JP4098437B2 - Method and apparatus for correcting gap deviation of magnetic tape - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気テープ装置における磁気テープのギャップずれ補正方法及び補正装置に関する。
【0002】
磁気テープ装置にディジタル信号を記録再生する場合,データブロックとデータブロックの間にIBG(Inter Block Gap)が設けられており,記録済の磁気テープ上に別のデータを書き込む場合には,磁気テープを読み出してIBGを検出すると書き込みの制御信号を発生するようにしているが,書き込み開始位置が正確にデータブロックの先頭位置からずれる場合があり,その解決が望まれている。
【0003】
【従来の技術】
図4は従来例の説明図である。図4のA.は構成を示し,図中,80は磁気テープ,81,83はデータブロック間に設けられたIBG(Inter Block Gap),82,84はデータブロック,85は書き込み読み出しの制御回路,86はヘッド,86aは読取ヘッド,86bは書込ヘッドである。また,BOT(Beginning Of Tape)はテープの始端,EOT(End Of Tape)はテープの終端を表す。ギャップイン信号(Gapin)は制御回路85から発生する書込開始を表す信号であり,ギャップアウト信号(Gapout)は制御回路85から発生するデータブロックの終端を示す信号である。
【0004】
磁気テープへの記録形式としては図4のA.の磁気テープ80に示すように,可変長のデータブロック(82,84等)とデータブロックの間に設けられたIBG(81,83等)とが交互に配置されている。IBGには特定パターンが繰り返し記録された一定長の領域である。通常,磁気テープ80に書込みを行う場合,書込ヘッド86bを駆動してデータ(IBG及びデータブロック)の書込みを行い,読取ヘッド86aにより書込まれた内容を読取ってチェックを行う方式が一般に採用されている。
【0005】
データが既に記録された磁気テープ80上のあるデータブロック,例えばデータブロック84が不要になって別のデータを書き込む(上書きする)場合,書き込む位置を検出して書き込みの制御を行う必要がある。具体的には,読取ヘッド86aにより磁気テープ80の読み取りを行い,読み取り信号を制御回路85へ入力することで対象となるデータブロック84の前のデータブロック82の終端(IBG83の手前)を検出すると制御回路85からギャップアウト信号を発生する。この位置を表す情報を元に制御回路85のテープの駆動制御を行う回路から書き込み開始を実行させるギャップイン信号を発生し,この信号により直ちに書き込み(新たなIBGと新たなデータブロックの書き込み)が開始される。但し,ギャップイン信号の後に空送タイマの設定時間(例えば,0.4msの時間)だけテープを空送りしてから書き込みを行う場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の磁気テープの記録済のデータに新たなデータを上書きする場合,読取ヘッドでデータブロックの終端を検出してギャップアウト信号を発生させて,制御回路から一定タイミングでギャップイン信号(書込開始信号)が発生させているが,ギャップイン信号が発生した時に書込ヘッドの位置がテープのテンション(張力)やスリップ(すべり)等により大きくずれることが多い。
【0007】
すなわち,ギャップイン信号が発生した時に書込ヘッドが▲1▼の側(EOT側)にずれる場合と,▲2▼の側(BOT側)にずれる場合とがあり,図4のB.にその場合の書き込みの様子を示す。
【0008】
ギャップイン信号が▲1▼側(EOT側)にずれる場合は,図4のB.の▲1▼に示すように元のIBGの上に更に新たなIBGが書込まれることになり,結局IBGが長く見えることになる。また▲2▼側にずれる場合は,図4のB.の▲2▼に示すように書き足しIBGにより前のデータ(データブロック82)を消してしまう。
【0009】
上記の▲1▼のケースでは単にIBGが長く見えるだけで特に大きな問題にならない。しかし,▲2▼のケースは,データを消してしまったことが,消した後の読取ヘッドによるデータ読み取り動作を行うことで初めて発見される。そして,発見できた時は消された後であり,消えたデータが再生不可能となってしまう。
【0010】
本発明はデータが記録されている磁気テープにデータを書き足す場合に,IBGの書き込みで前のブロックのデータを消去する可能性のあるギャップずれを検出してそのずれを補正する磁気テープ装置における磁気テープのギャップずれ補正方法及び補正装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理説明図である。図において,A.は原理構成,B.は磁気テープ位置と各信号の関係,C.は空送タイマの機能を示す。
【0012】
