JP4172880B2

JP4172880B2 - Asphalt compound production equipment

Info

Publication number: JP4172880B2
Application number: JP17485099A
Authority: JP
Inventors: 理一舛田
Original assignee: 日工株式会社
Priority date: 1999-06-22
Filing date: 1999-06-22
Publication date: 2008-10-29
Anticipated expiration: 2019-06-22
Also published as: JP2001003309A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路舗装材であるアスファルト合材を製造する装置に関し、特に、新規骨材を加熱する新材ドライヤと、アスファルト舗装廃材を加熱する廃材ドライヤを並設したアスファルト合材製造装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
道路工事等によって掘り起こされたアスファルト舗装廃材（以下「廃材」という）を加熱再生して新規骨材（以下「新材」という）に混入してアスファルト合材として再利用するために、新材を加熱する新材ドライヤと廃材を加熱する廃材ドライヤを並設されることが多い。廃材ドライヤによって廃材を加熱すると、加熱条件により悪臭を伴う排ガスを発生するため、特公平３−９２４１号公報記載のように、廃材ドライヤの排気煙道を新材ドライヤ側のバーナ側に連結して廃材ドライヤの排ガスを新材ドライヤ内に導入させ、排ガス中の臭気成分を燃焼させて脱臭を図るようにしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来装置のように、単に廃材ドライヤの排気煙道を新材ドライヤ側のバーナ側に連結するだけでは、廃材ドライヤの排ガスの温度または量の変動によって新材ドライヤ内の骨材加熱に乱れを生じさせ、加熱骨材温度の不安定を招くことになる。
【０００４】
本発明は上記の点に鑑み、新材ドライヤ側に導入する廃材ドライヤの排ガスの温度や量が変動しても新材ドライヤは安定した運転が行えるようにしたアスファルト合材製造装置を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために、新材を加熱する新材ドライヤと廃材を加熱する廃材ドライヤとを並設し、廃材ドライヤの排気煙道を新材ドライヤ側のバーナ側に連結して廃材ドライヤの排ガスを新材ドライヤ内に導入させるアスファルト合材製造装置において、廃材ドライヤの排ガス量を検出するガス量検出手段と、排ガス温度を検出するガス温度センサを備えると共に、検出したガス量とガス温度から排ガスの保有する熱量を算出する排ガス熱量算出手段と、新材ドライヤから排出される骨材の温度を逐次検出して予め設定した骨材温度設定値と比較し、その差値量に基づいてバーナ燃焼量を決定すると共に、前記排ガス熱量算出手段にて逐次算出する排ガスの保有熱量の変動量に基づいて前記決定したバーナの燃焼量を補正して新材ドライヤのバーナ燃焼量を制御する燃焼量制御手段とを備えたことを特徴としている。
【０００６】
また、廃材ドライヤの排気煙道に配設した排風機に風量制御用のインバータを備え、ガス量検出手段としてインバータの周波数データから排ガス量を求めたことを特徴としている。
【０００７】
また、ガス量検出手段として廃材ドライヤの排気煙道に配設した排風機の上流側と下流側との間に排気煙道内の差圧を検出する差圧センサを備え、検出した差圧から排ガス量を求めたことを特徴としている。
【０００８】
また、ガス量検出手段として廃材ドライヤの排気煙道に流量計を備えたことを特徴としている。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明に係るアスファルト合材製造装置によれば、廃材ドライヤにて発生する排ガスを新材ドライヤのバーナ側へと送り込むが、この送り込む排ガスの量をガス量検出手段により検出し、また排ガス温度をガス温度センサにより逐次検出する。この検出した排ガス量と排ガス温度を排ガス熱量算出手段に取り込み、該排ガス熱量算出手段によって排ガスの保有する熱量を算出する。
【００１０】
一方、新材ドライヤにおけるバーナ燃焼制御は、新材ドライヤから排出される加熱骨材の温度を骨材温度センサにて検出し、この検出値を予め設定しておいた設定骨材温度と比較し、その差値量に基づいてバーナ燃焼量を制御して設定骨材温度となるようにしているが、このバーナ燃焼制御に更に前記算出した排ガスの保有熱量を加味した制御を行う。即ち、新材ドライヤに導入される排ガス量や排ガス温度が増加すれば、新材ドライヤ内でのバーナと排ガスによるトータル熱量は増加するためにバーナの燃焼量を排ガスの増加した熱量に見合ったオイル量分だけ減少させる。また、新材ドライヤに導入される排ガス量や温度が減少すればその減少した熱量分だけバーナの燃焼量を増加させる。
【００１１】
このように、新材ドライヤに導入される排ガスの保有熱量を新材ドライヤのバーナ燃焼制御に反映させることによって、新材ドライヤ側に導入される排ガスの量や温度が変動しても新材ドライヤ内へのトータルの供給熱量をコントロールして安定した運転が行え、加熱骨材温度を安定させることができる。
【００１２】
また、廃材ドライヤの排気煙道に配設した排風機に風量制御用のインバータを備え、ガス量検出手段としてインバータの周波数データから排ガス量を算出するようにすれば、新材ドライヤに導入される排ガス量を逐次把握でき、この排ガス量と排ガス温度から排ガスの保有熱量が求められて新材ドライヤのバーナ燃焼制御に反映して燃焼量を適正にコントロールすることができる。
【００１３】
