JP4118229B2 - 無線通信端末 - Google Patents

無線通信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP4118229B2
JP4118229B2 JP2003409095A JP2003409095A JP4118229B2 JP 4118229 B2 JP4118229 B2 JP 4118229B2 JP 2003409095 A JP2003409095 A JP 2003409095A JP 2003409095 A JP2003409095 A JP 2003409095A JP 4118229 B2 JP4118229 B2 JP 4118229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
power supply
output
voltage
negative power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003409095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005175600A (ja
Inventor
博文 田中
治之 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003409095A priority Critical patent/JP4118229B2/ja
Publication of JP2005175600A publication Critical patent/JP2005175600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4118229B2 publication Critical patent/JP4118229B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

本発明は、無線通信端末に係り、さらに詳しくは、送信用パワーアンプにおける異常検出に関する。
図12は、従来の携帯電話機におけるパワーアンプ31を含む送信増幅回路23の構成を示した図である。送信増幅回路23に入力されたRF(Radio Frequency)送信信号は、ドライバーアンプ30で増幅された後、更にパワーアンプ31で増幅され、アンテナ1から基地局へ放出される。
この送信出力は、出力検出回路32によって検出され、A/Dコンバータ42においてデジタル信号に変換され、CPU40へ入力される。CPU40は、当該送信出力に基づいて、所望の送信出力が得られるようにドライバーアンプ30の増幅率を制御する制御信号を生成している。この制御信号は、D/Aコンバータ41においてアナログ電圧に変換された後、ドライバーアンプ30へ入力される。このような送信電力のフィードバック制御は、APC(Automatic Power Control:自動出力制御)と呼ばれている。
パワーアンプ31の増幅素子には、通常、GaAs(ガリウム砒素)を用いたデプレッション型のFET(Field Effect Transistor)が採用され、ゲート電圧VGS<0となる動作点において使用される。このため、パワーアンプ31には、上記GaAsFETを駆動するための正電源がバッテリー11から供給されるとともに、GaAsFETをバイアスするための負電源がレギュレータ装置13から供給されている。
携帯電話機の構成要素のうち、パワーアンプ31は最も消費電力が大きい部品の一つであり、動作中の発熱によって高温になることから放熱対策が実施されている。また、正電源は、CPU40により制御される給電回路33を介して供給されており、送信時以外は給電回路33をオフすることによって、パワーアンプ31への電源供給を停止し、消費電力を低減している。
この様なパワーアンプ31内において、増幅素子に対するバイアス電圧が何らかの異常によってシフトした場合、パワーアンプ31における発熱量が増大するおそれがある。例えば、レギュレータ装置13が故障し、負電源が供給されなくなった場合に、パワーアンプ31内のバイアス電圧が上昇し、増幅素子が異常発熱する可能性がある。また、パワーアンプ31内における何らかの不良や故障によって異常発熱することも考えられる。
パワーアンプ31の異常発熱を防止する方法として、バッテリー11からの電源供給ラインにフューズを設けて、一定時間、過電流状態が継続すれば、バッテリー11からの電流供給を遮断させることも考えられる。しかしながら、バッテリー11からの電源供給ラインにフューズを設けた場合、パワーアンプ31に供給される電圧レベルを低下させてしまう。このため、送信動作に必要なバッテリー11の最低電圧がより高レベルとなり、携帯電話機の連続使用時間を短縮させてしまう。
また、異常発熱の防止を目的とするものではないが、正電源からパワーアンプ31への供給電流を計測し、負電源の電圧レベルを制御する従来の技術が、例えば、特許文献1に開示されている。しかしながら、特許文献1では、正電源の供給ラインに設けられた抵抗により電流検出を行っているため、フューズを設ける場合と同様、パワーアンプ31に供給される正電源の電圧レベルを低下させてしまう。
