JP4085519B2 - Warp tension adjusting device for loom - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、織機における経糸張力調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の経糸張力調整装置が特開昭59−94650号公報に開示されている。この従来装置では、ワープビームから送り出される経糸はガイドビーム及びテンショニングビームによって案内される。経糸を案内するテンショニングビームはブッシング及び接続片を介して中空シャフトに支持されている。経糸の張力変動は、テンショニングビーム、ブッシング、接続片及び中空シャフトを介して中空シャフト内のねじりばねロッドで吸収される。中空シャフトは、軸受けを介してアームに支持されており、アームは経止め装置側から中空シャフト側に延出するように配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
テンショニングビームはねじりばねロッドを中心にして揺動するが、この揺動が大き過ぎるとテンショニングビームの揺動動作に時間が掛かり、張力制御が不安定になる。張力制御が不安定になると織布品質が低下する。又、テンショニングビームがガイドビーム側に振れ過ぎてしまうおそれもある。テンショニングビームがガイドビーム側に振れ過ぎてしまうとテンショニングビームが揺動できなくなり、張力制御が不能となる。特開昭59−94650号公報の装置では、テンショニングビームを支持するブッシングとガイドビームとの間に固定ストッパが介在されており、テンショニングビームの前記のような過大な揺動が固定ストッパの存在によって阻止されるようになっている。しかし、このような規制は、揺動するテンショニングビームを揺動毎に固定ストッパに当てることになりかねず、テンショニングビームが揺動毎に固定ストッパに当たるとすると張力制御が不安定になる。
【0004】
本発明は、経糸の張力制御の安定性を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、ワープビームから送り出される経糸を揺動変位可能に支持された張力付与ガイドによって案内する経糸張力調整装置を対象とし、請求項1の発明では、前記張力付与ガイドと前記ワープビームとの間に介在され、前記ワープビームから送り出される経糸を案内する非環状形状の経糸案内プレートと、前記経糸案内プレートを支持する支持手段とを備え、前記経糸案内プレートの経糸案内面を円弧面形状の凸曲面とし、前記張力付与ガイドは、前記張力付与ガイドに対して平行であって回動する回動軸体によって支持されており、前記回動軸体は円筒形状であり、前記経糸案内プレートは前記回動軸体の周面に沿うように配設されており、前記経糸案内プレートの経糸案内面の円弧中心を前記回動軸体の筒内に設定した経糸張力調整装置を構成した。
【0006】
非環状形状の経糸案内プレートは、特開昭59−94650号公報の装置におけるガイドビームに比べて張力付与ガイドの揺動中心からの離間距離を短くできる。張力付与ガイドの揺動中心からの離間距離を短くした経糸案内プレートの配置構成は、張力付与ガイドの揺動量を少なくする。また、凸曲面は経糸案内面として好適である。さらに、円筒形状の回動軸体は張力付与ガイドの支持部材として好適であり、回動軸体の周面に沿うように経糸案内プレートを配設した構成は、経糸案内プレートを張力付与ガイドの揺動中心に近づける上で有効である。
【0008】
請求項2の発明では、請求項1において、経糸列の幅方向に固定配設された支持ビームと、前記支持ビームに列設して止着された複数の支持ブラケットとを備えた前記支持手段を構成し、前記経糸案内プレートは前記複数の支持ブラケットに止着した。
【0009】
支持ビームに複数の支持ブラケットを列設して構成した支持手段は、経糸案内プレートの支持手段として好適である。
請求項3の発明では、請求項2において、前記支持ブラケットは前記回動軸体を包囲するようにした。
【0010】
回動軸体を支持ブラケットによって包囲するようにした構成は、支持ブラケットの強度を高める上で有効である。
【0012】
請求項4の発明では、請求項2又は請求項3において、前記経糸案内プレートは、前記回動軸体に関して前記経糸の経路の上流側及び下流側のいずれか一方で前記支持ブラケットにねじにより締め付けられて片持ち支持されるようにした。
【0013】
経糸案内プレートを片持ち支持する構成は簡便である。
請求項5の発明では、請求項4において、前記経糸案内プレートは、前記ねじの締め付け位置から離間した部位でも前記支持ブラケットと接触しているようにした。
【0014】
経糸案内プレートの固定状態が安定する。
請求項6の発明では、請求項1乃至請求項5のいずれか1項において、前記張力付与ガイドは、前記経糸の移送方向とは逆方向にばねにより付勢されているようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0016】
11はワープビームであり、ワープビーム11から送り出される経糸Tは、非環状形状の経糸案内プレート12及び張力付与ガイドとなるテンションローラ13に接して案内される。テンションローラ13はローラ軸131を介して左右一対の支持アーム14,15間に架設支持されており、両支持アーム14,15は支持パイプ16上に止着支持されている。ローラ軸131と支持アーム14,15との間にはベアリング17,18が介在されており、テンションローラ13は支持アーム14,15に対して回動可能である。
【0017】
支持パイプ16は左右一対のメタルブラケット19,20を介してアングル状の支持ビーム21に支持されている。支持パイプ16はメタルブラケット19,20に対して回動可能である。
【0018】
図2及び図3に示すように、支持パイプ16内の中心軸上には角柱状のトーションロッド22が収容されている。図4に示すように、トーションロッド22は一対のリングメタル23を介して支持パイプ16の内周面上に支持されており、トーションロッド22の一端部は支持パイプ16の一端から突出している。トーションロッド22の内端部には止め輪24が嵌められており、止め輪24は止めねじ25によって支持パイプ16の内周面に固定されている。
【0019】
