JP4154830B2

JP4154830B2 - Disposable diapers

Info

Publication number: JP4154830B2
Application number: JP2000053535A
Authority: JP
Inventors: 治子相馬; 修一郎小川; 博幸城戸
Original assignee: Oji Holdings Corp; Oji Paper Co Ltd
Current assignee: New Oji Paper Co Ltd; Oji Holdings Corp
Priority date: 2000-02-29
Filing date: 2000-02-29
Publication date: 2008-09-24
Anticipated expiration: 2020-02-29
Also published as: JP2001238908A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乳幼児又は失禁者用おむつとして供される使いすておむつに関するものであり、更に詳しくは、吸収性能を損なわずにおむつに排尿があることを容易に確認することの可能な使いすておむつに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、使いすておむつは、排泄物の確認が遅れると、着用者の皮膚に排泄物が長時間接触したり、おむつ内部が長時間蒸れた状態になるため、着用者に不快感を与え、ひいては皮膚かぶれなど引き起こす原因にもなりかねないという問題があるため、排泄物の有無を確認するさまざまな方法が提案されている。
【０００３】
例えば、湿潤機能を備えたおむつが提案されている。実開昭５７−１６２３０４号公報には、親水性膜材料でマイクロカプセル化した粉末インクを液不透過性バックシート内面に施したおむつが開示されている。また、実公平３−４０２７２号公報には、液体に濡れると透明または半透明となる乾燥時不透明な水不溶性樹脂層を液不透過性バックシート内面に設けたおむつが開示されている。このような使いすておむつは、着用者の排泄を知らせる効果が高いため、排泄からおむつ交換までの時間を短くすることができ、着用者に対して排泄物による不快感を長く与えることがない。しかし、使用状態によっては、排泄を知らせるためのインクが体に付着したりすることがあり、そのために着用者に不快感を与えるという問題があった。
【０００４】
また、液不透過性のバックシートとして、熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した透湿性を有するフィルムを使用した使いすておむつが提案されている。実公平３−５０８９６号公報等では、不織布等の通気性シートを用いて、通気性に優れたおむつが開示されている。このようなおむつは、汗や尿によるおむつ内部の蒸れを防ぎ、着用者に快適な着用感を与える。しかしながら、これらのおむつは排泄物を目で確認する（以下、視認という）という特性が劣るため、便や大量の尿を排泄した時には、着用者に不快感を与えるという問題があった。
【０００５】
また、特開平１０−８５２５７号公報では、液不透過性のバックシートとして、透明部を有するシートを使用したおむつが提案されている。このようなおむつは、排泄物や排泄物による着色された吸収体が透視できるため、排泄からおむつ交換までの時間を短くすることができ、着用者に対して排泄物による不快感を長く与えることがない。しかし、おむつを取り替える人以外の人々にも排泄物が見られてしまうことがあり、見た人々が不快感を感じる場合があるという問題があった。更に、高吸水性高分子物質を多く含む吸収体の場合には、尿の排泄の場合、排泄直後に比べ、時間の経過とともに高吸水性高分子物質が尿を取り込むため、尿の排泄があったことがわかりにくくなってしまうという問題もがあった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の使いすておむつの有する課題を解決し、吸収性能を損なわずにおむつに排尿があることを容易に視認することを可能にすることで、適切な時期に交換でき、着用者に不快感を与えず、かつ、蒸れや漏れを防止した使いすておむつを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記従来の使いすておむつの有する課題を解決するための本発明は、以下の各発明を包含する。
（１）液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体からなる使いすておむつにおいて、前記液不透過性のバックシートと前記吸収体との間に、薄葉紙が配置されており、前記薄葉紙のJIS P8135に準じて測定される湿潤引張強さが0.5N/m以下であり、かつ、前記薄葉紙が色柄を有することを特徴とする使いすておむつ。
【０００８】
（２）液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体からなる使いすておむつにおいて、
前記液不透過性のバックシートと前記吸収体との間に、薄葉紙が配置されており、前記薄葉紙の JIS P8135 に準じて測定される湿潤引張強さが 0.5N/m 以下であり、かつ、前記薄葉紙が古紙を１０％以上含有することを特徴とする使いすておむつ。
