shaft 49 so as to be able to swing in accordance with the advance and retreat of the dead bolt 35. A camad dead 47 that swings with the protrusion of the dead bolt 35 to protrude the hook-shaped tip 47 b, and the hook-shaped tip 47 b passes through the receiving hole 45 and is hooked on the back side surface around the receiving hole 45. ,
A guard arm 6 having a proximal end provided on the strike 4 so as to be rotatable, a distal end side of which is extendable with respect to the proximal end, and an annular distal end portion 6a at the distal end;
The guard arm 6 is arranged in parallel with the dead bolt 35 and is provided in the lock box 9 so as to be able to advance and retreat substantially in parallel with the dead bolt 35. A guard bolt 27 hanging on the annular tip 6a;
And having
A spring-sliding contact portion 13a, a guard bolt engaging portion 13b, and a dead bolt engaging portion 13c that are connected to the cylinder lock or thumb turn and are rotatable in the lock box 9 and project radially outward from the center of rotation. A shaft portion 13 having
The shaft portion 13 is stopped at three positions by the spring sliding contact portion 13a, and the rotation positions of the guard bolt engaging portion 13b and the dead bolt engaging portion 13c are changed to three positions a, b, c,
In the unlocked state of position a, the dead bolt engaging portion 13c restricts the protrusion of the dead bolt 35, and the guard bolt engaging portion 13b restricts the protrusion of the guard bolt 27.
In the guard state at position b, the guard bolt engaging portion 13b projects only the guard bolt 27 and enters and engages with the annular tip 6a of the guard arm 6 to regulate the opening angle of the door 75. ,
In the locked state of the position c, the dead bolt engaging portion 13c advances the dead bolt 35 to cause the dead bolt 35 to enter the receiving hole 45 of the strike 4, and the cam dead 47 is swung and protruded. The guard bolt engaging portion 13b presses the base portion of the rod 6 at the same time, and the rod 6 is advanced and locked to the door frame to be tightened. It is characterized by.
[0007]
In this locking device 1, when the cylinder lock or thumb turn is rotated and the dead bolt 35 protrudes, the tip of the rod 7 protrudes from the upper or lower surface of the door at the same time, and the tip of the rod 7 engages with the door frame. Thus, the final fastening by the dead bolt 35 and the locking to the door frame by the rod 7 are performed at the same time. That is, a simple structure and a double locked state improve crime prevention. Further, since the rod 7 is operated by the rotation of the cylinder lock or the thumb turn, an auxiliary lock having another structure is not necessary.
[0008]
In addition, the locking device 1 can advance only the guard bolt 27 by the shaft portion 13, and the advanced guard bolt 27 enters the annular tip 6 a of the guard arm 6 and is hooked on the door. The opening angle of 75 is regulated, and from this, the visitor can be confirmed safely.
Further, the shaft portion 13 of the locking device 1 can select and operate the three states a unlocked state, the guard state, and the locked state at three positions a, b, and c, and a guard bolt 27 and a dead bolt 35 that obtain each state. Each of the camed dead 47 and the rod 7 can be operated at one shaft portion 13 and the operability can be improved.
[0009]
Further, in this locking device 1, the kama dead 47 is swung with the protrusion of the dead bolt 35, and in addition to the dead bolt 35 entering the receiving hole 45, the hooked tip portion 47 b of the kama dead 47 has the receiving hole 45. Hang on the back side. As a result, it is possible to prevent unauthorized unlocking due to breakage of the strike 4 and the dead bolt 35 in the separation direction, which could not be prevented by the locking in which the dead bolt 35 simply enters the receiving hole 45.
[0010]
In the locking device 1 according to claim 2, the rod 7 is
It is formed as a separate body of the main body 55 and the base 53,
The main body 55 and the base portion 53 are connected by an engagement means 81 that is controlled to be separated in the axial direction at a predetermined relative rotation angle around the axial line.
A rotation restricting member 83 for restricting rotation around the axis of the main body 55 connected via the engaging means 81 is detachably provided on the door 75.
