JP4083063B2 - Laminated glass support structure - Google Patents
Laminated glass support structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP4083063B2 JP4083063B2 JP2003108879A JP2003108879A JP4083063B2 JP 4083063 B2 JP4083063 B2 JP 4083063B2 JP 2003108879 A JP2003108879 A JP 2003108879A JP 2003108879 A JP2003108879 A JP 2003108879A JP 4083063 B2 JP4083063 B2 JP 4083063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminated glass
- glass
- support member
- support structure
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は合わせガラス支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
板ガラスは、一般に金属サッシ枠に取り付けられて支持される。しかし、金属サッシ枠は板ガラス面より突出して設けられるので、建物全体として意匠性が劣る。そのため、近年において、板ガラス面より突出する部材がない板ガラス支持構造の開発が盛んである。その例として、構造シリコーン構法(以下、「SSG構法」という)や孔あき強化ガラス構法(以下、「DPG構法」という)が知られている。
【0003】
図14は、SSG構法の一例である(特許文献1)。この構法は、板ガラス11を実質上支持するアルミニウム等からなる金属部材12と、この金属部材12と板ガラス11とを接合するシリコーンシーラント等からなる構造シール13とにより構成され、板ガラス11と室内側の金属部材12は、構造シール13で接着され、バックアップ材14が設けられる。そのため、SSG構法によれば、金属サッシ等の金属部材を建築物外面に突出させないでパネル(板ガラス)を保持でき意匠性が向上する。
【0004】
図15は、DPG構法の一例である(特許文献2)。この構法は、強化ガラス15の四隅に皿孔が加工され、この皿孔に嵌合する皿ボルト16が支持金物17に取り付けられて板ガラスが支持される。このDPG構法によっても、板ガラス面より建築物外面に突出する部材がないため、意匠性が向上する。
【0005】
しかし、SSG構法は板ガラスと金属部材とを構造シールで接着して板ガラスを支持するため、シール部分の長期耐久性の問題がある。
【0006】
また、DPG構法はガラス表面に皿ボルトの表面が見えるため、該部分の意匠性が劣り、支持金物が見えない構法を望む声もある。また、DPG構法は室内側に支持金物が大きく突出するため、清掃に手間がかかることも問題となっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平5−018030号公報
【特許文献2】
特開平5−248018号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述の課題を解決すべくなされたものであり、ガラス表面より取付部材が突出したり露出したりせず意匠性に優れ、長期耐久性も兼ね備えた合わせガラス支持構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、対向する複数枚の板ガラスが中間膜からなる中間接着層を介して接着されてなる合わせガラスを支持する合わせガラス支持構造であって、合わせガラスの端縁部の中間接着層の一部が切除されて中間接着層の部分にのみ溝部が形成され、溝部に支持部材の差込部が挿入され、支持部材が躯体に支持されることによって合わせガラスを支持することを特徴とする合わせガラス支持構造を提供する。
【0010】
この構成によれば、簡単な構造で、ガラス表面より取付部材(支持部材)が突出したり露出したりすることなく意匠性に優れ、長期耐久性も兼ね備えた合わせガラス支持構造が得られる。また、ガラスを支持する取付部材が、ガラス表面を貫通して突出したり露出しないので、ガラス表面全面を清掃する際の作業性にも優れる。
