JP4161835B2 - Planning device, planning method and program for production quantity planning by product type - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品の種類別生産数計画を立案する技術に関する。特に、複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインを備え、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、製品生産ラインでは機能が異なる複数の部品を組合せて製品を生産する生産系のために、製品の種類別生産数計画を立案する技術に関する。この生産系では、同一機能を有する複数の部品種類を用意し、そのなかから使用する部品種類を選択し、部品種類の組合せを変えることによって製品種類を作り分ける。
【0002】
本明細書中で使用する主要な用語についての説明をする。
この技術で立案する生産数計画は最終的な計画に限られない。最終的な生産数計画を確定する途中段階で立案される生産数計画案を含む。生産数計画案(ないしは素案)が立案できると、その後の検討過程が簡単化され、合理的な生産数計画が短期間で得られるようになる。大規模生産系では、生産数計画案を立案する技術が必要とされている。
機能が同じ部品群を集合的に同一機能部品という。これとは機能が異なる部品を他の機能部品という。例えば排気量の異なる複数種類のエンジン群は同一機能部品であり、トランスミッションは他の機能部品である。
同一機能部品には複数の種類が存在する。排気量が異なる複数種類のエンジンが存在していれば、排気量毎に「種類」が存在する。オートマチックトランスミッションとマニュアルトランスミッションが存在すれば、2つの「種類」が存在する。2WDの駆動部品と4WDの駆動部品が存在すれば、2つの「種類」が存在する。
製品の種類は、機能部品毎の種類の組合せによって分類される。例えば、第1機能部品に2種類(A1,A2)が存在し、第2機能部品に2種類(B1,B2)が存在し、第3機能部品に2種類(C1,C2)が存在し、全ての組合せで製品が生産されていれば、A1-B1-C1,A1-B1-C2,A1-B2-C1,A1-B2-C2,A2-B1-C1,A2-B1-C2,A2-B2-C1,A2-B2-C2の8種類の製品が存在する。この場合、社会通念上の製品の種類とは相違することがある。例えば社会通念では、A1-B1-C1,A1-B1-C2のいずれの製品も種類としては同一であって仕様が異なるに過ぎないと理解されていても、本明細書では種類が異なるとする。
部品種類の組合せという場合、機能部品毎の部品種類の組合せをいう。前記の例でいえば、第1機能部品についてはA1とA2のいずれかであり、A1-A2という組合せは存在しない。製品が3種類の機能を必要とする場合、3種類の機能部品が利用されることから、製品種類は3つの部品種類の組合せで特定される。先の例の場合、第1機能部品についての種類(A1,A2のいずれか)と第2機能部品についての種類(B1,B2のいずれか)と第3機能部品についての種類(C1,C2のいずれか)によって部品種類の組合せが特定される。
期間とは、製品や部品の生産数を管理する単位の期間をいう。計画期間とは、生産数計画を立案する期間をいう。1つの計画期間には複数の期間が含まれることがある。例えば1日を単位にして1ヶ月間の生産数計画を立案する場合、「期間」は1日であり、「計画期間」は1ヶ月である。
【0003】
【従来の技術】
例えば自動車という製品の生産会社の生産部門では、各所の販売部門からオーダを受付ける。生産部門ではオーダを集計し、製品種類別のオーダ数を整理する。整理した製品種類別のオーダ数に基づき、生産工場の生産能力等の制約を勘案した上で、製品種類別の生産数計画を立案する。生産工場の生産能力等の制約により、オーダされた製品数の全てを生産する生産数計画を立案できない場合は、生産できない製品種類と数を明らかにして販売部門へフィードバックする。販売部門では、フィードバック結果を参照して、製品種類別のオーダ数を変更する。販売部門では販売施策等を見直し、生産可能なオーダ数となるようにしてオーダ数を変更する。
【0004】
製品種類別の生産数計画を立案するためには、対象製品種類に使用する部品を生産する部品生産ラインの生産能力を勘案する必要がある。複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインが存在し、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、一つの製品生産ラインで使用する同一種類の部品を複数の部品生産ラインから入手する場合、部品生産ラインと製品生産ラインの組合せによって、製品生産ラインが部品生産ラインに部品をオーダし、部品生産ラインで部品を生産し、生産された部品を製品生産ラインに納入するまでに要するリードタイムが異なるために、そのリードタイムを一律にして部品生産ラインの生産能力を検討することはできない。部品生産ラインの生産能力を勘案する際には、リードタイムの違いも考慮に入れる必要がある。
【0005】
特許文献1には、部品、あるいは、製品を生産する複数の拠点を有する製造システムのために、製品の生産数計画を立案する技術が開示されている。この技術では、製品の生産要求情報に基づいて、部品生産拠点の生産能力や、部品生産拠点と製品生産拠点間のリードタイムの違いを考慮して、どの部品拠点でいつどの部品種類をどれだけ生産するのかを計算する。この計算結果から、各拠点についての生産数計画を立案する。
また、特許文献2〜4にも、製品に使用される部品を考慮して、製品の生産数計画を立案する技術が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−10606号公報
【特許文献2】
特開平9−81633号公報
【特許文献3】
特開2002−123310号公報
【特許文献4】
特開平11−207574号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインが存在するとき、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給して使用する場合がある。例えば、部品生産ラインにAとBが存在し、製品生産ラインにaとbが存在するときに、部品生産ラインAで生産した部品を製品生産ラインaとbで使用し、部品生産ラインBで生産した部品を製品生産ラインaとbで使用する場合がある。この場合、部品生産ラインと製品生産ラインの組合せは複数あり、組合せ毎にリードタイムが異なることがある。例えば、部品生産ラインAから製品生産ラインaまでは2日、部品生産ラインAから製品生産ラインbまでは4日、部品生産ラインBから製品生産ラインaまでは3日、部品生産ラインBから製品生産ラインbまでは3日といったように、リードタイムがそれぞれ異なることがある。この場合、期間別に異なる部品の生産必要数に対して、部品生産ラインの生産能力が十分であるか否かを検討する必要がある。例えば、部品生産ラインAについては、製品生産日の2日前に製品生産ラインaの製品生産必要数に対して部品生産能力は十分であるか否かの検討を行なう必要があり、製品生産日の4日前に製品生産ラインbの製品生産必要数に対して部品生産能力は十分であるか否かの検討を行なう必要がある。また、部品生産ラインBについては、製品生産日の3日前に製品生産ラインaの製品生産必要数に対して部品生産能力は十分であるか否かの検討を行う必要があり、同じ3日前に製品生産ラインbの製品生産必要数に対して部品生産能力は十分であるか否かの検討を行なう必要がある。特に、部品生産ラインBについては、製品生産ラインaのために必要な部品種類と製品生産ラインbのために必要な部品種類が同一であれば、製品生産日の3日前において、これらを合計した製品生産必要数に対して部品生産能力の検討をしなければならない。
【0008】
前記したように、多くの製品は機能部品を組合せて生産する。例えば3種類の機能部品の種類の組合せを代える場合、A1-B1-C1が取付けられる製品種類と、A1-B1-C2が取付けられる製品種類等を作り分ける。この場合、第3機能部品C1の生産能力からA1-B1-C1の組合せで生産される製品種類の生産がオーダ数に満たないとき、第3機能部品の種類をC1からC2に変更すれば、オーダ数に不足している分を生産できることがある。A1-B1-C1の製品種類とA1-B1-C2の製品種類は、第3機能部品の種類のみが相違しており、他の機能部品の種類は共通しており、製品全体としては類似性の高い製品ということができる。この場合、オーダされたA1-B1-C1の製品種類については、第3機能部品C1の生産能力からオーダ数を満たすことができない代わりに、それに類似するA1-B1-C2の製品種類であれば生産できることになる。
最初のオーダ数のままでは生産能力の制約によって生産できない場合に、最初のオーダ数に基づいて、そのオーダ内容にできるだけ近い内容(A1-B1-C1の製品種類が部品C1の不足によって生産できなければ、生産できない製品に類似するA1-B1-C2の製品種類でオーダに応えることがオーダ内容に近いことに相当する)の生産数計画を立案することができる。このときに、製品種類を通算した総オーダ数を減少させない生産数計画を立案することができる。
部品生産能力の制約によってオーダされたようには生産できない場合、オーダ内容にできるだけ近い内容で、しかも製品種類を通算した総生産計画数が総オーダ数未満にならない生産数計画を立案して販売部門に提示することができれば、販売部門はそれを参照し、製品種類別のオーダ数を修正することができる。オーダした製品の中には販売部門が見込みでオーダした製品が含まれていることが多く、販売戦略の変更等によって、製品種類別の販売数計画を増減修正可能なことが多いからである。
オーダ内容にできるだけ近い内容で、しかも製品種類を通算した総生産計画数が総オーダ数未満にならない生産数計画を立案する場合、生産能力の制約によって生産計画数を生産必要数(オーダに対応する部品必要数のことをいう)以下に減少させる部品生産ライン、あるいは、その代わりになる部品の生産計画数を生産必要数以上に増加させる部品生産ラインと、これらの部品を使用する製品生産ライン間のリードタイムの違いを考慮に入れて、部品種類別の生産計画数を調整しなければならない。
【0009】
製品に取付けられる機能部品の組合せのうち、一つの機能部品の生産計画数を生産必要数よりも増減させれば、その機能部品を使用する製品種類の生産計画数も連動して増減することになる。上記の例では、A1-B1-C1の製品に使用される第3機能部品C1の生産計画数を生産必要数未満に減少させた場合は、A1-B1-C1の製品の生産計画数はオーダ数未満に減少することになる。この場合、A1-B1-C1の製品に使用される第3機能部品C1以外の部品、即ち、第1機能部品A1や第2機能部品B1の生産計画数も連動して減少させる必要がある。また、第3機能部品C1の生産計画数を減少させたのを補償して第3機能部品の他種類C2の生産計画数を増加させた場合は、第3機能部品C2を使用する製品種類の生産計画数も連動して増加させる必要がある。例示している場合、第3機能部品の種類C2の生産計画数を増加させた分だけ、A1-B1-C2の製品種類に使用する第1機能部品の種類A1や第2機能部品の種類B1の生産計画数を連動して増加させる必要がある。
この場合、第1機能部品の種類A1や第2機能部品の種類B1の生産可能数を考慮して増加させなければならない。第3機能部品の種類C1の生産能力の不足分を第3機能部品の他の種類C2の増産で補償するときは、増産する第3機能部品の種類C2を使用する製品種類が使用する第1機能部品の種類A1や第2機能部品の種類B1の生産可能数までも考慮する必要がある。
この場合においても、連動して減少させたり増加させたりする部品を生産する部品生産ラインと、これらの部品を使用する製品生産ライン間のリードタイムの違いを考慮に入れなければならない。
【0010】
特許文献1〜4では、部品生産ラインと製品生産ラインの組合せ毎にリードタイムが相違することを考慮していない。また、製品に取付けられる機能部品毎の種類の組合せを考慮し、1種類の部品の生産計画数を生産必要数未満に減少させた場合は、その部品が使用される製品が使用する他の部品の生産計画数も連動して減少させる必要があること、逆に、1種類の部品の生産計画数を生産必要数以上に増加させた場合は、その部品が使用される製品が使用する他の部品の生産計画数も連動して増加させる必要があることを開示していない。
【0011】
本発明は、複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインを備え、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、機能が異なる複数の部品を組合せて製品を生産し、同一機能を有する複数の部品種類のなかから使用する部品種類を選択することによって部品種類の組合せを変えて製品種類を作り分ける生産系のために、製品の種類別生産数計画を立案する技術を提案する。
本技術では、部品生産ラインと製品生産ラインの組合せ毎にリードタイムが相違することを考慮する。その上で、部品生産能力からオーダに対応できるか否かを検討する。部品生産能力からオーダに対応できない場合には、オーダ内容に近似し、しかも製品種類を通算した総生産計画数が製品種類を通算した総オーダ数未満とならない製品種類別の生産数計画を立案する。このときに、製品の生産計画数に対して過不足のない部品の生産計画数が立案され、必要な部品の全てについて生産可能数の制約を満たす生産計画数が立案されるようにする。ここでも、部品生産ラインと製品生産ラインの組合せ毎にリードタイムが相違することを反映した部品の生産計画数と製品の生産計画数が得られるようにする。
本技術によって生産数計画が立案されると、生産能力の制約によって、製品の販売機会が失われる程度を最小限に留めることが可能となり、販売目標を達成しやすくする。
【0012】
【課題を解決するための手段と作用と効果】
本発明は、下記の生産系、即ち、複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインを備え、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、製品生産ラインでは機能が異なる複数の部品を組合せて製品を生産するにあたって同一機能を有する複数の部品種類のなかから使用する部品種類を選択することによって機能部品毎の部品種類の組合せを変えて製品種類を作り分ける生産系のために、製品の種類別生産数計画を立案する装置を提供する。
この装置は、オーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計する「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段と、製品種類別にその製品種類に使用する部品種類の組合せを記憶している「製品種類/部品種類の組合せ」記憶手段と、製品生産ライン別にその製品生産ラインで生産可能な製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位を記憶している「製品生産ライン/製品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段と、部品生産ライン別にその部品生産ラインで生産可能な部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位を記憶している「部品生産ライン/部品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段と、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムを記憶している「部品生産ライン/製品生産ライン/リードタイム」記憶手段とを備える。
さらに、「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段が集計したオーダ元別/製品種類別のオーダ数と、「製品生産ライン/製品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段が記憶している製品生産ラインと製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位に基づいて、製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算する「製品生産ライン/製品種類/生産必要数」計算手段と、「製品生産ライン/製品種類/生産必要数」計算手段が計算した製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数に基づき、「製品種類/部品種類の組合せ」記憶手段が記憶している製品種類と部品種類の組合せと、「部品生産ライン/部品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段が記憶している部品生産ラインと部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位と、「部品生産ライン/製品生産ライン/リードタイム」記憶手段が記憶している各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数を計算する「期間/部品生産ライン/部品種類/生産必要数」計算手段とを備える。
さらに、「期間/部品生産ライン/部品種類/生産必要数」計算手段が計算した期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数が、「部品生産ライン/部品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段が記憶している部品種類別の生産可能数を超過する部品種類の生産計画数を生産可能数以下に減少させると共に、その減少数の範囲内で、減少させた期間に対応する期間において、同一機能部品の他の部品種類の生産計画数を生産可能数の範囲内で増加させることによって、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」計算手段を備える。
この「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」算出手段には、
(1)生産必要数よりも生産計画数を減少させた部品種類を「製品種類/部品種類の組合せ」に含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、減少させた期間に対応する期間において、連動して減少させ、
(2)生産必要数よりも生産計画数を増加させた部品種類を「製品種類/部品種類の組合せ」に含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、増加させた期間に対応する期間において、その部品種類を生産する部品生産ラインの生産可能数を上限として連動して増加させる処理を実行する連動調整手段が付加されている。
さらに、「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」計算手段が計算した期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数に基づき、「製品種類/部品種類の組合せ」記憶手段が記憶している製品種類と部品種類の組合せと、「部品生産ライン/製品生産ライン/リードタイム」記憶手段が記憶している各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、製品種類別の生産計画数を計算する「製品種類/生産計画数」計算手段を備える。
【0013】
「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段は、オーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計する。図14(1)に、販売部門から送られてきたオーダに基づいて集計されたオーダ元別/製品種類別のオーダ数が例示されている。この例では日別(期間別)にオーダ数が集計されており、オーダ元aからのオーダ数は製品種類αがN日に40、N+1日に40、オーダ元bからのオーダ数は製品種類βがN日に60、N+1日に60であり、N日のオーダ数の合計は100、N+1日のオーダ数の合計は100と集計されている。ここでN日やその翌日を意味するN+1日は、集計日よりも将来を言い、オーダ元は将来の日を指定してその日に入手したい製品数をオーダ数を指定する。
【0014】
「製品種類/部品種類の組合せ」記憶手段は、製品種類別にその製品種類に使用する部品種類の組合せを記憶している。図14(2)に、製品種類と部品種類の組合せが例示されており、製品種類α1には、機能部品Eについては種類E1の部品、機能部品Mについては種類M1の部品、機能部品Pについては種類P1の部品が組合されて取付けられる。製品種類α2には、機能部品Eについては種類E2の部品、機能部品Mについては種類M2の部品、機能部品Pについては種類P1の部品が組合されて取付けられる。
【0015】
「製品生産ライン/製品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段は、製品生産ライン別にその製品生産ラインで生産可能な製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位を記憶している。図14(3−1)に、製品生産ラインとその製品生産ラインで生産可能な製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位の対応付けが例示されている。製品生産ラインLaで生産可能な製品種類はα1とα2であり、生産可能数はそれぞれ30であり、オーダ元aに対する優先順位は1位であり、オーダ元bに対する優先順位は2位であることが例示されている。この場合、オーダ元aからオーダされた製品については優先順位が1位である製品生産ラインLaで優先して生産するべき関係であることがわかる。オーダ元bからオーダされた製品については優先順位が1位である製品生産ラインで生産することができないときに、優先順位が2位である製品生産ラインLaで生産するべき関係であることがわかる。同様に、製品生産ラインLbで生産可能な製品種類はα1とα2であり、生産可能数はそれぞれ30であり、オーダ元bに対する優先順位は1位であり、オーダ元aに対する優先順位は2位であることが例示されている。オーダ元に対する優先順位は、製品生産ラインからオーダ元に製品を納入するのに要する時間の短さや輸送コストの低さ等の条件で決定される。なおこの例では、生産可能数を日別(期間別)で示している。
「部品生産ライン/部品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段は、部品生産ライン別にその部品生産ラインで生産可能な部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位を記憶している。図15(1−1)、(2−1)、(3−1)に、部品生産ラインとその部品生産ラインで生産可能な部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位の対応付けが例示されている。(1−1)では、機能部品Eを生産可能な部品生産ラインを例示しており、部品生産ラインLAで生産可能な部品種類はE1であり、生産可能数は50であり、製品生産ラインLaに対する優先順位は1位であり、製品生産ラインLbに対する優先順位は2位であることが例示されている。同様に、機能部品Eを生産可能な部品生産ラインLBで生産可能な部品種類はE2であり、生産可能数は50であり、製品生産ラインLbに対する優先順位は1位であり、製品生産ラインLaに対する優先順位は2位であることが例示されている。(2−1)では、機能部品Mを生産可能な部品生産ラインを例示しており、部品生産ラインLCで生産可能な部品種類はM1であり、生産可能数は60であり、製品生産ラインLaに対する優先順位は1位であり、製品生産ラインLbに対する優先順位は2位であることが例示されている。機能部品Mを生産可能な部品生産ラインLDで生産可能な部品種類はM2であり、生産可能数は60であり、製品生産ラインLbに対する優先順位は1位であり、製品生産ラインLaに対する優先順位は2位であることが例示されている。(3−1)では、機能部品Pを生産可能な部品生産ラインを例示しており、部品生産ラインLEで生産可能な部品種類はP1であり、生産可能数は100であり、製品生産ラインLaに対する優先順位は1位であり、製品生産ラインLbに対する優先順位は2位であることが例示されている。製品生産ラインに対する優先順位は、部品生産ラインから製品生産ラインまでのリードタイムの短さ等の条件で決定される。この例でも、生産可能数を日別(期間別)で示している。
なお、図14(3−1)と図15(1−1)、(2−1)、(3−1)の例では日別の製品種類別、部品種類別の生産可能数が変動しないとしているが、生産設備、作業人員数、作業時間の変更等によって、日別/製品種類別、あるいは日別/部品種類別の生産可能数が変動する場合もある。
【0016】
「部品生産ライン/製品生産ライン/リードタイム」記憶手段は、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムを記憶している。図14(4)では、例えば、部品生産ラインLAから製品生産ラインLaまでのリードタイムは3日であり、部品生産ラインLAから製品生産ラインLbまでのリードタイムは4日であることが示されている。同様に、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムが示されている。
【0017】
「製品生産ライン/製品種類/生産必要数」計算手段は、例えば、図14(1)に示されたオーダ元別/製品種類別のオーダ数と、(3−1)に示された製品生産ラインと製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位に基づいて、(3−2)に例示するように、製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算する。
製品生産ラインLaでは、優先順位1位のオーダ元aからオーダされた製品種類α1を優先して生産するが、生産可能数以上には生産することができない。そこで、N日に30の製品種類α1、N+1日に30の製品種類α1を生産する必要があることが計算されている。優先順位1位の製品生産ラインLaで生産できない10の製品種類α1は、オーダ元aに対する優先順位が2位の製品生産ラインLbで生産する必要がある。そこで、製品生産ラインLbでは、N日に10の製品種類α1、N+1日に10の製品種類α1を生産する必要があることが計算されている。また、製品生産ラインLbでは、優先順位1位のオーダ元bからオーダされた製品種類α2を優先して生産するが、生産可能数以上には生産することができない。そこで、N日に30の製品種類α2、N+1日に30の製品種類α2を生産する必要があることが計算されている。オーダ元bに対する優先順位が1位の製品生産ラインLbで生産できない30の製品種類α2は、オーダ元bに対する優先順位が2位の製品生産ラインLbで生産する必要がある。そこで、製品生産ラインLbでは、N日に30の製品種類α2、N+1日に30の製品種類α1を生産する必要があることが計算されている。
【0018】
「期間/部品生産ライン/部品種類/生産必要数」計算手段は、例えば図14(3−2)に示された製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数に基づき、図14(2)に示された製品種類と部品種類の組合せと、図15(1−1)、(2−1)、(3−1)に示された部品生産ラインと部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位と、図14(4)に示された各部品生産ラインから各生産ラインまでのリードタイムとを参照して、図15(1−2)、(2−2)、(3−2)に例示するように、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数を計算する。例えば、図14(4)では、部品生産ラインLAから製品生産ラインLaまでのリードタイムが3日であることから、製品生産ラインLaで製品種類α1を生産する3日前に、部品生産ラインLAで部品種類E1を生産しておく必要があることが計算される。製品生産ラインLaでN日に30の製品種類α1を生産するためには、図15(1−2)に例示するように、部品生産ラインLAでN−3日に30の部品種類E1を生産しておく必要があることが計算される。同様に、部品生産ラインLAから製品生産ラインLbまでのリードタイムが4日であることから、製品生産ラインLbで製品種類α1を生産する4日前に、部品生産ラインLAで部品種類E1を生産しておく必要があることが計算される。製品生産ラインLbでN日に10の製品種類α1を生産するためには、図15(1−2)に例示するように、部品生産ラインLAでN−4日に10の部品種類E1を生産しておく必要があることが計算される。
同様のアルゴリズムによって、各製品生産ラインで製品を生産するためには、どの期間にどの部品生産ラインでどの部品種類をどれだけ生産する必要があることがわかるため、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数を計算することができる。図15(2−2)、(3−2)にも、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数が計算されている。
【0019】
「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」計算手段は、例えば図15(1−2)、(2−2)、(3−2)に示された期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数が、図15(1−1)、(2−1)、(3−1)に示した部品種類別生産可能数を超過する部品種類の生産計画数を生産可能数以下に減少させる。例えば、(1−2)では、N−3日の部品種類E2の生産必要数が合計で60であり(破線の下線が付与されている)、(1−1)に示された生産可能数50を超過している。この場合には、図16(1)に示すように、部品種類E2の生産計画数を生産可能数の50に減少させる(破線の下線が付与されている)。この例では、図15(1−2)で示された製品生産ラインLaのための生産必要数(30)と製品生産ラインLbのための生産必要数(30)の比例配分に従って、それぞれの製品生産ラインのための生産計画数を減少させている。
それと共に、「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」計算手段は、上記減少数10の範囲内で、減少させた期間(N−3日)に対応する期間において、他の部品種類E1の生産計画数を生産可能数の50の範囲内で増加させる。ここで、減少させた期間(N−3日)に部品生産ラインLBで生産する部品種類E2が製品生産ラインLaで利用される期間はN+1日であり、N+1日に製品生産ラインLaで利用される部品種類E1が部品生産ラインLBで生産されるのはN−2日である。このN−2日が、減少させた期間(N−3日)に対応する期間となる。また、減少させた期間(N−3日)に部品生産ラインLBで生産する部品種類E2が製品生産ラインLbで利用される期間はN日であり、N日に製品生産ラインLbで利用される部品種類E1が部品生産ラインLAで生産されるのはN−4日である。このN−4日が減少させた期間(N−3日)に対応する期間となる。したがって、部品種類E1については、製品生産ラインLaで利用される分をN−2日に増加させ、製品生産ラインLbで利用される分をN−4日に増加させる。図16(1)では、図15(1−2)に示される製品生産ラインLaのための生産必要数と製品生産ラインLbのための生産必要数を、対応する期間で部品種類E2が減少した分だけ増加させている(丸印が付与されている)。この結果、図16(1)では、製品生産ラインLaで利用される分がN−2日に35となり、製品生産ラインLbで利用される分がN−4日に15に増やされている。いずれの期間においても部品種類E1の生産可能数以下であり、実行可能な生産計画数となっている。
【0020】
「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」算出手段には、連動調整手段が付加されている。この連動調整手段は、例えば、(1)生産必要数よりも生産計画数を減少させた部品種類E2を「製品種類/部品種類の組合せ」に含む製品種類α2に含まれる他の機能部品の部品種類M2,P1の生産計画数を、減少させた期間に対応する期間において、減少させた数だけ連動して減少させる。図16(2)に示すように、部品種類M2の生産計画数のうち、製品生産ラインLaで利用される分を対応する期間のN−3日に25に減少させ、製品生産ラインLbで利用される分を対応する期間のN−3日に25に減少させる(破線の下線が付与されている)。また、(3)では、部品種類P1の生産計画数のうち、製品生産ラインLaで利用される分を対応する期間のN−2日に55に減少させ、製品生産ラインLbで利用される分を対応する期間のN−4日に35に減少させている(但し、以下の増加処理によって減少分が相殺されており、数字に変更は現れていない)。
それと共に、(2)生産必要数よりも生産計画数を増加させた部品種類E1を「製品種類/部品種類の組合せ」に含む製品種類α1に含まれる他の機能部品の部品種類M1,P1の生産計画数を、増加させた期間に対応する期間において、その部品生産ラインの生産可能数を上限として連動して増加させる。図16(2)に示すように、部品種類M1の生産計画数のうち、製品生産ラインLaで利用される分を対応する期間のN−2日に35に増加させ、製品生産ラインLbで利用される分を対応する期間のN−4日に15に増加させる(丸印が付与されている)。また、(3)では、部品種類P1の生産計画数のうち、製品生産ラインLaで利用される分を対応する期間のN−2日に60に増加させ、製品生産ラインLbで利用される分を対応する期間のN−4日に40に増加させている。
