JP4094626B2 - 無線制御装置および無線制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の移動局が使用する共通チャネルでデータの多重伝送を行なう無線通信において、共通チャネルへのパケットの流入を制御することによって伝送効率を高める無線制御装置と無線制御方法に関する。
W−CDMA(wideband-Code Division Multiple Access)等の符号分割多重方式を利用した移動通信システムにおいては、上り方向および下り方向の伝送方式として、無線基地局と移動局間で送受信される信号の特性に応じてチャネルを使い分ける技術が採用されている(たとえば、非特許文献1参照)。
例えば、SCCPCH(Secondary Common Control Physical Channel)等の共通チャネルは、複数の移動局に対して1つのチャネルを時分割で割り当てるものであり、移動局間で無線リソースを高効率に使用可能なチャネルとして有効である。これら複数の移動局宛のパケットは、無線制御装置内に存在する多重部にバッファリングされ、共通チャネルの伝送容量に従って移動局へ向かって送信される。
ところが、複数の移動局のほうは、常時共通チャネルを使用できるわけではないので、共通チャネルの伝送容量を超えて、パケットが多重部へ流入する可能性がある。その場合、多重部でのバッファリング時間の増大や、それに伴う上位レイヤでのパケット再送により、さらに多重部へのパケット流入量が増加するおそれがある。また、多重部でのバッファ量を越えるパケット流入が発生した場合は、パケットの破棄も発生する。
共通チャネルを利用したデータ多重伝送において、セッションごとに要求されるQoSを確保しつつ、輻輳状態を解消する共通チャネルフロー制御方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この文献では、複数のセッションのデータを一括格納する共通バッファで輻輳状態が検知された場合に、優先度の低いQoSクラスに対応するセッションの個別データのバッファへの流入を停止または制限する。QoSクラスに基づく優先度に従ってデータ流量が制限されるため、通信品質を確保しつつ、輻輳状態の解消が可能となる。
3rd Generation Partnership Project; Technical specification Group Radio Access Network; UTRAN Iur interface user plane protocols for Common Transport Channel data streams (Release 1999) 特開2003−32296号公報
共通チャネルでの混雑を回避するために、多重部において、パケットの流入の抑止および再開を指示する制御フレームを定義し、このような制御フレームを前段に出力することによって、共通チャネルへのパケットの流量を調節する方法が考えられる。
しかし、この方法によっても、多重部と前段の装置との間で、制御フレームが適切なタイミングで送受信されないと、共通チャネルへのパケットの流量を適切に調節することができないという問題がある。その場合は、パケットの送信や再送を十分に抑制できず、結局は伝送効率の低下を招く。
また、多重部と前段装置との間のネットワークの状況や、制御フレームを受信すべき前段の装置の処理能力不足等の原因によって、前段の装置が正しく制御フレームを受信または処理できない場合がある。対策として、前段の装置が制御フレームの受信応答信号を多重部へ送出する構成も考えられるが、多重部と前段装置との間のネットワークのトラヒック増加や、必要とする処理能力の増大を招くことになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、共通チャネルを使用するパケットの送信可否を確実に制御し、伝送効率を高める無線制御装置および無線制御方法を提供することを課題とする。
上記課題を達成するために、本発明のひとつの側面では、無線基地局と複数の移動局との間における共通チャネルを利用した無線通信を制御する無線制御装置を提供する。無線制御装置は、
(a)前記複数の移動局に宛てられるデータをバッファリングし、前記共通チャネルで前記移動局の各々に送信されるデータの送信をスケジューリングする多重部と、
(b)前記多重部へのデータの送信可否を決定する決定部と、
(c)前記多重部の前段に、前記移動局の各々に独立して設けられ、前記データの送信可否決定に基づいて、前記各移動局宛のデータの前記多重部への送信を制御する複数の制御部と、
