JP4164051B2 - プロセッサ装置 - Google Patents

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Description

本発明はプロセッサ装置に関し、さらに詳しくは、USB(Universal Serial Bus)上位互換性を有するプロセッサ装置に関する。
近年、SoC(System On a Chip)と呼ばれる、コンピュータの主要機能を1つのチップに搭載したプロセッサ装置が提供されている。従来のプロセッサ装置の一例を図5に示す。図中の矢印はアドレスの方向を示す。
このプロセッサ装置1は、CPU(Central Processing Unit)12と、メモリ14と、PLB(Processor Local Bus)16と、PLBアービタ18と、OPB(On-Chip Peripheral Bus)20と、OPBアービタ22と、PLBtoOPBブリッジ24と、OPBtoPLBブリッジ26と、USB1.1ホストコントローラ28と、OPBマスタ/スレーブデバイス30と、6個のOPBスレーブデバイス32とを備える。
CPU12及びメモリ14はPLB16に接続される。PLB16のバス幅は128ビットであり、動作周波数は147.456MHzである。PLBアービタ18は、PLB16上のデータ転送を仲裁する。OPB20のバス幅は32ビットであり、動作周波数は73.728MHzである。OPBアービタ22は、OPB20上のデータ転送を仲裁する。PLBtoOPBブリッジ24はPLB16からOPB20にデータを転送する。OPBtoPLBブリッジ26はOPB20からPLB16にデータを転送する。
USB1.1ホストコントローラ28、OPBマスタ/スレーブデバイス30、及び6つのOPBスレーブデバイス32はOPB20に接続される。USBデバイス34はUSB1.1ホストコントローラ28に接続される。USB1.1の転送速度は12Mbpsと遅いが、OPB20の転送速度はその約200倍の2.3Gbpsと十分に速い。
OPBマスタ/スレーブデバイス30には、たとえば別のプロセッサ装置(図示せず)が接続される場合がある。この場合、別のプロセッサ装置は、OPBマスタ/スレーブデバイス30、OPB20及びUSB1.1ホストコントローラ28経由でUSBデバイス34にアクセスする。
このプロセッサ装置1をUSB1.1準拠からUSB2.0準拠にバージョンアップする最も単純な方法として、USB1.1ホストコントローラ28をUSB2.0ホストコントローラに置き換えるという方法がある。USB2.0の転送速度は480Mbps(USB1.1の40倍)と速いが、それでもOPB20の転送速度はその約5倍とまだ十分に速い。
しかしながら、OPB20には他のデバイスが接続されているため、仮に全てのデバイスが均等にOPB20を使用した場合、5個以上のデバイスが接続されると、デバイス1個当たりのOPB20の転送速度がUSB2.0の転送速度を下回り、USB2.0の性能を十分に発揮することができない。本例では7個のデバイス30,32がOPB20に接続されているため、この方法は採用できない。
一方、USB2.0の転送速度を損なわないようにするためには、別のOPBをUSB2.0ホストコントローラ専用に追加するという方法がある。この場合、他のデバイス30,32がOPB20を専有していても、PLB16はOPB20の8倍の転送速度を有するため、追加した別のOPBのデータも十分に転送できるであろう。
しかしながら、USB2.0ホストコントローラのアドレス空間が従来のUSB1.1ホストコントローラ28と異なるアドレス空間にマップされるため、上位互換性を保つことができない。また、OPBマスタ/スレーブデバイス30がUSBデバイス34にアクセスするという従来の機能をサポートすることができない。そのため、この方法も採用できない。
特開平5−35698号公報
本発明の目的は、USB上位バージョンの転送速度を損なうことなく、USB上位互換性を有するプロセッサ装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるプロセッサ装置は、CPUと、CPUに接続された第1のバスと、第2のメインバスと、第2のサブバスと、第1のバスから第2のメインバスにデータを転送する第1のブリッジと、第2のメインバスから第1のバスにデータを転送する第2のブリッジと、第2のサブバスから第1のバスにデータを転送する第3のブリッジと、USBホストコントローラとを備える。USBホストコントローラは、第2のメインバスに接続されたバススレーブ部と、第2のサブバスに接続されたバスマスタ部とを有するEHCI(Enhanced Host Controller Interface)と、第2のメインバスに接続されたバススレーブ部と、第2のサブバスに接続されたバスマスタ部とを有するOHCI(Open Host Controller Interface)又はUHCI(Universal Host Controller Interface)とを含む。
