JP4174806B2 - Parts supply device - Google Patents
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Description
この発明は、先端部に保持凹部が設けられた供給ロッドによって部品を供給する部品供給装置に関している。 The present invention relates to a component supply apparatus that supplies a component by a supply rod having a holding recess provided at a distal end portion.
本発明に関連する先行技術として特許第3326490号公報がある。ここには、供給ロッドの先端部にプロジェクションナットを保持する凹部が設けられ、しかもこの凹部に、パーツフィーダなどから送給されてきたナットを導入する入口開放部と、供給ロッドが進出して目的箇所でナットが凹部から相対的に出て行く出口開放部とが形成され、供給ロッドが進出して目的箇所にナットを供給すると、そのまま供給ロッドが復帰することが開示されている。
上述のような供給ロッドの凹部は、入ってきたナットが凹部の内壁に衝突し、その時にナットが弾き飛ばされて凹部の外側に出てしまうことがある。 In the concave portion of the supply rod as described above, the nut that has entered may collide with the inner wall of the concave portion, and at that time, the nut may be flipped off and come out of the concave portion.
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、供給ロッドの保持凹部から部品が脱出することを防止するとともに、部品の供給効率を向上できる部品供給装置を提供することを目的とする。 The present invention has been provided to solve the above-described problems, and provides a component supply device that can prevent components from escaping from the holding recesses of the supply rod and improve the supply efficiency of the components. Objective.
本発明は、以上に述べた問題点を解決するために提供されたもので、請求項1記載の発明は、ガイド部材に沿って進退動作をする供給ロッドの先端部に部品を保持する保持凹部が形成され、この保持凹部に供給ロッドの先端側が開放している通過開放部と部品の受入側が開放している受入開放部が設けられ、供給ロッドが後退位置にあるとき保持凹部内の部品が前記通過開放部から保持凹部外へ移行するのを防止する規制部材が保持凹部内に対して下側から進退可能な状態で配置され、進出位置にある前記規制部材に干渉することなく供給ロッドの進退動作を許容する通過空間部が供給ロッドの長手方向に沿って形成してあり、この通過空間部は保持凹部に連通しているとともに供給ロッドの進退ストロークの全長にわたって下向きに開放した凹溝または供給ロッドの横側と下側に開放した切欠き形状部によって形成され、前記規制部材は供給ロッドが進出しているときに凹溝内 に進入することができるように構成されていることを特徴とする部品供給装置である。The present invention has been provided to solve the above-described problems. The invention according to
前記保持凹部内に導入されてきた部品が保持凹部の内壁に衝突したりして、部品が供給ロッドの先端側へ弾き飛ばされるような現象が発生しても、進出状態の前記規制部材が部品の移行を抑制するので、部品が保持凹部から脱出することが防止できる。 Even if a phenomenon has occurred in which the component introduced into the holding recess collides with the inner wall of the holding recess and the component is flipped off to the tip end side of the supply rod, the advanced regulating member is the component. Therefore, it is possible to prevent the component from escaping from the holding recess.
そして、規制部材が進出位置にあっても前記通過空間部が形成してあるので、供給ロッドは規制部材に干渉することなく進退することができる。このことは、保持凹部に部品が保持されて供給ロッドが進出するときには規制部材は後退して部品との干渉を回避しているが、供給ロッドが進出して目的箇所に部品を到達させる時点では規制部材を進出させておくことができるのである。こうすることにより、規制部材をあらかじめ進出させておいて供給ロッドが規制部材に干渉することなく後退位置に復帰したら、直ちに次の部品を保持凹部に導入することができるのである。つまり、あらかじめ規制部材が進出しているので、供給ロッドの復帰後に規制部材を進出させるような追加的な時間が節約できて、装置の動作時間が短縮できるのである。 And since the said passage space part is formed even if a control member exists in an advance position, a supply rod can be advanced / retreated without interfering with a control member. This means that when the part is held in the holding recess and the supply rod advances, the regulating member moves backward to avoid interference with the part, but at the point when the supply rod advances and the part reaches the target location. The restricting member can be advanced. In this way, when the restricting member is advanced in advance and the supply rod returns to the retracted position without interfering with the restricting member, the next part can be immediately introduced into the holding recess. That is, since the restricting member has advanced in advance, additional time for allowing the restricting member to advance after the return of the supply rod can be saved, and the operation time of the apparatus can be shortened.
