JP4104882B2 - Dangling - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送電線などの絶縁体として使用される懸垂がいしに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、笠部および笠部の中央上部に一体的に突設された有底円筒形状の頭部を有するがいし本体と、頭部の外周にセメントを介して設けられたキャップ金具と、頭部の内側にセメントを介して設けられたピン金具とからなる懸垂がいしが知られている。
【0003】
図3は従来の懸垂がいしの一例の構成を示す図である。図3に示す懸垂がいし51において、52は複数の リブ53からなる笠部、54は笠部52の中央上部に一体的に突設された有底円筒形状の頭部、55は笠部52および頭部54を有する 磁器(がいし本体 )、56は頭部54の外側に設けられたキャップ金具、57は頭部54の内側に設けられたピン金具、58は頭部54の外周面とキャップ金具56との間に設けられた、キャップ金具56を固定するためのセメント、59は頭部54の内周面とピン金具57との間に設けられた、ピン金具57を固定するためのセメント、60は頭部54の外周面および内周面のそれぞれセメント58、59が接触する部分に設けられたサンドである。
【0004】
上述した従来の懸垂がいし51においては、図4に従来の懸垂がいし51における等電位線の一例をシミュレーション結果として示すように、ピン金具57側のセメント59の表面61において、また、キャップ金具56側のセメント58の表面62において、課電状態で使用すると、部分放電(コロナ)が発生し易いことが分かっている。コロナが発生すると、ラジオノイズの発生原因となる。このようなコロナの発生しない、すなわち、ラジオノイズの発生しない懸垂がいしを得るために、ANSI(American National Standard for Insulators)においてラジオ障害電圧試験(RIV:Radio-Influence Voltage test)が定められており、このRIV特性を改善させることが求められている。
【0005】
このRIV特性を改善させるための一方策として、特開平7−262845号公報において、ピン金具57側のセメント代を拡大する技術を本出願人は開示している。この例では、頭部54のピン金具57側の開口端部に、笠部52側ほど拡径される拡径面を形成し、ピン側セメント58の表面境界部をこの拡径面に形成している。また、他の方策として、がいし本体55の表面全体または一部に導電釉を設けることも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特開平7−262845号公報に開示されている例では、ある程度RIV特性を改善することはできるものの大幅な特性改善はできず、近年要求されている高いRIV特性を満たすことができない問題があった。また、全面導電釉または部分導電釉を適用した例では、生産コストがアップするとともに釉薬寿命に限界のある問題があった。
【0007】
本発明の目的は上述した課題を解消して、RIV特性を従来に比べて数段改善することができるとともに安価に生産することのできる懸垂がいしを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の懸垂がいしは、笠部および笠部の中央上部に一体的に突設された有底円筒形状の頭部を有するがいし本体と、頭部の外周にセメントを介して設けられたキャップ金具と、頭部の内側にセメントを介して設けられたピン金具とからなる懸垂がいしにおいて、外部に露出する、ピン金具側のセメント端の表面全体に、または、外部に露出する、ピン金具側のセメント端の表面全体およびキャップ金具側のセメント端の表面全体に、懸垂がいし組立時に、セメント端の表面に、砂を濃度10〜40%の塩化カルシウム水溶液に浸し、それを乾燥後粉砕したものを塗布、硬化させて形成した潮解性物質を含む層を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の懸垂がいしは、笠部および笠部の中央上部に一体的に突設された有底円筒形状の頭部を有するがいし本体と、頭部の外周にセメントを介して設けられたキャップ金具と、頭部の内側にセメントを介して設けられたピン金具とからなる懸垂がいしにおいて、外部に露出する、ピン金具側のセメント端の表面全体に、または、外部に露出する、ピン金具側のセメント端の表面全体およびキャップ金具側のセメント端の表面全体に、懸垂がいし組立後に、セメント端の表面に、ピン金具側のセメント端の表面に塗布する場合は、濃度10〜40%の塩化カルシウム水溶液を塗布し、必要に応じてキャップ金具側のセメント端の表面に塗布する場合は、濃度1〜9%の塩化カルシウム水溶液を塗布して形成した潮解性物質を含む層を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
本発明では、従来の懸垂がいしにおいて、セメントは空気の相対湿度が100%より減少すれば乾燥し始め、乾燥により体積固有抵抗が大きくなるため、セメント−磁器(がいし本体)境界面の空気層の電界が高くなり放電が起こり易くなり、これに伴ってRIV特性が低下するという事実を検討し、セメント表面に潮解性物質を含む層を設けることで、その潮解性によりセメントの乾燥を防止でき、長期に亘って安定したRIV特性が維持できることを見い出した。また、セメント表面に潮解性物質を含む層を設けることは簡単に実施できるため、懸垂がいしの生産コストを低下させることができる。
【0010】
本発明の好適例では、潮解性物質が塩化カルシウムである。また、潮解性物質を含む層が、懸垂がいし組立時に、セメント端の表面に、砂を潮解性物質の水溶液に浸し、それを乾燥後粉砕したものを塗布、硬化させて形成した層であり、その潮解性物質の水溶液が、濃度10〜40%の塩化カルシウム水溶液である。さらに、潮解性物質を含む層が、懸垂がいし組立後に、セメント端の表面に、潮解性物質の水溶液を塗布して形成した層であり、その潮解性物質の水溶液が、ピン金具側のセメント端の表面に塗布する場合は、濃度10〜40%の塩化カルシウム水溶液であり、必要に応じてキャップ金具側のセメント端の表面に塗布する場合は、濃度1〜9%の塩化カルシウム水溶液である。いずれの場合も、RIV特性をさらに改善することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の懸垂がいしの一例の構成を示す図である。図1に示す例において、本発明の懸垂がいし1は、複数の笠リブ2からなる笠部3および笠部3の中央上部に一体的に突設された有底円筒形状の頭部4を有するがいし本体5と、頭部4の外周にセメント6を介して設けられたキャップ金具7と、頭部4の内側にセメント8を介して設けられたピン金具9とから構成されている。また、10は頭部4の外周面および内周面のそれぞれセメント6、8が接触する部分に設けられたサンドである。以上の構成は従来の懸垂がいしと同じである。
