JP4098618B2 - ADSL modem with backup function - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ通信ネットワークに適用されるADSL(AsymmetricDigital Subscriber Line:非対象デジタル加入者線)通信技術に対応したADSLモデムに関し、特に、ISDN回線等の公衆網を利用したバックアップ機能を有するADSLモデムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ADSL回線を経由した経路のバックアップとして、現在行われている多くの方法としては、図11に示すようにADSLモデム1−1,1−2の外側にISDN回線6を経由した経路でのバックアップの機能を持ったルータ3−1,3−2を設置し、ルータが有する回線の経路の状態を監視する機能を使ってADSL回線経由の経路であるインターネット5の状態を監視し、障害の検出を行ない、障害を検出した場合、ルータ3−1,3−2によってISDN回線6を経由したバックアップを可能としている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
したがって、このような方法によりISDN回線を利用してADSL回線経由の経路をバックアップした場合、必ずISDN回線を経由した経路へバックアップする機能を持ったルータが必要となり、大規模なネットワークシステムの構築を考えると、設置するルータの台数もかなりのものになることが問題となる。
【0004】
また、設置したルータに対してのメンテナンス、保守が必要となり、それらすべてのコストを考えるとバックアップはしたいのだが、諦めてしまうというケースも多い。
【0005】
【特許文献1】
特許第2758777号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題に鑑み、この発明の目的は、ADSL回線経由の通信をISDN回線等の公衆網経由の通信でバックアップするようにしたバックアップ機能付ADSLモデムにおいて、ADSL回線の障害発生時にISDN回線に切り替えることができ、ルータを必要とせず、かつコストを削減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のバックアップ機能付ADSLモデムは、ADSL回線及びADSL回線を経由した経路の障害を設定された内容に従い検出を行ない、障害を検出した場合、自動または手動により公衆網を経由した経路でバックアップを行うための機能を持ち、また、公衆網を経由した経路でのバックアップ動作中においては、ADSL回線及びADSL回線を経由した経路の復旧の監視を設定された内容に従い行ない、復旧を検出した場合、自動または手動により公衆網を切断し、本来の経路であるADSL回線を経由した経路への切替を行なう。
【0008】
また、本発明は、LANインタフェースとADSL回線インタフェースとISDN回線インタフェースとを有し、ADSL回線に障害が発生したときISDN回線で通信をバックアップするバックアップ機能付ADSLモデムにおいて、LANインタフェースとの通信をADSL回線インタフェースまたはISDN回線インタフェースのいずれかに切り替える通信経路切替部と、ADSL回線の障害の状態を監視するADSL回線障害監視部と、ADSL回線からのOAM(AIS/RDI)セルの受信を監視するOAM(AIS/RDI)受信監視部と、ADSL回線からのOAM(LB)セルの受信を監視するとともにADSL回線へOAM(LB要求)セルを送出するOAM(LB)送受信監視部とを有し、前記ADSL回線障害監視部が、所定数のAISセルを受信可能な時間が設定されAISセルの受信によって再起動されるAIS監視タイマと、AISセルの受信によって起動されAIS監視タイマの設定時間より長い時間が設定されるAIS障害検出タイマと、AIS監視タイマの設定時間が経過したことにより起動され所定数のAISセルを受信可能な時間が設定されAIS障害回復タイマと、ADSL回線へOAM(LB要求)セルを送出する間隔が設定されるOAM(LB要求)セル送出タイマと、ADSL回線へ復旧OAM(LB要求)セルを送出する間隔が設定される復旧OAM(LB要求)セル送出タイマと、OAM(LB要求)セルの送出に対するADSL回線からOAM(LB応答)セルを受信しなかった回数をカウントする障害検出カウンタと、復旧OAM(LB要求)セルの送出に対するADSL回線からOAM(LB応答)セルの受信回数をカウントする復旧確定回数カウンタとを備えた。
【0009】
このように、ADSLモデム自体にISDN回線を経由した経路でバックアップできる機能を持たせたことにより、ISDN回線を経由した経路でバックアップするためのルータを必要としないので、バックアップにかかるコストを削減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例によるシステム構成を示すブロック図である。本発明の一実施例によるシステムは、ネットワーク7Aと、ネットワーク7Bを、DSLAM51とATM(Asynchronous Transfer Mode)網52とIP−VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)網53とを含むADSL回線5、および公衆網(例えばISDN回線)6を介して接続して構成されている。ネットワーク7A内部には、バックアップ機能付ADSLモデム1と、ルータ3−1と、PC8−1とが配置されている。また、ネットワーク7Bには、ルータ3−2と、PC8−2とが設置されている。
【0011】
このシステムは、通常、ネットワーク7Aとネットワーク7B間は、DSLAM51、ATM網52、IP−VPN53を含むADSL回線5の経路を経由して通信を行なっており、この経路に何らかの障害が発生した場合、ISDN回線6を利用したバックアップ経路を経由して通信を行なうシステムである。
【0012】
図2を用いて、本発明にかかるバックアップ機能付ADSLモデム1の機能構成の概要を説明する。バックアップ機能付ADSLモデム1は、ADSL回線障害監視部11と、OAM(AIS/RDI)セル受信監視部12と、OAM(LB)セル送受信監視部13と、通信経路切替部14と、ADSL回線制御部15と、ターミナルアダプタ部16と、表示部17と、ADSL回線インタフェースP11と、LANインタフェースP12と、ISDN回線インタフェースP13とを有して構成される。
【0013】
ADSL回線障害監視部11は、ADSL回線5の障害の状態を監視する機能を有している。ADSL回線障害監視部11は、AIS監視タイマ111と、AIS障害検出タイマ112と、OAM(LB要求)セル送出タイマ113と、AIS障害回復タイマ114と、復旧OAM(LB要求)セル送出タイマ115とを有している。さらに、ADSL回線障害発生監視部11は、障害検出カウンタ116と、復旧確定回数カウンタ117を有している。
【0014】
AIS監視タイマ111は、所定数のAISセルを受信可能な時間が設定されAISセルの受信によって起動されまたは再起動されるタイマであり、AISセルの受信を監視するためのタイマである。
【0015】
