JP4124989B2 - Ant-proof material - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、防蟻材に関し、特に、土壌、居住空間等の環境への負担が少ない防蟻材に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅建設前に、住宅を白蟻等の被害から守るため、住宅建設前に土壌に防蟻剤が散布処理されている。防蟻剤としては、有機系の薬剤である、有機リン剤、カーバメイト剤、ピレスロイド系薬剤などが使用されている。これらの薬剤は、乳剤やマイクロカプセル化、あるいは粒剤の形態に加工されて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近の住宅は、熱効率を上げるため高気密・高断熱化が進み、土壌に散布した防蟻剤が居住空間に揮散することもありうる。その対策として、合成樹脂に上記したような有機系の防蟻剤を練りこんで、シート状に加工したものやこれをビニールシートでサンドイッチ状にしたもの、ガラス繊維シートに無機系の防蟻剤であるホウ酸を塗布したものなどが開発されてきている。
しかし、有機系薬剤を使用したものの場合、シートに存在する微細な小孔から微量ではあるが防蟻剤が揮発する恐れがある。また、ガラス繊維シートにホウ酸等の水溶性無機系薬剤を接着したものは、防蟻成分は揮発しないが、長期間の年月の経過に伴って、水溶性薬剤が徐々に溶出し土壌に浸透する恐れがある。
そこで、本発明は、環境への負担が低減された防蟻材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、無機系薬剤であるホウ素系化合物のなかでも、ホウ酸カルシウム等の水に難溶性の化合物を含有するホウ素系製剤、あるいは、ホウ酸等の水溶性ホウ素化合物を難溶化した難溶化ホウ素系製剤を用いることにより、ホウ素系化合物の溶出を抑制すると同時に、防蟻性能を発揮させることにより、上記した課題が解決されることを見出した。
すなわち、本発明によれば、以下の防蟻材が提供される。
(1)担体と、この担体表面に付着される水難溶性ホウ素系化合物を含有する粒子、とを備え、前記水難溶性ホウ素系化合物は、ホウ酸カルシウム、ホウ酸亜鉛、ホウ酸アルミニウム、及びホウ酸銅からなる群から選択される1種あるいは2種以上である防蟻材。
(2)担体と、この担体表面に付着される水溶性ホウ素系化合物が有機高分子と複合化されて水中での放出が抑制されたマイクロカプセル化粒子、とを備え、前記水溶性ホウ素系化合物は、ホウ酸および/またはホウ酸ナトリウムである防蟻材。
(3)前記有機高分子は、メタクリル酸系樹脂あるいはウレタン系樹脂である、(2)に記載の防蟻材。
(4)前記粒子の粒子径が、5μm以上50μm以下である、(1)〜(3)のいずれかに記載の防蟻材。
(5)前記粒子の付着部分よりも内側に、水難溶性ホウ素系化合物及び/又は水溶性ホウ素系化合物が付着されている、(1)〜(4)のいずれかに記載の防蟻材。
【0005】
前記(1)の防蟻材によれば、難溶性ホウ素系化合物であるために、防蟻材が土壌等と接触して配置されても、土壌等への溶出が抑制され、環境への負担が抑制されている。また、難溶性ホウ素系化合物は、蟻によって食されてその場で殺虫効果を発揮し、あるいはそれらの蟻によって生息域に運ばれてそこで殺虫効果を発揮する。この結果、ホウ素系化合物が難溶性であっても有効な防蟻効果が発揮される。
前記(3)の防蟻材によれば、水溶性ホウ素系化合物は難溶化されているために、土壌等への溶出が抑制され、環境への負担が抑制されている。また、担体表面の水溶性ホウ素系化合物の溶出による他、当該水溶性ホウ素系化合物が蟻によって食され、運ばれることによっても殺虫効果が発揮される。これにより、水溶性ホウ素系化合物が難溶化されていても、有効な防蟻効果が発揮される。
これらの防蟻材によれば、土壌等環境を汚染することなく、かつ防蟻材を配設した領域において安定的に防蟻効果が発揮される。
