JP4094497B2 - 非接触型位置センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は直線変位や回転変位を非接触で検出する非接触型位置センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
図8はこの種の非接触型位置センサの一例として、回転軸の回転変位位置(回転角)を検出する位置センサの従来構成例を示したものであり、この例では回転軸11に一対の磁石(永久磁石)12,13と変位側コア14が取り付けられ、回転軸11に対する固定側に一対の固定側コア15,16と磁気センサ17が配置されている。
変位側コア14は回転軸11の軸心を中心とする円筒形とされ、この変位側コア14の内周面に一対の半円筒形をなす磁石12,13が全体として円筒をなすように配置されている。これら磁石12,13は円筒の径方向に互いに逆向きに着磁されており、即ち磁石12と13とは一方が内周側がN極、外周側がS極とされ、他方は内周側がS極、外周側がN極とされている。なお、変位側コア14及び一対の磁石12,13は円形の取り付け板18を介して回転軸11に取り付けられている。
【0003】
固定側コア15,16は磁石12,13がなす円筒内に位置されており、それぞれ半円柱状とされて、その周面と磁石12,13の内周面との間には所定の間隙19が設けられている。固定側コア15,16及び変位側コア14はけい素鋼等の軟磁性材料製とされる。
固定側コア15と16とは径方向に伸びる間隙21を介して互いに対向されており、この間隙21に磁気センサ17が位置されている。磁気センサ17は磁界(磁場)の強さを検出するもので、例えばホール素子を用いて構成されたホールICとされる。
図8A中、17aは磁気センサ17の端子を示し、22は固定側コア15,16及び磁気センサ17が搭載固定されているベースを示す。
【0004】
上記のような構成とされた位置センサによれば、回転軸11の回転に伴い、変位側コア14と磁石12,13とが固定側コア15,16の周りを回転して磁界が回転し、この磁界の回転により磁気センサ17に作用する磁界が変化する。ホールICよりなる磁気センサ17は磁界の変化に応じた電圧を出力し、よってこの出力電圧の変化によって回転軸11の回転変位位置を検出することができるものとなっている。
このように回転軸の回転変位位置を検出する従来の非接触型位置センサは、回転変位を磁界の変化によって検出するものとなっており、磁界を生じさせる磁石は回転軸に取り付けられ、一方磁界の変化を検出する磁気センサは固定側に配置されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特許第2920179号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようにホールIC等の磁気センサと永久磁石、軟磁性材料製のコアとを用いる非接触型位置センサにおいては所要の性能を得るべく、検出感度の調整が行われており、この調整は組み合わせられる磁石の磁界に合わせて所要の検出感度が得られるように磁気センサの感度や配置を調整するといった作業となることから、例えば回転変位を検出する非接触型位置センサでは回転変位を検出する機構(構造体)の回転軸に磁石及び変位側コアを取り付け、さらにその機構の回転軸に対する固定側に磁気センサ及び固定側コアを取り付けて調整作業を行わなければならず、このような作業は極めてやりずらいものとなっていた。
また、磁気センサが故障したり、あるいは磁石が損傷した場合には一般に両者共、交換するといったことが行われ、つまり磁気センサ及び磁石をそれぞれ取り外さなければならず、そのような作業は面倒で手間がかかるものとなっていた。
【0007】
さらに、回転変位を検出する非接触型位置センサは例えば自動車のエンジンにおいてスロットルバルブの開度を検出するために用いられているが、この場合、スロットルバルブに一体化されたスロットルシャフト(回転軸)に磁石が取り付けられ、通常、この状態で所要の工程を経るため、その間に磁石に鉄粉等の特性に影響を及ぼすものが付着しないように注意しなければならず、その点で取り扱いに注意を要するものとなっていた。
