JP4126590B2 - Fan type insect repellent device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洋服ダンスやクローゼット等の衣類収納空間の防虫に用いるファン式防虫装置、詳しくは、害虫防除成分を有する薬剤保持体と送風機を備え、この送風機から発生する気流を薬剤保持体に接触又は通過させることにより害虫防除成分を放出口から気中に放出するファン式防虫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
洋服ダンスやクローゼット等の衣類収納空間の防虫に用いるファン式防虫装置として、特開平11−308955号公報に開示されたファン式防虫装置が提案されている。
具体的には、害虫防除成分を有する薬剤保持体と送風機と電池を備え、その薬剤保持体に送風機により発生する気流を接触させることで害虫防除成分を放出口から気中に放出するファン式防虫装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述したファン式防虫装置は、ハンガーパイプに吊り下げて衣類収納空間に取付けることが考えられるが、送風機と電池を備えているので重く、衣類を収納したり、取り出す際に衣類やハンガーが触れてハンガーパイプから外れて落下すると、大きな衝撃力が生じて破損する恐れがある。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ハンガーパイプに取付けできると共に、衣類の収納、取り出し時に衣類やハンガーが触れても落下することがないようにしたファン式防虫装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、害虫防除成分を有する薬剤保持体2と送風機3と電池4を備え、この送風機3から発生する気流を薬剤保持体2に接触又は通過させることにより害虫防除成分を放出口5から気中に放出する装置本体1と、
前記装置本体1に設けられハンガーパイプ6に取付けるための取付部7を有し、
前記取付部7は、可動フック30を備え、この可動フック30は、その基端部が装置本体1に支点32を中心として上下方向に揺動自在に設けられ、この可動フック30の先端部と装置本体1の上面1bとでパイプ挿通口8を形成し、
前記可動フック30を下方に揺動付勢する付勢手段と、前記可動フック30の下方への揺動角、上方への揺動角を規制するストッパ手段を設け、前記可動フック30を、パイプ挿通口8の上下寸法がハンガーパイプ6の径よりも小さい吊下げ形態と、前記パイプ挿通口8の上下寸法がハンガーパイプ6の径よりも大きい取付・取外し形態にそれぞれ保持できるようにし、
前記取付部7のパイプ挿通口8を形成する部分における外側面の形状は、ハンガーパイプ6に押しつけられることで可動フック30が前記付勢手段に抗して上方に揺動するようにしてあり、
前記取付部7のパイプ挿通口8を形成する部分における内側面の形状は、ハンガーパイプ6に押しつけられることで可動フック30が前記付勢手段に抗して上方に揺動するようにしてあることを特徴とするファン式防虫装置である。
【0006】
第2の発明は、第1の発明において、装置本体1の上面1bにおけるパイプ挿通口8を形成する部分に可動片40を設け、この可動片40と可動フックの先端部でパイプ挿通口8を形成し、
前記可動片40は上下動自在に取付けられ、付勢手段で上方位置に付勢保持すると共に、付勢手段に抗して押し込むことで下方位置に移動し、
前記可動片40の上部は、ハンガーパイプ6と直交する方向の山形状で、ハンガーパイプ6に押しつけることで下向きの力が作用するようにしてあるファン式防虫装置である。
【0007】
第3の発明は、害虫防除成分を有する薬剤保持体2と送風機3と電池4を備え、この送風機3から発生する気流を薬剤保持体2に接触又は通過させることにより害虫防除成分を放出口5から気中に放出する装置本体1と、
前記装置本体1に設けられハンガーパイプ6に取付けるための取付部7を有し、
前記取付部7は、装置本体1に設けた固定フック50と可動片40を備え、この固定フック50の先端部と可動片40でパイプ挿通口8を形成し、
前記可動片40を上下移動自在で、かつ付勢手段によって上方位置に保持してパイプ挿通口8の上下寸法がハンガーパイプ6の径よりも小さい吊下げ形態とし、かつ可動片40がハンガーパイプ6に押しつけられることで可動片40が付勢手段に抗して下方に移動してパイプ挿通口8の上下寸法がハンガーパイプ6の径よりも大きい取付・取外し形態となるようにしたことを特徴とするファン式防虫装置である。
【0010】
【作用】
第1の発明によれば、取付部7の可動フック30を取付・取外し形態とすることで、パイプ挿通口8を通してハンガーパイプ6に取付け、取り外しできる。
取付部7をハンガーパイプ6に取付けた状態で、取付部7の可動フック30を吊り下げ形態として保持することで、衣類を収納したり、取り出す際に衣類やハンガーが干渉しても取付部7がハンガーパイプ6から外れることがない。
よって、衣類収納空間内のハンガーパイプ6に取付けできると共に、衣類の収納・取り出し時に衣類やハンガーが触れても落下することがない。
【0012】
また、可動フック30の先端部をハンガーパイプ6に押しつけることで可動フック30が上方に揺動するので、取付部7をハンガーパイプ6に取付け、取外しする操作が容易である。
【0013】
第2の発明によれば、可動フック30が上方に揺動すると共に、可動片40が下方に移動することでパイプ挿通口8の上下寸法を取付・取外し時寸法とするので、その可動フック30、可動片40の揺動角、移動距離を小さくできる。
