JP4165640B2 - Positively charged non-magnetic one-component toner and developing method - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンターに適用される電子写真法、特にカラー電子写真法に利用するのに好適な正帯電型非磁性一成分トナーおよび現像方法に関する。
【従来の技術】
【0002】
近時、複写機やプリンターでは、ますます高解像度でカブリのない鮮明な高速印刷が要求されている。特にカラー複写機やカラープリンターの普及に伴い、カラー印刷にも高速で高画質な印刷が要求されている。
このような高品質画像を得るためには、キャリヤおよびトナーを使用する二成分系現像剤よりも、キャリヤ劣化による画質低下のない一成分系現像剤が有利である。さらに、一成分系現像剤のなかでも、マグネタイト等の磁性体を含有した磁性一成分トナーよりも、磁性体を含有しない非磁性一成分トナーのほうがカラートナーへの適用が容易でありかつ安価に製造できるという利点がある。
【0003】
一方、感光体、特に有機感光体では、高画質な印刷を実現するうえで、負極性帯電型よりも正極性帯電型の感光体が望ましい。さらに、正極性帯電型の感光体は、負極性帯電型よりも、帯電の安定性が高く、帯電プロセスでのコロナ放電によって発生するオゾン量も少ないという利点がある。
従って、高画質でカブリの少ない画像を得るためには、正帯電型非磁性一成分トナーが望ましいことになる。なお、正極性帯電型の感光体の場合、プリンターに於いての現像は露光部にトナーを付着させるいわゆる反転現像であり、露光により電荷の抜けた除電部分にトナーが付着されるため、トナー画像を形成する為にはトナーの帯電性は感光体の帯電特性と同じになる。
【0004】
ところで、高画質なカラー印刷等を行うために、いわゆる重合トナーが注目されている。重合トナーとは、重合プロセスによって直接トナーを製造するものであり、従来の混練粉砕法で得られるトナーと異なり、粒径分布が均一で粒径の小さなトナーが得られる。
【0005】
しかし、結着樹脂として重合トナーに通常使用されるスチレン−アクリル樹脂やポリエステル樹脂の場合、使用される添加剤による環境への影響や安全性の問題が懸念されている。特に、近時の環境意識の高まりから、トナーにも環境や人体への安全性が強く求められている。
このような環境や人体への安全性に優れた樹脂として、環状構造を有するポリオレフィン樹脂が注目されており、これを結着樹脂として使用したトナーが種々提案されている(下記特許文献1〜4を参照)。
【0006】
上記環状構造を有するポリオレフィン樹脂は炭素と水素から構成されるため環境や人体への安全性が高いという利点がある反面、帯電安定性が悪いため、カブリが生じやすいという欠点があり、トナーへの実用化が困難であった。このため、上記環状構造を有するポリオレフィン樹脂を結着樹脂として使用したトナーは殆ど実用化されていないのが実情であった。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−101631号公報
【特許文献2】
特開平9−43891号公報
【特許文献3】
特開2000−284528号公報
【特許文献4】
特開2000−206732号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の主たる目的は、環境や人体に対する安全性が高く、しかもカブリのない高画質な印刷が可能な正帯電型非磁性一成分トナーおよびこれを用いた現像方法を提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、高速で高画質なカラー印刷が可能な正帯電型非磁性一成分カラートナーおよびこれを用いた現像方法を提供することである
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、カブリのない高画質な印刷を行うためには正帯電型非磁性一成分トナーを使用するのが望ましいこと、また環境や人体に対する安全性を考慮すると前記した環状構造を有するポリオレフィン樹脂を使用するのが好ましいことから、このポリオレフィン樹脂を正帯電型非磁性一成分トナーの結着樹脂として使用すべく鋭意検討を重ねた。その結果、結着樹脂としての上記環状構造を有するポリオレフィン樹脂を、環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂と併用し、かつ特定の帯電制御剤を配合する場合には、環状構造を有するポリオレフィン樹脂の欠点であった帯電安定性が改善され、カブリのない高画質な印刷が可能になるという新たな知見を見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】
すなわち、本発明の正帯電型非磁性一成分トナーは、結着樹脂、帯電制御剤、着色剤および流動性付与剤を主成分とするものであって、前記結着樹脂の重量を100重量部としたとき、前記結着樹脂は、環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)70〜90重量部と、環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂(B)0〜20重量部とを含有し、前記帯電制御剤が、第4級アンモニウム塩基含有スチレンーアクリル共重合体またはシクロデキストリンのトシル化物であることを特徴とする。
【0012】
前記酸変性ポリオレフィン樹脂(B)は、本来、負正帯電型トナー用に開発されたものであるが、このような酸変性ポリオレフィン樹脂(B)を上記ポリオレフィン樹脂(A)に少量混合することにより、トナーの正帯電性や電気抵抗が下がり、これにより帯電安定性が向上する。また、このような酸変性ポリオレフィン樹脂(B)の使用に加えて、帯電制御剤として上記特定の化合物を使用することが必要であって、帯電制御剤が通常使用される四級アンモンイウム塩である場合はカブリの発生を防止することはできない。
【0013】
また、本発明の正帯電型非磁性一成分カラートナーは、結着樹脂、帯電制御剤、着色剤および流動性付与剤を主成分とするものであって、前記結着樹脂の重量を100重量部としたとき、前記結着樹脂は、環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)70〜90重量部と、環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂(B)0〜20重量部とを含有し、前記帯電制御剤が、第4級アンモニウム塩基含有スチレンーアクリル共重合体またはシクロデキストリンのトシル化物であり、比誘電率が2.20以下であることを特徴とする。比誘電率が2.20以下であることにより、正帯電での帯電立ち上がり速度が速くなり、帯電分布もシャープになるので、高画質・高解像度のカラー印刷が可能になる。
【0014】
本発明の現像方法は、上記の正帯電型非磁性一成分トナーを薄層化手段と現像ローラとの間で摩擦帯電させながら、現像ローラ上のトナーを均一な薄い層に形成して現像域へ担持搬送し、現像域にて感光体に担持された静電潜像を顕像化することを特徴とする。前記薄層化手段としては、薄層化ブレード、薄層化ローラなどが挙げられる。前記薄層化ブレードのエッジまたは薄層化ローラが現像ローラと圧接して前記トナーを摩擦帯電させる。
【0015】
通常の一成分現像法では、薄層化ブレード下面を現像ローラに圧接させているが、本発明では、上記のように薄層化ブレードのエッジを現像ローラと接触させてトナーを摩擦帯電させている。これは、本発明のトナーは帯電安定性が高く、帯電立ち上がりも早いことに起因している。薄層化ブレードのエッジまたは薄層化ローラを接触させることにより、低負荷で薄膜層が形成できるという利点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の正帯電型非磁性一成分トナーは、前記したように、結着樹脂、帯電制御剤、着色剤および流動性付与剤を主成分とする。
