JP4081366B2 - Proportional solenoid valve and its assembly method - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定鉄心が発生する吸引力によりプランジャを無摺動で作動させ、弁体のストローク量を制御する電磁比例弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体製造工程では、微細加工が進み、プロセスガスなどの制御流体を電磁比例弁で精密に制御している。
電磁比例弁には、例えば、プランジャ方式を採用するものがある。プランジャ方式の電磁弁は、コイルを巻回したコイルボビンに固定鉄心を固設するとともに、固定鉄心と同軸上に棒状プランジャを摺動可能に挿入し、棒状プランジャの先端部に固定した弁体を弁座に当接又は離間させるものである。こうしたプランジャ方式の電磁弁は、棒状プランジャがコイルへの印加電流に比例してコイルボビン内を摺動し、弁体を弁座から分離させて、制御流体の流量を制御する。このとき、棒状プランジャは、固定鉄心と対向する面とコイルボビンに挿入された外周面とに吸引力が作用するため、少ない通電量で弁体のストローク量を調整できる利点がある。
【0003】
ところが、プランジャ方式では、棒状プランジャの摺動時にパーティクルを生じ、製品品質に悪影響を与えたり、また、棒状プランジャをコイルに挿入する構造であるため、装置全体の高さが高く、装置サイズが大型化する欠点がある。
【0004】
こうした欠点を補うべく、フラッパ方式を採用する電磁比例弁が提案されている。フラッパ方式は、コイルへの印加電流による磁力に比例してプランジャを無摺動で作動させることにより、弁体のストローク量を制御するものであり、パーティクルの発生を抑制するとともに、装置サイズをコンパクトにしている。
【0005】
図7は、フラッパ方式を採用する電磁比例弁100の断面図である。
電磁比例弁100は、ボディ101に入口流路103と出口流路102とが形成されており、その連通部分に弁室104が設けられている。弁室104には、出口流路102と連通する開口部の周りに弁座105が設けられている。また、ボディ101には、保持部材106が嵌め込まれ、ボディ101と保持部材106との間に板バネ107が狭持されている。板バネ107には、中心部に設けた孔108(図8参照)に対して弁シート109が弁シート押さえ板110を介して取り付けられ、板バネ107の取付荷重によって弁シート109を弁座105に押しつけている。
【0006】
板バネ107は、図8の正面図に示すように、厚さ方向に対する弾性変形をスムーズにするため、孔108の周囲部において、内周固定部111と外周固定部112とが同心円状に形成されるとともに、内周固定部111と外周固定部112との間において、4枚の梁113の各々が略S字状に形成されている。
【0007】
そして、板バネ107は、図9に示す弁部拡大断面図に示すように、内周固定部111が、弁シート109を装着されたプランジャ115と弁シート押さえ板110とに重ね合わされた状態で、プランジャ115に対して溶接接合されて固着されている(図中P11参照)。これにより、板バネ107は、弁シート109及びプランジャ115と一体構造とされている。また、板バネ107の外周固定部112は、上スペーサ125と下スペーサ126との間に挟み込まれることにより、板バネ107をプランジャ115や弁座105等に対して位置合わせして支持している。
【0008】
そして、保持部材106には、非磁性体からなる嵌装部材117が溶接接合により固着され、固定鉄心118を保持している。従って、コイル119に電流を供給すると、固定鉄心118や保持部材106が励磁され、板バネ107の復元力に抗してプランジャ115を吸引する。
【0009】
こうした図7の電磁比例弁100では、コイル119に所定の電流を供給して磁力を印加すると、図10のバネ線図Kに示すように、プランジャ115の自重と板バネ107による押圧力の合成力に対して、コイル119に供給する電流に応じて固定鉄心118の発生する吸引力がバランスする点で、作動を行う。従って、例えば、板バネ107が所定のバネ定数を有することを前提として、コイル119に150ATの印加磁力を与えると、プランジャ115にかかる力とF1点でバランスし、この点を制御流体の無圧時の開弁開始位置に設定し、弁変位L0の位置とする。さらに、例えば、 印加磁力を300ATに強くすると、プランジャ115にかかる力とF2点でバランスし、弁はL1位置となり、L0からL1の距離が開弁の弁移動距離となる。尚、図7の電磁比例弁100は、保持部材106をボディ101に嵌め込む量によりプランジャ115と固定鉄心118との間の距離を調整することによって、図10に示す吸引力特性を変化させることができ、また、開弁開始位置L0を任意に設定することができる。
【0010】
上記のように図7の電磁比例弁100は、コイル119への印加電流による磁力に比例して弁の変位がなされて作動する。その際の印加電流による磁力に対して弁を流れる制御流体の流量は、図10のバネ線図Kに示される吸引力特性に対して、図11に示される流量制御特性となる。すなわち、このグラフは、電磁比例弁100に100〜150ATの印加磁力を与えたときに開弁を開始するように設定したときのグラフであり、このような特性で制御流体が流れることが予め測定されているときには、所定の流量を得るための印加磁力を求めて制御することができ、また、流路を流れる制御流体の流量を測定して印加磁力を調整することにより、常に所定流量となるように制御することもできる。
【0011】
従って、図7の電磁比例弁100は、ボディ101の入口流路103に対して制御流体が供給されるが、図11に示すように、コイル119に100〜150ATの印加磁力を与えるまでは、板バネ107の復元力により所定の取付荷重で弁シート109を弁座105に押しつけて、弁座105を閉じている。
【0012】
ここで、コイル119に300ATの印加磁力を与えると、板バネ107の復元力に抗して、プランジャ115が固定鉄心118や保持部材106の磁力に吸引されて垂直上方向に移動するので、弁シート109が弁座105から分離し、弁座105を開く。このとき、電磁比例弁100は、150%流量で制御流体を入口流路103から出口流路102へと供給する(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】
特開2002−71045号公報(第4〜5頁、第1図、第2図。)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示す従来の電磁比例弁100は、所望の流量制御特性が得られるように部品を組立調整することが困難である問題があった。
【0014】
すなわち、電磁比例弁100では、プランジャ115と固定鉄心118との間の距離を数十μm以内で設定することが要求されており、プランジャ115を数μmの精度で作動調整して流量制御を行っている。こうした条件のもとで、組み立てられる電磁比例弁100の全てが一定の流量制御特性を有するには、一定の吸引力特性を得る必要がある。吸引力特性は、プランジャ115と固定鉄心118との間の距離によって変化する。すなわち、プランジャ115と固定鉄心118との間の距離がばらつくと、図10に示すように、バネ線図Kが傾き(板バネ107のバネ定数)を変えることなく、図中左右方向にばらついて(図中K1,K2参照)、開弁開始位置L0がずれる。開弁開始位置L0がずれると、図11に示す流量制御特性も図中左右方向にばらつき、製品品質が一定しない。従って、電磁比例弁100は、プランジャ115と固定鉄心118との間の距離を精密に設定するよう組み立て、開弁開始位置L0を定める必要がある。
【0015】
この点、電磁比例弁100では、図9に示すように、ボディ101に対して下スペーサ126、板バネ107、上スペーサ125を積み重ね、さらにボディ101に保持部材106を嵌め込むことにより、プランジャ115と固定鉄心118との間の距離の精度を絶対的に出している。そのため、ボディ101、弁座105、保持部材106、板バネ107等の部品公差は、プランジャ115と固定鉄心118との間の距離に直接影響し、製品品質にバラツキを生じさせていた。それに対して、部品の寸法精度を向上させて組立公差を小さくすることが考えられるが、プランジャ115が数μmの微小量で作動する関係上、許容される部品公差は数μm未満であり、 単に部品の寸法精度を向上させるだけでは十分に対応しきれない。
【0016】
そのため、電磁比例弁100では、ボディ101や保持部材106等の部品公差に応じて上スペーサ125の厚さを変えることにより、部品公差が組立公差に与える影響を排除していた。この場合、組み立てた電磁比例弁100が図11に示すような一定水準の流量制御特性を得ていない場合には、部品を分解して上スペーサ125の厚さを調整し、再組立てしなければならず、部品の組立調整に手間や時間がかかっていた。
【0017】
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、部品の組立調整が容易な電磁比例弁を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る電磁比例弁は、コイルへの印加電流に応じて吸引力を発生する固定鉄心と、固定鉄心に吸引される可動鉄心と、可動鉄心に固定される弁体と、弁体を収納する弁室が入口流路と出口流路と連通するように形成されたボディと、弁室に設けられて弁体が当接又は離間する弁座と、可動鉄心に固定されて弁体に弁閉方向の荷重を加える板バネと、固定鉄心を保持するとともに、ボディに嵌め込まれて板バネをボディとの間で狭持する保持部材とを備え、固定鉄心が発生する吸引力と板バネが弁体を弁座に押しつける力とのつり合いにより、弁体のストローク量を制御する電磁比例弁において、保持部材とボディとが螺合接続されるものであって、板バネとボディとの間に配設され、保持部材をボディにねじ込むときに、板バネを基準面に位置合わせしつつ、保持部材の任意の移動を許容する位置決め機構を有することを特徴とする。
【0019】
(2)(1)に記載の発明において、板バネは、可動鉄心に固定される内周固定部と、内周固定部に対して外向きに接続されるものであって、曲線を描くように形成された複数の梁と、梁を介して内周固定部と接続するものであって、保持部材とボディとの間で狭持される複数の外周固定部とを有し、外周固定部が曲げ加工を施されて位置決め機構とされていることを特徴とする。
【0020】
(3)(2)に記載の発明において、板バネは、内周固定部が中心部に切欠孔を有するC形に形成され、孔が、外周固定部と梁と内周固定部とにより形成される複数の長孔の1つと接続していることを特徴とする。
【0021】
(4)(1)乃至(3)の何れか1つに記載の発明において、弁体は、熱可塑性を有する弾性体で形成されており、板バネは、内周固定部に弁体を保持する突起が内向きに設けられ、可動鉄心に対して溶接接合されることを特徴とする。
【0022】
(5)(1)乃至(4)の何れか1つに記載の発明において、弁体が弁座に当接する面に鏡面加工を施されていることを特徴とする。
【0023】
(6)(1)乃至(5)の何れか1つに記載の発明において、断面U字形に形成された環状の嵌装部材を有し、嵌装部材は、保持部材の内周面に固着され、固定鉄心が弁室に突き出るように圧入されていることを特徴とする。
【0024】
(7)本発明に係る電磁比例弁の組立方法は、コイルへの印加電流に応じて吸引力を発生する固定鉄心と、固定鉄心に吸引される可動鉄心と、可動鉄心に固定される弁体と、弁体を収納する弁室が入口流路と出口流路とに連通するように形成されたボディと、弁室に設けられて弁体と当接又は離間する弁座と、可動鉄心に固定される内周固定部と、内周固定部に対して外向きに接続されるものであって、曲線を描くように形成された複数の梁と、梁を介して内周固定部と接続するものであって、梁との接続部分を基点として曲げ加工を施された外周固定部とからなる板バネと、固定鉄心を保持するとともに、ボディに螺合接続されて、板バネをボディとの間で狭持する保持部材と、を有する電磁比例弁を用いて、制御流体を入口流路に供給するとともに、コイルに所定量の電流を供給し、出口流路から排出される制御流体の流量を計測しながら、保持部材をボディにねじ込んで、保持部材とボディとの間で板バネの外周固定部を挟み込み、コイルへの印加電流に対応する流量が計測されたときに、保持部材をボディにねじ込むことを停止することを特徴とする。