また、これらの防蟻材を、建築部材とともに、あるいはその内部に配設して使用しても、居住雰囲気及び環境を汚染することなく、建築部材および建築物に対して安定的に防蟻効果が発揮される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の防蟻材は、
担体と、
この担体表面に付着される、水難溶性ホウ素系化合物を含有する粒子、および/または、
水との接触による溶出が抑制された水溶性ホウ素系化合物を含有する粒子とを含んでいる。
(水難溶性ホウ素系化合物含有粒子)
難溶性ホウ素系化合物としては、水に難溶あるいは不溶のホウ素系化合物であれば限定しないが、好ましくはホウ酸塩である。難溶性のホウ酸塩としては、ホウ酸カルシウム、ホウ酸アルミニウム、ホウ酸亜鉛、ホウ酸銅、ホウ酸マグネシウム等を例示できる。特に好ましくは、ホウ酸カルシウム、ホウ酸亜鉛である。難溶性ホウ素系化合物は、単独であるいは2種以上を組み合わせて使用することができるが、これらの化合物を固体状態で含む粒子の形態で担体に付着されている。
【0007】
また、水難溶性ホウ素系化合物を含む粒子は、通常、難溶性ホウ素系化合物のみからなる粒子であるが、この化合物粒子とバインダー成分等他の成分を含んだ複合形態の粒子であってもよい。バインダー等のホウ素系化合物以外の成分の種類によって、ホウ素系化合物の溶出性や粒子の形態変化等を制御することができる。例えば、複合化成分が水溶性成分であると、水と接触して粒子が崩壊しやすくなり、水難溶性ホウ素系化合物が防除対象に接触されやすくなる。このためには、部分的に水難溶性ホウ素系化合物が予め表面に露出されるような複合形態とすることも好ましい。
【0008】
(水溶出性が抑制された水溶性ホウ素系化合物含有粒子)
一方、水溶性ホウ素系化合物としては、水溶性のホウ素系化合物であれば特に限定はしないが、例えば、ホウ酸、ホウ酸ナトリウム等を挙げることができる。好ましくはホウ酸である。
本発明においては、水溶性ホウ素系化合物は、水に対する溶出性が抑制された状態で粒子化されている。
【0009】
水溶性ホウ素系化合物の水に対する溶出性を抑制するには、耐水性のある有機高分子と複合化して粒子とすることが好ましい。この複合粒子では、好ましくは、水溶性ホウ素系化合物の少なくとも一部が表面に露出されている。
複合化する有機高分子としては、例えば、メタクリル系樹脂、ウレタン樹脂と複合化することができる。複合化は、例えば、ホウ酸等の水溶性ホウ素系化合物と1種あるいは2種以上のメタクリルレート系モノマーとを懸濁重合させることが好ましい。触媒は通常のメタクリル樹脂の懸濁重合に使用するものを使用できる。例えば、過酸化ベンゾイル等である。懸濁重合法によれば、ホウ素系化合物をマイクロカプセル化することができる。
なお、懸濁重合時には、ホウ酸等の水溶性ホウ素系化合物は、ヒドロキシアパタイトおよび/またはゼラチンを含む保護コロイド溶液中に溶解した状態とすることが好ましい。
【0010】
ホウ酸等の水溶性ホウ素系化合物をメチルメタクリレートモノマーと懸濁重合して、水溶性ホウ酸系化合物と有機性高分子との複合化粒子(マイクロカプセル化粒子)を製造する一例について説明する。
乳鉢で十分すりつぶしたホウ酸10〜50gを、保護コロイド溶液(ヒドロキシアパタイト懸濁液(65g/l)300ml及びゼラチン20gとモノマー(MMA 90mol%:n−BMA 10mol%)10〜150gとともに、懸濁重合装置(耐圧ガラス製)に入れ、これに触媒として過酸化ベンゾイル(0.5%)を加えて、50〜70℃で、2時間あるいは100℃で30分間反応させ、ホウ酸含有マイクロカプセルを調製した。
なお、懸濁重合装置には、ホウ酸を過飽和状態にまで溶解したホウ酸水溶液を入れ、700rpmの速度で攪拌しながら反応させた。調製したマイクロカプセルは水で十分に洗浄した後、ろ紙を用いてろ過し乾燥器で乾燥する。
【0011】
(粒子形態)
