JP4102953B2 - Injection molding machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、成形技術に係る射出成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、エア・ガス関連不良の対策として、真空ポンプによる真空引きにより金型のキャビティ内を高真空にした後に成形材料の充填を行なっているが、バリ漏れ防止のためにパーティング面を密閉した状態としており、また、真空ポンプによる真空引きは充填直後に止まってしまうため、充填に伴い生地から発生するエア・ガスや未充填部の圧縮によりキャビティ内の真空度が低下してしまい、充填末端にエア・ガス関連不良が発生する場合がある。
【0003】
また、この対策として、(1)金型構造の変更による不良発生部位の非機能部への移動、(2)不良発生部位付近のパーティング面へ粗さやエアベントの付加、(3)バリ出し成形等が行なわれているが、これらには、(1)金型費用の増大、(2)エアベント部の目詰まり等のメンテナンスの必要、(3)仕上げ工程の付加等のデメリットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑み、金型のパーティング面からキャビティ内のエア・ガスを強制排出しながら金型のキャビティに成形材料を充填することにより、製品充填末端部に発生するエア・ガス関連不良を防止するとともに、上記従来技術に見られるデメリットを解消することが可能な射出成形機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による射出成形機は、型締め圧力の大きさが低圧から高圧へと切り替えられるのに応じてパーティング面の隙間の大きさが大から小へと切り替えられるように前記パーティング面に表面粗さを形成した金型と、前記金型のキャビティに成形材料を充填する射出ユニットと、前記金型に型締め圧力を付与するとともに型締め圧力の大きさを低圧から高圧へと切り替える型締めユニットと、前記キャビティ内を真空引きする回路をキャビティに直接連通する回路およびキャビティにパーティング面を介して連通する回路で構成し、真空引きを前記両回路からそれぞれ行なうようにした真空引き機構とを有し、型締め後材料充填開始前に型締め圧力を低圧に設定してパーティング面に前記表面粗さによる大きな隙間を形成し、この状態で真空引きを行ない、充填を開始し、充填完了直前に真空引きを続けながら型締め圧力を高圧に切り替えてパーティング面の隙間をエア・ガスは通過するがバリ漏れは発生しないように小さくすることを特徴とするものである。
【0006】
また、本発明の請求項2による射出成形機は、金型のキャビティへの成形材料の充填完了直前に型締め圧力の大きさを低圧から高圧へと切り替える機能と、前記金型のパーティング面に表面粗さを設けることにより前記パーティング面に設定する隙間の大きさを前記型締め圧力の切替えに応じて大から小へと切り替える機能とを有し、前記切替えの前後を通じて前記キャビティ内のエア・ガスを前記隙間から真空引きにより強制排出し、型締め後材料充填開始前に型締め圧力を低圧に設定してパーティング面に前記表面粗さによる大きな隙間を形成し、この状態で真空引きを行ない、充填を開始し、充填完了直前に真空引きを続けながら型締め圧力を高圧に切り替えてパーティング面の隙間をエア・ガスは通過するがバリ漏れは発生しないように小さくすることを特徴とするものである。
【0007】
上記構成を備えた本発明の請求項1または2による射出成形機においては、材料充填開始前に型締め圧力の大きさが比較的低圧に設定され、これにより金型のパーティング面に比較的大きな隙間が形成される。したがってこの状態においては、キャビティ内および比較的大きな隙間を有するパーティング面を介してキャビティ外から真空引きが行なわれ(前者のキャビティ内からの真空引きはキャビティに直接連通する回路からの真空引き、後者の比較的大きな隙間を有するパーティング面を介してキャビティ外から真空引きはキャビティにパーティング面を介して連通する回路からの真空引き)、これによりキャビティ内およびキャビティ外真空配管が高真空状態となる。その後、充填が開始されると、キャビティ内からの真空引きは中止されるが、比較的大きな隙間を有するパーティング面を介してのキャビティ外からの真空引きが続けられるために、キャビティ内の真空度は或る一定の高い水準に保たれる。次いで、材料充填完了直前になると型締め圧力の大きさが比較的高圧に切り替えられ、これによりパーティング面の隙間が比較的小さいものに切り替えられる。したがってこの状態においては、引き続き行なわれる真空引きによりエア・ガスは排出されるが、隙間が小さいため、バリ漏れは防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明すると、当該実施例に係る射出成形機1は、図1に示すように、金型2、射出ユニット9、型締めユニット12および真空引き機構15を有しており、更にこれらを作動させるべく、真空ポンプ18、油圧ユニット19およびPLC20を有している。
【0009】
これらのうちで先ず、金型2は、互いに接離可能な上型3および下型4の組み合わせにより構成されていて、スプル5、ゲート(図示せず)、キャビティ7、パーティング面8および真空チャンバー6等を有しており、型締め圧力(型締め力とも称する)の大きさが低圧から高圧へと切り替えられるのに応じてパーティング面8に形成される隙間(図示せず)の大きさが大から小へと切り替えられるようにパーティング面8に表面粗さ(粗さとも称する、図示せず)が形成されている。この表面粗さはパーティング面8の全周または一部に形成されており、その形成方法としては例えば、放電加工による梨地処理や砥石研磨によるアヤメ模様処理等がある。形成される表面粗さの規格値は、必要とされるキャビティ7内の真空度や生地発生エア・ガス量、充填条件等により決定される。
【0010】
射出ユニット9は、射出用油圧シリンダ10や射出スクリュ11等により構成されており、油圧ユニット19で調整された油圧により射出圧力および射出速度を制御する。
【0011】
型締めユニット12は、型締め用シリンダ13や熱盤14等により構成されており、油圧ユニット19で調整された油圧により型締め圧力および型締め速度を制御する。
【0012】
真空引き機構15は、上記キャビティ7内を真空引きするために金型2等に設けられた真空回路であって、成形材料の充填直後に閉じるキャビティ7内からの回路16と、充填完了までパーティング面8を介して真空引きを行なうことが可能なキャビティ7外の回路17との組み合わせによって構成されており、真空ポンプ18の作動によりキャビティ7内を真空引きする。真空ポンプ18は、上記キャビティ7内を真空引きするための真空用ポンプであって、成形材料の充填開始から充填終了までの間、PLC20からの制御信号により真空引きを行なう。
【0013】
油圧ユニット19は、油圧ポンプ、モータ(何れも図示せず)等により構成されており、PLC20からの制御信号により油圧を設定値に調整する。
【0014】
また、PLC20は、上記油圧ユニット19や真空ポンプ18の作動等を制御する制御装置である。
【0015】
当該実施例に係る射出成形機1は以上の構成を備えており、換言すると、油圧等の制御により射出圧力が制御可能である射出ユニット9、油圧等の制御により型締め圧力が制御可能である型締めユニット12、油圧制御を行なう油圧ユニット19、および、真空ポンプ18と真空回路16,17を有する射出成形機1と、キャビティ7内の真空引きをキャビティ7内およびキャビティ7外より行なえる機構をもち、或る表面粗さを形成したパーティング面8を有する金型2、および、射出成形機作動制御が可能となるようなPLC20から構成されて、成形材料の充填開始から充填完了までの間、金型キャビティ7を常に高真空に保つように構成されており、具体的には以下のように作動する。
【0016】
すなわち、図2に示すように、油圧ユニット19から射出ユニット9に伝達される射出圧力は、材料の充填開始時にはP1hであり、充填率f2で型開き防止のために保圧P1lに切り替える。一方、油圧ユニット19から型締めユニット12に伝達される型締め圧力は、当初P2lで、充填率f1でバリ漏れ防止のためにP2hに切り替える。或る粗さを形成したパーティング面8を有する金型2を型締めしたときにパーティング面8に生じる隙間は、P2l時でh1、P2h時でh2である。材料充填開始前にキャビティ7内および隙間h1を有するパーティング面8を介してキャビティ7外から真空引きすることで、キャビティ7内およびキャビティ7外真空配管は高真空状態となる。その後、充填が開始され、キャビティ7内からの真空引きは中止されるが、隙間h1を有するパーティング面8を介してキャビティ7外からの真空引きによりキャビティ7内の真空度は或る一定の高い水準で保たれる。材料がパーティング面8に達する直前の充填率f1で型締め圧力はバリ漏れ防止のためにP2hへ切り替えられ、それに伴い、パーティング面8に生じる隙間はh2となり、h2の隙間からはエア・ガスは通過するが、バリ漏れは発生しない。
【0017】
したがって、以上の作動により、キャビティ7内を充填直前まで高真空に保った状態で材料を充填することができ、エア・ガス関連不良の発生を防止することができ、なおかつ、バリ漏れの発生もこれを防止することができる。
【0018】
また、金型2のパーティング面8からキャビティ7内のエア・ガスを強制排除しながらキャビティ7に形成材料を充填することにより充填前の必要型締め圧力とキャビティ内真空度の水準を低下させることにより、サイクルタイムを短縮させることができる。すなわち、一般に熱可塑性プラスチックでは金型パーティング面に数μmないし数十μmの隙間があってもバリ漏れを発生しない。そのためエアベント等で十分なエア・ガス対策ができることが多く、充填前のキャビティ内の真空度を問題とする必要がない。しかしながら熱硬化性プラスチック、特にゴム等ではミクロンオーダーの微小な隙間からもバリ漏れが発生するため、パーティング面をミクロンオーダーで密閉して成形することが多く、そのためエア・ガス対策は充填前にキャビティ内の真空引きにより実施しており、かなりの高真空(数Torrないしコンマ数Torr)が要求される場合が多い。そのため従来は、充填前に金型を高圧で型締めしてパーティング面を密閉した状態にして真空ポンプによりキャビティ内を真空していたが、高真空が要求されるためにサイクルタイムが比較的長い。これに対して、上記射出成形機1によれば、キャビティ7内を殊更には高真空とする必要がないために、サイクルタイムを短縮することができる。
【0019】
すなわち、図3に示すように、ゴム加硫を伴う射出成形は一般に「型締め」「SK(真空引き)」「射出(充填)」「加硫」「型開き」および「離型」のサイクルから構成されるが、上記したようにキャビティ7内を高真空とする必要がないために、型締め時間と真空引き時間とを短縮することができる。また、場合によっては、型締め作動と真空引き作動とを平行して行なうことにより、真空引き時間を無くすこともできる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0021】
すなわち、各請求項に共通して、
(1)先ず、充填完了直前まで比較的低圧の型締め圧力として、エア・ガス抜きに十分なパーティング面隙間を確保し、パーティング面を介して真空ポンプによりガス抜きすることによりキャビティ内を高真空に保った状態で充填を行なうことにより、製品充填末端に発生するエア・ガス関連不良を防止することができる。
【0022】
(2)また、真空ポンプによりガス抜きを行ないながら充填することで、材料から発生するガスによる型汚れを軽減して、金型洗浄頻度を下げ、金型寿命を長くすることができる。
【0023】
(3)また、充填完了直前までは従来より低い型締め力とすることにより、型締め圧力による型の劣化(パーティング面のへたり等)を軽減して、金型寿命を長くすることができる。
【0024】
(4)更にまた、型締め時間および真空引き時間を短縮することができ、サイクルタイムを短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る射出成形機の構成説明図
【図2】 同射出成形機の作動説明図
【図3】 同射出成形機の作動説明図
【符号の説明】
1 射出成形機
2 金型
3 上型
4 下型
5 スプル
6 真空チャンバー
7 キャビティ
8 パーティング面
9 射出ユニット
10 射出用油圧シリンダ
11 射出スクリュ
12 型締めユニット
13 型締め用シリンダ
14 熱盤
15 真空引き機構
16,17 回路
18 真空ポンプ
19 油圧ユニット
20 PLC[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an injection molding machine according to a molding technique.
[0002]
[Prior art]
In the past, as a countermeasure against air / gas related defects, the mold cavity was filled with high vacuum by evacuation with a vacuum pump, but the parting surface was sealed to prevent burr leakage. In addition, since vacuuming by the vacuum pump stops immediately after filling, the degree of vacuum in the cavity decreases due to air gas generated from the dough and compression of the unfilled part due to filling, and filling Air / gas related defects may occur at the end.
[0003]
Also, as countermeasures, (1) movement of defective parts to non-functional parts due to change of mold structure, (2) addition of roughness and air vent to parting surface near defective parts, (3) deburring molding However, these have disadvantages such as (1) increase in mold cost, (2) need for maintenance such as clogging of the air vent, and (3) addition of finishing process.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above, the present invention is directed to the air gas generated at the product filling end by filling the mold cavity with the molding material while forcibly discharging the air gas in the cavity from the parting surface of the mold. An object of the present invention is to provide an injection molding machine capable of preventing a related defect and eliminating the disadvantages found in the above-described conventional technology.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the injection molding machine according to claim 1 of the present invention, the size of the gap between the parting surfaces is changed from large to small as the clamping pressure is switched from low pressure to high pressure. A mold having a surface roughness on the parting surface so that the mold can be switched, an injection unit for filling the mold cavity with a molding material, and a mold clamping pressure and a mold clamping pressure. A mold clamping unit that switches the size from low pressure to high pressure, a circuit that evacuates the cavity, and a circuit that communicates directly with the cavity and a circuit that communicates with the cavity via a parting surface. and a vacuum mechanism to perform respectively from the circuit, according to the surface roughness parting surface to set the clamping pressure before the start clamping after material filled to a low pressure Forming a Kina gap performs vacuum in this state, to start the filling, but the air gas gap parting plane switching the clamping pressure to a high pressure while continuing the evacuation immediately before filling is completed passes It is characterized by being made small so as not to cause burrs leakage .
[0006]
According to a second aspect of the present invention, there is provided an injection molding machine having a function of switching a mold clamping pressure from a low pressure to a high pressure immediately before completion of filling of a molding material into a mold cavity, and a parting surface of the mold. And providing a surface roughness on the parting surface to change the size of the gap from large to small according to the switching of the clamping pressure, and before and after the switching, Air gas is forcibly discharged from the gap by vacuuming, and after clamping and before filling the material, the clamping pressure is set to a low pressure to form a large gap due to the surface roughness on the parting surface. performs pull starts filling, but the air gas gap parting plane switching the clamping pressure to a high pressure while continuing the evacuation immediately before filling is completed passes no burr leakage occurs It is characterized in that small.
[0007]
In the injection molding machine according to the first or second aspect of the present invention having the above-described configuration, the size of the mold clamping pressure is set to a relatively low pressure before starting the material filling, so that the parting surface of the mold is relatively A large gap is formed. Therefore, in this state, evacuation is performed from outside the cavity through the cavity and a parting surface having a relatively large gap (the former vacuum evacuation is from the circuit directly communicating with the cavity, Vacuuming from the outside of the cavity through the latter parting surface with a relatively large gap from the circuit communicating with the cavity via the parting surface) , which causes the vacuum piping inside and outside the cavity to be in a high vacuum state It becomes. After that, when filling is started, the evacuation from the inside of the cavity is stopped, but the evacuation from outside the cavity through the parting surface having a relatively large gap is continued. The degree is kept at a certain high level. Next, immediately before the completion of material filling, the size of the mold clamping pressure is switched to a relatively high pressure, whereby the gap between the parting surfaces is switched to a relatively small one. Therefore, in this state, the air gas is discharged by the subsequent evacuation, but the burr leakage is prevented because the gap is small.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, an injection molding machine 1 according to the embodiment includes a
[0009]
First of all, the
[0010]
The injection unit 9 includes an injection
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The injection molding machine 1 according to this embodiment has the above-described configuration. In other words, the injection unit 9 can control the injection pressure by controlling the hydraulic pressure, and the mold clamping pressure can be controlled by controlling the hydraulic pressure. The
[0016]
That is, as shown in FIG. 2, the injection pressure transmitted from the
[0017]
Therefore, by the above operation, it is possible to fill the material in a state where the cavity 7 is kept in a high vacuum until just before filling, and it is possible to prevent the occurrence of air / gas related defects, and also the occurrence of burr leakage. This can be prevented.
[0018]
Further, by filling the forming material into the cavity 7 while forcibly removing the air gas in the cavity 7 from the parting surface 8 of the
[0019]
That is, as shown in FIG. 3, injection molding with rubber vulcanization is generally performed by cycles of “clamping”, “SK (evacuation)”, “injection (filling)”, “vulcanization”, “mold opening”, and “mold release”. However, since it is not necessary to make the inside of the cavity 7 high vacuum as described above, it is possible to shorten the mold clamping time and the vacuuming time. In some cases, the vacuuming time can be eliminated by performing the mold clamping operation and the vacuuming operation in parallel.
[0020]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
[0021]
That is, in common for each claim,
(1) First, as a relatively low clamping pressure until just before completion of filling, a sufficient parting surface clearance for air and gas venting is secured, and the inside of the cavity is vented by a vacuum pump through the parting surface. By performing filling while maintaining a high vacuum, it is possible to prevent air / gas-related defects occurring at the product filling end.
[0022]
(2) Further, by filling with degassing with a vacuum pump, mold contamination due to gas generated from the material can be reduced, the mold cleaning frequency can be reduced, and the mold life can be extended.
[0023]
(3) By using a lower clamping force than before until just before filling, mold deterioration (parting surface sag, etc.) due to clamping pressure can be reduced and the mold life can be extended. it can.
[0024]
(4) Furthermore, the mold clamping time and the evacuation time can be shortened, and the cycle time can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a configuration of an injection molding machine according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an operation explanatory diagram of the injection molding machine. FIG. 3 is an operation explanatory diagram of the injection molding machine.
1
6 Vacuum Chamber 7 Cavity 8 Parting Surface 9
Claims (2)
型締め後材料充填開始前に型締め圧力を低圧に設定してパーティング面(8)に前記表面粗さによる大きな隙間を形成し、この状態で真空引きを行ない、充填を開始し、充填完了直前に真空引きを続けながら型締め圧力を高圧に切り替えてパーティング面(8)の隙間をエア・ガスは通過するがバリ漏れは発生しないように小さくすることを特徴とする射出成形機。The surface roughness of the parting surface (8) is changed so that the size of the gap of the parting surface (8) is switched from large to small as the size of the clamping pressure is switched from low pressure to high pressure. A mold (2) in which a mold is formed, an injection unit (9) for filling a cavity (7) of the mold (2) with a molding material, and a mold clamping pressure is applied to the mold (2). A clamping unit (12) for switching the pressure level from a low pressure to a high pressure, and a circuit for evacuating the cavity (7) are connected to the circuit (16) and the cavity (7) directly communicating with the cavity (7). A evacuation mechanism (15) that is configured by a circuit (17) that communicates with each other via a nip surface (8) and that performs evacuation from both the circuits (16) and (17),
After mold clamping and before material filling starts , the mold clamping pressure is set to a low pressure to form a large gap due to the surface roughness on the parting surface (8). In this state, vacuuming is performed, filling is started, and filling is completed. An injection molding machine characterized in that the clamping pressure is switched to a high pressure while vacuuming is continued immediately before, and the gap between the parting surfaces (8) is reduced so that air gas passes but no burr leakage occurs .
型締め後材料充填開始前に型締め圧力を低圧に設定してパーティング面(8)に前記表面粗さによる大きな隙間を形成し、この状態で真空引きを行ない、充填を開始し、充填完了直前に真空引きを続けながら型締め圧力を高圧に切り替えてパーティング面(8)の隙間をエア・ガスは通過するがバリ漏れは発生しないように小さくすることを特徴とする射出成形機。A function of switching the pressure of the clamping pressure from a low pressure to a high pressure just before the filling of the molding material into the cavity (7) of the mold (2), and a surface on the parting surface (8) of the mold (2) A function of switching the size of the gap set in the parting surface (8) from large to small according to switching of the mold clamping pressure by providing roughness; 7) The air and gas inside are forcibly discharged from the gap by evacuation,
After mold clamping and before material filling starts , the mold clamping pressure is set to a low pressure to form a large gap due to the surface roughness on the parting surface (8). In this state, vacuuming is performed, filling is started, and filling is completed. An injection molding machine characterized in that the clamping pressure is switched to a high pressure while vacuuming is continued immediately before, and the gap between the parting surfaces (8) is reduced so that air gas passes but no burr leakage occurs .
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