JP4105443B2 - Substrate processing equipment - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板処理装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今の基板処理装置では、その基板の処理能力について、スループットの向上が特に要求されている。そのためには、搬送能力はもとより、一連の工程を処理する処理ユニットの数を増加させ、同一の処理を並列して行わせるといった対策が採られてきた。
【0003】
図9は、A工程を行う処理ユニットを2つ用いることにより、A工程を並列処理する場合の処理の概念図である。A工程は、例えば処理時間60秒の処理であるが、このような装置では並列処理によってスループットは30秒となり、スループットの向上が図られる。しかし、処理ユニットの数を増やして並列処理するこのような手法では、必然的にコストの増加および装置の大型化という問題が発生する。
【0004】
従来より、このような問題を解決する技術として、例えば、特3164739公報に記載の技術が提案されている。上記公報には、処理を分割し、1つ1つの工程の処理時間を短くすることによって、並列処理ユニットの数を減らし、コストの低減と装置の小型化を図りつつ、スループットを維持できるようにする技術が提案されている。図10は、このような技術を用いた装置における処理の概念図である。このような装置では、A工程をB工程(処理時間30秒)とC工程(処理時間30秒)とに分割し、それぞれ専用の処理ユニットによって直列的に処理する。すなわち、図10に示す処理においてもスループットは図9に示す場合と同様に30秒となる。
【0005】
このような装置に用いられる専用の処理ユニットは、それぞれの工程に特化した構成とすることができるため、同じスループットを維持しつつも、装置構成を単純化、小型化することができ、これにより、コストの低減等の効果を得ることができる。また、すべての基板が同一の処理ユニットにより処理されるため、完成品の個体差を低減させることができるという効果もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記公報に記載されている技術では、現実の処理においては、分割する処理の時間配分が等分とはならないため、長時間を要する処理によってスループットが律速し、結果的にスループットが低下するという問題があった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、一部の処理に要する時間が長くなった場合でもスループットを低下させない基板処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、基板処理装置であって、時間的に連続して同一の対象を処理対象とする一連の一の工程を、それぞれが前記処理対象の増減を伴う複数の処理として分担する複数の処理ユニットと、前記複数の処理ユニットに基板を搬送する搬送機構とを備え、少なくとも前記複数の処理ユニットが、複数の第1部分処理ユニットと、各第1部分処理ユニットにおける処理よりも処理時間の短い部分処理を行う第2部分処理ユニットとを含み、前記対象は、基板上の特定の物質または基板に関する特定のエネルギーを含み、前記複数の第1部分処理ユニットによる並列処理を行うことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理装置であって、前記処理対象が前記基板上に付与される薬液であり、前記第1部分処理ユニットが、前記基板への薬液塗布処理を行う。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明に係る基板処理装置であって、前記薬液がレジストである。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項2または3の発明に係る基板処理装置であって、前記基板の前記薬液のバックリンス処理を含むリンス処理を前記第2部分処理ユニットが行う。
【0012】
また、請求項5の発明は、請求項4の発明に係る基板処理装置であって、前記第1部分処理ユニットおよび前記第2部分処理ユニットのそれぞれが前記基板を保持して回転させるためのスピンチャックを有し、前記第2部分処理ユニットのスピンチャックが前記第1部分処理ユニットのスピンチャックよりも小径である。
【0013】
また、請求項6の発明は、請求項2ないし4のいずれかの発明に係る基板処理装置であって、前記第1部分処理ユニットが、前記薬液が塗布された前記基板の端面をリンス処理する第1エッジリンス処理を行う。
【0014】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明に係る基板処理装置であって、前記リンス処理が第2エッジリンス処理を含み、前記第1エッジリンス処理において処理される前記基板の範囲が、前記第2エッジリンス処理において処理される前記基板の範囲よりも狭い。
【0015】
また、請求項8の発明は、請求項2ないし7のいずれかの発明に係る基板処理装置であって、前記第1部分処理ユニットが存在する空間のみ、温度および湿度のうち少なくとも一方が所定の値の範囲内に制御しうる手段をさらに備える。
【0016】
また、請求項9の発明は、請求項2ないし8のいずれかの発明に係る基板処理装置であって、前記薬液を吐出する薬液ノズルをさらに備え、前記複数の第1部分処理ユニットが前記薬液ノズルを互いに共有する。
【0017】
また、請求項10の発明は、請求項1ないし9のいずれかの発明に係る基板処理装置であって、前記複数の処理ユニットが、少なくとも処理の実行中において、同一の処理を行う処理ユニットごとに空間的に隔離されている。
【0018】
【発明の実施の形態】
基板の大径化にともなって、塗布されたレジストを回転乾燥させるために要する処理時間が長くなる傾向にある。しかし、レジストを塗布した後、乾燥中に基板を搬送することは、搬送不良を増加させるため現実的ではなく、レジストを塗布した塗布ユニットにおいて乾燥処理を行うべきである。
【0019】
すなわち、レジスト塗布工程においては、前述の特3164739公報に記載の技術のように処理時間を調整して、塗布処理とリンス処理とに要する処理時間を等分に配分することが難しく、本発明はこのような処理に適用されることにより、後述の効果を発揮するものである。
【0020】
したがって、本実施の形態では、基板処理装置において実行される処理のうち、レジスト塗布工程に関する一連の処理に対して本発明を適用する例について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0021】
