JP4152626B2 - Overload prevention device for mobile crane - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレーン車の過負荷防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に旋回台にレバーを介して枢着された伸縮ブームを有し、作業時における伸縮ブームのブーム根元支点位置を変更可能にしたクレーン車Aの側面図を示す。下部走行体2はその前後にアウトリガ3を有し、4個の車輪1により走行可能となっている。旋回台4は下部走行体2上に旋回可能に搭載され、さらに伸縮ブーム6が旋回台4にレバー18を介して起伏可能に枢着されている。16は伸縮ブーム6下側に配置された起伏シリンダである。上記クレーン車Aはその伸縮ブーム6を全縮小し、起伏角度を最小とし、下部走行体2の前方を向いた走行時の姿勢となっている。
【0003】
前記レバー18はその一端18aが前記旋回台4の後側下部4bにレバー枢着点12で枢着され、その他端18bが後方位置と前方位置とに揺動かつ固定可能とされている。前記起伏シリンダ16はそのロッド側端部16aが前記伸縮ブーム6下面のサポート17に枢着されており、そのシリンダ側端部16bは前記旋回台4に起伏シリンダ枢着点19で枢着されている。クレーン車Aの走行姿勢においては、起伏シリンダ16は旋回台前部4aに設けられた起伏シリンダ受け20によって支持されるようになっている。また、30は後部レバー固定部、31は前部レバー固定部であって、走行姿勢にあってはレバー18は後部レバー固定部30により旋回台4に固定されている。伸縮ブーム6はその基端部6bが前記レバー他端部18bのブーム根元支点14で枢着されている。運転室5は旋回台4に搭載されており、当該運転室5においてクレーン車Aの走行操作とクレーン操作が行えるようになっている。
【0004】
図4は上述した前記レバー18が後方位置にあるクレーン車Aの走行姿勢からレバー18を旋回台4に前記後部レバー固定部30によって固定したままで前記起伏シリンダ16を伸長させ、前記伸縮ブーム4を起伏上げさせたクレーン作業姿勢を示している。この作業姿勢では、旋回中心Sと前記レバー他端部18bとにより画定される後端旋回半径R1は大きなものとなり、狭所でのクレーン作業には適さないがクレーン作業時の吊上げ安定性能は大きなものとなる。
【0005】
図5は図3に示したクレーン車Aの走行姿勢から前記後部レバー固定部30による前記レバー18と旋回台4との固定を解除した後、起伏シリンダ16を伸長させることにより、伸縮ブーム6をクレーン車Aの前方に移動させると共に、前記レバー18の他端部18bをレバー枢着点12まわりに揺動させながら前方に移動させたときの姿勢を示している。
【0006】
図6は図5の姿勢からレバー18を前部レバー固定部31により旋回台4に固定した後、起伏シリンダ16を伸長させ、前記伸縮ブーム6を起伏上げしたときのクレーン車Aのクレーン作業姿勢を示している。このクレーン作業姿勢においては、旋回中心Sと前記レバー他端部18bとにより画定される後端旋回半径R2は小さなものとなり、クレーン作業時の吊上げ安定性能は小さなものとなるが狭所での作業には適したものとなっている。
【0007】
以上のように、上述したクレーン車Aは、レバー18の位置に応じて吊上げ性能が変化するため、その過負荷防止装置はその制御に用いる吊上げ性能をレバー18の位置に応じて切換える必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の過負荷防止装置はレバー位置に応じた吊上げ性能の切換を、オペレータが自身の目でレバー位置を確認したのち、運転室5内に設けられたレバー位置入力スイッチによりレバー位置を入力することにより行うものであったため、入力ミスあるいは入力のし忘れ等が起きる恐れがあった。そして、レバー位置の入力ミスあるいは入力のし忘れにより、現実のレバー位置と異なるレバー位置が過負荷防止装置に入力されていると、当該レバー位置に応じた吊上げ性能が過負荷防止装置に適用されないため、安定限界を越えた負荷によるクレーン車の転倒あるいは強度限界を越えた負荷によるクレーン車の破損等が起きる恐れがあった。
【0009】
そこで、本件発明は前記レバーの位置を検出器により検出し、当該検出信号により過負荷防止装置における吊上げ性能の選択を自動的に切換えるようにすることにより、上述した課題を解決しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に記載された移動式クレーンの過負荷防止装置は、アウトリガを有する下部走行体に旋回可能に旋回台を搭載し、当該旋回台に対して前後に揺動可能で且つ前記旋回台の所定位置に固定可能なレバーを介して伸縮ブームを起伏可能に枢着し、当該伸縮ブームと前記旋回台の間に起伏シリンダを介装し、前記伸縮ブーム先端から吊下したロープにより吊荷を吊持する移動式クレーンの過負荷防止装置であって、前記過負荷防止装置は、吊荷負荷を検出する負荷検出器と、前記レバーの旋回台に対する固定位置を検出するレバー位置検出器と、前記伸縮ブームのブーム長さを検出するブーム長さ検出器と、前記伸縮ブームのブーム角度を検出するブーム角度検出器と、過負荷防止装置本体と、警報停止装置とから構成されており、さらに、前記過負荷防止装置本体は、前記ブーム長さとブーム角度と吊上げ性能とからその時の伸縮ブーム姿勢における限界値を算出する限界値算出手段と、前記吊上げ性能を記憶する吊上げ性能記憶手段と、前記吊荷負荷と限界値を比較しその結果に応じた信号を前記警報停止装置に出力する比較手段とから構成され、前記吊上げ性能記憶手段はレバー位置に応じた複数の吊上げ性能を記憶しており、前記限界値算出手段は前記レバー位置検出器の検出信号に応じた吊上げ性能に基き限界値を算出することを特徴としている。