【０００９】
（３）前記薄葉紙は前記吸収体を包み込んでいることを特徴とする前項（１）又は（２）記載の使いすておむつ。
【００１０】
（４）前記薄葉紙の JIS P8135 に準じて測定される湿潤引張強さ残留率が、１５％以下であることを特徴とする前項（１）〜（３）のいずれか１項に記載の使いすておむつ。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の使いすておむつは、液不透過性のバックシートと、吸収体との間に、JIS P8135に準じて測定される湿潤引張強さが0.5N/m以下である薄葉紙が配置されている。このような構成を有する本発明の使いすておむつは、排尿後、薄葉紙が破れるため、排尿があったことをおむつを着用した状態でバックシートを通して容易に視認が可能となり、適切な時期におむつの交換ができるため、着用者に不快感を与えることがなく、かつ、蒸れや漏れを防止することができる。
【００１３】
一般に、使いすておむつに使用される薄葉紙は、ティシュと呼ばれる薄い紙であり、吸収体を固定・保持するために、例えば特開昭６１−１１９２６０号公報に記載されているように、その湿潤引張強さ（幅方向）が75〜125ｇ／2.54ｃｍ（28.9〜48.2N/m）の強度を有しているが、本発明において使用される薄葉紙は、尿と接触した場合に容易に破れる必要があるため、湿潤引張強さが0.5N/m以下である。湿潤引張強さが0.5N/mを越えて大きくなると、薄葉紙が破れにくくなるため好ましくない。
【００１４】
また、本発明の薄葉紙は、湿潤引張強さ残留率が１５％以下である。湿潤引張強さ残留率が１５％以下の場合には、薄葉紙は乾燥状態ではその強度が維持され容易に破れることはないが、尿と接触すると容易に破れるようになる。湿潤引張強さ残留率が１５％を越えて大きくなると、尿と接触した場合に破れにくくなるため好ましくない。
【００１５】
本発明の薄葉紙は、吸収体とバックシートの間に配置されるが、吸収体全体を包み込んで配置されても良い。このため、排尿があるまでは、着用者の激しい動きによって、薄葉紙が破れて、吸収体中のフラッフパルプや高吸水性高分子が外に出ないように、十分な強度を必要とするため、一般にその坪量は10〜40ｇ／ｍ² であることが好ましい。また、薄葉紙には染料を添加し色を付けたもの、または、原料の一部に再生パルプ、再生紙等の古紙を１０％以上配合したもの、または、絵柄を印刷したものを使用することができる。このような薄葉紙を用いると、排尿の際の破れをバックシートを通して確認しやすくなるため好ましい。
【００１６】
本発明において使用されるバックシートは、ポリエチレン等の液不透過性フィルム、液不透過性フィルムに不織布または織布を貼り合わせてある素材、また、防漏性のある不織布、織布等からなり、特に制限はなく、吸収体中の水分がおむつ外側にしみ出さないものであれば良い。また、布状外観を与えるために模様状にエンボス処理したり、さらに艶消し仕上げしたものでも構わない。また、フィルムを使用する場合は、液不透過性でありながら、水蒸気だけを透過させる公知の透湿性フィルムを使用しても良く、ムレを防止することから好ましい。また、着用者にフィットするように伸縮性のある素材であっても良く、ポリウレタン系フィルム、天然ゴムシート、発砲シート等の使用が可能であり、さらに、伸縮性不織布などを貼りあわせた素材でも良い。
【００１７】
本発明において使用される吸収体は、綿状パルプ、高吸水性高分子物質、親水性シート等によって形成され、吸水性の性質をもっていれば特に制限を受けるものではない。
本発明において使用される吸収体は、従来の使いすておむつその他の吸収性物品に通常使用される公知の吸収性材料から作られている。すなわち、綿状パルプ、レーヨン等の吸収性繊維からなる単層もしくは多層のマットから形成され、さらに親水性シートによってくるまれており、そして、高吸水性高分子物質が各マット中に均一に混合もしくは各マット間に層状に配置されている。また、高吸水性高分子物質を均一に混合された吸収体は、綿状パルプに対して３〜６０重量％の熱融着性物質を混合した後、熱圧着しても良いし、もしくは高吸水性高分子物質のみが親水性シートによりくるまれているものであっても良い。
【００１８】
綿状パルプとしては、化学パルプシート、古紙パルプシート、機械パルプシートを粉砕機で解繊することにより得られる繊維長５ｍｍ以下のものが用いられる。パルプ原料としては、針葉樹に限らず、広葉樹、わら、竹及びケナフも適用される。このパルプの使用量は、目的とする吸収体により、例えば、単独に用いるか、複数積層して用いるか、他の吸収材を併用するかなどにより異なるが、一般には、５０〜４００ｇ／ｍ² である。
【００１９】
高吸水性高分子物質としては、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系のものが使用される。すなわち、デンプン−アクリル酸（塩）グラフト重合体、デンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−メタクル酸メチルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリルアミドグラフト共重合体のケン化物、アクリル酸（塩）重合体、アクリル酸で架橋されたポリエチレンオキシド、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、ポリビニルアルコール−無水マレイン酸反応物架橋物などである。
【００２０】
これらの中で自重の２０倍以上の尿、体液及び水を吸収するもので、ポリアクリル酸ナトリウム系のものが吸収性能の点から最も適当である。高吸水性高分子物質の分布量は、乾燥した綿状パルプ１００重量部に対して１０〜５００重量部、好ましくは１５〜３００重量部であり、かかる量の高吸水性高分子物質が綿状パルプに実質的に均一に分布していると、高吸水性高分子物質が吸水して膨潤したとき、その粒子は相互の干渉が最小にとどめられ、連続的に接触して透過障壁を形成することが少なく、尿や体液を３次元方向に良好に透過吸水する。
【００２１】
また、前記吸収体の形状は、砂時計型、矩型、Ｔ字型等特に制限はなく、股下にフィットする形状であれば良い。一般的に着用感を向上させるために、砂時計型やＴ字型等股下部を狭くした形状であることが特に好ましい。
【００２２】
本発明において使用されるトップシートはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂等を原料とした合成繊維からなる液透過性の不織布、織布が用いられる。また、天然繊維でもよく、さらに合成繊維と天然繊維との組み合わせ等、広い範囲の材料から製造することができる。いずれにしても、トップシートは、直接肌に接触する部分であるため、柔らかく、肌触りのよいものであれば良く、通気性であれば良い。トップシートの中央領域は、吸収体上に配置されるため、速やかに液を透過させることができるように、親水性繊維であることが好ましく、また、縦方向両端領域は、吸収体に吸収された液が、外側にしみ出さないように撥水性であることが好ましい。
また、トップシートは、単一のシートで構成される必要はなく、中央部トップシートや側部トップシートといった複数枚のシートで構成されても良い。また、複数枚のシートでトップシートを構成する際、各シートは別の素材を使っても良いが、同一の素材でも良い。
【００２３】
伸縮弾性部材は、脚周り開口部、ウエスト周り開口部等に伸張状態で配置され、ホットメルト接着剤により接着固定されている。伸縮弾性部材は、ウレタンフィルム、ウレタン糸、ウレタンフォーム、糸ゴム等が使用される。
【００２４】
本発明において、バックシートと薄葉紙は接合されていることが好ましい。接合方法は特に制限はないが、バックシートと薄葉紙が排尿前に容易に外れることなく接合することができれば良く、公知の接着剤やシール方法等を用いることができる。接着剤としては、例えば、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、アクリル酸エステル、酢酸ビニルエチレン−酢酸ビニル共重合体等を主剤とする接着剤等が挙げられる。このように吸収体を接合することにより、薄葉紙の破れがバックシート側より判別しやすくなり、好ましい。
【００２５】
【実施例】
以下、図面により本発明の使いすておむつを詳細に説明する。
図１は、本発明の使いすておむつの一部切り欠き平面図である。図１に示すように、本発明の使いすておむつ１は、液透過性のトップシート２と、液不透過性のバックシート３と、これら両シートの間に配置された吸収体４からなる。また、背側の吸収体４の横方向両側縁にはファスナーテープ７が取り付けられ、着用時に使用するようになっている。なお、本発明の使いすておむつは、特にテープ型おむつに限定されるわけではなく、前身頃と後身頃の相対する両側縁部が接着閉鎖されたパンツ型おむつであっても良い。
【００２６】
図２は、図１に示した本発明の使いすておむつをＸ−Ｘ’で切断した横断面図である。図２において、吸収体４はトップシート２側の上層薄葉紙５とバックシート３側の下層薄葉紙６に包まれている。トップシート２と上層薄葉紙５を通過した尿は、吸収体に達し拡散するため、下層薄葉紙６に達する。本発明では、この下層薄葉紙６のJIS P8135に準じて測定される湿潤引張強さが0.5N/m以下であり、この数値以下であれば薄葉紙が尿で容易に破れ、着用状態のままでバックシートを通して排泄が容易に視認できる。
【００２７】
図３は、図１に示した本発明の使いすておむつをＸ−Ｘ’で切断した図２とは異なる構成の横断面図であり、吸収体４は一枚の薄葉紙６で包まれている。
【００２８】
図４は、本発明の使いすておむつの着用状態において、排尿があった後の状態を示す斜視図であり、下層薄葉紙６の破れ９が白地のバックシート３を通して視認できる。
【発明の効果】
本発明の使いすておむつは、吸収性能を損なわずにおむつに排尿があることをバックシートを通して容易に視認することができるため、適切な時期に交換でき、着用者に不快感を与えず、蒸れ及び漏れを防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の使いすておむつの一部切り取り平面図。
【図２】図１に示した使いすておむつを線Ｘ−Ｘ’で切断した横断面図。
【図３】図１に示した使いすておむつを線Ｘ−Ｘ’で切断した図２とは異なる構成の横断面図。
【図４】本発明の排尿後の使いすておむつの着用状態での斜視図。
【符号の説明】
１.使いすておむつ
２.トップシート
３.バックシート
４.吸収体