ところで、一般に、この発明における複数の処理ユニットは、それぞれが「処理対象」の増減を伴う処理を分担するようになっており、それらの処理の連鎖によって一の工程が構成されている。ここにおける「処理対象」とは、
「薬液処理工程」の場合は、その「薬液」を、
「熱処理」(加熱処理および冷却処理)の場合は、基板の「熱」を、
「洗浄処理工程」の場合は、基板上の「異物」を、
「乾燥処理」の場合は、基板上の「水分」を、
「露光処理」の場合は、「被露光層」を、
それぞれ指している。
【0022】
この発明の実施形態での「一の工程」では、薬液の1つとしてのレジスト液が「処理対象」となっており、最終的に「基板の表側の主面のうちエッジ部分を除く領域にレジストの層が付与された状態」を得るための工程である。この場合、
「基板へのレジスト塗布(基板上のレジストの増大)」、
「エッジリンス(基板からのレジスト層の部分的減少)」、および
「バックリンス(基板からのレジスト層の部分的減少)」、
の3つの処理が行われることにより「1つの工程」を構成する。エッジリンスやバックリンスではリンス液を使用するが「処理対象」はあくまで「レジスト(の一部)」であって、これらの処理のいずれもが基板上のレジストの増減を伴う。
【0023】
これに対して、たとえば「薬液処理」と「加熱処理」とは、仮にそれが時間的に連続して行われても、前者で増減するのは「基板上の薬液(層)」であり、後者で増減するのは「基板の熱(温度)」であるために、増減する処理対象は同一ではない。このため、この場合は「一の工程」ではなく複数の工程である。この意味において、この発明の特徴に対応して下記に詳述する並列処理は、たとえば複数のホットプレート(加熱処理)を並列的に設けて、薬液処理と加熱処理との処理時間の整合性を得ようとする技術とは異なる。
【0024】
<1. 実施の形態>
図1は、本発明に係る基板処理装置1の平面図である。基板処理装置1は、基板に対してレジスト塗布に関する一連の処理を行う塗布処理部2と、回路パターン等が露光されたレジスト膜の現像に関する一連の処理を行う現像処理部3とを有する。
【0025】
塗布処理部2は、熱処理ユニットHP1およびHP2と、冷却ユニットCP1およびCP2と、塗布ユニットSC1およびSC2(以下、総称する場合は、単に「塗布ユニット」と称する。)と、リンスユニットSCRとを有する。
【0026】
熱処理ユニットHP1およびHP2は、ホットプレートを有しており、基板を一定温度に加熱あるいは保温する。冷却ユニットCP1およびCP2は、コールドプレートを有しており、基板を一定温度に冷却する。なお、現像処理部3の熱処理ユニットHP3、HP4および冷却ユニットCP3、CP4も同様の構成・機能を有する。
【0027】
塗布ユニットSC1およびSC2は、水平にした基板上にレジストを滴下し、基板を回転させることにより、基板上に均一なレジスト膜を形成させるスピンコータを有し、レジストノズル22を互いに共有している。
【0028】
リンスユニットSCRは、基板に対してリンス処理(エッジリンスおよびバックリンス)を専用で行う処理ユニットである。なお、エッジリンスとは、レジストを塗布した基板が搬送ロボットTR1や他の工程での位置決め部材などと接触することにより、基板端面に付いているレジストが付着し、発塵することを防止するために、基板表面の周辺や端面部の不要なレジストを溶剤により取り除くことをいう。通常基板の表面周辺部は、回路パターンなどが形成されることはなく、レジストを塗布しておく必要はないからである。バックリンスとは、レジストを塗布する際に基板裏面に回り込んで付着したレジストを溶剤により取り除くことをいう。
【0029】
これら塗布処理部2が有する複数の処理ユニットは、それぞれ上述の機能を有することにより、一の工程をそれぞれが処理対象の増減を伴う複数の処理として分担することができるようにされている。また、リンスユニットSCRにおける処理時間は、塗布ユニットにおける処理時間よりも短く、塗布ユニットは複数(SC1およびSC2)備えられており、塗布ユニットおよびリンスユニットSCRがそれぞれ本発明における第1部分処理ユニットおよび第2部分処理ユニットに該当する。
【0030】
また、塗布処理部2は各処理ユニットに基板を搬送する搬送ロボットTR1を有する。搬送ロボットTR1は、図1において左右方向に移動することが可能とされており、基板を保持するための搬送アーム(図示せず)を有している。搬送アームは、搬送ロボットTR1に対して回転、上下および進退運動が可能であり、搬送ロボットTR1は当該搬送アームを所定の位置に移動させることにより基板を各処理ユニットに搬送する。すなわち、搬送ロボットTR1等が本発明における搬送機構に該当する。なお、現像処理部3の搬送ロボットTR2も同様の構成である。また、塗布処理部2と現像処理部3との間での基板の搬送は、図示しないインターフェース部を介して行われる。
【0031】
さらに、詳細は後述するが、空調部21は塗布ユニットにおけるレジスト塗布処理が最適な温度および湿度で行えるよう、それらの値を所定の範囲内に制御する機能を有する。
【0032】
現像処理部3は、熱処理ユニットHP3およびHP4と、冷却ユニットCP3およびCP4と、現像処理ユニットSD1およびSD2と、搬送ロボットTR2とを有する。現像処理ユニットSD1およびSD2は、いわゆるスピンディベロッパを有し、基板を回転させることにより、現像、洗浄、乾燥等の処理を行う。
【0033】
図2は、図1のII−II線からみた基板処理装置1の側面図である。ただし、図2は、塗布処理部2に係る部分のみを示している。
【0034】
塗布ユニットは、スピンカップ29内にそれぞれスピンチャック24、回転シャフト25、および昇降機構26を有する。また、リンスユニットSCRは、スピンチャック27および回転シャフト28を有する。
【0035】
塗布ユニットおよびリンスユニットSCRはカバー23の内部に設けられ、塗布ユニットSC2とリンスユニットSCRとは、カバー23の内部に設けられた隔壁230により完全に隔離されている。
【0036】
カバー23には、搬送ロボットTR1側に3つの開閉自在なシャッタ231が設けられており、シャッタ231が下方にスライドすることにより開口232が形成される。各処理ユニットに対して基板91を搬送する際には、開口232より搬送ロボットTR1が搬送アームをカバー23の内部に挿入する。なお、カバー23に基板91の搬送用の開口を設ける手法は、これに限られるものではなく、他の周知の手法が用いられてもよい。また、塗布ユニットSC1とSC2との間には隔壁はなく、同一の雰囲気において基板91に対するレジスト塗布処理が行われる。
【0037】