この発明の目的はこれら問題に鑑み、磁石を磁気センサと共に固定側に配置するようにして、検出感度の調整や修理交換作業を容易に行えるようにし、また変位する側はコアだけとすることにより、従来のように製造工程内で磁石に鉄粉等が付着しないように注意するといった煩わしさを解消できるようにし、これらの点で取り扱いが極めて容易な非接触型位置センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、直線変位する可動体の変位位置を検出する非接触型位置センサは、可動体に取り付けられた軟磁性材料よりなる第1及び第2のコアと、可動体に対する固定側に上記変位方向に配列されて配置された一対の磁石と、上記固定側に固定された磁気センサとよりなり、一対の磁石は第1及び第2のコアと対向する方向において互いに逆向きに着磁され、第1のコアは断面コ字状とされて、そのコ字の両脚部が上記変位方向に配列され、かつ両脚部の先端面が一対の磁石と対向する側に位置されており、第2のコアは上記コ字内に第1のコアと所定の間隙を介して位置され、その上記変位方向に沿う間隙内に磁気センサのセンサ部が位置されているものとされる。
【0009】
請求項2の発明によれば、回転軸の回転変位位置を検出する非接触型位置センサは、回転軸に対する固定側に配置されて全体として回転軸の軸心を中心とする円筒をなし、その円筒の径方向に互いに逆向きに着磁されている半円筒形の一対の磁石と、回転軸に取り付けられて上記円筒内に位置され、それぞれ上記円筒の内周面に沿った外周面を有する一対の軟磁性材料よりなるコアと、上記固定側に固定された磁気センサとよりなり、一対のコアのうちの一方はほぼ半円筒形とされており、他方はその内面が一方のコアの内周面及び周方向両端面と所定の間隙を介して対向する形状とされて、その一方のコアの内周面に沿う間隙内に磁気センサのセンサ部が位置されているものとされる。
【0010】
請求項3の発明では請求項1の発明において、上記変位方向に沿う間隙の間隔に広狭が設けられているものとされる。
請求項4の発明では請求項2の発明において、上記一方のコアの内周面に沿う間隙の間隔に広狭が設けられているものとされる。
請求項5の発明では請求項1乃至4のいずれかの発明において、一対の磁石が着磁方向が途中で変えられた一個の磁石よりなるものとされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明による直線変位を検出する非接触型位置センサの一実施例を示したものであり、この例では直線変位する可動体はアーム31とされ、このアーム31の変位位置を検出するものとなっている。図1C中、矢印はアーム31の変位方向を示す。
位置センサは固定側コア41と一対の磁石(永久磁石)42,43と磁気センサ44と変位側コア45,46とによって構成され、さらにこの例ではこれらがケース47,48に収容された構造となっている。
【0012】
アーム31に対して固定側をなすケース47,48は互いに組み合わされて直方体状の箱を構成する構造とされ、合わせ面には段部47a,48aがそれぞれ設けられている。アーム31はこれらケース47,48の合わせ面に設けられた窓49を介して内部に導入されており、このアーム31に第1の変位側コア45と第2の変位側コア46が取り付けられている。
変位側コア45は断面コ字状とされ、そのコ字の両脚部45a,45bがアーム31の変位方向に配列されてアーム31に取り付けられており、この変位側コア45のコ字内に変位側コア45と所定の間隙を介して位置するように、直方体状をなす変位側コア46がアーム31に取り付けられている。
ケース47の、変位側コア45の両脚部45a,45bの先端面及び変位側コア46と対向する内面には固定側コア41が取り付けられ、この固定側コア41の上に一対の磁石42,43が搭載固定される。
【0013】
一対の磁石42,43は方形板状とされて、アーム31の変位方向に配列されて隣接配置されており、これら磁石42,43は板厚方向において、つまり変位側コア45,46と対向する方向において互いに逆向きに着磁されている。変位側コア45,46はこれら磁石42,43と近接対向して変位するように位置されている。
磁気センサ44は図1Bに示したようにケース47の固定側コア41が配置されている面と隣接直交する面に設けられた穴51に端子44aが挿通固定されてケース47に取り付けられており、そのセンサ部44bは変位側コア45と46との間のアーム31の変位方向に沿った間隙52内に位置されている。
【0014】