トーションロッド22の外端部にはイージングレバー26が止めねじ27によって締め付け固定されている。イージングレバー26はメタルブラケット28を介して支持ビーム21に支持されている。イージングレバー26はメタルブラケット28に対して回動可能である。イージングレバー26はイージングロッド29を介してクランク機構(図示略)に作動連結されており、織機1回転中の定期的な張力変動に合わせてイージングレバー26が揺動するようになっている。
【0020】
支持パイプ16の中間部には補強ブラケット30が止着されており、補強ブラケット30には一対の補強ローラ31,32が支持されている。一対の補強ローラ31,32はテンションローラ13の下面側に接しており、テンションローラ13に加えられる経糸Tの張力が支持アーム14,15及び補強ローラ31,32によって受け止められる。
【0021】
トーションロッド22のねじり作用は止め輪24、支持パイプ16及び支持アーム14,15を介してテンションローラ13に波及し、経糸Tの張力はトーションロッド22のねじり程度によって設定される。織機1回転中の定期的な張力変動はイージングレバー26を積極的に揺動して吸収される。即ち、イージングレバー26の揺動はトーションロッド22のねじれ変動となり、テンションローラ13が支持パイプ16を中心として経糸張力変動に追随揺動する。
【0022】
図2及び図3に示すように、支持ビーム21には複数の支持ブラケット33(本実施の形態では4つ)がねじ34により締め付け固定されている。支持ブラケット33は、ブッシュ331を介して支持パイプ16を回動可能に支持している。支持ブラケット33には経糸案内プレート12がねじ35により締め付け固定されている。支持ビーム21及び支持ブラケット33は支持手段を構成する。ねじ35の締め付け位置は支持ブラケット33の下部であり、円弧板形状の経糸案内プレート12は、支持パイプ16に関して経糸Tの経路の上流側で支持ブラケット33にねじ35により締め付けられて片持ち支持されている。経糸案内プレート12は、円弧面形状の経糸案内面121を備えており、経糸Tは経糸案内面121に接して案内される。経糸案内プレート12の内面は、支持ブラケット33の先端側の周縁に接しており、経糸案内プレート12はねじ35の締め付け位置から離間した部位でも支持ブラケット33と接触している。
【0023】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1-1)経糸案内プレート12の経糸案内面121は円弧面形状の凸曲面となっており、経糸案内プレート12は、経糸案内面121を支持パイプ16の周面に沿わせるように配設されている。即ち、経糸案内面121の円弧中心を支持パイプ16の筒内に設定するように経糸案内プレート12の配置を設定することができ、テンションローラ13の揺動中心と経糸案内面121との離間距離がローラ型の経糸ガイドに比べて短くなる。前記離間距離が短いほどテンションローラ13に対する経糸Tの巻付角度θ(図2に図示)が大きくなる。テンションローラ13における経糸Tの巻付角度θが小さいと、経糸Tの張力によるテンションローラ13への荷重が小さくなる。そのため、巻付角度θが小さい場合にはトーションロッド22のばね力を小さく設定する必要があるが、このようなばね力設定は張力変動によるテンションローラ13の揺動量を大きくする。即ち、巻付角度θが大きいほど経糸Tの張力変動に伴うテンションローラ13の揺動量は少なくなり、テンションローラ13の揺動中心から経糸案内面121への離間距離を短くした経糸案内プレート12の配置構成は、テンションローラ13の揺動量を少なくする。従って、テンションローラ13の揺動動作に掛かる時間が従来よりも短くなり、張力制御の安定性が向上する。張力制御の安定性が向上すると織布品質が向上する。又、テンションローラ13が経糸案内プレート12側に振れ過ぎてしまうこともなく、このような振れ過ぎによる張力制御の不能といったおそれもなくなる。
【0024】
(1-2)経糸案内プレート12の形状設定の自由度が高く、経糸案内面121の形状を適宜選択することができる。このような選択自由度の高さは、良好な経糸案内作用を得つつ経糸案内面121をテンションローラ13の揺動中心に可及的に近づけることを可能にする。
【0025】
(1-3)経糸案内プレート12は経糸Tの張力によって支持パイプ16側へ付勢されている。経糸案内プレート12の確かな固定状態は張力制御の安定化に欠かせない。支持ビーム21に複数の支持ブラケット33を列設して構成した支持手段は、経糸案内プレート12の確かな固定状態をもたらすための支持手段として好適である。
【0026】
(1-4)支持パイプ16を支持ブラケット33によって包囲するようにした構成は、支持ブラケット33のリング形状をもたらす。支持ブラケット33のリング形状化は支持ブラケット33の強度を高める上で有効である。
【0027】
(1-5)支持パイプ16は、適当な径設定によって撓み変形し難い回動軸体として形成できる。即ち、回動軸体である支持パイプ16は、全経糸Tの張力を受けるテンションローラ13を変形しないように支持する手段として好適である。このような撓み変形のし難い支持パイプ16の周面に沿って経糸案内プレート12を配設した構成は、経糸案内プレート12をテンションローラ13の揺動中心に近づける上で有効である。
【0028】
(1-6)経糸案内プレート12は、支持パイプ16に関して経糸Tの経路の上流側で支持ブラケット33にねじ35により締め付けられて片持ち支持されている。このような片持ち支持構成は、経糸案内プレート12を支持するための構成部品の点数減をもたらし、経糸案内プレート12の支持機構が簡素になる。又、経糸案内プレート12を組み付けるための作業性も良くなるという利便性がある。
【0029】
(1-7)片持ち支持される経糸案内プレート12は、ねじ35の締め付け位置から離間した部位でも支持ブラケット33の先端側の周縁と接触している。このような接触構成は、経糸Tの張力によって支持パイプ16側へ付勢される経糸案内プレート12を支持ブラケット33の先端側の周縁で受け止めることになり、経糸案内プレート12の固定状態が安定する。
【0030】
(1-8)回転式の経糸ガイドの場合には、製織停止の際に経糸ガイドが慣性で回転してしまい、製織停止の際の張力制御が不安定になる。製織停止の際の張力制御の不安定は止め段の発生をもたらし易い。固定式の経糸案内プレート12では製織停止の際に張力制御が不安定になることはない。
【0031】