(d)前記送信可否の決定結果を、前記共通チャネルを使用して通信を行なっている前記移動局へのデータ送信を制御するすべての前記制御部に対して通知する通知部と
を備える。
このような構成により、多重部へ流入するトラヒックを制御し、伝送効率の高い共通チャネルの使用を実現する。
良好な実施例では、決定手段は、データ送信不可を判断するための第1の基準値と、データ送信可能を判断するための第2の基準値を用い、多重部内でのデータ滞留量に基づいて前記データの送信可否を決定する。
第1および第2の基準値を、共通チャネルの伝送速度、ラウンドトリップタイム(RTT)、上位レイヤのデータ再送間隔などを考慮して設定する場合は、多重部へ流入するトラヒックを、ネットワークの特性に応じて制御することができる。
たとえば、多重部内でのデータ滞留量が、第1の基準値を上回ったときにデータ送信不可の決定を行い、データ滞留量が、第2の基準値を下回ったときに、データ送信可能の決定を行い、決定の都度、通知部が決定結果を複数の制御部に通知する構成とする。これにより、トラヒック状況に迅速に対応したパケットフローの制御が可能になる。
べつの構成例として、決定部がデータ送信の可否を決定したならば、通知部は、送信可否の決定結果を、複数の制御部に対して一定周期で繰り返し通知する。これにより、データ送信の可否に関する通知が制御部に到達しなかった場合や、制御部で処理できなかった場合にも、共通チャネルへのパケット流入を確実に制御することができる。
さらに別の構成例では、複数の制御部の各々は、データ送信不可の通知を受信した場合に、多重部へのデータの送信を停止し、データ送信不可通知の受信後、所定の期間が経過した場合に、データ送信可能の通知の受信の有無にかかわらず、多重部へのデータの送信を再開する。これにより、データ送信の再開を示す通知が制御部に到達しなかった場合や、処理できなかった場合でも、データの送信を確実に再開することが可能になる。
共通チャネルへのデータの流入を確実に制御し、伝送効率を向上することができる。
以下、本発明が適応されるネットワーク部分の構成例を示す概略図である。複数の無線制御局8、9が交換局10、11を介して中継網12に接続されている。無線制御局8,9の各々は、1以上の無線基地局4〜6を管理する。各無線基地局(たとえば無線基地局5)のサービスエリア内には、複数の移動局1〜3が存在する。これらの移動局1〜3は、共通チャネル7を利用して、データの送受信を行なう。各移動局1〜3は、システムの中継網12を介して他ネットへの接続が可能である。
無線制御局8は、この無線制御局8と移動局1〜3との間のデータ通信の順序制御や再送制御を行うとともに、共通チャネル7の伝送速度に従って、共通チャネル7を使用する移動局1〜3宛のデータのスケジューリングを行なう。また、共通チャネル7に各移動局1〜3宛のデータを多重して、無線基地局5へ出力する。上り方向の通信では、無線基地局8は、複数の移動局1〜3が送信した各データを共通チャネル7から分離する。なお、図示はしないが、無線制御局9も、管轄の無線基地局6およびそのエリア内に位置する移動局に対して、同様の制御を行う。
図2は、図1に示す無線制御局8(または9)の要部の構成を示す概略ブロック図である。無線制御局8は、設定部80、制御部81―1〜81−n(場合に応じて、一括して「制御部81」と称する)、多重部82、決定部83、および通知部84を有し、無線基地局5と複数の移動局1〜3との間の共通チャネル7を使用したパケット通信を制御する。
設定部80は、共通チャネル7の確立時および共通チャネル7で通信する呼の受付時に、制御部81、多重部82、決定部83、通知部84に対する動作の設定を行う。設定される情報には、共通チャネル7を他の共通チャネルと識別するチャネル識別子、各移動局を識別するMS識別子、移動局に向けて送出してもよいデータの送信速度、共通チャネル7の伝送速度、データ送信可否を判定するための値、データ送信停止解除タイマ等を含む。設定情報には、制御部81、多重部82、決定部83、通知部84に関する情報も含まれる。
制御部81−1〜81−nは、無線制御局8が通信を取り扱っている移動局1〜3の各々に独立して設けられ、各移動局1〜3との間のデータ通信における順序制御、再送制御を行う。また、交換局10から移動局宛てに送られてくるデータをバッファリングし、設定部80や通知部84からの指示に従って、移動局1〜3に向けて送出されるデータの送信速度の制御を行う。
