JP4179844B2

JP4179844B2 - Pest detection device

Info

Publication number: JP4179844B2
Application number: JP2002301021A
Authority: JP
Inventors: 雅亘内山
Original assignee: 株式会社アイ・アーク
Priority date: 2002-10-15
Filing date: 2002-10-15
Publication date: 2008-11-12
Anticipated expiration: 2022-10-15
Also published as: JP2004135516A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中に埋設してシロアリ等の害虫を検出することによって、害虫の活動を調べるとともに、害虫根絶剤（ベイト剤）を投入して、地下或いは地上部加害箇所にいる害虫を駆除するために使用される害虫検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、地下の害虫、特にシロアリの活動を検出し抑制するための害虫防除システムとして、シロアリが好むように調整した害虫根絶剤を、シロアリにつぎつぎと摂取させ、巣のシロアリ全体に害虫根絶剤が行きわたることによりシロアリを巣ごと壊滅させるものが知られている（例えば、特許文献１、非特許文献１参照）。かかる害虫防除システムにおいては、地下のシロアリの活動を検出して、シロアリにうまく害虫根絶剤を摂取させる必要がある。そこで、地下のシロアリの活動を検出するために、地中に埋設してシロアリを検出することで、シロアリが地下から接近したことを検出する害虫検出装置が使用される。そして、使用者が害虫検出装置にシロアリが侵入してきたことを確認すると、当該害虫検出装置の内部に害虫根絶剤を含む餌（例えば、ヘキサフルムロンを有効成分とする害虫根絶剤を含む餌）を投入して、シロアリに害虫根絶剤を摂取させ、地下にいるシロアリを駆除する。
【０００３】
かかる害虫検出装置としては、特許文献１〜６に記載のものが知られている。
【０００４】
これらの公報に記載の害虫検出装置は、側壁に複数の開口が形成された筒部を有し、この筒部を地中に埋設して筒部内に入れた餌に害虫を誘引する構成としたものである。害虫の餌としては、例えば、シロアリの場合には、餌木やシロアリを誘引するフェロモン物質などが入れられる。
【０００５】
【特許文献１】
特開２０００−８３５５１号公報
【特許文献２】
特表平２００１−５２０５１７号公報
【特許文献３】
特開平１０−１７９０００号公報
【特許文献４】
特開平１０−２７６６４６号公報
【特許文献５】
米国特許４８６６８８０号公報
【特許文献６】
米国特許５３２９７２６号公報
【非特許文献１】
”セントリコン・システム”，［ｏｎｌｉｎｅ］，ダウ・アクロサイエンス社，インターネット，［平成１４年７月１７日検索］，＜ＵＲＬ：ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｄｏｗａｇｒｏ．ｃｏｍ／ｊｐ／ｐｐｍ／Ｓｅｎｔｒｉｃｏｎ／ｓｅｎ01．ｈｔｍｌ＞
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の害虫検出装置は、地面に設置する際に最初に掘削孔を掘削し、この掘削孔に害虫検出装置を差し込んでから、害虫検出装置の周囲を埋め戻す埋込型（特許文献１，２，６参照）、及び、杭状に形成され、地面に設置する際には地面を掘削することなく直接害虫検出装置を地面に打ち込んだり、さし込んだりする打込型（特許文献３，４，５参照）の２種に大別される。
【０００７】
図１２は従来の埋込型の害虫検出装置の代表的な形状を示す図、図１３は従来の埋込型の害虫検出装置を地面に設置した状態を示す図である。
【０００８】
図１２に示すように、従来の埋込型の害虫検出装置１００は、円筒状又は角筒状の有底筒部１０１を有しており、この有底筒部１０１の底部１０２が平面に形成されている。そして、これを地面に設置する際には、作業者は、まず地面に設置穴１０３を掘削する。この際、設置穴１０３の深さは、有底筒部１０１の長さよりも深く掘削する。そして、この設置穴１０３に害虫検出装置１００を差し込んで設置が完了する。この状態においては、害虫検出装置１００の底部１０２と設置穴１０３の底との間には、空間１０４が形成される。従って、設置後に害虫検出装置１００内に雨水が侵入した場合でも、この空間１０４に即座に排水されるため、害虫検出装置１００の内部が浸水することが防止される。
【０００９】
しかしながら、害虫検出装置１００を設置してから長期間経過すると、雨水や地下水により土壌が運ばれることによって、害虫検出装置１００の底部１０２と設置穴１０３の底との間の空間１０４が土で埋まってしまう。また、害虫検出装置１００を設置する際にも、設置の際に掘った穴の周りの土を固める際に、穴の周りの土が穴の中に崩れ落ち、空間１０４が土で埋まってしまう場合もある。かかる場合、害虫検出装置１００内に雨水が侵入した場合に、害虫検出装置１００から外部への排水がうまく行われにくくなり、害虫検出装置１００内の餌や害虫根絶剤を含む餌が浸水するようになる。そうすると、害虫検出装置１００から害虫が逃げ出してしまうため、害虫の活動を検出できなくなる。
【００１０】
また、従来の打込型の害虫検出装置においては、害虫検出装置を地面に打ち込んだり、さし込んだりして設置するため、害虫検出装置の周囲の地面が圧縮されるため、水捌けが悪くなり、害虫検出装置内に雨水が浸入した場合にそれが排水されにくいという問題があった。
【００１１】
また、従来の害虫検出装置では、図１４に示したように、餌に害虫が誘引されたのを確認した場合に、餌を新しいものに入れ替えたり上段に害虫根絶剤を投入する際に、害虫検出装置の内部にいる害虫を餌木等で潰してしまう場合がある。このように、害虫検出装置の内部で害虫を潰すと、その害虫の死骸から死臭が発生し、害虫は害虫検出装置内に入ることを忌避するようになる。従って、害虫検出装置による害虫の活動が検出されにくくなる。
【００１２】
