JP4089485B2 - Structure of core cylinder of oil combustor - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、組付けが容易になり、かつ、燃焼を安定して行える石油燃焼器の芯内筒天板の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
石油燃焼器の芯内筒は一般的に油タンクの底板から連続して円筒状に立設したものであり、その上面には上部の直径が下部よりも細くなる段部が形成され、また、芯内筒の上面に取り付けた芯内筒天板には芯内筒の段部に沿った受部を形成しており、この受部に燃焼筒が載置してある。
【0003】
また、芯内筒と芯内筒天板の上面には芯内筒の内部と燃焼筒の内部とを連通する開口が設けてあり、芯内筒の内部を上昇する空気が開口を通過して燃焼筒へ供給されて燃焼が行われている。
【0004】
ところで、芯内筒天板を芯内筒に固定する方法として、従来では芯内筒天板に複数個のツメを設け、このツメのカシメによって固定したり、芯内筒天板と芯内筒とを複数箇所でネジ止めしているものが一般的であった。
【0005】
上記の構造において、芯内筒天板が傾いて取り付けられたり、偏心して取り付けられたりすると、芯内筒の内部から燃焼筒へ供給される空気量にバラツキが生じ、燃焼筒の空気量の多い部分に炎が偏って立炎したり、空気量の少ない部分では不完全燃焼を起こして悪臭の原因となることがあるので、芯内筒天板は正確に取り付ける必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、芯内筒天板を芯内筒にカシメ固定するものでは、専用の工具を使ってツメを1箇所ずつ順番にカシメる為、カシメ強度にバラツキが生じやすく、芯内筒天板が偏心したり傾いて取り付けられることがある。また、作業中に芯内筒天板を変形させたり、カシメ強度が不十分で簡単に外れてしまう恐れがあり、作業者の熟練を要し、コストアップにつながる要因となっていた。
【0007】
一方、芯内筒天板と芯内筒とを複数箇所でネジ止めする方法は、カシメ加工に比べて作業性は良いものの、複数箇所でネジ止めを行うので、ネジ止め強度にバラツキが生じて芯内筒天板が傾いて固定されることがある。また、部品点数が増加してコストアップにつながるものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題を解決するもので、油タンク1の底板1aから連続する芯内筒2と、油タンク1の上面板1bから連続する芯外筒3とで構成する芯収容筒4を設け、芯内筒2と芯外筒3との間隙に芯5を上下動自在に装着し、かつ、芯内筒2の上部には直径を下部より細くする段部2aを設け、該芯内筒2の上面には芯内筒2とほぼ同じ外径をもつ芯内筒天板6を設け、該芯内筒天板6の外周には内炎筒7と外炎筒8と外筒9とで構成する燃焼筒Aを載置する受部6aを芯内筒2の段部2aに沿って形成し、かつ、芯内筒2及び芯内筒天板6の上面には芯内筒2の内部空間を通過する空気を燃焼筒Aに供給する開口2b・6bを備えた石油燃焼器において、前記芯内筒2の上面中央には周囲に開口2bを残しながら上面板2cを形成すると共に、前記芯内筒天板6の上面中央には周囲に開口6bを残しながら上面板2cと係合する固定板6cを形成し、該固定板6cには外縁から上面板2cの周囲を囲むように下方に向けて複数個のガイド6dを形成し、該ガイド6dが上面板2cの外縁に当接して芯内筒天板6を位置決めし、芯内筒2と芯内筒天板6とは上面板2cと固定板6cの中央でネジ止めして固定したものである。
【0009】
また、前記芯内筒2と芯内筒天板6は芯内筒天板6の取り付け時に受部6aが芯内筒2の段部2aに接触し、固定板6bが上面板2cに接触しない位置関係にあり、固定板6cはネジ止め時に上面板2cに密着するものとしたから、芯内筒天板6が傾くことなく確実に固定できる。
【0010】
更に、前記上面板2cは芯内筒2の上面よりも低い位置もしくは高い位置に形成し、固定板6cは芯内筒天板6の上面よりも低い位置もしくは高い位置に形成したから、芯内筒2と芯内筒天板6に形成した開口2b・6bの開口面積を確保することができ、燃焼の安定性を変えることなく使用できる。
【0011】
【作用】
