JP4127281B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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2次元以上の色空間における座標値により表現された多色の画像を色補正して出力する画像処理装置であって、
前記画像の各画素について、前記座標値を多階調で表現したカラー画像データを入力する入力手段と、
前記座標値を表現する前記階調数よりも小さな階調数により前記色空間を分割し、該分割を前記各次元について行なうことより得られた格子点の座標値を前記色空間について記憶した格子点情報記憶手段と、
該各格子点に対応して、前記カラー画像データの色に関する補正データを記憶した色補正テーブルと、
前記入力されたカラー画像データの前記色空間内での座標値を、前記格子点情報記憶手段に記憶された格子点のうち、該座標値に近接するいずれかの格子点の座標値に変換することで、前記カラー画像データが有する階調数を低減するプレ階調数変換手段と、
該変換された座標値に対応した格子点の補正データを、前記色補正テーブルから読み出す色補正データ読出手段と、
該色補正データ読出手段が読み出した各画素の補正データを、該各画素の近傍の画素の補正データに基づいて平均化する処理を行なう平均化処理手段と、
該平均化処理手段により平均化の処理がなされた補正データの各色成分毎の階調数を、画像出力装置に適した階調数であり、前記プレ階調数変換手段により変換された階調数より小さい階調数に変換するポスト階調数変換手段と
を備え、
前記プレ階調数変換手段は、分散型ディザの閾値マトリックスを用いて格子点の座標を変換する手段、または誤差拡散の手法を用いて格子点の座標を変換する手段であることを要旨としている。
2次元以上の色空間における座標値により表現された多色の画像を色補正して出力する画像処理方法であって、
前記画像の各画素について、前記座標値を多階調で表現したカラー画像データを入力し、
前記座標値を表現する前記階調数よりも小さな階調数により前記色空間を分割し、該分割を前記各次元について行なうことより得られた格子点の座標値を前記色空間について記憶し、
該各格子点に対応して、前記カラー画像データの色に関する補正データを記憶した色補正テーブルを用意し、
前記入力されたカラー画像データの前記色空間内での座標値を、前記記憶された格子点のうち、該座標値に近接するいずれかの格子点の座標値に変換することで、前記カラー画像データが有する階調数を低減するプレ階調数変換を、分散型ディザの閾値マトリックスを用いて格子点の座標を変換する方法、または誤差拡散の手法を用いて格子点の座標を変換する方法を用いて行ない、
該変換された座標値に対応した格子点の補正データを、前記色補正テーブルから読み出し、
該読み出した各画素の補正データを、該各画素の近傍の画素の補正データに基づいて平均化し、
該平均化の処理がなされた補正データの各色成分毎の階調数を、画像出力装置に適した階調数であり、前記プレ階調数変換により変換された階調数より小さい
階調数に変換するポスト階調数変換を行なうこと
を要旨としている。
(1)画像処理装置のハードウェア
(2)画像処理の概要−その1
の順に説明し、更にここで、第1ないし第2実施例について説明する。その後、(3)画像処理の概要−その2
として、第3ないし第6実施例について説明する。
画像処理装置30は、入力された原カラー画像データORGを画像出力装置20の色再現特性に合わせる画像処理として、色補正と階調数変換を行なっている。色補正は、例えばガンマ補正など、画像出力装置の出力特性を補正する処理である。また、階調数変換とは、画像入力装置10から出力されるカラー画像データORGの出力可能な階調数に比べ、画像出力装置20の出力可能な階調数が小さい場合には、色補正されたカラー画像データを、画像出力装置20に合わせた最終的な階調数に変換する処理である。例えば、スキャナ等から読み込んだ画像データORGが、R,G,Bの各色について階調数が256(8ビット分)であり、画像出力装置20が、インクのオン・オフによる表現を行なうインクジェットプリンタであって、最終的な階調数が2であるという構成があり得る。この場合、画像処理装置30は、256階調の画像データを2階調に変換し、最終カラー画像データFNLとして画像出力装置20へ向け出力する。なお、以上の説明では、一括して階調数変換と呼んだが、実際には、入力した原カラー画像データORGを色補正前に階調数の少ない格子点に割り付けることにより階調数を低減するプレ階調数変換と、色補正された後のデータをプリンタの表現可能な階調数に合わせて2値化するいわゆるハーフトーン処理による階調数変換とを行なっている。以下の説明では、前者をプレ階調数変換と、後者をポスト階調数変換と呼ぶ。各階調数変換については、後で詳しく説明する。
