JP4152925B2 - 水質浄化装置 - Google Patents
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Description
この種の浄化装置として、針状やとげ状の放電極に対向させて平板状のアース電極を配置したものや、前記放電極を取り囲むようにしてダクト状のアース電極を配置したものなどが提案されている(例えば、特許文献1参照)。前記放電極に高電圧を印加してプラズマ放電を起こさせると、例えば排気ガスを導入するダクト内の通路がプラズマ状態になり、この通路に導入される排気ガス中に含まれる有害物質が分解されて除去される。
この実施態様の水質浄化装置では、放電処理後の水は濾過処理部でさらに濾過されるので、水質が一層向上する。
また、放電処理部の放電処理室では、多数の金属片を電極間に介在させているので、放電処理室の全域にわたってプラズマ放電を起こさせることができ、浄化処理の効率が一層向上する。また、放電により流れる電流も小さくなるので、低電圧化と低電力化とを実現できる。
図示例の水質浄化装置は、磁化処理部1と放電処理部2と濾過処理部3とで構成されている。前記濾過処理部3は、図2に示す構造のタンク30を備えており、濾過処理時にはタンク30の内部に導入した水を濾過部材31の上から下(図1で実線の矢印で示す。)へ通過させて濾過した後、タンク30の外部へ導出させる。また、濾過部材31の洗浄時にはタンク30の内部の濾過部材31の下方へ空気を導入しつつ濾過部材31を撹拌翼73により撹拌した状態でタンク30の内部に導入した水を濾過部材31の下から上(図1の点線の矢印で示す。)へ通過させる。
この切換弁4は、電気信号により接続経路が切り替わるもので、電気信号がオフのときは第1ポートP1と第2ポートP2とが接続されかつ第3ポートP3と第4ポートP4とが接続された濾過処理のための経路が形成される。また、電気信号がオンのときは第1ポートP1と第3ポートP3とが接続されかつ第2ポートP2と第5ポートP5とが接続された洗浄処理のための経路が形成される。
この磁化処理装置10は、一端に流入口11a、他端に流出口11bを有する管状体11と、この管状体11に外付けされる複数個の磁界発生器14とから成る。前記管状体11は長さ中央部が磁化処理領域となっており、通路12の縦方向の通路幅yが横方向の通路幅xより十分に大きな扁平な断面矩形状に形成されている。前記管状体11の側壁面13R,13Lは狭い通路幅xを隔てて対向しており、この対向する側壁面13R,13Lに複数個の磁界発生器14が取り付けられる。
図示例のプラズマ放電装置20は、ガラス製または合成樹脂製の筒状体21により構成されており、筒状体21の内部は導入管29aより導入された水を通過させて導出管29bへ導出する水流路22になっている。導入管29aおよび導出管29bは吸水管41の中間に介装される。
なお、この実施例では、単一の筒状体21をもってプラズマ放電装置20を構成しているが、後述する実施例のように、複数本の筒状体を並列に設けてプラズマ放電装置20を構成してもよい。
タンク30には濾過部材31を撹拌するための撹拌装置7が組み込まれている。この撹拌装置7は、タンク30の上面に固定された駆動源としてのモータ71と、モータ71により回転駆動される駆動軸72と、駆動軸72の外周面に固定された撹拌翼73とで構成されるものである。
空気導入装置8は、エアーコンプレッサー81と、エアーコンプレッサー81からの圧縮空気をタンク30の内部へ導入する送気管82と、送気管82の先端に接続されたノズル装置83とから成る。濾過部材31の洗浄時にノズル装置83からタンク30内に導入された空気は洗浄水の中で気泡となって濾過部材31を押し上げる。
なお、磁化処理部1に用いた磁化処理装置10は、吸水管41のみならず、図1において一点鎖線で示すように、2本の吐出管42a,42b、接続管43a,43b、および吸気管5にも設けてもよい。
図示例の水質浄化装置は、磁化処理部1と放電処理部2と図示しない濾過処理部とで構成されている。この実施例の磁化処理部1も図1の実施例と同様の磁化処理装置10によって構成されており、図示しないポンプの下流位置に配置されている。図示しない濾過処理部も図1および図2に示した構成のものであり、ここでは磁化処理部1および濾過処理部についてはその説明を省略する。なお、濾過処理部は必要に応じて用いればよく、必要なければ省略してもよい。
上記した作用は、図6〜図8に示した第2の実施例においても同様であり、ここでは第2の実施例についての作用の説明を省略する。
2 放電処理部
3 濾過処理部
6 高電圧発生回路
21,21A〜21F 筒状体
22 水流路
23 塞ぎ板
25 放電処理室
26 放電極
27 アース電極
28 金属片
Claims (5)
- 被処理水を磁化処理する磁化処理部と磁化処理後の水の中でプラズマ放電を起こさせる放電処理部とを有し、前記磁化処理部に被処理水を導入して磁化処理部と放電処理部とを順に通過させることにより水質を浄化するようにした水質浄化装置であって、
前記放電処理部は、水流路の上流および下流の各位置に通水性を有する塞ぎ板を配置して形成された放電処理室を少なくとも1つ備え、前記放電処理室には、放電極と、放電極に対向するアース電極とが配置されるとともに、放電極およびアース電極にはパルス状の高電圧を印加する高電圧発生回路が接続されており、前記放電処理室の内部には水に浮遊した状態で電極間に介在させる多数の金属片が閉じ込められて成る水質浄化装置。 - 前記放電処理部は、筒状体の両端部に通水性を有する塞ぎ板を配置して形成された放電処理室を複数備え、各筒状体は縦向きにして円陣に配置されて成る請求項1に記載された水質浄化装置。
- 前記放電処理室は、下方から水が導入され、上方から水が導出される請求項1または2に記載された水質浄化装置。
- 前記放電処理室は、下方から空気が導入される請求項1〜3のいずれかに記載された水質浄化装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載された水質浄化装置であって、
前記放電処理部を通過して放電処理された水を濾過する濾過処理部をさらに有している水質浄化装置。
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