さらに、何等かの原因で保持凹部に部品が導入されないまま供給ロッドが進出するようなことがあっても、通過空間部によって規制部材と供給ロッドとの干渉が防止されているので、装置が破損するようなことがない。 Furthermore, even if the supply rod advances without any parts being introduced into the holding recess due to some reason, the interference between the regulating member and the supply rod is prevented by the passage space, so the device is damaged. There is nothing to do.
請求項2記載の発明は、前記部品は孔あき部品であって、部品の供給箇所に配置されている孔あき部品の孔を貫通する位置決めピンと保持凹部との干渉を防止するために、保持凹部の保持面に供給ロッドの長手方向に沿った通過溝が設けられている請求項1記載の部品供給装置である。 According to a second aspect of the present invention, the part is a perforated part, and in order to prevent interference between the positioning pin penetrating the hole of the perforated part arranged at the part supply point and the holding concave part, The component supply device according to
このような構成により、孔あき部品の孔を突き抜けて突出した位置決めピンは通過溝内に収容される。このように位置決めピンと保持凹部との干渉が通過溝によって防止できるので、孔あき部品の孔を貫通して突き抜けるまで位置決めピンを進出させることができる。したがって、孔あき部品の孔に位置決めピンが十分に貫通するので、部品の供給箇所における部品の保持が確実になされる With such a configuration, the positioning pin protruding through the hole of the perforated component is accommodated in the passage groove. Thus, since the interference between the positioning pin and the holding recess can be prevented by the passage groove, the positioning pin can be advanced until it penetrates through the hole of the perforated part. Therefore, since the positioning pin sufficiently penetrates the hole of the perforated part, the part is securely held at the part supply point.
請求項3記載の発明は、前記通過溝は、供給ロッドの先端側が開放している請求項2記載の部品供給装置である。 A third aspect of the present invention is the component supply apparatus according to the second aspect, wherein the passage groove is open at a tip end side of the supply rod.
このように通過溝の先端側が開放しているため、位置決めピンが孔あき部品の孔を突き抜けた状態のままで供給ロッドを後退させることができる。したがって、位置決めピンによって孔あき部品が確実に保持された状態で供給ロッドを後退させることができ、装置としての動作信頼性が向上できる。 Thus, since the front end side of the passage groove is open, the supply rod can be retracted while the positioning pin has penetrated the hole of the perforated part. Therefore, the supply rod can be retracted in a state where the perforated part is securely held by the positioning pin, and the operation reliability as the apparatus can be improved.
請求項4記載の発明は、保持凹部における部品を吸引して保持位置を設定する吸引保持手段が供給ロッドに設けられている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の部品供給装置である。 Invention of
このように前記吸引保持手段によって部品が保持凹部の一部に吸着されているので、部品は保持凹部の所定の箇所に位置決めがなされ、供給ロッドが進出したときに部品と目的箇所との相対位置が正確に設定でき、装置の供給精度を正確に維持することができる。 As described above, since the component is adsorbed to a part of the holding recess by the suction holding means, the component is positioned at a predetermined position of the holding recess, and the relative position between the component and the target location when the supply rod advances. Can be set accurately, and the supply accuracy of the apparatus can be accurately maintained.
つぎに、本発明による部品供給装置を実施するための最良の形態を説明する。 Next, the best mode for carrying out the component supply apparatus according to the present invention will be described.