図1のA.において,1は読取ヘッドや書込ヘッドと接続されて読み取り信号が入力され,書き込み信号が出力されるドライブコントロール回路,2はIBG(Inter Block Gap)検出回路,3は位置ずれ計測回路,4は位置ずれ補正回路である。また,図1のB.において,5は磁気テープであり,6−1,6−2等はIBGを表し,7’,7−1,7−2等はデータブロックを表す。
【0013】
磁気テープ5のあるデータ,例えばIBG6−2とデータブロック7−2を含むデータにデータを上書きしたい場合,当該データの前に記録されたデータ(IBG6−1,データブロック7−1)の先頭位置において読取ヘッド(図示省略)によりその直前のデータ7’の終端を検出してドライブコントロール回路1からギャップイン信号を発生する。本発明ではこのギャップイン信号が本来の書き込み位置の1ブロック手前のデータの読み込みに基づくので,リードギャップイン信号(RGapinで表す) という。この信号は位置ずれ計測回路3に入力される。リードギャップイン信号は従来のギャップイン信号と同様に次のデータ(IBG6−1)の先頭位置を表す図1のB.の▲1▼のタイミングで発生する。
【0014】
この信号が発生した後,磁気テープ5の読み取り信号の中からIBGを表す特定パターンをIBG検出回路2により検出する動作が行われ,図1のB.の▲2▼で表すタイミングで特定パターンが検出されると,検出信号は位置ずれ計測回路3に供給される。位置ずれ計測回路3はリードギャップイン信号▲1▼が入力されてから実際に記録されているIBGの位置(図1のB.の▲2▼のタイミングに対応)までの位置ずれ値(xms(ミリ秒)の時間で表す)を計測する。計測された位置ずれ値は,補正値(xms)として位置ずれ補正回路4に供給される。磁気テープ5が移動して1ブロック前のデータブロック7−1の終端を読取ヘッドで検出することで,書き足しの対象となるデータの開始位置を表すギャップイン信号が発生する。この信号は本発明ではライトギャップイン信号(WGapinで表す) といい,この信号は位置ずれ補正回路4へ供給される。位置ずれ補正回路4は,このライトギャップイン信号(WGapin)が検出されると,上記位置ずれ計測回路4から入力された補正値(xms)の時間だけタイミングをとって,そのタイミングが経過すると補正ライトギャップイン信号(Cor-WGapinで表示) を発生する。この補正ライトギャップイン信号のタイミングにより書き込みデータ(IBGを表す所定長の特定パターン及び上書きデータ)がドライブコントロール回路1から書込ヘッドに出力されて書き込みが実行される。また,位置ずれ補正回路4は,位置ずれ計測回路3からの補正値(xms)が,予め設定された閾値と比較されてその閾値を越えると補正不可としてずれエラー信号を発生する。
【0015】
このように,前のデータを読み取って,そのギャップイン信号(図1のB.のリードギャップイン信号▲1▼)が発生してから,実際にIBGを検出する時間(図1のB.の▲2▼)までの位置ずれ値(xms)は,その直後の位置のデータ(IBGとデータブロック)に対しても同様にIBGが記録されている確率が高いので,その位置ずれだけ補正して補正ライトギャップイン信号を発生することで,書き足しの対象となるデータの前に記録されたデータを消去するという問題を解決することができる。
【0016】
上記に説明した方法の他に,位置ずれ計測回路3で計測した補正値をログ情報として収集し,磁気テープがBOT側に常にずれる(IBGが早く来る)傾向が検出された場合は,図1のC.に概略を示すようにライトギャップイン信号(WGapin)が発生した後に空送タイマ(書き込みを行わずにテープを空送する時間)の時間を通常(空送タイマで空送してデータの後のギャップを保証する時間)より長めにして磁気テープを空送し,その後に書き込み出力を発生してIBGを記録(元の磁気テープのIBGに上書き)してデータを書き込む方法を用いることができる。なお,この時IBG長を長めに記録してIBGを保証するようにしても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施例の構成を示す。
【0018】
図2において,10は磁気テープの各ドライバを制御するドライブコントロール回路(図1の1に対応),11は読取(Read)回路,12はライトフォーマット回路,13はファームで構成されるコントローラである。そして,読取回路11の内部の110〜112及び114は図1の符号2〜5で表す各部に対応し,110はIBG検出回路,111は書き足し(元のデータへの上書き)をする場合に上書きする対象となるデータの終端位置を確認するため,一旦リードを行って対象となるデータの終端位置を表す信号を検出してギャップアウト信号(Gapout) を生成するギャップアウト生成回路である。112は位置ずれ補正回路であり,114は位置ずれ補正回路であり,113はIBGの長さを計測するIBG長計測回路である。また,115はBOT側へずれた場合の補正値(ずれ量)のログデータの格納領域115aとEOT側へずれた場合のずれ量のログデータを格納領域115bとを備えるログデータ収集回路,116は読取回路11内の各部のシーケンス動作を制御するシーケンサである。更に,12はIBG及びデータブロックのライトデータを発生するライトフォーマット回路,13はコンピュータ等のホストと接続されてファームウェアにより構成されたコントローラである。
