JP4152925B2 - 水質浄化装置 - Google Patents

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この発明は、湖沼、池などの水や一般家庭、工場、各種施設などから排出される水などについて、その水質を浄化するための水質浄化装置に関し、特にこの発明は、プラズマ放電を利用して水質の浄化をはかる水質浄化装置に関する。
従来、気体中で電極に高電圧をかけてプラズマ放電を起こさせることにより気体をプラズマ化し、その放電プラズマの中に有機溶剤などの有害物質を含む気体を導入して気体中の有機溶剤を分解除去するという浄化方法が提案されている。
この種の浄化装置として、針状やとげ状の放電極に対向させて平板状のアース電極を配置したものや、前記放電極を取り囲むようにしてダクト状のアース電極を配置したものなどが提案されている(例えば、特許文献1参照)。前記放電極に高電圧を印加してプラズマ放電を起こさせると、例えば排気ガスを導入するダクト内の通路がプラズマ状態になり、この通路に導入される排気ガス中に含まれる有害物質が分解されて除去される。
特開平3−275119号公報
近年、上記した気体の浄化方法を水の浄化方法に応用する研究が進められ、水の中に配置した電極に高電圧をかけてプラズマ放電を起こさせ、その放電プラズマの作用により水中に反応性の強いラジカルを生じさせることにより、化学反応を誘起したり殺菌を行ったりして水質を浄化するという方法も提案されている。
しかしながら、上記した水質浄化方法を検討したところ、水中に発生するラジカルの総量が十分でなく、浄水処理の効率を一層高める工夫が必要であることが判明した。
この発明は、上記した問題に着目してなされたもので、水中に発生するラジカルの総量を増し、浄水処理の効率を高めた水質浄化装置を提供することを目的とする。
この発明による水質浄化装置は、被処理水を磁化処理する磁化処理部と磁化処理後の水の中でプラズマ放電を起こさせる放電処理部とを有し、前記磁化処理部に被処理水を導入して磁化処理部と放電処理部とを順に通過させることにより水質を浄化するようにしている。前記放電処理部は、水流路の上流および下流の各位置に通水性を有する塞ぎ板を配置して形成された放電処理室を少なくとも1つ備えている。前記放電処理室には、放電極と、放電極に対向するアース電極とが配置されるとともに、放電極およびアース電極にはパルス状の高電圧を印加する高電圧発生回路が接続されており、前記放電処理室の内部には水に浮遊した状態で電極間に介在させる多数の金属片が閉じ込められている。
上記した構成において、「金属片」は鉄やアルミニウムなどを用いることができ、その形状は定形であると不定形であるとを問わないが、放電処理室内を移動し得る程度の大きさおよび重量であることが望ましい。この金属片として金属材を切削することにより生ずる削り屑を用いるとよい。
この発明による浄化装置において、被処理水は磁化処理部に導入されて磁化処理され、水のクラスターが細分化される。クラスターが細分化された水はクラスターの隙間に酸素を取り込む作用が高く、水中の溶存酸素が増す。磁化処理後の水は放電処理部に送られる。放電処理部において磁化処理後の水の中でプラズマ放電を起こさせると、電極からの放出電子と酸素分子との衝突により酸素はラジカルに活性化される。この酸化活性の高いラジカルは微生物に対する殺菌処理能力に優れ、また、水中の着色物質を脱色したり、有機物を分解して除去したりする作用がある。殺菌などの能力を発揮したラジカルは水中の諸分子と結合して不活性な物質に変化する。
放電処理部の放電処理室では、放電極にパルス状の高電圧が印加されると、放電極とアース電極との間に金属片が介在しているので、電極と金属片との間および金属片と金属片との間に放電が発生する。金属片が放電処理室の全域に行き渡ると、放電が随所で発生し、放電処理室の全域にわたって放電プラズマが発生する。この場合、電極と金属片との間および金属片と金属片との間は微小な間隙であるので、金属片が介在しない場合と比較して低電圧でよく、また放電により流れる電流も小さいので、消費電力は小さい。放電処理室は塞ぎ板で塞がれているので、金属片が流出することはない。