図3は、空調部21とエアーコンディショニングユニット210との機能構成を示す図である。空調部21は、温度を測定する温度センサ211と、湿度を測定する湿度センサ212とを有する。エアーコンディショニングユニット210は、図1において図示を省略したが、各処理ユニット外に設けられており、温度を調整するための冷却器213および加熱器214と、湿度を調整するための除湿器215および加湿器216と、制御部217とを有する。エアーコンディショニングユニット210は、温度センサ211および湿度センサ212からの検出結果に基づいて、制御部217が、冷却器213、加熱器214、除湿器215および加湿器216を適宜制御することにより、温度および湿度が適切な状態に調整された空気を生成し、空調部21に空調気流として排出する。さらに、当該空調された空気は、空調部21からカバー23内に排出される。すなわち、空調部21とエアーコンディショニングユニット210とは、カバー23内の温度と湿度とをレジストを塗布するために適した所定の値の範囲内に保つ機能を有する。
【0038】
これにより、基板処理装置1では、塗布ユニットの存在する空間(カバー23の内部)のみ、温度および湿度がレジストを塗布するために必要な所定の値の範囲内に制御され、装置内のすべての空間の温度および湿度を制御する場合に比べて、基板処理装置1の構成を簡略化することができる。
【0039】
図4は、塗布ユニットの構成を示す図である。スピンカップ29には、上部開口が設けられ、塗布ユニットSC1およびSC2は、前述のように同一の雰囲気においてレジスト塗布処理が行われる。ただし、スピンカップ29内では塗布ユニットSC1とSC2とは隔離されており、一方の処理に使用する薬液等が他方で処理中の基板91に影響を及ぼさないようにされている。なお、スピンカップ29は、このように2つの塗布ユニットを同時に収容するタイプでなくてもよい。すなわち、塗布ユニットSC1およびSC2がそれぞれ別々のスピンカップに収容されていてもよい。
【0040】
図4に示すように、塗布ユニットSC1およびSC2は、スピンチャック24および回転シャフト25から構成されるスピンコータ、スピンコータを昇降する昇降機構26、およびリンスノズル221をそれぞれ有している。また、レジストを吐出するレジストノズル22を共有している。
【0041】
回転シャフト25の頂部には、それぞれスピンチャック24が固定され、スピンチャック24は、基板91の裏面から基板91を保持することができるようにされる。回転シャフト25には、図示しないスピンモータにより回転駆動力が伝えられ、これにより、スピンチャック24が回転シャフト25の回転軸(鉛直方向)を中心に回転し、スピンチャック24に保持された基板91をほぼ水平状態に保ったまま回転させることができる。なお、スピンチャック24が基板91を保持する方法としては、例えば、真空吸着による方法を用いるとよい。
【0042】
搬送ロボットTR1が塗布ユニットに基板91を搬出入する際は、昇降機構26がスピンコータを上方位置(スピンチャック24がスピンカップ29の上部開口から露出する位置)まで移動させ(図4に示す塗布ユニットSC1におけるスピンコータの状態)、当該スピンチャック24に対して搬送ロボットTR1が搬送アームにより基板91を搬出入する。
【0043】
レジストノズル22は、レジストを吐出する複数の吐出口を有する構造であり、図示しないレジストタンクから供給されるレジストを基板91の表面に均一に吐出することにより、基板91の表面にレジストを塗布する機能を有する。なお、レジストノズル22は、図3において左右方向に移動することが可能とされており、塗布ユニットSC1およびSC2のいずれにおいて処理されている基板91に対しても必要に応じてレジストを吐出することができる。
【0044】
リンスノズル221は、中空の管状部材の先端にリンス溶剤を吐出する吐出口を設けた構造であり、図示しない溶剤タンクから供給されるリンス溶剤を基板91の表面周辺部に吐出することにより、基板91の端面に付着した不要なレジストを除去するエッジリンス機能を有する。また、各リンスノズル221は、図3において左右方向に移動することができ、昇降機構26によりスピンコータが上方位置にされる際には、基板91等に接触しないよう退避する。以下、図4に示す塗布ユニットSC1のリンスノズル221の位置を「待機位置」、同じく塗布ユニットSC2のリンスノズル221の位置を「処理位置」と称する。なお、リンスノズル221が基板91にリンス溶剤を吐出する範囲は、搬送ロボットTR1の搬送アームが基板91を保持する際に接触する範囲である。
【0045】
図5は、リンスユニットSCRの構成を示す図である。リンスユニットSCRのスピンチャック27および回転シャフト28は、塗布ユニットのスピンチャック24と回転シャフト25と同様の構造を有している。また、リンスユニットSCRは、支持部材222、エッジリンスノズル223およびバックリンスノズル224を有する。
【0046】
支持部材222は、エッジリンスノズル223およびバックリンスノズル224を所定の位置に支持するとともに、中心軸Qを中心に回動することができ、スピンチャック27に対して基板91が搬出入される際にエッジリンスノズル223と基板91等が接触しないように退避させる。
【0047】
エッジリンスノズル223およびバックリンスノズル224は、溶剤タンクから供給されるリンス溶剤を基板91の所定の位置に吐出することにより、塗布ユニットにおいて基板91に塗布されたレジストのうち不要な部分に付着しているレジストを除去する。なお、エッジリンスノズル223は、基板91の表面周辺部のレジスト除去を行い、バックリンスノズル224は、基板91の裏面のレジスト除去を行う。
【0048】
ここで、塗布ユニットは、レジストの塗布処理、レジストの回転乾燥処理等を行うため、基板91を回転させる際に回転に急な加減速を必要とする。したがって、塗布ユニットのスピンチャック24は、比較的強固な吸着力が要求されるため、吸着面積を大きくする必要があり、大径のものが用いられる。しかし、リンスユニットSCRは、前述のようにリンス処理を専用で行う処理ユニットであるため、基板91に対する回転は急な加減速を必要とせず、小径のもの(吸着面積が小さく、吸着力が弱い。)を用いても吸着力が不十分となることはない。
【0049】
このような理由により、リンスユニットSCRのスピンチャック27は、塗布ユニットのスピンチャック24よりも小径(図2参照)とすることができ、塗布ユニットにおいて基板91に付着した裏面パーティクルを、バックリンスの際に小径(面積が小さい)分だけ洗い流すことができることから、基板91の裏面パーティクル量を削減することできる。
【0050】
以上が基板処理装置1の構成に関する説明である。続いて、基板処理装置1における基板91の処理動作について説明する。
【0051】
まず、空調部21により、カバー23内の塗布ユニットの存在する空間の温度および湿度がレジスト塗布処理を行うために適した値に調整され、以後、所定の範囲内に保たれる。
【0052】