前記結着樹脂の重量を100重量部としたとき、前記結着樹脂は、環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)70〜90重量部と、環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂(B)0〜20重量部とを主要材料とする。環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)は、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン等のα−オレフィン(非環式オレフィン)と、シクロヘキセン、ノルボルネン、テトラシクロドデセン、シクロペンタジエン等の二重結合を有する脂環式化合物との共重合体である。この共重合体は無色透明で高い光透過性を有するので、特にカラートナーとして使用するのに適している。この環状構造を有するポリオレフィン樹脂は、例えばメタロセン触媒、チグラー系触媒などを用いた重合法により得られる。
【0017】
本発明で使用される環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(以下、GPCと略称する)にて測定した数平均分子量が1000〜7500、好ましくは3000〜7500、重量平均分子量が1000〜60000、好ましくは3000〜55000の範囲にあるものが挙げられる。また、ポリオレフィン樹脂(A)はピークが1つの単分散分子量をもつものであってもよく、あるいはピークが2つ以上の多分散分子量をもつものであってもよい。
【0018】
本発明においては、前記環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)として、重量平均分子量が4000〜6000の単分散型(1ピーク)で環状構造を有する低分子量ポリオレフィン、および重量平均分子量が4000〜50000の多分散型(通常、2ピーク)で環状構造を有する多分散分子量ポリオレフィンのいずれか一方を単独でまたは両方を混合して用いるのが好ましい。前者の低分子量ポリオレフィンとしては例えばティコナ(ticona)社製の登録商標トーパス(TOPAS)-TMが挙げられ、後者の多分散分子量ポリオレフィンとしては例えばティコナ社製の登録商標トーパス(TOPAS)-TBが挙げられる。上記低分子量ポリオレフィンと多分散分子量ポリオレフィンとの配合割合は重量比で90:10〜10:90、好ましくは50:20〜50:50である。
【0019】
前記環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂(B)は、分子中(例えば環状部分等)にカルボキシル基等の酸基を導入した環状構造を有するポリオレフィン樹脂である。この環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂の分子量は前記環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)と略同じでよい。このような酸変性ポリオレフィン樹脂(B)としては、例えばティコナ社製の登録商標トーパス(TOPAS)-TMGまたはトーパス(TOPAS)-TBGが挙げられる。
【0020】
環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A) の配合量が前記範囲より少ないときは、高温での帯電性が低くなるおそれがあり、また高温オフセットやフィルミングが発生しやすくなり、逆に配合量が前記範囲より多いときは、正帯電性が高くなり、カブリが発生しやすくなる。一方、環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂(B)の配合量が前記範囲より少ないときは、上記ポリオレフィン樹脂(A)が相対的に多くなるため、カブリが発生しやすくなり、逆に配合量が前記範囲より多いときは、高温での正帯電性が低下するおそれがある。
【0021】
また、上記環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)および酸変性ポリオレフィン樹脂(B)は、柔軟性および折り曲げ強度が充分でないため、トナー像を印刷した紙を折り曲げると、トナー像が剥落しやすいという問題がある。このため、結着樹脂として、さらにエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を添加することにより、柔軟性が付与され折り曲げ強度を改善することができる。エチレン−酢酸ビニル共重合体を添加量は2〜15重量部、好ましくは3〜10重量部であるのが適当である。
【0022】
本発明においては、帯電制御剤として第4級アンモニウム塩基含有スチレンーアクリル共重合体またはシクロデキストリンのトシル化物が使用される。帯電制御剤として、正帯電型トナーに通常使用される4級アンモニウム塩やイミダゾールを使用すると、カブリが発生するおそれがある。前記第4級アンモニウム塩基含有スチレンーアクリル共重合体は、例えばスチレン、α−メチルスチレンまたはこれらの組み合わせからなるモノマーと、ジ低級アルキルアミノ(メタ)アクリレートと、さらに必要に応じて(メタ)アクリル酸低級アルキルエステルとを重合開始剤の存在下で共重合させ、ついで得られた共重合体を4級化して製造されるものである。4級化は、例えばp−トルエンスルホン酸低級アルキルエステル等を使用して行うことができる。4級化された共重合体は、重量平均分子量が2000〜10000の範囲内であるのがよい。なお、前記低級アルキル基とは炭素数1〜6のアルキル基をいう。
【0023】
第4級アンモニウム塩基含有スチレンーアクリル共重合体の具体例としては、アクリル酸ブチル−N,N−ジエチル−N−メチル−2−(メタクリロイルオキシ)エチルアンモニウム=p−トルエンスルホナート・スチレン共重合体などが挙げられる。この共重合体は、例えば藤倉化成(株)製の「アクリベースFCA−201−PS」等が使用可能である。
【0024】
また、シクロデキストリンのトシル化物は、α−、β−またはγ―シクロデキストリンにp−トルエンスルホン酸を反応させて得られるものであって、シクロデキストリンの有する水酸基をトシル基(p−トルエンスルホニル基)で置換した構造を有する。この場合、トシル化率は40%〜55%であるのが良好である。
本発明における帯電制御剤の配合量は、結着樹脂100重量部に対して0.5〜5重量部、好ましくは1.0〜3.0重量部であるのがよい。上記帯電制御剤の配合量がこの範囲より少ない場合には、必要とする正帯電性が得られ難く、帯電量のバラツキにより定着像が不鮮明となり、感光体汚れも大きくなるという問題を惹起させるおそれがある。一方、帯電制御剤の配合量がこの範囲より多い場合には、結着樹脂との相溶性低下、カブリやオフセットの発生などの問題を惹起させるおそれがある。
【0025】
本発明のトナーを構成する他の成分は着色剤、ワックス、流動性付与剤などである。着色剤としては、カラートナー等に通常使用される顔料や染料がいずれも使用可能である。このような着色剤を例示すると、カーボンブラック、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオクサレート、ランプブラック、ローズベンガルなどが挙げられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して使用される。これらの着色剤は、充分な可視像が形成されるのに充分な割合で配合され、通常、結着樹脂100重量部に対して1〜20重量部、好ましくは2〜10重量部であるのがよい。
【0026】
前記ワックスとしては、特に正帯電性ワックスを使用するのがよく、負帯電性ワックスを使用すると、画質が粗くなるおそれがある。正帯電性ワックスとしては、例えばベヘン酸アミド、エチレンビスステアリルアミドなどのアミド系ワックスが挙げられる。このようなワックスはトナーの溶融開始温度を低下させると共に、低温定着性を良好にする働きがある。
【0027】
流動性付与剤(外添剤)としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、タルク、クレー、炭酸カルシウムなどが挙げられ、特に疎水性シリカ(BET比表面積:110±20m2/g)、アルミナ(BET比表面積:100±15m2/g)および酸化チタン(BET比表面積:50±10m2/g)の少なくとも2種以上使用するのがよい。これらの流動性付与剤は、トナーの流動性を制御し、カブリ、フィルミングを防止する働きがある。流動性付与剤は、トナー粒子100重量部に対して1.5〜4重量部の割合で添加される。流動性付与剤によるトナーの表面処理は、例えばタービン型攪拌機、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサーなどの攪拌機が挙げられる。