【0025】
上記構成を有する電磁比例弁では、保持部材をボディにねじ込むときに、板バネを基準面に位置合わせした状態で、保持部材をボディに対して任意の量だけねじ込むことが可能である。保持部材には、固定鉄心が保持される一方、板バネには、可動鉄心が固定されているため、保持部材のねじ込み量を調節すると、固定鉄心と可動鉄心との間の距離が変化する。固定鉄心と可動鉄心との間の距離が変化すると、吸引力特性が変化するため、保持部材のねじ込み量を調節すれば、開弁開始位置を自由に設定することが可能である。これにより、全ての電磁比例弁が一定水準の流量制御特性を有するように組み立てられ、同一の製品品質を得ることができる。
【0026】
従って、本発明の電磁比例弁によれば、同一の製品品質を有する電磁比例弁を組み立てるために、部品を分解して再組立てする必要がないので、部品の組立調整を容易に行うことができる。
【0027】
このとき、板バネの外周固定部について梁との接続部分を基点にして両端を折り曲げれば、保持部材をボディにねじ込んで板バネを狭持するときに、板バネの外周固定部が撓んでバネ力を発生し、位置決め機構の役割を果たすので、部品点数を増やすことなく、部品の組立精度を容易にすることができる。
【0028】
また、板バネは、複数の外周固定部が分割して設けられ、外周固定部と梁と内周固定部との間に形成される長孔が一方に開口しており、さらに、長孔の1つが内周固定部の孔と接続しているので、ワイヤカットなどで板バネを簡単に形成することができる。
【0029】
こうした板バネは、内周固定部が可動鉄心に溶接接合されるときに、突起が溶接の熱を内周固定部から伝達されて加熱し、弁体に食い込んで密接する。そのため、可動鉄心が作動する際に、弁体が可動鉄心から浮き上がって傾ぐことがなく、弁体のストローク量がコイルへの印加電流に応じて変位するとともに、板バネの支点位置が一定になる。従って、本発明の電磁比例弁によれば、作動特性を安定させることができる。
【0030】
この点、弁体には、弁座と当接するシール部分に熱プレス転写により鏡面加工が施され、弁座と弁体との間の距離を安定させているので、従来の下スペーサを省いても、板バネの基準面を正確に設定することができる。
【0031】
また、保持部材は、断面がU字形に形成された嵌装部材が固着され、その嵌装部材に対して固定鉄心を圧入することにより、保持部材と固定鉄心の高さ位置精度を出し、固定鉄心を保持している。嵌装部材は、固定鉄心が圧入されるときに、開口部が撓んでバネ力を発揮し、保持部材と固定鉄心との径方向での寸法公差を吸収する。よって、保持部材と固定鉄心との組立位置精度が得られ、部品加工精度を緩和することができる。
【0032】
かかる電磁比例弁の部品組立を行う場合には、まず、制御流体を入口流路に供給し、コイルに所定の印加磁力を与え、固定鉄心に吸引力を発生させる。すると、可動鉄心が固定鉄心に吸引されて、弁体が弁座から分離し、制御流体が流量制御されて出口流路から排出される。
【0033】
そこで、出口流路から排出される制御流体の流量を計測しながら、保持部材をボディにねじ込んでいく。保持部材をボディに所定量ねじ込むと、板バネの外周固定部が、保持部材とボディとの間で撓んで、板バネをボディに圧接させて基準面に位置合わせする一方、撓みによるバネ力によって保持部材の任意の移動を許容する。保持部材には、固定鉄心が保持される一方、板バネには、可動鉄心が固定されているため、固定鉄心と可動鉄心との間の距離は、保持部材のねじ込み量に応じて変化し、それに伴って吸引力特性が変化する。
【0034】
電磁比例弁は、弁体が弁座から分離して制御する流量と、コイルへの印加電流による磁力とが比例関係にあり、弁体が弁座から分離し始める開弁開始位置は、吸引力特性によって変化する。そのため、電磁比例弁が、コイルへの印加電流による磁力に対応する流量を制御するまで、保持部材をボディにねじ込めば、固定鉄心と可動鉄心との間の距離が所定値に設定されて、特定の吸引力特性が得られ、さらには、開弁開始位置が一義的に定められる。これにより、全ての電磁比例弁は、一定水準の流量制御特性を有するように組み立てられ、同一の製品品質を得ることができる。
【0035】
従って、本発明の電磁比例弁によれば、同一の製品品質を有する電磁比例弁を組み立てるために、部品寸法を測って組立調整したり、部品を分解してスペーサを交換した後に再組立てする必要がなく、部品の組立調整を容易に調節することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る電磁比例弁の実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、電磁比例弁1の弁部拡大断面図である。図3は、電磁比例弁1の断面図である。
本実施の形態の電磁比例弁1も、従来技術の欄で説明した電磁比例弁100と同様、半導体製造工程のプロセスガスを制御するために用いられ、コイル32の電磁吸引力に比例してプランジャ(「可動鉄心」に相当するもの。)25を吸引移動させ、弁シート(「弁体」に相当するもの。)14を弁座8から分離させることにより、制御流体の流量制御を行うものである。
【0037】
図3に示すように、ボディ2には、入口流路4と出口流路3とが形成され、その連通部分に弁孔7が設けられている。弁孔7は、ボディ2の上端面に形成された凹部6と連通している。凹部6には、弁座8が弁孔7の開口部の周りに弁シート14側に突き出すように設けられ、さらに、弁座8の周りに段差9が設けられて、板バネ10の基準面を設定している。
【0038】
凹部6の開口部内周には、図1及び図2に示すように、雌ネジ11が形成されている。雌ネジ11に螺合する雄ネジ12は、磁性材料を略円筒形状に形成した保持部材13の外周面に形成されている。従って、ボディ2の段差9に板バネ10を載置し、保持部材13をボディ2の凹部6に螺合接続すれば、板バネ10の外周固定部18で板バネ10を狭持することができる。
この点、板バネ10は、中心部に形成された孔19に対し、弁シート14が固着されており、板バネ10の復元力により、弁シート14を弁座8に所定の取付荷重で押さえ付けるようになっている。
【0039】
図4は、板バネ10の平面図である。図5は、板バネ10の側面図である。
板バネ10は、円板状の形状をなし、内周固定部16、梁17、外周固定部18とを備える。内周固定部16はC形状に形成されて、中心部に孔19が形成されている。内周固定部16の内縁部分には、複数の突起20が円周方向に等間隔で内向きに延設されている。一方、内周固定部16の外縁部分には、5枚の梁17が外向きの放射線状に延設されている。各梁17は、コイル32の非通電時においても弁シート14を弁閉方向への荷重を発生可能なバネ特性を安定して発生するために、曲線でつながれたS字状の形状をなしている。各梁17の外側端部には、外周固定部18がそれぞれ接続している。
【0040】
5枚の外周固定部18は、円弧状の形状を有し、内周固定部16と同心円状に等間隔で配設されている。従って、板バネ10は、外周固定部18が梁17毎に分割して設けられることにより複数の長孔21が形成され、さらにその長孔21の1つが内周固定部16の孔19と接続している。また、外周固定部18は、略中心位置において梁17と接続し、その接続部分を基点として両端が折り曲げられて折曲部(「位置決め機構」に相当するもの。)22が設けられ、バネ性を有している。尚、外周固定部18の折曲部22のバネ力は、弁シールに必要な板バネ歪以上に設定されている。これは、保持部材13をボディ2に所定量以上ねじ込んだときに、保持部材13のねじ込み量にかかわらず板バネ10を一定の力で基準面に押しつけるためである。
【0041】
図6は、プランジャ25を固定された板バネ10の平面図である。
板バネ10は、内周固定部16がプランジャ25に溶接接合されている。プランジャ25には、弁シート14を収納するための弁体収納部26が形成されており、その弁体収納部26に弁シート14が装着されたプランジャ25に対して、板バネ10の内周固定部16をスポット溶接している(図中P1参照)。このとき、板バネ10は、外周固定部18の折曲部22がプランジャ25側に折り曲げられるように位置合わせされている(図1参照)。
【0042】
一方、弁シート14は、PTEE(四フッ化エチレン樹脂)などの熱可塑性を有する弾性体で形成され、板バネ10の突起20によりプランジャ25の弁体収納部26内に保持されている。弁シート14は、弁座8と当接するシール部分29に鏡面加工が施されている。
【0043】
また、図3に示すように、電磁比例弁1では、固定鉄心30を嵌装部材31を介して保持部材13に圧入して溶接又はろう付けすることにより、固定鉄心30を保持している。嵌装部材31は、環状をなし、断面がU字形に形成されている。そして、コイル32が巻かれたボビン33を嵌装部材31及び保持部材13に突き当てるように固定鉄心30に対して挿入するとともに、ボビン33等を覆うようにボンネット34を保持部材13に嵌め合わせ、固定鉄心30をネジ35でボンネット34に取り付けて固定している。
【0044】
この点、固定鉄心30の下端部分は、嵌装部材31から突出しており、保持部材13と対向して弁室5内に存在している。嵌装部材31は非磁性材料で形成されているのに対し、固定鉄心30及び保持部材13は磁性材料で形成されているため、固定鉄心30と保持部材13との間には、磁気漏洩空間36が環状に形成されている。また、保持部材13においては、ボディ2にねじ込まれた部分が、弁室5との側壁(の断面)として段差状に形成されている。さらに、固定鉄心30の下端部分とプランジャ25の中空部の位置関係は、固定鉄心30の下端部分がプランジャ25の中空部に接触することなく挿入される関係にある。また、保持部材13の段差状の部分(弁室5の側壁)とリング状のプランジャ25の突縁部27との位置関係は、プランジャ25が垂直上方向、垂直下方向の何れに移動しても、対向する関係にあるが、特に、図2に示すように、プランジャ25が垂直上方向に移動しても、プランジャ25の突縁部27が保持部材13の段差状の部分(弁室5の側壁)に接触することはない。
【0045】
このような構成を有する電磁比例弁1では、ボディ2の入口流路4に対して制御流体が供給されるが、上述したように、常時は、板バネ10の復元力により、所定の取付荷重で弁シート14を弁座8に押しつけて、弁座8を閉じている。ここで、コイル32に印加して固定鉄心30や保持部材13を磁化すると、図2に示すように、板バネ10の復元力に抗して、プランジャ25が固定鉄心30や保持部材13の磁力に吸引されて、固定鉄心30や保持部材13の間にある空隙を埋めるように、及び、固定鉄心30と保持部材13との間にある磁気漏洩空間36を埋めるように、プランジャ25が垂直上方向に無摺動で移動するので、弁シート14が弁座8から分離し、弁座8を開くことができる。
【0046】
この場合、電磁比例弁1は、プランジャ25の自重と板バネ10のバネ力の合成力に対して、コイル32への印加電流による磁力に応じた吸引力がバランスする点まで開弁する。つまり、電磁比例弁1は、コイル32への印加電流による磁力に比例した開度だけ開くように作動する。弁座8が開かれると、入口流路4に供給された制御流体は、入口流路4から弁座8を通過するときに、弁シート14と弁座8との距離に応じた流量に制御された後、出口流路3から流出する。
【0047】
尚、電磁比例弁1では、固定鉄心30、嵌装部材31、保持部材13、ボディ2のそれぞれの間を溶接接合してシールすることにより、制御流体の漏れを防止している(図1及び図2に示すP2、P3、P4部分参照)。
【0048】