[0011]
In this locking device 1, the rod 7 is connected to the base 53 with the rotation restricting member 83 not attached, and then the rotation restricting member 83 is attached to the door 75 so that the rod 7 has a predetermined relative rotation with respect to the base 53. The rotation is restricted in an angled state, whereby the separation of the main body 55 from the base 53 is restricted by the engaging means 81, and the main body 55 is attached to the door 75 so as not to fall off. That is, the easy attachment and prevention of dropping of the rod 7 can be realized with a simple structure including only the engaging means 81 and the rotation restricting member 83.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a locking device according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 is a side view of a locking device according to the present invention, with the lock box cut away, FIG. 2 is an exploded perspective view of the locking device of FIG. 1, FIG. 3 is a perspective view of the lock box, and FIG. 5 is a perspective view of a leaf spring and a torsion coil spring, FIG. 6 is a perspective view of a slide plate and a guard bolt, FIG. 7 is a perspective view of a dead bolt and a camad dead, FIG. 8 is a part of a lock box, FIG. 9 is a perspective view of a guard arm provided on the door frame, FIG. 10 is an exploded perspective view of the rod, and FIG. 11 is a method for attaching the base of the rod and the main body. It is explanatory drawing represented with the procedure of (a)-(c).
[0013]
The locking device 1 according to the present embodiment includes a hook guard arm lock 3 attached to a door (not shown), a strike 4 (see FIG. 8) attached to a door frame (not shown), and a base end portion of the strike 4 that is freely rotatable. This is generally composed of a guard arm 6 to be fixed and a rod 7 interlocked with the kama-type guard arm lock 3.
[0014]
A kama-type guard arm lock 3 which is a main component of the locking device 1 has a lock box 9 shown in FIG. 3 incorporated in, for example, an end of a door, and a front plate 11 fixed to the lock box 9 is exposed to the door of the door. Can be attached.
[0015]
A shaft hole 10 shown in FIG. 3 is formed in the lock box 9, and the shaft hole 10 supports the end of the shaft portion 13. The shaft portion 13 is provided with a keyhole for a cylinder lock on the outdoor side and a thumb turn on the indoor side for connection, and is provided so as to be rotatable by an operation by the cylinder lock or thumb turn.
[0016]
The shaft portion 13 includes a spring sliding contact portion 13a, a guard bolt engaging portion 13b, and a dead bolt engaging portion 13c, which are three protruding portions protruding radially outward from the rotation center.
[0017]
The spring-sliding contact portion 13a is formed in a substantially triangular shape whose tip protrudes in a direction orthogonal to the axis of the shaft portion 13, and is a leaf spring having a recess 15a shown in FIG. 15 is arranged in contact with.
[0018]
The spring-sliding contact portion 13a receives the urging force from the plate spring 15 and the torsion coil spring 17 by rotating the shaft portion 29 in the forward and reverse directions (position b), and the concave portion 15a. Are arranged at a total of three positions (positions a, b, c), ie, left and right positions (position a, position c).
[0019]
A bent groove-shaped pin engaging portion 13d is formed at the base of the guard bolt engaging portion 13b. The shaft engaging portion 13d of the pin engaging portion 13d is rotated clockwise in FIG. 1, and the spring sliding contact portion 13a is positioned at the position c. Is reached, one of the pair of pins 19a, 19b projecting in the lock box 9 is engaged with one 19a to restrict further rotation of the shaft portion 13.
[0020]
The guard bolt engaging portion 13b is in sliding contact with the slide plate 21 shown in FIG.
This slide plate 21 is shown in FIG. 3, in which a long hole 25 provided in the plate surface of the slide plate 21 is engaged with a support pin 23 fixed to the lock box 9 and further drilled in the lock box 9. The fixed pins 30 and 30 shown in FIG. 1 are engaged with the long holes 28 shown in FIG.
[0021]
A guard bolt 27 shown in FIG. 6 is fixed to the slide plate 21. In addition, the slide plate 21 is formed with a curved surface portion 29 slidably contacting the guard bolt engaging portion 13b and a concave portion 31 into which the guard bolt engaging portion 13b is fitted.