部品P1については、オーダ数よりも減産する製品種類α2と増産する製品種類α1に共通に使用されるために、製品種類α2の減産に連動して生産計画数が減少され(この時点で部品生産ラインLEのN−2日の製品生産ラインLa向けの生産計画数が5減らされて55とされ、N−4日の製品生産ラインLb向けの生産計画数が5減らされて35とされる)、製品種類α1の増産に連動して生産計画数が増加される(このときに、部品生産ラインLEのN−2日の製品生産ラインLa向けの生産計画数が5増やされて60とされ、N−4日の製品生産ラインLb向けの生産計画数が5増やされて40とされる)。図15(3−1)と図16(3)を比較すると、減少分と増加分が相殺されて変化していない。
【0021】
「製品種類/生産計画数」算出手段は、例えば、図16(1)、(2)、(3)に示す期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数に基づき、図14(2)に示す製品種類と部品種類の組合せと、図14(4)に示す各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、製品種類別の生産計画数を計算する。
計算結果が図14(5)に例示されている。図16(1)で示すように、部品生産ラインLAでN−2日に部品種類E1を35生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLaで使用されることがわかる。部品生産ラインLCでN−2日に部品種類M1を35生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLaで使用されることがわかる。部品生産ラインLEでN−2日に部品種類P1を60生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLaで使用されることがわかる。N日に製品生産ラインLaで使用される35のE1と35のM1と60のP1のうちの35のP1を使用して、製品生産ラインLaでN+1日に35の製品種類α1を生産することが計算される。同様に、部品生産ラインLBでN−3日に部品種類E2を製品生産ラインLa向けに25生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLaで使用されることがわかる。部品生産ラインLDでN−3日に部品種類M2を25生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLaで使用されることがわかる。部品生産ラインLEでN−2日に部品P1を60生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLaで使用されることがわかる。N+1日に製品生産ラインLaで使用される25のE5と25のM1と60のP1のうちの25のP1を使用して、製品生産ラインLaでN+1日に25の製品種類α2を生産することが計算される。製品生産ラインLaではN+1日に35の製品種類α1と25の製品種類α2を生産する計画であることが計算される。
同様の計算が製品生産ラインLbの実行できる。図16(1)が示すように、部品生産ラインLAでN−3日に製品生産ラインLb向けに部品種類E1を10生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLbで使用されることがわかる。部品生産ラインLCでN−3日に製品生産ラインLb向けに部品種類M1を10生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLbで使用されることがわかる。部品生産ラインLEでN−3日に製品生産ラインLb向けに部品種類P1を40生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLbで使用されることがわかる。N+1日に製品生産ラインLbで使用される10のE1と10のM1と40のP1のうちの10のP1を使用して、製品生産ラインLbでN+1日に10の製品種類α1を生産することが計算される。同様に、部品生産ラインLBでN−2日に部品種類E2を製品生産ラインLb向けに30生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLbで使用されることがわかる。部品生産ラインLDでN−2日に部品種類M2を30生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLbで使用されることがわかる。部品生産ラインLEでN−3日に部品P1を40生産するので、図14(4)のリードタイムからそれがN+1日に製品生産ラインLbで使用されることがわかる。N+1日に製品生産ラインLbで使用される30のE2と30のM2と40のP1のうちの30のP1を使用して、製品生産ラインLbでN+1日に30の製品種類α2を生産することが計算される。製品生産ラインLbではN+1日に10の製品種類α1と30の製品種類α2を生産する計画であることが計算される。
結局、N+1日には、製品生産ラインLaで35の製品種類α1と25の製品種類α2を生産し、製品生産ラインLbで10の製品種類α1と30の製品種類α2を生産する計画であることが計算され、あわせて、45の製品種類α1と55の製品種類α2を生産されることが計算される。
製品種類α1と製品種類α2のそれぞれの生産計画数はそれぞれのオーダ数から変更されているが、製品種類α1と製品種類α2の総生産計画数は100であり総オーダ数と一致している。
【0022】
以上のように、本種類別の生産数計画立案装置は、部品生産ラインと製品生産ラインの組合せ毎のリードタイムの違いを考慮して、オーダで要求された製品種類を生産可能か否かを検討する。しかも、製品に取付けられる複数の機能部品の全てについて種類別の生産可能数の制約の範囲内で、製品種類を通算した総オーダ数を減少させない製品種類別の生産数計画を立案する。
【0023】
「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段は、所定期間毎にオーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計し直し、
「製品生産ライン/製品種類/生産必要数」計算手段は、所定期間毎に製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算し直し、
生産必要数が生産可能数を超過する部品種類を使用する製品種類の製品生産ライン別の生産計画数を、前回に計算された製品生産ライン別/製品種類別の生産計画数と、今回に計算された製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数との差異比率が、全製品生産ラインの差異比率の合計に占める割合に応じて、当該製品種類の製品生産ライン別の生産必要数から減少させる「製品生産ライン/生産計画数」減少調整手段が付加されており、
「製品種類/生産計画数」計算手段は、所定期間毎に製品種類別の生産計画数を計算し直すことが好ましい。
例えば、数ヶ月後のN日についてのオーダ数が、所定期間毎(1日、1週、1月毎)に更新されて販売部門から送られてくる場合がある。これは、日々の販売業務で実際の顧客の受注が確定する度に販売部門の販売計画(需要予測)が更新され、最新の販売計画に基づいたオーダ数が送られてくるためである。「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段は、所定期間毎に送られてきた最新のオーダ数に基づいて、N日の製品種類別のオーダ数を計算し直す。次の所定期間には、その所定期間に送られてきた最新のオーダ数に基づいて、N日の製品種類別のオーダ数を更新して計算し直すことができる。これに伴って、「製品生産ライン/製品種類/生産必要数」計算手段は、所定期間毎に製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算し直すことができる。
この場合、生産必要数が生産可能数を超過する部品種類を使用する製品種類の製品生産ライン別の生産計画数を、前回に計算された製品生産ライン別/製品種類別の生産計画数と、今回に計算された製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数との差異比率が、全製品生産ラインの差異比率の合計に占める割合に応じて、当該製品種類の製品生産ライン別の生産必要数から減少させる「製品生産ライン/生産計画数」減少調整手段が付加されていることが好ましい。
例えば、部品種類E1の生産必要数が生産可能数を10だけ超過しているときに、部品種類E1を使用する製品生産ラインLaと製品生産ラインLbの生産計画数を減少させる場合を考える。この場合、前回に計算された製品生産ラインLaの製品種類α1の生産計画数が60であり、今回に計算された製品生産ラインLaの製品種類α1の生産計画数が40であると、その差異比率は60−40/60≒0.33である。また、前回に計算された製品生産ラインLbの製品種類α1の生産計画数が80であり、今回に計算された製品生産ラインLbの製品種類α1の生産計画数が60であると、その差異比率は80−60/80=0.25である。部品種類E1の超過分10を、製品生産ラインLaの差異比率0.33と製品生産ラインLbの差異比率0.25の合計に占める割合に応じて減少させる。製品生産ラインLaの差異比率が占める割合は0.33/0.33+0.25≒0.57であり、製品生産ラインLbの差異比率が占める割合は0.25/0.33+0.25≒0.43である。したがって、製品生産ラインLaの製品種類α1の生産計画数から0.57×10≒6だけ減少させ、製品生産ラインLbの製品種類α1の生産計画数から0.43×10≒4だけ減少させる。
この結果に基づいて、「製品種類/生産計画数」計算手段は、所定期間毎に更新して、製品種類別の生産計画数を計算することが好ましい。
前回に計算された生産計画数は、今回に最も近い所定期間の最新のオーダ数を基にしている。今回に最も近い過去の傾向がわかる生産計画数に基づいて、各製品生産ラインの生産計画数を減少させる割合を求めることで、できるだけ現実に即した減少数を計算することができる。
【0024】
生産必要数が生産可能数を超過する部品種類を使用する製品種類の製品生産ライン別の生産計画数を、当該部品種類を使用する製品種類の製品生産ライン別の生産必要数が当該部品種類の総生産必要数に占める割合に応じて、当該製品種類の製品生産ライン別の生産必要数から、当該部品種類の生産必要数と生産計画数の差を按分した数だけ減少させる「製品生産ライン/生産計画数」減少調整手段が付加されていることが好ましい。
例えば、部品種類E1の生産必要数が生産可能数を10だけ超過しているときに、部品種類E1を使用する製品生産ラインLaと製品生産ラインLbの生産計画数を減少させる場合を考える。この場合、製品生産ラインLaの製品種類α1の生産計画数が40であれば、製品生産ラインLaで使用する部品種類E1は40である。製品生産ラインLbの製品種類α1の生産計画数が60であれば、製品生産ラインLbで使用する部品種類E1は60である。部品種類E1の総生産必要数は40+60=100であるので、製品生産ラインLaで使用する部品種類E1が占める割合は40/100=0.4であり、製品生産ラインLbで使用する部品種類E1が占める割合は60/100=0.6である。したがって、製品生産ラインLaの製品種類α1の生産計画数40から0.4×10=4だけ減少させ、製品生産ラインLbの製品種類α1の生産計画数60から0.6×10=6だけ減少させる。
製品生産ラインで必要とされる部品種類が部品種類別の総生産必要数に占める割合は、その部品種類への寄与率と考えることができる。この寄与率に基づいて、各製品生産ラインの生産計画数を減少させる割合を求めることで、初めに計算されていた製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数の寄与率を維持することができる。
【0025】
本発明によって、複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインを備え、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、機能が異なる複数の部品を組合せて製品を生産し、同一機能を有する複数の部品種類のなかから選択することによって部品種類の組合せを変えて製品種類を作り分ける生産系のために、製品の種類別生産数計画を立案する方法が創作された。この方法は、コンピュータによって下記の工程、即ち、
・オーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計する工程と、
・製品種類別にその製品種類に使用する部品種類の組合せを読取る工程と、
・製品生産ライン別にその製品生産ラインで生産可能な製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位を読取る工程と、
・部品生産ライン別にその部品生産ラインで生産可能な部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位を読取る工程と、
・各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムを読取る工程と、
・オーダ元別/製品種類別のオーダ数と、製品生産ラインと製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位に基づいて、製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算する工程と、
・製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数に基づき、製品種類と部品種類の組合せと、部品生産ラインと部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位と、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数を計算する工程と、
・期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数が、部品種類別の生産可能数を超過する部品種類の生産計画数を生産可能数以下に減少させると共に、その減少数の範囲内で、減少させた期間に対応する期間において、同一機能部品の他の部品種類の生産計画数を生産可能数の範囲内で増加させることによって、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する工程と、
・期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数に基づき、製品種類と部品種類の組合せと、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、製品種類別の生産計画数を計算する工程とを備え、
・期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する工程では、
(1)生産必要数よりも生産計画数を減少させた部品種類を部品種類の組合せに含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、減少させた期間に対応する期間において、連動して減少させ、
(2)生産必要数よりも生産計画数を増加させた部品種類を部品種類の組合せに含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、増加させた期間に対応する期間において、その部品生産ラインの生産可能数を上限として連動して増加させる処理を実行する。
【0026】
また本発明によって、複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインを備え、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、機能が異なる複数の部品を組合せて製品を生産し、同一機能を有する複数の部品種類のなかから選択することによって部品種類の組合せを変えて製品種類を作り分ける生産系のために、製品の種類別生産数計画を立案するためのプログラムが創作された。このプログラムは、コンピュータに下記の処理、即ち、
・オーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計する処理と、
・製品種類別にその製品種類に使用する部品種類の組合せを読取る処理と、
・製品生産ライン別にその製品生産ラインで生産可能な製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位を読取る処理と、
・部品生産ライン別にその部品生産ラインで生産可能な部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位を読取る処理と、
・各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムを読取る処理と、
・オーダ元別/製品種類別のオーダ数と、製品生産ラインと製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位に基づいて、製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算する処理と、
・製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数に基づき、製品種類と部品種類の組合せと、部品生産ラインと部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位と、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数を計算する処理と、
・期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数が、部品種類別の生産可能数を超過する部品種類の生産計画数を生産可能数以下に減少させると共に、その減少数の範囲内で、減少させた期間に対応する期間において、同一機能部品の他の部品種類の生産計画数を生産可能数の範囲内で増加させることによって、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する処理と、
・期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数に基づき、製品種類と部品種類の組合せと、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、製品種類別の生産計画数を計算する処理とを実行させ、
・期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する処理では、
(1)生産必要数よりも生産計画数を減少させた部品種類を部品種類の組合せに含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、減少させた期間に対応する期間において、連動して減少させ、
(2)生産必要数よりも生産計画数を増加させた部品種類を部品種類の組合せに含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、増加させた期間に対応する期間において、その部品生産ラインの生産可能数を上限として連動して増加させる処理を実行させる。
【0027】
本製品の種類別生産数計画立案方法とそのためのプログラムでは、部品生産ラインと製品生産ラインの組合せ毎に相違するリードタイムを考慮してオーダで要求された製品種類を生産可能か否かを検討する。しかも、製品に取付けられる複数の機能部品の全てについて種類別の生産可能数の制約の範囲内で、製品種類を通算した総オーダ数を減少させない製品種類別の生産数計画を立案することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
上記した各請求項に記載の発明は、以下に示す形態で好適に実施することができる。
(形態1)「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」計算手段は、他の部品生産ラインで生産する部品種類の生産計画数を生産必要数よりも増加させても、その部品種類が供給される製品生産ラインの生産計画数が生産可能数を超過しないという条件に従う。
(形態2)「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段は期間別にオーダ元別/製品種類別のオーダ数を計算し、「部品生産ライン/部品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段は期間別に部品種類別の生産可能数を記憶しており、
「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」計算手段に、
(1)生産必要数よりも生産計画数を減少させた部品種類についてはその減少分を補償して他の期間の生産計画数を増加させ、
(2)生産必要数よりも生産計画数を増加させた部品種類についてはその増加分を補償して他の期間の生産計画数を減少させる処理を実行することによって複数期間に亘る生産計画数を調整する手段が付加することができる。
【0029】
【実施例】
最初に、本発明が適用される実施例における製品種類と機能部品と部品種類との関係について、図1を参照して説明をする。
製品(自動車)には(I)のボックス(1)が対応する。ボックス(1)では、上段で自動車の車種、下段で仕様を示している。ここでは1の車種に含まれる仕様の数はiとされている。例えば(II)に示すように、車種αに含まれる仕様の数はi=3であり、α1,α2,α3の仕様が存在する。車種βに含まれる仕様の数はi=2であり、β1,β2の仕様が存在する。本実施例においては、仕様が「製品種類」に相当するものとする。
部品(ユニット)には(I)のボックス(2)〜(4)が対応する。自動車には必ずこれらのボックス(2)〜(4)のユニットが取付けられる。ボックス(2)では、上段で機能E(エンジン)のユニット、下段で種類を示している。例えば(II)に示すように、車種αに使用される機能Eのユニットの種類の数はj=3であり、E1,E2,E3の種類が使用される。車種βに使用される機能Eのユニットの種類の数はj=2であり、E3,E4の種類が使用される。ボックス(3)では、上段で機能M(トランスミッション)のユニット、下段で種類を示している。例えば(II)に示すように、車種αに使用される機能Mのユニットの種類の数はk=2であり、M1,M2の種類が使用される。車種βに使用される機能Mのユニットの種類の数はk=2であり、M3,M4の種類が使用される。ボックス(4)では、上段で機能P(駆動装置)のユニット、下段で種類を示している。例えば(II)に示すように、車種αに使用される機能Pのユニットの種類の数はl=2であり、P1,P2の種類が使用される。車種βに使用される機能Pのユニットの種類の数はl=1であり、P2の種類が使用される。
自動車の仕様(「製品種類」に相当する)は、その自動車に取付けられる各機能のユニットの種類の組合せから決定される。例えば(II)に示すように、車種αの仕様α1の自動車にはE1とM1とP1の組合せが取付けられ、仕様α2の自動車にはE2とM2とP2の組合せが取付けられ、仕様α3の自動車はE3とM2とP2の組合せが取付けられる。また、車種βの仕様β1の自動車にはE3とM3とP2の組合せが取付けられ、仕様β2の自動車にはE4とM4とP2の組合せが取付けられる。仕様α3と仕様β1に取付けられるE3や、仕様α2と仕様α3と仕様β1と仕様β2に取付けられるP2のように、車種が異なる自動車に共通に取付けられるユニット種類もある。
ボックス(5)では、上段で車種の月別の台数を示し、下段で仕様の月別の台数を示している。本実施例においては月が「計画期間」に相当する。
後述するように、販売部門からのオーダ情報や、販売部門への生産計画数回答情報では、ボックス(1)から(5)を対応付けた形で報告される。
【0030】
次に、図2を参照して、製品種類別の生産数計画を立案する装置(以下では簡単に生産数計画立案装置という)のシステム構成を説明する。
生産数計画立案装置6は、データを入力し、記憶し、演算し、演算結果を出力し、演算結果に基づいて周辺装置を機能させるコンピュータであり、純然たるハードウエアの説明は省略する。生産数計画立案装置6は一台のコンピュータで構成してもよいし、必要に応じて入力、記憶、演算、出力の各機能を複数のコンピュータに分散して持たせ、各コンピュータをネットワークで接続し、複数台のコンピュータで一つの生産数計画立案装置6として作動するように構成してもよい。
本実施例では、生産数計画立案装置6は、月別(計画期間別)の生産数計画を複数月分一度にまとめて立案する(例えばN月の生産数計画と、N+1月の生産数計画と、N+2月の生産数計画を一度にまとめて計算する)。これらの複数月(例えばN月〜N+2月)を、以下では「4半期」という。
生産数計画立案装置6は、販売部門からオーダを受付けて自動車の生産数計画を立案する生産部門に設置されている。生産数計画立案装置6は、コンピュータネットワークを介して、自動車をオーダする側の販売部門の統括コンピュータ2,4と相互に通信可能に接続されている。
海外販売部門統括コンピュータ2は海外の各販売代理店と相互に通信可能に接続され、国内販売部門統括コンピュータ4は国内の各販売店と相互に通信可能に接続されている。例えば4半期の最初の月(例えばN月)が1ヶ月後であれば、販売部門の所定受付期間内(例えばN月の2月前のN−2月の間)に、各海外販売代理店、あるいは、各国内販売店から、4半期中にどの車種のどの仕様を何台オーダするのか(車種/仕様/オーダ台数)を、月別に記述したオーダ情報が送られてくる。販売部門統括コンピュータ2,4は、これらのオーダ情報を集約し、オーダ情報での生産要望が4半期に設定された販売計画から逸脱していないかを査定する。販売部門統括コンピュータ2,4の査定に通り確定されたオーダ情報は、生産部門の所定受付期間内(例えばN月の1月前のN−1月の間)に生産数計画立案装置6に送られる。
生産数計画立案装置6に送られたオーダ情報は、オーダ情報受信・集計手段8によって受信されて集計され、オーダ情報記憶手段32に記憶される。
図3(1)に、a国とb国とc国からの4半期(N月〜N+2月)の車種αについてのオーダ情報のデータ構成例を示す。本実施例では生産部門はa国に配置されており、a国は国内、b国とc国は海外であるとする。例えば、国内のa国からは、仕様α1がN月に350台、N+1月に500台、N+2月に350台オーダされ、仕様α2がN月に150台、N+1月に500台、N+2月に150台オーダされ、仕様α3がN月に150台、N+1月に150台、N+2月に150台オーダされたことが示されている。以下同様に、各オーダ国からオーダされた車種αの仕様とN月〜N+2月のオーダ台数の情報が示されている。また、(2)には、月別に仕様別でまとめたオーダ台数の合計が示されている。
なお、ここでは車種αについてのオーダ情報に限って示しているが、車種β、車種γ等についても同様にオーダされている。以下では簡便のため、車種αに限って説明を行なう。
【0031】
生産数計画立案装置6は、車両ライン情報記憶手段34を備えている。車両ライン情報記憶手段34は、自動車を生産する車両ラインとその車両ラインが存在する国と生産可能な車種と月別の生産可能台数とオーダ国の優先順位を対応付けて記憶している。
図4に、生産会社が保有する全ての自動車生産工場についての車両ライン情報のデータ構成例を示す。1つの車両ラインは1つの国に存在するために、車両ラインと車両生産国を対応付けて示している。例えば、車両ラインLa(a国)の車種αの生産可能台数はN月、N+1月、N+2月とも800台、オーダ国の優先順位は1位がa国、2位がb国、3位がc国であり、車両ラインLb(b国)の車種αの生産可能台数はN月、N+1月、N+2月とも1200台、オーダ国の優先順位は1位がb国、2位がa国、3位がc国である。一方、車両ラインLc(c国)の車種αの生産可能台数はN月、N+1月、N+2月とも1000台である一方、N+2月は1200台となっている。これは、生産設備、作業人員数、作業時間の変更等によって、生産可能台数が増加する予定となっているためである。
【0032】
生産数計画立案装置6は、車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段10を備えている。車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段10は、オーダ情報記憶手段32の情報と、車両ライン情報記憶手段34の情報に基づいて、月別に、各車両ラインで生産する車種と仕様と生産必要台数を計算する。
車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段10は、この計算処理によって、月別の全車種の総生産必要台数が、生産会社が保有する全車両ラインの総生産可能台数を超過すると判定したときは、車両ラインが超過分を増産可能か否かを判定する。増産不能と判定した場合は、回答情報送信手段18から、超過した車種のオーダ情報の送信元の販売部門統括コンピュータ2または4へ、その旨を回答する。販売部門統括コンピュータ2または4は、回答を参照して車両ラインの生産可能台数以下になるようにオーダ台数を調整した上で、再度オーダ情報を生産数計画立案装置6に送る。車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段10は、再送信された後にオーダ情報記憶手段32に記憶されたオーダ情報に基づいて、改めて、月別に、各車両ラインで生産する車種と仕様と生産必要台数を計算する。
【0033】
車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段10の計算結果は、車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報記憶手段36に記憶される。
図5に、車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報記憶手段36に記憶された車種αについての計算結果を示す。(1)では、車両ライン別にまとめた生産必要台数を示し、例えば、車両ラインLa(a国)では車種αの仕様α1をN月に350台、N+1月に500台、N+2月に350台生産する必要があり、仕様α2をN月に150台、N+1月に150台、N+2月に150台生産する必要があり、仕様α3をN月に150台、N+1月に150台、N+2月に150台生産する必要があることが示されている。以下同様に、各車両ラインで生産する必要がある車種/仕様とN月〜N+2月の生産必要台数の情報が示されている。また、(2)には、月別に仕様別でまとめた生産必要台数の合計が示されている。さらに、(3)では、月別に仕様別車両ライン別でまとめた生産必要台数が示されている。
【0034】
生産数計画立案装置6は、車種/仕様/ユニット種類組合せ情報記憶手段38を備えている。車種/仕様/ユニット種類組合せ情報記憶手段38は、図1(II)で示したような各車種の各仕様に取付けられる各ユニットの種類の組合せの情報を記憶している。
【0035】
生産数計画立案装置6は、ユニットライン情報記憶手段40を備えている。ユニットライン情報記憶手段40は、ユニットを生産するユニットラインとそのユニットラインが存在する国と生産可能なユニット機能とその種類と月別の生産可能個数と車両ラインの優先順位を対応付けて記憶している。
図6に、生産会社が保有する全てのユニット生産工場についてのユニットライン情報のデータ構成例を示す。1つのユニットラインは1つの国に存在するために、ユニットラインとユニット生産国を対応付けて示している。例えば、ユニットラインLA(A国)、ユニットラインLB(B国)ユニットラインLC(C国)は、機能Eのユニットを生産するためのラインであり、ユニットラインLAでは種類E1をN−2月〜N+2月とも850個生産可能であり、車両ラインの優先順は1位がLa、2位がLb、3位がLcである。ユニットラインLBでは種類E2をN−2月〜N+2月とも1200個生産可能であり、車両ラインの優先順は1位がLb、2位がLa、3位がLcである。ユニットラインLCでは種類E3をN−2月〜N+2月とも1200個生産可能であり、車両ラインの優先順は1位がLa、2位がLb、3位がLcである。ここでは、製品ラインの優先順位は部品ラインから製品ラインまでのリードタイムに基づいて決定されている。以下同様に、各ユニットラインについて、生産可能なユニット機能と種類と生産可能台数と車両ラインの優先順位が示されている。
【0036】
生産数計画立案装置6は、リードタイム情報記憶手段42を備えている。リードタイム情報記憶手段42は、各ユニットライン(各ユニット生産国)から各車両ライン(各車両生産国)までのリードタイムを記憶している。リードタイムは、(1)ユニットラインに生産指示が入ってから、ユニットがユニット生産工場から出荷されるまでの所要日数と、(2)ユニットがユニット生産工場から出荷されて港に搬入されるまでの所要日数と、(3)ユニットがユニット生産国で船積みされてから車両生産国に着港するまでの所要日数と、(4)ユニットが港から車両生産工場に搬入されるまでの所要日数と、(5)ユニットが車両生産工場に搬入されてから車両ラインに搬送されるまでの所要日数の、全ての所要日数を積算することで算出される。
図7に、リードタイム情報のデータ構成例を示す。例えば、ユニットラインLA(A国)から車両ラインLa(a国)までのリードタイムは0日とされている。これは、ユニット生産国Aと車両生産国aは同一国であり、ユニットラインLAから車両ラインLaまでの距離が短いためである。また、ユニットラインLA(A国)から車両ラインLb(b国)までのリードタイムは15日とされている。以下同様に、各ユニットライン(各ユニット生産国)から各車両ライン(各車両生産国)までのリードタイムが示されている。
【0037】
生産数計画立案装置6は、出荷・配船頻度情報記憶手段44と、ライン稼働日情報記憶手段46と、車両ライン/ユニット機能/種類/安全在庫個数情報記憶手段48を備えている。出荷・配船頻度情報記憶手段44は、ユニットがユニット生産工場から出荷される曜日と、ユニットがユニット生産国で船積みされる曜日を記憶している。ライン稼働日情報記憶手段46は、各車両ライン及び各ユニットラインの稼働日を記憶している。車両ライン/ユニット機能/種類/安全在庫個数情報記憶手段48は、車両ライン別に、その車両ラインで生産する車種/仕様に必要なユニット機能/種類別の安全在庫個数を記憶している。安全在庫個数は、1日に車両ラインで使用される個数のユニットを差引いても、ユニットの納入の遅れ等によっても欠品しないだけのユニットを在庫しておく個数である。例えば、1日に車両ラインで使用される20個のユニットを差引いても、安全在庫個数が100個であればその日の稼働終了時には80個のユニットが残っており、最大4日の納入遅れに対処することができる。