AIS障害検出タイマ112は、AISセルの受信によって起動されAIS監視タイマの設定時間より長い時間が設定されるタイマであり、AISの受信の途絶えを検出してADSL回線の障害を検出するためのタイマである。
【0016】
OAM(LB要求)セル送出タイマ113は、ADSL回線へOAM(LB要求)セルを送出する間隔が設定されるタイマである。タイムアップ毎にOAM(LB)セル送受信監視部13へOAM(LB要求)セルの送出を指示する。
【0017】
AIS障害回復タイマ114は、AIS監視タイマ111の設定時間が経過したことにより起動され所定数のAISセルを受信可能な時間が設定されるタイマであり、AISの障害復旧を監視する。
【0018】
復旧OAM(LB要求)セル送出タイマ115は、復旧LBを送出するタイマである。ADSL回線へ復旧OAM(LB要求)セルを送出する間隔が設定される復旧OAM(LB要求)セル送出タイマと、
【0019】
障害検出カウンタ116は、ADSL回線に送出したOAM(LB要求)セルに対してADSL回線からOAM(LB応答)セルを受信しなかった回数を計数するカウンタである。障害検出カウンタ116は、カウントアップしたとき障害発生をOAM(LB要求)セル送受信監視部13へ通知する。
【0020】
復旧確定回数カウンタ117は、ADSL回線に送出した復旧OAM(LB要求)セルに対してADSL回線からOAM(LB応答)セルを受信した回数を計数するカウンタである。復旧確定回数カウンタ117は、カウントアップしたとき、ADSL回線の復旧をOAM(LB要求)セル送受信監視部13へ通知する。
【0021】
OAM(AIS/RDI)受信監視部12は、ATM網側での障害発生時に網側から発生されるAISセルをADSL回線5から受信したことを監視しADSL回線障害監視部へ通知する機能と、AISセルを受信したときに、AIS監視タイマ111と、AIS障害検出タイマ112を起動する働きを有している。
【0022】
OAM(LB)送受信部13は、ADSL回線5へOAM(LB要求)セルを送り出す機能と、ADSL回線5からOAM(LB応答)セルを受信する機能を有している。
【0023】
通信経路切替部14は、ADSL回線5に障害が発生したときに、LANインタフェースとの通信経路をISDN回線6へ切り替える機能を有している。通信経路切替部14は、OAM(AIS/RDI)セル受信監視部12またはOAM(LB)セル送受信監視部13を経由した回線障害発生情報または回線復旧情報によって、通信経路を自動的に切り替えるかまたは手動で切り替える手段である。
【0024】
ADSL回線制御部15は、ADSL回線5との通信を制御する機能と、ADSL回線5から受信したATMセルからOAM(AIS/RDI)セルとOAM(LB)セルを抽出する機能と、OAM(LB要求)セルをADSL回線5へ送出する機能を有している。
【0025】
ターミナルアダプタ部16は、ISDN回線6を経由した通信を制御する働きを有している。
【0026】
表示部17は、ADSL回線5における障害の発生状況や障害復旧情報などを表示する機能を有している。
【0027】
ADSL回線インタフェースP11は、ADSL回線5とのインタフェースである。
【0028】
LANインタフェースP12は、LANとのインタフェースである。
【0029】
ISDN回線インタフェースP13は、ISDN回線6とのインタフェースである。
【0030】
図3を用いて、図1に示すシステムにおけるADSL回線及びADSL回線を経由した経路の障害検出方法の概略を説明する。図4、図5は、バックアップ機能付ADSLモデムの障害/復旧監視条件を示した図であり、これら図3及び、図4、図5を参照して本発明の一実施例による障害の検出方法について説明する。
【0031】
図3に示すように、ADSLモデム1の電源をONすると(ステップS1)、ADSLモデム1を起動する(ステップS2)。通信経路切替部14がADSL回線側を選択しており、ADSL回線制御部15は、バックアップ機能付ADSLモデム1のリンクが確立したか否かを監視する(ステップS3)。バックアップ機能付ADSLモデム1のリンクが確立するまでは、ADSLモデム起動(ステップS2)を繰り返し行なう。
【0032】
バックアップ機能付ADSLモデム1のリンクが確立する(ステップS3、Yes)と、バックアップ機能付きADSLモデム1のモードがADSL通信モード(ステップS4)となり、ここではじめてADSL回線障害監視部11がADSL回線5を経由した経路の障害監視を開始する。
【0033】
ADSL回線5における障害の発生は、いくつかの条件を組合わせて監視しており、その内のどれか1つでも条件が成立した時点で障害発生と判断する。図4に示すように、障害監視の組合わせは障害監視条件のうち切替条件(項番1)の2通りの条件から選択することができる。1つは、ADSL回線障害監視とATMのOAMセル(AIS/RDI)受信監視という組合わせ。もう1つは、ADSL回線障害監視とOAMセル(AIS/RDI)受信監視とOAMセル(LB:ループバック)応答無し監視という組合わせである。
【0034】
それぞれの障害監視条件について、どのような方法で監視を行なっているのかを以下に説明する。
【0035】
まず一つ目は、ADSL回線障害監視(図3、ステップS5)についてであるが、ADSL回線障害の検出はモデムのリンクが確立維持されているかリンクが断しているかを監視することにより行なっている。モデムのリンク断の検出は、障害監視条件のADSL回線障害検出時間(図4、項番4)の設定値により行なう。検出時間0分、1分、2分から設定ができ、その検出時間の間、モデムのリンク断が継続していた場合、ADSL回線障害と判断する。
【0036】
二つ目は、OAMセルの故障管理OAMセルであるAIS/RDIの受信監視である(図3、ステップS6)。AISとRDIを監視することにより、前述のADSL回線5の障害だけでなく、ADSL回線5を経由した経路についての障害の監視を行なうというものである。
【0037】
AIS/RDIの監視は、障害監視条件のAIS監視時間(図4、項番5)とAIS障害検出時間(図4、項番6)により行なう。AIS監視時間は0秒〜99秒、AIS障害検出時間は1秒〜99秒の間で設定できる。それぞれの初期値は、AIS監視時間が3秒、AIS障害検出時間が4秒となっている。RDIの監視もこの設定時間により監視を行なっている。
【0038】
図6を用いて、上記設定値に設定した場合でのADSL回線5の障害検出方法の詳細な説明を行う。
【0039】
ADSL網5に障害が発生すると(S21)、ADSL網は障害が復旧するまで、通常、約1秒間隔でAISを送出し続ける。バックアップ機能付ADSLモデム1は、最初のAIS−1をADSL網5から受信すると、AIS監視タイマ(時間)111を起動し(S22)、AIS障害検出タイマ(時間)112を起動(S23)する。
【0040】
AIS監視タイマ(時間)111は、次のAIS−2を受信すると、再びAIS監視タイマ(時間)111を起動し直す(S24)。このようにして、AIS−1〜AIS−5を受信する度にAIS監視タイマ(時間)111を起動し直す(S25〜S27)。
【0041】