次に、図5及び図6の第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
テンションローラ13を支持する回動軸体36は、円筒形状の支持筒361と、支持筒361の筒内の偏心軸線上に挿通された支軸362と、支軸362に支持筒361を結合固定する複数の円形状の結合片363とからなる。支軸362の両端部は支持筒361から外方へ突出している。支軸362の一端部はメタルブラケット37に相対回転可能に支持されており、支軸362の他端部はメタルブラケット38に相対回転可能に支持されている。メタルブラケット37,38は織機のサイドフレーム39,40に止着されている。
【0032】
支軸362のメタルブラケット37側の端部にはイージングレバー41がねじ(図示略)により締め付け固定されており、支軸362のメタルブラケット38側の端部にはイージングレバー42がねじ(図示略)により締め付け固定されている。サイドフレーム39,40の内側面には支持ブラケット45,46が回動可能に支持されている。支持ブラケット45,46とイージングレバー41,42との間にはロードセル49,50及びイージングばね51,52が介在されている。イージングばね51,52のばね力は、テンションローラ13を介して経糸Tに張力を付与する。経糸Tの張力変動は、ロードセル49,50に伝わる。ロードセル49,50は経糸Tの張力を検出しており、この張力検出情報は、例えばワープビーム11を回転して経糸Tを送り出すための送り出しモータ(図示略)の回転速度制御に用いられる。
【0033】
サイドフレーム39,40間には経糸案内プレート53が固定状態に架設されている。経糸案内プレート53の両端には取り付け片531が形成されており、取り付け片531がねじ54によりサイドフレーム39,40に締め付け固定されている。支軸362は支持筒361に対して経糸案内プレート53側に偏心するように配設されている。従って、経糸案内プレート53は第1の実施の形態の場合よりもテンションローラ13の揺動中心に更に近くなり、テンションローラ13の揺動量が第1の実施の形態の場合よりも更に少なくなる。
【0034】
本発明では以下のような実施の形態も可能である。
(1)経糸案内プレート12を支持ブラケット33の上部でねじ止めすること。
(2)支持ブラケット33に対する経糸案内プレート12のねじ止め位置から離れた所で支持ブラケット33と経糸案内プレート12とを接触させること。
(3)経糸案内プレートの経糸案内面を円弧面以外の凸曲面とすること。
(4)経糸案内プレートをテンションローラ13と一体的に揺動するようにすること。
(5)非回転式の張力付与ガイドを用いること。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明では、ワープビームから送り出される経糸を非環状形状の経糸案内プレートにより案内するようにしたので、張力制御の安定性を高め得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1の実施の形態を示す斜視図。
【図2】要部側断面図。
【図3】側断面図。
【図4】一部省略平断面図。
【図5】第2の実施の形態を示す斜視図。
【図6】要部側断面図。
【符号の説明】
11…ワープビーム。12,53…経糸案内プレート。121…経糸案内面。13…張力付与ガイドとなるテンションローラ。16…回動軸体となる支持パイプ。21…支持手段を構成する支持ビーム。33…支持手段を構成する支持ブラケット。35…ねじ。T…経糸。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a warp tension adjusting device in a loom.
[0002]
[Prior art]
This type of warp tension adjusting device is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 59-94650. In this conventional apparatus, the warp fed from the warp beam is guided by the guide beam and the tensioning beam. A tensioning beam for guiding the warp is supported on the hollow shaft via a bushing and a connecting piece. The tension variation of the warp is absorbed by the torsion spring rod in the hollow shaft via the tensioning beam, bushing, connecting piece and hollow shaft. The hollow shaft is supported by an arm via a bearing, and the arm is disposed so as to extend from the cross stopper device side to the hollow shaft side.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The tensioning beam oscillates about the torsion spring rod, but if this oscillation is too large, it takes time to oscillate the tensioning beam and the tension control becomes unstable. If tension control becomes unstable, the quality of the woven fabric will deteriorate. In addition, the tensioning beam may swing excessively toward the guide beam. If the tensioning beam swings too much toward the guide beam, the tensioning beam cannot swing and tension control becomes