次に、画像処理の概要について説明する。本実施の形態で採用した画像処理は、プレ階調数変換、色補正、ホスト階調数変換と多岐に亘る。また、それらの処理のバリエーションも、誤差拡散法、平均誤差最小法、組織的ディザ法、あるいはソフトウェアによる色補正,ハードウェアによる色補正など、極めて多いので、説明の便を図って、次の順に説明する。
[A]画像処理のアウトライン
[B]第1ないし第7実施例に共通する画像処理の概要
[C]第1ないし第3実施例に共通する画像処理の詳細
[D]第1ないし第3実施例
[E]第4ないし第7実施例に共通する画像処理の詳細
[F]第4ないし第7実施例
コンピュータ90内部の色補正モジュール98が参照する補正テーブルCTは、図6に示すように、R,G,Bの3色から構成される3次元色空間を格子状に分割した色テーブルである。このテーブルCTは、プリンタドライバ96がオペレーティングシステムに組み込まれる際、例えばハードディスクから読み出され、コンピュータのRAMに展開される。この色テーブルの各格子点には、例えばスキャナ12などの読み取り用カラー原稿と、例えばカラープリンタ22を用いて記録紙上に印字された出力カラー画像とが等しい色になるように、各格子点のR,G,Bの階調値データを階調値変換したCMY色の階調補正データが記憶されている。
図7には、コンピュータ90の色補正モジュール98とハーフトーンモジュール99とにより実現される画像処理装置30の機能ブロック図が示されている。この画像処理装置30は、図7では、プレ階調数変換部140と、色補正部142と、ポスト階調数変換部146と、前述した色補正テーブルCTを格納した色補正テーブルメモリ134とから構成されるものとしている。まず、前記色補正テーブルメモリ134に記憶された補正データについて説明する。
Q=3×8×2^(5×3)
=98304×8[ビット]
=96K[byte ]
なお、1K[byte ]は1024[byte ]である。
次に、上記実施の形態としての画像処理装置のより具体的な実施例を説明する。ここでは、図2に示すスキャナ12から、R,G,B各色が8ビット、256階調の原カラー画像データORGが画像処理装置30としてのコンピュータ90に入力され、コンピュータ90のプリンタドライバ96が、この原カラー画像データORGを画像処理して、最終カラー画像データFNLをカラープリンタ22へ出力する場合を想定する。ここで使用されるカラープリンタ22は、シ アンC,マゼンダM,イエローYの3色インクを用いて各色ドットのオン(ドット有り)/オフ(ドットなし)の2階調で印字するものを用いる。プリンタ22における印刷の具体的な構成は、既に説明した。
具体的には、原カラー画像データORGのB成分は次のようにプレ階調数変換されるものとする。この例では、8個の値はほぼ等間隔されているが、後述する第1,第2実施例では、低濃度領域ほど細かく設定されている。
pre_B[1]=36;
pre_B[2]=73;
pre_B[3]=109;
pre_B[4]=146;
pre_B[5]=182;
pre_B[6]=219;
pre_B[7]=255;
なお、以下の説明では、格子点色データをpre[i]と略記することがある。
slsh_B[0],slsh_B[1],…,slsh_B[6]
pre_B[i]<slsh_B[i]<pre_B[i+1]
(i=0,1,2,…,6)
slsh_B[i]=(pre_B[i]+pre_B[i+1])/2
この場合、前記各しきい値は次のようになる。
slsh_B[1]=54;
slsh_B[2]=91;
slsh_B[3]=127;
slsh_B[4]=164;
