JP4087157B2 - Food cooling equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品を冷凍し、あるいは冷却する装置に関し、とくに、食品をコンベアで移送しながら冷却する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品は、大きなブロック状で冷却あるいは冷凍するよりも、小さく分離してばらばらにする方が効率よく冷却あるいは冷凍できる。また、小さくばらばらに凍結された食品は、簡単に使用量に分離できるので便利に使用できる。食品をこの状態で冷凍するために、冷凍室にベルトコンベアを配設している装置が開発されている。この冷凍装置は、ステンレス製の網ベルトを水平に移送するベルトコンベアで食品を移送しながら冷凍する。ベルトコンベアには、一方の端部にばらばらの状態で食品が供給される。供給された食品は、ベルトコンベアで冷凍室内に移送され、冷凍室で冷凍して排出される。冷凍された食品は、スクレーパで掻き取られてベルトコンベアから分離される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上の装置は、ステンレスベルトに凍結して付着している食品をスクレーパで掻き取って分離するので、食品の一部が引き裂かれてベルトに付着する欠点がある。このことは製品の歩留を悪くする。さらに、ベルトに付着して残存する食品は、腐敗するなど変質して衛生環境を悪化させる。とくに、無端ベルトのコンベアベルトは、繰り返し循環されて食品を移送しながら冷却するので、腐敗した食品の上に、次々と冷却される食品が供給されることになる。このため、食品が腐敗すると、食品の品質を著しく低下させる弊害が発生する。さらに、スリット網のコンベアベルトは、付着した食品を簡単に除去できない。
【0004】
さらにまた、ステンレス網のコンベアベルトで食品を移送しながら冷却し、あるいは凍結する装置は、ミンチ肉のように小さく破砕された食品を供給すると、編目から漏れる欠点がある。このことも、漏れる食品が衛生環境を悪くすると共に、食品の歩留を低下させる原因となる。食品の漏れを少なくするために、コンベアベルトの編目を小さくすると、微細な編目に詰まった食品の除去がさらに難しくなって、衛生環境を悪化させてしまう。また、コンベアベルトの編目を大きくしても、詰まった食品を完全に除去するのは難しい。さらに、編目を大きくすると、冷却されない状態で大きな編目に重力で垂れ下がって侵入した食品が冷却したときに、編目から抜きだして分離するのが難しくなる。それは、スクレーパが食品を引き裂いて分離するからである。さらに困ったことに、編目に侵入している食品が凍結されると、膨張して編目に極めて強く結合する。このため、スクレーパで掻き取るときに、編目から分離することができず、スクレーパで引き裂いて分離することになる。このようにして、編目に残存する食品は、腐食するなどして冷却する食品の品質を低下させる。
【0005】
さらに従来の冷却装置は、食品を綺麗な形状で冷却するのが難しい欠点もある。それは、スクレーパで引き裂くときに、食品の一部が割れたり破損されることがあるからである。また、ステンレス網のコンベアベルトに載せて冷却するために、冷却された食品の底面が編目模様となることも、食品の冷却形状を悪くする原因となる。
【0006】
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極めて衛生的に食品を冷却できると共に、小さい食品を効率よく冷却できる食品の冷却装置を提供することにある。
本発明の他の大切な目的は、歩留を低下させることなく、食品を綺麗な状態で冷却できる食品の冷却装置を提供することにある。
さらにまた、本発明の他の大切な目的は、必要ならば液状やペースト状の食品も冷却できる食品の冷却装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の食品の冷却装置は、冷却室1に配設しているコンベア2の上に食品Sを供給し、供給された食品Sをコンベア2で移送して冷却する。コンベア2は、水平台3と、この水平台3の上に移動できるように配設しているプラスチックフィルム4と、このプラスチックフィルム4を移動させる駆動機構5とを備える。水平台3は、プラスチックフィルム4に接触する面に凹凸樹脂層32を設けて、上面を凹凸面24としている。冷却装置は、プラスチックフィルム4の上に食品Sを供給し、このプラスチックフィルム4を凹凸樹脂層32の上に移動させて供給された食品Sを冷却している。
【0008】
凹凸樹脂層32は、フッ素樹脂層、あるいはシリコン樹脂層とすることができる。凹凸樹脂層32の膜厚は、0.1〜2mmとすることができる。
【0009】
水平台3は、上面に凹凸樹脂層32を設けている上プレート3Aを備える。さらに、水平台3は、凹凸樹脂層32を設けている金属プレートである上プレート3Aを設けている。この上プレート3Aは、上面に凹凸26を有する凹凸樹脂層32を設けている。さらに、上プレート3Aは、凹凸25を設けて、凹凸25のある上プレート3Aに凹凸樹脂層32を設けている。さらにまた、上プレート3Aは、凹凸25を設けると共に、凹凸25のある上プレート3Aに、上プレート3Aの凹凸25よりも微細な凹凸26を上面に有する凹凸樹脂層32を設けている。
【0010】
さらに、本発明の冷却装置は、コンベア2に、移送される食品Sを上下反転させる反転機構44を設けて、この反転機構44で食品Sを上下反転しながら冷却することができる。この冷却装置は、食品Sの上下両面から極めて効率よく、しかも均一に冷却できる特長がある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための食品の冷却装置を例示するものであって、本発明は食品の冷却装置を下記のものに特定しない。
【0012】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0013】
冷却装置は、焚きたてのご飯や熱い惣菜を冷却したり冷凍するのに使用され、あるいはミンチ肉等をばらばらに凍結するのに使用される。図1と図3に示す食品の冷却装置は、冷却室1にコンベア2を配設している。コンベア2は、冷却室1に水平に固定している水平台3と、この水平台3の上に移動できるように載せているプラスチックフィルム4と、このプラスチックフィルム4を移動させる駆動機構5とを備える。