水難溶性ホウ素系化合物含有粒子及び水溶性ホウ素系化合物含有粒子は、いずれも、それらの粒子形態を特に限定しない。例えば、略球状、不定形状、繊維状等とすることができる。好ましくは、略球形状である。
なお、粒子の大きさは、蟻に食されやすい大きさであることが好ましく、具体的には、粒子の最大寸法が5μm〜50μmであることが好ましい。より好ましくは、5μm〜20μmである。粒子が略球形の場合には、直径が5μm〜50μmであることが好ましく、さらに好ましくは5μm〜20μmである。
【0012】
(防蟻材)
本発明の防蟻材は、このようなホウ素系化合物粒子を担体表面に備えている。担体は、上記したホウ素系化合物を担持でき、かつ土壌中に埋設しても長期間にわたりその形態を維持できるものであればよい。好ましい担体材料は、例えば、ガラス、セラミックスである。また、好ましい形態は、シート状体である。シート状体であると、広い範囲にわたって一定の効果を容易に得ることができる。また、好ましくは、担体は多孔質あるいはメッシュ状体である。ホウ素系化合物を付着領域を確保できるとともに、通水性および通気性が確保できるからである。
さらに担体自体がシロアリの食害を受けにくい材料であるか、あるいは、そのような材料が付着されていることが好ましい。担体がシロアリによって食害を受け難いことによって、有効に防蟻効果が発揮される。
【0013】
このような担体に対して、前記粒子は、粒子の表面がなんら他の材料(例えば、接着等で)被覆されることなく、シロアリが直接接触可能に露出された状態で付着されていることが好ましい。このようにすると、シロアリが化合物粒子を食べ易いからである。
例えば、担体の最表面に一定の厚みを有する粒子層に形成することができる。付着形態は、特に限定しないが、担体全面をおおよそ被うように設けることが好ましい。例えば、担体表面をおおよそ隠蔽するような各種形態のスポット状、ライン状、格子状等とすることができる。
【0014】
本発明の防蟻材にあっては、上記したホウ素系化合物含有粒子の他に、水溶性ホウ素系化合物および/または難溶性ホウ素系化合物が付着あるいは含浸されていてもよい。好ましくは、前記粒子の付着部分よりも内側に、水難溶性ホウ素系化合物及び/又は水溶性ホウ素系化合物が付着されている。例えば、これらの化合物粉末は、上記ホウ素系化合物含有粒子を接着するための接着剤中に含有されている。水溶性ホウ素系化合物等が別途付着等されていても、接着剤によりコーティングされることにより、溶出が抑制される一方、接着剤がシロアリにより食された時点で防蟻性能を発揮することができる。また、ホウ素系化合物が担体内部にも担持されていれば、担持量が増大する点で好ましい。
【0015】
担体の表面に、化合物粒子を付着させるには、担体に接着剤等を塗布して接着性を付与した後、その担体表面に化合物粒子を接触させるようにすることが好ましい。このようにして付着されると、化合物粒子が担体表面において露出されるからである。
また、接着剤中にホウ素系化合物を含有させている場合には、この接着剤を担体に付与後、接着性を発揮している間(典型的には半乾燥状態)に、化合物粒子を付与するようにすることが好ましい。このような接着剤としては、例えば、アクリルエマルジョン、ニトリルゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョン等を使用できる。
【0016】
担体の表面積あたりの化合物粒子の付与量は、ホウ素系化合物として50〜200g/m2であることが好ましい。50g/m2未満であると、防蟻効果が十分に発揮されず、また、200g/m2を超えると、溶出量が大きくなり、環境負荷が大きくなる場合があるからである。より好ましくは、70〜120g/m2であり、最も好ましくは、約100g/m2である。なお、担体の表面積とは、担体の外形の表面積であって、化合物が全体として(但しスポット状等であってもよい)付与されている領域の面積をいう。
また、担体内部にもホウ素系化合物を担持させる場合には、全体として、15g/m2〜30g/m2であることが好ましい。
