JP4092461B2 - Vehicle air cleaner - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの吸気ダクトに配設される車両のエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の狭いエンジンルーム内には、エンジンの吸気ダクトに導入する空気を浄化するためにエアクリーナが設けられるが、エンジンルームのフードの地上高を下げつつフロントウインド前端部のシールド部分の前出しを可能にする造形自由度を確保しようとすると、エアクリーナをエンジンの上側かつ車両後方に配置するレイアウトが一般的となり、このようなレイアウトではエアクリーナはカウルの下側に配置されることになる。
【0003】
また、エアクリーナ内に設けられるフィルターは定期的に点検や交換を行う必要があり、このためフィルターを収納したクリーナーケーシングは上下に2分割されて、上方のケースを外してフィルターを取り出すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クリーナーケーシングは上下に2分割されるため、フィルター交換時には上方に存在するカウルカバーを取外す必要が生じ、このカウルカバーの取外しのために作業手順が増加して作業性が悪化してしまう。
【0005】
また、このようにクリーナーケーシングが上下2分割されることにより、外した上方のケースを置いておく必要があり、上方のケースを置くスペースを狭いエンジンルーム内に設ける場合はレイアウトの自由度が低下することになり、また、外した上方のケースを一旦エンジンルームの外方に置く場合は作業性が悪化することになる。
【0006】
そこで、本発明はフィルター交換時の作業性を低下させることなく、エンジンルームの造形自由度を高くすることができる車両のエアクリーナを提供するものである。
【0007】
請求項1の発明にあっては、エンジンの吸気ダクトに配設される車両のエアクリーナにおいて、
吸気ダクトに連通するクリーナーケーシング内に回転可能に収納し、外周と回転軸方向端部に空気通過口を形成した中空状のドラムと、
このドラムに着脱自在に装着されるとともに、ドラムの外周に巻取りおよび巻戻し自在に巻回され、その巻回状態で径方向に空気を通過させて除塵する帯状のフィルターカートリッジと、を備え、
前記クリーナーケーシングの車両前方かつ上方に、ドラムから巻戻したフィルターカートリッジの取出口を設けたことを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載の車両のエアクリーナにおいて、ドラムとフィルターカートリッジとの間に、ドラムの外周に巻取りおよび巻戻し自在に巻回されて空気の通過を許容する所定長さのベースシートを介在し、このベースシートの巻取り終端部にフィルターカートリッジを着脱自在に係合連結したことを特徴としている。
【0010】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、フィルターカートリッジはドラムに巻戻し自在に巻回してあるので、フィルターの点検や交換時には、ドラムから巻き戻した時点でフィルターカートリッジは帯状となるため、この帯状となったフィルターカートリッジをクリーナーケーシングから取り出すための取出口は小さくてよく、ひいては、クリーナーケーシングを上下に2分割する必要が無くなる。
【0011】
従って、エアクリーナーをエンジン後方のカウル下方に配置した場合にも、クリーナーケーシングとカウルとを近接させることが可能となるため、エンジンルームのフードの地上高を低くすることができるとともに、ウインドシールドの前出しを可能として、フィルター交換時の作業性を低下させることなく、エンジンルーム部分の造形自由度を高めることができる。
【0012】
また、請求項1に記載の発明によれば、クリーナーケーシングの車両前方かつ上方にフィルターカートリッジの取出口を設けたので、この取出口はドラムから巻き戻して帯状となったフィルターカートリッジの取出しに必要な小さな開口面積でよい。
【0013】
従って、前記取出口を閉塞する蓋体は極く小さなものとなり、クリーナーケーシングの周囲の他の部品や部材にフィルターを取外すための特別な構造、つまり、クリーナーケーシングを2分割する必要が無くなるためカウルカバーを外す必要が無くなるとともに、分割したケースを置いておくスペースを確保する必要が無くなり、交換作業性を向上しつつフィルターカートリッジの取出しが可能となる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、フィルターカートリッジの取外し時には、このフィルターカートリッジをドラムから巻戻しつつ取出した際に、このフィルターカートリッジとともにベースシートの巻取り終端部をケーシングの外方に引き出すことができる。