【0014】
冷却室1は、断熱壁6で閉鎖して、内部に冷風装置7を配設している。この冷風装置7は、冷却室1の内部を均一に冷却して、プラスチックフィルム4に載せて冷却室1に搬入される食品Sを、速やかに効率よく、しかも均一に冷却する。冷風装置7は、図1と図2に示すように、あるいは図3と図4に示すように、プラスチックフィルム4の上面と水平台3の下面に冷風を強制送風して、食品Sを均一に速やかに冷却する。とくに、図1と図2に示す冷風装置7は、強制送風される冷却空気が、プラスチックフィルム4の移送方向と平行な流れを作るので、プラスチックフィルム4を波立たせることなく安定して食品Sを移送できる特長がある。
【0015】
冷風装置7は、空気冷却用熱交換器8と、この空気冷却用熱交換器8に強制送風するファン9とを備える。空気冷却用熱交換器8は、冷媒が通過する金属パイプにアルミニウム等の放熱フィンを固定している。ファン9は、空気冷却用熱交換器8に強制的に空気を循環させて空気を冷却する。図2と図4に示す冷却装置は、水平台3とプラスチックフィルム4の両側に空気を通過できるスペース10を設け、このスペース10に空気を通過させて、プラスチックフィルム4の上の食品Sを上下から冷却する。この冷却装置は、スペース10を有するので、ここを作業者が移動できる。このため、内部で便利に食品Sの管理ができる。
【0016】
空気冷却用熱交換器8は、膨張弁11を介して凝縮器12とコンプレッサー13に連結され、内部を循環する冷媒を、空気冷却用熱交換器8→コンプレッサー13→凝縮器12→膨張弁11→空気冷却用熱交換器8に循環させる。コンプレッサー13と凝縮器12は、冷却室1の外部に配設される。膨張弁11は、空気冷却用熱交換器8の近傍、たとえば冷却室1の内部に配設される。コンプレッサー13は、空気冷却用熱交換器8から排出される気体状の冷媒を加圧する。加圧された気体状の冷媒は、凝縮器12で冷却されて液化する。凝縮器12は水冷または空冷の熱交換器である。凝縮器12も、空気冷却用熱交換器8と同じように金属パイプに放熱フィンを固定し、あるいは冷却水が流入する金属パイプを配管している。膨張弁11は加圧、冷却、液化された冷媒を断熱膨張させて、空気冷却用熱交換器8で気化させる流量を制御する。この冷却機構は、コンプレッサー13で気体状の冷媒を加圧して凝縮器12で液化し、液化させた冷媒を空気冷却用熱交換器8で気化させて、気化熱で冷却室1の空気を冷却する。
【0017】
さらに、図1と図2に示す冷却装置は、水平台3の上方に、下方に向かって冷却空気を送風する予備ファン30を備える。図の冷却装置は、複数の予備ファン30を、プラスチックフィルム4の移送方向に離して、等間隔に配置している。これらの予備ファン30は、水平台3の上面を移送されるプラスチックフィルム4の上面に冷却空気を送風する。このように、冷却空気を直接に食品Sに送風する予備ファン30は、食品Sを表面から効率よく冷却できる特長がある。
【0018】
水平台3は、図6の一部拡大端面図に示すように、プラスチックフィルム4に接触する上面に凹凸樹脂層32を設けており、上面を凹凸面24としている。凹凸樹脂層32は、上面に凹凸26を設けている。上面を凹凸26とする凹凸樹脂層32は、プラスチックフィルム4と水平台3との摩擦抵抗を小さくして、プラスチックフィルム4をより小さい引張力で移動できるようにする。凹凸樹脂層32は、フッ素樹脂やシリコン樹脂等の合成樹脂で製作される。凹凸樹脂層32は、水平台3の上面にコーティングして設けることができる。また、予め板状に成形された凹凸樹脂層32を水平台3の上面に接着して固定することもできる。
【0019】
本発明は、凹凸樹脂層32の合成樹脂を特定しないが、凹凸樹脂層32にはフッ素樹脂が最適である。それは、プラスチックフィルム4との摩擦抵抗を特に小さくできるからである。水平台3の上面を移動するプラスチックフィルム4は、水平台3との間に水が介在すると、摩擦抵抗が極めて大きくなる。水がプラスチックフィルム4を広い面積で水平台3に密着するからである。この状態になると、プラスチックフィルム4を軽い引張力では移動できなくなる。さらに、プラスチックフィルム4と水平台3との間の水が氷結すると、プラスチックフィルム4は移動できなくなる。
【0020】
プラスチックフィルム4と水平台3との間の水が氷結するのは、冷却装置の運転を休止するときである。冷却装置は、プラスチックフィルム4を移動させている通常の使用状態では、水平台3に凍結されることはない。また、水がプラスチックフィルム4を水平台3に強く付着させることもない。冷却室1をマイナス温度に冷却しても、プラスチックフィルム4が連続的に移動しているからである。プラスチックフィルム4が水平台3に氷結し、あるいは強く付着して移動できなくなるのは、装置を休止した後、再始動するときである。冷却装置を停止すると、冷却室1の温度はプラス温度となる。この状態になると、結露水や氷結していた氷が溶解されて水が発生する。この水は、プラスチックフィルム4と水平台3との間に浸入する。ここに侵入した水は、表面張力等により、プラスチックフィルム4を広い面積で水平台3に強く密着させる。この状態になると、プラスチックフィルム4を引っ張って移動させようとしても始動できなくなる。プラスチックフィルム4を無理に引っ張ると破損する。さらにこの状態で、装置を始動するために冷却室1がマイナスに冷却されると、プラスチックフィルム4と水平台3の間の水が氷結し、これがプラスチックフィルム4を水平台3に固着させる。この状態になると、プラスチックフィルム4は全く移動できなくなり、無理に引っ張ると破損してしまう。
【0021】
この弊害は、冷却装置を使用しないときにも、冷却運転をしながらプラスチックフィルム4を移動させて防止できる。しかしながら、使用しないときにプラスチックフィルム4を停止させないと、プラスチックフィルム4を無駄に消耗してランニングコストが高くなる。本発明の冷却装置は、水平台3の上面に凹凸樹脂層32を設けると共に、上面を凹凸面24としてこの弊害を解消する。凹凸26のある凹凸樹脂層32は、水平台3の上で発生する水を凹部に移動させる。このため、プラスチックフィルム4の下面に水が接触せず、常温においてもプラスチックフィルム4を移動することができ、また、水が凍結されてプラスチックフィルム4を水平台3に氷結することもない。
【0022】