【0017】
シート状防蟻剤の製造するために採用できる工程を以下に例示する。
ガラス繊維メッシュ体に、ホウ酸カルシウム粉末、ホウ酸−PVA(ポリビニルアルコール)反応物粉末、ホウ酸マイクロカプセル等のホウ素系化合物含有粒子を、全体の10〜20wt%の割合となるように、アクリルエマルジョン、ニトリルゴムラテックス、酢酸ビニルエマルジョンなどの合成樹脂接着剤を塗布して、半乾燥した状態とする。この半乾燥状態、すなわち、接着性を有している表面に、粉末あるいは粒子状の上記各種ホウ素系化合物含有粒子を直接散布し、乾燥させる。後から散布したホウ素系化合物含有粒子は、接着剤により被覆されないで粒子自体の表面が露出されるような状態とする。
【実施例】
(実施例1)
試験試料1
ガラス繊維シートにホウ酸カルシウム(水難溶性ホウ素系化合物)粉末を100g/m2となるように塗布し、よく乾燥し、ホウ酸カルシウム粒子付着シートを得た。
試験試料2
試験試料1と同様のガラス繊維シートに、ホウ酸亜鉛(水難溶性ホウ素系化合物)粉末を100g/m2となるように塗布し、よく乾燥し、ホウ酸亜鉛粒子付着シートを得た。
試験試料3
試験試料1と同様のガラス繊維シートに、ホウ酸(水溶性ホウ素系化合物)粉末をマイクロカプセル化したものを、100g/m2となるように塗布し、よく乾燥し、水溶出性抑制ホウ酸粒子付着シートを得た。
比較試料
実施例1と同様のガラス繊維シートに、ホウ酸(水溶性ホウ素系化合物)粉末を100g/m2となるように塗布し、よく乾燥し、ホウ酸粒子付着シートを得た。
【0018】
(実施例2)
上記各試料を、5cm×5cmの大きさに裁断し、これを10枚一組にして、300mlのビーカーに入れて、更に水を200ml加えてマグネティックスターラーで8時間攪拌してホウ素系化合物を溶脱させ、その後試料を取り出して、60℃に調整した恒温器中で乾燥した。使用した水は、分析用に保管した。この溶脱・乾燥操作を合計10回繰り返し行い、溶脱操作に使用した溶脱水(200ml×10)に含まれるホウ素の量を化学分析により測定した。結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
表1に示すように、いずれの試験試料においても、比較試料に対して顕著に低いホウ素の溶脱率を示した。
【0020】
(実施例3)
次に、日本木材保存協会規格第13号(1992)土壌処理用防蟻剤の防蟻効力試験方法及び性能基準(I)に記載される耐候操作を行った各試料を、径10mmのガラス製の2本のシリンダーに挟みこみ、更に、両サイドからそれぞれ25mmの長さになるように土壌を詰め込み、その一方からイエシロアリ職蟻200頭、兵蟻20頭を投入し、この試験容器を温度28±2℃、湿度70%以上の恒温室に3週間静置し、シロアリが挟み込んだシートを食い破り、反対側のシリンダーに貫通するかどうかを調べた。なお、この試験は、日本木材保存協会規格第13号土壌処理用防蟻剤の防蟻効力試験方法及び性能基準(I)(1992)に基づいている。結果を表2に示す。
【0021】
【表2】
表2に示すように、各試験試料は、耐候操作後においても十分な防蟻効果を備えていたが、比較試料は、不充分な防蟻性能しか有していなかった。これは、耐候操作によって、比較試料に付着していたホウ素系化合物が溶出してしまったためであると考えられた。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、環境に負荷が少なくかつ有効な防蟻効果を有する防蟻材を提供できる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ant-proof material, and more particularly, to an ant-proof material that has less burden on the environment such as soil and living space.
