JP4102427B2 - Filling equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬液等の小容量の充填などに好適な充填装置に関する。特に、より正確な充填量を確保するとともに充填管路系の洗浄作業の簡便化を図るための改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
充填技術において正確な供給量を得るためには、流路の開閉制御を正確に行うだけでは足りず、高精度の流量調整が前提となることはいうまでもない。特に、薬液を加圧してアンプル等の小容量の容器内に充填する圧力充填装置などの場合には、圧力調整や圧力変動に対する補正を加えるだけでなく、高精度の流量調整がより正確な定量性実現の鍵になる。その流量に関する従来の調整手段としては、ヘッドタンクや加圧タンクなどの給液タンクと下流側の充填用開閉弁との間に固定オリフィスや絞り弁を配設することが知られている。しかしながら、固定オリフィスや一般の絞り弁を配設しただけでは、正確な流量を安定的に確保することは必ずしも容易ではない。また、装置の本来の機能の維持や衛生上の観点から必要な充填管路系の洗浄作業においては、それらの固定オリフィスや絞り弁に基づく流路抵抗により洗浄液の流速が不足になりやすく、洗浄作用の低下を招く主な原因となっている。したがって、これを補うために、従来技術においては管路系全体の圧力を上げたりバイパスを設けるなどの対応策が必要とされた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来の技術的事情に鑑みてなされたもので、高精度の流量調整が可能であるとともに、流路内の洗浄作業の簡便化にも有効な流量調整弁を開発し、その流量調整弁を充填用開閉弁の上流側に適用して、両者の協働による正確な定量充填を実現するとともに、流路内の洗浄作業の改善を図ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、充填用開閉弁の開閉制御により定量充填を行う充填装置において、充填液の流入口及び流出口を有する弁室と、前記流出口に形成された筒状部と、先端部ほど縮径された弁軸部を有し、該弁軸部を前記筒状部に挿入して流路を絞る弁体と、該弁体と連係して前記弁軸部を前記筒状部内において進退させることにより流量を調整する調整手段と、該調整手段を移動して前記弁軸部を前記筒状部から抜出す開放手段を備えた流量調整弁を形成して前記充填用開閉弁の上流側に配設するとともに、前記調整手段は、前記開放手段が備える開放作動用のピストンに設置するという技術手段を採用した。これにより、先端部ほど縮径された弁軸部を前記筒状部内において進退させることによって高精度の微調整が可能になり正確な流量調整が容易に得られる。したがって、その流量調整弁による高精度の流量調整と前記充填用開閉弁との組合せによる協働によって正確な定量充填が簡便に得られる。また、充填管路系の洗浄作業時には、前記開放手段によって弁軸部を筒状部から抜出すことにより流路抵抗を解消できるので、従来のように供給管路系全体の圧力を上げたりバイパスを設けることなく、良好な洗浄作用が簡便に得られる。しかも、本発明では、流量を調整する前記調整手段を前記開放手段が備える開放作動用のピストンに設置するという技術手段を採用したので、その開放作動用のピストンを利用した簡素な構成によって、前記弁軸部を前記筒状部に挿入した充填時の流量調整と、前記弁軸部を前記筒状部から抜出した開放動作時における洗浄作業とを簡便に実現することができる。
【0005】
また、本発明に係る前記流量調整弁は、前記充填用開閉弁への充填液の供給を加圧状態で行う圧力充填装置にも有効に適用でき、正確な定量充填が簡便に確保できるとともに、前述と同様に良好な洗浄作用が簡便に得られる。なお、その場合に充填液の圧力に基づいて充填量を演算して所定量の充填量を得る手法としては、例えば、予め充填液の圧力と充填時間の関数を設定しておき、その圧力と充填時間の関数に基づいて、検出された圧力値から所定量の充填液が充填されるであろう充填終了予想時間を演算して前記充填用開閉弁の開閉制御を実行するという構成が可能である。