図1と図3に示す水平台3は、図5の平面図と図6の一部拡大端面図に示すように、上面を凹凸形状に加工している金属プレートの上面に凹凸樹脂層32を積層している。この水平台3は、ステンレス板等の金属プレートをプレス加工して凹凸25を設け、金属プレートの表面に凹凸樹脂層32を設けている。図の水平台3は、金属プレートに部分的に凸部25Aを設け、この金属プレートに凹凸樹脂層32をコーティングして設けている。凸部25Aは、好ましくは円形ないし楕円形として、凸部25Aの上面を平面状とする。この水平台3は、簡単かつ綺麗に清掃して衛生的に使用できる。円形凸部の外径、または楕円凸部の長径は5mm〜50mmである。凸部25Aを設けた金属プレートの上に、金属プレートの凸部25Aよりも小さい凹凸26のある凹凸樹脂層32を設けている。この水平台3は、凸部25Aの間に水を溜めるので、水平台3の上に残る水がプラスチックフィルム4を水平台3に強く付着、または氷結させることはない。この構造の水平台3は、大きな凹凸25のある金属プレートの上に、表面に小さい凹凸26のある凹凸樹脂層32を設けることができる。この水平台3は、金属プレートの大きい凹凸25と、凹凸樹脂層32の小さい凹凸26とで凹凸面24が形成される。ただ、金属プレートに凹凸を設けている水平台は、金属プレートの上に表面を平滑面とする樹脂層をコーティングして、金属プレートで凹凸面を構成することもできる。
【0023】
さらに、本発明の冷却装置は、図7と図8に示す構造とすることもできる。図7の冷却装置の水平台3は、図9の分解斜視図に示すように、プラスチックフィルム4を上面に載せて移動させる上プレート3Aと、この上プレート3Aの下に設けている冷却チャンバー27とを備える。冷却チャンバー27は、冷却流体を供給する冷却流体供給機36に連結している。この水平台3は、冷却流体供給機36から供給される冷却流体で上プレート3Aを冷却する。上プレート3Aは、上に載せられるプラスチックフィルム4を介して食品Sを冷却する。この上プレート3Aも、図示しないが、プラスチックフィルム4に接触する上面に凹凸樹脂層を設けている。さらに、水平台3は、上方を開口してなる箱型の本体部3Bと、この本体部3Bの上方開口部を閉塞する上プレート3Aを備える。上プレート3Aは、本体部3Bに設けている冷却チャンバー27の上面開口部を水密に閉塞し、かつ脱着できるように本体部3Bに連結している。本体部3Bに脱着できるように連結している上プレート3Aは、本体部3Bから外してメンテナンスを簡単にできる。それは、表面の凹凸樹脂層が摩耗すると、本体部3Bから外して凹凸樹脂層を設けることができるからである。
【0024】
上プレート3Aは、本体部3Bの上端開口部にパッキン33を介して水密に連結される。本体部3Bは、上端開口部に沿って、外側に突出する鍔34を設けている。この鍔34と上プレート3Aの側壁20との間にパッキン33を挟着して、本体部3Bと上プレート3Aとを水密に連結する。上プレート3Aと本体部3Bは、上プレート3Aの側壁20と鍔34とを貫通するネジ(図示せず)とナット(図示せず)で、脱着できるように連結される。ただし、ネジとナット以外のもので、上プレート3Aの側壁20と本体部3Bの鍔34とを挟着して連結することもできる。
【0025】
本体部3Bは、図9の分解斜視図に示すように、隔壁35を固定して蛇行する流路を設けている。この本体部3Bは、冷却流体を蛇行させながら流して、上プレート3Aを効率よく冷却する。隔壁35は、上端を上プレート3Aに接触させて、上プレート3Aを冷却する。
【0026】
図8の水平台3は、冷却プレート3Aの下に散水ノズル47を配設して、散水ノズル47で冷却プレート3Aを冷却する。この水平台3は、冷却プレート3Aの下面に散水ノズル47が冷却流体を散水して、冷却プレート3Aを冷却する。散水ノズル47は冷却流体供給機36に連結されて、冷却流体供給機36から供給される冷却流体を冷却プレート3Aに散水する。散水ノズル47は冷却チャンバー27の内部に配設されて、散水ノズル47で散水した冷却流体を冷却チャンバー27に回収する。
【0027】
冷却流体供給機36は、水平台3の冷却チャンバー27に、あるいは散水ノズル47に冷却流体を循環させる。冷却流体は、0℃以下で凍結しないブライン液を使用する。ブライン液は、水にアルコールや塩を溶解させて0℃で凍結しないようにする。ただし、冷却流体には冷水も使用できる。冷水は0℃で凍結するので、冷却流体に冷水を使用する場合は、冷却流体の設定温度を0℃よりも高く設定する。冷却流体の設定温度は、食品の冷却温度と冷却時間を考慮して最適温度に設定され、たとえば−30〜5℃に設定される。焚きたての熱いご飯を冷却する装置は、冷却流体に0〜5℃の冷水を使用して常温まで冷却することができる。
【0028】
冷却流体供給機36は、冷却流体を蓄えている貯留タンク37と、貯留タンク37内の冷却流体を冷却チャンバー27や散水ノズル47に循環させる循環ポンプ38と、貯留タンク37内の冷却流体を冷却する熱交換器39とを備える。熱交換器39は、膨張弁40を介して凝縮器41とコンプレッサー42に連結されており、内部を循環する冷媒を、熱交換器39→コンプレッサー42→凝縮器41→膨張弁40→熱交換器39に循環させる。冷媒は、コンプレッサー42で加圧して凝縮器41で液化され、熱交換器39で気化されて冷却流体を冷却する。熱交換器39で冷却された冷却流体は、循環ポンプ38で冷却チャンバー27や散水ノズル47に循環されて上プレート3Aを冷却する。冷却流体供給機36は、冷却室1の外部に配設されており、冷却室1に配設された水平台3の両端に冷却流体の循環パイプ43を連結している。この循環パイプ43を介して、冷却された冷却流体が水平台3に設けた冷却チャンバー27に循環される。
【0029】
さらに、図10に示す冷却装置の水平台3は、図11の平面図と図12の一部拡大断面図に示すように、金属プレートの下プレート3Cの上に、凹凸25のある金属プレートの上プレート3Aを固定して、上プレート3Aの上面に凹凸樹脂層32を積層している。この水平台3も、凹凸25のある金属プレートである上プレート3Aの表面に微細な凹凸26のある凹凸樹脂層32を設けている。ただ、上プレート3Aは凹凸25のある金属プレートであるから、この上に表面を平滑とする樹脂層をコーティングして、凹凸樹脂層を設けることもできる。
【0030】