【0015】
このため、前記巻取り終端部に着脱されるフィルターカートリッジの脱着をクリーナーケーシング外方の広いスペースでワンタッチで行うことができるため、フィルターカートリッジの脱着を容易にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
【0017】
図1〜図5は本発明にかかる車両のエアクリーナの一実施形態を示し、図1はエアクリーナーの取付け部分の横断面図、図2は図1中A−A線に沿った断面図、図3はエアクリーナーのフィルターカートリッジを巻戻した状態を示す斜視図、図4は図3中B部の拡大平面図、図5は図3中B部の分解斜視図である。
【0018】
本実施形態のエアクリーナー10は、図1,図2に示すようにエンジンEの吸気ダクト20の途中に配設され、この吸気ダクト20を通してエンジンEの吸気マニホールド21に導入される空気を除塵して浄化するようになっている。
【0019】
エアクリーナー10は、クリーナーケーシング11と、このクリーナーケーシング11に収納されるフィルター部12とで主に構成され、クリーナーケーシング11は前記吸気ダクト20を分割した上流側ダクト20aと下流側ダクト20bとの間に接続される。
【0020】
前記フィルター部12は、図3に示すように前記クリーナーケーシング11内に回転可能に収納され、外周13aと回転軸方向端部13bに空気通過口13c,13dを形成した中空状のドラム13と、このドラム13の外周13aに巻取りおよび巻戻し自在に巻回され、その巻回状態で径方向に空気を通過させて除塵する帯状のフィルターカートリッジ14と、ドラム13とフィルターカートリッジ14との間に介在され、ドラム13の外周に巻取りおよび巻戻し自在に巻回されて空気の通過を許容する所定長さのベースシート15と、を備えている。
【0021】
ベースシート15は、その両側部にドラム13の外周13aに巻取り自在な可撓構造となった補強縁部15a,15aが平行配置され、これら補強縁部15a,15a間にメッシュシート15bが取り付けられることにより構成され、補強縁部15a,15aの基端部15cが前記ドラム13の外周13aに結合される。
【0022】
前記フィルターカートリッジ14は、前記ベースシート15と同様に両側部にドラム13の外周13aに巻取り自在な可撓構造となった補強縁部14a,14aが平行配置され、これら補強縁部14a,14a間にフィルター材14bが取り付けられて構成される。
【0023】
補強縁部14a,14aのドラム13側に配置される一端部14c,14c間に跨ってフレーム14dが結合されるとともに、補強縁部14a,14aの他端部14e,14e間に跨って棒状のハンドル14fが結合され、前記フレーム14dを設けることにより両側の補強縁部14a,14a間の間隔を保持するとともに、両補強縁部14a,14aの巻取り量を等しくしてフィルター材14bの緊張状態を維持できるようになっている。
【0024】
フィルターカートリッジ14の補強縁部14a,14aの一端部14c,14cは、前記ベースシート15の補強縁部15a,15aの巻取り終端部15d,15dにアタッチメント16を介して着脱自在に連結される。
【0025】
尚、ベースシート15にあっても、補強縁部15a,15aの巻取り終端部15d,15d間にフレーム15eが結合され、両補強縁部15a,15a間の間隔を保持できるようになっている。
【0026】
アタッチメント16は、図4,図5に示すようにベースシート15の巻取り終端部15dに凹部16aを形成するとともに、フィルターカートリッジ14の一端部14cに前記凹部16aに嵌合する凸部16bを形成し、凹部16aの対向する両内側に巻取り方向外方(図中上方)に切欠かれる切欠部16cを設けた係合穴16d,16dを形成するとともに、凸部16bの両側にこの係合穴16d,16dに切欠部分16cを介して脱着自在に係合される係合ピン16e,16eを突設することにより構成される。
【0027】
従って、前記アタッチメント16は、係合穴16dに係合ピン16eを係合した状態では、その係合部分を中心に自在に屈曲可能となって離脱することなくドラム13の外周13aに巻回される一方、フィルターカートリッジ14およびベースシート15をドラム13から巻戻して、凹部16aに対して凸部16bを巻取り方向外方に相対移動させることにより、係合ピン16eが係合穴16dの切欠部16cから離脱できるようになっている。