以上詳細に説明したように、本実施の形態の電磁比例弁1では、保持部材13をボディ2にねじ込むときに、板バネ10の外周固定部18が、撓んでバネ力を発生するため、板バネ10をボディ2の段差9に圧接させて基準面に位置合わせした状態で、保持部材13をボディ2に任意の量だけねじ込むことが可能である(図1、図2参照)。保持部材13には、固定鉄心30が保持される一方、板バネ10には、プランジャ25が固定されているため、保持部材13のねじ込み量を調節すると、固定鉄心30とプランジャ25との間の距離が変化する。固定鉄心30とプランジャ25との間の距離が変化すると、図10に示すように吸引力特性が変化するため、保持部材13のねじ込み量を調節すれば、開弁開始位置L0を自由に設定することが可能である。これにより、全ての電磁比例弁1が図11に示す一定水準の流量制御特性を有するように組み立てられ、同一の製品品質を得ることができる。
【0049】
従って、本実施の形態の電磁比例弁1によれば、同一の製品品質を有する電磁比例弁1を組み立てるために、部品を分解して再組立てする必要がないので、部品の組立調整を容易に行うことができる。
【0050】
このとき、保持部材10をボディ2にねじ込んで板バネ10を狭持するときに、板バネ10の外周固定部18の折曲部22が撓んでバネ力を発生し、位置決め機構の役割を果たすので(図1、図2、図4、図5参照)、部品点数を増やすことなく、部品の組立精度を容易にすることができる。
【0051】
また、板バネ10は、5枚の外周固定部18が分割して設けられ、外周固定部18と梁17と内周固定部16との間に形成される長孔21が一方に開口しており、さらに、長孔21の1つが内周固定部16の孔19と接続しているので(図4参照)、ワイヤカットなどで板バネ10を簡単に形成することができる。
【0052】
こうした板バネ10は、内周固定部16が突起20に対応する位置においてプランジャ25にスポット溶接されるときに(図6参照)、突起20がスポット溶接の熱を内周固定部16から伝達されて加熱し、弁シート14に食い込んで密接する(図1及び図2参照)。そのため、プランジャ25が作動する際に、弁シート14がプランジャ25の弁体収納部26から浮き上がって傾ぐことがなく、弁シート14のストローク量が印加磁力に応じて変位するとともに、板バネ10の支点位置が一定になる。従って、本実施の形態の電磁比例弁1によれば、作動特性を安定させることができる。
【0053】
この点、弁シート14には、弁座8と当接するシール部分29に熱プレス転写により鏡面加工が施され(図6参照)、弁座8と弁シート14との間の距離を安定させているので、従来の下スペーサ126(図9参照)を省いても、板バネ10の基準面を正確に設定することができる。
【0054】
また、磁性を有する保持部材13は、断面がU字形に形成された非磁性材の嵌装部材31が圧入固着され、その嵌装部材31に対して磁性を有する固定鉄心30を圧入することにより、保持部材13と固定鉄心30の高さ位置精度を出し、固定鉄心30を保持している(図1及び図2参照)。嵌装部材31は、固定鉄心30が圧入されるときに、開口部が撓んでバネ力を発揮し、保持部材13と固定鉄心30との径方向での寸法公差を吸収する。よって、保持部材13と固定鉄心30との組立位置精度が得られ、部品加工精度を緩和することができる。
【0055】
かかる電磁比例弁1が、図11に示す流量制御特性を有するように部品組立を行う場合には、まず、制御流体を入口流路4に供給し、コイル32に所定の印加磁力を与え、固定鉄心30に吸引力を発生させる(図1、図3参照)。すると、プランジャ25が固定鉄心30に吸引されて、弁シート14が弁座8から分離し、制御流体が流量制御されて出口流路3から排出される(図2参照)。
【0056】
そこで、出口流路3から排出される制御流体の流量を計測しながら、保持部材13をボディ2にねじ込んでいく。保持部材13をボディ2に所定量ねじ込むと、板バネ10の外周固定部18が、保持部材13とボディ2との間で撓んで、板バネ10をボディ2の段差9に圧接させて基準面に位置合わせする一方、撓みによるバネ力によって保持部材13の任意の移動を許容する(図2参照)。保持部材13には、固定鉄心13が保持される一方、板バネ10には、プランジャ25が固定されるため、固定鉄心30とプランジャ25との間の距離は、保持部材13をボディ2にねじ込む量に応じて変化し、それに伴って吸引力特性が変化する(図10参照)。
【0057】
電磁比例弁1は、図11に示すように、弁シート14が弁座8から分離して制御する流量と、コイル32への印加電流による磁力とが比例関係にあり、弁シート14が弁座8から分離し始める開弁開始位置L0は、図10に示す吸引力特性によって変化する。そのため、電磁比例弁1が、コイル32への印加電流による磁力に対応する流量(例えば、図11の流量制御特性を得る場合には、300ATの印加磁力に対して150%流量)を制御するまで、保持部材13をボディ2の凹部6にねじ込めば、固定鉄心30とプランジャ25との間の距離が所定値に設定され、図10のバネ線図Kに示す吸引力特性が得られ、さらには、開弁開始位置L0が一義的に定められる。これにより、全ての電磁比例弁1は、図11に示す一定水準の流量制御特性を有するように組み立てられ、同一の製品品質を得ることができる。
【0058】
従って、本実施の形態の電磁比例弁1によれば、同一の製品品質を有する電磁比例弁1を組み立てるために、部品寸法を測って組立調整したり、部品を分解してスペーサを交換した後に再組立てする必要がなく、部品の組立調整を容易に調節することができる。
【0059】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
【0060】
(1)例えば、上記実施の形態では、板バネ10の外周固定部18を折り曲げて折曲部22を設け、位置決め機構とした。それに対して、従来の板バネ(図8参照)のように板バネの外周固定部をリング状に形成し、リングワッシャなどの別部材を用いて位置決め機構としてもよい。
【0061】
(2)例えば、上記実施の形態では、嵌装部材31が開口部を上方に向けて保持部材13と固定鉄心30との間に配設されている。それに対して、開口部を下方に向けて嵌装部材31を保持部材13と固定鉄心30との間に配設してもよい。また、嵌装部材の開口部が形成された端面と反対側の端面を、断面円弧型に形成することにより、より強いバネ力を持たせるようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
本発明に係る電磁比例弁は、コイルへの印加電流に応じて吸引力を発生する固定鉄心と、固定鉄心に吸引される可動鉄心と、可動鉄心に固定される弁体と、弁体を収納する弁室が入口流路と出口流路と連通するように形成されたボディと、弁室に設けられて弁体が当接又は離間する弁座と、可動鉄心に固定されて弁体に弁閉方向の荷重を加える板バネと、固定鉄心を保持するとともに、ボディに嵌め込まれて板バネをボディとの間で狭持する保持部材とを備え、固定鉄心が発生する吸引力と板バネが弁体を弁座に押しつける力とのつり合いにより、弁体のストローク量を制御する電磁比例弁において、保持部材とボディとが螺合接続されるものであって、板バネとボディとの間に配設され、保持部材をボディにねじ込むときに、板バネを基準面に位置合わせしつつ、保持部材の任意の移動を許容する位置決め機構を有しているので、部品の組立調整を容易に行うことができる。
【0063】
また、本発明に係る電磁比例弁の組立方法によれば、コイルへの印加電流に応じて吸引力を発生する固定鉄心と、固定鉄心に吸引される可動鉄心と、可動鉄心に固定される弁体と、弁体を収納する弁室が入口流路と出口流路とに連通するように形成されたボディと、弁室に設けられて弁体と当接又は離間する弁座と、可動鉄心に固定される内周固定部と、内周固定部に対して外向きに接続されるものであって、曲線を描くように形成された複数の梁と、梁を介して内周固定部と接続するものであって、梁との接続部分を基点として曲げ加工を施された外周固定部とからなる板バネと、固定鉄心を保持するとともに、ボディに螺合接続されて、板バネをボディとの間で狭持する保持部材と、を有する電磁比例弁を用いて、制御流体を入口流路に供給するとともに、コイルに所定量の電流を供給し、出口流路から排出される制御流体の流量を計測しながら、保持部材をボディにねじ込んで、保持部材とボディとの間で板バネの外周固定部を挟み込み、コイルへの印加電流に対応する流量が計測されたときに、保持部材をボディにねじ込むことを停止するので、部品の組立調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係り、電磁比例弁が閉弁している状態の弁部拡大断面図である。
【図2】同じく、電磁比例弁が開弁している状態の弁部拡大断面図である。
【図3】同じく、電磁比例弁の断面図である。
【図4】同じく、板バネの平面図である。
【図5】同じく、板バネの側面図である。
【図6】同じく、プランジャに固定された板バネの平面図である。
【図7】従来の電磁比例弁の断面図である。
【図8】従来の電磁比例弁で使用される板バネの一例を示す正面図である。
【図9】従来の電磁比例弁の弁部拡大断面図である。
【図10】電磁比例弁の吸引力特性を示す図である。
【図11】電磁比例弁の流量制御特性を示す図である。
【符号の説明】
1 電磁比例弁
2 ボディ
3 入口流路
4 出口流路
5 弁室
8 弁座
10 板バネ
13 保持部材
30 固定鉄心
31 嵌装部材
16 内周固定部
17 梁
18 外周固定部
19 孔
20 突起
32 コイル
25 プランジャ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electromagnetic proportional valve that controls a stroke amount of a valve body by operating a plunger without sliding by a suction force generated by a fixed iron core.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a semiconductor manufacturing process, fine processing has progressed, and a control fluid such as process gas is precisely controlled by an electromagnetic proportional valve.
Some electromagnetic proportional valves employ a plunger system, for example. A plunger-type solenoid valve has a fixed iron core fixed to a coil bobbin around which a coil is wound, and a rod-like plunger is slidably inserted coaxially with the fixed iron core. It contacts or separates from the seat. In such a plunger type electromagnetic valve, the rod-shaped plunger slides in the coil bobbin in proportion to the current applied to the coil, and the valve body is separated from the valve seat to control the flow rate of the control fluid. At this time, the rod-shaped plunger has an advantage that the stroke amount of the valve body can be adjusted with a small amount of energization because the attractive force acts on the surface facing the fixed iron core and the outer peripheral surface inserted into the coil bobbin.