【0019】
図3は図2に示す実施例の構成の動作フローを図3に示し,以下に図2の実施例の構成の動作を図3を参照しながら説明する。
【0020】
ホスト(図示省略)からのコマンドによりコントローラ13が起動すると,コントローラ13は読取回路11のシーケンサ116を起動して動作を開始させる(図3のS1)。この時,読取ヘッドによる磁気テープの読取動作を実行する。最初に,通常の書き足しの場合と同様に,書き足しの対象となるデータブロックの終わり位置を確認するために,書き足しの対象となるデータをリードすると,リードヘッドからの信号に基づいてギャップアウト生成回路111が駆動され,ギャップアウト信号が生成される。ドライブコントロール回路1はこの信号によりこの時間位置を記憶する。また,読取ヘッドにより前のデータブロックの終了位置の検出によりドライブコントロール回路10からリードギャップイン信号(R-Gapin)が発生して(図3のS2),これが位置ずれ計測回路112へ供給されて位置ずれの計測を開始する(同S3)。
【0021】
続いて,読取ヘッドから入力する読取信号がドライブコントロール回路10に供給されると,読取った信号(アナログ信号波形)のピークパルス列(PKPLS で示す)がIBG検出回路110へ供給される。IBG検出回路110は,IBGを表す特定のビットパターン,すなわち『1000000001』のパターンの繰り返しを検出する動作を行い(図3のS4),特定パターンが検出されるとIBG検出信号(DIBGで示す)を位置ずれ計測回路112に出力する。これによりリードギャップイン信号とIBGとの位置ずれ計測値(補正値)が位置ずれ補正回路114に供給される。なお,この位置ずれ計測回路112で計測される位置ずれ量(時間値)は,IBGが磁気テープのBOT側へずれた場合の値である。この計測値はログデータ収集回路115にも供給されて格納領域15aに設定される(図3のS5)。
【0022】
その後,読取ヘッドから対象となるデータの前のデータブロックの終わり位置の検出に応じてドライブコントロール回路1からライトギャップイン信号(WGapin) が発行される。このライトギャップイン信号は読取ヘッドと書込ヘッドのギャップ(R/Wヘッドの間隔で,例えば3.95mm)に基づく時間位置の補正が施されているものとする。
【0023】
位置ずれ補正回路114では,ドライブコントロール回路10からライトギャップイン信号(WGapinで表示) が発生したか判別し(図3のS6),発生を検出するとそのライトギャップイン信号の発生時点からずれ補正値の時間長だけタイミングを計測して(図3のS7),ずれ補正値の時間遅れさせて補正ライトギャップイン信号(Correct Gapin を表すCoWGapinで表示) を発行する(図3のS8)。
【0024】
この補正ライトギャップイン信号がライトフォーマット回路12へ供給されると, ライトフォーマット回路12はライトデータ(IBGパターンと書込データ)を出力する。ドライブコントロール回路10はこのライトデータを書込み用の信号に変換して書込みヘッドに出力する。位置ずれ補正回路114は補正値がコントローラ13から供給された補正要否閾値(補正が可能な値か,補正ができない値の境界値)を越えたか判別し,越えない場合は補正を行うが,越えた場合はずれエラー信号(err)を出力する。このエラー信号がコントローラ13に通知されると処理が中止される。
【0025】
また,IBG検出回路110からのIBGの検出出力は,IBG長計測回路113へも供給され,ここでIBGが継続して検出される時間長を計測する。ここで計測されるIBG長は,位置ずれが磁気テープのEOT側である場合のずれ量を表し,この計測値もログデータ収集回路115に供給され,格納領域115bに設定される。この格納領域115bのログデータはコントローラ13に供給されて判別される。
【0026】
位置ずれの補正をコントローラ13からの空送タイマからの一定長(例えば,0.4ms)の空送(書込をしないでテープを送ること)により実現する場合,IBG長が通常の長さ(約2ms)より短いことが分かると,空送タイマのタイマ値を多くする(例えば,0.5ms)ことで対処することができる。
【0027】
上記ログデータ収集回路115aに格納されたログ情報は,補正値が小さい場合(補正を行う必要が無い場合)を含めた補正を記録することで,ライトギャップイン信号(WGapin) が早めに来る傾向が見えた場合は, コントローラ13でこれを検出し,ホスト(図示省略)に通知することができる。このようにずれがBOT側へ向かう傾向がある場合,コントローラ13からライトフォーマット回路12に対する空送タイマの決められた時間(例えば0.4ms)を長めにする(例えば,0.5ms)ことで対処することができる。
