JP4083043B2 - Coding noise removal device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、符号化ノイズ除去装置に関し、ブロック分割して、直交変換・量子化・符号化された符号化データを復号し、逆量子化・逆直交変換して得られる復号画像に生じる符号化ノイズを除去し、画質改善を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
画像をディジタル信号で記録又は伝送する場合、その情報量の多さ故に圧縮符号化するのが一般的であり、現在、最も普及した圧縮符号化方式としてDCT(Discrete Cosine Transform)符号化方式が知られている。このDCT符号化方式は、画像を複数個のブロックに分割し、ブロック毎にDCTにより周波数変換し、その結果得られた直流成分の係数データと、複数個の交流成分の係数データを出現確率に応じてビット長の異なるエントロピー符号、例えばハフマンコードに変換し、視覚的冗長な周波数成分大幅に削減し情報量を圧縮しようとするものである。
【0003】
記録又は伝送の為の圧縮率が、画像の持つ情報量に対して適当な範囲である場合、圧縮により情報量の削減を行なっても画像の劣化を感じさせない。しかしながら、記録又は伝送の為の圧縮率が低い場合や複雑な画像の場合、濃淡変化の大きな輪郭やエッジ近傍にモスキートノイズと呼ばれる特徴的な劣化が生じる。
【0004】
上記のようなノイズを除去する方法としてエッジ保存型平滑化フィルタが有効であり、εフィルタが知られている(例えば、非特許文献1参照)。次に示す(1)式はεフィルタの演算式である。
【式1】
ここで、Nは平滑化に用いる画素数を規定する整数、C(p、q)はスケールファクタである。中心画素値をx(i、j)を、その隣接画素値x(i+p、j+q)を用いて平滑化してノイズを除去するが、中心画素値と隣接画素値との差の絶対値が閾値εよりも大きい場合、その隣接画素値は平滑化には用いない。このフィルタは輪郭やエッジに相当する大きな濃淡変化部分は、閾値εを超えている為フィルタがかからず保存され、ノイズによる閾値ε以下の濃淡変化部分はフィルタにより平滑化されノイズ除去される。
【0005】
しかし、εフィルタはノイズ除去に効果がある一方で、画像中の全てのブロックに一定の閾値で適応すると、閾値が大きい場合、ノイズ除去効果は高いが画像本来の微細なテクスチャ部分にボケ感を生じさせ画質を劣化させる。又、閾値が小さい場合、微細なテクスチャ部分のボケ感は抑制できるがノイズ除去効果が低下する。
【0006】
上記の課題を解決する方法としてノイズ除去対象画素を中心として中心画素交差値や中心近傍画素交差値を用いて閾値εを選択する技術も開示されている(特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−247674号公報
【非特許文献1】
信学論(A)、vol.J65−A 、pp.297−304,1982年、「ε−分離非線形ディジタルフィルタとその応用」
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の特許文献1に記載されている従来例において、閾値εは選択されてはいるものの、微細なテクスチャ部分にもフィルタがかかるため多少なりともボケ感を生じさせたり、選択する範囲によっては本来ノイズ除去されるべき箇所において小さい閾値εが選択されることもあり、ノイズ除去効果が低くなるという問題点を有している。
【0009】
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、高いノイズ除去効果を維持しながらも微細なテクスチャ部分のボケ感の抑制を可能とする符号化ノイズ除去装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、入力映像信号を予め指定されている任意の水平走査期間垂直方向に遅延させて得られるnライン分の各信号のそれぞれについて、各水平位置から水平方向に予め指定されている任意のm個の画素を切り出し、(m×n)個の入力映像信号を出力するエッジブロック抽出手段と、該エッジブロック抽出手段からの出力信号である(m×n)個の入力映像信号を演算し、エッジブロック情報を抽出するエッジブロック情報抽出手段と、該エッジブロック情報抽出手段からの出力信号であるエッジブロック情報を、その周辺のエッジブロック情報により補正し拡張し、エッジブロック拡張情報を出力するエッジブロック情報拡張手段と、該エッジブロック情報拡張手段の出力信号であるエッジブロック拡張情報と予め設定されている基準閾値とに基づいて平滑化閾値を演算する閾値演算手段と、前記入力映像信号を予め指定されている任意の水平走査期間垂直方向に遅延させて得られるyライン分の各信号のそれぞれについて、各水平位置から水平方向に予め指定されている任意のx個の画素を切り出し、(x×y)個の入力映像信号を出力する平滑化ブロック抽出手段と、該平滑化ブロック抽出手段からの出力信号である(x×y)個の入力映像信号と、前記閾値演算手段の出力信号である平滑化閾値とにより平滑化する平滑化手段と、を具備している符号化ノイズ除去装置である。