また、可動フック30の先端部、可動片40をハンガーパイプ6に押しつけることで可動フック30が上方に揺動し、可動片40が下方に移動するから、取付部7をハンガーパイプ6に取付け、取外しする操作が容易である。
【0014】
第3の発明によれば、取付部7を取付・取外し形態とすることでハンガーパイプ6に取付け、取り外しできる。
取付部7をハンガーパイプ6に取付けた状態で、取付部7を吊り下げ形態として保持することで、衣類を収納したり、取り出す際に衣類やハンガーが干渉しても取付部7がハンガーパイプ6から外れることがない。
よって、衣類収納空間内のハンガーパイプ6に取付けできると共に、衣類の収納・取り出し時に衣類やハンガーが触れても落下することがない。
また、固定フック50によってハンガーパイプ6にしっかりと吊り下げできる。
また、可動片40をハンガーパイプ6に押しつけることで可動片40が下方に移動するから、取付部7をハンガーパイプ6に取付け、取外しする操作が容易である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1、図2、図3、図4に基づいて説明する。
装置本体1は、害虫防除成分を有する薬剤保持体2と送風機3と電池4を備え、この送風機3から発生する気流を薬剤保持体2に接触又は通過させることで薬剤保持体3が有する害虫防除成分を放出口5から気中に放出する。
前記装置本体1は衣類収納空間内のハンガーパイプ6に吊り下げるための取付部7を具備する。
前記取付部7は、ハンガーパイプ6から外れないように吊り下げ支持される吊り下げ形態と、ハンガーパイプ6から取外し、取付け可能な取付・取外し形態に変位可能で、かつ吊り下げ形態に保持できるものである。
例えば、ハンガーパイプ6が挿通するパイプ挿通口8を有し、このパイプ挿通口8の上下寸法Hがハンガーパイプ6の径Dよりも小さい吊り下げ時寸法と、大きい取付・取外し時寸法に変位可能で、かつ吊り下げ時寸法に保持されている。
前記パイプ挿通口8の上下寸法Hが吊り下げ時寸法である場合が前述の吊り下げ形態で、取付・取外し時寸法である場合が前述の取付・取外し形態である。
【0016】
このようであるから、取付部7を取付・取外し形態、例えばパイプ挿通口8の上下寸法Hを取付・取外し時寸法とすることで、ハンガーパイプ6に取付けたり、取外したりできる。
また、取付部7をハンガーパイプ6に取付けた状態で吊り下げ形態、例えばパイプ挿通口8の上下寸法Hを吊り下げ時寸法に保持すれば、取付部7がハンガーパイプ6から外れることがない。
よって、衣類を収納したり、取り出したりする際に、その衣類や衣類を掛けたハンガーがファン式防虫装置に触れてもハンガーパイプ6から脱落することがない。
【0017】
前記放出口5はハンガーパイプ6と直交する方向に開口していることが好ましい。最も好ましくは、装置本体1のハンガーパイプ6と直交する面1aに形成してある。
これによって、取付部7をハンガーパイプ6に取付けてファン式防虫装置を衣類収納空間、例えばクローゼットに取付けた状態で、送風機3を駆動することで害虫防除成分が放出口5からハンガーパイプ6と直交する方向に放出される。
よって、衣類を吊り下げたハンガーをハンガーパイプ6に取付けて衣類を収納した状態において、放出口5から放出される害虫防除成分は衣類とほぼ平行方向に放出されて衣類に吹きつけられることがないので、ハンガーを手で持ってハンガーパイプ6に吊り下げて衣類を収納する際に放出口5に触れることを気にせずに自由に収納できる。
つまり、前述のように衣類を収納する際に放出口5に触れたとしても収納した状態では放出される害虫防除成分が衣類に向けて放出しないから、自由に取付けできる。
また、ハンガーパイプ6にハンガーを吊り下げて衣類を収納してある状態で、ファン式防虫装置を取付ける際にも前述と同様に衣類を気にせず自由に取付けできる。
【0018】
前記取付部7をハンガーパイプ6に取付けた状態で、放出口5の下端部5aがハンガーよりも上方に位置することが好ましい。例えばハンガーパイプ6の上面6aから放出口5の下端部5aまでの距離Lが15cm以内であることが好ましい。
このようにすることで、、ハンガーに吊り下げた衣類で放出口5が塞がれることがなく、害虫防除成分を衣類収納空間の全体に行き渡らせることができる。
【0019】
つまり、衣類は板等と違い柔軟である為、本発明のファン式防虫装置が衣類との間におけるハンガーよりも下方の部分の間に位置すると、衣類同志に押されたり、また、衣類自体が静電気を持ち隣接した衣類同志がくっつくことがある。
これらによって、装置本体1が衣類で完全に包み込まれて放出口5が衣類で塞がれてしまうことがある。
これに対して、前述のように放出口5の位置を決めることで、その放出口5はハンガーの衣類を掛ける部分と対向し、前述したように放出口5が衣類で塞がれることがない。
【0020】
次に、各部の具体形状の一例を説明するが、この形状に限ることはない。
装置本体1は本体部10とカバー部11を着脱自在に連結したもので、その本体部10は送風機収納室10aと電池収納室10bを有する。この実施の形態では本体部10は開口部12を有する箱形状で、前記送風機収納室10aと電池収納室10bは連続しているが、別々としても良い。
前記本体部10は前述の放出口5を有する。
前記カバー部11は開口部12と対向した通気孔13を有し、このカバー部11と本体部10との間に薬剤保持体2が設けてある。
【0021】
前記薬剤保持体2は通気性を有する容器14、例えば対向面に通気孔14aを有する容器14内に害虫防除成分を含有する担持体(粉剤、粒剤など)15を充填したもので、その容器14の外向フランジ14bをカバー部11における通気孔13の開口縁内側面に接して取付けられる。
前記送風機3は電動モータ3aとファン3bとファンケース3cを備え、電動モータ3aでファン3bを回転するもので、この電動モータ3aは電池収納室10bに設けた電池4を電源として駆動される。