[0003]
However, in the plunger method, particles are generated when the rod-shaped plunger slides, which adversely affects the product quality, and because the rod-shaped plunger is inserted into the coil, the overall height of the device is high and the device size is large. There are drawbacks.
[0004]
In order to compensate for these disadvantages, an electromagnetic proportional valve that employs a flapper system has been proposed. The flapper system controls the stroke of the valve body by operating the plunger without sliding in proportion to the magnetic force generated by the current applied to the coil. I have to.
[0005]
FIG. 7 is a cross-sectional view of an electromagnetic proportional valve 100 that employs a flapper system.
In the electromagnetic proportional valve 100, an inlet channel 103 and an outlet channel 102 are formed in a body 101, and a valve chamber 104 is provided in a communicating portion thereof. In the valve chamber 104, a valve seat 105 is provided around an opening communicating with the outlet channel 102. A holding member 106 is fitted into the body 101, and a plate spring 107 is held between the body 101 and the holding member 106. A valve seat 109 is attached to the leaf spring 107 via a valve seat holding plate 110 in a hole 108 (see FIG. 8) provided in the center, and the valve seat 109 is attached to the valve seat 105 by an attachment load of the leaf spring 107. Is pressed against.
[0006]
As shown in the front view of FIG. 8, in the leaf spring 107, an inner periphery fixing portion 111 and an outer periphery fixing portion 112 are formed concentrically around the hole 108 in order to make elastic deformation in the thickness direction smooth. In addition, each of the four beams 113 is formed in a substantially S shape between the inner periphery fixing portion 111 and the outer periphery fixing portion 112.
[0007]
As shown in the enlarged sectional view of the valve portion shown in FIG. 9, the leaf spring 107 is in a state where the inner peripheral fixing portion 111 is overlapped with the plunger 115 on which the valve seat 109 is mounted and the valve seat pressing plate 110. The plunger 115 is welded and fixed to the plunger 115 (see P11 in the figure). Thus, the leaf spring 107 is integrated with the valve seat 109 and the plunger 115. Further, the outer peripheral fixing portion 112 of the leaf spring 107 is sandwiched between the upper spacer 125 and the lower spacer 126, thereby supporting the leaf spring 107 in alignment with the plunger 115, the valve seat 105, and the like. .
[0008]
A fitting member 117 made of a non-magnetic material is fixed to the holding member 106 by welding to hold the fixed iron core 118. Accordingly, when a current is supplied to the coil 119, the fixed iron core 118 and the holding member 106 are excited, and the plunger 115 is attracted against the restoring force of the leaf spring 107.
[0009]
In the electromagnetic proportional valve 100 of FIG. 7, when a predetermined current is supplied to the coil 119 and a magnetic force is applied, as shown in a spring diagram K of FIG. The operation is performed in that the attraction force generated by the fixed iron core 118 is balanced with the force according to the current supplied to the coil 119. Therefore, for example, assuming that the leaf spring 107 has a predetermined spring constant, when an applied magnetic force of 150 AT is applied to the coil 119, the force applied to the plunger 115 and the F1 point are balanced, and this point is balanced with no pressure of the control fluid. The valve opening start position is set to the position of the valve displacement L0. Further, for example, when the applied magnetic force is increased to 300 AT, the force applied to the plunger 115 is balanced at the point F2, the valve is in the L1 position, and the distance from L0 to L1 is the valve movement distance for opening the valve. The electromagnetic proportional valve 100 in FIG. 7 changes the attractive force characteristic shown in FIG. 10 by adjusting the distance between the plunger 115 and the fixed iron core 118 by the amount by which the holding member 106 is fitted into the body 101. In addition, the valve opening start position L0 can be arbitrarily set.
[0010]
As described above, the electromagnetic proportional valve 100 shown in FIG. 7 operates with the valve being displaced in proportion to the magnetic force generated by the current applied to the coil 119. The flow rate of the control fluid flowing through the valve with respect to the magnetic force due to the applied current at that time becomes the flow rate control characteristic shown in FIG. 11 with respect to the attractive force characteristic shown in the spring diagram K of FIG. That is, this graph is a graph when the valve opening is set to start when an applied magnetic force of 100 to 150 AT is applied to the electromagnetic proportional valve 100, and it is measured in advance that the control fluid flows with such characteristics. The applied magnetic force to obtain a predetermined flow rate can be obtained and controlled, and the flow rate of the control fluid flowing through the flow path is measured to adjust the applied magnetic force so that the predetermined flow rate is always obtained. It can also be controlled.