また、ガス量検出手段として廃材ドライヤの排気煙道に配設した排風機の上流側と下流側との間に排気煙道内の差圧を検出する差圧センサを備え、検出した差圧から排ガス量を求めるようにすれば、新材ドライヤに導入される排ガス量を逐次把握でき、この排ガス量と排ガス温度から排ガスの熱量を算出できて新材ドライヤのバーナ燃焼制御に反映して燃焼量を適正にコントロールすることができる。
【００１４】
また、ガス量検出手段として廃材ドライヤの排気煙道に流量計を備えておけば、新材ドライヤに導入される排ガス量を逐次把握でき、この排ガス量と排ガス温度から排ガスの保有熱量を算出できて新材ドライヤのバーナ燃焼制御に反映して燃焼量を適正にコントロールすることができる。
【００１５】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【００１６】
図１中の１は新材を加熱乾燥するアスファルトプラントの新材ドライヤであって、内部に多数の掻上げ羽根を周設した円筒状のドラム２を回転自在に傾斜支持し、駆動装置（図示せず）により所定の速度で回転させている。
【００１７】
３は新材ドライヤ１のホットホッパ４上流側に設けたバーナであって、燃焼室５内で火炎を形成してその熱風をドラム２に送り込む一方、コールドホッパ６側に設けたコンベヤ７を介して新材を投入し、新材を掻上げ羽根で掻き上げながら転動流下させる間に新材を所定温度まで加熱してホットホッパ４下部の骨材排出口８より排出する。
【００１８】
また、新材ドライヤ１のコールドホッパ６には排ガスを導出させる排気煙道９を連結し、その下流には排ガスを吸引する排風機１０と排ガス中のダストを除去するバグフィルター１１及び排ガスを大気中に放出する煙突１２を配設している。
【００１９】
１３は排風機１０の上流に配設した風量調整用ダンパーであって、新材ドライヤ１のホットホッパ４内隅部の静圧を静圧センサによって検出し、この静圧をほぼ大気圧程度に維持するように開閉制御し、ホットホッパ４とドラム２との隙間等から余分な外気を吸引しないようにしてドラム２内に送り込まれるガス量に見合った量だけ吸引排気するようにしている。
【００２０】
１４は廃材を加熱再生する廃材ドライヤであって、新材ドライヤ１と略同様の構造をしており、内部に多数の掻上げ羽根を周設した円筒状のドラム１５を回転自在に傾斜支持し、駆動装置（図示せず）により所定の速度で回転させている。
【００２１】
ドラム１５の一端側にはバーナ１６を配設しており、該バーナ１６前方の燃焼室１７に火炎を形成してホットホッパ１８側からドラム１５内に熱風を送り込むようにしている。そしてコンベヤ１９にて廃材をホットホッパ１８側から供給し、掻上げ羽根で掻き上げながらドラム１５内を転動流下させる間に廃材を所定温度まで加熱し、コ−ルドホッパ２０下部の廃材排出口２１より排出する。
【００２２】
廃材ドライヤ１４のコールドホッパ２０には排気煙道２２を連結し、該排気煙道２２の途中にサイクロン集塵機２３及び排風機２４を配設すると共に、その他端部を新材ドライヤ１の燃焼室５の上流側に連結している。なお、燃焼室５を配設せずに排気煙道２２を新材ドライヤ１のホットホッパ４に連結するようにしても良いが、燃焼室５を配設して燃焼室５内に排ガスを導入させて排ガス中の臭気成分を燃焼させるようにすれば脱臭効果を上げることができて好ましい。
【００２３】
また、廃材ドライヤ１４のコールドホッパ２０には循環煙道２５も連結し、該循環煙道２５の途中にサイクロン集塵機２６及び排風機２７を配設すると共に、その他端部を風量調整用ダンパー２８を介して廃材ドライヤ１４の燃焼室１７の上流側に連結している。そして、風量調整用ダンパー２８の開度調整によって温度低下した燃焼ガスの一部を循環させ、バーナ１６の熱風と混合させて熱風温度の調整を行うと共に、燃焼ガス熱の有効利用を図っている。
【００２４】
２９は廃材ドライヤ１４の排気煙道２２の排風機２４に備えたインバータ（周波数変換器）であって、廃材ドライヤ１４の加熱廃材温度の変動等に合わせてバーナ１６の燃焼量が調整されてドラム内に送り込まれれる燃焼ガス量が変動すると、それに追従して周波数変換器２９の周波数を変更制御して排風機２４の回転数を変化させ、発生する排ガス量に見合った量のガスを吸引排気するようにしている。このインバータ２９に設定された周波数から排ガス量を求めることができるので、インバータ２９をガス量検出手段として利用する。
【００２５】
３０は排気煙道２２に備えたガス温度センサであって、廃材ドライヤ１４から新材ドライヤ１へ導入する排ガスの温度を検出する。また、３１は新材ドライヤ１の骨材排出口８に備えた骨材温度センサであって、新材ドライヤ１にて加熱した新材の骨材温度を検出する。
【００２６】
３２は新材ドライヤ１のバーナ３の燃焼量を制御するバーナ燃焼制御装置であって、廃材ドライヤ１４の排ガスの熱量を算出する排ガス熱量算出手段３３、新材用バーナ３の燃焼量を制御する燃焼量制御手段３４、加熱骨材の温度設定値を設定する骨材温度設定部３５及び記憶部３６等を備えている。排ガス熱量算出手段３３ではインバータ２９から周波数データを、ガス温度センサ３０からガス温度データを逐次取り込み、インバータの設定周波数と排ガス量の関係データから排ガス量を求め、その排ガス量とガス温度から排ガスの保有する熱量を算出し、この熱量と記憶部３６に記憶している前回検出時の熱量データとから熱量の変動量を算出するようにプログラミングされている。
【００２７】
また、燃焼量制御手段３４では骨材温度センサ３１によって取り込んだ加熱骨材温度と骨材温度設定部３５に設定された骨材温度設定値とを比較し、その差値量に基づいてバーナ燃焼量を制御して骨材温度が設定値に近づくように、増減するバーナ燃焼量を決定すると共に、前記排ガス熱量算出手段３３にて算出した排ガスの保有熱量の変動量を取り込み、その変動量をオイル量に換算するなどしてからその変動量を前記決定したバーナ燃焼量に加減算して最終的なバーナ燃焼量を決定し、この決定したバーナ燃焼量に基づいて新材用バーナ３の燃焼を制御するようにプログラミングされている。
【００２８】