【0038】
生産数計画立案装置6は、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12を備えている。ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12は、まず(1)車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報記憶手段36の情報と、車種/仕様/ユニット種類組合せ情報記憶手段38の情報と、ユニットライン情報記憶手段40の情報に基づいて、リードタイム情報記憶手段42の情報と、出荷・配船頻度情報記憶手段44の情報と、ライン稼働日情報記憶手段46の情報と、車両ライン/ユニット機能/種類/安全在庫個数情報記憶手段48の情報を参照して、ユニット機能/種類別に、車両ライン別、車種/仕様別の生産必要台数を満たすだけの生産必要個数を計算する。このように計算されたユニットライン/ユニット機能/種類/生産必要個数が、ユニットライン情報記憶手段40に記憶されたユニットライン/ユニット機能/種類/生産可能個数を超過する場合は、(2)後に説明する車両ライン/車種/仕様/生産計画台数減算調整手段14が減産調整を行なった後に、裏目調整を行い、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数を計算する。さらに、(3)裏目調整されたユニット種類と同じ仕様の自動車に取付けられる他の機能/種類のユニットについても、連動して生産計画個数を増減させる。(1)〜(3)の計算処理については、後に詳細な説明をする。
【0039】
生産数計画立案装置6は、ユニットライン/ユニット機能/種類/在庫個数情報記憶手段50を備えることもできる。ユニットライン/ユニット機能/種類/在庫個数情報記憶手段50は、ユニットライン別に、日別(期間別)のユニット機能/種類別の在庫個数を記憶している。ユニットラインでは、突発的な事故によってユニットが出荷不能になる事態を避けるために、実生産計画数よりも所定個数多く予備生産しており、これが日々累積して在庫となる。在庫ユニットが安全在庫個数以上に過剰に滞留していれば、過剰在庫ユニットを優先的に出荷すればよい。また、ユニットラインで生産されたユニットは、すぐには出荷されずにユニット生産工場で出荷待ちとなって在庫する。ユニットライン/ユニット機能/種類/在庫個数情報記憶手段50は、これらの在庫ユニットを全て記憶しており、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12は、このうち過剰在庫ユニットを考慮して、正味の生産必要個数を計算することができる。
なお、このユニットライン/ユニット機能/種類/在庫個数情報記憶手段50は、生産数計画立案装置6の必須の構成ではない。
【0040】
生産数計画立案装置6は、車両ライン/車種/仕様/生産計画台数減算調整手段14を備えている。車両ライン/車種/仕様/生産計画台数減算調整手段14は、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12によるユニット機能/種類別の生産必要個数が、ユニットラインの生産可能個数を超過する場合に、まず(1)そのユニットラインで生産するユニット種類の減産をする。そして、(2)ユニット種類の減産調整の影響を受ける仕様を生産する車両ラインのうち、どの車両ラインでどれだけの減産するのかの調整を行なう。この調整処理については、後に詳細な説明をする。
【0041】
減産調整の際には、先回車両ライン/車種/仕様/生産計画台数情報記憶手段52の情報を参照することができる。先回車両ライン/車種/仕様/生産計画台数情報記憶手段52は、先回のオーダ所定受付期間内(例えばN−1月の2月前のN−3月の間)に受付けた4半期(N−1月〜N+1月)のオーダ情報に基づいて立案された生産計画に従った車両ライン別車種別の生産計画台数の情報を記憶している。
【0042】
減産調整処理の結果はユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12に戻され、これに基づいて上記の裏目調整、連動調整が行なわれる。
ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が裏目調整、連動調整を行なった計算結果は、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数情報記憶手段54に記憶される。
図9(2)に、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数情報が、ユニット別に月別に例示されている。例えば、ユニットラインLA(A国)では、ユニットE1を、N−1月に225個、N月に850個、N+1月に850個、N+2月に525個生産する計画であると計算されている。
【0043】
生産数計画立案装置6は、車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数計算手段16を備えている。車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数計算手段16は、ユニットライン/ユニット機能/種類生産計画個数情報記憶手段54の情報に基き、リードタイム情報記憶手段42の情報と、出荷・配船頻度情報記憶手段44の情報と、ライン稼働日情報記憶手段46の情報とを参照し、車両ライン情報記憶手段34の情報と、車種/仕様/ユニット種類組合せ情報記憶手段38の情報とを利用して、月別に、車種/仕様別の生産計画台数及びユニット機能/種類別の生産計画個数を計算する。この計算処理については、後に詳細な説明をする。
【0044】
車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数計算手段16の計算結果は、車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数情報記憶手段56に記憶され、回答情報送信手段18から販売部門統括コンピュータ2,4に送信される。
図10に車種/仕様別生産計画数情報が例示されており、(1)では、月別に車両ライン別にまとめた生産計画台数を示し、例えば、車両ラインLa(a国)では車種αの仕様α1をN月に350台、N+1月に387台、N+2月に350台生産する計画であり、仕様α2をN月に150台、N+1月に206台、N+2月に206台生産する計画であり、仕様α3をN月に150台、N+1月に206台、N+2月に150台生産する計画であると計算されている。以下同様に、各車両ラインで生産する計画の車種/仕様とN月〜N+2月の生産計画台数の情報が示されている。(2)には、月別に仕様別でまとめた生産計画台数の合計が示されている。(3)では、月別に仕様別車両ライン別でまとめた生産計画台数が示されている。
また、図9(2)は、ユニット機能/種類別生産計画数情報を例示しており、月別にユニットライン別にまとめられている。
【0045】
次に、図11から図13のフローチャートを参照して、生産数計画立案装置6が、月別(計画期間別)に車種/仕様別の生産数計画を立案する処理について説明をする。本実施例においては、N−1月の間に販売部門から送信されたオーダ情報に基づいて、N月〜N+2月の4半期の月別の生産数計画を立案する場合について説明をする。
【0046】
まず、図11のフローチャートを参照して、どの車両ラインでどの車種/仕様をどれだけ生産する必要があるのかの生産必要台数を計算する手順について説明をする。
最初にオーダ情報受信・集計手段8が、販売部門統括コンピュータ2,4で査定を通り確定したオーダ情報を受信してオーダ数をオーダ国別に月別、車種別、仕様別に集計する(ステップS2)。集計結果は、オーダ情報記憶手段32に記憶される。図3に、オーダ情報記憶手段32に記憶された集計結果が例示されている。
【0047】
次に、車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段10が、オーダ情報記憶手段32の情報と、車両ライン情報記憶手段34の情報に基づいて、月別に、その車両ラインでどの車種のどの仕様をどれだけ生産する必要があるのかの台数を計算する。例えば、図3(1)のオーダ情報では、a国からの車種α(仕様α1,α2,α3)の総オーダ台数は、N月に650台、N+1月に1150台、N+2月に650台であるのに対し、図4の車両ライン情報では、車両ラインLa(a国)ではN月、N+1月、N+2月とも800台しか生産できない。したがって、図5(1)では、車両ラインLa(a国)のN+1月の仕様α2の生産必要数を350台減算して150台とし、N+1月では車種αを合計で800台生産すると計算している。また、車両ラインLaでN+1月に生産しきれない仕様α2の350台を車両ラインLb(b国)に加算して500台とし、N+1月では車種αを合計1150台生産すると計算している。車両ラインLa,Lbのいずれも生産可能台数の範囲内となっている。このように、ある車両ラインで生産できない分をどの車両ラインで替りに生産させるかは、車両ラインに設定されているオーダ国の優先順位に基づいて決定される。
【0048】
図11のステップS6では、車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段10が、上記計算処理によって、月別の車種別の総生産必要台数が、生産会社が保有する全車両ラインの車種別の総生産可能台数を超過すると判定したときは、車両ラインが超過分を増産可能か否かを判定する。例えば、図5(2)の車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報では、車種α(仕様α1,α2,α3)の総生産必要台数は、N月で2650台、N+1月で2600台、N+2月で2350台である。図4の車両ライン情報では、車種αの総生産可能台数は、N月で3000台、N+1月で3000台、N+2月で3200台である。車種別の総生産必要台数は、生産会社が保有する全車両ラインの車種別の総生産可能台数を超過しない。したがって、NOと判定され、ステップS10に移行する。
一方、YESと判定された場合は、ステップS8に移行して、生産必要台数が超過した仕様を生産可能な車両ラインが、超過分を増産可能か否かを判定する。増産可能と判定した場合(YESの場合)は、ステップS10に移行する。一方、増産不能と判定した場合(NOの場合)は、ステップS9に移行して、回答情報送信手段18から、超過した車種と仕様のオーダ情報の送信元の販売部門統括コンピュータ2または4へ、その旨を回答する。販売部門統括コンピュータ2または4は、回答を参照して車両ラインの生産可能台数以下になるようにオーダ台数を調整した上で、再度オーダ情報を生産数計画立案装置6に送る。
車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段10は、再送信された後にオーダ情報記憶手段32に記憶されたオーダ情報に基づいて、改めて、月別に、各車両ラインで生産する車種と仕様と生産必要台数を計算する。
【0049】
ステップS10では、ここまでの処理で計算された月別の車両ライン/車種/仕様/生産必要台数を、日別に配分する。本実施例では、月内の稼働日が25日として月別の必要台数を配分する。例えば、図5(1)の車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報では、N月に車両ラインLaで生産する仕様α1が350台であることから、日別の必要生産個数は14台となる。
【0050】
以上のように、どの車両ラインでどの車種のどの仕様をどれだけ生産する必要があるのかの台数を計算したら、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報記憶手段36の情報と、車種/仕様/ユニット種類組合せ情報記憶手段38の情報と、ユニットライン情報記憶手段40の情報に基づいて、日別に、各ユニットラインで生産するユニット機能/種類と個数を計算する。この際、リードタイム情報記憶手段42の情報と、出荷・配船頻度情報記憶手段44の情報と、ライン稼働日情報記憶手段46の情報と、車両ライン/ユニット機能/種類/安全在庫個数情報記憶手段48の情報を参照する。
【0051】
図12と図13のフローチャートを参照して、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算処理の手順について説明をする。
まず、図12のステップS12において、最初に処理対象とする車両ラインiとユニットラインjを選択する。ユニットラインjは任意に選択することができ、ここではユニットラインLAを選択する。車両ラインiは、ユニットライン記憶手段情報記憶手段40に記憶されている製品ラインの優先順位において1位とされている車両ラインから順に選択される。ここでは図6より、車両ラインLaが選択される。
【0052】
続くステップS14では、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報記憶手段36の情報と、車種/仕様/ユニット種類組合せ情報記憶手段38の情報とに基づいて、車両ラインiで生産する車種/仕様に必要な日別のユニット機能/種類の個数を計算する。上記の例では、N月には車両ラインLaで車種αの仕様α1を14台/日生産する必要があることから、ユニットラインLAで生産するユニットE1のうち仕様α1に必要な生産必要個数は14個/日であることを計算する。
【0053】
ステップS16では、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、リードタイム情報記憶手段42の情報と、出荷・配船頻度情報記憶手段44の情報と、ライン稼働日情報記憶手段46の情報を参照して、ユニットラインjにユニットの生産指示が入ってから、車両ラインiに搬送されるまでのタイムラインを設定する。
図7を参照して、タイムラインの設定方法を説明する。説明の便宜のため、ユニットラインLA(A国)〜車両ラインLb(b国)のリードタイムが15日とされている例を取り上げる。このリードタイムは、(1)ユニットラインLAにユニットの生産指示が入ってからユニットが出荷されるまでの所要日数(2日)と、(2)ユニットが出荷されて港に搬入されるまでの所要日数(2日)と、(3)ユニットがユニット生産国aで船積みされてから車両生産国bに着港するまでの所要日数(7日)と、(4)ユニットが港から車両生産工場に搬入されるまでの所要日数(2日)と、(5)ユニットが車両生産工場に搬入されてから車両ラインLbに搬送されるまでの所要日数(2日)の、全ての所要日数を足し合せたものである。したがって、例えば、生産指示日がN月1日であれば、出荷日はN月3日、船積み日はN月5日、着港日はN月12日、車両生産工場搬入日はN月14日、車両ライン搬送日はN月16日という各タイムラインを設定することができる。
なお、ここでは図12のステップS12で最初に選択されたユニットラインLAに生産指示が入ってから、車両ラインLaに搬入されるまでのリードタイムは0日であるため、タイムラインは全て同一日に設定される。
【0054】
続く図12のステップS18では、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、車両ライン/ユニット機能/種類/安全在庫個数情報記憶手段48から、車両ラインiでのユニット機能/種類別の安全在庫個数を取得する。ステップS12で最初に選択された車両ラインLaでは仕様α1を生産し、ステップS12で最初に選択されたユニットラインLAではユニットE1を生産するため、ユニットE1についての安全在庫個数100が取得される。
【0055】
ステップS20では、ユニットライン/ユニット機能/種類の生産計画個数計算手段12が、ユニットラインjの日別のユニット機能/種類の生産必要個数を計算する。まず、1日の稼働開始時に車両ラインiが有するユニットが安全在庫個数を下回ることがないように、ステップS16で設定したタイムラインを逆に辿って、ユニットラインjでどの日にどのユニット機能/種類をどれだけ生産する必要があるのかを計算する。例えば、ステップS14において、N月に車両ラインLaではユニットE1は1日に14個使用されると計算された。1日につき14個ずつ減少するとしても、車両ラインLa側で安全在庫個数100個を下回ることがないように、タイムラインを逆に辿って、ユニットラインLAでどの月のとの日にユニットE1をどれだけ生産する必要があるのかを計算する。
ここで、ユニットライン/ユニット機能/種類/在庫個数情報記憶手段50が備えられていれば、ユニットライン側でのユニット在庫個数を取得して、在庫個数を減算した正味の生産必要個数を計算してもよい。
図8(1)に、ユニットラインLAが車両ラインLaのために生産する日別のユニット機能/種類の生産必要個数を、月別でまとめた例を示している。ここでは、ユニットラインLA側でのユニットの過剰在庫個数が0であるものとして正味の生産必要個数を計算している。ユニットラインLAから車両ラインLaまでのリードタイムが0日であることから、車両ラインLaのためのユニットE1をN月に14個/日(350個/月)、N+1月に20個/日(500個/月)、N+2月に14個/日(350個/月)を生産する必要があると計算している。
【0056】
ステップS22では、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、ユニットラインjで生産するユニットを使用する次の車両ラインがあるか否かを判定する。最初に選択されたユニットラインLAで生産するユニットE1を使用する車両ラインLb,Lcが残存しているためYESと判定され、ステップS24で優先順位が2位の車両ラインLbを選択し、ステップS14に戻ってステップS22までの一連の処理を繰り返す。車両ラインLbについて一連の処理を繰り返した後は、ステップS24で優先順位が3位の車両ラインLcを選択し、ステップS14に戻ってステップS22までの一連の処理を繰り返す。
図8(1)に、一連の処理によって計算された、ユニットラインLAが車両ラインLb,Lcのために生産する日別のユニット機能/種類の生産必要個数を、月別でまとめた例を示している。ユニットラインLAから車両ラインLbまでのリードタイムが15日であることから、車両ラインLbのためのユニットE1をN−1月の後半に6個/日(75個/後半月)、N月に6個/日(150個/月)、N+1月の前半に6個/日(75個/前半月)、N+1月の後半に14個(175個/後半月)、N+2月の前半に14個/日(175個/前半月)を生産する必要があると計算している。車両ラインLcまでのリードタイムが30日であることから、車両ラインLbのためのユニットE1をN−1月に6個/日(150個/月)、N月に14個/日(350個/月)、N+1月に14個/日(350個/月)を生産する必要があると計算している。
【0057】
上記のように、ユニットラインjで生産されるユニットを使用する全ての車両ラインについて一連の処理が行なわれたら、ステップS26に移行して、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、ユニットラインLAの生産必要個数を、日別に積算する。
図8に(2)に、ユニットラインLAの生産必要個数を、日別に積算した例が示されている。N−1月の後半に車両ラインLbのためのユニットを6個/日生産する必要があり、N−1月を通して車両ラインLcのためのユニットを6個/日生産する必要があるために、N−1月の前半では6個/日、後半では12個/日生産する必要があると積算している(N−1月の合計では225個と計算されている)。同様に、N月〜N+2月の生産必要個数を、日別に積算している。
【0058】
続く図12のステップS28では、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、次のユニットラインがあるか否かを判定する。未だユニットラインLB,LC,LD,LE,LF,LGが残存しているためYESと判定され、ステップS30で次のユニットラインLBを選択し、また、優先順位が1位の車両ラインLbを選択し、ステップS14に戻ってステップS28までの一連の処理を繰り返す。
【0059】
ユニットラインLB,LCについてステップS14からステップS26までの一連の処理を繰り返すと、図8(2)で示されるように、ユニットラインLB,LCについての生産必要個数が、日別に積算される。
残りのユニットラインLD,LE,LF,LGについてもステップS14からステップS26までの一連の処理を繰り返すと、ステップS28ではNOと判定され、図13のステップS32に移行する。
【0060】
ステップS32では、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、ステップS26で積算処理を行なった結果、日別の生産必要個数が各ユニットラインのライン負荷を超過しないか否か(各ユニットラインの生産可能個数を超過しないか否か)を判定する。全てのユニットラインがライン負荷を超過しないと判定されれば、ここまでの計算結果がユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数情報記憶手段54に記憶されて、ステップS46に移行する。
一方、例えば、図8(2)では、ユニットラインLAのユニットE1の生産必要個数(1100)がN月+1の全日において生産可能個数(横方向の点線で示される850)を250超過している。このような場合は、図13のステップS32ではNOと判定され、ステップS34に移行する。
【0061】
ステップS34では、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、ステップS32でライン負荷を超過すると判定されたユニットラインが超過分を増産可能か否かを判定する。増産可能であれば(判定でYES)ここまでの計算結果がユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数情報記憶手段54に記憶されて、ステップS46に移行する。一方、増産不能であれば(判定でNO)ステップS36に移行する。
【0062】
ステップS36では、車両ライン/車種/仕様/生産計画台数減産調整手段14が、ステップS34で増産不能と判定されたユニットラインで生産するユニットを使用する車両ラインの生産計画台数を減産調整する。例えば、図8(2)で、ユニットラインLAでライン負荷を超過していたN+1月の各日のユニットE1を使用する車両ラインLa,Lb,Lcの生産計画台数を、ユニットE1の超過分だけ減産させるように調整する。
この場合、まず(1)ユニットラインLAでライン負荷を超過していたN+1月の各日のユニットE1の超過分が、どの車両ライン(仕様α1を生産する車両ライン)でいつ使用される分であるかを認識する。これは、ステップS16で設定したタイムラインを辿ることで、図9(1)に示すように、車両ラインLaでN+1月の各日に使用される分であり、車両ラインLbでN+1月の後半からN+2月の前半までの各日に使用される分であり、車両ラインLcでN+2月の各日に使用される分であると認識できる。
このように超過分のユニットを使用する車両ラインと使用時期を認識できたら次に、(2)ユニットE1の超過分を、どの車両ラインでどのような比率で割振って減産させるかを決定する。この割振りの比率の決定方法として、例えば次の二通りが考えられる。
一つの方法は、(a)ユニットE1を利用する車両ラインLa,Lb,Lcについて、先回車両ライン/車種/仕様/生産計画台数情報記憶手段52に記憶されている先回の生産計画台数と、今回の生産必要台数の差異比率を車両ライン毎に計算する。そして、全車両ラインの差異比率の合計に占める各車両ラインの差異比率の割合を求め、これを割振りの比率とする。例えば、車両ラインLaの先回のN+1月の各日の生産計画台数が25個/日、今回の生産必要台数が20個/日であれば、差異比率は(25−20)/25=0.2である。車両ラインLbの先回のN+1月の後半からN+2月の前半の各日の生産計画台数が15個/日であり、今回の生産必要台数が10個/日であれば、差異比率は(15−10)/15=0.33である。車両ラインLcの先回のN+2月の各日の生産計画台数が21個/日であり、今回の生産必要台数が14個/日であれば、差異比率は(21−14)/14=0.5である。これらの差異比率の合計に占める各車両ラインの差異比率の割合を求め、これを割振りの比率とする。車両ラインLa差異比率が占める割合を0.2/(0.2+0.33+0.5)=0.19、車両ラインLbの差異比率が占める割合を0.33/(0.2+0.33+0.5)=0.32、車両ラインLcが占める割合を0.5/(0.2+0.33+0.5)=0.49と求め、これを割振りの比率とする。
他の一つの方法は、(b)ユニット種類の生産必要個数に占める各車両ラインでの使用個数の割合を求め、これを割振りの比率とする。例えば、ユニットラインLAのN+1月の各日のユニットE1の生産必要個数が44個/日であり、44個のうち車両ラインLaでのN+1月の使用個数が20個/日であれば、車両ラインLaでの使用個数の割合は20/44=0.45である。車両ラインLbでのN+1月の後半からN+2月の前半の各日の使用個数が10個/日であれば、車両ラインLbでの使用個数の割合は10/44=0.23である。車両ラインLcでのN+2月の使用個数が14個/日であれば、車両ラインLcでの使用個数の割合は14/44=0.32である。これらの使用個数の割合を、割振りの比率とする。
このようにどの車両ラインでどのような比率で割振って減産させるかを決定したら、(3)各車両ラインの割振りの比率に、ユニットの超過分250を乗算して、各車両ラインでの減産分を算出する。これにより、例えば、ユニットE1を利用する車両ラインLa,Lb,Lcで、仕様α1をどれだけ減産するのかが決定される。例えば、上記(b)の割振りの比率を採用すると、車両ラインLaで0.45×250≒113台、車両ラインLbで0.23×250≒58台、車両ラインLcで0.32×250=80台の仕様α1を減産すると決定される。すなわち、車両ラインLaではN+1月に500−113=387台、車両ラインLbではN+1月の後半からN+2月の前半に250−58=192台、車両ラインLcではN+2月に350−80=270台を生産するように調整される。
この減産調整処理の結果は、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12に戻される。戻された結果、図9(2)に示すように、N+1月のユニットラインLAでのユニットE1の生産計画個数が計算される。車両ラインLa用に387個、車両ラインLb用に75+118=193個、車両ラインLc用に270個、合計で850個と計算されており、生産可能個数の850個と一致することとなった。
【0063】
続く図13のステップS38では、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、ユニット種類の裏目調整が可能であるか否かを判定する。裏目調整とは、車種の総生産必要台数を減少させないために、ライン負荷を超過するとされたユニット種類の減産分を、同一機能のユニットのうち生産可能個数まで余裕がある他のユニット種類を増産するように調整することである。裏目調整を行なうと各ユニット種類の生産計画個数がオーダ数から変更されるため、各仕様の生産計画台数もオーダ数から変更される。しかし、車種の総生産計画台数は車種の総オーダ数を維持できる。総オーダ数が維持されていれば、車種全体の販売機会の損失を最小限に留めることができる。
例えば、図8(2)で、ユニットラインLAでライン負荷を超過していたN+1月の各日のユニットE1の超過分を、ユニットラインLBでユニットE2を増産するか、ユニットラインLCでユニットE3を増産するように調整する。この場合まず、(1)ユニットラインLAでライン負荷を超過していたN+1月の各日のユニットE1の超過分が各車両ラインで使用される日を認識する。図9(1)に示したように、車両ラインLaではN+1月の各日、車両ラインLbではN+1月の後半からN+2月の前半の各日、車両ラインLcではN+2月の各日を認識する。
このように車両ラインでの使用日を認識できたら、次に(2)これらの使用日でユニットE2を使用して生産される仕様α2の生産計画台数と、ユニットE3を使用して生産される仕様α3の生産計画台数との比率で、ユニットE1の超過分の250個を、ユニットE2を生産するユニットラインLBとユニットE3を生産するユニットラインLCに配分して、それぞれのユニットラインの増産分とする。例えば、図9(1)より、上記の使用日でユニットE2を使用して生産される仕様α2は、車両ラインLaでのN+1月の生産計画台数150と、車両ラインLbでのN+1月の後半からN+2月の前半までの生産計画台数325と、車両ラインLcでのN+2月の生産計画台数350を合算して510となる。ユニットE3を使用して生産される仕様α3は、車両ラインLaでのN+1月の生産計画台数150と、車両ラインLbでのN+1月の後半からN+2月の前半までの生産計画台数325と、車両ラインLcでのN+2月の生産計画台数350を合算して510となる。したがって、仕様α2と仕様α3の生産計画台数の比率は1:1となり、ユニットE1の超過分250個をこの比率でユニットラインLBとユニットラインLCに配分して、ユニットE2の増産分を125個、ユニットE3の増産分を125個とする。
次に(3)上記車両ラインでの使用日に使用されるユニットE2がユニットラインLBでいつ生産されるのか、ユニットE3がユニットラインLCでいつ生産されるのかを認識する。これは、タイムラインを逆に辿ることで、認識することができる。例えば、図9(1)で仕様α2に使用されるユニットE2のうち、車両ラインLaでN+1月の各日に使用されるものが、ユニットラインLBでN月の後半からN月の前半の各日に生産されることを認識する。車両ラインLbでN+1月の後半からN+2月の前半の各日に使用されるものが、ユニットラインLBでN+1月の後半からN+2月の前半の各日に生産されることを認識する。車両ラインLcでN+2月の各日に使用されるものが、ユニットラインLBでN+1月の各日に生産されることを認識する。仕様α3に使用されるユニットE3のうち、車両ラインLaでN+1月の各日に使用されるものが、ユニットラインLCでN月の後半からN月の前半の各日に生産されることを認識する。車両ラインLbでN+1月の後半からN+2月の前半の各日に使用されるものが、ユニットラインLCでN+1月の後半からN+2月の前半の各日に生産されることを認識する。車両ラインLcでN+2月の各日に使用されるものが、ユニットラインLCでN+1月の各日に生産されることを認識する。
このように他の種類のユニットの生産日を認識できたら、(4)当該他のユニットラインでその日に減産分を増産すると、そのユニットラインのライン負荷を超過するか否かを判定する。すなわち、図9(2)に示すように、ユニットラインLBで上記の認識された日に減産分を増産すると、ユニットラインLBの生産可能個数1200個/月(=48個/日)を超過するか否かを判定する。図9(2)では、ユニットラインLBでN月、N+1月、N+2月に減産分を増産する部分を斜線で示している。このように増産してもユニットラインLBの生産可能数1200個/月を超過しないため、否と判定される。同様に、ユニットラインLCでN月、N+1月、N+2月に減産分を増産する部分を斜線で示している。このように増産してもユニットラインLCの生産可能数1200個/月を超過しないため、否と判定される。
この判定でユニットラインのライン負荷を超過しないと判定されたら最後に、(5)当該他のユニットラインで当該日に増産すると、増産した分のユニットを使用して車両を生産する車両ラインが、対応する日でライン負荷を超過するか否かを判定する。上記の例では、ユニットラインLBでユニットE2をN月、N+1月、N+2月に増産すると、増産した分のユニットE2を使用して仕様α2を生産する車両ラインLaがN+1月においてライン負荷を超過するか否か、車両ラインLbがN+1月の後半からN+2月の前半においてライン負荷を超過するか否か、車両ラインLcがN+2月にライン負荷を超過するか否かを判定する。ユニットラインLCでユニットE3をN月、N+1月、N+2月に増産すると、増産した分のユニットE3を使用して仕様α3を生産する車両ラインLaがN+1月においてライン負荷を超過するか否か、車両ラインLbがN+1月の後半からN+2月の前半においてライン負荷を超過するか否か、車両ラインLcがN+2月にライン負荷を超過するか否かを判定する。この例では、増産調整される仕様α2と仕様α3が、減産調整される仕様α1と同じ車両ラインで生産されるため、車両ラインLa,Lb,Lcともライン負荷を超過することはないと判定される。
(5)で車両ラインLa,Lb,Lcがライン負荷を超過しないと判定されると、図13のステップS38ではYESと判定されることとなり、ステップS40で上記の裏目調整が行なわれる。一方、(4)または(5)でライン負荷を超過すると判定されると、ステップS38ではNOと判定されることとなり、ステップS40での裏目調整や、以下のステップS42とステップS44での連動調整は行なわれず、ステップS46に移行する。
【0064】
ステップS40で裏目調整が行なわれ、ステップS42に移行すると、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段12が、関連ユニット機能の連動調整が可能であるか否かを判定する。各仕様はユニットEの種類とユニットMの種類とユニットPの種類の組合せによって決定されるため、上記のようにユニットEの種類の生産計画個数が減産、あるいは、裏目調整で増産されると、その種類から決定される仕様に取付けられるユニットMとユニットPの種類の対応する期間の生産計画個数も連動して変更できるか否かを判定する。