この水平台3は、上プレート3Aの凹部25Bを下プレート3Cに溶接して、上プレート3Aと下プレート25との間に、冷却流体を通過させる冷却チャンバー27を設けている。この冷却チャンバー27に冷却流体を通過させて水平台3は冷却される。この水平台3は、上プレート3Aと下プレート25を局部的に溶接して、上プレート3Aと下プレート25の間に気密に閉塞してなる冷却チャンバー27を設けており、この冷却チャンバー27に加圧気体を圧入して、上プレート3Aを凹凸形状として製作される。上プレート3Aと下プレート25は、レーザー溶接され、あるいはシーム溶接して溶接される。
【0031】
図11において、黒い点で示す部分は、上プレート3Aと下プレート25を局部的に溶接している部分である。さらに、図11に示す水平台3は、上プレート3Aと下プレート25を複数の線状連結部31で連結して、冷却チャンバー27を連続するひとつの流路としている。線状連結部31は、上プレート3Aと下プレート25を両側縁から中央方向に直線状に溶接して設けている。複数の線状連結部31は、水平台3の両側部に交互に位置をずらして設けられており、冷却チャンバー27を連続するひとつの流路として、図の矢印で示すように冷却流体を通過させている。
【0032】
この水平台3は、冷却チャンバー27に冷却流体として冷媒を供給し、この冷媒を冷却チャンバー27内で気化させて、冷媒の気化熱で水平台3を強制的に冷却することができる。この構造の水平台3は、空気冷却用熱交換器8と同じように、冷却チャンバー27とコンプレッサーと凝縮器と膨張弁とで冷媒の循環路を設ける。冷媒は、コンプレッサーで加圧して凝縮器で液化され、水平台3の冷却チャンバー27で気化されて水平台3を冷却する。
【0033】
また、冷却チャンバー27に冷却流体として冷却液を供給し、この冷却液で水平台3を強制的に冷却することもできる。冷却チャンバー27に冷却流体を流して強制的に冷却する水平台3は、プラスチックフィルム4を介して食品Sをより効率よく冷却できる。ブライン液等の冷却液は、別に設置している冷却装置(図示せず)で冷却される。冷却された冷却液を水平台3の冷却チャンバー27に循環させる。冷却液には0℃以下で冷却しないブライン液等を使用する。以上のように、水平台3を強制的に冷却する冷却装置は、プラスチックフィルム4に載せて移送する食品Sを効率よく冷却できる。この冷却装置も、冷却室1には冷風装置7を配設して、空気を冷却しながら水平台3も冷却する。ただ、水平台3の冷却チャンバー27に冷媒を供給して冷却する冷却装置は、必ずしも冷却室1に空気冷却用熱交換器を設ける必要はない。図3と図4に示すように、水平台3の下面に冷却フィン14を固定し、この冷却フィン14で空気を冷却することで、水平台3を空気冷却用熱交換器に利用できるからである。
【0034】
さらに、図13と図14の水平台3は、複数本の金属ロッド28を同一平面で平行に並べている。金属ロッド28は、図14の拡大断面図に示すように、表面に凹凸樹脂層32を積層している。金属ロッド28には、表面に微細な凹凸26のある凹凸樹脂層32を設け、あるいは表面を平滑面とする樹脂層を設けて凹凸樹脂層32とすることができる。この水平台3は、金属ロッド28の間に隙間29を設けている。水平台3の隙間29は、上で発生する水を通過して落下させる。このため、水平台3の上に水が溜ることはなく、水がプラスチックフィルム4を強く付着、または氷結することはない。金属ロッド28は、金属パイプとすることができる。この水平台3は、金属パイプの内部を気密に連結して冷却チャンバー27とし、内部に冷却流体を流して冷却する。この冷却流体には冷媒を使用でき、冷媒を冷却チャンバー27内で気化させて、冷媒の気化熱で水平台3を強制的に冷却することができる。また、冷却流体を冷却液として、この冷却液で金属パイプを連結して、水平台3を強制的に冷却することもできる。
【0035】
水平台3は、図15に示すように、ステンレス等の金属プレートに多数の貫通孔を設けている多孔板とし、この多孔板の表面に凹凸樹脂層32を積層した構造とすることもできる。この水平台3は、貫通孔を水を通過させる隙間29とする。したがって、水平台3の上に溜る水は、貫通孔から水平台3を通過して落下する。さらに、水平台3を多孔板として上下に冷却空気を送風する装置は、冷却空気で食品を効率よく冷却できる。これは、冷風が直接にプラスチックフィルム4を冷却して、上に載せている食品Sを冷却するからである。
【0036】
水平台3は、図3と図4に示すように、下面に金属プレートの冷却フィン14を固定することができる。とくに、内部に冷却チャンバーを設け、ここに冷却流体を流して強制的に冷却される水平台は、図示しないが、冷却フィンで冷却室内の空気を効率よく冷却することができる。また、冷却チャンバーのない水平台3は、冷却フィン14を設けて、連結空気で水平台3を効率よく冷却できる。
【0037】
図1、図3、図7、図10及び図15に示す冷却装置は、プラスチックフィルム4の巻取軸15と、プラスチックフィルム4を折曲するように移送してプラスチックフィルム4から食品Sを分離する折返ガイド16を冷却室1の外部に配設して、冷却された食品Sを冷却室1の外部でプラスチックフィルム4の上から分離する。さらに、この冷却装置は、プラスチックフィルム4の供給軸17も冷却室1の外部に配設しており、冷却室1の外部でプラスチックフィルム4に食品Sを供給する。食品Sを冷却室1の外部でプラスチックフィルム4の上に供給し、さらに、冷却した食品Sを冷却室1の外部でプラスチックフィルム4から分離する冷却装置は、冷却室1の内部に水平に固定している水平台3を、プラスチックフィルム4の入口から出口まで延長する。さらに、冷却室1の外部にも水平台3と同一平面に供給板18と排出板19を水平に固定している。
【0038】
本発明の冷却装置は、主として、ミンチ肉、豆、とうもろこし等のばらばらの食品の冷却に使用されるが、液体食品、たとえばスープやだし汁等の冷却にも使用できる。この冷却装置は、図2と図4の横断面図に示すように、水平台3の両側に側壁20を設けて、水平台3を溝形とし、この上にプラスチックフィルム4を溝形にして移送する。このプラスチックフィルム4は、液体を供給して両側に漏れないように移送できる。プラスチックフィルム4で冷却された液体は、排出側で破砕してバラバラにできる。
【0039】