impossible. In the device disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 59-94650, a fixed stopper is interposed between the bushing for supporting the tensioning beam and the guide beam, and the excessive swinging of the tensioning beam is caused by the fixed stopper. It is blocked by existence. However, such regulation may cause the oscillating tensioning beam to come into contact with the fixed stopper every time it swings. If the tensioning beam hits the fixed stopper every time it swings, the tension control becomes unstable.
[0004]
An object of the present invention is to improve the stability of warp tension control.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
To this end, the present invention is directed to a warp tension adjusting device that guides a warp delivered from a warp beam by a tension applying guide supported so as to be capable of swinging displacement. In the invention of claim 1, the tension applying guide and the warp beam are provided. A warp guide plate having a non-annular shape for guiding the warp sent from the warp beam, and a support means for supporting the warp guide plate, wherein the warp guide surface of the warp guide plate is an arcuate surface The tension applying guide is supported by a rotating shaft that is parallel to the tension applying guide and rotates. The rotating shaft has a cylindrical shape, and the warp guide plates were set in the are arranged along the peripheral surface of the rotating shaft member, wherein the arc center of the warp guide surface of the warp guide plate pivot axis of the cylinder through You configure the tension adjusting device.
[0006]
The non-annular warp guide plate can shorten the distance from the swing center of the tension applying guide as compared with the guide beam in the apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 59-94650. The arrangement configuration of the warp guide plate in which the distance from the swing center of the tension applying guide is shortened reduces the swing amount of the tension applying guide. Further, the convex curved surface is suitable as a warp guide surface. Further, the cylindrical rotating shaft body is suitable as a support member for the tension applying guide, and the configuration in which the warp guide plate is disposed along the peripheral surface of the rotating shaft body is configured so that the warp guide plate is attached to the tension applying guide. It is effective in bringing it closer to the center of oscillation.
[0008]
In the invention of claim 2, comprising Oite to claim 1, and a support beam fixed arranged in the width direction of the warp row, and a plurality of support brackets which are to fastened arrayed on the supporting beam the The warp guide plate was fixed to the plurality of support brackets.