【0011】
第2の発明は、上記第1の発明の符号化ノイズ除去装置において、上記エッジブロック情報抽出手段において生成されるエッジブロック情報が、上記(m×n)個の入力映像信号の平均値を算出する手段と、(m×n)個のそれぞれと前記平均値との差分を算出する手段と、前記平均値との差分を絶対値化する手段と、前記絶対値化された平均値との差分の合計値を算出する手段と、前記絶対値化された平均値との差分の合計値と予め指定されているエッジ閾値との比較手段により生成される符号化ノイズ除去装置である。
【0012】
第3の発明は、上記第1の発明の符号化ノイズ除去装置において、上記エッジブロック情報拡張手段において生成されるエッジブロック拡張情報が、上記エッジブロック情報を任意に垂直方向にブロック単位で遅延させて得られるNラインブロック単位分の各信号のそれぞれについて、各水平位置から水平方向に予め指定されている任意のMブロック単位個のエッジブロック情報を切り出して(M×N)個のエッジブロック情報を切り出す手段と、切り出されたブロック単位の中心のエッジブロック情報とその周辺のエッジブロック情報との演算手段により生成される符号化ノイズ除去装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の符号化ノイズ除去装置の実施形態について、図面に基づいて以下に説明する。図1は、実施形態1の符号化ノイズ除去装置の構成の一例を示す機能ブロック構成図である。図2は、実施形態1におけるエッジブロック情報拡張回路の一例で用いられる(3×3)の領域を説明するための模式図である。
【0014】
実施形態1を説明する。図1は、本実施形態の符号化ノイズ除去装置の構成に関する一例を示す機能ブロック構成図である。本実施形態における符号化ノイズ除去装置は、エッジブロック抽出回路12と、エッジブロック情報抽出回路13と、エッジブロック情報拡張回路14と、閾値演算回路15と、平滑化ブロック抽出回路16と、平滑化回路17とが、図1のごとく接続され構成されている。
【0015】
入力端子11から入力される入力映像信号は、エッジブロック抽出回路12と平滑化ブロック抽出回路16へ供給される。エッジブロック抽出回路12はエッジ判定する為のブロックを出力し、エッジブロック情報抽出回路13へ供給される。エッジブロック情報抽出回路13は、エッジブロック情報を抽出しエッジブロック情報拡張回路14へ供給する。エッジブロック情報拡張回路14は、エッジブロック情報を拡張し閾値演算回路15へ供給する。閾値演算回路15は、エッジブロック情報拡張回路14から供給される拡張されたエッジブロック情報と、予め設定されている基準閾値と、により平滑化閾値を演算し、平滑化回路17へ供給する。平滑化ブロック抽出回路16は、平滑化回路17が必要とするブロックを出力して供給する。平滑化回路17は、平滑化ブロック抽出回路16の出力と、閾値演算回路15で演算された平滑化閾値とにより平滑化して符号化ノイズ成分が除去された出力映像信号を生成し、出力端子18から出力する。
【0016】
以上のように構成された各構成要素は、以下のように動作している。入力端子11から入力される入力映像信号は、エッジブロック抽出回路12へ入力され、入力されてきた映像信号と例えば(n−1)水平走査期間垂直方向に遅延させた遅延ライン上の遅延映像信号とのnラインから、それぞれのラインに対して水平方向にm個の画素を切り出し、(m×n)個の画素の入力領域からなる(m×n)個の領域入力映像信号を出力する。
【0017】
エッジブロック情報抽出回路13は、前述のエッジブロック抽出回路12から出力される(m×n)個の領域入力映像信号から平均値を算出し、得られた平均値と各画素との差分値を算出し、更にその差分を絶対値化したものを加算合計し予め設定したエッジ閾値との比較により当該ブロックにエッジが含まれているか否かを判定する回路である。前述の加算合計値は、エッジが含まれている場合には比較的大きくなり、エッジが含まれず平坦な場合には比較的小さくなるので、適切なエッジ閾値を設定し比較することでエッジが含まれるブロックと含まれていないブロックを判別することが可能である。最終的に当該ブロックにエッジが含まれていると判定された場合「1」を、当該ブロックにエッジが含まれていないと判定された場合「0」をエッジブロック情報として出力する。
【0018】
エッジブロック情報拡張回路14は、前述のエッジブロック情報抽出回路13から出力されるエッジブロック情報をその周辺のエッジブロック情報により補正し拡張する回路である。例えば(m×n)ブロック単位で垂直方向にNブロックライン単位遅延させた遅延ブロックラインの各信号ブロックのそれぞれについて各水平位置から水平方向にMブロック単位個のエッジブロック情報を切り出し(M×N)個のエッジブロック情報を切り出す。切り出された(M×N)個のエッジブロック情報を論理和演算し、それを中心部分のエッジブロック拡張情報として出力する。すなわち中心部分のエッジブロック情報が「0」で、周辺部分にエッジブロック情報が「1」の箇所があった場合、中心部分のエッジブロック情報が「1」となりエッジブロック情報が拡張される。一例として(3×3)の例を図2に示す。当該ブロックを中心として参照する周辺のブロックは1〜8で示される8ブロックであり、この場合9個のエッジブロック情報の論理和演算により中心部分のエッジブロック情報が演算され、エッジブロック拡張情報として出力されることになる。
【0019】
このエッジブロック情報の拡張は、本来符号化される時、近傍のエッジブロックと同一ブロックにて符号化圧縮処理されたものが、伝送系等で一旦アナログ信号にされ再びディジタル信号にされた様な時、符号化時と異なる解像度で映像信号が入力され、この場合符号化時にはエッジが含まれるブロックであった箇所が、偶然にもエッジが含まれない領域でエッジブロック情報抽出の為の(m×n)ブロックが設定され、当該領域がエッジと判定されずにノイズ除去処理されない場合があることを抑止し、符号化ノイズの発生するブロックを的確に捕える効果がある。
【0020】
閾値演算回路15は、前述のエッジブロック情報拡張回路14から出力されるエッジブロック拡張情報と予め設定してある基準閾値から平滑化閾値を演算するもので、エッジブロック拡張情報が「1」のときは「基準閾値」を、エッジブロック拡張情報が「0」のときは「0」を選択的に平滑化閾値として出力する。すなわち、エッジが含まれるブロック及びエッジが含まれるブロックを拡張したブロックは平滑化が行なわれるが、エッジが含まれないブロックは平滑化を行なわないことになる。
【0021】
一方、平滑化ブロック抽出回路16は平滑化回路17が必要とする平滑化ブロックを出力するもので、入力端子11から入力される入力映像信号を水平走査期間垂直方向に遅延させた遅延ライン上の遅延映像信号とのyラインから、それぞれのラインに対して水平方向にx個の画素を切り出し、(x×y)個の画素の入力領域からなる(x×y)個の領域入力映像信号を出力する。
【0022】
平滑化回路17は前述の閾値演算回路15から供給される平滑化閾値と平滑化ブロック抽出回路16から供給される平滑化ブロックから前述の(式1)で示される平滑化演算を行ない、符号化ノイズが目立つエッジ部分及びその近傍のノイズは除去し、その他の微細なテクスチャ部分等は平滑化が行なわれずに保存され出力端子18から出力される。
【0023】
なお前述のエッジブロック拡張回路14は、エッジブロック情報が周辺部1箇所以上「1」の時、中心部を「1」へ補正し拡張していたが、周辺部の「1」と「0」との比率から決定してもよい。又、拡張された部分のエッジブロック情報の出力を「1」としていたが、「2」を出力するようにして閾値演算回路15により拡張されたエッジブロックの平滑化閾値を拡張される前のエッジブロックすなわち「1」の平滑化閾値と異なる値を設定するようにしてもよい。又、閾値演算回路15は、エッジブロック以外の部分の平滑化閾値設定を「0」としたが、「0」以外の値を設定するようにしてもよい。
【0024】
以上に説明したように、本発明に係わる符号化ノイズ除去装置によれば、以下のような作用効果がもたらされる。平滑化によるノイズ除去は、画像中の全てのブロックに一定の平滑化閾値で適応すると、平滑化閾値が大きい場合、ノイズ除去効果は高いが画像本来の微細なテクスチャ部分にボケ感を生じ画質を劣化させる。又、平滑化閾値が小さい場合、微細なテクスチャ部分のボケ感は抑制できるがノイズ除去効果が低下する。又、平滑化閾値を選択するようにしても微細なテクスチャ部分にもフィルタがかかるため多少なりともボケ感を生じたり、本来ノイズ除去されるべき箇所において小さい平滑化閾値εが選択されることもあり、ノイズ除去効果が低くなるという問題点があったが、本発明によればエッジブロック部分及びそのエッジブロック部分を拡張した部分とその他の部分とで平滑化の為の閾値をそれぞれ設定することで、高いノイズ除去効果を維持しながらも微細なテクスチャ部分のボケ感の抑制を可能とするものである。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、高いノイズ除去効果を維持しながらも微細なテクスチャ部分のボケ感の抑制を可能とする符号化ノイズ除去装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の符号化ノイズ除去装置の構成の一例を示す機能ブロック構成図。
【図2】実施形態1におけるエッジブロック情報拡張回路の一例で用いられる(3×3)の領域を説明するための模式図。
【符号の説明】
11 入力端子
12 エッジブロック抽出回路
13 エッジブロック情報抽出回路
14 エッジブロック情報拡張回路
15 閾値演算回路
16 平滑化ブロック抽出回路
17 平滑化回路
18 出力端子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a coding noise removal apparatus, which performs block division, decodes encoded data that has been orthogonally transformed / quantized / encoded, and performs encoding that occurs in a decoded image obtained by inverse quantization / inverse orthogonal transformation It is intended to remove noise and improve image quality.
[0002]
[Prior art]
When recording or transmitting an image as a digital signal, compression coding is generally performed because of the large amount of information. Currently, the DCT (Discrete Cosine Transform) coding method is known as the most popular compression coding method. It has been. In this DCT encoding method, an image is divided into a plurality of blocks, frequency-converted by DCT for each block, and the resulting DC component coefficient data and a plurality of AC component coefficient data are used as the appearance probability. Accordingly, it is converted to an entropy code having a different bit length, for example, a Huffman code, and the amount of information is compressed by greatly reducing frequency components that are visually redundant.
[0003]
When the compression rate for recording or transmission is in an appropriate range with respect to the information amount of the image, even if the information amount is reduced by compression, the image is not deteriorated. However, when the compression rate for recording or transmission is low or a complex image, characteristic degradation called mosquito noise occurs near the contour or edge where the shading changes greatly.
[0004]
An edge-preserving smoothing filter is effective as a method for removing the noise as described above, and an ε filter is known (for example, see Non-Patent Document 1). The following expression (1) is an arithmetic expression for the ε filter.
[Formula 1]
Here, N is an integer that defines the number of pixels used for smoothing, and C (p, q) is a scale factor. The center pixel value is smoothed using x (i, j) and its adjacent pixel value x (i + p, j + q) to remove noise, but the absolute value of the difference between the center pixel value and the adjacent pixel value is the threshold ε If the value is larger than that, the adjacent pixel value is not used for smoothing. In this filter, a large shade change portion corresponding to a contour or an edge exceeds the threshold value ε and is saved without being filtered, and a shade change portion below the threshold value ε due to noise is smoothed by the filter and noise is removed.
[0005]
However, while the ε filter is effective in removing noise, if it is applied to all blocks in the image with a certain threshold, if the threshold is large, the noise removal effect is high, but the original fine texture portion is blurred. This causes image quality to deteriorate. When the threshold is small, blurring of fine texture portions can be suppressed, but the noise removal effect is reduced.
[0006]
As a method for solving the above-described problem, a technique for selecting a threshold ε using a central pixel crossing value or a central pixel crossing value around a noise removal target pixel is also disclosed (see Patent Document 1).
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-9-247664 [Non-patent Document 1]
Science theory (A), vol. J65-A, pp. 297-304, 1982, "ε-separated nonlinear digital filter and its application"
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, although the threshold value ε is selected in the conventional example described in Patent Document 1 described above, a fine texture portion is also filtered so that it causes some blurring or depends on the selection range. Has a problem that the noise removal effect becomes low because a small threshold value ε may be selected at a place where noise should be removed.
[0009]
The present invention has been made in view of such a situation, and an object of the present invention is to provide an encoding noise removal device that can suppress blurring of fine texture portions while maintaining a high noise removal effect. Is.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In the first invention, each of the signals for n lines obtained by delaying the input video signal in the vertical direction for an arbitrary horizontal scanning period designated in advance is designated in advance in the horizontal direction from each horizontal position. An arbitrary m pixels are cut out and edge block extraction means for outputting (m × n) input video signals, and (m × n) input video signals as output signals from the edge block extraction means. Edge block information extraction means for calculating and extracting edge block information, and edge block information which is an output signal from the edge block information extraction means is corrected and extended by the peripheral edge block information, and edge block extension information is Edge block information extending means to be output, edge block extended information which is an output signal of the edge block information extending means, and preset basis Threshold calculation means for calculating a smoothing threshold based on the quasi-threshold, and each of signals for y lines obtained by delaying the input video signal in a predetermined horizontal scanning period in the vertical direction, Smoothing block extraction means for extracting arbitrary x pixels designated in advance in the horizontal direction from each horizontal position and outputting (x × y) input video signals, and output from the smoothing block extraction means An encoding noise removing apparatus comprising: (x × y) input video signals as signals and smoothing means for smoothing with a smoothing threshold value as an output signal of the threshold value calculating means.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the coding noise removing apparatus of the first aspect, the edge block information generated by the edge block information extracting means calculates an average value of the (m × n) input video signals. A means for calculating a difference between each of the (m × n) pieces and the average value, a means for converting the difference between the average values into an absolute value, and a difference between the average value converted into the absolute value Is a coding noise removal apparatus generated by a means for comparing the total value of the difference between the average value converted into the absolute value and the edge threshold value specified in advance.
[0012]
According to a third invention, in the coding noise removing apparatus according to the first invention, the edge block extension information generated by the edge block information extension means arbitrarily delays the edge block information in units of blocks in the vertical direction. For each of the N line block unit signals obtained in this way, any M block unit edge block information designated in advance in the horizontal direction from each horizontal position is cut out to obtain (M × N) edge block information. Is a coding noise removal apparatus generated by a means for cutting out the edge block information at the center of the cut block unit and the edge block information around it.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described.
An embodiment of an encoding noise removing apparatus of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a functional block configuration diagram illustrating an example of the configuration of the coding noise removal apparatus according to the first embodiment. FIG. 2 is a schematic diagram for explaining a (3 × 3) region used in an example of the edge block information extension circuit according to the first embodiment.
[0014]
Embodiment 1 will be described. FIG. 1 is a functional block configuration diagram showing an example of the configuration of the coding noise removal apparatus of the present embodiment. The coding noise removing apparatus according to the present embodiment includes an edge
[0015]
An input video signal input from the input terminal 11 is supplied to the edge
[0016]
Each component configured as described above operates as follows. The input video signal input from the input terminal 11 is input to the edge
[0017]
The edge block information extraction circuit 13 calculates an average value from (m × n) area input video signals output from the edge
[0018]
The edge block
[0019]
This extension of edge block information is such that when it is originally encoded, the signal that has been encoded and compressed in the same block as the neighboring edge block is once converted to an analog signal in the transmission system or the like and then converted to a digital signal again. At this time, a video signal is input with a resolution different from that at the time of encoding. In this case, a portion that was a block including an edge at the time of encoding is an area (m Xn) Blocks are set, and it is possible to prevent the area from being determined as an edge and not subjected to noise removal processing, and to accurately capture a block in which coding noise occurs.
[0020]
The
[0021]
On the other hand, the smoothing block extraction circuit 16 outputs a smoothing block required by the smoothing circuit 17, and is on a delay line obtained by delaying the input video signal input from the input terminal 11 in the horizontal scanning period in the vertical direction. From the y line with the delayed video signal, x pixels are cut out in the horizontal direction with respect to each line, and (x × y) area input video signals composed of input areas of (x × y) pixels are obtained. Output.
[0022]
The smoothing circuit 17 performs the smoothing calculation represented by the above (Equation 1) from the smoothing threshold supplied from the
[0023]
The edge
[0024]
As described above, according to the coding noise removing apparatus according to the present invention, the following operational effects are brought about. When noise removal by smoothing is applied to all blocks in the image with a constant smoothing threshold, if the smoothing threshold is large, the noise removal effect is high, but the original fine texture portion is blurred and the image quality is reduced. Deteriorate. Also, when the smoothing threshold is small, blurring of fine texture portions can be suppressed, but the noise removal effect is reduced. Even if the smoothing threshold value is selected, the fine texture portion is also filtered, so there is a slight blur, or a small smoothing threshold value ε may be selected at a place where noise should be removed. However, according to the present invention, the threshold value for smoothing is set for each of the edge block portion, the extended portion of the edge block portion, and the other portions. Thus, it is possible to suppress blurring of fine texture portions while maintaining a high noise removal effect.
[0025]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to obtain an encoded noise removal apparatus that can suppress blurring of fine texture portions while maintaining a high noise removal effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional block configuration diagram illustrating an example of a configuration of a coding noise removal apparatus according to a first embodiment.
FIG. 2 is a schematic diagram for explaining a (3 × 3) region used in an example of an edge block information expansion circuit according to the first embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11
Claims (3)
上記エッジブロック情報抽出手段において生成されるエッジブロック情報が、上記(m×n)個の入力映像信号の平均値を算出する手段と、(m×n)個のそれぞれと前記平均値との差分を算出する手段と、前記平均値との差分を絶対値化する手段と、前記絶対値化された平均値との差分の合計値を算出する手段と、前記絶対値化された平均値との差分の合計値と予め指定されているエッジ閾値との比較手段とにより生成されることを特徴とする符号化ノイズ除去装置。In the encoding noise removal apparatus of Claim 1,
The edge block information generated by the edge block information extracting means includes means for calculating an average value of the (m × n) input video signals, and a difference between each of the (m × n) pieces and the average value. A means for calculating an absolute value of a difference between the average value, a means for calculating a total value of differences between the average value converted into the absolute value, and the average value converted into the absolute value A coding noise removing device, characterized in that the coding noise removing device is generated by means for comparing a total value of differences with an edge threshold value designated in advance.
上記エッジブロック情報拡張手段において生成されるエッジブロック拡張情報が、上記エッジブロック情報を任意に垂直方向にブロック単位で遅延させて得られるNラインブロック単位分の各信号のそれぞれについて、各水平位置から水平方向に予め指定されている任意のMブロック単位個のエッジブロック情報を切り出して(M×N)個のエッジブロック情報を切り出す手段と、切り出されたブロック単位の中心のエッジブロック情報とその周辺のエッジブロック情報との演算手段により生成されることを特徴とする符号化ノイズ除去装置。In the encoding noise removal apparatus of Claim 1,
The edge block extension information generated in the edge block information extension means is obtained from each horizontal position for each of N line block units of signals obtained by arbitrarily delaying the edge block information in units of blocks in the vertical direction. Means for cutting out (M × N) pieces of edge block information by cutting out arbitrary M block unit edge block information designated in advance in the horizontal direction, and the edge block information at the center of the cut out block unit and its surroundings An encoding noise removing apparatus, which is generated by means for calculating the edge block information.
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