JP4122759B2 - 文書データの符号処理方法及びシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書データの符号処理方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、伝送すべきデータ量を削減するために、文書データを符号化及び復号化する方法がある。この方法を実現するには、送信装置及び受信装置はそれぞれ、変換テーブルを所持する必要がある。変換テーブルは、記述言語と符号データとを1対1に対応付けたものである。送信装置は、変換テーブルに基づいて文書データを符号データに符号化する。一方、受信装置は、変換テーブルに基づいて符号データを文書データに復号化する。
【0003】
このような方法は、特に、インターネットに有効である。例えば、Webサーバが、HTML(HyperText Markup Language)のようなテキスト形式のマーク付け言語で記載された文書データを符号化した符号データを送信する。これに対し、クライアントが、受信した符号データを文書データに復号化し、その文書データをブラウザに表示する。このとき、文書データを符号データで伝送することにより、伝送データ量を削減することができる。
【0004】
インターネットにおいて、文書データを符号化することは、セキュリティの観点からも有効である。変換テーブルを有さないクライアントは、符号データを復号することができないからである。
【0005】
図1は、従来の文書データの符号化及び復号化方法である。図1によれば、HTML形式の文書データ12は、変換テーブル11を用いて符号化10される。一方、符号データは、変換テーブル21を用いて復号化20される。これにより、HTML形式の文書データ22が復元される。更に、文書データ22は、パーサ23によって要素の論理構造が解析され、ブラウザ24を用いて表示される。図1によれば、符号化で用いられる変換テーブル11と、復号化で用いられる変換テーブル21は、同一テーブルである必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年では、Webサーバが送信する文書データは、HTMLのように情報の表示を規定するだけでなく、情報の構造を規定することもできる拡張可能なテキスト形式のマーク付け言語が多くなってきた。この言語は、例えば、XML(eXtensible Markup Language)又はSGML(Standard Generalized Markup Language)である。
【0007】
例えば、図1のような従来の符号化及び復号化方法によれば、文書データが拡張されると、変換テーブルも拡張しなければならない。
【0008】
また、マーク付け言語は、要素の論理構造を規定しているので、必ず、符号データを文書データに復号し、その文書データの論理構造をパーサによって解析し且つ処理する必要がある。
【0009】
そこで、本発明は、拡張可能なテキスト形式の記述言語を符号化することができ、符号データを文書データに復号することなく文書処理をすることができる文書データ符号処理方法及びシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の符号処理方法によれば、符号化サーバにおいて、拡張可能なテキスト形式の記述言語で記載された文書データを、前記文書データとは別ファイルとしてあらかじめ定義された変換テーブルを用い、文書データの論理構造を含む符号データに符号化する符号化ステップと、クライアント装置において、あらかじめ定義された変換テーブルを用いて、符号データを、前記テキスト形式の記述言語で記載された文書データに戻すことなく、前記符号データから前記文書データが示す内容を表示処理するステップとを有し、符号化サーバ及びクライアント装置が有する変換テーブルは、各要素について、属性に使用する符号長と、該要素に指定可能な属性の属性名及び符号語と、該属性に対する属性値の符号長及び符号語と、該要素が子要素を持つことができる場合、該子要素に使用する符号長、各子要素の名前及び符号語と、該要素が要素値を持つことができる場合、該要素値のデータ型の定義とを示すものである。
【0011】
変換テーブルによって論理構造を符号データに含ませることができるので、文書データに復号し且つパーシングすることなく、直接的に文書処理を行うことができる。このような効果は、例えば携帯電話機のように、低い処理能力しか有さない受信装置にとって、処理負荷が小さいという効果を奏する。
【0012】
本発明の符号処理方法の他の実施形態によれば、符号化サーバは、第1の変換テーブルを有し、前記第1の変換テーブルを用いて符号化した要素の占有データ長を符号データに含め、前記クライアント装置は、前記第1の変換テーブルの部分集合である第2の変換テーブルを有し、前記第2の変換テーブルに定義されていない符号語が出現した場合、前記占有データ長を飛ばした位置の符号データから表示処理することも好ましい。