前記放電処理部には種々の形態があるが、好ましい実施態様は、筒状体の両端部に通水性を有する塞ぎ板を配置して形成された放電処理室を複数備えたものであり、各筒状体は縦向きにして円陣に配置されている。この実施態様によると、放電処理部はコンパクトに構成でき、設置のために必要以上の大きな場所を必要としない。
好ましい実施態様の放電処理室は、下方から水が導入され、上方から水が導出されるようになっている。この実施態様によると、放電処理室内の金属片は水流により押し上げられて撹拌されるので、放電処理室の下部に堆積することがない。
好ましい実施態様の他の放電処理室は、下方から空気が導入されるようになっている。この実施態様によると、導入された空気は気泡となって放電処理室を上昇するので、気泡によって金属片が押し上げられて撹拌され、放電処理室の下部に堆積することがない。
この発明のさらに好ましい実施態様の水質浄化装置は、被処理水を磁化処理する磁化処理部と磁化処理後の水の中でプラズマ放電を起こさせる放電処理部との他に、放電処理後の水を濾過する濾過処理部をさらに有しており、前記磁化処理部に被処理水を導入して磁化処理部と放電処理部と濾過処理部とを順に通過させることにより水質を浄化するようにしている。
この実施態様の水質浄化装置では、放電処理後の水は濾過処理部でさらに濾過されるので、水質が一層向上する。
この発明によると、被処理水を磁化処理して水のクラスターを細分化するとともに、水の中でプラズマ放電を起こさせてラジカルを生成することにより水を活性化するので、水中に発生するラジカルの総量が増し、浄水処理の効率を高めることができる。
また、放電処理部の放電処理室では、多数の金属片を電極間に介在させているので、放電処理室の全域にわたってプラズマ放電を起こさせることができ、浄化処理の効率が一層向上する。また、放電により流れる電流も小さくなるので、低電圧化と低電力化とを実現できる。
図1は、この発明の一実施例である水質浄化装置を示している。
図示例の水質浄化装置は、磁化処理部1と放電処理部2と濾過処理部3とで構成されている。前記濾過処理部3は、図2に示す構造のタンク30を備えており、濾過処理時にはタンク30の内部に導入した水を濾過部材31の上から下(図1で実線の矢印で示す。)へ通過させて濾過した後、タンク30の外部へ導出させる。また、濾過部材31の洗浄時にはタンク30の内部の濾過部材31の下方へ空気を導入しつつ濾過部材31を撹拌翼73により撹拌した状態でタンク30の内部に導入した水を濾過部材31の下から上(図1の点線の矢印で示す。)へ通過させる。
図示例の水質浄化装置は、水源Wよりポンプ40により水を吸い上げる吸水管41と、水源Wへ水を吐き出す2本の吐出管42a,42bと、切換弁4を介して吸水管41や吐出管42a,42bをタンク30に接続するための接続管43a,43bとを含んでいる。吸水管41には、吸い上げた水に含まれるゴミを除去するためのフィルタ44が介装されている。一方の吐出管42aには、吐き出す水に空気を導入して気泡を発生させるための吸気管5が接続されている。
前記切換弁4は、第1〜第5の各ポートP1〜P5を有する電磁五方弁により構成されている。第1ポートP1には吸水管41が、第2、第3の各ポートP2,P3には接続管43a,43bが、第4、第5の各ポートP4,P5には吐出管42a,42bが、それぞれ接続されている。
この切換弁4は、電気信号により接続経路が切り替わるもので、電気信号がオフのときは第1ポートP1と第2ポートP2とが接続されかつ第3ポートP3と第4ポートP4とが接続された濾過処理のための経路が形成される。また、電気信号がオンのときは第1ポートP1と第3ポートP3とが接続されかつ第2ポートP2と第5ポートP5とが接続された洗浄処理のための経路が形成される。
前記磁化処理部1は、図3および図4に示す構成の磁化処理装置10によって構成されており、ポンプ40の下流に配置されている。磁化処理装置10を構成する管状体11は吸水管41の中間に介装される。