長尺な供給ロッド1は、ガイド部材2に沿って進退する。ガイド部材2は供給ロッド1の進退動作をガイドするものであればよく、ここでは断面矩形の閉断面構造とされ、この閉断面空間に供給ロッド1が摺動可能な状態で支持されている。図4や図5(A)は図1の(4)−(4)断面図や(5)−(5)断面図であり、ガイド部材2は上向きに開放したコ字型断面の収容部材3に、蓋板4がボルト(図示していない)等で固定されている。なお、図1には理解し易くするために、蓋板4の図示はしていない。 The
供給ロッド1を進退させるために、進退駆動手段であるエアシリンダ5が結合部材6を介して収容部材3に固定してあり、前記エアシリンダ5のピストンロッド7が供給ロッド1の端部に結合してある。 In order to move the
本発明の対象となる部品は、鉄製のプロジェクションナットやワッシャのような孔あき部品である。この実施例における部品は、プロジェクションナット8であり、図2,図3および図4に示すように、溶着用突起9とねじ孔10(図6(A)参照)が設けられている。以下の記載において、前記プロジェクションナット1を単にナット1と表現する場合もある。 The parts that are the subject of the present invention are perforated parts such as iron projection nuts and washers. The component in this embodiment is a
図1(A)では、供給ロッド1の先端部の構造が鎖線で示されている。他方、同図(B)は、理解しやすくするために、供給ロッド1の先端部を反転して実線で図示してある。 In FIG. 1 (A), the structure of the front-end | tip part of the
供給ロッド1の先端部にナット1を収容した状態で保持する保持凹部11が形成されている。この保持凹部11は供給ロッド1の先端部を切り欠いて形成したもので、供給ロッド1の横側に開放した受入開放部12と供給ロッド1の先端側に開放している通過開放部13が形成されている。前記受入開放部12はナット8の移送通路14に連通している。この移送通路14は通路管15によって構成され、その断面は矩形であり、パーツフィーダ(図示していない)から伸びてきている。図3に示すように、通路管15は収容部材3の横壁を貫通し、その移送通路14が受入開放部12に連通している。 A holding recess 11 for holding the
一方、通過開放部13は、図6(A)に示すように、供給ロッド1の先端側に開放している。 On the other hand, the
保持凹部11に入ったナット8の保持位置を設定するために、保持凹部11の保持面、すなわち天井面16と縦内壁17が形成され、ナット8はこれら天井面16と縦内壁17に密着することによって保持位置が設定されるようになっている。縦内壁17は、図1(B)に示すように、湾曲した壁面になっている。 In order to set the holding position of the
ナット8を天井面16と縦内壁17に密着させるために、吸引保持手段が設けられている。この吸引保持手段としては、ナット8を磁石で吸引する方式や、ナット8を空気負圧で吸引する方式など種々なものが採用できる。この実施例は、磁石吸引の方式であり永久磁石18が供給ロッド1に埋設してある。前記永久磁石18は、図1,図2,図3から明らかなように、ナット8が天井面16と縦内壁17の両方に吸引される箇所に配置されている。 In order to bring the
供給ロッド1が図1(A)に示すように後退位置にあるとき、保持凹部11内に入ってきたナット8が保持凹部11の通過開放部13から外部に出ることを防止するために、規制部材19が設けられている。この規制部材19は、ナット8の移動が行われないようにするもので、保持凹部11に対して進退可能な状態で配置されている。ここでの規制部材19は図4に示すように、ロッド状の部材で構成され、ガイド部材2(収容部材3)の下側に固定されたエアシリンダ20によって進退する。図示の例では規制部材19はエアシリンダ20のピストンロッドで構成されている。なお、規制部材19は、収容部材3の下面に固定した補助板21と収容部材3の下部にあけた通孔22を貫通している。 When the
供給ロッド1には、図1の(3)−(3)断面である図3や、他の図4,図5に示すように、進出状態にある規制部材19に対して供給ロッド1が干渉することを防止する通過空間部23と、切欠き空間部24が形成されている。 As shown in FIG. 3 which is a cross section (3)-(3) in FIG. 1 and other FIGS. 4 and 5, the
前記通過空間部23は、保持凹部11に連通しており、供給ロッド1の進退方向に供給ロッド1の進退ストロークの全長にわたって形成されている。そして、この通過空間部23は下向きに開放した凹溝によって形成されている。この凹溝にも通過空間部23と同じ符号が記載してある。 The
また、前記切欠き空間部24は、図5(A)に示すように、供給ロッド1の片側を切り欠いて形成したもので、供給ロッド1の進退方向に供給ロッド1の進退ストロークの全長にわたって形成されている。この切欠き空間部24は、ガイド部材2の閉断面空間に突出しているブロック部材25が供給ロッド1に干渉することを防止するために形成されている。 Further, as shown in FIG. 5 (A), the
前記ブロック部材25は、ほぼ立方体の形状であり、ガイド部材2に設けた切欠き開口26にはめ込まれて、ガイド部材2の閉断面空間に突出している。ブロック部材25の突出部分27が切欠き空間部14に受け入れられている。そして、ブロック部材25は図1や図3に示すように、保持凹部11に隣接されている。ブロック部材25には、保持凹部11内にナット8を吸引するために、永久磁石28がに埋設してある。 The