[0009]
A support means configured by arranging a plurality of support brackets on the support beam is suitable as a support means for the warp guide plate.
In the invention of claim 3, in claim 2, before Symbol support bracket and adapted to surround the rotating shaft body.
[0010]
The configuration in which the rotating shaft body is surrounded by the support bracket is effective in increasing the strength of the support bracket .
[0012]
In the invention of claim 4, Oite to claim 2 or claim 3, wherein the warp guide plate, upstream and downstream screws to the support bracket in one of the paths of the warp with respect to the pivot shaft member It was tightened by and cantilevered.
[0013]
A configuration in which the warp guide plate is cantilevered is simple.
According to a fifth aspect of the present invention, in the fourth aspect , the warp guide plate is in contact with the support bracket even at a portion separated from a tightening position of the screw.
[0014]
The fixed state of the warp guide plate is stabilized.
According to a sixth aspect of the present invention, in any one of the first to fifth aspects, the tension applying guide is biased by a spring in a direction opposite to the warp yarn transfer direction.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0016]
[0017]
The
[0018]
As shown in FIGS. 2 and 3, a
[0019]
An
[0020]
A reinforcing
[0021]
The twisting action of the
[0022]
As shown in FIGS. 2 and 3, a plurality of support brackets 33 (four in the present embodiment) are fastened and fixed to the
[0023]
The following effects can be obtained in the first embodiment.
(1-1) The
[0024]
(1-2) The degree of freedom in setting the shape of the
[0025]
(1-3) The
[0026]
(1-4) The configuration in which the
[0027]
(1-5) The
[0028]
(1-6) The
[0029]
(1-7) The
[0030]
(1-8) In the case of a rotary warp guide, the warp guide rotates by inertia when weaving is stopped, and the tension control when weaving is stopped becomes unstable. Instability in tension control when weaving is stopped tends to cause a stop stage. With the fixed
[0031]
Next, a second embodiment of FIGS. 5 and 6 will be described. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals.
The rotating
[0032]
An easing
[0033]
A
[0034]
In the present invention, the following embodiments are also possible.
(1) Screw the
(2) The
(3) The warp guide surface of the warp guide plate is a convex curved surface other than the arc surface.
(4) The warp guide plate is made to swing integrally with the
(5) Use a non-rotating tension applying guide.
[0035]
【The invention's effect】
As described above in detail, in the present invention, since the warp fed from the warp beam is guided by the non-annular warp guide plate, there is an excellent effect that the stability of tension control can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment embodying the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional side view of a main part.
FIG. 3 is a side sectional view.
FIG. 4 is a partially omitted plan sectional view.
FIG. 5 is a perspective view showing a second embodiment.
FIG. 6 is a cross-sectional side view of a main part.
[Explanation of symbols]
11 ... Warp beam. 12, 53 ... Warp guide plate. 121 ... Warp guide surface. 13: A tension roller serving as a tension application guide. 16 ... A support pipe that serves as a rotating shaft. 21: A support beam constituting support means. 33 ... A support bracket constituting the support means. 35 ... Screw. T ... Warp.
Claims (6)
前記張力付与ガイドと前記ワープビームとの間に介在され、前記ワープビームから送り出される経糸を案内する非環状形状の経糸案内プレートと、
前記経糸案内プレートを支持する支持手段とを備え、
前記経糸案内プレートの経糸案内面を円弧面形状の凸曲面とし、
前記張力付与ガイドは、前記張力付与ガイドに対して平行であって回動する回動軸体によって支持されており、
前記回動軸体は円筒形状であり、前記経糸案内プレートは前記回動軸体の周面に沿うように配設されており、前記経糸案内プレートの経糸案内面の円弧中心を前記回動軸体の筒内に設定した織機における経糸張力調整装置。In a warp tension adjusting device in a loom for guiding a warp sent from a warp beam by a tension applying guide supported so as to be swingable and displaceable,
A non-annular warp guide plate that is interposed between the tension applying guide and the warp beam and guides the warp sent out from the warp beam;
Supporting means for supporting the warp guide plate ,
The warp guide surface of the warp guide plate is an arcuate convex curved surface,
The tension applying guide is supported by a rotating shaft that is parallel to the tension applying guide and rotates.
The pivot shaft is cylindrical, and the warp guide plate is disposed along the circumferential surface of the pivot shaft, and the pivot shaft is centered on an arc center of the warp guide surface of the warp guide plate. A warp tension adjusting device in a loom set in a cylinder of the body .
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