【0011】
この構成によれば、旋回台と伸縮ブーム基端部の間に介装されたレバーの旋回台に対する固定位置をレバー位置検出器が検出し、過負荷防止装置の限界値算出手段に当該検出信号を送るので、過負荷防止装置の限界値算出手段は吊上げ性能記憶手段が記憶している前記レバー位置に応じた複数の吊上げ性能のうち、検出信号に応じた吊上げ性能に基き限界値を算出するのである。すなわち、レバー位置検出器の検出信号により過負荷防止装置における吊上げ性能の選択を自動的にレバー位置に応じたものに切換えることができるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明するにあたって、従来の技術で図3に図示し説明した移動式クレーンAに本願発明に係る過負荷防止装置を適用した例を説明する。従って本発明と従来の技術のものと共通する部分については、同符号を用い詳細な説明を略して以下に説明する。
【0013】
図1に、本発明の実施の形態に係る過負荷防止装置50のブロック図を示す。
【0014】
過負荷防止装置50は、吊荷負荷を検出する負荷検出器51と、前記レバー18の旋回台4に対する固定位置を検出するレバー位置検出器52と、前記伸縮ブーム6のブーム長さを検出するブーム長さ検出器53と、前記伸縮ブーム6のブーム角度を検出するブーム角度検出器54と、過負荷防止装置本体55と、警報停止装置56とから構成されている。
【0015】
負荷検出器51、ブーム長さ検出器53、ブーム角度検出器54は従来より移動式クレーンに使用されているものを使用することが可能である。すなわち、負荷検出器51としては、伸縮ブーム6先端から吊下したロープに吊持された吊荷により前記起伏シリンダ16に発生する軸力を検出するものとして、軸部の変形を歪みゲージにより検出するもの、あるいは起伏シリンダ保持側油室の保持圧力を検出するもの等が使用される。ブーム長さ検出器53としては、コードリールを伸縮ブーム6の基端ブーム側面に配置し、繰出されるコードの先端を先端ブームに接続し、そのコードの繰出量をポテンショメータにより検出するものが使用される。ブーム角度検出器54としては、伸縮ブーム6に取付けられ、揺動可能なレバーの先端に重りを有しそのレバーの揺動角度をポテンショメータにより検出するものが使用される。
【0016】
前記過負荷防止装置本体55は、前記ブーム長さとブーム角度と吊上げ性能とからその時の伸縮ブーム姿勢における限界値を算出する限界値算出手段57と、吊上げ性能を記憶する吊上げ性能記憶手段58と、吊荷負荷と限界値を比較しその結果に応じた信号を前記警報停止装置56に出力する比較手段59とから構成されている。吊上げ性能記憶手段58は、伸縮ブーム6の長さと角度により変化する吊上げ性能を記憶するものであり、本願の過負荷防止装置55のものは、さらにレバー18の旋回台4に対する固定位置の数だけそれに対応する吊上げ性能を記憶している。過負荷防止装置本体55は既知のCPU、ROM、RAM等の電子部品を含んだ電子回路で構成され、上記運転室5内部に配置される。
【0017】
前記警報停止装置56は、前記運転室5内部に配置される警報手段とクレーン車Aの動作を停止させる停止手段とから構成される。具体的には、警報手段としてはクレーン作業時に吊荷による負荷が所定の値に達した時に音声あるいは表示によりオペレータに注意を喚起させる警報機器が用いられ、停止手段としてはクレーン車Aのアクチュエータを駆動する油圧供給回路に介装され、吊荷による負荷が所定の値に達した時に動作するアンロード回路等が使用される。
【0018】
図2はレバー位置検出器52の具体例を示したものである。図2は図3のB−B断面図であって、前記後部レバー固定部30とレバー枢着点12の詳細を示すものである。断面図は左右対称となっているので図2では左半分のみを図示している。旋回台4はベースプレート32、当該ベースプレート32の左右に立設された側板33から構成されており、当該側板33の下方部分にはボス34が側板33を貫通して固着されている。36は前記左右のボス34に渡って嵌入されたピンである。ピン36の端部は前記ボス34からさらに側板33の外方に向かって突出しており、その突出部に前記レバー18の一端部18aに設けられたボス37が揺動自在に挿入されている。以上のようにレバー枢着点12は前記側板側のボス34、レバー側のボス37、ピン36によって構成されている。
【0019】
40は前記レバー18の上方部に貫通して固着されたボスであって、内部には側板33に向かって突入可能に固定ピン41が収納されている。固定ピン41の先端部42はテーパに形成されており、その後端部には連結棹43が旋回台4外方に向かって突出している。44は固定ピン駆動シリンダであって、前記連結棹43とレバー18の間に配置されており、その伸縮により前記固定ピン41を側板33に向けて突入あるいは引き出しできるようになっている。
【0020】
45は前記側板33を貫通して固着されたボスであって、その内面46はテーパ面とされており、前記固定ピン41の先端部42のテーパと係合するように構成されている。したがって、前記固定ピン駆動シリンダ44により前記固定ピン41の先端部42を前記側板33のボス45に向けて突入させたときには、前記レバー18は側板33すなわち旋回台4と強固に固定されることとなる。以上のように、既述した後部レバー固定部30はレバー側のボス40、固定ピン41、固定ピン駆動シリンダ44および側板33側のボス45とによって構成されている。
【0021】
52はレバー位置検出器であって、サポート61によって近接スイッチ60を支持することにより前記ボス45の近傍に当該近接スイッチ60を配置するものである。上述したようにレバー18を旋回台4に固定する際には固定ピン41が固定ピン駆動シリンダ44により側板33のボス45に向けて突入されるわけであるが、その際の固定ピンの先端部42を近接スイッチ60により検出し、それによりレバー18が当該固定位置に固定されたことを検出するものである。
【0022】
なお、前部レバー固定部31におけるレバー位置検出器52ついても図示しないが同様の構成となっている。
【0023】
上述した過負荷防止装置50の作用は以下のとおりである。図4又は、図6に示したクレーン車Aのクレーン作業の際には、上述したレバー位置検出器52からの検出信号が過負荷防止装置本体55の限界値算出手段57に出力される。すると、その検出信号に応じた吊上げ性能が前記吊上げ性能記憶手段58から自動的に読み出される。前記ブーム長さ検出器53とブーム角度検出器54からはブーム長さとブーム角度の信号が過負荷防止装置本体55の限界値算出手段57に出力される。すると、限界値算出手段57では、レバー位置検出器52の検出信号に応じた吊上げ性能に基き限界値を算出し、比較手段59に当該限界値を出力する。比較手段59では前記負荷検出器51が検出した実際の吊荷による吊荷負荷と前記限界値を比較し、吊荷負荷が限界値に対し所定の関係となった時には前記警報停止手段56に警報停止信号を出力する。すると、前記警報手段がオペレータに音声あるいは表示により警報を発すると共に、前記停止手段がクレーン車Aの動作を停止するのである。
【0024】
以上のように、本願発明の過負荷防止装置50によれば、旋回台4と伸縮ブーム基端部6bの間に介装されたレバー18の旋回台4に対する固定位置をレバー位置検出器52が検出し、過負荷防止装置本体55の限界値算出手段57に当該検出信号を送るので、限界値算出手段57は吊上げ性能記憶手段58が記憶している前記レバー位置に応じた複数の吊上げ性能のうち、検出信号に応じた吊上げ性能に基き限界値を算出することができるのである。すなわち、レバー位置検出器52の検出信号により過負荷防止装置50における吊上げ性能の選択を自動的にレバー位置に応じたものに切換えるようにすることができるのである。
【0025】
なお、上記過負荷防止装置50を旋回角度をも加味して制御を行うものにしてもよいこと勿論である。その場合は、上記吊上げ性能記憶手段58はアウトリガ張出状態に応じ、旋回角度により変化する吊上げ性能を記憶したものとなる。そして、さらに検出器にはアウトリガ張出状態検出器と旋回角度検出器が追加されたものとなる。その場合の制御内容は、上述した制御内容に加えて、アウトリガ張出状態検出器と旋回角度検出器の検出信号が前記限界値算出手段57に出力されると、アウトリガ張出状態に応じた吊上げ性能が限界値算出手段57に読み出され、旋回角度をも加味した限界値が算出されることとなる。
【0026】
さらに、前記伸縮ブーム6の前部に補助ジブを装着可能なクレーン車においても本願発明を適用し、その補助ジブ作業時には、過負荷防止装置50は前記レバー位置検出器52の検出信号に応じてジブ吊上げ性能を自動的に切換えて限界値を算出するようにしてもよいこと勿論である。
【0027】
また、上述した実施の形態ではクレーン車Aが吊荷を吊った際の前方安定及び強度性能に対する過負荷防止装置50の制御を説明したが、後方安定度の制御にも本願発明を適用できること勿論である。すなわち、クレーン車Aがアウトリガを設置せず伸縮ブーム6を側方に向けた状態で伸縮ブーム6を起伏させていったときは、その後方安定より、過負荷防止装置本体55は所定の起伏角度で警報停止装置56に警報停止信号を出力する必要があるが、かかる警報停止信号を出力すべき起伏角度は前記レバー18の旋回台4に対する固定位置によって変化するものである。したがって、前記レバー位置検出手器52から前記過負荷防止装置本体55への検出信号によって後方安定度制御における警報停止信号を出力する伸縮ブーム6の起伏角度を自動的に切換えるように前記過負荷防止装置本体55を構成すればよいのである。
【0028】
【発明の効果】
以上の如く構成し作用するものであるから、本願の請求項1に記載された発明では、レバー位置検出器の検出信号により過負荷防止装置における吊上げ性能の選択を自動的にレバー位置に応じたものに切換えることができるので、レバー位置の入力ミスあるいは入力のし忘れ等が発生するおそれがなくなる。そのため、現実のレバー位置と異なるレバー位置が過負荷防止装置に入力されているために起こる安定限界を越えた負荷によるクレーン車の転倒、あるいは強度限界を越えた負荷によるクレーン車の破損等を防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る過負荷防止装置のブロック図である。
【図2】レバー位置検出器52の具体例を示したものである。
【図3】クレーン車Aの側面図である。
【図4】クレーン作業姿勢を示した図である。
【図5】レバーを前方に揺動したクレーン車Aの側面図である。
【図6】クレーン車Aの作業姿勢を示した図である。
【符号の説明】
1は車輪、2は下部走行体、3はアウトリガ、4は旋回台、5は運転室、6は伸縮ブーム、12はレバー枢着点、14はブーム根元支点、16は起伏シリンダ、17はサポート、18はレバー、19は起伏シリンダ枢着点、20は起伏シリンダ受け、30は後部レバー固定部、31は前部レバー固定部、32はベースプレート、33は側板、34はボス、36はピン、37はボス、40はボス、41は固定ピン、42は先端部、44は固定ピン駆動シリンダ、45はボス、50は過負荷防止装置、51は負荷検出器、52はレバー位置検出器、53はブーム長さ検出器、54はブーム角度検出器、55は過負荷防止装置本体、56は警報停止装置、57は限界値算出手段、58は吊上げ性能記憶手段、59は比較手段、60は近接スイッチ、61はサポート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an overload prevention device for a crane vehicle.
[0002]
[Prior art]
FIG. 3 shows a side view of a crane vehicle A that has a telescopic boom pivotally attached to a swivel base via a lever and is capable of changing the boom base fulcrum position of the telescopic boom during operation. The lower traveling
[0003]
One end 18a of the
[0004]
FIG. 4 shows that the hoisting
[0005]
FIG. 5 shows that the
[0006]
FIG. 6 shows the crane working posture of the crane vehicle A when the
[0007]
As described above, since the crane A described above changes the lifting performance according to the position of the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional overload prevention device switches the lifting performance according to the lever position. After the operator confirms the lever position with his own eyes, the lever position input switch provided in the cab 5 inputs the lever position. As a result, the input error or forgetting to input may occur. If a lever position that is different from the actual lever position is input to the overload prevention device due to an incorrect input of the lever position or forgetting to input, the lifting performance corresponding to the lever position is not applied to the overload prevention device. For this reason, there is a risk that the crane vehicle will fall over due to a load exceeding the stability limit or the crane vehicle may be damaged due to a load exceeding the strength limit.
[0009]
Accordingly, the present invention seeks to solve the above-described problem by detecting the position of the lever with a detector and automatically switching the selection of the lifting performance in the overload prevention device based on the detection signal. is there.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The overload prevention device for a mobile crane described in
[0011]
According to this configuration, the lever position detector detects the fixed position of the lever interposed between the swivel base and the telescopic boom base end with respect to the swivel base, and the detection signal is sent to the limit value calculation means of the overload prevention device. Therefore, the limit value calculation means of the overload prevention device calculates the limit value based on the lifting performance corresponding to the detection signal among the plurality of lifting performances corresponding to the lever position stored in the lifting performance storage means. It is. That is, the selection of the lifting performance in the overload prevention device can be automatically switched to the one corresponding to the lever position by the detection signal of the lever position detector.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In describing the embodiment of the present invention, an example in which the overload prevention device according to the present invention is applied to the mobile crane A shown and described in FIG. 3 in the prior art will be described. Accordingly, portions common to the present invention and those of the prior art will be described below using the same reference numerals and omitting detailed description.
[0013]
FIG. 1 shows a block diagram of an
[0014]
The
[0015]
As the
[0016]
The overload prevention device
[0017]
The alarm stop device 56 includes alarm means arranged inside the cab 5 and stop means for stopping the operation of the crane vehicle A. Specifically, an alarm device that alerts the operator by voice or display when the load due to the suspended load reaches a predetermined value during crane work is used as the alarm means, and the actuator of the crane vehicle A is used as the stop means. An unload circuit or the like that is interposed in a driving hydraulic pressure supply circuit and that operates when a load caused by a suspended load reaches a predetermined value is used.
[0018]
FIG. 2 shows a specific example of the
[0019]
[0020]
[0021]
A
[0022]
The
[0023]
The operation of the
[0024]
As described above, according to the
[0025]
Of course, the
[0026]
Furthermore, the present invention is also applied to a crane vehicle in which an auxiliary jib can be attached to the front part of the
[0027]
In the above-described embodiment, the control of the
[0028]
【The invention's effect】
In the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an overload prevention apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 shows a specific example of a
FIG. 3 is a side view of a crane truck A.
FIG. 4 is a view showing a crane working posture.
FIG. 5 is a side view of a crane truck A in which a lever is swung forward.
FIG. 6 is a view showing a working posture of the crane truck A.
[Explanation of symbols]
1 is a wheel, 2 is a lower traveling body, 3 is an outrigger, 4 is a swivel, 5 is a cab, 6 is a telescopic boom, 12 is a lever pivot point, 14 is a boom fulcrum, 16 is a hoisting cylinder, and 17 is a support , 18 is a lever, 19 is a lifting cylinder pivot point, 20 is a lifting cylinder receiver, 30 is a rear lever fixing part, 31 is a front lever fixing part, 32 is a base plate, 33 is a side plate, 34 is a boss, 36 is a pin, 37 is a boss, 40 is a boss, 41 is a fixed pin, 42 is a tip, 44 is a fixed pin drive cylinder, 45 is a boss, 50 is an overload prevention device, 51 is a load detector, 52 is a lever position detector, 53 Is a boom length detector, 54 is a boom angle detector, 55 is an overload prevention device body, 56 is an alarm stop device, 57 is a limit value calculation means, 58 is a lifting performance storage means, 59 is a comparison means, and 60 is a proximity switch, 1 support
Claims (1)
前記過負荷防止装置は、吊荷負荷を検出する負荷検出器と、前記レバーの旋回台に対する固定位置を検出するレバー位置検出器と、前記伸縮ブームのブーム長さを検出するブーム長さ検出器と、前記伸縮ブームのブーム角度を検出するブーム角度検出器と、過負荷防止装置本体と、警報停止装置とから構成されており、さらに、前記過負荷防止装置本体は、前記ブーム長さとブーム角度と吊上げ性能とからその時の伸縮ブーム姿勢における限界値を算出する限界値算出手段と、前記吊上げ性能を記憶する吊上げ性能記憶手段と、前記吊荷負荷と限界値を比較しその結果に応じた信号を前記警報停止装置に出力する比較手段とから構成され、
前記吊上げ性能記憶手段はレバー位置に応じた複数の吊上げ性能を記憶しており、前記限界値算出手段は前記レバー位置検出器の検出信号に応じた吊上げ性能に基き限界値を算出することを特徴とする移動式クレーンの過負荷防止装置。A swivel base is mounted on a lower traveling body having an outrigger so as to be pivotable, and a telescopic boom can be raised and lowered via a lever that can swing back and forth with respect to the swivel base and can be fixed at a predetermined position of the swivel base. An overload prevention device for a mobile crane that interposes a hoisting cylinder between the telescopic boom and the swivel, and suspends a suspended load by a rope suspended from the distal end of the telescopic boom,
The overload prevention device includes a load detector that detects a suspended load, a lever position detector that detects a fixed position of the lever with respect to a swivel, and a boom length detector that detects a boom length of the telescopic boom. A boom angle detector that detects a boom angle of the telescopic boom, an overload prevention device main body, and an alarm stop device, and the overload prevention device main body includes the boom length and the boom angle. Limit value calculating means for calculating the limit value in the telescopic boom posture at that time, lifting performance storage means for storing the lifting performance, and a signal corresponding to the result of comparing the suspended load and the limit value Comparing means for outputting to the alarm stop device,
The lifting performance storage means stores a plurality of lifting performances according to the lever position, and the limit value calculating means calculates a limit value based on the lifting performance according to the detection signal of the lever position detector. A mobile crane overload prevention device.
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