[0011]
Therefore, the electromagnetic proportional valve 100 of FIG. 7 is supplied with the control fluid to the inlet flow path 103 of the body 101, but as shown in FIG. 11, until the applied magnetic force of 100 to 150AT is applied to the coil 119, The valve seat 109 is pressed against the valve seat 105 with a predetermined mounting load by the restoring force of the leaf spring 107 to close the valve seat 105.
[0012]
Here, when an applied magnetic force of 300 AT is applied to the coil 119, the plunger 115 is attracted by the magnetic force of the fixed iron core 118 and the holding member 106 against the restoring force of the leaf spring 107, and moves vertically upward. The seat 109 separates from the valve seat 105 and opens the valve seat 105. At this time, the electromagnetic proportional valve 100 supplies the control fluid from the inlet channel 103 to the outlet channel 102 at a flow rate of 150% (see, for example, Patent Document 1).
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-71045 (pages 4 to 5, FIGS. 1 and 2).
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional electromagnetic proportional valve 100 shown in FIG. 7 has a problem that it is difficult to assemble and adjust components so as to obtain a desired flow rate control characteristic.
[0014]
That is, in the electromagnetic proportional valve 100, the distance between the plunger 115 and the fixed iron core 118 is required to be set within several tens of μm, and the flow control is performed by adjusting the operation of the plunger 115 with an accuracy of several μm. ing. Under these conditions, in order for all of the assembled electromagnetic proportional valves 100 to have a constant flow control characteristic, it is necessary to obtain a constant attractive force characteristic. The suction force characteristic changes depending on the distance between the plunger 115 and the fixed iron core 118. That is, if the distance between the plunger 115 and the fixed iron core 118 varies, as shown in FIG. 10, the spring diagram K varies in the horizontal direction in the figure without changing the inclination (the spring constant of the leaf spring 107). (See K1 and K2 in the figure), the valve opening start position L0 is shifted. When the valve opening start position L0 deviates, the flow rate control characteristics shown in FIG. 11 also vary in the left-right direction in the figure, and the product quality is not constant. Therefore, it is necessary to assemble the electromagnetic proportional valve 100 so as to precisely set the distance between the plunger 115 and the fixed iron core 118 and determine the valve opening start position L0.
[0015]
In this regard, in the electromagnetic proportional valve 100, as shown in FIG. 9, the lower spacer 126, the leaf spring 107, and the upper spacer 125 are stacked on the body 101, and the holding member 106 is fitted into the body 101. The accuracy of the distance between the fixed iron core 118 and the fixed iron core 118 is absolutely obtained. Therefore, component tolerances such as the body 101, the valve seat 105, the holding member 106, and the leaf spring 107 directly affect the distance between the plunger 115 and the fixed iron core 118, thereby causing variations in product quality. On the other hand, it is conceivable to reduce the assembly tolerance by improving the dimensional accuracy of the parts. However, the allowable part tolerance is less than several μm because the plunger 115 operates with a minute amount of several μm. Just improving the dimensional accuracy of the parts is not enough.
[0016]
Therefore, in the electromagnetic proportional valve 100, the influence of the component tolerance on the assembly tolerance is eliminated by changing the thickness of the upper spacer 125 according to the component tolerance of the body 101, the holding member 106, and the like. In this case, if the assembled solenoid proportional valve 100 does not obtain a certain level of flow control characteristics as shown in FIG. 11, the parts must be disassembled to adjust the thickness of the upper spacer 125 and reassembled. In other words, it took time and effort to assemble and adjust the parts.
[0017]
Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide an electromagnetic proportional valve in which assembly adjustment of parts is easy.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
(1) An electromagnetic proportional valve according to the present invention includes a fixed iron core that generates a suction force in response to an electric current applied to a coil, a movable iron core that is attracted to the fixed iron core, a valve body that is fixed to the movable iron core, A body formed so that a valve chamber for housing the body communicates with the inlet channel and the outlet channel, a valve seat provided in the valve chamber with which the valve body contacts or separates, and a valve fixed to the movable iron core A plate spring that applies a load in the valve closing direction to the body, and a holding member that holds the fixed iron core and that is fitted into the body and holds the plate spring between the body and the suction force generated by the fixed iron core; In an electromagnetic proportional valve that controls the stroke amount of the valve body by balancing with the force with which the leaf spring presses the valve body against the valve seat, the holding member and the body are screwed together. When the holding member is screwed into the body, the leaf spring While being aligned to the reference plane, and having a positioning mechanism that allows any movement of the holding member.
[0019]
(2) In the invention described in (1), the leaf spring is connected to the inner peripheral fixed portion fixed to the movable iron core and the inner peripheral fixed portion outwardly, and draws a curve. A plurality of beams formed on the inner periphery fixing portion, and a plurality of outer periphery fixing portions sandwiched between the holding member and the body. Is subjected to bending processing to form a positioning mechanism.
[0020]
(3) In the invention described in (2), the leaf spring is formed in a C shape in which the inner peripheral fixing portion has a notch hole in the center, and the hole is formed by the outer peripheral fixing portion, the beam, and the inner peripheral fixing portion. It is connected to one of a plurality of long holes.
[0021]
(4) In the invention according to any one of (1) to (3), the valve body is formed of an elastic body having thermoplasticity, and the leaf spring holds the valve body on the inner peripheral fixed portion. The protrusion to be provided is provided inward and welded to the movable iron core.
[0022]
(5) In the invention according to any one of (1) to (4), the surface of the valve body that contacts the valve seat is mirror-finished.
[0023]
(6) In the invention according to any one of (1) to (5), the fitting member has an annular fitting member formed in a U-shaped cross section, and the fitting member is fixed to the inner peripheral surface of the holding member. The fixed iron core is press-fitted so as to protrude into the valve chamber.
[0024]
(7) A method for assembling an electromagnetic proportional valve according to the present invention includes a fixed iron core that generates an attractive force according to an electric current applied to a coil, a movable iron core that is attracted to the fixed iron core, and a valve body that is fixed to the movable iron core. And a body formed such that a valve chamber for accommodating the valve body communicates with the inlet flow path and the outlet flow path, a valve seat provided in the valve chamber and contacting or separating from the valve body, and a movable iron core A fixed inner peripheral fixed part, connected to the inner peripheral fixed part outward, and connected to the inner peripheral fixed part via a plurality of beams formed to draw a curve. A leaf spring composed of an outer peripheral fixed portion bent from the connection portion with the beam, and a fixed iron core, and is screwed to the body to connect the leaf spring to the body. And a control member having a holding member sandwiched between the control fluid and the inlet fluid. In addition, while supplying a predetermined amount of current to the coil and measuring the flow rate of the control fluid discharged from the outlet channel, the holding member is screwed into the body, and the outer peripheral fixing portion of the leaf spring between the holding member and the body When the flow rate corresponding to the current applied to the coil is measured, the screwing of the holding member into the body is stopped.
[0025]
In the electromagnetic proportional valve having the above configuration, when the holding member is screwed into the body, the holding member can be screwed into the body by an arbitrary amount in a state where the leaf spring is aligned with the reference surface. Since the fixed iron core is held by the holding member, and the movable iron core is fixed to the leaf spring, adjusting the screwing amount of the holding member changes the distance between the fixed iron core and the movable iron core. When the distance between the fixed iron core and the movable iron core changes, the suction force characteristics change. Therefore, the valve opening start position can be freely set by adjusting the screwing amount of the holding member. Thereby, all the electromagnetic proportional valves are assembled so as to have a certain level of flow rate control characteristics, and the same product quality can be obtained.
[0026]
Therefore, according to the electromagnetic proportional valve of the present invention, it is not necessary to disassemble and reassemble the parts in order to assemble the electromagnetic proportional valves having the same product quality, so that the assembly adjustment of the parts can be easily performed. .
[0027]
At this time, if both ends of the outer periphery fixing portion of the leaf spring are bent from the connection portion with the beam, the outer periphery fixing portion of the leaf spring is bent when the holding member is screwed into the body and the leaf spring is clamped. Since the spring force is generated and functions as a positioning mechanism, the assembly accuracy of the components can be facilitated without increasing the number of components.
[0028]
The leaf spring is provided with a plurality of outer peripheral fixed portions divided, and a long hole formed between the outer peripheral fixed portion, the beam, and the inner peripheral fixed portion is opened in one side. Since one is connected to the hole of the inner periphery fixing portion, the leaf spring can be easily formed by wire cutting or the like.
[0029]
In such a leaf spring, when the inner peripheral fixed portion is welded and joined to the movable iron core, the projections are heated by transmitting the heat of welding from the inner peripheral fixed portion, and are brought into close contact with the valve body. For this reason, when the movable iron core is operated, the valve element does not lift up and tilt from the movable iron core, the stroke amount of the valve element is displaced according to the current applied to the coil, and the fulcrum position of the leaf spring becomes constant. . Therefore, according to the electromagnetic proportional valve of the present invention, the operating characteristics can be stabilized.
[0030]
In this respect, the valve body is mirror-finished by heat press transfer on the seal part that contacts the valve seat, stabilizing the distance between the valve seat and the valve body, so the conventional lower spacer is omitted. In addition, the reference plane of the leaf spring can be set accurately.