IBGの空送タイマ(実際の書込がないエリア)を長目にし,IBG長も長目に補正することで正規のIBG長を保証する。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば磁気テープ装置の記録済の磁気テープへ途中から書き込む場合に,ギャップずれによりデータを破壊してしまうことを予め検出して,防止することができる。また,ずれの補正値等のログデータを収集して記録することで,ギャップずれの状態を常時把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例の構成を示す図である。
【図3】実施例の動作フローを示す図である。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ドライブコントロール回路
2 IBG検出回路
3 位置ずれ計測回路
4 位置ずれ補正回路
5 磁気テープ
6−1,6−2 データブロック
7’,7−1,7−2 IBG
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gap deviation correction method and a correction apparatus for a magnetic tape in a magnetic tape apparatus.
[0002]
When recording and reproducing digital signals on a magnetic tape device, an IBG (Inter Block Gap) is provided between the data blocks, and when writing other data on the recorded magnetic tape, the magnetic tape When the IBG is detected by reading the data, a write control signal is generated. However, the write start position may be accurately deviated from the head position of the data block, and a solution is desired.
[0003]
[Prior art]
FIG. 4 is an explanatory diagram of a conventional example. A. of FIG. In the figure, 80 is a magnetic tape, 81 and 83 are IBGs (Inter Block Gap) provided between data blocks, 82 and 84 are data blocks, 85 is a write / read control circuit, 86 is a head, 86a is a read head, and 86b is a write head. BOT (Beginning Of Tape) represents the beginning of the tape, and EOT (End Of Tape) represents the end of the tape. The gap-in signal (Gapin) is a signal indicating the start of writing generated from the control circuit 85, and the gap-out signal (Gapout) is a signal indicating the end of the data block generated from the control circuit 85.
[0004]
As a recording format on the magnetic tape, A. of FIG. As shown in the magnetic tape 80, variable-length data blocks (82, 84, etc.) and IBGs (81, 83, etc.) provided between the data blocks are alternately arranged. The IBG is a fixed length area where a specific pattern is repeatedly recorded. Normally, when writing to the magnetic tape 80, a method is generally adopted in which the write head 86b is driven to write data (IBG and data block), and the contents written by the read head 86a are read and checked. Has been.