この発明では、芯内筒2の上面中央には上面板2cを形成し、芯内筒天板6の上面中央には固定板6cと固定板6cの外縁から下方に向けたガイド6dを形成したもので、芯内筒天板6を芯内筒2に取り付ける時は、芯内筒2の上面板2cに芯内筒天板6の固定板6cを重ねれば、ガイド6dが上面板2cの外縁に当接して、芯内筒天板6を芯内筒2の中心に位置決めすることができる。
【0012】
そして、上面板2cと固定板6cの中央でネジ止めして固定するものであり、この時、芯内筒天板6はガイド6dで位置決めされているから、芯内筒2の中心から外れることなく芯内筒2に取り付けることができ、上面板2cと固定板6cの中央のみでネジ止めすることで芯内筒天板6の周囲にほぼ均一に力がかかり、芯内筒天板6は傾くことなく取り付けることができた。
【0013】
また、芯内筒天板6を芯内筒2に載せると、最初に受部6aが段部2aに接触し、固定板6cは上面板2cから少し浮いた状態になっており、ネジ止めによって上面板2cと固定板6cを固定するようにすれば、受部6aが段部2aに押し付けられ、芯内筒天板6へ均一に力がかかりやすくなり、芯内筒天板6が傾くことなく芯内筒2に取り付けることができるものである。
【0014】
更に、上面板2cと固定板6cは芯内筒2の上面と芯内筒天板6の上面よりも低いもしくは高い位置に形成することで、芯内筒2、芯内筒天板6に形成した開口2b・6bの開口面積を確保できるので、芯内筒2と芯内筒天板6の中央に上面板2cと固定板6cが設けてあっても、燃焼筒Aに供給される空気が減少することはなく、安定した燃焼ができるものである。
【0015】
【実施例】
図に示す実施例においてこの発明を説明すると、1は油タンク、1aは油タンクの底板、1bは油タンク1の上面板、2は底板1aから連続して立設した芯内筒、3は上面板1bから連続して立設した芯外筒、4は芯内筒2と芯外筒3とで構成する芯収容筒、5は芯内筒2と芯外筒3の間隙に取り付けた芯であり、芯5は図示しない芯上下装置によって芯収容筒4内を上下動する。
【0016】
2aは芯内筒2の上部の直径を下部よりも細くする段部、6は段部2aによって細くなった芯内筒2の上面に取り付けた芯内筒天板、6aは芯内筒天板6から連続する芯内筒2の段部2aに沿った受部、7は内炎筒、8は外炎筒、9は外筒であり、内炎筒7と外炎筒8と外筒9で燃焼筒Aを構成しており、燃焼筒Aは受部6aに載置されている。
【0017】
2b・6bは芯内筒2・芯内筒天板6の上面に形成した開口であり、芯5を芯収容筒4の上部に突出させて点火すると、芯5の下端で吸い上げられた燃料が内炎筒7と外炎筒8の間隙で気化し、芯内筒2の内部を上昇して開口2b・6bから内炎筒7内に流入する空気と、外筒9の外部から外炎筒8と外筒9の間隙へ流入する空気とが、内炎筒7と外炎筒8の間隙に供給されて燃焼筒A内で燃焼を行う。
【0018】
燃焼筒A内で燃焼が行われた時に燃焼筒Aの熱が直接芯内筒2に伝わると、芯内筒2の表面や芯5が高温になり、燃料の気化が促進されて多量の灯油蒸気が発生し、立炎して燃焼状態を悪化させたり、消火時に芯5の先端の炎が消えにくくなって消火時間が長くなることがあるが、芯内筒天板6によって燃焼筒Aの熱が芯内筒2に直接伝わらないようにして芯内筒2や芯5の温度上昇を防ぐことができる。
【0019】
ところで、従来の芯内筒天板6の取り付け構造として、芯内筒天板6から下方に向けてツメを複数箇所形成し、このツメを芯内筒2の開口2bの内縁部分に向けて折り曲げることによってカシメ固定する方法がある。
【0020】
しかし、芯内筒天板6をカシメによって固定するものは、専用の工具を使ってツメを1箇所ずつ手作業でカシメる為に作業性が悪く、カシメ強度にバラツキが生じやすいものであり、カシメ強度にバラツキが生じると芯内筒天板6が傾いたり、偏心して芯内筒2に取り付けられることがあった。また、作業者が不慣れであると的確な作業ができずに芯内筒天板6を変形させたり、カシメ強度が弱すぎて芯内筒天板6が芯内筒2から簡単に外れるといった不具合を発生させる恐れがある。
【0021】
また、芯内筒2と芯内筒天板6の開口2b・6bを設けていない部分の複数箇所でネジ止めによって固定する方法もあり、カシメによって固定するものに比べて取り付け作業は容易で、芯内筒天板6が外れる心配はないが、複数箇所でネジ止めする為、ネジ止め強度にバラツキが生じると芯内筒天板6が傾いて取り付けられてしまうものであった。
