JP4097139B2 - Wireless tag - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に少なくとも1つのICチップ、およびアンテナを保持し、データを無線で通信することが可能な無線タグに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報を記憶できるICとアンテナからなる無線タグは、電波によって、質問器と呼ばれる無線機とデータを送受信することができる。このような無線タグは、例えば、特許文献1に示されている。そのうち特に、電波の周波数として300MHz以上を使用し、内部に電源を持たない無線タグは、質問器との通信可能距離が長く、価格も比較的廉価であることから、バーコードの置き換え用途などに考えられている。このような無線タグは、特許文献2に示されている。
【0003】
【特許文献1】
特許2553641号公報
【特許文献2】
特開2002−298106号公報
【0004】
無線タグのICを駆動する電源としては、無線タグ内部に電源を持たない場合は、質問器からの電波を、IC内部のダイオードやコンデンサにより直流に変換して電圧を得る方式が取られる。無線タグ内部に電源を持つ場合、電源としては、ボタン型電池やフィルム状電池、大容量のコンデンサなどが用いられる。
【0005】
無線タグと、質問器との通信に使われる電波は、送信電力が大きいほど、無線タグと質問器との通信距離が長くなる。また、通信の周波数が低いほど、空気中の伝播損失が小さいため、通信距離は長くなる。ところが、使用できる電波の周波数とその出力レベルに関しては、国ごとに定められた規制値があり、それぞれの国で定められた規制値のなかで、最大の効果が得られるような周波数、送信電力が選ばれ、無線タグと質問器との通信系が設計される。
【0006】
図10は、従来の無線タグの説明図である。また、図11は、図10に示す従来の無線タグのアンテナのインピーダンス特性を示す図である。図11に示すように、従来の無線ダグは、ICチップとアンテナの、ある1つの周波数帯のみで整合が測られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
無線タグと質問器との通信に使用される電波の周波数は、各国の規制値に従うため、国によって使用する電波が異なる可能性がある。その場合、ある国の規制に従って使用されている無線タグが、別のある国では規制の問題により使用できないという事態が起きる。例えば、2003年1月時点において、915MHz帯は、米国において使用可能であるが、日本では使用できないという問題がある。
【0008】
また、電波の干渉の問題がある。無線タグ用に使用できる帯域は、他の無線通信機にも使用されている場合がある。このような場合、お互いの通信に影響を与えることがある。例えば、2.45GHz帯域は無線タグ用に使用可能であるが、無線LANや電子レンジなど各種機器においても使用されている。特に、無線LANと無線タグは、使用される環境が近いことが予想され、相互の干渉という問題がある。
【0009】
本発明の目的は、複数の周波数帯域において、通信を可能とする構成の無線タグを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線タグは、1つのICチップ、およびデータを送受信するアンテナからなる。このうちICチップは、データを保持する記憶領域と、送受信を制御する回路部からなる。異なる周波数帯域に対応するために、回路部の主な回路は、異なる周波数帯で動作するような回路とする。
【0011】
前記アンテナのインピーダンスを、使用する複数の周波数帯域で、ICチップのインピーダンスとマッチングが取れるよう設計することにより、複数の周波数帯で動作する無線タグができる。アンテナのインピーダンスをあわせる手段としては、アンテナパターンの調整や、誘電体や磁性体を組み合わせる等の方法が取られる。
【0012】
本発明によれば、基板と前記基板上に形成されたアンテナと、ICチップとで構成された無線タグであって、前記アンテナは、ほぼ1/2波長の長さのライン形状で、その中央部にて給電を受ける第1の導体部と、前記第1の導体部と電気的に接続し、ほぼ直角方向に出た第2の導体と第3の導体とで形成され、複数の周波数帯で、インピーダンスの整合を取り得ることを特徴とする無線タグが得られる。
なお、第2の導体部と第3の導体部は、各々、第1の導体部に設けられた給電部を挟んで異なる方向に延在させるのがよい。
【0013】
本発明によれば、基板と前記基板上に形成されたアンテナと、ICチップとで構成された無線タグであって、前記アンテナは、ほぼ1/2波長の長さのループ形状で、給電を受ける第1の導体部と、前記第1の導体部に電気的に接続されたほぼL型の第2の導体部とで形成され、複数の周波数帯で、インピーダンスの整合を取り得ることを特徴とする無線タグが得られる。
なお、第2の導体部は、第1の導体部の、一方の辺の中央部にある給電点の近傍に電気的に接続されるのがよい。
【0014】
本発明によれば、基板と前記基板上に形成されたアンテナと、ICチップとで構成された無線タグであって、前記アンテナは、約1/2波長の長さでほぼ平行な対辺を持つループ形状で、前記ループ形状の、一方の対辺の中央部にて給電を受ける第1の導体部と、前記第1の導体部の近傍に前記対辺と並んで配置されたライン形状の第2の導体部とで形成され、複数の周波数帯で、インピーダンスの整合を取り得ることを特徴とする無線タグが得られる。
なお、第2の導体部は、第1の導体部の給電点近傍に設けるのがよい。
【0015】
本発明によれば、前記アンテナが、誘電体もしくは磁性体上に形成されたことを特徴とする無線タグが得られる。
【0016】
本発明によれば、通信に使用する周波数帯のうち1つは800MHz乃至1000MHzの周波数帯であり、1つは2400MHz乃至2500MHzの周波数帯であることを特徴とする前記無線タグが得られる。
【0017】
通信に使用する周波数帯のうち1つは2400MHz乃至2500MHzの周波数帯であり、1つは5000MHz乃至6000MHzの周波数帯であることを特徴とする前記無線タグが得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による無線タグついて、図面を参照して説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による無線タグの説明図である。アンテナ3は、ほぼ1/2波長の長さの直線形状で、長さが160mmであり、その中央部にて給電を受ける第1の導体部と、前記第1の導体部より、ほぼ直角方向に出た第2の導体と第3の導体とで形成される。また、前記無線タグにおいて、前記アンテナが、誘電体もしくは磁性体上に形成されている。
【0021】
図1の無線タグ1において、図中ICチップ2とアンテナ3は給電点4a,4bで電気的に接続される。アンテナのインピーダンスは、ICのインピーダンスとマッチングが取れるよう調整される。図1において、ICチップのインピーダンスは50オームである。図2は、図1に示す無線タグのアンテナのインピーダンス特性を示す図である。図2に示すように、915MHzにおいて50オーム、2450MHzにおいて50+j2オーム(j2はインピーダンスの虚数部を示す)である。つまり、915MHzと2450MHzの2つ帯域でICチップとアンテナのインピーダンスは、ほぼ整合が取れており、この2つの帯域の周波数で通信可能な無線タグとなる。
【0022】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2による無線タグの説明図である。図3において、アンテナ3は、ほぼ1/2波長の長さのループ状で、その長さは160mmであり、ほぼ平行な対辺を持つループ状の一方の長辺の中央部にて給電を受ける前記給電点4a,4bの近傍付近に電気的に接続されたL型の第2の導体部とで形成された無線タグである。
【0023】
図4は、図3の無線ダグのICチップのインピーダンス特性を示す図である。図4に示すように、ICチップのインピーダンスは、915MHzにおいて55+j110オーム、2450MHzにおいて30オームである。
【0024】
図5は、図3で示すアンテナのインピーダンス特性を示す図である。アンテナのインピーダンスは、915MHzにおいて53−j107オーム、2450MHzにおいて30−j2オームであり、ICチップとアンテナのインピーダンスは、ほぼ整合が取れている。
【0025】
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3による無線タグの説明図である。図6において、アンテナ3は、約1/2波長の長さの四角形状で、その長さは、50mmであり、前記四角形状の一方の長辺の中央部にて給電を受ける第1の導体部と、前記第1の導体部の長辺と平行に配置され、長さが、ほぼ1/2波長直線形状の第2の導体部とで形成された無線タグである。
【0026】
図7は、図6の無線ダグのICチップのインピーダンス特性を示す図である。図7に示すように、ICチップのインピーダンスは、2450MHzにおいて30オーム、5800MHzにおいて11+j28オームである。
【0027】
図8は、図6に示すアンテナのインピーダンス特性を示す図である。アンテナのインピーダンスは、2450MHzにおいて30−j3オーム、5800MHzにおいて10−j32オームであり、ICチップとアンテナのインピーダンスは、ほぼ整合が取れている。
【0028】