【0011】
本発明において、合わせガラスの少なくとも一辺に亘って溝部を形成すれば、溝部の形成が容易であり、溝部が局所に偏在しないので外観上の違和感が少なく好ましい。
【0012】
さらに、溝部に緩衝材が嵌挿され、緩衝材を介して支持部材が溝部に挿入される構成とすれば、支持部材と合わせガラスを構成する板ガラスとが直接接触することが避けられ、板ガラスに生ずる応力集中が抑制できるので好ましい。
【0013】
この緩衝材は、中間接着層に接着されていれば、複数枚の合わせガラスを用いてガラス壁面を施工する際に、合わせガラスの溝部に緩衝材を施工現場で挿入する手間が省け、施工性が向上するのでさらに好適である。
【0014】
【0015】
本発明においては、合わせガラスを構成する複数枚の板ガラスのうち、溝部に面する部位の少なくとも一部を切り欠くことにより合わせガラスの端縁部に段差部を形成することが好ましい。このように段差部を設けることによって形成される空間部分に支持部材本体を位置させて、支持部材を躯体に支持できるので、隣り合う合わせガラスの端面どうしを突き合わせてガラス壁面を形成する場合、隣接する合わせガラス間に支持部材を介在させることなく、隣接する合わせガラス間の距離を小さくすることができ、意匠性が向上する。また、合わせガラス間に打設するシーリング材の使用量が少なくなり、施工時の作業性も向上する。
【0016】
また、本発明において、合わせガラスを支持する支持部材は、差込部と支持部材本体とヒンジ部とを備え、差込部は溝部に挿入され、支持部材本体は躯体に支持され、ヒンジ部は差込部と支持部材本体とを回動自在に結合して合わせガラスが支持部材本体に対してヒンジ部を介して回動可能とされていることが好ましい。このような構成とすることで、合わせガラスが風圧等の面外方向の荷重を受けた際に、合わせガラスが躯体に対してヒンジ部を介して回動でき、合わせガラスに生ずる応力を軽減できる。
【0017】
なお、本発明に用いる合わせガラスの構成は、積層される板ガラスの全てが無機質の板ガラスである必要はなく、無機質の板ガラスと有機質の板ガラス、例えばポリカーボネート板等の樹脂板とを積層した構成も、さらには、全てが有機質の板ガラスである構成をも含む。
【0018】
【実施例】
以下、本発明に係る合わせガラス支持構造の好ましい実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は本発明に用いる合わせガラスの要部断面図であり、図2は図1の合わせガラスを本発明の支持構造を用いて建物の開口部に施工した状態を示す要部横断面図である。すなわち、本例では合わせガラスの一方の縦辺を本発明の支持構造で支持している構造を示している。なお、本例で図示しない他の辺については、サッシ枠によって支持したり、合わせガラスの他の部位に設けた貫通孔に金属部材を嵌挿して支持したりするなど、本発明の支持構造と他の支持構造とを併用することもできる。例えば、上下の横辺をサッシ枠によって支持できる。
【0020】
合わせガラス1は室内側板ガラス2a、室外側板ガラス2bを対向させて積層し、中間接着層3で接着することで構成されており、合わせガラス1の端縁部の所定箇所には、中間接着層3の一部が切除されて溝部4が形成されている。ここで、室内側板ガラス2aと室外側板ガラス2bは、必ずしも同じ厚さの板ガラスを用いる必要はなく、異なる厚さの板ガラスを用いてもよい。また、合わせガラス1を構成する板ガラスは、室内側板ガラス2aと室外側板ガラス2bの2枚のみに限定されず、3枚以上の板ガラス用いて、それぞれの板ガラス間に中間接着層3を設けて積層してもよい。
【0021】
図2に示すように、断面が略コ字状のチャンネル部材である支持部材5は、差込部5a、及び支持部材本体5bとで構成されている。合わせガラス1は、溝部4に支持部材5の差込部5aが嵌合されており、支持部材本体5bを介して躯体9に支持される。支持部材5としては、アルミニウム合金やスチール等の金属製部材を用いる。
【0022】
中間接着層3としては、合わせガラス用として一般的な中間膜であるポリビニルブチラールやエチレン−酢酸ビニル共重合体等が好適に使用できるが、これらに限定されるものではない。なお、中間接着層3は、支持部材5の差込部5aの厚さに対応する溝部4が形成可能な厚さが必要である。例えば、差込部5aの厚さが約5mmの場合、溝部4も約5mmの間隙が必要であり、同様に、中間接着層3も約5mmの厚さが必要である。この場合、1枚で約5mmの厚さを有する中間膜を用いてもよいが、例えば約0.4mmの中間膜を約12〜13枚積層し、積層された中間膜が全体として差込部5aの厚さに相当する約5mmの厚さとなるように調整してもよい。また、中間接着層3の部分にのみ溝部4を形成する。