図2に示すように、ガイド部材2の下側にエアシリンダ30が配置され、そのピストンロッド31がガイド部材2に結合してある。エアシリンダ30は装置の機枠などの静止部材32に固定され、ピストンロッド31は供給ロッド1の進退方向に直交する向きに配置されている。したがって、図2に示すように、供給ロッド1の進退動作とエアシリンダ30の進退動作が合成されることにより、符号33で示すようにスクエアーモーション33が形成されるようになっている。 As shown in FIG. 2, an
前述の通過空間部23は、図5(A)や図3に示すように、凹溝23の形態で構成されているが、これは規制部材19と供給ロッド1との干渉を防止するものであるから、同図(B)に示すように、横側に開放した切欠き形状部29の形態にしてもよい。 As shown in FIGS. 5A and 3, the
プロジェクションナット1のような孔あき部品は、供給ロッド1が進出した供給箇所においてその孔内に位置決めピンが貫通して、孔あき部品のずれ止めがなされる。 In a perforated part such as the
この実施例では、電気抵抗溶接機の固定電極34上に鋼板部品35が載置され、この鋼板部品35の位置決めをするために位置決めピン36が鋼板部品35の下孔37(図6(A)参照)を貫通するようになっている。位置決めピン36はエアシリンダ38によって進退するもので、このエアシリンダ38は固定電極34内に収容され、固定電極34とともに静止部材32に固定されている。 In this embodiment, a
なお、固定電極34と対をなす可動電極39は図6(C)に2点鎖線で図示してある。 The
図6(A)の2点鎖線で示すように、供給ロッド1が進出してナット8のねじ孔10と位置決めピン36とが同軸になると、その位置で進出が停止する。そして、エアシリンダ30のピストンロッド31が後退すると、供給ロッド1全体がガイド部材2とともに降下して位置決めピン36が相対的にねじ孔10内に貫通する。このときに位置決めピン36はナット8の上側まで突き出ている。 As indicated by a two-dot chain line in FIG. 6A, when the
このような位置決めピン36の突出を許容するために、保持凹部11の保持面、すなわち天井面16に通過溝40が形成されている。このため、位置決めピン36の突出した部分が天井面16に干渉しないようになっている。この通過溝40は、供給ロッド1の進退方向に沿って配置され、保持凹部11の先端側が開放している。この開放部は符号41で示されている。 In order to allow such a protrusion of the
つぎに、上述の装置の動作を説明する。 Next, the operation of the above-described apparatus will be described.
エアシリンダ5の動作で供給ロッド1が最も後退している状態では移送通路14と受入開放部12とが連通している。この状態のところへナット8が移送されてくると、ナット8は受入開放部12にさしかかった辺りで永久磁石28に吸引されて保持凹部11内に導入される。このように導入されたナット8は、永久磁石18によって天井面16と縦内壁17に吸着されて、ナットの保持位置が確定する。 In a state where the
このようにナット8が導入されてくる前には、規制部材19が保持凹部11内に進出している。したがって、ナット8が高速で縦内壁17に衝突してナット8が通過開放部13から飛び出そうとしても、規制部材19によって制止され、ナット8が欠如するようなことがない。 Thus, before the
その後、規制部材19が後退すると、直ちに供給ロッド1が進出してナット8は規制部材19に接触することなく、図6(A)の2点鎖線で示す位置で停止する。それからエアシリンダ30のピストンロッド31が後退すると、図6(B)に示すように、位置決めピン36が相対的にねじ孔10内を貫通する。このときに、位置決めピン36がねじ孔10の上側に突き出ていても、その突き出た部分は通過溝40内に収容されているので、位置決めピン36と天井面16との干渉が発生しない。 Thereafter, when the regulating
ついで、図6(C)に示すように、供給ロッド1が後退すると、ナット8は位置決めピン36に係止されて鋼板部品35上に載置される。この供給ロッド1の後退時に、ナット8が通過開放部13から相対的に保持凹部11外に出ることになる。その後、可動電極39が進出してナット8を加圧し、溶接電流が通電されて溶着用突起9が鋼板部品35に溶着される。 Next, as shown in FIG. 6C, when the
図6(B)に示すように、供給ロッド1が進出しているときには2点鎖線図示のごとく、すでに規制部材19が突出している。このような突出は凹溝23内に対してなされるので、規制部材19と天井面16との異常な接触が発生しない。 As shown in FIG. 6B, when the
このようにあらかじめ規制部材19が進出しているので、供給ロッド1が後退したときにはナット8の飛び出しが予防されているので、直ちにナット8を保持凹部11内に導入することができ、動作上の時間短縮が実現する。 Since the restricting
上述のような動作をえるために、各エアシリンダ5,20,30,38などの作動順序は、各エアシリンダへの動作空気の吸排を行う通常の空気制御弁とシーケンス制御装置を組み合わせることによって簡単に実現することができる。 In order to obtain the operation as described above, the operation sequence of the
以上に説明した実施例の作用効果を列記すると、つぎのとおりである。 The functions and effects of the embodiment described above are listed as follows.