次に、カバー23のシャッタ231のうち塗布ユニットSC1のシャッタ231が下方にスライドして、開口232が形成されるとともに、塗布ユニットSC1の昇降機構26がスピンコータを上方位置に移動させる。
【0053】
搬送ロボットTR1が塗布ユニットSC1のスピンチャック24に基板91を搬入し、基板91が当該スピンチャック24により吸着支持される。
【0054】
基板91が搬入されると、塗布ユニットSC1の昇降機構26がスピンコータを下方位置(図4において塗布ユニットSC2のスピンコータの位置)に移動させるとともに、シャッタ231が上方にスライドすることにより、塗布ユニットSC1は他の処理を行う処理ユニットから空間的に隔離される。なお、リンスユニットSCRにおいてもリンス処理中は、シャッタ231が上方にスライドしており、カバー23により他の処理ユニットと空間的に隔離されている。
【0055】
これにより、複数の処理ユニットが、少なくとも処理の実行中において、同一の処理を行う処理ユニットごとに空間的に隔離され、例えば、リンス処理に用いられている溶剤が塗布ユニット内に飛び散ることがなく、個々の処理ユニットで処理されている基板91が、他の処理の影響を受けることを防止することができる。
【0056】
スピンコータが下方位置に移動すると、レジストノズル22が塗布ユニットSC1の上方に移動する。そして、スピンモータにより基板91の回転が開始されると、レジストノズル22からレジストが吐出され、基板91上に均一に塗布される。
【0057】
レジストが基板91に十分塗布されると、レジストノズル22によるレジストの吐出を停止し、回転によってレジストを乾燥させる処理を開始する。さらに、乾燥処理中に、レジストノズル22を塗布ユニットSC1とSC2との中間位置まで移動させるとともに、塗布ユニットSC1のリンスノズル221を処理位置まで移動させる。
【0058】
乾燥処理が終了すると、塗布ユニットSC1は、リンスノズル221からリンス溶剤を吐出し、基板91の端面に付着したレジストを除去する。すなわち、リンスノズル221により行われるリンス処理が本発明における第1エッジリンス処理に該当し、搬送ロボットTR1の搬送アームが接触する部分のレジストを予め除去することができることから、塗布ユニットからリンスユニットSCRに基板を搬送する際の搬送不良を防止することができる。
【0059】
なお、塗布ユニットにおけるリンス処理(以下、「簡易リンス処理」と略する。)は、基板91の表面周辺部のうち搬送ロボットTR1の搬送アームが接触する可能性のある範囲に対してのみ行うもので十分である。なぜならば、基板91の表面周辺部全体に付着した不要なレジストは、直後に実行されるリンスユニットSCRにおけるエッジリンスにより入念に除去されるからである。
【0060】
これにより、簡易リンス処理において処理される基板91の範囲が、リンスユニットSCRにおけるエッジリンス処理において処理される前記基板の範囲よりも狭くすることができ、塗布ユニットが有するエッジリンス機能を簡易なものにすることにより、塗布ユニットの構造を簡略化することができる。
【0061】
簡易リンス処理が終了すると、塗布ユニットSC1は、リンスノズル221を待機位置に移動し、昇降機構26によりスピンコータを上方位置に移動させる。続いて、搬送ロボットTR1が搬送アームにより塗布処理が終了した基板91をリンスユニットSCRに搬送する。
【0062】
なお、搬送ロボットTR1は、塗布ユニットSC1に対する基板91の搬送開始から所定の時間経過後に、塗布ユニットSC2に対する基板91の搬送を開始する。すなわち、塗布ユニットSC1とSC2とでは、所定のタイムラグで同一の処理が行われており、所定の時間ごとにリンスユニットSCRに基板91が搬送されることとなる。
【0063】
また、塗布ユニットSC2においてレジストの塗布を開始する際には、塗布ユニットSC1のレジストの塗布は終了しており、塗布ユニットSC1とSC2との間でレジストノズル22の競合は生じない。すなわち、塗布ユニットSC1とSC2とがレジストノズル22を互いに共有することができ、各塗布ユニットごとにレジストノズルを設ける必要がないため、基板処理装置1の低価格化が可能となる。また、塗布ユニットを複数用いて並列処理する場合に発生する個々の基板の個体差は、主に別々の吐出系を用いることに起因するものであるが、基板処理装置1では、吐出系(レジストノズル)を共有することにより、製造される基板の個体差を減少させることができる。
【0064】
図6ないし図8は、従来の方法と基板処理装置1との処理を比較するための概念図である。ここでは、塗布処理の処理時間が40秒、リンス処理の処理時間が20秒として説明する。
【0065】
図6に示す従来の並列処理方法による処理では、塗布処理40秒+リンス処理20秒の処理を一括して行う処理ユニットを3つ用いて並列処理することにより、スループット20秒/枚を実現している。
【0066】
図7に示す直列処理方法による処理では、塗布ユニットに塗布処理、リンスユニットにリンス処理をそれぞれ分割して行わせて処理するが、塗布処理とリンス処理の処理時間が等分に配分できず、リンスユニットが塗布ユニットにおける処理が終了するのを待たされることになるため、スループットが40秒/枚に低下する。
【0067】
図8に示す本実施の形態における基板処理装置1では、一連の処理のうち長時間を要する塗布ユニットにおける塗布処理のみを並列処理することにより、スループット20秒/枚を実現している。すなわち、基板処理装置1では、処理ユニット間に処理時間の格差が生じる場合に、長時間を要する処理にスループットが律速させられることを防止することができる。また、基板口径の大型化の要請により、塗布処理に要する時間が長くなる傾向にあるレジスト塗布工程であってもスループットを維持することができる。
【0068】
一般に、この発明では、処理に長時間を要する処理ユニットを「第1部分処理ユニット」としたとき、N台の第1部分処理ユニット(Nは2以上の整数)に並列処理を行わせることになる。このとき、たとえば第1部分処理ユニット1台の処理時間がT1であり、第1ユニットの並列構成への基板の投入時間間隔(=並列構成からの基板の払い出し時間間隔)は(T1/N)となる。図8は、この時間(T1/N)が他の処理ユニット(たとえば第2部分処理ユニット)の処理時間T2(<T1)と実質同一つまり(T1/N)=T2 となっており、この場合にはスループットは最大となる。その一方で、第1部分処理ユニットでの処理時間T1が第2部分処理ユニットでの処理時間T2よりも著しく長い場合には、第1部分処理ユニットを並列構成にしてもまだ、(T1/N)>T2 の不等式が成り立っている場合もある。この場合には、「第1の処理ユニットが律速段階となっている」ことを完全には解消できていないが、N=1の場合と比較すれば全体的スループットの低下を抑制ないしは緩和できていることになる。
【0069】