【0028】
一方、前記ドラム13は、回転軸方向の両端部13b,13b′を連結するように細帯状の連結部分13eを残してほとんどを切除することにより、前記空気通過口13cの開口面積を広く稼ぐようになっている。
【0029】
また、ドラム13の端部13bに形成した前記空気通過口13dには、クリーナーケーシング11から突出する円筒状の空気排出口11cが相対回転自在に取り付けられ、図1に示すようにこの空気排出口11cに前記吸気ダクト20の下流側ダクト20bが接続されている。
【0030】
更に、ドラム13の他方の端部13b′の回転軸上外側にはクリーナーケーシング11から突出する回転ノブ13fが一体に突設され、この回転ノブ13fを回転することによりドラム13を全体的に回転できるようになっている。
【0031】
ところで、前記クリーナーケーシング11は、図1,図2に示すように吸気マニホールド21と一体に形成されるロアケース11aと、このロアケース11aの上方開口部を閉塞するアッパケース11bとで気密構造をもって構成され、前記フィルター部12はロアケース11aの底部に収納されている。
【0032】
フィルター部12のドラム13は、ケーシング11に収納された状態でその回転軸方向が車両左右方向に配置され、このドラム13の両端部13b,13b′をロアケース11aに気密構造をもって回転自在に支持させてあり、このとき、前記回転ノブ13fはロアケース11aの外側に突出させた状態で配置される。
【0033】
また、フィルター部12を収納したロアケース11aの底部は、ドラム13にベースシート15およびフィルターカートリッジ14を巻き取った状態で、そのフィルターカートリッジ14の外周との間に適宜間隔が形成されるように円弧状の断面形状となっている。
【0034】
そして、クリーナーケーシング11には、ロアケース11aの上端部で前記回転ノブ13fを配置した側に空気導入口11dが設けられ、この空気導入口11dに吸気ダクト20の上流側ダクト20aが接続される。
【0035】
前記アッパケース11bの前側部分には、帯状となった前記フィルターカートリッジ14を取り出すに十分な開口面積を有する取出口11eが形成され、この取出口11eはヒンジ11fを介して開閉自在な蓋体としてのカバー11gによって気密構造をもって閉止される。
【0036】
前記カバー11gの裏側にはフック14hが設けられ、前記フィルターカートリッジ14をドラム13から巻戻した状態で、これの他端部14eに設けたハンドル14fをフック14hに引っ掛けておくようになっている。
【0037】
このとき、フィルターカートリッジ14がドラム13から巻戻された部分には、フィルター材14bを取り除いて空気が自由に通過できるようになった連通部分14i(図3参照)が設けられている。
【0038】
このようにして構成されたエアクリーナー10は、図2に示すようにエンジンEの略頂部高さの位置で車両後方に配置されるとともに、カウル22の下方に位置して配設され、このカウル22の上方に位置するウインドシールド23を前出しして該ウインドシールド23を緩やかに傾斜させるとともに、エンジンルームRのフード25をクリーナーケーシング11のアッパケース11bに近付くようにして地上高を下げてある。
【0039】
以上の構成により本実施形態のエアクリーナー10は、クリーナーケーシング11にフィルター部12が収納された状態では、ホルダー13の外周13aにベースシート15およびフィルターカートリッジ14が巻回される一方、このフィルターカートリッジ14のハンドル14fがカバー11gのフック14hに係止されている。
【0040】
そして、フィルター部12がクリーナーケーシング11に正規にセットされた状態でエンジンEが稼働されると、上流側ダクト20aから導入された空気は、空気導入口11dからケーシング11内に取入れられて、巻回したフィルターカートリッジ14のフィルター材14bを径方向に通過して浄化され、この浄化された空気はベースシート15のメッシュシート15bおよびホルダー13の空気通過口13cを通過してホルダー13内部に導入され、そして、端部13bの空気通過口13dから空気排出口11cを経て下流側ダクト20b、更には吸気マニホルド21へと供給される。
【0041】
