JP4097915B2 - Slat conveyor device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スラット板上に載置して搬送する搬送物間のピッチを任意に変更可能にしたスラットコンベヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスラットコンベヤ装置は図12で示すように、スラット30上に搬送物Wを支持する支持部材40が搬送物Wに対応して一定の間隔で設けられ、この支持部材40に搬送物Wを前記定められた一定の間隔で載置して搬送していた。この支持部材40は図13で示すように、角柱の下端に設けられているベースプレート41をスラット30に開けられている取り付け穴にボルトによって締め付け固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなスラットコンベヤ装置搬送物Wを搬送するにあたり、搬送物Wの種類によって搬送物W間のピッチを変更する必要がある。それには上記の支持部材40の間隔を変更する作業を要することになり、従来のスラットコンベヤ装置では、多数の支持部材40の付け替えには多くの作業時間がかかるため、稼動に影響しない休日を利用していた。
【0004】
また、スラット30は200mm〜300mmのピッチで分割されているため支持部材40のピッチ変更の最小分解能はスラット板30のピッチで決まってしまう制約がある。さらに、ピッチを変更した場合でも、スラット1周分の全長はスラットピッチ×整数の関係が成立しないと等ピッチにはならないため、通常は前記スラットピッチ×整数の関係が成立するピッチのみ使用するか、またはその都度スラットコンベヤ装置の駆動部又は従動部を移動して前記スラットピッチ×整数の関係が成立するスラット1周分の全長に変更しており、これも多くの作業時間がかかるため、長期連休を利用して工事を行っていた。
【0005】
本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑みて、搬送物間のピッチをライン条件に応じて自由にかつ迅速に変更を可能にしたスラットコンベヤ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本発明の構成は、請求項1に記載した通り、周回往復走行するエンドレスチェーンにスラットを取り付けたスラットコンベヤにおいて、前記スラットの両側にガイドレールを設け、このガイドレールに搬送物を搭載支持する支持体を前記スラットと相対移動可能に案内し、前記支持体には搬送物を搬送するスラットコンベヤの往路側において前記支持体に支持された搬送物の荷重により前記ガイドレールに圧接してスラットの移動を支持体に伝達する手段と、スラットコンベヤの復路側において前記支持体を前記スラットと係合するロック手段とを備えたスラットコンベヤ装置であって、前記支持体はスラットの両側で直立した一対の支柱の下端にガイドレールに案内されて走行する車輪が設けられており、前記一対の支柱は横杆によって連結された台車を構成し、前記スラットの移動を支持体に伝達する手段は上端に搬送物搭載面を有し下端に前記ガイドレールに圧接するブレーキシュが設けられているガイドロッドを備え、前記搬送物搭載面に搬送物が搭載されていない状態では前記ブレーキシュをガイドレールより離間させるバネを有しており、前記支持体をスラットと係合するロック手段は、前記支持体にスプリングにより常にスラット面に向かって付勢されたロックピンを備え、前記スラット面に前記ロックピンが挿入して係合するロック穴を備え、支持体の前部には前記ロックピンをロック及びロック解除作動するロックピン作動レバーを、後部には後続の支持体のロックピン作動レバーが当接して後続の支持体のロックピンのロックを解除するロック解除用カムとを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載した通り、請求項1に記載のスラットコンベヤ装置において、支スラットコンベヤの往路には、その入口には支持体の待機位置と搬送物の搭載位置とが設定され、復路にはその出