【0023】
この例では、合わせガラス1の縦辺の1つを本発明の支持構造で支持しており、上下の横辺をサッシ枠(図示せず)によって支持することで合わせガラス1の重量を実質的に支持し、本発明の支持構造で支持した合わせガラス1の縦辺では、合わせガラス1の面外方向の変位を拘束できる程度の強度を備えるようにすればよい。
【0024】
例えば、立設する複数枚の合わせガラスを並設したガラス壁面において、これらの合わせガラスの上下の横辺をサッシ枠によって支持し、隣り合う合わせガラスの端面どうしの突き合わせ部(目地部)である縦辺を本発明の支持構造で支持する。この場合、合わせガラスの重量は下辺部のサッシ枠によって実質的に支持される。特に、高さ方向に長い(左右の縦辺が長い)長方形形状の合わせガラスを支持する場合に有効である。
【0025】
図2では、室内側板ガラス2aと支持部材本体5bとが接触しないように配置している。このようにすれば、合わせガラス1の面内方向(例えば、図2の上下方向)に躯体9が変位しても、室内側板ガラス2aと支持部材本体5bとが接触しにくくなり、室内側板ガラス2a端部の損傷を防止できる。
【0026】
溝部4を形成する方法としては、以下を例示できる。例えば、合わせガラス1の製造工程において、室内側板ガラス2aと室外側板ガラス2bとの間の溝部4が形成されるべき部分に、中間接着層3を設けないで(すなわち、あらかじめ切除して)、合わせガラス1の製造工程を経ても形状が変化しないスペーサ(例えば、フッ素樹脂フィルム)を設置しておき、合わせガラス1の製造後にこのスペーサを取り除くことにより溝部4を形成できる。また、合わせガラス1の製造後に、合わせガラス1の中間接着層3の所定箇所を刃物状工具を用いて切除して溝部4を形成してもよい。
【0027】
図3は、合わせガラス1の端縁部の一部に溝部4を設けた例を示す正面図である。この例では、合わせガラス1の左右の対向する二辺それぞれの一部に、溝部4を設置している。なお、合わせガラス1の上下の対向する二辺それぞれの一部に、溝部4を設置して本発明の支持構造で合わせガラスを支持すれば、下辺部に設ける本発明の支持構造で板ガラスの重量を支持できるので、支持する合わせガラスのサイズによっては、左右の縦辺を全く支持しないで自由支持とすることも可能である。このようにすれば、サッシ枠を全く使用せずに合わせガラスを支持できるので、ガラス表面より取付部材が突出したり露出したりせず意匠性に優れる。
【0028】
図4は、合わせガラス1の少なくとも一辺に亘って溝部4を設けた例を示す正面図である。この例では、合わせガラス1の対向する二辺の全長に亘って、溝部4を設置している。
【0029】
図5は、合わせガラス1の四辺の全長に亘って溝部4を設けた例を示す正面図である。
【0030】
図6は、合わせガラス1の隅角部に溝部4を設けた例を示す正面図である。
【0031】
なお、図3〜6は、溝部4の位置を示すための模式的なものであり、中間接着層3を図示せずに省略している。また、図3〜6では、合わせガラス1が略正方形形状となっているが、合わせガラス1はこのような形状に限定されるものではなくて長方形形状であってもよく、上下の横辺が長いものでも、左右の縦辺が長いものでもよい。
【0032】
図4の例のように対向する二辺の全長に亘って溝部4を設けたり、図5の例のように四辺の全長に亘って溝部4を設けたりし、溝部4の全長に亘って支持部材5を介在させるのが、合わせガラス1を支持する強度を高めるうえで望ましいが、溝部4を辺の一部に設ける構成や隅角部に設ける構成であっても、支持部材5で支持する辺以外の辺をサッシ枠によって支持したり、合わせガラス1の他の部位に設けた貫通孔に金属部材を嵌挿して支持するなど、本発明の支持構造と他の支持構造とを組み合わせて使用できる。また、図6の例のように、合わせガラスの隅角部の少なくとも一箇所に溝部を形成すれば、溝部や支持部材があまり目立たない。
【0033】
図7は、本発明の他の実施の形態に用いる合わせガラスの要部断面図であり、図8はその合わせガラスを用いて建物の開口部に施工した状態を示す要部縦断面図である。すなわち、本例では合わせガラスの下辺を本発明の支持構造で支持している構造を示している。