slsh_B[5]=200;
slsh_B[6]=236;
(1) 第1の工程;8値化工程(ステップS1〜S6)
まず、注目画素データをしきい値と比較することによって8値化し、格子点色データpre_B[p][q]を得る。なお、これを、以下、格子点色データpre_Bと略記する。この処理を簡単に説明する。原カラー画像データORGがしきい値slsh[0]未満であれば(ステップS1)、注目画素の格子点色データpre_Bを、最も小さな格子点色データpre[0]とする(ステップS4)。同様に、原カラー画像データdataB[p][q]が、どのしきい値の間(slsh[i]〜slsh[i+1])に入っているかを判断し(ステップS2)、注目画素の格子点色データpre_Bを、対応する格子点色データpre[i]とする処理を行なう(ステップS5)。また、原カラー画像データORGがしきい値slsh[7]以上であれば(ステップS3)、注目画素の格子点色データpre_Bを、最も大きな格子点色データpre[7]とする(ステップS6)。なお、図12に示すdataB[p][q]は、注目画素データそのものではなく、近傍の既に8値化された画素カラーの誤差拡散を受けて既に補正されたデータである。誤差拡散法については、第3の工程で説明する。
8値化によって注目画素に生じた誤差err[p][q]を求める。原カラー画像データdataB[p][q]は、本来格子点上に存在している訳ではなく、これを上記の8値化処理により格子点の値に割り当てたので、量子化誤差が生じる。この量子化誤差err[p][q]の大きさを求めるのである。
誤差を、近傍のまだ8値化を行っていない画素に拡散する。ここでは、図11(a)の重みマトリクスに従い、誤差の1/2を注目画素の右側の画素([p+1][q])に、1/4を下側の画素([p][q+1])に、1/4を右下の隣接する画素([p+1][q+1])に、それぞれ拡散し、その原カラー画像データdata_Bに加えている。前述した第1の工程で用いた注目画素データdataB[p][q]は、このようにして誤差拡散を受けた後のデータである。
(1) 第1の工程;誤差補正工程(ステップS10)
この工程では、近傍の既に8値化された画素に生じた8値化誤差で、注目画素デー タを補正する。誤差拡散のマトリクスは、図11(a)に示したものと同一である。即ち、注目画素から見ると、左隣の画素で生じた量子化誤差についてはその1/2を加え、直上の画素で生じた量子化誤差についてはその1/4を加え、左斜め上の画素で生じた量子化誤差についてはその1/4を加えるのである。
この工程は、図12に示したステップS1〜S6と同様であるので、その説明は省略する。
この工程では、8値化によって注目画素に生じた誤差err[p][q]を求める。詳細は、図12に示したステップS7と全く同様である。
プレ階調数変換部140は、誤差拡散法または平均誤差最小法を用いる構成の他、組織的ディザ法等の階調数変換手法を用いることもできる。プレ階調数変換部140として組織的ディザ法を用いた場合の処理の一例を、図14に示す。
slsh_B[i]=(i+1)×4−2
(i=0,1,…,15)
のように設定し、次に画素位置p,qによって一意的に決まる組織的ディザノイズ(dither_noize[p%2][q%2])を注目画素データdata_B[p][q]に加える(ステップS20)。%は余剰演算子で、p%2は「pを2で割った時の余り」の意味になり、qが偶数なら0、奇数なら1となる。dither_noize [p%2][q%2]の値は、例えば、
dither_noize[0][0]=1
dither_noize[0][1]=−1
dither_noize[1][0]=−2
dither_noize[1][1]=0
のように設定する。その後、データをしきい値slsh_B[i]と比較し(ステップS21〜S23)、その大小によって、格子点色データのブルー成分preBを得て、17階調化するのである(S24〜S26)。
・最終的な出力装置の解像度が十分に高く、プレ階調数変換での多少の解像度低下が問題にならない場合には、大きめのマトリクスサイズの組織的ディザ法
・もともと原画像データの階調数が多くなく、プレ階調数変換であまり大幅に階調数を減少させる必要のない場合には、小さめのマトリクスサイズの組織的ディザ法
