JP4173994B2 - 画像に埋め込まれたハーフトーン変調の検出 - Google Patents

画像に埋め込まれたハーフトーン変調の検出 Download PDF

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Description

本出願は、Jan P. Allebachらによって2000年6月14日に出願された米国出願番号第09/594,235号(本明細書に引用して援用する)に関連する。
本発明は、画像に埋め込まれたハーフトーン変調を検出するシステムおよび方法に関する。
ディジタル・ハーフトーニング(または、空間ディザリング)は、2値画素の配列で連続階調の絵の幻影を描画する方法である。連続階調画像をインクジェット・プリンタやレーザ・プリンタなどのディジタル出力装置で描画する場合において、ディジタルハーフトーニングは、連続階調画像をドットのグループまたはセルでシミュレートする処理を伴う。
一般に、ハーフトーニングは、連続階調あるいはコントーン(contone)またはグレースケール画像から2値または2階調画像を生成する処理を伴う。グレースケール画像は、連続階調の黒(または他の単色)と白の画像であり、コントーン画像は、フル・カラー画像でも単色と白の画像でもよい。いずれの場合も、ハーフトーン画像は、しきい値アレイまたはディザリング(例えば、クラスタ化ドットや分散ドット、確率論的スクリーン)、適応プロセス(例えば、誤差拡散)、および対話式プロセス(例えば、最小自乗や直接2分探索)を含む様々なハーフトーニング技術のいずれかを使用してコントーン(フル・カラーまたはグレースケール)画像から生成される。
画像に情報を埋め込むための多くの様々な方法がこれまで提案されてきた。
例えば、バーコード方式は、符号化された情報が見る人にどのように見えるかに関係なく、ディジタル情報を小さな画像スペース内に高密度に符号化するための周知のカテゴリの文書または画像マーキング技術である。バーコード・シンボルは、データ要素または文字を表す様々な幅の平行なバーとスペースのパターンである。バーは、2進法1の文字列を表し、スペースは、2進法0の文字列を表す。従来の「1次元」バーコード・シンボルは、1次元でのみ変化する一連のバーとスペースを含む。1次元バーコード・シンボルは、比較的小さい情報記憶容量を有する。1次元バーコード・シンボルよりも多くの情報を含む機械可読シンボルの高い需要を満たすために、「2次元」バーコードが開発された。2次元バーコード・シンボルの情報記憶容量は、バーコード・パターンを2次元で変化させることによって1次元バーコードよりも大きい。一般的な2次元バーコード規格には、PDF417、Code1およびMaxicodeがある。1次元および2次元バーコード・シンボルは、一般に、印刷されたバーコード・シンボルを電気信号に変換する光学走査技術(例えば、機械走査式レーザ光線または自己走査式電荷結合素子(CCD))によって読み取られる。電気信号は、ディジタル化され、解読されて、印刷バーコード・シンボル内に符号化されたデータが復元される。
データ・グリフ技術は、高密度の埋込みデータを必要としかつ埋込みデータを確実に復号化できることを必要とする画像アプリケーションに使用するのに特に有利なもう1つのカテゴリの情報埋込み技術である。データ・グリフ技術は、きわめて小さな線形マークなどの識別可能な形状のマークの形にされた2進数1または0の形でディジタル情報を符号化する。一般に、各小さなマークが、2進データの数字を表し、特定マークの線の向きが、特定の数字がディジタル1と0のどちらであるかを決定する。
情報の確実な復号化を可能にしながら、見る人が実質的に情報に気付かないように(例えば、情報を埋め込むことにより生じる画像のひずみも同時に最小にするように)画像に情報を埋め込むための他の文書または画像マーキング技術が提案されてきた。例えば、多くの異なる電子透かし技術が提案された。一般に、電子透かしは、電子透かしを入れる画像の商品的な品質および価値を落とさないよう見る人が気付かない埋込み信号を生成し、同時に改ざんされにくい埋込み信号を生成するように設計される。