このプロセッサ装置では、たとえばUSB2.0のUSBデバイスが接続されると、EHCIのバスマスタ部がUSBデバイスから第2のサブバス経由でデータを転送し、EHCIのバススレーブ部には第2のメインバス経由でUSBデバイスにデータが転送される。そのため、第2のメインバスにスレーブデバイスが接続されていても、第2のサブバス経由でのデータの転送速度は遅くならない。また、たとえばUSB1.1のUSBデバイスが接続されると、OHCI又はUHCIのバスマスタ部がUSBデバイスから第2のサブバス経由でデータを転送し、EHCI又はUHCIのバススレーブ部には第2のメインバス経由でUSBデバイスにデータが転送される。したがって、このプロセッサ装置はUSB上位互換性を有する。
好ましくは、プロセッサ装置であってさらに、OHCI又はUHCIのバスマスタ部が第2のサブバスにデータを転送するとき、第2のメインバス上のデータ転送を停止させるバスロック手段を備える。
この場合、第2のメインバスがロックされ、第2のメインバス経由のデータ転送が停止されるため、第2のサブバス経由のデータ転送は途切れない。
好ましくは、第1のブリッジは、第2のサブバスから第1のバスへのデータ転送のリトライを要求するためのリトライリクエスト信号を第3のブリッジに供給する。プロセッサ装置はさらに、OHCI又はUHCIのバスマスタ部が第2のサブバスにデータを転送するときリトライリクエスト信号の第3のブリッジへの供給を許可し、EHCIのバスマスタ部が第2のサブバスにデータを転送するときリトライリクエスト信号の第3のブリッジへの供給を遮断するゲート手段を備える。
この場合、OHCI又はUHCIのバスマスタ部が第2のサブバス経由でデータを転送するとき、第1のブリッジから第3のブリッジへのリトライリクエスト信号の供給は許可され、第3のブリッジはデータ転送のリトライを要求する。一方、EHCIのバスマスタ部が第2のサブバス経由でデータを転送するとき、第1のブリッジから第3のブリッジへのリトライリクエスト信号の供給は遮断され、第3のブリッジはデータ転送のリトライを要求しない。したがって、たとえばUSB1.1用に作製された既存のソフトウェアもそのまま使用することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1を参照して、本実施の形態によるプロセッサ装置10は、CPU12と、メモリ14と、PLB16と、PLBアービタ18と、メインOPB20と、OPBアービタ22と、PLBtoOPBブリッジ24と、OPBtoPLBブリッジ26と、OPBマスタ/スレーブデバイス30と、6個のOPBスレーブデバイス32とを備える。この構成は従来と同じである。
プロセッサ装置10は、従来のUSB1.1ホストコントローラ28に代えて、USB2.0ホストコントローラ40を備える。USB2.0ホストコントローラ40は、USB2.0又は1.1に準拠したUSBデバイス34とプロセッサ装置10との間の通信を制御するもので、EHCI(Enhanced Host Controller Interface)42と、OHCI(Open Host Controller Interface)44とを備える。EHCI42はUSB2.0の仕様を定義したUSBコントローラであり、OHCI44はUSB1.1の仕様を定義したUSBコントローラである。OHCI44に代えてUHCI(Universal Host Controller Interface)を採用することも可能である。
プロセッサ装置10は上記に加え、サブOPB46と、OPBアービタ48と、OPBtoPLBブリッジ50と、メインAHB(Advanced High-performance Bus)52と、AHBアービタ54と、AHBデコーダ56と、OPBtoAHBブリッジ58と、サブAHB60と、AHBアービタ62と、AHBデコーダ64と、AHBtoOPBブリッジ66とを備える。
サブOPB46、OPBアービタ48及びOPBtoPLBブリッジ50は、それぞれメインOPB20、OPBアービタ22及びOPBtoPLBブリッジ26に相当する。AHBは、英ARM社のオンチップバス規格、AMBA(Advanced Microcontroller Bus Architecture)の1種である。OPBtoAHBブリッジ58はメインOPB20からメインAHB52にデータを転送する。AHBtoOPBブリッジ66はサブAHB60からサブOPB46にデータを転送する。EHCI42のバススレーブ部68はメインAHB52に接続され、バスマスタ部70はサブAHB60に接続される。OHCI44のバススレーブ部72はメインAHB52に接続され、バスマスタ部74はサブAHB60に接続される。EHCI42のバススレーブ部68はコンフィグレーションレジスタ76を設定し、バスマスタ部70はUSBデバイス34からメモリ14にデータを転送する。
USB2.0のUSBデバイス34をUSB2.0ホストコントローラ40に接続した場合、EHCI42のバスマスタ部70は、サブAHB60、AHBtoOPBブリッジ66、サブOPB46、OPBtoPLBブリッジ50、及びPLB16経由でメモリ14にアクセスする。したがって、他のデバイス30,32がメインOPB20を専有していても、USBデバイス34がサブOPB46を専有することができるので、USB2.0の転送速度は遅くならない。