【0013】
例えば、一方の受信装置では、変換テーブルのある部分のみが所持され、他方の受信装置では、変換テーブルの他の部分のみが所持されているとする。そして、送信装置は、1つの文書データを符号化した符号データを、複数の受信装置へ配信する。この結果、一方の受信装置では、文書データのある部分のみが表示され、他方の受信装置では、文書データの他の部分のみを表示されるようになる。配信する符号データは同じであっても、受信装置が所持する変換テーブルによって文書処理された表示が異なることになる。このような機能は、セキュリティの観点からも有効なものである。
【0014】
本発明の符号処理方法の他の実施形態によれば、符号化サーバは、文書データに、変換テーブルに存在しない要素の名前、要素値、属性の名前及び属性値がある場合、該要素の名前、要素値、属性の名前及び属性値を符号化しないことも好ましい。
【0015】
これにより、文書データの一部が符号化できないという理由で、文書データ全体が符号化できないとすることを避けることができる。
【0016】
本発明の符号処理方法の他の実施形態によれば、符号化ステップは、変換テーブルを用いて符号化した部分の占有データ長を該変換テーブルを指示する符号に付加し、要素名が占有する部分の占有データ長を該要素名の符号に付加し、要素値が占有する部分の占有データ長を該要素値の符号に付加し、及び/又は属性名が占有する占有データ長を該属性名の符号に付加し、
文書処理ステップは、変換テーブルに定義されていない符号が、符号データに存在する場合、該符号を文書処理せずに、占有データ長を飛ばした位置の符号データから文書処理することも好ましい。
【0017】
これにより、符号データにおける文書処理をしない部分を読み飛ばすことができる。
【0018】
本発明の符号処理システムによれば、拡張可能なテキスト形式の記述言語で記載された文書データを送信するサーバと、あらかじめ定義された変換テーブルを有し、受信した文書データを、変換テーブルを用いて、文書データの論理構造を含む符号データに符号化する符号化サーバと、あらかじめ定義された変換テーブルを用い、受信した符号データを、前記テキスト形式の記述言語で記載された文書データに戻すことなく、受信した符号データから前記文書データが示す内容を表示処理する手段を有するクライアント装置とを有し、符号化サーバ及びクライアント装置が有する変換テーブルは、各要素について、属性に使用する符号長と、該要素に指定可能な属性の属性名及び符号語と、該属性に対する属性値の符号長及び符号語と、該要素が子要素を持つことができる場合、該子要素に使用する符号長、各子要素の名前及び符号語と、該要素が要素値を持つことができる場合、該要素値のデータ型の定義とを示すものである。
【0019】
これにより、既存のサーバをそのまま利用することができる。
【0020】
本発明の符号処理システムにおける他の実施形態によれば、符号化サーバは、第1の変換テーブルを有し、前記第1の変換テーブルを用いて符号化した要素の占有データ長を符号データに含め、前記クライアント装置は、前記第1の変換テーブルの部分集合である第2の変換テーブルを有し、前記第2の変換テーブルに定義されていない符号語が出現した場合、前記占有データ長を飛ばした位置の符号データから表示処理することも好ましい。
【0021】
本発明の符号処理システムにおける他の実施形態によれば、符号化サーバは、文書データに、変換テーブルに存在しない要素の名前、要素値、属性の名前及び属性値が存在する場合、該要素の名前、要素値、属性の名前及び属性値を符号化しないことも好ましい。
【0022】
本発明の符号処理方法と、符号処理システムにおける他の実施形態によれば、変換テーブルは、テキスト形式であり、他の変換テーブルへのリンク情報により拡張可能であることも好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を用いて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0024】
図2は、本発明による文書データの符号処理方法である。図2によれば、文書データ12は、複数の文書データ120及び121によって拡張されている。一方、変換テーブル11も、拡張された文書データに対応して、複数の変換テーブル110及び111のリンク情報を定義している。これにより、XML形式の文書データ12は、変換テーブル11を用いて符号化10される。
【0025】
また、図2によれば、符号データは、変換テーブル21を用いて、直接的に文書処理30され、ブラウザ24に表示される。本発明によれば、符号データには、要素の論理構造も含まれる。従って、文書データに復号する必要もなく、更にパーサ23によって論理構造を解析する必要もない。
【0026】
図3は、文書データのサンプルである。図4は、図3の文書データを符号化した符号データである。図5a〜dは、図3の文書データの変換テーブルである。以下では、図3及び図4を参照しつつ、図5a〜dの変換テーブルを説明する。