そこで、本発明の目的は、長期間にわたり害虫検出装置を設置した場合でも害虫検出装置内の餌等が浸水されにくく、かつ餌等の交換の際に害虫検出装置内で誤って害虫を潰すことを防止することのできる害虫検出装置を提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
本発明の害虫検出装置は、側面に複数の開口を有する有底の筒部を備えており、前記筒部を地中に埋設することにより前記筒部内に入れた餌に害虫を誘引するために使用される害虫検出装置であって、前記筒部の下端部を構成し、内部に空間が形成された筒末端部と、前記筒部と前記筒末端部との間に配設され、前記筒部に挿入される餌が前記筒末端部に落下するのを防止するとともに、害虫が自由に通過可能な隙間を有する餌落下防止部とを備えたことを特徴とする。
【００１４】
この構成により、害虫検出装置の筒部と筒末端部との間に餌落下防止部が配設されているため、害虫検出装置の筒内に装填された餌や害虫根絶剤は餌落下防止部によって止められ、それ以上下方には落下しないから、筒末端部の底と餌又は害虫根絶剤との間には常に一定の空間（以下、「緩衝空間」という。）が介在する。従って、降雨等により筒部内に水が流れ込んだ場合でも、水は緩衝空間に流出し、排水作用が発揮され、即座に餌や害虫根絶剤が浸水することが防止される。従って、餌や害虫根絶剤が浸水することにより、筒部内にいるシロアリ等の害虫が筒部内から逃げ出すことが防止される。
【００１５】
また、筒末端部内の空間は、筒末端部の外壁によって形状が維持されているため、害虫検出装置を長期間設置した場合でも、土で埋まることなく筒末端部内の空間は維持されるため、長期間にわたり上記排水作用は維持される。
【００１６】
一方、シロアリ等の害虫は、餌落下防止部に形成された隙間を通って、筒部と筒末端部との間を自由に通過することができる。そのため、筒部内の餌に害虫がいるか否かを確認したり、害虫が検出された場合に害虫根絶剤を投入する際に、餌を引き抜く際に筒部内に落下した害虫は、餌落下防止部の隙間を通過して筒末端部の空間に落下する。従って、その後装填される餌や害虫根絶剤を入れた際に、筒底部で害虫を潰すのを防止することができる。これにより、筒部内にシロアリ等の害虫の死骸が残ることを極力防止することができるため、害虫が、筒部内の死んだ害虫の死臭によって害虫検出装置を忌避することを防止することができる。
【００１７】
ここで、「餌落下防止部」は、餌が筒末端部に落下するのを防止するとともに、害虫が自由に通過可能な隙間を有する部材であればよく、縦縞格子、十字格子、菱格子、多数の穴が形成された多孔板、筒部又は筒末端部の筒内壁に突出形成された係止用の突起等を使用することができる。「筒末端部」は、内部に空間が形成された形状であればよく、有底筒状、錐状、半球殻状、回転楕円殻状等に形成するとができる。
【００１８】
また、上記害虫検出装置においては、特に、前記餌落下防止部は、前記筒部と前記筒末端部との間に配設された複数の開口を有する格子とすることができる。この構成により、筒部に挿入される餌は、格子によって係止され、筒末端部に落下するのを防止することができる。また、格子の間隙を通して、害虫が筒部と筒末端部との間を自由に通過できる。そして、餌の大きさによって、格子の目（間隙）の大きさを調節すれば、種々の大きさの餌に対して、害虫検出装置を使用することができる。
【００１９】
また、上記害虫検出装置において、餌落下防止部を十字枠により構成することができる。この構成により、筒部内の餌を入れ替えたり、餌に代えて害虫根絶剤を装填する場合に、餌を引き抜く際に筒部内に落下した害虫は、餌落下防止部に引っかかることなく筒末端部に落下するため、餌落下防止部に引っかかった害虫を、新たに筒部に装填する餌や害虫根絶剤により潰してしまうことが極力防止できる。
【００２０】
また、上記害虫検出装置において、前記餌落下防止部は、前記筒部又は前記筒末端部の筒内壁に突出形成された係止用突起部とすることができる。この構成により、筒部に挿入される餌は、係止用突起部によって係止され、筒末端部に落下するのを防止することができる。また、係止用突起部以外はなにもない空間であるため、害虫が筒部と筒末端部との間を自由に通過できる。また、係止用突起部以外のところでは、筒部と筒末端部とが筒抜けであるため、筒末端部にゴミや土等が溜まった場合、害虫検出装置を土中に埋設したまま、上部からゴミや土等を取り出して掃除することが簡単である。
【００２１】
この場合、前記筒部に挿脱可能な、害虫の餌を収納する網目又は格子目状の籠体を有し、前記係止用突起部は、前記筒部に挿入された籠体が前記筒末端部に落下しないように係止する構成とすることができる。この構成により、害虫の餌を筒部に挿脱するのが容易となるため、餌の入れ替えや害虫の有無の点検等の作業が容易となる。
【００２２】
また、上記害虫検出装置において、筒末端部の底部に一又は二以上の水抜穴を形成することができる。これにより、筒末端部の内部に流入した水は、水抜穴から排水されるため、筒末端部の内部が水で一杯になることを極力防止することができる。また、筒末端部の内部に落ちた害虫は、この水抜穴を通って害虫検出装置の内部から脱出することができるため、筒末端部の内部で害虫が死んで死骸となり、この害虫の死骸から出る死臭によって害虫検出装置を忌避することを防止することができる。さらには、この水抜穴を通って、害虫が害虫検出装置内へ侵入することも可能であり、害虫が害虫検出装置内へ出入りしやすくなるため、害虫誘因効果が高くなる。
【００２３】
また、上記害虫検出装置において、筒末端部の形状を下に凸の半球殻状に形成し、この半球殻状の筒末端部の最下部に水抜穴を形成した構成とすることができる。この構成により、筒末端部の内部に落下した害虫は、半球殻状の内壁面を転がり落ちて筒末端部の最下部に落ちる。この最下部には水抜穴が形成されているため、害虫は容易に水抜穴を発見することが可能であり、筒末端部の外部へ容易に脱出することができる。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
（実施形態１）
図１は本発明の実施形態１に係る害虫検出装置の正面破断面図、図２は餌落下防止部の平面図、図３は筒末端部の正面破断面図、図４は筒末端部の底面図である。