[0022]
When the shaft portion 13 is rotated to the position c, the slide plate 21 is slid to the left in FIG. 1 with the curved surface portion 29 being pressed by the guard bolt engaging portion 13b.
Further, when the shaft portion 13 is rotated to the position a, the slide plate 21 is slid to the right in FIG. 1 with the guard bolt engaging portion 13b and the concave portion 31 engaged.
[0023]
When the slide plate 21 is slid to the left side in FIG. 1, the guard bolt 27 protrudes to the outside from the guard bolt hole 33 of the front plate 11 shown in FIG.
Even when the shaft portion 13 is disposed at the position b, the guard bolt 27 maintains the state in which the guard bolt engaging portion 13 b is in contact with the curved surface portion 29 and remains protruding from the front plate 11.
[0024]
On the other hand, when the shaft portion 13 is disposed at the position a, the guard bolt engaging portion 13b slides the slide plate 21 to the right in FIG. Will do.
In other words, the shaft portion 13 is capable of rotating the guard bolt 27 from the front plate 11 by being rotated.
[0025]
The end of the dead bolt engaging portion 13c is brought into contact with a concave portion 35a of the dead bolt 35 shown in FIG. The dead bolt 35 is slidable in the left-right direction in FIG. 1 by inserting the support pin 35b fixed to itself into the elongated hole 37 shown in FIG. It has become.
[0026]
Further, one end 39 a of a spring 39 shown in FIG. 7 is fixed in the lock box 9, and the other end 39 b of the spring 39 is fixed to a support pin 35 b of the dead bolt 35. The spring 39 applies a biasing force to the dead bolt 35 and biases the dead bolt 35 in a direction in which the dead bolt 35 protrudes from the lock box 9 on the left side in FIG.
[0027]
In the dead bolt 35, when the spring sliding contact portion 13a of the shaft portion 13 is at positions a and b, the concave portion 35a, the convex portion 35c and the dead bolt engaging portion 13c are in an interference state and resist the urging force of the spring 39. Then, it is arranged on the right side in FIG.
[0028]
On the other hand, when the shaft portion 13 is disposed at the position c, the dead bolt engaging portion 13c that rotates clockwise presses the concave portion 35a, and the dead bolt 35 slides to the left in FIG. Is done.
In this state, the dead bolt 35 protrudes from the dead bolt hole 41 shown in FIG.
That is, the dead bolt 35 is projected from the front plate 11 by further rotating the shaft portion 13 in the same direction after the guard bolt 27 is projected.
[0029]
A strike 4 having a notch 43 shown in FIG. 8 into which the guard bolt 27 enters and a receiving hole 45 into which the dead bolt 35 enters is provided on the door frame facing the door mouth.
The strike 4 is configured such that its entire length is freely extendable, and the base end of the guard arm 6 whose length of the extended state is set to a predetermined length is located above and is freely suspended and rotatable. Is pivotally supported.
[0030]
An annular tip 6 a shown in FIG. 9 is provided at the tip which is the lower end of the guard arm 6, and the annular tip 6 a is disposed in the notch 43. The guard arm 6 is preferably configured so that a tension coil spring or the like as an urging means is built therein and does not always expand.
[0031]
A constricted portion 27a shown in FIG. 6 at the tip of the guard bolt 27 is inserted into the annular tip portion 6a.
The guard bolt 27 inserted into the annular tip 6a and entering the notch 43 can escape from the side opening of the notch 43 as the door is opened.
[0032]
When the shaft portion 13 is rotated and the guard bolt 27 protrudes from the front plate 11 when the door is closed, the constricted portion 27a penetrates the annular tip portion 6a and enters the notch 43.
When the door is opened in this state, the constricted portion 27a is hooked on the annular distal end portion 6a, and the guard arm 6 extends while rotating around the base end portion.
[0033]
When the guard arm 6 reaches the extension limit, the door is fixed to the door frame via the guard arm 6.
As a result, the opening angle of the door is restricted, and visitors can be confirmed safely.
Of course, the locking device 1 according to the present invention may be configured such that the guard arm 6 and the guard bolt 27 are not provided.