この場合、まず(1)減産されたユニット種類、あるいは、裏目調整で増産されたユニット種類と連動して調整する必要がある他のユニット機能の種類と調整期間を認識する。上記の例では、ユニットラインLAでN+1月の各日に生産されるユニットE1が減産されたため、ユニットE1から決定される仕様α1に取付けられるユニットM1とユニットP1も対応する期間で連動して減産する必要があることを認識する。例えば、N+1月の各日にユニットラインLAで生産されたユニットE1を使用して、車両ラインLaで仕様α1を生産するのは、図9(1)に示すように、N+1月の各日である。車両ラインLaでN+1月の各日に使用するためのユニットM1とユニットP1も、連動して減産する必要があることを認識する。また、N+1月の各日にユニットラインLAで生産されたユニットE1を使用して、車両ラインLbで仕様α2を生産するのはN+1月の後半からN+2月の前半の各日であり、N+1月の後半からN+2月の前半の各日に使用するためのユニットM1とユニットP1も、連動して減産する必要があることを認識する。さらに、車両ラインLcで、N+1月の各日にユニットラインLAで生産されたユニットE1を使用して仕様α3を生産するのはN+2月の各日であり、N+2月の各日に使用するためのユニットM1とユニットP1も、連動して減産する必要があることを認識する。一方において、ユニットラインLBでN月、N+1月、N+2月に生産されるユニットE2が増産されため、ユニットE2から決定される仕様α2に取付けられるユニットM2とユニットP2も対応する期間で連動して増産する必要があることを認識する。ユニットラインLCでN月、N+1月、N+2月に生産されるユニットE3が増産されため、ユニットE3から決定される仕様α3に取付けられるユニットM2とユニットP2も対応する期間で連動して増産する必要があることを認識する。
このように連動調整する必要があるユニット種類と調整期間を認識できたら、次に(2)連動して増産調整する必要があるユニット種類を生産するユニットラインが、調整期間でライン負荷を超過するか否かを判定する。上記の例では、ユニットE2と連動して増産調整する必要があるユニットM2やユニットP2を生産するユニットラインが、調整期間でライン負荷を超過するか否かを判定する。ユニットE3と連動して増産調整する必要があるユニットM2やユニットP2を生産するユニットラインが、調整期間でライン負荷を超過するか否かを判定する。
(2)でユニットM2やユニットP2を生産するユニットラインが、調整期間でライン負荷を超過しないと判定されると、図13のステップS42ではYESと判定されることとなり、ステップS44で上記の連動調整が行なわれる。一方、(2)でライン負荷を超過すると判定されると、ステップS42ではNOと判定されることとなり、ステップS38に戻ってユニット種類の裏目調整はできないと判定され、ステップS46に移行する。
【0065】
なお、ステッップS42でYESと判定されてもNOと判定されても、ステップS46に移行する前に、ここまでに計算された各ユニットラインで生産するユニット機能/種類の個数は、生産計画個数とされ、一旦ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数情報記憶手段54に記憶される。
【0066】
ステップS46では、車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数計算手段16が、日別/月別に、各車種/仕様の生産計画台数と各ユニット機能/種類の生産計画個数を計算する。
まず、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数情報記憶手段54の情報に基づいて、リードタイム情報記憶手段42の情報と、出荷・配船頻度情報記憶手段44の情報と、ライン稼働日情報記憶手段46の情報とに基づいてタイムラインを辿り、車両ライン情報記憶手段34の情報と、車種/仕様/ユニット種類組合せ情報記憶手段38の情報とを利用すれば、どの月のどの日にどの車両ラインでどの車種/仕様を何台生産する計画とされたのが明らかとなる。日別の車種/仕様別生産計画台数を積算していけば、月別の車種/仕様別生産計画台数も計算することができる。
また、ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数情報記憶手段54の情報から、どの月のどの日にどのユニットラインでどのユニット機能/種類を何個生産するのかが明らかとなる。日別のユニット機能/種類別生産計画個数を積算していけば、月別のユニット機能/種類別の生産計画個数も計算することができる。
【0067】
以上のように計算された日別/月別の車種/仕様別生産計画台数とユニット機能/種類別生産計画個数は、車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数情報記憶手段56に記憶される。図10に車種/仕様別生産計画台数の情報が例示されており、(1)では、月別に車両ライン別にまとめた生産計画台数を示している。車両ラインLaの生産計画台数を、図5(1)で示された車両ラインLaの月別の車種αの総生産必要台数(N月は650台、N+1月は800台、N+2つきは650台)と比較してみると、月別の車種αの総生産産計画台数(N月は650台、N+1月は799台、N+2月は650台)はほぼ一致している。また、図10(2)では、月別に仕様別でまとめた生産計画台数の合計を示している。さらに、(3)では、月別に仕様別車両ライン別でまとめた生産計画台数を示している。
一方、図9(2)では、ユニット機能/種類生産計画個数の情報を、月別にユニットライン別にまとめた例も示している。
【0068】
車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数情報に基づいて、各オーダ国別に車種/仕様別生産計画台数とユニット機能/種類別生産計画個数を配分して回答情報(図1のボックス(1)から(5)を対応付けた情報)を作成する。作成された回答情報は、回答情報送信手段18から販売部門統括コンピュータ2,4に送信される。販売部門からの生産要望(車種/仕様/オーダ数)を満たすことができない場合は、その原因(例えば、どのユニットのどの種類が何個生産できないためである等)や、代替案(他の仕様なら生産できる、他の期間なら生産できる等)も回答される。すなわち、図13のステップS36での減産調整や、ステップS40での裏目調整を行った場合は、オーダ数から変更された車種/仕様別生産計画台数とユニット機能/種類別生産計画個数が送信され、不足分や変更分について販売部門に理解を求めることができる。
販売部門統括コンピュータ2,4は、生産数計画立案装置6から送信された回答情報を、各海外販売代理店、あるいは、各国内販売店へ送る。各海外販売代理店や各国内販売店は回答情報に基づいて、回答情報に沿うように車種/仕様別のオーダ数を調整して改めてオーダ情報を販売部門統括コンピュータ2,4に送信する。販売部門統括コンピュータ2,4は、新たなオーダ情報を生産部門へ返信する。生産部門はこのように返信されたオーダ情報に基づいて、正式な生産数計画を立案する。
【0069】
以上のように、本実施例では、取付けられる部品種類の組合せによって製品種類が決定される場合に、各部品種類の生産可能数の制約下においても、車種別の総オーダ数を確保できる総生産計画数を算出することができる。
【0070】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
・本実施例においては、自動車を「製品」としていたが、これに限られるものではない。
・本実施例においては、自動車の仕様が「製品種類」に相当するとしていたが、これに限られるものではない。例えば、車種やグレードが「製品種類」に相当するとすることができる。あるいは、製品の品目が「製品種類」に相当するとすることもできる。
・本実施例においては、一つの車両生産国には一つの車両ラインしか存在せず、一つのユニット生産国には一つのユニットラインしか存在しないこととしていたが、これに限られるものではない。
・本実施例においては、一つの車両ラインでは複数の仕様を生産していたが、これに限られるものではなく、一つの仕様のみを生産する車両ラインに本発明を適用することも可能である。また、一つの車両ラインでは一つの車種のみを生産していたが、これに限られるものではなく、複数の車種を生産する車両ラインに本発明を適用することも可能である。
・本実施例においては、一つのユニットラインでは一つのユニット種類しか生産しないこととしていたが、これに限られるものではなく、複数種類のユニットを生産するユニットラインに本発明を適用することも可能である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 製品種類と機能部品と部品種類との関係を示す図である。
【図2】 生産数計画立案装置のシステム構成を示す図である。
【図3】 オーダ情報のデータ構成例を示す図である。
【図4】 車両ライン情報のデータ構成例を示す図である。
【図5】 車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報のデータ構成例を示す図である。
【図6】 ユニットライン情報のデータ構成例を示す図である。
【図7】 リードタイム情報のデータ構成例を示す図である。
【図8】 裏目調整例を説明する図である。
【図9】 減算調整例を説明する図である。
【図10】車種/仕様別生産計画数数情報のデータ構成例を示す図である。
【図11】生産数計画立案処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】生産数計画立案処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】生産数計画立案処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】発明の概要を説明する図である。
【図15】発明の概要を説明する図である。
【図16】発明の概要を説明する図である。
【符号の説明】
2 :海外販売部門統括コンピュータ、
4 :国内販売部門統括コンピュータ、
6 :生産数計画立案装置、
8 :オーダ情報受信・集計手段、
10:車両ライン/車種/仕様/生産必要台数計算手段、
12:ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数計算手段、
14:車両ライン/車種/仕様/生産計画台数減算調整手段、
16:車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数計算手段、
18:回答情報送信手段、
32:オーダ情報記憶手段、
34:車両ライン情報記憶手段、
36:車両ライン/車種/仕様/生産必要台数情報記憶手段、
38:車種/仕様/ユニット種類組合せ情報記憶手段:
40:ユニットライン情報記憶手段、
42:リードタイム情報記憶手段、
44:出荷・配船頻度情報記憶手段、
46:ライン稼働日情報記憶手段、
48:車両ライン/ユニット機能/種類/安全在庫個数情報記憶手段、
50:ユニットライン/ユニット機能/種類/在庫個数情報記憶手段、
52:先回車両ライン/車種/仕様/生産計画台数情報記憶手段、
54:ユニットライン/ユニット機能/種類/生産計画個数情報記憶手段、
56:車種/仕様別・ユニット機能/種類別生産計画数情報記憶手段、
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for creating a production number plan for each type of product. In particular, it is equipped with multiple parts production lines and multiple product production lines, supplying parts produced on one part production line to multiple product production lines, and combining products with different functions on the product production line The present invention relates to a technique for creating a production number plan for each type of product for a production system to produce. In this production system, a plurality of component types having the same function are prepared, a component type to be used is selected from among them, and a product type is created by changing the combination of the component types.
[0002]
The main terms used in this specification will be explained.
The production plan planned with this technology is not limited to the final plan. Includes production plan drafts that are drafted during the final stage of final production plan planning. If a production plan (or draft) can be drafted, the subsequent examination process is simplified, and a reasonable production plan can be obtained in a short period of time. In a large-scale production system, technology for drafting a production number plan is required.
A group of components having the same function is collectively referred to as the same functional component. Parts with different functions are called other functional parts. For example, a plurality of types of engine groups having different displacements are the same functional parts, and the transmission is another functional part.
There are multiple types of the same functional parts. If there are multiple types of engines with different displacements, there is a “type” for each displacement. If there is an automatic transmission and a manual transmission, there are two “types”. If there are 2WD drive parts and 4WD drive parts, there are two “types”.
Product types are classified by combinations of types for each functional component. For example, there are two types (A1, A2) in the first functional component, two types (B1, B2) in the second functional component, and two types (C1, C2) in the third functional component. If products are produced in all combinations, A1-B1-C1, A1-B1-C2, A1-B2-C1, A1-B2-C2, A2-B1-C1, A2-B1-C2, A2- There are 8 types of products, B2-C1 and A2-B2-C2. In this case, it may be different from the conventional product type. For example, even though it is understood by society that all products of A1-B1-C1 and A1-B1-C2 are the same type and have different specifications, it is assumed that the types are different in this specification. .
The combination of component types refers to a combination of component types for each functional component. In the above example, the first functional component is either A1 or A2, and there is no combination A1-A2. When a product requires three types of functions, since three types of functional parts are used, the product type is specified by a combination of three types of parts. In the case of the previous example, the type for the first functional component (A1 or A2), the type for the second functional component (B1 or B2), and the type for the third functional component (C1, C2 The combination of the part types is specified by any one).
A period is a period of a unit for managing the number of products and parts produced. The planning period refers to a period for creating a production number plan. One planning period may include a plurality of periods. For example, when a production number plan for one month is made in units of one day, the “period” is one day, and the “plan period” is one month.
[0003]
[Prior art]
For example, in a production department of a production company of automobiles, orders are received from sales departments in various places. The production department collects orders and arranges the number of orders by product type. Based on the number of orders for each product type, the production number plan for each product type will be drafted after taking into account restrictions such as the production capacity of the production plant. If a production plan that produces all of the ordered products cannot be created due to restrictions such as production capacity of the production plant, the types and numbers of products that cannot be produced are clarified and fed back to the sales department. The sales department refers to the feedback result and changes the number of orders for each product type. The sales department reviews sales policies and changes the number of orders so that the number of orders can be produced.
[0004]
In order to make a production number plan for each product type, it is necessary to consider the production capacity of the parts production line that produces the parts used for the target product type. There are multiple parts production lines and multiple product production lines, supplying parts produced on one part production line to multiple product production lines, and multiple parts of the same type used in one product production line When obtaining from the production line, depending on the combination of the parts production line and the product production line, the product production line orders the parts on the parts production line, produces the parts on the parts production line, and delivers the produced parts to the product production line. Since the lead time required to do so is different, it is not possible to study the production capacity of the parts production line with the lead time being uniform. When considering the production capacity of the parts production line, it is necessary to take into account the difference in lead time.
[0005]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-151561 discloses a technique for creating a product production number plan for a manufacturing system having a plurality of bases for producing parts or products. This technology considers the production capacity of parts production bases and the difference in lead times between parts production bases and product production bases based on product production requirement information, and how much and what kind of parts at which parts base. Calculate what to produce. From this calculation result, the production number plan for each base is drawn up.
Patent Documents 2 to 4 also disclose techniques for creating a production number plan for a product in consideration of parts used for the product.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-10606
[Patent Document 2]
JP-A-9-81633
[Patent Document 3]
JP 2002-123310 A
[Patent Document 4]
JP-A-11-207574
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
When there are a plurality of parts production lines and a plurality of product production lines, there are cases where parts produced on one part production line are supplied to a plurality of product production lines and used. For example, when A and B exist in the parts production line and a and b exist in the product production line, the parts produced in the part production line A are used in the product production lines a and b. The produced parts may be used in the product production lines a and b. In this case, there are a plurality of combinations of the parts production line and the product production line, and the lead time may be different for each combination. For example, 2 days from parts production line A to product production line a, 4 days from parts production line A to product production line b, 3 days from parts production line B to product production line a, products from part production line B The lead time may be different, such as 3 days until the production line b. In this case, it is necessary to consider whether or not the production capacity of the parts production line is sufficient for the required number of parts that differ from period to period. For example, for the part production line A, it is necessary to examine whether or not the part production capacity is sufficient for the required number of product production on the product production line a two days before the product production date. It is necessary to examine whether or not the parts production capacity is sufficient for the required number of products on the product production line b four days ago. In addition, for parts production line B, it is necessary to examine whether the parts production capacity is sufficient for the required number of products produced in product production line a three days before the product production date. It is necessary to examine whether or not the parts production capacity is sufficient for the required number of products in the product production line b. In particular, for the part production line B, if the part type required for the product production line a and the part type required for the product production line b are the same, these are totaled three days before the product production date. The parts production capacity must be examined for the required number of product production.
[0008]
As described above, many products are produced by combining functional parts. For example, when changing the combination of three types of functional parts, the product type to which A1-B1-C1 is attached and the product type to which A1-B1-C2 is attached are created separately. In this case, if the production of the product type produced by the combination of A1-B1-C1 from the production capacity of the third functional component C1 is less than the number of orders, if the type of the third functional component is changed from C1 to C2, In some cases, it is possible to produce a shortage of orders. The product type of A1-B1-C1 and the product type of A1-B1-C2 differ only in the type of the third functional part, and the types of other functional parts are common. High product. In this case, the ordered product type of A1-B1-C1 is not similar to the product number of A1-B1-C2 instead of satisfying the order number from the production capacity of the third functional component C1. It can be produced.
If the initial number of orders cannot be produced due to production capacity constraints, based on the initial number of orders, the content as close as possible to the contents of the order (the product type of A1-B1-C1 must be unable to be produced due to the lack of part C1. For example, it is possible to formulate a production number plan in which responding to orders with product types A1-B1-C2 similar to products that cannot be produced corresponds to the order contents). At this time, it is possible to devise a production number plan that does not reduce the total number of orders for the product types.