５.上層薄用紙
６.下層薄用紙
７.ファスニングテープ
８. 脚周り弾性体
９．下層薄葉紙の破れ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a disposable diaper provided as an infant or incontinence diaper, and more specifically, a usage that allows easy confirmation of urination in a diaper without impairing absorption performance. It is about diapers.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when using diapers are delayed, the excrement may be in contact with the wearer's skin for a long time or the inside of the diaper will be steamed for a long time. As a result, there is a problem that it may cause skin irritation and the like, so various methods for confirming the presence or absence of excreta have been proposed.
[0003]
For example, a diaper having a wet function has been proposed. Japanese Utility Model Laid-Open No. 57-162304 discloses a diaper in which a powder ink microencapsulated with a hydrophilic film material is applied to the inner surface of a liquid-impermeable back sheet. Japanese Utility Model Publication No. 3-40272 discloses a diaper in which an opaque water-insoluble resin layer that is transparent or translucent when wet with a liquid is provided on the inner surface of the liquid-impermeable back sheet. Such a disposable diaper has a high effect of informing the wearer of excretion, so the time from excretion to changing the diaper can be shortened, and the discomfort due to excrement is not given to the wearer for a long time. . However, depending on the state of use, the ink for informing the excretion may adhere to the body, which causes a problem that the wearer is uncomfortable.
[0004]
Further, as a liquid-impermeable back sheet, a disposable diaper using a moisture-permeable film stretched by adding a filler to a thermoplastic resin has been proposed. In Japanese Utility Model Publication No. 3-50896, etc., a diaper having excellent breathability is disclosed using a breathable sheet such as a nonwoven fabric. Such a diaper prevents the inside of the diaper from being steamed by sweat or urine, and gives the wearer a comfortable wearing feeling. However, since these diapers have poor characteristics of visually confirming excretion (hereinafter referred to as visual recognition), there has been a problem of giving the wearer discomfort when excretion of stool or a large amount of urine.