・画質最優先の場合や、プレ階調数変換で大幅に階調数を減らして色補正テーブルの容量を小さくしたい場合には誤差拡散法
もちろん、誤差拡散法や組織的ディザ法以外の階調数変換手法を用いてもよい。
R成分は、pre_R[0],pre_R[1]…pre_R[15]の16値
G成分は、pre_G[0],pre_G[1]…pre_G[15]の16値
B成分は、pre_B[0],pre_B[1]…pre_G[7]の8値。
色補正部142は、多値化(プレ階調処理)された格子点色データに対し、色補正処理を行なうとともに、R,G,BからC,M,Yへの表色系の変換作業を行なう。すなわち、図7に示した例では、色補正部142は、説明の都合上RGB間での色補正を行なうだけであるとしたが、実際には、色補正部142では、色補正のほかに、R,G,BからC,M,Yへの表色系の変換をも同時に行なっている。
色補正の後、最後にポスト階調数変換部146(ハーフトーンモジュール99)が、色補正部142で色補正されたCMY各データを誤差拡散法または平均誤差最小法によって2値化する処理を行なう。この部分は既存の手法をそのまま適応すればよい。誤差拡散法による2値化工程は、図12で示したプレ階調数変換部140での多値化工程とほとんど同じで、8値化が2値化に変わるだけである。図9のステップS1〜S6の8値化を2値化に変更し、data_B[p][q]をdata_C[p][q]に置き換え、図18に示すように2値化を行なえばよい。ここでは,シアンデータが値255に2値化された場合は、シアンのドット有り、値0に2値化された場合はドットなしとする。以降の誤差計算や、誤差拡散の工程は図12のステップS7,ステップS8と同様なのでその説明は省略する。
以上詳しく説明した画像処理装置30の構成を前提として、本発明の各実施例について説明する。
(1)第1実施例
この画像処理装置30に関するここまでの説明では、説明を簡便にするため、色空間は、図6に示したように、等間隔に分割され、その格子点300毎にデータを有する色補正テーブルが用意されているものとした。第1実施例では、色空間の分割は、最終的な出力装置であるプリンタ22の使用インクCMYの低濃度領域で細かくされている。既に述べたように、プレ階調数変換の変換後の階調数がポスト階調数変換の最終的な階調数よりも十分大きければ、プレ階調数変換の量子化ノイズは十分に小さく、かつ誤差拡散や平均誤差最小法を採用していればその局所的な平均値は0になるため、出力画像の全体についての量子化ノイズの実用上の影響は小さい。しかしながら、プレ階調数変換の量子化ノイズは微小ではあっても存在するから、これは出力画像においてオンドットの出現位置の乱れとして現れている。そのため、厳密には、この量子化ノイズの影響は、オンドットの密度が大きい高濃度や中濃度の領域では実質的に問題にならないが、ドット密度の小さい低濃度の領域において画質劣化の原因となる可能性があると言える。そこで、この問題を解消するために、本実施例では、図20に示すように、低濃度領域で間隔が狭くなった格子点500をもつ色補正テーブルCTを用いる。これに対応して、プレ階調数変換においては、この格子点500の階調値(格子点色データ)に原画像データを変換する。
0、16、32、48、80、96、112、128、144、160、
176、192、208、224、240、248、255
の18段階の階調値に量子化する。この例では、量子化ステップ、つまり隣り合う格子点の間隔は基本的に16であるが、階調値255の附近、つまり低濃度の領域では、量子化ステップは値8又は値7のように小さくなっている。第1実施例では、この格子点を用いて、図12に示した誤差拡散法により、プレ階調数変換をおこなった。
(1) まず、プレ階調数変換の量子化ステップを上記のように低濃度領域で十分小さくなるように暫定的に定め(ステップS31)、これに合せて色補正テーブルCTを作成した上で、実際に色補正を試行する(ステップS32)。
(2) この試行の結果得られた色補正後のデータの量子化ステップをチェックする(ステップS33)。もし、その量子化ステップが低濃度領域のいずれかの箇所において、低濃度領域での量子化誤差の影響を無くすための所定上限値以上かを判断し(ステップS34)、所定上限値より大きければ、プレ階調数変換の量子化ステップのうち、上記大きい箇所に関連する部分を一層小さく設定し直し(ステップS35)、これに合せて色補正テーブルの格子点間隔も修正する(ステップS36)。