特開平10−201100号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、無線通信端末の送信パワーアンプにおける異常発熱を防止することを目的とする。また、携帯電話機の連続使用時間を短縮させることなく、送信パワーアンプの異常発熱を防止することを目的とする。また、この様な無線通信端末を安価に提供することを目的とする。特に、負電源の電圧レベル異常による送信パワーアンプの異常発熱を防止する無線通信端末を提供することを目的とする。さらに、無線通信端末の送信パワーアンプにおける異常発熱をより確実に防止することを目的とする。
本発明による無線通信端末は、負電源によりバイアスされ、第1の正電源により駆動されるデプレッション型増幅器からなる送信パワーアンプと、送信パワーアンプ及び第1の正電源間を主回路により接続する第1のスイッチング手段と、負電源の電圧レベルを検出する電圧検出手段と、電圧検出手段の検出結果に基づいて第1のスイッチング手段を制御する送信制御手段とを備え、上記第1のスイッチング手段が、送信スロットごとに送信制御手段によりオンされ、上記送信制御手段が、電圧検出手段からの検出レベルに基づいて、送信スロットごとに電源異常を判定し、異常レベルが連続して検出された場合に、その後の送信スロットにおいて第1のスイッチング手段をオンさせないように構成される。
この様な構成により、負電源の電圧レベルを送信スロットごとに検出し、検出レベルに基づいて、送信パワーアンプにおける過電流状態を送信スロットごとに判別し、送信アンプの動作を停止させることができる。このため、従来の無線通信端末に比べて、第1の正電源の電圧レベルを低下させることなく、送信パワーアンプにおける異常発熱を防止することができる。従って、電池電源での連続使用時間を短縮させることなく、異常発熱を防止することができる。なお、第1の正電源には、電池電源の出力を用いることが望ましい。
また、本発明による無線通信端末は、上記電圧検出手段が、負電源及び第2の正電源間に接続され、負電源の電圧レベルを正の電圧レベルに変換する分圧抵抗と、変換後の電圧レベルをA/D変換するA/Dコンバータからなる。この様な構成により、負電源の電圧レベルの検出を安価に実現することができる。なお、第2の正電源は、電圧レベルが安定しているレギュレータ装置の出力であることが望ましいが、電池電源の出力を利用してもよい。
また、本発明による無線通信端末は、上記分圧抵抗及び負電源間を主回路により接続する第2のスイッチング手段を備えて構成される。この様な構成により、送信パワーアンプの負電源供給端子に第2の正電源が供給されるのを防止し、あるいは、正の電圧レベルを検出するためのA/Dコンバータの入力端子に負の電圧レベルが入力されるのを防止することができる。
また、本発明による無線通信端末は、上記第2のスイッチング手段を負電源の供給開始後にオンするように構成される。この様な構成により、負電源の供給開始前に第2の正電源が供給された場合に、分圧抵抗を介して正電源に接続された負電源の供給ラインが、正の電圧レベルとなることによって、送信パワーアンプの発熱量が増大するのを防止することができる。
また、本発明による無線通信端末は、上記第2の正電源が、負電源の供給開始前に供給を開始されるように構成される。この様な構成により、正の電圧レベルを検出するためのA/Dコンバータの入力端子に負の電圧レベルが入力されるのを防止することができる。
また、本発明による無線通信端末は、上記第1のスイッチング手段が、負電源の供給開始後にオンされるように構成される。この様な構成により、送信パワーアンプに負電源の供給が開始される前に、正電源の供給が開始され、送信パワーアンプにおける発熱量が増大するのを防止することができる。
また、この様な構成により、負電源の電圧レベルに一時的な変動等があった場合に、誤って電源異常であると判別するのを防止することができる。
また、本発明による無線通信端末は、負電源によりバイアスされ、第1の正電源により駆動されるデプレッション型増幅器からなる送信パワーアンプと、送信パワーアンプ及び第1の正電源間を主回路により接続する第1のスイッチング手段と、負電源の電圧レベルを検出する電圧検出手段と、電圧検出手段の検出結果に基づいて第1のスイッチング手段を制御する送信制御手段と、上記送信パワーアンプからの送信出力を検出する出力検出手段とを備え、上記第1のスイッチング手段は、送信スロットごとに送信制御手段によりオンされ、上記送信制御手段は、出力検出手段からの検出レベルに基づいて、送信スロットごとに出力異常を判定し、出力異常が連続して検出された場合に、その後の送信スロットにおいて第1のスイッチング手段をオンさせないように構成される。この様な構成により、送信出力に基づいて、送信パワーアンプにおける異常検出を行うことができる。このため、負電源の異常検出とともに使用すれば、送信パワーアンプにおける異常発熱をより確実に防止することができる。
また、この様な構成により、一時的な送信出力の変動等があった場合に、誤って出力異常であると判定するのを防止することができる。