動作説明に戻って、リンスユニットSCRに基板91が搬送されると、塗布ユニットと同様に基板91が回転させられるとともに、支持部材222が回転してエッジリンスノズル223およびバックリンスノズル224が所定の位置に配置される。続いて、それぞれのノズルからリンス溶剤が吐出され、基板91の表面周辺部および裏面に付着した不要なレジストが除去される。
【0070】
このように、バックリンス処理を含むリンス処理をリンスユニットSCRが行うことにより、レジスト塗布工程を塗布処理とリンス処理に分割することができ、塗布ユニットの構造を簡略化することができる。
【0071】
リンス処理が終了すると、支持部材222が回転してエッジリンスノズル223およびバックリンスノズル224を退避させ、搬送ロボットTR1が搬送アームにより基板91を搬出する。リンスユニットSCRから搬出された基板91は、熱処理ユニットHP1またはHP2により加熱処理されてから冷却ユニットCP1またはCP2により冷却処理され、図示しない露光装置に搬送される。
【0072】
露光装置において回路パターン等が露光処理された基板91は、現像処理部3の現像処理ユニットSD1またはSD2で現像処理され、必要に応じて熱処理ユニットHP3、HP4および冷却ユニットCP3、CP4により処理される。
【0073】
以上により、基板処理装置1では、長時間を要する処理を行う処理ユニットに並列処理を行わせることにより、当該処理によってスループットが律速することを防止し、スループットの低下を防止することができる。特に、基板の大径化の要請により、塗布処理に要する時間が長くなるレジスト塗布工程のスループットの低下を防止することができる。また、複数の塗布ユニットがレジストノズルを共有することにより、並列処理における製造される基板91の個体差を低減することができる。
【0074】
<2. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0075】
例えば、塗布ユニットのレジストノズル22およびリンスノズル221が、上下にも移動することができるようにされ、レジストあるいはリンス溶剤の吐出をスピンカップ29内で行うようにしてもよい。
【0076】
また、上記実施の形態では、塗布ユニットSC1とSC2とは、レジストノズル22を共有すると説明したが、リンスノズル221についても互いに共有する構成としてもよい。
【0077】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、時間的に連続して同一の対象を処理対象とし、かつ、基板上の特定の物質または基板に関する特定のエネルギーを処理対象とする一連の一の工程を、それぞれが処理対象の増減を伴う複数の処理として分担する複数の処理ユニットによって並列処理を行うことにより、部分処理ユニット間に処理時間の格差が生じる場合に、長時間を要する部分処理にスループットが律速させられることを防止することができる。
【0078】
請求項2に記載の発明では、処理対象が基板上に付与される薬液であり、第1部分処理ユニットが、基板への薬液塗布処理を行うことにより、基板口径の大型化の要請により薬液塗布処理に要する時間が長くなる傾向にある薬液塗布工程であってもスループットを維持することができる。
【0079】
請求項3に記載の発明では、薬液がレジストである場合に適用することにより、特に基板処理における重要度が高いレジスト塗布工程について、スループットを維持することができる。
【0080】
請求項4に記載の発明では、基板の薬液のバックリンス処理を含むリンス処理を第2部分処理ユニットが行うことにより、他の処理ユニットの構造を簡略化することができる。
【0081】
請求項5に記載の発明では、第2部分処理ユニットのスピンチャックが第1部分処理ユニットのスピンチャックよりも小径であることにより、第1部分処理ユニットで付着した裏面パーティクルを小径分だけ洗い流すことができ、裏面パーティクル量を削減することできる。
【0082】
請求項6に記載の発明では、第1部分処理ユニットが、薬液が塗布された基板の端面をリンス処理する第1エッジリンス処理を行うことにより、第1部分処理ユニットから基板を搬送する際の搬送不良を防止することができる。
【0083】
請求項7に記載の発明では、第1エッジリンス処理において処理される基板の範囲が、第2エッジリンス処理において処理される基板の範囲よりも狭いことにより、第1部分処理ユニットが有するエッジリンス機能を簡易なものにすることにより、第1部分処理ユニットの構造を簡略化することができる。
【0084】
請求項8に記載の発明では、第1部分処理ユニットが存在する空間のみ、温度および湿度のうち少なくとも一方が所定の値の範囲内に制御しうる手段、をさらに備えることにより、装置内のすべての空間の温度および湿度を制御する場合に比べて、装置を簡略化することができる。
【0085】
請求項9に記載の発明では、薬液を吐出する薬液ノズルをさらに備え、複数の第1部分処理ユニットが薬液ノズルを互いに共有することにより、各第1部分処理ユニットごとに薬液ノズルを設ける必要がないため、装置の低価格化および製造される基板の個体差を減少させることができる。
【0086】
請求項10に記載の発明では、複数の処理ユニットが、少なくとも処理の実行中において、同一の処理を行う処理ユニットごとに空間的に隔離されていることにより、分担して行われている他の処理の影響を受けることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の平面図である。
【図2】図1のII−II線からみた基板処理装置の側面図である。
【図3】空調部とエアーコンディショニングユニットとの機能構成を示す図である。
【図4】塗布ユニットの構成を示す図である。
【図5】リンスユニットの構成を示す図である。
【図6】従来の基板処理装置における処理の概念図である。
【図7】従来の基板処理装置における処理の概念図である。
【図8】本実施の形態における基板処理装置における処理の概念図である。
【図9】従来の基板処理装置における流れ図である。
【図10】従来の基板処理装置における流れ図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置
2 塗布処理部
21 空調部
22 レジストノズル
221 リンスノズル
223 エッジリンスノズル
224 バックリンスノズル
23 カバー
24,27 スピンチャック
230 隔壁
91 基板
CP1,CP2,CP3,CP4 冷却ユニット
HP1,HP2,HP3,HP4 熱処理ユニット
SC1,SC2 塗布ユニット
SCR リンスユニット
SD1,SD2 現像処理ユニット
TR1,TR2 搬送ロボット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for a substrate processing apparatus.
[0002]
[Prior art]
In recent substrate processing apparatuses, it is particularly required to improve the throughput of the processing capacity of the substrate. For this purpose, measures have been taken such as increasing the number of processing units for processing a series of steps as well as carrying capacity, and performing the same processing in parallel.
[0003]
FIG. 9 is a conceptual diagram of processing when the A process is processed in parallel by using two processing units that perform the A process. The process A is, for example, a process with a processing time of 60 seconds. In such an apparatus, the throughput is 30 seconds by parallel processing, and the throughput is improved. However, such a method of increasing the number of processing units and performing parallel processing inevitably causes problems of an increase in cost and an increase in size of the apparatus.
[0004]
Conventionally, for example, a technique described in Japanese Patent No. 316439 has been proposed as a technique for solving such a problem. In the above publication, by dividing the processing and shortening the processing time of each process, the number of parallel processing units can be reduced, the cost can be reduced and the apparatus can be downsized while maintaining the throughput. Techniques to do this have been proposed. FIG. 10 is a conceptual diagram of processing in an apparatus using such a technique. In such an apparatus, the A process is divided into a B process (processing time 30 seconds) and a C process (processing time 30 seconds), and each is processed in series by a dedicated processing unit. That is, in the process shown in FIG. 10, the throughput is 30 seconds as in the case shown in FIG.
[0005]
Since the dedicated processing unit used in such an apparatus can have a configuration specialized for each process, the apparatus configuration can be simplified and miniaturized while maintaining the same throughput. Thus, effects such as cost reduction can be obtained. In addition, since all the substrates are processed by the same processing unit, there is an effect that individual differences of finished products can be reduced.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the technique described in the above publication, in the actual processing, the time distribution of the processing to be divided is not equally divided, and thus the throughput is rate-limited by the processing that takes a long time, resulting in a decrease in the throughput. There was a problem.
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a substrate processing apparatus that does not reduce the throughput even when the time required for a part of the processing becomes long.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention of
[0009]
The invention of
[0010]
The invention of
[0011]
According to a fourth aspect of the invention, there is provided the substrate processing apparatus according to the second or third aspect of the invention, wherein the second partial processing unit performs a rinsing process including a back rinsing process of the chemical solution on the substrate.
[0012]
The invention according to claim 5 is the substrate processing apparatus according to
[0013]
The invention according to claim 6 is the substrate processing apparatus according to any one of
[0014]
The invention of claim 7 is the substrate processing apparatus according to the invention of claim 6, wherein the rinsing process includes a second edge rinsing process, and a range of the substrate to be processed in the first edge rinsing process is The range of the substrate processed in the second edge rinse process is narrower.
[0015]
An invention according to claim 8 is the substrate processing apparatus according to any one of
[0016]
The invention of claim 9 is the substrate processing apparatus according to any one of
[0017]
The invention of claim 10 is the substrate processing apparatus according to any one of
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As the substrate diameter increases, the processing time required to spin dry the applied resist tends to increase. However, it is not practical to transport the substrate during drying after applying the resist because it increases the transport failure, and the drying process should be performed in the coating unit where the resist is applied.
[0019]
That is, in the resist coating process, it is difficult to distribute the processing time required for the coating process and the rinsing process equally by adjusting the processing time as in the technique described in the above-mentioned Japanese Patent No. 316439. By applying to such a process, the effects described later are exhibited.
[0020]
Therefore, in the present embodiment, an example in which the present invention is applied to a series of processes related to the resist coating process among processes executed in the substrate processing apparatus will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0021]
By the way, in general, a plurality of processing units in the present invention each share a process accompanied by an increase / decrease in the “processing target”, and one process is constituted by a chain of these processes. "Processing target" here is
In the case of “chemical treatment process”, the “chemical solution”
In the case of “heat treatment” (heat treatment and cooling treatment),
In the “cleaning process”, the “foreign matter” on the substrate
In the case of “drying”, “moisture” on the substrate
In the case of “exposure processing”, “exposed layer”
Point to each.
[0022]
In the “one step” in the embodiment of the present invention, the resist solution as one of the chemical solutions is the “target to be processed”, and finally “in the region excluding the edge portion of the main surface on the front side of the substrate”. This is a step for obtaining a state in which a resist layer is applied. in this case,
“Applying resist to the substrate (increasing resist on the substrate)”,
"Edge rinse" (partial reduction of resist layer from the substrate), and
"Back rinse (partial reduction of resist layer from substrate)",
By performing these three processes, “one step” is configured. A rinse solution is used for edge rinsing and back rinsing, but the “processing target” is merely “resist (a part)”, and any of these processes involves the increase or decrease of the resist on the substrate.
[0023]
On the other hand, for example, “chemical treatment” and “heat treatment” are “chemical solution (layer) on the substrate” that increases or decreases in the former even if it is performed continuously in time. Since it is the “heat (temperature) of the substrate” that increases or decreases in the latter, the processing targets to be increased or decreased are not the same. For this reason, in this case, it is not “one step” but a plurality of steps. In this sense, the parallel processing described in detail below in accordance with the features of the present invention provides, for example, a plurality of hot plates (heat processing) in parallel to ensure consistency in processing time between the chemical processing and the heat processing. It is different from the technique to be obtained.