【００２５】
図１〜図４において、本実施形態の害虫検出装置１は、基本的構成として、格子状に形成された複数の開口２ａを有する円筒状の筒部２、筒部２の上端に接続され円筒状の筒部本体３ａの上端部分にフランジ３ｃが形成された蓋取付部３、蓋取付部３の上端の開口開閉可能に取り付けられた円板状の蓋部４、筒部２の下端側に接続された半球殻状の筒末端部５、及び筒部２と筒末端部５との間に配設された餌落下防止部６とを備えている。
【００２６】
また、具体的構成として、筒部２は、一又は二以上の部分筒体７が螺合されて構成されている。尚、図１においては、その一例として２つの部分筒体７から構成された筒部２を有する害虫検出装置１を示している。蓋取付部３は、筒部２と同径の円筒状の筒部本体３ａと、筒部本体３ａの筒軸と垂直な方向に張り出したフランジ３ｃを有するフランジ部３ｂとが螺合された構造を有する。蓋部４は、円盤状の蓋本体４ａ、蓋本体４ａの上面の中央部分に突出形成された円筒状の摘部４ｂ、及び蓋本体４ａの下面に突出形成された短筒状状の嵌合部４ｃからなる。この嵌合部４ｃを蓋取付部３の上面の開口に嵌め合わせることにより、害虫検出装置１の筒上部が閉蓋される。筒末端部５は、下方に向かって凸の半球殻状に形成されているが、この筒末端部５の最下端には、水抜穴５ａが貫通形成されている。そして、筒部２、蓋取付部３、及び筒末端部５は、それぞれ螺合されて一体となり害虫検出装置１を構成する。
【００２７】
餌落下防止部６は、円環状の外枠６ａの環内に、外枠６ａの中心で十字状に交差する内枠６ｂが形成されている。尚、本実施形態においては、内枠６ｂは十字状に交差するように構成したが、本発明においては、内枠６ｂの形状はこれに限るものではなく、例えば、外枠６ａの中心から放射状に形成したようなものであってもよい。この餌落下防止部６は、筒部２と筒末端部５の間に配設され、筒末端部５を筒部２に螺合する際に、両者の間に挟んで固定されている。
【００２８】
以上のように構成された本実施形態に係る害虫検出装置において、以下その作用について図５〜図７を参照しながら説明する。
【００２９】
図５は害虫検出装置を地中に設置した状態を示す図、図６は害虫検出装置内に雨水が入ってきた状態を表す図、図７は害虫検出装置内の餌を入れ替える際に害虫が餌から落下した状態を示す図である。
【００３０】
まず、害虫検出装置１を地面に設置する。この場合、作業者は、地面に害虫検出装置１が入る深さの穴を掘削して、害虫検出装置１を埋設する。そして、害虫検出装置１の筒部２内に、餌である餌木８を装填する。この際、餌木８は、重力により筒部２の底に落下するが、餌落下防止部６によって落下が止められ、餌木８と筒末端部５の底部との間には空間が保たれた状態となる。
【００３１】
害虫検出装置１を地面に長期間設置していると、降雨等により、害虫検出装置１の筒部２内に水が流入する場合がある。このような場合、図６に示すように、流入した水は、筒末端部６の底部に溜まり、筒末端部５の底部に開口する水抜穴５ａから地中に徐々に排水される。この際、餌木８は、餌落下防止部６によって、筒末端部５の底部から一定の距離だけ上方に保持されているため、餌木８が筒末端部５の底に溜まった水に浸水されることが防止される。
【００３２】
そのため、筒部２内にいるシロアリ等の害虫が、浸水により筒部２内から逃げ出すことが防止されるため、害虫の検出率を上げることがでる。その結果、有効に害虫駆除を行うことが可能となる。
【００３３】
次に、餌木８にシロアリ等の害虫が検出された場合において、作業者が餌木８を持ち上げシロアリの状況を確認したり、害虫根絶剤を餌木８の上に追加する必要がある。この際、餌木８にとりついた害虫が、筒部２内に落下する場合がある。このような場合、落下した害虫は、餌落下防止部６の枠の間を通り抜けて、筒末端部５の底に落下する。このため、新しい餌木８を入れた場合でも、餌木８により害虫が潰されることが防止される。
【００３４】
そのため、害虫が筒部２内の死んだ害虫の死臭によって害虫検出装置１を忌避することを防止することができる。従って、害虫の検出効果が高く、害虫の検出率を上げることができ、その結果、有効に害虫駆除を行うことが可能となる。
【００３５】
（実施形態２）
図８は本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の正面破断面図、図９（ａ）は本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の籠体の正面図、図９（ｂ）は本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の籠体の底面図、図１０は本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の筒末端部の正面破断面図、図１１は本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の筒末端部の筒末端部の底面図である。
【００３６】
本実施形態においては、餌落下防止部は、筒末端部５の筒内壁に突出形成された係止用突起部９であることを特徴としている。また、筒部２の内部には、餌木を入れるための格子目状の籠体１０が収納されており、この籠体１０が係止用突起部９に係止されて、籠体１０が筒末端部５に落下することが防止される。
【００３７】
図８乃至図１１に示すように、係止用突起部９は、筒末端部５の上部の開口端付近に、４カ所ほど内側方向に向かって突起状に形成されている。係止用突起部９の長さは、本実施の形態においては、筒末端部５の最大内径（筒末端部５の上部の開口端の内径）の３〜８％の長さとされている。このように、係止用突起部９を設けることによって、筒部２に挿入される籠体１０は、係止用突起部９によって係止され、筒末端部５に落下するのを防止することができる。そして、これにより、籠体１０に収納された餌木が筒末端部５に落下するのを防止することができる。籠体１０の底面及び側面は、図９（ａ）（ｂ）に示したように、格子状の孔が多数設けられているため、シロアリが、籠体１０に自由に出入りすることができ、また、筒部２と筒末端部５との間を自由に通過できる。
【００３８】