【0034】
この例では、溝部4には、緩衝材7が中間接着層3に接着された状態で介在している。このように溝部4と支持部材5の差込部5aとの間に緩衝材7を介在させると、支持部材5(差込部5a)と、室内側板ガラス2a、室外側板ガラス2bとが直接接触した場合に発生する応力集中を防止できる。緩衝材7は、合わせガラス1の製造時に中間接着層3に接着させておくと、施工時に緩衝材7を取り付ける手間が省け、かつ、緩衝材7が溝部4から落下する恐れがなく、施工性を向上できる。緩衝材7としては、シリコーンゴムの押出成形品やポリ塩化ビニル樹脂等よりなるものが用いられる。なお、緩衝材7は、中間接着層3に接着させておく代わりに、支持部材5の差込部5aに付着させておいてもよい。
【0035】
図8において、合わせガラス1は室内側板ガラス1aの端縁部の一部が切り欠かれており、合わせガラスの端縁部に段差部8が形成されている。このような構成とすることで、段差部8を設けることによって形成される空間部分に支持部材本体5bを位置させて、支持部材5を躯体9に支持できるので、隣り合う合わせガラス1の端面どうしを突き合わせてガラス壁面を形成する場合、隣接する合わせガラス1,1間の距離を小さくすることができ、意匠性を向上でき、さらに、合わせガラス間に打設するシーリング材(図示せず)の使用量が少なくなり、シーリング材施工時の作業性を向上できる。例えば本例において、図4に示すように、合わせガラス1の対向する二辺の全長に亘って溝部4を設ける場合、溝部4の全長に亘って溝部4に沿うように段差部8を設けてもよい。
【0036】
なお、図8の例は、合わせガラス1の下辺を本発明の支持構造で支持したものであり、室内側板ガラス2aの下辺側には自重受け部材6が設けられている。自重受け部材26の材質としてはアルミニウム合金、硬質ゴム、ポリカーボネートなどが好適であるが、ポリメチルメタクリレート樹脂等の透明部材とすることで、室内側板ガラス2aと外観的な一体感が得られ、美観的に好ましい。また、図示しない他の辺の支持構造としては、例えば、左右の縦辺をサッシ枠によって支持できる。
【0037】
図9は、室内側板ガラス2aと室外側板ガラス2bとを、それらの間の端縁部の所定箇所に支持部材5の差込部5aを介在させて積層し、中間接着層3で板ガラス2a,2bどうし、及び板ガラス2a,2bと差込部5aとを接着して合わせガラス1を構成した例である。図10は図9の要部拡大図である。
【0038】
このように、平板状の部材である差込部5aが中間接着層3を介して板ガラス2a,2bと一体化している合わせガラス1を、建物の開口部に施工した状態の要部横断面図を図11に、分解斜視図を図12に示す。なお、この例では、合わせガラス1は室内側板ガラス1aの端縁部の一部が切り欠かれており、合わせガラスの端縁部に段差部8が形成されている。段差部8を設けることによって形成される空間部分に支持部材本体5bが位置しており、差込部5aは支持部材本体5bと例えば接着剤を用いて接合される。よって、合わせガラス1が支持部材5を介して躯体9に支持される。なお、差込部5aの一方の端部が合わせガラス1の端縁部からはみ出すようにして、差込部5aと支持部材本体5bとをボルトやビス等で接合してもよい。
【0039】
この例では、合わせガラス1の縦辺の1つを本発明の支持構造で支持しており、上下の横辺をサッシ枠(図示せず)によって支持することで合わせガラス1の重量を実質的に支持し、本発明の支持構造で支持した合わせガラス1の縦辺では、合わせガラス1の面外方向の変位を拘束できる程度の強度を備えるようにすればよい。例えば、中間接着層3全体の厚さを5mmとし、差込部5aの厚さを3mmとして、差込部5aと板ガラス2a,2bそれぞれとの間隙に厚さ1mmの中間接着層3を介在させて差込部5aと板ガラス2a,2bとを接着して一体化する。差込部5aと板ガラス2a,2bとの接着幅(中間接着層3が介在する幅)は、溝部4の深さ方向(合わせガラス1の端縁部から合わせガラス1の内部へ向かう方向)に、例えば約5〜30mm程度とするなど、合わせガラス1のサイズや必要とされる支持強度に応じて、適宜設計すればよい。なお、中間接着層3は、例えば厚さ0.4mm前後のものを複数枚積層して用いてもよい。
【0040】