後述するように、制御部81−1〜81−nが通知部84からデータ送信不可の通知を受けた場合には、移動局向けのデータ送信を停止する。さらに、再送制御における送達確認信号待ちタイマ(不図示)を停止するとともに、再送パケットの生成を停止し、各制御部81内で再送制御による再送パケットが生成されバッファリングされないようにする。制御部81−1〜81−nが通知部84からデータ送信可能の通知を受けたときは、各制御部81は、データ送信を開始し、再送制御も再開する。
多重部82は、無線制御局8が通信を取り扱っている共通チャネルのそれぞれ(共通チャネル7等)に独立して設けられ、この共通チャネル7を使用する移動局と通信を行なっているすべての制御部81−1〜81−nから移動局に向けて流れるデータをバッファリングする。多重部82はまた、設定部80から通知される共通チャネルの伝送速度に従って、この共通チャネルを使用して各移動局1〜3に送信されるデータのスケジューリングおよび共通チャネルへの多重化を行い、無線基地局5へ送信する。
決定部83は、多重部82内にバッファリングされているデータ量を監視する。また、多重部82内にバッファリングされているデータ量と、設定部80によって設定される閾値とを比較し、比較結果に応じて、データ送信の可否を決定して通知部84に報告する。たとえば、バッファリングされているデータ量が設定部80から通知される条件を満たす場合に、データ送信が可能であり、条件を満たさない場合はデータ送信が不可である旨を通知部84に報告する。
設定部80で設定される閾値は、共通チャネル7の伝送速度、RTT(Round Trip Time)、上位レイヤのデータ再送間隔などのネットワークの特性を考慮して設定されている。したがって、多重部82におけるデータ(パケット)の滞留量を、このような閾値と比較することで、多重部82へ流入するトラヒックを、ネットワークの特性に応じた制御することが可能になる。
通知部84は、決定部83から報告された内容を、この共通チャネル7を使用する移動局1〜3と通信を行なっているすべての制御部81−1〜81−nに通知する。これにより、各移動局宛のパケット量の多寡にかかわらず、共通チャネルへのパケット流入を制御することができる。
制御部81は、通知部84からデータ送信不可の通知を受けたときに、タイマ(不図示)を起動する。タイマがタイムアップしたときは、通知部84からデータ送信可能を示す通知を受け取る前であっても、データ送信を再開する。また、タイマの満了(タイムアップ)前に、再度通知部84からデータ送信が不可である旨の通知を受け取った場合は、タイマをリセットして最初からカウントを開始する。
決定部83が行なう判定および通知部84への結果報告の例として、多重部82にバッファリングされているデータ量が、設定部80により設定されるデータ送信不可を判定するための第1の値を上回ったときに、通知部84に対して、データ送信が不可である旨の報告を出す。バッファリングされているデータ量が、データ送信可能を判定するための第2の値を下回ったときに、通知部84に対して、データ送信が可能である旨の報告を出す。データ送信の不可を判断するための第1の値は、データ送信の可能を判断するための第2の値と同等、またはそれ以下である。
このように、バッファリング量が所定の閾値を越えて変化するたびにデータ送信不可または可能の通知を出すことで、共通チャネルのトラヒック状態に迅速に対応したフロー制御が可能になる。
あるいは別の構成として、多重部82にバッファリングされているデータ量が、設定部80によりあらかじめ設定されている、データ送信不可を判断するための第1の値を一定期間連続して上回った場合に、通知部84に対してデータ送信が不可である旨を報告し、バッファリングされているデータ量が、データ送信可能を判断するための第2の値を一定期間下回った場合に、データ送信が可能である旨の報告を通知部84に出す構成としてもよい。
さらに別の構成として、多重部82にバッファリングされているデータ量が、データ送信不可を判断するための第1の値を上回った後、データ送信可能を判断するための第2の値を下回るまでの間、通知部84に対してデータ送信不可の通知を一定間隔で繰り返す構成とすることも可能である。この構成では、一度送信したデータ送信可否の決定通知(制御フレーム)が制御部81−1〜81−nに到達しなかった場合や、制御部81−1〜81−nで処理できなかった場合でも、その後、一定間隔で同じ通知を発することで、データのフロー制御を確実に制御し、共通チャネルへのパケットの流入を制御することができる。
図3は、上述した制御部81の処理手順を示すフローチャートである。まず、呼の受付があると(S301)、制御部81において、データの送信可能速度が設定され、データ送信不可解除タイマ(不図示)が立ち上がり、接続される多重部82、決定部83、通知部84に関する情報が設定される(S302)。
