JP4156973B2 - Cab interior reinforcement structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転室補強構造、さらに詳しくは、作業機械の転倒などにより運転室に外力が作用したときの運転室の変形、潰れを抑制し、室内のオペレータを保護する、運転室補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
作業機械、例えばその典型例である油圧ショベルは、機体フレーム上の左側前部に運転室を備えている。この油圧ショベルは、走行中あるいは作業中などに何らかのアクシデントにより機体が転倒した場合の運転室の変形、潰れに対し室内のオペレータを保護するための運転室保護構造として、運転室全体を覆うように形成したキャブガードを採用している。このキャブガードの典型例は、運転室の左右に機体フレームから立設した一対の逆U字形状の枠体と、この一対の枠体を連結する複数個の連結梁とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−173017号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したとおりの形態の従来の運転室保護構造には、次のとおりの解決すべき問題がある。
【0005】
(1)コスト:
運転室保護構造が、運転室とは別体に運転室全体を覆うように形成され、かつ頑強でなければならないので、コストが高い。作業機械のコストも高くなる。
【0006】
(2)設置スペース:
運転室保護構造が、運転室とは別体に機体フレームに立設されるので、機体フレームに支持部を形成するなど、作業機械の限られたスペースに設置するのがレイアウト上難しい。
【0007】
(3)オペレータ視界:
運転室保護構造が、運転室の周囲を覆うように形成されるので、作業機械の走行、作業などにとって重要な、室内のオペレータからの運転室周囲の視界が妨げられる。
【0008】
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、コストを安くでき、設置スペースに問題のない、またオペレータの視界を妨害しない、室内のオペレータの空間を確保しオペレータを保護することができる、運転室補強構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明は、作業機械に備えられた運転室の略上半分に、該運転室を形成する骨組構造物に重ねて運転室の外側から一体的に取付けられた、梁を互いに溶接し一体の枠状に形成した補強構造物を備えている、ことを特徴とする運転室補強構造である。
【0010】
そして、運転室補強構造物を、運転室の略上半分の運転室の骨組構造物に運転室の外側から重ねて取付け、機体が転倒した場合などにおける運転室の変形、潰れを抑制することにり、室内のオペレータを保護する、コストの安い、設置スペースに問題のない、またオペレータの視界を妨害しない運転室補強構造を提供する。
【0012】
そして、補強構造物を一体の枠状に形成することにより補強構造物の強度を確保し、また製造時、取付時などにおける取扱いも容易にする。
【0013】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の運転室補強構造において、該運転室が略直方体に形成され、該補強構造物が、少なくとも、該運転室の前面、天井面及び後面と左側面、並びに右側面との間の骨組構造物に沿って延びる左右一対の側梁と、該前面と天井面の間の骨組構造物に沿って延びこの一対の側梁に連結する前梁と、該後面に形成された後窓の上縁及び下縁に沿って延び該一対の側梁に連結する後梁とを備えている。
【0014】
そして、典型的な運転室である略直方体状の運転室を効果的に補強する。
【0015】
請求項3に記載された発明は、請求項2記載の運転室補強構造において、該補強構造物の左右一対の側梁が、重ねた該運転室の骨組構造物に両側が一体的に溶接され取付けられている。
【0016】
そして、補強構造物を骨組構造物に溶接して取付けることにより、確実に固定し確実に補強する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された運転室補強構造について、典型的な作業機械である油圧ショベルにおける好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
【0018】
図1を参照して油圧ショベルについて説明する。全体を番号2で示す油圧ショベルは、下部走行体4と、下部走行体4上に旋回自在に取付けられた上部旋回体6を備え、機体フレームである、上部旋回体6のスイングフレーム8には、左側前部に略直方体形状の運転室10、運転室10の前方に張り出して上下方向に揺動作動を自在に取付けられたフロント作業装置12、及び運転室10の後方にエンジンなどの機器の収容された後部機体14を備えている。
【0019】
運転室10をその骨組構造によって示した図2〜図4を参照して説明すると、運転室10には、その骨組構造物16の略上半分に補強構造物としてのハーフガード18が外側から重ねられて取付けられている。図2及び図3はハーフガード18が取付けられた状態を示し、図4はハーフガード18が分離された状態を示している。また、図2及び図4は運転室10を左前上方から見た斜視図であり、図3は運転室10を左後上方から見た斜視図である。
【0020】
運転室10の骨組構造物16は、本発明の新規特徴を構成するものではなく、構造自体は公知のものでよい。したがって、その構成については概要を説明し、詳細についての説明は省略する。運転室10は、この略直方体形状の骨組構造物16によって、運転室10の基本形態である、前面、左側面、右側面、後面、下面である床面、そして上面である天井面が形成されている。なお、図が煩雑になるのを避けてこの「前、後、左、右、上、下」の関係を、図2に矢印によって示す。