また、充填液の圧力と充填量の関数を予め設定し、その圧力と充填量の関数に基づいて検出された圧力値から個別充填量を演算するとともに、その個別充填量を積算して合計充填量を演算して前記充填用開閉弁の開閉制御を実行するという構成も可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、薬液などの小容量の充填にきわめて好適であるが、容量の大きいものにも有効に適用できる。また、供給対象である充填液の種類に関しても特に限定されない。なお、本流量調整弁の設置部位は、前記充填用開閉弁を通過する流量を規制し得る上流側の流路中であれば、その充填用開閉弁に近接する部位でも離れた部位でもよい。充填用開閉弁に関しては、その具体的な構成に限定されることなく、適用場面に応じて適宜の形式のものが採用可能である。また、充填液の供給方法に関しても、充填液自体の自重による充填方式の場合でも加圧充填方式の場合でも適用が可能である。特に小容量の加圧充填方式の場合には、前述のように充填液の圧力と充填時間の関数に基づいて演算した充填終了予想時間や、充填液の圧力と充填量の関数に基づいて演算した個別充填量を積算して求めた合計充填量に基づいて前記充填用開閉弁の開閉制御する制御手法が有効である。なお、充填液の液温も粘性等に影響するので、液温も加味して制御するように構成すればきわめて有効である。
【0007】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の実施例に関して説明する。図1は本発明に係る一実施例の要部を示した概略構成図である。図中、1は本発明に係る流量調整弁で、上流側は流入側の接続用クランプ2を介して図示しない給液タンクに接続された給液ヘッダ3に連なる管路4に接続されている。また、下流側は、流出側の接続用クランプ5を介して開閉弁6に連なる管路7に接続されている。そして、それらの管路4、流量調整弁1、管路7、充填用開閉弁6等からなる充填管路は装置の規模に応じて所要数設けられる。充填用開閉弁6としては電磁駆動形等の適宜の開閉弁が使用され、下方の回転テーブル8と同期して回転する回転支持部9上に設置される。それぞれの充填用開閉弁6の流出側には充填ノズル10が設置されており、充填運転時には回転テーブル8上の図示しない容器に対して順次充填作業が行われるように構成されている。なお、図1は洗浄状態を示したものであり、図示のように回転テーブル8上に各充填ノズル10に対応させてホルダ11を設置し、それらの充填ノズル10とホルダ11の間に洗浄用接続部材12を支持して、その洗浄液排出用ホース13を介して洗浄液を図示しない回収部へ排出することにより洗浄作業を実施し得るように構成されている。
【0008】
次に本発明の特徴部分である流量調整弁に関して説明する。図2は前記流量調整弁1を示した縦断面図である。また、図3は充填運転時の要部を拡大して示した部分拡大縦断面図、図4は洗浄作業時の要部を拡大して示した部分拡大縦断面図である。図示のように、本実施例における流量調整弁1は、流入口14及び流出口15を有する弁室16を形成する第1ブロック17と、後述のように弁体18の調整手段と開放手段を組込んだ第2ブロック19から構成されている。弁体18の端部には先端部ほど縮径された弁軸部20が形成されており、図3に示したように流出口15に形成された筒状部21内に進退可能に挿入され、それらの弁軸部20と筒状部21との間に形成される流出間隙Sを介して流量を調整し得るように構成されている。なお、弁体18の周囲には可撓性を有する仕切部材22が付設されており、この仕切部材22により前記弁室16を画成している。
【0009】
前記弁体18は、第1ブロック17と第2ブロック19との接合部に設置された支持部材23に付設された軸受部24によって上下摺動可能に案内されるとともに、スプリング25により上方に付勢された状態に組込まれている。また、第2ブロック19の内方にはシリンダ室26が形成され、その内面に摺接して上下動可能に開放作動用のピストン27が配設されており、供給孔28からの圧力エアの供給如何によりピストン27を上下動可能に構成している。ピストン27の中央部に形成された凸部29にはマイクロヘッド30が設置されており、そのマイクロヘッド30の出力軸31を前記弁体18に結合することにより、マイクロヘッド30のつまみを回転することにより内部のネジ機構を介して弁体18を微調整可能に構成している。すなわち、マイクロヘッド30により前記弁軸部20を筒状部21内において進退させることにより流量を調整する調整手段を構成している。また、スプリング25、シリンダ室26、ピストン27、圧力エアの供給手段等により、前記調整手段を移動して弁軸部20を筒状部21から抜出す開放手段を構成している。なお、図中、32,33はシール部材、34は通気孔を示す。