次に、上記アスファルト合材製造装置のバーナ燃焼制御の動作を図２のフローチャートに基づいて説明する。なお、図中のＳ１〜Ｓ１０は各動作のステップを表わしている。
【００２９】
上記アスファルト合材製造装置では、新材ドライヤ１を単独にて運転しているときには、ドラム２の骨材排出口８から排出される加熱骨材温度を骨材温度センサ３１によって逐次検出してバーナ燃焼制御装置３２に取り込み、燃焼量制御手段３７にて検出した温度データと骨材温度設定部３５に設定された設定値と比較し、その差値量に基づいて燃焼量を適宜決定し、決定した燃焼量の信号をバーナ３に印加することによって燃焼量を調整している。
【００３０】
この新材ドライヤ１の運転中に廃材ドライヤ１４を運転して廃材ドライヤ１４の排ガスが新材ドライヤ１側の燃焼室５に導入されるようになると、図２に示すように、先ず、排ガス量を検出するのであるが、排風機２４の風量をインバータ２９で制御しているときには、インバータ２９の周波数データをバーナ燃焼制御装置３２に所定周期で取り込み、排ガス熱量算出手段３３にてインバータの設定周波数と排ガス量の関係データから排ガス量を求める（Ｓ１）。また、ガス温度センサ３０にて排ガス温度も検出してバーナ燃焼制御装置３２に取り込む（Ｓ２）。
【００３１】
排ガス量と排ガス温度が把握されると、排ガス熱量算出手段３３では、排ガス量と排ガス温度、それに排ガス比熱とから排ガスの保有する熱量を算出し（Ｓ３）、更に、この排ガスの保有熱量と記憶部３６に記憶した前回検出時の排ガスの保有熱量とから排ガスの保有熱量の変動量を算出する（Ｓ４）。
【００３２】
次に、骨材温度センサ３１によってドラム２の骨材排出口８から排出される加熱骨材の温度を検出し、バーナ燃焼制御装置３２に取り込む（Ｓ５）。そして燃焼量制御手段３４にて検出した骨材温度と骨材温度設定部３５に設定記憶した設定値とを比較してその差値量を算出し（Ｓ６）、該差値量に基づいてバーナ３の燃焼量を決定する（Ｓ７）。
【００３３】
続いて、排ガス熱量算出手段３３によって算出した排ガスの保有熱量の変動量を燃焼量制御手段３４に取り込み、排ガスの保有熱量の変動量をバーナ３の燃焼量に反映させてバーナ燃焼量を補正する（Ｓ８）。例えば、骨材温度が安定しているときに、排ガス量や排ガス温度が上昇して保有熱量が前回検出時より多くなった場合、バーナ燃焼量をそのままにしておくと、ドラム２より排出される加熱骨材の温度は徐々に上昇してしまうこととなる。そこで、排ガスの保有熱量が上昇すればその熱量に見合った分だけバーナ燃焼量を減少させてドラム２内に供給するトータル熱量を一定に保つように制御すれば加熱骨材温度を安定させておくことができる。この排ガスの保有熱量の変動量によってバーナ燃焼量を補正するときに、排ガスの保有熱量の変動量をオイル換算してその換算量をバーナ燃焼量に加減算して補正するようにすると良い。
【００３４】
バーナ燃焼量が補正されると、燃焼量制御手段３４からバーナ３に補正信号を印加してバーナ燃焼量を制御する（Ｓ９）。そして燃焼制御が終りでなければ（Ｓ１０）、ステップＳ１に戻って上記と同様の動作を繰り返すのである。
【００３５】
なお、上記実施例では廃材ドライヤ１４の排ガス量を排風機２４のインバータ２９の周波数信号によって把握するようにしたが、図３に示すように、排風機２４をインバータ制御せずに、排風機２４の上流に配設した風量調整用ダンパー３８にて排ガス量を調整するようにしたときには、排ガス量検出手段として排風機２４の上流側と下流側との差圧を検出する差圧センサ３８を備え、該差圧センサ３８にて検出する差圧データをバーナ燃焼制御装置３２に取り込んで排ガス熱量算出手段３３で排風機固有の性能特性を利用して差圧データから排ガス量を求めれるようにプログラミングしておくと、上記と同様に排ガスの保有熱量が算出でき、排ガスの保有熱量をバーナ３の燃焼量制御に反映して燃焼量をコントロールすることができる。
【００３６】
また、図４に示すように、排ガス量検出手段として排風機２４の下流に流量計４０を備え、該流量計４０にて検出する流量データをバーナ燃焼制御装置３２に取り込むようにすれば、流量データから排ガス量を求めて上記と同様に排ガスの保有熱量を算出でき、排ガスの保有熱量をバーナ３の燃焼量制御に反映して燃焼量をコントロールすることができる。
【００３７】
このように、廃材ドライヤ１４の排ガスの保有する熱量を把握し、排ガスの保有熱量の変動分を新材ドライヤ１のバーナ燃焼量で調整するなど、ドラム２内に送り込むトータルの熱量を適正にコントロールして新材ドライヤ１へ必要な熱量を過不足なく送り込むことによって、加熱骨材の温度変動の少ない安定した運転を行うことができる。なお、新材ドライヤ１に供給される骨材量と加熱骨材設定温度から骨材の加熱に必要とする熱量を逐次算出し、この必要熱量分から排ガスの保有熱量を減算した残りの熱量をバーナ燃焼で過不足なく供給していくことも可能である。
【００３８】
また、廃材ドライヤ１４の排ガスの保有する熱量を有効に利用することによって新材ドライヤ１のバーナ３の燃焼量を抑えて燃料コストを低減できる。
【００３９】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るアスファルト合材製造装置によれば、新材を加熱する新材ドライヤと廃材を加熱する廃材ドライヤとを並設し、廃材ドライヤの排気煙道を新材ドライヤ側のバーナ側に連結して廃材ドライヤの排ガスを新材ドライヤ内に導入させるアスファルト合材製造装置において、廃材ドライヤの排ガス量を検出するガス量検出手段と、排ガス温度を検出するガス温度センサを備えると共に、検出したガス量とガス温度から排ガスの保有する熱量を算出する排ガス熱量算出手段と、新材ドライヤから排出される骨材の温度を逐次検出して予め設定した骨材温度設定値と比較し、その差値量に基づいてバーナ燃焼量を決定すると共に、前記排ガス熱量算出手段にて逐次算出する排ガスの保有熱量の変動量に基づいて前記決定したバーナの燃焼量を補正して新材ドライヤのバーナ燃焼量を制御する燃焼量制御手段とを備えたので、廃材ドライヤの排ガスの保有熱量の変動分を新材ドライヤのバーナ燃焼量で調整し、ドラム内に送り込むトータル熱量を適正にコントロールして必要な熱量を過不足なく送り込み続けることができ、廃材ドライヤの排ガスのガス量や温度が変動しても新材ドライヤ側にはその影響が及ばず、骨材温度の変動の少ない安定した運転が行え、加熱効率も向上して燃料コストも低減できる。