【0021】
骨組構造物16は、矩形の床面の4隅に立設された、左フロントピラー16a、右フロントピラー16b、左リヤピラー16c、及び右リヤピラー16dを備えている。これらのピラーは基本的に鋼板を管状に成型したいわゆる異型鋼管によって形成されている。フロントピラー16a、16bの上端部はそれぞれリヤピラー16c、16d側に向けて水平に曲げられ、それぞれの水平部16e、16fの先端がリヤピラー16c、16dにそれぞれ当接され接合されている。左右のフロントピラー16a、16bの上端部は、その間に備えられたフロントヘッダー16gによって一体的に連結されている。左右のリヤピラー16c、16dの上端部は、その間に備えられたリヤヘッダー16hによって一体的に連結されている。天井面のリヤヘッダー16h側である運転室内のオペレータの頭上部に該当する部分には、ルーフパネル16jが、リヤヘッダー16h、水平部16e、16fそれぞれに一体的に接合されて備えられている。左右のリヤピラー16c、16dの間である後面には、リヤパネル16kが一体的に備えられており、その略上半分は開口されて略矩形の後窓20が形成されている。
【0022】
そして、骨組構造物16の前面の開口部分には前窓が備えられ、天井面の前側の開口部分には天窓が備えら、右側面の開口部分には右窓が備えられている。また、乗降ドア22が左側面に備えられている。オペレータの運転席は、ルーフパネル16jの下方の床面上に後窓20を背中にして配設される。
【0023】
ハーフガード18は、運転室10の骨組構造物16の略上半分に、運転室10の外側から重ねて取付けられている(図2及び図4の状態)。図2〜図4とともに図5、主として図4及び図5を参照してハーフガード18について説明する。ハーフガード18は、左右一対の側梁である左サイドビーム18a及び右サイドビーム18bと、サイドビーム18a及び18bを前側で連結する前梁であるフロントビーム18cと、前後の中間で連結する中央梁であるセンタービーム18dと、後側で連結する後梁であるリヤビーム18e及び18fとを備えている。
【0024】
左サイドビーム18a及び右サイドビーム18bは、運転室10の骨組構造物16の、左右のフロントピラー16a及び16bの前側、その水平部16e及び16fの上側、並びに左右のリヤピラー16c及び16dの後側の外縁、それぞれ沿って延び、全体として略逆U字形状に形成されている。フロントビーム18cは、骨組構造物16のフロントヘッダー16gに重なるように沿って延び左サイドビーム18a及び右サイドビーム18bに連結されている。センタービーム18dは、骨組構造物16のルーフパネル16jの前縁部に重なるように沿って延び左サイドビーム18a及び右サイドビーム18bに連結されている。リヤビーム18e及び18fは、後窓20の上縁及び下縁に沿って延び左サイドビーム18a及び右サイドビーム18bにそれぞれ連結されている。
【0025】
これらのビームは、図5に示すように矩形断面の鋼材によって形成され互いに溶接されて連結され、図4に示すごとく一体の枠状のハーフガード18を形成している。ハーフガード18のビームの材料としては、必要な強度、外観、材料の入手性などを考慮して、図5に示すした矩形断面の鋼材、また図6に示す骨組構造物16の輪郭に合わせた異型鋼管、あるいは角鋼管など、適宜の材料を選択することができる。
【0026】
上述のように構成されたハーフガード18は、その主要部材である左サイドビーム18a及び右サイドビーム18bが、代表断面で示した図5のように、骨組構造物16に両側が溶接され取付けられる。
【0027】
上述したとおりの形態の運転室補強構造の作用について説明する。
【0028】
(1)運転室の補強:
作業機械に備えられる運転室は、作業のために室内のオペレータからの周囲視界が大きく確保されている。そのために、運転室の上部は比較的大きく開放されており、この大きく開放された上部は、外力による変形に対し構造的に比較的弱い部分である。したがって、ハーフガード18によって、この弱い部分であるフロントピラー16a及び16bの上半分、後窓20周り、並びにフロントヘッダー16gの部分などを補強することにより、作業機械の万一の転倒などの際において運転室の変形、潰れなどを抑制することができる。そして、室内のオペレータの空間を確保してオペレータを保護することができる。また、ハーフガード18を運転室の骨組構造物に溶接によって一体的に固定取付けることにより、運転室を強固に補強することができる。
【0029】
(2)コスト:
従来の、運転室とは別体に運転室全体を覆うように形成される運転室保護構造とは異なり、補強構造物が運転室そのものに、かつ上半分に、外側から重ねて取付けられるので、コストを大幅に安くすることができる。また、補強構造物を一体の枠状に形成したので、製造時また取付時における取扱いが容易であり、保管取扱いなどのコストも低減できる。
【0030】
(3)設置スペース:
従来の運転室保護構造が、運転室とは別体に機体フレームの限られたスペースに設置され、設置のためのレイアウトが難しいのに対し、補強構造物を運転室そのものの上半分に取付けるので、設置スペース、レイアウトなどの問題がない。
【0031】
(4)オペレータ視界:
補強構造物が、運転室の骨組構造物に重ねて設置されるので、室内のオペレータの視界を妨げない。
【0032】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
【0033】
(1)補強構造物の取付け:
本発明の実施の形態においては、補強構造物であるハーフガード18は、図5及び図6に示すように、骨組構造物16に溶接によって取付けられたが、要求される強度、運転室の形状、あるいは着脱の必要性などに応じて、図7及び図8に示すように、ボルト24などの締結手段によって取付けてもよい。特にボルトなどの締結手段によって着脱を自在に取付ければ、様々な作業形態の現場で使われる作業機械にあっては補強構造が必要な現場においてのみ取付けが可能であり、また作業機械の製造工場においては、工場出荷後に納入先の作業現場等で取付けることが可能である。
