JP4130452B2 - 穀類保存容器 - Google Patents

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本発明は、一般家庭において、米、麦、豆、その他の穀類を保存すると共に、日常的に掬い出して食用に供することができるようにした米びつ等の穀類保存容器に関する。
一般家庭において使用される米びつは、種々のものが市販されており、本出願人は、独身者や単身赴任者が簡便に使用できる小容量の米びつを先に提案したところである。
特開平11−4774号公報
例えば、独身者や単身赴任者が使用する米びつは、比較的に小容量であるから、少なくとも数kg程度の米を常備するためには、消費の都度、米を買い足し、米びつに補充することが必要である。
ところが、従来の米びつは、上部開口の容器本体が単純に貯蔵室を形成する構成に過ぎない。従って、食用時には、上部開口から計量カップ等を挿入し、貯蔵室の上層部分の米を掬い出して消費する。そして、米の貯蔵量が減少すると、買い足した米を上部開口から貯蔵室に補充する。即ち、補充する新しい米は、残存した米の上に充填される。
このため、消費と充填により代謝される米は、常に貯蔵室の上層部分だけとなり、下層部分において古い米が残存し続け、代謝されないという問題がある。その結果、不経済であるばかりか、古い米に穀象虫等の虫が寄生するという憂慮すべき事態を生じる。
本発明は、上記課題を解決した米びつ等の穀類保存容器を提供するものであり、その手段として構成したところは、底壁の上で後壁と前壁の間に穀類の貯蔵室を形成する上部開口の容器本体と、該容器本体の上部開口を施蓋する蓋体とから構成され、前記貯蔵室は、容器本体の後側に位置する保存室と前側に位置する待機室とを備え、容器本体の上部から下向きに延びる仕切り部材を設けることにより、後壁と仕切り部材の間に保存室を区画すると共に、仕切り部材と前壁の間に待機室を区画し、該仕切り部材と底壁の間に保存室と待機室を連通する連通路を形成しており、前記仕切り部材は、容器本体の上部から下向きに延びる隔壁と、該隔壁から屈折することにより保存室に向けて下向き傾斜する制御壁とを備え、前記底壁は、前記制御壁の下端により規定される水平面よりも下側の部位までほぼ鉛直方向に延びる後壁の下端から、少なくとも連通路に至り次第に下向きに傾斜せしめられたシュート壁を形成しており、前記水平面よりも上方位置に前記待機室の上部開口を開口して成る点にある。
前記蓋体は、保存室の上部に着脱自在に固着された固定蓋と、待機室の上部に開閉自在に取着された開閉蓋を構成することが好ましい。
また、前記仕切り部材は、容器本体の両側壁の間に着脱自在に挿着されており、隔壁の両側部に容器本体の上部開口縁に吊持される吊持片を設けると共に、制御壁の両側部に容器本体の両側壁に係止される係止片を設けることが好ましい
本発明の実施形態において、待機室の上部開口は、該開口の両側縁を前下り状に傾斜した傾斜開口部を形成すると共に、該待機室を形成する容器本体の前壁を前傾状に傾斜せしめており、該傾斜開口部は、開閉蓋により開閉自在に施蓋される。開閉蓋は、容器本体の前壁に対して傾斜開口部の前縁と平行な軸回りに回動自在に枢結されており、該開閉蓋を傾斜開口部に対して反転方向に回動することにより該傾斜開口部を開放した状態で、該開閉蓋を反転姿勢に保持するストッパー手段が設けられている。
請求項1に記載の本発明によれば、貯蔵室1が仕切り部材5により保存室1Aと待機室1Bにより区画されているので、保存室1Aに充填した米等の穀類Rは、底部のシュート壁14の斜面に沿って移動し、仕切り部材5の下方に形成された連通路13を通過することにより、待機室1Bに進入する。そこで、ユーザが穀類Rを食用に供するに際し、開閉蓋3bを開けて待機室1Bの開口9bを開放し、計量カップ等のカップ29で待機室1Bの穀類Rnを掬い出すと、該待機室1Bの穀類Rnのレベルが下がるので、保存室1Aの穀類Rは、シュート壁14の斜面を移動する下層側の穀類Rが待機室1Bに進入する。即ち、保存室1Aに充填された穀類Rは、常に、下層側の穀類から順に待機室1Bへと移動することになる。このため、保存室1Aにおける穀類Rの残量が少なくなり、買い足した穀類を保存室1Aに残存する古い穀類の上に補充した場合でも、待機室1Bの穀類Rnを消費することに伴って保存室1Aから待機室1Bに進入する穀類は、常に、下層側の古い穀類から順に移動して消費されるので、新旧の穀類の代謝が好適に行われるという効果がある。