次に、フィルターカートリッジ14の点検・交換時には、カバー11gを開いてフック11hからハンドル14fを外し、このハンドル14fを外方に引っ張ることにより、ドラム13は回転しつつフィルターカートリッジ14およびベースシート15は巻戻されて引き出される。
【0042】
このとき、ベースシート15の長さはホルダー13とケーシング11の取出口11eとの間の距離と略等しくしてあり、フィルターカートリッジ14全体が取出口11eから引き出された時点で、それ以上の引き出しが停止されるようになっている。
【0043】
そして、フィルターカートリッジ14を交換する場合は、このフィルターカートリッジ14をアタッチメント16から取り外して、新たなフィルターカートリッジ14をアタッチメント16に取り付けた後、回転ノブ13fを巻取り方向に回転することにより、ベースシート15およびフィルターカートリッジ14はドラム13の外周13aに巻取られることになる。
【0044】
勿論、このようにフィルターカートリッジ14を交換した場合にも、ハンドル14fをカバー11gのフック11hに係止しておく。
【0045】
従って、本実施形態のエアクリーナー10にあっては、フィルターカートリッジ14はドラム13に巻戻し自在に巻回してあるので、点検や交換時にはドラム13から巻戻した時点でフィルターカートリッジ14は帯状となるため、この帯状となったフィルターカートリッジ14をクリーナーケーシング11から取り出すための取出口11eは小さくてよく、ひいては、クリーナーケーシング11を上下に2分割する必要が無くなる。
【0046】
このため、エアクリーナー10をエンジンE後方のカウル22下方に配置した場合にも、クリーナーケーシング11とカウル22とを近接させることが可能となるため、エンジンルームRのフード25の地上高を低くすることができるとともに、ウインドシールド23の前出しを可能として、エンジンルームR部分の造形自由度を高めることができる。
【0047】
また、フィルターカートリッジ14の取出口11eをクリーナーケーシング11のアッパケース11bの車両前方に設けたので、この取出口11eはドラム13から巻き戻して帯状となったフィルターカートリッジ14の取出しに必要な小さな開口面積でよい。
【0048】
従って、前記取出口11eを閉塞するカバー11gは極小さなものとなり、ケーシング11を2分割する必要が無くなり、特に、本実施形態では前記カバー11gはヒンジ11fによってアッパケース11bに結合されているため、フィルター点検中のカバー11g処理が特に問題となることは無い。
【0049】
つまり、従来のようにクリーナーケーシング11の周囲の他の部品や部材にフィルターを取外すための特別な構造、つまり、分割したケースを置いておくスペースを確保する必要が無くなり、交換作業性を向上しつつフィルターカートリッジ14の取出しが可能となる。
【0050】
更に、本実施形態ではドラム13とフィルターカートリッジ14との間にベースシート15を介在させて、このベースシート15の巻取り終端部15dにアタッチメント16を介してフィルターカートリッジ14を着脱自在に係合連結したので、フィルターカートリッジ14の取外し時には、このフィルターカートリッジ14とともにベースシート15の巻取り終端部15dをクリーナーケーシング11の外方に引き出すことができる。
【0051】
このため、前記巻取り終端部15dに着脱されるフィルターカートリッジ14の脱着をクリーナーケーシング11外方の広いスペースでワンタッチで行うことができるため、フィルターカートリッジ14の脱着を容易にすることができる。
【0052】
ところで、本発明では車両のエアクリーナーを前記実施形態に例を取って説明したが、これに限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるエアクリーナーの取付け部分の横断面図。
【図2】図1中A−A線に沿った断面図。
【図3】本発明の一実施形態におけるエアクリーナーのフィルターカートリッジを巻戻した状態を示す斜視図。
【図4】図3中B部の拡大平面図。
【図5】図3中B部の分解斜視図。
【符号の説明】
10 エアクリーナー
11 ケーシング
11e 取出口
11g カバー(蓋体)
12 フィルター部
13 ドラム
13a 外周
13b 回転軸方向端部
13c,13d 空気通過口
14 フィルターカートリッジ
15 ベースシート
16 アタッチメント
20 吸気ダクト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle air cleaner disposed in an intake duct of an engine.