【0012】
本発明の懸垂がいし1の特徴は、外部に露出する、ピン金具9側のセメント8の端部における表面11およびキャップ金具7側のセメント6の端部における表面12のそれぞれの全体に、潮解性物質を含む層13を設けた点である。ここで、電界集中はキャップ金具7側よりもピン金具9側の方が大きいため、ピン金具9側のセメント8の端部における表面11のみに潮解性物質を含む層13を設けても本発明を達成できる。ここで、「潮解性物質」とは、雰囲気例えば大気中にさらされることで、雰囲気中の水蒸気により自ら水溶液を作る固体物質をいう。
【0013】
層13を形成する潮解性物質としては、塩化カルシウムを好適に使用することができる。また、潮解性物質を含む層13は種々の方法で形成することができる。一例として、潮解性物質を含む層13を、懸垂がいし1の組立時に、セメント8、6端の表面11、12に、砂を潮解性物質の水溶液に浸し、それを乾燥後粉砕したものを塗布、硬化させて形成することができる。この際、潮解性物質の水溶液が、濃度10〜40%の塩化カルシウム水溶液であることが好ましい。砂を潮解性物質の水溶液に浸した後乾燥粉砕したものを塗布するには、粉砕物を接着剤等と混合してスラリー状にしたものを塗布することができる。この他に、粉砕物を接着剤と混合したものを予め成形し、それを表面に貼り付けることもできる。
【0014】
他の例として、潮解性物質を含む層13を、懸垂がいし1の組立後に、セメント8、6端の表面11、12に、潮解性物質の水溶液を塗布して形成することができる。この際、潮解性物質の水溶液が、ピン金具9側のセメント端8の表面11に塗布する場合は、濃度10〜40%の塩化カルシウム水溶液であり、必要に応じてキャップ金具7側のセメント6端の表面12に塗布する場合は、濃度1〜9%の塩化カルシウム水溶液であることが好ましい。この様に、ピン金具9側とキャップ金具7側とで、塩化カルシウム水溶液の濃度を変えるのは、ピン金具9側とキャップ金具7側では、ともに同一の電圧を負担しても電極(負担する箇所)の大きさが異なる為に、電極の小さいピン金具9側にはより潮解性物質を多く含む溶液を塗布し、表面状態を安定化させる必要があるためである。
【0015】
上述した構成の本発明の懸垂がいし1では、がいしのセメント表面が乾燥、湿潤する(セメント表面の抵抗値変動)ことで発生するRIV特性の劣化を、紹介性物質の潮解減少を利用してセメント表面の乾燥を防ぎ、セメント表面の抵抗をあるレベル内で長時間維持させることで、向上させることができるものと考えられる。
【0016】
以下、実際の例について説明する。
外部に露出する、ピン金具9側のセメント8の端部における表面11およびキャップ金具7側のセメント6の端部における表面12のそれぞれの全体に、潮解性物質を含む層13を設けた本発明品の懸垂がいし1と、潮解性物質を含む層13を全く設けなかった従来品の懸垂がいしとを準備した。
【0017】
本発明品の懸垂がいし1では、ピン金具9側のセメント端8の表面11に、塩化カルシウム40%水溶液に砂を浸し、それを乾燥させた後に粉砕したものを懸垂がいし1を組み立てる時にセメント8の端部における表面11全体に均一塗布し、硬化させて、潮解性物質を含む層13を形成した。また、キャップ金具7側のセメント端6の表面12に、懸垂がいし1を組み立てて硬化した後、塩化カルシウム5%水溶液を筆にてセメント6の端部における表面12に均一塗布し、自然乾燥させて、潮解性物質を含む層13を形成した。
【0018】
準備した本発明品および従来品の懸垂がいしに対し、30kV印加の課電状態で、組立硬化後3日、1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月気中に放置してRIV特性を比較した。RIV特性の比較は、ANSIに従ってラジオ雑音レベルを各5個の平均値として求め、両者の比較および使用レベルである52dBとの比較として行った。結果を図2に示す。図2の結果から、本発明品は従来品と比較して、いずれの状態でもラジオ雑音レベルが低いことがわかる。また、本発明品は、いずれの状態でもラジオ雑音レベルの使用レベルである52dBより低いのに対し、従来品は52dBをクリアできないことがわかる。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、セメント表面に潮解性物質を含む層を設けているため、その潮解性によりセメントの乾燥を防止でき、長期に亘って安定したRIV特性が維持できる。また、セメント表面に潮解性物質を含む層を設けることは簡単に実施できるため、懸垂がいしの生産コストを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の懸垂がいしの一例の構成を示す図である。
【図2】実施例における組立硬化後の気中放置日数とラジオ雑音レベルとの関係を示すグラフである。
【図3】従来の懸垂がいしの一例の構成を示す図である。
【図4】従来の懸垂がいしにおける等電位線の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 懸垂がいし、2 リブ、3 笠部、4 頭部、5 がいし本体、6、8 セメント、7 キャップ金具、9 ピン金具、10サンド、11、12 表面、13 潮解性物質を含む層[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a suspension insulator used as an insulator such as a power transmission line.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an insulator body having a head portion having a bottomed cylindrical shape integrally projecting from a cap portion and a central upper portion of the cap portion, a cap fitting provided on the outer periphery of the head portion via cement, and a head portion There is known a suspension insulator comprising a pin fitting provided inside with a cement.
[0003]
FIG. 3 is a view showing a configuration of an example of a conventional suspension insulator. In the
[0004]
In the
[0005]
As one measure for improving this RIV characteristic, the present applicant discloses a technique for expanding the cement cost on the side of the pin fitting 57 in JP-A-7-262845. In this example, a diameter-expanded surface that is enlarged toward the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the example disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-262845, the RIV characteristic can be improved to some extent, but the characteristic cannot be significantly improved, and the high RIV characteristic required in recent years cannot be satisfied. there were. Further, in the example in which the whole surface conductive or partially conductive surface is applied, the production cost is increased and the glaze life is limited.
[0007]
An object of the present invention is to solve the above-described problems and to provide a suspension that can improve the RIV characteristics by several steps compared to the conventional art and can be produced at low cost.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The suspension insulator according to the present invention includes a cap body having a head portion having a bottomed cylindrical shape integrally projecting from a cap portion and a central upper portion of the cap portion, and a cap fitting provided on the outer periphery of the head portion via cement. And a pin bracket provided on the inner side of the head via cement, exposed to the outside, exposed to the entire surface of the cement end on the pin bracket side, or exposed to the outside on the pin bracket side. The entire surface of the cement end and the entire surface of the cement end on the side of the cap bracket are suspended and assembled, and the sand is immersed in a 10 to 40% aqueous solution of calcium chloride on the surface of the cement end. A layer containing a deliquescent substance formed by coating and curing is provided.
The suspension insulator according to the present invention is provided with an insulator body having a head portion having a bottomed cylindrical shape integrally projecting from a cap portion and a central upper portion of the cap portion, and provided on the outer periphery of the head portion via cement. Pin brackets that are exposed to the outside, the entire surface of the cement end on the side of the pin bracket, or exposed to the outside, in a suspension made up of a cap bracket and a pin bracket provided inside the head via cement. When the entire cement end surface on the side and the entire cement end surface on the cap bracket side are suspended and assembled, and applied to the cement end surface and the cement end surface on the pin bracket side, the concentration is 10 to 40%. When applying a calcium chloride aqueous solution and applying it to the cement end surface on the cap fitting side as required, a layer containing a deliquescent substance formed by applying a calcium chloride aqueous solution with a concentration of 1 to 9% is provided. It is characterized in that the.
[0009]
In the present invention, in the conventional suspension insulator, the cement starts to dry when the relative humidity of the air decreases from 100%, and the volume resistivity increases by the drying, so that the air layer of the cement-porcelain (insulator body) interface By examining the fact that the electric field is high and discharge is likely to occur, and the RIV characteristics are reduced accordingly, and providing a layer containing a deliquescent material on the cement surface, drying of the cement can be prevented by its deliquescence, It has been found that stable RIV characteristics can be maintained over a long period of time. In addition, since it is easy to provide a layer containing a deliquescent material on the cement surface, the production cost of the suspension can be reduced.
[0010]
In a preferred embodiment of the invention, the deliquescent material is calcium chloride. In addition, the layer containing the deliquescent material is a layer formed by applying and curing a suspension of the deliquescent material, dipping the sand in an aqueous solution of the deliquescent material on the surface of the cement end when suspended and assembled. The aqueous solution of the deliquescent material is an aqueous calcium chloride solution having a concentration of 10 to 40%. Further, the layer containing the deliquescent material is a layer formed by applying an aqueous solution of the deliquescent material to the surface of the cement end after hanging and assembling, and the aqueous solution of the deliquescent material is applied to the cement end on the pin fitting side. When it is applied to the surface of this, it is a calcium chloride aqueous solution with a concentration of 10 to 40%. When it is applied to the surface of the cement end on the side of the cap metal fitting, it is a calcium chloride aqueous solution with a concentration of 1 to 9%. In either case, the RIV characteristics can be further improved.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an example of a suspension insulator according to the present invention. In the example shown in FIG. 1, a suspension insulator 1 according to the present invention has a cap portion 3 made up of a plurality of
[0012]
The feature of the suspension insulator 1 of the present invention is that the
[0013]
As the deliquescent material forming the
[0014]
As another example, the
[0015]
In the hanging insulator 1 of the present invention having the above-described configuration, the deterioration of the RIV characteristics caused by drying and wetting of the cement surface of the insulator (fluctuation of the resistance value of the cement surface) is used to reduce the deliquescent of the introduction material. It is thought that it can be improved by preventing the surface from drying and maintaining the resistance of the cement surface within a certain level for a long time.
[0016]
Hereinafter, an actual example will be described.
The present invention is such that a
[0017]
In the suspension insulator 1 of the present invention, when the sand is immersed in a 40% aqueous solution of calcium chloride on the
[0018]
RIV characteristics of the prepared suspensions of the present invention and the conventional products by leaving them in the air for 3 days, 1 week, 2 weeks, 1 month, 2 months, 3 months after assembly and curing in an applied state of 30 kV. Compared. The RIV characteristics were compared in accordance with ANSI by determining the radio noise level as an average value of 5 each, and comparing the two and comparing with the use level of 52 dB. The results are shown in FIG. From the results of FIG. 2, it can be seen that the radio noise level of the product of the present invention is lower in any state than the conventional product. In addition, it can be seen that the product of the present invention is lower than the use level of the radio noise level of 52 dB in any state, whereas the conventional product cannot clear 52 dB.
[0019]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, since a layer containing a deliquescent substance is provided on the cement surface, it is possible to prevent drying of the cement due to the deliquescent property, and stable RIV characteristics over a long period of time. Can be maintained. In addition, since it is easy to provide a layer containing a deliquescent material on the cement surface, the production cost of the suspension can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an example of a suspension insulator according to the present invention.
FIG. 2 is a graph showing the relationship between the number of days left in the air after assembly and curing and the radio noise level in the examples.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of an example of a conventional suspension insulator.
FIG. 4 is a diagram showing an example of an equipotential line in a conventional suspension insulator.
[Explanation of symbols]
1 Suspension, 2 ribs, 3 caps, 4 heads, 5 insulator body, 6, 8 cement, 7 cap fitting, 9 pin fitting, 10 sand, 11, 12 surface, 13 layer containing deliquescent material
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002071666A JP4104882B2 (en) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | Dangling |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002071666A JP4104882B2 (en) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | Dangling |
Publications (2)
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JP2003272458A JP2003272458A (en) | 2003-09-26 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07313653A (en) * | 1994-05-30 | 1995-12-05 | Yasuhiro Ijiri | Gloves and method of manufacturing gloves |
JP7499818B2 (en) | 2022-10-03 | 2024-06-14 | 美津濃株式会社 | Sports Gloves |
-
2002
- 2002-03-15 JP JP2002071666A patent/JP4104882B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07313653A (en) * | 1994-05-30 | 1995-12-05 | Yasuhiro Ijiri | Gloves and method of manufacturing gloves |
JP7499818B2 (en) | 2022-10-03 | 2024-06-14 | 美津濃株式会社 | Sports Gloves |
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