[0005]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-85257 proposes a diaper that uses a sheet having a transparent portion as a liquid-impermeable back sheet. Such a diaper can see the excrement and the colored absorber due to excretion, so the time from excretion to changing the diaper can be shortened, and the discomfort due to the excrement is given to the wearer for a long time. There is no. However, there is a problem that people other than those who change diapers may see excretion, and people who see them may feel uncomfortable. Furthermore, in the case of an absorbent containing a large amount of superabsorbent polymer substance, in the case of urine excretion, the superabsorbent polymer substance takes in urine over time compared to immediately after excretion, so urine excretion occurs. There was also a problem that it was difficult to understand.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves the above-mentioned problems of using conventional diapers, and allows the diaper to urinate easily without impairing the absorption performance, so that it can be replaced at an appropriate time. An object of the present invention is to provide a disposable diaper that does not cause discomfort to the wearer and prevents stuffiness and leakage.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for solving the above-described problems of conventional diapers includes the following inventions.
(1) In a disposable diaper comprising a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet, and an absorber disposed between the two sheets, the liquid-impermeable back sheet and the absorption between the body, and a thin leaf paper is positioned, the wet tensile strength is measured according to the thin leaf paper JIS P8135 is Ri der less 0.5 N / m, and the thin paper is a color patterns A disposable diaper characterized by having .
[0008]
(2) In a disposable diaper comprising a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet, and an absorber disposed between the two sheets,
A thin paper is disposed between the liquid-impermeable back sheet and the absorber, and a wet tensile strength measured according to JIS P8135 of the thin paper is 0.5 N / m or less, and A disposable diaper characterized in that the thin paper contains 10% or more of waste paper.
[0009]
(3) The disposable diaper according to the item (1) or (2), wherein the thin paper wraps the absorber.
[0010]
(4) The use according to any one of (1) to (3 ) above, wherein the residual ratio of wet tensile strength measured according to JIS P8135 of the thin paper is 15% or less Diapers.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the disposable diaper of the present invention, a thin paper having a wet tensile strength of 0.5 N / m or less measured according to JIS P8135 is disposed between the liquid-impermeable back sheet and the absorber. Yes. The disposable diaper of the present invention having such a structure can be easily viewed through the back sheet in a state where the diaper is worn because the thin paper is torn after urination, and the diaper can be viewed at an appropriate time. Therefore, it is possible to prevent the wearer from feeling uncomfortable and to prevent stuffiness and leakage.
[0013]
Generally, a thin paper used for a disposable diaper is a thin paper called tissue, and its wetness as described in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-119260 is used to fix and hold an absorbent body. The tensile strength (in the width direction) has a strength of 75 to 125 g / 2.54 cm (28.9 to 48.2 N / m), but the thin paper used in the present invention needs to be easily broken when it comes into contact with urine Therefore, the wet tensile strength is 0.5 N / m or less. If the wet tensile strength exceeds 0.5 N / m, the thin paper becomes difficult to tear, which is not preferable.
[0014]
The thin paper of the present invention has a wet tensile strength residual ratio of 15% or less. When the wet tensile strength residual ratio is 15% or less, the thin paper sheet maintains its strength in a dry state and does not easily break, but it easily breaks when it comes into contact with urine. If the residual wet tensile strength exceeds 15%, it is not preferable because it becomes difficult to break when it comes into contact with urine.
[0015]
The thin paper of the present invention is disposed between the absorbent body and the back sheet, but may be disposed so as to wrap the entire absorbent body. For this reason, until there is urination, since the thin paper is torn due to the intense movement of the wearer and the fluff pulp and superabsorbent polymer in the absorbent body do not come out, it needs sufficient strength, In general, the basis weight is preferably 10 to 40 g / m ² . In addition, it is possible to use a thin paper that has been dyed and colored, or a mixture of 10% or more of recycled paper such as recycled pulp or recycled paper, or a printed pattern. it can. It is preferable to use such a thin paper because it becomes easy to check a tear during urination through the back sheet.
[0016]
The backsheet used in the present invention is made of a liquid-impermeable film such as polyethylene, a material in which a nonwoven fabric or a woven fabric is bonded to a liquid-impermeable film, and a non-leakable nonwoven fabric, a woven fabric, or the like. There is no particular limitation, as long as moisture in the absorbent body does not ooze out to the outside of the diaper. Moreover, in order to give a cloth-like appearance, it may be embossed in a pattern or further matte finished. Moreover, when using a film, you may use the well-known moisture-permeable film which permeate | transmits only water vapor | steam, although it is liquid-impermeable, and it is preferable from preventing a dampness. In addition, it may be a stretchable material to fit the wearer, polyurethane film, natural rubber sheet, foam sheet etc. can be used, and even a stretched nonwoven fabric bonded material good.