一方、CPU12は、PLB16、PLBtoOPBブリッジ24、メインOPB20、OPBtoAHBブリッジ58、及びメインAHB52経由でEHCI42のバススレーブ部68にアクセスする。したがって、コンフィグレーションレジスタ76のアドレス空間は従来と同じになり、既存のソフトウェアをサポートすることができる。
また、OPBマスタ/スレーブデバイス30は、メインOPB20、OPBtoAHBブリッジ58、メインAHB52及びEHCI42経由でUSBデバイス34にアクセスする。したがって、従来のプロセッサ装置1が有していた機能もサポートすることができる。
また、USB1.1のUSBデバイス34をUSB2.0ホストコントローラ40に接続した場合、OHCI44のバスマスタ部74は、サブAHB60、AHBtoOPBブリッジ66、サブOPB46、OPBtoPLBブリッジ50、及びPLB16経由でメモリ14にアクセスする。一方、CPU12は、PLB16、PLBtoOPBブリッジ24、メインOPB20、OPBtoAHBブリッジ58、及びメインAHB52経由でOHCI44のバススレーブ部72にアクセスする。
以上のように、このプロセッサ装置10はUSB2.0に準拠し、かつ従来のUSB1.1に準拠したプロセッサ装置1に対して上位互換性を有する。
しかしながら、上述したようにUSB2.0ホストコントローラ40をバスマスタ部70とバススレーブ部68とに分けると、バスマスタ部70がサブOPB46経由でメモリ14にアクセスし、データを転送している最中に、CPU12がメインOPB20経由でバススレーブ部68にアクセスし、コンフィグレーションレジスタ76にデータを書き込むことが可能になってしまう。
USB2.0をサポートするEHCI42は従来から拡張された機能であるから、新規に作製されるソフトウェアでデータ転送中におけるコンフィグレーションレジスタ76の書込を禁止すればよい。しかしながら、USB1.1をサポートするOHCI44は従来からある機能であるから、既に出荷されたソフトウェアでこれを禁止することは不可能である。そのため、既に出荷されたソフトウェアの中には正しく動作しないソフトウェアが出てくる可能性はある。
本実施の形態ではサイドバンド信号を利用することによりこの問題を解決している。詳細は次の通り。
表1は、AHBtoOPBブリッジ66の設定を示す。
Figure 0004164051
表1に示すように、AHBtoOPBブリッジ66は、OHCI用バスロック不能化ビットBusLock_Disable_OHCIが「0」のとき、メインOPB制御権リクエスト信号Mx_req及びメインOPBロック信号Mx_buslockを活性化し、OHCI用バスロック不能化ビットBusLock_Disable_OHCIが「1」のとき、メインOPB制御権リクエスト信号Mx_req及びメインOPBロック信号Mx_buslockを活性化しない。
AHBtoOPBブリッジ66は、OHCI用リトライリクエスト無視ビットIgnore_retryReq_OHCIが「0」のとき、リトライリクエスト信号retryReqを受け付け、OHCI用リトライリクエスト無視ビットIgnore_retryReq_OHCIが「1」のとき、リトライリクエスト信号retryReqを無視する。
AHBtoOPBブリッジ66は、EHCI用バスロック不能化ビットBusLock_Disable_EHCIが「0」のとき、メインOPB制御権リクエスト信号Mx_req及びメインOPBロック信号Mx_buslockを活性化し、EHCI用バスロック不能化ビットBusLock_Disable_EHCIが「1」のとき、メインOPB制御権リクエスト信号Mx_req及びメインOPBロック信号Mx_buslockを活性化しない。
AHBtoOPBブリッジ66は、EHCI用リトライリクエスト無視ビットIgnore_retryReq_EHCIが「0」のとき、リトライリクエスト信号retryReqを受け付け、EHCI用リトライリクエスト無視ビットIgnore_retryReq_EHCIが「1」のとき、リトライリクエスト信号retryReqを無視する。
デフォルトでは、OHCI用バスロック不能化ビットBusLock_Disable_OHCI及びOHCI用リトライリクエスト無視ビットIgnore_retryReq_OHCIはともに「0」に設定される。また、EHCI用バスロック不能化ビットBusLock_Disable_EHCI及びEHCI用リトライリクエスト無視ビットIgnore_retryReq_EHCIはともに「1」に設定される。
以下、AHBtoOPBブリッジ66がデフォルトに設定されている場合におけるプロセッサ装置10の動作を説明する。
USB1.1のUSBデバイス34が接続されると、OHCI44が動作する。この場合、図2及び図3を参照して、AHBアービタ62は、OHCI44からのデータ転送を承認するためのOHCI用グラント信号HGRANT_OHCIをH(論理ハイ)レベルに活性化し、OHCI44に供給するとともに、AHBtoOPBブリッジ66にも供給する。