もう1つの手法において、米国特許第6,141,441号は、印刷されたカラー画像内に、符号化メッセージを保持する一連の小さい画像領域(「信号セル」と呼ばれる)として符号化されたメッセージ・データを復号化する技術を開示している。各信号セルは、全体の平均色を集合的に有する有色小領域の空間パターンからなる。小領域の色は、多次元色空間における1つまたは複数の方向における平均色に対する変化(変調)として定義される。復号化技術は、1組の有効信号ブロックを使用し、各ブロックは、それぞれ固有のパターンの色変調小領域である。符号体系において定義された各有効メッセージ値ごとに有効信号ブロックがある。復号化操作は、まず、取得した画像内の信号セルの位置を突き止め、次に各信号セルの局部平均色をセルから引いて、受信信号ブロックを生成する。復号化操作は、各有効信号ブロックを各受信信号ブロックと比較することによって、受信信号ブロックの各々に対応する各有効信号ブロックを決定する。復号化技術の1つの実施形態は、仮想グリッド状構造をすべての信号セルの最も適当な位置と同期させることによって、取得画像内に2Dアレイで配列された信号セルを復号する。1つの実施形態において、見る人が信号セルの様々な色の小領域に実質的に気付かなくなり、したがって符号化画像内にメッセージを含むパターンに実質的に気付かなくなる色変調の色空間方向が選択される。
さらに他の情報埋め込み方式が提案されている。
本発明は、画像に埋め込まれたハーフトーン変調を検出するシステムおよび方法を特徴とする。ハーフトーン変調は、画像に埋め込まれる情報を符号化するディジタル・ハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスを表す。本発明は、ハーフトーン変調前に原画像に関する知識なしにそのようなハーフトーン変調を検出するための有効、頑強かつ効率的な機構を提供する。
本発明の1つの態様において、画像に埋め込まれた情報は、複数の異なるハーフトーン変調の各々ごとに画像にそれぞれのフィルタを適用して、画像に埋め込まれたハーフトーン変調の順序付きシーケンスを識別することによって検出される。
本発明の実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。
各ハーフトーン変調は、それぞれのディザ・マトリックスから生成されることが好ましい。各フィルタは、それぞれのハーフトーン変調の整合フィルタに対応することが好ましい。
いくつかの実施形態において、画像にそれぞれのフィルタを適用するステップは、画像とフィルタを畳み込むステップを含む。対応するフィルタと画像との畳み込みに基づいて、各ハーフトーン変調ごとにスコア・マップが生成されることが好ましい。画像領域に埋め込まれたハーフトーン変調を、生成されたスコア・マップに基づいて識別することができる。生成されたスコア・マップに基づいて複数のハーフトーン変調が識別される画像領域に対応するものとして1つのハーフトーン変調が選択されることが好ましい。ハーフトーン変調は、画像内で、スコア・マップに適用される第1のしきい値に基づいて識別することができる。第1のしきい値に基づいてハーフトーン変調が識別されなかった領域でしきい値を下げることができる。さらに、下げたしきい値に基づいて、ハーフトーン変調が識別されなかった領域内で画像階調を再マッピングすることができる。
画像は、複数の画像レベルを含むことができ、フィルタは、一度に1つの画像レベルに適用することができる。例えば、画像は、複数のグレーレベルを含むグレースケール画像であり、フィルタは、最初に、中間グレーレベルの画像(例えば、グレーレベル50%の画像)に適用される。フィルタを異なるグレーレベルの画像に適用して、不確実さまたはあいまいさあるいはその両方を解決することができる。
また、画像に埋め込まれた情報を検出するためのシステムと画像に埋め込まれた情報を検出するためのコンピュータ・プログラムを示す。
本発明のその他の特徴および利点は、図面と特許請求の範囲を含む以下の説明から明らかになるであろう。
以下の説明では、類似の要素を示すために類似の参照番号を使用する。さらに、図面は、例示的な実施形態の主な特徴を図式的に示すものである。図面は、実際の実施形態のすべての特徴を示すものでも要素の相対的な寸法を描写するものでもなく、また、実寸で描かれていない。