上記のような構造において、変位側コア45,46及び固定側コア41は共に軟磁性材料よりなるものとされ、その材料にはけい素鋼等が使用される。磁石42,43には例えばボンド磁石が用いられ、樹脂に混合される永久磁石の粉末にはサマリウムコバルトやフェライトなどの粉末が使用される。ケース47,48は例えば樹脂製とされる。
磁気センサ44は例えばホール素子を用いて構成されたホールICとされ、そのセンサ部44bは間隙52内において変位側コア45,46間の磁界の変化を検出するように配置されている。なお、この例では磁気センサ44の端子44aはケース47の穴51に接着剤(図示せず)によって固定されているが、例えばアウトサート成形により磁気センサ44とケース47とを固定一体化するようにしてもよい。
【0015】
図2は磁石42,43によって構成される磁束線(点線で示す)が変位側コア45,46の位置によって変化する様子を示したものであり、図2Aに示したように変位側コア45,46が磁石42,43に対して中央に位置している場合には磁束は変位側コア45,46を通り、磁気センサ44を通過する磁束は0となる。
これに対し、アーム31の変位に伴って変位側コア45,46が変位すると、図2B,Cに示したように磁束線が変化し、磁気センサ44を磁束が通過するようになる。磁気センサ44を通過する磁束の方向及び磁束密度は変位側コア45,46の変位位置に応じて、つまりアーム31の変位に応じて変化し、磁気センサ44はこの磁界の変化に応じた電圧を出力するものとなる。
従って、この例によれば磁気センサ44の出力電圧の変化によって、変位側コア45,46が取り付けられているアーム31の直線変位位置を検出することができるものとなっている。
【0016】
上記のような構成を有する非接触型位置センサによれば、直線変位する可動体(アーム31)には変位側コア45,46のみが取り付けられ、磁石42,43及び磁気センサ44は共に可動体に対する固定側(ケース47)に配置されて、それら磁石42,43と磁気センサ44とを一体に取り扱うことができるものとなっている。
従って、この例によれば磁石と磁気センサとを組み合わせて行う検出感度の調整作業を従来のように変位を検出すべき機構(構造体)に取り付けることなく、位置センサ単体で行うことができるため、調整作業は極めてやり易いものとなり、また磁気センサが故障したり、あるいは磁石が損傷しても、それら両者を交換する作業を従来に比し、簡単に行えるものとなる。
【0017】
さらに、可動体には変位側コアのみを取り付ければよいため、製造工程内において例えばその可動体を有する機構が所要の工程を経るとしても、鉄粉等が付着する虞れがないことから取り扱い易く、従来のように磁石に鉄粉等が付着しないように注意しなければならないといった煩わしさを解消することができる。
上記のような直線変位を検出する非接触型位置センサは例えば自動車において言えば、座席の前後位置や高さ位置を検出するセンサや車高を検出するセンサとして使用される。
【0018】
次に、同様に自動車において、例えばスロットルバルブの開度を検出する等の用途に用いられる回転変位を検出する非接触型位置センサの構成について説明する。
図3はこのような回転軸の回転変位位置を検出するこの発明による非接触型位置センサの一実施例を示したものであり、この例では位置センサは図1に示した位置センサと同様、固定側コア61と一対の磁石62,63と磁気センサ64と変位側コア65,66とによって構成され、これらがベース67に蓋されてなるケース68に収容された構造となっている。
回転軸11に対して固定側をなすケース68は一端面が開放された円筒形とされ、その一端面にベース67が取り付けられている。ケース68の閉塞された他端面の中央には軸部69が突設されており、この軸部69の中心に貫通形成された穴71を介して回転軸11がケース68内に導入されている。
【0019】
図3A中、72は回転軸11の軸心方向の位置を規定する止め輪(Cリング)を示す。
回転軸11の内端には円形の取り付け板73が取り付けられ、この取り付け板73に一対の変位側コア65,66が取り付けられている。
一方の変位側コア65は図3Bに示したようにほぼ半円柱形とされ、さらに回転軸11の軸心上に位置する突部65aを備えた形状となっている。これに対し、他方の変位側コア66はほぼ半円筒形をなすものとされ、これら変位側コア65,66の外周面は回転軸11の軸心を中心とする一円筒面上に位置するものとされる。
変位側コア65の内面、即ち突部65aの周面及びその周面と半円筒状外周面とをつなぐ平面は変位側コア66の内周面及び周方向両端面と所定の間隙を介して対向されている。