[0002]
[Prior art]
Prior to the construction of the house, an anti-anticide is applied to the soil before the construction of the house in order to protect the house from damage such as white ants. As the termite-proofing agent, organic agents such as organic phosphorus agents, carbamate agents, pyrethroid agents and the like are used. These drugs are used after being processed into the form of emulsion, microencapsulation or granules.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, recent houses are becoming highly air-tight and highly insulated to increase thermal efficiency, and the anti-anticide sprayed on the soil may volatilize in the living space. As countermeasures, the above-mentioned organic anti-repellent agent is kneaded into a synthetic resin and processed into a sheet shape, or a sandwich made with a vinyl sheet, or an inorganic anti-anti-antimicrobial agent on a glass fiber sheet. A material coated with boric acid has been developed.
However, in the case of using an organic chemical, there is a possibility that the termite-proofing agent volatilizes though a minute amount from the fine pores existing in the sheet. In addition, when a water-soluble inorganic chemical such as boric acid is bonded to a glass fiber sheet, the ant protection component does not volatilize, but the water-soluble chemical gradually elutes over the years with the passage of time. There is a risk of penetration.
Therefore, an object of the present invention is to provide a termite-proof material with reduced burden on the environment.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
Among the boron compounds that are inorganic chemicals, the present inventors have made a boron-based preparation containing a poorly water-soluble compound such as calcium borate or a water-soluble boron compound such as boric acid hardly soluble. It has been found that the use of a sparingly soluble boron-based preparation suppresses elution of a boron-based compound and at the same time exhibits the ant-proofing performance, thereby solving the above-described problems.
That is, according to the present invention, the following ant protection materials are provided.
(1) A carrier and particles containing a poorly water-soluble boron compound attached to the surface of the carrier , wherein the poorly water-soluble boron compound includes calcium borate, zinc borate, aluminum borate, and boric acid. An ant-proof material that is one or more selected from the group consisting of copper .
(2) A carrier and microencapsulated particles in which a water-soluble boron compound attached to the surface of the carrier is combined with an organic polymer to suppress release in water, and the water-soluble boron compound Is a termite-proof material which is boric acid and / or sodium borate .
(3) The organic matter polymer according to (2), wherein the organic polymer is a methacrylic acid resin or a urethane resin.
(4) The termite-proof material according to any one of (1) to (3), wherein the particle diameter of the particles is 5 μm or more and 50 μm or less.
(5) The termite-proof material according to any one of (1) to (4), wherein a poorly water-soluble boron-based compound and / or a water-soluble boron-based compound is attached to the inner side of the attached portion of the particles.
[0005]
According to the above (1) ant-proof material, since it is a poorly soluble boron-based compound, even if the ant-proof material is placed in contact with the soil or the like, elution into the soil or the like is suppressed, and the burden on the environment is reduced. Is suppressed. Further, the poorly soluble boron-based compound is eaten by ants and exhibits an insecticidal effect on the spot, or is carried to the habitat by these ants and exhibits an insecticidal effect there. As a result, even if the boron-based compound is hardly soluble, an effective ant-proof effect is exhibited.
According to the ant-preventive material of (3), since the water-soluble boron-based compound is hardly soluble, elution into the soil or the like is suppressed, and the burden on the environment is suppressed. In addition to the elution of the water-soluble boron compound on the surface of the carrier, the insecticidal effect is exhibited by the water-soluble boron compound being eaten and transported by ants. Thereby, even if the water-soluble boron-based compound is hardly soluble, an effective ant-proof effect is exhibited.
According to these ant-proofing materials, the ant-proofing effect is stably exhibited in a region where the ant-proofing material is disposed without polluting the environment such as soil.