更に、本実施の形態においては、筒末端部５の最下端には、水抜穴５ａが貫通形成されており、この水抜穴５ａを中心として、対象に、４つの他の水抜穴５ｂが形成されている。このように、複数の水抜穴を設けることにより、筒末端部５の内部に雨水等が溜まりにくくなるとともに、筒末端部５にシロアリが出入りしやすくなり、よりシロアリの誘因効果を高めることができる。
【００３９】
【発明の効果】
以上のように、本発明の害虫検出装置によれば、餌や害虫根絶剤が浸水することにより、筒部内にいるシロアリ等の害虫が筒部内から逃げ出すことが防止されるため、害虫の検出率を上げることができ、有効に害虫駆除を行うことが可能となる。また、筒部内でシロアリ等の害虫が死ぬことを極力防止することができ、害虫が、筒部内の死んだ害虫の死臭によって害虫検出装置を忌避することを防止することができるため、害虫の検出効果が高く、害虫の検出率を上げることができ、有効に害虫駆除を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態１に係る害虫検出装置の正面破断面図である。
【図２】餌落下防止部の平面図である。
【図３】筒末端部の正面破断面図である。
【図４】筒末端部の底面図である。
【図５】害虫検出装置を地中に設置した状態を示す図である。
【図６】害虫検出装置内に雨水が入ってきた状態を表す図である。
【図７】害虫検出装置内の餌を入れ替える際に害虫が餌から落下した状態を示す図である。
【図８】本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の正面破断面図である。
【図９】（ａ）本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の籠体の正面図である。
（ｂ）本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の籠体の底面図である。
【図１０】本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の筒末端部の正面破断面図である。
【図１１】本発明の実施形態２に係る害虫検出装置の筒末端部の筒末端部の底面図である。
【図１２】従来の埋込型の害虫検出装置の代表的な形状を示す図である。
【図１３】従来の埋込型の害虫検出装置を地面に設置した状態を示す図である。
【図１４】従来の害虫検出装置に餌を入れるときの状態を表す模式図である。
【符号の説明】
１害虫検出装置
２筒部
２ａ開口
３蓋取付部
３ａ筒部本体
３ｂフランジ部
３ｃフランジ
４蓋部
４ａ蓋本体
４ｂ摘部
４ｃ嵌合部
５筒末端部
５ａ，５ｂ水抜穴
６餌落下防止部
６ａ外枠
６ｂ内枠
７部分筒体
８餌木
９係止用突起部
１０籠体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention investigates the activity of pests by burying them in the ground and detecting termites and other pests, and injecting pest eradication agents (bait agents) to control the pests in the underground or above-ground damage sites. The present invention relates to a pest detection device used for the purpose.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a pest control system for detecting and suppressing the activity of underground pests, especially termites, pest eradication agents adjusted to favor termites are ingested by termites one after another, and pest eradication agents are present throughout the nest termites. One that destroys termites together with their nests by spreading is known (see, for example, Patent Document 1 and Non-Patent Document 1). In such a pest control system, it is necessary to detect the activity of subterranean termites so that the termites can successfully ingest pest eradication agents. Therefore, in order to detect the activity of subterranean termites, a pest detection device is used that detects termites approaching from the basement by burying them in the ground and detecting termites. And if a user confirms that the termite has invaded the pest detection device, a feed containing a pest eradication agent inside the pest detection device (for example, a feed containing a pest eradication agent containing hexaflumuron as an active ingredient) To make termites ingest pest eradication agents and control termites in the basement.