口に支持体のストレージ位置が設定されており、前記待機位置には支持体を停止するストッパとロックピンのロック解除及び再ロック手段を備え、前記搭載位置には支持体を停止するストッパとロックピンのロック解除手段を備え、前記ストレージ位置には支持体を停止するストッパとロックピンのロック解除及び再ロック手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載した通り、請求項1乃至2の何れかに記載のスラットコンベヤ装置において、スラットコンベヤの往路には搬送物を搭載した支持体が搭載位置より発進して所定の位置に到達したときにこれを検出して搭載位置の支持体を規定のピッチで発進させる検出器と、搭載位置より発進した支持体を検出して待機位置の支持体を搭載位置に発進させる検出器と、待機位置より発進した支持体を検出して復路のストレージ位置の支持体を待機位置に発進させる検出器とを備え、復路には支持体がストレージ位置に到達したことを 検出する検出器を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3において、1はスラットコンベヤ装置の基台であり、この基台1の両側には搬送物の搬送範囲でループを形成するよう後述するスラット3が図6で示すスラットコンベヤの往路Gと復路Rを走行するスラット走行レール2が設けられている。
【0010】
3は前記したスラット3である。このスラット3は作業用踏み板3aが一体的に重合されており、両側には前記スラット走行レール2に案内されて走行する車輪4が設けられており、連続した多数のスラット2は周回往復走行するエンドレスチェーン5に取り付けられている。前記エンドレスチェーン5はスラットコンベヤ装置として周知である電動モータ及びスプロケットの駆動機構によって周回駆動される。
【0011】
前記スラット3は、その両側にスラット3の走行方向に延在するガイドレール6が設けられている。すなわち、図4で示すように、スラット3の両側に前記ガイドレール6が固定され、この両側のガイドレール6間のスラット3上に前記作業用踏み板3aを一体的に重合した構造である。
【0012】
前記スラット3上には搬送物を搭載支持する支持体が前記ガイドレール6に案内されて前記スラット3と相対移動可能に設けられている。7はこの支持体を構成する支持台車である。すなわち、スラット3の両側で直立した一対の支柱8の下端に前記ガイドレール6に案内されて走行する車輪10が設けられており、前記一対の支柱8は横杆9によって連結された台車を構成している。尚、図例としては前記支持台車7の構成であり、この場合は両側の支柱8を同調して移動することができる便利さを有しているが、この便利さを要求しない場合には横杆9によって連結しない単体の支柱8でも本発明は成立する。前記支持体を構成した支持台車7には搬送物を搬送するスラットコンベヤの往路G側において前記支持台車7に支持された搬送物の荷重により前記ガイドレールに圧接してスラット3の移動を支持台車7に伝達する手段と、スラットコンベヤの復路R側において前記支持台車7を前記スラット3と係合するロック手段とを備えている。前記支持台車7は前後2台を1組として使用されるものである。
【0013】
[スラット3の移動を支持台車7に伝達する手段]
前記支柱8にはガイドロッド11が支柱8の長手方向に移動可能に設けられており、このガイドロッド11の上端には搬送物搭載面12を有し、下端には前記ガイドレール6に摩擦対接するブレーキシュ13を備え、搬送物搭載面12に搬送物が搭載されていない状態では前記ブレーキシュ13をガイドレール6より離間させるバネ14を有している。
【0014】
[支持台車7をスラット3と係合するロック手段]
前記支柱8にはスプリング16により常にスラット3の面に向かって付勢されたロックピン15を備え、スラットコンベヤの復路R側において前記ロックピン16が係合するロック穴19(図8及び図9を参照)を前記スラット3に面に設け、支柱8の前部には前記ロックピン15のロック及びロック解除作動するロックピン作動レバー17を、また後部には後続の支持台車7のロックピン作動レバー17が当接して後続の支持体のロックピン15をロック解除するロック解除用カム18とを備えている。
【0015】
[支持台車7の走行制御手段]
図6で示すように、スラットコンベヤの往路Gにおいては往路入口Aと復路入口Bとが設定されており、復路Rにおいては復路出口Cが設定されている。前記往路入口Aには前記復路出口Cから搬入した前後2台を1組とする支持台車73A、73Bを待機させるための待機位置にストッパ24と図示省略しているが前方の支持台車73Aのロックピン15をロック解除及び再ロックさせる手段と、支持台車73A、73Bが待機位置から搬送物W2の搭載位置50に搬出されたことを検出するリミットスイッチLS1とが配置されている。搬送物W2の搭載位置50には支持台車72A、72Bを搬送物W2を適正に支持する間隔で停止するためのストッパ25、26と支持台車72A、72Bのロックピン15をロック解除する手段と、支持台車72A、72Bが搬出されたことを検出するリミットスイッチLS2とが配置されている。また、搭載位置50から支持台車71A、71Bが所定位置に搬出されたときに搭載位置50の支持台車72A、72Bを発進させるためのリミットスイッチLS3が設置されている。
【0016】
前記復路入口Bには図8で示すように、前方の支持台車7を停止するストッパ21とロックピン15をスラット3にロックするロック手段と、この手段の作動を指令するリミットスイッチLS4及び前方の支持台車7の位置を検出するリミットスイッチLS5が配置されている。
【0017】
前記ロックピン15をスラット3にロックするロック手段は図9で示すようにロックピン作動レバー17を持ち上げてスプリング16により常にスラット3の面に向かって付勢されているロックピン15をロック穴19に確実に挿入するためのカムプレート20をシリンダ22によりロックピン作動レバー17との当接位置と、この当接位置から退避する位置とにシフトするようになっている。
【0018】
前記復路出口Cには図11で示すように、前方の支持台車7を停止するストッパ23と復路Rで逆さ向きとなっている支持台車7のロックピン作動レバー17を持ち上げてロックピン15をスラット3からロック解除し、かつ再ロックさせるしてストレージさせるカムプレート27と前方の支持台車7の位置を検出するリミットスイッチLS6が配置されている。
【0019】
前記リミットスイッチLS1〜6を作動する手段は、前方の支持台車7のロックピン15がロック穴19に挿入されるスラット3にドグ28が取り付けられており、このドグ28でリミットスイッチLS1〜6を叩くようにしている。前記ドグ28は前後2台を1組とする支持台車7のうち前方の支持台車7のロックピン15が挿入するロック穴19の位置のスラット3に固定されている。
【0020】
前記往路入口Aにおける支持台車73A、73Bを待機させるための待機位置のストッパ24はリミットスイッチLS2で支持台車72A、72Bが搬出されたことを検出したときに退避指令して待機していた支持台車73A、73Bを搬送物W2の搭載位置50に搬出し、搬出後には停止位置に復元するよう制御され搬送物W2の搭載位置50のストッパ25、26はリミットスイッチLS3で搭載位置50から支持台車71A、71Bが所定位置に搬出されたことを検出したときに退避指令して搭載位置50の支持台車72A、72Bを発進させ、発進後には停止位置に復元するよう制御されるようになっている。前記搭載位置50のストッパ25、26は前後2台を1組とする支持台車72A、72Bの間隔を搬送物の大きさにより適正に搭載支持するようスライド機構によって互いに接近あるいは離間するようにしている。また、支持台車71A、71Bが所定位置に搬出されたことを検出するリミットスイッチLS3は先行する搬送物W1と後行するW2との搬送ピッチを搬送物W1、W2の大きさ等によって適正に調整するようスライド機構によって位置を可変としたり、多数のリミットスイッチLS3を並列しておき、所要の搬送ピッチとするよう制御指令装置によって所要のリミットスイッチLS3を選択するようにしている。
【0021】