【0034】
図7及び図8をさらに説明すると、骨組構造物16の側にはナット26が溶接されて一体的に取付けられ、図7の角鋼材による補強構造物18には貫通ボルト穴28が設けられ、図8の異型鋼管による補強構造物18にはその中にパイプ状のスペーサ30が設けられ、ボルト24はそれぞれにワッシャ32を介して挿通されナット26にねじ込まれ固定されている。
【0035】
(2)運転室:
本発明の実施の形態においては、運転室の形状は略直方体を成しているが、球面を有するなど他の形状であってもよい。補強構造物は、運転室を形成する骨組構造物に合わせて形成し、外側から重ねて取付ければよい。
【0036】
(3)連結梁:
本発明の実施の形態においては、左右の側梁を結ぶ梁として、中央梁が備えられているが、強度上問題なければ少なくとも前梁、後梁だけでもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明に従って構成された運転室補強構造によれば、コストを安くでき、設置スペースに問題のない、またオペレータの視界を妨害しない、室内のオペレータの空間を確保しオペレータを保護することができる、運転室補強構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された運転室補強構造を備えた作業機械の典型例である油圧ショベルを左前側から見た斜視図。
【図2】図1に示す運転室の骨組構造物に補強構造物を取付けた状態を、運転室の左前側上方から見て示した拡大斜視図。
【図3】図2の状態を運転室の左後側上方から見た斜視図。
【図4】図2における骨組構造物と補強構造物を分離して示した斜視図。
【図5】図2のA−A矢印方向に見て骨組構造物と補強構造物の取付部分(溶接により取付けられている)を示した代表拡大断面図。
【図6】図5の角鋼材による補強構造物に代えて異型鋼管を用いた例を示す断面図。
【図7】図5の骨組構造物と補強構造物の溶接による取付けに代えてボルトによって取付けた例を示す断面図。
【図8】図7の角鋼材による補強構造物に代えて異型鋼管を用いた例を示す断面図。
【符号の説明】
2:油圧ショベル(作業機械)
10:運転室
16:骨組構造物
18:ハーフガード(補強構造物)
18a:左サイドビーム(側梁)
18b:右サイドビーム(側梁)
18c:フロントビーム(前梁)
18e:リヤビーム(後梁)
18f:リヤビーム(後梁)
20:後窓[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cab reinforcement structure, and more particularly, to a cab reinforcement structure that protects an operator in the room by suppressing deformation and collapse of the cab when an external force is applied to the cab due to a fall of a work machine or the like. .
[0002]
[Prior art]
A working machine, for example, a hydraulic excavator as a typical example thereof, includes a driver's cab at the left front part on the body frame. This hydraulic excavator is designed to cover the entire cab as a cab protection structure to protect the operator in the room against deformation and collapse of the cab when the aircraft falls due to some accident during traveling or work. The formed cab guard is adopted. A typical example of the cab guard includes a pair of inverted U-shaped frames standing on the left and right sides of the cab from the body frame, and a plurality of connecting beams that connect the pair of frames (for example, , See Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-173017 A (FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional cab protection structure in the form as described above has the following problems to be solved.
[0005]
(1) Cost:
Since the cab protection structure is formed so as to cover the entire cab separately from the cab and must be robust, the cost is high. The cost of the work machine is also increased.
[0006]
(2) Installation space:
Since the cab protection structure is erected on the fuselage frame separately from the cab, it is difficult in terms of layout to be installed in a limited space of the work machine, such as forming a support portion on the fuselage frame.
[0007]
(3) Operator view:
Since the driver's cab protection structure is formed so as to cover the periphery of the driver's cab, visibility of the operator's cab surroundings from the operator in the room, which is important for traveling and working of the work machine, is hindered.
[0008]
The present invention has been made in view of the above-mentioned facts, and its technical problem is that the cost can be reduced, there is no problem in the installation space, and the operator's field of view is secured and the operator is protected without obstructing the operator's view. It is to provide a cab reinforcement structure that can be done.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention , a beam, which is integrally attached from the outside of the operator's cab on the upper half of the operator's cab provided in the work machine, is superimposed on the framework structure forming the operator's cab. A cab reinforcement structure characterized by comprising reinforcement structures that are welded together and formed into an integral frame shape .
[0010]
The cab reinforcement structure is attached to the framework structure of the cab in the upper half of the cab from the outside of the cab, and the deformation and collapse of the cab in the event that the fuselage falls, etc. Therefore, it is possible to provide a cab reinforcement structure that protects an operator in the room, is inexpensive, has no problem in installation space, and does not obstruct the operator's view.
[0012]
Then, by forming the reinforcing structure into an integral frame shape, the strength of the reinforcing structure is ensured, and handling at the time of manufacturing and mounting is facilitated.
[0013]
The invention described in
[0014]
And the substantially rectangular parallelepiped cab which is a typical cab is effectively reinforced.
[0015]
Invention described in claim 3 is the cab reinforcement structure according to
[0016]
Then, the reinforcing structure is welded and attached to the frame structure, so that it is securely fixed and reliably reinforced.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a cab reinforcement structure constructed according to the present invention will be described in more detail with reference to the accompanying drawings illustrating a preferred embodiment of a hydraulic excavator that is a typical working machine.