特に、本発明によれば、仕切り部材5は、容器本体の上部から下向きに延びる隔壁5aと、該隔壁から屈折することにより保存室1Aに向けて下向き傾斜する制御壁5bとを備えており、シュート壁14は、前記制御壁5bの下端により規定される水平面Hよりも下側の部位pまでほぼ鉛直方向に延びる後壁8の下端8aから連通路13に向けて次第に下向きに傾斜するように構成されている。従って、保存室1Aの内部で前記水平面Hの下側に位置する穀類Rは、シュート壁14の傾斜により、後壁8の近傍ではh1のように薄く、連通路13の近傍ではh2のように厚くなり、前記水平面Hよりも上層側の米Rの荷重を受けることにより待機室1Bに向けて移動するように付勢されるが、連通路13の上方かつ水平面Hの上方では該移動方向に対向する制御壁5bにより受止められ、該制御壁5bの斜面により保存室1Aの中央方向に向けられることにより該制御壁5bの下方に向けて直下方向に移動しないので、水平面Hよりも下層側に位置する限定された穀類Rだけ待機室1Bに向けて移動する。これにより、連通路13を通過して待機室1Bに滞留する穀類Rnのレベルは、所定高さに制御され、前記水平面Hとほぼ同程度かやや高くなるが、水平面Hを大きく超えるようなことはない
そして、待機室1Bの上部開口9bは、前記水平面Hよりも上方位置に開口されているので、待機室1Bに滞留する穀類Rnが該開口9bから溢れるようなことがない。
また、請求項2に記載の本発明によれば、保存室1Aの上部に固定蓋13aを着脱自在に固着し、待機室1Bの上部に開閉蓋13bを開閉自在に取着しており、請求項3に記載の本発明によれば、仕切り部材5を容器本体2の両側壁4、4に着脱自在に挿着しているので、前記固定蓋13aと仕切り部材5を取外すことにより、容器本体2の洗浄が容易となる一方、仕切り部材5を取付けた状態において、隔壁5aの両側部を吊持片15、15を介して容器本体2の開口縁4a、4aに吊持し、制御壁5bの両側部を係止片16、16を介して容器本体2の両側壁4、4に係止しているので、隔壁5aから制御壁5bを屈折状に延設した仕切り部材5が保存室1Aの穀類Rから大きな荷重を受ける場合でも、該仕切り部材5を堅固かつ安定した状態で取付けることが可能になる。
そして、請求項4に記載の本発明によれば、待機室1Bの開口9bが傾斜開口部を形成すると共に、該待機室1Bを形成する容器本体の前壁7を前傾状に傾斜せしめた構成とされているので、開口9bを大きく開口せしめることが可能になり、待機室1Bに対するカップ29の出し入れによる穀類の掬い作業が容易になるという効果がある。
更に、請求項5に記載の本発明によれば、開閉蓋3bが反転回動により開口9bを開放すると共に、ストッパー手段28により反転姿勢を保持するように構成されているので、待機室1Bの内部の穀類Rnを掬い出す際に、万一、カップ29から穀類がこぼれるような場合でも、落下した穀類が反転姿勢を保持する開閉蓋3bにより好適に受止められ、床上に散乱することはない。そして、開閉蓋3bにより受止められた穀類は、開閉蓋3bを回動し開口9bを施蓋せしめたとき、待機室1Bに戻される。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。因みに、以下は、米びつを実施形態とした構成について説明するが、本発明は、米びつに限定されるものではなく、米の他、麦、豆、その他の穀類を保存する穀類保存容器として広く一般的に適用できることを諒解されたい。尚、以下の説明において、「前」「後」「上」「下」の語は、穀類保存容器を床上に設置した状態で特定される位置又は方向を意味しており、例えば、保存容器を台所の流し台の収納室に収納した状態で、ユーザに対して、「前」が正面側、「後」が「背面側」の意味であることを理解されたい。
図1に示すように、穀類保存容器は、穀類の貯蔵室1を形成する上部開口の容器本体2と、該容器本体2の上部開口を着脱自在に施蓋する蓋体3(3a、3b)と、容器本体1の両側壁4、4の間に着脱自在に挿着される仕切り部材5とから構成されている。