こうして、AIS監視タイマ(時間)が満了することなく、AIS障害監視タイマ(時間)112が満了となったとき(S28)、つまり、AIS監視タイマ(時間)112の監視周期以下の周期でAISを受信し続けた場合、AIS障害と判断する(S29)。
【0042】
次に、同様の設定値でAIS障害にならない場合の例を、図7を参照して説明する。
【0043】
ADSL網5に障害が発生して(S31)、ADSL網がAIS−1を送出すると、バックアップ機能付ADSLモデム1は、AIS−1を受信し、AIS監視タイマ(時間)111を起動し(S32)、AIS障害検出タイマ(時間)112を起動する(S33)。
【0044】
ADSL網5は、AIS−1を送出後、障害が復旧すると(S34)、AISの送出を停止する。バックアップ機能付ADSLモデム1は、AISを受信しないので、AISを受信する度に起動し直していたAIS監視タイマ(時間)111の再起動が発生せずAIS監視タイマ(時間)が満了する(S35)。AIS障害検出タイマ112が満了すると(S36)、AIS監視タイマ111が起動しているか否かを見て、AIS監視タイマ111が起動していないときには、AIS監視タイマ(時間)の監視周期でAISを受信しなかったと判断し、この場合、AIS障害とはならない(S37)。
【0045】
三つ目は、OAMセルの故障管理OAMセルであるLBセルの応答監視である(図3、ステップS7)。LB要求を一定間隔で送信し、そのLB応答を監視することによりADSL回線5を経由した経路についての障害の監視を行なうというものである。しかしこの条件は、LBセルを送受信することによって回線の帯域を使用するため、障害検出の必須条件ではなく、ユーザーによる選択が可能としてある。
【0046】
LBセルの応答監視はADSL回線障害監視部11に設けたOAM(LB要求)セル送出タイマ113を用いて、障害監視条件のOAMループバック送出間隔(図4、項番2)とOAMループバック障害検出回数(図4、項番3)により行なう。OAMループバック送出間隔は、10秒、20秒、30秒、60秒から設定でき、OAMループバック障害検出回数は、1回〜5回の中から設定できる。それぞれの初期値は、OAMループバック送出間隔が20秒、OAMループバック障害検出回数が3回となっている。
【0047】
図8を用いて、この設定値を例にとり詳細な障害検出方法について説明する。
【0048】
まず、バックアップ機能付ADSLモデム1からLB要求−1を送出する。このときOAMループバック送出間隔で設定された設定値(本例では20秒)のOAM(LB要求)セル送出タイマ113を起動する(ステップS41)。このタイマの間隔でLB要求を送出し続ける。
【0049】
LB要求―1送出後、次のLB要求−2送出前にLB応答を受信すると、要求に対する応答が正しく返ってきたとし、通信経路に障害が発生していないものと判断する。しかし、次のLB要求−2を送出してからLB要求−3を送出するまでの間にLB応答を受信していない場合には、通信経路に何等かの障害が発生している可能性があるものとし、この時点でOAMループバック障害検出回数を1回とカウントする。本例では、OAMループバック障害検出回数が3回であるため、まだ障害検出とはならない。
【0050】
このようにして、次のLB要求−4送出までの間にLB応答を受信していない場合には、OAMループバック障害検出回数が2回となり、また次のLB要求−5送出までの間にLB応答を受信していない場合には、OAMループバック障害検出回数が3回となる。この時点でOAMループバック障害検出回数が3回となる。この時点でOAMループバック障害検出回数が3回と設定されていることから、OAMループバック無応答と判断し障害検出となる(ステップS42)。
【0051】
ただし、検出は連続3回の検出であり、途中でLB応答を受信した場合は、また1からOAMループバック障害検出回数のカウントを開始する。
【0052】
前述の三つの障害検出条件のうちどれか一つの条件でも障害を検出すると、ISDN回線6を接続し(図3、ステップS8)、通信経路切替部14をISDN回線6を経由した経路側へ切り替える。また、切替えと同時に、装置内のモードをISDN通信モードとし(図3、ステップS9)、今度はADSL回線5及びADSL回線5を経由した経路の復旧の監視を開始する(図3、ステップS10)。復旧の監視方法については、次で詳しく述べる。
【0053】
障害復旧の監視条件には次の3つの条件がある。ADSL回線復旧監視、OAMセル(AIS/RDI)障害回復監視、OAMセル(LB)による復旧監視である。
【0054】
それぞれの復旧監視条件について、どのような方法で監視を行なっているのかを以下に説明する。
【0055】
まず一つ目は、ADSL回線復旧監視についてである。ADSL回線復旧監視は、復旧監視条件のADSL回線復旧検出時間(図5、項番6)の設定値により行なう。検出時間は0分、1分、2分から設定ができ、その検出時間の間、モデムのリンクが確立維持していた場合、ADSL回線復旧と判断する。
【0056】
二つ目は、OAMセルの故障管理OAMセルであるAIS/RDIの障害回復監視である。AISとRDIを監視することにより、前述のADSL回線の復旧だけでなく、ADSL回線を経由した経路についての障害の復旧監視を行なうというものである。
【0057】
AIS/RDIの復旧監視は復旧監視条件のAIS監視時間(図5、項番1)とAIS障害回復時間(図5、項番2)により行なう。AIS監視時間は0秒から99秒、AIS障害回復時間は一秒から99秒の間で設定できる。それぞれの初期値は、AIS監視時間が3秒、AIS障害回復時間が3秒となっている。
【0058】
図9に、この設定値を例にとり詳細な復旧検出方法について説明する。なお、AIS受信時の復旧検出方法を例に説明するが、RDI受信時の復旧検出方法もこの方法と同様の方法で行なっている。
【0059】
バックアップ機能付ADSLモデム1が、既にAIS受信による障害検出状態にあるものとする。バックアップ機能付ADSLモデム1は、ADSL回線5からAISを受信すると、AIS監視タイマ(時間)111を起動(S51)する。このタイマは障害検出で使用しているタイマと同じである。したがって、タイマ満了前にAISを受信すると再度タイマを起動する。このAIS監視タイマ(時間)が満了するまでにAISを受信しなければ、AIS障害回復タイマ(時間)114を起動する(S52)。さらに、このタイマが満了(S54)するまでにAISを受信しなければ、AIS障害は復旧したものと判断する(S55)。
【0060】
三つ目は、OAMセルの故障管理OAMセルであるLBセルの応答監視である。LB要求を一定間隔で送信し、そのLB応答を監視することによりADSL回線を経由した経路についての復旧の監視を行なうというものである。しかしこの条件は、LBセルを送受信することによって回線の帯域を使用するため、復旧検出の必須条件ではなく、ユーザーによる選択が可能(図5、項番3)としてある。
【0061】
LBセルの応答監視は、復旧監視条件の復旧OAMループバック送出間隔(図5、項番4)と復旧OAMループバック復旧確定回数(図5、項番5)により行なう。復旧OAMループバック送出間隔は、10秒、20秒、30秒、60秒から設定でき、復旧OAMループバック復旧確定回数は、2回〜6回の中から設定ができる。それぞれの初期値は、復旧OAMループバック送出間隔が30秒、復旧OAMループバック復旧確定回数が4回となっている。