【００４０】
また、廃材ドライヤの排気煙道に配設した排風機に風量制御用のインバータを備え、ガス量検出手段としてインバータの周波数データから排ガス量を求めたので、排ガス量を逐次把握できて排ガスの保有する熱量を算出でき、これをバーナの燃焼量に反映して燃焼量を適正にコントロールすることができる。
【００４１】
また、ガス量検出手段として廃材ドライヤの排気煙道に配設した排風機の上流側と下流側との間に排気煙道内の差圧を検出する差圧センサを備え、検出した差圧から排ガス量を求めたので、排ガス量を逐次把握できて排ガスの保有する熱量を算出でき、これをバーナの燃焼量に反映して燃焼量を適正にコントロールすることができる。
【００４２】
また、ガス量検出手段として廃材ドライヤの排気煙道に流量計を備えたので、排ガス量を逐次把握できて排ガスの保有する熱量を算出でき、これをバーナの燃焼量に反映して燃焼量を適正にコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るアスファルト合材製造装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図２】同上のバーナ燃焼制御の動作を説明するフローチャートである。
【図３】同上の別の実施例を示す概略構成図である。
【図４】同上の別の実施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
１…新材ドライヤ３…新材用バーナ
１４…廃材ドライヤ１６…廃材用バーナ
２２…排気煙道２４…排風機
２９…インバータ３０…ガス温度センサ
３１…骨材温度センサ３２…バーナ燃焼制御装置
３３…排ガス熱量算出手段３４…燃焼量制御手段
３８…差圧計３９…流量計[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for manufacturing asphalt composite material that is a road pavement material, and more particularly, to an asphalt composite material manufacturing apparatus in which a new material dryer for heating new aggregate and a waste material dryer for heating asphalt pavement waste material are arranged side by side.
[0002]
[Prior art]
In order to recycle asphalt pavement waste material (hereinafter referred to as “waste material”) excavated by road construction, etc., and mix it with new aggregate (hereinafter referred to as “new material”) and reuse it as asphalt mixture A new material dryer for heating and a waste material dryer for heating waste materials are often installed side by side. When waste material is heated by the waste material dryer, exhaust gas with a bad odor is generated depending on the heating conditions. Therefore, as described in Japanese Patent Publication No. 3-9241, the exhaust flue of the waste material dryer is connected to the burner side of the new material dryer side. There is one in which exhaust gas from a waste material dryer is introduced into a new material dryer and odor components in the exhaust gas are burned to deodorize.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, just connecting the exhaust flue of the waste material dryer to the burner side of the new material dryer as in the above-mentioned conventional device, heating the aggregate in the new material dryer due to fluctuations in the temperature or amount of exhaust gas of the waste material dryer. Disturbance will be caused, leading to instability of the heated aggregate temperature.
[0004]
In view of the above points, the present invention provides an asphalt composite material manufacturing apparatus in which a new material dryer can perform stable operation even if the temperature and amount of exhaust gas of the waste material dryer introduced to the new material dryer side fluctuate. Is an issue.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has a new material dryer for heating new material and a waste material dryer for heating waste material arranged in parallel, and the exhaust flue of the waste material dryer is connected to the burner side of the new material dryer side. In the asphalt mixture manufacturing equipment that introduces exhaust gas from waste material dryer into the new material dryer, it is equipped with gas amount detection means for detecting the exhaust gas amount of waste material dryer and gas temperature sensor for detecting exhaust gas temperature, and the detected gas amount Exhaust gas calorie calculation means for calculating the calorific value of the exhaust gas from the gas temperature and the temperature of the aggregate discharged from the new material dryer are sequentially detected and compared with the preset aggregate temperature set value, and the difference value amount based on and determines the burner combustion amount, by correcting the amount of combustion burners the determined based on the variation amount of heat held in the exhaust gas sequentially calculated by the exhaust gas heat calculating means It is characterized in that a combustion amount control means for controlling the burner combustion amount of wood dryer.
[0006]
Further, the exhaust fan disposed in the exhaust flue of the waste material dryer is provided with an inverter for controlling the air volume, and the exhaust gas amount is obtained from the frequency data of the inverter as a gas amount detecting means.
[0007]
In addition, a differential pressure sensor for detecting the differential pressure in the exhaust flue is provided between the upstream side and the downstream side of the exhaust fan disposed in the exhaust flue of the waste dryer as a gas amount detection means, and the exhaust gas is detected from the detected differential pressure. It is characterized by finding the quantity.
[0008]
Further, the present invention is characterized in that a flow meter is provided in the exhaust flue of the waste material dryer as a gas amount detecting means.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the asphalt composite material manufacturing apparatus according to the present invention, the exhaust gas generated in the waste material dryer is sent to the burner side of the new material dryer. The amount of the exhaust gas to be sent is detected by the gas amount detection means, and the exhaust gas temperature is determined. Sequentially detected by a gas temperature sensor. The detected exhaust gas amount and exhaust gas temperature are taken into the exhaust gas calorie calculation means, and the exhaust gas calorie calculation means calculates the amount of heat held by the exhaust gas.
[0010]
On the other hand, the burner combustion control in the new material dryer detects the temperature of the heated aggregate discharged from the new material dryer with the aggregate temperature sensor, and compares this detected value with the preset aggregate temperature. The burner combustion amount is controlled based on the difference value amount so as to reach the set aggregate temperature. The burner combustion control is further controlled in consideration of the calculated stored heat amount of the exhaust gas. In other words, if the amount of exhaust gas introduced into the new dryer and the exhaust gas temperature increase, the total amount of heat generated by the burner and exhaust gas in the new dryer will increase, so the burner combustion amount is commensurate with the increased amount of exhaust gas. Decrease by the amount. Further, if the amount of exhaust gas or temperature introduced into the new material dryer is reduced, the burner combustion amount is increased by the reduced amount of heat.
[0011]
In this way, by reflecting the amount of heat stored in the exhaust gas introduced into the new material dryer in the burner combustion control of the new material dryer, even if the amount and temperature of the exhaust gas introduced into the new material dryer fluctuate, the new material dryer A stable operation can be performed by controlling the total amount of heat supplied to the inside, and the temperature of the heated aggregate can be stabilized.
[0012]
In addition, if the exhaust fan installed in the exhaust flue of the waste material dryer is equipped with an inverter for air volume control and the exhaust gas amount is calculated from the frequency data of the inverter as the gas amount detection means, it will be introduced into the new material dryer. The amount of exhaust gas can be sequentially grasped, and the amount of retained heat of the exhaust gas can be obtained from the amount of exhaust gas and the temperature of the exhaust gas, and reflected in the burner combustion control of the new material dryer, the combustion amount can be controlled appropriately.
[0013]
In addition, a differential pressure sensor for detecting the differential pressure in the exhaust flue is provided between the upstream side and the downstream side of the exhaust fan disposed in the exhaust flue of the waste dryer as a gas amount detection means, and the exhaust gas is detected from the detected differential pressure. If the amount is calculated, the amount of exhaust gas introduced into the new material dryer can be sequentially grasped, and the calorific value of the exhaust gas can be calculated from the amount of exhaust gas and the exhaust gas temperature and reflected in the burner combustion control of the new material dryer. It can be controlled properly.
[0014]
In addition, if the exhaust flue of the waste dryer is equipped with a flow meter as a means for detecting the amount of gas, the amount of exhaust gas introduced into the new material dryer can be grasped sequentially, and the amount of heat retained in the exhaust gas can be calculated from the amount of exhaust gas and the temperature of the exhaust gas. Therefore, the amount of combustion can be controlled appropriately reflecting the burner combustion control of the new material dryer.
[0015]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0016]
Reference numeral 1 in FIG. 1 denotes a new material dryer for an asphalt plant for heating and drying a new material, which rotatably supports a cylindrical drum 2 having a large number of scraping blades disposed inside, and a driving device (see FIG. 1). (Not shown).
[0017]
3 is a burner provided on the upstream side of the hot hopper 4 of the new material dryer 1, which forms a flame in the combustion chamber 5 and sends the hot air to the drum 2, while passing through a conveyor 7 provided on the cold hopper 6 side. The new material is introduced, and the new material is heated to a predetermined temperature and discharged from the aggregate outlet 8 at the lower part of the hot hopper 4 while the new material is rolling down while being scraped up by the lifting blade.