【0027】
変換テーブルは、XMLで記載されており、図5aのヘッダ部分<head>(1)と、図5b〜cのボディ部分<body>(8)とに分けられる。ヘッダ部分には、接頭辞について記述する。ボディ部分には、文書の論理構造と変換符号とを記述をする。
【0028】
図5aによれば、ヘッダ部分には、接頭辞の符号長(2)として2bitが割り当てられる。接頭辞として、要素名及び属性名には符号"00"(3)が割り当てられる。また、要素値及び属性値の内容が、数値であれば符号"01"(4)が、文字列であれば符号"10"(5)が割り当てられる。
【0029】
更に、図3には、要素名SVGが定義されているので、図5aによれば、要素名"SVG"の開始に3bit"000"(6)が割り当てられ、その終了に3bit"011"(7)が割り当てられる。
【0030】
図5bによれば、最初に要素名SVGを以下で定義する(9)ことを表している。また、この要素名SVGに付随する属性名に、2bitの符号長を割り当てる(10)ことを定義する。そして、属性名widthに符号"10"を割り当て(11)、属性名heightに符号"11"を割り当てる(13)。また、属性名widthの属性値は、符号無し整数10bitで表され(12)、属性名heightの属性値も、符号無し整数10bitで表される(14)。
【0031】
次に、要素名SVGの子関係にある要素を符号長3bitで表す(15)ことを定義する。そして、要素名SVGの子要素として要素名rectを定義する(16)。要素名rectの開始に符号"001"が割り当てられ、その終了に符号"011"が割り当られる(17)。また、要素名SVGの子要素として要素名textを定義する(18)。要素名textの開始に符号"010"が割り当てられ、その終了に符号"011"が割り当てられる(19)。
【0032】
図5cによれば、次に、要素名rectを以下で定義する(20)ことを表している。また、この要素名rectに付随する属性名に、3bitの符号長を割り当てる(21)ことを定義する。属性名xには符号"100"を割り当て(22)、属性名xの属性値は符号付き整数10bitで表される(23)。また、属性名yには符号"101"を割り当て(24)、属性名yの属性値は符号付き整数10bitで表される(25)。また、属性名widthは符号"110"を割り当て(26)、属性名widthの属性値は符号無し整数10bitで表される(27)。最後に、属性名heightには符号"111"を割り当て(28)、属性名widthの属性値は符号無し整数10bitで表される(29)。
【0033】
図5dによれば、次に、要素名textを以下で定義する(30)ことを表している。また、この要素名textに付随する属性名に、2bitの符号長を割り当てる(31)ことを定義する。属性名xには符号"10"を割り当て(32)、属性名xの属性値は符号付き整数10bitで表される(33)。また、属性名yには符号"11"を割り当て(34)、属性名yの属性値は符号付き整数10bitで表される(35)。
【0034】
次に、要素textの要素値を以下で定義する(36)を表している。ここでは、要素値がShift-JIS形式であることを表している(37)。
【0035】
図6は、複数の変換テーブルのリンク情報を定義した変換テーブルの一例である。本発明が対象としている記述言語は、拡張可能なテキスト形式の記述言語である。従って、文書データが拡張されると同様に、変換テーブルも拡張する必要がある。図6によれば、ヘッダ部分に複数の変換テーブルのリンク情報を定義するだけで、変換テーブルを作成し直す必要がない。ヘッダ部分には、複数の変換テーブルを拡張するためのメタ情報を定義する。メタ情報とは、接頭辞符号の符号・符号長、要素の指定、名前空間の指定、変換テーブルへのリンク情報である。
【0036】
図7は、要素が占有する占有データ長を、図4の符号データに埋め込んだものである。これにより、文書処理を行うクライアントは、所持する変換テーブルに定義されていない符号が符号データに存在する場合、該符号を文書処理せずに、占有データ長を飛ばした位置の符号データから文書処理することができる。
【0037】
図8は、本発明の第1の実施形態のシステム構成図である。図8によれば、サーバ4は、予めクライアントA及びBへ、変換テーブルを送信する。この場合、サーバ4の所持する変換テーブルの項目の部分集合となる変換テーブルa及びbをそれぞれ送信する。その後、サーバ4は、クライアントA及びBへ、文書データを符号化した符号データを送信する。この符号データを受信したクライアントA及びBはそれぞれ、文書処理を行うが、実際にブラウザに表示される情報は、異なるものとすることができる。
【0038】