1つの実施形態において、図1Aを参照すると、符号化システム10は、情報14を原画像16内に複数の異なるハーフトーン・マイクロスクリーン(microscreen)の順序付きシーケンスとして符号化して符号化ハーフトーン画像18を生成するように構成されたエンコーダ12を含む。また、符号化システム10は、符号化ハーフトーン画像18のハードコピー22を作成するように構成されたプリンタ20を含む。エンコーダ12は、コンピュータや他のプログラム可能なプロセッサでよく、プリンタ20は、従来のプリンタ(例えば、米国カリフォルニア州パロアルトのヒューレット・パッカード社から入手可能なLaserJet(登録商標)プリンタ)でよい。原画像16は、連続階調のグレースケール画像でもよく連続階調のカラー画像でもよい。ハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスが、原画像16の1つまたは複数のレベル(すなわち、1つまたは複数のグレーレベルまたは色濃度レベル)に埋め込まれ得る。符号化ハーフトーン画像18に生じたハーフトーン変調は、見る人が実質的に気付かないが、ハーフトーン変調は、適切に構成された復号化システムによって容易かつ確実に検出することができる。
図1Bを参照すると、1つの実施形態において、復号化システム30は、従来の逆ハーフトーニング・プロセスによって、符号化ハーフトーン画像18のハードコピー22から連続階調走査画像34を生成するように構成されたスキャナ32を含む。また、復号化システム30は、ハーフトーン画像18のハードコピー22内の符号化されたハーフトーン変調を検出し、それにより、検出した順序付きハーフトーン変調シーケンスで符号化された情報38を抽出するように構成されたデコーダ36を含む。スキャナ32は、従来の卓上光学スキャナ(例えば、米国カリフォルニア州パロアルトのヒューレット・パッカード社から入手可能なScanJet(登録商標)スキャナ)または携帯型スキャナ(例えば、米国カリフォルニア州パロアルトのヒューレット・パッカード社から入手可能なCapShare(登録商標)ポータブル・スキャナ)でよく、デコーダ36は、コンピュータや他のプログラム可能なプロセッサでよい。
後で詳細に説明するように、前述の符号化および検出方式により、原画像16の知識なしに、埋め込まれたハーフトーン変調を効率的、有効かつ確実に検出して、真に価値ある目に見えない情報埋め込みおよび復号手法を提供することができる。
図2を参照すると、1つの実施形態において、エンコーダ12は、シーケンス・ジェネレータ40、合成ハーフトーン・スクリーン・ジェネレータ42、およびハーフトーン・モジュール44を含む。シーケンス・ジェネレータ40は、原画像16内に符号化される情報14に基づいて、複数組のマイクロスクリーン46からハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスを生成するように構成される。合成ハーフトーン・スクリーン・ジェネレータ42は、シーケンス・ジェネレータ40から受け取ったハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスから合成(またはモザイク)ハーフトーン・スクリーン48を生成するように構成される。ハーフトーン・モジュール44は、ハーフトーン・スクリーニング・プロセスによって合成ハーフトーン・スクリーン・ジェネレータ42から受け取った合成ハーフトーン・スクリーン48から符号化ハーフトーン画像18を生成するように構成される。後で詳細に説明するように、各マイクロスクリーン・セット46は、原画像16の各レベル(1〜N)ごとのマイクロスクリーンを含む。したがって、シーケンス・ジェネレータ40と合成ハーフトーン・スクリーン・ジェネレータ42は共に、原画像16の各レベルごとの合成ハーフトーン・スクリーンを生成するように構成される。
図3、図4A、図4Bおよび図4Cを参照すると、動作において、エンコーダ12は、以下のように、原画像16、情報14およびマイクロスクリーン・セット46から、符号化ハーフトーン画像18を生成するように構成される。
最初に、1組の複数の異なるディザ・マトリックスが構成される(ステップ50)。ディザ・マトリックスは、隙間なしにタイルを並べるように設計されることが好ましく、Jan P. Allebachらによって2000年6月14日に出願された同時係属出願番号第09/594,235号に記載されているように構成することができる。図4Aに示すように、各ディザ・マトリックス52は、原画像16のレベルにそれぞれ対応するヒストグラム数字(histogram number)の配列を含む。この実施形態において、原画像16は、255レベル(1〜255)のグレースケール画像であると仮定される。
次に、ディザ・マトリックスからマイクロスクリーン46のセットが生成される(ステップ54)。各ディザ・マトリックス52のヒストグラム数字は、各マイクロスクリーン画像レベルにおいて付加するためのドットの数と配置を示す。例えば、図4Bと図4Cに示すように、グレーレベル10%のマイクロスクリーン58を作成するためにドット57を配置しなければならない場所を示すために、230よりも大きいヒストグラム数字がマークされている(楕円56によって)。他の画像レベルのマイクロスクリーンを同じように生成することができる。
次に、シーケンス・ジェネレータ40は、各画像レベルごとに符号化される情報14に基づいて一連のマイクロスクリーン・セット46を生成する(ステップ60)。マイクロスクリーンを生成するディザ・マトリックスが異なるので、マイクロスクリーンは、例えば、情報14を符号化する順序付きマイクロスクリーン・シーケンスでタイル張りされ得る。一般的に、符号化される情報14は、符号体系における1組の有効値のうちの1つをそれぞれ示すデータ項目の文字列を含む。データ項目は、伝えられる情報の性質に関していかなる形にも限定されず、例えば、文字シンボルを、ASCIIまたはUNICODE文字符号化を使用した言語あるいはそのようなシンボルの圧縮した形または暗号化した形で表す。データ項目は、データをシンボル「0」または「1」の形で示すか、あるいは別のコード体系を定義する1組の値を示すことができる。
マイクロスクリーン・シーケンスは、必要に応じて、誤り訂正符号によって符号化され得る(ステップ62)。いくつかの実施形態において、マイクロスクリーン・シーケンスは、復号化を容易にする他の方式(例えば、冗長方式)を含むこともできる。
マイクロスクリーン・セット46を構成するプロセスに関するさらなる詳細は、Jan P. Allebachらによって2000年6月14日に出願された前述の同時係属出願番号第09/594,235号から得ることができる。
図5を参照すると、1つの実施形態において、デコーダ30は、相関器70とシーケンス復元モジュール72を含む。相関器70は、選択した画像レベルの相関画像74を生成するため、連続階調走査画像34の領域を、マイクロスクリーン・セット46のうちの1つの対応するマイクロスクリーンと相関させるように構成される。シーケンス復元モジュール72は、各相関画像74からマイクロスクリーン・シーケンスを復元して情報38を抽出するように構成される。
1つの実施形態において、図6、図7、図8、図9Aおよび図9Bを参照すると、デコーダ30は、以下のように走査(した)画像34から情報38を抽出するように構成される。
最初に、相関器70が、選択した画像レベルに対し、各マイクロスクリーン・セット46ごとに1つの整合フィルタを生成する(ステップ80)。多くの場合、画像レベル50%(例えば、グレーレベル50%)に設計された整合フィルタを使用して、走査画像34内でマイクロスクリーンの実質的に小さい部分を識別できることが分かった。図7に示すように、この実施形態において、得られた整合フィルタ82はそれぞれ、選択した画像レベルに対応するマイクロスクリーンを作成するためにドットを配置しなければならない位置にある1のマトリックスと、残りの位置にある−1のマトリックスを含む。例えば、図7の整合フィルタは、図4Cのグレーレベル10%のマイクロスクリーン58に対応し、マイクロスクリーン58のドット位置にある1と、残りの位置にある−1とを含む。
次に、各整合フィルタが、鮮鋭化(sharpen)される(ステップ84)。整合フィルタは、従来の鮮鋭化フィルタによって鮮鋭化することができる。例えば、以下の鮮鋭化フィルタを、各整合フィルタに適用して、相関器70が走査画像34内のマイクロスクリーンを識別する能力を高めることができる。
Figure 0004173994
得られた鮮鋭化された整合フィルタは、走査画像34と畳み込まれ、選択された画像レベルのために生成された各マイクロスクリーンのスコア・マップが生成される(ステップ86)。図8に示すように、各スコア・マップ88は、比較的暗い背景領域92によって囲まれた比較的明るい画素のクラスタ90(またはピナクル(pinnacle))を含む。所定のスコア・マップ88内の各ピナクル90は、対応するマイクロスクリーンが埋め込まれた可能性が高い走査画像領域34の中央部分に対応する。図8の実施形態において、ピナクルは、走査画像34全体にわたって各タイル位置の中央部分に対応する規則的配列で配置されるように現れ、これは、各タイル位置に同じマイクロスクリーンが埋め込まれていることを示す。他の実施形態において、走査画像34に様々なマイクロスクリーンを埋め込むことができ、その場合、ピナクルは、所定のスコア・マップ内の対応するマイクロスクリーンが埋め込まれた位置だけに現れることになる。
いくつかの実施形態において、鮮鋭化された整合フィルタを走査画像34と畳み込む前に、走査画像34のゆがみを取ってスキャナひずみを除去することができる(ステップ86)。例えば、スキャナひずみは、次のように、真の画像の座標(I)から走査画像の座標(I’)へのマッピングT:R×R→R×Rによって除去することができる。
I(x,y)=I'(x',y')=I'(Tx(x,y),Ty(x,y))
マッピングは、従来の最小自乗近似法によって得られた係数を有する多項式によって近似させることができる。しかしながら、実施形態によっては、スキャナひずみが最小で、走査画像34のゆがみを除去する必要がない場合がある。
次に、各スコア・マップ内でピナクル位置の中心が識別される(ステップ94)。1つの実施形態において、ピナクル位置は、各スコア・マップにしきい値を適用してタイル位置の中心を含む可能性の高い領域の座標を決定することによって識別される。各ピナクル領域の座標が、タイル・サイズに対応する係数(modulus)に対して調整される(例えば、座標は、寸法32×32のタイルの場合には32を法として計算される)。スコア・マップの周期の中心を解析するとき、得られた座標が記録され(tallied)、最も高いカウントの座標が選択される。各スコア・マップのピナクル領域は、各タイル位置の選択された中心に合体され、外れ値が除去される。
各マイクロスクリーンごとの最終スコア・マップに先行識別結果が記録される(ステップ96)。図9Aと図9Bに示すように、1つの実施形態において、所定のマイクロスクリーンの最終スコア・マップ98は、例えば、マイクロスクリーンが識別されたタイル位置に対応し、走査画像102にわたってマークされた一連の領域100からなる。残りのマークされていないタイル位置は、少なくとも最初のパスでマイクロスクリーンが見つからなかった画像領域に対応する。
次に、記録された先行結果のあいまいさと不確実さが解決される(ステップ104)。あいまいさは、同じタイル位置で複数のマイクロスクリーンが識別されたときに生じる。不確実さは、特定のタイル位置でマイクロスクリーンを識別できないときに生じる(例えば、どのマイクロスクリーン・スコア・マップもヒットを記録しないとき)。
図10を参照すると、1つの実施形態において、あいまいさは、確率論的解析によって以下のように解決することができる。最初に、あいまいなタイル位置で識別された様々なマイクロスクリーンのスコア・マップが比較される(ステップ110)。識別されたマイクロスクリーンのうちの1つが、支配的スコア(すなわち、対応する鮮鋭化された整合フィルタと走査画像との畳み込みよって生成された高いスコア・マップ・ピナクル値)を有する場合(ステップ112)は、そのマイクロスクリーンが、あいまいなタイル位置によって識別される(ステップ114)。いくつかの実施形態において、支配的マイクロスクリーンは、あいまいなタイル位置によって識別される前に、背景ノイズ・レベルに基づいて経験的に決定することができる選択されたしきい値だけ、他の識別されたマイクロスクリーンのスコアよりも大きいスコアを持たなければならない。しかしながら、他の実施形態において、支配的マイクロスクリーンは、単に、あいまいなタイル位置によって識別されるために、他方の識別されたマイクロスクリーンのスコアよりわずかに大きいスコアを持たなければならない。支配的なマイクロスクリーンがない場合(ステップ112)、図6のプロセスは、異なる画像レベルに関して繰り返される(ステップ116)。選択された整合フィルタの画像レベルは、あいまいなタイル位置が走査画像34の比較的暗い領域内にある場合には50%を超えることがあり、あるいは、あいまいなタイル位置が走査画像34の比較的明るい領域内にある場合には、50%に満たないことがある。例えば、1つの実施形態において、比較的暗いあいまいなタイル位置の各マイクロスクリーン用に75%整合フィルタが生成され、比較的明るいあいまいなタイル位置の各マイクロスクリーン用に25%整合フィルタが生成される。図6のプロセスは、1つまたは複数の異なる画像レベルに繰り返され得る。図6のプロセスを繰り返した(ステップ116)後で支配的マイクロスクリーンを解決できない場合は、マイクロスクリーンのうちの1つが、あいまいなタイル位置によって識別されるように選択され、これは、最終スコア・マップに「ソフトな」決定として記録され得る。あいまいさは、最終的に、走査画像34に埋め込まれた情報に組み込まれた誤り訂正符号、冗長性または他の復号化機能によって解決でき得る。
図11を参照すると、1つの実施形態において、不確実さは、以下のように解決することができる。最初に、図6のプロセスのステップ94で各スコア・マップに適用されるしきい値を低くして、不確かなタイル位置にある可能性のあるピナクルを識別することができる(ステップ120)。一般に、間違った肯定の実質的な増大を回避するためには、しきい値をあるレベル以下に低くしてはならない。低いしきい値を使用して単一のピナクルが識別できる場合(ステップ122とステップ124)、対応するマイクロスクリーンが、不確かなタイル位置によって識別される(ステップ126)。低いしきい値を使用して複数のマイクロスクリーンのピナクルが識別できる場合(ステップ122とステップ124)、図10のプロセスにしたがってあいまいさを解決することができる(ステップ126)。低いしきい値を使用してピナクルが識別できない場合(ステップ122)は、走査画像34に埋め込まれた情報に組み込まれた誤り訂正符号、冗長性またはその他の復号化機能によって不確実さを解決することができる(ステップ128)。
いくつかの実施形態において、エンコーダ12(図1A)によって実施されるハーフトーニング・プロセスの前に原画像16の階調をマッピングしなおすことによって、不確実さの数を少なくすることができる。そのようにして、検出される埋め込みハーフトーン・マトリックスの原画像16の暗すぎる領域または明るすぎる領域を除去することができる。画像階調は、従来の画像階調の再マッピング・プロセスによって再マッピングしなおすことができる。1つの実施形態において、画像階調は、画像レベル・スペクトルの高い方の端と低い方の端をそれぞれの適度な値に固定することによって、再マッピングすることができる。例えば、グレーレベル255を有するグレースケール画像の場合は、240を超えるグレーレベルをグレーレベル240に再マッピングすることができ、11より小さいグレーレベルをグレーレベル11に再マッピングすることができる。もう1つの実施形態において、画像階調を、選択した階調曲線にしたがって再マッピングすることができる。
図12を参照すると、それぞれ図10と図11の方法によってあいまいさと不確実さを解決した後で、識別したマイクロスクリーンを、マイクロスクリーンの順序付きシーケンスで走査画像102の全体にわたるタイル位置に配置することができる。この実施形態において、情報14は、異なる影が付けられたタイル領域140、142によってそれぞれマークされた第1と第2のハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスとして走査画像102に埋め込まれている。図示したように、いくつかの領域144では、マイクロスクリーンを識別することができない。そのような領域は、シーケンス復元モジュール72(図5)によって「欠損」としてマークされる。前述のように、欠損タイル領域に含まれる情報は、復号化を容易にするために走査画像34に埋め込まれた情報に組み込まれた誤り訂正符号、冗長性またはその他の機能の後続処理によって回復することができる。
本明細書で説明したシステムおよび方法は、いかなる特定のハードウェアまたはソフトウェア構成にも限定されず、むしろ、ディジタル電子回路またはコンピュータ・ハードウェア、ファームウェアまたはソフトウェアを含む任意の計算処理または処理環境において実現することができる。エンコーダおよびデコーダ・モジュールは、部分的には、コンピュータ・プロセッサによる実行のために機械可読記憶装置内に実体的に実現されたコンピュータ・プログラム製品で実施されてもよい。いくつかの実施形態において、エンコーダおよびデコーダ・モジュールは、ハイ・レベル手順またはオブジェクト指向プログラミング言語で実施されることが好ましいが、必要に応じて、アルゴリズムをアセンブリ言語または機械語で実現することができる。いずれの場合も、プログラム言語は、コンパイル言語でもインタープリタ型言語でもよい。本明細書で説明した符号化と復号化の方法は、入力データを処理して出力を生成することによってこれらの方法を実行するために、例えばプログラム・モジュールに構成された命令を実行するコンピュータ・プロセッサによって実行することができる。適切なプロセッサは、例えば、汎用と専用両方のマイクロプロセッサを含む。一般に、プロセッサは、読み出し専用メモリおよび/またはランダム・アクセス・メモリから命令とデータを受け取る。コンピュータ・プログラム命令を実体的に実施するのに適した記憶装置には、EPROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ装置などの半導体メモリ装置、内部ハード・ディスクや取外し可能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、およびCD−ROMを含むすべての形態の不揮発性記憶装置がある。以上の技術はいずれも、特別設計のASIC(特定用途向け集積回路)によって補足されてもよく、組み込まれてもよい。
他の実施形態が特許請求の範囲内にある。
例えば、以上の実施形態は、各マイクロスクリーンの順序付きシーケンスとして埋め込まれた情報に関して説明したが、他の実施形態は、マイクロスクリーンのグループ(例えば、配列M×N)の順序付きシーケンスとして画像に情報に埋め込むことができる。
さらに他の実施形態も特許請求の範囲内にある。
原画像から、ハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスとして符号化された情報を含むハーフトーン画像を作成するエンコーダと、符号化したハーフトーン画像のハードコピーを生成するプリンタのブロック図である。 符号化ハーフトーン画像から走査画像を作成するスキャナと、符号化ハーフトーン画像に埋め込まれたハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスを走査画像から抽出するデコーダのブロック図である。 シーケンス・ジェネレータ、合成ハーフトーン・スクリーン・ジェネレータおよびハーフトーン・モジュールを含む図1Aのエンコーダを表す図である。 ハーフトーン画像に情報をハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスとして符号化する方法の流れ図である。 1組のグレースケール・ハーフトーン・マイクロスクリーンを生成することができるディザ・マトリックスを表す図である。 グレーレベル10%に対応するエントリを丸で囲んだ図4Aのディザ・マトリックスを表す図である。 グレーレベル10%の図4Aのディザ・マトリックスから生成したハーフトーン・マイクロスクリーンを表す図である。 相関器とシーケンス復元モジュールを含む図1Bのデコーダを表す図である。 ハーフトーン画像に埋め込まれた情報をハーフトーン・マイクロスクリーンの順序付きシーケンスとして復号する方法の流れ図である。 グレーレベル10%に関して図4Aのディザ・マトリックスから生成されたハーフトーン・マイクロスクリーンの整合フィルタを表す図である。 図7の整合フィルタの鮮鋭化したバージョンを符号化ハーフトーン画像と畳み込むことによって生成したスコア・マップを表す図である。 符号化ハーフトーン画像を表す図である。 第1の埋込みハーフトーン・マイクロスクリーンに対応するものとして識別された領域が影で示された図9Aの符号化ハーフトーン画像を表す図である。 図6の復号化法におけるあいまいさを解決する方法の流れ図である。 図6の復号化法における不確実さを解決する方法の流れ図である。 図10と図11の方法によってそれぞれあいまいさと不確実さを解決した後の、第1と第2の埋込みハーフトーン・マイクロスクリーンに対応する領域が影で示された図9Aの符号化ハーフトーン画像を表す図である。
符号の説明
14:情報
16:原画像
18:画像
36:デコーダ
52:ディザ・マトリックス
82:整合フィルタ
88:スコア・マップ

Claims (18)

  1. 画像に埋め込まれた情報を検出する方法であって、
    前記画像に埋め込まれたハーフトーン変調の順序付きシーケンスを識別するために、異なるハーフトーン変調の各々に関して、該ハーフトーン変調に対応するフィルタを前記画像に適用するステップを含み、
    前記対応するフィルタを前記画像に適用するステップは、該対応するフィルタを前記画像と畳み込むステップを含み、
    前記フィルタは、整合フィルタに対応する、方法。
  2. 前記ハーフトーン変調の各々が、対応するディザ・マトリックスから生成される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記対応するフィルタと前記画像との畳み込みに基づいて、ハーフトーン変調のスコア・マップを生成するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記生成されたスコア・マップに基づいて、前記画像の領域に埋め込まれたハーフトーン変調を識別するステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記生成されたスコア・マップに基づいて複数のハーフトーン変調が識別された画像領域に対応するものとして1つのハーフトーン変調を選択するステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記ハーフトーン変調が、前記スコア・マップに適用されるしきい値に基づいて前記画像内で識別される、請求項に記載の方法。
  7. 前記しきい値に基づいてハーフトーン変調が識別されない領域内のしきい値を下げるステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  8. ハーフトーニング前に画像階調を再マッピングするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記画像が、複数の画像レベルを含み、前記フィルタが、1度に1つの画像レベルに適用される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記画像が、複数のグレーレベルを含むグレースケール画像であり、前記フィルタが、最初に、前記画像の中間グレーレベルに適用される、請求項に記載の方法。
  11. 前記フィルタが、最初に、前記画像のグレーレベル50%に適用される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記フィルタが、不確実さ、または、あいまいさを、あるいはその両方を解決するために前記画像の異なるグレーレベルに適用される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ハーフトーン変調の順序付きシーケンスが、ハーフトーン変調前の前記画像に対応する原画像に関する知識なしに識別可能である、請求項1に記載の方法。
  14. 画像に埋め込まれた情報を検出するシステムであって、
    前記画像に埋め込まれたハーフトーン変調の順序付きシーケンスを識別するために、異なるハーフトーン変調の各々に関して、該ハーフトーン変調に対応するフィルタを前記画像に適用するように構成されたデコーダを備え、
    前記対応するフィルタを前記画像に適用することは、該対応するフィルタを前記画像と畳み込むことを含み、
    前記フィルタは、整合フィルタに対応する、システム。
  15. 前記ハーフトーン変調の各々が、それぞれのディザ・マトリックスに対応し、前記フィルタの各々が、それぞれのディザ・マトリックス用の整合フィルタに対応する、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記画像が、複数の画像レベルを有し、前記デコーダが、前記フィルタを一度に1つの画像レベルに適用するように構成されている、請求項14に記載のシステム。
  17. 前記デコーダが、不確実さ、または、あいまいさ、あるいはその両方を解決するために、異なるグレーレベルの前記画像に前記フィルタを適用するように構成されている、請求項16に記載のシステム。
  18. 画像に埋め込まれた情報を検出するコンピュータ・プログラムであって、コンピュータ可読媒体上にあり、コンピュータに、
    前記画像に埋め込まれたハーフトーン変調の順序付きシーケンスを識別させるために、異なるハーフトーン変調の各々に関し、該ハーフトーン変調に対応するフィルタを前記画像に適用させるコンピュータ可読命令を含み、
    前記対応するフィルタを前記画像に適用させることは、該対応するフィルタを前記画像と畳み込むことを含み、
    前記フィルタは、整合フィルタに対応する、コンピュータ・プログラム。
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