JP4173701B2 - Winter lightning lightning forecasting method and forecasting device - Google Patents

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JP4173701B2 JP2002223142A JP2002223142A JP4173701B2 JP 4173701 B2 JP4173701 B2 JP 4173701B2 JP 2002223142 A JP2002223142 A JP 2002223142A JP 2002223142 A JP2002223142 A JP 2002223142A JP 4173701 B2 JP4173701 B2 JP 4173701B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は冬季雷発雷予測方法および予測装置に関し、特に、冬季の日本海沿岸で送電線などの電力設備に落雷するのを予測する冬季雷発雷予測方法および予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
冬季雷は秋田県から兵庫県において、日本海側の海岸線から30km〜40kmの沿岸部で11月頃から翌年の3月頃までに発生するものであるが、夏季雷に比べて発生するメカニズムが完全には解析されておらず、その予測が極めて困難なことが知られている。特に、近畿地方から北陸地方の日本海沿岸には原子力発電所が複数設置されており、そこで発電された電力を京阪神地区に送電するためにいくつかのルートに分かれて超高圧送電線が敷設されている。超高圧送電線には避雷のために高圧鉄塔の頂部に架空地線が敷設されており、架空地線に落雷が発生しても他の電力線に落雷の影響を及ぼさないように落雷対策が施されている。
【0003】
このような架空地線により夏季雷が発生しても高圧電力線が影響を受けることは少なく、また夏季雷の発生は気象レーダなどにより比較的予測し易く、発生する地域も限られており、落雷の発生が予測される地域の送電ルートを避けて他のルートで送電するように対策が取られる。
【0004】
これに対して、冬季雷はその発生の予測が困難であり、しかも夏季雷に比較して落雷時に流れる電流も十倍以上の大きさとなることもあり、架空地線に落雷すると架空地線の素線が瞬時に溶断したり、超高圧送電線が2回線多相事故を発生し、多大な被害を受けてしまう。このため、従来より、LLS(Lightning Location System:落雷のみを検出する装置)を利用したり、冬季雷の発生を予測する方法が検討されているが、未だ十分な予測が行われていないのが実情である。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、気象レーダによる観測データを加工することで冬季雷の発生を予測し得る冬季雷発雷予測方法および予測装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
の発明は、冬季雷の発雷を予測する方法であって、過去に標定された冬季雷が発生したときのデータを用いて、気象庁が数値予報を行うときの基データを調査して発雷時のしきい値を設定し、その発雷時刻における気象レーダの観測項目のうちの所定の複数高度における雲からのレーダエコー反射強度および雲頂高度が発雷時のしきい値内に存在するか否かにより冬季雷の発雷を予測することを特徴とする。
【0008】
また、気象庁が数値予報を行うときの基データは、所定の緯度および経度で囲まれた領域内の各要素の組み合わせから構成される気象データであることを特徴とする。
【0009】
また、発雷予測は所定の緯度および経度で囲まれた領域内の所定の領域内を領域的許容範囲として定められることを特徴とする。
【0010】
また、発雷予測は所定の時間的許容範囲を有して定められることを特徴とする。
【0011】
さらに、他の発明は、気象レーダの観測データを用いて冬季雷の発雷を予測する装置であって、過去に標定された冬季雷が発生したときのデータを記憶するデータベースと、気象庁が数値予報を行うときの基データを調査して発雷時のしきい値を設定し、その発雷時刻における前記気象レーダの観測項目のうちの所定の複数高度における雲からの反射強度および雲頂高度が発雷時のしきい値内に存在するか否かにより冬季雷の発雷を予測する予測手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施形態に用いられる発雷予測領域の位置図である。図1に示した位置図は近畿地方北部および北陸地方の若狭湾沿岸地域を中心とした北緯35度00分〜36度12分,経度東経134度45分〜136度45分で囲まれた領域を示しており、矩形の12のメッシュ領域が予測領域であり、破線の円はその中心点Aに設置されている気象用レーダの観測領域を示している。この気象レーダは、関西電力が日本海側の気象観測を目的として設置したレーダである。
【0013】
図1に示した12のメッシュ領域はそれぞれの一辺が40kmの領域であり、各領域内の数値気象データが気象庁G.P.V(Grid Point Value)データとして提供される。このデータは気象庁が気象予報を行う場合に用いる数値気象データである。数値気象データは、世界各国の主立った気象観測機関が、世界標準時で午前0時と午後0時の一日に2回、高層気象データを含む観測を実施し、そのデータをアメリカのW.M.O(世界気象機関:World Meteorological Organization)に集めて、スーパーコンピュータで計算し、各国へ数値気象データとして配信している。
