JP4104475B2 - Contour correction device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輪郭補正装置であり、特に映像信号等の画像データに対して輪郭補正処理を行う輪郭補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
モニター等の映像表示装置において、入力された映像信号の輪郭補正処理は、主に鮮鋭感を増すための輪郭強調、ジャギー(粗いサンプリングによる画素のギザギザ)を除去するための輪郭平滑化の二つの目的がある。
【0003】
従来より、映像信号の強調及び平滑化の処理には、局所的な領域内での空間フィルタ処理を行うのが一般的であり、図7に空間フィルタ処理におけるブロック図を、図8に水平方向3画素、垂直方向3画素領域でのフィルタ処理に用いられる代表的なフィルタ係数の一例を示す。
【0004】
しかし、これらのフィルタ処理では単一のフィルタ係数を用いるため、映像全体に対して一律な処理となり、映像内において過剰もしくは過少な補正となる部分が発生する。また、強調と平滑化が相反する処理であるために、ジャギーを除去しつつ鮮鋭感を増す処理を同時に行うことが困難である。
【0005】
これを回避する手段として特許文献1には、映像信号中に存在するエッジの方向を検出してエッジと平行な方向には平滑化、エッジと垂直な方向には微分を施したエッジ画像を作成し入力映像信号と合成することで、エッジが有効に強調されるエッジ強調装置が示されている。
【0006】
図9は、上記公報の実施例におけるブロック図であり、100は画像入力手段、101は入力画像切替手段、102は方向画像生成手段、103はエッジ検出手段、104は画像合成手段、105は画像記憶・選択手段、106は繰返制御手段、107は画像出力手段で構成されている。
【0007】
具体的な処理としては、入力画像から局所的なエッジの方向を示す方向画像を作成し、これを基に原画像に対してエッジと平行な方向にはガウシアン平滑化、垂直な方向には二次微分による強調処理を行いエッジ画像を作成、原画像と合成することで強調画像を得て、この強調画像を新たな入力画像として繰返し処理を指定回数行うことで適切な強調処理を実現している。
【0008】
また、特許文献2には、画像データの注目画素及び周辺画素に対して少なくとも四つの方向における画素の類似性を判別して、類似性の強い方向の重み比率を増やした上で周辺画素との加重平均をすることで画像の鮮鋭度を落とさずにジャギーを除去する方向依存ローパスフィルタ処理が示されている。
【0009】
図10は、上記公報の実施例における画像処理の流れ図であり、S1は画像ファイルの読み出し手段、S2は領域設定手段、S3は非類似度算出手段、S4は代表値算出手段、S5は類似度算出手段、S6は重み比重算出手段、S7は加重平均手段、S8は画像出力手段で実行される。
【0010】
具体的な処理としては、入力画像の注目画素を含む局所領域に対して少なくとも四つの方向(縦、横、斜め上、斜め下)に画素ラインを設定し、このライン毎にレベル差などの特徴を検出して各方向の画素類似性を判定、類似性の強い方向に重み比重を増やした上で注目画素に周辺画素との加重平均を行うことで、画像構造をさほど損なうことなくジャギーの補正を実現している。
【0011】
【特許文献1】
特開平7−193716号公報
【特許文献2】
特開2001−61157号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1によるエッジ強調装置では、繰返し処理により強調度の最適化を図っているため、入力画像が時系列的に次々と変化するテレビ映像のような動画信号に対して適用できない、もしくは入力画像を蓄積する多大なバッファ回路が必要となる。さらに、画像のエッジ情報のうち方向のみを利用していることから、線画等の二値画像に対しては有効であるが、階調を持つ一般的な自然画ではエッジの大小に関係なくフィルタ処理を行ってしまうため、最適な強調画像が得られないといった問題がある。
【0013】
また、特許文献2による方向依存ローパスフィルタ処理では、類似性の判別に少なくとも4つの方向による特徴量の算出が必要であり、さらに細かく加重平均する重みの方向を利用したい場合には、多くの方向による特徴量の算出が必要になり演算量の増加といった問題がある。
【0014】
本発明は、上記のような問題点を解消するために成されたもので、演算量の増加を抑え且つ動画信号処理に適した輪郭補正装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、映像信号の輪郭補正を行う輪郭補正装置において、入力映像信号のうち注目画素及びその周辺画素を用いて映像の輪郭を抽出しエッジ成分を出力するエッジ算出手段と、前記エッジ成分をパラメータとしてエッジの方向に依存した局所フィルタの係数を算出する係数算出手段と、前記フィルタ係数を用いて入力映像と局所フィルタ演算を行い輪郭補正成分を出力するフィルタ演算手段と、前記輪郭補正成分に対してエッジの大きさで規格化を行う規格化演算手段と、規格化演算後の輪郭補正成分と入力信号を合成して出力する加算手段とを備えた輪郭補正装置である。
【0016】
また、本発明は、上記エッジ算出手段は、注目画素の周辺画素から画素値勾配を算出し、水平成分及び垂直成分の二成分を出力する手段を有する輪郭補正装置である。
【0017】
そして、本発明は、上記係数算出手段は、フィルタ係数がエッジの方向をパラメータとする三角関数で表現され、エッジ算出手段の出力であるエッジ成分のみから算出することができ、フィルタ係数がエッジの方向に依存した平滑化処理となるように出力する手段を有する輪郭補正装置である。
【0018】
更に、本発明は、上記係数算出手段は、フィルタ係数がエッジの方向をパラメータとする三角関数で表現され、エッジ算出手段の出力であるエッジ成分のみから算出することができ、フィルタ係数がエッジの方向に依存した強調処理となるように出力する手段を有する輪郭補正装置である。
【0019】
また、本発明は、上記係数算出手段は、フィルタ係数がエッジの方向をパラメータとする三角関数で表現され、エッジ算出手段の出力であるエッジ成分のみから算出することができ、フィルタ係数がエッジの方向には平滑化処理、垂直方向には強調処理となるように出力する手段を有する輪郭補正装置である。
【0020】
そして、本発明は、上記規格化演算手段は、エッジ算出手段の出力であるエッジ成分を用いてエッジの大きさ(エッジ強度)を算出し、これを理論上算出され得る最大エッジ強度、又は注目画素周辺領域などの局所領域内の最大値及び最小値から算出される最大エッジ強度によって規格化し、エッジ強度に依存した輪郭補正成分となるように出力する手段を有する輪郭補正装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明の輪郭補正装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。
【0022】
実施形態1を説明する。本実施形態の輪郭補正装置は、例えば図1に示すブロック図のように構成される。図1の構成において、1は入力映像INPUTのうち注目画素及びその周辺画素を用いて映像の輪郭を抽出しエッジ成分EH、EVを出力するエッジ算出器、2はエッジ成分EH、EVをパラメータとして局所フィルタ係数F1〜F9を算出する係数算出器、3はフィルタ係数F1〜F9を用いてINPUTと局所フィルタ演算を行い輪郭補正成分DEを出力するフィルタ演算器、4はエッジ成分EH、EVからエッジ強度を算出し輪郭補正成分DEに対して規格化演算を行い規格化輪郭補正成分NEを出力する規格化演算器、5は規格化演算後の輪郭補正成分NEとINPUTを合成して出力する加算器である。
【0023】
この装置において、エッジ算出器1はINPUTの注目画素及びその周辺画素を用いて映像の輪郭を抽出し、互いに直交する二つのエッジ成分、例えば映像に対して平行なエッジ成分EH、垂直なエッジ成分EVを算出して出力する。
【0024】
図2は、エッジ算出器1の構成の一例を示すブロック図であり、6はINPUTに対する注目画素の周辺領域を設定する局所領設定器、7は前記周辺領域から画素値勾配の水平成分EHを算出する水平成分算出器、8は前記周辺領域から画素値勾配の垂直成分EVを算出する垂直成分算出器である。
【0025】
係数算出器2は、エッジの方向θをパラメータとする三角関数で表現されるエッジの方向に依存した平滑化、又は強調処理となるフィルタ係数F1〜F9を算出する。
【0026】
図3は、エッジの方向に平滑化処理を行うためのフィルタ係数の一例を示す表であり、3x3の枡目内の値は局所フィルタ係数を表し、中央が注目画素に対する重み係数、そのまわりが周辺画素に対する重み係数を表している。このフィルタ係数のうち左上の位置F1における係数値の変化を見ると、θ=135[deg]の場合のみ1となっている。つまり、θ=135[deg]で1となり、それ以外で0を取るような周期関数を係数値とすることで、複数のフィルタを準備することなくエッジ方向に依存したフィルタ処理が可能である。
【0027】
さらに、前記周期関数をθをパラメータとする三角関数で表現することで、周期関数の計算においてエッジ算出手段1の出力であるエッジ成分EH、EVから三角関数の演算を行う必要がなくなる。つまりθとEH、EVの間には、
EH=sqrt(EH*EH+EV*EV)*cosθ (式1)
EV=sqrt(EH*EH+EV*EV)*sinθ (式2)
の関係があるため、三角関数をEHとEVに置き換えて演算することができる。
【0028】
図4は、θをパラメータとする三角関数によってフィルタ係数を表した一例を示したものであり、これをエッジ成分EHとEVで置き換えたものが図5である。これにより、複雑な周期関数の演算をせずにエッジ方向に依存したフィルタ係数がエッジ成分のみから得られる。
【0029】
また、前記係数値において注目画素の位置F5を2とし、その他を符号反転することでエッジ方向に強調するフィルタ処理、F1とF3、F2とF4、F6とF8、F7とF9の係数値を入れ換えることによりエッジと垂直な方向にフィルタ処理を行うことができるため、エッジ方向には平滑化を、垂直方向には強調処理を行うことでジャギーを抑制しつつ輪郭強調を行うことが可能である。
【0030】
フィルタ演算器3は、係数算出器3の出力であるフィルタ係数F1〜F9を用いてINPUTと局所フィルタ演算を行い、輪郭補正成分DEを出力する。
【0031】
規格化演算器4は、エッジ方向のみから算出されたDEに対して、エッジ成分EH、EVからエッジの大きさ(エッジ強度)を算出し、理論上算出され得る最大エッジ強度と除算した規格化因子を用いて、DEと乗算することで規格化演算を行う。これによりエッジの大きさに依存した輪郭補正成分NEが算出される。また最大エッジ強度として、理論上入力映像の取り得る最大値及び最小値を用いる以外にも、注目画素の周辺画素領域などの局所領域内の最大値及び最小値を用いて規格化演算を行うことで、比較的小さなエッジ成分に対しても適用可能な輪郭補正を行うことができる。
【0032】
図6は、規格化演算器4の構成の一例を示すブロック図であり、エッジ成分EH、EVからエッジ強度を算出し出力するエッジ強度算出器10、最大エッジ強度にINPUTの取り得る値を用いるか局所領域内の値を用いるかを選択する選択器12、選択器12の出力を用いて最大エッジ強度を算出し出力する最大エッジ強度算出器13、エッジ強度と最大エッジ強度を除算する除算器11、DEを規格化するための乗算器9である。
【0033】
加算器5は、INPUTと輪郭補正成分NEを加算したのちに出力映像OUTPUTとして出力する。
【0034】
以上実施形態1で説明したように、本発明の輪郭補正装置は、鮮鋭感を増すための輪郭強調処理及びジャギーを除去するための輪郭平滑化処理に関して、映像信号のエッジ成分を算出し、その方向及び強度によって強調及び平滑化を行うことで、繰返し処理の必要がなく適切な輪郭補正処理を行うことができる効果がある。
【0035】
また、本発明の輪郭補正装置は、強調及び平滑化を行うフィルタ係数をエッジの方向をパラメータとする三角関数で表現することで、フィルタ係数を水平エッジ成分及び垂直エッジ成分のみから算出することができ、複雑な演算を必要とせずにエッジ方向に依存したフィルタ係数を算出できる効果がある。
【0036】
そして、本発明の輪郭補正装置は、エッジの方向に対して平行な方向にのみ平滑化処理を行うことにより、輪郭構造を維持しつつ映像信号に含まれるジャギーを除去することができる効果がある。
【0037】
更に、本発明の輪郭補正装置は、エッジ成分の大きさで輪郭補正成分を規格化演算する際に、局所領域内の最大値及び最小値を用いることで比較的小さなエッジ成分に対しても適切な輪郭補正を行うことができる効果がある。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、演算量の増加を抑え且つ動画信号処理に適した輪郭補正装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の輪郭補正装置の構成の一例を示すブロック図。
【図2】実施形態1におけるエッジ算出器の構成の一例を示すブロック図。
【図3】一般的なフィルタ処理によるエッジの方向に平滑化処理を行うためのフィルタ係数の一例の説明図。
【図4】実施形態1における係数算出器によるフィルタ係数をエッジ方向をパラメータとした三角関数で表現した一例を示すフィルタ係数値を説明する図表。
【図5】実施形態1における係数算出器によるフィルタ係数を水平エッジ成分と垂直エッジ成分で表現した一例を示すフィルタ係数値を説明する図表。
【図6】実施形態1における規格化演算器の構成の一例を示すブロック図。
【図7】従来の空間フィルタ処理の基本的な構成を示すブロック図。
【図8】従来の空間フィルタ処理におけるフィルタ係数の一例の説明図。
【図9】従来の輪郭強調装置の基本的な構成を示すブロック図。
【図10】従来の輪郭強調装置における処理の手順を示す流れ図。
【符号の説明】
1 エッジ算出器
2 係数算出器
3 フィルタ演算器
4 規格化演算器
5 加算器
6 局所領域設定器
7 水平成分算出器
8 垂直成分算出器
9 乗算器
10 エッジ強度算出器
11 除算器
12 選択器
13 最大エッジ強度算出器
100 画像入力手段
101 入力画像切替手段
102 方向画像生成手段
103 エッジ検出手段
104 画像合成手段
105 画像記憶・選択手段
106 繰返制御手段
107 画像出力手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a contour correction device, and more particularly to a contour correction device that performs contour correction processing on image data such as a video signal.
[0002]
[Prior art]
In a video display device such as a monitor, the contour correction processing of an input video signal mainly includes contour enhancement for increasing sharpness and contour smoothing for removing jaggies (jagged pixels due to rough sampling). There is a purpose.
[0003]
Conventionally, for the enhancement and smoothing processing of video signals, it is common to perform spatial filtering within a local region. FIG. 7 shows a block diagram of spatial filtering, and FIG. An example of a typical filter coefficient used for the filtering process in the 3-pixel region and the 3-pixel region in the vertical direction is shown.
[0004]
However, since a single filter coefficient is used in these filter processes, the entire image is uniformly processed, and a portion that is excessive or undercorrected in the image is generated. Moreover, since enhancement and smoothing are contradictory processes, it is difficult to simultaneously perform a process of increasing sharpness while removing jaggies.
[0005]
As means for avoiding this,
[0006]
FIG. 9 is a block diagram in the embodiment of the above publication, in which 100 is an image input means, 101 is an input image switching means, 102 is a direction image generation means, 103 is an edge detection means, 104 is an image composition means, and 105 is an image. Storage / selection means, 106 a repeat control means, and 107 an image output means.
[0007]
Specifically, a direction image indicating the direction of the local edge is created from the input image, and based on this, Gaussian smoothing is performed in the direction parallel to the edge with respect to the original image, and two in the vertical direction. Creates an edge image by performing enhancement processing by second derivative, and obtains an enhanced image by combining it with the original image, and realizes appropriate enhancement processing by repeating this processing a specified number of times using this enhanced image as a new input image. Yes.
[0008]
Further, in
[0009]
FIG. 10 is a flowchart of image processing in the embodiment of the above publication. S1 is an image file reading unit, S2 is an area setting unit, S3 is a dissimilarity calculating unit, S4 is a representative value calculating unit, and S5 is a similarity. The calculation means, S6 is a weight specific gravity calculation means, S7 is a weighted average means, and S8 is executed by an image output means.
[0010]
Specifically, pixel lines are set in at least four directions (vertical, horizontal, diagonally up, diagonally down) with respect to the local region including the target pixel of the input image, and a feature such as a level difference is set for each line. Detecting pixel similarity in each direction, increasing the weight specific gravity in the direction of strong similarity, and performing weighted averaging of the target pixel with surrounding pixels to correct jaggies without significantly damaging the image structure Is realized.
[0011]
[Patent Document 1]
JP-A-7-193716 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-61157
[Problems to be solved by the invention]
However, since the edge enhancement device according to
[0013]
Further, in the direction-dependent low-pass filter processing according to
[0014]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a contour correction device that suppresses an increase in calculation amount and is suitable for moving image signal processing.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides an edge correction device that performs edge correction of a video signal, extracts an edge of a video using an attention pixel and its peripheral pixels from an input video signal, and outputs an edge component; and A coefficient calculating unit that calculates a coefficient of a local filter depending on an edge direction as a parameter; a filter calculating unit that performs a local filter operation on an input image using the filter coefficient and outputs a contour correction component; and a contour correction component On the other hand, it is a contour correction device including a normalization calculation unit that performs normalization based on the size of an edge, and an addition unit that synthesizes and outputs a contour correction component after the normalization calculation and an input signal.
[0016]
Further, the present invention is the contour correction device, wherein the edge calculating means has means for calculating a pixel value gradient from the peripheral pixels of the target pixel and outputting two components of a horizontal component and a vertical component.
[0017]
In the present invention, the coefficient calculating means can calculate the filter coefficient from only an edge component that is an output of the edge calculating means, wherein the filter coefficient is expressed by a trigonometric function having the edge direction as a parameter, and the filter coefficient is the edge coefficient. It is a contour correction apparatus having means for outputting so as to perform a smoothing process depending on a direction.
[0018]
Further, according to the present invention, the coefficient calculation means can calculate the filter coefficient from only an edge component that is an output of the edge calculation means, wherein the filter coefficient is expressed by a trigonometric function having the edge direction as a parameter. It is an outline correction device having means for outputting so as to perform enhancement processing depending on the direction.
[0019]
Further, according to the present invention, the coefficient calculation means can be calculated from only the edge component that is an output of the edge calculation means, wherein the filter coefficient is expressed by a trigonometric function with the edge direction as a parameter, and the filter coefficient is the edge coefficient. The contour correction apparatus has means for outputting so as to perform smoothing processing in the direction and enhancement processing in the vertical direction.
[0020]
In the present invention, the normalization calculation means calculates an edge size (edge strength) using an edge component which is an output of the edge calculation means, and the maximum edge strength that can be theoretically calculated, or attention This is a contour correction apparatus having means for normalizing by the maximum edge strength calculated from the maximum value and the minimum value in a local region such as a pixel peripheral region and outputting the contour correction component depending on the edge strength.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
An embodiment of a contour correcting device of the present invention will be described based on the drawings.
[0022]
[0023]
In this apparatus, the
[0024]
FIG. 2 is a block diagram showing an example of the configuration of the
[0025]
The
[0026]
FIG. 3 is a table showing an example of the filter coefficient for performing the smoothing process in the edge direction. The value in the 3 × 3 square represents the local filter coefficient, the center is the weighting coefficient for the pixel of interest, and the surroundings are It represents the weighting factor for the surrounding pixels. Looking at the change of the coefficient value at the upper left position F1 among the filter coefficients, it is 1 only when θ = 135 [deg]. In other words, by using a periodic function that takes 1 when θ = 135 [deg] and takes 0 otherwise, the filter processing depending on the edge direction is possible without preparing a plurality of filters.
[0027]
Furthermore, by expressing the periodic function as a trigonometric function with θ as a parameter, it is not necessary to perform a trigonometric function calculation from the edge components EH and EV which are the outputs of the edge calculating means 1 in the calculation of the periodic function. In other words, between θ and EH and EV,
EH = sqrt (EH * EH + EV * EV) * cos θ (Formula 1)
EV = sqrt (EH * EH + EV * EV) * sin θ (Formula 2)
Therefore, the trigonometric function can be replaced with EH and EV for calculation.
[0028]
FIG. 4 shows an example in which the filter coefficient is represented by a trigonometric function having θ as a parameter, and FIG. 5 shows a case where this is replaced with edge components EH and EV. Thereby, the filter coefficient depending on the edge direction can be obtained only from the edge component without calculating a complicated periodic function.
[0029]
In the coefficient value, the filter processing for emphasizing the position F5 of the target pixel in the edge direction and emphasizing the other in the edge direction by reversing the sign, F1 and F3, F2 and F4, F6 and F8, and F7 and F9 are replaced As a result, the filter processing can be performed in the direction perpendicular to the edge, so that the edge enhancement can be performed while suppressing jaggies by performing smoothing in the edge direction and enhancement processing in the vertical direction.
[0030]
The filter calculator 3 performs an INPUT and local filter calculation using the filter coefficients F1 to F9 that are the outputs of the coefficient calculator 3, and outputs a contour correction component DE.
[0031]
The
[0032]
FIG. 6 is a block diagram showing an example of the configuration of the
[0033]
The
[0034]
As described above in the first embodiment, the contour correction apparatus according to the present invention calculates the edge component of the video signal regarding the contour enhancement processing for increasing the sharpness and the contour smoothing processing for removing jaggies. By emphasizing and smoothing according to the direction and intensity, there is an effect that an appropriate contour correction process can be performed without the need for repeated processes.
[0035]
In addition, the contour correction apparatus of the present invention can calculate the filter coefficient from only the horizontal edge component and the vertical edge component by expressing the filter coefficient for emphasizing and smoothing by a trigonometric function with the edge direction as a parameter. The filter coefficient depending on the edge direction can be calculated without requiring a complicated calculation.
[0036]
The contour correction device of the present invention has an effect of removing jaggy contained in the video signal while maintaining the contour structure by performing the smoothing process only in the direction parallel to the edge direction. .
[0037]
Furthermore, the contour correction apparatus according to the present invention is suitable for a relatively small edge component by using the maximum value and the minimum value in the local region when the contour correction component is normalized by the size of the edge component. There is an effect that a correct contour correction can be performed.
[0038]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to obtain a contour correction device that suppresses an increase in the amount of computation and is suitable for moving image signal processing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating an example of a configuration of a contour correction apparatus according to a first embodiment.
FIG. 2 is a block diagram showing an example of the configuration of an edge calculator in the first embodiment.
FIG. 3 is an explanatory diagram of an example of a filter coefficient for performing a smoothing process in an edge direction by a general filter process.
FIG. 4 is a table for explaining filter coefficient values showing an example in which filter coefficients obtained by the coefficient calculator according to the first embodiment are expressed by a trigonometric function with an edge direction as a parameter.
FIG. 5 is a table for explaining filter coefficient values showing an example in which filter coefficients obtained by the coefficient calculator according to the first embodiment are expressed by horizontal edge components and vertical edge components;
FIG. 6 is a block diagram showing an example of the configuration of a normalization calculator in the first embodiment.
FIG. 7 is a block diagram showing a basic configuration of conventional spatial filter processing.
FIG. 8 is an explanatory diagram of an example of a filter coefficient in conventional spatial filter processing.
FIG. 9 is a block diagram showing a basic configuration of a conventional contour emphasizing apparatus.
FIG. 10 is a flowchart showing a processing procedure in a conventional contour emphasizing apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
入力映像信号のうち注目画素及びその周辺画素を用いて映像の輪郭を抽出しエッジ成分を出力するエッジ算出手段と、前記エッジ成分をパラメータとしてエッジの方向に依存した局所フィルタの係数を算出する係数算出手段と、前記フィルタ係数を用いて入力映像と局所フィルタ演算を行い輪郭補正成分を出力するフィルタ演算手段と、前記輪郭補正成分に対してエッジの大きさで規格化を行う規格化演算手段と、規格化演算後の輪郭補正成分と入力信号とを合成して出力する加算手段とを備え、
前記係数算出手段は、フィルタ係数がエッジの方向をパラメータとする三角関数で表現され、エッジ算出手段の出力であるエッジ成分のみから算出することができ、フィルタ係数がエッジの方向に依存した強調処理となるように出力する手段を有することを特徴とする輪郭補正装置。In a contour correction device that performs contour correction of a video signal,
Edge calculation means for extracting the edge of the video using the target pixel and its surrounding pixels from the input video signal and outputting an edge component, and a coefficient for calculating the coefficient of the local filter depending on the edge direction using the edge component as a parameter A calculation means; a filter calculation means for performing a local filter operation on the input image using the filter coefficient and outputting a contour correction component; and a normalization calculation means for normalizing the contour correction component with an edge size. And an adding means for combining and outputting the contour correction component after normalization calculation and the input signal ,
The coefficient calculating means is expressed by a trigonometric function whose filter coefficient is an edge direction as a parameter, can be calculated only from an edge component that is an output of the edge calculating means, and an enhancement process in which the filter coefficient depends on the edge direction contour correcting device according to claim Rukoto to have a means for outputting so as to.
入力映像信号のうち注目画素及びその周辺画素を用いて映像の輪郭を抽出しエッジ成分を出力するエッジ算出手段と、前記エッジ成分をパラメータとしてエッジの方向に依存した局所フィルタの係数を算出する係数算出手段と、前記フィルタ係数を用いて入力映像と局所フィルタ演算を行い輪郭補正成分を出力するフィルタ演算手段と、前記輪郭補正成分に対してエッジの大きさで規格化を行う規格化演算手段と、規格化演算後の輪郭補正成分と入力信号とを合成して出力する加算手段とを備え、
前記係数算出手段は、フィルタ係数がエッジの方向をパラメータとする三角関数で表現され、エッジ算出手段の出力であるエッジ成分のみから算出することができ、フィルタ係数がエッジの方向に依存した強調処理となるように出力する手段を有することを特徴とする輪郭補正装置。 In a contour correction device that performs contour correction of a video signal,
Edge calculation means for extracting the edge of the video using the target pixel and its surrounding pixels from the input video signal and outputting an edge component, and a coefficient for calculating the coefficient of the local filter depending on the edge direction using the edge component as a parameter A calculation means; a filter calculation means for performing a local filter operation on the input image using the filter coefficient and outputting a contour correction component; and a normalization calculation means for normalizing the contour correction component with an edge size. And an adding means for combining and outputting the contour correction component after normalization calculation and the input signal,
The coefficient calculating means is expressed by a trigonometric function whose filter coefficient is an edge direction as a parameter, can be calculated only from an edge component that is an output of the edge calculating means, and an enhancement process in which the filter coefficient depends on the edge direction A contour correction apparatus having means for outputting so that
入力映像信号のうち注目画素及びその周辺画素を用いて映像の輪郭を抽出しエッジ成分を出力するエッジ算出手段と、前記エッジ成分をパラメータとしてエッジの方向に依存した局所フィルタの係数を算出する係数算出手段と、前記フィルタ係数を用いて入力映像と局所フィルタ演算を行い輪郭補正成分を出力するフィルタ演算手段と、前記輪郭補正成分に対してエッジの大きさで規格化を行う規格化演算手段と、規格化演算後の輪郭補正成分と入力信号とを合成して出力する加算手段とを備え、
前記係数算出手段は、フィルタ係数がエッジの方向をパラメータとする三角関数で表現され、エッジ算出手段の出力であるエッジ成分のみから算出することができ、フィルタ係数がエッジの方向には平滑化処理、垂直な方向には強調処理となるように出力する手段を有することを特徴とする輪郭補正装置。 In a contour correction device that performs contour correction of a video signal,
Edge calculation means for extracting the edge of the video using the target pixel and its surrounding pixels from the input video signal and outputting an edge component, and a coefficient for calculating the coefficient of the local filter depending on the edge direction using the edge component as a parameter A calculation means ; a filter calculation means for performing a local filter operation on the input image using the filter coefficient and outputting a contour correction component; and a normalization calculation means for normalizing the contour correction component with an edge size. And an adding means for combining and outputting the contour correction component after normalization calculation and the input signal,
The coefficient calculation means is expressed by a trigonometric function whose filter coefficient is the edge direction as a parameter, can be calculated only from an edge component that is an output of the edge calculation means, and the filter coefficient is smoothed in the edge direction. A contour correcting apparatus comprising means for outputting so as to perform enhancement processing in a vertical direction .
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