プラスチックフィルム4は、ポリエチレンフィルムやポリプロピレン等の低温特性の優れた薄いフィルムである。プラスチックフィルム4には、たとえば、厚さを10〜100μm、好ましくは10〜50μm、さらに好ましくは10〜30μmのものを使用する。プラスチックフィルム4は、1回使用して廃棄するので、できるかぎり薄いものを使用してランニングコストを安くする。また、薄いプラスチックフィルム4は、強制的に冷却される水平台3を介して食品Sを効率よく冷却できる特長もある。ただ、薄すぎると強度が低下するので、破損しないように移送できる厚さとする。
【0040】
プラスチックフィルム4は、ロール巻したものを供給軸17に装着して水平台3に引き出される。水平台3の上を通過するプラスチックフィルム4は、一定の速度で移送される。プラスチックフィルム4は、巻取軸15に巻き取られて水平台3の上に一定の速度で通過される。この冷却装着は、巻取軸15をサーボモーター21で駆動する。サーボモーター21は、プラスチックフィルム4の巻き取り径にかかわらず、プラスチックフィルム4を一定の速度で移送できる回転速度で巻取軸15を巻取方向に回転させる。この冷却装置は、巻取軸15に回転しないように装着する巻取筒22に、プラスチックフィルム4の先端縁をスリップしないように連結して、巻取軸15をサーボモーター21で駆動する。サーボモーター21は、プラスチックフィルム4の巻き取り径が大きくなるにしたがって、巻取軸15の回転速度を遅くして、プラスチックフィルム4を一定の速度で移送する。巻取筒22に所定の太さにプラスチックフィルム4が巻かれると、巻取筒22を新しいものに交換する。
【0041】
折返ガイド16は、冷却された食品Sをプラスチックフィルム4から分離する。図の冷却装置の折返ガイド16はローラー23である。このローラー23は、プラスチックフィルム4を約180度折曲するように移送して、冷却した食品Sをプラスチックフィルム4の表面から分離する。冷却した食品Sは、それほど強固にプラスチックフィルム4に冷却して付着していない。このため、プラスチックフィルム4を折曲して、プラスチックフィルム4から簡単に食品Sを分離できる。折返ガイド16は、プラスチックフィルム4を折曲するように移送できるものであるから、ローラーによらず、摩擦抵抗の小さい金属棒や金属プレートで製作することもできる。これ等の折返ガイド16は、プラスチックフィルム4との摺動面を平滑面として滑りやすくすると共に、好ましくはフッ素樹脂のような摩擦抵抗の小さいもので摺動面を構成する。
【0042】
さらに、プラスチックフィルム4の上の食品Sは、折返ガイド16によらずスクレーパで掻き取って分離することもできる。また、スクレーパと折返ガイド16の両方でプラスチックフィルム4から食品Sを分離することもできる。この冷却装置は、スクレーパを折返ガイド16に接して移送されるプラスチックフィルム4に弾性的に押圧して、食品Sを分離する。
【0043】
ローラー23である折返ガイド16は、プラスチックフィルム4を一定の速度で移送する駆動ローラーとして使用することもできる。この冷却装置は、駆動ローラーを一定の速度で回転させて、プラスチックフィルム4を定速移送させる。巻取軸15は、クラッチを介して、駆動ローラーで移送されるプラスチックフィルム4を巻き取る。さらに、図示しないが、プラスチックフィルムを一定の速度で移送するために、プラスチックフィルムをキャプスタンローラーで挟着して移送することもできる。この冷却装置は、キャプスタンローラーをサーボモーターで一定の速度で回転させて、プラスチックフィルムを一定の速度で移送する。この冷却装置も、巻取軸はクラッチを介して、一定の速度で移送されるプラスチックフィルムを巻き取る。
【0044】
さらに、本発明の冷却装置は、図16と図17に示すように、プラスチックフィルム4で移送されて冷却される食品Sを上下反転させる反転機構44を設けることができる。図16に示す反転機構44は、プラスチックフィルム4の移送路に設けた折返ガイド45で構成している。図に示す折返ガイド45は、第1ガイド45Aと第2ガイド45Bとを備える。第1ガイド45Aは、プラスチックフィルム4を約180度折曲して移送し、移送される食品Sをプラスチックフィルム4の表面から分離する。第2ガイド45Bは、第1ガイド45Aで折曲されたプラスチックフィルム4を、さらに約180度折曲して移送させる。図の折返ガイド45はローラーである。ローラーである折返ガイド45は、プラスチックフィルム4をスムーズに折曲しながら移送できる特長がある。ただ、折返ガイド16は、プラスチックフィルム4を折曲するように移送するものであるから、ローラーによらず、摩擦抵抗の小さい金属棒や金属プレートで製作することもできる。これ等の折返ガイドは、プラスチックフィルムとの摺動面を平滑面として滑りやすくすると共に、好ましくはフッ素樹脂のような摩擦抵抗の小さいもので摺動面を構成する。
【0045】
第1ガイド45Aと第2ガイド45Bは高低差を設けて配設しており、折返ガイド45を通過するプラスチックフィルム4に段差を設けている。さらに、この冷却装置は、段差のあるプラスチックフィルム4をスムーズに移送できるように、水平台3を中間部分で上段と下段に分割して2段構造としている。この反転機構44は、第1ガイド45Aで分離された食品Sをこの段差部で落下させると共に、落下する食品Sを上下反転させて第2ガイド45Bを通過したプラスチックフィルム4の上面に載せるようにしている。第1ガイド45Aと第2ガイド45Bの高低差は、上下反転させる食品Sの大きさや重量によって、最適な距離に設計される。さらに、第1ガイド45Aと第2ガイド45Bは、高低差や曲率半径を変更できる構造として、種々の食品を理想的に反転できる。
【0046】
さらに、図17に示す反転機構44は、プラスチックフィルム4の上の食品Sを掻き取って分離すると共に、分離された食品Sを傾斜させながら移送して上下反転する反転スクレーパ46を備える。この反転スクレーパ46は、プラスチックフィルム4の上の食品Sを掻き取って分離する掻取部46Aと、食品Sを上下反転させてプラスチックフィルム4の上面に戻す起立部46Cと、掻取部46Aと起立部46Cとの間に設けた傾斜部46Bとを備える。図に示す反転スクレーパ46は、1枚の金属板を湾曲させて両端部がクロスする形状として、掻取部46Aと傾斜部46Bと起立部46Cとを形成している。この反転スクレーパ46は最も簡単な構造として安価に作成できる。ただ、反転スクレーパは、プラスチックフィルムの上の食品を分離して、反転できる他の全ての形状とすることができる。
【0047】