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4による無線タグの説明図である。図9の無線タグは、基板と前記基板状に形成されたアンテナと、ICチップとで構成された無線タグであって、前記アンテナは、約1/2波長の長さの四角形状で、前記四角形状の一方の長辺の中央部にて給電を受ける第1の導体部と、前記第1の導体部の給電点の近傍付近に電気的に接続されたL型の第2の導体部とで形成された無線タグである。図9の無線ダグは、アンテナが誘電体基板上に形成されており、ICとのマッチングが取られている。基板の誘電率を利用し、アンテナのインピーダンスを調整する。
【0029】
【発明の効果】
本発明により、データの通信が、複数の周波数帯で可能である無線タグを提供することが可能となる。これにより、たとえば900MHz帯と2450MHz帯で動作する無線タグであれば、ある国で、900MHzの電波で書き込んだデータを、他の国で900MHzの電波の使用が認められない場合でも2450MHzの電波でデータを読み出すことが可能となる。また、900MHz帯に雑音が多いと判断された場合、周波数を2450MHz帯に切り替えてデータを読み出すことも可能となる。従って、本発明によれば、複数の周波数帯域において、通信を可能とする構成の無線タグを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による無線タグの説明図。
【図2】図1に示す無線タグでのアンテナのインピーダンス特性を示す図。
【図3】本発明の実施の形態2による無線タグの説明図。
【図4】図3に示す無線タグでのICチップのインピーダンス特性を示す図。
【図5】図3に示す無線タグでのアンテナのインピーダンス特性を示す図。
【図6】本発明の実施の形態3による無線タグの説明図。
【図7】図6に示す無線タグでのICチップのインピーダンス特性を示す図。
【図8】図6に示す無線タグでのアンテナのインピーダンス特性を示す図。
【図9】本発明の実施の形態4による無線タグの説明図。
【図10】従来の無線タグの説明図。
【図11】図10に示す従来の無線タグのアンテナのインピーダンス特性を示す図。
【符号の説明】
1 無線タグ
2 ICチップ
3 アンテナ
4a,4b 給電点
5 インピーダンスの実数部
6 インピーダンスの虚数部
7 基板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wireless tag that holds at least one IC chip and an antenna therein and can wirelessly communicate data.
[0002]
[Prior art]
A wireless tag including an IC and an antenna capable of storing information can transmit and receive data to and from a wireless device called an interrogator by radio waves. Such a wireless tag is disclosed in Patent Document 1, for example. In particular, wireless tags that use a radio frequency of 300 MHz or higher and do not have a power source inside have a long communicable distance with the interrogator and are relatively inexpensive, so they can be used for barcode replacement applications, etc. It is considered. Such a wireless tag is shown in
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2555361 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-298106
As a power source for driving the IC of the wireless tag, when there is no power source inside the wireless tag, a method of obtaining a voltage by converting radio waves from the interrogator into direct current by a diode or a capacitor inside the IC is taken. When the wireless tag has a power supply, a button-type battery, a film battery, a large-capacity capacitor, or the like is used as the power supply.
[0005]
As the radio wave used for communication between the wireless tag and the interrogator increases in transmission power, the communication distance between the wireless tag and the interrogator becomes longer. Further, the lower the communication frequency, the smaller the propagation loss in the air, and the longer the communication distance. However, with regard to the frequency of radio waves that can be used and their output levels, there are regulatory values set for each country, and the frequency and transmission power that provide the maximum effect among the regulatory values set for each country. Is selected, and a communication system between the wireless tag and the interrogator is designed.
[0006]
FIG. 10 is an explanatory diagram of a conventional wireless tag. FIG. 11 is a diagram showing impedance characteristics of the antenna of the conventional wireless tag shown in FIG. As shown in FIG. 11, in the conventional wireless doug, matching is measured only in one frequency band between the IC chip and the antenna.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Since the frequency of the radio wave used for communication between the wireless tag and the interrogator conforms to the regulation value of each country, the radio wave used may vary depending on the country. In that case, a situation occurs in which a wireless tag that is used in accordance with the regulations of a certain country cannot be used in another country due to regulatory problems. For example, as of January 2003, the 915 MHz band can be used in the United States, but cannot be used in Japan.
[0008]
There is also a problem of radio wave interference. The band that can be used for the wireless tag may be used for other wireless communication devices. In such a case, mutual communication may be affected. For example, the 2.45 GHz band can be used for wireless tags, but is also used in various devices such as wireless LANs and microwave ovens. In particular, a wireless LAN and a wireless tag are expected to be used in a similar environment and have a problem of mutual interference.
[0009]
An object of the present invention is to provide a wireless tag configured to enable communication in a plurality of frequency bands.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The wireless tag of the present invention includes one IC chip and an antenna for transmitting and receiving data. Of these, the IC chip includes a storage area for holding data and a circuit unit for controlling transmission and reception. In order to cope with different frequency bands, the main circuit of the circuit section is a circuit that operates in different frequency bands.
[0011]
By designing the antenna impedance to match the impedance of the IC chip in a plurality of frequency bands to be used, a wireless tag that operates in a plurality of frequency bands can be obtained. As means for adjusting the impedance of the antenna, methods such as adjustment of the antenna pattern and combination of a dielectric material and a magnetic material are used.
[0012]
According to the present invention, there is provided a wireless tag comprising a substrate, an antenna formed on the substrate, and an IC chip, wherein the antenna has a line shape with a length of approximately ½ wavelength, and a center thereof. A plurality of frequency bands formed by a first conductor portion that receives power at a portion, a second conductor and a third conductor that are electrically connected to the first conductor portion and project in a substantially perpendicular direction. Thus, a wireless tag characterized in that impedance matching can be obtained.
Note that the second conductor portion and the third conductor portion preferably extend in different directions across the power feeding portion provided in the first conductor portion.
[0013]
According to the present invention, there is provided a wireless tag comprising a substrate, an antenna formed on the substrate, and an IC chip, wherein the antenna is fed in a loop shape having a length of approximately ½ wavelength. It is formed by a first conductor portion to be received and a substantially L-shaped second conductor portion electrically connected to the first conductor portion, and impedance matching can be obtained in a plurality of frequency bands. A wireless tag is obtained.
Note that the second conductor portion is preferably electrically connected to the vicinity of the feeding point at the center of one side of the first conductor portion.
[0014]
According to the present invention, the wireless tag includes a substrate, an antenna formed on the substrate, and an IC chip. The antenna has a length of about ½ wavelength and a substantially parallel opposite side. A loop-shaped first conductor portion that receives power at the center of one opposite side of the loop shape, and a line-shaped second conductor arranged in line with the opposite side in the vicinity of the first conductor portion. The wireless tag is characterized in that it is formed of a conductor portion and can match impedance in a plurality of frequency bands.
The second conductor part is preferably provided in the vicinity of the feeding point of the first conductor part.
[0015]
According to the present invention, it is possible to obtain a wireless tag characterized in that the antenna is formed on a dielectric or magnetic material.
[0016]
According to the present invention, one of the frequency bands used for communication is a frequency band of 800 MHz to 1000 MHz, and one is a frequency band of 2400 MHz to 2500 MHz.
[0017]
One of the frequency bands used for communication is a frequency band of 2400 MHz to 2500 MHz, and one is a frequency band of 5000 MHz to 6000 MHz, thereby obtaining the wireless tag.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A wireless tag according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0020]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is an explanatory diagram of a wireless tag according to Embodiment 1 of the present invention. The
[0021]
In the wireless tag 1 of FIG. 1, the
[0022]
(Embodiment 2)
FIG. 3 is an explanatory diagram of a wireless tag according to the second embodiment of the present invention. In FIG. 3, the
[0023]
FIG. 4 is a diagram showing impedance characteristics of the IC chip of the wireless doug shown in FIG. As shown in FIG. 4, the impedance of the IC chip is 55 + j110 ohms at 915 MHz and 30 ohms at 2450 MHz.
[0024]
FIG. 5 is a diagram showing impedance characteristics of the antenna shown in FIG. The impedance of the antenna is 53-j107 ohms at 915 MHz and 30-j2 ohms at 2450 MHz, and the impedances of the IC chip and the antenna are substantially matched.
[0025]
(Embodiment 3)
FIG. 6 is an explanatory diagram of a wireless tag according to the third embodiment of the present invention. In FIG. 6, the
[0026]
FIG. 7 is a diagram showing impedance characteristics of the IC chip of the wireless doug shown in FIG. As shown in FIG. 7, the impedance of the IC chip is 30 ohms at 2450 MHz and 11 + j28 ohms at 5800 MHz.
[0027]
FIG. 8 is a diagram showing impedance characteristics of the antenna shown in FIG. The impedance of the antenna is 30-j3 ohms at 2450 MHz and 10-j32 ohms at 5800 MHz, and the impedances of the IC chip and the antenna are substantially matched.
[0028]
(Embodiment 4)
FIG. 9 is an explanatory diagram of a wireless tag according to the fourth embodiment of the present invention. The wireless tag in FIG. 9 is a wireless tag including a substrate, an antenna formed in the shape of the substrate, and an IC chip, and the antenna has a square shape with a length of about ½ wavelength, A first conductor portion that receives power at the center of one of the long sides of the quadrilateral, and an L-shaped second conductor portion that is electrically connected in the vicinity of the power supply point of the first conductor portion; It is the radio tag formed by. The radio doug shown in FIG. 9 has an antenna formed on a dielectric substrate and is matched with an IC. The impedance of the antenna is adjusted using the dielectric constant of the substrate.
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a wireless tag capable of data communication in a plurality of frequency bands. Thus, for example, in the case of a wireless tag that operates in the 900 MHz band and the 2450 MHz band, data written with 900 MHz radio waves in one country can be transmitted with 2450 MHz radio waves even if use of 900 MHz radio waves is not permitted in other countries. Data can be read out. When it is determined that there is a lot of noise in the 900 MHz band, it is possible to read data by switching the frequency to the 2450 MHz band. Therefore, according to the present invention, it is possible to provide a wireless tag configured to enable communication in a plurality of frequency bands.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a wireless tag according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing impedance characteristics of an antenna in the wireless tag shown in FIG.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a wireless tag according to a second embodiment of the present invention.
4 is a graph showing impedance characteristics of an IC chip in the wireless tag shown in FIG. 3;
5 is a graph showing impedance characteristics of an antenna in the wireless tag shown in FIG. 3;
FIG. 6 is an explanatory diagram of a wireless tag according to a third embodiment of the present invention.
7 is a graph showing impedance characteristics of an IC chip in the wireless tag shown in FIG. 6;
8 is a graph showing impedance characteristics of an antenna in the wireless tag shown in FIG. 6;
FIG. 9 is an explanatory diagram of a wireless tag according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is an explanatory diagram of a conventional wireless tag.
11 is a diagram showing impedance characteristics of the antenna of the conventional wireless tag shown in FIG.
[Explanation of symbols]
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