【0028】
本発明のトナーは、流動性付与剤を除く上記各材料をヘンシェルミキサー、ボールミルなどの混合機で混合し、加熱ローラ、加熱ニーダ等により熱溶融・混練した後、ジェットミル、ハンマーミル等の粉砕機で粉砕し、乾式気流分級機で分級してトナー粒子を得る。このトナー粒子を前記した流動性付与剤で表面処理して、本発明にかかるトナーが得られる。
【0029】
トナーの平均粒子径は5〜8μmであるのがよい。カラートナーであるイエロー、マゼンタおよびシアンの各トナーの場合、平均粒子径は5〜7.5μmであるのがよく、またトナーの粒径分布において粒径が4μm以下の占める割合は30%以下、好ましくは20%以下であるのがよく、30%を超えると現像ローラにフィルミングが生じやすい。また、上記カラートナーの粒径分布において粒径が12μm以上の占める割合は3%以下、好ましくは11μm以上が0%であるのが緻密な画質を得るうえで望ましい。
【0030】
一方、黒色トナーの場合、平均粒子径は7.3〜8μmであるのがよい。また黒色トナーの粒径分布において粒径が4μm以下の占める割合は30%以下、好ましくは20%以下であるのがよく、30%を超えると現像ローラにフィルミングが生じやすく、また粒径が12μm以上の占める割合は3%以下、好ましくは11μm以上が0%であるのが緻密な画質を得るうえで望ましい。
【0031】
次に、得られたトナーは正帯電型非磁性一成分トナーを用いる現像方法を説明する。図1は本発明にかかる現像装置を示しており、現像ローラ1は現像器2の先端部に一部を露出して設けられ、適当な間隔で感光体ドラム3と向き合っている。感光体ドラム3は、正極性帯電型の光導電層を導電性基板の表面に形成した有機感光体であり、この有機感光体の表面を帯電した状態で画像露光(矢印Lで示す)を行い、静電潜像を形成する。
【0032】
現像ローラ1の表面には薄層化ブレード6(薄層化手段)が配置され、現像ローラ1上に供給されているトナー4を現像ローラ1に圧接して、薄層化ブレード6と現像ローラ1との間で摩擦帯電させながら、所定の層厚を有する薄層を形成する。摩擦帯電により電荷が付与されたトナー4は現像ローラ1にて現像域5(現像ニップ)へ担持搬送され、現像域5にて感光ドラム3の表面に担持された静電潜像を顕像化する現像が行われる。この時、現像ローラーの表面速度と感光体の表面速度の比は1.2〜2.5の範囲であることが望ましい。この現像のために現像ローラ1には直流電源より現像バイアスを印加し、現像ローラ1上のトナー4が感光ドラム3の静電潜像によく付着されるようにしている。現像ローラ1の電気抵抗は1×106〜1×107Ωcmであるのがよい。なお、現像は反転現像であるため、トナー4は感光ドラム3の画像露光により電荷の抜けた部分に付着されて顕像を作る。
本発明における前記現像ローラ1の表面および薄層化ブレード6は半導電性のゴム材、例えば半導電性のアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR),ウレタンゴム、シリコンゴムなどから作ることができ、特にNBRを使用するのが好ましい。また、薄層化ブレード6はエッジで現像ローラ1と接触してトナー4を摩擦帯電させている。
【0033】
本発明のカラートナーは比誘電率が2.2以下であるので、正帯電での帯電の立ちあがり速度が速いという特質があり、帯電分布もシャープになるので、高画質・高解像度が可能になる。一方、黒色トナーの場合は、比誘電率が必ずしも2.2以下である必要はなく、例えば2.6程度であっても使用可能である。ちなみに、結着樹脂としてポリエステル樹脂を使用した負帯電トナーの場合、比誘電率は2.83である。比誘電率は、例えば安藤電気社製のTR−10C型誘電体損測定装置にて測定することができる。
【0034】
また、トナー帯電量は現像ローラー上で10〜40μc/gであるのがよく、トナー帯電量がこの範囲を外れる場合は、カブリが発生し、転写効率が悪くなる。また,転写効率は85%以上であるのがよい。
【0035】
次に、薄層化手段として薄層化ローラを使用した場合の現像方法を説明する。図2は本発明にかかる他の現像装置を示しており、現像ローラ1は現像器2の先端部に一部を露出して設けられ、適当な間隔で感光体ドラム3と向き合っており、現像ローラ1の表面には薄層化ローラ7(薄層化手段)が配置されている。
【0036】
薄層化ローラ7は、図示しない回転駆動源により回転駆動し、現像ローラ1上に供給されているトナー4を現像ローラ1に圧接して、薄層化ローラ7と現像ローラ1との間で摩擦帯電させながら、所定の層厚を有する薄層を形成する。摩擦帯電により電荷が付与されたトナー4は現像ローラ1にて現像域5(現像ニップ)へ担持搬送され、現像域5にて感光ドラム3の表面に担持された静電潜像を顕像化する現像が行われる。現像ローラ1の表面速度と薄層化ローラ7の表面速度の比は0.1〜0.5の範囲であることが好ましい。
【0037】
前記薄層化ローラ7は、例えば少なくとも周面をステンレス鋼などの金属材で形成することができる。薄層化ローラ7の回転方向は、現像ローラ1と同方向である。また、薄層化ローラ7の表面には、薄層化ローラ7表面に付着したトナー4を掻き落とすために、ブレード8(クリーニング手段)の先端が当接されている。その他は、上記実施実施形態と同じであるので、同一符号を付して説明を省略する。
【0038】
【実施例】
以下、実施例をあげて、本発明の正帯電型非磁性一成分トナーおよび現像方法を詳細に説明する。
【0039】
実施例1〜3および比較例1,2
正帯電型非磁性一成分トナー製造のための原料として下記のものを使用した。
<結着樹脂>
(1)トーパス-TM:ティコナ社製の環状構造を有するポリオレフィン樹脂の商品名
単分散分子量(1ピーク)
重量平均分子量4000〜6000
数平均分子量2000〜3000
(2)トーパス-TB:ティコナ社製の環状構造を有するポリオレフィン樹脂の商品名
多分散分子量(2ピーク)
重量平均分子量4000〜50000
数平均分子量2000〜5000
(3)トーパス-TMG:ティコナ社製の環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂の商品名(前記トーパス-TMの酸変性タイプ)
(4)EVA: 三井・デュポンポリケミカル(株)製のエチレン−酢酸ビニル樹脂(商品名:EV 250)
<帯電制御剤>
FCA−201:第4級アンモニウム塩基含有スチレンーアクリル共重合体、藤倉化成(株)製の「アクリベースFCA−201−PS」の略称、
<着色剤>
イエロー顔料:P.Y 180(弱負極性)
<ワックス>
アミド系WAX:日本精化(株)製の脂肪酸アミド(商品名:BNT)
【0040】
上記各成分を表1に示す割合でヘンシェルミキサーにて混合し、加熱ニーダにより120℃で熱溶融・混練した後、得られた混練物をジェットミルで粉砕し、乾式気流分級機で分級して、平均粒径が7.0μmのトナー粒子を得た。このトナー粒子100重量部に対して流動性付与剤2.5重量部を加え、ヘンシェルミキサーで混合して、正帯電性のトナーを得た。使用した流動性付与剤は、疎水性シリカ(クラリアント社製のHVK2050)、アルミナ(日本アエロジル(株)製のアルミナC)および酸化チタン(チタン工業(株)製の STT65ーCS)を重量比で1.5:0.5:1.0の割合で混合したものである。このトナーの比誘電率を安藤電気社製のTR−10C型誘電体損測定器で測定した。その結果を表1に併せて示す。
【0041】
得られたトナーを用いて、図1に示すような現像装置を備えた(ティー・アンド・エム(株)製プリンター)により正帯電非磁性一成分現像を行った。現像条件は以下の通りである。
(a)現像ローラ:NBR製、回転速度450mm/秒、バイアス電源300V
(b)供給ローラ:NBR製、現像ローラ1にエッジ当たり、バイアス電源450V
(c)感光体:光導電層が正帯電単層型からなる有機感光体、回転速度300mm/秒
(d)薄層化ブレード6:NBR製、現像ローラ1にエッジ当たり、バイアス電源300V
(e)除電シート:印加電圧200V
上記複写機にて10万枚の連続複写を行い、非画像部のカブリを目視にて確認し、カブリのないものを○、カブリが少し認められるものを△、カブリの多いものを×として評価した。その結果を表1に示す。なお、表1において、比誘電率を除く、各成分の配合量は重量部で示す。
【表1】

Figure 0004165640
【0042】
実施例4〜6および比較例3,4
原料として下記のものを使用した他は実施例1〜3および比較例1,2と同様にして、表2に示す組成の正帯電型非磁性一成分トナーを得た。
<結着樹脂>
(5)トーパス-TBG:ティコナ社製の環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂の商品名(前記トーパス-TBの酸変性タイプ)
<帯電制御剤>
・DS:α−シクロデキストリンにp−トルエンスルホン酸を反応させて得られたシクロデキストリンのトシル化物(トシル化率50%)
・4級アンモニウム塩:ヘキストインダストリー社製の「COPY CHARGE PSY」
・イミダゾール
得られたトナーを用いて実施例1〜3および比較例1,2と同様にして連続複写を行い、非画像部のカブリを目視にて確認した。その結果を表2に示す。なお、表2において、比誘電率を除く、各成分の配合量は重量部で示す。
【表2】
Figure 0004165640
【0043】
【発明の効果】
本発明の正帯電型非磁性一成分トナーは、特定の組み合わせからなる環状構造を有するポリオレフィン樹脂を使用し、かつこれに特定の帯電制御剤を配合することにより、帯電安定性が改善され、カブリのない高画質・高解像度のトナー画像を得ることができ、しかも環境や人体に対して安全であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる現像装置を示す概略図である。
【図2】本発明にかかる現像装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 現像ローラ
3 感光体
4 トナー
5 現像域
6 薄層化ブレード
7 薄層化ローラ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a positively charged nonmagnetic one-component toner and a developing method suitable for use in electrophotography, particularly color electrophotography, applied to copying machines and printers.
[Prior art]
[0002]
Recently, copiers and printers are demanding higher resolution and clear high-speed printing without fogging. In particular, with the spread of color copiers and color printers, high-speed and high-quality printing is also required for color printing.
In order to obtain such a high-quality image, a one-component developer that does not deteriorate image quality due to carrier deterioration is more advantageous than a two-component developer that uses a carrier and toner. Furthermore, among single-component developers, non-magnetic single-component toners that do not contain magnetic materials are easier to apply to color toners and are cheaper than magnetic one-component toners that contain magnetic materials such as magnetite. There is an advantage that it can be manufactured.
[0003]
On the other hand, in the case of a photoconductor, particularly an organic photoconductor, a positively charged type photoconductor is preferable to a negatively charged type in order to realize high-quality printing. Further, the positively charged photosensitive member has advantages of higher charging stability and less ozone generated by corona discharge in the charging process than the negatively charged photosensitive member.
Therefore, in order to obtain an image with high image quality and little fog, a positively charged nonmagnetic one-component toner is desirable. In the case of a positively charged photoreceptor, the development in the printer is so-called reversal development in which toner is attached to the exposed portion, and the toner is attached to the charge removal portion from which charge has been removed by exposure. In order to form the toner, the charging property of the toner is the same as the charging property of the photoreceptor.
[0004]
By the way, so-called polymerized toner is attracting attention in order to perform high-quality color printing and the like. The polymerized toner is produced directly by a polymerization process, and unlike a toner obtained by a conventional kneading and pulverizing method, a toner having a uniform particle size distribution and a small particle size can be obtained.
[0005]
However, in the case of a styrene-acrylic resin or a polyester resin that is usually used as a binder resin for polymerized toner, there are concerns about the environmental impact and safety problems caused by the additives used. In particular, due to the recent increase in environmental awareness, toners are also strongly required to be safe for the environment and the human body.