[0002]
[Prior art]
In the narrow engine room of the vehicle, an air cleaner is provided to purify the air introduced into the intake duct of the engine, but it is possible to project the shield part at the front end of the front window while lowering the ground height of the hood of the engine room In order to secure the degree of modeling freedom, a layout in which the air cleaner is arranged on the upper side of the engine and on the rear side of the vehicle becomes common, and in such a layout, the air cleaner is arranged on the lower side of the cowl.
[0003]
In addition, the filter provided in the air cleaner must be periodically inspected and replaced. For this reason, the cleaner casing containing the filter is divided into two parts, and the upper case is removed to remove the filter. Yes.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the cleaner casing is divided into two parts in the upper and lower directions, it is necessary to remove the cowl cover existing above when replacing the filter, and the work procedure is increased due to the removal of the cowl cover, and the workability is deteriorated.
[0005]
In addition, since the cleaner casing is divided into two parts in this way, it is necessary to place the removed upper case, and when a space for placing the upper case is provided in a narrow engine room, the degree of freedom in layout is reduced. In addition, when the removed upper case is once placed outside the engine room, workability is deteriorated.
[0006]
Accordingly, the present invention provides an air cleaner for a vehicle that can increase the degree of freedom in forming an engine room without deteriorating workability during filter replacement.
[0007]
In the invention of claim 1, in the vehicle air cleaner disposed in the intake duct of the engine,
A hollow drum that is rotatably housed in a cleaner casing that communicates with the intake duct, and has an air passage opening at the outer periphery and the end in the rotation axis direction;
A belt-like filter cartridge that is detachably mounted on the drum, wound around the outer periphery of the drum so as to be rewound and rewound, and passes air in the radial direction in the wound state to remove dust ;
A filter cartridge take-out port that is rewound from the drum is provided in front of and above the cleaner casing in the vehicle .
[0009]
In the invention of claim 2, acceptable in an air cleaner for a vehicle according to claim 1, between the drum and the filter cartridge, is wound freely unwinding outer circumference winding and the drum the passage of air A base sheet having a predetermined length is interposed, and a filter cartridge is detachably engaged and connected to a winding end portion of the base sheet.
[0010]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the filter cartridge is wound around the drum so as to be rewound, when the filter is inspected or replaced, the filter cartridge becomes band-shaped when it is rewound from the drum. The outlet for taking out the filter cartridge from the cleaner casing may be small, so that it is not necessary to divide the cleaner casing into two vertically.
[0011]
Therefore, even when the air cleaner is disposed below the cowl behind the engine, the cleaner casing and the cowl can be brought close to each other, so that the ground clearance of the hood in the engine room can be lowered and the windshield The advancement is possible, and the degree of freedom in forming the engine room can be increased without deteriorating the workability when replacing the filter.
[0012]
According to the first aspect of the present invention, since the filter cartridge outlet is provided in front of and above the vehicle of the cleaner casing, the outlet is necessary for taking out the filter cartridge which has been rewound from the drum and formed into a belt shape. A small opening area is sufficient.