【0020】
ベース67の内面には固定側コア61及び一対の磁石62,63が取り付けられる。固定側コア61は円筒形とされ、この固定側コア61の内周面に半円筒形をなす一対の磁石62,63が全体として円筒をなすように配置されている。これら固定側コア61及び円筒をなす一対の磁石62,63は回転軸11の軸心と同軸心とされ、変位側コア65,66を囲むように配置される。
一対の磁石62,63がなす円筒内に位置する変位側コア65,66は外周面が磁石62,63と近接対向された状態となる。なお、磁石62,63は円筒の径方向に互いに逆向きに着磁され、即ち磁石62と63とは一方が内周側がN極、外周側がS極とされ、他方は内周側がS極、外周側がN極とされる。
【0021】
固定側コア61及び一対の磁石62,63はベース67の内面に突設された環状の段部73上に固定されており、さらにこのベース67に設けられた穴74に端子64aが挿通固定されて磁気センサ64がベース67に取り付けられている。磁気センサ64のセンサ部64bは図3Bに示したように変位側コア65と66との間の変位側コア66の内周面に沿う間隙75内に位置される。
変位側コア65,66及び固定側コア61は前述した図1における変位側コア45,46及び固定側コア41と同様の材料によって形成され、磁石62,63も磁石42,43と同様、例えばボンド磁石とされる。ケース68及びベース67は例えば樹脂製とされる。また、磁気センサ64は磁気センサ44と同様、例えばホールICとされ、径方向の磁界の変化を検出するように配置される。
【0022】
図4は磁石62,63によって構成される磁束線(点線で示す)が変位側コア65,66の位置によって変化する様子を示したものであり、図4Aに示したように変位側コア65,66がそれぞれ両磁石62,63に対して均等に対向するように位置している場合には磁束は変位側コア65,66を通り、磁気センサ64を通過する磁束は0となる。
これに対し、回転軸11の回転に伴って変位側コア65,66が回転変位することにより、図4Bに示したように磁気センサ64を磁束が通過するようになり、よって磁気センサ64の出力電圧の変化によって回転軸11の回転変位位置(回転角)を検出することができるものとなる。
この図3に示した回転軸11の回転変位を検出する非接触型位置センサにおいても、回転軸11には変位側コア65,66が取り付けられ、磁石62,63及び磁気センサ64は共に回転軸11に対する固定側(ベース67)に配置されて一体化されているため、図1に示した直線変位を検出する非接触型位置センサと同様、検出感度の調整や修理交換作業を容易に行うことができ、取り扱いも容易となる。
【0023】
図5は図1に示した直線変位を検出する非接触型位置センサに対し、磁気センサ44のセンサ部44bが位置する間隙52の間隔を図1のように一定ではなく、広狭を設けた例を示したものであり、この例では変位側コア45の脚部45b寄りの間隙52′が脚部45bに向って徐々に広がっている構造となっている。間隙52の間隔が一定の場合、変位側コア45,46の変位量に比例して、つまり可動体の変位量に比例して磁気センサ44に作用する磁界は直線的に変化し、変位量と磁気センサ44の出力とは比例関係にあり、直線性を示すが、この図5に示したように間隙52の間隔に広狭を設けることで、磁気センサ44の出力特性を直線ではない所望の特性(カーブ特性)を示すものとすることができる。
【0024】
図6は可動体の変位と磁気センサ44の出力との関係を示したものであり、実線は間隙52の間隔が一定の場合を示す。これに対し、可動体が変位し、磁気センサ44の位置する間隙52の間隔が相対的に狭い所から広い所へと変化すると破線で示したような出力特性となり、一方広い所から狭い所へと変化すると点線で示したような出力特性となる。
非接触型位置センサの用途、使用形態に応じて間隙52の間隔に広狭を設けることにより、このような出力特性を得ることができる。
【0025】
図7は図3に示した回転変位を検出する非接触型位置センサに対し、所望の出力特性が得られるように磁気センサ64のセンサ部64bが位置する間隙75の間隔に広狭を設けた例を示したものであり、間隙75′部分が徐々に広くなっている。