[0031]
In addition, the holding member is fixed to a fitting member having a U-shaped cross section, and the fixed core is press-fitted into the fitting member so that the height position accuracy of the holding member and the fixed core is obtained and fixed. Holding the iron core. When the fixed iron core is press-fitted, the fitting member exhibits a spring force by bending the opening, and absorbs the dimensional tolerance in the radial direction between the holding member and the fixed iron core. Therefore, the assembly position accuracy of the holding member and the fixed iron core can be obtained, and the component processing accuracy can be relaxed.
[0032]
When assembling parts of such an electromagnetic proportional valve, first, a control fluid is supplied to the inlet flow path, a predetermined applied magnetic force is applied to the coil, and an attractive force is generated in the fixed iron core. Then, the movable iron core is sucked into the fixed iron core, the valve body is separated from the valve seat, the control fluid is controlled in flow rate, and is discharged from the outlet flow path.
[0033]
Therefore, the holding member is screwed into the body while measuring the flow rate of the control fluid discharged from the outlet channel. When the holding member is screwed into the body by a predetermined amount, the outer peripheral fixing portion of the leaf spring is bent between the holding member and the body, and the leaf spring is pressed against the body and aligned with the reference surface. An arbitrary movement of the holding member is allowed. While the fixed iron core is held by the holding member, the movable iron core is fixed to the leaf spring, so the distance between the fixed iron core and the movable iron core changes according to the screwing amount of the holding member, Along with this, the suction force characteristics change.
[0034]
In an electromagnetic proportional valve, the flow rate that the valve body separates from the valve seat and the magnetic force due to the current applied to the coil are in a proportional relationship, and the valve opening start position where the valve body begins to separate from the valve seat is the suction force. Varies with characteristics. Therefore, if the holding member is screwed into the body until the electromagnetic proportional valve controls the flow rate corresponding to the magnetic force due to the current applied to the coil, the distance between the fixed iron core and the movable iron core is set to a predetermined value, A specific suction force characteristic is obtained, and furthermore, the valve opening start position is uniquely determined. Thereby, all the electromagnetic proportional valves are assembled so as to have a certain level of flow control characteristics, and the same product quality can be obtained.
[0035]
Therefore, according to the electromagnetic proportional valve of the present invention, in order to assemble an electromagnetic proportional valve having the same product quality, it is necessary to measure and assemble parts by adjusting the dimensions of the parts or to reassemble after disassembling the parts and replacing the spacers. The assembly adjustment of parts can be easily adjusted.
[0036]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of an electromagnetic proportional valve according to the present invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2 are enlarged cross-sectional views of the valve portion of the electromagnetic proportional valve 1. FIG. 3 is a cross-sectional view of the electromagnetic proportional valve 1.
The electromagnetic proportional valve 1 according to the present embodiment is also used to control the process gas in the semiconductor manufacturing process, as in the case of the electromagnetic proportional valve 100 described in the section of the prior art, and the plunger is proportional to the electromagnetic attractive force of the coil 32. (Corresponding to “movable iron core”) 25 is sucked and moved, and the valve seat (corresponding to “valve element”) 14 is separated from the valve seat 8 to control the flow rate of the control fluid. is there.
[0037]
As shown in FIG. 3, the body 2 is formed with an inlet channel 4 and an outlet channel 3, and a valve hole 7 is provided at a communicating portion thereof. The valve hole 7 communicates with a recess 6 formed on the upper end surface of the body 2. In the recess 6, the valve seat 8 is provided so as to protrude toward the valve seat 14 around the opening of the valve hole 7, and a step 9 is provided around the valve seat 8, so that the reference surface of the leaf spring 10 is provided. Is set.
[0038]
A female screw 11 is formed on the inner periphery of the opening of the recess 6 as shown in FIGS. The male screw 12 that is screwed into the female screw 11 is formed on the outer peripheral surface of a holding member 13 in which a magnetic material is formed in a substantially cylindrical shape. Therefore, if the leaf spring 10 is placed on the step 9 of the body 2 and the holding member 13 is screwed and connected to the recess 6 of the body 2, the leaf spring 10 can be held by the outer peripheral fixing portion 18 of the leaf spring 10. it can.
In this respect, the leaf spring 10 has a valve seat 14 fixed to a hole 19 formed in the center thereof, and the restoring force of the leaf spring 10 holds the valve seat 14 against the valve seat 8 with a predetermined mounting load. It is supposed to be attached.
[0039]
FIG. 4 is a plan view of the leaf spring 10. FIG. 5 is a side view of the leaf spring 10.
The leaf spring 10 has a disk shape and includes an inner peripheral fixing portion 16, a beam 17, and an outer peripheral fixing portion 18. The inner periphery fixing part 16 is formed in a C shape, and a hole 19 is formed in the center part. A plurality of protrusions 20 extend inwardly at equal intervals in the circumferential direction on the inner edge portion of the inner peripheral fixing portion 16. On the other hand, five beams 17 are extended radially outward at the outer edge portion of the inner peripheral fixed portion 16. Each beam 17 has an S-shape connected by a curve in order to stably generate a spring characteristic capable of generating a load in the valve closing direction even when the coil 32 is not energized. Yes. An outer peripheral fixing portion 18 is connected to the outer end portion of each beam 17.
[0040]
The five outer peripheral fixing portions 18 have an arc shape, and are arranged concentrically with the inner peripheral fixing portion 16 at equal intervals. Accordingly, the leaf spring 10 has a plurality of long holes 21 formed by dividing the outer peripheral fixing portion 18 for each beam 17, and one of the long holes 21 is connected to the hole 19 of the inner peripheral fixing portion 16. is doing. Further, the outer peripheral fixing portion 18 is connected to the beam 17 at a substantially central position, and both ends thereof are bent with the connection portion as a base point to be provided with a bent portion (corresponding to a “positioning mechanism”) 22, which has a spring property. have. Note that the spring force of the bent portion 22 of the outer peripheral fixing portion 18 is set to be equal to or greater than the leaf spring strain necessary for valve sealing. This is because when the holding member 13 is screwed into the body 2 by a predetermined amount or more, the leaf spring 10 is pressed against the reference surface with a constant force regardless of the screwing amount of the holding member 13.
[0041]
FIG. 6 is a plan view of the leaf spring 10 to which the plunger 25 is fixed.
The leaf spring 10 has an inner peripheral fixed portion 16 welded to the plunger 25. The plunger 25 is formed with a valve body housing portion 26 for housing the valve seat 14, and the inner periphery of the leaf spring 10 with respect to the plunger 25 having the valve seat 14 mounted on the valve body housing portion 26. The fixed portion 16 is spot welded (see P1 in the figure). At this time, the leaf spring 10 is aligned so that the bent portion 22 of the outer periphery fixing portion 18 is bent toward the plunger 25 (see FIG. 1).
[0042]
On the other hand, the valve seat 14 is formed of an elastic body having thermoplasticity such as PTEE (tetrafluoroethylene resin), and is held in the valve body housing portion 26 of the plunger 25 by the protrusion 20 of the leaf spring 10. The valve seat 14 is mirror-finished on a seal portion 29 that comes into contact with the valve seat 8.
[0043]
As shown in FIG. 3, in the electromagnetic proportional valve 1, the fixed iron core 30 is held by press-fitting the fixed iron core 30 into the holding member 13 via the fitting member 31 and welding or brazing. The fitting member 31 has an annular shape and has a U-shaped cross section. The bobbin 33 around which the coil 32 is wound is inserted into the fixed iron core 30 so as to abut against the fitting member 31 and the holding member 13, and the bonnet 34 is fitted to the holding member 13 so as to cover the bobbin 33 and the like. The fixed iron core 30 is fixed to the bonnet 34 with screws 35.
[0044]
In this regard, the lower end portion of the fixed iron core 30 protrudes from the fitting member 31 and is present in the valve chamber 5 so as to face the holding member 13. The fitting member 31 is made of a nonmagnetic material, whereas the fixed iron core 30 and the holding member 13 are made of a magnetic material. Therefore, a magnetic leakage space is formed between the fixed iron core 30 and the holding member 13. 36 is formed in an annular shape. Further, in the holding member 13, a portion screwed into the body 2 is formed in a step shape as a side wall (cross section) with the valve chamber 5. Furthermore, the positional relationship between the lower end portion of the fixed iron core 30 and the hollow portion of the plunger 25 is such that the lower end portion of the fixed iron core 30 is inserted without contacting the hollow portion of the plunger 25. Further, the positional relationship between the stepped portion of the holding member 13 (side wall of the valve chamber 5) and the protruding edge portion 27 of the ring-shaped plunger 25 is such that the plunger 25 moves in either the vertical upward direction or the vertical downward direction. In particular, as shown in FIG. 2, even when the plunger 25 moves vertically upward, the protruding edge portion 27 of the plunger 25 is a stepped portion (valve chamber 5) of the holding member 13. Side wall).