【0022】
そして、芯内筒天板6が傾いて取り付けられると、燃焼筒Aの下端と芯内筒天板6との間に隙間が生じ、この隙間から燃焼筒Aに向けて過剰な空気が流入し、燃焼のバランスが崩れて燃焼状態を悪化させる原因となる。
【0023】
また、芯内筒天板6が偏心して取り付けられると、開口6bと燃焼筒Aの位置が芯内筒2の中心から外れて、芯内筒2の内部から開口2b・6bを通過して燃焼筒A内へ供給される空気に偏りが生じ、燃焼筒Aへ均一に空気が供給できなくなり、空気量が少ない部分では不完全燃焼を起こし、空気量が多い部分では立炎して燃焼状態を悪化させるものであった。
【0024】
この発明は上記の課題を解決するもので、2cは芯内筒2の上面に形成した円板状の上面板、2dは上面板2cの外縁と開口2bの内縁とを結ぶ支持部材であり、上面板2cは芯内筒2の上面に形成した開口2bの中央に支持部材2dを介して芯内筒2と一体に形成している。
【0025】
6cは芯内筒天板6の上面に形成した円板状の固定板、6eは固定板6cの外縁と開口6bの内縁とを結ぶ支持部材であり、固定板6cは芯内筒天板6の上面に形成した開口6bの中央に支持部材6eを介して芯内筒天板6と一体に形成している。6dは固定板6cの外縁から下方に向けて形成した複数個のガイドであり、前記固定板6cは上面板2cとほぼ同じ外径をもち、かつ、ガイド6dの内縁の径は上面板2cの外径にほぼ一致している。
【0026】
この構造であれば、芯内筒天板6を取り付けるときは、芯内筒天板6の固定板6の中央を芯内筒2の上面板2cの中央に合わせるようにして芯内筒2の上面に載せれば、ガイド6dの内縁が上面板2cの外縁に当接して、固定板6cが上面板2cの中央に位置決めされるので、芯内筒天板6を芯内筒2の中央に保持することができる。
【0027】
10は芯内筒2の上面板2cと芯内筒天板6の固定板6cの間に挿着する取付ネジ、10aは上面板2cと固定板6cの中央に1箇所形成した取付ネジ10の取付孔であり、取付ネジ10を取付孔10aに取り付けると、固定板6cが上面板2cに固着され、芯内筒天板6を芯内筒2に固定することができる。この時、芯内筒天板6はガイド6dによって芯内筒2の中央に位置決めされているから、ネジ止め時に芯内筒天板6が移動することはなく、芯内筒天板6を芯内筒2の中央に正確に取り付けることができる。
【0028】
また、芯内筒天板6を1個の取付ネジ10によって芯内筒2に固定することによって、従来のカシメによる固定や複数箇所でネジ止めした時のように取り付け強度にバラツキが生じることはなく、芯内筒天板6が傾くことなく正確に取り付けることができるものとなり、また、取り付け後はガイド6dによって保持され、取付ネジ10によって確実に固定されているので、芯内筒天板6がズレたり外れることはない。
【0029】
また、従来の構造において、製造時の寸法誤差によって芯内筒2や芯内筒天板6に僅かな傾きや歪みが生じると、芯内筒天板6を芯内筒2に正確に取り付けることができなくなり、取り付け後に修正作業が必要になり生産性が悪くなるので、芯内筒2と芯内筒天板6の寸法管理が必要であり、コスト上昇の要因となっていた。
【0030】
このための対策として、芯内筒天板6の受部6aから固定板6cまでの高さ寸法を、芯内筒2の段部2aから上面板2cまでの高さ寸法よりも長くしており、芯内筒天板6を芯内筒2に載せた時には、ガイド6dの内縁が上面板2cの外縁に当接して、芯内筒天板6が芯内筒2の中央に位置決めされ、芯内筒2の段部2aと芯内筒天板6の受部6aが接触し、固定板6cが上面板2cから僅かに浮いた状態となるようにしている。
【0031】
そして、この状態で取付ネジ10を取付孔10aに取り付けて固定板6cを上面板2cに固着すると、固定板6cが上面板2cに密着して、芯内筒天板6の全体に下方に向けて均一に力がかかり、既に段部2aに接触している受部6aの全体が下方へ押し付けられるから、芯内筒天板6を芯内筒2に載せた時に、芯内筒2や芯内筒天板6の傾きや歪みによって芯内筒2と芯内筒天板6との間に隙間があっても、芯内筒天板6の固定板6cと芯内筒2の上面板2cを固着した時に修正されるので、芯内筒2と芯内筒天板6の間の隙間や芯内筒天板6の傾きを確実に防ぐことができ、芯内筒2や芯内筒天板6の寸法管理が容易になった。
【0032】
更に、この発明では芯内筒2の開口2bの中央に設けた上面板2cを芯内筒2の上面より低い位置に形成すると共に、芯内筒天板6の開口6bの中央に設けた固定板6cを芯内筒天板6の上面より低い位置に形成したものであり、この発明の実施例を示す図3では、前記支持部材2d・6eをそれぞれ上面板2cと固定板6c側を下方に傾斜することで、上面板2cと固定板6cが芯内筒2と芯内筒天板6の上面よりも低い位置に形成されている。
【0033】
このように、上面板2cと固定板6cを芯内筒2と芯内筒天板6の上面よりも低い位置に形成することによって、芯内筒2と芯内筒天板6の開口2b・6bの開口面積を広くすることができるので、開口2b・6bの中央に上面板2cと固定板6cが設けてあっても、燃焼筒Aには安定した燃焼を維持するのに十分な空気量を供給することができる。
【0034】
尚、この発明の実施例では上面板2cと固定板6cを芯内筒2の上面と芯内筒天板6の上面より低く形成することによって開口2b・6bの開口面積を確保しているが、上面板2cと固定板6cを芯内筒2の上面と芯内筒天板6の上面より高く形成しても上記と同様の効果が得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、この発明では芯内筒2の上面中央に上面板2cを形成し、芯内筒天板6の上面中央に固定板6cを形成し、固定板6cには上面板2cの外縁を囲むようにガイド6dを形成したものであり、ガイド6dの内縁と上面板2cの外縁が当接して、芯内筒天板6を芯内筒2の中央に容易に位置決めすることができ、芯内筒天板6と芯内筒2は上面板2cと固定板6cの中央でネジ止めして固定するものとしたから、芯内筒天板6を芯内筒2の中央に正確に取り付けることができるものとなった。
【0036】
また、芯内筒2の上面板2cと芯内筒天板6の固定板6cの中央の1箇所でネジ止めすることによって、従来のような取り付け強度にバラツキが生じることはなく、芯内筒天板6を芯内筒2に正確に取り付けることができ、また、作業工程数が減少して作業効率が向上できるものとなった。
【0037】
また、芯内筒天板6を芯内筒2に載せた時に、芯内筒2の段部2aと芯内筒天板6の受部6aが接触し、固定板6cと上面板2cは接触しない位置関係にして、ネジ止めによって固定板6cが上面板2cに密着するようにすれば、ネジ止め時に芯内筒天板6の全体に下方に均一に力がかかり、受部6aの全体が下方に均一に押し付けられ、芯内筒2や芯内筒天板6の傾きや歪みによってできた芯内筒2と芯内筒天板6の間の隙間を無くすことができるので、芯内筒天板6を傾くことなく芯内筒2に取り付けることができ、芯内筒2や芯内筒天板6の寸法管理が容易になりコスト低減を実現できるものとなった。
【0038】
更に、芯内筒2と芯内筒天板6の上面板2cと固定板6cを芯内筒2の上面と芯内筒天板6の上面よりも低いもしくは高い位置に形成したものでは、上面板2cと芯内筒2の上面の間の開口2bと固定板6cと芯内筒天板6の上面の間の開口6bの開口面積を確保することができたから、開口2b・6bの中央に上面板2cや固定板6cが設けてあっても燃焼筒Aへ供給する空気量が減少することはなく、燃焼の安定性を変えることなく実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す石油燃焼器の要部断面図である。
【図2】この発明の実施例の芯内筒天板を芯内筒に取り付ける時の状態を示す要部断面図である。
【図3】この発明の実施例の芯内筒と芯内筒天板の取り付け状態を示しており、芯内筒天板の一部を切欠いた斜視図である。
【符号の説明】
A 燃焼筒
1 油タンク
1a 底板
1b 上面板
2 芯内筒
2a 段部
2b 開口
2c 上面板
3 芯外筒
4 芯収容筒
5 芯
6 芯内筒天板
6a 受部
6b 開口
6c 固定板
6d ガイド
7 内炎筒
8 外炎筒
9 外筒[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a mounting structure for an inner core top plate of an oil combustor that can be easily assembled and can stably perform combustion.