前記ファンケース3cは吸込口16と吐出口17を有し、その吸込口16が薬剤保持体2と対向し、吐出口17が前記放出口5と連続する。
【0022】
前記装置本体1には制御部、例えばIC制御基板20とスイッチ21とパイロットランプ22が設けてある。
前記スイッチ21は装置本体1の穴23からON、OFF操作できるようにしてあり、パイロットランプ22は穴24から目視できる。前記スイッチ21をON操作すると電動モータ3aが回転すると共にパイロットランプ22が点灯して使用状態であることを確認できる。
【0023】
前記取付部7は可動フック30を備え、この可動フック30の基端部が装置本体1のフック挿入穴31から内部に突出し、支点32(例えば、ピン)を中心として上下方向に揺動する。
この可動フック30の先端部と装置本体1の上面1bとで前記パイプ挿通口8を形成し、可動フック30が上方(先端部が上面1bから離れる方向)に揺動するとパイプ挿通口8の上下寸法Hが大きくなり、可動フック30が下方(先端部が上面1bに接近する方向)に揺動するとパイプ挿通口8の上下寸法Hが小さくなる。
【0024】
前記可動フック30は付勢手段、例えばコイルばね33で下方に揺動付勢され、パイプ挿通口8の上下寸法Hがハンガーパイプ6の径Dよりも小さい吊り下げ時寸法(吊り下げ形態)に保持される。
前記可動フック30をコイルばね33に抗して上方に揺動するとパイプ挿通口8の上下寸法Hがハンガーパイプ6の径Dよりも大きい取付・取外し時寸法(取付・取外し形態)となる。
前記可動フック30はストッパ手段で下方への揺動角、上方への揺動角を規制し、パイプ挿通口8の上下寸法Hの最小値が極端に小さくならずに、例えばハンガーパイプ6の径Dのほぼ半分となるようにしていると共に、ハンガーパイプ6に吊り下げた時にファン式防虫装置の重量をストッパ手段で支持し、可動フック30が上方に揺動しすぎてハンガーパイプ6から外れないようにしてある。
【0025】
例えば、第1ストッパ34に可動フック30の基端部を当接して下方への揺動角を規制し、第2ストッパ35に可動フック30の基端部を当接して上方への揺動角を規制している。
なお、前記装置本体1のフック挿入穴31に可動フック30を当接して可動フック30の下方への揺動角、上方への揺動角を規制するようにしても良い。
また、可動フック30の上方への揺動角をコイルばね33で規制すると共に、このコイルバネ33が自由状態の時に可動フック30の下方への揺動角を規制するようにしても良い。
【0026】
前記可動フック30の先端部をハンガーパイプ6に押しつけるとコイルばね33に抗して上方に揺動する。例えば可動フック30の先端部の外側面30aと装置本体1の上面1bにおけるパイプ挿通口8を形成する部分よりも外側の外側面1cの形状、つまり、取付部7のパイプ挿通口8を形成する部分における外側面の形状は、ハンバーパイプ6に押しつけられることで可動フック30が上方に揺動するようにしてある。
例えば、前述の外側面30aと外側面1cが外側に向うほぼV字形状で、ハンガーパイプ6に押しつけることで可動フック30に上方への揺動力が作用するようにしてある。
このようにすることで、取付部7のパイプ挿通口8をハンガーパイプ6に押しつけることで取付けでき、その操作が容易である。
【0027】
前記可動フック30の先端部の内側面30bと装置本体1の上面1bにおけるパイプ挿通口8を形成する部分よりも内側の内側面1dの形状、つまり、取付部7のパイプ挿通口8を形成する部分における内側面の形状は、ハンガーパイプ6に押しつけられることで可動フック30が上方に揺動するようにしてある。
例えば、前述の内側面30bと内側面1dが内側に向うほぼV字形状で、ハンガーパイプ6に押しつけることで可動フック30に上方への揺動力が作用するようにしてある。つまり、上面1bにおけるハンガーパイプ6と対向した部分は円弧形状に凹んでいる。
このようにすることで、ハンガーパイプ6に取付けてある状態から装置本体1をハンガーパイプ6から離れる方向に引張ることで取り外しでき、その操作が容易である。
【0028】
取付部7の第2の実施の形態を説明する。
図5に示すように、装置本体1の上面1bにおけるパイプ挿通口8を形成する部分に可動片40を設け、この可動片40と可動フック30の先端部でパイプ挿通口8を形成する。
前記可動片40は装置本体1に上下動自在に取付けられ、付勢手段、例えばばね41で上方位置に付勢保持されてパイプ挿通口8の上下寸法を吊り下げ時寸法に保持していると共に、ばね41に抗して押し込むことで下方位置に移動する。
前記可動片40の上部はハンガーパイプ6と直交する方向の山形状で、斜めの外側面40a、斜めの内側面40bを有し、ハンガーパイプ6に押しつけることで下向きの力が作用するようにしてある。
【0029】
このようであるから、可動フック30の先端部における外側面30aと可動片40の外側面40a、つまり、取付部7のパイプ挿通口8を形成する部分における外側面をハンガーパイプ6に押しつけることで、可動フック30が上方に揺動すると共に、可動片40が下方に移動するから、取付部7をハンガーパイプ6に取付けできる。
また、取付部7をハンガーパイプ6に取付けた状態で可動フック7の先端部の内側面30bと可動片40の内側面40b(取付部7のパイプ挿通口8を形成する部分における内側面)をハンガーパイプ6に押しつけることで、可動フック30が上方に揺動すると共に、可動片40が下方に移動するから、ハンガーパイプ6から外すことができる。
【0030】
取付部7の第3の実施の形態を説明する。
図6に示すように、装置本体1に固定フック50を取付ける。例えば装置本体1と一体的に設ける。
装置本体1の上部に前述した可動片40を取付ける。