In addition, even if these ant-preventive materials are used together with or inside a building member, the ant-proofing effect is stably applied to the building member and the building without polluting the living atmosphere and environment. Is demonstrated.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The ant-proof material of the present invention is
A carrier;
Particles containing a poorly water-soluble boron-based compound attached to the surface of the carrier, and / or
And particles containing a water-soluble boron compound in which elution due to contact with water is suppressed.
(Particles containing poorly water-soluble boron compounds)
The hardly soluble boron compound is not limited as long as it is a poorly soluble or insoluble boron compound in water, but a borate is preferable. Examples of the hardly soluble borate include calcium borate, aluminum borate, zinc borate, copper borate, magnesium borate and the like. Particularly preferred are calcium borate and zinc borate. The sparingly soluble boron-based compounds can be used alone or in combination of two or more, but are attached to the carrier in the form of particles containing these compounds in a solid state.
[0007]
The particles containing the poorly water-soluble boron-based compound are usually particles composed of only the poorly-soluble boron-based compound, but may be composite particles containing the compound particle and other components such as a binder component. Depending on the types of components other than the boron-based compound, such as a binder, it is possible to control the elution of the boron-based compound and the change in the shape of the particles. For example, when the composite component is a water-soluble component, the particles are liable to collapse upon contact with water, and the poorly water-soluble boron-based compound is easily brought into contact with the control target. For this purpose, it is also preferable to use a composite form in which the poorly water-soluble boron compound is partially exposed to the surface in advance.
[0008]
(Water-soluble boron compound-containing particles with suppressed water elution)
On the other hand, the water-soluble boron compound is not particularly limited as long as it is a water-soluble boron compound, and examples thereof include boric acid and sodium borate. Boric acid is preferable.
In the present invention, the water-soluble boron-based compound is made into particles in a state in which elution to water is suppressed.
[0009]
In order to suppress elution of water-soluble boron compounds into water, it is preferable to form particles by combining with water-resistant organic polymer. In this composite particle, preferably, at least a part of the water-soluble boron-based compound is exposed on the surface.
As the organic polymer to be combined, for example, it can be combined with a methacrylic resin or a urethane resin. For complexation, for example, a water-soluble boron compound such as boric acid and one or more methacrylate monomers are preferably subjected to suspension polymerization. As the catalyst, those used for suspension polymerization of ordinary methacrylic resins can be used. For example, benzoyl peroxide. According to the suspension polymerization method, the boron-based compound can be microencapsulated.
During suspension polymerization, a water-soluble boron compound such as boric acid is preferably dissolved in a protective colloid solution containing hydroxyapatite and / or gelatin.
[0010]
An example of producing composite particles (microencapsulated particles) of a water-soluble boric acid compound and an organic polymer by suspension polymerization of a water-soluble boron compound such as boric acid with a methyl methacrylate monomer will be described.
10-50 g of boric acid sufficiently ground in a mortar, suspended in a protective colloid solution (hydroxyapatite suspension (65 g / l) 300 ml, gelatin 20 g and monomer (MMA 90 mol%: n-BMA 10 mol%) 10-150 g Place in a polymerization apparatus (made of pressure-resistant glass), add benzoyl peroxide (0.5%) as a catalyst to this, and react at 50-70 ° C. for 2 hours or 100 ° C. for 30 minutes. Prepared.
In the suspension polymerization apparatus, an aqueous boric acid solution in which boric acid was dissolved to a supersaturated state was placed and reacted while stirring at a speed of 700 rpm. The prepared microcapsules are thoroughly washed with water, filtered using filter paper, and dried in a drier.
[0011]
(Particle morphology)
Neither the poorly water-soluble boron-based compound-containing particles nor the water-soluble boron-based compound-containing particles specifically limit their particle form. For example, it can be a substantially spherical shape, an indeterminate shape, a fibrous shape, or the like. Preferably, it is a substantially spherical shape.