本発明の第2実施例として、上記第1実施例と同一の構成において、プレ階調数変換部140がディザ法により階調数変換を行なうものを説明する。この実施例では、プレ階調数変換は、図22に示した処理により行なわれる。この実施例では、4×4のディザマトリクスを用いるものとする。ディザマトリクスの一例を図23に示す。この例では、RGBの各色についてN階調(この実施例では256階調)の原カラー画像データDa(0〜255)を、M階調(この実施例では6階調)にプレ階調数変換している。プレ階調数変換により得られる格子点カラー画像データをGCで表わす。以下の説明では、DiThはディザマトリクス番号を示し、図23に示したように、1から16の値をとる。また、プレ階調数変換のために用意された格子点は、低濃度領域で狭く分割され、RSLT[0]=0、RSLT[1]=70、RSLT[2]=130、RSLT[3]=190、RSLT[4]=235、RSLT[5]=255に設定されている。このほか、各格子点間距離Dist[i]を
Dist[i]=RSLT[i+1]−RSLT[i]
i=0,1,…4
と定義する。なお、原カラー画像データDaが値255を採った場合に後述する隔たりoffstを求める演算の結果を保証するために、Dist[5]=1と定義しておく。
第3実施例としての画像処理装置30は、図24に示すように、第1実施例で説明したプレ階調数変換部140(図9参照)内に、メインデータ出力部140aとサブデータ出力部140bを有し、更に補間演算部148を有する。即ち、第2実施例の画像処理装置30は、プレ階調数変換の量子化ノイズを低減するため、第1実施例の構成に加えて、プレ階調数変換から色補正テーブルCTによる色補正の過程で補間演算を行なう構成を備えるのである。
R'1<R<R'2、G'1<G<G'2、B'1<B<B'2
の関係にあり、この原データ(R、G、B)をプレ階調数変換した結果、データ(R'1、G'2、B'1)が得られたとする(以下、このデータをメインデータという)。
(1) RをCの主要色として、
LUT_C(R'1,G'2,B'1)及びLUT_C(R'2,G'2,B'1)
(2) GをMの主要色として、
LUT_M(R'1,G'2,B'1)及びLUT_M(R'1,G'1,B'1)
(3) BをYの主要色として、
LUT_Y(R'1,G'2,B'1)及びLUT_Y(R'1,G'2,B'2)
このように、メインデータ(R'1,G'2,B'1)に色補正テーブルを適用する他に、各色ごとに、その主要色成分のみをサブデータのそれに変更したデータに対しても色補正テーブルCTを適用して、一次元補間に必要な2つの値を取得する。
M”は、LUT_M(R'1、G'2、B'1)とLUT_M(R'1、G'1、B'1)の補間演算結果、
Y”は、LUT_Y(R'1、G'2、B'1)とLUT_Y(R'1、G'2、B'2)の補間演算結果である。
ここで、各色成分の補間演算は、各色成分についての原データとメインデータ及びサブデータとの距離に応じた重み係数を用いて行なう。例えば、R(C)成分に関して、原データとメインデータ及びサブデータとが、図26に示すように、距離d1、d2だけ隔たっているならば、C”は、次式(5)により求められる。
上述した第1ないし第3実施例では、色補正テーブルCT作成する際、色空間を低濃度領域において細かく分割して得られる格子点を用いている。これに対して、第3実施例以降では、色補正テーブルCTは、図6に示したように、色空間を等間隔に分割して作成されている。以下の実施例では、色空間を低濃度領域で細かく分割する構成に代えて、図27に示すように、スムージング処理部150を備えた構成を採っている。以下、スムージング処理部150の構成を中心に、各実施例に共通の画像処理について説明する。
C=(Ci-1 + Ci + Ci+1)/3
M=(Mi-1 + Mi + Ci+1)/3
Y=(Yi-1 + Yi + Yi+1)/3