[0034]
A substantially L-shaped muffled 47 shown in FIG. 7 is fixed in the lock box 9 so as to be swingable around a support shaft 49 shown in FIG.
A slotted hole 47a is formed in the camedad 47 midway, and the slotted hole 47a is engaged with a connecting pin 51 shown in FIG. 1 fixed to a support hole 35e of the dead bolt 35. That is, the kama dead 47 is swingable as the dead bolt 35 advances and retreats.
[0035]
The kama dead 47 swings as the dead bolt 35 protrudes, and the hook-shaped tip 47 b advances from the front plate 11, and on the back side surface of the strike 4 around the receiving hole 45 drilled in the strike 4. It comes to hang.
[0036]
In the present embodiment, as shown in FIG. 7, the tip of the dead bolt 35 is formed in a substantially U-shape with the top and the tip edge open, and the kama dead 47 is located in the hollow portion of the tip. In addition, the camedade 47 is made of a plate material having a slight thickness.
[0037]
As shown in FIG. 10, the rod 7 includes a base 53 built in the lock box 9 and a main body 55. A horizontal sliding shaft 57 protrudes from the lower end of the base 53, and the sliding shaft 57 is engaged with a long hole 59 shown in FIG. The base 53 can be moved up and down in the lock box 9 by the sliding shaft 57 moving along the long hole 59.
One end of the sliding shaft 57 passes through an inclined groove 35d formed in the dead bolt 35 (see FIG. 7), and is engaged with an opposite long hole 59 formed in the lock box 9. It is like that.
[0038]
A downward pressing surface 61 is formed at a substantially intermediate portion in the vertical direction of the base 53, and the pressing surface 61 is pressed from below by a guard bolt engaging portion 13b rotated at a predetermined angle.
That is, the base 53 is moved upward in the lock box 9 by pressing the pushing surface 61 against the guard bolt engaging portion 13b.
[0039]
At the upper end of the base 53, a cylindrical portion 63 having an open top surface is erected. The cylindrical portion 63 is formed in a substantially cylindrical shape, and the cylindrical portion 63 is formed with an insertion groove 65 that is cut downward in the axial direction from the upper end, and the lower end of the insertion groove 65 is further cut in the circumferential direction of the cylindrical portion 63. It is continuous with the inserted engaging groove 67.
The cylindrical portion 63 can be moved forward and backward from the lock box 9 through a through hole 69 shown in FIG. 3 formed in the upper end surface of the lock box 9. A grommet 71 is attached to the inner periphery of the through hole 69, and the grommet 71 smoothly slides the cylindrical portion 63. The grommet 71 is clamped by the grommet pressing plate 72 shown in FIG. 3 and is securely held in the through hole 69.
[0040]
On the other hand, the main body 55 of the rod 7 is formed in a rod shape, and at least the lower end can be inserted into the cylindrical portion 63. The main body 55 has a length substantially the same as the distance between the lock box 9 and the upper end surface of the door, and is built in the door. A lock rod 73, which is the tip of the rod 7, is attached to the upper end of the main body 55, and the lock rod 73 is disposed in a protruding hole 77 formed in the upper end surface of the door 75 shown in FIG.
[0041]
At the lower end of the main body 55, an engagement pin 79 is inserted into the shaft core in the orthogonal direction, and the engagement pin 79 can be inserted into the insertion groove 65 of the cylindrical portion 63. The engagement pin 79 and the insertion groove 65 and the engagement groove 67 described above constitute an engagement means 81. A pair of flat surfaces 73 a are formed on the side surfaces of the lock rod 73.
[0042]
A plate-like rotation restricting member 83 is detachably attached to the upper end of the door 75 so as to coincide with the protruding hole 77, and the rotation restricting member 83 has an insertion hole 83 a that coincides with the cross-sectional shape of the lock rod 73 in the direction perpendicular to the axis. The lock rod 73 cannot be rotated with respect to the insertion hole 83a.
[0043]
Here, a procedure for attaching the main body 55 to the door 75 will be described.