[0045]
In the electromagnetic proportional valve 1 having such a configuration, the control fluid is supplied to the inlet flow path 4 of the body 2. However, as described above, a predetermined mounting load is always obtained by the restoring force of the leaf spring 10. Thus, the valve seat 14 is pressed against the valve seat 8 to close the valve seat 8. Here, when the fixed iron core 30 and the holding member 13 are magnetized by being applied to the coil 32, the plunger 25 resists the restoring force of the leaf spring 10 and the magnetic force of the fixed iron core 30 and the holding member 13 as shown in FIG. So as to fill the gap between the fixed core 30 and the holding member 13 and so as to fill the magnetic leakage space 36 between the fixed core 30 and the holding member 13. Since it moves without sliding in the direction, the valve seat 14 can be separated from the valve seat 8 and the valve seat 8 can be opened.
[0046]
In this case, the electromagnetic proportional valve 1 opens to a point where the attractive force according to the magnetic force generated by the current applied to the coil 32 is balanced against the combined force of the weight of the plunger 25 and the spring force of the leaf spring 10. That is, the electromagnetic proportional valve 1 operates so as to open by an opening degree proportional to the magnetic force generated by the current applied to the coil 32. When the valve seat 8 is opened, the control fluid supplied to the inlet passage 4 is controlled to have a flow rate according to the distance between the valve seat 14 and the valve seat 8 when passing through the valve seat 8 from the inlet passage 4. Then, it flows out from the outlet channel 3.
[0047]
In the electromagnetic proportional valve 1, leakage of the control fluid is prevented by welding and sealing the fixed iron core 30, the fitting member 31, the holding member 13, and the body 2 (see FIG. 1 and FIG. 1). (Refer P2, P3, and P4 portions shown in FIG. 2).
[0048]
As described in detail above, in the electromagnetic proportional valve 1 according to the present embodiment, when the holding member 13 is screwed into the body 2, the outer peripheral fixing portion 18 of the leaf spring 10 is bent to generate a spring force. The holding member 13 can be screwed into the body 2 by an arbitrary amount in a state where the spring 10 is brought into pressure contact with the step 9 of the body 2 and aligned with the reference plane (see FIGS. 1 and 2). Since the fixed iron core 30 is held by the holding member 13, and the plunger 25 is fixed to the leaf spring 10, when the screwing amount of the holding member 13 is adjusted, the distance between the fixed iron core 30 and the plunger 25 is adjusted. The distance changes. When the distance between the fixed iron core 30 and the plunger 25 changes, the suction force characteristic changes as shown in FIG. 10, and therefore the valve opening start position L0 can be freely set by adjusting the screwing amount of the holding member 13. It is possible. Thereby, all the solenoid proportional valves 1 are assembled so as to have a certain level of flow rate control characteristics shown in FIG. 11, and the same product quality can be obtained.
[0049]
Therefore, according to the electromagnetic proportional valve 1 of the present embodiment, it is not necessary to disassemble and reassemble parts in order to assemble the electromagnetic proportional valve 1 having the same product quality. It can be carried out.
[0050]
At this time, when the holding member 10 is screwed into the body 2 to hold the leaf spring 10, the bent portion 22 of the outer peripheral fixing portion 18 of the leaf spring 10 is bent to generate a spring force, which serves as a positioning mechanism. Therefore, the assembly accuracy of the components can be facilitated without increasing the number of components (see FIGS. 1, 2, 4, and 5).
[0051]
Further, the leaf spring 10 is provided by dividing the five outer peripheral fixing portions 18, and a long hole 21 formed between the outer peripheral fixing portion 18, the beam 17, and the inner peripheral fixing portion 16 opens to one side. Furthermore, since one of the long holes 21 is connected to the hole 19 of the inner periphery fixing portion 16 (see FIG. 4), the leaf spring 10 can be easily formed by wire cutting or the like.
[0052]
The leaf spring 10 is configured such that when the inner periphery fixing portion 16 is spot welded to the plunger 25 at a position corresponding to the protrusion 20 (see FIG. 6), the heat of the spot welding is transmitted from the inner periphery fixing portion 16. Heated and bite into and close to the valve seat 14 (see FIGS. 1 and 2). Therefore, when the plunger 25 is actuated, the valve seat 14 is not lifted and tilted from the valve body housing portion 26 of the plunger 25, the stroke amount of the valve seat 14 is displaced according to the applied magnetic force, and the leaf spring 10 The fulcrum position is constant. Therefore, according to the electromagnetic proportional valve 1 of the present embodiment, the operation characteristics can be stabilized.
[0053]
In this respect, the valve seat 14 is mirror-finished by heat press transfer on the seal portion 29 that is in contact with the valve seat 8 (see FIG. 6), and the distance between the valve seat 8 and the valve seat 14 is stabilized. Therefore, even if the conventional lower spacer 126 (see FIG. 9) is omitted, the reference surface of the leaf spring 10 can be accurately set.
[0054]
In addition, the holding member 13 having magnetism is formed by press-fitting and fixing a non-magnetic fitting member 31 having a U-shaped cross section, and press-fitting the magnetic fixed iron core 30 to the fitting member 31. The height position accuracy of the holding member 13 and the fixed iron core 30 is obtained, and the fixed iron core 30 is held (see FIGS. 1 and 2). When the fixed iron core 30 is press-fitted, the fitting member 31 deflects the opening and exerts a spring force, and absorbs the dimensional tolerance in the radial direction between the holding member 13 and the fixed iron core 30. Therefore, the assembly position accuracy of the holding member 13 and the fixed iron core 30 is obtained, and the component processing accuracy can be relaxed.
[0055]
When the electromagnetic proportional valve 1 assembles components so as to have the flow rate control characteristics shown in FIG. 11, first, a control fluid is supplied to the inlet flow path 4, a predetermined applied magnetic force is applied to the coil 32, and fixed. A suction force is generated in the iron core 30 (see FIGS. 1 and 3). Then, the plunger 25 is sucked into the fixed iron core 30, the valve seat 14 is separated from the valve seat 8, and the control fluid is controlled in flow rate and discharged from the outlet channel 3 (see FIG. 2).
[0056]
Therefore, the holding member 13 is screwed into the body 2 while measuring the flow rate of the control fluid discharged from the outlet channel 3. When the holding member 13 is screwed into the body 2 by a predetermined amount, the outer peripheral fixing portion 18 of the leaf spring 10 bends between the holding member 13 and the body 2 and presses the leaf spring 10 against the step 9 of the body 2 so as to be the reference plane. The holding member 13 is allowed to move arbitrarily by the spring force caused by the bending (see FIG. 2). Since the holding iron 13 is held by the holding member 13 and the plunger 25 is fixed to the leaf spring 10, the distance between the fixed iron core 30 and the plunger 25 is screwed into the body 2. The suction force characteristic changes according to the amount (see FIG. 10).
[0057]
As shown in FIG. 11, the electromagnetic proportional valve 1 has a proportional relationship between the flow rate that the valve seat 14 separates and controls from the valve seat 8 and the magnetic force due to the current applied to the coil 32. The valve opening start position L0 that begins to separate from 8 varies depending on the suction force characteristics shown in FIG. Therefore, until the electromagnetic proportional valve 1 controls the flow rate corresponding to the magnetic force due to the current applied to the coil 32 (for example, when the flow rate control characteristic of FIG. 11 is obtained, the flow rate is 150% with respect to the applied magnetic force of 300AT). When the holding member 13 is screwed into the recess 6 of the body 2, the distance between the fixed iron core 30 and the plunger 25 is set to a predetermined value, and the attractive force characteristic shown in the spring diagram K of FIG. 10 is obtained. The valve opening start position L0 is uniquely determined. Thereby, all the electromagnetic proportional valves 1 are assembled so as to have a certain level of flow rate control characteristics shown in FIG. 11, and the same product quality can be obtained.
[0058]
Therefore, according to the electromagnetic proportional valve 1 of the present embodiment, in order to assemble the electromagnetic proportional valve 1 having the same product quality, after assembling and adjusting the component dimensions, or after disassembling the components and replacing the spacers, There is no need to reassemble, and the assembly adjustment of the parts can be easily adjusted.
[0059]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various applications are possible.
[0060]
(1) For example, in the said embodiment, the outer peripheral fixing | fixed part 18 of the leaf | plate spring 10 was bent, the bending part 22 was provided, and it was set as the positioning mechanism. On the other hand, as in the conventional leaf spring (see FIG. 8), the outer periphery fixing portion of the leaf spring may be formed in a ring shape, and the positioning mechanism may be formed using another member such as a ring washer.
[0061]
(2) For example, in the above embodiment, the fitting member 31 is disposed between the holding member 13 and the fixed iron core 30 with the opening portion facing upward. On the other hand, the fitting member 31 may be disposed between the holding member 13 and the fixed iron core 30 with the opening facing downward. Moreover, you may make it give stronger spring force by forming the end surface on the opposite side to the end surface in which the opening part of the fitting member was formed in cross-sectional arc shape.
[0062]
【The invention's effect】
An electromagnetic proportional valve according to the present invention houses a fixed iron core that generates an attractive force according to an electric current applied to a coil, a movable iron core that is attracted to the fixed iron core, a valve element that is fixed to the movable iron core, and a valve element. A valve chamber that communicates with the inlet channel and the outlet channel, a valve seat that is provided in the valve chamber and contacts or separates from the valve body, and a valve that is fixed to the movable core and fixed to the valve body. A leaf spring that applies a load in the closing direction and a holding member that holds the fixed iron core and holds the plate spring between the body and the body are provided. In an electromagnetic proportional valve that controls the stroke amount of the valve body by balancing with the force that presses the valve body against the valve seat, the holding member and the body are screwed together, and between the leaf spring and the body When the holding member is screwed into the body, the leaf spring is used as a reference While being aligned in, since it has a positioning mechanism that allows any movement of the holding member, the assembly and adjustment of parts can be easily performed.