図9は、符号化サーバ6を含むシステム構成図である。サーバ4は、XML形式の文書データを符号化サーバ6へ送信する。符号化サーバ6は、変換テーブルサーバ7から受信した変換テーブルを用いて、文書データを符号化する。その符号データは、クライアント5へ送信される。クライアント5は、変換テーブルサーバ7から受信した変換テーブルを用いて、文書処理を行う。図9によれば、XML形式の文書データを送信する既存のサーバに変更を加えることなく、符号化サーバをプロキシサーバとして利用することができる。
【0039】
図10は、文書処理のフローチャートである。例えば、図4の符号データを、図5の変換テーブルに基づいて行う文書処理を説明する。
【0040】
(S1)変換テーブル<head><prefix bit="2">によればヘッダ符号長2bitであるので、符号データから2bitを読み込む。図4によれば"00"であるので、"名"を示す符号であると判断する。
(S2)次に、変換テーブル<head><root name="svg" bit="3" code="000" />によればルート要素"svg"であり、次の3bitを読み込む。符号は"000"であるので、要素svgの開始であると解釈する。
(S3)符号データからヘッダ符号長2bitを読み込む。
(S4)図4によれば"00"であり、変換テーブルの<head>から"00"は"名"を示す符号であると判断する。
(S5)属性名の符号長<attlist bit=2>、子要素名の符号長<children bit=3>、終了タグ<end name="/svg" bit=3 code="011"/>の中で、最も短い符号長分2bitだけ読み込む。
(S6)図4によれば"10"であるので、属性名widthと一致することを確認する。
(S7)もし、一致しなかった場合、次に短い符号長分3bitを読み込み、再びS6へ戻る。
(S8)"10"と一致しているので、属性名widthと解釈する。
(S9)次の3bitが、終了タグ<end name="/svg" bit=3 code="011"/>でないことを確認する。終了タグであれば、終了する。終了タグでなければ、再びS3へ戻る。
【0041】
(S3)符号データからヘッダの符号長"2"bitを読み込む。
(S4)図4によれば"01"であり、変換テーブル<head><number_prefix code="01" />によれば"01"は"数値"を示す符号であると判断する。
(S10)変換テーブル<number bit="10" data="UI" qt="1" />によれば、属性名widthの属性値は符号無し整数10bitであるので、10bitを読み込む。
(S11)"0111110100"であるので、属性値"500"と解釈する。そして、再びS3へ戻る。
【0042】
前述したように図10のフローチャートを繰り返すことによって、符号データを復号することなく直接的に文書処理をすることが可能となる。
【0043】
前述した本発明の文書データの符号処理方法及びシステムの種々の実施形態によれば、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略を、当業者は容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
【0044】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、拡張可能なテキスト形式の記述言語によって記載された文書データの符号化を可能とする。このような符号化は、データ伝送量を削減することができるので、無線のような伝送速度が遅い通信システムに効果がある。
【0045】
また、本発明によれば、拡張可能なテキスト形式で記述された文書データに対して、符号化装置を変更することなく、変換テーブルを置き換えるだけで、それぞれの文書データに適した符号化を行うことが可能となる。更に、文書データが拡張された場合でも、元の文書データ用の符号化テーブルは変更せず、拡張部分のみの符号化テーブルを用意するだけで、拡張された文書データに適した符号化を行うことができる。
【0046】
また、本発明によれば、復号側装置に文書専用処理エンジンを搭載することにより、受信した符号データから元の文書データを復元させる必要がなく、復号側装置にとって処理負荷が小さいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の基本的な符号化及び復号化方法の説明図である。
【図2】本発明による符号文書処理方法の説明図である。
【図3】XML形式の文書データのサンプルである。
【図4】図3の文書データの符号データの一例である。
【図5a】図3の文書データを、図4の符号データに変換するための変換テーブルである。特にヘッダ部分のテーブルである。
【図5b】図3の文書データを、図4の符号データに変換するための変換テーブルである。特にルート要素のテーブルである。
【図5c】図3の文書データを、図4の符号データに変換するための変換テーブルである。特に第1の子要素のテーブルである。