[0005]
When a data block on the magnetic tape 80 on which data has already been recorded, for example, the data block 84 becomes unnecessary and another data is written (overwritten), it is necessary to detect the writing position and control the writing. Specifically, when the magnetic tape 80 is read by the read head 86a and a read signal is input to the control circuit 85, the end of the data block 82 before the target data block 84 (before IBG 83) is detected. A gap out signal is generated from the control circuit 85. Based on the information indicating this position, a gap-in signal for starting writing is generated from the circuit for controlling the drive of the tape of the control circuit 85, and writing (writing of a new IBG and a new data block) is immediately performed by this signal. Be started. However, there is a case where writing is performed after the tape is idle-fed for a set time of the idle timer (for example, 0.4 ms) after the gap-in signal.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
When new data is overwritten on the recorded data on the magnetic tape described above, the read head detects the end of the data block and generates a gap-out signal. Signal) is generated, but when the gap-in signal is generated, the position of the write head is often greatly shifted due to the tension or slip of the tape.
[0007]
That is, when the gap-in signal is generated, the writing head may be shifted to (1) side (EOT side) and may be shifted to (2) side (BOT side). Shows the state of writing in that case.
[0008]
If the gap-in signal shifts to the (1) side (EOT side), B. of FIG. As shown in (1), a new IBG is written on the original IBG, so that the IBG looks long. If it is shifted to (2), B. of FIG. As shown in (2), the previous data (data block 82) is deleted by IBG.
[0009]
In the case of (1) above, the IBG just looks long and does not cause a big problem. However, in the case of (2), the fact that the data has been erased is discovered for the first time by performing the data reading operation by the read head after erasing. And when it is found, it is after it is erased, and the lost data cannot be reproduced.
[0010]
The present invention relates to a magnetic tape apparatus for detecting gap deviation that may erase data of a previous block by writing IBG and correcting the deviation when adding data to a magnetic tape on which data is recorded. An object of the present invention is to provide a magnetic tape gap deviation correction method and correction device.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
FIG. 1 is a diagram illustrating the principle of the present invention. In FIG. Is the principle configuration. Is the relationship between the magnetic tape position and each signal. Indicates the function of the idle timer.
[0012]
A. of FIG. 1 is a drive control circuit to which a read signal is input and a write signal is output by being connected to a read head or a write head, 2 is an IBG (Inter Block Gap) detection circuit, 3 is a misalignment measuring circuit, and 4 is This is a misalignment correction circuit. In FIG. , 5 is a magnetic tape, 6-1 and 6-2 represent IBG, and 7 ', 7-1 and 7-2 represent data blocks.
[0013]
When it is desired to overwrite data on the magnetic tape 5, for example, data including IBG6-2 and data block 7-2, the leading position of data (IBG6-1, data block 7-1) recorded before the data In FIG. 4, the read head (not shown) detects the end of the immediately preceding data 7 'and generates a gap-in signal from the drive control circuit 1. In the present invention, since this gap-in signal is based on reading data one block before the original write position, it is referred to as a read gap-in signal (represented by RGApin). This signal is input to the misalignment measuring circuit 3. The read gap-in signal is the same as the conventional gap-in signal as shown in B. of FIG. 1 indicating the head position of the next data (IBG6-1). It occurs at the timing of (1).
[0014]
After this signal is generated, an operation for detecting a specific pattern representing IBG from the read signal of the magnetic tape 5 by the IBG detection circuit 2 is performed. When the specific pattern is detected at the timing represented by (2), the detection signal is supplied to the misalignment measuring circuit 3. The positional deviation measuring circuit 3 receives a positional deviation value (xms () from the input of the read gap-in signal (1) to the actually recorded IBG position (corresponding to the timing (2) of B. in FIG. 1). (Measured in milliseconds)). The measured misregistration value is supplied to the misregistration correction circuit 4 as a correction value (xms). When the magnetic tape 5 moves and the end of the data block 7-1 one block before is detected by the read head, a gap-in signal indicating the start position of data to be written is generated. In the present invention, this signal is called a write gap-in signal (represented by WGApin), and this signal is supplied to the misalignment correction circuit 4. When this write gap in signal (WGapin) is detected, the misregistration correction circuit 4 takes the timing of the correction value (xms) input from the misregistration measurement circuit 4 and corrects when the timing elapses. Generates a write gap-in signal (displayed with Cor-WGapin). Write data (a specific pattern having a predetermined length representing IBG and overwrite data) is output from the drive control circuit 1 to the write head at the timing of the corrected write gap-in signal, and writing is executed. The misalignment correction circuit 4 compares the correction value (xms) from the misalignment measurement circuit 3 with a preset threshold value and exceeds the threshold value, and generates a misalignment error signal indicating that the correction is impossible.