In order to attach the main body 55 of the rod 7 to the door 75, the lower end of the main body 55 is inserted from the protruding hole 77 as shown in FIG. At this time, an engagement pin 79 is inserted in advance at the lower end of the main body 55.
[0044]
Next, as shown in FIG. 11B, the lower end of the main body 55 is inserted into the cylindrical portion 63 while the engagement pin 79 is inserted into the insertion groove 65. When the engaging pin 79 reaches the lower end of the insertion groove 65, the main body 55 is rotated around the axis.
As a result, the engagement pin 79 disposed in the insertion groove 65 enters the engagement groove 67, and the removal of the main body 55 from the cylindrical portion 63, that is, the base portion 53 is restricted.
[0045]
In this state, as shown in FIG. 11 (c), the rotation regulating member 83 is attached to the upper end of the door 75. By attaching the rotation restricting member 83, the lock rod 73 is inserted into the insertion hole 83a of the rotation restricting member 83, and the rotation of the main body 55 around the axis is restricted.
That is, as a result, the engagement pin 79 does not detach from the engagement groove 67, and the base 53 and the main body 55 cannot be securely detached, and the rod 7 is attached to the door 75.
[0046]
In this embodiment, the case where the rod 7 protrudes from the upper end of the door 75 will be described as an example. However, the rod 7 protrudes from the lower end of the door 75 or from both the upper and lower ends of the door. It may be provided.
[0047]
Next, the operation of the locking device 1 configured as described above will be described.
12 is a side view showing the unlocked state of the locking device according to the present invention, FIG. 13 is a side view showing the guard state of the locking device according to the present invention, and FIG. 14 shows the locked state of the locking device according to the present invention. It is the side view shown.
[0048]
When the door 75 is closed and the locking device 1 is unlocked (the state shown in FIG. 12), the dead bolt engaging portion 13c abuts on the convex portion 35c of the dead bolt 35 and restricts the protrusion of the dead bolt 35. ing.
Further, the guard bolt engaging portion 13b engages with the concave portion 31 of the slide plate 21 to restrict the protrusion of the guard bolt 27.
[0049]
In the state of FIG. 12, the shaft portion 13 is rotated in the clockwise direction in the drawing (45 ° rotation in the present embodiment), and as shown in FIG. 13, the spring sliding contact portion 13a of the shaft portion 13 is in the position b. The guard bolt engaging portion 13b of the shaft portion 13 presses the curved surface portion 29, the slide plate 21 is pressed, and the guard bolt 27 protrudes from the front plate 11.
[0050]
When the guard bolt 27 protrudes, the tip of the guard bolt 27 penetrates the annular tip 6a shown in FIG.
In this state, when the door is opened, the constricted portion 27a of the guard bolt 27 is engaged with the annular distal end portion 6a, and the guard arm 6 extends while swinging around the upper base end portion. When the guard arm 6 reaches the extension limit, the door 75 is fixed to the door frame side via the guard arm 6.
Thereby, the opening angle of the door 75 is regulated.
[0051]
With the guard bolt 27 protruding, the door 75 is closed, and the shaft portion 13 is further rotated in the clockwise direction in the drawing (further 45 ° in the present embodiment), as shown in FIG. When the sliding contact portion 13 a reaches the position c, the dead bolt engaging portion 13 c of the shaft portion 13 presses the concave portion 35 a of the dead bolt 35 and causes the dead bolt 35 to protrude from the front plate 11. The dead bolt 35 protruding from the front plate 11 enters the receiving hole 45 of the strike 4 shown in FIG. 8 to bring the locking device 1 into the final tightening state.
[0052]
At this time, the kama dead 47 swings as the dead bolt 35 protrudes, and protrudes from the dead bolt hole 41 while drawing an arcuate locus.
As a result, the hooked tip 47b is hooked on the back side surface of the strike 4 around the receiving hole 45 shown in FIG.
[0053]
Furthermore, at the same time, the guard bolt engaging portion 13b presses the pushing surface 61 of the base 53 of the rod 7 upward. Thus, in the rod 7, the lock rod 73 shown in FIG. 11 provided at the upper end of the main body 55 is protruded from the protruding hole 77 and engaged with a locking hole or the like of a door frame (not shown).