図11では、段差部8により形成される空間部分を介して室内側板ガラス2aと支持部材本体5bとが接触しないように配置している。このようにすれば、合わせガラス1の面内方向(例えば、図11の上下方向)に躯体9が変位しても、室内側板ガラス2aと支持部材本体5bとが接触しにくくなり、室内側板ガラス2a端部の損傷を防止できる。
【0041】
図13は、ヒンジ部を有する支持部材を用いた本発明の合わせガラス支持構造を示す分解斜視図である。この例では、支持部材5は、差込部5a、支持部材本体5b、ヒンジ部5cとを備えており、断面が略コ字状のチャンネル部材である。差込部5aと支持部材本体5bの中間には、支持部材5の長手方向に沿ってヒンジ部5cが設けられており、差込部5aが支持部材本体5bに対しヒンジ部5cを介して回動可能となっている。なお本例では、支持部材5の差込部5aの表面部分には、緩衝材7からなる層があらかじめ形成されている。
【0042】
このように回動機構を付加することにより、合わせガラス1の面外方向に風圧等の外力を受けた際に、差込部5aが支持部材本体5bに対し回動することにより合わせ板ガラス1に発生する応力を軽減することができる。
【0043】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、本発明の合わせガラス支持構造の具体的な構成は上述した実施の形態のみに限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を加えうる。すなわち、合わせガラスの溝部に合わせガラスの支持部材が取り付けられる構成であれば、板ガラスのサイズ、施工箇所、用途等に応じて各種の応用例が考えられる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構造で、ガラス表面より取付部材(支持部材)が突出したり露出したりすることなく意匠性に優れ、長期耐久性も兼ね備えた合わせガラス支持構造が得られる。また、ガラスを支持する取付部材が、ガラス表面を貫通して突出したり露出したりしないので、ガラス表面全面を清掃する際の作業性にも優れる。
【0045】
また、ヒンジ部を有する支持部材を用いて、合わせガラスの支持構造に回動機構を設ければ、合わせガラスの面外方向に風圧等の外力を受けた際に、ヒンジ部が回動することにより合わせガラスに発生する応力を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持構造に用いる合わせガラスの要部断面図。
【図2】図1の合わせガラスを本発明の支持構造を用いて建物の開口部に施工した状態を示す要部横断面図。
【図3】本発明の支持構造に用いる合わせガラスの端縁部の一部に溝部を設けた例を示す正面図。
【図4】本発明の支持構造に用いる合わせガラスの対向する二辺の全長に亘って、溝部を設けた例を示す正面図。
【図5】本発明の支持構造に用いる合わせガラスの四辺の全長に亘って、溝部を設けた例を示す正面図。
【図6】本発明の支持構造に用いる合わせガラスの隅角部に溝部を設けた例を示す正面図。
【図7】本発明の支持構造に用いる別の合わせガラスの要部断面図。
【図8】図7の合わせガラスを本発明の支持構造を用いて建物の開口部に施工した状態を示す要部縦断面図。
【図9】本発明の支持構造に用いる別の合わせガラスの要部断面図。
【図10】図9の要部拡大図。
【図11】図9の合わせガラスの室内側板ガラスに段差部を設けて本発明の支持構造を用いて建物の開口部に施工した状態を示す要部横断面図。
【図12】図11の支持構造の分解斜視図。
【図13】ヒンジ部を有する支持部材を用いた本発明の支持構造を示す分解斜視図。
【図14】従来の板ガラスの支持構造の一例を示す斜視図。
【図15】従来の板ガラスの支持構造の別の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1:合わせガラス
2a:室内側板ガラス
2b:室外側板ガラス
3:中間接着層
4:溝部
5:支持部材
5a:差込部
5b:支持部材本体
5c:ヒンジ部
6:自重受け部材
7:緩衝材
8:段差部
9:躯体
11:板ガラス
12:金属部材
13:構造シール
14:バックアップ材
15:強化ガラス
16:皿ボルト
17:支持金物[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laminated glass support structure.