この磁化処理装置10は、一端に流入口11a、他端に流出口11bを有する管状体11と、この管状体11に外付けされる複数個の磁界発生器14とから成る。前記管状体11は長さ中央部が磁化処理領域となっており、通路12の縦方向の通路幅yが横方向の通路幅xより十分に大きな扁平な断面矩形状に形成されている。前記管状体11の側壁面13R,13Lは狭い通路幅xを隔てて対向しており、この対向する側壁面13R,13Lに複数個の磁界発生器14が取り付けられる。
各磁界発生器14は、ケース体15の内部に磁極の向きを揃えて複数の永久磁石16が積層状態で装填されたものであり、異なる磁極N,Sが互いに向き合うように各磁界発生器14が管状体11の外周面にそれぞれ取り付け固定される。
前記放電処理部2は、図5に示す構成のプラズマ放電装置20によって構成されており、磁化処理部1の下流位置に配置されている。
図示例のプラズマ放電装置20は、ガラス製または合成樹脂製の筒状体21により構成されており、筒状体21の内部は導入管29aより導入された水を通過させて導出管29bへ導出する水流路22になっている。導入管29aおよび導出管29bは吸水管41の中間に介装される。
前記筒状体21の上端および下端の各開口は塞ぎ板23により塞がれて放電処理室25が形成されている。各塞ぎ板23には導入管29aおよび導出管29bが挿入される挿入孔24がそれぞれ形成されている。
前記放電処理室25には、筒状体21の中心を通る棒状の放電極26と、筒状体21の内周面に沿うアース電極27とが設けられ、アース電極27は接地されている。放電極26はステンレス棒をもって構成され、また、アース電極27はステンレスメッシュをもって構成されている。放電処理室25には多数の金属片28が電極26,27間に介在するように各塞ぎ板23により閉じ込められている。この実施例では金属片28として鉄などの金属材を切削することにより生じる削り屑を用いているが、薄い金属板を任意の形状に破断したものなどを用いてもよい。放電極26およびアース電極27にはパルス状の高電圧を印加する高電圧発生回路6が接続されている。
前記高電圧発生回路6は、図示していないが、商用電源入力をトランスにより例えば10〜20kVに昇圧し、整流回路および平滑回路を経て得られた直流電圧を機械スイッチによって所定の周波数(例えば240ヘルツ)のパルス状の高電圧を生成する。
なお、この実施例では、単一の筒状体21をもってプラズマ放電装置20を構成しているが、後述する実施例のように、複数本の筒状体を並列に設けてプラズマ放電装置20を構成してもよい。
図1および図2に戻って、前記濾過処理部3のタンク30は中空の円筒体であり、上部と下部とには前記接続管43a,43bがそれぞれ接続される連結部34a,34bが突設してある。上部の連結部34aには、濾過部材31の洗浄時に濾過部材31がタンク30の外部へ流出しないように通水性ネット35が被せてある。
タンク30の内部の下方位置には、通水性を有するステンレス製の底板36,37が配備されている。第1の底板36には濾過部材31の外径より小さい径の孔が、第2の底板37にはトルマリンの粒38の外径より小さい径の孔が、それぞれ多数個設けてある。第1の底板36の板面中央には、撹拌装置7の駆動軸72の下端部を支持する軸受部39が形成されている。
タンク30の内部の第1の底板36上には、多数個の濾過部材31がその上方に空間を残して所定の高さHLまで充填されている。各濾過部材31は活性炭を含有する合成樹脂成形体である。また、タンク30の内部の第2の底板37上には、多数個のトルマリンの粒38が充填されている。このトルマリンの粒38はマイナスイオンを発生させるためのものである。なお、前記吸気管5にもトルマリンの粒が充填されたマイナスイオン発生器51が設けてある。
タンク30には濾過部材31を撹拌するための撹拌装置7が組み込まれている。この撹拌装置7は、タンク30の上面に固定された駆動源としてのモータ71と、モータ71により回転駆動される駆動軸72と、駆動軸72の外周面に固定された撹拌翼73とで構成されるものである。