【0010】
しかして、充填運転を行う場合には、前記供給孔28を介して圧力エアを供給すれば、その圧力エアによってピストン27が前記スプリング25に抗して下降し、図2及び図3に示した充填運転状態が維持される。この充填運転状態においては、前述のように流量調整弁1と充填用開閉弁6との協働により正確な供給量が得られるように構成されている。すなわち、充填用開閉弁6に連なる管路7の流量は、図3に示したように、前記マイクロヘッド30を介して弁軸部20を筒状部21内において進退させ、それらの弁軸部20と筒状部21との間に形成される流出間隙Sを調整することによって、容易かつ正確に微調整することができる。したがって、充填用開閉弁6を通過する流量が正確に調整されるので、充填用開閉弁6においては開弁時間のみを正確に制御することにより正確な充填量が得られる。
【0011】
また、洗浄作業を行う場合には、前記供給孔28からの圧力エアの供給を停止すれば、前記スプリング25により弁体18及び出力軸31を介してマイクロヘッド30が上動し、これに伴ってピストン27が上動することにより洗浄作業状態に移行する。その結果、図4に示したように、弁体18の弁軸部20が筒状部21から抜出して、弁軸部20による絞り作用から筒状部21を開放する。したがって、弁軸部20に基づく流路抵抗は殆ど解消されるので、洗浄液の流速は低下することなく、本来の洗浄作用を奏することができる。
【0012】
なお、前記実施例では、前記供給孔28からの圧力エアの供給あるいは停止によって、弁体18の弁軸部20を前記筒状部21内に挿入した充填運転状態あるいはその弁軸部20を筒状部21から抜出した洗浄作業状態を選択的に設定するという開放手段を採用しているが、前記スプリング25に代えて例えばピストン27の上方のシリンダ室26内に同ピストン27を下方に押圧するスプリングを設け、前記通気孔34を介して圧力エアを供給するように構成し、充填運転時には前記スプリングによりピストン27が下動した状態にあり、洗浄作業時には通気孔34を介して圧力エアを供給してピストン27を上動させるように構成することも可能である。また、ピストン27の両側に選択的に圧力エアを供給してピストン27を上下動させることにより充填運転あるいは洗浄作業を設定し得るように構成することも可能である。また、前記マイクロヘッド30を手動に代えて電気的駆動方式に構成してもよいし、そのマイクロヘッド30自体に代えて電磁的アクチュエータ等の他の駆動手段を用いて調整手段を構成することも可能である。
【0013】
次に、本発明に係る他の実施例に関して説明する。図5は前記流量調整弁1を加圧充填方式に適用した一実施例の要部を示した概略構成図である。図示のように、本実施例では、薬液等の充填液を貯留した給液タンク35にエア供給管36を介して圧力エアを供給し得るように構成され、そのエア供給管36の中間に設けた圧力調整弁37により給液タンク35内の圧力を調整して充填液の供給圧を所定値に設定できるように構成されている。給液タンク35の流出側には管路38を介して給液ヘッダ39が接続されている。この給液ヘッダ39には所要数の充填管40が接続されており、更にそれらの各充填管40に対してそれぞれ前述の実施例と同様に前記流量調整弁1及び充填用開閉弁6を経て充填ノズル10を接続することにより所要数の充填管路を形成し、アンプル等の容器41に充填するように構成されている。なお、図中、42は制御装置であり、この制御装置42には、圧力センサ43により検出される給液ヘッダ39内の液圧信号、更に必要に応じて液温センサ44により検出される給液ヘッダ39内の液温信号が常時入力されるように構成されており、その入力信号を用いて充填用開閉弁6の開閉制御を実行するように構成されている。
【0014】