[0003]
As such a pest detection apparatus, those described in Patent Documents 1 to 6 are known.
[0004]
The pest detection devices described in these publications have a cylindrical portion with a plurality of openings formed in the side wall, and the cylindrical portion is embedded in the ground so that the pest is attracted to the bait placed in the cylindrical portion. Is. As a pest bait, for example, in the case of a termite, a feeding tree or a pheromone substance that attracts the termite is put.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-83551 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. 2001-520517 [Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-179000 [Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-276646 [Patent Document 5]
US Pat. No. 4,866,880 [Patent Document 6]
US Pat. No. 5,329,726 [Non-Patent Document 1]
“Centricon System”, [online], Dow Acroscience, Internet, [Search July 17, 2002], <URL: http: // www. dowagro. com / jp / ppm / Sentricon / sen01. html>
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The above-mentioned conventional pest detection device is an embedded type that first excavates a digging hole when it is installed on the ground, inserts the pest detection device into this digging hole, and then fills the periphery of the pest detection device (Patent Document 1, 2 and 6), and is a pile type, and when installed on the ground, the pest detection device can be directly driven into the ground without being excavated, or driven in (see Patent Documents 3 and 3). 4 and 5).
[0007]
FIG. 12 is a diagram showing a typical shape of a conventional embedded pest detection device, and FIG. 13 is a diagram showing a state in which the conventional embedded pest detection device is installed on the ground.
[0008]
As shown in FIG. 12, the conventional embedded pest detection apparatus 100 has a bottomed cylindrical portion 101 having a cylindrical or rectangular tube shape, and the bottom 102 of the bottomed cylindrical portion 101 is formed in a plane. Has been. When installing this on the ground, the operator first excavates the installation hole 103 in the ground. At this time, the depth of the installation hole 103 is excavated deeper than the length of the bottomed cylindrical portion 101. Then, the pest detection device 100 is inserted into the installation hole 103 to complete the installation. In this state, a space 104 is formed between the bottom 102 of the pest detection apparatus 100 and the bottom of the installation hole 103. Therefore, even if rainwater enters the pest detection apparatus 100 after installation, the water is immediately drained into the space 104, so that the inside of the pest detection apparatus 100 is prevented from being flooded.
[0009]
However, when the pest detection apparatus 100 is installed for a long time, the soil 104 is carried by rainwater or groundwater, so that the space 104 between the bottom 102 of the pest detection apparatus 100 and the bottom of the installation hole 103 is filled with soil. End up. In addition, when the pest detection apparatus 100 is installed, when the soil around the hole dug during installation is solidified, the soil around the hole collapses into the hole, and the space 104 is filled with soil. There is also. In such a case, when rainwater enters the pest detection apparatus 100, drainage from the pest detection apparatus 100 to the outside is difficult to be performed, and the bait containing the pest detection apparatus 100 and the pest containing the pest eradication agent is flooded. become. If it does so, since a pest will escape from the pest detection apparatus 100, it will become impossible to detect the activity of a pest.
[0010]
In addition, in the conventional driving type pest detection device, the pest detection device is installed by being driven into or inserted into the ground, and the ground around the pest detection device is compressed, resulting in poor drainage. When rainwater enters the pest detection device, it is difficult to drain the rainwater.
[0011]
Further, in the conventional pest detection apparatus, as shown in FIG. 14, when it is confirmed that the pest is attracted to the bait, the pest is removed when the bait is replaced with a new one or when the pest eradication agent is introduced into the upper stage. There is a case where a pest inside the detection device is crushed by a feeding tree or the like. Thus, when a pest is crushed inside the pest detection apparatus, a dead odor is generated from the carcass of the pest and the pest is prevented from entering the pest detection apparatus. Therefore, it becomes difficult for the pest activity to be detected by the pest detection apparatus.
[0012]
Therefore, the object of the present invention is to prevent the bait and the like in the pest detection device from being submerged even when the pest detection device is installed for a long period of time, and to accidentally crush the pest in the pest detection device when replacing the bait or the like. An object of the present invention is to provide a pest detection apparatus capable of preventing the above.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The pest detection apparatus of the present invention includes a bottomed cylindrical portion having a plurality of openings on the side surface, and in order to attract the pests to the bait placed in the cylindrical portion by burying the cylindrical portion in the ground A pest detection apparatus to be used, comprising a cylindrical end portion that constitutes a lower end portion of the cylindrical portion and having a space formed therein, and is disposed between the cylindrical portion and the cylindrical end portion, It is provided with the bait fall prevention part which has the clearance gap which a pest can pass freely while preventing the bait inserted in a part falling to the said cylinder end part.
[0014]
With this configuration, since the bait fall prevention unit is disposed between the tube portion and the tube end portion of the pest detection device, the bait and the pest eradication agent loaded in the tube of the pest detection device are Therefore, there is always a fixed space (hereinafter referred to as “buffer space”) between the bottom of the tube end and the bait or pest eradication agent. Therefore, even when water flows into the cylinder part due to rain or the like, the water flows out into the buffer space, the drainage action is exhibited, and the feed and the pest eradication agent are prevented from being immediately flooded. Therefore, when the bait and the pest eradication agent are submerged, it is possible to prevent the pests such as termites in the tube portion from escaping from the tube portion.
[0015]
In addition, since the shape of the space in the tube end is maintained by the outer wall of the tube end, even when the pest detection device is installed for a long time, the space in the tube end is maintained without being buried in soil, The drainage action is maintained over a long period of time.
[0016]
On the other hand, pests such as termites can freely pass between the tube portion and the tube end portion through the gap formed in the bait fall prevention portion. Therefore, when the pest in the tube part is checked for pests or when a pest eradication agent is introduced when pests are detected, the pests that fall into the tube part when the food is pulled out are It passes through the gap and falls into the space at the end of the cylinder. Therefore, it is possible to prevent the pests from being crushed at the bottom of the tube when a bait or pest eradication agent to be loaded thereafter is added. Thereby, since it can prevent as much as possible that the dead body of a pest, such as a termite, remains in a cylinder part, it can prevent a pest repelling a pest detection apparatus by the dead odor of the dead pest in a cylinder part. .
[0017]
Here, the “bait fall prevention part” may be a member having a gap through which pests can be freely passed while preventing the bait from falling to the end of the cylinder, such as a vertical stripe lattice, a cross lattice, a diamond lattice, A perforated plate in which a large number of holes are formed, a locking projection or the like protruding from the cylindrical inner wall of the cylindrical portion or the cylindrical end portion can be used. The “cylinder end” may have any shape in which a space is formed inside, and may be formed in a bottomed cylindrical shape, a cone shape, a hemispherical shell shape, a spheroidal shell shape, or the like.
[0018]
Moreover, in the said pest detection apparatus, especially the said bait fall prevention part can be made into the grating | lattice which has several opening arrange | positioned between the said cylinder part and the said cylinder terminal part. With this configuration, the bait inserted into the tube portion is locked by the lattice and can be prevented from falling to the tube end portion. Further, pests can freely pass between the tube portion and the tube end portion through the gap of the lattice. And if the magnitude | size of the grid | lattice (gap) is adjusted with the magnitude | size of a bait, a pest detection apparatus can be used with respect to baits of various sizes.
[0019]
In the above pest detection apparatus, the bait fall prevention unit can be configured by a cross frame. With this configuration, when the bait in the tube part is replaced, or when a pest eradication agent is loaded instead of the bait, the pest that has fallen into the tube part when the bait is pulled out is not caught by the bait fall prevention part, Since it falls, it can prevent as much as possible that the pest caught on the bait fall prevention part will be crushed by the bait and pest eradication agent which are newly loaded in the cylinder part.
[0020]
Moreover, the said insect pest detection apparatus WHEREIN: The said bait fall prevention part can be used as the protrusion part for latching formed in the cylinder inner wall of the said cylinder part or the said cylinder terminal part. With this configuration, the bait inserted into the tube portion is locked by the locking projection and can be prevented from falling to the tube end portion. In addition, since there is no space other than the locking projection, the pest can freely pass between the tube portion and the tube end portion. In addition to the projections for locking, the cylinder part and the cylinder end part are out of the cylinder, so if dirt or soil accumulates at the cylinder end part, the pest detection device is buried in the soil and the upper part It is easy to take out garbage and soil from the house and clean it.
[0021]
In this case, it has a mesh-like or lattice-like housing that can be inserted into and removed from the tubular portion, and accommodates pest bait, and the locking projection is formed by the housing inserted into the tubular portion. It can be set as the structure latched so that it may not fall to a terminal part. With this configuration, it becomes easy to insert and remove the pest bait into the tube portion, and therefore, operations such as bait replacement and inspection for the presence or absence of pests are facilitated.
[0022]
In the above pest detection apparatus, one or more drain holes can be formed at the bottom of the cylinder end. Thereby, since the water which flowed in the inside of a cylinder terminal part is drained from a drain hole, it can prevent as much as possible that the inside of a cylinder terminal part becomes filled with water. In addition, since the pests that have fallen into the inside of the tube end can escape from the inside of the pest detection device through this drain hole, the pests die inside the tube end and become dead bodies. It is possible to prevent the insect pest detection device from being repelled by the dead odor. Furthermore, it is possible for a pest to enter the pest detection device through this drain hole, and the pest easily enters and exits the pest detection device, so that the pest incentive effect is enhanced.
[0023]
In the above insect pest detection apparatus, the cylindrical end portion may be formed in a convex hemispherical shell shape, and a drain hole is formed in the lowermost portion of the hemispherical shell end portion. With this configuration, the pest that has fallen into the inner end of the cylinder rolls down the inner wall surface of the hemispherical shell and falls to the bottom of the end of the cylinder. Since a drainage hole is formed at the lowermost part, the pest can easily find the drainage hole and can easily escape to the outside of the cylinder end.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Embodiment 1)
1 is a front sectional view of a pest detection apparatus according to Embodiment 1 of the present invention, FIG. 2 is a plan view of a bait fall prevention unit, FIG. 3 is a front sectional view of a tube end portion, and FIG. It is a bottom view.