[0002]
[Prior art]
The plate glass is generally attached to and supported by a metal sash frame. However, since the metal sash frame is provided so as to protrude from the plate glass surface, the overall design is inferior. Therefore, in recent years, development of a plate glass support structure in which no member protrudes from the plate glass surface has been actively developed. For example, a structural silicone construction method (hereinafter referred to as “SSG construction method”) and a perforated tempered glass construction method (hereinafter referred to as “DPG construction method”) are known.
[0003]
FIG. 14 shows an example of the SSG construction method (Patent Document 1). This construction method is composed of a
[0004]
FIG. 15 is an example of a DPG construction method (Patent Document 2). In this construction method, countersunk holes are machined in the four corners of the
[0005]
However, since the SSG construction method supports the plate glass by bonding the plate glass and the metal member with a structural seal, there is a problem of long-term durability of the seal portion.
[0006]
In addition, since the DPG construction method shows the surface of the countersunk bolt on the glass surface, there is a voice that desires a construction method in which the design of the portion is inferior and the supporting hardware is not visible. In addition, the DPG construction method has a problem that it takes time and effort to clean the support hardware because it protrudes greatly indoors.
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-5-018030 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 5-281818
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and an object thereof is to provide a laminated glass support structure that is excellent in design properties and has long-term durability without mounting members protruding or exposed from the glass surface. .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a laminated glass support structure for supporting a laminated glass in which a plurality of opposing plate glasses are bonded via an intermediate adhesive layer made of an intermediate film, and is a laminated glass supporting structure on one edge of the laminated glass. The laminated portion is cut out to form a groove portion only in the intermediate adhesive layer portion, and the insertion portion of the supporting member is inserted into the groove portion, and the supporting member is supported by the housing to support the laminated glass. A glass support structure is provided.
[0010]
According to this configuration, a laminated glass support structure having a simple structure and having excellent design properties without having an attachment member (support member) protruding or exposed from the glass surface and having long-term durability can be obtained. In addition, since the mounting member that supports the glass does not protrude or be exposed through the glass surface, it is excellent in workability when cleaning the entire glass surface.
[0011]
In the present invention, if the groove is formed over at least one side of the laminated glass, the formation of the groove is easy, and the groove is not unevenly distributed locally.
[0012]
Further, if the buffer material is inserted into the groove portion and the support member is inserted into the groove portion via the buffer material, direct contact between the support member and the plate glass constituting the laminated glass is avoided. This is preferable because the stress concentration that occurs can be suppressed.
[0013]
As long as this cushioning material is bonded to the intermediate adhesive layer, when constructing the glass wall surface using a plurality of laminated glass, the work of inserting the cushioning material into the groove of the laminated glass at the construction site can be saved. Is more preferable.
[0014 ]
[0015]
In this invention, it is preferable to form a level | step-difference part in the edge part of a laminated glass by notching at least one part of the site | part which faces a groove part among several sheet glass which comprises a laminated glass. Since the support member body can be positioned in the space portion formed by providing the step portion in this way and the support member can be supported by the housing, when the glass wall surface is formed by abutting the end surfaces of the adjacent laminated glasses, The distance between the adjacent laminated glasses can be reduced without interposing a supporting member between the laminated glasses, and the design is improved. In addition, the amount of sealing material used between the laminated glasses is reduced, and the workability during construction is improved.
[0016]
In the present invention, the support member for supporting the laminated glass includes an insertion portion, a support member main body, and a hinge portion, the insertion portion is inserted into the groove portion, the support member main body is supported by the housing, and the hinge portion is It is preferable that the insertion portion and the support member main body are rotatably coupled so that the laminated glass is rotatable with respect to the support member main body via a hinge portion. By adopting such a configuration, when the laminated glass receives a load in the out-of-plane direction such as wind pressure, the laminated glass can be rotated with respect to the housing via the hinge portion, and the stress generated in the laminated glass can be reduced. .