しかして、前記充填ノズル10が対応する容器41内に挿入された場合には、前記制御装置42によりそれぞれの充填用開閉弁6を開弁制御して当該容器41への充填が開始される。その場合、各充填管路に配設された流量調整弁1を介して予めそれぞれの流量を所定値に調整しておくことは前述の実施例の場合と同様である。また、本実施例の制御装置42には、予め定めた給液ヘッダ39内の圧力と充填時間との関数が設定されており、この関数に基づいて、圧力センサ43からの圧力値を用いて容器41内に所定量の充填液が充填されるであろう充填終了予想時間Tを演算し、充填を開始した後の経過時間がその充填終了予想時間Tに達した時点で、前記充填用開閉弁6を順次閉弁制御して各容器41への充填を停止させることにより定量充填が行われるように構成されている。
【0015】
図6は前記制御装置42における演算処理の流れを示したフロー図である。本実施例における制御装置42は、充填開始後に充填液の圧力が変動した場合に対して充填量の変動を抑制するように構成されている。すなわち、先ずステップS1において対象となる当該充填用開閉弁6を開弁制御して容器41への充填が開始されると、ステップS2へ進み、その充填を開始した時点において圧力センサ43が検出した圧力値を読込み、ステップS3においてその圧力値をもとに予め設定した前述の圧力と充填時間との関数から1回目の充填終了予想時間Tを演算して記憶する。さらに、以上の1回目の充填終了予想時間Tの演算から、適宜の時間(例えば7/100秒)が経過したら、ステップS2に戻って再度圧力センサ43からの圧力値を読込み、ステップS3において2回目の充填終了予想時間Tを演算し、前回記憶した1回目の充填終了予想時間Tを今回求めた2回目の充填終了予想時間Tに置換えて記憶する。なお、この場合、2回目以降の充填終了予想時間Tの演算においては、例えば圧力センサ43を介してそれまでに入力された充填液の圧力の平均値を求め、その圧力の平均値をもとに前記関数に基づいて容器41内に所定量の充填がなされるであろう充填終了予想時間Tが求められることになる。以上のように、充填を開始した後に、適宜の時間(例えば7/100秒、10/100秒、8/100秒)が経過するごとに、圧力センサ43からの圧力値を読み込んで、順次充填終了予想時間Tを求めて記憶することにより、最新の圧力に基づく充填終了予想時間Tに更新するという補正動作が繰返されることになる。
【0016】
他方、ステップS4において内蔵のタイマ等により充填開始からの経過時間を読込むとともに、ステップS5においてステップS3で得られた最新の充填終了予想時間Tを読込み、それらの経過時間と充填終了予想時間TとをステップS6において比較し、経過時間が充填終了予想時間Tに達していない場合には、ステップS4に戻って以上の動作を繰返すことになる。そして、充填開始からの経過時間が充填終了予想時間Tに達した場合には、ステップS7に進んで充填用開閉弁6を閉弁制御し、ステップS8において前記経過時間や圧力センサ43からの圧力値、充填終了予想時間T等の記憶値をクリアして初期値に戻して一連の充填動作を終了することになる。
【0017】
なお、以上の説明においては、2回目以降の充填終了予想時間Tの演算に関して、圧力センサ43を介してそれまでに入力された圧力の平均値を求め、その圧力の平均値をもとに最新の充填終了予想時間Tを求めるという演算手法を採用したが、次のような手法の採用も可能である。例えば、圧力センサ43を介して順次入力される圧力値の、相前後する数回分の圧力値の平均値を順次求めて、その平均値をもとに前記関数に基づいて順次充填終了予想時間tを演算し、さらに以上で求められた充填終了予想時間tを再度平均化して最新の充填終了予想時間Tを求めるという演算手法も可能である。また、それまでに演算された充填終了予想時間T自体を平均化して最新の充填終了予想時間Tを求めるという演算手法も可能である。なお、以上の充填終了予想時間Tの演算において、必要に応じて前記液温センサ44により検出される充填液の液温に基づいて温度補償を行うように構成することも可能である。
【0018】
さらに、前述の充填液の圧力と充填時間の関数に替えて、充填液の圧力と充填量の関数を予め前記制御装置42に設定しておき、その圧力と充填量の関数に基づいて検出された圧力値から個別充填量を演算するとともに、その個別充填量の演算を周期的に実行して記憶し、その個別充填量を積算して合計充填量を求めて前記充填用開閉弁の開閉制御を実行するように構成することも可能である(特開平9−2583号公報参照)。
【0019】
【発明の効果】
本発明に係る充填装置によれば、次の効果を得ることができる。
(1)充填運転時においては、先端部ほど縮径された弁軸部を流出口に形成した筒状部内において進退させることによって、高精度の微調整が可能になり正確な流量調整を容易に得られる。したがって、下流側の充填用開閉弁の開閉制御と協働して正確な定量充填を容易かつ確実に実現できる。
(2)また、洗浄作業時には、前記開放手段により弁軸部を筒状部から抜出すことにより流路抵抗を解消して洗浄液の流速の低下を回避できるので、従来のように充填管路系全体の圧力を上げたりバイパスを設けることなく、良好な洗浄作用が簡便に得られる。
(3)しかも、本発明では、流量を調整する前記調整手段を前記開放手段が備える開放作動用のピストンに設置するという技術手段を採用したので、その開放作動用のピストンを利用した簡素な構成によって、前記弁軸部を前記筒状部に挿入した充填時の流量調整と、前記弁軸部を前記筒状部から抜出した開放動作時における洗浄作業とを簡便に実現することができる。
(4)特に薬液等の小容量の充填装置に適用すれば、従来の技術手段では容易ではなかった正確な定量充填が、本発明に係る流量調整弁と充填用開閉弁との協働によって簡便かつ安定的に確保できると同時に、小容量の充填装置につきまとう洗浄作業の困難性も軽減されるので、きわめて効果的である。
(5)また、加圧充填方式に適用した場合にも、正確な定量充填が簡便かつ安定的に確保できるとともに良好な洗浄作用が簡便に得られる。
(6)なお、その加圧充填方式の場合に、充填液の圧力と充填時間の関数に基づいて演算した充填終了予想時間や、充填液の圧力と充填量の関数に基づいて演算した個別充填量を積算して求めた合計充填量に基づいて充填用開閉弁の開閉制御を実行するという制御手法を採用すれば、前記流量調整弁との協働により、小容量の充填等においてより正確な定量充填を安定的に確保する上できわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の要部を示した概略構成図である。
【図2】 本発明の実施例に係る流量調整弁を示した縦断面図である。
【図3】 充填運転時における流量調整弁の要部を拡大して示した部分拡大縦断面図である。
【図4】 洗浄作業時における流量調整弁の要部を拡大して示した部分拡大縦断面図である。
【図5】 前記流量調整弁を加圧充填方式に適用した実施例の要部を示した概略構成図である。
【図6】 制御装置における演算処理の流れを示したフロー図である。
【符号の説明】
1…流量調整弁、2…接続用クランプ、3…給液ヘッダ、4…管路、5…接続用クランプ、6…充填用開閉弁、7…管路、8…回転テーブル、9…回転支持部、10…充填ノズル、11…ホルダ、12…洗浄用接続部材、13…洗浄液排出用ホース、14…流入口、15…流出口、16…弁室、17…第1ブロック、18…弁体、19…第2ブロック、20…弁軸部、21…筒状部、22…仕切部材、23…支持部材、24…軸受部、25…スプリング、26…シリンダ室、27…ピストン、28…供給孔、29…凸部、30…マイクロヘッド、31…出力軸、32,33…シール部材、34…通気孔、35…給液タンク、36…エア供給管、37…圧力調整弁、38…管路、39…給液ヘッダ、40…充填管、41…容器、42…制御装置、43…圧力センサ、44…液温センサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a filling apparatus suitable for filling a small volume of a chemical solution or the like. In particular, the present invention relates to an improved technique for ensuring a more accurate filling amount and simplifying the cleaning operation of the filling pipeline system.
[0002]
[Prior art]
In order to obtain an accurate supply amount in the filling technique, it is not necessary to accurately control the opening and closing of the flow path, and it goes without saying that a highly accurate flow rate adjustment is a prerequisite. In particular, in the case of pressure filling devices that pressurize chemicals and fill them into small-capacity containers such as ampoules, not only pressure adjustment and correction for pressure fluctuations, but also high-accuracy flow adjustment is more accurate quantification. The key to realization. As a conventional adjusting means for the flow rate, it is known to provide a fixed orifice or a throttle valve between a liquid supply tank such as a head tank or a pressurized tank and a downstream on-off valve. However, it is not always easy to stably secure an accurate flow rate simply by providing a fixed orifice or a general throttle valve. In addition, in the cleaning operation of the filling line system, which is necessary from the viewpoint of maintaining the original function of the device and hygiene, the flow rate of the cleaning liquid tends to be insufficient due to the resistance of the flow path based on the fixed orifice and throttle valve. This is the main cause of the decrease in action. Therefore, in order to compensate for this, countermeasures such as increasing the pressure of the entire pipeline system or providing a bypass have been required in the prior art.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described conventional technical circumstances, and has developed a flow control valve that can adjust the flow rate with high accuracy and is also effective for simplifying the cleaning operation in the flow path. The flow control valve is applied to the upstream side of the filling on-off valve to achieve accurate quantitative filling with the cooperation of the two and to improve the cleaning operation in the flow path. is there.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a filling apparatus for performing quantitative filling by opening and closing control of a filling on-off valve, a valve chamber having a filling liquid inlet and outlet, and a cylindrical shape formed at the outlet. And a valve body having a diameter reduced toward the tip, and inserting the valve shaft part into the tubular part to restrict the flow path, and connecting the valve body part with the valve body. The filling is performed by forming a flow rate adjusting valve having an adjusting means for adjusting a flow rate by advancing and retreating in the cylindrical portion, and an opening means for moving the adjusting means to extract the valve shaft portion from the cylindrical portion. In addition to being disposed on the upstream side of the open / close valve, the adjusting means is installed on a piston for opening operation provided in the opening means. As a result, the valve shaft portion whose diameter is reduced toward the tip portion is advanced and retracted in the cylindrical portion, so that fine adjustment with high accuracy is possible, and accurate flow rate adjustment is easily obtained. Therefore, accurate quantitative filling can be easily obtained by the cooperation of the combination of the high-precision flow rate adjustment by the flow rate adjustment valve and the filling on-off valve. Further, when the filling pipeline system is cleaned, the flow resistance can be eliminated by extracting the valve stem portion from the cylindrical portion by the opening means, so that the pressure of the entire supply pipeline system can be increased or bypassed as in the past. A good cleaning action can be easily obtained without the provision of. Moreover, in the present invention, the technical means of installing the adjusting means for adjusting the flow rate on the piston for opening operation provided in the opening means is adopted, so that the simple structure using the piston for opening operation has the above-described configuration. The flow rate adjustment at the time of filling with the valve shaft portion inserted into the cylindrical portion and the cleaning operation at the time of the opening operation in which the valve shaft portion is extracted from the cylindrical portion can be easily realized.
[0005]
In addition, the flow rate adjustment valve according to the present invention can be effectively applied to a pressure filling device that supplies the filling liquid to the filling on-off valve in a pressurized state, and can easily ensure accurate quantitative filling, As described above, a good cleaning action can be easily obtained. In this case, as a method of calculating the filling amount based on the pressure of the filling liquid to obtain a predetermined amount, for example, a function of the filling liquid pressure and filling time is set in advance, and the pressure and Based on the function of the filling time, it is possible to calculate the filling completion expected time that will be filled with a predetermined amount of filling liquid from the detected pressure value and execute the opening / closing control of the opening / closing valve for filling. is there. In addition, the function of the filling liquid pressure and filling amount is set in advance, the individual filling amount is calculated from the pressure value detected based on the pressure and filling amount function, and the individual filling amount is integrated to total the filling. A configuration in which the amount is calculated and the opening / closing control of the charging on / off valve is executed is also possible.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is extremely suitable for filling a small volume of a chemical solution or the like, but can also be effectively applied to a large volume. Moreover, it does not specifically limit regarding the kind of filling liquid which is a supply object. It should be noted that the flow rate adjusting valve may be installed at a location close to or away from the filling on-off valve as long as it is in the upstream flow path that can regulate the flow rate passing through the filling on-off valve. The filling on-off valve is not limited to its specific configuration, and an appropriate type can be adopted according to the application situation. In addition, the filling liquid supply method can be applied to both the filling method using the weight of the filling liquid itself and the pressure filling method. In particular, in the case of the small-capacity pressure filling method, the calculation is based on the expected filling end time calculated based on the function of the filling liquid pressure and filling time and the function of the filling liquid pressure and filling amount as described above. A control method for controlling the opening and closing of the filling on / off valve based on the total filling amount obtained by integrating the individual filling amounts is effective. Since the liquid temperature of the filling liquid also affects the viscosity and the like, it is extremely effective if it is configured to control the liquid temperature in consideration.
[0007]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a main part of one embodiment according to the present invention. In the figure,
[0008]
Next, a flow rate adjustment valve that is a characteristic part of the present invention will be described. FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing the flow
[0009]
The
[0010]
Thus, when performing the filling operation, if the pressure air is supplied through the
[0011]
When performing the cleaning operation, if the supply of the pressure air from the
[0012]
In the embodiment, when the pressure air is supplied or stopped from the
[0013]
Next, another embodiment according to the present invention will be described. FIG. 5 is a schematic configuration diagram showing a main part of an embodiment in which the flow
[0014]
Therefore, when the filling
[0015]
FIG. 6 is a flowchart showing the flow of arithmetic processing in the
[0016]
On the other hand, in step S4, the elapsed time from the start of filling is read by a built-in timer or the like, and in step S5, the latest expected filling end time T obtained in step S3 is read. Are compared in step S6, and if the elapsed time has not reached the expected filling end time T, the process returns to step S4 and the above operations are repeated. When the elapsed time from the start of filling reaches the expected filling end time T, the process proceeds to step S7 to control the closing of the on-off
[0017]
In the above description, regarding the calculation of the expected filling end time T for the second and subsequent times, the average value of the pressures input so far through the
[0018]
Further, instead of the function of the filling liquid pressure and the filling time described above, the function of the filling liquid pressure and the filling amount is set in the
[0019]
【The invention's effect】
According to the filling apparatus according to the present invention, the following effects can be obtained.
(1) During the filling operation, the valve shaft portion, whose diameter is reduced at the tip, is advanced and retracted in the cylindrical portion formed at the outlet, thereby enabling high-precision fine adjustment and easy accurate flow rate adjustment. can get. Therefore, accurate quantitative filling can be realized easily and reliably in cooperation with the on-off control of the downstream on-off valve.
(2) At the time of washing operation, the so releasing means by to eliminate the flow resistance by withdrawing the valve shaft from the tubular portion can avoid a decrease in flow rate of the cleaning liquid, the filling line system as in the conventional A good cleaning action can be easily obtained without increasing the overall pressure or providing a bypass.
(3) Moreover, in the present invention, since the technical means of installing the adjusting means for adjusting the flow rate in the opening operation piston provided in the opening means is adopted, a simple configuration using the opening operation piston. Accordingly, it is possible to easily realize the flow rate adjustment at the time of filling in which the valve shaft portion is inserted into the cylindrical portion and the cleaning operation at the time of the opening operation in which the valve shaft portion is extracted from the cylindrical portion.
( 4 ) When applied to a small-capacity filling device such as a chemical solution, accurate quantitative filling, which is not easy with conventional technical means, is simplified by the cooperation of the flow rate adjusting valve and the filling on-off valve according to the present invention. In addition, it can be ensured stably, and at the same time, the difficulty of cleaning work associated with a small-capacity filling device is reduced, which is extremely effective.
( 5 ) Also, when applied to the pressure filling method, accurate quantitative filling can be ensured easily and stably and a good cleaning action can be easily obtained.
( 6 ) In addition, in the case of the pressure filling method, the individual filling calculated based on the function of the filling liquid pressure and the filling amount and the estimated filling end time calculated based on the function of the filling liquid pressure and the filling time If the control method of executing the opening / closing control of the on-off valve for filling based on the total filling amount obtained by integrating the amount is adopted, it becomes more accurate in small-capacity filling etc. in cooperation with the flow rate adjusting valve. This is extremely effective in ensuring a stable filling.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a main part of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a flow rate adjusting valve according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a partially enlarged longitudinal sectional view showing an enlarged main part of a flow rate adjusting valve during a filling operation.
FIG. 4 is a partially enlarged longitudinal sectional view showing an enlarged main part of a flow rate adjusting valve during a cleaning operation.
FIG. 5 is a schematic configuration diagram showing a main part of an embodiment in which the flow rate adjusting valve is applied to a pressure filling method.
FIG. 6 is a flowchart showing a flow of arithmetic processing in the control device.
[Explanation of symbols]
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