[0002]
[Prior art]
The core cylinder of the oil combustor is generally a cylinder standing upright continuously from the bottom plate of the oil tank, and the upper surface is formed with a step portion whose upper diameter is narrower than the lower portion, The inner cylinder top plate attached to the upper surface of the inner cylinder is formed with a receiving portion along the step of the inner cylinder, and the combustion cylinder is placed on the receiving portion.
[0003]
In addition, the upper surface of the core inner cylinder and the core inner cylinder top plate is provided with an opening that communicates the inside of the core inner cylinder and the inside of the combustion cylinder, and the air rising inside the core inner cylinder passes through the opening. The fuel is supplied to the combustion cylinder and is combusted.
[0004]
By the way, as a method of fixing the core inner cylinder top plate to the core inner cylinder, conventionally, the core inner cylinder top plate is provided with a plurality of claws and fixed by caulking of the claws, or the core inner cylinder top plate and the core inner cylinder. In general, the screw is screwed at multiple locations.
[0005]
In the above structure, when the core cylinder top plate is attached to be inclined or attached eccentrically, the amount of air supplied from the inside of the core cylinder to the combustion cylinder varies, and the amount of air in the combustion cylinder is large. Since the flame is unevenly distributed in the part, or the part with a small amount of air may cause incomplete combustion and cause a bad odor, it is necessary to attach the inner cylinder top plate accurately.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of caulking and fixing the core inner cylinder top plate to the core inner cylinder, the claws are easily caulked one by one using a special tool, so the caulking strength tends to vary and the core inner cylinder top plate is eccentric. It may be attached or tilted. In addition, there is a possibility that the inner cylinder top plate may be deformed during the work, or the caulking strength may be insufficient and easily come off, which requires the skill of the operator and causes an increase in cost.
[0007]
On the other hand, although the method of screwing the core inner cylinder top plate and the core inner cylinder at a plurality of locations is more workable than the caulking process, since the screws are secured at a plurality of locations, the screwing strength varies. The inner core top plate may be tilted and fixed. In addition, the number of parts increases, leading to an increase in cost.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention solves the above-described problem and includes a core housing cylinder 4 constituted by a core
[0009]
Further, when the core inner
[0010]
Further, since the upper surface plate 2c is formed at a position lower or higher than the upper surface of the core
[0011]
[Action]
In this invention, the upper surface plate 2c is formed at the center of the upper surface of the core
[0012]
And it fixes by screwing in the center of the upper surface board 2c and the fixed board 6c, and since the core inner
[0013]
When the core inner
[0014]
Furthermore, the upper surface plate 2c and the fixed plate 6c are formed on the
[0015]
【Example】
In the embodiment shown in the drawings, the present invention will be described. 1 is an oil tank, 1a is a bottom plate of the oil tank, 1b is an upper surface plate of the
[0016]
2a is a step portion that makes the diameter of the upper portion of the core
[0017]
2b and 6b are openings formed on the upper surfaces of the core
[0018]
If the heat of the combustion cylinder A is directly transferred to the core
[0019]
By the way, as a conventional attachment structure of the core inner cylinder
[0020]
However, fixing the inner cylinder
[0021]
Moreover, there is also a method of fixing by screwing at a plurality of locations where the openings 2b and 6b of the core
[0022]
When the inner cylinder
[0023]
Further, when the core inner cylinder
[0024]
The present invention solves the above problems, 2c is a disk-shaped upper surface plate formed on the upper surface of the core
[0025]
6c is a disk-shaped fixing plate formed on the upper surface of the inner core
[0026]
With this structure, when attaching the core inner cylinder
[0027]
[0028]
In addition, by fixing the core inner cylinder
[0029]
Further, in the conventional structure, when a slight inclination or distortion occurs in the core
[0030]
As a countermeasure for this, the height dimension from the receiving part 6a of the core inner cylinder
[0031]
In this state, when the
[0032]
Further, in the present invention, the upper surface plate 2c provided at the center of the opening 2b of the core
[0033]
In this way, by forming the upper surface plate 2c and the fixed plate 6c at a position lower than the upper surfaces of the core
[0034]
In the embodiment of the present invention, the upper surface plate 2c and the fixing plate 6c are formed lower than the upper surface of the core
[0035]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the upper surface plate 2c is formed at the center of the upper surface of the core
[0036]
Further, by screwing at one central position between the upper surface plate 2c of the core
[0037]
Further, when the core inner cylinder
[0038]
Further, in the case where the core
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an essential part of an oil combustor showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of an essential part showing a state when the core inner cylinder top plate according to the embodiment of the present invention is attached to the core inner cylinder.