If production cannot be performed as ordered due to restrictions on parts production capacity, the sales department formulates a production number plan that is as close as possible to the contents of the order, and that the total number of production plans combined with the product type does not fall below the total number of orders. The sales department can refer to it and correct the number of orders for each product type. This is because the ordered products often include products ordered by the sales department, and the sales plan for each product type can often be adjusted up or down by changing the sales strategy.
When creating a production number plan that is as close as possible to the contents of the order and that the total production plan total of the product types does not become less than the total order number, the number of production plans (corresponding to the order) is limited due to production capacity constraints. Between parts production lines that reduce the following (or the required number of parts), or parts production lines that increase the number of production plans for substitute parts to more than the necessary number of production, and product production lines that use these parts The number of production plans for each part type must be adjusted to take into account the difference in lead times.
[0009]
If the number of production plans for one functional part of the combination of functional parts attached to a product is increased or decreased from the required number of production, the number of production plans for the product type that uses the functional part will also increase or decrease in conjunction. Become. In the above example, if the number of production plans for the third functional part C1 used for the A1-B1-C1 product is reduced to less than the required production number, the production plan number for the A1-B1-C1 product will be on the order. Will decrease to less than a few. In this case, it is also necessary to reduce the number of production plans for parts other than the third functional part C1 used in the A1-B1-C1 product, that is, the first functional part A1 and the second functional part B1. In addition, if the number of production plans for other types C2 of the third functional part C2 is increased by compensating for the reduction in the number of production plans for the third functional part C1, the product type that uses the third functional part C2 It is also necessary to increase the number of production plans. In the example, the first functional part type A1 and the second functional part type B1 that are used for the product types A1-B1-C2 by the number of production plans for the third functional part type C2 increased. It is necessary to increase the number of production plans.
In this case, the number of producible items of the first functional component type A1 and the second functional component type B1 must be increased. When the shortage of production capacity of the third functional part type C1 is compensated by increasing the production of the other third functional part type C2, the first product type that uses the third functional part type C2 to be increased is used. It is also necessary to consider the number of functional parts of type A1 and second functional parts of type B1 that can be produced.
Even in this case, it is necessary to take into account the difference in lead time between the parts production line that produces the parts that are reduced or increased in conjunction with the product production line that uses these parts.
[0010]
In Patent Documents 1 to 4, it is not considered that the lead time is different for each combination of the part production line and the product production line. In addition, considering the combination of types for each functional part attached to the product, if the number of production plans for one type of part is reduced to less than the required number, other parts used by the product in which the part is used It is also necessary to reduce the number of production plans in conjunction, and conversely, if the number of production plans for one type of part is increased beyond the necessary number of productions, It does not disclose that it is necessary to increase the number of parts production plans.
[0011]
The present invention comprises a plurality of parts production lines and a plurality of product production lines, supplies parts produced on one part production line to a plurality of product production lines, and produces a product by combining a plurality of parts having different functions. , A technology to create a production number plan for each product type for a production system that changes the combination of component types by selecting the component type to be used from among multiple component types having the same function. Propose.
In the present technology, it is considered that the lead time differs for each combination of the parts production line and the product production line. After that, it will be examined whether it is possible to respond to the order from the parts production capacity. If it is not possible to respond to the order from the parts production capacity, formulate a production number plan for each product type that approximates the contents of the order and that the total production plan total for the product type does not become less than the total order total for the product type. . At this time, the number of production plans for parts that are not excessive or deficient with respect to the number of production plans for products is drafted, and the number of production plans that satisfy the restriction on the number of products that can be produced for all necessary parts is drafted. Again, the number of parts production plans and the number of product production plans reflecting the difference in lead time for each combination of the parts production line and the product production line are obtained.
When the production number plan is established by this technology, it becomes possible to minimize the degree of loss of sales opportunities of products due to the limitation of the production capacity, thereby making it easier to achieve the sales target.
[0012]
[Means, actions and effects for solving problems]
The present invention includes the following production systems, that is, a plurality of parts production lines and a plurality of product production lines, and supplies parts produced on one part production line to a plurality of product production lines. A production system that creates product types by changing the combination of component types for each functional component by selecting the component type to be used from among multiple component types having the same function when producing a product by combining multiple different components. For this purpose, an apparatus for producing a production number plan for each type of product is provided.
This apparatus stores “order source / product type / order number” counting means for counting the number of orders by order source / product type, and a combination of part types used for the product type for each product type. “Product type / part type combination” storage means, and “Product production line / Product type / Production” that stores the product types that can be produced on each product production line, the number of products that can be produced, and the priority order. “Possible number / priority order” storage means, “part production line / part type / manufacturable”, which stores the types of parts that can be produced in each part production line, the number of parts that can be produced, and the priority order for the product production line Number / priority ”storage means and“ part production line / product production line / lead time ”storing the lead time from each part production line to each product production line And a 憶 means.
Further, the “order source / product type / number of orders” totaling means stores the order number for each order source / product type, and the “product production line / product type / manufacturable number / priority” storage means stores "Product production line / product type / necessary number of production" calculation means to calculate the required number of production for each product production line / product type based on the order of priority for the product production line, product type, possible production quantity and order source Based on the required number of products for each product production line / product type calculated by the “product production line / product type / number of required production” calculation means, the “product type / part type combination” storage means stores The combination of the product type and the part type, the part production line stored in the “part production line / part type / manufacturable number / priority” storage means, the part type, the number of producible products, and the product production line Refer to the ranking and the lead time from each part production line to each product production line stored in the "part production line / product production line / lead time" storage means, by period / part production line / part “Period / part production line / part type / necessary number of production” calculating means for calculating the required number of production by type is provided.
Furthermore, the required number of production by period / part production line / part type calculated by the “period / part production line / part type / production required number” calculation means is “part production line / part type / number of production possible / Reduce the number of production plans for parts types that exceed the production capacity for each part type stored in the "priority" storage means to less than the production capacity and respond to the reduced period within the number of reductions. The number of production plans for each part / part production line / part type is calculated by increasing the number of production plans for other part types of the same functional part within the range of production possible during A part production line / part type / number of production plans "calculating means is provided.
In this "period / part production line / part type / production plan number" calculating means,
(1) Reduced the number of production plans for the part types of other functional parts included in the product type, which includes the part type whose production plan number has been reduced from the required number of products in the "product type / part type combination" In the period corresponding to the period, decrease in conjunction,
(2) Increased the number of production plans for the part types of other functional parts included in the product type, which includes the part type whose production plan number is increased from the required number of productions in the "product type / part type combination" In a period corresponding to the period, interlocking adjustment means for executing a process of interlockingly increasing the maximum number of parts that can be produced on the part production line that produces the part type is added.
Further, based on the number of production plans by period / part production line / part type calculated by the “period / part production line / part type / number of production plans” calculation means, “product type / part type combination” storage means Refers to the combination of the product type and the part type that is stored in the product, and the lead time from each part production line to each product production line stored in the “part production line / product production line / lead time” storage means. Thus, a “product type / number of production plans” calculating means for calculating the number of production plans for each product type is provided.
[0013]
The “order source / product type / order number” counting means totals the number of orders by order source / product type. FIG. 14 (1) illustrates the number of orders by order source / product type, which are tabulated based on orders sent from the sales department. In this example, the number of orders is tabulated daily (by period), the number of orders from the order source a is 40 on the N day, 40 on the N + 1 day, and the order number from the order source b is the product type. β is 60 on the N day, 60 on the N + 1 day, the total number of orders on the N day is 100, and the total number of orders on the N + 1 day is 100. Here, N day or N + 1 day, which means the next day, refers to the future rather than the aggregation date, and the order source designates the future date and designates the number of products to be obtained on that day.
[0014]
The “product type / part type combination” storage means stores a combination of part types used for each product type. FIG. 14B illustrates a combination of a product type and a component type. The product type α1 includes a component of type E1 for the functional component E, a component of type M1 for the functional component M, and a functional component P. Is assembled by combining parts of type P1. In the product type α2, a part of type E2 is attached to the functional part E, a part of type M2 is attached to the functional part M, and a part of type P1 is attached to the functional part P.
[0015]
The “product production line / product type / manufacturable number / priority order” storage means stores the product type that can be produced in the product production line, the number of producible products, and the priority order for each product production line. FIG. 14 (3-1) illustrates the correspondence between the product production line, the product types that can be produced on the product production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the order source. The product types that can be produced in the product production line La are α1 and α2, the number of products that can be produced is 30, the priority for the order source a is first, and the priority for the order source b is second. Is illustrated. In this case, it is understood that the product ordered from the order source “a” should be preferentially produced on the product production line La having the first priority. When the product ordered from the order source b cannot be produced on the product production line having the first priority, it is understood that the product should be produced on the product production line La having the second priority. . Similarly, the product types that can be produced in the product production line Lb are α1 and α2, the number of products that can be produced is 30, the priority for the order source b is first, and the priority for the order source a is second. It is exemplified. The order of priority for the order source is determined by conditions such as the short time required to deliver the product from the product production line to the order source and the low transportation cost. In this example, the production possible number is shown by day (by period).
The “part production line / part type / manufacturable number / priority order” storage means stores the part type that can be produced in the part production line, the number that can be produced, and the priority order for the product production line for each part production line. 15 (1-1), (2-1), and (3-1) show the correspondence between the part production line, the part types that can be produced on the part production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the product production line. Illustrated. (1-1) exemplifies a part production line capable of producing a functional part E, the part type that can be produced in the part production line LA is E1, the number of products that can be produced is 50, and the product production line La It is exemplified that the priority order for is the first place and the priority order for the product production line Lb is the second place. Similarly, the part type that can be produced in the part production line LB that can produce the functional part E is E2, the number that can be produced is 50, the priority for the product production line Lb is first, and the product production line La It is exemplified that the priority order for is 2nd. (2-1) exemplifies a part production line capable of producing a functional part M, the part type that can be produced in the part production line LC is M1, the number of products that can be produced is 60, and the product production line La It is exemplified that the priority order for is the first place and the priority order for the product production line Lb is the second place. The type of parts that can be produced on the parts production line LD capable of producing the functional parts M is M2, the number that can be produced is 60, the priority for the product production line Lb is first, and the priority for the product production line La. Is illustrated in the second place. (3-1) exemplifies a part production line capable of producing a functional part P. The part type that can be produced in the part production line LE is P1, the number of products that can be produced is 100, and the product production line La It is exemplified that the priority order for is the first place and the priority order for the product production line Lb is the second place. Priorities for the product production line are determined by conditions such as a short lead time from the part production line to the product production line. Also in this example, the number of products that can be produced is shown by day (by period).
14 (3-1) and FIGS. 15 (1-1), (2-1), and (3-1), it is assumed that the number of products that can be produced for each product type and part type does not vary. However, the number of products that can be produced by day / product type or by day / part type may vary depending on changes in production facilities, the number of workers, work hours, and the like.
[0016]
The “part production line / product production line / lead time” storage means stores the lead time from each part production line to each product production line. In FIG. 14 (4), for example, the lead time from the parts production line LA to the product production line La is 3 days, and the lead time from the parts production line LA to the product production line Lb is 4 days. ing. Similarly, lead times from each part production line to each product production line are shown.
[0017]
The “product production line / product type / necessary number of production” calculation means is, for example, the number of orders by order source / product type shown in FIG. 14 (1) and the product production shown in (3-1). Based on the priority for the line, the product type, the number of products that can be produced, and the order source, the required production number for each product production line / product type is calculated as shown in (3-2).
In the product production line La, the product type α1 ordered from the order source “a” having the highest priority is preferentially produced, but cannot be produced beyond the production possible number. Therefore, it is calculated that 30 product types α1 need to be produced on N days and 30 product types α1 on N + 1 days. The ten product types α1 that cannot be produced on the product production line La with the first priority must be produced on the product production line Lb with the second priority on the order source a. Therefore, in the product production line Lb, it is calculated that it is necessary to produce 10 product types α1 on N days and 10 product types α1 on N + 1 days. In the product production line Lb, the product type α2 ordered from the order source b with the highest priority is preferentially produced, but cannot be produced beyond the production possible number. Therefore, it is calculated that 30 product types α2 need to be produced on N days and 30 product types α2 on N + 1 days. Thirty product types α2 that cannot be produced on the product production line Lb with the first priority for the order source b need to be produced on the product production line Lb with the second priority for the order source b. Therefore, in the product production line Lb, it is calculated that it is necessary to produce 30 product types α2 on N days and 30 product types α1 on N + 1 days.
[0018]
The “period / part production line / part type / required number of production” calculation means is based on, for example, the required production quantity by product production line / by product type shown in FIG. 14 (3-2). The combination of the product type and the part type shown in FIG. 15, the part production line, the part type, the number of products that can be produced, and the product production line shown in FIGS. 15 (1-1), (2-1), and (3-1). 15 (1-2), (2-2), and (3-2) with reference to the priority order for each and the lead time from each part production line to each production line shown in FIG. 14 (4). ), The required number of production for each period / part production line / part type is calculated. For example, in FIG. 14 (4), since the lead time from the parts production line LA to the product production line La is 3 days, the product production line La is produced 3 days before the product production line La is produced. It is calculated that the part type E1 needs to be produced. In order to produce 30 product types α1 on the N day in the product production line La, 30 parts types E1 are produced on the N-3 day in the part production line LA as illustrated in FIG. 15 (1-2). It is calculated that it needs to be done. Similarly, since the lead time from the part production line LA to the product production line Lb is 4 days, the part kind E1 is produced on the part production line LA four days before the product kind α1 is produced on the product production line Lb. It is calculated that it is necessary to keep. In order to produce 10 product types α1 on the N day in the product production line Lb, as shown in FIG. 15 (1-2), 10 part types E1 are produced on the N-4 day in the part production line LA. It is calculated that it needs to be done.
The same algorithm shows that in order to produce products in each product production line, it is necessary to produce which part type in which part production line in which period. It is possible to calculate the required number of production by part type. 15 (2-2) and (3-2) also calculate the required number of production by period / part production line / part type.
[0019]
The “period / part production line / part type / number of production plans” calculation means is, for example, for each period / part production line shown in FIG. 15 (1-2), (2-2), (3-2). The required number of production by part type exceeds the production possible number by part type shown in FIGS. 15 (1-1), (2-1), and (3-1). Reduce to: For example, in (1-2), the total required number of parts type E2 for N-3 days is 60 (the underline of the broken line is given), and the possible number of production shown in (1-1) 50 has been exceeded. In this case, as shown in FIG. 16 (1), the production plan number of the part type E2 is reduced to 50 which can be produced (the broken line is underlined). In this example, according to the proportional distribution of the production requirement number (30) for the product production line La and the production requirement number (30) for the product production line Lb shown in FIG. The number of production plans for the production line is reduced.
At the same time, the “period / part production line / part type / number of production plans” calculation means calculates other part types in the period corresponding to the reduced period (N-3 days) within the range of the above-mentioned reduction number of 10. The production plan number of E1 is increased within the range of 50 of the production possible number. Here, the period during which the part type E2 produced in the parts production line LB in the reduced period (N-3 days) is used in the product production line La is N + 1 days, and is used in the product production line La on N + 1 days. The part type E1 to be produced on the parts production line LB is N-2 days. The N-2 days is a period corresponding to the decreased period (N-3 days). Further, the period during which the part type E2 produced in the parts production line LB is used in the product production line Lb in the reduced period (N-3 days) is N days, and is used in the product production line Lb on the N day. It is N-4 days that the part type E1 is produced in the parts production line LA. This N-4 days is a period corresponding to the reduced period (N-3 days). Therefore, for the part type E1, the amount used on the product production line La is increased on the N-2 day, and the amount used on the product production line Lb is increased on the N-4 day. In FIG. 16 (1), the part type E2 has decreased in the corresponding period between the production required number for the product production line La and the production required number for the product production line Lb shown in FIG. 15 (1-2). It is increased by the amount (circled). As a result, in FIG. 16 (1), the part used on the product production line La is 35 on the N-2 day, and the part used on the product production line Lb is increased to 15 on the N-4 day. In any period, the number is less than the number of parts E1 that can be produced, and the number of production plans that can be executed.
[0020]
An interlock adjustment unit is added to the “period / part production line / part type / number of production plans” calculation unit. This linked adjustment means, for example, (1) Parts of other functional parts included in the product type α2 including the part type E2 in which the number of production plans is reduced from the required number of productions in the “product type / part type combination” The number of production plans of types M2 and P1 is decreased in conjunction with the decreased number in the period corresponding to the decreased period. As shown in FIG. 16 (2), out of the number of production plans for the part type M2, the amount used in the product production line La is reduced to 25 on the N-3 day of the corresponding period and used in the product production line Lb. The amount to be reduced is reduced to 25 on the N-3 day of the corresponding period (the dotted underline is given). In (3), the part used in the product production line La is reduced to 55 on the N-2 day of the corresponding period out of the number of production plans for the part type P1, and the part used in the product production line Lb. Is reduced to 35 on the N-4 day of the corresponding period (however, the decrease is offset by the following increase process, and the number does not change).
At the same time, (2) the component types M1 and P1 of other functional components included in the product type α1 included in the “product type / part type combination” including the part type E1 in which the number of production plans is increased from the required number of productions. In the period corresponding to the increased period, the number of production plans is increased in conjunction with the maximum number of parts that can be produced on the part production line. As shown in FIG. 16 (2), the part used in the product production line La out of the number of production plans for the part type M1 is increased to 35 on the N-2 day of the corresponding period and used in the product production line Lb. The amount to be increased is increased to 15 on the N-4 day of the corresponding period (circled). In (3), the part used in the product production line La in the production plan number of the part type P1 is increased to 60 on the N-2 day of the corresponding period, and the part used in the product production line Lb. Is increased to 40 on N-4 days of the corresponding period.
Since the part P1 is commonly used for the product type α2 that reduces production and the product type α1 that increases production compared to the number of orders, the number of production plans is reduced in conjunction with the production reduction of the product type α2 (part production at this time) The number of production plans for the product production line La on the N-2 day of the line LE is reduced by 5 to 55, and the number of production plans for the product production line Lb on the N-4 day is reduced by 5 to 35) The number of production plans is increased in conjunction with the increase in production of the product type α1 (At this time, the number of production plans for the product production line La on the N-2 day of the parts production line LE is increased by 5 to 60, The number of production plans for the N-4 day product production line Lb is increased by 5 to 40). Comparing FIG. 15 (3-1) and FIG. 16 (3), the decrease and the increase are offset and do not change.
[0021]
The “product type / number of production plans” calculation means, for example, is based on the number of production plans by period / part production line / part type shown in FIGS. 16 (1), (2), (3). The number of production plans for each product type is calculated with reference to the combination of product type and part type shown in 2) and the lead time from each part production line to each product production line shown in FIG.
The calculation result is illustrated in FIG. As shown in FIG. 16 (1), 35 part types E1 are produced on the N-2 day on the parts production line LA, so that they are used on the product production line La on the N + 1 day from the lead time of FIG. 14 (4). I understand that Since 35 part types M1 are produced on the N-2 day on the parts production line LC, it can be seen from the lead time in FIG. 14 (4) that they are used on the product production line La on the N + 1 day. Since 60 part types P1 are produced on the N-2 day on the parts production line LE, it can be seen from the lead time in FIG. 14 (4) that they are used on the product production line La on the N + 1 day. Producing 35 product types α1 on N + 1 day on product production line La using 35 P1 out of 35 E1 and 35 M1 and 60 P1 used on product production line La on N day Is calculated. Similarly, since the part production line LB produces 25 part types E2 for the product production line La on the N-3 day, it is used on the product production line La on the N + 1 day from the lead time of FIG. 14 (4). I understand that. Since 25 part types M2 are produced on the N-3 day on the parts production line LD, it can be seen from the lead time of FIG. 14 (4) that they are used on the product production line La on the N + 1 day. Since 60 parts P1 are produced on the N-2 day on the parts production line LE, it can be seen from the lead time in FIG. 14 (4) that they are used on the product production line La on the N + 1 day. Producing 25 product types α2 on N + 1 day on product production line La using 25 P1 out of 25 E5, 25 M1 and 60 P1 used on product production line La on N + 1 day Is calculated. It is calculated that the product production line La is planned to produce 35 product types α1 and 25 product types α2 every N + 1 days.
Similar calculations can be performed for the product production line Lb. As shown in FIG. 16 (1), the part production line LA produces 10 part types E1 for the product production line Lb on the N-3 day. Therefore, from the lead time of FIG. It can be seen that it is used in the production line Lb. Since the part production line LC produces 10 part types M1 for the product production line Lb on the N-3 day, it can be seen from the lead time in FIG. 14 (4) that it is used on the product production line Lb on the N + 1 day. . Since the part production line LE produces 40 part types P1 for the product production line Lb on the N-3 day, it can be seen from the lead time in FIG. 14 (4) that it is used on the product production line Lb on the N + 1 day. . Using 10 E1, 10 M1 and 10 P1 out of 40 P1 used in the product production line Lb on the N + 1 day, produce 10 product types α1 on the N + 1 day on the product production line Lb. Is calculated. Similarly, since part type E2 is produced 30 times for product production line Lb on part N-2 on part production line LB, it is used on product production line Lb on day N + 1 from the lead time of FIG. 14 (4). I understand that. Since 30 part types M2 are produced on the N-2 day on the parts production line LD, it can be seen from the lead time in FIG. 14 (4) that they are used on the product production line Lb on the N + 1 day. Since 40 parts P1 are produced on the N-3 day on the parts production line LE, it can be seen from the lead time in FIG. 14 (4) that they are used on the product production line Lb on the N + 1 day. Producing 30 product types α2 on N + 1 day on product production line Lb, using 30 P1 of 30 E2 and 30 M2 and 40 P1 used on product production line Lb on N + 1 day Is calculated. It is calculated that the product production line Lb is planned to produce 10 product types α1 and 30 product types α2 every N + 1 days.
Eventually, on N + 1 day, 35 product types α1 and 25 product types α2 will be produced on the product production line La, and 10 product types α1 and 30 product types α2 will be produced on the product production line Lb. In addition, it is calculated that 45 product types α1 and 55 product types α2 are produced.
The production plan numbers of the product type α1 and the product type α2 are changed from the respective order numbers, but the total production plan number of the product type α1 and the product type α2 is 100, which is the same as the total order number.
[0022]
As described above, the production number planning device for each type determines whether or not the product type requested in the order can be produced in consideration of the difference in lead time for each combination of the parts production line and the product production line. consider. In addition, a production number plan for each product type that does not reduce the total number of orders of the total product types within the range of the number of types that can be produced for each of the plurality of functional parts attached to the product is devised.
[0023]
The “order source / product type / number of orders” counting means recalculates the number of orders by order source / product type every predetermined period,
The “Product Production Line / Product Type / Production Required Number” calculation means recalculates the production required number for each product production line / product type for each predetermined period,
The number of production plans by product production line for product types that use part types whose required number of production exceeds the number that can be produced is calculated this time, and the number of production plans by product production line / product type calculated previously. The ratio of difference between the required number of production by product production line / product type is reduced from the required number of production by product production line of the product type according to the ratio of total difference ratio of all product production lines. "Product production line / number of production plans" reduction adjustment means to be added,
The “product type / production plan number” calculation means preferably recalculates the production plan number for each product type every predetermined period.
For example, the order number for N days after several months may be updated every predetermined period (daily, weekly, monthly) and sent from the sales department. This is because the sales plan (demand forecast) of the sales department is updated each time an actual customer order is confirmed in daily sales operations, and the number of orders based on the latest sales plan is sent. The “order source / product type / number of orders” counting means recalculates the number of orders for each N product types based on the latest number of orders sent every predetermined period. In the next predetermined period, based on the latest number of orders sent in the predetermined period, the number of orders for each N product types can be updated and recalculated. Accordingly, the “product production line / product type / required number of production” calculation means can recalculate the required production number for each product production line / product type for each predetermined period.
In this case, the number of production plans for each product production line of the product type that uses a part type whose required number of production exceeds the production possible number is calculated as the number of production plans for each product production line / product type calculated previously. Depending on the ratio of the difference between the required number of production by product production line / product type calculated this time to the total of the difference ratio of all product production lines, production by product production line for that product type is necessary. It is preferable to add a “product production line / production plan number” reduction adjusting means to reduce the number from the number.