【0014】
日本では、その2回の数値データを基に、さらにスーパーコンピュータで3,6,9,12時間先までの数値予報を計算し日本特有の地形的特色を加えて、各気象官署へ配信している。
【0015】
また、図1の斜線で囲まれた矩形の範囲は、27.5km四方の予測範囲であり、この発明によって冬季雷の起こると予測される範囲の一例である。
【0016】
図2は図1の12のメッシュ領域における数値気象データ(G.P.V.)の一例を示す。この図2には12のメッシュ領域における地上気温,925hPa(ヘクトパスカル),500hPa,地上−500hPa気温差,地上−700hPa気温差,925hPa−700hPa気温差,850hPa−700hPa22気温差,地上風向風速,925hPa風向風速,850hPa風向風速,500hPa,925hPa−地上鉛直シア,850hPa−地上鉛直シア,500hPa−地上鉛直シア,700−850hPa鉛直シア,850hPa高度,850hPa相対湿度,700hPa相対湿度,500−925hPa相当温位差,700−925hPa相当温位差,700−850hPa相当温位差,下層雲量の22の気象要素が列記されている。ここで鉛直シアとは、上空の風のベクトルと地上付近の風のベクトルが大きく違っているときシアが大きいという。温位は大気の不安定さを示す指標である。
【0017】
図3は気象レーダから出力されるレーダ要素の階級区分を示す図である。この階級要素には、CAPPI−L,CAPPI−Mおよび雲頂高度の3要素が含まれている。CAPPI(Constant Altitude PPI(Plan Position Indicatior))−Lは、高度2kmでのレーダエコー反射強度であり、CAPPI−Mは高度4kmでのレーダエコー反射強度であり、雲頂高度は雷雲の最大高度である。
【0018】
気象レーダで雷雲を探索するときは、最初にCAPPI−Lにより高度2kmの比較的低い雷雲を探索し、次いでCAPPI−Mにより高度4kmの比較的高い雷雲を探索し、雲頂高度により雷雲の最大高度を探索することにより発雷の予測が行なわれる。
【0019】
図3にはレーダ要素として階級1〜4の例が示されているが、階級の区切り方によって発電ポテンシャルの値が変化する。階級幅を大きくすると発雷率は平均的なものになりやすく、階級幅を小さくすれば階級内のデータ数が少なくなり、信頼性の問題が出る可能性がある。特に、複数のレーダ要素を組み合わせる関係から階級幅が小さくなりすぎないよう考慮される。最大3種類のレーダ要素を使用することから階級の数は3程度を目安として設定され、図1の12のメッシュ領域で共通とされる。
【0020】
さらに、この発明では、発雷に対する気象ポテンシャルが利用される。これは過去の冬季間に、雷放電点位置標定システム(商品名:SAFIR)で測定された発雷(雲放電,落雷)現象が発生したときの気象要素の組み合わせである。
【0021】
図4はこの発明を実施するための装置のブロック図である。図4において、コンピュータ1には、気象庁からのG.P.Vデータと、気象レーダからのデータが与えられる。データベース2には上記SAFIRによって測定された過去に発雷現象が発生したときの気象要素の組合せが蓄積されていて、その蓄積された気象要素の組合せがコンピュータ1に与えられる。コンピュータ1は後述の図5に示すフローチャートに基づくソフト処理により発雷予測を行い、たとえば2時間後までの発雷予測率を計算してディスプレイ3に表示する。
【0022】
図5はこの発明の実施形態の具体的な動作を説明するためのフローチャートである。
【0023】
次に、図1〜図5を参照して、この発明の一実施形態の動作について説明する。図5において、ステップSP(図示ではSPと略称する)1において、図2に示した気象庁からのG.P.Vデータがコンピュータ1に入力されるとともに、ステップSP2において図3に示した気象レーダからのレーダ要素の階級区分データが常時入力されている。
【0024】
ステップSP3において、コンピュータ1はデータベース2に蓄積されているSAFIRによって測定された過去に発雷現象が発生したときの気象要素の組合せに基づいて発雷に対する気象ポテンシャルを計算する。具体的には、図1に示した12のメッシュ領域で構成される予測領域内において、気象要素の組み合わせを設定する。気象要素は高度別の気圧,気温,相対湿度,相当音位,上昇流,雲量および風向,風速である。これらの気象要素の組み合わせに基づいて、図2に示す気象庁からのG.P.Vで示される各メッシュ領域気象要素が過去の事例で冬季雷の発生する気象条件を満たしているか否かを判断して、しきい値を設定する。たとえば、晴天のときには雷が発生することは明らかにあり得ないので、そのような気象データを判断の対象から削除する。
【0025】
コンピュータ1は各メッシュ領域のそれぞれについて発雷ポテンシャルの計算を行い、ステップSP4において発雷の可能性を判断すると、ステップSP5において、G.P.Vデータが示すどのような気象条件の組み合わせのときに雷雲が発生し、なおかつそのときに気象レーダのCAPPI−L,CAPPI−M,雲頂高度がどのような値を示したのかの組合せを基にして、実際の雲が発達してどのように移動するか、あるいは衰弱するかを計算する。すなわち、気象レーダによる高度2kmにおけるエコー強度,高度4kmにおけるエコー強度および雲頂高度が発雷時の各しきい値内に存在するかに基づいて雷雲の移動・発達を計算する。
【0026】
ステップSP6において2時間後までの予想降水強度図を作成する。これはステップSP5で計算された雷雲の移動量および発達量に基づいて降水強度を計測でき、図面に表される。ステップSP7において発雷雲を推定する。すなわち、気象レーダから与えられる現在の気象データがSAFIRから与えられる過去の冬季雷の生じた気象条件と類似していればSP5,SP6から計算された雷雲の予測結果とあわせて落雷の危険性があると推定する。そして、ステップSP8において気象レーダからの雲からのエコー強度および雲頂高度に基づいて、2時間後までの発雷予測率を計算する。
【0027】
ステップSP9〜17において、45分まで,60分後,90分後,120分後のそれぞれについて時間・距離の許容範囲を加味し、それぞれの結果をディスプレイ3に表示する。これらの時間は必要に応じて選択される。ただし、45分を選択した場合には現時点の気象からの変化が少ないと考えられるので時間・距離の許容範囲が小さく、120分を選択した場合には変化が大きいと考えられるので時間・距離の許容範囲が大きく設定される。
【0028】
図6はこの発明の実施形態の発雷予測手法による観測範囲と予測事例である。
この発明の実施形態による定量的発雷予測率の計算は、図6に示すように、予測範囲は図1に示した12のメッシュエリア内の北緯35度00分〜36度12分,経度東経134度45分〜136度45分で囲まれた領域内であり、予測時間を60分先とした場合には時間的許容範囲は15分,領域的許容範囲は27.5km四法の領域内であり、予測表示方法として出現時間確率(%)が選ばれている。
【0029】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、過去に標定された冬季雷が発生したときのデータを用いて、気象庁が数値予報を行うときの基データを調査して発雷時のしきい値を設定し、その発雷時刻における気象レーダの観測項目のうちの所定の高度における雲からの反射強度および雲頂高度が発雷時のしきい値内に存在するか否かにより冬季雷の発雷を予測することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に用いられる発雷予測領域の位置図である。
【図2】 図1の12のメッシュ領域における数値気象データの一例を示すである。
【図3】 レーダ要素として階級1〜4の例を示す図である。
【図4】 この発明を実施するための装置のブロック図である。
【図5】 この発明の具体的な動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 この発明の実施形態の発雷予測手法による観測範囲と予測事例である。
【符号の説明】
1 コンピュータ、2 データベース、3 ディスプレイ。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a winter thunder / lightning prediction method and prediction device, and more particularly to a winter thunder / lightning prediction method and prediction device for predicting lightning strikes on power facilities such as power transmission lines on the coast of the Sea of Japan in winter.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
Winter thunders occur in Akita Prefecture to Hyogo Prefecture from the coastline of 30km to 40km from the coastline on the Sea of Japan from November to March of the following year. Has not been analyzed and is known to be extremely difficult to predict. In particular, there are several nuclear power plants on the coast of the Sea of Japan from the Kinki region to the Hokuriku region. In order to transmit the generated power to the Keihanshin district, ultra high voltage transmission lines are laid in several routes. ing. An extra high voltage transmission line has an overhead ground wire installed at the top of the high voltage pylon for lightning protection. Even if a lightning strike occurs on the overhead ground wire, lightning strike countermeasures are taken so that it does not affect other power lines. Has been.
[0003]
Even if summer lightning occurs due to such an overhead ground line, the high-voltage power line is less affected, and the occurrence of summer lightning is relatively easy to predict by weather radar, etc. Measures are taken to avoid power transmission routes in areas where power generation is predicted and to transmit power through other routes.
[0004]
On the other hand, the occurrence of winter lightning is difficult to predict, and the current that flows during lightning strikes may be more than ten times that of summer lightning. The strands will blow out instantly, or the ultra high voltage transmission line will cause a two-line multiphase accident, which will cause a great deal of damage. For this reason, conventionally, methods of using LLS (Lighting Location System: a device that detects only lightning strikes) or predicting the occurrence of winter lightning have been studied, but sufficient prediction has not yet been made. It is a fact.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION Therefore, a main object of the present invention is to provide a winter lightning lightning prediction method and a prediction device that can predict the occurrence of winter lightning by processing observation data obtained by a weather radar.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
This aspect of the present invention, a method for predicting the lightning of winter lightning, by using the data of when the winter lightning, which is orientation in the past has occurred, to investigate the group data when the Japan Meteorological Agency to perform numerical weather prediction issued set the threshold at the time of lightning, present in the radar echo reflection intensity and cloud tops in altitude during lightning threshold from a predetermined plurality of cloud in altitude of observation items of the weather radar at the lightning time It is characterized by predicting the occurrence of winter lightning depending on whether or not to do so.
[0008]
Further, the base data when the Meteorological Agency performs a numerical forecast is meteorological data composed of a combination of elements in a region surrounded by a predetermined latitude and longitude.
[0009]
The lightning prediction is characterized in that a predetermined area within an area surrounded by a predetermined latitude and longitude is determined as a regional allowable range.
[0010]
In addition, the lightning prediction is determined with a predetermined temporal tolerance.
[0011]
Furthermore, another invention is a device for predicting the occurrence of winter lightning using weather radar observation data, a database for storing data when a winter lightning that has been standardized in the past, Investigate the basic data for forecasting and set the threshold value at the time of lightning, and the reflection intensity from the cloud and the cloud top height at the predetermined multiple altitudes of the observation items of the weather radar at the time of the lightning And a prediction means for predicting the occurrence of winter lightning depending on whether or not it is within the threshold value at the time of lightning.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a position diagram of a lightning prediction region used in the embodiment of the present invention. The location map shown in Fig. 1 is a region surrounded by latitudes from 35 ° 00 'to 36 ° 12' north latitude and from 134 ° 45 'to 136 ° 45' The rectangular twelve mesh regions are prediction regions, and the broken-line circles indicate the observation regions of the meteorological radar installed at the center point A. This weather radar is a radar installed by Kansai Electric Power for weather observation on the Sea of Japan side.
[0013]
Each of the 12 mesh regions shown in FIG. 1 is a region having a side of 40 km, and numerical meteorological data in each region is provided as Japan Meteorological Agency GP (Grid Point Value) data. This data is numerical weather data used when the Meteorological Agency makes weather forecasts. The numerical meteorological data are observed by major meteorological observation organizations around the world twice a day at midnight in the world standard time, including high-rise meteorological data. M.M. Collected by O (World Meteorological Organization), calculated by a supercomputer, and distributed as numerical weather data to each country.
[0014]
In Japan, based on the two numerical data, the supercomputer calculates numerical forecasts up to 3, 6, 9, and 12 hours ahead, adds topographic features unique to Japan, and distributes them to each weather station. Yes.
[0015]
Moreover, the rectangular range surrounded by the oblique lines in FIG. 1 is a predicted range of 27.5 km square, and is an example of a range predicted to cause winter thunder according to the present invention.
[0016]
FIG. 2 shows an example of numerical weather data (GPV) in the 12 mesh regions of FIG. In FIG. 2, the ground temperature, 925 hPa (hectopascal), 500 hPa, ground-500 hPa temperature difference, ground-700 hPa temperature difference, 925 hPa-700 hPa temperature difference, 850 hPa-700 hPa22 temperature difference, ground wind speed, 925 hPa wind direction in 12 mesh regions Wind speed, 850 hPa wind direction wind speed, 500 hPa, 925 hPa-ground vertical shear, 850 hPa-ground vertical shear, 500 hPa-ground vertical shear, 700-850 hPa vertical shear, 850 hPa altitude, 850 hPa relative humidity, 700 hPa relative humidity, 500-925 hPa equivalent temperature difference , 700-925 hPa-equivalent temperature difference, 700-850 hPa-equivalent temperature difference, and lower cloud cover 22 weather elements are listed. Here, the vertical shear is said to be large when the wind vector above the sky and the wind vector near the ground are very different. Temperature is an indicator of atmospheric instability.
[0017]
FIG. 3 is a diagram showing the classification of radar elements output from the weather radar. This class element includes three elements of CAPPI-L, CAPPI-M, and cloud top height. CAPPI (Constant Altitude PPI (Plan Position Indicator))-L is the radar echo reflection intensity at an altitude of 2 km, CAPPI-M is the radar echo reflection intensity at an altitude of 4 km, and the cloud top altitude is the maximum altitude of the thundercloud .
[0018]
When searching for a thundercloud with a weather radar, first search for a relatively low thundercloud with an altitude of 2 km by CAPPI-L, then search for a relatively high thundercloud with an altitude of 4 km by CAPPI-M, By searching for, lightning is predicted.
[0019]
FIG. 3 shows examples of classes 1 to 4 as radar elements, but the value of the power generation potential varies depending on how the classes are separated. If the class width is increased, the lightning rate tends to be average, and if the class width is decreased, the number of data in the class is reduced, which may cause reliability problems. In particular, the class width is considered not to be too small due to the combination of a plurality of radar elements. Since a maximum of three types of radar elements are used, the number of classes is set with about 3 as a guide, and is common to 12 mesh regions in FIG.
[0020]
Furthermore, in this invention, the meteorological potential for lightning is utilized. This is a combination of meteorological elements when a lightning (cloud discharge, lightning strike) phenomenon measured by a lightning discharge point location system (trade name: SAFIR) occurs during the past winter season.
[0021]
FIG. 4 is a block diagram of an apparatus for carrying out the present invention. In FIG. 4, the computer 1 includes a G.M. P. V data and data from weather radar are given. The database 2 stores meteorological element combinations when a lightning phenomenon has occurred in the past as measured by the SAFIR, and the accumulated meteorological element combinations are given to the computer 1. The computer 1 performs lightning prediction by software processing based on a flowchart shown in FIG. 5 described later, and calculates the lightning prediction rate up to 2 hours later and displays it on the display 3.
[0022]
FIG. 5 is a flowchart for explaining the specific operation of the embodiment of the present invention.
[0023]
Next, the operation of the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 5, in step SP (abbreviated as SP in the drawing) 1, the G.M. P. The V data is input to the computer 1, and the class classification data of the radar elements from the weather radar shown in FIG. 3 is always input in step SP2.
[0024]
In step SP3, the computer 1 calculates the meteorological potential for the lightning based on the combination of the meteorological elements when the lightning phenomenon occurred in the past as measured by the SAFIR stored in the database 2. Specifically, a combination of meteorological elements is set in a prediction region composed of 12 mesh regions shown in FIG. The meteorological factors are altitude pressure, temperature, relative humidity, equivalent sound level, updraft, cloud cover and wind direction, and wind speed. Based on the combination of these meteorological elements, the G.M. P. It is determined whether each mesh region meteorological element indicated by V satisfies the meteorological condition in which winter thunder occurs in past cases, and a threshold value is set. For example, since it is clearly impossible for thunder to occur during fine weather, such weather data is deleted from the judgment target.
[0025]
When the computer 1 calculates the lightning potential for each mesh region and determines the possibility of lightning in step SP4, in step SP5 G. P. Based on the combination of the meteorological conditions indicated by the V data and the thunderclouds, and at that time the weather radar CAPPI-L, CAPPI-M, and the cloud top height And how the actual cloud develops and moves or weakens. That is, the movement / development of the thundercloud is calculated based on whether the echo intensity at an altitude of 2 km, the echo intensity at an altitude of 4 km, and the cloud top altitude exist within each threshold value at the time of lightning.
[0026]
In step SP6, an expected precipitation intensity map up to 2 hours later is created. This can measure precipitation intensity based on the amount of thundercloud movement and development calculated in step SP5, and is shown in the drawing. In step SP7, a thundercloud is estimated. In other words, if the current weather data given by the weather radar is similar to the weather conditions in the past winter lightning given by SAFIR, the risk of lightning strikes is combined with the thundercloud prediction results calculated from SP5 and SP6. Presume that there is. In step SP8, the lightning prediction rate for 2 hours later is calculated based on the echo intensity from the cloud from the weather radar and the cloud top altitude.
[0027]
In steps SP9 to SP17, the permissible time / distance ranges are added to 45 minutes, 60 minutes, 90 minutes, and 120 minutes, and the respective results are displayed on the display 3. These times are selected as needed. However, if 45 minutes is selected, the change from the current weather is considered to be small, so the allowable range of time / distance is small, and if 120 minutes is selected, the change is considered large, so the time / distance The allowable range is set large.
[0028]
FIG. 6 shows an observation range and a prediction example by the lightning prediction method of the embodiment of the present invention.
The calculation of the quantitative lightning prediction rate according to the embodiment of the present invention is as follows. As shown in FIG. 6, the prediction range is from 35 degrees 00 minutes to 36 degrees 12 minutes north latitude in the 12 mesh areas shown in FIG. It is within the area surrounded by 134 degrees 45 minutes to 136 degrees 45 minutes. When the predicted time is 60 minutes ahead, the time tolerance is 15 minutes, and the area tolerance is 27.5 km in the four-method area. The appearance time probability (%) is selected as the prediction display method.