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which the core inner cylinder and the core inner cylinder top plate according to the embodiment of the present invention are attached, with a part of the core inner cylinder top plate cut away.
[Explanation of symbols]
A
Claims (3)
かつ、芯内筒2の上部には直径を下部より細くする段部2aを設け、該芯内筒2の上面には芯内筒2とほぼ同じ外径をもつ芯内筒天板6を設け、該芯内筒天板6の外周には内炎筒7と外炎筒8と外筒9とで構成する燃焼筒Aを載置する受部6aを芯内筒2の段部2aに沿って形成し、
かつ、芯内筒2及び芯内筒天板6の上面には芯内筒2の内部空間を通過する空気を燃焼筒Aに供給する開口2b・6bを備えた石油燃焼器において、
前記芯内筒2の上面中央には周囲に開口2bを残しながら上面板2cを形成すると共に、
前記芯内筒天板6の上面中央には周囲に開口6bを残しながら上面板2cと係合する固定板6cを形成し、該固定板6cには外縁から上面板2cの周囲を囲むように下方に向けて複数個のガイド6dを形成し、
該ガイド6dが上面板2cの外縁に当接して芯内筒天板6を位置決めし、芯内筒2と芯内筒天板6とは上面板2cと固定板6cの中央でネジ止めして固定していることを特徴とする石油燃焼器の芯内筒の構造。A core housing cylinder 4 comprising a core inner cylinder 2 continuous from the bottom plate 1 a of the oil tank 1 and a core outer cylinder 3 continuous from the upper surface plate 1 b of the oil tank 1 is provided, and the core inner cylinder 2 and the core outer cylinder 3 are provided. The core 5 is mounted in the gap between the two so as to be movable up and down.
In addition, a step 2a having a diameter smaller than that of the lower portion is provided at the upper portion of the inner core tube 2, and an inner core top plate 6 having the same outer diameter as that of the inner core tube 2 is provided on the upper surface of the inner core tube 2. In the outer periphery of the core inner cylinder top plate 6, a receiving part 6 a for placing the combustion cylinder A composed of the inner flame cylinder 7, the outer flame cylinder 8 and the outer cylinder 9 is provided along the step 2 a of the core inner cylinder 2. Formed,
And in the oil combustor provided with openings 2b and 6b for supplying the air passing through the inner space of the core inner cylinder 2 to the combustion cylinder A on the upper surfaces of the core inner cylinder 2 and the core inner cylinder top plate 6,
In the center of the upper surface of the core inner cylinder 2, an upper surface plate 2c is formed while leaving an opening 2b around the periphery,
A fixing plate 6c that engages with the upper surface plate 2c is formed in the center of the upper surface of the inner cylinder top plate 6 while leaving an opening 6b in the periphery, and the fixing plate 6c surrounds the periphery of the upper surface plate 2c from the outer edge. A plurality of guides 6d are formed facing downward,
The guide 6d contacts the outer edge of the upper surface plate 2c to position the core inner cylinder top plate 6, and the core inner tube 2 and the core inner tube top plate 6 are screwed at the center between the upper surface plate 2c and the fixing plate 6c. A structure of an inner cylinder of an oil combustor characterized by being fixed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003096258A JP4089485B2 (en) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | Structure of core cylinder of oil combustor |
Applications Claiming Priority (1)
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