図の反転スクレーパ46は、掻取部46Aを、プラスチックフィルム4と同一平面に、水平の姿勢で配設している。この掻取部46Aは、プラスチックフィルム4と食品Sとの間に挿入されて、食品Sをプラスチックフィルム4から分離する。分離された食品Sは、傾斜部46Bの上面に沿って傾斜しながら移送される。傾斜部46Bを移送される食品Sは、図示しないが、後方から移送されてくる食品に押される状態で傾斜部46Bを移動する。起立部46Cは、水平台3に対して垂直に近い姿勢に配置されており、傾斜部46Cを通過した食品Sを上下反転させてプラスチックフィルム4の上面に排出している。傾斜部46Cは、食品Sを反転させる方向に突出する凸部(図示せず)を端部に設けて、よりスムーズに食品Sを反転できる。このように、反転スクレーパ46で構成される反転機構44は、冷却室1内に取り外しできるように配設できる特長がある。
【0048】
さらに、図示しないが、反転機構は、反転スクレーパで掻き取った食品を持ち上げた後、180度反転させて食品を裏返して上下反転させる機構とすることもできる。この反転機構は、食品の大きさや形に関係なく、確実に反転できる特長がある。ただ、反転機構は、以上の例に限らず、プラスチックフィルムで移送される食品を上下反転できる他の全ての機構とすることができる。
【0049】
以上の反転機構44は、たとえば、水平台3の中間ないし供給側に近い位置に配設されて、プラスチックフィルム4で移送されて冷却される食品Sを上下反転させる。このように、反転機構44を備える冷却装置は、食品Sを上下反転させながら冷却できるので、食品Sの上下両面を均一に冷却して、極めて効率よく冷却できる特長がある。さらに、食品Sを上下反転させることにより、食品Sとプラスチックフィルム4との間に水分が残存して、冷却後の食品Sの下面が過湿な状態となるのを有効に防止できる特長もある。
【0050】
【発明の効果】
本発明の食品の冷却装置は、極めて衛生的に食品を冷却できると共に、小さい食品を効率よく冷却できる特長がある。それは、本発明の冷却装置が、冷却室に配設しているコンベアを、水平台と、この水平台の上に移動できるように配設しているプラスチックフィルムと、このプラスチックフィルムを移動させる駆動機構とで構成すると共に、水平台のプラスチックフィルムに接触する面に凹凸樹脂層を設けて上面を凹凸面としており、この凹凸樹脂層の上にプラスチックフィルムを移動させて供給された食品を冷却しているからである。このように、プラスチックフィルムで食品を移送する冷却装置は、従来のステンレスベルトや編み目を有するベルトで食品を移送する装置のように、ベルトに強固に付着して残存する食品に起因する種々の弊害を皆無にできる。このため、本発明の冷却装置は、極めて衛生的に食品を冷却して食品の品質を低下させることなく安全かつ高品質な食品を提供できる。とくに、本発明の冷却装置は、水平台のプラスチックフィルムに接触する面に凹凸樹脂層を設けているので、プラスチックフィルムを極めてスムーズに移動できる特長がある。このように、プラスチックフィルムをスムーズに移動できる冷却装置は、歩留を低下させることなく、食品を綺麗な状態で冷却できる。
【0051】
さらに、本発明の冷却装置は、停止した後、再始動するとき、プラスチックフィルムが水平台に強く付着、または氷結するのを有効に防止できる。それは、水平台のプラスチックフィルムに接触する面に凹凸樹脂層を設けて上面を凹凸面としているからである。この水平台は、上に溜まる水を凹凸面の凹部に移行させるので、水平台の上の水がプラスチックフィルムに接触してこれを強く付着、または氷結するのを確実に防止できる。このため、本発明の冷却装置は、停止して再始動するときに、プラスチックフィルムをスムーズに移動できる。このことは、プラスチックフィルムに薄い物を使用してランニングコストを低減できる特長も実現する。それは、プラスチックフィルムを軽い引張力で始動できるために、プラスチックフィルムに要求される耐引張強度を低くできるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかる食品の冷却装置の縦断面図
【図2】 図1に示す食品の冷却装置の横断面図
【図3】 本発明の他の実施例にかかる食品の冷却装置の縦断面図
【図4】 図3に示す食品の冷却装置の横断面図
【図5】 図1に示す食品の冷却装置の水平台の平面図
【図6】 図5に示す水平台の一部拡大端面図
【図7】 本発明の他の実施例にかかる食品の冷却装置の縦断面図
【図8】 本発明の他の実施例にかかる食品の冷却装置の縦断面図
【図9】 図7に示す食品の冷却装置の水平台の分解斜視図
【図10】 本発明の他の実施例にかかる食品の冷却装置の縦断面図
【図11】 図10に示す食品の冷却装置の水平台の平面図
【図12】 図11に示す水平台の一部拡大断面図
【図13】 水平台の他の一例を示す平面図
【図14】 図13に示す水平台の一部拡大断面図
【図15】 本発明の他の実施例にかかる食品の冷却装置の縦断面図
【図16】 水平台に配設される反転機構の一例を示す側面図
【図17】 水平台に配設される反転機構の他の一例を示す斜視図
【符号の説明】
1…冷却室
2…コンベア
3…水平台 3A…上プレート 3B…本体部
3C…下プレート
4…プラスチックフィルム
5…駆動機構
6…断熱壁
7…冷風装置
8…空気冷却用熱交換器
9…ファン
10…スペース
11…膨張弁
12…凝縮器
13…コンプレッサー
14…冷却フィン
15…巻取軸
16…折返ガイド
17…供給軸
18…供給板
19…排出板
20…側壁
21…サーボモーター
22…巻取筒
23…ローラー
24…凹凸面
25…凹凸 25A…凸部 25B…凹部
26…凹凸
27…冷却チャンバー
28…金属ロッド
29…隙間
30…予備ファン
31…線状連結部
32…凹凸樹脂層
33…パッキン
34…鍔
35…隔壁
36…冷却流体供給機
37…貯留タンク
38…循環ポンプ
39…熱交換器
40…膨張弁
41…凝縮器
42…コンプレッサー
43…循環パイプ
44…反転機構
45…折返ガイド 45A…第1ガイド 45B…第2ガイド
46…反転スクレーパ
47…散水ノズル
S…食品[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for freezing or cooling food, and more particularly, to an apparatus for cooling food while being transferred by a conveyor.
