JP4087182B2 - 装飾型材のエンドキャップ兼用コネクター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築内装の壁面などに主として用いられる装飾型材を接続するためのコネクターに関し、エンドキャップとしても使用できるコネクターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、壁面の装飾見切り材などの装飾型材を入り隅や出隅で接続するためのコネクターが種々使用されていた。本出願人は特開2001−132221号公報に、この装飾型材として、合成樹脂基材とこの合成樹脂基材の可視部分に積層された金属箔とからなる装飾型材を提案している。この装飾型材においては、入り隅や出隅などで装飾型材を直角に接続するには、装飾型材の端部を45°にカットし、L型の継ぎ板で接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開2001−132221号に提案されている装飾型材のように装飾型材の端部を45°にカットするのは加工が煩瑣であり、適宜コネクターを介在させて接続することもあった。しかしながら上記の如き装飾型材は多種類の断面形状が必要であり、この型材を接続するためのコネクターとエンドキャップがそれぞれ必要とされ、部材の種類が多く在庫の管理や現場での部材の取り扱いが煩瑣になるという問題があった。
【0004】
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、エンドキャップとコネクターを兼用でき、部材点数を半減させることのできる装飾型材のエンドキャップ兼用コネクターを提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明装飾型材のエンドキャップ兼用コネクターは、装飾型材と装飾型材を接続するためのコネクターであって、装飾型材の外形に適合する基部とこの基部から2方向に延設される係合部からなり、一方の係合部と基部との接続部が係合部に対して薄肉状となされると共に幅が狭くなされて、該接続部で切除可能となされ、他方の係合部が延設された基部にはその係合部に相対向して前記係合部より短いもう1つの係合部が延設されて、装飾型材と装飾型材を接続する場合は、切除可能となされた接続部により接続された一方の係合部を装飾型材に挿入すると共に、他方の係合部とその係合部に相対向したもう1つの係合部とを装飾型材に挿入して、該装飾型材どうしを接続することができ、装飾型材のエンドキャップとして使用する場合は、切除可能となされた接続部により接続された一方の係合部を前記接続部で切除し、他方の係合部とその係合部に相対向したもう1つの係合部とを装飾型材に挿入することを特徴とするもので、装飾型材と装飾型材を接続する場合は、切 除可能となされた接続部により接続された一方の係合部を装飾型材に挿入すると共に、他方の係合部とその係合部に相対向したもう1つの係合部とを装飾型材に挿入して、該装飾型材どうしを接続することができ、装飾型材のエンドキャップとして使用する場合は、切除可能となされた接続部により接続された一方の係合部を前記接続部で切除し、他方の係合部とその係合部に相対向したもう1つの係合部とを装飾型材に挿入して使用することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。
図1は本発明装飾型材のエンドキャップ兼用コネクターの使用状態の一例を示す組立図であり、図2は図1における各部材の接続状体を説明するための分解図である。図に於いて1はコネクターであり、2は装飾型材である。
【0007】
図3は本発明装飾型材のエンドキャップ兼用コネクター1の実施形態の一例を示す(イ)は正面図、(ロ)は右側面図、(ハ)は平面図である。
コネクター1の基部11は装飾型材2の外形と略相似形となされ装飾型材2と装飾型材2を接続したときに違和感がないようにされている。基部11の左側面と裏側側面には板状の係合部12が設けられ、この板状の係合部12には透孔13が設けられ、係合部12が装飾型材2の内部に挿入されてネジ止めされるようになされている。裏側側面の係合部12の基部11との接続部14は薄肉状となされ、基部11から係合部12が容易に切除できるようになされている。
【0008】
本発明装飾型材のエンドキャップ兼用コネクター1は合成樹脂の成型品やダイカストなど適宜材質のものから作製されればよいが、接続される装飾型材2の表面材質に適合するものが好適に用いられる。装飾型材2が、合成樹脂の基材の表面にアルミニウム合金やステンレススチールなどの金属箔が積層されたものにおいては、コネクター1の表面も金属調にすることが好ましく鍍金などの表面処理が好適に行われる。
【0009】
本発明装飾型材のエンドキャップ兼用コネクター1は、図1及び図2に示すように装飾型材2の端部に係合部12が挿入され装飾型材2どうしを接続するようになされている。又、装飾型材2のエンドキャップとして使用するときは、一方の係合部12が折取られて用いられる。このように係合部12を基部から切除することにより、エンドキャップとして使用できるので、コネクターとエンドキャップを別の部材として持つ必要がないので、部材点数を減らすことが出来、施工も容易である。
【0010】
【発明の効果】
上述の如く、本発明装飾型材のエンドキャップ兼用コネクターは、装飾型材と装飾型材を接続するためのコネクターであって、装飾型材の外形に適合する基部とこの基部から2方向に延設される係合部からなり、一方の係合部と基部との接続部が係合部に対して薄肉状となされると共に幅が狭くなされて、該接続部で切除可能となされ、他方の係合部が延設された基部にはその係合部に相対向して前記係合部より短いもう1つの係合部が延設されて、装飾型材と装飾型材を接続する場合は、切除可能となされた接続部により接続された一方の係合部を装飾型材に挿入すると共に、他方の係合部とその係合部に相対向したもう1つの係合部とを装飾型材に挿入して、該装飾型材どうしを接続することができ、装飾型材のエンドキャップとして使用する場合は、切除可能となされた接続部により接続された一方の係合部を前記接続部で切除し、他方の係合部とその係合部に相対向したもう1つの係合部とを装飾型材に挿入することが可能となるので、コネクターとエンドキャップを別の部材として持つ必要がないので、部材点数を減らすことが出来、施工も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装飾型材のエンドキャップ兼用コネクターの使用状態の一例を示す組立図である。
【図2】 図1における各部材の接続状体を説明するための分解図である。
【図3】 本発明装飾型材のエンドキャップ兼用コネクターの実施形態の一例を示す(イ)は正面図、(ロ)は右側面図、(ハ)は平面図である。
【符号の説明】
1 コネクター
11 基部
12 係合部
13 透孔
14 接続部
2 装飾型材
Claims (1)
- 装飾型材と装飾型材を接続するためのコネクターであって、装飾型材の外形に適合する基部とこの基部から2方向に延設される係合部からなり、一方の係合部と基部との接続部が係合部に対して薄肉状となされると共に幅が狭くなされて、該接続部で切除可能となされ、他方の係合部が延設された基部にはその係合部に相対向して前記係合部より短いもう1つの係合部が延設されて、装飾型材と装飾型材を接続する場合は、切除可能となされた接続部により接続された一方の係合部を装飾型材に挿入すると共に、他方の係合部とその係合部に相対向したもう1つの係合部とを装飾型材に挿入して、該装飾型材どうしを接続することができ、装飾型材のエンドキャップとして使用する場合は、切除可能となされた接続部により接続された一方の係合部を前記接続部で切除し、他方の係合部とその係合部に相対向したもう1つの係合部とを装飾型材に挿入することを特徴とする装飾型材のエンドキャップ兼用コネクター。
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