[0063]
In addition, according to the method for assembling an electromagnetic proportional valve according to the present invention, a fixed iron core that generates a suction force according to an electric current applied to the coil, a movable iron core that is attracted to the fixed iron core, and a valve that is fixed to the movable iron core Body, a body formed so that a valve chamber for housing the valve body communicates with the inlet channel and the outlet channel, a valve seat provided in the valve chamber and contacting or separating from the valve body, and a movable iron core An inner peripheral fixed portion fixed to the inner peripheral fixed portion, connected to the inner peripheral fixed portion outwardly, a plurality of beams formed to draw a curve, and the inner peripheral fixed portion via the beams, A leaf spring consisting of an outer peripheral fixed portion bent from the connection portion with the beam as a base, and a fixed iron core are held and screwed to the body to connect the leaf spring to the body. A control member having a holding member sandwiched between the control fluid and the inlet flow path. While supplying a predetermined amount of current to the coil and measuring the flow rate of the control fluid discharged from the outlet channel, the holding member is screwed into the body and the outer periphery of the leaf spring between the holding member and the body When the flow rate corresponding to the current applied to the coil is measured while the fixing portion is sandwiched, the holding member is stopped from being screwed into the body, so that assembly adjustment of the parts can be easily performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged sectional view of a valve portion in a state where an electromagnetic proportional valve is closed according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of the valve portion in a state where the electromagnetic proportional valve is open.
FIG. 3 is a cross-sectional view of an electromagnetic proportional valve.
FIG. 4 is a plan view of the leaf spring in the same manner.
FIG. 5 is a side view of the leaf spring.
FIG. 6 is a plan view of the leaf spring fixed to the plunger.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a conventional electromagnetic proportional valve.
FIG. 8 is a front view showing an example of a leaf spring used in a conventional electromagnetic proportional valve.
FIG. 9 is an enlarged sectional view of a valve portion of a conventional electromagnetic proportional valve.
FIG. 10 is a diagram showing a suction force characteristic of an electromagnetic proportional valve.
FIG. 11 is a diagram showing a flow control characteristic of an electromagnetic proportional valve.
[Explanation of symbols]
1 Solenoid proportional valve
2 Body
3 Inlet channel
4 outlet channel
5 Valve room
8 Valve seat
10 leaf spring
13 Holding member
30 Fixed iron core
31 Insertion member
16 Inner circumference fixing part
17 Beam
18 Peripheral fixing part
19 holes
20 protrusions
32 coils
25 Plunger

Claims (6)

コイルへの印加電流に応じて吸引力を発生する固定鉄心と、前記固定鉄心に吸引される可動鉄心と、前記可動鉄心に固定される弁体と、前記弁体を収納する弁室が入口流路と出口流路と連通するように形成されたボディと、前記弁室に設けられて前記弁体が当接又は離間する弁座と、前記可動鉄心に固定されて前記弁体に弁閉方向の荷重を加える板バネと、前記固定鉄心を保持するとともに、前記ボディに嵌め込まれて前記板バネを前記ボディとの間で狭持する保持部材とを備え、前記固定鉄心が発生する吸引力と前記板バネが前記弁体を前記弁座に押しつける力とのつり合いにより、前記弁体のストローク量を制御する電磁比例弁において、
前記保持部材と前記ボディとが螺合接続されるものであって、
前記板バネは、
前記可動鉄心に固定される内周固定部と、前記内周固定部に対して外向きに接続されるものであって、曲線を描くように形成された複数の梁と、前記梁を介して前記内周固定部と接続するものであって、前記保持部材と前記ボディとの間で狭持される複数の外周固定部とを有し、
前記外周固定部が曲げ加工を施されている
ことを特徴とする電磁比例弁。
A fixed iron core that generates a suction force according to the current applied to the coil, a movable iron core that is attracted to the fixed iron core, a valve element that is fixed to the movable iron core, and a valve chamber that houses the valve element are provided as an inlet flow. A body formed so as to communicate with the passage and the outlet flow path, a valve seat provided in the valve chamber with which the valve body abuts or separates, and a valve closing direction fixed to the movable core and fixed to the valve body And a holding member that holds the fixed iron core and holds the plate spring between the body and the holding spring, the suction force generated by the fixed iron core; In the electromagnetic proportional valve that controls the stroke amount of the valve body by balancing with the force of the leaf spring pressing the valve body against the valve seat,
The holding member and the body are screwed and connected,
The leaf spring is
An inner peripheral fixed part fixed to the movable iron core, an outer peripheral connected to the inner peripheral fixed part, and a plurality of beams formed to draw a curve, via the beams A plurality of outer peripheral fixing portions connected to the inner peripheral fixing portion and sandwiched between the holding member and the body;
The electromagnetic proportional valve, wherein the outer peripheral fixing portion is bent .
請求項1に記載する電磁比例弁において、
前記板バネは、
前記内周固定部が中心部に切欠孔を有するC形に形成され、
前記孔が、前記外周固定部と前記梁と前記内周固定部とにより形成される複数の長孔の1つと接続していることを特徴とする電磁比例弁。
In the electromagnetic proportional valve according to claim 1,
The leaf spring is
The inner periphery fixing part is formed in a C shape having a notch hole in the center part,
The proportional solenoid valve according to claim 1, wherein the hole is connected to one of a plurality of long holes formed by the outer periphery fixing portion, the beam, and the inner periphery fixing portion.
請求項1又は請求項2に記載する電磁比例弁において、
前記弁体は、熱可塑性を有する弾性体で形成されており、
前記板バネは、前記内周固定部に前記弁体を保持する突起が内向きに設けられ、前記可動鉄心に対して溶接接合されることを特徴とする電磁比例弁。
In the electromagnetic proportional valve according to claim 1 or 2,
The valve body is formed of an elastic body having thermoplasticity,
The leaf spring is provided with an inward projection that holds the valve body on the inner peripheral fixed portion, and is welded to the movable iron core.
請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載する電磁比例弁において、
前記弁体が前記弁座に当接する面に鏡面加工を施されていることを特徴とする電磁比例弁。
In the electromagnetic proportional valve according to any one of claims 1 to 3,
An electromagnetic proportional valve, wherein the valve body is mirror-finished on a surface abutting against the valve seat.
請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載する電磁比例弁において、
断面U字形に形成された環状の嵌装部材を有し、
前記嵌装部材は、前記保持部材の内周面に固着され、前記固定鉄心が前記弁室に突き出るように圧入されていることを特徴とする電磁比例弁。
In the electromagnetic proportional valve according to any one of claims 1 to 4,
Having an annular fitting member formed in a U-shaped cross section;
The electromagnetic proportional valve, wherein the fitting member is fixed to an inner peripheral surface of the holding member, and is press-fitted so that the fixed iron core protrudes into the valve chamber.
コイルへの印加電流に応じて吸引力を発生する固定鉄心と、
前記固定鉄心に吸引される可動鉄心と、
前記可動鉄心に固定される弁体と、
前記弁体を収納する弁室が入口流路と出口流路とに連通するように形成されたボディと、
前記弁室に設けられて前記弁体と当接又は離間する弁座と、
前記可動鉄心に固定される内周固定部と、前記内周固定部に対して外向きに接続されるものであって、曲線を描くように形成された複数の梁と、前記梁を介して前記内周固定部と接続するものであって、前記梁との接続部分を基点として曲げ加工を施された外周固定部とからなる板バネと、
前記固定鉄心を保持するとともに、前記ボディに螺合接続されて、前記板バネを前記ボディとの間で狭持する保持部材と、を有する電磁比例弁を用いて、
制御流体を前記入口流路に供給するとともに、前記コイルに所定量の電流を供給し、
前記出口流路から排出される制御流体の流量を計測しながら、前記保持部材を前記ボディにねじ込んで、前記保持部材と前記ボディとの間で前記板バネの外周固定部を挟み込み、
前記コイルへの印加電流に対応する流量が計測されたときに、前記保持部材を前記ボディにねじ込むことを停止することを特徴とする電磁比例弁の組立方法。
A fixed iron core that generates an attractive force according to the current applied to the coil;
A movable iron core sucked into the fixed iron core;
A valve body fixed to the movable core;
A body formed such that a valve chamber that houses the valve body communicates with an inlet channel and an outlet channel;
A valve seat provided in the valve chamber and contacting or separating from the valve body;
An inner peripheral fixed part fixed to the movable iron core, an outer peripheral connected to the inner peripheral fixed part, a plurality of beams formed so as to draw a curve, and via the beams A leaf spring composed of an outer periphery fixing portion which is connected to the inner periphery fixing portion and is subjected to a bending process based on a connection portion with the beam;
Using an electromagnetic proportional valve having a holding member that holds the fixed iron core and is screwed to the body to hold the leaf spring between the body and the holding member.
Supplying a control fluid to the inlet channel and supplying a predetermined amount of current to the coil;
While measuring the flow rate of the control fluid discharged from the outlet channel, the holding member is screwed into the body, and the outer periphery fixing portion of the leaf spring is sandwiched between the holding member and the body,
The method of assembling an electromagnetic proportional valve, wherein the screwing of the holding member into the body is stopped when a flow rate corresponding to the current applied to the coil is measured.
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