[0017]
The absorber used in the present invention is not particularly limited as long as it is formed of cotton-like pulp, a highly water-absorbing polymer material, a hydrophilic sheet, and the like and has water-absorbing properties.
The absorbent body used in the present invention is made of a known absorbent material commonly used in conventional disposable diapers and other absorbent articles. In other words, it is formed from a single-layer or multi-layer mat made of absorbent fibers such as cotton pulp and rayon, and is wrapped by a hydrophilic sheet, and a superabsorbent polymer material is uniformly mixed in each mat. Alternatively, they are arranged in layers between the mats. Moreover, the absorbent body in which the highly water-absorbing polymer substance is uniformly mixed may be subjected to thermocompression bonding after mixing 3 to 60% by weight of the heat-fusible substance with respect to the cotton-like pulp, Only the water-absorbing polymer substance may be wrapped with a hydrophilic sheet.
[0018]
As the cotton-like pulp, those having a fiber length of 5 mm or less obtained by defibrating a chemical pulp sheet, a used paper pulp sheet, and a mechanical pulp sheet with a pulverizer are used. Pulp raw materials are not limited to conifers, but hardwoods, straw, bamboo and kenaf are also applicable. The amount of the pulp used depends on the intended absorber, for example, depending on whether it is used singly, a plurality of layers are used, or other absorbents are used in combination, but generally 50 to 400 g / m ^2. It is.
[0019]
As the superabsorbent polymer material, starch-based, cellulose-based, or synthetic polymer-based materials are used. That is, starch-acrylic acid (salt) graft polymer, saponified starch-ethyl acrylate graft copolymer, saponified starch-methyl methacrylate graft copolymer, saponified starch-acrylonitrile graft copolymer, Examples thereof include saponified starch-acrylamide graft copolymers, acrylic acid (salt) polymers, polyethylene oxide crosslinked with acrylic acid, crosslinked products of sodium carboxymethyl cellulose, and crosslinked products of polyvinyl alcohol-maleic anhydride.
[0020]
Among these, those that absorb urine, body fluids and water more than 20 times their own weight, and sodium polyacrylates are most suitable from the viewpoint of absorption performance. The distribution amount of the superabsorbent polymer material is 10 to 500 parts by weight, preferably 15 to 300 parts by weight, with respect to 100 parts by weight of the dried cotton pulp. When distributed substantially uniformly in the pulp, when the superabsorbent polymer material absorbs water and swells, the particles have minimal mutual interference and contact continuously to form a permeation barrier. There is little, and urine and body fluid are permeated and absorbed well in the three-dimensional direction.
[0021]
The shape of the absorber is not particularly limited, such as an hourglass shape, a rectangular shape, or a T shape, and may be any shape that fits the crotch. In general, in order to improve the wearing feeling, it is particularly preferable that the crotch part has a narrow shape such as an hourglass shape or a T-shape.
[0022]
The top sheet used in the present invention is a liquid-permeable nonwoven fabric or woven fabric made of synthetic fibers made from polyester, polypropylene, polyester, other thermoplastic resins, or the like. Moreover, natural fiber may be sufficient and it can manufacture from a wide range of materials, such as a combination of a synthetic fiber and a natural fiber. In any case, since the top sheet is a part that directly contacts the skin, the top sheet may be soft and soft, and may be breathable. Since the central region of the top sheet is disposed on the absorbent body, it is preferably a hydrophilic fiber so that liquid can permeate quickly, and both longitudinal end regions are absorbed by the absorbent body. The liquid is preferably water repellent so that it does not ooze out.
Moreover, the top sheet does not need to be composed of a single sheet, and may be composed of a plurality of sheets such as a central top sheet and a side top sheet. In addition, when the top sheet is composed of a plurality of sheets, each sheet may use a different material, but the same material may be used.
[0023]
The stretchable elastic member is disposed in a stretched state at the leg opening, the waist opening, and the like, and is bonded and fixed by a hot melt adhesive. As the elastic elastic member, a urethane film, urethane yarn, urethane foam, rubber thread or the like is used.