前記固定フック50の先端部と可動片40でパイプ挿通口8を形成すると共に、その上下寸法Hを吊り下げ時寸法とする。
【0031】
このようにすれば、固定フック50でハンガーパイプ6にしっかりと取付けて吊り下げできる。
また、前述の第2の実施の形態と同様に可動片40の外側面40aをハンガーパイプ6に押しつけることで可動片40が下方に移動するから、ハンバーパイプ6に取付けできる。
また、前述の第2の実施の形態と同様に可動片40の内側面40bをハンガーパイプ6に押しつけることで可動片40が下方に移動するから、ハンガーパイプ6から外すことができる。
【0032】
取付部7の第4の実施の形態を説明する。
可動フック30を手動で上下に揺動できるようにすると共に、その可動フック30をパイプ挿通口8の上下寸法Hが吊り下げ時寸法となる下方位置で手動によってロックして保持するようにする。
例えば、図7に示すように可動フック30の基端部と装置本体1とにロック用孔36をそれぞれ形成し、可動フック30が図7に示すようにパイプ挿通口8の上下寸法Hが吊り下げ時寸法となる下方位置の時に各ロック用36が合致するようにする。
この各ロック用36にロックピン37を手動で挿入することでロックし、そのロックピン37を手動で抜き出しすることでロック解除して可動フック30が上方に揺動できるようにする。
【0033】
前述の各実施の形態においては、可動フック30、固定フック50は装置本体1よりも上方に突出すると共に、ほぼ下向き鉤形状である。
また、装置本体1が本体部10とカバー部11から形成してあるから、その本体部10に可動フック30、固定フック50を取付けることが好ましいが、カバー部11に取付けることも可能である。
また、装置本体1は本体部10とカバー部11を一体的としたものとしても良い。
【0034】
本発明に用いる薬剤保持体2は、前記害虫防除成分を含有する担持体の成形体(ネット、シート、プレート、多孔体、繊維体、綿体、スポンジ体など)、またはそれらの収納体(通気性容器、通気性袋など)である。また、薬剤保持体2は、その形態、材質を任意に設定することができる。簡単な構造で、通気性の大きいものが好ましい。
例えば、通気孔を有する容器形状、網形状、ハニカム形状、すのこ形状、格子形状、開孔形状などの構造が挙げられる。材質は、例えば、紙、合成樹脂、セラミック、繊維などの公知のものが使用できる。
【0035】
本発明に用いる害虫防除成分は、送風により揮散するものであれば特に限定されず、例えば、エムペントリン、バイオアレスリン、フラメトリン、プラレトリン、テフラメトリン、トランスフルスリン、フェンフルスリンなどのピレスロイド系殺虫剤、フェニトロチオン、ジクロルボスなどの有機リン系殺虫剤、樟脳、ナフタリン、パラジクロルベンゼンなどの昇華性防虫剤、ペパーミント、スペアミント、ナツメグ、ラベンダーなどのハーブ、リナロール、メントール、シンナムアルデヒド、チモール、カルボンなどのテルペン、レモングラス油、ヒノキ油、イランイラン油、ヒバ油などの精油、N,N−ジメトル−m−トルアミド、フタル酸ジメチル、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールなどの忌避剤などの公知の揮散性薬剤が挙げられ、その単独、または組合わせて使用することができる。また、消臭剤、防黴剤、香料、酸化防止剤、揮散調整剤などを必要に応じて配合することもできる。
【0036】
本発明の装置に使用できる電池としては、アルカリ単一電池、アルカリ単二電池、アルカリ単三電池、アルカリ単四電池、アルカリ単五電池、マンガン単一電池、マンガン単二電池、マンガン単三電池、マンガン単四電池、マンガン単五電池、ボタン電池、空気電池などの一次電池、ニカド電池、リチウムイオン電池等の二次電池が挙げられるが、何らこれに限定されるものではない。
【0037】
また、衣類用防虫剤は一般的に半年から1年間使用されるため、本発明の装置もその期間作動する事が望ましく、方法としては電池を多数使用する方法が挙げられるが、前述のIC制御基板20等を用いたファンをインターバル制御することが推奨できる。
インターバル期間としてはファン駆動時間に対しファン停止時間を10〜200倍、好ましくは20〜50倍の範囲とするのが良い。ファンの駆動時間は10秒から10分程度が良い。ファンの消費電力は300〜5mW程度のものが良い。
好ましい形態としては、アルカリ単三乾電池×直列2本で約1年作動する。1年作動を果たす為に、本装置はICによりファンの駆動をインターバル制御しており、インターバル期間はファン駆動時間を1分とし、ファン停止時間を29分とした。ファンの消費電力は3V時で24mWのものを使用した。
【0038】
また、本発明の装置にクローゼット等の扉の開閉を感知し、上記インターバル制御とは別の制御系を用い装置を作動するよう設定しても良い。
クローゼット等の扉の開閉を感知する方法としてはセンサーが挙げられ、センサーとしては光を感知するもの、又は、振動を感知するもの、物体の通過を感知するもの、温度を感知するもの等があり、その内1つを使用、または複数を組み合わせて使用しても良い。また、リミットスイッチを使い扉の開閉を感知しても良い。
【0039】
本発明の装置には使用終了を使用者に知らせるインジケータを付加させることが望ましい。インジケータの方式としては、薬剤が径時的に変色する方法や、薬剤が径時的に消失する方法、又は、器具に液晶パネルやLED、ランプなどによる方法が挙げられる。
本発明の装置には装置を駆動するスイッチやインジケータが付加されるが、その部位は装置を棒体に取り付けた際、正面にくることが望ましい。
【0040】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、取付部7の可動フック30を取付・取外し形態とすることで、パイプ挿通口8を通してハンガーパイプ6を取付け、取り外しできる。
