JP4091107B1 - 可変長符号化装置および画像符号化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可変長符号化部104は、ブロック内の係数値の絶対値を高周波数成分から低周波数成分への所定の走査順序で走査するRL列生成部201、並べ替え部202及び2値化部203と、走査された順に係数値の絶対値を、複数の確率テーブルを切り替えて用いることで算術符号化する算術符号化部205とを備え、算術符号化部205では、複数の確率テーブルの切り替えは、新たな確率テーブルに切り替えた後、最初に符号化の対象となる係数値の後に続く係数値の絶対値を算術符号化する際には、切り替えられた新たな確率テーブルより以前に使用された確率テーブルは再度使用されることがない一方向の切り替えである。
【選択図】図2
Description
例えばこの図11に示す2値化テーブルを用いて係数値Lの絶対値「2」が2値化されると、その絶対値は2値化データ「01」となり、係数値Lの絶対値「3」が2値化されると、その絶対値は2値化データ「001」となる。
まず、先頭の係数値Lの絶対値は確率テーブル1を用いて算術符号化する。そして、それ以降の係数値Lに対しては、直前の係数値Lによって、確率テーブルが切り替わる。すなわち、直前の係数値Lの絶対値が1の場合には確率テーブル2が用いられ、直前の係数値Lの絶対値が2の場合には確率テーブル3が用いられ、直前の係数値Lの絶対値が3以上の場合には確率テーブル4が用いられる。
ITU-T Recommendation H.263: "Video Coding for Low Bit Rate Communication" (1998), Annex E
以下、本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置について図面を参照しながら説明する。
この図2に示すように、可変長符号化部104は、RL列生成部201、並べ替え部202、2値化部203、テーブル記憶部204、及び算術符号化部205を備えている。
この図4の(a)の中で、最初の数字は係数の個数を示す。一般的に高周波数領域ほど係数の値が「0」になり易いので、低周波数領域から高周波数領域に向かって走査することにより、RL列の情報量(のうちの個数Rの情報量)を小さくすることができる。生成されたRL列は並べ替え部202に入力される。
この図5に示すように、算術符号化部205は確率テーブルを4つ用い、先頭の係数値Lの絶対値に対しては、確率テーブル1を用いてこれを算術符号化する。そして、それ以降の係数値Lの絶対値に対しては、算術符号化部205は、直前の係数値Lの絶対値を符号化する際に用いられた確率テーブルのテーブル番号と、その絶対値とに応じて、使用される確率テーブルを切り替える。ここで、4つの確率テーブルは、確率テーブル1、確率テーブル2、確率テーブル3、確率テーブル4であり、確率テーブル1のテーブル番号は「1」、確率テーブル2のテーブル番号は「2」、確率テーブル3のテーブル番号は「3」、確率テーブル4のテーブル番号は「4」である。
確率テーブル1〜4のそれぞれは、図6に示すように、「0」の発生する確率と、「1」の発生する確率とから構成される。
次に、上記本実施の形態における画像符号化装置の変形例について説明する。
この変形例にかかる画像符号化装置の算術符号化部は、2つの確率テーブル1,4を切り換えて用いることで係数値Lの絶対値(2値化されたもの)を算術符号化する。
なる。算術符号化においては、確率テーブルが保持する、シンボル(2値化データの「0」または「1」)の発生確率の偏りが大きくなるほど(すなわち「0」または「1」のいずれかの発生確率が1.0に近づくほど)、符号化効率が高くなる。したがってこれにより、符号化効率のさらなる改善を図ることができる。またこの場合、2値化データを分割する際に、1ビット目と2ビット目以降とで分割するだけでなく、他のビット位置で分割しても良いし、ビット位置によって3つ以上に分割しても良い。また、分割したビット位置毎に同じだけの確率テーブルを用意せずに、例えば1ビット目には複数の確率テーブルを用意し、2ビット目以降は1つの確率テーブルを用いる(すなわちどの係数に対しても同じ確率テーブルを用いる)ような形態にしても良い。また、上記の実施の形態のように、分割したビット位置毎に同数の確率テーブルを用意した場合、同じ基準で同時に切り替えるのではなく、それらを異なる基準(しきい値)で(すなわち異なるタイミングで)切り替えても良い。
以下、本発明の第2の実施の形態における画像復号化装置について図面を参照しながら説明する。
図10は、可変長復号化部601の内部構成を示すブロック図である。
まず算術復号化部701は、符号化された先頭の係数値Lの絶対値を確率テーブル1を用いて算術復号化する。そして、算術復号化部701は、算術復号化して得られた2値化データを多値化部702に対して出力する。多値化部702は、2値化テーブルを用いることで2値化データから係数値Lの絶対値への変換を行い、その絶対値を算術復号化部701および並べ替え部704に対して出力する。
次に、上記本実施の形態における画像復号化装置の算術復号化部の変形例について説明する。