[0025]
1 to 4, a pest detection apparatus 1 according to the present embodiment has a cylindrical structure having a plurality of openings 2 a formed in a lattice shape, and a cylinder connected to the upper end of the cylinder part 2 as a basic configuration. A lid mounting portion 3 having a flange 3c formed at the upper end portion of the cylindrical tube body 3a, a disc-shaped lid portion 4 attached to the upper end of the lid mounting portion 3 so as to be openable and closable, and a lower end side of the cylindrical portion 2 A connected hemispherical shell end 5 and a bait fall prevention portion 6 disposed between the end 2 and the end 2 are provided.
[0026]
As a specific configuration, the cylindrical portion 2 is configured by screwing one or more partial cylindrical bodies 7 together. In addition, in FIG. 1, the pest detection apparatus 1 which has the cylinder part 2 comprised from the two partial cylinders 7 as the example is shown. The lid mounting portion 3 has a structure in which a cylindrical tubular body 3a having the same diameter as the tubular portion 2 and a flange 3b having a flange 3c projecting in a direction perpendicular to the tubular axis of the tubular body 3a are screwed together. Have The lid 4 includes a disc-shaped lid main body 4a, a cylindrical knob 4b formed to project from the center of the upper surface of the lid main body 4a, and a short cylindrical fitting projecting from the lower surface of the lid main body 4a. It consists of part 4c. By fitting the fitting portion 4c into the opening on the upper surface of the lid mounting portion 3, the upper part of the tube of the pest detection apparatus 1 is closed. The tube end portion 5 is formed in a convex hemispherical shell shape downward, and a drain hole 5 a is formed through the bottom end of the tube end portion 5. The tube portion 2, the lid attaching portion 3, and the tube end portion 5 are screwed together to form a pest detection device 1.
[0027]
The bait fall prevention part 6 has an inner frame 6b that intersects in a cross shape at the center of the outer frame 6a in the ring of the annular outer frame 6a. In the present embodiment, the inner frame 6b is configured to cross in a cross shape. However, in the present invention, the shape of the inner frame 6b is not limited to this. For example, the inner frame 6b is formed radially from the center of the outer frame 6a. It may be formed as in. The bait fall prevention portion 6 is disposed between the tube portion 2 and the tube end portion 5, and is fixed by being sandwiched between the tube end portion 5 and the tube portion 2 when screwed.
[0028]
The action of the pest detection apparatus according to this embodiment configured as described above will be described below with reference to FIGS.
[0029]
FIG. 5 is a diagram illustrating a state in which the pest detection device is installed in the ground, FIG. 6 is a diagram illustrating a state in which rainwater has entered the pest detection device, and FIG. 7 is a diagram illustrating how the pest is replaced when bait is replaced in the pest detection device. It is a figure which shows the state which fell from the bait.
[0030]
First, the pest detection device 1 is installed on the ground. In this case, the operator digs a hole having a depth that allows the pest detection apparatus 1 to enter the ground, and embeds the pest detection apparatus 1. And the bait tree 8 which is a bait is loaded in the cylinder part 2 of the pest detection apparatus 1. At this time, the bait tree 8 falls to the bottom of the tube portion 2 due to gravity, but the bait fall prevention unit 6 stops the fall, and a space is maintained between the bait tree 8 and the bottom portion of the tube end portion 5. It becomes a state.
[0031]
If the pest detection device 1 is installed on the ground for a long time, water may flow into the cylindrical portion 2 of the pest detection device 1 due to rain or the like. In such a case, as shown in FIG. 6, the inflowing water accumulates at the bottom of the tube end portion 6 and is gradually drained into the ground from the drain hole 5 a opened at the bottom of the tube end portion 5. At this time, the bait tree 8 is held upward by a predetermined distance from the bottom part of the tube end part 5 by the bait fall prevention part 6, so that the bait tree 8 is immersed in the water accumulated at the bottom of the tube end part 5. Is prevented.
[0032]
For this reason, since insects such as termites in the tube portion 2 are prevented from escaping from the inside of the tube portion 2 due to water immersion, the detection rate of the pest can be increased. As a result, it becomes possible to carry out pest control effectively.
[0033]
Next, when a pest such as a termite is detected in the feeding tree 8, it is necessary for the operator to lift the feeding tree 8 to check the status of the termite or add a pest eradication agent on the feeding tree 8. At this time, a pest attached to the feeding tree 8 may fall into the cylindrical portion 2. In such a case, the pest that has fallen passes between the frames of the bait fall prevention part 6 and falls to the bottom of the tube end part 5. For this reason, even when a new feeding tree 8 is inserted, the feeding tree 8 prevents the pests from being crushed.
[0034]
Therefore, it is possible to prevent the pests from repelling the pest detection device 1 due to the dead smell of the dead pests in the tube portion 2. Therefore, the pest detection effect is high and the pest detection rate can be increased. As a result, the pest control can be effectively performed.