[0002]
[Prior art]
Foods can be cooled or frozen more efficiently by separating them into smaller pieces and separating them than cooling or freezing them in large blocks. In addition, foods that have been frozen in small pieces can be conveniently used because they can be easily separated into use amounts. In order to freeze food in this state, an apparatus has been developed in which a belt conveyor is provided in the freezer compartment. This refrigeration apparatus freezes food while transporting food on a belt conveyor that transports a stainless steel net belt horizontally. Food is supplied to the belt conveyor in a state of being separated at one end. The supplied food is transferred into the freezer compartment by a belt conveyor, frozen in the freezer compartment, and discharged. The frozen food is scraped off by a scraper and separated from the belt conveyor.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The above apparatus has a drawback in that a part of the food is torn and adheres to the belt because the food frozen and adhered to the stainless steel belt is scraped off with a scraper. This worsens the product yield. Furthermore, the food remaining on the belt will deteriorate and deteriorate the sanitary environment. In particular, the endless belt conveyor belt is repeatedly circulated to cool the food while it is transported, so that the food to be cooled one after another is supplied on the spoiled food. For this reason, when a food rots, the bad effect which reduces the quality of a food remarkably generate | occur | produces. Furthermore, the conveyor belt of the slit net cannot easily remove the attached food.
[0004]
Furthermore, an apparatus that cools or freezes food while it is transported by a stainless steel conveyor belt has a drawback of leaking from the stitches when a small crushed food such as minced meat is supplied. This also causes the leaked food to deteriorate the hygienic environment and reduce the food yield. If the stitches of the conveyor belt are made small in order to reduce the leakage of food, it becomes more difficult to remove foods clogged with fine stitches, and the sanitary environment is deteriorated. Moreover, even if the stitches of the conveyor belt are enlarged, it is difficult to completely remove the clogged food. Furthermore, when the stitches are made large, it becomes difficult to pull them out of the stitches and separate them when the food that has entered the large stitches due to gravity in the uncooled state is cooled. This is because the scraper tears and separates the food. To make matters worse, when food that has entered the stitches is frozen, it expands and binds very tightly to the stitches. For this reason, when scraping with a scraper, it cannot be separated from the stitches, but is torn and separated with a scraper. In this way, the food remaining in the stitches deteriorates the quality of the food to be cooled due to corrosion or the like.
[0005]
Further, the conventional cooling device has a drawback that it is difficult to cool the food in a clean shape. This is because a part of the food may be broken or broken when it is torn with a scraper. Moreover, since it puts on the stainless steel conveyor belt and cools, the bottom face of the cooled food product also becomes a stitch pattern, and it becomes the cause which worsens the cooling shape of a foodstuff.
[0006]
The present invention has been developed for the purpose of solving such drawbacks. An important object of the present invention is to provide a food cooling apparatus that can cool food in a very hygienic manner and can efficiently cool small foods.
Another important object of the present invention is to provide a food cooling device that can cool food in a clean state without reducing yield.
Furthermore, another important object of the present invention is to provide a food cooling apparatus capable of cooling a liquid or pasty food if necessary.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The food cooling device of the present invention supplies the food S onto the
[0008]
The
[0009]
The horizontal table 3 includes an
[0010]
Furthermore, the cooling device of the present invention can be provided with a
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the examples shown below exemplify a food cooling apparatus for embodying the technical idea of the present invention, and the present invention does not specify the food cooling apparatus as described below.
[0012]
Further, in this specification, in order to facilitate understanding of the scope of claims, the numbers corresponding to the members shown in the embodiments are referred to as “claims” and “means for solving the problems”. It is added to the member shown by. However, the members shown in the claims are not limited to the members in the embodiments.
[0013]
The cooling device is used for cooling and freezing freshly cooked rice and hot sugar beet, or for freezing minced meat and the like. The food cooling apparatus shown in FIGS. 1 and 3 includes a
[0014]
The cooling
[0015]
The
[0016]
The air
[0017]
Further, the cooling device shown in FIGS. 1 and 2 includes a
[0018]
As shown in the partially enlarged end view of FIG. 6, the horizontal table 3 is provided with an
[0019]
Although the present invention does not specify a synthetic resin for the
[0020]
The water between the
[0021]
This adverse effect can be prevented by moving the
[0022]
As shown in the plan view of FIG. 5 and the partially enlarged end view of FIG. 6, the horizontal table 3 shown in FIGS. 1 and 3 has an
[0023]
Furthermore, the cooling device of the present invention may have the structure shown in FIGS. As shown in the exploded perspective view of FIG. 9, the
[0024]
The
[0025]
As shown in the exploded perspective view of FIG. 9, the
[0026]
In the horizontal table 3 of FIG. 8, a watering
[0027]
The cooling
[0028]
The cooling
[0029]
Furthermore, as shown in the plan view of FIG. 11 and the partially enlarged cross-sectional view of FIG. 12, the horizontal table 3 of the cooling device shown in FIG. 10 is formed of a metal
[0030]
The horizontal table 3 is provided with a cooling
[0031]
In FIG. 11, a portion indicated by a black dot is a portion where the
[0032]
The horizontal table 3 can supply a coolant as a cooling fluid to the cooling
[0033]
It is also possible to supply a cooling liquid as a cooling fluid to the cooling
[0034]
Further, the horizontal table 3 of FIGS. 13 and 14 has a plurality of
[0035]
As shown in FIG. 15, the
[0036]
As shown in FIGS. 3 and 4, the horizontal table 3 can fix the
[0037]
1, 3, 7, 10, and 15, the winding
[0038]
The cooling device of the present invention is mainly used for cooling loose foods such as minced meat, beans, and corn, but can also be used for cooling liquid foods such as soup and soup stock. As shown in the cross-sectional views of FIGS. 2 and 4, this cooling device is provided with
[0039]
The
[0040]
The roll of
[0041]
The
[0042]
Furthermore, the food S on the
[0043]
The
[0044]
Furthermore, as shown in FIGS. 16 and 17, the cooling device of the present invention can be provided with a reversing
[0045]
The
[0046]
Further, the reversing
[0047]
The
[0048]
Further, although not shown, the reversing mechanism may be a mechanism that lifts the food scraped by the reversing scraper and then reverses the food by turning it 180 degrees to turn the food upside down. This reversing mechanism has the feature that it can be reliably reversed regardless of the size and shape of the food. However, the inversion mechanism is not limited to the above example, and can be any other mechanism that can invert the food transferred by the plastic film.
[0049]
The above reversing
[0050]
【The invention's effect】
The food cooling device according to the present invention has an advantage that food can be cooled very hygienically and small food can be efficiently cooled. That is, the cooling device of the present invention has a conveyor arranged in the cooling chamber, a horizontal table, a plastic film arranged so as to be able to move on the horizontal table, and a drive for moving the plastic film. In addition to the structure, a concave and convex resin layer is provided on the surface of the horizontal table that contacts the plastic film, and the top surface is a concave and convex surface. The plastic film is moved onto the concave and convex resin layer to cool the supplied food. Because. As described above, the cooling device for transferring food using a plastic film has various adverse effects caused by the food remaining firmly attached to the belt, like a conventional device for transferring food using a stainless steel belt or a belt having stitches. Can be eliminated. For this reason, the cooling device of the present invention can provide a safe and high-quality food without extremely sanitizing the food and degrading the quality of the food. In particular, the cooling device of the present invention has an advantage that the plastic film can be moved very smoothly because the uneven resin layer is provided on the surface of the horizontal table that contacts the plastic film. Thus, the cooling device that can smoothly move the plastic film can cool the food in a clean state without reducing the yield.
[0051]
Furthermore, the cooling device of the present invention can effectively prevent the plastic film from strongly adhering to the horizontal base or freezing when restarting after stopping. This is because an uneven resin layer is provided on the surface of the horizontal table that comes into contact with the plastic film so that the upper surface is an uneven surface. Since the horizontal base moves the water accumulated on the concave portion of the uneven surface, it is possible to reliably prevent the water on the horizontal base from coming into contact with the plastic film and strongly adhering or freezing it. For this reason, the cooling device of the present invention can smoothly move the plastic film when stopped and restarted. This also realizes the feature that the running cost can be reduced by using a thin plastic film. This is because the tensile strength required for the plastic film can be lowered because the plastic film can be started with a light tensile force.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a food cooling device according to an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view of the food cooling device shown in FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a food cooling device according to another embodiment of the present invention.
4 is a cross-sectional view of the food cooling device shown in FIG.
FIG. 5 is a plan view of a horizontal base of the food cooling device shown in FIG.
6 is a partially enlarged end view of the horizontal platform shown in FIG.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view of a food cooling device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view of a food cooling device according to another embodiment of the present invention.
9 is an exploded perspective view of a horizontal base of the food cooling device shown in FIG. 7;
FIG. 10 is a longitudinal sectional view of a food cooling device according to another embodiment of the present invention.
11 is a plan view of a horizontal base of the food cooling device shown in FIG.
12 is a partially enlarged sectional view of the horizontal base shown in FIG.
FIG. 13 is a plan view showing another example of a horizontal table.
14 is a partially enlarged sectional view of the horizontal base shown in FIG.
FIG. 15 is a longitudinal sectional view of a food cooling device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a side view showing an example of a reversing mechanism disposed on a horizontal base.
FIG. 17 is a perspective view showing another example of a reversing mechanism arranged on a horizontal base.
[Explanation of symbols]
1 ... Cooling room
2 ... Conveyor
3 ...
3C ... Lower plate
4 ... Plastic film
5 ... Drive mechanism
6 ... Insulated wall
7. Cold air device
8 ... Heat exchanger for air cooling
9 ... Fan
10 ... space
11 ... Expansion valve
12 ... Condenser
13 ... Compressor
14 ... Cooling fin
15 ... Winding shaft
16 ... Return guide
17 ... Supply shaft
18 ... Supply plate
19 ... discharge plate
20 ... sidewall
21 ... Servo motor
22 ... Winding cylinder
23. Roller
24 ... Uneven surface
25 ... Concavity and
26 ... irregularities
27 ... Cooling chamber
28 ... Metal rod
29 ... Gap
30 ... Spare fan
31 ... Linear connecting part
32. Uneven resin layer
33 ... Packing
34 ... 鍔
35 ... Bulkhead
36 ... Cooling fluid supply machine
37 ... Storage tank
38 ... circulation pump
39 ... Heat exchanger
40 ... Expansion valve
41 ... Condenser
42 ... Compressor
43 ... circulation pipe
44 ... Inversion mechanism
45 ...
46 ... Reversing scraper
47 ... Watering nozzle
S ... Food
Claims (5)
コンベア(2)が、水平台(3)と、この水平台(3)の上に移動できるように配設しているプラスチックフィルム(4)と、このプラスチックフィルム(4)を移動させる駆動機構(5)とを備え、
水平台(3)が、プラスチックフィルム(4)に接触する面に凹凸樹脂層(32)を設けて、上面を凹凸面(24)としており、
さらに水平台 (3) は、凹凸樹脂層 (32) を設けている金属プレートである上プレート (3A) を有し、この上プレート (3A) に凹凸 (25) を設けて、凹凸 (25) のある上プレート (3A) に、上プレート (3A) の凹凸 (25) よりも微細な凹凸 (26) を上面に有する凹凸樹脂層 (32) を設けており、
プラスチックフィルム(4)の上に食品(S)を供給し、このプラスチックフィルム(4)を凹凸樹脂層(32)の上に移動させて供給された食品(S)を冷却するようにしてなる食品の冷却装置。A cooling device that supplies food (S) on a conveyor (2) disposed in a cooling chamber (1), transfers the supplied food (S) by the conveyor (2), and cools the food (S),
The conveyor (2) has a horizontal base (3), a plastic film (4) arranged so as to be movable on the horizontal base (3), and a drive mechanism for moving the plastic film (4) ( 5)
The horizontal base (3) is provided with an uneven resin layer (32) on the surface that contacts the plastic film (4), and the upper surface is an uneven surface (24),
Further, the horizontal base (3) has an upper plate (3A) which is a metal plate provided with an uneven resin layer (32) , and an unevenness (25) is provided on the upper plate (3A) to provide an unevenness (25). On the upper plate (3A) with an uneven resin layer (32) having an uneven surface (26) finer than the uneven surface (25 ) of the upper plate (3A) ,
Food (S) is supplied onto the plastic film (4) and the plastic film (4) is moved onto the uneven resin layer (32) to cool the supplied food (S). Cooling system.
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