As a resin excellent in safety to the environment and the human body, a polyolefin resin having a cyclic structure has attracted attention, and various toners using this as a binder resin have been proposed (Patent Documents 1 to 4 below). See).
[0006]
The polyolefin resin having the above cyclic structure is composed of carbon and hydrogen, and thus has an advantage of high safety to the environment and the human body. On the other hand, since the charging stability is poor, there is a drawback that fog is likely to occur. It was difficult to put it into practical use. For this reason, the actual situation is that toners using the above-mentioned polyolefin resin having a cyclic structure as a binder resin have hardly been put to practical use.
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-101631 [Patent Document 2]
JP 9-43891 A [Patent Document 3]
JP 2000-284528 A [Patent Document 4]
JP 2000-206732 A
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, a main object of the present invention is to provide a positively charged non-magnetic one-component toner that is highly safe for the environment and the human body and that can perform high-quality printing without fogging, and a developing method using the same. .
[0009]
Another object of the present invention is to provide a positively charged non-magnetic one-component color toner capable of high-speed and high-quality color printing and a developing method using the same.
[Means for Solving the Problems]
The present inventor preferably uses a positively charged non-magnetic one-component toner to perform high-quality printing without fogging, and considering the safety to the environment and the human body, the polyolefin having the above-described cyclic structure Since it is preferable to use a resin, intensive studies were made to use this polyolefin resin as a binder resin for a positively charged non-magnetic one-component toner. As a result, when the polyolefin resin having the cyclic structure as the binder resin is used in combination with the acid-modified polyolefin resin having the cyclic structure and a specific charge control agent is blended, the disadvantages of the polyolefin resin having the cyclic structure As a result, the present inventors have completed the present invention by finding new knowledge that the charging stability has been improved and high-quality printing without fogging is possible.
[0011]
That is, the positively chargeable non-magnetic one-component toner of the present invention is mainly composed of a binder resin, a charge control agent, a colorant and a fluidity-imparting agent, and the weight of the binder resin is 100 parts by weight. The binder resin contains 70 to 90 parts by weight of a polyolefin resin (A) having a cyclic structure and 0 to 20 parts by weight of an acid-modified polyolefin resin (B) having a cyclic structure, and the charge control The agent is characterized by being a styrene-acrylic copolymer containing a quaternary ammonium base or a tosylated product of cyclodextrin.
[0012]
The acid-modified polyolefin resin (B) was originally developed for negative and positively charged toners, but by mixing a small amount of such acid-modified polyolefin resin (B) with the polyolefin resin (A). In addition, the positive chargeability and electrical resistance of the toner are lowered, and thereby the charging stability is improved. Further, in addition to the use of such an acid-modified polyolefin resin (B), it is necessary to use the specific compound as a charge control agent, and the charge control agent is a quaternary ammonium salt that is usually used. If this is the case, fogging cannot be prevented.
[0013]
Further, the positively charged non-magnetic one-component color toner of the present invention mainly comprises a binder resin, a charge control agent, a colorant and a fluidity imparting agent, and the weight of the binder resin is 100 wt. The binder resin contains 70 to 90 parts by weight of a polyolefin resin (A) having a cyclic structure and 0 to 20 parts by weight of an acid-modified polyolefin resin (B) having a cyclic structure. The controlling agent is a quaternary ammonium base-containing styrene-acrylic copolymer or a cyclodextrin tosylate, and has a relative dielectric constant of 2.20 or less. When the relative permittivity is 2.20 or less, the charge rising speed in the positive charge is increased and the charge distribution is sharpened, so that high-quality and high-resolution color printing is possible.
[0014]
In the developing method of the present invention, the toner on the developing roller is formed into a uniform thin layer while frictionally charging the positively charged non-magnetic one-component toner between the thinning means and the developing roller. The electrostatic latent image carried on the photosensitive member in the developing area is visualized. Examples of the thinning means include a thinning blade and a thinning roller. The edge of the thinning blade or the thinning roller is pressed against the developing roller to frictionally charge the toner.
[0015]
In the usual one-component development method, the lower surface of the thinning blade is pressed against the developing roller, but in the present invention, the toner is frictionally charged by bringing the edge of the thinning blade into contact with the developing roller as described above. Yes. This is due to the fact that the toner of the present invention has high charging stability and quick charge rise. By bringing the edge of the thinning blade or the thinning roller into contact, there is an advantage that a thin film layer can be formed with a low load.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As described above, the positively chargeable non-magnetic one-component toner of the present invention contains a binder resin, a charge control agent, a colorant, and a fluidity imparting agent as main components.
When the weight of the binder resin is 100 parts by weight, the binder resin comprises 70 to 90 parts by weight of a polyolefin resin (A) having a cyclic structure and an acid-modified polyolefin resin (B) having a cyclic structure 0 to 20 Part by weight is the main material. The polyolefin resin (A) having a cyclic structure is, for example, an α-olefin (acyclic olefin) such as ethylene, propylene, butylene and an alicyclic ring having a double bond such as cyclohexene, norbornene, tetracyclododecene, or cyclopentadiene. It is a copolymer with a formula compound. Since this copolymer is colorless and transparent and has high light transmittance, it is particularly suitable for use as a color toner. The polyolefin resin having this cyclic structure can be obtained, for example, by a polymerization method using a metallocene catalyst, a Ziegler catalyst or the like.
[0017]
The polyolefin resin (A) having a cyclic structure used in the present invention has a number average molecular weight of 1000 to 7500, preferably 3000 to 7500, measured by gel permeation chromatography (hereinafter abbreviated as GPC). Examples thereof include those having an average molecular weight in the range of 1000 to 60000, preferably 3000 to 55000. The polyolefin resin (A) may have a monodisperse molecular weight with a single peak, or may have a polydisperse molecular weight with two or more peaks.
[0018]
In the present invention, the polyolefin resin (A) having a cyclic structure is a monodisperse type (one peak) having a weight average molecular weight of 4000 to 6000 and a low molecular weight polyolefin having a cyclic structure, and a weight average molecular weight of 4000 to 50000. Any one of polydisperse type (usually 2 peaks) polydisperse molecular weight polyolefin having a cyclic structure is preferably used alone or a mixture of both. Examples of the former low-molecular-weight polyolefin include, for example, registered trademark Topas (TOPAS) -TM manufactured by ticona, and examples of the latter polydispersed molecular weight polyolefin include registered-trademark Topas (TOPAS) -TB manufactured by Ticona. It is done. The blending ratio of the low molecular weight polyolefin and the polydisperse molecular weight polyolefin is 90:10 to 10:90, preferably 50:20 to 50:50, by weight.
[0019]
The acid-modified polyolefin resin (B) having a cyclic structure is a polyolefin resin having a cyclic structure in which an acid group such as a carboxyl group is introduced into a molecule (for example, a cyclic portion). The molecular weight of the acid-modified polyolefin resin having a cyclic structure may be substantially the same as that of the polyolefin resin (A) having the cyclic structure. Examples of such an acid-modified polyolefin resin (B) include registered trademark Topas (TOPAS) -TMG or TOPAS-TBG manufactured by Ticona.
[0020]
When the blending amount of the polyolefin resin (A) having a cyclic structure is less than the above range, the chargeability at high temperature may be lowered, and high temperature offset and filming are likely to occur. When it exceeds the range, the positive chargeability becomes high and fog is likely to occur. On the other hand, when the compounding amount of the acid-modified polyolefin resin (B) having a cyclic structure is less than the above range, the polyolefin resin (A) is relatively increased, so that fog is likely to occur. When the amount is larger than the above range, the positive chargeability at high temperature may be lowered.
[0021]
In addition, the polyolefin resin (A) and the acid-modified polyolefin resin (B) having the above-mentioned cyclic structure have insufficient flexibility and bending strength, so that the toner image is easily peeled off when the paper on which the toner image is printed is folded. There is. For this reason, by adding an ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA) as a binder resin, flexibility is imparted and the bending strength can be improved. The amount of ethylene-vinyl acetate copolymer added is suitably 2 to 15 parts by weight, preferably 3 to 10 parts by weight.
[0022]
In the present invention, a quaternary ammonium base-containing styrene-acrylic copolymer or a cyclodextrin tosylate is used as a charge control agent. If a quaternary ammonium salt or imidazole usually used for a positively charged toner is used as the charge control agent, fog may occur. The quaternary ammonium base-containing styrene-acrylic copolymer includes, for example, a monomer composed of styrene, α-methylstyrene or a combination thereof, di-lower alkylamino (meth) acrylate, and (meth) acrylic as necessary. It is produced by copolymerizing an acid lower alkyl ester in the presence of a polymerization initiator, and then quaternizing the obtained copolymer. Quaternization can be performed using, for example, p-toluenesulfonic acid lower alkyl ester. The quaternized copolymer may have a weight average molecular weight in the range of 2000 to 10,000. In addition, the said lower alkyl group means a C1-C6 alkyl group.
[0023]
Specific examples of the quaternary ammonium base-containing styrene-acrylic copolymer include butyl acrylate-N, N-diethyl-N-methyl-2- (methacryloyloxy) ethylammonium = p-toluenesulfonate / styrene copolymer Examples include coalescence. As this copolymer, for example, “Acrybase FCA-201-PS” manufactured by Fujikura Kasei Co., Ltd. can be used.
[0024]
The tosylated product of cyclodextrin is obtained by reacting α-, β- or γ-cyclodextrin with p-toluenesulfonic acid, and the hydroxyl group of cyclodextrin is converted to a tosyl group (p-toluenesulfonyl group). ). In this case, the tosylation rate is preferably 40% to 55%.
The blending amount of the charge control agent in the present invention is 0.5 to 5 parts by weight, preferably 1.0 to 3.0 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the binder resin. When the blending amount of the charge control agent is less than this range, it is difficult to obtain the required positive chargeability, and there is a risk of causing a problem that the fixed image becomes unclear due to variation in the charge amount, and the photosensitive member becomes dirty. There is. On the other hand, when the blending amount of the charge control agent is larger than this range, there is a risk of causing problems such as a decrease in compatibility with the binder resin and the occurrence of fogging and offset.
[0025]
Other components constituting the toner of the present invention are a colorant, a wax, a fluidity imparting agent and the like. As the colorant, any pigment or dye usually used for color toners or the like can be used. Examples of such colorants include carbon black, nigrosine dye, aniline blue, calco oil blue, chrome yellow, ultramarine blue, dupont oil red, quinoline yellow, methylene blue chloride, phthalocyanine blue, malachite green oxalate, lamp black, Rose Bengal etc. are mentioned, These are used individually or in mixture of 2 or more types. These colorants are blended in a ratio sufficient to form a sufficient visible image, and are usually 1 to 20 parts by weight, preferably 2 to 10 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the binder resin. It is good.
[0026]
As the wax, it is particularly preferable to use a positively charged wax. If a negatively charged wax is used, the image quality may be deteriorated. Examples of the positively charged wax include amide waxes such as behenic acid amide and ethylene bisstearyl amide. Such a wax serves to lower the melting start temperature of the toner and to improve the low-temperature fixability.
[0027]
Examples of the fluidity-imparting agent (external additive) include silica, alumina, titanium oxide, talc, clay, calcium carbonate and the like. Particularly, hydrophobic silica (BET specific surface area: 110 ± 20 m 2 / g), alumina ( It is preferable to use at least two of BET specific surface area: 100 ± 15 m 2 / g) and titanium oxide (BET specific surface area: 50 ± 10 m 2 / g). These fluidity imparting agents function to control the fluidity of the toner and prevent fogging and filming. The fluidity-imparting agent is added at a ratio of 1.5 to 4 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the toner particles. Examples of the surface treatment of the toner with the fluidity-imparting agent include stirrers such as a turbine stirrer, a Henschel mixer, and a super mixer.
[0028]
The toner of the present invention is prepared by mixing the above-mentioned materials excluding the fluidity-imparting agent with a mixing machine such as a Henschel mixer and a ball mill, and then heat-melting and kneading with a heating roller, a heating kneader, etc., and then pulverizing with a jet mill, a hammer mill, etc. The toner particles are obtained by pulverizing with a machine and classifying with a dry air classifier. The toner according to the present invention is obtained by surface-treating the toner particles with the above-described fluidity-imparting agent.
[0029]
The average particle diameter of the toner is preferably 5 to 8 μm. In the case of yellow, magenta, and cyan toners that are color toners, the average particle size should be 5 to 7.5 μm, and the proportion of the particle size of 4 μm or less in the toner particle size distribution is 30% or less, Preferably, it is 20% or less, and if it exceeds 30%, filming tends to occur on the developing roller. In the particle size distribution of the color toner, the proportion of the particle size of 12 μm or more is 3% or less, and preferably 11 μm or more is 0% in order to obtain a fine image quality.
[0030]
On the other hand, in the case of black toner, the average particle size is preferably 7.3 to 8 μm. In the particle size distribution of the black toner, the proportion of the particle size of 4 μm or less should be 30% or less, and preferably 20% or less. The proportion of 12 μm or more is 3% or less, and preferably 11 μm or more is 0% in order to obtain a fine image quality.