In addition, it is preferable that the particle | grain size is a magnitude | size which is easy to eat by an ant, and, specifically, it is preferable that the largest dimension of particle | grains is 5 micrometers-50 micrometers. More preferably, it is 5 micrometers-20 micrometers. When the particles are substantially spherical, the diameter is preferably 5 μm to 50 μm, more preferably 5 μm to 20 μm.
[0012]
(Ant-proof material)
The termite-proof material of the present invention has such boron compound particles on the surface of the carrier. Any carrier can be used as long as it can support the above-described boron-based compound and can maintain its form for a long period of time even when embedded in soil. Preferred carrier materials are, for example, glass and ceramics. Moreover, a preferable form is a sheet-like body. If it is a sheet-like body, a certain effect can be easily obtained over a wide range. Also preferably, the carrier is a porous or mesh-like body. This is because the boron-based compound can secure an adhesion region and can ensure water permeability and air permeability.
Furthermore, it is preferable that the carrier itself is a material that is not easily damaged by termites, or such a material is attached. Since the carrier is not easily damaged by termites, the ant-proof effect is effectively exhibited.
[0013]
The particles may be attached to such a carrier in a state where the termites are exposed so as to be in direct contact without the surface of the particles being coated with any other material (for example, by adhesion). preferable. This is because termites can easily eat the compound particles.
For example, it can be formed into a particle layer having a certain thickness on the outermost surface of the carrier. The attachment form is not particularly limited, but it is preferably provided so as to roughly cover the entire surface of the carrier. For example, it can be in various forms such as a spot shape, a line shape, a lattice shape, or the like that substantially hides the surface of the carrier.
[0014]
In the termite-proofing material of the present invention, in addition to the boron-based compound-containing particles, a water-soluble boron-based compound and / or a hardly soluble boron-based compound may be attached or impregnated. Preferably, a poorly water-soluble boron-based compound and / or a water-soluble boron-based compound is attached to the inside of the attached portion of the particles. For example, these compound powders are contained in an adhesive for bonding the boron-based compound-containing particles. Even if a water-soluble boron-based compound or the like is separately adhered, elution is suppressed by being coated with an adhesive, while ant-proofing performance can be exhibited when the adhesive is eaten by termites. . Further, it is preferable that the boron-based compound is also supported inside the carrier from the viewpoint of increasing the amount supported.
[0015]
In order to attach the compound particles to the surface of the carrier, it is preferable to apply an adhesive or the like to the carrier to impart adhesion, and then bring the compound particles into contact with the surface of the carrier. This is because the compound particles are exposed on the surface of the carrier when attached in this manner.
In addition, when a boron compound is contained in the adhesive, the compound particles are applied while the adhesive is exerted (typically in a semi-dry state) after the adhesive is applied to the carrier. It is preferable to do so. As such an adhesive, for example, acrylic emulsion, nitrile rubber latex, vinyl acetate emulsion and the like can be used.
[0016]
The amount of compound particles applied per surface area of the carrier is preferably 50 to 200 g / m 2 as a boron compound. This is because if it is less than 50 g / m 2 , the ant-repellent effect is not sufficiently exhibited, and if it exceeds 200 g / m 2 , the amount of elution increases and the environmental load may increase. More preferably from 70~120g / m 2, and most preferably, from about 100 g / m 2. The surface area of the carrier refers to the surface area of the outer shape of the carrier, and the area of the region to which the compound is applied as a whole (however, it may be in a spot shape or the like).
Further, in the case of supporting boron compound also inside the carrier as a whole, it is preferably 15g / m 2 ~30g / m 2 .
[0017]
The process which can be employ | adopted in order to manufacture a sheet-like termite preventer is illustrated below.