復路入口Bのストッパ21は前方の支持台車7が復路入口Bに到達したことをリミットスイッチLS5で検出したときに退避指令して支持台車7を2台1組で復路Rに移動するよう制御されるようになっている。
【0022】
復路出口Cのストッパ23は待機位置の支持台車73A、73Bが搬送物W2の搭載位置50に搬出されたことを検出するリミットスイッチLS2の指令によって退避指令して支持台車74A、74Bが往路入口Aの待機位置に向けて発進した後に後続する支持台車75AがリミットスイッチLS6を作動したときに停止位置に復元するよう制御されるようになっている。
【0023】
また、図示省略している待機位置のロックピン15をロック解除させる手段及び復路出口Cのロックピン15をロック解除及び再ロックさせるカムプレート27は前記復路入口Bのロックピン作動レバー17の作動機構と同様な構造であり待機位置では専らロックピン15をロック解除するよう作動し、復路出口Cではロックピン15のロック解除と再ロックするよう作動するようになっている。これらの作動は待機位置のロックピン15をロック解除させる手段はリミットスイッチLS6で支持台車74A、74Bが往路入口Aの待機位置に向けて発進したことを検出した信号によって作動され、復路出口Cのロックピン15をロック解除及び再ロックさせるカムプレート27は待機位置のリミットスイッチLS1で支持台車73A、73Bが待機位置から搬送物W2の搭載位置50に搬出されたことを検出した信号で作動されるようになっている。
【0024】
前記ストッパ21、23、24、25、26は支持台車7の進路に出没して支持台車7の下部に当接する部材をソレノイドあるいはシリンダ等のアクチュエータにより作動するようにした構造が適当である。
【0025】
[支持台車7の走行動作説明]
支持台車7はスラットコンベヤの往路Gにおいて搬送物搭載面12に搬送物が搭載されていない状態ではバネ14によってブレーキシュ13がガイドレール6より離間しているためガイドレール6に案内されてスラット3と相対移動してスラット3上を自由に移動するが、搬送物搭載面12に搬送物が搭載されるとその荷重によってバネ14の弾力に抗してガイドロッド11が下降し、ブレーキシュ13がガイドレール6に圧接してスラット3の移動が支持台車7に伝達され支持台車7は復路入口Bに向かって移動し搬送物搭載面12に搭載した搬送物を搬送する。
【0026】
搬送物の搭載は図7で示すように、搭載位置50では前後一対の支持台車72A、72Bは搬送物W2を適正に支持する間隔で位置しているストッパ25、26によって停止し、かつロックピン15はロック解除されており、スラット3と相対移動している。従って、先に搭載位置50で搬送物W1を搭載した支持台車71A、71Bは往路Gの出口に向かって移動しており、これが所定位置に達したときにLS3を作動し、このリミットスイッチLS3の作動のタイミングで搬送物W2を搭載位置50の支持台車72A、72Bに搭載する。これにより、支持台車72A、72Bのブレーキシュ13がガイドレール6に圧接してスラット3の移動が支持台車72A、72Bに伝達され、同時に前記リミットスイッチLS3の作動によりストッパ25、26が退避して搬送物W2を搭載した支持台車72A、72Bが搭載位置50から発進する。
【0027】
前記支持台車72A、72Bが搭載位置50から発進すると、これをリミットスイッチLS2で検出し、待機位置のストッパ24を退避し、これと同時にロックピン15をロック解除及び再ロックする手段を作動して待機している支持台車73A、73Bのロックピン15をスラット3のロック穴19に挿入してロックし支持台車73A、73Bを搭載位置50に発進させる。この支持台車73A、73Bの発進をリミットスイッチLS1で検出し、前記搭載位置50のストッパ25、26を退避状態からストップ作用位置に作動して支持台車73A、73Bを搭載位置50で停止し、これと同時にロックピン15をロック解除及び再ロックする手段によってロックピン15をロック解除して前記のように搬送物W2が搭載される。
【0028】
このようにして搬送物W1、W2を搭載した各支持台車71A、71B、72A、72B、73A、73Bは往路Gの出口に搬送される。この往路Gの出口では図8及び図9で示すように、ドグ28によりリミットスイッチLS4を作動してロックピン15をロック解除及び再ロックする手段のカムプレート20をシリンダ22によりロックピン作動レバー17との当接位置に前進させロックピン15をロック解除状態にし、続いてドグ28によりリミットスイッチLS4によりストッパ21を退避状態からストップ作用位置に作動して図8における前方の支持台車7を停止し、後方の支持台車7は停止している前方の支持台車7に接近して後方の支持台車7のロックピン作動レバー17が前方の支持台車7の後方のロック解除用カム18に当接してロックピン15をロック解除する。この間に前後の支持台車7上に搭載されている搬送物をリフタ等により取り出す。
【0029】
前記往路Gの出口で搬送物の取り出し後ではガイドロッド11を下降していた荷重が取り除かれるためガイドロッド11はバネ14によって上昇し、その下端のブレーキシュ13はガイドレール6から離間する。このガイドロッド11の上昇を利用して図略の検出器により搬送物の取りだしを検出し、その信号によりストッパ21を退避させると共にカムプレート20をシリンダ22により後退移動させて前方の支持台車7のロックピン15をバネ16の付勢でスラット3のロック穴19に挿入してロックし復路Rに発進させる。この前方の支持台車7が発進することにより後方の支持台車7のロックピン作動レバー17が前方の支持台車7の後部のロック解除用カム18から離れることにより、これもバネ16の付勢でスラット3のロック穴19に挿入してロックし復路Rに発進させる。
【0030】
前記復路Rに進入した前後2台の支持台車7は、復路Rの出口に他の支持台車がストレージされていないときには図11で示すように、空になっている前方の支持台車7が復路Rの出口に設置されているストッパ23で停止され、かつリミットスイッチLS6でこれを検出してカムプレート27によりロックピン作動レバー17を持ち上げてロックピン15をスラット3のロック穴19から引き抜いてロックを解除する。後方の支持台車7は前記停止している前方の支持台車7に接近して後方の支持台車7のロックピン作動レバー17が前方の支持台車7の後部のロック解除用カム18に当接して持ち上げられロックピン15をスラット3のロック穴19から引き抜いてロック解除して停止する。すなわち、図7において支持台車74A、74Bで示すように復路Rの出口で停止される。その後に後続してくる空になっている支持台車75A、75B,76A、76B、77A、77Bがストレージされる。
【0031】
一方、前記待機位置の支持台車73A、73Bが搭載位置50に発進して待機位置が空になると前記復路Rの出口の最前端にストレージされている支持台車74A、74Bが待機位置に向けて発進し、これが繰り返して行われる。
【0032】
待機位置の支持台車73A、73Bが搭載位置50に発進したときのリミットスイッチLS1の検出信号により復路Rの出口のストッパ23が退避すると共にカムプレート27が後退して前方の支持台車74Aのロックピン15をスラット3のロック穴19に挿入してロックし待機位置に発進する。この前方の支持台車74Aの発進で後方の支持台車74Bのロックピン作動レバー17が前方の支持台車74Aの後部のロック解除用カム18から離れるため後方の支持台車74Bのロックピン15はバネ16によってスラット3のロック穴19に挿入してロックし発進した前方の支持台車74Aに追従して待機位置に発進する。
【0033】
復路Rの出口の最前端にストレージされている支持台車74A、74Bが待機位置に向けて発進すると、これをリミットスイッチLS6で検出し、その検出信号により待機位置のストッパ24がストップ作用位置に作動して待機位置に発進した前方の支持台車74Aを先ず停止し、前方の支持台車74Aのロックピン15をロック解除及び再ロックする手段により前方の支持台車74Aのロックピン15をロック解除する。その後に追従する後方の支持台車74Bは、そのロックピン作動レバー17が前方の支持台車74Aの後部のロック解除用カム18に当接して後方の支持台車74Bのロックピン15をロック解除し、待機位置にて支持台車74A、74Bを待機する。
【0034】
前記復路Rの出口の最前端にストレージされている支持台車74A、74Bが待機位置に発進された後には、ストレージされていた前方の支持台車75Aの前に位置していた支持台車74Bから離れるため、ストレージされていた前方の支持台車75Aのロックピン15がバネ16によってスラット3のロック穴19に挿入してロックし復路Rの出口に前進し、これをリミットスイッチLS6で検出して退避していたストッパ23をストップ作用位置に作動して前方の支持台車75Aを停止させ、同時にカムプレート27が前進して前方の支持台車75Aのロックピン15のロックを解除する。ストレージされていた後方の支持台車75Bは前方の支持台車75Aから離れることにより後方の支持台車75Bのロックピン作動レバー17が前方の支持台車74Aの後部のロック解除用カム18から離れるため、後方の支持台車75Bのロックピン15はバネ16によってスラット3のロック穴19に挿入してロックし、前進移動して停止している前方の支持台車74Aの後方に接近し、再び後方の支持台車75Bのロックピン作動レバー17が前方の支持台車74Aの後部のロック解除用カム18に当接してロックピン15のロックが解除され待機位置への発進まで停止する。この支持台車75A、75Bの復路Rの出口への前進に基づき、これに後続する支持台車76A、76B、77A、77Bも逐次前進作動するのである。
【0035】
上記のような往路G及び復路Rの動作を繰り返し行って搬送物を搭載位置50から往路Gの出口に連続的に搬送するものである。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、搬送物支持体はスラットと相対移動可能な構成としたことにより、搬送物間のピッチは従来のスラットに固定の支持部材のようにスラット板ピッチ×整数の関係の成立条件を満足するための制約を受けることなく完全フリーピッチでライン条件に応じて自由に変更することが実現でき、その変更作業も容易かつ迅速にできるので搬送物の搬送作業を長期間停止することがなくなり搬送作業の能率を向上する。また、スラットコンベヤ自体は新規な構造ではなく従来使用しているものを用いるものであるから、安価な設備投資で本発明装置を実現することができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の往路側の縦断正面図
【図2】本発明装置の往路側の一部側面図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】スラットの構成を示す斜視図
【図5】スラットのカーブ部の走行を示す側面図
【図6】図6のD矢視部の詳細図
【図7】本発明装置の全体図
【図8】図6のB矢視部の側面図
【図9】図8の一部を示す縦断正面図
【図10】本発明装置の復路側の縦断正面図
【図11】図6のC矢視部の側面図
【図12】従来のスラットコンベヤの側面図
【図13】従来の搬送物支持構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 基台
2 スラット走行レール
3 スラット
4 車輪
5 エンドレスチェーン
6 ガイドレール
7 支持台車
8 支柱
9 横杆
10 車輪
11 ガイドロッド
12 搬送物搭載面
13 ブレーキシュ
14 バネ
15 ロックピン
16 バネ
17 ロックピン作動レバー
18 ロック解除用カム
19 ロック穴
20 カムプレート
21 ストッパ
22 シリンダ
23 ストッパ
24 ストッパ
25 ストッパ
26 ストッパ
27 カムプレート
28 ドグ
LS1 リミットスイッチ
LS2 リミットスイッチ
LS3 リミットスイッチ
LS4 リミットスイッチ
LS5 リミットスイッチ
LS6 リミットスイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a slat conveyor device that can arbitrarily change the pitch between conveyed objects that are placed on a slat plate and conveyed.