となる。尚、重み係数は、注目画素に重く隣接画素に軽くというように不均等にしてもよい。図28(B)ないし(D)は、隣接するラインの画素データまで参照する2次元のスムージングフィルタの例を示す。同図(B)は、注目画素Piが属するラインの一つ手前のラインを含めた6画素を参照するもので、均等な重み係数を持つ例を示す。同図(C)は上下のラインを含めた9画素を参照するもので、やはり均等な重み係数を持つフィルタの一例を示す。更に、同図(D)は同図(C)から重み係数だけを不均等にしたフィルタの一例を示している。
(1)第4実施例
第4実施例の画像処理装置30Aでは、プレ階調数変換部140,色補正部142,スムージング処理部150は、図27に示した処理により実現される。スムージング処理部150は、図2に示した構成では、色補正モジュール98に含まれている。この実施例では、注目画素の主走査方向の位置をhとして、副走査方向の位置をvとして示す。また、以下の説明では、プレ階調数変換部140により階調数変換される前の原カラー画像データORGの各色成分を、Rs[h,v]、Gs[h,v]、Bs[h,v]として記載し、プレ階調数変換後の格子点カラー画像データGCDの各色成分を、Rn[h,v]、Gn[h,v]、Bn[h,v]と表わすものとする。プレ階調数変換により、階調数は、本実施例では各色16階調あるいは8階調に低減されており、このデータRn[h,v]等は、何番目の格子点に割り当てられたものであるかを示していると見ることもできる。第4実施例では、色補正テーブルCTは、RGBからCMYKの4色への変換を含むテーブルであり、この色補正データGCDの各色成分を、Cc[h,v]、Mc[h,v]、Yc[h,v]、Kc[h,v]と記載する。なお、図29では、図示の都合上、[h,v]を省略して記載することがある。
次に第5実施例について説明する。第5実施例の画像処理装置30Aでは、プレ階調数変換部140,色補正部142,スムージング処理部150は、図35に示した処理により実現される。この実施例では、スムージングの処理を、主走査方向に隣接する画素との間だけでなく、副走査方向に隣接する画素との間でも行なっている。図35に示した処理を開始すると、まず図29で説明したプレ階調数変換部140によるプレ階調数変換(ステップS60)と色補正部142による色補正(ステップSヘッド61)とを行ない、次に主走査方向についてスムージングを行なうか否かの判断を行なう(ステップS62)。この判断の内容は、第4実施例とその変形例で説明した通りであり、様々な基準を採用することができる。
次に、本発明の第6の実施例として、画像出力装置20であるカラープリンタが、シアンインクC,マゼンタインクM,イエロインクY,ブラックインクK以外に、シアンインクCより低濃度のライトシアンインクC2,マゼンタインクMより低濃度のライトマゼンタインクM2を吐出可能なものである場合のスムージングについて説明する。このカラープリンタは、図2に示したハードウェア構成において、キャリッジ31に上記6色のインクに対応して6列の各色ヘッド61ないし66を備え、カラーインク用カートリッジ72には、ブラックインクKを除く濃淡5色のインクを搭載されている。この濃淡5色のインクの組成を、図37に示す。ここで、シアン,マゼンタについて低濃度のライトシアンインクC2,ライトマゼンタインクM2を備えるのは、これらのインクが、原カラー画像データの濃度が低い領域を表現するために低密度に吐出されると、その領域では、インクドットが視認されてしまい、いわゆる粒状感による画質の低下が感じられるからである。こうした原カラー画像データの濃度が低い領域では、低濃度のインクを用いて印刷を行なうことで、画像の品質は大きく改善される。なお、イエロインクYについて低濃度のインクを有しないのは、イエロインクYは、明度が高く、もともと粒状感をほとんど生じないからである。
次に本発明の第7実施例について説明する。上記の実施例では、スムージングを行なうか否かはプレ階調数変換の前のデータを用いるにせよプレ階調数変換の後のデータを用いるにせよ、注目画素とこれに近接する画素(例えば主走査方向または副走査方向に隣接する画素)との間の隔たりにより判断した。これに対して、第7実施例では、スムージングの処理は色成分毎に行なうものとし、スムージングを行なうか否かの判断も色毎に行なうものとしている。