[0018]
The hydraulic excavator will be described with reference to FIG. A hydraulic excavator generally indicated by
[0019]
2 to 4 in which the
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
The front opening of the
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
These beams are formed of a steel material having a rectangular cross section as shown in FIG. 5 and welded to each other to form an integral frame-shaped
[0026]
The
[0027]
The operation of the cab reinforcement structure in the form as described above will be described.
[0028]
(1) Reinforcement of cab:
A driver's cab provided for the work machine has a large field of view from the operator in the room for work. Therefore, the upper part of the cab is relatively large open, and this large open upper part is a structurally weak part against deformation due to external force. Accordingly, by reinforcing the weak upper portions of the
[0029]
(2) Cost:
Unlike the conventional cab protection structure that is formed so as to cover the entire cab separately from the cab, the reinforcement structure is attached to the cab itself and the upper half, overlapping from the outside, Cost can be greatly reduced. Further, since the reinforcing structure is formed in an integral frame shape, handling at the time of manufacturing and mounting is easy, and costs for storage and handling can be reduced.
[0030]
(3) Installation space:
The conventional cab protection structure is installed in a limited space on the fuselage frame separately from the cab and the layout for installation is difficult, but the reinforcement structure is attached to the upper half of the cab itself. There is no problem of installation space and layout.
[0031]
(4) Operator view:
Since the reinforcing structure is installed so as to overlap the framework structure of the cab, the view of the operator in the room is not hindered.
[0032]
As described above, the present invention has been described in detail based on the embodiments. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications or corrections may be made within the scope of the present invention, for example, as described below. It is something that can be done.
[0033]
(1) Attaching the reinforcing structure:
In the embodiment of the present invention, as shown in FIGS. 5 and 6, the
[0034]
7 and 8 are further described. A
[0035]
(2) Driver's cab:
In the embodiment of the present invention, the cab has a substantially rectangular parallelepiped shape, but may have other shapes such as a spherical surface. The reinforcing structure may be formed in accordance with the frame structure that forms the cab, and may be attached in an overlapping manner from the outside.
[0036]
(3) Connecting beam:
In the embodiment of the present invention, the central beam is provided as a beam connecting the left and right side beams, but at least the front beam and the rear beam may be used if there is no problem in strength.
[0037]
【The invention's effect】
According to the cab reinforcement structure configured according to the present invention, the cost can be reduced, there is no problem in the installation space, and the operator's field of view can be secured and the operator can be protected without disturbing the operator's field of view. A cab reinforcement structure can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a hydraulic excavator as a typical example of a work machine having a cab reinforcement structure constructed according to the present invention as viewed from the left front side.
FIG. 2 is an enlarged perspective view showing a state in which a reinforcing structure is attached to the framework structure of the cab shown in FIG. 1, as viewed from the upper left front side of the cab.
3 is a perspective view of the state of FIG. 2 as viewed from the upper left rear side of the cab.
4 is a perspective view showing the frame structure and the reinforcing structure in FIG. 2 separately.
5 is a representative enlarged cross-sectional view showing attachment parts (attached by welding) of the frame structure and the reinforcing structure as seen in the direction of arrows AA in FIG. 2;
6 is a cross-sectional view showing an example in which a modified steel pipe is used instead of the reinforcing structure made of the square steel material of FIG. 5;
FIG. 7 is a cross-sectional view showing an example in which the frame structure and the reinforcing structure in FIG. 5 are attached by bolts instead of the attachment by welding.
8 is a cross-sectional view showing an example in which a modified steel pipe is used in place of the reinforcing structure made of the square steel material of FIG.
[Explanation of symbols]
2: Excavator (work machine)
10: cab 16: frame structure 18: half guard (reinforcement structure)
18a: Left side beam (side beam)
18b: Right side beam (side beam)
18c: Front beam (front beam)
18e: Rear beam (rear beam)
18f: Rear beam (rear beam)
20: Rear window
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