タンク30の下方にはタンク30の内部の濾過部材31の下方位置へ空気を導入するための空気導入装置8が配置されている。
空気導入装置8は、エアーコンプレッサー81と、エアーコンプレッサー81からの圧縮空気をタンク30の内部へ導入する送気管82と、送気管82の先端に接続されたノズル装置83とから成る。濾過部材31の洗浄時にノズル装置83からタンク30内に導入された空気は洗浄水の中で気泡となって濾過部材31を押し上げる。
上記した構成の濾過処理部3は、制御装置33により動作が一連に制御される。すなわち、制御装置33は濾過処理時には切換弁4への電気信号をオフにして濾過処理のための経路を形成する。濾過処理時は撹拌装置7とエアーコンプレッサ81は駆動させない。濾過部材31の洗浄時には切換弁4への電気信号をオンにして洗浄処理のための経路を形成し、撹拌装置7とエアーコンプレッサ81を駆動する。
なお、磁化処理部1に用いた磁化処理装置10は、吸水管41のみならず、図1において一点鎖線で示すように、2本の吐出管42a,42b、接続管43a,43b、および吸気管5にも設けてもよい。
図6および図7はこの発明の他の実施例である水質浄化装置を示している。
図示例の水質浄化装置は、磁化処理部1と放電処理部2と図示しない濾過処理部とで構成されている。この実施例の磁化処理部1も図1の実施例と同様の磁化処理装置10によって構成されており、図示しないポンプの下流位置に配置されている。図示しない濾過処理部も図1および図2に示した構成のものであり、ここでは磁化処理部1および濾過処理部についてはその説明を省略する。なお、濾過処理部は必要に応じて用いればよく、必要なければ省略してもよい。
前記放電処理部2は、複数本(図示例では6本)の筒状体21A〜21Fを縦向きの状態で60度等角の各位置に円陣に配置して構成されている。6本の筒状体21A〜21Fは支持台9上に一体に支持されている。前記支持台9は、六角形状をなす上下の支持フレーム90,91を備え、各支持フレーム90,91は4本の脚92により水平に支持されている。各支持フレーム90,91の60度等角の各位置には保持板93がそれぞれ取り付けてあり、各筒状体21A〜21Fを上下の保持板93によって保持している。
図8は、6本の筒状体21A〜21Fを展開して模型的に表すとともに、ひとつの筒状体21Aについて内部構造を示したものである。各筒状体21A〜21Fの内部は水流路22となっており、各水流路22の上流および下流の各位置、すなわち、筒状体21A〜21Fの上下2カ所ににそれぞれ通水性のある塞ぎ板23を設けて放電処理室25を形成している。なお、放電処理室25の構成は図4に示したものと同様であり、ここでは対応する構成に同じ符号を付することで説明を省略する。
各筒状体21A〜21Fの下端側は磁化処理部1に連通し、各筒状体21A〜21Fの上端側は図示しない濾過処理部に連通する。なお図中、95A〜95Fは磁化処理後の水を各筒状体21A〜21Fへ導入するための吸水管41からの分岐管である。また、96A〜96Fは各筒状体21A〜21Fより放電処理後の水を濾過処理部へ導出するための吸水管41への集水管である。
各筒状体21A〜21Fの下部には、放電処理室25へ下方より空気を送り込むための空気導入管97A〜97Fが接続されている。各空気導入管97A〜97Fは図示しない送風機構に接続されている。各空気導入管97A〜97Fより各筒状体21A〜21Fへ導入された空気は気泡となって上昇し、放電処理室25において金属片28を押し上げる。金属片28は水流と気泡の作用により放電処理室25の内部に行き渡り、下部に堆積することがない。
図1に示す水質浄化装置において、ポンプ40により水源Wより吸い上げられた被処理水は磁化処理部1の磁化処理装置10に導入され、管状体11の磁化処理領域を通過するときに磁界発生器14からの磁界の作用を受けて磁化処理され、水のクラスターが細分化される。クラスターが細分化された水はクラスターの隙間に酸素を取り込む作用が高く、水中の溶存酸素が増す。磁化処理後の水は放電処理部2のプラズマ放電装置20に送られる。プラズマ放電装置20の放電処理室25では磁化処理後の水の中でプラズマ放電を起こさせ、放電極26からの放出電子と酸素分子との衝突により酸素がラジカルに活性化される。この酸化活性の高いラジカルは微生物に対する殺菌処理能力に優れ、また、水中の着色物質を脱色したり、有機物を分解して除去したりする作用がある。殺菌などの能力を発揮したラジカルは水中の諸分子と結合して不活性な物質に変化する。