取付部7をハンガーパイプ6に取付けた状態で、取付部7の可動フック30を吊り下げ形態として保持することで、衣類を収納したり、取り出す際に衣類やハンガーが干渉しても取付部7がハンガーパイプ6から外れることがない。
よって、衣類収納空間内のハンガーパイプ6に取付けできると共に、衣類の収納・取り出し時に衣類やハンガーが触れても落下することがない。
【0042】
また、可動フック30の先端部をハンガーパイプ6に押しつけることで可動フック30が上方に揺動するので、取付部7をハンガーパイプ6に取付け、取外しする操作が容易である。
【0043】
請求項2に係る発明によれば、可動フック30が上方に揺動すると共に、可動片40が下方に移動することでパイプ挿通口8の上下寸法を取付・取外し時寸法とするので、その可動フック30、可動片40の揺動角、移動距離を小さくできる。
また、可動フック30の先端部、可動片40をハンガーパイプ6に押しつけることで可動フック30が上方に揺動し、可動片40が下方に移動するから、取付部7をハンガーパイプ6に取付け、取外しする操作が容易である。
【0044】
請求項3に係る発明によれば、取付部7を取付・取外し形態とすることでハンガーパイプ6を取付け、取り外しできる。
取付部7をハンガーパイプ6に取付けた状態で、取付部7を吊り下げ形態として保持することで、衣類を収納したり、取り出す際に衣類やハンガーが干渉しても取付部7がハンガーパイプ6から外れることがない。
よって、衣類収納空間内のハンガーパイプ6に取付けできると共に、衣類の収納・取り出し時に衣類やハンガーが触れても落下することがない。
また、固定フック50によってハンガーパイプ6にしっかりと吊り下げできる。
また、可動片40をハンガーパイプ6に押しつけることで可動片40が下方に移動するから、取付部7をハンガーパイプ6に取付け、取外しする操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すファン式防虫装置の側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示すファン式防虫装置の正面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】取付部を示す断面図である。
【図5】取付部の第2の実施形態を示す断面図である。
【図6】取付部の第3の実施の形態を示す一部破断側面図である。
【図7】取付部の第4の実施の形態を示す側面図である。
1…装置本体、2…薬剤保持体、3…送風機、4…電池、5…放出口、6…ハンガーパイプ、7…取付部、8…パイプ挿通口、30…可動フック、40…可動片、50…固定フック。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fan-type insect repellent device used for insect repellent in clothing storage spaces such as clothes dance and closet, and more specifically, a medicine holder having a pest control component and a blower, and contacting an air flow generated from this blower with the medicine holder Alternatively, the present invention relates to a fan-type insect repellent device that releases a pest control component into the air from a discharge port by passing it through.
[0002]
[Prior art]
A fan-type insect repellent device disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-308955 has been proposed as a fan-type insect repellent device used for insect repellent in clothing storage spaces such as clothes dances and closets.
Specifically, a fan-type insect repellent that has a pest control component having a pest control component, a blower, and a battery, and that releases the pest control component into the air from the discharge port by bringing the drug support into contact with an air flow generated by the blower Device.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The fan-type insect repellent device described above can be mounted in a clothes storage space by hanging it on a hanger pipe, but it is heavy because it is equipped with a blower and a battery. If it falls off the hanger pipe, it may be damaged due to a large impact force.