この変形例にかかる画像復号化装置の算術復号化部は、2つの確率テーブル1,4を切り替えて用いることで符号化された係数値Lの絶対値(2値化されたもの)を2値算術復号化する。
さらに、上記各実施の形態で示した可変長符号化方法または可変長復号化方法を実現するためのプログラムを、フレキシブルディスク等の記憶媒体に記録するようにすることにより、上記各実施の形態で示した処理を、独立したコンピュータシステムにおいて簡単に実施することが可能となる。
さらにここで、上記実施の形態で示した可変長符号化方法や可変長復号化方法の応用例とそれを用いたシステムを説明する。
図15は、上記実施の形態で説明した可変長符号化方法と可変長復号化方法を用いた携帯電話ex115を示す図である。携帯電話ex115は、基地局ex110との間で電波を送受信するためのアンテナex201、CCDカメラ等の映像、静止画を撮ることが可能なカメラ部ex203、カメラ部ex203で撮影した映像、アンテナex201で受信した映像等が復号化されたデータを表示する液晶ディスプレイ等の表示部ex202、操作キーex204群から構成される本体部、音声出力をするためのスピーカ等の音声出力部ex208、音声入力をするためのマイク等の音声入力部ex205、撮影した動画もしくは静止画のデータ、受信したメールのデータ、動画のデータもしくは静止画のデータ等、符号化されたデータまたは復号化されたデータを保存するための記録メディアex207、携帯電話ex115に記録メディアex207を装着可能とするためのスロット部ex206を有している。記録メディアex207はSDカード等のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものである。
。更にSDカードex422に記録することもできる。レコーダex420が上記実施の形態で示した画像復号化装置を備えていれば、DVDディスクex421やSDカードex42
2に記録した画像信号を再生し、モニタex408で表示することができる。
102 周波数変換部
103 量子化部
104 可変長符号化部
201 RL列生成部
202 並べ替え部
203 2値化部
204 テーブル記憶部
205 算術符号化部
Cs コンピュータシステム
FD フレキシブルディスク
FDD フレキシブルディスクドライブ
Claims (8)
- 画像データを所定の大きさを有するブロック単位で周波数変換された各ブロック内の係数値の絶対値を符号化する可変長符号化装置であって、
前記ブロック内の係数値の絶対値を高周波数成分から低周波数成分への所定の走査順序で走査する係数値走査手段と、
前記係数値走査手段により走査された順に係数値の絶対値を、複数の確率テーブルを切り替えて用いることで算術符号化する算術符号化手段とを備え、
前記算術符号化手段では、前記複数の確率テーブルの切り替えは、新たな確率テーブルに切り替えた後、最初に符号化の対象となる係数値の後に続く係数値の絶対値を算術符号化する際には、切り替えられた前記新たな確率テーブルより以前に使用された確率テーブルは再度使用されることがない一方向の切り替えである
ことを特徴とする可変長符号化装置。 - 前記算術符号化手段は、
算術符号化された前記係数値の絶対値の中でその値が所定のしきい値を超えるものがあれば、用いる確率テーブルを新たな確率テーブルに切り替え、切り替えた後は前記複数の確率テーブルの切り替えは行われない
ことを特徴とする請求項1記載の可変長符号化装置。 - 前記算術符号化手段における前記所定のしきい値は1である
ことを特徴とする請求項2記載の可変長符号化装置。 - 前記算術符号化手段では、
算術符号化された前記係数値の絶対値の中で、その値が1を超えるものの個数が0個でなくなれば、用いる確率テーブルを一方向に切り替える
ことを特徴とする請求項1記載の可変長符号化装置。 - 前記算術符号化手段では、
前記係数値の絶対値を2値のデータに変換し、前記2値のデータに対して算術符号化する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の可変長符号化装置。 - 前記算術符号化手段では、
前記2値のデータに対して算術符号化するときには、前記データの一部の算術符号化に用いる確率テーブルと、前記データの他の部分の算術符号化に用いる確率テーブルとを異ならせる
ことを特徴とする請求項5記載の可変長符号化装置。 - 前記算術符号化手段では、
前記2値のデータに対して算術符号化するときには、前記データの第1ビットの算術符号化に用いる確率テーブルと、前記データの第1ビット以外のビットの算術符号化に用いる確率テーブルとを異ならせる
ことを特徴とする請求項5又は6記載の可変長符号化装置。 - 動画像における画像データを符号化する画像符号化装置であって、
前記画像データを所定の大きさを有するブロック単位で周波数変換して各ブロック内に係数値の絶対値を生成する係数値生成手段と、
前記係数値生成手段で生成された各ブロック内の係数値の絶対値を符号化する請求項1記載の可変長符号化装置とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
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