OHCI用バスロック不能化ビットBusLock_Disable_OHCIは「0」に設定されているので、AHBtoOPBブリッジ66は、OHCI用グラント信号HGRANT_OHCIに応答して、バスリクエスト信号Mx_reqをHレベルに活性化し、OPBアービタ22に供給する。このとき、OHCI用リトライリクエスト無視ビットIgnore_retryReq_OHCIも「0」に設定されているので、AHBtoOPBブリッジ66は、リトライリクエストゲート信号−Gate_retryReqをL(論理ロー)レベルに活性化しない。
OPBアービタ22は、バスリクエスト信号Mx_reqに応答して、メインOPB20の制御権を獲得し、かつグラント信号OPB_Mx_gntをAHBtoOPBブリッジ66に返す。AHBtoOPBブリッジ66は、グラント信号OPB_Mx_gntに応答して、バスロック信号Mx_buslockをHレベルに活性化し、OPBアービタ22に供給する。OPBアービタ22は、バスロック信号Mx_buslockに応答してメインOPB20をロックし、データ転送を停止させる。この間に、OHCI44のバスマスタ部74はサブOPB46経由でデータを転送する。
このとき、もしCPU12がコンフィグレーションレジスタ76にデータを書き込もうとしても、メインOPB20はロックされているので、コンフィグレーションレジスタ76へのデータの書き込みは禁止される。しかし、PLB16上でデータ転送は起きるので、PLBtoOPBブリッジ24は、リトライリクエスト信号retryReqを生成し、OPBtoPLBブリッジ50に供給する。このとき、リトライリクエストゲート信号−Gate_retryReqはHレベルのまま活性化されていないので、ANDゲート78はリトライリクエスト信号retryReqを遮断することなく、そのまま通過させる。したがって、OPBtoPLBブリッジ50は、リトライリクエスト信号retryReqに応答して、AHBtoOPBブリッジ66にデータ転送のリトライを要求する。
一方、USB2.0のUSBデバイス34が接続されると、EHCI42が動作する。この場合、図2及び図4を参照して、AHBアービタ62は、EHCI42からのデータ転送を承認するためのEHCI用グラント信号HGRANT_EHCIをH(論理ハイ)レベルに活性化し、EHCI42に供給するとともに、AHBtoOPBブリッジ66にも供給する。
EHCI用リトライリクエスト無視ビットIgnore_retryReq_EHCIは「1」に設定されているので、AHBtoOPBブリッジ66は、リトライリクエストゲート信号−Gate_retryReqをLレベルに活性化する。このとき、EHCI用バスロック不能化ビットBusLock_Disable_EHCIも「1」に設定されているので、AHBtoOPBブリッジ66は、バスリクエスト信号Mx_reqを活性化することなく、Lレベルのまま維持する。したがって、グラント信号OPB_Mx_gntもLレベルのまま維持され、バスロック信号Mx_buslockもLレベルのまま維持される。したがって、OPBアービタ22はメインOPB20をロックしない。
この間に、EHCI42のバスマスタ部70はサブOPB46経由でデータを転送する。このとき、CPU12がコンフィグレーションレジスタ76にデータを書き込もうとしないようにソフトウェアにより禁止する。しかし、メインOPB20はロックされていないので、メインOPB20経由でデータは転送される。したがって、PLBtoOPBブリッジ24は、データを転送するたびにリトライリクエスト信号retryReqを生成し、OPBtoPLBブリッジ50に供給する。このとき、リトライリクエストゲート信号−Gate_retryReqはLレベルに活性化されているので、ANDゲート78はリトライリクエスト信号retryReqを遮断する。したがって、OPBtoPLBブリッジ50は、リトライリクエスト信号retryReqに邪魔されることなく、連続してデータを転送する。
以上のように本実施の形態によれば、USB1.1のUSBデバイス34が接続された場合、AHBtoOPBブリッジ66がメインOPB20をロックし、その間にOHCI44のバスマスタ部74はサブOPB46経由でデータを転送することができる。したがって、USB1.1用に作製された既存のソフトウェアをそのまま使用することができる。サブOPB46上でデータを転送している最中に、CPU12が既存のソフトウェアに従ってコンフィグレーションレジスタ76を書き換えようとしたとしても、メインOPB20はデータを転送しない。このとき、リトライリクエスト信号retryReqはANDゲート78で遮断されないので、OPBtoPLBブリッジ50はAHBtoOPBブリッジ66にデータ転送のリトライを返す。したがって、データはサブOPB46経由で正しく転送される。
