JP4115689B2 - Rotary kiln and manufacturing method thereof - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業廃棄物焼却炉等に使用されるロータリキルン及びその製造方法に関し、より詳細には、ロータリキルンの内張り耐火構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ロータリキルンは産業廃棄物焼却炉等に広く使用されている。従来のロータリキルンは例えば、円筒状の鉄皮シェルの内壁に、マグネシア−クロム質やマグネシア−スピネル質の焼成耐火レンガ等の内張り耐火物(炉材)を多数貼り付けて構成されている。例えば、特開平10−220965号公報や特公平7−65852には、耐火レンガを用いたロータリキルンが開示されている。
【0003】
また、特許第3120035号公報には、焼成耐火レンガに代えて不定形耐火物を用いたロータリキルンが開示されている。この構成は、鉄皮シェルの内壁の円周を複数に分割し、ロータリキルンを回転させ、施行部位が真下にくるようにしてキャスタブルを数回流し込むことで形成される。
【0004】
更に、特開平11−325743号公報には、鉄皮シェルの内壁にキャスタブル耐火物の層を形成し、その受けに成型耐火物ユニットの層を設けてキャスタブル耐火物の層を被覆保護する構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のロータリキルンは、その長手方向(軸方向)における燃焼状態を格別考慮して構成されていない。例えば、産業廃棄物焼却炉に用いられるロータリキルンでは、その長手方向にわたり一様な燃焼が行われているのではなく、ロータリキルンの部位によって燃焼状態が異なる。
【0006】
一例として、産業廃棄物に含まれるプラスチック配合剤は、微量の塩素を含む。このような産業廃棄物を焼却すると、高温(例えば1200℃程度)の塩素系ガス(酸性ガス)が発生し、このガスがロータリキルン内の内張り耐火物を損傷させる。損傷とは例えば、内張り耐火物の侵食である。また、内張り耐火物の損傷により、場合によっては鉄皮シェルが変形してしまうこともある。
【0007】
この損傷や変形が発生する部位はロータリキルンの長手方向に一様ではなく、部分的である。しかも、このような不具合は、ロータリキルンの直径が大きいほど顕著に現れる。更に、ロータリリングの外周に設けれたリング状のタイヤに対応する位置であって、特に高温となる領域にある内張り耐火物や鉄皮シェルも損傷や変形を受け易い。
【0008】
このように、従来のロータリキルンは、その長手方向における燃焼状態を格別考慮して構成されていないので、焼却により損傷を受けやすい部分があり、従って信頼性が低く寿命が短いという問題点があった。
【0009】
従って、本発明は上記従来技術の問題点を解決し、信頼性が高く寿命が長いロータリキルン及びこのロータリキルンを簡易な施工で製造することができるロータリキルンの製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、鉄皮シェルの長手方向の所定の位置に、鉄皮シェルの円周方向にわたり離間して設けられた複数の仕切り鉄板と、該仕切り鉄板間に配置された複数のプレモールドキャスタブルブロックとを配置したことを特徴とするロータリキルンである。
【0011】
鉄皮シェルの長手方向の所定の位置、例えば塩素系のガスによる損傷を受け易い位置に、円周方向にわたり離間して設けられた複数の仕切り鉄板間に、安価で施工が容易なプレモールドキャスタブルブロックを複数個配置した構成としたため、信頼性が高く寿命が長いロータリキルンを提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施の形態によるロータリキルンの模式的な側面図、図2は図1のII−II線断面図である。
【0014】
ロータリキルン10は、円筒状の鉄皮シェル22を有する。鉄皮シェル22はロータリキルン10の略中央部において、ロータリキルン10の長手方向に沿って、その直径が連続的に変化する領域を有する。この領域を挟んで左右に、直径が一定の領域を有する。図の左側の領域における鉄皮シェル22の直径は、右側の領域における鉄皮22の直径よりも大きい。左側の領域はロータリキルン10の入力側、つまり廃棄物が供給される側である。また、右側の領域はロータリキルン10の出力側、つまり焼却された廃棄物が排出される側である。
【0015】
図示を省略してあるが、ロータリキルン10の外周には複数のタイヤが設けられている。このタイヤを図示を省略するローラで回転駆動することで、ロータリキルン10は回転する。
【0016】
ロータリキルン10は、2つのシェル強化ゾーン18を有する。これらのシェル強化ゾーン18は、鉄皮シェル22の長手方向の所定の位置に規定されている。この所定の位置とは、塩素系ガスがロータリキルン内の内張り耐火物を損傷させ、場合によっては鉄皮シェル22を変形させてしまう領域に相当する。図示する例では、ロータリキルン10の入力側寄りに2つのシェル強化ゾーン18が設けられているが、本発明はこれらの位置や数に限定されるものではない。つまり、廃棄物等の焼却により内張り耐火物や鉄皮が損傷や変形を受け易い部位に、適宜設けることができる。このような部位は、ロータリキルン毎に異なり、またその用途によっても異なる。なお、シェル強化ゾーン18の詳細は後述する。