図2に示すように、容器本体2は、底壁6の両側縁から起立する両側壁4、4と、前後縁から起立する前壁7及び後壁8を備え、これにより上部に開口9を形成し、開口縁に沿って両側壁4、4及び前後壁7、8の上縁が外側に断面下向きほぼU形に折返された折曲縁4a、4a、7a、8aを連続状に形成している。
容器本体2の底壁6は、後述するように、後方から前方に向けて下向きに傾斜せしめられ床面から離れる傾斜壁(シュート壁)を形成するので、底壁6の後側の傾斜部分の両側から支持壁10、10を垂設し、該支持壁に車輪11、11を軸支している。従って、容器本体2は、前壁7を持ち上げることにより、車輪11を介して前後方向に走行自在とされ、前壁7を下降させ底壁6の前側部分に設けた座12を床面に接地させることにより、接地摩擦力で走行不能に安定設置される。
図3に示すように、前記貯蔵室1は、容器本体2の後側に位置する保存室1Aと前側に位置する待機室1Bとを形成し、仕切り部材5により保存室1Aと待機室1Bを区画されると共に、該仕切り部材5と底壁6の間に保存室1Aと待機室1Bを連通する連通路13を形成し、底壁6を保存室1Aの底部から少なくとも連通路13に至り次第に下向きに傾斜せしめることによりシュート壁14を形成している。この際、シュート壁14は、図示のように、仕切り部材5の下端により規定される水平面Hよりも高さh1だけ下側の部位pに至りほぼ鉛直方向に延びる後壁8の下端8aから前方に向けて下向き傾斜され、仕切り部材5の下方に高さh2(h2>h1)となる連通路13を形成する。図例の場合、底壁6は、待機室1Bの底部においてほぼ水平に形成され、該水平壁の下面に座12を形成しているが、下向き傾斜するシュート壁14を待機室1Bの底部まで延長させても良い。
容器本体2の上部開口9は、仕切り部材5を挟んで保存室1Aの開口9aと待機室1Bの開口9bを構成し、これに対応して、蓋体3は、保存室1Aの開口9aを着脱自在に閉蓋する固定蓋3aと、待機室1Bの開口9bを開閉自在に閉蓋する開閉蓋3bとに分割構成されている。
図示のように、待機室1Bの開口9bは、両側縁を前下り状に傾斜した傾斜開口部を形成すると共に、容器本体2の前壁7を前傾するように傾斜せしめ、これにより待機室1Bの底部よりも開口9bが大きくなるように形成され、後述するように計量カップ等のカップにより待機室1Bの内部の米(穀類)を掬い出す作業を容易にする。この際、待機室1Bの開口9bは、前記水平面Hよりも高さh3だけ上方位置に開口するように形成されている
仕切り部材5は、保存室1Aと待機室1Bの間に位置して容器本体2の上部から下向きに延びる隔壁5aと、該隔壁5aから屈折することにより保存室1Aに向けて下向き傾斜する制御壁5bとを備えており、仕切り部材5の両側縁を縁取ると共に容器本体2の両側壁4、4の内面に重ね合わせられる縁壁5cを隔壁5a及び制御壁5bにわたり延びるように形成している。尚、隔壁5aは、図例のように、上端から保存室1Aに向かうようにやや傾斜されていることが好ましい。
図2に示すように、仕切り部材5は、容器本体2に対して着脱自在に構成するため、縁壁5cの上端部から隔壁5aの両側方に張出し断面下向きほぼU形に形成された吊持片15、15を設けると共に、制御壁5bの両側に位置して縁壁5cから側方に張出し下向きの爪状となる係止片16、16を設けている。これに対応して、容器本体2は、両側壁4、4の折曲縁4a、4aに前記吊持片15、15を嵌合せしめる切欠17、17を形成すると共に、両側壁4、4に前記係止片16、16を嵌合せしめる孔18、18を形成している。
従って、仕切り部材5は、容器本体2の両側壁4、4の間に挿入した状態で、係止片16、16を孔18、18に対して内側から外側に向けて嵌挿すると共に、吊持片15、15を切欠17、17に嵌入することにより、固定される。この状態で、吊持片15が切欠17に嵌入され、仕切り部材5の上部を堅固に吊持しており、係止片16が孔18に嵌挿され、制御壁5bの部分で縁壁5cを前後左右に遊動しないよう固定する。尚、仕切り部材5を取外す際には、仕切り部材5を僅かに持ち上げ、孔18に合致した状態で係止片16を側壁4の外側から内側に押込んだ後、仕切り部材5を上方に引き抜けば良い。