一方、USB2.0のUSBデバイス34が接続された場合、AHBtoOPBブリッジ66はメインOPB20を開放し、その間にEHCI42のバスマスタ部70はサブOPB46経由でデータを転送することができる。したがって、サブOPB46上でデータを転送している最中に、CPU12がコンフィグレーションレジスタ76を書き換えないように新しいソフトウェアを作製すればよい。サブOPB46上でデータを転送している最中に、CPU12がバススレーブ部72にアクセスすると、メインOPB20はデータを転送する。このとき、リトライリクエスト信号retryReqはANDゲート78で遮断されるので、OPBtoPLBブリッジ50はAHBtoOPBブリッジ66にリトライを返さない。したがって、OPBtoPLBブリッジ50は連続してデータを転送することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明によるプロセッサ装置は特定構成のSoCに利用可能である。
本発明の実施の形態によるプロセッサ装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したプロセッサ装置の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 USB1.1のUSBデバイスが接続された場合における図2に示したプロセッサ装置の動作を示すタイミング図である。 USB2.0のUSBデバイスが接続された場合における図2に示したプロセッサ装置の動作を示すタイミング図である。 従来のプロセッサ装置の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 プロセッサ装置
12 CPU
14 メモリ
16 PLB
20 メインOPB
24 PLBtoOPBブリッジ
26 OPBtoPLBブリッジ
30 マスタスレーブデバイス
32 スレーブデバイス
40 USB2.0ホストコントローラ
42 EHCI
44 OHCI
46 サブOPB
50 OPBtoPLBブリッジ
68,72 バススレーブ部
70,74 バスマスタ部
78 ANDゲート

Claims (4)

  1. CPU(Central Processing Unit)と、
    前記CPUに接続された第1のバスと、
    第2のメインバスと、
    第2のサブバスと、
    前記第1のバスから前記第2のメインバスにデータを転送する第1のブリッジと、
    前記第2のメインバスから前記第1のバスにデータを転送する第2のブリッジと、
    前記第2のサブバスから前記第1のバスにデータを転送する第3のブリッジと、
    USB(Universal Serial Bus)ホストコントローラとを備え、
    前記USBホストコントローラは、
    前記第2のメインバスに接続されたバススレーブ部と、前記第2のサブバスに接続されたバスマスタ部とを有するEHCI(Enhanced Host Controller Interface)と、
    前記第2のメインバスに接続されたバススレーブ部と、前記第2のサブバスに接続されたバスマスタ部とを有するOHCI(Open Host Controller Interface)又はUHCI(Universal Host Controller Interface)とを含むことを特徴とするプロセッサ装置。
  2. 請求項1に記載のプロセッサ装置であってさらに、
    前記OHCI又はUHCIのバスマスタ部が前記第2のサブバスにデータを転送するとき、前記第2のメインバス上のデータ転送を停止させるバスロック手段を備えたことを特徴とするプロセッサ装置。
  3. 請求項1に記載のプロセッサ装置であってさらに、
    前記第2のメインバス上のデータ転送を仲裁するアービタと、
    第3のメインバスと、
    第3のサブバスと、
    前記第2のメインバスから前記第3のメインバスにデータを転送する第4のブリッジと、
    前記第3のサブバスから前記第2のサブバスにデータを転送する第5のブリッジとを備え、
    前記EHCI及び前記OHCI又はUHCIのバススレーブ部は前記第3のメインバスに接続され、前記EHCI及び前記OHCI又はUHCIのバスマスタ部は第3のサブバスに接続され、
    前記アービタは、前記OHCI又はUHCIのバスマスタ部が前記第2のサブバスにデータを転送するとき前記第2のメインバス上のデータ転送を停止させることを特徴とするプロセッサ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のプロセッサ装置であって、
    前記第1のブリッジは、前記第2のサブバスから前記第1のバスへのデータ転送のリトライを要求するためのリトライリクエスト信号を前記第3のブリッジに供給し、
    前記プロセッサ装置はさらに、
    前記OHCI又はUHCIのバスマスタ部が前記第2のサブバスにデータを転送するとき前記リトライリクエスト信号の前記第3のブリッジへの供給を許可し、前記EHCIのバスマスタ部が前記第2のサブバスにデータを転送するとき前記リトライリクエスト信号の前記第3のブリッジへの供給を遮断するゲート手段を備えたことを特徴とするプロセッサ装置。
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