本発明によれば、無線通信端末の送信パワーアンプにおける異常発熱を防止することができる。また、携帯電話機の連続使用時間を短縮させることなく、送信パワーアンプの異常発熱を防止することができる。また、この様な無線通信端末を安価に提供することを目的とする。特に、負電源の電圧レベル異常による送信パワーアンプの異常発熱を防止する無線通信端末を提供することができる。さらに、無線通信端末の送信パワーアンプにおける異常発熱をより確実に防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態による無線通信端末の一構成例を示したブロック図であり、携帯電話機の構成が示されている。図中の1は無線信号を送受信するアンテナ、2は送受信処理を行う無線処理部、3はベースバンド信号の信号処理を行うベースバンド処理部、4は通話用マイク、5は通話用レシーバ、7は各ブロックを制御するプロセッサからなる主制御部、8はユーザが操作入力を行うためのキー操作部、9は表示出力を行うための表示部である。
通話用マイク4から入力された送話音声信号や、キー操作部8から入力された送信メールデータは、ベースバンド処理部3において圧縮処理や符号化処理などの信号処理が行われ、ベースバンド(BB)送信信号として無線処理部2へ出力される。このBB送信信号は、変調回路20において中間周波数(IF:Intermediate Frequency)信号に変換された後、アップコンバート用のミキサ21により発振器22からの周波数信号と混合されて無線周波数(RF)信号に変換される。その後、フィルタリングされたRF信号は、送信増幅回路23において電力増幅され、アンテナ1から送信される。
一方、アンテナ1において受信されたRF信号は、低雑音増幅回路24において増幅され、フィルタリングされた後、ダウンコンバート用のミキサ25において、発振器22の周波数信号と混合されIF信号に変換される。その後、復調回路26において復調され、受信BB信号としてベースバンド処理部3へ出力される。ベースバンド処理部3では、送信時とは逆の信号処理が行われ、受話信号は通話用レシーバ5へ出力され、受信メールは、図示しないメモリに格納され、あるいは、表示部9に表示される。
無線制御部27は、主制御部7からの制御信号に基づいて、送信増幅回路23を含む無線処理部2内の各ブロックの動作制御を行って、無線信号の送信制御及び受信制御を行っている。
バッテリー11は、携帯電話機を構成する各ブロックへ電源供給を行っている電池電源であり、リチウムイオン電池などの2次電池からなる。上記の各ブロックへは、必要に応じて、バッテリー11の出力電圧が供給され、あるいは、レギュレータ装置12,13の出力電圧が供給される。レギュレータ装置12,13は、バッテリー11の出力電圧を所望の電圧レベルに変換するDC/DCコンバータからなる。
ここでは、バッテリー11が最大4.2V、レギュレータ装置12が2.9V、レギュレータ装置13が−2.5Vを供給するものとする。つまり、バッテリー11及びレギュレータ装置12が正電源であり、レギュレータ装置13が負電源であるものとする。バッテリー11の出力電圧は一定でなく、その残容量の減少に応じて低下していく。
なお、消費電力を抑制するため、各ブロックへの電源供給は、必要な場合にのみ行われている。また、レギュレータ装置13からの負電源は、送信増幅回路23のみが使用しており、自局に割り当てられた送信スロット以外の期間は、レギュレータ装置13の出力を停止させ、負電源ラインを高インピーダンス状態としている。
図2は、図1の送信増幅回路23について詳細な構成例を示したブロック図である。この送信増幅回路23は、ドライバーアンプ30、パワーアンプ31、出力検出回路32、給電回路33及び電圧検出回路34からなる。なお、図中のCPU40、D/Aコンバータ41及びA/Dコンバータ42,43は、図1の無線制御部27に相当する。
ドライバーアンプ30は、増幅率を制御可能なアンプであり、アップコンバート用のミキサ21から入力されるRF送信信号を増幅し、パワーアンプ31へ出力している。ドライバーアンプ30の増幅率は、CPU40により生成され、D/Aコンバータ41でアナログ電圧に変換された制御信号に基づいて決定される。
パワーアンプ31は、バッテリー11からの正電源(最大4.2V)と、レギュレータ装置13からの負電源(−2.5V)とが供給されており、負電源によってバイアスされ、正電源によって駆動される。パワーアンプ31で増幅されたRF信号はアンテナ1へ出力され、アンテナ1から自由空間へ放出される。このパワーアンプ31の増幅率を直接制御することはできず、バッテリー11及びレギュレータ装置13の出力電圧が変動した場合には、その増幅率も変動する。
出力検出回路32は、コンデンサC1を介してパワーアンプ31の出力端子に接続されており、パワーアンプ31から出力されるRF送信信号を検波し、その送信出力、つまり、増幅後の信号電力を検出している。検出された送信出力は、A/Dコンバータ42を介してCPU40へ入力される。CPU40は、この検出結果に基づいて、パワーアンプ31からの送信出力が所定電力となるように、ドライバーアンプ30の増幅率を制御している。つまり、送信出力レベルをCPU40へフィードバックして電力制御ループを形成し、APCを行っている。
また、CPU40は、出力検出回路32による検出レベルに基づいて、送信出力の異常検出も行っている。この結果、出力異常であると判別された場合、CPU40は、その後の送信動作を行わない。
給電回路33は、給電スイッチング素子Q1、制御スイッチング素子Q2及び抵抗R1からなり、バッテリー11からパワーアンプ31への電源供給を制御している。給電スイッチング素子Q1は、その主回路により、バッテリー11及びパワーアンプ31を接続するnチャネルのパワーMOS(Metal Oxide Semiconductor)FETである。制御スイッチング素子Q2は、CPU40により制御され、給電スイッチング素子Q1に制御電圧を与えるnpn形のバイポーラトランジスタである。
CPU40から、制御スイッチング素子Q2の制御端子に対し、高レベルの給電制御信号が出力された場合、制御スイッチング素子Q2がオンし、給電スイッチング素子Q1がオンするため、バッテリー11からパワーアンプ31への給電が行われる。逆に、CPU40から低レベルの給電制御信号が出力された場合、制御スイッチング素子Q2がオフし、給電スイッチング素子Q1がオフして給電が停止される。
電圧検出回路34は、抵抗R2及びR3と、保護スイッチング素子Q3からなる。抵抗R2,R3は、正電源(2.9V)と、負電源(−2.5V)との間に直列に接続された分圧抵抗であり、その分圧レベルは、A/Dコンバータ43を介してCPU40へ入力される。抵抗R2,R3の値は、分圧レベルが正の電圧レベルになるように予め定められており、A/Dコンバータ43には、正の電圧レベルが入力される。CPU40は、この検出レベルに基づいて負電源の異常を検出し、電源異常と判別した場合には、その後の送信動作を行わない。
一般に、CPU40及びA/Dコンバータ43を含む無線制御部27は、正電源により駆動されているため、A/Dコンバータ43に特別な回路を用いない限り、負の電圧レベルをA/D変換することができない。ところが、無線制御部27は、通常、チップセットと呼ばれる汎用素子として提供されており、負の電圧レベルを検出しようとすれば、設計コスト及び製造コストを増大させる。このため、分圧抵抗R2,R3を用いて、負電源の電圧レベルを正の電圧レベルに変換して検出すれば、汎用のチップセットを用いた安価な構成であっても電源異常を検出することができる。
保護スイッチング素子Q3は、その主回路が、分圧抵抗R2,R3と、負電源(−2.5V)との間に直列接続されたnチャネルのMOSFETであり、CPU40により制御される。この保護スイッチング素子Q3は、A/Dコンバータ43に負の電圧レベルが入力されるのを防止するとともに、パワーアンプ31の負電源端子に正電源が供給されるのを防止している。
正の電圧レベルをA/D変換するためのA/Dコンバータ43の入力端子に負の電圧レベルが印加されることは望ましくない。このため、正電源(2.9V)の供給を負電源(−2.5V)の供給よりも先に開始する必要がある。ところが、この場合には、正電源の供給開始から負電源の供給開始までの間、パワーアンプ31の負電源端子に正電源が供給されることになり望ましくない。
従って、保護スイッチング素子Q3を分圧レベルの検出位置よりも負電源(−2.5V)側に設け、保護スイッチング素子Q3がオフしている状態で、先に正電源(2.9V)の供給を開始し、次に、負電源(−2.5V)の供給を開始した後、保護スイッチング素子Q3をオンすれば、上述の問題を解消することができる。
図3は、図2のパワーアンプ31について詳細な構成例を示した回路図である。このパワーアンプ31は、入力信号を順に増幅する2個の増幅素子52,54からなり、各増幅素子52,54の出力段には、整合回路53,55がそれぞれ設けられている。入力端子51には、ドライバーアンプ30からのRF信号が入力され、増幅素子52,54によって増幅されたRF信号が、出力端子56からアンテナ1へ出力される。
抵抗R4,R5は、前段の増幅素子52のバイアス抵抗であり、負電源(−2.5V)及び接地電位を分圧して得られるバイアス電圧が増幅素子52の制御端子に印加されている。また、増幅素子52の主回路は、バッテリー11と接地電位とを接続している。同様にして、抵抗R6,R7は、後段の増幅素子54のバイアス抵抗であり、負電源(−2.5V)及び接地電位を分圧して得られるバイアス電圧が増幅素子54の制御端子に印加されている。また、増幅素子54の主回路は、バッテリー11と接地電位とを接続している。つまり、増幅素子52,54は、ともに負電源(−2.5V)によりバイアスされ、バッテリー11の正電源(4.2V)により駆動される。
図4は、図3の増幅素子52,54のゲート電圧VGSに対するドレイン電流Iの特性の一例を示した図である。パワーアンプ31の増幅素子52,54には、高出力で、高周波特性が良好なスイッチング素子を用いる必要があり、通常、GaAsFETが使用される。GaAsFETは、ノーマリーオン(VGS=0でI>0)となるデプレッション型のVGS−I特性を有し、ゲート電圧VGS<0の動作点において使用される。このため、増幅素子52,54は、負電源(−2.5V)によってバイアスされている。
この様なパワーアンプ31では、負電源(−2.5V)の電圧が上昇したり、増幅素子52,54のゲート端子までの給電経路に断線が生じた場合には、制御電圧が0Vになり、バッテリー11から増幅素子52,54の主回路へ大きな電流が流れ込む。このため、これらの増幅素子52,54を破壊したり、異常発熱が発生するおそれがある。このため、出力検出回路32がパワーアンプ31の出力検出を行うとともに、電圧検出回路34が負電源(−2.5V)の電圧検出を行って、CPU40がこれらに基づいて異常検出を行っている。そして、異常検出時には、給電回路33をオフし、異常発熱が起こるのを防止している。
図5は、図1の携帯電話機による送信動作の一例を示したタイミング図である。この携帯電話機が収容される移動体通信システムは、1フレームが20mSからなり、各フレームが3つのスロットT1〜T3に分割された時分割多重通信を行っているものとする。携帯電話機は、通信開始時に基地局からスロット番号が通知され、送信スロットとして、各フレーム内の特定スロット(6.67mS)が割り当てられる。この図では、各フレームの最初のスロットT1が送信スロットとして割り当てられ、この期間にバースト送信を行っている様子が示されている。
図6は、図1の携帯電話機による送信出力の一例を示した説明図であり、(a)〜(c)は、それぞれ送信出力が0dB,−4dB,−8dBの場合である。送信出力は、電波環境に応じて基地局が決定する。例えば、携帯電話機からの無線状態報告や受信レベルに基づいて、当該携帯電話機の送信出力を基地局が決定し、携帯電話機へ通知する。携帯電話機のCPU40は、基地局から受け取った送信出力設定に基づいてAPCを実行している。ここでは、0dB〜−20dBにおいて4dBステップごとの6段階の送信出力が指定されるものとする。つまり、0,−4,−8,−12,−16,−20dBのいずれかが、送信出力設定として指定される。
図7のステップS101〜S113は、バースト送信時におけるCPU40の動作の一例を示したフローチャートである。送信スロット以外では、パワーアンプ31に電源供給を行わないため、給電スイッチング素子Q1がオフされ、レギュレータ装置13も停止させている。レギュレータ装置13を起動させるためのタイムラグ等を考慮して、送信動作を開始する少し前に図7の処理が開始される。
まず最初に、CPU40は、異常フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS101)。既に異常発生が判別され、異常フラグがセットされている場合には、送信動作は行われない。すなわち、送信スロットであっても、CPU40は、給電スイッチング素子Q1をオンせず、レギュレータ装置13も起動せず、パワーアンプ31への電源供給を行わないことにより、パワーアンプ31が異常発熱するのを防止している。
異常フラグがセットされていない場合、レギュレータ装置12を起動させ、電圧検出回路34に対する正電源(2.9V)の供給を開始する(ステップS102)。このとき、保護スイッチング素子Q3はオフされているため、正電源(2.9V)の供給により、パワーアンプ31内の増幅素子52,54が正の電圧レベルにバイアスされて、発熱量が増大することはない。なお、送信スロット以外でも、レギュレータ装置12を停止させていない場合には、ステップS102は省略される。
正電源(2.9V)の供給開始後、CPU40は、レギュレータ装置13を起動させて、パワーアンプ31に対する負電源(−2.5V)の供給を開始する(ステップS103)。このとき、給電スイッチング素子Q1はオフされており、パワーアンプ31に対して、正電源(4.2V)よりも先に負電源(−2.5V)を供給し、パワーアンプ31内の増幅素子52,54をバイアスすることができる。
その後、CPU40は、保護スイッチング素子Q3をオンさせる(ステップS104)。また、給電スイッチング素子Q1をオンさせて、パワーアンプ31へ正電源(4.2V)を供給する(ステップS105)。なお、図2に示した回路構成の場合、負電源(−2.5V)の供給を開始することによってソース電位が低下した保護スイッチング素子Q3は自動的にオンされるので、ステップS104は省略することができる。
この様にして、送信スロットに入る前にパワーアンプ31に対する正電源及び負電源の供給を開始しておく。その後、送信スロットが始まると、送信動作が開始され(ステップS106)、送信スロットが終了すれば、送信動作を終了する(ステップS109)。この送信動作中に、出力異常検出処理及び電源異常検出処理が行われる(ステップS107,S108)。この結果、異常が発生しているとCPU40が判別した場合には、異常フラグがセットされ、次回以降の送信スロットでは送信動作が行われない。
送信終了後、CPU40はステップS102からS105と逆の動作を行う。すなわち、給電スイッチング素子Q1をオフして、パワーアンプ31への正電源(4.2V)の供給を停止する(ステップS110)。また、保護スイッチング素子Q3をオフした後に(ステップS111)、負電源(−2.5V)の供給を停止させる(ステップS112)。その後に正電源(2.9V)の供給も停止させる(ステップS113)。
なお、正電源(2.9V)の供給は停止させなくてもよい。また、図2に示した回路構成の場合、負電源(−2.5V)の供給停止によって保護スイッチング素子Q3は自動的にオフされるので、ステップS111は省略することができる。
図8のステップS201〜S206は、CPU40による出力異常検出処理(図7のステップS107)の一例を示したフローチャートである。送信動作中に出力検出回路32により検出された送信出力は、A/Dコンバータ42によりデジタル変換され、CPU40に入力される。CPU40は、この検出レベルに基づいてAPCを行っているが、当該検出レベルを更に出力判定閾値と比較し、送信出力の異常検出も行っている。
まず、送信動作中に出力検出回路32によって検出された送信出力レベルを所定の出力判定閾値(過大判定閾値)と比較して、当該送信出力レベルが過大であるか否かが検出される(ステップS201)。この結果、送信出力レベルが過大判定閾値以上であれば、過大であると判別し、出力異常の検出回数Naをインクリメントする(ステップS204)。このとき、検出回数Naが5に達すると、異常が発生していると判断し、異常フラグをセットする(ステップS205,S206)。
一方、検出された送信出力レベルが過大でない場合には、もう一つの出力判定閾値(過小判定閾値)と比較して、当該送信出力レベルが過小であるか否かが検出される(ステップS202)。この結果、送信出力レベルが過小判定閾値以下であれば、当該送信出力レベルが過小であると判別し、出力異常の検出回数Naをインクリメントし、検出回数Naが5に達すれば、異常フラグをセットする(ステップS204〜S206)。
検出された送信出力レベルが過大でも過小でもない場合、つまり、所定の範囲内にある場合には、検出回数Naがクリアされゼロとなる(ステップS203)。つまり、送信出力レベルが5回連続して所定範囲外になっている場合には、異常が発生していると判別するが、連続していない場合には、異常が発生しているとは判別しない。この出力異常検出処理は、送信スロットごとに行われるため、連続する5回のバースト送信において送信出力が所定範囲外であった場合に、その後の送信動作を停止させている。
図9は、出力異常検出処理の様子を示した説明図である。図中のt1〜t11は、時系列順の送信スロットを指している。送信スロットt2において、送信出力が過大判定閾値を超えて出力異常が検出されているが、次の送信スロットt3では、出力異常が検出されていないため、検出回数Naはクリアされ、異常判定にはつながっていない。その後の送信スロットt4〜t8において、5回連続で出力異常が検出されると、異常フラグがセットされ、送信スロットt9以降は、送信動作が行われない。
何らかの原因により送信レベルが所定範囲外になる送信スロットがあったとして、それが単発的なものであれば異常発熱にはつながらない。このため、誤って異常発生と判別することがないように、CPU40は、出力異常が所定回数検出された場合にだけ異常フラグをセットしている。
なお、この様な異常判定は、コントロールチャンネル、通話チャンネル、ユーザパケットチャンネルなどのチャンネルごとに行われ、各チャンネル内において5回連続して出力異常が検出された場合に送信停止される。なお、送信停止された携帯電話機は、位置登録のための無線送信を行うことができないため、表示部9には、電波環境が悪い場合と同様の「圏外」表示が行われることになる。
図10は、送信出力設定と、出力判定閾値(過大判定閾値及び過小判定閾値)との関係の一例を示した図である。出力異常検出は、基地局により指定された送信出力設定に応じた出力判定閾値を用いて行われることが望ましい。本実施の形態では、送信出力設定ごとに異なる過大判定閾値P〜Pが予め定められている。つまり、送信出力設定が小さい場合には、過大判定閾値も低い値とし、異常検出をより正確に行なっている。
ただし、過小判定閾値については、各送信出力設定に共通の一定値Pにしている。パワーアンプ31はバッテリー11の出力電圧により駆動されるが、バッテリー11が消耗して残容量が少なくなってくると、その電圧レベルは低下し、パワーアンプ31の送信出力も低下する。このような場合にも、CPU40が、出力異常であると検出し、異常発生と判別して送信停止を行えば、バッテリー11の残容量が少なくなると、送信できなくなってしまう。このため、過小判定閾値Pは、送信出力設定にかかわらず、比較的低い一定値に予め定められている。
図11のステップS301〜S305は、CPU40によ電源異常検出処理(図7のステップS108)の一例を示したフローチャートである。CPU40は、電圧検出回路34による検出レベルに基づいて、負電源の異常検出を行っている。
送信動作中に電圧検出回路34によって検出された電圧レベルは、A/Dコンバータ43によりデジタル変換され、CPU40に入力される。CPU40は、この電圧レベルを電圧判定閾値と比較し、電圧レベルの異常検出を行う(ステップS301)。すなわち、検出された電圧レベルが電圧判定閾値以上であれば、電圧異常であると判別する。
検出された電力レベルが過大であるため、ステップS301において電圧異常と判別された場合には、電圧異常の検出回数Nbをインクリメントする(ステップS303)。この検出回数Naが3に達すれば、負電源の電圧レベルが異常であると判断し、異常フラグをセットする(ステップS304,S305)。
一方、検出された電力レベルが過大でない場合には、検出回数Nbがクリアされゼロとなる(ステップS302)。つまり、電圧レベルが3回連続して所定範囲外になっている場合には、異常が発生していると判別するが、連続していない場合には、異常が発生しているとは判別しない。この電源異常検出処理は、送信スロットごとに行われるため、連続する3回のバースト送信において負電源の電圧レベルが所定範囲外であった場合、その後の送信動作を停止させている。
本発明の実施の形態による無線通信端末の一構成例を示したブロック図である。 図1の送信増幅回路23について詳細な構成例を示したブロック図である。 図2のパワーアンプ31について詳細な構成例を示した回路図である。 図3の増幅素子52,54のゲート電圧VGSに対するドレイン電流Iの特性の一例を示した図である。 図1の携帯電話機による送信動作の一例を示したタイミング図である。 図1の携帯電話機による送信出力の一例を示した説明図である。 バースト送信時におけるCPU40の動作の一例を示したフローチャートである。 CPU40による出力異常検出処理(図7のステップS107)の一例を示したフローチャートである。 出力異常検出処理の様子を示した説明図である。 送信出力設定と、出力判定閾値(過大判定閾値及び過小判定閾値)との関係の一例を示した図である。 CPU40による出力異常検出処理(図7のステップS108)の一例を示したフローチャートである。 従来の携帯電話機におけるパワーアンプ31を含む送信増幅回路23の構成を示した図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 無線処理部
3 ベースバンド処理部
11 バッテリー
12,13 レギュレータ装置
23 送信増幅回路
30 ドライバーアンプ
31 パワーアンプ
32 出力検出回路
33 給電回路
34 電圧検出回路
41 D/Aコンバータ
42,43 A/Dコンバータ
52,54 増幅素子
53,55 整合回路
Q1 給電スイッチング素子
Q2 制御スイッチング素子
Q3 保護スイッチング素子

Claims (7)

  1. 負電源によりバイアスされ、第1の正電源により駆動されるデプレッション型増幅器からなる送信パワーアンプと、
    送信パワーアンプ及び第1の正電源間を主回路により接続する第1のスイッチング手段と、
    負電源の電圧レベルを検出する電圧検出手段と、
    電圧検出手段の検出結果に基づいて第1のスイッチング手段を制御する送信制御手段とを備え
    上記第1のスイッチング手段は、送信スロットごとに送信制御手段によりオンされ、
    上記送信制御手段は、電圧検出手段からの検出レベルに基づいて、送信スロットごとに電源異常を判定し、異常レベルが連続して検出された場合に、その後の送信スロットにおいて第1のスイッチング手段をオンさせないことを特徴とする無線通信端末。
  2. 上記電圧検出手段は、負電源及び第2の正電源間に接続され、負電源の電圧レベルを正の電圧レベルに変換する分圧抵抗と、
    変換後の電圧レベルをA/D変換するA/Dコンバータからなることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 上記分圧抵抗及び負電源間を主回路により接続する第2のスイッチング手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 上記第2のスイッチング手段は、負電源の供給開始後にオンされることを特徴とする請求項3に記載の無線通信端末。
  5. 上記第2の正電源は、負電源の供給開始前に供給を開始されることを特徴とする請求項4に記載の無線通信端末。
  6. 上記第1のスイッチング手段は、負電源の供給開始後にオンされることを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  7. 負電源によりバイアスされ、第1の正電源により駆動されるデプレッション型増幅器からなる送信パワーアンプと、
    送信パワーアンプ及び第1の正電源間を主回路により接続する第1のスイッチング手段と、
    負電源の電圧レベルを検出する電圧検出手段と、
    電圧検出手段の検出結果に基づいて第1のスイッチング手段を制御する送信制御手段と、
    上記送信パワーアンプからの送信出力を検出する出力検出手段とを備え、
    上記第1のスイッチング手段は、送信スロットごとに送信制御手段によりオンされ、
    上記送信制御手段は、出力検出手段からの検出レベルに基づいて、送信スロットごとに出力異常を判定し、出力異常が連続して検出された場合に、その後の送信スロットにおいて第1のスイッチング手段をオンさせないことを特徴とする無線通信端末。
JP2003409095A 2003-12-08 2003-12-08 無線通信端末 Expired - Fee Related JP4118229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003409095A JP4118229B2 (ja) 2003-12-08 2003-12-08 無線通信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003409095A JP4118229B2 (ja) 2003-12-08 2003-12-08 無線通信端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005175600A JP2005175600A (ja) 2005-06-30
JP4118229B2 true JP4118229B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=34730590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003409095A Expired - Fee Related JP4118229B2 (ja) 2003-12-08 2003-12-08 無線通信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4118229B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9184706B2 (en) 2013-01-29 2015-11-10 Tdk Corporation High-frequency amplifier

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1965504B1 (en) * 2007-02-27 2015-08-19 Alcatel Lucent Integrated circuit and method for reception of radio frequency signals

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9184706B2 (en) 2013-01-29 2015-11-10 Tdk Corporation High-frequency amplifier

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005175600A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7595694B2 (en) Electronics parts for high frequency power amplifier
US9337787B2 (en) Power amplifier with improved low bias mode linearity
US6615028B1 (en) System and method for selecting amplifiers in a communications device
US5724005A (en) Linear power amplifier with automatic gate/base bias control for optimum efficiency
US7193459B1 (en) Power amplifier control technique for enhanced efficiency
US5546051A (en) Power amplifier and power amplification method
US7355375B2 (en) Dynamic bias circuit for use with a stacked device arrangement
US20080291113A1 (en) Antenna switching system and related method for switching between first and second antennas having different gains
US7759915B2 (en) System with linear and switching regulator circuits
US8248163B2 (en) Saturation protection of a regulated voltage
US20060044067A1 (en) High-frequency power amplifier
JP4487754B2 (ja) 携帯電話端末およびその電圧供給制御装置、ならびに電圧供給制御方法
US20010034217A1 (en) System and method for selectively interconnecting amplifiers in a communications device
US8688061B2 (en) System and method for biasing a power amplifier
GB2327308A (en) Controlling the drain voltages of a two-stage FET rf amplifier to control the ouput level and improve efficiency
US7042285B2 (en) RF power amplifier with load insensitive indirect forward power detector
JP4856332B2 (ja) 移動端末の送信信号を増幅制御して、移動端末の連続動作能力を高める方法および装置
US11526187B2 (en) Method and system for boosting output current
US7482877B2 (en) Power protecting apparatus and method for power amplifier
JP4118229B2 (ja) 無線通信端末
US7994860B2 (en) Electronic component for high frequency power amplification
US6756843B2 (en) Signal transmitter with pulse-controlled amplification
JP2002094392A (ja) 送信電力制御方法及び送信電力制御装置並びに移動無線局
US7190228B2 (en) Gain control device of transmitter in mobile communication terminal and method thereof
US7822404B2 (en) Driving voltage control module

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees