JP4103223B2 - Karaoke equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、接続を容易にしたカラオケ装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
一般的な業務用カラオケ装置は、本体、DVD(CD−ROM)チェンジャ、アンプ、ボイスアダプタなどの複数の機器で構成されている。各機器は、同期して動作し互いにディジタルデータ、アナログ信号などを送受信しているため、各装置の背面には多くのコネクタが設けられ、各機器間にはケーブルが張りめぐらされ、その接続は極めて複雑であった。
【0003】
このため、機器の設置は、サービスマンしかすることができず手間が掛かるうえ、サービスマンであっても結線を間違える場合があった。さらに、移設する場合などもケーブルを外して移動したのち、再度ケーブルを接続する必要があり、サービスマンでなければできないという問題点があった。
【0004】
この発明は、複数の機器間の接続を容易にしたカラオケ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、モニタ、アンプなどの複数の機器で構成されるカラオケ装置において、該複数の機器を収納するラックの背板に光ファイバを敷設し、前記複数の機器の背面の前記光ファイバに対向する位置に、該機器をラックに収納したとき前記光ファイバと当接するように光伝送路の端部を設け、該光伝送路および前記光ファイバを介してデータを送受信するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施形態であるカラオケ装置の機器構成を示す図である。カラオケ装置は、本体1、ボイスアダプタ2、アンプ3、DVDチェンジャ4、モニタ5およびステレオスピーカ(図示せず)で構成されている。また、カラオケ装置の一部として、図示しない歌唱用マイクロホン、赤外線リモコン装置も別体で設けられている。歌唱用マイクロホンはVHFのFM信号でアンプ3に歌唱音声信号を送信する。赤外線リモコン装置はコード変調された赤外線信号を本体1に送信する。本体1,ボイスアダプタ2、アンプ3、DVDチェンジャ4は同じ幅,奥行きが同じ寸法になるように構成されており、ラック10に縦に収納されている。
【0007】
本体1は、楽曲データに基づいてカラオケ演奏音を発生する演奏機能、利用者からのリクエストを受け付ける選曲予約機能、DVDチェンジャ4が再生した背景映像に歌詞のスーパーインポーズを合成する映像処理機能などを備え、このカラオケ装置全体を制御するものである。
【0008】
ボイスアダプタ2は、歌唱者の歌唱のピッチずれを補正したり、歌唱者の歌唱に対してハーモニー音声を付加するなどの音声処理機能を担当するものであり、カラオケ装置本体1から動作を制御されるとともにハーモニー旋律データなどのデータを受信する。また、アンプ3から歌唱音声信号を受信するとともに、処理した歌唱音声信号やハーモニー音声信号をアンプ3に返送する。
【0009】
アンプ3は図示しない歌唱用マイクから歌唱音声を受信するとともにカラオケ装置本体1からカラオケ演奏音信号を受信し、ボイスアダプタ2からハーモニー音声信号などを受信し、これらをミキシングしてスピーカに出力する。アンプ3とスピーカはコードで接続してもよく、FM信号で送信するようにしてもよい。FM信号で送信する場合には、スピーカを駆動するメインアンプは各スピーカ側に内蔵する。
【0010】
DVDチェンジャ4は、背景映像を再生するともに、曲データ用ディスクに書き込まれている定番曲の楽曲データを読み出してカラオケ装置本体1に送信する。DVDに記録されている動画映像はMPEG圧縮されているが、MPEGデコーダは、DVDチェンジャ4に内蔵してもよく、カラオケ装置本体1に設けるようにしてもよい。MPEGデコーダをDVDチェンジャ4に内蔵した場合には、再生したアナログの映像信号をカラオケ装置本体1に送信する。MPEGデコーダをカラオケ装置本体1に設けた場合には、DVDチェンジャ4はデータを読み出してそのままカラオケ装置本体に伝送し、カラオケ装置本体1がこのデータをデコードして映像信号を再生する。
モニタ5は、カラオケ装置本体1から映像信号を受信してCRTに表示する。
【0011】
図2は、同カラオケ装置の背面構成およびラック10の背板の構成を示す図である。同図(A)において、ラック10の背板11上には、5本のレール11a〜11eが形成されている。このレール11a〜11eは、断面コ字状(図3参照)に形成されており、各レール内には光ファイバ12a〜12eが敷設されている。この光ファイバ12は、単心の軟性樹脂ファイバであり、側面から押さえることによって変形し、伝送光の漏れを生じさせることができる。また、光ファイバ12a〜12eの両端はキャップされ、外乱光の侵入を防止している。
【0012】
また、同図(B)に示すように、カラオケ装置の各機器の背面には、赤外線入出力端子13がそれぞれ対応する位置に突出して設けられている。赤外線入出力端子13は、図3に示すように前記光ファイバ11の側面に圧接する硬質のファイバの先端部で構成されており、圧接して軟質の光ファイバ12を変形させることにより、該光ファイバにレーザ光の伝送漏れを生じさせ、入出力端子13から光ファイバ12内にレーザ光信号を送り込んだり、光ファイバ12内を伝送している光信号を取り込んだりすることができる。入出力端子13には、各機器のデータ送受信インタフェースが接続されている。インタフェースとしては、IEEE1394やUSBインタフェースをこの光ファイバ伝送に適合させたものを用いればよい。
【0013】
カラオケ装置本体1の背面には、光ファイバ12a,12b,12c,12dに対向する位置に赤外線入出力端子13(13−1a,13−1b,13−1c,13−1d)が設けられている。また、ボイスアダプタ2の背面には、光ファイバ11aおよび12eに対向する位置に赤外線入出力端子13(13−2a,13−2e)が設けられている。これにより、カラオケ装置本体1とボイスアダプタ2とは光ファイバ12aを介して制御信号やデータの送受信を行う。
【0014】
また、アンプ3の背面には、光ファイバ12bおよび12eに対向する位置に赤外線入出力端子13(13−3b,13−3e)が設けられている。これにより、カラオケ装置本体1とアンプ3とは光ファイバ12bを介して制御信号やカラオケ演奏音の送受信を行う。さらに、ボイスアダプタ2とアンプ3とは光ファイバ12eを介して音声信号の送受信を行う。
【0015】
DVDチェンジャ4の背面には、光ファイバ12cに対向する位置に赤外線入出力端子13(13−4c)が設けられている。これにより、カラオケ装置本体1とDVDチェンジャ4とは光ファイバ12cを介して映像信号(MPEGデータ)の送受信および制御信号の送受信を行う。
【0016】
また、モニタ5の背面には、光ファイバ12dに対向する位置に赤外線入出力端子13(13−5d)が設けられている。これにより、モニタ5は光ファイバ12dを介してカラオケ装置本体1から映像信号を受信する。この映像信号はアナログの信号である。
【0017】
このように、各機器をラック10に収納するのみで、赤外線入出力端子13が光ファイバ12と圧接し、光ファイバを介したデータ伝送が可能になるため、設置が容易であり、各機器をどの順番で積み重ねてラックに収納しても接続されるため自由度も高い。
【0018】
なお、上記実施形態では、複数の光ファイバを用い、各光ファイバは機器を1対1で接続するようにしているが、1本の光ファイバ上に全ての機器を接続してLAN方式でデータ伝送を行うようにしてもよい。この場合には、映像信号の伝送のみ別の線で行うか、または、極めて高速の伝送プロトコルを用いて映像信号もパケットで伝送するようにすればよい。
【0019】
また、ケーブルを用いずに無線でデータ伝送を行うようにすることもできる。赤外線信号をラック背面に照射し、ラック背面での反射光を他の機器が受光してデータ伝送するようにしてもよい。各機器毎に変調周波数を変えておくことにより、混信することなくデータ伝送をすることができる。
【0020】
上記実施形態では、各機器間のデータ伝送方式について説明したが、赤外線リモコン装置とカラオケ装置本体1との伝送方式もIrDAプロトコルで行うことにより、IrDAインタフェースを有するいわゆるモバイル端末から曲のリクエストを行うことができるようになる。そして、モバイル端末は種々の情報処理機能を備えているため、事前に複数の曲の曲番号を演奏順にプログラムしておき、これを一気にカラオケ装置本体1に伝送するなどの方式も可能になる。
【0021】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、カラオケ装置を構成する複数の機器をラックに収納するのみで、伝送線である光ファイバ線への接続が完了するため、接続が極めて容易になるとともに、ラックへの積み重ね順も任意であるため、自由度も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置の機器構成図
【図2】同カラオケ装置のラック背板および各機器の背面を示す図
【図3】光ファイバと赤外線入出力端子との接続形態を示す図
【符号の説明】
1…カラオケ装置本体、2…ボイスアダプタ、3…アンプ、4…DVDチェンジャ、5…モニタ
10…ラック、11a〜11e…レール、12a〜12e…光ファイバ、13…赤外線入出力端子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a karaoke apparatus that facilitates connection.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
A general commercial karaoke apparatus is composed of a plurality of devices such as a main body, a DVD (CD-ROM) changer, an amplifier, and a voice adapter. Since each device operates synchronously and sends and receives digital data, analog signals, etc., there are many connectors on the back of each device, cables are stretched between each device, and the connection is It was extremely complex.
[0003]
For this reason, the installation of the equipment can only be performed by a serviceman, which is troublesome, and even the serviceman sometimes makes a mistake in the connection. Furthermore, when moving, there is a problem that it is necessary to connect the cable again after moving it after removing the cable, and this can only be done by a service person.
[0004]
An object of this invention is to provide the karaoke apparatus which made the connection between several apparatuses easy.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a karaoke apparatus composed of a plurality of devices such as a monitor and an amplifier, wherein an optical fiber is laid on a back plate of a rack that houses the plurality of devices, and faces the optical fibers on the back of the plurality of devices. An end of an optical transmission line is provided at a position where the device comes into contact with the optical fiber when the device is stored in a rack, and data is transmitted and received through the optical transmission line and the optical fiber. And
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram showing a device configuration of a karaoke apparatus according to an embodiment of the present invention. The karaoke apparatus includes a
[0007]
The
[0008]
The
[0009]
The
[0010]
The DVD changer 4 reproduces the background video and reads out the music data of the standard music written on the music data disk and transmits it to the
The
[0011]
FIG. 2 is a view showing the back configuration of the karaoke apparatus and the configuration of the back plate of the
[0012]
Further, as shown in FIG. 5B, infrared input /
[0013]
An infrared input / output terminal 13 (13-1a, 13-1b, 13-1c, 13-1d) is provided on the back surface of the
[0014]
In addition, an infrared input / output terminal 13 (13-3b, 13-3e) is provided on the back surface of the
[0015]
On the back surface of the DVD changer 4, an infrared input / output terminal 13 (13-4c) is provided at a position facing the
[0016]
An infrared input / output terminal 13 (13-5d) is provided on the back surface of the
[0017]
Thus, only accommodates various devices in the
[0018]
In the above embodiment, a plurality of optical fibers, each optical fiber is to be connected to equipment in a one-to-one, the data in the LAN system to connect all devices on a single optical fiber Transmission may be performed. In this case, only the transmission of the video signal may be performed on a separate line, or the video signal may be transmitted in packets using an extremely high-speed transmission protocol.
[0019]
It is also possible to perform data transmission wirelessly without using a cable. An infrared signal may be applied to the rear surface of the rack, and reflected light from the rear surface of the rack may be received by another device to transmit data. By changing the modulation frequency for each device, data transmission can be performed without interference.
[0020]
In the above embodiment, the data transmission method between the devices has been described. However, the transmission method between the infrared remote control device and the karaoke device
[0021]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the connection to the optical fiber line as the transmission line is completed only by housing the plurality of devices constituting the karaoke apparatus in the rack, the connection becomes extremely easy, and the rack Since the stacking order is arbitrary, the degree of freedom is high.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing the configuration of a karaoke apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a rack back plate of the karaoke apparatus and the back of each apparatus. Figure showing form 【Explanation of symbols】
DESCRIPTION OF
Claims (1)
該複数の機器を収納するラックの背板に光ファイバを敷設し、
前記複数の機器の背面の前記光ファイバに対向する位置に、該機器をラックに収納したとき前記光ファイバと当接するように光伝送路の端部を設け、
該光伝送路および前記光ファイバを介してデータを送受信するようにしたカラオケ装置。In karaoke equipment composed of multiple devices such as monitors and amplifiers,
Laying optical fibers on the back plate of the rack that houses the plurality of devices,
At the position facing the optical fiber on the back of the plurality of devices, an end of the optical transmission path is provided so as to contact the optical fiber when the device is stored in a rack,
A karaoke apparatus which transmits and receives data through the optical transmission line and the optical fiber.
Priority Applications (1)
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JP01404299A JP4103223B2 (en) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | Karaoke equipment |
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1999
- 1999-01-22 JP JP01404299A patent/JP4103223B2/en not_active Expired - Fee Related
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