[0013]
Therefore, the lid that closes the outlet is extremely small, and a special structure for removing the filter from other parts and members around the cleaner casing, that is, it is not necessary to divide the cleaner casing into two parts. It is not necessary to remove the cover, and it is not necessary to secure a space for placing the divided case, and the filter cartridge can be taken out while improving the exchange workability.
[0014]
According to the invention of claim 2 , in addition to the effect of the invention of claim 1 , when removing the filter cartridge, when the filter cartridge is taken out while being rewound from the drum, the base sheet is wound together with the filter cartridge. The take-up end can be pulled out of the casing.
[0015]
For this reason, since the filter cartridge attached to and detached from the winding end portion can be attached and removed with a single touch in a large space outside the cleaner casing, the filter cartridge can be easily attached and detached.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0017]
1 to 5 show an embodiment of an air cleaner for a vehicle according to the present invention, FIG. 1 is a cross-sectional view of a mounting portion of the air cleaner, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 3 is a perspective view showing a state in which the filter cartridge of the air cleaner is rewound, FIG. 4 is an enlarged plan view of a portion B in FIG. 3, and FIG. 5 is an exploded perspective view of the portion B in FIG.
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
As shown in FIG. 3, the
[0021]
The
[0022]
Like the
[0023]
A
[0024]
One
[0025]
Even in the
[0026]
As shown in FIGS. 4 and 5, the
[0027]
Therefore, in a state where the
[0028]
On the other hand, the
[0029]
A cylindrical
[0030]
Further, a
[0031]
By the way, the
[0032]
The
[0033]
Further, the bottom of the
[0034]
The
[0035]
The front case of the
[0036]
A hook 14h is provided on the back side of the
[0037]
At this time, a
[0038]
As shown in FIG. 2, the
[0039]
With the above configuration, in the
[0040]
Then, when the engine E is operated in a state where the
[0041]
Next, when the
[0042]
At this time, the length of the
[0043]
When replacing the
[0044]
Of course, even when the
[0045]
Therefore, in the
[0046]
For this reason, even when the
[0047]
Further, since the
[0048]
Accordingly, the
[0049]
That is, it is not necessary to secure a special structure for removing the filter from other parts and members around the
[0050]
Further, in the present embodiment, a
[0051]
For this reason, since the
[0052]
By the way, in the present invention, the air cleaner of the vehicle has been described by taking the above embodiment as an example. However, the present invention is not limited to this, and various embodiments can be adopted without departing from the gist of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a mounting portion of an air cleaner according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which the filter cartridge of the air cleaner according to the embodiment of the present invention is rewound.
4 is an enlarged plan view of a portion B in FIG. 3. FIG.
5 is an exploded perspective view of a portion B in FIG.
[Explanation of symbols]
10
12
Claims (2)
吸気ダクトに連通するクリーナーケーシング内に回転可能に収納し、外周と回転軸方向端部に空気通過口を形成した中空状のドラムと、
前記ドラムに着脱自在に装着されるとともに、このドラムの外周に巻取りおよび巻戻し自在に巻回され、その巻回状態で径方向に空気を通過させて除塵する帯状のフィルターカートリッジと、を備え、
前記クリーナーケーシングの車両前方かつ上方に、ドラムから巻戻したフィルターカートリッジの取出口を設けたことを特徴とする車両のエアクリーナ。In the vehicle air cleaner disposed in the intake duct of the engine,
A hollow drum that is rotatably housed in a cleaner casing that communicates with the intake duct, and has an air passage opening at the outer periphery and the end in the rotation axis direction;
A belt-like filter cartridge that is detachably attached to the drum and wound around the outer periphery of the drum so as to be rewound and unwound, and in which the air is passed in the radial direction to remove dust. ,
An air cleaner for a vehicle, wherein an outlet for a filter cartridge unwound from the drum is provided in front of and above the cleaner casing .
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