[0002]
[Prior art]
In the conventional slat conveyor device, as shown in FIG. 12, support
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In transporting such a slat conveyor device transported object W, it is necessary to change the pitch between the transported objects W depending on the type of the transported object W. For this purpose, it is necessary to change the interval between the
[0004]
Further, since the
[0005]
In view of the above-described conventional problems, an object of the present invention is to provide a slat conveyor device in which the pitch between conveyed objects can be changed freely and quickly according to line conditions.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to a first aspect of the present invention, there is provided a slat conveyor in which slats are attached to an endless chain that reciprocates around the circumference, and guide rails are provided on both sides of the slats. A support for mounting and supporting a transported object is guided so as to be movable relative to the slat, and the guide rail is supported by the load of the transported object supported by the support on the forward path side of the slat conveyor for transporting the transported object. and means for transmitting movement of the pressure to the slat to the support, a scan rats conveyor device provided with a locking means engaging said slat the support in return path of the slat conveyor, the support is Wheels that are guided by guide rails and run on the lower ends of a pair of upright columns upright on both sides of the slat are provided. The support post comprises a carriage connected by a reed, and means for transmitting the movement of the slats to the support is provided with a carriage mounting surface at the upper end and a brake shoe pressed against the guide rail at the lower end. A locking means for engaging the support with the slat; and a guide rod provided with a spring for separating the brake shoe from the guide rail in a state in which the transported object is not mounted on the transported object mounting surface. The support body is provided with a lock pin that is always urged toward the slat surface by a spring, the lock pin is inserted into and engaged with the slat surface, and the lock pin is provided at the front portion of the support body. The lock pin actuating lever that locks and unlocks is engaged, and the lock pin actuating lever of the subsequent support comes into contact with the rear part to unlock the lock pin of the subsequent support. That is characterized in that a lock release cam.
[0007]
As described in
[0008]
As described in
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 to 3, reference numeral 1 denotes a base of a slat conveyor device, and
[0010]
3 is the
[0011]
The
[0012]
On the
[0013]
[Means for Transmitting Movement of Slat 3 to Supporting Cart 7]
A
[0014]
[Locking means for engaging
The
[0015]
[Travel control means of support cart 7]
As shown in FIG. 6, the forward path entrance A and the backward path entrance B are set in the forward path G of the slat conveyor, and the backward path exit C is set in the return path R. At the forward path entrance A, the
[0016]
As shown in FIG. 8, the return path entrance B has a
[0017]
As shown in FIG. 9, the lock means for locking the
[0018]
As shown in FIG. 11, at the return path C, the
[0019]
The means for operating the limit switches LS1 to 6 includes a
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
Further, a means for unlocking the
[0024]
The
[0025]
[Explanation of running operation of support cart 7]
The
[0026]
As shown in FIG. 7, the loading of the transported object is stopped at the mounting
[0027]
When the
[0028]
In this way, each of the supporting
[0029]
After the transported article is taken out at the exit of the forward path G, the load that has moved down the
[0030]
As shown in FIG. 11, the two front and
[0031]
On the other hand, when the
[0032]
When the
[0033]
When the
[0034]
After the
[0035]
The forward path G and the backward path R are repeatedly performed as described above to continuously transport the conveyed product from the mounting
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the transport object support body is configured to be movable relative to the slats, so that the pitch between the transport objects is a slat plate pitch × integer relationship like a support member fixed to a conventional slat. It is possible to change freely according to the line conditions at full free pitch without being restricted to satisfy the conditions for satisfying the conditions, and the change work can be done easily and quickly, so the work of transporting the transported goods can be stopped for a long time This improves the efficiency of transport work. Further, since the slat conveyor itself uses a conventional structure rather than a new structure, it has an advantage that the apparatus of the present invention can be realized with an inexpensive equipment investment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal front view of the forward side of the device of the present invention. FIG. 2 is a partial side view of the forward side of the device of the present invention. FIG. 3 is an enlarged view of the main part of FIG. FIG. 5 is a side view showing the running of the curved portion of the slat. FIG. 6 is a detailed view of the portion indicated by the arrow D in FIG. 6. FIG. 7 is an overall view of the device of the present invention. FIG. 9 is a longitudinal front view showing a part of FIG. 8. FIG. 10 is a longitudinal front view on the return path side of the device of the present invention. FIG. 11 is a side view of the portion indicated by arrow C in FIG. Side view of a conventional slat conveyor [FIG. 13] Perspective view showing a conventional transported object support structure
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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