なお、上述した実施例ではいずれも着磁方向が互いに逆向きとされた一対の磁石を使用するものとなっているが、これら磁石を着磁方向を途中で変えた一個の磁石によって構成するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明による非接触型位置センサによれば、従来と異なり、磁石は磁気センサと共に固定側に配置されるため、それらを一体化でき、一体に取り扱うことができる。
従って、磁石と磁気センサとを組み合わせて(対として)行う検出感度の調整作業を位置センサ単体で行うことができ、また例えば磁石と磁気センサとを同時交換するといった修理交換作業も容易に行えるものとなる。
【0027】
さらに、例えば自動車のエンジンにおいてスロットルバルブの開度を検出する場合、従来においてはスロットルシャフトに磁石が取り付けられることから、例えば製造工程内で磁石に鉄粉等の特性に影響を及ぼすものが付着しないように注意が必要であったのに対し、この発明によればスロットルシャフトにはコア(変位側コア)を取り付ければよいため、鉄粉等の付着に注意しなければならないといった煩わしさを解消でき、この点でも極めて取り扱い易いものとなる。
なお、請求項3及び4の発明によれば、直線的ではない所望の出力特性(出力カーブ特性)を得ることができ、用途に応じてこのような出力特性を有する非接触型位置センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す図、Aは側面図、BはEE断面図、CはFF断面図。
【図2】図1に示した非接触型位置センサにおいて、変位側コアの直線変位によって磁束線が変化する様子を示す図。
【図3】請求項2の発明の一実施例を示す図、Aは縦断面図、Bは一部省略した平面図。
【図4】図3に示した非接触型位置センサにおいて、変位側コアの回転変位によって磁束線が変化する様子を示す図。
【図5】請求項3の発明の一実施例を説明するための図。
【図6】磁気センサが位置する間隙間隔が一定の場合及び広狭を設けた場合の変位と出力との関係を示すグラフ。
【図7】請求項4の発明の一実施例を説明するための図。
【図8】従来の非接触型位置センサを示す図、Aは縦断面図、Bは一部省略した平面図。

Claims (5)

  1. 直線変位する可動体の変位位置を検出する非接触型位置センサであって、
    上記可動体に取り付けられた軟磁性材料よりなる第1及び第2のコアと、
    上記可動体に対する固定側に上記変位方向に配列されて配置された一対の磁石と、
    上記固定側に固定された磁気センサとよりなり、
    上記一対の磁石は上記第1及び第2のコアと対向する方向において互いに逆向きに着磁され、
    上記第1のコアは断面コ字状とされて、そのコ字の両脚部が上記変位方向に配列され、かつ両脚部の先端面が上記一対の磁石と対向する側に位置されており、
    上記第2のコアは上記コ字内に上記第1のコアと所定の間隙を介して位置され、その上記変位方向に沿う間隙内に上記磁気センサのセンサ部が位置されていることを特徴とする非接触型位置センサ。
  2. 回転軸の回転変位位置を検出する非接触型位置センサであって、
    上記回転軸に対する固定側に配置されて全体として上記回転軸の軸心を中心とする円筒をなし、その円筒の径方向に互いに逆向きに着磁されている半円筒形の一対の磁石と、
    上記回転軸に取り付けられて上記円筒内に位置され、それぞれ上記円筒の内周面に沿った外周面を有する一対の軟磁性材料よりなるコアと、
    上記固定側に固定された磁気センサとよりなり、
    上記一対のコアのうちの一方はほぼ半円筒形とされており、他方はその内面が上記一方のコアの内周面及び周方向両端面と所定の間隙を介して対向する形状とされて、その一方のコアの内周面に沿う間隙内に上記磁気センサのセンサ部が位置されていることを特徴とする非接触型位置センサ。
  3. 請求項1記載の非接触型位置センサにおいて、
    上記変位方向に沿う間隙の間隔に広狭が設けられていることを特徴とする非接触型位置センサ。
  4. 請求項2記載の非接触型位置センサにおいて、
    上記一方のコアの内周面に沿う間隙の間隔に広狭が設けられていることを特徴とする非接触型位置センサ。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかの非接触型位置センサにおいて、
    上記一対の磁石は着磁方向が途中で変えられた一個の磁石よりなることを特徴とする非接触型位置センサ。
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