For example, let us consider a case where the number of production plans for the product production line La and the product production line Lb using the part type E1 is reduced when the required number of parts type E1 exceeds the production possible number by 10. In this case, if the number of production plans of the product type α1 of the product production line La calculated last time is 60 and the number of production plans of the product type α1 of the product production line La calculated this time is 40, the difference The ratio is 60-40 / 60≈0.33. Further, if the number of production plans of the product type α1 of the product production line Lb calculated last time is 80 and the number of production plans of the product type α1 of the product production line Lb calculated this time is 60, the difference ratio Is 80-60 / 80 = 0.25. The excess 10 of the part type E1 is reduced according to the ratio of the difference ratio 0.33 of the product production line La and the difference ratio 0.25 of the product production line Lb to the total. The ratio occupied by the difference ratio of the product production line La is 0.33 / 0.33 + 0.25≈0.57, and the ratio occupied by the difference ratio of the product production line Lb is 0.25 / 0.33 + 0.25≈0. 43. Accordingly, the production plan number of the product type α1 of the product production line La is decreased by 0.57 × 10≈6, and the production plan number of the product type α1 of the product production line Lb is decreased by 0.43 × 10≈4.
Based on this result, it is preferable that the “product type / production plan number” calculating means is updated every predetermined period to calculate the production plan number for each product type.
The number of production plans calculated last time is based on the latest number of orders in a predetermined period closest to this time. Based on the number of production plans for which the past trend that is closest to this time is known, the rate of reduction of the number of production plans for each product production line can be calculated to calculate the number of reductions that is as realistic as possible.
[0024]
The number of production plans for each product production line of a product type that uses a part type for which the required number of production exceeds the number that can be produced is the number of production plans for each product production line of the product type that uses that part type. According to the ratio of the total production requirement, reduce the difference between the production requirement number of the relevant part type and the production plan number from the production requirement number of the product type by the product production line. It is preferable to add means for reducing the “planned number of production”.
For example, let us consider a case where the number of production plans for the product production line La and the product production line Lb using the part type E1 is reduced when the required number of parts type E1 exceeds the production possible number by 10. In this case, if the number of production plans of the product type α1 of the product production line La is 40, the part type E1 used in the product production line La is 40. If the production plan number of the product type α1 in the product production line Lb is 60, the part type E1 used in the product production line Lb is 60. Since the total necessary number of production of the part type E1 is 40 + 60 = 100, the proportion of the part type E1 used in the product production line La is 40/100 = 0.4, and the part type E1 used in the product production line Lb The ratio occupied by is 60/100 = 0.6. Therefore, the production plan number 40 of the product type α1 of the product production line La is reduced by 0.4 × 10 = 4, and the production plan number 60 of the product type α1 of the product production line Lb is reduced by 0.6 × 10 = 6. Let
The proportion of the part types required in the product production line to the total required number of production by part type can be considered as a contribution rate to the part type. Based on this contribution rate, by finding the ratio to reduce the number of production plans for each product production line, it is possible to maintain the contribution rate of the required number of production by product production line / product type calculated at the beginning. it can.
[0025]
According to the present invention, a plurality of parts production lines and a plurality of product production lines are provided, parts produced on one part production line are supplied to a plurality of product production lines, and a product is produced by combining a plurality of parts having different functions. A method for creating a production number plan for each product type has been created for a production system in which a product type is created by changing a combination of component types by selecting from a plurality of component types having the same function. This method is performed by the computer in the following steps:
・ Aggregating the number of orders by order source / product type,
・ Reading the combination of parts types used for each product type by product type;
The process of reading the product types that can be produced on each product production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the order source,
・ Reading the types of parts that can be produced in each part production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the product production line;
・ Reading the lead time from each part production line to each product production line;
A process for calculating the number of orders required for each product production line / product type based on the number of orders for each order source / product type, the product production line, the product type, the number of products that can be produced, and the priority for the order source; ,
・ Based on the required number of production by product production line / product type, the combination of product type and part type, part production line, part type, number of products that can be produced, priority for product production line, and each part production line With reference to the lead time to the product production line, the process of calculating the required number of production by period / part production line / part type,
・ The number of production required by the period / part production line / part type exceeds the production plan number of the part type that exceeds the production possible number by the part type, and within the range of the reduction number. In the period corresponding to the decreased period, the production by period / part production line / part type is increased by increasing the production plan number of other part types of the same functional part within the range of possible production. A process for calculating the number of plans;
-Based on the number of production plans by period / part production line / part type, refer to the combination of product type and part type, and the lead time from each part production line to each product production line. And a process for calculating the number of production plans for
-In the process of calculating the number of production plans by period / part production line / part type,
(1) A period corresponding to the period when the number of production plans for the part type of other functional parts included in the product type includes the part type whose production plan number is reduced from the required number of productions in the combination of the part type. In conjunction with,
(2) A period corresponding to the increased period of the number of production plans for the part types of other functional parts included in the product type that includes the part type with the number of production plans increased from the required number Then, a process of increasing the number of parts that can be produced on the part production line in association with each other is executed.
[0026]
In addition, according to the present invention, a plurality of parts production lines and a plurality of product production lines are provided, parts produced in one part production line are supplied to a plurality of product production lines, and a product is produced by combining a plurality of parts having different functions. In addition, a program for creating a production number plan for each product type was created for a production system that creates a product type by changing the combination of the component types by selecting from a plurality of component types having the same function. It was done. This program performs the following processing on the computer:
・ Aggregating the number of orders by order source / product type,
・ Reading the combination of parts types used for each product type
・ Processing to read the product types that can be produced on each product production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the order source,
・ Reading the types of parts that can be produced in each part production line, the number of parts that can be produced, and the priority order for the product production line;
・ Process to read the lead time from each part production line to each product production line,
A process for calculating the number of orders required for each product production line / product type based on the number of orders for each order source / product type, the product production line, the product type, the number of products that can be produced, and the priority for the order source ,
・ Based on the required number of production by product production line / product type, the combination of product type and part type, part production line, part type, number of products that can be produced, priority for product production line, and each part production line With reference to the lead time to the product production line, the process of calculating the required number of production by period / part production line / part type,
・ The number of production required by the period / part production line / part type exceeds the production plan number of the part type that exceeds the production possible number by the part type, and within the range of the reduction number. In the period corresponding to the decreased period, the production by period / part production line / part type is increased by increasing the production plan number of other part types of the same functional part within the range of possible production. Processing to calculate the number of plans;
-Based on the number of production plans by period / part production line / part type, refer to the combination of product type and part type, and the lead time from each part production line to each product production line. Process to calculate the production plan number of
・ In the process of calculating the number of production plans by period / part production line / part type,
(1) A period corresponding to the period when the number of production plans for the part type of other functional parts included in the product type includes the part type whose production plan number is reduced from the required number of productions in the combination of the part type. In conjunction with,
(2) A period corresponding to the increased period of the number of production plans for the part types of other functional parts included in the product type that includes the part type with the number of production plans increased from the required number In FIG. 5, the process of increasing the number of parts that can be produced on the part production line is executed in conjunction with the upper limit.
[0027]
In the production plan planning method for each type of this product and the program for that, consider whether or not the product type requested in the order can be produced considering the lead times that differ for each combination of parts production line and product production line To do. In addition, it is possible to formulate a production number plan for each product type that does not reduce the total number of orders for all the functional parts attached to the product within the limits of the number of products that can be produced by type. .
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention described in each of the above claims can be suitably implemented in the following forms.
(Mode 1) “Period / part production line / part type / number of production plans” calculation means can calculate the part type even if the production plan number of the part type produced in another part production line is increased from the necessary production number. According to the condition that the production plan number of the product production line to which the product is supplied does not exceed the production possible number.
(Mode 2) “Order source / product type / number of orders” totaling means calculates the number of orders for each order source / product type for each period, and stores “part production line / part type / manufacturable number / priority” storage means Stores the number of parts that can be produced by part type for each period.
In "period / parts production line / part type / production plan number" calculation means,
(1) For parts of which the number of production plans has been reduced from the required number of production, the reduction is compensated to increase the number of production plans for other periods,
(2) For parts types that have increased the number of production plans over the required number of production, the number of production plans over multiple periods can be reduced by executing processing to compensate for the increase and reduce the number of production plans in other periods. Means for adjusting can be added.
[0029]
【Example】
First, the relationship among product types, functional components, and component types in an embodiment to which the present invention is applied will be described with reference to FIG.
Box (1) of (I) corresponds to the product (automobile). In box (1), the upper model shows the vehicle type and the lower model shows the specification. Here, the number of specifications included in one vehicle type is i. For example, as shown in (II), the number of specifications included in the vehicle type α is i = 3, and specifications of α1, α2, and α3 exist. The number of specifications included in the vehicle type β is i = 2, and specifications of β1 and β2 exist. In this embodiment, the specification corresponds to “product type”.
Boxes (2) to (4) in (I) correspond to parts (units). The units of these boxes (2) to (4) are always attached to the automobile. In the box (2), the unit of the function E (engine) is shown in the upper part, and the type is shown in the lower part. For example, as shown in (II), the number of types of function E units used for the vehicle type α is j = 3, and types E1, E2, and E3 are used. The number of types of function E units used for the vehicle type β is j = 2, and types of E3 and E4 are used. In the box (3), the unit of the function M (transmission) is shown in the upper part, and the type is shown in the lower part. For example, as shown in (II), the number of types of units of the function M used for the vehicle type α is k = 2, and the types of M1 and M2 are used. The number of types of function M units used for the vehicle type β is k = 2, and types M3 and M4 are used. In the box (4), the unit of the function P (drive device) is shown in the upper stage, and the type is shown in the lower stage. For example, as shown in (II), the number of types of function P units used for the vehicle type α is l = 2, and the types of P1 and P2 are used. The number of types of function P units used for the vehicle type β is 1 = 1, and the type of P2 is used.
The specification of the automobile (corresponding to “product type”) is determined from the combination of the types of units of each function attached to the automobile. For example, as shown in (II), a combination of E1, M1, and P1 is attached to a vehicle of specification α1 of vehicle type α, and a combination of E2, M2, and P2 is attached to a vehicle of specification α2, and a vehicle of specification α3. A combination of E3, M2 and P2 is attached. In addition, a combination of E3, M3, and P2 is attached to an automobile of specification β1 of the vehicle type β, and a combination of E4, M4, and P2 is attached to an automobile of specification β2. There are also unit types that can be commonly attached to vehicles of different vehicle types, such as E3 attached to specification α3 and specification β1, and P2 attached to specification α2, specification α3, specification β1, and specification β2.
In box (5), the number of vehicles by month is shown in the upper row, and the number of monthly specifications is shown in the lower row. In this embodiment, the month corresponds to the “planning period”.
As will be described later, the order information from the sales department and the production plan number reply information to the sales department are reported in association with boxes (1) to (5).
[0030]
Next, with reference to FIG. 2, a system configuration of an apparatus for planning a production number plan for each product type (hereinafter simply referred to as a production number plan planning apparatus) will be described.
The production number planning device 6 is a computer for inputting, storing, calculating, outputting a calculation result, and operating a peripheral device based on the calculation result, and a description of pure hardware is omitted. The production number planning device 6 may be composed of a single computer, and if necessary, each function of input, storage, calculation and output is distributed to a plurality of computers, and the computers are connected via a network. In addition, a plurality of computers may be configured to operate as one production quantity planning apparatus 6.
In the present embodiment, the production number planning device 6 compiles monthly (by planning period) production number plans for a plurality of months at once (for example, a production number plan for N month and a production number plan for N + 1 month) N + February production plan is calculated at once). These multiple months (for example, N month to N + February) are hereinafter referred to as “quarterly”.
The production number planning device 6 is installed in a production department that accepts orders from the sales department and drafts a production number plan for automobiles. The production number planning device 6 is connected via a computer network so as to be communicable with the general computers 2 and 4 of the sales department on the side of the automobile.
The overseas sales department supervising computer 2 is connected so as to be able to communicate with each overseas sales agent, and the domestic sales department supervising computer 4 is connected so as to be able to communicate with each domestic dealer. For example, if the first month of the quarter (for example, N month) is one month later, each overseas sales agent will be within the predetermined acceptance period of the sales department (for example, between N and February before N month). Or, from each domestic sales store, order information that describes which specification of which model of which model and how many to order in the quarter (vehicle type / specification / number of orders) is sent monthly. The sales department supervising computers 2 and 4 collect these order information and assess whether the production request based on the order information deviates from the sales plan set in the quarter. The order information determined according to the assessment of the sales department supervising computers 2 and 4 is sent to the production number planning device 6 within a predetermined acceptance period of the production department (for example, during N-1 month before N month). It is done.
The order information sent to the production quantity planning device 6 is received by the order information receiving / aggregating means 8 and aggregated, and stored in the order information storage means 32.
FIG. 3 (1) shows an example of the data structure of the order information for the vehicle type α in the four quarters (N month to N + February) from country a, country b and country c. In the present embodiment, it is assumed that the production department is located in country a, country a is domestic, and country b and country c are overseas. For example, from country a, the specification α1 is ordered 350 units in N month, 500 units in N + 1 month, 350 units in N + February, and the specification α2 is 150 units in N month, 500 units in N + 1 month, in N + February. It is shown that 150 units were ordered, and the specification α3 was ordered 150 units in N month, 150 units in N + 1 month, and 150 units in N + February. Similarly, the specification of the vehicle type α ordered from each order country and the information on the number of orders from N month to N + February are shown. Also, (2) shows the total number of orders ordered by specification by month.
Here, only the order information for the vehicle type α is shown, but the vehicle type β and the vehicle type γ are also ordered in the same manner. In the following, for the sake of simplicity, description will be given only for the vehicle type α.
[0031]
The production number planning apparatus 6 includes vehicle line information storage means 34. The vehicle line information storage means 34 stores a vehicle line that produces an automobile, a country in which the vehicle line exists, a vehicle type that can be produced, a monthly production capacity, and a priority order of the order country in association with each other.
FIG. 4 shows a data configuration example of vehicle line information for all automobile production factories owned by the production company. Since one vehicle line exists in one country, the vehicle line and the vehicle production country are shown in association with each other. For example, the number of cars that can be produced in the vehicle line La (country a) is 800 in N, N + 1, and N + February, and the order of priority in the order country is country a, country 2 is country b, and country 3 Country c, the number of vehicles that can be produced in the vehicle line Lb (country b) is 1,200 in N, N + 1, and N + February. The third place is country c. On the other hand, the number of vehicles α that can be produced in the vehicle line Lc (country c) is 1000 in N, N + 1, and N + February, while it is 1200 in N + February. This is because the number of products that can be produced is scheduled to increase due to changes in production facilities, the number of workers, work hours, and the like.
[0032]
The production number planning device 6 includes a vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity calculation means 10. The vehicle line / vehicle type / specification / production required number calculating means 10 is based on the information in the order information storage means 32 and the information in the vehicle line information storage means 34, and the vehicle types, specifications and production to be produced in each vehicle line on a monthly basis. Calculate the required number.
When the vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity calculation means 10 determines that the total production requirement quantity of all vehicle types by month exceeds the total production capacity quantity of all vehicle lines owned by the production company by this calculation process. Determines whether or not the vehicle line can increase the excess. When it is determined that the production cannot be increased, the response information transmitting means 18 replies to the sales department supervising computer 2 or 4 that is the transmission source of the order information of the excess vehicle type. The sales department supervising computer 2 or 4 refers to the answer and adjusts the number of orders so that the number is less than the number of vehicles that can be produced on the vehicle line, and then sends the order information to the production number planning device 6 again. Based on the order information stored in the order information storage means 32 after being retransmitted, the vehicle line / vehicle type / specification / production required number calculation means 10 revisits the vehicle type and specifications to be produced in each vehicle line on a monthly basis. Calculate the required number of production.
[0033]
The calculation result of the vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity calculating means 10 is stored in the vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity information storage means 36.
FIG. 5 shows the calculation results for the vehicle type α stored in the vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity information storage means 36. (1) shows the number of production required for each vehicle line. For example, in the vehicle line La (country a), the specification α1 of the vehicle type α is 350 units in N month, 500 units in N + 1 month, and 350 units in N + February. It is necessary to produce 150 units of specification α2 in N month, 150 units in N + 1 month, 150 units in N + February, and 150 units in specification N3, 150 units in N + 1 month, 150 units in N + February. It is shown that it is necessary to produce a stand. In the same manner, vehicle type / specifications that need to be produced in each vehicle line and information on the number of vehicles required for production from N month to N + Feb are shown. Also, (2) shows the total required number of productions compiled by specification by month. Furthermore, in (3), the required number of production summarized by specification and by vehicle line by month is shown.
[0034]
The production number planning device 6 includes a vehicle type / specification / unit type combination information storage means 38. The vehicle type / specification / unit type combination information storage means 38 stores information on the combination of types of units attached to the specifications of each vehicle type as shown in FIG.
[0035]
The production number planning apparatus 6 includes unit line information storage means 40. The unit line information storage means 40 stores the unit line that produces the unit, the country in which the unit line exists, the unit function that can be produced, its type, the number of products that can be produced by month, and the priority of the vehicle line in association with each other. Yes.
FIG. 6 shows a data configuration example of unit line information for all unit production factories owned by the production company. Since one unit line exists in one country, the unit line is associated with the unit production country. For example, unit line LA (country A), unit line LB (country B), unit line LC (country C) are lines for producing units of function E. ~ N + February 850 can be produced, and the priority order of the vehicle line is La for the first place, Lb for the second place, and Lc for the third place. The unit line LB can produce 1200 types E2 from N-February to N + February, and the priority order of the vehicle line is Lb for the first place, La for the second place, and Lc for the third place. The unit line LC can produce 1200 types E3 from N-February to N + February, and the priority order of the vehicle line is La for the first place, Lb for the second place, and Lc for the third place. Here, the priority order of the product line is determined based on the lead time from the component line to the product line. Similarly, for each unit line, the unit functions and types that can be produced, the number of units that can be produced, and the priority order of the vehicle lines are shown.
[0036]
The production number planning apparatus 6 includes a lead time information storage unit 42. The lead time information storage means 42 stores the lead time from each unit line (each unit production country) to each vehicle line (each vehicle production country). The lead time is (1) the number of days required for the unit to be shipped from the unit production factory after the production instruction is entered into the unit line, and (2) from the time the unit is shipped from the unit production factory to the port. (3) The number of days required for a unit to arrive at the vehicle production country after it is loaded in the unit production country, and (4) the number of days required for the unit to be carried into the vehicle production factory from the port. (5) It is calculated by adding up all the required days from the time the unit is carried into the vehicle production factory until it is transported to the vehicle line.
FIG. 7 shows a data configuration example of the lead time information. For example, the lead time from the unit line LA (country A) to the vehicle line La (country a) is 0 days. This is because the unit production country A and the vehicle production country a are the same country, and the distance from the unit line LA to the vehicle line La is short. The lead time from the unit line LA (country A) to the vehicle line Lb (country b) is 15 days. Similarly, the lead time from each unit line (each unit production country) to each vehicle line (each vehicle production country) is shown.
[0037]
The production number planning device 6 includes shipping / shipping frequency information storage means 44, line working day information storage means 46, and vehicle line / unit function / type / safety stock quantity information storage means 48. The shipping / shipping frequency information storage means 44 stores the day of the week when the unit is shipped from the unit production factory and the day of the week when the unit is loaded in the unit producing country. The line working day information storage means 46 stores the working day of each vehicle line and each unit line. The vehicle line / unit function / type / safety stock quantity information storage means 48 stores the safety stock quantity by unit function / type necessary for the vehicle type / specifications produced by the vehicle line for each vehicle line. The safety stock quantity is the number of stocked units that are not missing even if the number of units used in the vehicle line per day is subtracted or due to delays in delivery of the units. For example, even if 20 units used on the vehicle line are subtracted per day, if the safety stock quantity is 100, 80 units remain at the end of the day's operation, resulting in a delivery delay of up to 4 days. Can be dealt with.
[0038]
The production number planning device 6 includes a unit line / unit function / type / production planned number calculation means 12. The unit line / unit function / type / production plan number calculation means 12 first (1) information of the vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity information storage means 36 and the vehicle type / specification / unit type combination information storage means 38. Based on the information, the information in the unit line information storage means 40, the information in the lead time information storage means 42, the information in the shipping / shipping frequency information storage means 44, the information in the line working day information storage means 46, the vehicle With reference to the information in the line / unit function / type / safety stock quantity information storage means 48, the required production quantity sufficient to satisfy the required production quantity for each unit function / type, for each vehicle line, for each vehicle type / specification is calculated. If the unit line / unit function / type / production required quantity calculated in this way exceeds the unit line / unit function / type / production possible quantity stored in the unit line information storage means 40, (2) After the vehicle line / vehicle type / specification / production planned number subtraction adjusting means 14 to be described performs production reduction adjustment, back line adjustment is performed to calculate unit line / unit function / type / production planned number. In addition, (3) the number of planned productions is also increased or decreased in conjunction with other functions / types of units that are attached to the vehicle having the same specifications as the unit type that has been adjusted. The calculation processes (1) to (3) will be described in detail later.
[0039]
The production number planning device 6 can also include a unit line / unit function / type / stock quantity information storage means 50. The unit line / unit function / type / stock quantity information storage means 50 stores the stock quantity by unit function / type by day (by period) for each unit line. In the unit line, in order to avoid a situation where the unit cannot be shipped due to a sudden accident, a predetermined number of units are preliminarily produced rather than the actual production plan number, and this is accumulated daily and is in stock. If the inventory units are excessively accumulated in excess of the safety stock quantity, the excess inventory units may be shipped with priority. In addition, the units produced in the unit line are not shipped immediately but are stocked waiting for shipment at the unit production factory. The unit line / unit function / type / stock quantity information storage means 50 stores all of these stock units, and the unit line / unit function / type / production plan quantity calculation means 12 considers excess stock units. Thus, the net required production quantity can be calculated.
The unit line / unit function / type / inventory quantity information storage means 50 is not an essential component of the production quantity planning apparatus 6.
[0040]
The production number planning device 6 includes vehicle line / vehicle type / specification / production planned number subtraction adjustment means 14. The vehicle line / model / specification / production plan number subtraction adjustment means 14 is necessary for the unit line / unit function / type / production plan quantity calculation means 12 and the required number of production by unit function / type exceeds the production capacity of the unit line. When doing so, first (1) reduce the production of the unit type produced by the unit line. Then, (2) among the vehicle lines that produce the specifications affected by the production reduction adjustment of the unit type, adjustment is made as to how much production is reduced in which vehicle line. This adjustment process will be described in detail later.
[0041]
At the time of production reduction adjustment, the information in the previous vehicle line / vehicle type / specification / production plan number information storage means 52 can be referred to. The last vehicle line / vehicle type / specification / production plan number information storage means 52 receives the quarterly period (for example, during the N-March two months before the N-January period) during the previous order predetermined reception period (e.g. Information on the number of production plans by type of vehicle according to the vehicle line according to the production plan designed based on the order information of (N-November to N + 1).
[0042]
The result of the production reduction adjustment process is returned to the unit line / unit function / type / production planned number calculation means 12, and the above-described back stitch adjustment and interlock adjustment are performed based on this.
The calculation results obtained by the unit line / unit function / type / production plan number calculation means 12 performing the backside adjustment and the interlock adjustment are stored in the unit line / unit function / type / production plan number information storage means 54.
FIG. 9B illustrates unit line / unit function / type / production plan number information for each unit by month. For example, in unit line LA (country A), it is calculated that unit E1 is planned to be produced at 225 units in N-1 month, 850 units in N month, 850 units in N + 1 month, and 525 units in N + February. .
[0043]
The production number planning device 6 includes a production plan number calculation means 16 by vehicle type / specification / unit function / type. Based on the information in the unit line / unit function / type production plan number information storage means 54, the vehicle type / specification / unit function / type production plan number calculation means 16, the information of the lead time information storage means 42, and the shipment / distribution By referring to the information in the ship frequency information storage means 44 and the information in the line working day information storage means 46, the information in the vehicle line information storage means 34 and the information in the vehicle type / specification / unit type combination information storage means 38 are used. Then, for each month, the planned production quantity by vehicle type / specification and the planned production quantity by unit function / type are calculated. This calculation process will be described in detail later.
[0044]
The calculation result of the production plan number calculation means 16 by vehicle type / specification / unit function / type is stored in the production plan number information storage means 56 by vehicle type / specification / unit function / type, and is sent from the response information transmission means 18 to the sales department. It is transmitted to the central computers 2 and 4.
FIG. 10 exemplifies information on the number of production plans by vehicle type / specification. (1) shows the number of production plans collected by vehicle line by month. For example, in the vehicle line La (country a), the specification α1 of the vehicle type α is shown. Is planned to produce 350 units in N month, 387 units in N + 1 month, 350 units in N + February, and specifications α2 will be produced in 150 units in N month, 206 units in N + 1 month, and 206 units in N + February. It is calculated that the specification α3 is planned to be produced in 150 units in N month, 206 units in N + 1 month, and 150 units in N + February. In the same manner, vehicle type / specifications planned for production in each vehicle line and information on the number of production plans from N month to N + Feb are shown. (2) shows the total number of production plans compiled by specification by month. (3) shows the number of production plans compiled by month and by vehicle line by specification.