[0031]
Next, a developing method using a positively charged non-magnetic one-component toner as the obtained toner will be described. FIG. 1 shows a developing device according to the present invention. A developing roller 1 is provided with a part thereof exposed at the tip of a developing device 2 and faces a photosensitive drum 3 at an appropriate interval. The photoconductor drum 3 is an organic photoconductor having a positively charged photoconductive layer formed on the surface of a conductive substrate, and image exposure (indicated by an arrow L) is performed with the surface of the organic photoconductor charged. An electrostatic latent image is formed.
[0032]
A thinning blade 6 (thinning means) is disposed on the surface of the developing roller 1, and the toner 4 supplied onto the developing roller 1 is pressed against the developing roller 1, so that the thinning blade 6 and the developing roller are in contact with each other. A thin layer having a predetermined layer thickness is formed while being frictionally charged with 1. The toner 4 charged with frictional charging is carried and conveyed to the developing area 5 (developing nip) by the developing roller 1, and the electrostatic latent image carried on the surface of the photosensitive drum 3 is visualized in the developing area 5. Development is performed. At this time, the ratio between the surface speed of the developing roller and the surface speed of the photoreceptor is preferably in the range of 1.2 to 2.5. For this development, a developing bias is applied to the developing roller 1 from a DC power source so that the toner 4 on the developing roller 1 adheres well to the electrostatic latent image on the photosensitive drum 3. The electric resistance of the developing roller 1 is preferably 1 × 10 6 to 1 × 10 7 Ωcm. Since the development is reversal development, the toner 4 is attached to a portion where the charge is removed by image exposure of the photosensitive drum 3 to form a visible image.
The surface of the developing roller 1 and the thinning blade 6 in the present invention can be made of a semiconductive rubber material, such as semiconductive acrylonitrile-butadiene rubber (NBR), urethane rubber, silicon rubber, etc., and particularly NBR. Is preferably used. Further, the thinning blade 6 contacts the developing roller 1 at the edge to frictionally charge the toner 4.
[0033]
Since the color toner of the present invention has a relative dielectric constant of 2.2 or less, it has a characteristic that the rising speed of positive charge is fast, and the charge distribution is also sharp, which enables high image quality and high resolution. . On the other hand, in the case of black toner, the relative dielectric constant does not necessarily need to be 2.2 or less, and can be used even if it is about 2.6, for example. Incidentally, in the case of a negatively charged toner using a polyester resin as a binder resin, the relative dielectric constant is 2.83. The relative dielectric constant can be measured by, for example, a TR-10C type dielectric loss measuring apparatus manufactured by Ando Electric Co., Ltd.
[0034]
Further, the toner charge amount is preferably 10 to 40 μc / g on the developing roller, and when the toner charge amount is out of this range, fog occurs and transfer efficiency deteriorates. The transfer efficiency is preferably 85% or more.
[0035]
Next, a developing method when a thinning roller is used as the thinning means will be described. FIG. 2 shows another developing device according to the present invention. The developing roller 1 is provided with a part thereof exposed at the tip of the developing device 2 and faces the photosensitive drum 3 at an appropriate interval. A thinning roller 7 (thinning means) is disposed on the surface of the roller 1.
[0036]
The thinning roller 7 is rotationally driven by a rotational driving source (not shown), and the toner 4 supplied onto the developing roller 1 is pressed against the developing roller 1, so that the thinning roller 7 is interposed between the thinning roller 7 and the developing roller 1. A thin layer having a predetermined layer thickness is formed while being frictionally charged. The toner 4 charged with frictional charging is carried and conveyed to the developing area 5 (developing nip) by the developing roller 1, and the electrostatic latent image carried on the surface of the photosensitive drum 3 is visualized in the developing area 5. Development is performed. The ratio between the surface speed of the developing roller 1 and the surface speed of the thinning roller 7 is preferably in the range of 0.1 to 0.5.
[0037]
The thinning roller 7 can be formed of, for example, a metal material such as stainless steel at least on the peripheral surface. The rotation direction of the thinning roller 7 is the same as that of the developing roller 1. Further, the tip of a blade 8 (cleaning means) is in contact with the surface of the thinning roller 7 in order to scrape off the toner 4 adhering to the surface of the thinning roller 7. Others are the same as those in the above-described embodiment, and thus the same reference numerals are given and description thereof is omitted.
[0038]
【Example】
Hereinafter, the positively charged nonmagnetic one-component toner and the developing method of the present invention will be described in detail with reference to examples.
[0039]
Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 and 2
The following were used as raw materials for the production of positively charged nonmagnetic one-component toner.
<Binder resin>
(1) Topas-TM: trade name of polyolefin resin having a cyclic structure manufactured by Ticona, Inc. (one peak)
Weight average molecular weight 4000-6000
Number average molecular weight 2000-3000
(2) Topas-TB: Trade name of polyolefin resin having a cyclic structure manufactured by Ticona, Inc. (2 peaks)
Weight average molecular weight 4000-50000
Number average molecular weight 2000-5000
(3) Topas-TMG: Trade name of acid-modified polyolefin resin having a cyclic structure manufactured by Ticona (Topas-TM acid-modified type)
(4) EVA: Ethylene-vinyl acetate resin (trade name: EV 250) manufactured by Mitsui DuPont Polychemical Co., Ltd.
<Charge control agent>
FCA-201: quaternary ammonium base-containing styrene-acrylic copolymer, abbreviation of “Acrybase FCA-201-PS” manufactured by Fujikura Kasei Co., Ltd.
<Colorant>
Yellow pigment: PY 180 (weak negative polarity)
<Wax>
Amide WAX: Fatty acid amide (trade name: BNT) manufactured by Nippon Seika Co., Ltd.
[0040]
The above components were mixed in a ratio shown in Table 1 using a Henschel mixer, melted and kneaded at 120 ° C. with a heating kneader, and the resulting kneaded product was pulverized with a jet mill and classified with a dry air classifier. As a result, toner particles having an average particle diameter of 7.0 μm were obtained. To 100 parts by weight of the toner particles, 2.5 parts by weight of a fluidity-imparting agent was added and mixed with a Henschel mixer to obtain a positively chargeable toner. The fluidity imparting agent used was hydrophobic silica (HVK2050 manufactured by Clariant), alumina (alumina C manufactured by Nippon Aerosil Co., Ltd.) and titanium oxide (STT65-CS manufactured by Titanium Industry Co., Ltd.) in a weight ratio. It is a mixture of 1.5: 0.5: 1.0. The relative dielectric constant of this toner was measured with a TR-10C type dielectric loss measuring device manufactured by Ando Electric. The results are also shown in Table 1.