[0024]
<1. Embodiment>
FIG. 1 is a plan view of a
[0025]
The
[0026]
The heat treatment units HP1 and HP2 have a hot plate, and heat or keep the substrate at a constant temperature. The cooling units CP1 and CP2 have a cold plate and cool the substrate to a constant temperature. The heat treatment units HP3 and HP4 and the cooling units CP3 and CP4 of the
[0027]
The coating units SC1 and SC2 have a spin coater that drops a resist on a horizontal substrate and rotates the substrate to form a uniform resist film on the substrate, and share the resist
[0028]
The rinse unit SCR is a processing unit that performs dedicated rinse processing (edge rinse and back rinse) on the substrate. Note that edge rinsing is to prevent the resist attached to the substrate end surface from adhering and generating dust when the substrate coated with the resist comes into contact with the transfer robot TR1 or a positioning member in another process. In addition, it means removing unnecessary resist around the substrate surface and at the end face with a solvent. This is because a circuit pattern or the like is not usually formed on the peripheral portion of the surface of the substrate, and it is not necessary to apply a resist. Back rinsing refers to removing the resist that has wrapped around and adhered to the back surface of the substrate when applying the resist with a solvent.
[0029]
Each of the plurality of processing units included in the
[0030]
The
[0031]
Further, as will be described in detail later, the
[0032]
The
[0033]
FIG. 2 is a side view of the
[0034]
The coating unit includes a
[0035]
The coating unit and the rinsing unit SCR are provided inside the
[0036]
The
[0037]
FIG. 3 is a diagram showing a functional configuration of the
[0038]
As a result, in the
[0039]
FIG. 4 is a diagram showing the configuration of the coating unit. The
[0040]
As shown in FIG. 4, the coating units SC <b> 1 and SC <b> 2 each have a spin coater composed of a
[0041]
A
[0042]
When the transport robot TR1 carries the
[0043]
The resist
[0044]
The rinse
[0045]
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of the rinse unit SCR. The
[0046]
The
[0047]
The edge rinse
[0048]
Here, since the coating unit performs a resist coating process, a resist rotation drying process, and the like, when the
[0049]
For this reason, the
[0050]
The above is the description regarding the configuration of the
[0051]
First, the
[0052]
Next, among the
[0053]
The transfer robot TR1 carries the
[0054]
When the
[0055]
Thereby, a plurality of processing units are spatially separated for each processing unit performing the same processing at least during execution of the processing, for example, the solvent used for the rinsing processing does not scatter in the coating unit. The
[0056]
When the spin coater moves to the lower position, the resist
[0057]
When the resist is sufficiently applied to the
[0058]
When the drying process is completed, the coating unit SC1 discharges the rinse solvent from the rinse
[0059]
The rinsing process in the coating unit (hereinafter abbreviated as “simple rinsing process”) is performed only on the area around the surface of the
[0060]
Thereby, the range of the
[0061]
When the simple rinsing process is completed, the coating unit SC1 moves the rinse
[0062]
The transport robot TR1 starts transporting the
[0063]
Further, when the application of the resist is started in the application unit SC2, the application of the resist in the application unit SC1 is completed, and there is no competition of the resist
[0064]
6 to 8 are conceptual diagrams for comparing the processing between the conventional method and the
[0065]
In the processing by the conventional parallel processing method shown in FIG. 6, the throughput is 20 seconds / sheet by performing parallel processing using three processing units that collectively perform the coating processing 40 seconds + rinsing processing 20 seconds. ing.
[0066]
In the processing by the serial processing method shown in FIG. 7, the coating unit and the rinsing unit perform the processing by dividing the coating processing and the rinsing unit, respectively, but the processing time of the coating processing and the rinsing processing cannot be equally divided. Since the rinse unit waits for the processing in the coating unit to end, the throughput is reduced to 40 seconds / sheet.
[0067]
In the
[0068]
In general, in the present invention, when a processing unit that takes a long time for processing is defined as a “first partial processing unit”, N first partial processing units (N is an integer of 2 or more) perform parallel processing. Become. At this time, for example, the processing time of one first partial processing unit is T1, and the substrate loading time interval (= substrate dispensing time interval from the parallel configuration) is (T1 / N). It becomes. FIG. 8 shows that this time (T1 / N) is substantially the same as the processing time T2 (<T1) of another processing unit (for example, the second partial processing unit), that is, (T1 / N) = T2. The maximum throughput. On the other hand, if the processing time T1 in the first partial processing unit is significantly longer than the processing time T2 in the second partial processing unit, the first partial processing unit is still configured in parallel (T1 / N )> T2 inequality may hold. In this case, the fact that “the first processing unit is in the rate-determining stage” has not been completely solved, but the decrease in the overall throughput can be suppressed or alleviated compared with the case where N = 1. Will be.
[0069]
Returning to the explanation of the operation, when the
[0070]
Thus, by performing the rinse process including the back rinse process by the rinse unit SCR, the resist coating process can be divided into the coating process and the rinse process, and the structure of the coating unit can be simplified.
[0071]
When the rinsing process is completed, the
[0072]
The
[0073]
As described above, in the
[0074]
<2. Modification>
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made.
[0075]
For example, the resist
[0076]
In the above-described embodiment, the application units SC1 and SC2 have been described as sharing the resist
[0077]
【The invention's effect】
In the invention according to
[0078]
In the invention described in
[0079]
In the invention according to the third aspect, the throughput can be maintained particularly in the resist coating process having a high importance in the substrate processing by applying the chemical solution to the resist.
[0080]
In the invention described in
[0081]
In the fifth aspect of the invention, the spin chuck of the second partial processing unit has a smaller diameter than the spin chuck of the first partial processing unit, so that the back surface particles adhering to the first partial processing unit are washed away by the small diameter. And the amount of backside particles can be reduced.
[0082]
In the invention according to claim 6, the first partial processing unit performs the first edge rinsing process for rinsing the end surface of the substrate coated with the chemical solution, thereby transporting the substrate from the first partial processing unit. A conveyance failure can be prevented.
[0083]
According to the seventh aspect of the present invention, since the range of the substrate processed in the first edge rinse process is narrower than the range of the substrate processed in the second edge rinse process, the edge rinse included in the first partial processing unit By simplifying the function, the structure of the first partial processing unit can be simplified.
[0084]
The invention according to claim 8 further includes means for controlling only the space in which the first partial processing unit exists and at least one of temperature and humidity within a predetermined value range. Compared with the case of controlling the temperature and humidity of the space, the apparatus can be simplified.