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and its object is to provide a fan-type insect repellent that can be attached to a hanger pipe and that does not fall even if the clothes or hangers are touched when the clothes are stored or taken out. Is to provide a device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
1st invention is equipped with the chemical | medical
An
The
An urging means for oscillating and urging the
The shape of the outer surface of the portion of the
The shape of the inner surface of the portion of the
[0006]
The second invention is the first invention, the
The
The upper part of the
[0007]
3rd invention is equipped with the chemical | medical
An
The
The
[0010]
[Action]
According to the first aspect of the present invention, the
By holding the
Therefore, it can be attached to the
[0012]
Further, since the
[0013]
According to the second invention, since the
In addition, the
[0014]
According to 3rd invention, it can attach to the
By holding the
Therefore, it can be attached to the
In addition, the fixed
Moreover, since the
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 1, FIG. 2, FIG. 3, and FIG.
The apparatus main body 1 includes a
The apparatus main body 1 includes an
The
For example, it has a
The case where the vertical dimension H of the
[0016]
Since it is like this, the
Moreover, if the
Therefore, when clothes are stored or taken out, even if the clothes or the clothes hanger is touching the fan type insect repellent device, the
[0017]
The
Thus, the pest control component is orthogonal to the
Therefore, in the state where the hanger with the clothes suspended is attached to the
That is, as described above, even if the
In addition, when the hanger is suspended from the
[0018]
In a state where the
By doing in this way, the discharge | release
[0019]
That is, since clothing is flexible unlike a board etc., if the fan type insect repellent device of the present invention is located between parts below a hanger between clothing, it will be pushed by clothing, or clothing itself Adjacent clothing may stick together due to static electricity.
As a result, the apparatus main body 1 may be completely wrapped with clothing and the
On the other hand, by determining the position of the
[0020]
Next, although an example of the specific shape of each part is demonstrated, it is not restricted to this shape.