[0041]
Using the obtained toner, positively charged nonmagnetic one-component development was performed with a developing device as shown in FIG. 1 (printer manufactured by T & M Co., Ltd.). Development conditions are as follows.
(A) Developing roller: NBR, rotational speed 450 mm / second, bias power supply 300 V
(B) Supply roller: manufactured by NBR, per edge of the developing roller 1, bias power supply 450V
(C) Photoconductor: Organic photoconductor whose photoconductive layer is a positively charged single layer type, rotational speed 300 mm / sec. (D) Thinning blade 6: NBR, per edge on developing roller 1, bias power supply 300V
(E) Static elimination sheet: Applied voltage 200V
Make a continuous copy of 100,000 sheets with the above-mentioned copying machine, visually check for fog in the non-image area, evaluate that there is no fogging, △ if there is a little fogging, and evaluate x if there is much fogging. did. The results are shown in Table 1. In Table 1, the amount of each component, excluding the relative dielectric constant, is shown in parts by weight.
[Table 1]
Figure 0004165640
[0042]
Examples 4 to 6 and Comparative Examples 3 and 4
A positively charged nonmagnetic one-component toner having the composition shown in Table 2 was obtained in the same manner as in Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 and 2 except that the following materials were used.
<Binder resin>
(5) Topas-TBG: trade name of acid-modified polyolefin resin having a cyclic structure manufactured by Ticona (Topas-TB acid-modified type)
<Charge control agent>
DS: Tosylated product of cyclodextrin obtained by reacting α-cyclodextrin with p-toluenesulfonic acid (tosylation rate 50%)
・ Quaternary ammonium salt: “COPY CHARGE PSY” manufactured by Hoechst Industry
-Imidazole Continuous copying was carried out in the same manner as in Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 and 2 using the obtained toner, and the fog in the non-image area was visually confirmed. The results are shown in Table 2. In Table 2, the amount of each component, excluding the relative dielectric constant, is expressed in parts by weight.
[Table 2]
Figure 0004165640
[0043]
【The invention's effect】
The positively chargeable non-magnetic one-component toner of the present invention uses a polyolefin resin having a cyclic structure composed of a specific combination, and by adding a specific charge control agent thereto, the charge stability is improved, and the fog is corrected. High-definition and high-resolution toner images can be obtained, and it is safe for the environment and the human body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing a developing device according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing a developing device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Developing roller 3 Photoconductor 4 Toner 5 Developing area 6 Thinning blade 7 Thinning roller

Claims (5)

結着樹脂、帯電制御剤、着色剤および流動性付与剤を主成分とする正帯電型非磁性一成分トナーであって、
前記結着樹脂の重量を100重量部としたとき、前記結着樹脂は、環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)70〜90重量部と、環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂(B)0〜20重量部と、エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる残部を含有し、
前記帯電制御剤が、第4級アンモニウム塩基含有スチレンーアクリル共重合体またはシクロデキストリンのトシル化物であり、前記帯電制御剤の配合量が前記結着樹脂100重量部に対して0.5重量部以上5重量部未満であることを特徴とする正帯電型非磁性一成分トナー。
A positively charged non-magnetic one-component toner mainly composed of a binder resin, a charge control agent, a colorant and a fluidity-imparting agent,
When the weight of the binder resin is 100 parts by weight, the binder resin includes 70 to 90 parts by weight of a polyolefin resin (A) having a cyclic structure, and 0 to 20 acid-modified polyolefin resins (B) having a cyclic structure. Containing a weight part and the balance made of an ethylene-vinyl acetate copolymer,
The charge control agent is a quaternary ammonium base-containing styrene-acrylic copolymer or a cyclodextrin tosylate, and the amount of the charge control agent is 0.5 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the binder resin. A positively charged non-magnetic one-component toner characterized by being less than 5 parts by weight.
結着樹脂、帯電制御剤、着色剤および流動性付与剤を主成分とする正帯電型非磁性一成分カラートナーであって、
前記結着樹脂の重量を100重量部としたとき、前記結着樹脂は、環状構造を有するポリオレフィン樹脂(A)70〜90重量部と、環状構造を有する酸変性ポリオレフィン樹脂(B)0〜20重量部と、エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる残部を含有し、
前記帯電制御剤が、第4級アンモニウム塩基含有スチレンーアクリル共重合体またはシクロデキストリンのトシル化物であり、前記帯電制御剤の配合量が前記結着樹脂100重量部に対して0.5重量部以上5重量部未満であり、
比誘電率が2.20以下であることを特徴とする正帯電型非磁性一成分カラートナー。
A positively charged non-magnetic one-component color toner mainly composed of a binder resin, a charge control agent, a colorant and a fluidity-imparting agent,
When the weight of the binder resin is 100 parts by weight, the binder resin includes 70 to 90 parts by weight of a polyolefin resin (A) having a cyclic structure, and 0 to 20 acid-modified polyolefin resins (B) having a cyclic structure. Containing a weight part and the balance made of an ethylene-vinyl acetate copolymer,
The charge control agent is a quaternary ammonium base-containing styrene-acrylic copolymer or a cyclodextrin tosylate, and the amount of the charge control agent is 0.5 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the binder resin. And less than 5 parts by weight,
A positively charged non-magnetic one-component color toner having a relative dielectric constant of 2.20 or less.
請求項1または2記載のトナーを薄層化手段と現像ローラとの間で摩擦帯電させながら、現像ローラ上のトナーを薄い層に形成して現像域へ担持搬送し、現像域にて感光体に担持された静電潜像を顕像化することを特徴とする現像方法。While the toner according to claim 1 or 2 is frictionally charged between the thinning means and the developing roller, the toner on the developing roller is formed in a thin layer and is carried and conveyed to the developing area. A developing method characterized in that an electrostatic latent image carried on a surface is visualized. 前記薄層化手段が薄層化ブレードまたは薄層化ローラである請求項3記載の現像方法。4. The developing method according to claim 3, wherein the thinning means is a thinning blade or a thinning roller. 前記薄層化ブレードのエッジまたは薄層化ローラが現像ローラと圧接して前記トナーを摩擦帯電させる請求項3または4記載の現像方法。5. The developing method according to claim 3, wherein an edge of the thinning blade or a thinning roller is brought into pressure contact with the developing roller to frictionally charge the toner.
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