蓋体3を構成する固定蓋3aは、保存室1Aの開口9aを閉蓋する蓋壁19の周縁下面に容器本体2の折曲縁8a、4a、4aに接支する縁リブ20を設けると共に、蓋壁19の周縁から折曲縁8a、4a、4aの外周に被せられるスカート部21を形成している。尚、複数の縁リブ20には、容器本体2に取付けられた仕切り部材5の吊持片15の上に接支する押さえリブ20aが含まれており、これにより固定蓋3aを容器本体2に装着した状態で、仕切り部材5を浮き上がらないように押さえ込む。図例の場合、固定蓋3aの蓋壁19は、前縁に沿って容器本体2の両側壁4、4の間に延びる幕板22を設けており、該幕板22は、仕切り部材5の隔壁5aの前側で該隔壁の上縁部を被う。図示省略しているが、固定蓋3aは、保存室1Aの開口9aを閉蓋した状態で押し下げることにより、折曲縁8a又は折曲縁4a、4aの下縁に係止する係止突起を設けており、係止状態を保持する。従って、固定蓋3aを無理に引き上げたときにのみ、係止突起が外れ、保存室1Aを開放するように構成されている。
開閉蓋3bは、待機室1Bの傾斜開口部を形成する開口9bを閉蓋する蓋壁23を備えると共に、該開口9bの開口縁を形成する折曲縁4a、4a、7aの外周に被せられるスカート部24を該蓋壁23の周縁から折曲形成しており、蓋壁23の適宜個所に外側から内側に向けて凹入する把手部25を設けている。開閉蓋3bは、開口9bを開閉可能とするため、容器本体2の前壁7に対して開口9bの前縁と平行な軸回りに回動自在に枢結されている。図例の場合、前壁7から突設したリブ状の軸受部26に形成された軸孔に、開閉蓋3bの前側に位置するスカート部24の内側から突設したブラケット27の軸部27aを嵌脱自在に嵌着するように構成されている。
従って、図4に示すように、開閉蓋3bを開口9bに対して反転方向に回動することにより該開口9bが開放されるように構成され、開放状態において開閉蓋3bを反転姿勢に保持するストッパー手段28が設けられている。図例の場合、スカート部24と軸受部26が相互に当接することによりストッパー手段28を構成する。
上記構成の穀類保存容器を米びつとして使用する場合、容器本体2の両側壁4、4の間に仕切り部材5を装着した状態で、開口9aから保存室1Aに米群R(以下単に「米」という。)を充填する。その後、開口9aは固定蓋3aにより閉蓋される。尚、待機室1Bの開口9bは、開閉蓋3bにより閉蓋されている。
図3に示すように、保存室1Aに充填された米Rは、底部のシュート壁14の斜面に沿って、矢印Fで示すように移動しつつ連通路13を通過し、待機室1Bに進入する。保存室1Aの内部で仕切り部材5に臨む米Rは、前記水平面Hの上方位置において前記矢印Fで示す米の移動方向に対向するように制御壁5bにより受止められ、該制御壁5bの斜面により保存室1Aの中央方向に向けられることにより該制御壁5bの下方に向けて直下方向に移動しないので、該制御壁5bの下端により規定される水平面Hよりも下層側に位置する限定された米Rだけが、該水平面Hよりも上層側の米Rの荷重を受けることにより待機室1Bに向けて移動する。従って、連通路13を通過して待機室1Bに進入し滞留する米Rnのレベル(底部から米の表面までの高さ)は、前記水平面Hとほぼ同程度かやや高くなるが、水平面Hを大きく超えることはない。そして、待機室1Bの上部開口9bは、前記水平面Hよりも上方位置に開口されているので、待機室1Bに滞留する穀類Rnが傾斜開口9bの前縁から溢れることはない。
ユーザが米を食用に供するに際しては、図4に示すように、開閉蓋3bを反転回動することにより、開口9bを開放し、計量カップ等のカップ29を待機室1Bに挿入し、該待機室1Bの内部に滞留する米Rnを掬い出せば良い。この際、上述のように開口9bは、傾斜開口部を形成することにより大きく開口されているので、カップ29の出し入れによる米の掬い作業を容易に行うことができる。この際、掬い出したカップ29から、万一、米がこぼれた場合でも、落下した米は、ストッパー手段28により反転姿勢を保持された開閉蓋3bにより受止められる。尚、開閉蓋3bにより受止められた米は、開閉蓋3bを回動して開口9bを施蓋せしめる際に、待機室1Bに戻される。
カップ29で掬い出すことにより待機室1Bの米Rnのレベルが下がると、保存室1Aの内部で荷重を受けている水平面Hよりも下層側の米Rが、前述と同様に、シュート壁14の斜面により矢印Fのように移動し、連通路13を通過して待機室1Bに進入する。このように、保存室1Aに充填された米Rは、常に、下層側の米から順に待機室1Bへと移動することになる。