【図5d】図3の文書データを、図4の符号データに変換するための変換テーブルである。特に第2の子要素のテーブルである。
【図6】他の変換テーブルのリンク情報を含む変換テーブルである。
【図7】要素毎に該要素の占有する占有データ長を付加した符号データである。
【図8】本発明の第1の実施形態のシステム構成図である。
【図9】本発明の第2の実施形態のシステム構成図である。
【図10】本発明の文書処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 符号化
11、21、110、111、210、211 変換テーブル
12、22、120、121 テキスト形式の文書データ
23 パーサ
24 ブラウザの表示画面
30 文書処理
4 既存のサーバ
5 クライアント
6 符号データ
7 変換テーブルサーバ
8 インターネット
Claims (8)
- 符号化サーバにおいて、拡張可能なテキスト形式の記述言語で記載された文書データを、前記文書データとは別ファイルとしてあらかじめ定義された変換テーブルを用い、文書データの論理構造を含む符号データに符号化する符号化ステップと、
クライアント装置において、あらかじめ定義された変換テーブルを用いて、前記符号データを、前記テキスト形式の記述言語で記載された文書データに戻すことなく、前記符号データから前記文書データが示す内容を表示処理するステップとを有し、
符号化サーバ及びクライアント装置が有する変換テーブルは、各要素について、
属性に使用する符号長と、
該要素に指定可能な属性の属性名及び符号語と、
該属性に対する属性値の符号長及び符号語と、
該要素が子要素を持つことができる場合、該子要素に使用する符号長、各子要素の名前及び符号語と、
該要素が要素値を持つことができる場合、該要素値のデータ型の定義と、
を示す、文書データの符号処理方法。 - 前記符号化サーバは、前記文書データに、前記変換テーブルに存在しない要素の名前、要素値、属性の名前及び属性値がある場合、該要素の名前、要素値、属性の名前及び属性値を符号化しないことを特徴とする請求項1に記載の文書データの符号処理方法。
- 前記符号化サーバは、第1の変換テーブルを有し、前記第1の変換テーブルを用いて符号化した要素の占有データ長を符号データに含め、
前記クライアント装置は、前記第1の変換テーブルの部分集合である第2の変換テーブルを有し、前記第2の変換テーブルに定義されていない符号語が出現した場合、前記占有データ長を飛ばした位置の符号データから表示処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の文書データの符号処理方法。 - 前記変換テーブルは、テキスト形式であり、他の変換テーブルへのリンク情報により拡張可能である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の文書データの符号処理方法。 - 拡張可能なテキスト形式の記述言語で記載された文書データを送信するサーバと、
あらかじめ定義された変換テーブルを有し、受信した前記文書データを、前記変換テーブルを用いて、文書データの論理構造を含む符号データに符号化する符号化サーバと、
あらかじめ定義された変換テーブルを用い、受信した符号データを、前記テキスト形式の記述言語で記載された文書データに戻すことなく、受信した符号データから前記文書データが示す内容を表示処理する手段を有するクライアント装置とを有し、
符号化サーバ及びクライアント装置が有する変換テーブルは、各要素について、
属性に使用する符号長と、
該要素に指定可能な属性の属性名及び符号語と、
該属性に対する属性値の符号長及び符号語と、
該要素が子要素を持つことができる場合、該子要素に使用する符号長、各子要素の名前及び符号語と、
該要素が要素値を持つことができる場合、該要素値のデータ型の定義と、
を示す、文書データの符号処理システム。 - 前記符号化サーバは、前記文書データに、前記変換テーブルに存在しない要素の名前、要素値、属性の名前及び属性値がある場合、該要素の名前、要素値、属性の名前及び属性値を符号化しないことを特徴とする請求項5に記載の文書データの符号処理システム。
- 前記符号化サーバは、第1の変換テーブルを有し、前記第1の変換テーブルを用いて符号化した要素の占有データ長を符号データに含め、
前記クライアント装置は、前記第1の変換テーブルの部分集合である第2の変換テーブ ルを有し、前記第2の変換テーブルに定義されていない符号語が出現した場合、前記占有データ長を飛ばした位置の符号データから表示処理することを特徴とする請求項5又は6に記載の文書データの符号処理システム。 - 前記変換テーブルは、テキスト形式であり、他の変換テーブルへのリンク情報により拡張可能である、
請求項5から7のいずれか1項に記載の文書データの符号処理システム。
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