Acrylic so that the boron fiber-containing particles such as calcium borate powder, boric acid-PVA (polyvinyl alcohol) reactant powder, boric acid microcapsule, etc. are contained in the glass fiber mesh body at a ratio of 10 to 20 wt% of the whole. A synthetic resin adhesive such as emulsion, nitrile rubber latex, vinyl acetate emulsion, etc. is applied to make it semi-dry. In the semi-dry state, that is, the surface having adhesiveness, the above-mentioned various boron-based compound-containing particles in powder or particulate form are directly sprayed and dried. The boron-based compound-containing particles sprayed later are not covered with an adhesive so that the surface of the particles themselves is exposed.
【Example】
(Example 1)
Test sample 1
A calcium borate (poorly water-soluble boron compound) powder was applied to a glass fiber sheet so as to be 100 g / m 2 and dried well to obtain a calcium borate particle-adhered sheet.
Test sample 2
Zinc borate (poorly water-soluble boron-based compound) powder was applied to a glass fiber sheet similar to test sample 1 to 100 g / m 2 and dried well to obtain a zinc borate particle-attached sheet.
Test sample 3
A boric acid (water-soluble boron compound) powder microencapsulated on the same glass fiber sheet as in test sample 1 was applied to 100 g / m 2 , dried well, and water-eluting suppression boric acid. A particle adhesion sheet was obtained.
The boric acid (water-soluble boron compound) powder was applied to the same glass fiber sheet as in Comparative Sample Example 1 so as to be 100 g / m 2 and dried well to obtain a boric acid particle-attached sheet.
[0018]
(Example 2)
Each of the above samples is cut into a size of 5 cm × 5 cm, a set of 10 pieces is put into a 300 ml beaker, 200 ml of water is further added, and the mixture is stirred with a magnetic stirrer for 8 hours to leach out boron compounds. Then, the sample was taken out and dried in a thermostat adjusted to 60 ° C. The water used was stored for analysis. This leaching / drying operation was repeated a total of 10 times, and the amount of boron contained in the leaching / dehydration (200 ml × 10) used for the leaching operation was measured by chemical analysis. The results are shown in Table 1.
[0019]
[Table 1]
As shown in Table 1, all the test samples showed a remarkably low boron leaching rate with respect to the comparative sample.
[0020]
(Example 3)
Next, each of the samples subjected to the weather resistance operation described in the method for testing the ant protection effect of the soil protection ant protection agent and the performance standard (I) of Japan Wood Preservation Association Standard No. 13 (1992) is made of glass having a diameter of 10 mm. In addition, the soil is stuffed so that each side has a length of 25 mm, and 200 ant termite ants and 20 soldier ants are introduced from one side. It was allowed to stand in a temperature-controlled room at ± 2 ° C. and a humidity of 70% or more for 3 weeks, and the sheet with the termites sandwiched between them was broken to see if it penetrated into the cylinder on the opposite side. This test is based on the Japan Wood Preservation Association Standard No. 13 soil protection ant protection test method and performance standard (I) (1992). The results are shown in Table 2.
[0021]
[Table 2]
As shown in Table 2, each test sample had a sufficient ant protection effect even after the weathering operation, but the comparative sample had only an insufficient ant protection performance. This was considered to be because the boron-based compound adhering to the comparative sample was eluted by the weathering operation.
[0022]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the ant-proof material which has little load on an environment and has an effective ant-proofing effect can be provided.
Claims (5)
前記水難溶性ホウ素系化合物は、ホウ酸カルシウム、ホウ酸亜鉛、ホウ酸アルミニウム、及びホウ酸銅からなる群から選択される1種あるいは2種以上である防蟻材。Comprising a carrier and particles containing a poorly water-soluble boron compound attached to the surface of the carrier ,
The said water poorly soluble boron type compound is an ant-proof material which is 1 type, or 2 or more types selected from the group which consists of calcium borate, zinc borate, aluminum borate, and copper borate .
前記水溶性ホウ素系化合物は、ホウ酸および/またはホウ酸ナトリウムである防蟻材。A carrier, and a microencapsulated particle in which the water-soluble boron compound attached to the surface of the carrier is combined with an organic polymer to suppress release in water ,
The water-soluble boron-based compound is a termite-proof material which is boric acid and / or sodium borate .
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