[0024]
In the present invention, the back sheet and the thin paper are preferably joined. The joining method is not particularly limited as long as the backsheet and the thin paper can be joined without being easily removed before urination, and a known adhesive or sealing method can be used. Examples of the adhesive include an adhesive mainly composed of a styrene-butadiene-styrene copolymer, a styrene-isoprene-styrene copolymer, an acrylic ester, and a vinyl acetate-vinyl acetate copolymer. By joining the absorbent body in this manner, it is preferable that the tear of the thin paper is easily discriminated from the back sheet side.
[0025]
【Example】
Hereinafter, the used diaper of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a partially cut-away plan view of a used diaper of the present invention. As shown in FIG. 1, the disposable diaper 1 of the present invention comprises a liquid-permeable top sheet 2, a liquid-impermeable back sheet 3, and an absorbent body 4 disposed between these two sheets. . Moreover, the fastener tape 7 is attached to the both-sides edge of the horizontal direction of the back | dorsal absorber 4, and it uses it at the time of wear. The used diaper of the present invention is not particularly limited to a tape-type diaper, and may be a pant-type diaper in which opposite side edges of the front body and the back body are bonded and closed.
[0026]
FIG. 2 is a cross-sectional view of the used diaper of the present invention shown in FIG. 1 cut along XX ′. In FIG. 2, the absorber 4 is wrapped in an upper thin paper 5 on the top sheet 2 side and a lower thin paper 6 on the back sheet 3 side. Urine that has passed through the top sheet 2 and the upper thin paper 5 reaches the absorber and diffuses, and therefore reaches the lower thin paper 6. In the present invention, the wet tensile strength measured according to JIS P8135 of this lower layer thin paper 6 is 0.5 N / m or less, and if it is less than this value, the thin paper is easily torn by urine, and the back is left in a worn state. Excretion is easily visible through the sheet.
[0027]
FIG. 3 is a cross-sectional view of the configuration different from that of FIG. 2 in which the diaper of the present invention shown in FIG. 1 is cut by XX ′, and the absorbent body 4 is wrapped with a sheet of thin paper 6. Yes.
[0028]
FIG. 4 is a perspective view showing a state after urination in the wearing state of the disposable diaper of the present invention, and the tear 9 of the lower thin paper 6 can be visually recognized through the white back sheet 3.
【The invention's effect】
The disposable diaper of the present invention can be easily seen through the back sheet that there is urination in the diaper without impairing the absorption performance, so it can be exchanged at an appropriate time without causing discomfort to the wearer, It can prevent stuffiness and leakage.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cut-away plan view of a used diaper of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the disposable diaper shown in FIG. 1 cut along line XX ′.
3 is a cross-sectional view of a configuration different from that of FIG. 2 in which the disposable diaper shown in FIG. 1 is cut along line XX ′.
FIG. 4 is a perspective view of a worn diaper worn after urination according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1. Used diaper 2. Top sheet 3. Back sheet 4. Absorber 5. Upper thin paper 6. Lower thin paper 7. Fastening tape 8. Elastic body around leg Tearing the lower tissue paper

Claims

In a disposable diaper consisting of a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet, and an absorber disposed between the two sheets,
Between the liquid impermeable back sheet and the absorbent body, and a thin leaf paper is positioned, the wet tensile strength is not more than 0.5 N / m is measured according to a thin leaf paper of JIS P8135 Oh it is, and, disposable diapers, characterized in that the tissue paper has a color pattern.

In a disposable diaper consisting of a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet, and an absorber disposed between the two sheets,
Between the liquid impermeable back sheet and the absorbent body, and a thin leaf paper is positioned, the wet tensile strength is not more than 0.5 N / m is measured according to a thin leaf paper of JIS P8135 A disposable diaper characterized in that the thin paper contains 10% or more of waste paper .

The disposable diaper according to claim 1 or 2 thin leaf paper, characterized in that encloses the entire absorbent body.

The wet tensile strength residual rate is measured according to the thin leaf paper JIS P8135 is, disposable diaper according to any one of claims 1-3, characterized in that 15% or less.