前記放電処理室25では、放電極26に高電圧発生回路6によってパルス状の高電圧が印加されるが、放電極26とアース電極27との間に多数の金属片28が介在しているので、放電極26とアース電極27との間において、電極26,27と金属片28との間および金属片28と金属片28との間に放電が発生する。金属片28が放電処理室25の全域に行き渡るとき、放電は放電処理室25内の随所で発生し、放電処理室25の全域にわたって放電プラズマが発生する。この場合、電極26,27と金属片28との間および金属片28と金属片28との間は微小な間隙であるので、金属片28が介在しない場合と比較して低電圧でよく、また放電により流れる電流も小さいので、消費電力は小さい。放電処理室25は両端が塞ぎ板23で塞がれているので、金属片28が流出することはない。
放電処理後の水は切換弁4を経て濾過処理部3のタンク30の内部へ送られる。タンク30の内部では、水は濾過部材31を上から下へ通過する際に濾過され、異物や異臭が吸着されて除去される。濾過された水は底板36,37を通過してタンク30の下方へ導かれ、接続管43bから切換弁4を経て吐出管42aに至り、水源Wへ放出される。
上記した作用は、図6〜図8に示した第2の実施例においても同様であり、ここでは第2の実施例についての作用の説明を省略する。
この発明の一実施例である水質浄化装置の構成を示す説明図である。 濾過処理部のタンクの内部構造を示す断面図である。 磁化処理装置の外観を示す正面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 プラズマ放電装置の構成を示す断面図である。 他の実施例の構成を示す正面図である。 図6の実施例の平面図である。 図6の実施例の構成を模型的に表した一部を破断した正面図である。
符号の説明
1 磁化処理部
2 放電処理部
3 濾過処理部
6 高電圧発生回路
21,21A〜21F 筒状体
22 水流路
23 塞ぎ板
25 放電処理室
26 放電極
27 アース電極
28 金属片

Claims (5)

  1. 被処理水を磁化処理する磁化処理部と磁化処理後の水の中でプラズマ放電を起こさせる放電処理部とを有し、前記磁化処理部に被処理水を導入して磁化処理部と放電処理部とを順に通過させることにより水質を浄化するようにした水質浄化装置であって、
    前記放電処理部は、水流路の上流および下流の各位置に通水性を有する塞ぎ板を配置して形成された放電処理室を少なくとも1つ備え、前記放電処理室には、放電極と、放電極に対向するアース電極とが配置されるとともに、放電極およびアース電極にはパルス状の高電圧を印加する高電圧発生回路が接続されており、前記放電処理室の内部には水に浮遊した状態で電極間に介在させる多数の金属片が閉じ込められて成る水質浄化装置。
  2. 前記放電処理部は、筒状体の両端部に通水性を有する塞ぎ板を配置して形成された放電処理室を複数備え、各筒状体は縦向きにして円陣に配置されて成る請求項1に記載された水質浄化装置。
  3. 前記放電処理室は、下方から水が導入され、上方から水が導出される請求項1または2に記載された水質浄化装置。
  4. 前記放電処理室は、下方から空気が導入される請求項1〜3のいずれかに記載された水質浄化装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載された水質浄化装置であって、
    前記放電処理部を通過して放電処理された水を濾過する濾過処理部をさらに有している水質浄化装置。
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