[0018]
Further, the cold hopper 6 of the new dryer 1 is connected with an exhaust flue 9 for exhausting the exhaust gas, and an exhaust fan 10 for sucking the exhaust gas, a bag filter 11 for removing dust in the exhaust gas, and the exhaust gas to the atmosphere. A chimney 12 is provided for discharge.
[0019]
Reference numeral 13 denotes an air volume adjusting damper disposed upstream of the exhaust fan 10. The static pressure sensor detects the static pressure at the inner corner of the hot hopper 4 of the new material dryer 1, and this static pressure is set to about atmospheric pressure. Opening / closing control is performed so as to maintain the exhaust air so that excessive external air is not sucked from the gap between the hot hopper 4 and the drum 2 or the like, and is sucked and exhausted by an amount corresponding to the amount of gas fed into the drum 2.
[0020]
14 is a waste material dryer that heats and recycles the waste material, and has substantially the same structure as the new material dryer 1, and rotatably supports a cylindrical drum 15 that has a number of scraping blades around it. The motor is rotated at a predetermined speed by a driving device (not shown).
[0021]
A burner 16 is disposed on one end side of the drum 15, and a flame is formed in the combustion chamber 17 in front of the burner 16 so that hot air is fed into the drum 15 from the hot hopper 18 side. Then, the waste material is supplied from the hot hopper 18 side by the conveyor 19 and heated to a predetermined temperature while rolling down in the drum 15 while being scraped up by the scraping blade, and the waste material discharge port 21 below the cold hopper 20 is heated. More discharge.
[0022]
An exhaust flue 22 is connected to the cold hopper 20 of the waste material dryer 14, and a cyclone dust collector 23 and an exhaust fan 24 are disposed in the middle of the exhaust flue 22, and the other end is a combustion chamber 5 of the new material dryer 1. It is connected to the upstream side. The exhaust flue 22 may be connected to the hot hopper 4 of the new material dryer 1 without providing the combustion chamber 5, but exhaust gas is introduced into the combustion chamber 5 by providing the combustion chamber 5. If the odor component in the exhaust gas is burned, the deodorizing effect can be improved, which is preferable.
[0023]
A circulating flue 25 is also connected to the cold hopper 20 of the waste dryer 14, and a cyclone dust collector 26 and an exhaust fan 27 are arranged in the middle of the circulating flue 25, and an air volume adjusting damper 28 is disposed at the other end. Via the upstream side of the combustion chamber 17 of the waste dryer 14. Then, a part of the combustion gas whose temperature has been lowered by adjusting the opening degree of the air volume adjusting damper 28 is circulated and mixed with the hot air of the burner 16 to adjust the hot air temperature, and the combustion gas heat is effectively used. .
[0024]
Reference numeral 29 denotes an inverter (frequency converter) provided in the exhaust fan 24 of the exhaust flue 22 of the waste material dryer 14, and the amount of combustion of the burner 16 is adjusted in accordance with fluctuations in the temperature of the heated waste material of the waste material dryer 14. When the amount of combustion gas fed into the inside fluctuates, the frequency of the frequency converter 29 is changed and controlled in accordance with the fluctuation, so that the rotational speed of the exhaust fan 24 is changed, and an amount of gas corresponding to the amount of exhaust gas generated is sucked and exhausted. Like to do. Since the exhaust gas amount can be obtained from the frequency set in the inverter 29, the inverter 29 is used as a gas amount detecting means.
[0025]
A gas temperature sensor 30 provided in the exhaust flue 22 detects the temperature of exhaust gas introduced from the waste material dryer 14 to the new material dryer 1. Reference numeral 31 denotes an aggregate temperature sensor provided at the aggregate outlet 8 of the new material dryer 1, which detects the aggregate temperature of the new material heated by the new material dryer 1.
[0026]
32 is a burner combustion control device for controlling the amount of combustion of the burner 3 of the new material dryer 1, and controls the amount of combustion of the exhaust gas calorific value calculating means 33 for calculating the amount of heat of the exhaust gas of the waste material dryer 14 and the amount of combustion of the burner 3 for new material. Combustion amount control means 34, an aggregate temperature setting unit 35 for setting the temperature setting value of the heated aggregate, a storage unit 36, and the like are provided. The exhaust gas calorific value calculation means 33 sequentially takes in frequency data from the inverter 29 and gas temperature data from the gas temperature sensor 30, obtains the exhaust gas amount from the relation data between the inverter set frequency and the exhaust gas amount, and calculates the exhaust gas from the exhaust gas amount and the gas temperature. It is programmed to calculate the amount of heat held, and to calculate the amount of change in the amount of heat from this amount of heat and the amount of heat data at the time of previous detection stored in the storage unit 36.
[0027]
Further, the combustion amount control means 34 compares the heated aggregate temperature captured by the aggregate temperature sensor 31 with the aggregate temperature set value set in the aggregate temperature setting unit 35, and burner combustion is performed based on the difference value amount. The amount of burner combustion to be increased or decreased is determined so that the aggregate temperature approaches the set value by controlling the amount, and the variation amount of the retained heat amount of the exhaust gas calculated by the exhaust gas heat amount calculation means 33 is taken in, and the variation amount is calculated. After converting the amount of oil into an oil amount, the variation amount is added to or subtracted from the determined burner combustion amount to determine the final burner combustion amount. Based on the determined burner combustion amount, the combustion of the new material burner 3 is performed. It is programmed to control.
[0028]
Next, the burner combustion control operation of the asphalt composite material manufacturing apparatus will be described based on the flowchart of FIG. In addition, S1-S10 in a figure represents the step of each operation | movement.