容器本体2及び蓋体3を透明又は半透明に形成しておけば、ユーザは、保存室1Aの米Rの残量を外部から視認できる。米Rの残量が少ないと判断したときは、固定蓋3aを取外して開口9aを開放し、買い足した米を保存室1Aに補充すれば良い。この際、補充された新しい米は、残存する古い米の上に充填される。従って、待機室1Bの米Rnを消費することに伴って保存室1Aから待機室1Bに進入する米は、常に、下層側の古い米から順に移動して消費される。
本発明の1実施形態を分解状態で示す側面図である。 本発明の1実施形態における容器本体と仕切り部材を分解状態で示す斜視図である。 本発明の1実施形態を示す縦断面図である。 本発明の1実施形態の作用を示す縦断面図である。
符号の説明
1 貯蔵室
1A 保存室
1B 待機室
2 容器本体
3 蓋体
3a 固定蓋
3b 開閉蓋
4 側壁
5 仕切り部材
5a 隔壁
5b 制御壁
5c 縁壁
6 底壁
7 前壁
8 後壁
9、9a、9b 開口
13 連通路
14 シュート壁
15 吊持片
16 係止片
17 切欠
18 孔
26 軸受部
27 ブラケット
28 ストッパー手段
29 カップ

Claims (5)

  1. 底壁(6)の上で後壁(8)と前壁(7)の間に穀類の貯蔵室(1)を形成する上部開口の容器本体(2)と、該容器本体の上部開口を施蓋する蓋体(3)とから構成され、
    前記貯蔵室(1)は、容器本体の後側に位置する保存室(1A)と前側に位置する待機室(1B)とを備え、容器本体(2)の上部から下向きに延びる仕切り部材(5)を設けることにより、後壁(8)と仕切り部材(5)の間に保存室(1A)を区画すると共に、仕切り部材(5)と前壁(7)の間に待機室(1B)を区画し、該仕切り部材(5)と底壁(6)の間に保存室(1A)と待機室(1B)を連通する連通路(13)を形成しており
    前記仕切り部材(5)は、容器本体の上部から下向きに延びる隔壁(5a)と、該隔壁から屈折することにより保存室(1A)に向けて下向き傾斜する制御壁(5b)とを備え
    前記底壁(6)は、前記制御壁(5b)の下端により規定される水平面(H)よりも下側の部位(p)までほぼ鉛直方向に延びる後壁(8)の下端(8a)から、少なくとも連通路(13)に至り次第に下向きに傾斜せしめられたシュート壁(14)を形成しており、
    前記水平面(H)よりも上方位置に前記待機室(1B)の上部開口(9b)を開口して成ることを特徴とする穀類保存容器。
  2. 蓋体(3)は、保存室(1A)の上部に着脱自在に固着された固定蓋(3a)と、待機室(1B)の上部に開閉自在に取着された開閉蓋(3b)により構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の穀類保存容器。
  3. 仕切り部材(5)は、容器本体の両側壁(4)(4)の間に着脱自在に挿着されており、隔壁(5a)の両側部に容器本体の上部開口縁に吊持される吊持片(15)(15)を設けると共に、制御壁(5b)の両側部に容器本体の両側壁に係止される係止片(16)(16)を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の穀類保存容器。
  4. 待機室(1B)の上部開口(9b)は、該開口の両側縁を前下り状に傾斜した傾斜開口部を形成すると共に、該待機室(1B)を形成する容器本体の前壁(7)を前傾状に傾斜せしめて成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の穀類保存容器。
  5. 待機室(1B)の傾斜開口部(9b)を開閉蓋(3b)により開閉自在に施蓋すると共に、該開閉蓋(3b)を容器本体の前壁(7)に対して傾斜開口部(9b)の前縁と平行な軸回りに回動自在に枢結し、該開閉蓋(3b)を傾斜開口部(9b)に対して反転方向に回動することにより該傾斜開口部を開放した状態で、該開閉蓋(3b)を反転姿勢に保持するストッパー手段(28)を設けて成ることを特徴とする請求項4に記載の穀類保存容器。
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