【0017】
シェル強化ゾーン18以外の領域は、既設レンガゾーン12、14及び16である。既設レンガゾーン12、14及び16は、従来の施工方法で施工された従来の内張り耐火物38を鉄皮シェル22の内壁に設けた構成である。例えば、既設レンガゾーン12、14及び16は、焼成耐火レンガを鉄皮シェル22の内壁に設けた構成である。
【0018】
図2に示すように、鉄皮シェル22の内壁には6個の仕切り鉄板24、26、28、30、32及び34がほぼ等間隔に配置されている。これらの仕切り鉄板24、26、28、30、32及び34は、鉄皮シェル22に溶接されている。例えば、鉄皮シェル22の円周方向に直行する仕切り鉄板の側部縁端を鉄皮シェル22に溶接する。各仕切り鉄板24、26、28、30、32及び34は、ロータリキルン10の中心に向かって、鉄皮シェル22の内壁から立設している。
【0019】
図3は、仕切り鉄板30が位置するシェル補強ゾーン18付近の詳細を示す図であって、図3(A)はロータリキルン10の内周を平面に展開した図、図3(B)は図3(A)のIII−III線断面図である。
【0020】
図3の横方向がロータリキルン10の長手方向、縦方向がロータリキルンの円周方向である。シェル強化ゾーン18内には、長手方向に4枚の仕切り鉄板30a、30b、30c及び30dが所定の間隔で一列に配置されている。図2に示す仕切り鉄板30は、図3に示す仕切り鉄板30a〜30dのうちの一枚、例えば30cに相当する。仕切り鉄板30a〜30dの各々の上下円周方向Aには、複数のプレモールドキャスタブルブロック36が一列に配置されている。つまり、シェル強化ゾーン18には、4列のプレモールドキャスタブルブロック36が形成されている。
【0021】
図4に示すように、プレモールドキャスタブルブロック36は、ロータリキルン10の円周方向に隣接する仕切り鉄板間(図4の例では、仕切り鉄板28と30の間)を埋めるように配置されている。
【0022】
図5は仕切り鉄板30(図3に示す仕切り鉄板30a〜30dの一つ)とプレモールドキャスタブルブロック36とを示す斜視図である。また、図6はプレモールドキャスタブルブロック36の構成例を示す図であり、図7は仕切り鉄板24、26、28、30及び32並びに30a〜30dの一構成例を示す図である。
【0023】
図6は3種類のプレモールドキャスタブルブロック36を示している。図6(A)はプレモールドキャスタブルブロック36の正面図であって、3種類のプレモールドキャスタブルブロック36に共通である。図6(B)〜(D)はそれぞれ、3種類のプレモールドキャスタブルブロック36の側面図である。図6(A)に示すように、プレモールドキャスタブルブロック36の正面は矩形であり、図示する例では幅W1は高さH1よりも大きい(W1>H1)。W1とH1は等しくても良く、またW1<H1であっても良い。一例として、W1=230mm、H1=200mmである。
【0024】
図6(B)〜(D)に示すように、3種類のプレモールドキャスタブルブロック36とも、側面は台形状である。この台形状のプレモールドキャスタブルブロック36の下辺は、鉄皮シェル22の内壁に接する側である。図6(B)では、下辺の厚みT1は上辺の厚みT2よりも大きい(T1>T2)。これは、円筒状の鉄皮シェル22の内壁にプレモールドキャスタブルブロック36を配置することを考慮したためである。
【0025】
同様に、図6(C)ではT3>T4、図6(D)ではT5>T6である。そして、3種類のプレモールドキャスタブルブロック36の下辺の長さは相互に異なり(T1≠T3≠T5)、同様に上辺の長さは相互に異なる(T2≠T4≠T6)。一例として、T1=110mm、T2=100.6mm、T3=125mm、T4=114mm、T5=100mm、T6=91mmである。
【0026】
このように、サイズの異なる複数のプレモールドキャスタブルブロック36を用いる理由は、隣接する仕切り鉄板間にプレモールドキャスタブルブロック36を、可能な限り隙間なく配置できるようにするためである。好ましくは、厚みのあるプレモールドキャスタブルブロック36(図6の(C))を主として用い、(B)や(D)のプレモールドキャスタブルブロック36を調整用として用いる。しかしながら、どの種類のプレモールドキャスタブルブロック36をどの程度、どこに配置するかは任意である。
【0027】
また、図4に示すように、隣り合うプレモールドキャスタブルブロック36間に、別の締め付け鉄板40を少なくとも1枚挿入して、仕切り鉄板間(図4の例では、仕切り鉄板28と30の間)にプレモールドキャスタブルブロック36を締め付ける。図4の例では、2枚の締め付け鉄板40が図示するように挿入されている。これにより、ロータリキルン10の稼動時にプレモールドキャスタブルブロック36の脱落をより確実に防止することができる。プレモールドキャスタブルブロック36の取り付けには、スタッドピン等を必要としないので、施工が簡単である。
【0028】
図5に示すように、仕切り鉄板30は溶接により鉄皮シェル22の内壁に取り付け・固定される。図5の参照番号44で示す部分が溶接部である。溶接部44は、仕切り鉄板の2つの主面に形成されている。2つの主面は、プレモールドキャスタブルブロック36と接する面である。溶接部44は、各主面の下部縁端に形成されている。溶接部44は肉盛り状になっているため、主面に接する2つのプレモールドキャスタブルブロック36の対応する部分46を加工して、溶接部44と嵌合するようにすることが好ましい。
【0029】
プレモールドキャスタブルブロック36は、キャスタブルを練り上げた後にブロック状の型に流し込み、乾燥させることで形成される。耐火レンガのように、焼成工程を必要としないので、施工し易い。また、耐火レンガよりも安価である。キャスタブルは例えばアルミナを主成分とするもので、塩素系ガスなどの酸性ガスに対する耐性が良好である。
【0030】
図7に示すように、仕切り鉄板30は幅W2、高さH2を有する。溶接される下部は、図示するようにテーパー状に加工されている。つまり、仕切り鉄板の下辺の厚みは上辺の厚みよりも小さい。仕切り鉄板の幅W2及び高さH2はそれぞれ、プレモールドキャスタブルブロック36の幅W1及び高さH2よりも小さい。例えば、H1−H2=10mm、W1−W2=20mmである。勿論、H1とH2の差及びW1とW2の差は、上記数値に限定されない。また、H2≧H1であっても良く、W2≧W1であっても良い。
【0031】
なお、図1や図3に示す既設レンガゾーン12、14及び16は、焼成耐火レンガを鉄皮シェル22の内壁に設けた構成である。
【0032】
このように、上記実施の形態によれば、鉄皮シェルの長手方向の所定の位置18、20、例えば塩素系のガスによる損傷を受け易い位置に、円周方向にわたり離間して設けられた複数の仕切り鉄板24、26、28、30、32、34の間に、複数のプレモールドキャスタブルブロック36を配置した構成としたため、信頼性が高く寿命が長いロータリキルンを簡単な施工で安価に提供することができる。
【0033】
次に、ロータリキルン10の製造方法について、2通り説明する。
【0034】
まず、第1の製造方法について説明する。この方法は、複数の仕切り鉄板をすべて溶接した後に、プレモールドキャスタブルブロック36を円周方向に積んで行くものである。
【0035】
まず、シェル強化ゾーン18の各列毎設けられる複数の仕切り鉄板24、26、28、30、32及び34を、円周方向の所定位置で、鉄皮シェル22の内壁に溶接する。この溶接処理を各列に対して行う。
【0036】
次に、ある仕切り鉄板を起点として、プレモールドキャスタブルブロック36を円周一方向に1つ1つ積んでいく。例えば、図5に示す仕切り鉄板30を起点として、隣接する仕切り鉄板28に向けて反時計回り方向に、プレモールドキャスタブルブロック36を1つずつ積んで行く。この際、間隙なくプレモールドキャスタブルブロック36が配列するように、使用するサイズを選択する。そして、少なくとも1枚の締め付け鉄板40を隣接するプレモールドキャスタブルブロック36間に打ち込んで、プレモールドキャスタブルブロック36を仕切り鉄板30間で締め付ける。
【0037】
このようにして、2つの仕切り鉄板30と28との間の一区画の処理が終わると、仕切り鉄板30を起点として反対方向、つまり時計回りにプレモールドキャスタブルブロック36を積んで行く。
【0038】
以下同様にして、円周方向にわたりプレモールドキャスタブルブロック36を積んで行く。この際、作業のし易さを考慮して、ロータリキルン10を適当に回転させることが好ましい。一列を完成させたら、次の列のブロック積みを行う。上記のように列毎の処理ではなく、複数列をまとめて同時に処理することでも良い。
【0039】
次に、第2の製造方法について説明する。この方法は、ブロック積みと仕切り鉄板の溶接を同時に行うものである。
【0040】
まず、1つの仕切り鉄板、例えば図3の仕切り鉄板30aを鉄皮シェル22の内壁に溶接する。次に、仕切り鉄板30aを起点として、円周両方向にプレモールドキャスタブルブロック36を積んで行く。仕切り鉄板30aに隣接する2つの仕切り鉄板(図2で言えば、仕切り鉄板28と34)を溶接する位置まで、プレモールドキャスタブルブロック36を積み上げる。そして、仕切り鉄板28と34を仮止めする。仮止めとは、仕切り鉄板28と34のそれぞれの上部縁端(未だ、プレモールドキャスタブルブロック36が積まれていない側)のみを溶接することである。
【0041】
そして、一旦プレモールドキャスタブルブロック36を2〜3枚取り除き、仕切り鉄板28と34の下部を溶接する。溶接後、一旦取り除いたプレモールドキャスタブルブロック36を再び配置する。最後に、締め付け鉄板40を適当に打ち込んで、プレモールドキャスタブルブロック36を締め付ける。
【0042】
このようにして、2区画分を処理した後、ロータリキルン10を所定角度だけ回転させて、次の2区画を同様に処理する。1列の処理が終わると、次の列の処理を同様に行う。
【0043】
以上、本発明のロータリキルン及びその製造方法の実施の形態について説明した。本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、他の様々な実施の形態を含むものである。
【0044】
例えば、仕切り鉄板24、26、28、30、32及び34は等間隔、つまりロータリキルン10の中心に対して等間隔である必要はない。例えば、プレモールドキャスタブルブロック36や鉄皮シェル22に対する悪影響が大きい部位では、仕切り鉄板の配置する間隔を狭めて耐性を向上させることとしても良い。
【0045】
また、1周当たりの分割数は6に限定されるものではなく、任意の分割数を選択することができる。
【0046】
更に、図3に示すように、1つのシェル強化ゾーン18において、ロータリキルン10の長手方向に複数個の仕切り鉄板30a〜30dを離間して配置する構成としたが、各列に共通の1枚の仕切り鉄板や、一部の列に共通の仕切り鉄板を用いることとしても良い。
【0047】
また、仕切り鉄板の上部が露出しないように、プレモールドキャスタブルブロックで覆うようにしても良い。
【0048】
更に、シェル強化ゾーン18、20は、塩素系ガスがロータリキルン内の内張り耐火物を損傷させ、場合によっては鉄皮シェル22を変形させてしまう領域の他に、タイヤが設けられている部分に対応する領域に設けても良い。
【0049】
更には、既設のロータリキルンに対し、シェル強化ゾーンを新たに設けることとしても良い。この形態においては、既設の耐火レンガなどを取り外し、新たに本発明の構成を適用する。この場合、鉄皮シェル22は既に変形している場合があるので、異なるサイズのプレモールドキャスタブルブロックや締め付け鉄板を効果的に用いる。また、仕切り鉄板の数や位置を、変形の度合いに応じて適切に選択する。例えば、変形の度合いが大きい部位には、仕切り鉄板を比較的多く配置する。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、信頼性が高く寿命が長いロータリキルン及びこのロータリキルンを簡易な施工で安価に製造することができるロータリキルンの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるロータリキルンの模式的な側面図である。
【図2】図1に示すII−II線に沿った縦断面図である。
【図3】図1に示すシェル補強ゾーン18付近の詳細を示す図であって、(A)はロータリキルン10の内周を平面に展開した図、(B)は(A)のIII−III線断面図である。
【図4】隣接する仕切り鉄板間に配置されたプレモールドキャスタブルブロックを示す断面図である。
【図5】仕切り鉄板とプレモールドキャスタブルブロックとの配置関係を説明するための斜視図である。
【図6】プレモールドキャスタブルブロックの一構成例を示す図である。
【図7】仕切り鉄板の一構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ロータリキルン
12、14、16 既設レンガゾーン
18、20 シェル強化ゾーン
22 鉄皮シェル
24、26、28、30、32、34 仕切り鉄板
36 プレモールドキャスタブルブロック
38 焼成耐火レンガ
40 締め付け鉄板
44 溶接部
46 加工部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotary kiln used for an industrial waste incinerator or the like and a method for manufacturing the same, and more particularly to a lining fireproof structure of the rotary kiln.
[0002]
[Prior art]
In general, rotary kilns are widely used in industrial waste incinerators and the like. A conventional rotary kiln is configured, for example, by attaching a large number of lining refractories (furnace materials) such as magnesia-chromium or magnesia-spinel fired refractory bricks to the inner wall of a cylindrical iron shell. For example, Japanese Laid-Open Patent Publication No. 10-220965 and Japanese Patent Publication No. 7-65852 disclose a rotary kiln using refractory bricks.
[0003]
Japanese Patent No. 3120035 discloses a rotary kiln using an indefinite refractory material instead of fired refractory bricks. This configuration is formed by dividing the circumference of the inner wall of the iron shell into a plurality of portions, rotating the rotary kiln, and pouring the castable several times so that the enforcement site is directly below.
[0004]
Furthermore, Japanese Patent Laid-Open No. 11-325743 has a configuration in which a castable refractory layer is formed on the inner wall of the iron shell, and a layer of a molded refractory unit is provided on the receiver to cover and protect the castable refractory layer. It is disclosed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional rotary kiln is not configured with special consideration for the combustion state in the longitudinal direction (axial direction). For example, in a rotary kiln used in an industrial waste incinerator, uniform combustion is not performed in the longitudinal direction, but the combustion state varies depending on the site of the rotary kiln.
[0006]
As an example, the plastic compounding agent contained in industrial waste contains a trace amount of chlorine. When such industrial waste is incinerated, high temperature (for example, about 1200 ° C.) chlorine-based gas (acid gas) is generated, and this gas damages the refractory lining in the rotary kiln. Damage is, for example, erosion of a lining refractory. In some cases, the iron shell may be deformed due to damage to the lining refractory.
[0007]
The site where the damage or deformation occurs is not uniform in the longitudinal direction of the rotary kiln but is partial. Moreover, such a problem becomes more prominent as the diameter of the rotary kiln increases. Furthermore, the lining refractory and the iron shell, which are at positions corresponding to the ring-shaped tires provided on the outer periphery of the rotary ring, particularly in the high temperature region, are easily damaged or deformed.
[0008]
As described above, the conventional rotary kiln is not configured with special consideration for the combustion state in the longitudinal direction, and therefore there is a part that is easily damaged by incineration, and therefore there is a problem that the reliability is low and the life is short. It was.
[0009]
Accordingly, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the prior art, and to provide a rotary kiln having a high reliability and a long life, and a method for manufacturing the rotary kiln capable of manufacturing the rotary kiln with simple construction. To do.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a plurality of partition iron plates provided at predetermined positions in the longitudinal direction of the iron shell and spaced apart in the circumferential direction of the iron shell, and disposed between the partition iron plates. A rotary kiln having a plurality of pre-molded castable blocks arranged therein.
[0011]
Pre-mold castable that is inexpensive and easy to construct between a plurality of partitioning iron plates spaced apart in the circumferential direction at a predetermined position in the longitudinal direction of the iron shell, for example, a position susceptible to damage by chlorine-based gas Since a plurality of blocks are arranged, a rotary kiln having a high reliability and a long life can be provided.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0013]
FIG. 1 is a schematic side view of a rotary kiln according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II in FIG.
[0014]
The rotary kiln 10 has a cylindrical iron shell 22. The iron shell 22 has a region in which the diameter continuously changes along the longitudinal direction of the rotary kiln 10 at a substantially central portion of the rotary kiln 10. A region having a constant diameter is provided on both sides of this region. The diameter of the iron shell 22 in the left region of the figure is larger than the diameter of the iron shell 22 in the right region. The left area is the input side of the rotary kiln 10, that is, the side to which waste is supplied. The right region is the output side of the rotary kiln 10, that is, the side on which incinerated waste is discharged.
[0015]
Although not shown, a plurality of tires are provided on the outer periphery of the rotary kiln 10. The rotary kiln 10 rotates by rotationally driving the tire with a roller (not shown).
[0016]
The rotary kiln 10 has two shell strengthening zones 18. These shell strengthening zones 18 are defined at predetermined positions in the longitudinal direction of the iron shell 22. This predetermined position corresponds to a region where the chlorine-based gas damages the lining refractory in the rotary kiln and possibly deforms the iron shell 22. In the illustrated example, two shell strengthening zones 18 are provided near the input side of the rotary kiln 10, but the present invention is not limited to these positions and numbers. That is, it can be appropriately provided at a site where the lining refractory or the iron skin is easily damaged or deformed by incineration of waste or the like. Such a part differs for each rotary kiln and also differs depending on its application. Details of the shell strengthening zone 18 will be described later.
[0017]
The areas other than the shell strengthening zone 18 are the existing brick zones 12, 14 and 16. The existing brick zones 12, 14, and 16 have a configuration in which a conventional lining refractory 38 constructed by a conventional construction method is provided on the inner wall of the iron shell 22. For example, the existing brick zones 12, 14, and 16 have a configuration in which a fired refractory brick is provided on the inner wall of the iron shell 22.
[0018]
As shown in FIG. 2, six partition iron plates 24, 26, 28, 30, 32, and 34 are arranged on the inner wall of the iron shell 22 at substantially equal intervals. These partitioning iron plates 24, 26, 28, 30, 32 and 34 are welded to the iron shell 22. For example, the side edge of the partition iron plate that goes straight in the circumferential direction of the iron shell 22 is welded to the iron shell 22. Each partition iron plate 24, 26, 28, 30, 32, and 34 is erected from the inner wall of the iron shell 22 toward the center of the rotary kiln 10.
[0019]
3 is a diagram showing details of the vicinity of the shell reinforcement zone 18 where the partition iron plate 30 is located. FIG. 3 (A) is a diagram in which the inner periphery of the rotary kiln 10 is developed on a plane, and FIG. 3 (B) is a diagram. It is a III B- III B line sectional view of 3 (A).
[0020]
The horizontal direction of FIG. 3 is the longitudinal direction of the rotary kiln 10, and the vertical direction is the circumferential direction of the rotary kiln. In the shell strengthening zone 18, four partition iron plates 30a, 30b, 30c and 30d are arranged in a row at a predetermined interval in the longitudinal direction. The partition iron plate 30 illustrated in FIG. 2 corresponds to one of the partition iron plates 30a to 30d illustrated in FIG. 3, for example, 30c. A plurality of pre-mold castable blocks 36 are arranged in a row in the vertical circumferential direction A of each of the partition iron plates 30a to 30d. That is, four rows of pre-mold castable blocks 36 are formed in the shell reinforcement zone 18.
[0021]
As shown in FIG. 4, the pre-mold castable block 36 is arranged so as to fill a space between the partition iron plates adjacent in the circumferential direction of the rotary kiln 10 (between the partition iron plates 28 and 30 in the example of FIG. 4). .
[0022]
FIG. 5 is a perspective view showing the partition iron plate 30 (one of the partition iron plates 30 a to 30 d shown in FIG. 3) and the pre-mold castable block 36. FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration example of the pre-mold castable block 36, and FIG. 7 is a diagram illustrating a configuration example of the partition iron plates 24, 26, 28, 30, and 32 and 30a to 30d.
[0023]
FIG. 6 shows three types of pre-mold castable blocks 36. FIG. 6A is a front view of the pre-mold castable block 36 and is common to the three types of pre-mold castable blocks 36. FIGS. 6B to 6D are side views of three types of pre-mold castable blocks 36, respectively. As shown in FIG. 6A, the front surface of the pre-mold castable block 36 is rectangular, and in the illustrated example, the width W1 is larger than the height H1 (W1> H1). W1 and H1 may be equal or W1 <H1. As an example, W1 = 230 mm and H1 = 200 mm.
[0024]
As shown in FIGS. 6B to 6D, the side surfaces of the three types of premold castable blocks 36 are trapezoidal. The lower side of the trapezoidal pre-molded castable block 36 is the side in contact with the inner wall of the iron shell 22. In FIG. 6B, the lower side thickness T1 is larger than the upper side thickness T2 (T1> T2). This is because the pre-mold castable block 36 is arranged on the inner wall of the cylindrical iron shell 22.
[0025]
Similarly, T3> T4 in FIG. 6C and T5> T6 in FIG. 6D. The lengths of the lower sides of the three types of premoldable castable blocks 36 are different from each other (T1 ≠ T3 ≠ T5), and similarly, the lengths of the upper sides are different from each other (T2 ≠ T4 ≠ T6). As an example, T1 = 110 mm, T2 = 100.6 mm, T3 = 125 mm, T4 = 114 mm, T5 = 100 mm, and T6 = 91 mm.
[0026]
As described above, the reason why the plurality of pre-mold castable blocks 36 having different sizes is used is to allow the pre-mold castable blocks 36 to be arranged as close as possible between adjacent partition iron plates. Preferably, a thick pre-mold castable block 36 ((C) in FIG. 6) is mainly used, and the pre-mold castable block 36 of (B) or (D) is used for adjustment. However, how much and where to place which kind of pre-mold castable block 36 is arbitrary.
[0027]
Also, as shown in FIG. 4, between the adjacent pre-mold castable blocks 36, at least one other fastening iron plate 40 is inserted between the partition iron plates (between the partition iron plates 28 and 30 in the example of FIG. 4). The pre-mold castable block 36 is tightened. In the example of FIG. 4, two fastening iron plates 40 are inserted as shown. As a result, it is possible to more reliably prevent the pre-mold castable block 36 from falling off when the rotary kiln 10 is in operation. Installation of the pre-mold castable block 36 is easy because it does not require stud pins or the like.
[0028]
As shown in FIG. 5, the partition iron plate 30 is attached and fixed to the inner wall of the iron shell 22 by welding. A portion indicated by reference numeral 44 in FIG. 5 is a welded portion. The welded portion 44 is formed on two main surfaces of the partition iron plate. The two main surfaces are surfaces in contact with the premolded castable block 36. The welded portion 44 is formed at the lower edge of each main surface. Since the welded portion 44 has a built-up shape, it is preferable that the corresponding portions 46 of the two pre-mold castable blocks 36 in contact with the main surface are processed so as to be fitted with the welded portion 44.
[0029]
The pre-mold castable block 36 is formed by kneading the castable, pouring it into a block-shaped mold and drying it. Like a refractory brick, it does not require a firing step and is easy to install. It is also cheaper than refractory bricks. The castable is composed mainly of alumina, for example, and has good resistance to acidic gas such as chlorine gas.
[0030]
As shown in FIG. 7, the partition iron plate 30 has a width W2 and a height H2. The lower part to be welded is processed into a taper shape as shown in the figure. That is, the thickness of the lower side of the partition iron plate is smaller than the thickness of the upper side. The width W2 and the height H2 of the partition iron plate are smaller than the width W1 and the height H2 of the pre-mold castable block 36, respectively. For example, H1-H2 = 10 mm and W1-W2 = 20 mm. Of course, the difference between H1 and H2 and the difference between W1 and W2 are not limited to the above values. Further, H2 ≧ H1 or W2 ≧ W1 may be satisfied.
[0031]
The existing brick zones 12, 14, and 16 shown in FIGS. 1 and 3 have a configuration in which a fired refractory brick is provided on the inner wall of the iron shell 22.
[0032]
As described above, according to the above-described embodiment, a plurality of the steel shells provided at predetermined positions 18 and 20 in the longitudinal direction, such as positions that are easily damaged by chlorine-based gas, spaced apart in the circumferential direction. Since a plurality of pre-mold castable blocks 36 are arranged between the partitioning iron plates 24, 26, 28, 30, 32, and 34, a rotary kiln having a high reliability and a long life can be provided at low cost by simple construction. be able to.
[0033]
Next, two methods for manufacturing the rotary kiln 10 will be described.
[0034]
First, the first manufacturing method will be described. In this method, after all the partition iron plates are welded, the pre-mold castable blocks 36 are stacked in the circumferential direction.
[0035]
First, a plurality of partition iron plates 24, 26, 28, 30, 32, and 34 provided for each row of the shell strengthening zone 18 are welded to the inner wall of the iron shell 22 at predetermined positions in the circumferential direction. This welding process is performed for each row.
[0036]
Next, the pre-mold castable blocks 36 are stacked one by one in one circumferential direction starting from a certain partition iron plate. For example, the premold castable blocks 36 are stacked one by one in the counterclockwise direction from the partition iron plate 30 shown in FIG. 5 to the adjacent partition iron plate 28. At this time, the size to be used is selected so that the pre-mold castable blocks 36 are arranged without a gap. Then, at least one fastening iron plate 40 is driven between adjacent premold castable blocks 36, and the premold castable block 36 is fastened between the partition iron plates 30.
[0037]
In this way, when the processing of one section between the two partition iron plates 30 and 28 is completed, the pre-mold castable blocks 36 are stacked in the opposite direction, that is, clockwise from the partition iron plate 30 as a starting point.
[0038]
In the same manner, the pre-mold castable blocks 36 are stacked in the circumferential direction. At this time, it is preferable to appropriately rotate the rotary kiln 10 in consideration of workability. When one row is completed, the next row is stacked. Instead of processing for each column as described above, a plurality of columns may be processed simultaneously.
[0039]
Next, the second manufacturing method will be described. In this method, block stacking and partition iron plate welding are performed simultaneously.
[0040]
First, one partition iron plate, for example, the partition iron plate 30 a shown in FIG. 3 is welded to the inner wall of the iron shell 22. Next, the pre-mold castable blocks 36 are stacked in both circumferential directions starting from the partition iron plate 30a. The pre-mold castable block 36 is stacked up to a position where two partition iron plates adjacent to the partition iron plate 30a (the partition iron plates 28 and 34 in FIG. 2) are welded. Then, the partition iron plates 28 and 34 are temporarily fixed. Temporary fastening refers to welding only the upper edge of each of the partition iron plates 28 and 34 (the side on which the pre-mold castable block 36 is not yet stacked).
[0041]
Then, two to three premold castable blocks 36 are once removed, and the lower portions of the partition iron plates 28 and 34 are welded. After welding, the pre-mold castable block 36 once removed is placed again. Finally, the fastening iron plate 40 is appropriately driven to fasten the pre-mold castable block 36.
[0042]
In this way, after processing the two sections, the rotary kiln 10 is rotated by a predetermined angle, and the next two sections are processed in the same manner. When the processing for one column is completed, the processing for the next column is performed in the same manner.
[0043]
The embodiments of the rotary kiln and the manufacturing method thereof according to the present invention have been described above. The present invention is not limited to the above-described embodiment, but includes other various embodiments.
[0044]
For example, the partition iron plates 24, 26, 28, 30, 32, and 34 do not need to be equidistant, that is, equidistant from the center of the rotary kiln 10. For example, in a region where the adverse effect on the pre-mold castable block 36 and the iron shell 22 is large, the interval between the partition iron plates may be narrowed to improve the resistance.
[0045]
Further, the number of divisions per round is not limited to 6, and an arbitrary number of divisions can be selected.
[0046]
Further, as shown in FIG. 3, in one shell strengthening zone 18, a plurality of partition iron plates 30 a to 30 d are arranged apart from each other in the longitudinal direction of the rotary kiln 10. It is good also as using a partition iron plate common to a some partition iron plate, and one part row | line | column.
[0047]
Moreover, you may make it cover with a premold castable block so that the upper part of a partition iron plate may not be exposed.
[0048]
Further, the shell strengthening zones 18 and 20 are provided in a portion where the tire is provided in addition to a region where the chlorine-based gas damages the lining refractory in the rotary kiln and possibly deforms the iron shell 22. You may provide in a corresponding area | region.
[0049]
Furthermore, it is good also as providing a shell reinforcement | strengthening zone newly with respect to the existing rotary kiln. In this embodiment, the existing refractory brick or the like is removed, and the configuration of the present invention is newly applied. In this case, since the iron shell 22 may be already deformed, a pre-mold castable block or a tightening iron plate having a different size is effectively used. Moreover, the number and position of a partition iron plate are selected appropriately according to the degree of deformation. For example, a relatively large number of partitioning iron plates are arranged in a portion where the degree of deformation is large.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a rotary kiln having a high reliability and a long life, and a rotary kiln manufacturing method capable of manufacturing the rotary kiln at low cost by simple construction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic side view of a rotary kiln according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view taken along the line II-II shown in FIG.
3 is a diagram showing details in the vicinity of the shell reinforcement zone 18 shown in FIG. 1, in which (A) is a diagram in which the inner periphery of the rotary kiln 10 is developed in a plane, and (B) is III B − of (A). III is a B line cross-sectional view.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a pre-molded castable block disposed between adjacent partition iron plates.
FIG. 5 is a perspective view for explaining an arrangement relationship between a partition iron plate and a pre-mold castable block.
FIG. 6 is a diagram showing a configuration example of a pre-mold castable block.
FIG. 7 is a block diagram showing a configuration example of a partition iron plate.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Rotary kiln 12, 14, 16 Existing brick zone 18, 20 Shell reinforcement | strengthening zone 22 Iron-shell shell 24, 26, 28, 30, 32, 34 Partition iron plate 36 Premold castable block 38 Fired refractory brick 40 Fastening iron plate 44 Welding part 46 process section

Claims (4)

鉄皮シェルの長手方向の他の部分に比べ塩素系のガスによる損傷を受け易い部分に、鉄皮シェルの円周方向にわたり離間して設けられた複数の仕切り鉄板と、アルミナを主成分とし、該仕切り鉄板間に異なるサイズの複数のプレモールドキャスタブルブロックとを配置し、前記他の部分に、前記鉄皮シェルの内壁に耐火物を配置したことを特徴とするロータリキルン。 Compared to other parts in the longitudinal direction of the iron shell, which are more susceptible to damage by chlorine-based gas, a plurality of partition iron plates provided apart from each other in the circumferential direction of the iron shell, and alumina as the main component, A rotary kiln in which a plurality of pre-mold castable blocks of different sizes are disposed between the partition iron plates, and a refractory is disposed on the inner wall of the iron shell in the other portion . 隣接するプレモールドキャスタブルブロックの間に挿入された締め付け鉄板を更に有することを特徴とする請求項1記載のロータリキルン。The rotary kiln according to claim 1, further comprising a clamping iron plate inserted between adjacent pre-mold castable blocks. 前記複数の仕切り鉄板は前記鉄皮シェルに溶接されていることを特徴とする請求項1又は2記載のロータリキルン。The rotary kiln according to claim 1 or 2, wherein the plurality of partition iron plates are welded to the iron shell. 前記所定の位置に、前記複数のプレモールドキャスタブルブロックを複数列配置したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項記載のロータリキルン。Wherein the predetermined position, claims 1 to 3 any one claim of rotary kiln, characterized in that the plurality of Puremo field castable block and a plurality of rows arranged.
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