[0029]
In the asphalt composite material manufacturing apparatus, when the new material dryer 1 is operated alone, the heated aggregate temperature discharged from the aggregate discharge port 8 of the drum 2 is sequentially detected by the aggregate temperature sensor 31 and the burner is detected. Comparing the temperature data captured by the combustion control device 32 and detected by the combustion amount control means 37 with the set value set in the aggregate temperature setting unit 35, the combustion amount is appropriately determined and determined based on the difference value amount. The combustion amount is adjusted by applying the burned amount signal to the burner 3.
[0030]
When the waste material dryer 14 is operated during operation of the new material dryer 1 and the exhaust gas of the waste material dryer 14 is introduced into the combustion chamber 5 on the new material dryer 1 side, first, as shown in FIG. However, when the air volume of the exhaust fan 24 is controlled by the inverter 29, the frequency data of the inverter 29 is taken into the burner combustion control device 32 at a predetermined cycle, and the exhaust gas heat amount calculation means 33 sets the inverter set frequency. The exhaust gas amount is obtained from the relationship data between the exhaust gas amount and the exhaust gas amount (S1). Further, the exhaust gas temperature is also detected by the gas temperature sensor 30 and taken into the burner combustion control device 32 (S2).
[0031]
When the exhaust gas amount and the exhaust gas temperature are grasped, the exhaust gas calorie calculating means 33 calculates the heat amount possessed by the exhaust gas from the exhaust gas amount, the exhaust gas temperature, and the exhaust gas specific heat (S3), and further stores the stored heat amount and the stored exhaust gas. The fluctuation amount of the retained heat amount of the exhaust gas is calculated from the retained heat amount of the exhaust gas stored in the unit 36 at the previous detection (S4).
[0032]
Next, the temperature of the heated aggregate discharged from the aggregate discharge port 8 of the drum 2 is detected by the aggregate temperature sensor 31, and is taken into the burner combustion control device 32 (S5). Then, the aggregate temperature detected by the combustion amount control means 34 and the set value set and stored in the aggregate temperature setting unit 35 are compared to calculate the difference value amount (S6), and the burner is calculated based on the difference value amount. 3 is determined (S7).
[0033]
Subsequently, the fluctuation amount of the retained heat amount of the exhaust gas calculated by the exhaust gas heat amount calculating means 33 is taken into the combustion amount control means 34, and the variation amount of the retained heat amount of the exhaust gas is reflected in the combustion amount of the burner 3 to correct the burner combustion amount. (S8). For example, when the aggregate gas temperature is stable and the exhaust gas amount or exhaust gas temperature rises and the retained heat amount is higher than the previous detection, if the burner combustion amount is left as it is, it is discharged from the drum 2 The temperature of the heated aggregate will gradually rise. Therefore, if the amount of heat retained in the exhaust gas rises, the heating aggregate temperature is stabilized if the burner combustion amount is reduced by an amount commensurate with the amount of heat and the total amount of heat supplied into the drum 2 is kept constant. be able to. When the burner combustion amount is corrected based on the fluctuation amount of the retained heat amount of the exhaust gas, the variation amount of the retained heat amount of the exhaust gas is preferably converted into oil, and the converted amount is added to or subtracted from the burner combustion amount for correction.
[0034]
When the burner combustion amount is corrected, a correction signal is applied from the combustion amount control means 34 to the burner 3 to control the burner combustion amount (S9). If the combustion control is not over (S10), the process returns to step S1 and the same operation as described above is repeated.
[0035]
In the above embodiment, the exhaust gas amount of the waste material dryer 14 is grasped by the frequency signal of the inverter 29 of the exhaust fan 24. However, as shown in FIG. 3, the exhaust fan 24 is not controlled by the inverter. When the exhaust gas amount is adjusted by the air amount adjusting damper 38 disposed upstream of the exhaust air amount, the differential pressure sensor 38 for detecting the differential pressure between the upstream side and the downstream side of the exhaust fan 24 is provided as exhaust gas amount detection means. The differential pressure data detected by the differential pressure sensor 38 is taken into the burner combustion control device 32, and the exhaust gas calorific value calculation means 33 is programmed so that the exhaust gas amount can be obtained from the differential pressure data using the performance characteristics unique to the exhaust fan. Then, the amount of heat retained in the exhaust gas can be calculated in the same manner as described above, and the amount of heat retained in the exhaust gas can be reflected in the combustion amount control of the burner 3 to control the combustion amount.
[0036]
Further, as shown in FIG. 4, if a flow meter 40 is provided downstream of the exhaust fan 24 as exhaust gas amount detection means, and the flow rate data detected by the flow meter 40 is taken into the burner combustion control device 32, the flow rate The amount of exhaust gas can be calculated from the data and the amount of heat retained in the exhaust gas can be calculated in the same manner as described above, and the amount of heat retained in the exhaust gas can be reflected in the combustion amount control of the burner 3 to control the amount of combustion.
[0037]
In this way, the total amount of heat fed into the drum 2 is appropriately controlled, such as grasping the amount of heat held in the exhaust gas of the waste material dryer 14 and adjusting the fluctuation amount of the heat content of the exhaust gas with the burner combustion amount of the new material dryer 1. Then, by supplying the necessary amount of heat to the new material dryer 1 without excess or deficiency, a stable operation with little temperature fluctuation of the heated aggregate can be performed. The amount of heat required for heating the aggregate is sequentially calculated from the amount of aggregate supplied to the new material dryer 1 and the heating aggregate set temperature, and the remaining amount of heat obtained by subtracting the amount of heat stored in the exhaust gas from this required amount of heat is calculated by the burner. It is also possible to supply without excess or deficiency by combustion.