この状態で、通知部84からデータ送信不可通知を受信すると(S303)、制御部81は移動局に向かうデータの送信を停止し(S304)、データ送信不可解除タイマを開始する(S305)。送信不可通知は、後述するように、多重部82にバッファリングされているデータ量に基づいて生成されたものである。制御部81はタイマを監視し(S306)、タイマのカウント中に通知部84からデータ送信可能通知を受信すると(S307)、移動局に対するデータ送信が可能となるように制御する(S311)。
一方、タイマのカウント中に、通知部84からデータ送信不可通知を再度受信すると(S309)、タイマをリセットし(S310)、ステップS305へ戻って、データ送信不可解除タイマのカウントを最初から始める。
なお、タイマのカウント中に、データ送信不可通知もデータ送信可能通知も受信しないままにタイマが満了した場合は(S308)、移動局に対するデータ送信が可能となるように制御する(S311)。
このように、移動局へのデータの流れを停止した後、一定期間後に、データ送信再開の指示の有無に関わらず、送信を再開することによって、輻輳時のパケット送信を制御しつつ、伝送効率を維持することができる。すなわち、一度送信したパケット送出を再開させるための送信可能通知(制御フレーム)が制御部81−1〜81−nに到達しなかった場合や、各制御部81−1〜81−nで処理できなかった場合でも、確実にデータ送信を再開することができる。
図4は、無線制御局8における決定部83の処理手順を示すフローチャートである。まず、呼の受付があると(S401)、決定部83において、共通チャネル識別子、移動局識別子、データ送信可否を判断するための基準値が設定されるとともに、決定部83と接続する制御部81、多重部82、通知部84に関する情報が設定される(S402)。決定部83は、多重部82のバッファに滞留するデータ量を監視し(S403)、バッファリングされているデータ量が、設定部80により設定されたデータ送信不可閾値(第1の閾値)を越えるか否かを判断する(S404)。第1の閾値を越えない場合は(S404でNO)、S403へ戻って、バッファリングされているデータ量の監視を継続する。バッファリング量が第1の閾値を超えた場合は(S404でYES)、通知部84に対してデータ送信が不可である旨の報告を行なう(S405)。さらに、多重部82におけるバッファリング量の監視を継続し(S406)、バッファリング量が、データ送信可能を判断するための第2の閾値を下回るか否かを判断する(S407)。第2の閾値を下回らない場合は(S407でNO)、S406に戻ってバッファリング量の監視を継続する。多重部82のバッファリング量が第2の閾値を下回ったならば(S407でYES)、データ送信が可能である旨を通知部84に報告する(S408)。
図5は、通知部84の処理手順を示すフローチャートである。呼の受付があると(S501)、共通チャネル識別子、移動局識別子、接続されている制御部81、多重部82、決定部83に関する情報等が設定される(S502)。決定部83からデータ送信の可否を示す通知を受信すると(S503)、この共通チャネルを使用する移動局と通信を行なっているすべての制御部へデータ送信の可否を示す通知を送信する(S504)。
このように、多重部82のバッファ内のパケット滞留量に基づいて、送信可否の決定を行い、可否決定の結果を通知部84を介して、対象となる共通チャネルを使用しているすべてのユーザへのパケット送出先に対して通知する。
以上説明したように、決定部83において、多重部82内の滞留バッファ量に基づいて制御部81でのデータ送信可否を判定する。したがって、多重部82でのバッファリング時間の増大や、それに伴う上位レイヤでのパケット再送による多重部82へのさらなるパケットの流入を防止できる。伝送効率が向上し、パケット破棄を回避できる。
また、制御部81において、通知部84からデータ送信不可の通知を受けた際にタイマを起動し、タイマ満了時には、通知部からのデータ送信可能の通知がない場合でもデータ送信を再開する。これによりパケット送出を再開させるための送信可能通知(制御フレーム)が制御部81に到達しなかった場合や、処理できなかった場合にも、データ送信を再開することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。たとえば、実施形態では共通チャネルへの多重を多重部82で行なっているが、多重部82でスケジューリングのみを行い、無線基地局4〜6で共通チャネルへの多重を行なってもよい。また、共通チャネルに対して、交換局10、11から個々の移動局向けに流れるデータ以外に、該共通チャネルを用いて通信する個別または全体の移動局に対する制御信号や、着信に用いる呼び出し信号が多重されていてもよい。その際に、多重部82は、共通チャネルに多重される全てのデータ、制御信号、呼び出し信号のスケジューリングを行い、共通チャネルへの多重は、多重部82で行なっても、無線基地局4〜6で行なってもよい。
本発明が適用される無線通信システムの一例を示す概略構成図である。 図1のシステムで使用する無線制御局(無線制御装置)の概略ブロック図である。 図2の無線制御局(無線制御装)で使用する制御部の処理手順を示すフローチャートである。 図2の無線制御局(無線制御装置)で使用する決定部の処理手順を示すフローチャートである。 図2の無線制御局(無線制御装置)で使用する通知部の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1〜3 移動局データバックアップシステム
4〜6 無線基地局
7 共通チャネル
無線制御局(無線制御装置)
10、11 交換局
12 中継網
80 設定部
81(81−1〜81−n) 制御部
82 多重部
83 決定部
84 通知部

Claims (8)

  1. 無線基地局と複数の移動局との間における共通チャネルを利用した無線通信を制御する装置であって、
    前記複数の移動局に宛てられるデータをバッファリングし、前記共通チャネルで前記移動局の各々に送信されるデータの送信をスケジューリングする多重部と、
    前記共通チャネルの往復遅延時間及び/又は上位レイヤの再送間隔を含むネットワーク特性に基づいて設定される閾値に基づいて、前記多重部へのデータの送信可否を決定する決定部と、
    前記多重部の前段に、前記移動局の各々に独立して設けられ、前記データの送信可否決定に基づいて、前記各移動局宛のデータの前記多重部への送信を制御する複数の制御部と、
    前記送信可否の決定結果を、前記共通チャネルを使用して通信を行なっている前記移動局へのデータ送信を制御するすべての前記制御部に対して通知する通知部と
    を備えることを特徴とする無線制御装置。
  2. 前記決定部は、前記多重部内でのデータ滞留量に基づいて前記データの送信可否を決定することを特徴とする請求項1に記載の無線制御装置。
  3. 前記決定手段は、前記多重部内でのデータ滞留量を、前記閾値と比較して、前記データの送信可否を決定することを特徴とする請求項1に記載の無線制御装置。
  4. 前記決定手段は、データ送信不可を判断するための第1の基準値と、データ送信可能を判断するための第2の基準値を用い、前記多重部内でのデータ滞留量に基づいて前記データの送信可否を決定することを特徴とする請求項1に記載の無線制御装置。
  5. 前記決定手段は、前記多重部内でのデータ滞留量が、前記第1の基準値を上回ったときに、データ送信不可の決定を行い、前記データ滞留量が、前記第2の基準値を下回ったときに、データ送信可能の決定を行い、前記通知部は、前記決定の都度、前記可否決定を前記複数の制御部に通知することを特徴とする請求項4に記載の無線制御装置。
  6. 前記通知部は、前記決定部がデータの送信可否を決定したならば、前記送信可否の決定を、前記複数の制御部に対して、一定周期で繰り返し通知することを特徴とする請求項1に記載の無線制御装置。
  7. 前記複数の制御部の各々は、前記通知部から、データ送信不可の通知を受信した場合に、前記多重部へのデータの送信を停止し、前記データ送信不可通知の受信後、所定の期間が経過した場合に、データ送信可能の通知の受信の有無にかかわらず、前記多重部へのデータの送信を再開することを特徴とする請求項1に記載の無線制御装置。
  8. 無線基地局と複数の移動局との間における共通チャネルを利用した無線通信を制御する無線制御方法であって、
    前記移動局の各々に独立して、前記共通チャネルを利用した前記移動局へのデータの流れを制御する複数の制御部を設定し、
    前記複数の移動局に宛てられるデータを、前記共通チャネルに送出される前にバッファリングし、
    前記共通チャネルの往復遅延時間及び/又は上位レイヤの再送間隔を含むネットワーク特性に基づいて設定される閾値に基づいて、前記各移動局に宛てられるデータのバッファリングの可否を決定し、
    前記バッファリングの可否決定の通知を、前記共通チャネルを使用して通信している移動局へのデータの流れを制御するすべての制御部に対して通知し、
    前記制御部において、前記可否決定の通知に基づいて、前記移動局に宛てられるデータの送信を制御する
    ことを特徴とする無線制御方法。
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