Further, FIG. 9B illustrates unit function / type-specific production plan number information, which are grouped by month and by unit line.
[0045]
Next, with reference to the flowcharts of FIG. 11 to FIG. 13, a description will be given of a process in which the production number plan planning device 6 drafts a production number plan by vehicle type / specification by month (by planning period). In the present embodiment, a case will be described in which a monthly production number plan for the quarter of N month to N + February is made based on the order information transmitted from the sales department during N-1 month.
[0046]
First, with reference to the flowchart of FIG. 11, a procedure for calculating the required number of vehicles to be produced and how many types / specifications need to be produced in which vehicle line will be described.
First, the order information receiving / aggregating means 8 receives the order information determined through the assessment by the sales department supervising computers 2 and 4, and aggregates the number of orders by month, by vehicle type, and by specification (step S2). The count result is stored in the order information storage unit 32. FIG. 3 exemplifies a total result stored in the order information storage unit 32.
[0047]
Next, based on the information in the order information storage means 32 and the information in the vehicle line information storage means 34, the vehicle line / vehicle type / specification / production required number calculation means 10 determines which vehicle type on the vehicle line for each month. Calculate how many specifications need to be produced. For example, in the order information of FIG. 3 (1), the total number of vehicles of the model α (specifications α1, α2, α3) from country a is 650 in N month, 1150 in N + 1 month, and 650 in N + February. On the other hand, according to the vehicle line information shown in FIG. 4, only 800 cars can be produced in N month, N + 1 month, and N + February in vehicle line La (a country). Therefore, in FIG. 5 (1), the necessary number of productions of the specification α2 for N + 1 month of the vehicle line La (country a) is subtracted to 350 units to 150 units, and the vehicle type α is calculated to produce a total of 800 units in N + 1 month. ing. In addition, it is calculated that 350 units of the specification α2 that cannot be produced in the vehicle line La in N + 1 month are added to the vehicle line Lb (country b) to 500 units, and the vehicle type α is produced in total of 1150 units in N + 1 month. Both the vehicle lines La and Lb are within the range of the number that can be produced. In this way, which vehicle line is to be used instead of the amount that cannot be produced in a certain vehicle line is determined based on the priority order of the order country set in the vehicle line.
[0048]
In step S6 of FIG. 11, the vehicle line / vehicle type / specification / required number of production calculation means 10 performs the above calculation processing to determine that the total required number of production for each vehicle type is the vehicle type of all vehicle lines held by the production company. If it is determined that the total production capacity is exceeded, it is determined whether the vehicle line can increase the excess. For example, in the vehicle line / vehicle type / specification / production required number information in FIG. 5 (2), the total production required number of the vehicle type α (specifications α1, α2, α3) is 2650 in N month, 2600 in N + 1 month, N + February 2350 units. In the vehicle line information of FIG. 4, the total production possible number of the vehicle type α is 3000 in N month, 3000 in N + 1 month, and 3200 in N + February. The total production required for each vehicle type does not exceed the total production capacity for each vehicle line of the production company. Therefore, it determines with NO and transfers to step S10.
On the other hand, when it determines with YES, it transfers to step S8 and determines whether the vehicle line which can produce the specification in which the required number of production exceeded has increased the excess. When it is determined that the production can be increased (in the case of YES), the process proceeds to step S10. On the other hand, when it is determined that the production cannot be increased (in the case of NO), the process proceeds to step S9, and the response information transmitting means 18 transfers to the sales department supervising computer 2 or 4 that is the transmission source of the excess vehicle type and specification order information. Reply to that effect. The sales department supervising computer 2 or 4 refers to the answer and adjusts the number of orders so that the number is less than the number of vehicles that can be produced on the vehicle line, and then sends the order information to the production number planning device 6 again.
Based on the order information stored in the order information storage means 32 after being retransmitted, the vehicle line / vehicle type / specification / production required number calculation means 10 revisits the vehicle type and specifications to be produced in each vehicle line on a monthly basis. Calculate the required number of production.
[0049]
In step S10, the monthly vehicle line / vehicle type / specification / required number of production calculated in the processes so far are distributed by day. In this embodiment, the required number of each month is allocated on the 25th working day in the month. For example, in the vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity information in FIG. 5 (1), since the specification α1 produced in the vehicle line La in N month is 350 units, the daily necessary production number is 14 units. Become.
[0050]
As described above, after calculating the number of which specifications of which vehicle type in which vehicle line and how much it is necessary to produce, the unit line / unit function / type / production planned number calculating means 12 calculates the vehicle line / vehicle type / Based on the information in the specification / production required number information storage means 36, the information in the vehicle type / specification / unit type combination information storage means 38, and the information in the unit line information storage means 40, the units to be produced in each unit line on a daily basis Calculate function / type and number. At this time, the information in the lead time information storage means 42, the information in the shipping / shipping frequency information storage means 44, the information in the line working day information storage means 46, and the vehicle line / unit function / type / safety stock quantity information storage. The information of the means 48 is referred to.
[0051]
The procedure of unit line / unit function / type / production plan number calculation processing will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
First, in step S12 of FIG. 12, the vehicle line i and the unit line j to be processed first are selected. The unit line j can be arbitrarily selected. Here, the unit line LA is selected. The vehicle line i is selected in order from the vehicle line that is ranked first in the priority order of the product lines stored in the unit line storage means information storage means 40. Here, the vehicle line La is selected from FIG.
[0052]
In the subsequent step S14, the unit line / unit function / type / production planned number calculation means 12 includes information on the vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity information storage means 36 and vehicle type / specification / unit type combination information storage means 38. The number of daily unit functions / types necessary for the vehicle type / specifications produced in the vehicle line i is calculated based on the above information. In the above example, since it is necessary to produce 14 specifications α1 of the vehicle type α on the vehicle line La in N month / day, the necessary production number required for the specification α1 among the units E1 produced on the unit line LA is Calculate 14 / day.
[0053]
In step S16, the unit line / unit function / type / production plan number calculation means 12 performs the information in the lead time information storage means 42, the information in the shipping / shipping frequency information storage means 44, and the line operation date information storage means 46. With reference to the above information, a timeline from when a unit production instruction is input to the unit line j to when it is conveyed to the vehicle line i is set.
A timeline setting method will be described with reference to FIG. For convenience of explanation, an example in which the lead time of the unit line LA (country A) to the vehicle line Lb (country b) is 15 days will be taken. This lead time depends on (1) the number of days required for the unit to be shipped after the unit production instruction is entered into the unit line LA (2 days), and (2) the time from when the unit is shipped to the port. Required time (2 days), (3) Required time (7 days) from unit loading in unit production country a to arrival in vehicle production country b, (4) Unit from the port to vehicle production factory The total number of days required (2 days) and (5) the number of days required for the unit to be transported to the vehicle line Lb (2 days). It is a combination. Thus, for example, if the production instruction date is January 1st, the shipping date is January 3rd, the shipping date is January 5th, the port arrival date is January 12th, and the vehicle production factory delivery date is January 14th. Each timeline can be set as the date of transportation on the day of the month and the vehicle line.
Here, since the lead time from the time when the production instruction is input to the unit line LA first selected in step S12 in FIG. 12 until it is transferred to the vehicle line La is 0 days, the time lines are all on the same day. Set to
[0054]
In step S18 of FIG. 12, the unit line / unit function / type / production planned number calculation means 12 receives the unit function / type in the vehicle line i from the vehicle line / unit function / type / safety stock quantity information storage means 48. Get another safety stock quantity. The specification α1 is produced in the vehicle line La first selected in step S12, and the unit E1 is produced in the unit line LA first selected in step S12. Therefore, the safety stock quantity 100 for the unit E1 is acquired.
[0055]
In step S20, the unit line / unit function / type production plan number calculation means 12 calculates the necessary number of units of unit function / type for each unit line j. First, in order to prevent the unit of the vehicle line i from falling below the safety stock quantity at the start of operation on the day, the timeline set in step S16 is traced back to determine which unit function / Calculate how many types need to be produced. For example, in step S14, it was calculated that 14 units E1 were used per day in the vehicle line La in N month. Even if the number is reduced by 14 per day, the time line is traced back so that the safety stock quantity does not fall below 100 on the vehicle line La side, and the unit E1 is on the day of the month on the unit line LA. Calculate how much you need to produce.
Here, if the unit line / unit function / type / inventory quantity information storage means 50 is provided, the unit inventory quantity on the unit line side is acquired, and the net required production quantity is calculated by subtracting the inventory quantity. May be.
FIG. 8 (1) shows an example in which the necessary number of daily unit functions / types produced by the unit line LA for the vehicle line La are summarized by month. Here, the net required production quantity is calculated on the assumption that the excess inventory quantity of units on the unit line LA side is zero. Since the lead time from the unit line LA to the vehicle line La is 0 day, 14 units / day (350 units / month) for the vehicle line La in N month and 20 units / day in N + 1 month ( It is calculated that it is necessary to produce 14 pieces / day (350 pieces / month) in N + February.
[0056]
In step S22, the unit line / unit function / type / production plan number calculation means 12 determines whether there is a next vehicle line that uses a unit produced by the unit line j. Since the vehicle lines Lb and Lc that use the unit E1 produced in the first selected unit line LA remain, it is determined YES, and the vehicle line Lb with the second highest priority is selected in step S24, and step S14. Returning to step S22, the series of processing up to step S22 is repeated. After repeating the series of processes for the vehicle line Lb, the vehicle line Lc with the third highest priority is selected in step S24, the process returns to step S14, and the series of processes up to step S22 is repeated.
FIG. 8 (1) shows an example in which the required number of daily unit functions / types produced by the unit line LA for the vehicle lines Lb and Lc, calculated by a series of processes, is summarized by month. Yes. Since the lead time from the unit line LA to the vehicle line Lb is 15 days, the number of unit E1 for the vehicle line Lb is 6 / day (75 / second month) in the second half of N-N 6 pieces / day (150 pieces / month), 6 pieces / day in the first half of N + 1 month (75 pieces / first half month), 14 pieces in the second half of N + 1 month (175 pieces / second half month), 14 pieces in the first half of N + February / Day (175 pieces / first half of the month) needs to be produced. Since the lead time to the vehicle line Lc is 30 days, the unit E1 for the vehicle line Lb is 6 units / day (150 units / month) in N-1 month and 14 units / day (350 units) in N month. / Month), it is calculated that it is necessary to produce 14 pieces / day (350 pieces / month) in N + 1 month.
[0057]
As described above, when a series of processing has been performed for all the vehicle lines that use the units produced in the unit line j, the process proceeds to step S26, and the unit line / unit function / type / production planned number calculation means 12 is entered. However, the required number of unit lines LA is accumulated by day.
FIG. 8 (2) shows an example in which the required number of unit lines LA is integrated daily. In the second half of N-Jan, it is necessary to produce 6 units / day for the vehicle line Lb, and because it is necessary to produce 6 units / day for the vehicle line Lc throughout N-Jan, It is estimated that it is necessary to produce 6 pieces / day in the first half of N-Jan and 12 pieces / day in the second half (the total for N-Jan is calculated to be 225). Similarly, the necessary number of production from N month to N + February is integrated by day.
[0058]
In the subsequent step S28 in FIG. 12, the unit line / unit function / type / production plan number calculation means 12 determines whether there is a next unit line. Since the unit lines LB, LC, LD, LE, LF, and LG still remain, it is determined as YES, the next unit line LB is selected in step S30, and the vehicle line Lb with the highest priority is selected. Then, returning to step S14, a series of processing up to step S28 is repeated.
[0059]
When the series of processing from step S14 to step S26 is repeated for the unit lines LB and LC, as shown in FIG. 8 (2), the necessary number of production for the unit lines LB and LC is integrated on a daily basis.
When the series of processing from step S14 to step S26 is repeated for the remaining unit lines LD, LE, LF, LG, NO is determined in step S28, and the process proceeds to step S32 in FIG.
[0060]
In step S32, as a result of the unit line / unit function / type / production plan number calculation means 12 performing the integration process in step S26, it is determined whether the daily required number of production does not exceed the line load of each unit line ( It is determined whether or not the production capacity of each unit line is exceeded. If it is determined that all unit lines do not exceed the line load, the calculation results so far are stored in the unit line / unit function / type / production plan number information storage means 54, and the process proceeds to step S46.
On the other hand, for example, in FIG. 8 (2), the necessary production number (1100) of the unit E1 in the unit line LA exceeds the production possible number (850 indicated by a dotted line in the horizontal direction) on the whole day of N month + 1 by 250. . In such a case, NO is determined in step S32 of FIG. 13 and the process proceeds to step S34.
[0061]
In step S34, the unit line / unit function / type / production plan number calculating means 12 determines whether or not the unit line determined to exceed the line load in step S32 can increase the excess. If the production can be increased (YES in determination), the calculation results so far are stored in the unit line / unit function / type / production planned number information storage means 54, and the process proceeds to step S46. On the other hand, if the production cannot be increased (NO in determination), the process proceeds to step S36.
[0062]
In step S36, the vehicle line / vehicle type / specification / production planned number reduction production adjustment means 14 adjusts the production reduction of the production line number of the vehicle line that uses the unit produced by the unit line determined to be unable to increase production in step S34. For example, in FIG. 8 (2), the production planned number of the vehicle lines La, Lb, and Lc using the unit E1 of each day of N + 1 month that has exceeded the line load in the unit line LA is the excess of the unit E1. Adjust to reduce production.
In this case, first, (1) when the excess of the unit E1 on each day of N + 1 month that exceeded the line load in the unit line LA is used in which vehicle line (vehicle line producing the specification α1) Recognize that there is. By following the timeline set in step S16, as shown in FIG. 9 (1), this is the amount used for each day of N + 1 month in the vehicle line La, and the second half of N + 1 month in the vehicle line Lb. To the first half of N + February and can be recognized as being used on each day of N + February on the vehicle line Lc.
After recognizing the vehicle line that uses the excess unit and the time of use, next, (2) determine which vehicle line should be allocated to reduce the production by using what proportion of the unit E1 . For example, the following two methods can be considered as a method for determining the allocation ratio.
One method is as follows: (a) For the vehicle lines La, Lb, and Lc using the unit E1, the previous production line number stored in the previous vehicle line / vehicle type / specification / production quantity unit information storage means 52 The difference ratio of the required number of production this time is calculated for each vehicle line. Then, the ratio of the difference ratio of each vehicle line in the total difference ratio of all the vehicle lines is obtained, and this is used as the allocation ratio. For example, if the number of planned productions for each day of the last N + 1 month of the vehicle line La is 25 / day and the current required number of production is 20 / day, the difference ratio is (25-20) / 25 = 0. .2. If the production planned number for each day from the last half of N + 1 month to the first half of N + February of the vehicle line Lb is 15 pieces / day, and the required number of production this time is 10 pieces / day, the difference ratio is (15 −10) /15=0.33. If the production planned number for each day of the previous N + February of the vehicle line Lc is 21 pieces / day and the required number of production this time is 14 pieces / day, the difference ratio is (21-14) / 14 = 0. .5. The ratio of the difference ratio of each vehicle line in the total of these difference ratios is obtained, and this is used as the allocation ratio. The ratio of the vehicle line La difference ratio is 0.2 / (0.2 + 0.33 + 0.5) = 0.19, and the ratio of the vehicle line Lb difference ratio is 0.33 / (0.2 + 0.33 + 0.5). = 0.32, and the ratio of the vehicle line Lc is calculated as 0.5 / (0.2 + 0.33 + 0.5) = 0.49, which is used as the allocation ratio.
Another method is (b) determining the ratio of the number of units used in each vehicle line to the required number of units of production, and using this as the allocation ratio. For example, if the required number of units E1 on each day of N + 1 month of the unit line LA is 44 / day and the number of N + 1 months used on the vehicle line La out of 44 is 20 / day, the vehicle The ratio of the number used in the line La is 20/44 = 0.45. If the number of used days on the vehicle line Lb from the second half of N + 1 month to the first half of N + February is 10 / day, the ratio of the number used on the vehicle line Lb is 10/44 = 0.23. If the number used in N + February in the vehicle line Lc is 14 / day, the ratio of the number used in the vehicle line Lc is 14/44 = 0.32. The ratio of these numbers used is the allocation ratio.
After deciding which vehicle line to allocate and reduce production in this way, (3) multiplying the allocation ratio of each vehicle line by the excess of the unit 250 to reduce production in each vehicle line Calculate minutes. Thus, for example, it is determined how much the specification α1 is to be reduced in the vehicle lines La, Lb, and Lc that use the unit E1. For example, when the allocation ratio of (b) is adopted, 0.45 × 250≈113 units in the vehicle line La, 0.23 × 250≈58 units in the vehicle line Lb, and 0.32 × 250 = It is decided to reduce production of 80 specifications α1. That is, 500-113 = 387 units in N + 1 month in the vehicle line La, 250-58 = 192 units in the second half of N + 1 month to the first half of N + February in the vehicle line Lb, 350-80 = 270 units in N + February in the vehicle line Lc. Adjusted to produce.
The result of the production reduction adjustment process is returned to the unit line / unit function / type / production planned number calculation means 12. As a result of the return, as shown in FIG. 9 (2), the production plan number of the unit E1 in the unit line LA of N + 1 month is calculated. It is calculated that 387 for the vehicle line La, 75 + 118 = 193 for the vehicle line Lb, and 270 for the vehicle line Lc, a total of 850, which is the same as the 850 that can be produced.
[0063]
In the subsequent step S38 of FIG. 13, the unit line / unit function / type / production plan number calculation means 12 determines whether the back of the unit type can be adjusted. Backward adjustment means increasing the production of other unit types that have a margin to the number of units that can be produced from the same function unit, in order to avoid reducing the total number of vehicles required for production. To make adjustments. When the back adjustment is performed, the number of production plans for each unit type is changed from the number of orders, so the number of production plans for each specification is also changed from the number of orders. However, the total planned production volume of the model can maintain the total number of orders of the model. If the total number of orders is maintained, loss of sales opportunities for the entire vehicle model can be minimized.
For example, in FIG. 8 (2), the excess of the unit E1 on each day of N + 1 month that exceeded the line load in the unit line LA is increased to the unit E2 in the unit line LB, or the unit E3 in the unit line LC. Adjust to increase production. In this case, first, (1) the day when the excess of the unit E1 on each day of N + 1 month that exceeded the line load on the unit line LA is used on each vehicle line is recognized. As shown in FIG. 9 (1), the vehicle line La recognizes each day of N + 1 month, the vehicle line Lb recognizes each day from the second half of N + 1 to the first half of N + February, and the vehicle line Lc recognizes each day of N + February. .
If the date of use in the vehicle line can be recognized in this way, then (2) the production planned number of specifications α2 produced using the unit E2 on the date of use and the unit E3 are produced. In proportion to the planned production volume of specification α3, the excess of unit E1 is allocated to unit line LB that produces unit E2 and unit line LC that produces unit E3. And For example, from FIG. 9 (1), the specification α2 produced using the unit E2 on the above-mentioned use date is the planned production number 150 for N + 1 month in the vehicle line La and the second half of N + 1 month in the vehicle line Lb. To the first half of N + February and the planned production number 350 of N + February in the vehicle line Lc is 510. The specification α3 produced using the unit E3 includes the production planned number 150 of N + 1 month in the vehicle line La, the production planned number 325 of the vehicle line Lb from the second half of N + 1 January to the first half of N + February, The total production number 350 of N + February in the line Lc is added to 510. Therefore, the ratio of the production plan number of the specification α2 and the specification α3 is 1: 1, and the excess of the unit E1 is allocated to the unit line LB and the unit line LC at this ratio, and the increased production of the unit E2 is 125. Increase the production of unit E3 to 125.
Next, (3) it is recognized when the unit E2 used on the use day in the vehicle line is produced on the unit line LB and when the unit E3 is produced on the unit line LC. This can be recognized by tracing the timeline in reverse. For example, among the units E2 used for the specification α2 in FIG. 9 (1), the units used on each day of N + 1 month on the vehicle line La are units on the unit line LB from the second half of N month to the first half of N month. Recognize that it is produced every day. It is recognized that the vehicle line Lb used on each day from the second half of N + 1 January to the first half of N + February is produced on the unit line LB on each day from the second half of N + 1 January to the first half of N + February. It recognizes that what is used on each day of N + February on the vehicle line Lc is produced on each day of N + 1 in the unit line LB. Recognizing that unit E3 used for specification α3, which is used on each day of N + 1 month in vehicle line La, will be produced on the unit line LC every day from the second half of N month to the first half of N month To do. It is recognized that what is used on the vehicle line Lb on each day from the second half of N + 1 January to the first half of N + February is produced on each day from the second half of N + 1 January to the first half of N + February on the unit line LC. It recognizes that what is used on each day of N + February on the vehicle line Lc is produced on each day of N + 1 in the unit line LC.
When the production date of another type of unit can be recognized in this way, (4) when the production reduction is increased on that day on the other unit line, it is determined whether or not the line load of that unit line is exceeded. That is, as shown in FIG. 9 (2), when the production reduction is increased on the date recognized in the unit line LB, the production possible number of the unit line LB exceeds 1200 units / month (= 48 units / day). It is determined whether or not. In FIG. 9 (2), the portion of the unit line LB where the reduced production is increased in N month, N + 1 month and N + February is indicated by hatching. Even if the production is increased in this way, the production capacity of the unit line LB does not exceed 1200 pieces / month. Similarly, the portion of the unit line LC where the reduced production is increased in N month, N + 1 month and N + February is indicated by hatching. Even if the production is increased in this way, the production capacity of the unit line LC does not exceed 1200 pieces / month, so it is determined as No.
Finally, if it is determined that the line load of the unit line will not be exceeded in this determination, (5) When the production is increased on that day in the other unit line, the vehicle line that produces the vehicle using the unit for the increased production, It is determined whether the line load is exceeded on the corresponding day. In the above example, if unit E2 is increased in unit month LB in N month, N + 1 month, and N + February, vehicle line La that produces specification α2 using unit E2 for the increased production will exceed the line load in N + 1 month. It is determined whether the vehicle line Lb exceeds the line load from the second half of N + 1 month to the first half of N + February, and whether the vehicle line Lc exceeds the line load in N + February. When the unit line LC increases the production of the unit E3 in N, N + 1, and N + February, whether or not the vehicle line La that produces the specification α3 using the increased unit E3 exceeds the line load in N + 1, It is determined whether or not the vehicle line Lb exceeds the line load from the second half of N + 1 month to the first half of N + February, and whether the vehicle line Lc exceeds the line load in N + February. In this example, the specification α2 and the specification α3 that are adjusted to increase production are produced on the same vehicle line as the specification α1 that is adjusted to reduce production. Therefore, it is determined that the vehicle lines La, Lb, and Lc do not exceed the line load. The
If it is determined in (5) that the vehicle lines La, Lb, and Lc do not exceed the line load, YES is determined in step S38 in FIG. 13, and the above-described back eye adjustment is performed in step S40. On the other hand, if it is determined in (4) or (5) that the line load is exceeded, NO is determined in step S38, and the back stitch adjustment in step S40 and the following linked adjustment in steps S42 and S44 are performed. Is not performed, and the process proceeds to step S46.
[0064]
When the back stitch adjustment is performed in step S40 and the process proceeds to step S42, the unit line / unit function / type / production plan number calculation means 12 determines whether or not the related unit function can be linked and adjusted. Since each specification is determined by the combination of the type of unit E, the type of unit M, and the type of unit P, if the production plan number of the type of unit E is reduced or increased by adjusting the back stitch as described above, It is determined whether or not the number of production plans for the period corresponding to the type of unit M and unit P attached to the specification determined from the type can also be changed in conjunction.