前記保持凹部11内に導入されてきたプロジェクションナット8が保持凹部11の湾曲した縦内壁17に衝突したりして、ナット8が供給ロッド1の先端側へ弾き飛ばされるような現象が発生しても、進出状態の前記規制部材19がナット8の移行を抑制するので、ナット8が保持凹部11から脱出することが防止できる。 A phenomenon occurs in which the
そして、規制部材19が進出位置にあっても前記凹溝23が形成してあるので、供給ロッド1は規制部材19に干渉することなく進退することができる。このことは、保持凹部11にナット8が保持されて供給ロッド1が進出するときには規制部材19は後退してナット8との干渉を回避しているが、供給ロッド1が進出して目的箇所にナット8を到達させる時点では規制部材19を進出させておくことができるのである。こうすることにより、規制部材19をあらかじめ進出させておいて供給ロッド1が規制部材19に干渉することなく後退位置に復帰したら、直ちに次のナット8を保持凹部11に導入することができるのである。つまり、あらかじめ規制部材19が進出しているので、供給ロッド1の復帰後に規制部材19を進出させるような追加的な時間が節約できて、装置の動作時間が短縮できるのである。 Even if the restricting
さらに、何等かの原因で保持凹部11にナット8が導入されないまま供給ロッド1が進出するようなことがあっても、凹溝23によって規制部材19と供給ロッド1(天井面16)との干渉が防止されているので、装置が破損するようなことがない。 Furthermore, even if the
前記ナット8は孔あき部品であって、ナット8の供給箇所に配置されているナット8のねじ孔10を貫通する位置決めピン36と天井面16との干渉を防止するために、天井面16に供給ロッド1の長手方向に沿った通過溝40が設けられている。 The
このような構成により、ナット8のねじ孔10を突き抜けて突出した位置決めピン36は通過溝40内に収容される。このように位置決めピン36と保持凹部11との干渉が通過溝40によって防止できるので、ナット8のねじ孔10を貫通して突き抜けるまで位置決めピン36を進出させることができる。したがって、ナット8のねじ孔10に位置決めピン36が十分に貫通するので、ナット8の供給箇所におけるナット8の保持が確実になされる With such a configuration, the
前記通過溝40は、開放部41によって供給ロッド1の先端側が開放している。 In the
このように通過溝40の先端側が開放しているため、位置決めピン36がナット8のねじ孔10を突き抜けた状態のままで供給ロッド1を後退させることができる。したがって、位置決めピン36によってナット8が確実に保持された状態で供給ロッド1を後退させることができ、装置としての動作信頼性が向上できる。 Thus, since the front end side of the
保持凹部11におけるナット8を吸引して保持位置を設定する永久磁石18が供給ロッド1に設けられている。 A
このように前記永久磁石18によってナット8が保持凹部11の天井面16や縦内壁17に吸着されているので、ナット8は保持凹部11の所定の箇所に位置決めがなされ、供給ロッド1が進出したときにナット8と目的箇所(位置決めピン36)との相対位置が正確に設定でき、装置の供給精度を正確に維持することができる。 Thus, the
上述のように、本発明によれば、孔あき部品が保持凹部から不用意に脱出することがないので、装置としての部品供給精度が向上する。したがって、自動車の鋼板部品の溶接工程や、家庭電化製品の板金溶接などにおいて広く利用することができる。 As described above, according to the present invention, since the perforated component does not inadvertently escape from the holding recess, the component supply accuracy as an apparatus is improved. Therefore, it can be widely used in the welding process of automobile steel plate components, the sheet metal welding of home appliances, and the like.
1 供給ロッド
2 ガイド部材
3 収容部材
8 プロジェクションナット
10 ねじ孔
11 保持凹部
12 受入開放部
13 通過開放部
16 天井面
17 縦内壁
18 永久磁石
19 規制部材
23 通過空間部,凹溝
36 位置決めピン
40 通過溝
41 開放部DESCRIPTION OF
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