[0015]
As described above, after reading the previous data and generating the gap-in signal (the read gap-in signal (1) of B. in FIG. 1), the time for actually detecting the IBG (in the B. of FIG. 1). The positional deviation value (xms) up to (2)) is also corrected for the positional deviation (IBG and data block) immediately after that because there is a high probability that IBG is recorded. By generating the corrected write gap-in signal, it is possible to solve the problem of erasing data recorded before data to be added.
[0016]
In addition to the method described above, correction values measured by the misregistration measurement circuit 3 are collected as log information, and when a tendency that the magnetic tape is always shifted to the BOT side (IBG comes earlier) is detected, FIG. C. As shown in the outline, after the write gap in signal (WGapin) is generated, the time of the idle timer (the time to idle the tape without writing) is set to the normal time It is possible to use a method in which the magnetic tape is idled longer than the time for which the gap is guaranteed, and then a write output is generated to record the IBG (overwrite the IBG of the original magnetic tape) and write the data. At this time, the IBG may be guaranteed by recording the IBG length longer.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 2 shows the configuration of an embodiment of the present invention.
[0018]
In FIG. 2, 10 is a drive control circuit (corresponding to 1 in FIG. 1) for controlling each driver of the magnetic tape, 11 is a read circuit, 12 is a write format circuit, and 13 is a controller composed of firmware. . In addition, 110 to 112 and 114 in the reading circuit 11 correspond to the respective parts represented by reference numerals 2 to 5 in FIG. 1, 110 is an IBG detection circuit, and 111 is a case of adding (overwriting original data). In order to confirm the end position of the data to be overwritten, the gap-out generation circuit generates a gap-out signal (Gapout) by detecting a signal representing the end position of the target data once read. Reference numeral 112 denotes a positional deviation correction circuit, reference numeral 114 denotes a positional deviation correction circuit, and reference numeral 113 denotes an IBG length measurement circuit that measures the length of the IBG. Reference numeral 115 denotes a log data collection circuit including a storage area 115a for log data of a correction value (deviation amount) when shifted to the BOT side and a storage area 115b for log data of a shift amount when shifted to the EOT side, 116 Is a sequencer that controls the sequence operation of each unit in the reading circuit 11. Further, 12 is a write format circuit for generating IBG and write data for data blocks, and 13 is a controller connected to a host such as a computer and configured by firmware.
[0019]
FIG. 3 shows an operation flow of the configuration of the embodiment shown in FIG. 2, and the operation of the configuration of the embodiment of FIG. 2 will be described below with reference to FIG.
[0020]
When the controller 13 is activated by a command from the host (not shown), the controller 13 activates the sequencer 116 of the reading circuit 11 to start operation (S1 in FIG. 3). At this time, the reading operation of the magnetic tape by the reading head is executed. First, as in the case of normal writing, when the data to be written is read in order to confirm the end position of the data block to be written, a gap is generated based on the signal from the read head. The out generation circuit 111 is driven to generate a gap out signal. The drive control circuit 1 stores this time position by this signal. Further, a read gap-in signal (R-Gapin) is generated from the drive control circuit 10 by detecting the end position of the previous data block by the read head (S2 in FIG. 3), and this is supplied to the misalignment measuring circuit 112. Measurement of misalignment is started (S3).
[0021]
Subsequently, when a read signal input from the read head is supplied to the drive control circuit 10, a peak pulse train (indicated by PKPLS) of the read signal (analog signal waveform) is supplied to the IBG detection circuit 110. The IBG detection circuit 110 performs an operation of detecting a specific bit pattern representing the IBG, that is, a repetition of the pattern “1000000001” (S4 in FIG. 3), and when a specific pattern is detected, an IBG detection signal (indicated by DIBG) Is output to the positional deviation measuring circuit 112. As a result, a positional deviation measurement value (correction value) between the lead gap-in signal and IBG is supplied to the positional deviation correction circuit 114. The positional deviation amount (time value) measured by the positional deviation measurement circuit 112 is a value when the IBG is shifted to the BOT side of the magnetic tape. This measured value is also supplied to the log data collection circuit 115 and set in the storage area 15a (S5 in FIG. 3).
[0022]
Thereafter, a write gap-in signal (WGapin) is issued from the drive control circuit 1 in response to detection of the end position of the data block preceding the target data from the read head. It is assumed that this write gap-in signal is corrected for the time position based on the gap between the read head and the write head (the interval between the R / W heads, for example, 3.95 mm).
[0023]
The misalignment correction circuit 114 determines whether or not a write gap-in signal (indicated by WGApin) has been generated from the drive control circuit 10 (S6 in FIG. 3). The timing is measured by the time length (S7 in FIG. 3), and a corrected write gap-in signal (displayed by CoWGapin representing Correct Gapin) is issued with a time delay of the shift correction value (S8 in FIG. 3).
[0024]
When the corrected write gap-in signal is supplied to the write format circuit 12, the write format circuit 12 outputs write data (IBG pattern and write data). The drive control circuit 10 converts the write data into a write signal and outputs it to the write head. The misregistration correction circuit 114 determines whether the correction value exceeds a correction necessity threshold value (a value that can be corrected or a boundary value of a value that cannot be corrected) supplied from the controller 13. When it exceeds, a deviation error signal (err) is output. When this error signal is notified to the controller 13, the processing is stopped.
[0025]
The IBG detection output from the IBG detection circuit 110 is also supplied to the IBG length measurement circuit 113, where the time length during which IBG is continuously detected is measured. The IBG length measured here represents the amount of displacement when the displacement is on the EOT side of the magnetic tape, and this measured value is also supplied to the log data collection circuit 115 and set in the storage area 115b. The log data in the storage area 115b is supplied to the controller 13 for determination.
[0026]
When the correction of the positional deviation is realized by a fixed length (for example, 0.4 ms) from the controller 13 by an idle feed (tape is sent without writing), the IBG length is a normal length ( If it is shorter than about 2 ms), it can be dealt with by increasing the timer value of the idle timer (for example, 0.5 ms).
[0027]
The log information stored in the log data collection circuit 115a has a tendency that the write gap-in signal (WGapin) comes earlier by recording the correction including the case where the correction value is small (when correction is not necessary). Can be detected by the controller 13 and notified to the host (not shown). When the deviation tends to move toward the BOT side as described above, the predetermined time (eg, 0.4 ms) of the idle timer from the controller 13 to the write format circuit 12 is lengthened (eg, 0.5 ms). can do.
The IBG idling timer (area where there is no actual writing) is made longer, and the IBG length is also corrected to be longer, thereby guaranteeing the regular IBG length.
[0028]
【The invention's effect】
According to the present invention, when data is written to a recorded magnetic tape of a magnetic tape device from the middle, it is possible to detect and prevent data destruction due to gap deviation in advance. Also, by collecting and recording log data such as deviation correction values, it is possible to always grasp the state of gap deviation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating the principle of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of an example.
FIG. 3 is a diagram illustrating an operation flow of the embodiment.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Drive control circuit 2 IBG detection circuit 3 Position shift measurement circuit 4 Position shift correction circuit 5 Magnetic tape 6-1 and 6-2 Data block 7 ', 7-1, 7-2 IBG

Claims (4)

磁気テープ上にデータブロック間を表すインタブロックギャップ(IBG)とデータブロックとが交互に記録され,ライトする前に1ブロック前をリードする磁気テープのギャップずれ補正方法において,
1ブロック前のデータのリード開始位置を表すリードギャップイン信号と,対象となるデータのライト開始位置を表すライトギャップイン信号を別々に発生し,
前記リードギャップイン信号から,当該1ブロック前のIBGの検出信号の発生までの位置ずれ値を計測し,
書き込みの対象となるデータの書込開始位置を表すライトギャップイン信号が発生すると,前記計測された位置ずれ値だけ遅延して補正されたライトギャップイン信号を出力し,
前記補正されライトギャップイン信号により対象となるデータの書き込みを開始することを特徴とする磁気テープのギャップずれ補正方法。
In a magnetic tape gap deviation correction method in which an inter-block gap (IBG) representing data blocks and data blocks are alternately recorded on the magnetic tape, and one block is read before writing.
Separately generate a read gap-in signal indicating the read start position of the data one block before and a write gap-in signal indicating the write start position of the target data,
The positional deviation value from the lead gap in signal to the generation of the IBG detection signal one block before is measured,
When a write gap-in signal indicating a writing start position of data to be written is generated, a corrected write gap-in signal is output with a delay by the measured displacement value,
2. A method of correcting gap deviation of a magnetic tape, wherein writing of target data is started by the corrected write gap-in signal.
磁気テープ上にデータブロック間を表すインタブロックギャップ(IBG)とデータブロックとが交互に記録され,ライトする前に1ブロック前をリードする磁気テープのギャップずれ補正方法において,
1ブロック前のデータのリード開始位置を表すリードギャップイン信号と,対象となるデータのライト開始位置を表すライトギャップイン信号を別々に発生し,
前記リードギャップイン信号から,当該1ブロック前のIBGの検出信号の発生までの位置ずれ値を計測し,
前記計測した位置ずれ値をログデータとして収集し,
前記収集したログデータにより位置ずれが常に磁気テープの始端側である場合は,磁気テープを一定時間以上空送した上で書き込みを開始することを特徴とする磁気テープのギャップずれ補正方法。
In a magnetic tape gap deviation correction method in which an interblock gap (IBG) representing data blocks and data blocks are alternately recorded on the magnetic tape, and one block is read before writing.
Separately generate a read gap-in signal indicating the read start position of the data one block before and a write gap-in signal indicating the write start position of the target data,
Measure the displacement value from the lead gap in signal to the generation of the IBG detection signal one block before,
Collect the measured displacement value as log data,
A gap deviation correction method for a magnetic tape, comprising: starting writing after the magnetic tape is idled for a predetermined time or more when the positional deviation is always at the start side of the magnetic tape according to the collected log data.
磁気テープ上にデータブロック間を表すインタブロックギャップ(IBG)とデータブロックとが交互に記録され,ライトする前に1ブロック前をリードする磁気テープのギャップずれ補正装置において,
1ブロック前のデータの読取信号からリード開始位置を表すリードギャップイン信号と,対象となるデータのライト開始位置を表すライトギャップイン信号を別々に発生するドライブコントロール回路と,前記読取信号からIBGパターンを検出するIBG検出回路と,前記リードギャップイン信号の発生から前記IBG検出回路からの検出信号の発生までの位置ずれを計測する回路と,前記計測された位置ずれ値を補正値として入力して前記ライトギャップイン信号が発生してから前記位置ずれ補正値だけ時間をずらして補正ライトギャップイン信号を発生する位置補正回路とを備え,
前記補正ライトギャップイン信号に基づいて対象となるデータの書き込みを開始することを特徴とする磁気テープのギャップずれ補正装置。
In a magnetic tape gap deviation correction device in which an inter block gap (IBG) representing data blocks and data blocks are alternately recorded on the magnetic tape and read one block before writing.
A drive control circuit for separately generating a read gap-in signal indicating a read start position from a read signal of data one block before and a write gap-in signal indicating a write start position of target data, and an IBG pattern from the read signal An IBG detection circuit for detecting a signal, a circuit for measuring a positional deviation from the generation of the read gap-in signal to the generation of a detection signal from the IBG detection circuit, and the measured positional deviation value as a correction value. A position correction circuit that generates a corrected write gap-in signal by shifting the time by the position shift correction value after the write gap-in signal is generated,
2. A magnetic tape gap deviation correcting apparatus, which starts writing target data based on the corrected write gap-in signal.
請求項3において,
前記IBG検出回路の出力が入力されてIBGの長さを計測するIBG長計測回路と,前記IBG長計測回路の計測値及び前記位置ずれ計測回路の補正値を定期的に格納するログデータ収集回路を設けることを特徴とする磁気テープのギャップずれ補正装置。
In claim 3,
An IBG length measurement circuit that receives the output of the IBG detection circuit and measures the length of the IBG, and a log data collection circuit that periodically stores the measurement value of the IBG length measurement circuit and the correction value of the displacement measurement circuit A gap deviation correcting device for a magnetic tape, comprising:
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