[0038]
Further, by effectively using the amount of heat held in the exhaust gas of the waste material dryer 14, the combustion amount of the burner 3 of the new material dryer 1 can be suppressed, and the fuel cost can be reduced.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the asphalt composite material manufacturing apparatus according to the present invention, the new material dryer for heating the new material and the waste material dryer for heating the waste material are juxtaposed, and the exhaust flue of the waste material dryer is disposed on the new material dryer side. In an asphalt composite material manufacturing apparatus that is connected to the burner and introduces exhaust gas from the waste material dryer into the new material dryer, the gas amount detection means for detecting the exhaust gas amount of the waste material dryer and a gas temperature sensor for detecting the exhaust gas temperature are provided. The exhaust gas calorific value calculation means for calculating the calorific value of the exhaust gas from the detected gas amount and gas temperature, and the aggregate temperature discharged from the new material dryer are sequentially detected and compared with the preset aggregate temperature set value. The burner combustion amount is determined on the basis of the difference value amount, and the determined buffer is determined on the basis of the fluctuation amount of the retained heat amount of the exhaust gas that is sequentially calculated by the exhaust gas heat amount calculation means. Since a combustion rate controlling means for controlling the burner combustion amount of correction to new material dryer combustion amount of Na to adjust the variation of the heat held in the waste dryer exhaust gas by a burner combustion amount of new material dryer, The total amount of heat fed into the drum can be appropriately controlled to continue feeding the required amount of heat without excess or deficiency, and even if the amount and temperature of exhaust gas from the waste material dryer fluctuate, the new material dryer side will not be affected. In addition, stable operation with little fluctuation in aggregate temperature can be performed, heating efficiency can be improved, and fuel cost can be reduced.
[0040]
In addition, an exhaust fan installed in the exhaust flue of the waste dryer is equipped with an inverter for air volume control, and the exhaust gas volume is obtained from the inverter frequency data as a gas volume detection means. The amount of heat to be calculated can be calculated, and this can be reflected in the burner combustion amount to control the combustion amount appropriately.
[0041]
In addition, a differential pressure sensor for detecting the differential pressure in the exhaust flue is provided between the upstream side and the downstream side of the exhaust fan disposed in the exhaust flue of the waste dryer as a gas amount detection means, and the exhaust gas is detected from the detected differential pressure. Since the amount is obtained, the amount of exhaust gas can be sequentially grasped, and the amount of heat held by the exhaust gas can be calculated, and this can be reflected in the amount of combustion of the burner to appropriately control the amount of combustion.
[0042]
In addition, because the exhaust flue of the waste dryer is equipped with a flow meter as a gas amount detection means, the amount of exhaust gas can be grasped sequentially and the amount of heat held by the exhaust gas can be calculated, which is reflected in the amount of combustion of the burner. It can be controlled properly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram illustrating an embodiment of an asphalt composite material manufacturing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart for explaining the operation of burner combustion control.
FIG. 3 is a schematic block diagram showing another embodiment of the above.
FIG. 4 is a schematic block diagram showing another embodiment of the above.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... New material dryer 3 ... New material burner 14 ... Waste material dryer 16 ... Waste material burner 22 ... Exhaust flue 24 ... Exhaust air 29 ... Inverter 30 ... Gas temperature sensor 31 ... Aggregate temperature sensor 32 ... Burner combustion control apparatus 33 ... exhaust gas calorie calculation means 34 ... combustion amount control means 38 ... differential pressure gauge 39 ... flow meter

Claims

A new material dryer that heats the new material and a waste material dryer that heats the waste material are installed side by side, and the exhaust flue of the waste material dryer is connected to the burner side of the new material dryer, and the exhaust gas of the waste material dryer is introduced into the new material dryer. The asphalt mixture manufacturing apparatus includes a gas amount detection means for detecting the exhaust gas amount of the waste material dryer and a gas temperature sensor for detecting the exhaust gas temperature, and calculates the amount of heat held by the exhaust gas from the detected gas amount and gas temperature. The exhaust gas calorific value calculation means, the temperature of the aggregate discharged from the new material dryer is sequentially detected and compared with a preset aggregate temperature set value, and the burner combustion amount is determined based on the difference value amount, and controlling the burner combustion amount of correction to new material dryer the combustion amount of burners with the determined based on the variation amount of heat held in the exhaust gas sequentially calculated by the exhaust gas heat calculating means Asphalt mixture manufacturing apparatus characterized by comprising a baked amount control means.

2. The asphalt composite material manufacturing method according to claim 1, wherein the exhaust fan disposed in the exhaust flue of the waste material dryer is provided with an inverter for controlling the air volume, and the exhaust gas amount is obtained from the frequency data of the inverter as a gas amount detecting means. apparatus.

A differential pressure sensor that detects the differential pressure in the exhaust flue is provided between the upstream and downstream sides of the exhaust fan installed in the exhaust flue of the waste dryer as a gas amount detection means, and the amount of exhaust gas is calculated from the detected differential pressure. The asphalt composite material manufacturing apparatus according to claim 1, wherein the asphalt composite material manufacturing apparatus is obtained.

2. The asphalt mixture manufacturing apparatus according to claim 1, wherein a flow meter is provided in the exhaust flue of the waste material dryer as the gas amount detecting means.