The apparatus main body 1 has a
The
The
[0021]
The
The
The
[0022]
The apparatus main body 1 is provided with a control unit such as an
The
[0023]
The mounting
The
[0024]
The
When the
The
[0025]
For example, the base end portion of the
The
Further, the upward swing angle of the
[0026]
When the tip of the
For example, the outer surface 30a and the outer surface 1c described above are substantially V-shaped outward and press upward against the
By doing in this way, it can attach by pressing the
[0027]
The shape of the inner side surface 1d inside the portion forming the
For example, the
By doing in this way, it can remove by pulling the apparatus main body 1 in the direction away from the
[0028]
A second embodiment of the mounting
As shown in FIG. 5, a
The
The upper part of the
[0029]
Since it is like this, by pressing the outer surface 30a in the front-end | tip part of the
Further, with the
[0030]
A third embodiment of the mounting
As shown in FIG. 6, the fixing
The above-mentioned
The
[0031]
If it does in this way, it can attach to the
Moreover, since the
Moreover, since the
[0032]
A fourth embodiment of the mounting
The
For example, as shown in FIG. 7, a locking
Each
[0033]
In each of the above-described embodiments, the
Further, since the apparatus main body 1 is formed of the
Further, the apparatus main body 1 may be configured such that the
[0034]
The
For example, a container shape having a vent hole, a net shape, a honeycomb shape, a saw shape, a lattice shape, an open shape, and the like can be given. For example, known materials such as paper, synthetic resin, ceramic, and fiber can be used.
[0035]
The pest control component used in the present invention is not particularly limited as long as it is volatilized by air blowing. For example, pyrethroid insecticides such as empentrin, bioareslin, flamethrin, praretrin, tephrametrin, transfluthrin, fenfluthrin, fenitrothion, etc. , Organophosphorus insecticides such as dichlorvos, sublimation insecticides such as camphor, naphthalene, paradichlorobenzene, herbs such as peppermint, spearmint, nutmeg, lavender, terpenes such as linalool, menthol, cinnamaldehyde, thymol, carvone, lemon Known volatility such as essential oils such as glass oil, cypress oil, ylang ylang oil, and hiba oil, and repellents such as N, N-dimethyl-m-toluamide, dimethyl phthalate, and 2-ethyl-1,3-hexanediol Drugs listed Is, it can be used that either alone or in combination. Moreover, a deodorizer, a mildew-proofing agent, a fragrance | flavor, antioxidant, a volatilization regulator, etc. can also be mix | blended as needed.
[0036]
As a battery that can be used in the apparatus of the present invention, alkaline single battery, alkaline single battery, alkaline AA battery, alkaline AAA battery, alkaline single battery, manganese single battery, manganese single battery, manganese AA battery Secondary batteries such as primary batteries such as manganese AAA batteries, manganese AAA batteries, button batteries, air batteries, nickel-cadmium batteries, lithium ion batteries, etc., but are not limited thereto.
[0037]
In addition, since the insect repellent for clothing is generally used for half a year to one year, it is desirable that the device of the present invention is also operated during that period. As a method, there is a method using a large number of batteries. It is recommended to perform interval control of a fan using the
As the interval period, the fan stop time may be 10 to 200 times, preferably 20 to 50 times the fan drive time. The fan drive time is preferably about 10 seconds to 10 minutes. The power consumption of the fan is preferably about 300 to 5 mW.
As a preferable form, it operates for about one year with two alkaline AA batteries in series. In order to operate for one year, this device uses an IC to perform interval control of fan drive. The interval period is set to 1 minute for the fan drive time and 29 minutes for the fan stop time. The power consumption of the fan was 24 mW at 3V.
[0038]
In addition, the apparatus of the present invention may be configured to detect opening and closing of a door such as a closet and operate the apparatus using a control system different from the interval control.
Sensors are examples of methods for detecting the opening and closing of doors such as closets. Sensors include light detection, vibration detection, object passage detection, and temperature detection. , One of them may be used, or a plurality of them may be used in combination. Further, the opening / closing of the door may be detected using a limit switch.
[0039]
It is desirable to add an indicator for notifying the user of the end of use of the apparatus of the present invention. Examples of the indicator method include a method in which a drug discolors with time, a method in which a drug disappears with time, or a method using a liquid crystal panel, an LED, a lamp, or the like on an instrument.
A switch or indicator for driving the device is added to the device of the present invention, and it is desirable that the part comes to the front when the device is attached to the rod.
[0040]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the
The mounting
Therefore, it can be attached to the
[0042]
Further, since the
[0043]
According to the second aspect of the present invention, the
In addition, the
[0044]
According to the invention which concerns on
By holding the
Therefore, it can be attached to the
In addition, the fixed
Moreover, since the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a fan-type insect repellent device showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the fan-type insect repellent device showing the first embodiment of the present invention.
3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an attachment portion.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the attachment portion.
FIG. 6 is a partially cutaway side view showing a third embodiment of an attachment portion.
FIG. 7 is a side view showing a fourth embodiment of an attachment portion.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Apparatus main body, 2 ... Drug holding body, 3 ... Blower, 4 ... Battery, 5 ... Release port, 6 ... Hanger pipe, 7 ... Attachment part, 8 ... Pipe insertion port, 30 ... Movable hook, 40 ... Movable piece, 50: Fixed hook.