【0062】
図10を用いて、この設定値を例にとり詳細な復旧検出方法について説明する。
【0063】
まず、バックアップ機能付ADSLモデム1からLB要求―1を送出する、この時、復旧OAMループバック送出間隔で設定された設定値(本例では30秒)の復旧OAM(LB要求)セル送出タイマ115を起動する(S61)。モデム1は、このタイマの間隔でLB要求−2〜LB要求−6を送出し続ける。
【0064】
LB要求−1送出後、次のLB要求−2送出前にLB応答を受信しなければ、要求に対する応答が正しく返ってこないとし、通信経路の障害はまだ復旧していないものと判断する。しかし、次のLB要求−2を送出してからLB要求−3を送出するまでの間にLB応答−1を受信しているため、通信経路の障害が復旧している可能性があるものとし、この時点で復旧OAMループバック復旧確定回数を1回とカウントする。本例では、復旧OAMループバック復旧確定回数が4回であるため、この時点ではまだ復旧検出とはならない。
【0065】
このようにして、次のLB要求−4を送出するまでの間にLB応答−2を受信しているため、復旧OAMループバック復旧確定回数が2回となり、また次のLB要求−5、LB要求−6を送出するまでの間にLB応答−3、LB応答−4を受信しているため、復旧OAMループバック復旧確定回数が4回となる。この時点で復旧OAMループバック復旧確定回数が4回と設定されているため、OAMループバック応答が正常に受信できたと判断し復旧検出となる(S62)。
【0066】
ただし、検出は連続4回の検出であり、途中でLB応答を受信しなかった場合は、また1から復旧OAMループバック復旧確定回数のカウントを開始する。
【0067】
障害検出とは違い、復旧検出はこれら2つまたは、3つ(OAMループバックによる復旧監視選択時)の条件を満足しなくては復旧検出とならない。
【0068】
障害が復旧すると、装置に設定された条件により自動または、手動で本来の通信経路であるADSL回線を経由した経路に切戻しを行なう。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ADSL回線及び、ADSL回線を経由した経路の障害を設定された内容に従い検出を行ない、障害を検出した場合、自動または、手動によりISDN回線を経由した経路でバックアップを行なうための機能を持ち、また、ISDN回線を経由した経路でのバックアップ動作中においては、ADSL回線及び、ADSL回線を経由した経路の復旧の監視を設定された内容に従い行ない、復旧を検出した場合、自動または、手動によりISDN回線を切断し、本来の経路であるADSL回線を経由した経路への切替を行なう機能を具備することによって、ISDN回線を経由した経路でバックアップするためのルータを必要としないため、バックアップにかかるコストを削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバックアップ機能付ADSLモデムを用いた通信システムの構成例を説明するブロック図。
【図2】本発明にかかるバックアップ機能付きADSLモデムの機能構成を説明するブロック図。
【図3】ADSL回線を経由した経路の障害検出方法の概略を説明するフロー図。
【図4】障害検出のための障害監視条件を説明する図。
【図5】復旧検出のための障害復旧監視条件を説明する図。
【図6】OAMセル(AIS/RDI)受信による障害検出方法を説明する図。
【図7】OAMセル(AIS/RDI)受信による障害検出方法を説明する図。
【図8】OAMセル(LB)受信による障害検出方法を説明する図。
【図9】OAMセル(AIS/RDI)受信による障害復旧検出方法を説明する図。
【図10】OAMセル(LB)受信による障害復旧検出方法を説明する図。
【図11】ISDN回線を利用してバックアップを行なう従来の技術を説明する図。
【符号の説明】
1 バックアップ機能付ADSLモデム
11 ADSL回線障害監視部
111 AIS監視タイマ
112 AIS障害検出タイマ
113 OAM(LB要求)セル送出タイマ
114 AIS障害回復タイマ
115 復旧OAM(LB要求)セル送出タイマ
116 障害検出カウンタ
117 復旧確定回数カウンタ
12 OAM(AIR/RDI)セル受信監視部
13 OAM(LB)セル送受信監視部
14 通信経路切替部
15 ADSL回線制御部
16 ターミナルアダプタ部
17 表示部
P11 ADSL回線インタフェース
P12 LANインタフェース
P12 ISDN回線インタフェース
3 ルータ
5 ADSL回線
51 DSLAM
52 ATM網
53 IP−VPN
7 ネットワーク
8 PC[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ADSL modem compatible with an ADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line) communication technology applied to a computer communication network, and more particularly, an ADSL modem having a backup function using a public network such as an ISDN line. About.
[0002]
[Prior art]
As a method of backing up the route via the ADSL line, many methods currently in use include an ISDN line outside the ADSL modems 1-1 and 1-2 as shown in FIG. 6 The routers 3-1 and 3-2 having a backup function on the route via the router are installed, and the state of the Internet 5 as the route via the ADSL line is monitored by using the function of monitoring the route state of the line that the router has When a failure is detected by monitoring, the router 3-1 and 3-2 enable backup via the ISDN line 6 (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
Therefore, when a route through an ADSL line is backed up using an ISDN line by such a method, a router having a function of backing up to a route via an ISDN line is necessary, and a large-scale network system is constructed. Considering that, the problem is that the number of routers to be installed will be considerable.
[0004]
Also, the installed router needs to be maintained and maintained, and considering all the costs, I want to make a backup, but I often give up.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2758777
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above problems, an object of the present invention is to switch to an ISDN line when a failure of the ADSL line occurs in an ADSL modem with a backup function in which communication via an ADSL line is backed up by communication via a public network such as an ISDN line. It is possible to reduce the cost without requiring a router.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The ADSL modem with a backup function of the present invention detects an ADSL line and a failure of the route via the ADSL line according to the set contents, and when a failure is detected, the backup is automatically or manually routed via the public network. In the backup operation on the route via the public network, the ADSL line and the route restoration via the ADSL line are monitored according to the set contents and the restoration is detected. The public network is disconnected automatically or manually and switched to the route via the ADSL line which is the original route.
[0008]
The present invention also provides an ADSL modem with a backup function that has a LAN interface, an ADSL line interface, and an ISDN line interface, and backs up communication on the ISDN line when a fault occurs in the ADSL line. A communication path switching unit that switches to either a line interface or an ISDN line interface, an ADSL line failure monitoring unit that monitors a failure state of an ADSL line, and an OAM that monitors reception of an OAM (AIS / RDI) cell from the ADSL line An (AIS / RDI) reception monitoring unit, and an OAM (LB) transmission / reception monitoring unit that monitors reception of an OAM (LB) cell from the ADSL line and sends an OAM (LB request) cell to the ADSL line, ADSL line failure monitoring AIS monitoring timer that is set to a time when a predetermined number of AIS cells can be received is set and restarted by receiving the AIS cell, and AIS that is started by receiving the AIS cell and set longer than the setting time of the AIS monitoring timer is set An interval between sending out an AIS failure recovery timer and an OAM (LB request) cell to the ADSL line that is activated when the set time of the failure detection timer and the AIS monitoring timer elapses and a predetermined number of AIS cells can be received Of the OAM (LB request) cell transmission timer, the recovery OAM (LB request) cell transmission timer for setting the interval for transmitting the recovery OAM (LB request) cell to the ADSL line, and the OAM (LB request) cell. A failure detection counter that counts the number of times an OAM (LB response) cell has not been received from the ADSL line for transmission; Old OAM and a recovery confirmation number counter for counting the number of times of reception of the OAM (LB response) cells from ADSL line for delivery of (LB request) cells.
[0009]
As described above, since the ADSL modem itself has a function of backing up via the route via the ISDN line, a router for backing up via the route via the ISDN line is not required, thereby reducing the cost of backup. be able to.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a system configuration according to an embodiment of the present invention. A system according to an embodiment of the present invention includes a
[0011]
This system normally communicates between the
[0012]
The outline of the functional configuration of the
[0013]
The ADSL line
[0014]
The
[0015]
The AIS
[0016]
The OAM (LB request)
[0017]
The AIS
[0018]
The recovery OAM (LB request)
[0019]
The failure detection counter 116 is a counter that counts the number of times that the OAM (LB response) cell is not received from the ADSL line with respect to the OAM (LB request) cell transmitted to the ADSL line. The failure detection counter 116 notifies the OAM (LB request) cell transmission /
[0020]
The restoration
[0021]
The OAM (AIS / RDI)
[0022]
The OAM (LB) transmission /
[0023]
The communication
[0024]
The ADSL
[0025]
The
[0026]
The display unit 17 has a function of displaying a failure occurrence status, failure recovery information, and the like in the
[0027]
The ADSL
[0028]
The LAN interface P12 is an interface with the LAN.
[0029]
The ISDN line interface P13 is an interface with the
[0030]
An outline of an ADSL line and a route failure detection method via the ADSL line in the system shown in FIG. 1 will be described with reference to FIG. 4 and 5 are diagrams showing failure / recovery monitoring conditions of an ADSL modem with a backup function, and a failure detection method according to an embodiment of the present invention with reference to FIG. 3, FIG. 4, and FIG. Will be described.
[0031]
As shown in FIG. 3, when the
[0032]
When the link of the backup
[0033]
The occurrence of a failure in the
[0034]
The following describes how the monitoring is performed for each failure monitoring condition.
[0035]
The first is ADSL line failure monitoring (FIG. 3, step S5). ADSL line failure detection is performed by monitoring whether the modem link is established or maintained or the link is broken. Yes. Modem link disconnection is detected based on the set value of the ADSL line fault detection time (FIG. 4, item number 4) in the fault monitoring condition. The detection time can be set from 0 minutes, 1 minute, and 2 minutes, and if the link disconnection of the modem is continued during the detection time, it is determined that an ADSL line failure has occurred.
[0036]
The second is reception monitoring of AIS / RDI, which is an OAM cell failure management OAM cell (FIG. 3, step S6). By monitoring the AIS and RDI, not only the above-described
[0037]
AIS / RDI monitoring is performed based on the AIS monitoring time (FIG. 4, item number 5) and the AIS failure detection time (FIG. 4, item number 6) of the failure monitoring condition. The AIS monitoring time can be set between 0 seconds and 99 seconds, and the AIS failure detection time can be set between 1 second and 99 seconds. Each initial value has an AIS monitoring time of 3 seconds and an AIS failure detection time of 4 seconds. RDI is also monitored by this set time.
[0038]
With reference to FIG. 6, a detailed description will be given of a failure detection method for the
[0039]
When a failure occurs in the ADSL network 5 (S21), the ADSL network normally continues to send AIS at intervals of about 1 second until the failure is recovered. When receiving the first AIS-1 from the
[0040]
When the next AIS-2 is received, the AIS monitoring timer (time) 111 restarts the AIS monitoring timer (time) 111 again (S24). In this way, every time AIS-1 to AIS-5 are received, the AIS monitoring timer (time) 111 is restarted (S25 to S27).
[0041]
Thus, when the AIS failure monitoring timer (time) 112 has expired without the AIS monitoring timer (time) expiring (S28), that is, the AIS is monitored at a cycle equal to or shorter than the monitoring cycle of the AIS monitoring timer (time) 112. If reception continues, it is determined that there is an AIS failure (S29).
[0042]
Next, an example in which no AIS failure occurs with the same set value will be described with reference to FIG.
[0043]
When a failure occurs in the ADSL network 5 (S31) and the ADSL network sends AIS-1, the
[0044]
The
[0045]
The third is response monitoring of the LB cell that is the failure management OAM cell of the OAM cell (FIG. 3, step S7). By transmitting LB requests at regular intervals and monitoring their LB responses, faults in the route via the
[0046]
LB cell response monitoring uses an OAM (LB request)
[0047]
A detailed failure detection method will be described with reference to FIG.
[0048]
First, LB request-1 is transmitted from the
[0049]
If the LB response is received after the LB request-1 is sent and before the next LB request-2 is sent, it is determined that the response to the request has been returned correctly and that no failure has occurred in the communication path. However, if the LB response is not received between the time when the next LB request-2 is sent and the time when LB request-3 is sent, there is a possibility that some trouble has occurred in the communication path. It is assumed that there is an OAM loopback failure detection count at this point in time. In this example, the number of OAM loopback failure detections is 3, so failure detection has not yet occurred.
[0050]
In this way, when the LB response is not received before the next LB request-4 is transmitted, the number of times of detecting the OAM loopback failure is two times, and until the next LB request-5 is transmitted. When the LB response has not been received, the number of OAM loopback failure detections is three. At this point, the number of OAM loopback failure detections is three. Since the OAM loopback failure detection count is set to 3 at this time, it is determined that there is no OAM loopback response and a failure is detected (step S42).
[0051]
However, detection is performed three times in succession, and when an LB response is received on the way, counting of the number of times of OAM loopback failure detection is started again from 1.
[0052]
If a failure is detected under any one of the above three failure detection conditions, the
[0053]
There are the following three conditions for monitoring the failure recovery. ADSL line recovery monitoring, OAM cell (AIS / RDI) failure recovery monitoring, and OAM cell (LB) recovery monitoring.
[0054]
The following describes how the monitoring is performed for each recovery monitoring condition.
[0055]
The first is about ADSL line restoration monitoring. ADSL line restoration monitoring is performed according to the set value of the ADSL line restoration detection time (FIG. 5, item number 6) of the restoration monitoring condition. The detection time can be set from 0 minutes, 1 minute, and 2 minutes. If the modem link is established and maintained during the detection time, it is determined that the ADSL line is restored.
[0056]
The second is failure recovery monitoring of AIS / RDI, which is an OAM cell failure management OAM cell. By monitoring the AIS and RDI, not only the above-described restoration of the ADSL line but also the restoration restoration of the failure of the route via the ADSL line is performed.
[0057]
AIS / RDI recovery monitoring is performed based on the AIS monitoring time (FIG. 5, item number 1) and AIS failure recovery time (FIG. 5, item number 2) of the recovery monitoring condition. The AIS monitoring time can be set from 0 to 99 seconds, and the AIS failure recovery time can be set from 1 to 99 seconds. Each initial value has an AIS monitoring time of 3 seconds and an AIS failure recovery time of 3 seconds.
[0058]
FIG. 9 illustrates a detailed recovery detection method using this set value as an example. In addition, although the recovery detection method at the time of AIS reception is demonstrated to an example, the recovery detection method at the time of RDI reception is also performed by the same method as this method.
[0059]
It is assumed that the ADSL modem with
[0060]
The third is response monitoring of an LB cell that is a failure management OAM cell of the OAM cell. By sending LB requests at regular intervals and monitoring the LB response, recovery of the route via the ADSL line is monitored. However, since this condition uses the bandwidth of the line by transmitting and receiving LB cells, this condition is not an essential condition for detection of recovery, but can be selected by the user (FIG. 5, item number 3).
[0061]
The response monitoring of the LB cell is performed based on the restoration OAM loopback transmission interval (FIG. 5, item number 4) and the number of times of restoration OAM loopback restoration confirmed (FIG. 5, item number 5). The recovery OAM loopback transmission interval can be set from 10 seconds, 20 seconds, 30 seconds, and 60 seconds, and the recovery OAM loopback recovery confirmation count can be set from 2 to 6. The initial values of the recovery OAM loopback transmission interval are 30 seconds, and the recovery OAM loopback recovery confirmation count is 4 times.
[0062]
A detailed restoration detection method will be described with reference to FIG.
[0063]
First, the LB request-1 is sent from the
[0064]
If the LB response is not received after the LB request-1 is transmitted and before the next LB request-2 is transmitted, it is determined that the response to the request has not been returned correctly, and the failure of the communication path has not yet been recovered. However, since the LB response-1 is received between the transmission of the next LB request-2 and the transmission of the LB request-3, there is a possibility that the communication path failure may be recovered. At this time, the number of restoration OAM loopback restoration confirmations is counted as one. In this example, the recovery OAM loopback recovery confirmation count is four, so recovery is not yet detected at this point.
[0065]
In this way, since the LB response-2 is received until the next LB request-4 is transmitted, the number of times of restoration OAM loopback restoration confirmation becomes two, and the next LB request-5, LB Since the LB response-3 and the LB response-4 are received before the request-6 is transmitted, the number of times of restoration OAM loopback restoration confirmation is four. At this time, since the restoration OAM loopback restoration confirmation count is set to 4 times, it is determined that the OAM loopback response has been normally received, and restoration is detected (S62).
[0066]
However, the detection is four consecutive detections, and when the LB response is not received in the middle, the count of the recovery OAM loopback recovery confirmation count is started again from 1.
[0067]
Unlike failure detection, recovery detection does not result in recovery detection unless these two or three conditions (when OAM loopback recovery monitoring is selected) must be satisfied.
[0068]
When the failure is recovered, the operation is automatically or manually switched back to the route via the ADSL line which is the original communication route according to the conditions set in the apparatus.
[0069]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the failure of the ADSL line and the route via the ADSL line is detected according to the set contents, and when the failure is detected, the route via the ISDN line automatically or manually. In the backup operation on the route via the ISDN line, the restoration of the ADSL line and the route via the ADSL line is monitored according to the set contents, and the restoration is performed. A router for backing up on a route via the ISDN line by providing a function of automatically or manually disconnecting the ISDN line and switching to the route via the ADSL line which is the original route when detected. Is not required, so the cost of backup can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration example of a communication system using an ADSL modem with a backup function according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a functional configuration of an ADSL modem with a backup function according to the present invention.
FIG. 3 is a flowchart for explaining an outline of a failure detection method for a route via an ADSL line.
FIG. 4 is a diagram for explaining fault monitoring conditions for fault detection.
FIG. 5 is a diagram for explaining failure recovery monitoring conditions for recovery detection.
FIG. 6 is a diagram for explaining a failure detection method based on OAM cell (AIS / RDI) reception.
FIG. 7 is a diagram for explaining a failure detection method based on OAM cell (AIS / RDI) reception.
FIG. 8 is a diagram illustrating a failure detection method based on OAM cell (LB) reception.
FIG. 9 is a diagram for explaining a failure recovery detection method using OAM cell (AIS / RDI) reception.
FIG. 10 is a diagram for explaining a failure recovery detection method based on OAM cell (LB) reception.
FIG. 11 is a diagram for explaining a conventional technique for performing backup using an ISDN line.
[Explanation of symbols]
1 ADSL modem with backup function
11 ADSL line fault monitoring unit
111 AIS monitoring timer
112 AIS failure detection timer
113 OAM (LB request) cell transmission timer
114 AIS failure recovery timer
115 Recovery OAM (LB request) cell transmission timer
116 Failure detection counter
117 Restoration count counter
12 OAM (AIR / RDI) cell reception monitoring unit
13 OAM (LB) cell transmission / reception monitoring unit
14 Communication path switching unit
15 ADSL line control unit
16 Terminal adapter section
17 Display
P11 ADSL line interface
P12 LAN interface
P12 ISDN line interface
3 routers
5 ADSL line
51 DSLAM
52 ATM network
53 IP-VPN
7 network
8 PC
Claims (4)
前記回線障害及びADSL回線を経由した経路の障害の検出には、
ADSLモデムのリンク状態の監視と、
OAMセルの故障管理OAMセルであるAIS及びRDIの監視、またはLBの監視により行なう
ことを特徴としたバックアップ機能付ADSLモデム。Performs monitoring of routes via an ADSL line state and ADSL line, when detecting a failure of the line and path performs switching to routes via the public network automatically or manually perform a backup of the ADSL line route backup A function ADSL modem,
For detection of a line failure and a route failure via an ADSL line,
Monitoring the link state of the ADSL modem;
OAM cell failure management An ADSL modem with a backup function, which is performed by monitoring AIS and RDI, which are OAM cells, or by monitoring LB.
ことを特徴とする、請求項1に記載のバックアップ機能付ADSLモデム。 In the backup state on the route via the public network, when the restoration of the route via the ADSL line is detected and the restoration of the failure of the line and route is detected, the ADSL line which is the original route automatically or manually The ADSL modem with a backup function according to claim 1, wherein a recovery to a route via the network is performed.
ADSLモデムのリンク状態の監視と、
ATMのOAMセルの故障管理OAMセルであるAIS及びRDIの監視、またはLBの監視と、
ATMのユーザセルの監視により行うことを特徴とし、
また、それぞれの監視項目、監視時間について設定することができる
ことを特徴とする、請求項2に記載のバックアップ機能付ADSLモデム。For detecting the line failure and the failure recovery of the route via the ADSL line,
Monitoring the link state of the ADSL modem;
ATM OAM cell failure management OAM cell AIS and RDI monitoring, or LB monitoring,
It is characterized by monitoring ATM user cells,
The ADSL modem with a backup function according to claim 2 , wherein each monitoring item and monitoring time can be set .
LANインタフェースとの通信をADSL回線インタフェースまたはISDN回線インタフェースのいずれかに切り替える通信経路切替部と、
ADSL回線の障害の状態を監視するADSL回線障害監視部と、
ADSL回線からのOAM(AIS/RDI)セルの受信を監視するOAM(AIS/RDI)受信監視部と、
ADSL回線からのOAM(LB)セルの受信を監視するとともにADSL回線へOAM(LB要求)セルを送出するOAM(LB)送受信監視部と
を有し、
ADSL回線障害監視部が、
所定数のAISセルを受信可能な時間が設定されAISセルの受信によって再起動されるAIS監視タイマと、
AISセルの受信によって起動されAIS監視タイマの設定時間より長い時間が設定されるAIS障害検出タイマと、
AIS監視タイマの設定時間が経過したことにより起動され所定数のAISセルを受信可能な時間が設定されるAIS障害回復タイマと、
ADSL回線へOAM(LB要求)セルを送出する間隔が設定されるOAM(LB要求)セル送出タイマと、
ADSL回線へ復旧OAM(LB要求)セルを送出する間隔が設定される復旧OAM(LB要求)セル送出タイマと、
OAM(LB要求)セルの送出に対するADSL回線からOAM(LB応答)セルを受信しなかった回数をカウントする障害検出カウンタと、
復旧OAM(LB要求)セルの送出に対するADSL回線からOAM(LB応答)セルの受信回数をカウントする復旧確定回数カウンタとを有する
ことを特徴とするバックアップ機能付ADSLモデム。 In an ADSL modem with a backup function that has a LAN interface, an ADSL line interface, and an ISDN line interface, and backs up communication with the ISDN line when a failure occurs in the ADSL line,
A communication path switching unit for switching communication with a LAN interface to either an ADSL line interface or an ISDN line interface;
An ADSL line fault monitoring unit that monitors the fault state of the ADSL line;
An OAM (AIS / RDI) reception monitoring unit for monitoring reception of an OAM (AIS / RDI) cell from an ADSL line;
An OAM (LB) transmission / reception monitoring unit for monitoring reception of an OAM (LB) cell from the ADSL line and sending an OAM (LB request) cell to the ADSL line;
Have
ADSL line failure monitoring unit
An AIS monitoring timer that is set to a time in which a predetermined number of AIS cells can be received and is restarted upon reception of the AIS cells;
An AIS failure detection timer that is activated upon reception of an AIS cell and is set to a time longer than the set time of the AIS monitoring timer;
An AIS failure recovery timer that is activated when a set time of the AIS monitoring timer has elapsed and is set to a time during which a predetermined number of AIS cells can be received;
An OAM (LB request) cell transmission timer in which an interval for transmitting an OAM (LB request) cell to the ADSL line is set;
A recovery OAM (LB request) cell transmission timer in which an interval for transmitting a recovery OAM (LB request) cell to the ADSL line is set;
A failure detection counter that counts the number of times an OAM (LB response) cell is not received from the ADSL line for sending an OAM (LB request) cell;
Recovery OAM (LB request) Recovery determined number counter, features and to Luba Kkuappu ADSL modem function with that <br/> have to count the number of times of reception of the OAM (LB response) cells from ADSL line for delivery of the cells.
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