[0054]
In this state, the lower surface of the base portion 53 of the rod 7 is restricted from coming into contact with the guard bolt engaging portion 13b. Further, the dead bolt 35 is urged in the projecting direction from the front plate 11 by the spring 39, and the dead bolt engaging portion 13c abuts on the concave portion 35a to restrict the backward movement. The guard bolt 27 is restricted from retreating when the curved surface portion 29 of the slide plate 21 is brought into contact with the guard bolt engaging portion 13b.
[0055]
If the shaft portion 13 at the position c is rotated in the order of the position b and the position a by the reverse operation to the above, first, the dead bolt 35 and the camad dead 47 are retracted, and the rod 7 is Then, the guard bolt 27 is retracted, and again enters the state shown in FIG.
[0056]
As described above, according to the locking device 1 described above, when one shaft portion 13 is first rotated by a predetermined rotation angle, the guard bolt 27 is first protruded.
Thereby, the front-end | tip of the guard bolt 27 latches on the guard arm 6 comprised so that expansion-contraction is possible, and the opening angle of a door is controlled.
[0057]
Further, during the final tightening, the door 75 is closed and the shaft 13 is further rotated in the same direction from the state in which the guard bolt 27 is protruded. 4, the rod 7 protrudes from the upper end surface of the door 75 and engages with the door frame to be in a final tightened state.
[0058]
Therefore, the kama dead 47 is swung with the protrusion of the dead bolt 35, and in addition to the dead bolt 35 entering the receiving hole 45, the hooked tip portion 47 b of the kama dead 47 is also hooked on the back side surface of the receiving hole 45. Therefore, it is also possible to prevent the unlocking due to the breakage of the strike 4 and the dead bolt 35 in the separation direction, which could not be prevented by the locking in which the dead bolt 35 simply enters the receiving hole 45.
[0059]
In addition to locking by the dead bolt 35 and the camad dead 47, the rod 7 can protrude from the upper end surface of the door 75 and can be locked to the door frame, so that it is possible to lock at multiple locations without providing a separate auxiliary lock. The locking reliability can be further improved.
[0060]
And since each of the guard bolt 27, the dead bolt 35, the kama dead 47, and the rod 7 can be operated by the one axial part 13, the operativity of locking / unlocking can also be improved.
[0061]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the locking device of the present invention, the rod whose front end is advanced or retracted from the upper end surface or the lower end surface of the door in conjunction with the rotation operation of the cylinder lock or the thumb turn is provided. Simultaneously with the final tightening, the rod can be locked by engaging the tip of the rod with the door frame, thereby improving the crime prevention.
[0062]
In addition, since locking with a dead bolt and locking with a rod can be performed at the same time with a cylinder lock or thumb turn, there is no need for other auxiliary locks, etc., which makes it possible to configure the locking device at low cost and to operate the locking and unlocking operation. Can also be improved.
In addition, this locking device allows only the guard bolt to be advanced by the shaft part, and the advanced guard bolt enters and hangs on the annular tip of the guard arm to regulate the opening angle of the door. Therefore, it is possible to safely check the visitors.
Also, by the shaft portion of this locking device, the unlocked state, the guard state, and the locked state can be selected and operated at three positions a, b, and c, and the guard bolt, dead bolt, camaded, rod to obtain each state Each of these can be operated with a single shaft, improving operability.
[0063]
In addition, since the hook-shaped tip that hooks the back side of the strike around the receiving hole along with the protrusion of the dead bolt is provided, the strike and dead bolt that could not be prevented by locking only with the dead bolt It becomes possible to prevent unauthorized unlocking due to destruction in the direction of separation of the lock, and it is possible to further increase the locking reliability of the locking device.
[0064]
In the rod, the main body and the base are formed as separate bodies, the main body and the base are connected by an engagement means that is controlled to be separated at a predetermined relative rotation angle, and a rotation restricting member that restricts the rotation of the main body. Since the rod is detachably provided on the door, the rod can be attached to the door so that it cannot be removed by connecting the rod to the base with the rotation restricting member not attached and then attaching the rotation restricting member to the door. Can be easily attached and prevented from falling off with a simple structure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a locking device according to the present invention with a lock box cut away.
2 is an exploded perspective view of the locking device of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a perspective view of a lock box.
FIG. 4 is a perspective view of a shaft portion.
FIG. 5 is a perspective view of a leaf spring and a torsion coil spring.
FIG. 6 is a perspective view of a slide plate and a guard bolt.
FIG. 7 is a perspective view of a dead bolt and a kama dead.
FIG. 8 is a side view showing a part of the lock box and a strike provided on the door frame.
FIG. 9 is a perspective view of a guard arm provided on the door frame.
FIG. 10 is an exploded perspective view of a rod.
FIG. 11 is an explanatory view showing a method of attaching the base of the rod and the main body in the order of (a) to (c).
FIG. 12 is a side view showing an unlocked state of the locking device according to the present invention.
FIG. 13 is a side view showing a guard state of the locking device according to the present invention.
FIG. 14 is a side view showing a locked state of the locking device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 ... Locking device
4 ... Strike
7 ... Rod
9 ... lock box
11 ... Front plate
35 ... Dead Bolt
45 ... Hole
47 ... Kama Dead
47b ... saddle tip
53 ... Base
55 ... Body
73 ... Lock rod (tip)
75 ... door
81 ... engaging means
83 ... Rotation restricting member

Claims

Formed in a generally U-shape with the top and leading edges open, slidably mounted on the lock box provided on the door, and moved forward and backward from the front plate of the lock box by a cylinder lock or thumb turn that is rotated. Deadbolt
Strike provided on a door frame facing the front plate, and having a receiving hole into which the dead bolt enters,
With a cylinder lock or thumb turn that is installed in the door so that the longitudinal direction is the vertical direction of the door, the base is inserted into the lock box and connected to the inclined groove of the dead bolt, and is rotated. A rod whose tip is advanced and retracted from the upper end surface or the lower end surface of the door as the dead bolt advances and retreats,
Positioned in a hollow portion at the tip of the dead bolt and connected by a connecting pin, and is provided in the lock box via a support shaft so as to be able to swing in accordance with the advance and retreat of the dead bolt. And a hooked tip protruding from the hooked tip, the hooked tip passing through the receiving hole and hooked on the back side surface around the receiving hole;
A guard arm having a base end provided rotatably on the strike, a tip end side of which is extendable with respect to the base end, and an annular tip portion at the tip;
Parallel to the dead bolt, provided in the lock box so as to be able to advance and retreat substantially in parallel with the dead bolt, and when it is advanced from the lock box by the operation of the cylinder lock or thumb turn, it is hooked on the annular tip of the guard arm. Guard bolts,
And having
A spring sliding contact portion, a guard bolt engaging portion, and a dead bolt engaging portion that are connected to the cylinder lock or thumb turn and are rotatable in the lock box and project radially outward from the rotation center. Comprising a shaft,
The shaft portion is stopped at three positions by the spring sliding contact portion, and the rotation positions of the guard bolt engaging portion and the dead bolt engaging portion are set to three positions a, b, c,
In the unlocked state of position a, the dead bolt engaging portion restricts the protrusion of the dead bolt, and the guard bolt engaging portion restricts the protrusion of the guard bolt,
In the guard state at position b, the guard bolt engaging part projects only the guard bolt, enters and engages with the annular tip of the guard arm, and regulates the opening angle of the door,
In the locked state of position c, the deadbolt engaging portion advances the deadbolt and causes the deadbolt to enter the strike receiving hole, and swings and protrudes the camad dead so as to surround the receiving hole. The locking device is characterized in that the guard bolt engaging portion presses the base portion of the rod at the same time, and the rod is advanced and locked to the door frame to be fully tightened .

The rod is
It is formed as a separate body from the main body and the base,
The main body and the base are connected by an engagement means that is controlled to be separated in the axial direction at a predetermined relative rotation angle around the axis,
The locking device according to claim 1, wherein a rotation restricting member for restricting rotation around the axis of the main body connected via the engaging means is detachably provided on the door .