Claims (3)
前記装置本体1に設けられハンガーパイプ6に取付けるための取付部7を有し、
前記取付部7は、可動フック30を備え、この可動フック30は、その基端部が装置本体1に支点32を中心として上下方向に揺動自在に設けられ、この可動フック30の先端部と装置本体1の上面1bとでパイプ挿通口8を形成し、
前記可動フック30を下方に揺動付勢する付勢手段と、前記可動フック30の下方への揺動角、上方への揺動角を規制するストッパ手段を設け、前記可動フック30を、パイプ挿通口8の上下寸法がハンガーパイプ6の径よりも小さい吊下げ形態と、前記パイプ挿通口8の上下寸法がハンガーパイプ6の径よりも大きい取付・取外し形態にそれぞれ保持できるようにし、
前記取付部7のパイプ挿通口8を形成する部分における外側面の形状は、ハンガーパイプ6に押しつけられることで可動フック30が前記付勢手段に抗して上方に揺動するようにしてあり、
前記取付部7のパイプ挿通口8を形成する部分における内側面の形状は、ハンガーパイプ6に押しつけられることで可動フック30が前記付勢手段に抗して上方に揺動するようにしてあることを特徴とするファン式防虫装置。 A pest control component having a pest control component, a blower 3 and a battery 4 are provided, and a pest control component is released from the discharge port 5 into the air by contacting or passing an air flow generated from the blower 3 to the pow- er holding unit 2. An apparatus body 1;
An attachment portion 7 for attaching to the hanger pipe 6 provided in the apparatus main body 1;
The mounting portion 7 includes a movable hook 30, and the movable hook 30 is provided at the base end thereof so as to be swingable in the vertical direction around the fulcrum 32. A pipe insertion port 8 is formed with the upper surface 1b of the apparatus body 1,
An urging means for oscillating and urging the movable hook 30 downward and a stopper means for regulating a downward oscillating angle and an upward oscillating angle of the movable hook 30 are provided. The suspended shape in which the vertical dimension of the insertion port 8 is smaller than the diameter of the hanger pipe 6 and the mounting / removal configuration in which the vertical dimension of the pipe insertion port 8 is larger than the diameter of the hanger pipe 6 can be held.
The shape of the outer surface of the portion of the mounting portion 7 that forms the pipe insertion port 8 is such that the movable hook 30 swings upward against the urging means by being pressed against the hanger pipe 6.
The shape of the inner surface of the portion of the mounting portion 7 that forms the pipe insertion port 8 is such that the movable hook 30 swings upward against the biasing means when pressed against the hanger pipe 6. A fan-type insect repellent device.
前記可動片40は上下動自在に取付けられ、付勢手段で上方位置に付勢保持すると共に、付勢手段に抗して押し込むことで下方位置に移動し、The movable piece 40 is mounted so as to be movable up and down, and biased and held at the upper position by the biasing means, and moved to the lower position by being pushed against the biasing means,
前記可動片40の上部は、ハンガーパイプ6と直交する方向の山形状で、ハンガーパイプ6に押しつけることで下向きの力が作用するようにしてある請求項1記載のファン式防虫装置。The fan-type insect repellent device according to claim 1, wherein an upper portion of the movable piece (40) has a mountain shape perpendicular to the hanger pipe (6), and a downward force is applied by pressing the hanger pipe (6).
前記装置本体1に設けられハンガーパイプ6に取付けるための取付部7を有し、
前記取付部7は、装置本体1に設けた固定フック50と可動片40を備え、この固定フック50の先端部と可動片40でパイプ挿通口8を形成し、
前記可動片40を上下移動自在で、かつ付勢手段によって上方位置に保持してパイプ挿通口8の上下寸法がハンガーパイプ6の径よりも小さい吊下げ形態とし、かつ可動片40がハンガーパイプ6に押しつけられることで可動片40が付勢手段に抗して下方に移動してパイプ挿通口8の上下寸法がハンガーパイプ6の径よりも大きい取付・取外し形態となるようにしたことを特徴とするファン式防虫装置。 A pest control component having a pest control component, a blower 3 and a battery 4 are provided, and a pest control component is released from the discharge port 5 into the air by contacting or passing an air flow generated from the blower 3 to the pow- er holding unit 2. An apparatus body 1;
An attachment portion 7 for attaching to the hanger pipe 6 provided in the apparatus main body 1;
The mounting portion 7 includes a fixed hook 50 and a movable piece 40 provided in the apparatus main body 1, and a pipe insertion port 8 is formed by the tip portion of the fixed hook 50 and the movable piece 40,
Freely vertically moving the movable piece 40, and the vertical dimension is lowered form hanging smaller than the diameter of the hanger pipe 6 of the pipe insertion opening 8 and held in an upper position by the biasing means, and the movable piece 40 is a hanger pipe 6 The movable piece 40 moves downward against the urging means by being pressed against the urging means so that the vertical dimension of the pipe insertion port 8 is larger than the diameter of the hanger pipe 6. Fan type insect repellent device.
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