In this case, first, (1) the type of the unit that has been reduced or the type of the unit function that needs to be adjusted in conjunction with the unit type that has been increased in the back adjustment, and the adjustment period are recognized. In the above example, the unit E1 produced on each day of N + 1 in the unit line LA has been reduced in production. Therefore, the unit M1 and the unit P1 attached to the specification α1 determined from the unit E1 are also reduced in a corresponding period. Recognize that you need to. For example, the specification α1 is produced on the vehicle line La using the unit E1 produced on the unit line LA on each day of N + 1 month, as shown in FIG. 9 (1), on each day of N + 1 month. is there. It is recognized that the unit M1 and the unit P1 for use on each day of N + 1 in the vehicle line La also need to be cut in conjunction with each other. In addition, the specification α2 is produced on the vehicle line Lb using the unit E1 produced on the unit line LA on each day of N + 1 January every day from the second half of N + 1 January to the first half of N + February. The unit M1 and the unit P1 for use on each day from the second half to the first half of N + February recognize that it is necessary to cut production in conjunction. Further, in the vehicle line Lc, the specification α3 is produced on the N + February day using the unit E1 produced on the unit line LA on the N + 1 february day for use on the N + February day. The unit M1 and the unit P1 recognize that it is necessary to cut production in conjunction with each other. On the other hand, the unit E2 produced in the unit line LB in N month, N + 1 month, and N + February is increased, so the unit M2 and the unit P2 that are attached to the specification α2 determined from the unit E2 are also linked in the corresponding period. Recognize the need to increase production. Unit E3 produced in N, N + 1, and N + February on unit line LC will be increased, so unit M2 and unit P2, which are attached to specification α3 determined from unit E3, will need to be linked together in the corresponding period. Recognize that there is.
After recognizing the unit type and adjustment period that need to be adjusted in this way, next, (2) the unit line that produces the unit type that needs to be adjusted and increased in production will exceed the line load during the adjustment period. It is determined whether or not. In the above example, it is determined whether or not the unit line that produces the unit M2 or the unit P2 that needs to be adjusted for increased production in conjunction with the unit E2 exceeds the line load during the adjustment period. It is determined whether or not the unit line that produces the unit M2 or the unit P2 that needs to be adjusted for increased production in conjunction with the unit E3 exceeds the line load during the adjustment period.
If it is determined in (2) that the unit line that produces unit M2 or unit P2 does not exceed the line load during the adjustment period, it is determined YES in step S42 of FIG. 13, and the above-described interlocking is performed in step S44. Adjustments are made. On the other hand, if it is determined in (2) that the line load is exceeded, NO is determined in step S42, the process returns to step S38, it is determined that the unit type back side adjustment cannot be performed, and the process proceeds to step S46.
[0065]
It should be noted that the number of unit functions / types to be produced in each unit line calculated so far before moving to step S46 is determined as the planned production number, regardless of whether YES or NO is determined in step S42. Once stored in the unit line / unit function / type / production plan number information storage means 54.
[0066]
In step S46, the vehicle type / specificity / unit function / type production plan number calculation means 16 calculates the production plan number of each vehicle type / specification and the production plan number of each unit function / type, by day / month.
First, based on the information in the unit line / unit function / type / production plan number information storage means 54, the information in the lead time information storage means 42, the information in the shipping / shipping frequency information storage means 44, and the line working day information By tracking the timeline based on the information in the storage means 46 and using the information in the vehicle line information storage means 34 and the information in the vehicle type / specification / unit type combination information storage means 38, which day of which month It is clear that it was planned to produce which vehicle type / specification on the vehicle line. If the number of production plans by vehicle type / specification by day is integrated, the production plan number by vehicle type / specification by month can also be calculated.
Also, from the information in the unit line / unit function / type / production planned number information storage means 54, it becomes clear how many unit functions / types are produced on which unit line on which day of which month. If the daily unit function / type production plan quantity is integrated, the monthly unit function / type production plan quantity can also be calculated.
[0067]
The daily / monthly vehicle type / specification production plan number and unit function / type production plan number calculated as described above are stored in the vehicle type / specification / unit function / type production plan number information storage means 56. The FIG. 10 illustrates information on the number of production plans by vehicle type / specification, and (1) shows the number of production plans compiled by vehicle line by month. The planned production number of the vehicle line La is the total required number of vehicles of the vehicle type La of the vehicle line La shown in FIG. 5 (1) (650 units in N month, 800 units in N + 1 month, 650 units with N + 2) In comparison, the total production plan for the monthly car model α (650 units in N month, 799 units in N + 1 month, 650 units in N + February) is almost the same. FIG. 10 (2) shows the total number of planned productions compiled by specification for each month. Furthermore, in (3), the production plan number summarized by vehicle line by specification by month is shown.
On the other hand, FIG. 9 (2) also shows an example in which the information on the unit function / type production plan number is summarized for each unit line by month.
[0068]
Based on the information on the number of production plans by vehicle type / specification / unit function / type, the number of production plans by vehicle type / specification and the number of production plans by unit function / type are allocated to each order country. 1) to (5) are created. The created answer information is sent from the answer information sending means 18 to the sales department supervising computers 2 and 4. If the production request from the sales department (vehicle type / specification / number of orders) cannot be met, the cause (for example, what type of which unit cannot be produced) and alternatives (other specifications) If it can be produced, it can be produced in other periods). That is, when the production cut-off adjustment at step S36 in FIG. 13 or the back adjustment at step S40 is performed, the vehicle type / specific production plan number and the unit function / type production plan number changed from the order number are transmitted. , You can ask the sales department to understand the shortfalls and changes.
The sales department supervising computers 2 and 4 send the reply information transmitted from the production number planning device 6 to each overseas sales agent or each domestic sales store. Each overseas sales agent or each domestic sales store adjusts the number of orders for each vehicle type / specification based on the response information and transmits the order information to the sales department supervising computers 2 and 4 again. The sales department supervising computers 2 and 4 return new order information to the production department. The production department formulates a formal production number plan based on the order information returned in this way.
[0069]
As described above, in this embodiment, when the product type is determined by the combination of the types of parts to be attached, the total production that can secure the total number of orders for each vehicle type even under the restriction of the number of products that can be produced for each part type. The number of plans can be calculated.
[0070]
Specific examples of the present invention have been described in detail above, but these are merely examples and do not limit the scope of the claims. The technology described in the claims includes various modifications and changes of the specific examples illustrated above.
In the present embodiment, the automobile is a “product”, but the present invention is not limited to this.
In the present embodiment, the specification of the automobile corresponds to the “product type”, but is not limited to this. For example, it can be assumed that the vehicle type and grade correspond to the “product type”. Alternatively, the product item may correspond to a “product type”.
In the present embodiment, only one vehicle line exists in one vehicle producing country and only one unit line exists in one unit producing country. However, the present invention is not limited to this.
In the present embodiment, a plurality of specifications are produced in one vehicle line, but the present invention is not limited to this, and the present invention can also be applied to a vehicle line that produces only one specification. . Moreover, although only one vehicle type was produced in one vehicle line, it is not restricted to this, It is also possible to apply this invention to the vehicle line which produces several vehicle types.
In the present embodiment, only one unit type is produced in one unit line. However, the present invention is not limited to this, and the present invention can be applied to a unit line producing a plurality of types of units. It is.
In addition, the technical elements described in the present specification or the drawings exhibit technical usefulness alone or in various combinations, and are not limited to the combinations described in the claims at the time of filing. In addition, the technology illustrated in the present specification or the drawings achieves a plurality of objects at the same time, and has technical utility by achieving one of the objects.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a relationship among product types, functional components, and component types.
FIG. 2 is a diagram showing a system configuration of a production number planning apparatus.
FIG. 3 is a diagram illustrating a data configuration example of order information.
FIG. 4 is a diagram illustrating a data configuration example of vehicle line information.
FIG. 5 is a diagram showing a data configuration example of vehicle line / vehicle type / specification / required production quantity information;
FIG. 6 is a diagram illustrating a data configuration example of unit line information.
FIG. 7 is a diagram illustrating a data configuration example of lead time information.
FIG. 8 is a diagram illustrating a back eye adjustment example.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of subtraction adjustment.
FIG. 10 is a diagram showing a data configuration example of production plan number information by vehicle type / specification.
FIG. 11 is a flowchart illustrating a production number plan planning process.
FIG. 12 is a flowchart showing a production number plan planning process.
FIG. 13 is a flowchart showing a production number plan planning process.
FIG. 14 is a diagram for explaining the outline of the present invention;
FIG. 15 is a diagram illustrating an outline of the invention.
FIG. 16 is a diagram for explaining the outline of the present invention;
[Explanation of symbols]
2: Overseas sales department supervising computer,
4: Domestic sales department head computer
6: Production number planning device,
8: Order information reception / aggregation means,
10: Vehicle line / vehicle type / specification / required number of vehicles calculation means
12: Unit line / unit function / type / production plan number calculation means,
14: Vehicle line / vehicle type / specification / production plan number subtraction adjustment means,
16: Production plan number calculation means by vehicle type / specification / unit function / type,
18: Response information transmission means,
32: Order information storage means,
34: Vehicle line information storage means,
36: Vehicle line / vehicle type / specification / necessary production quantity information storage means,
38: Vehicle type / specification / unit type combination information storage means:
40: Unit line information storage means,
42: Lead time information storage means,
44: Shipping / shipping frequency information storage means,
46: Line working day information storage means,
48: Vehicle line / unit function / type / safety stock quantity information storage means,
50: Unit line / unit function / type / stock quantity information storage means,
52: Previous vehicle line / vehicle type / specification / production plan number information storage means,
54: Unit line / unit function / type / production plan number information storage means,
56: Production plan number information storage means by vehicle type / specification / unit function / type,

Claims (5)

複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインを備え、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、機能が異なる複数の部品を組合せて製品を生産し、同一機能を有する複数の部品種類のなかから選択することによって部品種類の組合せを変えて製品種類を作り分ける生産系のために、製品の種類別生産数計画を立案する装置であって、
オーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計する「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段と、
製品種類別にその製品種類に使用する部品種類の組合せを記憶している「製品種類/部品種類の組合せ」記憶手段と、
製品生産ライン別にその製品生産ラインで生産可能な製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位を記憶している「製品生産ライン/製品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段と、
部品生産ライン別にその部品生産ラインで生産可能な部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位を記憶している「部品生産ライン/部品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段と、
各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムを記憶している「部品生産ライン/製品生産ライン/リードタイム」記憶手段と、
「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段が集計したオーダ元別/製品種類別のオーダ数と、「製品生産ライン/製品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段が記憶している製品生産ラインと製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位に基づいて、製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算する「製品生産ライン/製品種類/生産必要数」計算手段と、
「製品生産ライン/製品種類/生産必要数」計算手段が計算した製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数に基づき、「製品種類/部品種類の組合せ」記憶手段が記憶している製品種類と部品種類の組合せと、「部品生産ライン/部品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段が記憶している部品生産ラインと部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位と、「部品生産ライン/製品生産ライン/リードタイム」記憶手段が記憶している各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数を計算する「期間/部品生産ライン/部品種類/生産必要数」計算手段と、
「期間/部品生産ライン/部品種類/生産必要数」計算手段が計算した期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数が、「部品生産ライン/部品種類/生産可能数/優先順位」記憶手段が記憶している部品種類別の生産可能数を超過する部品種類の生産計画数を生産可能数以下に減少させると共に、その減少数の範囲内で、減少させた期間に対応する期間において、同一機能部品の他の部品種類の生産計画数を生産可能数の範囲内で増加させることによって、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」計算手段と、
「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」計算手段が計算した期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数に基づき、「製品種類/部品種類の組合せ」記憶手段が記憶している製品種類と部品種類の組合せと、「部品生産ライン/製品生産ライン/リードタイム」記憶手段が記憶している各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、製品種類別の生産計画数を計算する「製品種類/生産計画数」計算手段とを備え、
「期間/部品生産ライン/部品種類/生産計画数」算出手段に、
(1)生産必要数よりも生産計画数を減少させた部品種類を「製品種類/部品種類の組合せ」に含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、減少させた期間に対応する期間において、連動して減少させ、
(2)生産必要数よりも生産計画数を増加させた部品種類を「製品種類/部品種類の組合せ」に含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、増加させた期間に対応する期間において、その部品種類を生産する部品生産ラインの生産可能数を上限として連動して増加させる処理を実行する連動調整手段が付加されていることを特徴とする製品の種類別生産数計画の立案装置。
Equipped with multiple parts production lines and multiple product production lines, supplying parts produced in one parts production line to multiple product production lines, combining multiple parts with different functions to produce products, and having the same function An apparatus for creating a production number plan for each product type for a production system that creates a product type by changing the combination of the component types by selecting from a plurality of component types,
“Order source / product type / number of orders” counting means for counting the number of orders by order source / product type;
"Product type / part type combination" storage means for storing combinations of component types used for the product type for each product type;
"Product production line / product type / number of products that can be produced / priority" storage means for storing the product types that can be produced in each product production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the order source;
“Parts production line / part type / number of producible / priority” storage means for storing the types of parts that can be produced in each part production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the product production line;
"Parts production line / product production line / lead time" storage means for storing the lead time from each part production line to each product production line;
“Order source / product type / number of orders” totaling means totaled by order source / product type and products stored in “product production line / product type / number of producible / priority” storage means “Product production line / product type / necessary number of production” calculation means for calculating the production required number for each product production line / product type based on the priority for the production line, product type, production possible quantity and order source;
The product type stored in the “product type / part type combination” storage means based on the required number of products by product production line / product type calculated by the “product production line / product type / number of production required” calculation means And the combination of the part type, the part production line stored in the "part production line / part type / number of producible / priority" storage means, the part type, the number of producible products, the priority for the product production line, Refer to the lead time from each part production line to each product production line stored in the “Production line / Product production line / Lead time” storage means, and production by period / part production line / part type is necessary. “Period / part production line / part type / production required number” calculating means for calculating the number,
The required number of production by period / part production line / part type calculated by the “period / part production line / part type / number of production required” calculation means is “part production line / part type / manufacturable number / priority”. ”Reduce the production plan number of the part type exceeding the production possible number for each part type stored in the storage means to the production possible number or less, and within the range of the reduction number, the period corresponding to the reduced period Calculate the number of production plans by period / part production line / part type by increasing the number of production plans for other part types of the same functional part within the range of production possible. Line / part type / number of production plans ”calculating means,
Based on the number of production plans for each period / part production line / part type calculated by the "period / part production line / part type / production plan number" calculation means, the "product type / part type combination" storage means stores Refer to the combination of the product type and the part type being used and the lead time from each part production line to each product production line stored in the "part production line / product production line / lead time" storage means, “Product type / Production plan number” calculating means for calculating the number of production plans by product type,
To calculate "period / part production line / part type / production plan number"
(1) Reduced the number of production plans for the part types of other functional parts included in the product type, which includes the part type whose production plan number has been reduced from the required number of products in the "product type / part type combination" In the period corresponding to the period, decrease in conjunction,
(2) Increased the number of production plans for the part types of other functional parts included in the product type, which includes the part type whose production plan number is increased from the required number of productions in the "product type / part type combination" Production by product type, characterized in that in the period corresponding to the period, linked adjustment means is added to execute processing to increase the number of parts production lines that produce the part type in conjunction with the upper limit. Number planning device.
「オーダ元/製品種類/オーダ数」集計手段は、所定期間毎にオーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計し直し、
「製品生産ライン/製品種類/生産必要数」計算手段は、所定期間毎に製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算し直し、
生産必要数が生産可能数を超過する部品種類を使用する製品種類の製品生産ライン別の生産計画数を、前回に計算された製品生産ライン別/製品種類別の生産計画数と、今回に計算された製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数との差異比率が、全製品生産ラインの差異比率の合計に占める割合に応じて、当該製品種類の製品生産ライン別の生産必要数から減少させる「製品生産ライン/生産計画数」減少調整手段が付加されており、
「製品種類/生産計画数」計算手段は、所定期間毎に製品種類別の生産計画数を計算し直すことを特徴とする請求項1の立案装置。
The “order source / product type / number of orders” counting means recalculates the number of orders by order source / product type every predetermined period,
The “Product Production Line / Product Type / Production Required Number” calculation means recalculates the production required number for each product production line / product type for each predetermined period,
The number of production plans by product production line for product types that use part types whose required number of production exceeds the number that can be produced is calculated this time, and the number of production plans by product production line / product type calculated previously. The ratio of difference between the required number of production by product production line / product type is reduced from the required number of production by product production line of the product type according to the ratio of total difference ratio of all product production lines. "Product production line / number of production plans" reduction adjustment means to be added,
2. The planning apparatus according to claim 1, wherein the “product type / number of production plans” calculation means recalculates the number of production plans for each product type every predetermined period.
生産必要数が生産可能数を超過する部品種類を使用する製品種類の製品生産ライン別の生産計画数を、当該部品種類を使用する製品種類の製品生産ライン別の生産必要数が当該部品種類の総生産必要数に占める割合に応じて、当該製品種類の製品生産ライン別の生産必要数から、当該部品種類の生産必要数と生産計画数の差を按分した数だけ減少させる「製品生産ライン/生産計画数」減少調整手段が付加されていることを特徴とする請求項1の立案装置。The number of production plans for each product production line of a product type that uses a part type for which the required number of production exceeds the production possible number, and the required number of production for each product production line of the product type that uses that part type According to the ratio of the total production requirement, reduce the difference between the production requirement number of the relevant part type and the production plan number from the production requirement number for each product type by the product production line / 2. The planning apparatus according to claim 1, further comprising means for adjusting the number of production plans to be reduced. 複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインを備え、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、機能が異なる複数の部品を組合せて製品を生産し、同一機能を有する複数の部品種類のなかから選択することによって部品種類の組合せを変えて製品種類を作り分ける生産系のために、製品の種類別生産数計画を立案する方法であって、コンピュータによって下記の工程、即ち、
オーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計する工程と、
製品種類別にその製品種類に使用する部品種類の組合せを読取る工程と、
製品生産ライン別にその製品生産ラインで生産可能な製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位を読取る工程と、
部品生産ライン別にその部品生産ラインで生産可能な部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位を読取る工程と、
各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムを読取る工程と、
オーダ元別/製品種類別のオーダ数と、製品生産ラインと製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位に基づいて、製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算する工程と、
製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数に基づき、製品種類と部品種類の組合せと、部品生産ラインと部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位と、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数を計算する工程と、
期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数が、部品種類別の生産可能数を超過する部品種類の生産計画数を生産可能数以下に減少させると共に、その減少数の範囲内で、減少させた期間に対応する期間において、同一機能部品の他の部品種類の生産計画数を生産可能数の範囲内で増加させることによって、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する工程と、
期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数に基づき、製品種類と部品種類の組合せと、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、製品種類別の生産計画数を計算する工程とを備え、
期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する工程では、
(1)生産必要数よりも生産計画数を減少させた部品種類を部品種類の組合せに含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、減少させた期間に対応する期間において、連動して減少させ、
(2)生産必要数よりも生産計画数を増加させた部品種類を部品種類の組合せに含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、増加させた期間に対応する期間において、その部品生産ラインの生産可能数を上限として連動して増加させる処理を実行することを特徴とする製品の種類別生産数計画の立案方法。
Equipped with multiple parts production lines and multiple product production lines, supplying parts produced in one parts production line to multiple product production lines, combining multiple parts with different functions to produce products, and having the same function A method for creating a production number plan for each product type for a production system in which a product type is created by changing a combination of component types by selecting from among a plurality of component types, and includes the following steps by a computer: That is,
A process of aggregating the number of orders by order source / product type;
Reading the combination of parts types used for each product type by product type,
The process of reading the product types that can be produced on each product production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the order source,
Reading the types of parts that can be produced in each part production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the product production line,
The process of reading the lead time from each part production line to each product production line,
Calculating the required number of production by product production line / product type based on the number of orders by order source / product type, the product production line, product type, production available number, and priority to the order source;
Based on the required number of production by product production line / product type, combination of product type and part type, part production line, part type, number of products that can be produced, priority for product production line, and each product Referring to the lead time to the production line, calculating the required number of production by period / part production line / part type,
The number of required production by period / part production line / part type exceeds the production plan for parts types that exceed the production capacity by part type, and within the range of reductions. In the period corresponding to the decreased period, the production plan by period / part production line / part type is increased by increasing the number of production plans of other part types of the same functional part within the range of the production possible number. Calculating the number;
Based on the number of production plans by period / part production line / part type, refer to the combination of product type and part type and the lead time from each part production line to each product production line. A process for calculating the number of production plans,
In the process of calculating the number of production plans by period / part production line / part type,
(1) A period corresponding to the period when the number of production plans for the part type of other functional parts included in the product type includes the part type whose production plan number is reduced from the required number of productions in the combination of the part type. In conjunction with,
(2) A period corresponding to the increased period of the number of production plans for the part types of other functional parts included in the product type that includes the part type with the number of production plans increased from the required number The method of creating a production quantity plan for each type of product, characterized in that a process for increasing the number of parts that can be produced on the part production line in association with each other is executed.
複数の部品生産ラインと複数の製品生産ラインを備え、一つの部品生産ラインで生産した部品を複数の製品生産ラインに供給し、機能が異なる複数の部品を組合せて製品を生産し、同一機能を有する複数の部品種類のなかから選択することによって部品種類の組合せを変えて製品種類を作り分ける生産系のために、製品の種類別生産数計画を立案するためのプログラムであって、コンピュータに下記の処理、即ち、
オーダ元別/製品種類別のオーダ数を集計する処理と、
製品種類別にその製品種類に使用する部品種類の組合せを読取る処理と、
製品生産ライン別にその製品生産ラインで生産可能な製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位を読取る処理と、
部品生産ライン別にその部品生産ラインで生産可能な部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位を読取る処理と、
各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムを読取る処理と、
オーダ元別/製品種類別のオーダ数と、製品生産ラインと製品種類と生産可能数とオーダ元に対する優先順位に基づいて、製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数を計算する処理と、
製品生産ライン別/製品種類別の生産必要数に基づき、製品種類と部品種類の組合せと、部品生産ラインと部品種類と生産可能数と製品生産ラインに対する優先順位と、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数を計算する処理と、
期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産必要数が、部品種類別の生産可能数を超過する部品種類の生産計画数を生産可能数以下に減少させると共に、その減少数の範囲内で、減少させた期間に対応する期間において、同一機能部品の他の部品種類の生産計画数を生産可能数の範囲内で増加させることによって、期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する処理と、
期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数に基づき、製品種類と部品種類の組合せと、各部品生産ラインから各製品生産ラインまでのリードタイムとを参照して、製品種類別の生産計画数を計算する処理とを実行させ、
期間別/部品生産ライン別/部品種類別の生産計画数を計算する処理では、
(1)生産必要数よりも生産計画数を減少させた部品種類を部品種類の組合せに含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、減少させた期間に対応する期間において、連動して減少させ、
(2)生産必要数よりも生産計画数を増加させた部品種類を部品種類の組合せに含む製品種類に含まれる他の機能部品の部品種類の生産計画数を、増加させた期間に対応する期間において、その部品生産ラインの生産可能数を上限として連動して増加させる処理を実行させることを特徴とする製品の種類別生産数計画を立案するためのプログラム。
Equipped with multiple parts production lines and multiple product production lines, supplying parts produced in one parts production line to multiple product production lines, combining multiple parts with different functions to produce products, and having the same function A program for creating a production number plan for each product type for a production system in which a product type is created by changing the combination of the component types by selecting from among a plurality of component types, Processing, i.e.
Totaling the number of orders by order source / product type,
Processing to read the combination of the parts types used for each product type by product type,
A process for reading the types of products that can be produced on each product production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the order source,
A process for reading the type of parts that can be produced in each part production line, the number of products that can be produced, and the priority order for the product production line,
Processing to read the lead time from each part production line to each product production line,
A process for calculating the required number of products by product production line / product type based on the number of orders by order source / product type, the product production line, the product type, the number of products that can be produced, and the priority for the order source;
Based on the required number of production by product production line / product type, combination of product type and part type, part production line, part type, number of products that can be produced, priority for product production line, and each product from each part production line With reference to the lead time to the production line, the process of calculating the required number of production by period / part production line / part type,
The number of required production by period / part production line / part type exceeds the production plan for parts types that exceed the production capacity by part type, and within the range of reductions. In the period corresponding to the decreased period, the production plan by period / part production line / part type is increased by increasing the number of production plans of other part types of the same functional part within the range of the production possible number. Processing to calculate the number;
Based on the number of production plans by period / part production line / part type, refer to the combination of product type and part type and the lead time from each part production line to each product production line. Process to calculate the number of production plans,
In the process of calculating the number of production plans by period / part production line / part type,
(1) A period corresponding to the period when the number of production plans for the part type of other functional parts included in the product type includes the part type whose production plan number is reduced from the required number of productions in the combination of the part type. In conjunction with,
(2) A period corresponding to the increased period of the number of production plans for the part types of other functional parts included in the product type that includes the part type with the number of production plans increased from the required number , A program for drafting a production quantity plan for each type of product, wherein a process for increasing the number of parts that can be produced on the part production line is executed in conjunction with each other.
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