[0085]
In the ninth aspect of the present invention, it is necessary to further include a chemical liquid nozzle for discharging the chemical liquid, and the plurality of first partial processing units share the chemical liquid nozzle with each other, thereby providing a chemical liquid nozzle for each first partial processing unit. Therefore, it is possible to reduce the cost of the apparatus and the individual difference of manufactured substrates.
[0086]
In the invention according to claim 10, the plurality of processing units are separately performed by being spatially separated for each processing unit performing the same processing at least during execution of the processing. It is possible to prevent the influence of processing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a substrate processing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of the substrate processing apparatus as seen from line II-II in FIG.
FIG. 3 is a diagram illustrating a functional configuration of an air conditioning unit and an air conditioning unit.
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of a coating unit.
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of a rinse unit.
FIG. 6 is a conceptual diagram of processing in a conventional substrate processing apparatus.
FIG. 7 is a conceptual diagram of processing in a conventional substrate processing apparatus.
FIG. 8 is a conceptual diagram of processing in the substrate processing apparatus in the present embodiment.
FIG. 9 is a flowchart in a conventional substrate processing apparatus.
FIG. 10 is a flowchart in a conventional substrate processing apparatus.
[Explanation of symbols]
1 Substrate processing equipment
2 Application processing section
21 Air-conditioning department
22 resist nozzle
221 rinse nozzle
223 Edge rinse nozzle
224 Back rinse nozzle
23 Cover
24, 27 Spin chuck
230 Bulkhead
91 substrates
CP1, CP2, CP3, CP4 Cooling unit
HP1, HP2, HP3, HP4 heat treatment unit
SC1, SC2 coating unit
SCR rinse unit
SD1, SD2 Development processing unit
TR1, TR2 Transport robot
Claims (10)
時間的に連続して同一の対象を処理対象とする一連の一の工程を、それぞれが前記処理対象の増減を伴う複数の処理として分担する複数の処理ユニットと、
前記複数の処理ユニットに基板を搬送する搬送機構と、
を備え、
少なくとも前記複数の処理ユニットが、
複数の第1部分処理ユニットと、
各第1部分処理ユニットにおける処理よりも処理時間の短い部分処理を行う第2部分処理ユニットと、
を含み、
前記対象は、基板上の特定の物質または基板に関する特定のエネルギーを含み、
前記複数の第1部分処理ユニットによる並列処理を行うことを特徴とする基板処理装置。A substrate processing apparatus,
A plurality of processing units each sharing a series of steps in which the same target is processed continuously in time as a plurality of processes accompanied by increase / decrease in the processing target,
A transport mechanism for transporting a substrate to the plurality of processing units;
With
At least the plurality of processing units are
A plurality of first partial processing units;
A second partial processing unit that performs partial processing with a processing time shorter than the processing in each first partial processing unit;
Including
The object includes a specific substance on the substrate or specific energy relating to the substrate,
A substrate processing apparatus for performing parallel processing by the plurality of first partial processing units.
前記処理対象が前記基板上に付与される薬液であり、
前記第1部分処理ユニットが、前記基板への薬液塗布処理を行うことを特徴とする基板処理装置。The substrate processing apparatus according to claim 1,
The treatment target is a chemical solution applied on the substrate,
The substrate processing apparatus, wherein the first partial processing unit performs a chemical solution coating process on the substrate.
前記薬液がレジストであることを特徴とする基板処理装置。The substrate processing apparatus according to claim 2,
The substrate processing apparatus, wherein the chemical solution is a resist.
前記基板の前記薬液のバックリンス処理を含むリンス処理を前記第2部分処理ユニットが行うことを特徴とする基板処理装置。The substrate processing apparatus according to claim 2 or 3,
The substrate processing apparatus, wherein the second partial processing unit performs a rinsing process including a back rinsing process of the chemical solution on the substrate.
前記第1部分処理ユニットおよび前記第2部分処理ユニットのそれぞれが前記基板を保持して回転させるためのスピンチャックを有し、
前記第2部分処理ユニットのスピンチャックが前記第1部分処理ユニットのスピンチャックよりも小径であることを特徴とする基板処理装置。The substrate processing apparatus according to claim 4,
Each of the first partial processing unit and the second partial processing unit has a spin chuck for holding and rotating the substrate,
The substrate processing apparatus, wherein the spin chuck of the second partial processing unit has a smaller diameter than the spin chuck of the first partial processing unit.
前記第1部分処理ユニットが、
前記薬液が塗布された前記基板の端面をリンス処理する第1エッジリンス処理を行うことを特徴とする基板処理装置。The substrate processing apparatus according to claim 2, wherein:
The first partial processing unit is
A substrate processing apparatus for performing a first edge rinsing process for rinsing an end face of the substrate to which the chemical solution is applied.
前記リンス処理が第2エッジリンス処理を含み、
前記第1エッジリンス処理において処理される前記基板の範囲が、前記第2エッジリンス処理において処理される前記基板の範囲よりも狭いことを特徴とする基板処理装置。The substrate processing apparatus according to claim 6,
The rinsing process includes a second edge rinsing process;
The substrate processing apparatus, wherein a range of the substrate processed in the first edge rinse process is narrower than a range of the substrate processed in the second edge rinse process.
前記第1部分処理ユニットが存在する空間のみ、温度および湿度のうち少なくとも一方が所定の値の範囲内に制御しうる手段をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。A substrate processing apparatus according to any one of claims 2 to 7,
The substrate processing apparatus further comprising means capable of controlling at least one of temperature and humidity within a predetermined value only in a space where the first partial processing unit exists.
前記薬液を吐出する薬液ノズルをさらに備え、
前記複数の第1部分処理ユニットが前記薬液ノズルを互いに共有することを特徴とする基板処理装置。A substrate processing apparatus according to any one of claims 2 to 8,
Further comprising a chemical nozzle for discharging the chemical liquid,
The substrate processing apparatus, wherein the plurality of first partial processing units share the chemical nozzle with each other.
前記複数の処理ユニットが、少なくとも処理の実行中において、同一の処理を行う処理ユニットごとに空間的に隔離されていることを特徴とする基板処理装置。The substrate processing apparatus according to any one of claims 1 to 9,
The substrate processing apparatus, wherein the plurality of processing units are spatially separated for each processing unit performing the same processing at least during execution of the processing.
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