12…スキャナ
20…画像出力装置
21…カラーディスプレイ
22…カラープリンタ
23…紙送りモータ
24…キャリッジモータ
26…プラテン
28…印字ヘッド
30…画像処理装置
30A…画像処理装置
31…キャリッジ
32…操作パネル
34…摺動軸
36…駆動ベルト
38…プーリ
39…位置検出センサ
40…制御回路
61…インク吐出用ヘッド
65…導入管
71…ブラックインク用カートリッジ
72…カラーインク用カートリッジ
80…インク通路
90…コンピュータ
91…ビデオドライバ
93…CRTディスプレイ
95…アプリケーションプログラム
96…プリンタドライバ
97…ラスタライザ
98…色補正モジュール
99…ハーフトーンモジュール
134…色補正テーブルメモリ
134C…C用ROM
134M…M用ROM
134Y…Y用ROM
140…プレ階調数変換部
140a…メインデータ出力部
140b…サブデータ出力部
142…色補正部
146…ポスト階調数変換部
148…補間演算部
150…スムージング処理部
300…格子点
400…注目画素
500…格子点
Claims (19)
- 2次元以上の色空間における座標値により表現された多色の画像を色補正して出力する画像処理装置であって、
前記画像の各画素について、前記座標値を所定の階調数で表現したカラー画像データを入力する入力手段と、
前記座標値を表現する前記階調数よりも小さな階調数により前記色空間を分割し、該分割を前記各次元について行なうことより得られた格子点の座標値を前記色空間について記憶した格子点情報記憶手段と、
該各格子点に対応して、前記カラー画像データの色に関する補正データを記憶した色補正テーブルと、
前記入力されたカラー画像データの前記色空間内での座標値を、前記格子点情報記憶手段に記憶された格子点のうち、該座標値に近接するいずれかの格子点の座標値に変換することで、前記カラー画像データが有する階調数を低減するプレ階調数変換手段と、
該変換された座標値に対応した格子点の補正データを、前記色補正テーブルから読み出す色補正データ読出手段と、
該色補正データ読出手段が読み出した各画素の補正データを、該各画素の近傍の画素の補正データに基づいて平均化する処理を行なう平均化処理手段と、
該平均化処理手段により平均化の処理がなされた補正データの各色成分毎の階調数を、画像出力装置に適した階調数であり、前記プレ階調数変換手段により変換された階調数より小さい階調数に変換するポスト階調数変換手段と
を備え、
前記プレ階調数変換手段は、分散型ディザの閾値マトリックスを用いて格子点の座標を変換する手段、または誤差拡散の手法を用いて格子点の座標を変換する手段である
画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置であって、
前記プレ階調数変換手段は、誤差拡散の手法を用いて格子点の座標を変換する第1座標変換手段と、分散型ディザの閾値マトリックスを用いて格子点の座標変換を行なう第2座標変換手段と、前記第1座標変換手段と第2座標変換手段のいずれの手段を用いるかを決定する変換手段決定手段とを有し、
更に、前記平均化手段は、前記変換手段決定手段により、前記第1座標変換手段の使用が決定されたときには、前記入力されたカラー画像データの濃度が低い領域において、該平均化の処理を行なう手段である
画像処理装置。 - 前記平均化処理手段が前記平均化の処理を行なう近傍の画素が、前記入力手段が前記カラー画像データを入力する方向に沿った隣接画素である請求項1記載の画像処理装置。
- 前記隣接画素が前記入力する方向において手前側の画素である請求項3記載の画像処理装置。
- 前記隣接画素が前記入力する方向において後ろ側の画素である請求項3記載の画像処理装置。
- 前記平均化処理手段が前記平均化の処理を行なう近傍の画素が、前記入力手段が前記カラー画像データを入力する方向の前後に隣接する両画素である請求項1記載の画像処理装置。
- 前記平均化処理手段が前記平均化の処理を行なう近傍の画素が、前記入力手段が前記カラー画像データを入力する方向に沿った隣接画素および該方向に交差する方向の画素である請求項1記載の画像処理装置。
- 請求項1記載の画像処理装置であって、
更に、前記入力手段により入力された前記各画素の前記カラー画像データに基づいて、該画素の濃度を検出する濃度検出手段を備えると共に、
前記平均化処理手段は、前記検出された前記画素の濃度が所定値以下の場合に、前記平均化処理手段による平均化の処理を行なう手段である画像処理装置。 - 前記平均化処理手段は、前記入力された画像データの所定色成分の濃度が所定値以下の領域でのみ前記平均化の処理を該所定色成分ついて行なう手段である請求項1記載の画像処理装置。
- 請求項1記載の画像処理装置であって、
前記カラー画像データの座標値が、該カラー画像データの各色成分の濃度に対応した値として定義されている画像処理装置。 - 請求項10記載の画像処理装置であって、
前記ポスト階調数変換手段は、2値化を行ない、該2値化されたドットの分布密度により階調を表現する手段である画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置であって、
前記平均化処理手段は、
前記色補正データ読出手段により読み出した色補正データを、隣接する画素の色補正データとを比較する手段と、
該比較された両色補正データの相違が所定値以下の場合に、前記平均化の処理を行なう手段と
を備えた画像処理装置。 - 請求項1ないし請求項12のいずれか記載の画像処理装置であって、
前記平均化処理手段は、前記平均化の処理を行なうか否かを、前記カラー画像データを構成する各色の少なくとも一つの色について判断し、該判断に基づいて各色毎に前記平均化の処理を行なう手段である画像処理装置。 - 前記平均化処理手段は、近接する画素について前記入力されたカラー画像データの前記色空間内での隔たりが所定距離以下であると推定される場合に、前記平均化の処理を行なう手段である請求項1記載の画像処理装置。
- 前記平均化処理手段は、近接する画素について前記プレ階調数変換手段により変換された後の格子点が少なくとも隣接する場合に、前記近接する画素間の隔たりが前記所定距離以下であるとの推定する手段である請求項14記載の画像処理装置。
- 前記平均化処理手段は、近接する画素についての前記カラー画像データが、共に、前記格子点情報記憶手段が記憶している格子点が形成する単位空間に含まれる場合に、前記近接する画素間の隔たりが前記所定距離以下であるとの推定する手段である請求項14記載の画像処理装置。
- 請求項1記載の画像処理装置であって、
前記格子点情報記憶手段は、前記格子点の座標を、前記色空間のうち、予め定めた濃度以下の低濃度領域では他の領域よりも該色空間を細かく分割して記憶する画像処理装置。 - 2次元以上の色空間における座標値により表現された多色の画像を色補正して出力する画像処理方法であって、
前記画像の各画素について、前記座標値を所定の階調数で表現したカラー画像データを入力し、
前記座標値を表現する前記階調数よりも小さな階調数により前記色空間を分割し、該分割を前記各次元について行なうことより得られた格子点の座標値を前記色空間について記憶し、
該各格子点に対応して、前記カラー画像データの色に関する補正データを記憶した色補正テーブルを用意し、
前記入力されたカラー画像データの前記色空間内での座標値を、前記記憶された格子点のうち、該座標値に近接するいずれかの格子点の座標値に変換することで、前記カラー画像データが有する階調数を低減するプレ階調数変換を、分散型ディザの閾値マトリックスを用いて格子点の座標を変換する方法、または誤差拡散の手法を用いて格子点の座標を変換する方法を用いて行ない、
該変換された座標値に対応した格子点の補正データを、前記色補正テーブルから読み出し、
該読み出した各画素の補正データを、該各画素の近傍の画素の補正データに基づいて平均化し、
該平均化の処理がなされた補正データの各色成分毎の階調数を、画像出力装置に適した階調数であり、前記プレ階調数変換により変換された階調数より小さい階調数に変換するポスト階調数変換を行なう
画像処理方法。 - 近接する画素について前記入力されたカラー画像データの前記色空間内での隔たりが所定距離以下であると推定される場合に、前記平均化の処理を行なう請求項18記載の画像処理方法。
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