[0029]
The embodiment disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by using the data when winter lightning has been standardized in the past, the basic data when the Japan Meteorological Agency makes a numerical forecast is investigated, and the threshold value at the time of lightning is determined. Set the lightning intensity of the winter lightning depending on whether or not the reflection intensity from the cloud at the specified altitude of the meteorological radar observation items at the time of the lightning strike and the cloud top height are within the threshold at the time of the lightning strike. It becomes possible to predict.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a position diagram of a lightning prediction region used in the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of numerical meteorological data in 12 mesh regions in FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of classes 1 to 4 as radar elements.
FIG. 4 is a block diagram of an apparatus for carrying out the present invention.
FIG. 5 is a flowchart for explaining a specific operation of the present invention.
FIG. 6 shows an observation range and a prediction example by a lightning prediction method according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 computer, 2 database, 3 display.

Claims (5)

冬季雷の発雷を予測する方法であって、
過去に標定された冬季雷が発生したときのデータを用いて、気象庁が数値予報を行うときの基データを調査して発雷時のしきい値を設定し、
その発雷時刻における気象レーダの観測項目のうちの所定の複数の高度における雲からのレーダエコー反射強度および雲頂高度が発雷時のしきい値内に存在するか否かにより冬季雷の発雷を予測することを特徴とする、冬季雷発雷予測方法。
A method for predicting the occurrence of winter lightning,
Using the data of winter lightning that was standardized in the past, we surveyed the basic data when the Japan Meteorological Agency made a numerical forecast, set the threshold at the time of lightning,
Lightning of a winter thunder depends on whether the radar echo reflection intensity from the cloud and the cloud top altitude are within the threshold at the time of the lightning at the predetermined multiple altitudes of the observation items of the weather radar at the time of the lightning A method for predicting lightning strikes in winter, characterized by predicting
前記気象庁が数値予報を行うときの基データは、所定の緯度および経度で囲まれた領域内の各要素の組合せから構成される気象データであることを特徴とする、請求項1に記載の冬季雷発雷予測方法。  2. The winter season according to claim 1, wherein the basic data when the Meteorological Agency performs a numerical forecast is meteorological data composed of a combination of elements in a region surrounded by a predetermined latitude and longitude. A method of predicting lightning strikes. 前記発雷予測は、前記所定の緯度および経度で囲まれた領域内の所定の領域内を領域的許容範囲として定められることを特徴とする、請求項に記載の冬季雷発雷予測方法。The winter lightning forecast method according to claim 2 , wherein the lightning forecast is defined as a region allowable range in a predetermined region within the region surrounded by the predetermined latitude and longitude. 前記発雷予測は、所定の時間的許容範囲を有して定められることを特徴とする、請求項に記載の冬季雷発雷予測方法。The winter lightning forecast according to claim 2 , wherein the lightning forecast is determined with a predetermined allowable time range. 気象レーダの観測データを用いて冬季雷の発雷を予測する装置であって、
過去に標定された冬季雷が発生したときのデータを記憶するデータベースと、
気象庁が数値予報を行うときの基データを調査して発雷時のしきい値を設定し、その発雷時刻における前記気象レーダの観測項目のうちの所定の複数の高度における雲からの反射強度および雲頂高度が発雷時のしきい値内に存在するか否かにより冬季雷の発雷を予測する予測手段とを備えたことを特徴とする、冬季雷発雷予測装置。
A device that predicts the occurrence of winter lightning using weather radar observation data,
A database for storing data when winter lightning occurred in the past,
Investigating basic data when the Japan Meteorological Agency conducts numerical forecasting, setting thresholds at the time of lightning, and reflection intensity from clouds at a plurality of predetermined altitudes of the weather radar observation items at the time of lightning And a winter lightning forecasting device, comprising: a forecasting means for forecasting winter lightning strikes based on whether or not the cloud top altitude is within a threshold value at the time of the lightning strike.
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