[0035]
(Embodiment 2)
FIG. 8 is a front sectional view of a pest detection apparatus according to Embodiment 2 of the present invention, FIG. 9A is a front view of a housing of the pest detection apparatus according to Embodiment 2 of the present invention, and FIG. 10 is a bottom view of a casing of a pest detection apparatus according to Embodiment 2 of the present invention, FIG. 10 is a front sectional view of a tube end portion of the pest detection apparatus according to Embodiment 2 of the present invention, and FIG. 11 is an embodiment of the present invention. It is a bottom view of the cylinder terminal part of the cylinder terminal part of the pest detection apparatus which concerns on 2. FIG.
[0036]
In the present embodiment, the bait fall prevention portion is characterized by a locking projection 9 that is formed to protrude from the inner wall of the tube end portion 5. In addition, a lattice-shaped housing 10 for feeding bait is accommodated inside the tube portion 2, and this housing 10 is locked to the locking projection 9, so that the housing 10 is It is prevented from falling to the tube end portion 5.
[0037]
As shown in FIGS. 8 to 11, the locking projections 9 are formed in the vicinity of the opening end of the upper portion of the tube end portion 5 in the shape of projections toward the inner side. In the present embodiment, the length of the locking projection 9 is 3 to 8% of the maximum inner diameter of the tube end portion 5 (the inner diameter of the upper open end of the tube end portion 5). Thus, by providing the locking projection 9, the housing 10 inserted into the tube portion 2 is locked by the locking projection 9 and is prevented from falling to the tube end portion 5. Can do. Thereby, it is possible to prevent the feeding tree accommodated in the casing 10 from falling on the cylinder end portion 5. As shown in FIGS. 9A and 9B, the bottom surface and the side surface of the housing 10 are provided with a large number of lattice-like holes, so that termites can freely enter and exit the housing 10; Moreover, it can pass freely between the cylinder part 2 and the cylinder end part 5.
[0038]
Further, in the present embodiment, a drain hole 5a is formed through the bottom end of the tube end portion 5, and four other drain holes 5b are formed around the drain hole 5a. ing. Thus, by providing a plurality of drain holes, it becomes difficult for rainwater or the like to accumulate inside the tube end portion 5, and termites easily enter and exit the tube end portion 5, thereby enhancing the termite incentive effect. .
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the pest detection apparatus of the present invention, since the bait and the pest eradication agent are submerged, it is possible to prevent the pests such as termites in the tube portion from escaping from the inside of the tube portion. It is possible to increase pests and effectively perform pest control. In addition, it is possible to prevent as much as possible the death of pests such as termites in the tube part, and it is possible to prevent the pests from repelling the pest detection device due to the dead smell of dead pests in the tube part. The detection effect is high, the pest detection rate can be increased, and the pest control can be effectively performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front broken sectional view of a pest detection apparatus according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of a bait fall prevention unit.
FIG. 3 is a front cross-sectional view of a tube end portion.
FIG. 4 is a bottom view of a tube end portion.
FIG. 5 is a diagram showing a state in which a pest detection device is installed in the ground.
FIG. 6 is a diagram illustrating a state in which rainwater has entered the pest detection apparatus.
FIG. 7 is a diagram showing a state in which a pest falls from the bait when the bait in the pest detection apparatus is replaced.
FIG. 8 is a front cross-sectional view of a pest detection apparatus according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 9A is a front view of a housing of a pest detection apparatus according to Embodiment 2 of the present invention.
(B) It is a bottom view of the housing of the pest detection apparatus concerning Embodiment 2 of this invention.
FIG. 10 is a front sectional view of a tube end portion of a pest detection apparatus according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 11 is a bottom view of a tube end portion of a tube end portion of a pest detection apparatus according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing a typical shape of a conventional embedded pest detection apparatus.
FIG. 13 is a diagram showing a state in which a conventional embedded pest detection apparatus is installed on the ground.
FIG. 14 is a schematic diagram showing a state when feeding food into a conventional pest detection apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pest detection apparatus 2 Tube part 2a Opening 3 Cover attachment part 3a Tube part main body 3b Flange part 3c Flange 4 Cover part 4a Cover body 4b Knob part 4c Fitting part 5 Tube end part 5a, 5b Drain hole 6 Feed fall prevention part 6a Outer frame 6b Inner frame 7 Partial cylinder 8 Feeding tree 9 Locking projection 10 Housing

Claims

A pest detection apparatus comprising a bottomed tube portion having a plurality of openings on a side surface, and used to detect pests in bait placed in the tube portion by burying the tube portion in the ground. And
The bottom end portion of the tube portion is configured, and the tube end portion in which a space is formed,
The bait drop which is arrange | positioned between the said cylinder part and the said cylinder end part, and prevents the bait inserted in the said cylinder part from falling to the said cylinder end part, and has the clearance gap which a pest can pass freely A prevention unit;
A pest detection apparatus comprising:

The pest detection apparatus according to claim 1, wherein the bait fall prevention unit is a lattice having a plurality of openings disposed between the tube portion and the tube end portion.

2. The insect pest detection apparatus according to claim 1, wherein the bait fall prevention unit is a locking projection formed to protrude from a cylinder inner wall of the cylinder part or the cylinder end part.

It has a mesh-like or lattice-like housing that can be inserted into and removed from the tube portion, and stores the pest bait, and the locking projection portion has the housing inserted into the tube portion at the end of the tube. 4. The pest detection apparatus according to claim 3, wherein the pest detection apparatus is locked so as not to fall.