[0017]
In addition, the configuration of the laminated glass used in the present invention does not require that all of the laminated plate glasses are inorganic plate glasses, and a configuration in which an inorganic plate glass and an organic plate glass, for example, a resin plate such as a polycarbonate plate are laminated, Furthermore, the structure which is all organic sheet glass is also included.
[0018]
【Example】
Hereinafter, a preferred embodiment of a laminated glass support structure according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part of a laminated glass used in the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view of the main part showing a state in which the laminated glass of FIG. is there. That is, this example shows a structure in which one vertical side of the laminated glass is supported by the support structure of the present invention. In addition, about the other side which is not illustrated in this example, it is supported by a sash frame, or a metal member is inserted into and supported by a through hole provided in another part of the laminated glass. Other support structures can also be used in combination. For example, the upper and lower horizontal sides can be supported by a sash frame.
[0020]
The
[0021]
As shown in FIG. 2, the
[0022]
As the intermediate
[0023]
In this example, one of the vertical sides of the
[0024]
For example, in a glass wall surface in which a plurality of laminated glass sheets to be erected are juxtaposed, the upper and lower horizontal sides of these laminated glasses are supported by a sash frame, and are the butted portions (joint portions) between the end faces of adjacent laminated glasses. The vertical side is supported by the support structure of the present invention. In this case, the weight of the laminated glass is substantially supported by the lower sash frame. This is particularly effective when supporting a laminated glass having a rectangular shape that is long in the height direction (long left and right vertical sides).
[0025]
In FIG. 2, it arrange | positions so that the indoor
[0026]
Examples of the method for forming the
[0027]
FIG. 3 is a front view showing an example in which the
[0028]
FIG. 4 is a front view showing an example in which the
[0029]
FIG. 5 is a front view showing an example in which the
[0030]
FIG. 6 is a front view showing an example in which the
[0031]
3 to 6 are schematic views for showing the positions of the
[0032]
As shown in the example of FIG. 4, the
[0033]
FIG. 7 is a cross-sectional view of a main part of a laminated glass used in another embodiment of the present invention, and FIG. 8 is a vertical cross-sectional view of the main part showing a state where the laminated glass is used to construct a building opening. . That is, this example shows a structure in which the lower side of the laminated glass is supported by the support structure of the present invention.
[0034]
In this example, the
[0035]
In FIG. 8, the
[0036]
In the example of FIG. 8, the lower side of the
[0037]
FIG. 9 shows that the indoor
[0038]
Thus, the principal part cross-sectional view of the state which constructed | assembled the
[0039]
In this example, one of the vertical sides of the
[0040]
In FIG. 11, it arrange | positions so that the indoor
[0041]
FIG. 13 is an exploded perspective view showing a laminated glass support structure of the present invention using a support member having a hinge portion. In this example, the
[0042]
By adding a rotation mechanism in this way, when receiving an external force such as wind pressure in the out-of-plane direction of the
[0043]
As mentioned above, although embodiment of this invention was explained in full detail, the specific structure of the laminated glass support structure of this invention is not limited only to embodiment mentioned above, In the range which does not deviate from the meaning of this invention, it changes variously. Can be added. That is, various application examples can be considered according to the size, construction location, application, etc. of the plate glass as long as the laminated glass supporting member is attached to the groove portion of the laminated glass.
[0044]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to obtain a laminated glass support structure that has a simple structure, is excellent in design, and has long-term durability without the attachment member (support member) protruding or exposed from the glass surface. Moreover, since the attachment member that supports the glass does not protrude through or expose the glass surface, it is excellent in workability when cleaning the entire glass surface.
[0045]
In addition, if a support mechanism having a hinge portion is used to provide a rotating mechanism for the laminated glass support structure, the hinge portion rotates when an external force such as wind pressure is applied in the out-of-plane direction of the laminated glass. Therefore, the stress generated in the laminated glass can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part of a laminated glass used for a support structure of the present invention.
2 is a cross-sectional view of an essential part showing a state in which the laminated glass of FIG. 1 is applied to an opening of a building using the support structure of the present invention.
FIG. 3 is a front view showing an example in which a groove is provided in a part of an edge portion of a laminated glass used in the support structure of the present invention.
FIG. 4 is a front view showing an example in which a groove portion is provided over the entire length of two opposing sides of a laminated glass used in the support structure of the present invention.
FIG. 5 is a front view showing an example in which a groove portion is provided over the entire length of four sides of a laminated glass used in the support structure of the present invention.
FIG. 6 is a front view showing an example in which a groove portion is provided in a corner portion of a laminated glass used in the support structure of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a main part of another laminated glass used in the support structure of the present invention.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view of a main part showing a state in which the laminated glass of FIG. 7 is applied to an opening of a building using the support structure of the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a main part of another laminated glass used in the support structure of the present invention.
10 is an enlarged view of the main part of FIG. 9;
11 is a cross-sectional view of an essential part showing a state in which a step portion is provided on the indoor side glass sheet of the laminated glass of FIG. 9 and is constructed in an opening of a building using the support structure of the present invention.
12 is an exploded perspective view of the support structure of FIG.
FIG. 13 is an exploded perspective view showing a support structure of the present invention using a support member having a hinge portion.
FIG. 14 is a perspective view showing an example of a conventional plate glass support structure.
FIG. 15 is a perspective view showing another example of a conventional plate glass support structure.
[Explanation of symbols]
1: Laminated
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003108879A JP4083063B2 (en) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | Laminated glass support structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003108879A JP4083063B2 (en) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | Laminated glass support structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004316154A JP2004316154A (en) | 2004-11-11 |
JP4083063B2 true JP4083063B2 (en) | 2008-04-30 |
Family
ID=33470215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003108879A Expired - Fee Related JP4083063B2 (en) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | Laminated glass support structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4083063B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4126378B2 (en) | 2005-05-02 | 2008-07-30 | 国立大学法人東京工業大学 | Speeding up of super-resolution processing |
JP4572771B2 (en) * | 2005-08-03 | 2010-11-04 | Agc硝子建材株式会社 | Support structure and support method for laminated plate member |
JP2008182045A (en) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Asahi Glass Co Ltd | Radio wave absorber and its/dsrc facility |
JP2010192854A (en) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Agc Glass Kenzai Co Ltd | Glass screen |
JP5207214B2 (en) * | 2009-07-30 | 2013-06-12 | 旭硝子株式会社 | Glass plate support structure, glass panel unit, and glass curtain wall |
-
2003
- 2003-04-14 JP JP2003108879A patent/JP4083063B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004316154A (en) | 2004-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20140069034A1 (en) | Spacer system for installing vacuum insulated glass (vig) window unit in window frame designed to accommodate thicker ig window unit | |
JP4083063B2 (en) | Laminated glass support structure | |
JP4743859B2 (en) | Curtain wall structure | |
JP3762656B2 (en) | Glass curtain wall | |
JP4020772B2 (en) | Wall structure | |
JP2007198016A (en) | Glass panel fixing structure | |
US20040074147A1 (en) | Door lite utilizing slump glass and method for forming the same | |
JP3948182B2 (en) | Sheet glass support structure | |
JP2010095934A (en) | Glass supporting structure | |
JP2005061075A (en) | Double glazing support structure and double glazing | |
JP6061740B2 (en) | 庇 | |
JP5374437B2 (en) | Multiple windows | |
KR101024618B1 (en) | Spacer Strycture for Multi Layer Glass | |
JP4198647B2 (en) | Glass plate support structure | |
JP3898062B2 (en) | Glass plate support structure | |
JP2006249845A (en) | Door | |
JP6849965B2 (en) | Sandwich panel | |
EP3660257A1 (en) | Glazed unit for a glass partition | |
JP2001302290A (en) | Laminated glass and laminated glass structure | |
JP2001182448A (en) | Glazing channel and double glazing with glazing channel | |
EP0414654A1 (en) | Interior panel for a vertilated light façade | |
JP3694473B2 (en) | Wall with opening | |
JP2012017591A (en) | Inner window | |
JP3356863B2 (en) | Attachment for double glazing and interconnection structure of double glazing | |
JP2004293099A (en) | Supporting structure of plate glass |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |